警察官になりすます詐欺が相次いでいることをうけ、被害にあわないための注意点を学ぶイベントが至学館大学で行われました。
愛知県では、今年9月までに特殊詐欺の被害が約1400件、60億円にのぼっています。最近は特に、警察官になりすまして電話をかける詐欺の手口が目立ち、若者がだまされるケースも増えています。
25日、至学館大学で行われたイベントには、女子レスリング部の部員らが参加しました。
警察がビデオ通話で逮捕状をみせることはないことなど、被害に遭わないための注意点がクイズ形式で出題され、正解できなかった部員には、腕立て伏せなどの筋力トレーニングがかされました。
参加した大学生
「ニセ警察詐欺は初めて聞いたので、みんなで対策していけたらいいなと思いました」
警察は詐欺被害にあわないため、警察が捜査の過程で金銭を要求することは絶対にないことを知ってほしいと呼びかけています。
闇バイト応募者の口座情報などを口座買取グループに提供したとして、口座売買をあっせんするグループの指示役とみられる男が愛知県警に逮捕されました。
逮捕されたのは、神奈川県に住む会社員の野口貴広容疑者(36)です。
警察によりますと、野口容疑者は、今年7月、すでに逮捕されている男らと共謀し、闇バイト応募者の銀行口座の暗証番号などを報酬を受け取る約束で、口座買取グループに提供した疑いがもたれています。
野口容疑者は口座売買をあっせんするグループの指示役で、SNSで応募してきた闇バイト希望者を別の口座買取グループに紹介していたということです。
調べに対し、容疑を認めているということです。
野口容疑者らのグループは、今月、首謀者ら7人が摘発された国内最大規模の「口座ブローカー集団」に口座を販売していたとみられていて警察が実態解明を進めています。
岐阜県各務原市の空き地に赤ちゃんの遺体を遺棄したとして19歳の女が逮捕されました。女は赤ちゃんの母親とみられています。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは北方町に住む飲食店従業員の19歳の女です。
警察によりますと、女は23日までに、女の赤ちゃんの遺体を各務原市川島渡町の空き地に遺棄した疑いがもたれています。
測量中の男性から「へその緒がついた赤ん坊がある」と110番通報があり、赤ちゃんはタオルでくるまれた状態で地面に置かれていて、その場で死亡が確認されました。
女は赤ちゃんの母親とみられ、聞き込み捜査の結果、逮捕に至ったということです。
警察は女の認否を明らかにしていませんが、司法解剖をして赤ちゃんの死因などを調べることにしています。
愛知県蟹江町の60代の男性が警察官を名乗る男らに約1億2000万円相当の暗号資産をだまし取られる被害がありました。
警察によりますと先月5日、蟹江町に住む男性のもとに警察職員を名乗る男から「あなたの免許証が東京で見つかりました」「あなたの情報を利用して預金を使ってマネーロンダリングされている」などと電話がありました。
その後、男性はLINEへ誘導されビデオ通話などで複数の警察官を名乗る男から「あなたの口座が悪用されている。口座を調べる必要があるので暗号資産のアカウントを作成し暗号資産を送って欲しい」などと言われたことから、先月10日から今月20日までの間に28回に渡って現金を暗号資産に交換して送金し合わせて約1億2000万円をだまし取られたということです。
今月21日に、男性が銀行の窓口で口座に現金を入金しようとしたところ、職員が不審に思い、警察に相談したことで被害が発覚しました。
警察は「警察が捜査名目でお金を振り込ませることは絶対にありません」などと注意を呼びかけています。
勤務する高校の2人の女子生徒に「引き続き特別な関係でいたい」などと私的なメッセージを合計約4300通送っていたとして、男性教諭(24)が停職6か月の懲戒処分を受けました。
停職としては最も重い処分です。
1人の生徒には1か月で約700通送ったこともあったということです。
懲戒処分を受けたのは岐阜県の県立高校の男性教諭(24)です。
教諭は、SNSなどによる児童生徒との私的なやり取りが禁止されていることを認識していながら去年1月から今年8月までの間、勤務する高校の3年と2年の女子生徒2人にSNSで私的な内容を含むメッセージを送信したということです。
さらに3年生の方には頭や顔に触れたり、マイカーで送迎したり、3700円相当の金品を渡すなど
していました。
メッセージは3年生に約4100通、2年生には約200通、送っていたということです。
3年生に対しては「引き続き特別な関係でいたい」「手放したくない」「本当に大好きです」などと書いたり、1か月で約700通のメッセージを送っていました。
他の生徒が学校のオンライン掲示板に「生徒と教諭がSNSでやり取りをしている」と書き込んで発覚しました。
教諭は校長から確認を受けた際に虚偽の回答をし、再調査により問題の行為が判明したということです
県教委の調べに対して教諭は恋愛感情について否定しています。
23日、岐阜県各務原市の空き地で女の赤ちゃんの遺体が見つかり、警察は24日、死体遺棄の疑いで北方町の飲食店従業員の女(19)を逮捕しました。
警察は女が自分で産んだ子を遺棄したとみています。
警察によりますと、女は昨日23日までに女の赤ちゃんの遺体を各務原市川島渡町の空き地に遺棄した疑いがもたれています。
23日午後4時すぎ、測量中の男性(78)が見つけ、「へその緒がついた赤ん坊がいる」と110番通報しました。
着衣はなく、へその緒がついたままで、消防によってその場で死亡が確認されました。
警察は女が産んだ子とみて、司法解剖で死因や死亡時刻などを調べるということです。
2025年1月、岐阜県揖斐川町の山の中で、遺体で見つかった女性を殺害したとして男女2人が再逮捕された事件で、女性が男と合流する直前に、現金30万円を引き出していたことがわかりました。
殺人の疑いで24日送検されたのは、岐阜市の立花浩二容疑者(55)と、内縁の妻の神原美希容疑者(36)です。
警察によりますと2人は共謀し、2024年12月14日夜から15日未明にかけ、可児市に住む飲食店従業員、野村花織さん(当時33)を殺害した疑いがもたれています。
その後の捜査関係者への取材で、野村さんは、行方がわからなくなった2024年12月14日、自宅近くのコンビニエンスストアでATMから現金30万円を引き出した後、立花容疑者と合流していたことがわかりました。
野村さんの所持品は見つかっておらず、警察は、立花容疑者らが30万円を持ち去ったとみて調べています。
女性を殺害し、岐阜県揖斐川町の山中に遺棄したとされる内縁の夫婦が、遺体を運んだ車を売却していたとみられることがわかりました。
警察によりますと、岐阜市の自営業、立花浩二容疑者(55)と、内縁の妻の神原美希容疑者(36)は、2024年12月、可児市に住む、飲食店従業員、野村花織さん(当時33)を殺害した疑いで、22日再逮捕されました。
2人は、野村さんの遺体を揖斐川町の山中まで車で運び、遺棄したとして、死体遺棄の罪で起訴されていますが、その後の関係者への取材で、遺体を運んだ車を売却していたとみられることがわかりました。
車は、警察が発見し2025年の春ごろ、押収されたということです。
警察は、2人が証拠隠滅を図った可能性があり、調べています。
いわゆる“白タク”行為をしたとして、岡崎市に住むベトナム国籍のファン・ティエン・ダット容疑者が逮捕されました。
警察によりますと、ファン容疑者は2025年8月、タクシー営業の許可を受けずに、ベトナム国籍の男性3人を愛知県西尾市内から奈良県内まで車で運び、料金を受け取った疑いが持たれています。
