特殊詐欺事件の拠点とみられる福島市中心部のビルなどの家宅捜索で、福島署は13日夜から14日未明にかけて福島市渡利字番匠町、飲食店経営松浦毅司容疑者(41)ら男3人を詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。交流サイト(SNS)などを通じて結び付いた反社会的勢力「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」のメンバーとみられ、県警は他にも複数の共犯者や余罪があるとみて実態解明に向けた捜査を進める。
他に逮捕されたのは福島市御山字稲荷田、建設業羽根田治容疑者(45)と郡山市の無職少年(15)。
福島署の調べでは、松浦容疑者らは氏名不詳者らと共謀して4月16日、市役所職員や銀行員に成り済まし、埼玉県飯能市の70代女性に「生活補助金を受け取るためにカードの変更が必要」などとうその電話をかけた。同日、銀行員に成り済ました少年が女性宅を訪れ、キャッシュカードをだまし取った上、埼玉県内のATMから現金100万円を引き出した疑い。同署は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていない。
福島署は13日夜、福島県警本部組織犯罪対策課などの応援を得て、特殊詐欺容疑事件の関係先として福島市中心部の飲食店が入るビルなど複数箇所を家宅捜索した。同署で少年を含む複数人を取り調べている。
同署などは、交流サイト(SNS)などを通じて結び付いた反社会的勢力「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」の可能性もあるとみて調べを進めているもようだ。
ビルは市内万世町にあり、多数の捜査員による大規模な家宅捜索となった。午後6時過ぎに捜査員が立ち入ると、週末の繁華街は騒然となった。
動画のURLはこちら https://www.youtube.com/watch?v=Q7us5cBoHvE
福島市の福島署管内で飲酒運転が後を絶たない。4月1日から5月31日までの間、飲酒運転の摘発は13件で昨年同期と比べ7件増えていたことが同署への取材で分かった。うち4件は酒気帯び運転の疑いで逮捕されている。同署は「飲酒運転は重大な事故につながる。絶対にしないでほしい」と訴えている。
逮捕事案4件はいずれも中心市街地で逮捕されており、飲食店が集中する繁華街やその近辺となっている。同署は摘発件数が増加した理由の一つに、検問や職務質問の強化を挙げている。
同署は5月22日、福島市のJR福島駅周辺などで飲酒検問を行った。署員をはじめ県警本部の自動車警ら隊や警備隊も加わった。車両一台一台に停止を求め、免許証を確認しながら呼気を調べた。
県警は毎月22日を飲酒運転根絶に向けた取り組み強化日に定めている。同署の佐藤桂史地域交通官は「今後も取り締まりに力を入れる」と話した。
(県北版)
福島署管内で飲酒運転が後を絶たない。4月1日から5月31日までの間、飲酒運転の摘発は13件で昨年同期と比べ7件増えていたことが同署への取材で分かった。うち4件は酒気帯び運転の疑いで逮捕されている。同署は「飲酒運転は重大な事故につながる。絶対にしないでほしい」と訴えている。
逮捕事案4件はいずれも中心市街地で逮捕されており、飲食店が集中する繁華街やその近辺となっている。同署は摘発件数が増加した理由の一つに、検問や職務質問の強化を挙げている。
同署は5月22日、福島市のJR福島駅周辺などで飲酒検問を行った。署員をはじめ県警本部の自動車警ら隊や警備隊も加わった。車両一台一台に停止を求め、免許証を確認しながら呼気を調べた。
県警は毎月22日を飲酒運転根絶に向けた取り組み強化日に定めている。同署の佐藤桂史地域交通官は「今後も取り締まりに力を入れる」と話した。
(県北版)