県内で交通死亡事故が相次いでいることを受け、県警は22日、持ち運びができる速度違反自動取締装置(可搬式オービス)による取り締まりや、交差点での指導を強化する特別対策を始めた。24日まで。
今年の県内の交通事故による死者数は17人(前年同期比1人増)で、そのうち5人が4月に亡くなった。特に春の全国交通安全運動が終わった15日以降に、砥部町や四国中央市などで計3人が死亡。県警は交通量が増えるゴールデンウイーク(GW)を前に重大事故発生を阻止しようと、特別対策として交通指導や交流サイト(SNS)での呼びかけなどに取り組む。
3月31日夕に宇和島市川内の市営住宅で住人女性(66)が血を流して倒れていた殺人容疑事件で、宇和島署は16日、殺人の疑いで長男の住所不定、無職の男(31)を逮捕した。男は事件後に行方不明となっていたが16日昼前、大洲市内で警察官に発見された。署によると「首を刺して殺した」と容疑を認めている。
容疑は、3月31日午後0時20分~5時45分ごろの間に当時の自宅で、母親の首などを刃物で複数回突き刺し、失血死させた疑い。
4月16日午前11時57分ごろ、大洲市内の路上で男に似た人物がいるのを大洲署員が見かけ、職務質問したところ本人と認めたため署に任意同行。宇和島署は事情聴取して捜査で容疑が固まったと判断し、午後6時半ごろ逮捕した。凶器は見つかっておらず、事件後の足取りや動機なども含めて調べる。
3月31日夕に宇和島市川内の市営住宅で住人女性(66)が血を流して倒れていた殺人容疑事件で、県警は16日、行方不明となっていた無職の長男(31)を大洲市で見つけ、殺人の疑いで逮捕した。
容疑は3月31日午後0時20分~同5時45分ごろの間に、自宅で殺意を持って女性の首などを刃物で突き刺し、失血死させた疑い。
亡くなった女性は夫と長男の3人暮らし。3月31日午後5時50分ごろ、家の中で頭から血を流して倒れているのを夫が見つけて119番したが、病院で死亡が確認された。県警は長男が何らかの事情を知っている可能性があるとみて捜していた。