ファン容疑者は、日帰りで奈良県内の観光地3か所を巡る料金として、計2万4000円を受け取ったとみられていて、調べに対し、容疑を認めているということです。
愛知県内では2025年、白タク行為をしたとしてこれまでにベトナム人5人が逮捕されていて、ファン容疑者を含め、互いにSNSでやりとりをしていたとみられています。
警察は、ほかにも同様の白タク行為をしているベトナム人がいるとみて調べを進めています。
23日夜、愛知県で火事が相次ぎました。
警察と消防によりますと、23日午後6時半ごろ、豊田市手呂町の市営住宅で、近隣住民から「一室から出火している」と119番通報がありました。
消防車など9台が出動し、火は約4時間後に消し止められましたが、火元とみられる一室が全焼し、室内から男性1人の遺体が見つかりました。
この部屋に1人で住む郭山文男さん(74)と連絡が取れていないということで、警察は身元の確認を進めています。
また、春日井市味美白山町の2階建てアパートでも火事があり、火元とみられる1階の一室が全焼し、2階の2部屋にも燃え移りました。
この火事で男女3人が病院に搬送されましたが、いずれも意識はあるということです。
三重県教育委員会は、請求書を不適切に処理したとして、四日市市内の小学校に勤務する事務職員の男性を停職1か月の懲戒処分としました。
23日付で、停職1か月の懲戒処分を受けたのは、四日市市内の小学校に勤務する25歳の男性主事です。
三重県教育委員会によりますと、男性主事は、2024年7月から2025年3月にかけて、17回にわたり、文房具などを購入したさいの請求書が届いたにも関わらず、処理を後回しにして、総額約41万円の支払いを遅らせました。
また、支払いの遅れを取り繕うため、請求書や納品書の日付を消しゴムで消すなどして書き換え、公文書を改ざんして処理を行ったということです。
男性職員は、聞き取りに対し、「だんだんと慣れが生じて独断で処理してもいいのではと思うようになり、仕事を後回しにしてしまった」などと話しているということです。
教育委員会は、「チェック体制の強化と事務所にかかる環境整備を徹底し、業務の改善を図る」としています。
デジタル作品「NFT」への投資名目で、愛知県に住む男性らから現金をだまし取ったとして逮捕された大府市の会社役員の男性について、名古屋地検岡崎支部は不起訴処分としました。
大府市の会社役員の男性は、2023年、アートやゲームなどのデジタル作品「NFT」への投資名目で刈谷市の男性に対し、「出した金はどうなっても最終的には返ってくる」などとうそを言い、現金100万円をだまし取ったなどとして2025年、2回逮捕されていました。
名古屋地検岡崎支部は、22日付でこの男性について、いずれも不起訴処分としました。
理由は明らかにしていません。
男性は、逮捕当時警察の調べに対し容疑を否認するなどしていました。
名古屋市名東区の店舗に、女性を盗撮する目的で侵入したとして、三重県警の警察官の男が逮捕されました。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは三重県警 津南警察署刑事課の警部補
小林栄彰容疑者(38)です。
愛知県警の調べによりますと、小林容疑者は25日午前10時50分ごろ、名東区にある店舗に、女性を盗撮する目的で侵入した疑いが持たれています。
調べに対し小林容疑者は容疑を認め、「好みの女性がいれば、撮影する予定で行きました」という趣旨の供述しているということです。
25日夕方ごろ、店舗の従業員から「女性客が盗撮された」などと110番通報があり、駆けつけた警察官が小林容疑者の所持品を調べたところ、盗撮されたとみられる映像が確認されたため、逮捕に至りました。
今回の逮捕に関し、三重県警の山本展慶首席監察官は、「警察官として言語同断の非行であり、愛知県警察の捜査の結果を踏まえ厳正に対処する。」とコメントしています。
三重県警によりますと、小林容疑者は平成22年4月に採用され、津南警察署には今年3月から勤務していました。
三重県警の警察官が逮捕されるのは、今年に入って3人目だということです。
26日午前、三重県四日市市のアパートで火事がありました。住人3人が病院に搬送され、そのうち1人の死亡が確認されました。
警察と消防によりますと26日午前6時50分ごろ、四日市市楠町本郷の2階建てアパートから、「部屋が燃えて煙が出ている」と近隣住民から119番通報がありました。
消防車など14台が出動し、火は約50分後に消し止められましたが、1階の1室約70平方メートルが焼けました。
この火事で、住人3人が病院に搬送され、そのうち1人の死亡が確認されたということです。
警察が身元の確認を急ぐとともに、出火の原因を調べています。
三重県に住む40代の男性が、SNS上の投資に関する広告を通じて現金約1250万円をだまし取られていたことがわかりました。
警察によりますと、三重県鈴鹿市に住む40代の男性が今年9月、動画アプリに表示された投資に関する広告にアクセスしたところ、SNSを通じて複数のアカウントから株式投資を勧められました。
「AIが選んだ株を買えば必ず儲けることができる」などとして、男性は指示されるまま指定された口座に7回にわたり現金合計約1250万円を振り込んだということです。
男性が不審に思い、警察に届け出ました。
警察はうその広告を使用した組織的な投資詐欺グループの犯行と見て捜査しています。
三重県鈴鹿市に住む20代の女性が、SNS上の副業に関する広告を通じて約380万円相当の暗号資産をだまし取られていたことがわかりました。
警察によりますと、三重県鈴鹿市に住む20代の女性が今年9月、インターネット上に表示された副業に関する広告にアクセスしたところ、SNSを通じて何者かからメッセージが届いたということです。
「商品を大量に仕入れてもらってそれを高値で売り、差額で稼いでもらう」「450万円のコース料金を支払えば900万円の収益が見込める」などと持ちかけられ、指示されるまま、暗号資産取引所のアプリから10月1日から3日にかけて、合計約380万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送信しました。
女性の家族が不審に思い、警察に届け出たということです。
警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
岐阜県揖斐川町の山中で女性の遺体が見つかった事件で、別の事件でも起訴された内縁関係の夫婦が殺人容疑で再逮捕されました。
殺人の疑いで再逮捕されたのは、岐阜市に住む、自営業の立花浩二容疑者(55)と、内縁の妻の神原美希容疑者(36)です。
警察によりますと2人は共謀し、2024年12月14日夜から15日未明にかけ、岐阜県などで、可児市に住む飲食店従業員、野村花織さん(当時33)を殺害した疑いがもたれています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
また、岐阜地検は2024年12月15日未明、野村さんの遺体を安八町から揖斐川町の山中まで車で運び、遺棄したとして、10月22日、2人を死体遺棄の罪で起訴しました。
野村さんの遺体は、2025年1月、白骨化した状態で見つかっていて、死因はわかっていません。
2人は、本巣市の山中で、愛知県常滑市に住む当時53歳の女性の遺体が見つかった事件でも逮捕され、死体遺棄などの罪で起訴されています。
名古屋市の教員らが児童の盗撮画像をSNSグループに共有していたとされる事件で、すでに起訴されている北海道の教員ら2人が盗撮などの疑いで再逮捕されました。
被害児童は延べ35人以上にのぼるとみられています。
再逮捕された北海道の中学校教諭、柘野啓輔容疑者(41)は、2025年、北海道内の施設で着替え中だった16歳未満の女の子2人の下着姿を盗撮した疑いがもたれています。
柘野容疑者は容疑を認め、「盗撮することで、優越感や達成感のようなものを感じていた」などと話しているということです。
また、東京都の小学校に勤務する教諭、澤田大樹容疑者(34)は、2022年、東京都内の施設で13歳未満の女子児童のスカートの中を撮影した疑いで再逮捕されました。
澤田容疑者は「教師としていけないことをしているという背徳感を感じることで、ストレスを発散していた」などと供述しているということです。
一連の事件をめぐり、これまでに児童の盗撮画像を共有するSNSグループのメンバーで4都道県の教員6人が摘発されていて、被害児童は延べ35人以上にのぼるとみられています。
カンボジアの拠点で特殊詐欺に加担したとして逮捕された日本人29人について、愛知県警は21日、別の特殊詐欺に関与した疑いで再逮捕しました。
拠点には1000人あまりが滞在していたとみられています。
日本人の男女29人は、カンボジア・ポイペトの拠点で、「かけ子」として特殊詐欺に関わっていたとして、今年8月日本に移送され、これまでに3回逮捕されています。
愛知県警は21日、別の詐欺事件に組織的に関わったとして、29人全員を組織犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕しました。
警察によりますと、29人は今年5月、長野県警の警察官などをかたり尾張旭市に住む61歳の女性にうその電話をかけ、現金あわせて200万円をだまし取った疑いがもたれています。
警察は、29人の認否を明らかにしていません。
ポイペトの拠点には、コンビニや診療所など生活に使う施設が複数あり、アジア系など1000人あまりが滞在していたとみられています。
警察は、同じ拠点内にアジア圏の別の国を対象とした詐欺グループもあったとみて、組織の実態解明を進めています。
また名古屋地検は21日付で、29人のうち大坪裕介被告ら16人について、愛知県内に住む男性から現金500万円をだまし取ったとして、詐欺の罪で起訴しました。
岐阜県飛騨市の古民家に放火し、共済金約7300万円をだまし取ったとして、岐阜地検は21日、放火と詐欺の罪で2人を起訴しました。地検は2人の認否を明らかにしていません。共犯として逮捕・送検された68歳の男性は不起訴としました。
非現住建造物等放火と詐欺の罪で起訴されたのはいずれも住居不定、無職の稲葉寛被告(57)と、元保険調査員の深町優将被告(54)です。
起訴状によりますと2人は3年前、稲葉被告が実質的に所有する飛騨市神岡町山田の古民家に、深町被告がライターで火をつけて全焼させた後、放火を隠して保険金に相当する共済金など約7300万円を稲葉被告が管理する口座にだまし取ったとされます。
地検は2人の認否を明らかにしていません。
この事件では3人が逮捕・送検され、うち68歳の男性1人について岐阜地検は不起訴としました。理由は明らかにしていません。
起訴状では古民家はこの男性が「登記上の所有者」と明記され、共済金詐欺については「情を知らない」とされています。
稲葉被告と深町被告は岡山県と青森県で民家に放火し、保険金をだまし取ったなどとして逮捕、起訴されています。
19日、愛知県東郷町で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転したとして、配送業の男が逮捕されました。
前にいたトラックが追突され、運転手が軽傷です。
警察によりますと、みよし市の配送業・小川久志容疑者(52)は、19日夕方、東郷町諸輪の信号交差点で、酒を飲んで乗用車を運転したうえ、右折待ちの準中型トラックに追突し、運転手の男性(56)に軽傷を負わせた疑いで、送検されました。
小川容疑者は自ら110番通報していて、呼気からは基準値を超えるアルコールが検出され、逮捕に至りました。
調べに対し、「買い物に行くだけだから大丈夫だと思い運転しました」などと容疑を認めているということです。
愛知県尾張地方の建設業者が加盟する組合で使途不明金が見つかり、会計担当の役員を解雇していたことが分かりました。組合は、法的手続きを進めるとしています。
使途不明金が確認されたのは一宮市などの建設業者が加盟する尾西建設協同組合です。
組合がホームページに掲載した文書によりますと、一宮税務署による税務調査で、売り上げの計上漏れの指摘がありました。
組合が調べたところ、会計を管理していた役員による使い道のわからない出金が確認されたということです。
これを受け、組合は2025年8月末にこの役員を解雇した上で、詳しい調査を進めるとともに、損害賠償請求などにより被害金の回収に全力を尽くすとしています。
組合側は中京テレビの取材に対し、「弁護士に任せているのでお答えできない」とコメントしています。
10月1日、名古屋市南区のコインパーキングに止めた乗用車の中で、大麻を所持したとして、男が逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、南区に住む職業不詳の水野永遠容疑者(22)です。
警察によりますと、水野容疑者は10月1日、自宅付近のコインパーキングに止めた乗用車の中で大麻約0.992グラム、末端価格5000円相当を販売目的で所持した疑いがもたれています。
調べに対し、水野容疑者は「話せることはない」と認否を留保しているということです。
警察は、入手経路などについて調べています。
名古屋市中区の繁華街で未成年に客引きをさせたとして、逮捕された男3人がコカインや大麻を使用したなどとして再逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、無職の野田真輝志容疑者(25)です。
警察によりますと、野田容疑者は先月9日、中区錦3丁目の路上で大麻リキッド約0.246グラムを所持したなどの疑いが持たれています。
野田容疑者は先月18歳に満たないことを知りながら、16歳の少年に客引きをさせた疑いで逮捕されていて、その際の調べでズボンのポケットから大麻リキッドが見つかったということです。
また、野田容疑者とともに16歳の少女に客引きをさせたとして逮捕されていた男2人も先月、コカインを使用したとして再逮捕されました。
調べに対し3人は容疑を認めているということです。
3人から客引きの少年らへの大麻などの譲渡は確認されていませんが、警察は供述内容などから客引きグループ内で違法薬物がまん延していたとみて、入手経路などを調べています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、碧南市の無職・杉浦航弥容疑者(21)と14歳から17歳の少年4人のあわせて5人です。
【画像】現場の公園
警察によりますと5人は先月11日午後、碧南市の尾城公園で、高浜市に住む16歳の男子高校生に対し、殴る蹴るなどの暴行を加えけがをさせた疑いが持たれています。
また、杉浦容疑者は「お前いくら持ってんの」「警察呼ぶかもしれないからスマホ没収な」などと要求し、現金1万1000円とスマートフォン1台を脅し取った、恐喝の疑いも持たれています。
男子高校生は、全治2週間の軽傷です。
杉浦容疑者らは当時、現場から逃走していましたが、付近の防犯カメラなどの捜査から逮捕に至りました。
調べに対し少年4人は容疑を認めていますが、杉浦容疑者は「現金などは脅し取ろうとしたわけではない」と容疑を一部否認しているということです。
けがをした男子高校生は5人と交友関係にあり、金銭を巡るトラブルがあった旨の話をしていたということで、警察は事件の詳しい経緯を調べています。
三重県の自動車整備会社で必要な検査を行わず、不正に車検を通していたとして、元社長らが逮捕された事件の裁判で、元社長は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと三重県鈴鹿市の自動車整備会社「リトルガレージ」の元社長・田中正樹被告(60)と従業員だった男ら3人は共謀し、今年4月から5月にかけて、自動車2台に対し車検を行っていないにも関わらず、虚偽の書類を運輸局に提出して不正に車検証を更新し、合計2万7000円を得たとして、虚偽有印公文書作成などの罪に問われています。
津地裁で21日行われた初公判で、田中被告は起訴内容を認めました。元従業員の男は一部、起訴内容を否認しています。
検察側は、田中被告らは約20年にわたり法定点検などを行わないまま不正な車検を繰り返していたと指摘しました。
愛知県犬山市に住む70代の会社役員の男性が、警察官などを名乗る男女に現金2800万円をだまし取られました。
警察によりますと、今月17日、男性の携帯電話に、「他県の詐欺事件であなたに容疑がかかっている」などと、警察官を名乗る女からうその電話がありました。
その後、ビデオ通話で、警察官や検事を名乗る男から「口座が正常かどうか見るため送金してほしい」などと言われ、男性はその日のうちにインターネットバンキングで、3回にわけ、現金あわせて2800万円を振り込んだということです。
3回目の振り込みのあと、不審に思った男性が知人に相談し、詐欺だと気付きました。
警察は、「警察官がビデオ通話を使ってオンラインで取り調べをすることは、絶対にありません」と注意を呼びかけています。
20日午前、愛知県東海市にある工場で、屋根の張り替え作業をしていた岐阜県瑞穂市の自営業・広沢淳さん(55)が屋根から落下し死亡しました。
警察と消防によりますと、20日午前10時すぎ、東海市元浜町の大同特殊鋼・知多工場で、「屋根が崩落して人が下に落ちた」と工場の関係者から119番通報がありました。
救急隊が駆けつけたところ、広沢さんが意識不明の状態で工場内に倒れていて病院へ搬送されましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。
当時、工場の屋根の張り替え作業をしていて、広沢さんは屋根を踏み抜き、10メートルほどの高さから落下したということです。
消防によりますと、広沢さんの身体には安全帯が巻かれていましたが、何らかの原因で機能しなかったものとみられ、警察が当時の状況を詳しく調べています。
岐阜県の中央自動車道の恵那山トンネルで、99歳の男性が運転する車が逆走し、正面衝突を起こした事故で、中津川簡易裁判所は15日、男性に対し過失運転致傷罪で罰金30万円の略式命令を出しました。
長野県阿南町に住む99歳の男性は6月11日、岐阜県と長野県にまたがる中央道下り、恵那山トンネル内を軽乗用車で逆走して別の軽乗用車と正面衝突し、名古屋市の会社員の男性(41)に重傷を負わせました。
男性は買い物から自宅へ戻るため、長野県側から高速道路に入り名古屋方面に走っていましたが、道を間違えていたことに気付き、恵那山トンネル近くのチェーン着脱場でUターンし逆走しました。
SNSで知り合った少女に対して、当時3歳の少女の妹のみだらな姿を撮影させたなどとして、30歳の男が逮捕されました。
不同意わいせつなどの疑いで逮捕されたのは、東京・台東区の無職片岡龍哉容疑者(30)です。
警察によりますと、片岡容疑者は2025年5月、当時15歳の少女が16歳未満と知りながら、当時3歳の少女の妹のみだらな姿を撮影して送るよう要求し、画像1点を送信させたなどの疑いが持たれています。
片岡容疑者は要求に応じなければ、少女のみだらな姿の画像を公開すると脅していたということです。
片岡容疑者は、別の少女に対しても、みだらな姿を撮影した画像を送信させたなどとしてすでに3回逮捕されていて、片岡容疑者のスマートフォンの写真フォルダの解析などから、今回の容疑が浮上したということです。
調べに対し、片岡容疑者は黙秘していて、警察は、同様の犯行を繰り返していたとみて捜査しています。
不同意性交等致傷の疑いで逮捕されたのは、自称・津市に住む解体作業員の岡村翔麻容疑者(20)です。
警察によりますと、岡村容疑者は9月19日、津市内の温泉旅館の男性用浴場で利用客の女性(20代)にわいせつな行為をしようとし、女性が叫んで抵抗した際に右ひじや右ひざの打撲など全治2週間のけがを負わせた疑いがもたれています。
岡村容疑者は日帰りで温泉旅館を訪れていて、女性が女性用浴場を出たところを両腕を引っ張り、入浴客のいなかった男性用浴場に連れ込んだということです。
岡村容疑者と女性に面識はなく、「何も言わない」などと容疑を否認しているということです。
今年4月、岐阜市で車に衝突し、運転手の男子大学生にけがをさせたにもかかわらず逃走したとして、36歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、広島市の会社員、山本竜大容疑者(36)です。
警察によりますと山本容疑者は、今年4月、岐阜市石原の信号交差点で車を運転中、関市の男子大学生(18)が運転する車に衝突してけがをさせたにも関わらず、その場から立ち去ったひき逃げなどの疑いがもたれています。
男子大学生は、腰を捻挫するなどの軽傷です。
山本容疑者は、車を放置したまま逃走していましたが、17日、広島県内で逮捕されたということです。
調べに対し山本容疑者は容疑を認めていて、警察は目撃証言などから、山本容疑者が信号を無視した可能性が高いとみて、捜査しています。
愛知県田原市で、廃業した養豚場の建物などに放火したとして、89歳の男が逮捕されました。
非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、田原市の無職・鈴木政二容疑者(89)です。
警察によりますと、鈴木容疑者は、18日、田原市赤羽根町の廃業した養豚場で、敷地内に、止めてあった軽乗用車に火を放ち、建物に燃え移らせて全焼させた疑いが持たれています。
鈴木容疑者は、現場付近の路上で、しゃがんでいたところを、駆けつけた警察官に発見されていて、体の数か所にやけどをしましたが、軽傷です。
調べに対し、「事実です」と容疑を認めているということです。
鈴木容疑者は、この建物の共同所有者の1人で、警察が動機などを調べています。
覚醒剤を含む粉末を香辛料の袋に隠し営利目的で、イランから密輸したとして、39歳の女が起訴されました。
今月8日付けで、覚醒剤取締法違反などの罪で起訴されたのは、住居不定・無職の大場直美被告(39)です。
起訴状などによりますと、大場被告は、今年3月、何者かと共謀して、営利目的で、覚醒剤を含む粉末998グラムあまり、末端価格5800万円相当をイランから愛知県豊田市内の集合住宅へ発送し、密輸した罪に問われています。
名古屋税関などによりますと、税関の職員が、段ボールの中から、香辛料の袋に入った黄色い粉末を発見し、鑑定の結果、覚醒剤が含まれていることが判明しました。
大場被告は逮捕時に覚醒剤を1袋所持していて、尿検査で陽性反応が出たということです。
東海北陸厚生局麻薬取締部の調べに対し、大場被告は黙秘していますが、外国人犯罪組織が関与しているとみて、販売先などを詳しく調べています。
先月、名古屋市千種区の女子トイレに、わいせつな行為をする目的で16歳の女性を連れ込んでけがをさせたとして、男子高校生が逮捕されました。
不同意わいせつ致傷などの疑いで逮捕されたのは、名古屋市名東区に住む16歳の男子高校生です。
警察によりますと、男子高校生は先月30日午後8時ごろ、千種区内の建物にある女子トイレに侵入し、わいせつな行為をする目的で16歳の女性を個室トイレに連れ込んでけがをさせた疑いが持たれています。
女性は抵抗した際に下あごを打撲する軽傷を負いました。
男子高校生と女性に面識はなく、防犯カメラの映像などから逮捕に至ったということです。
調べに対し、男子高校生は、「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察が当時の状況を調べています。
名古屋市内の路上で酒を飲んだ状態で自転車を運転したとして、第四管区海上保安本部の男性職員(46)が17日、停職2か月の懲戒処分を受けました。
第四管区海上保安本部によりますと、男性職員は2025年2月、名古屋市内の路上で自転車に乗っていたところ、一時停止せずに走行したのをパトロール中の警察官に見つかりました。呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたため、道交法違反の疑いで検挙されました。
男性職員は、自宅近くの飲食店で酒を飲んでいて「近距離なので警察に見つからないだろうと思った」などと話しているということです。
第四管区海上保安本部の澤井幸保本部長は、「職員が酒気帯び運転により検挙され、国民の皆さまからの信頼を失墜させたことについて深くおわび申し上げます。職員に対する指導を徹底して再発防止を図るとともに、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
2024年11月に施行された改正道路交通法では、自転車の酒気帯び運転も罰則の対象になっています。
海外の特殊詐欺グループにも口座を売却していたとみられている、国内最大規模の口座ブローカー集団の首謀者らが逮捕されました。
逮捕されたのは、住居不定無職の西川悠輔容疑者(32)ら男女7人です。
警察によりますと、西川容疑者らは今年4月から5月までの間、闇バイトの応募者に現金を支払う約束をし、インターネットバンキングが利用できる状態のスマートフォンを譲り受けたなどの疑いが持たれています。
7人は国内最大規模の口座ブローカー集団のメンバーで、首謀者の西川容疑者は匿名性の高いSNS、テレグラム上で「雨くん」と名乗り、詐欺グループに口座を仲介していたということです。
西川容疑者らの組織では、今年2月以降、900件以上の口座を取引していて、その際に使ったチャットには中国語でやりとりした記録があることから、海外を拠点にした詐欺グループにも口座を売却していたとみられています。
調べに対し、西川容疑者は容疑をおおむね認めている一方、他の6人のうち一部は容疑を否認しているということです。
15日朝、名古屋駅近くで軽乗用車が歩行者に突っ込み3人が死傷した事故で逮捕された男が、前日の夜から夜通し車を運転していたとみられることが分かりました。
15日朝、名古屋市中村区の交差点で歩行者3人が軽乗用車にはねられ、田中幸子さんが死亡し男女2人が重傷を負いました。
警察は、軽乗用車を運転していた鳴海洋容疑者(71)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕し、誘導路のカーブを曲がりきれない時速60キロ程度で走行したとして、容疑を危険運転致死傷に切り替え送検しています。
調べに対し「人にぶつかっていない」と容疑を否認していますが、その後の捜査関係者への取材で、鳴海容疑者が「夜通し運転をしていた」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
警察は、鳴海容疑者が前日の夜から車を運転していたとみて、事故当時の健康状態や走行目的など詳しく調べを進めています。
名古屋市の小学校教諭が懲戒免職となりました。
起訴状などによりますと、名古屋市内の小学校教諭、水井聖清被告(40)は9月、勤務先の小学校の教室に児童の下着を撮影する目的で、小型カメラを設置したとして逮捕され、その後、起訴されました。
警察の調べに対し「10年以上前から女子児童の盗撮を繰り返していた」と供述しています。
これを受け名古屋市は、17日付けで懲戒免職としました。
市によりますと、教室内に小型カメラを設置したことを認めていて「大切な子どもたちを傷つけてしまいました。子どもたちに不安を与えたこと、職場に迷惑をかけたこと、全国の教員の信頼を損ねたこと、どれだけお詫びしてもしきれません」と話したということです。
詐欺の被害金が少なくとも1億円以上。組織が売却した口座に入っていました。
国内最大規模の口座ブローカー集団の首謀者、西川悠輔容疑者ら男女7人は、闇バイトの応募者から現金を渡す約束で、インターネットバンキングが利用できる状態のスマートフォンを譲り受けたなどの疑いで17日朝、送検されました。
西川容疑者らの組織は、買い取った銀行口座や暗号資産のアカウントを詐欺グループなどへ20万円から100万円で転売していたとみられています。
組織では、2025年2月以降、900件以上の口座を売却したということですが、その後の警察への取材で、このうち16口座に詐欺の被害金が少なくとも1億円以上入金されていたことがわかりました。
調べに対し、西川容疑者は「今までに同じようなことをしたことがあり、今回の件もそのひとつだと思う」と供述していて、警察が金の流れなどを調べています。
取引を偽装し、自動車販売会社から現金約700万円をだまし取った疑いで元社員が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、春日井市の無職、鈴木佑介容疑者(40)です。
警察によりますと鈴木容疑者はおととし11月から12月にかけ、勤務先だった自動車販売会社「グッドスピード」に対し別の会社からカーナビなどが納品されたように装い、現金約700万円をだまし取った疑いがもたれています。
警察は、鈴木容疑者の認否を明らかにしていません。
逮捕前、会社の聞き取りに対し「架空の納品ではない」などと話していたということです。
鈴木容疑者は、2020年ごろから同様の架空取引を繰り返し、被害総額は1億5000万円を超えるとみられていて警察が捜査を進めています。
愛知県高浜市のリサイクルショップに侵入し、スマートフォンなどを盗んだとして男3人が逮捕されました。
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、名古屋市中村区に住むアルバイト・米丸政也容疑者ら3人です。
警察によりますと、3人は、2025年6月8日明け方、高浜市のリサイクルショップに侵入し、スマートフォンなど59点、販売価格あわせて約355万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
防犯カメラの映像などから3人の関与が浮上しました。
3人は営業時間外だった店の窓ガラスを割って侵入したとみられるということです。
西三河地方では、2025年1月以降、営業時間外の店を狙った被害が約10件確認されているということで、警察は、3人が関与している可能性があるとみて調べています。
警察は、3人の認否を明らかにしていません。
高校生らがオンラインカジノに使うことを知りながら、電子マネーを暗号資産に無登録で交換したとして、21歳の男が愛知県警に逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪市に住む無職の吉川虎汰郎容疑者(21)です。
警察によりますと、吉川容疑者は他の者と共謀し、今年7月、客4人に合わせて1万1400円相当の電子マネーを送金させ、必要な登録をせずに暗号資産に交換したなどの疑いが持たれています。
4人の客は、高校生を含む16歳から19歳の男性で、暗号資産はオンラインカジノに使われていたということです。
警察は今年8月に、電子マネーのアカウントの買取希望者を募集した疑いで男子高校生を逮捕していて、吉川容疑者はこれらのアカウントを使って約4400万円の交換に関与したとみられています。
調べに対し、吉川容疑者は容疑を認めていて、警察は吉川容疑者が犯罪グループの一員とみて全容の解明を進めています。
名古屋市内にある集合住宅の階段踊り場で、当時6歳の女の子にわいせつな行為をした上その様子を撮影したとして、41歳の男が再逮捕されました。男はこれで8回目の逮捕です。
不同意わいせつなどの疑いで再逮捕されたのは、名古屋市南区に住む無職の加藤大地容疑者(41)です。
警察によりますと加藤容疑者は、去年12月、名古屋市内の集合住宅の階段踊り場で当時6歳の女の子にわいせつな行為をした上その様子をスマートフォンで撮影し、児童ポルノを製造した疑いが持たれています。
加藤容疑者と女の子に面識はなく、調べに対し黙秘しているということです。
加藤容疑者は、別の幼い女の子6人に対して同様の行為をしたとしてすでに5回起訴されていて、今回が8回目の逮捕です。警察は、加藤容疑者が幼い女の子を狙い犯行を繰り返していたとみて調べを進めています。
警察などによりますと15日午前7時40分ごろ、名古屋市中村区下広井町の交差点で、名鉄バスセンターへつながる道路から出てきた軽乗用車が、横断歩道を渡っていた歩行者3人をはねました。
はねられたのは30代の男性、40代と50代の女性で、このうち50代の女性と30代の男性が意識不明の重体です。
警察は軽乗用車を運転していた鳴海洋容疑者(71)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し「人にぶつかっていない」と容疑を否認しているということです。
目撃者によると事故当時、交差点の歩行者信号は青で、軽乗用車は名鉄バスセンターの駐車場へつながる「入り口」から交差点に出てきたということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています
【画像】事故現場の様子
三重県津市に住む50代の会社員の男性が、マッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物から、SNS上で広告運営の副業を勧められ、現金約2500万円をだまし取られました。
警察によりますと、男性は今年8月下旬にマッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物から、LINEで「広告に資金を投入すると宣伝が始まる」「広告を見たユーザーがインストールすると収益が得られる」などと勧められ、今年9月5日から26日までの間に、指示されるまま指定された口座に17回にわたり、現金計約2500万円を振り込んでだまし取られたということです。
SNS上では利益が出ていたため、男性が金を引き出そうとしたところ「引き出すにはさらに327万円が必要」と言われ、不審に思い警察に届け出ました。
男性はSNSで連絡を取り合う中で、恋愛感情が芽生え結婚できると思い込むようになり信じてしまったということです。
警察は組織的な犯行グループによるSNS型ロマンス詐欺事件とみて捜査しています。
14日未明、愛知県豊橋市のコンビニエンスストアにナイフのようなものを持った男が押し入り、現金2万5000円を奪って逃げました。
警察によりますと、14日午前3時ごろ、豊橋市神野新田町の「ファミリーマート豊橋牟呂店」で、副店長の49歳の男性が、店に来た男にナイフのようなものを突きつけられ、「金を出せ」などと脅されました。
男は、男性がレジから取り出した現金2万円を奪い、さらにレジから5000円を奪って逃走したということです。
当時、店内に客はおらず、副店長の男性にけがはありませんでした。
男は身長170センチぐらいで、目出し帽をかぶっていて、紺色のパーカーと黒い長ズボンを着用し、白いスニーカーを履いていたということです。
警察が強盗事件として男の行方を追っています。
14日未明、愛知県豊橋市のコンビニエンスストアにナイフのようなものを持った男が押し入り、現金2万5000円を奪って逃げました。
警察が、強盗事件として捜査しています。
警察によりますと、14日午前3時ごろ、豊橋市神野新田町の「ファミリーマート豊橋牟呂店」で、副店長の49歳の男性が、店に来た男にナイフのようなものを突きつけられ、「金を出せ」などと脅されました。
男は、男性がレジから取り出した現金2万円を奪い、さらにレジから5000円を奪って、徒歩で逃走したということです。
当時、店に客はおらず、副店長の男性にけがはありませんでした。
男は身長170センチぐらいで目出し帽をかぶっていて、紺色のパーカーと黒色の長ズボンを着用し白色のスニーカーを履いていたということです。
警察が、強盗事件として、逃げた男の行方を追っています。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、岐阜県各務原市に住む運送業を営む、水野恭佑容疑者(26)です。
警察によりますと、水野容疑者は、従業員の平野裕大容疑者(28)と共謀して、今年6月から7月末までの間に、出会い系アプリで知り合った20代の男性に女性になりすまして「会えますか?」「家賃払わないといけなくて、5万円貸してほしい」「熱中症で倒れて病院に運ばれていた。病院代だけ払いたい」などとうそのメッセージを送り、合わせて約131万円相当の電子マネーを送金させだまし取った疑いがもたれています。
水野容疑者は今年8月、同様の手口で別の男性からも約5万円相当の電子マネーをだまし取ったとして既に逮捕されていて、捜査過程の中で今回の容疑が発覚しました。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察は2人が同様の犯行を繰り返していたとみて、詳しく調べています。
名古屋市の観光プロモーション事業をめぐり、観光文化交流局の元担当課長が収賄の罪で有罪判決を受けた事件で、市は14日、当時の上司を戒告の懲戒処分としました。
戒告の懲戒処分となったのは、事件当時元担当課長の直属の上司を務めていた観光文化交流局の部長の男性職員です。
処分理由について市は「部下に対する指導で、服務規律の確保ができておらず適切さを欠くところがあった」などとしています。
また同様の理由で、2022年度から2024年度に観光文化交流局長を務めた職員2人について「市長文書訓戒」としました。
名古屋市は今後、全課長級職員を対象としたコンプライアンス等に関する研修を実施する方針です。
観光文化交流局の元担当課長は、市の観光プロモーション事業を発注する見返りに、広告会社の役員から現金を受け取ったとして、9月に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。
13日、名古屋市中村区で緊急走行中の救急車に財布を投げつけ、救急隊員の業務を妨害したとして20歳の無職の男が逮捕されました。
公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、中区に住む無職・藤田竜馬容疑者(20)です。
警察によりますと藤田容疑者は13日、午後9時10分ごろ、中村区で緊急走行中の救急車に財布を投げつけ、救急隊員の職務を妨害した疑いがもたれています。
救急隊員が走行中、異音に気づき停車し救急車を降りたところ、藤田容疑者が大声を出しながら近づいてきたため110番通報し、駆けつけた警察官が現行犯逮捕しました。
藤田容疑者は警察の調べに対し容疑を認め、「サイレンの音がうるさかったので財布を投げた」などと話しているということです。
搬送中だった20代の女性患者は、別の救急車で約15分遅れで病院に到着しましたが、健康上の問題はないということです。
事件を受けて伊藤一義 名古屋市消防局長は「傷病者の搬送を行う救急隊への妨害行為は絶対に許すことができません。今後は警察機関と協力し、厳正に対応してまいります」とコメントしています。
13日午後、愛知県豊明市で原付バイクに乗っていた女性を車ではね、けがをさせたにもかかわらず逃走したとして、名古屋市に住む無職の男が逮捕されました。
【画像】押収された軽乗用車と女性の原付バイク
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、名古屋市緑区に住む、無職の文元秀次容疑者(66)です。
警察によりますと、文元容疑者は、13日午後6時半ごろ、豊明市栄町の市道で軽乗用車を運転中に、原付バイクに乗っていた60歳の女性をはね、けがをさせたにもかかわらず、逃走した疑いがもたれています。
女性は右手の小指を骨折するなどの重傷です。
複数の目撃情報から文元容疑者の関与が浮上し、逮捕に至りました。
警察によりますと、文元容疑者が道路脇のリサイクルステーションから右折しようとした際に、市道を原付バイクで走ってきた女性をはねたとみられるということです。
警察の調べに対し文元容疑者は容疑を認め、「事故を起こして怖くなって、動転して立ち去った」などと話しているということです。
岐阜県高山市の奥穂高岳で外国人観光客3人が遭難し、1人が死亡しました。
警察によりますと、11日午後7時ごろ、奥穂高岳の山頂付近にある山荘のスタッフから「7人グループのうち3人が到着していない」と通報があり、捜索隊が12日午前5時半ごろ、登山道でフィリピン国籍の男女3人を発見しました。
このうち、女性は無事でしたが、意識がない状態で発見された53歳の男性の死亡が確認されました。
もう1人の男性は、一時、低体温症の症状がありましたが、回復傾向にあるということです。
7人は登山届を提出したうえ、10日から入山していたフィリピンからの観光客で、遭難した男性2人はいずれも登山歴が20年以上だったということです。
中央自動車道下り・恵那山トンネル内でバイクの事故があり、近くに倒れていた男性が搬送され、その後死亡しました。中央道下りは飯田山本IC~中津川ICの間で4時間半あまり通行止めとなりました。
警察などによりますと、12日午後4時半ごろ、岐阜県中津川市の中央自動車道下り・恵那山トンネル内で、「バイクが倒れている」と通報がありました。
トンネル内に、男性と大型バイク1台が倒れていて、男性は搬送されましたが、その後死亡しました。
この事故の影響で中央道下りは飯田山本IC~中津川ICの間が午後9時15分まで通行止めとなりました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、岐阜県各務原市に住む運送業を営む、水野恭祐容疑者(26)です。
警察によりますと、水野容疑者は、従業員の平野裕大容疑者(28)と共謀して、今年6月から7月末までの間に、出会い系アプリで知り合った20代の男性に女性になりすまして「会えますか?」「家賃払わないといけなくて、5万円貸してほしい」「熱中症で倒れて病院に運ばれていた。病院代だけ払いたい」などとうそのメッセージを送り、合わせて約131万円相当の電子マネーを送金させだまし取った疑いがもたれています。
水野容疑者は今年8月、同様の手口で別の男性からも約5万円相当の電子マネーをだまし取ったとして既に逮捕されていて、捜査過程の中で今回の容疑が発覚しました。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察は2人が同様の犯行を繰り返していたとみて、詳しく調べています。
11日、愛知県知立市のスーパーで弁当などを盗み、止めようとした警備員の腕を振りはらいけがをさせたとして、ブラジル国籍の男が逮捕されました。
事後強盗の疑いで逮捕されたのは、ブラジル国籍のポルテラ・ジアス・グスタボ容疑者(20)です。
警察によりますと、ポルテラ容疑者は11日正午ごろ、知立市長篠町の「ギャラリエアピタ知立店」の食品売り場で、弁当1点と飲料品2点、あわせて837円相当を万引きしたうえ、それに気づいた警備員が店舗出入り口でポルテラ容疑者を捕まえようとしたところ、腕を振り払うなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
警備員は腕などをすりむく軽傷だということです。
ポルテラ容疑者はその場で取り押さえられ、駆けつけた警察に引き渡されました。
警察の調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
11日午前、三重県御浜町の崖下で車が落下しているのが見つかり車内から80代の女性の遺体が見つかりました。
警察によりますと、11日午前11時半ごろ、御浜町の県道沿いの崖下に軽乗用車が転落しているのを警察官が見つけました。
車内からは町内に住む80代の女性が遺体で見つかりました。
県道から崖下までは約40メートルで、警察が転落した原因を調べています。
9日、女性の家族から「1人暮らしをしている母と連絡が取れない」と行方不明者届が出されていて、警察が捜索していました。
岐阜県高山市の奥穂高岳を下山していた3人が11日夜から行方不明となり、12日朝発見されましたが、1人が意識不明です。
警察によりますと、11日午後7時ごろ、奥穂高岳の山頂付近にある山荘のスタッフから「7人グループのうち3人が到着していない」との内容の通報が警察にありました。
警察が11日夜から山荘付近を捜索し、12日午前5時半ごろ、登山道で男女3人を発見しました。
男性1人は意識がなく呼吸もしていない状態で、もう1人の男性は意識はありますが、低体温症の症状があるということです。
3人は外国籍とみられ、いずれも登山届を提出し10日から登山をしていました。
警察は、登山中に体調不良となり、身動きが取れなくなったとみて、救助活動をしています。
女子児童のスカートの中を盗撮したとして逮捕された名古屋市の小学校教諭の男が、全国の教員らが盗撮画像を共有していたとされる別の事件について、「人ごとのように捉え、盗撮をやめませんでした」などと供述していることが分かりました。
10月10日、送検された名古屋市の小学校教諭水井聖清容疑者(40)は今年、愛知県内の施設で13歳未満の女子児童2人のスカートの中をUSB型カメラを使い、盗撮した疑いがもたれています。
調べに対し、「自分の性欲を発散する目的で盗撮しました」などと容疑を認めているということです。
その後の警察への取材で水井容疑者が、全国の教員らが児童の盗撮画像をSNSグループで共有していたとされる別の事件について、「特に思うことはなく、人ごとのように捉え、ニュースを見ても盗撮をやめませんでした」などと供述していることが分かりました。
盗撮に使ったとみられるカメラなど約30台が駅のコインロッカーなどから見つかっていて、水井容疑者が発覚を免れるため隠したとみられています。
水井容疑者は「10年以上前から女子児童の盗撮を繰り返していた」とも供述していて、警察は押収品を解析するなどして捜査を進めています。
10日午後、三重県津市で火事があり、1人が遺体で発見されたほか、女性2人がけがをして病院に搬送されました。
警察と消防によりますと、10日午後3時ごろ、津市藤方で、「建物が燃えている」などと、近くを通りかかった女性から119番通報がありました。
消防車など12台が出動し、火は約2時間後に消し止められましたが、焼け跡から、性別不明の1人の遺体が見つかりました。
また、この建物でアトリエ教室を経営していた79歳の女性と、教室の生徒の女性1人がやけどをして病院に搬送されました。
命に別条はないということです。
教室には、他に生徒が4人いて、3人は避難して無事だったということで、警察は、遺体が生徒の1人とみて身元の確認を急ぐとともに、出火原因などを調べています。
名古屋・栄の繁華街で、許可を得ずホストクラブを営業したとして、経営者の男ら3人が逮捕されました。
風営法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、ホストクラブなどを運営するN-1グループの会長で、名古屋市中区に住む、田中佑容疑者(43)ら3人です。
警察によりますと、田中容疑者らは、去年から今年にかけ、中区栄のホストクラブ「L-CROWN」を、許可を得ず営業した疑いがもたれています。
去年10月ごろ、客の女性から、売掛金に関する相談が警察に寄せられたことで、今回の容疑が発覚しました。
警察は、3人の認否を明らかにしていませんが、営業許可を受けている別のホストクラブの閉店後に、客を「エルクラウン」に連れて行き、さらに売り上げを稼ぐ目的があったとみて、調べを進めています。
N-1グループをめぐっては、売掛金についての相談が複数寄せられていて、性風俗店を紹介されるケースもあったということです。
名古屋市栄の繁華街でホストクラブを無許可で営業したとして、経営者の男ら3人が逮捕されました。
【画像】ホストクラブ「L-CROWN」(提供:愛知県警)
風営法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、ホストクラブなどを運営するN-1グループの会長で、名古屋市中区に住む田中佑容疑者(43)ら男3人です。
警察によりますと、田中容疑者らは去年から今年にかけ、中区栄のホストクラブ「L-CROWN」を無許可で営業した疑いがもたれています。
去年10月ごろ、客の女性から売掛金に関する相談が警察に寄せられたことで今回の容疑が発覚しました。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、営業許可を受けている別のホストクラブの閉店後に客を「L-CROWN」に連れて行き、さらに売り上げを稼ぐ目的があったとみて調べを進めています。
N-1 グループをめぐっては女性客から売掛金についての相談が複数寄せられていて、性風俗店を紹介されるケースもあったということです。
ミャンマーを拠点とする特殊詐欺グループに、愛知県内に住む16歳の男子高校生をかけ子として紹介した罪などに問われている男の初公判が名古屋地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。
検察側は、懲役5年を求刑しました。
起訴状などによりますと、住居不定・無職の丸杉龍実被告は、去年10月から12月にかけて愛知県内に住む16歳の男子高校生をタイに移送する目的で、「海外で稼げる仕事がある」などと言って誘い、中部国際空港から出国させ、特殊詐欺グループにかけ子として紹介するなどした罪に問われています。
10日、名古屋地裁で開かれた初公判で、丸杉被告は起訴内容について間違いがないか問われると、「ないです。大丈夫です」と認めました。
続いて、検察側は、丸杉被告が、「男子高校生を出国させた後も、連絡をとりあい『報酬について不満がある』と連絡を受けると、上司と交渉していた」などと指摘。
その上で「未成年が海外に興味を持っていることにつけ込んでいて悪質」などとして懲役5年を求刑しました。
弁護側は寛大な判決を求めました。
判決は、11月19日に言い渡される予定です。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、岡崎市に住む19歳の無職の男です。
警察によりますと、男は今年6月、豊田市福受町の「グッドフェローズ豊田南店」で、商品3点を万引きしたうえ、呼び止めた男性店員の顔を数発殴るなどの暴行を加えて、けがをさせた疑いがもたれています。
男性店員は、首や腰などに全治5日のけがをしました。
男は当時、現場から逃走していていましたが、店の防犯カメラなどの捜査から逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
三重県いなべ市の住宅の駐車場に止められた乗用車に火を放ち全焼させたとして、三重県伊勢市の夫婦が逮捕されました。
放火の疑いで逮捕されたのは、三重県伊勢市曽祢の派遣社員・山村優馬容疑者(37)と妻の麻衣子容疑者(33)です。
警察によりますと、2人は2025年9月26日夜、いなべ市の住宅の駐車場に止められた乗用車に火をつけて全焼させた疑いが持たれています。付近の防犯カメラの映像などから2人の関与が浮上したということです。
警察によりますと、車の所有者は、麻衣子容疑者の元夫の34歳の男性で、これまでに2人の間のトラブルについて警察へ相談していたということで、動機などを慎重に調べています。
警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
起訴状などによりますと、名古屋市北区に住むホストクラブ経営者・尾石康雄被告は、今年7月、店の売掛金約100万円を回収する目的で、当時29歳の女性客の自宅マンションに押しかけ、玄関ドアの前から「おーい、おーい」と呼び掛けて脅したなどの罪に問われています。
9日、名古屋地裁で開かれた初公判で、尾石被告は起訴内容について問われ行為は認めた上で、売掛金の回収目的については否認しました。
続く冒頭陳述で、検察側は尾石被告が女性の祖父を保証人にした借用書を書かせていたなどと指摘しました。
一方、弁護側はSNSでの女性とのやりとりについて一部のみが証拠として提出されていると主張し、すべてを開示するよう求めました。
7日夜、名古屋市中区の大須商店街で商品を万引きした上、制止した男性を殴り、けがをさせたとして14歳の男子中学生が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、住居不詳の14歳の男子中学生です。
警察によりますと、男子中学生は7日午後7時20分ごろ、中区の大須商店街にある衣料品店で、ベスト1着を盗んだ上、制止した男性の顔面を殴り、けがをさせた疑いがもたれています。
殴られた男性は、近くの店の店員で、顔の骨を折る重傷です。
制止して殴られた男性:
「1回殴られてこれは 逃がしては駄目だと思って、きつく確保しようとしたけど、もう一発殴られて、取ろうとしていた商品を脱ぎ捨てて逃げていった。形成手術が必要と言われるほどひどく殴られました」
男子中学生は、9日未明、名古屋市内の警察署に出頭していて、調べに対し「ものを盗んだのは違うけど、殴って逃げたのは間違いない」などと容疑を一部否認しています。
また、警察は現場から逃走したもう一人からも事情を聴いているということです。