28日朝、宮城県石巻市内の自宅で高校生の息子の背中をナイフで刺すなどし殺害したとして父親が逮捕されました。
中村洋輝記者
「殺害された高校生の息子は事件前日の部活動の練習を休んでいたということです」
警察によりますと、石巻市流留の会社員佐々木嘉志(よしゆき)容疑者(48)は28日午前7時頃、自宅で、同居する高校1年生の息子、慧太さん(15)の背中をナイフで刺し、首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
午前8時頃、知人に連れられた佐々木容疑者が「息子を殺した」と警察を訪れ現場に駆け付けた警察官が部屋で倒れている慧太さんを見つけました。
慧太さんは病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
慧太さんの友人
「すごく明るくていつもにこにこしていた。まだ現実かどうか分からない」
佐々木容疑者と慧太さんは2人暮らしで、警察が動機や事件の経緯を調べています。
28日午前7時頃、宮城県石巻市流留の会社員・佐々木嘉志(よしゆき)容疑者(48)が自宅で同居する高校1年生の息子、佐々木慧太さん(15)の背中を調理用ナイフで刺して首を絞めるなどし、殺害した殺人の疑いで逮捕されました。
【写真を見る】【速報】「息子を殺した」と出頭 15歳高校生の息子を刺すなどして殺害の疑い48歳会社員の男を逮捕 宮城・石巻市
警察によりますと、父親の佐々木容疑者は午前8時頃、知人と2人で「息子を殺した」と石巻警察署を訪れたということです。
駆け付けた警察官が、自分の寝室で意識を失って倒れている慧太さんを発見しましたが、搬送先の病院で約3時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、佐々木容疑者と慧太さんは2人暮らしだったということです。
現場は、石巻市沿岸の住宅や店などが立ち並ぶ場所です。
死体遺棄の疑いで逮捕・送検された宮城県岩沼市土ケ崎(どがさき)4丁目の職業不詳・佐藤蓮真(れんま)容疑者(21)は、4月12日午後7時40分から午後8時45分頃までの間に岩沼市下野郷(しものごう)の海岸に仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。
【写真を見る】保育士遺体遺棄容疑で逮捕 キックボクサーの男「”事件当日”チケット渡すために会った」事件発覚後も練習参加 依然警察は「認否明らかにせず」宮城・岩沼
佐藤容疑者の自宅から遺体発見現場までは直線距離で5キロ、車で20分ほどの場所です。
現場付近は人通りが少なく夜には真っ暗となりますが佐藤容疑者は、事件前にも訪れるなど土地勘があったと見られています。
近所の人
「びっくりしました。まさか近所の人が…」
「ここの人だとは思わなかったでも土地勘ないとできないと思ってた」
キックボクシングの選手だったという佐藤容疑者。
関係者によりますと、行仕さんは、佐藤容疑者と知人の間柄で何度か試合の観戦に訪れていたということです。
また、行仕さんが事件に巻き込まれたことを伝えた際、佐藤容疑者は「その日は事件当日試合のチケットを渡すため会った」と話し、事件発覚後も練習に参加していたということです。
警察は、佐藤容疑者と行仕さんが軽乗用車で一緒に海岸に行ったと見て調べています。
警察は佐藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、佐藤容疑者が行仕さんの殺害にも関わっているとみて調べを進めています。
行仕さんは、胸などを刃物のようなもので刺され殺害されたことがわかっていますが凶器などはいまも見つかっていません。
事件の全容解明が待たれます。
4月28日、宮城県石巻市内の自宅で、高校生の息子を殺害したとして逮捕された父親が、息子が寝ているところを襲った可能性があることが新たに分かりました。
【写真を見る】「寝ているところを襲ったか」自宅で高校生の息子を殺害した疑い 逮捕の父親 宮城・石巻市
殺人の疑いで逮捕・送検された石巻市流留の会社員・佐々木嘉志容疑者(48)は、28日午前7時頃、自宅で同居する高校1年生の息子、慧太さん(15)の背中をナイフで刺し、首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
慧太さんの友人:
「すごく明るくていつもニコニコしていた。まだ現実かどうか分からない」
岩槻日菜記者:
「鑑識が到着し、これから現場検証がはじまります」
佐々木容疑者と慧太さんは2人暮らしで、捜査関係者によりますと、現場に争った形跡はなく、佐々木容疑者が慧太さんの寝ているところを襲った可能性があることが新たに分かりました。
佐々木容疑者は容疑を認めていて、警察は29日、司法解剖をし、死因の特定を進めるとともに、動機などを詳しく調べています。
26日午前7時20分頃、宮城県警・泉警察署に留置されていた65歳の容疑者の男が左腕が腫れ、自力で起き上がれない状態になっているのを巡回中の警察官が発見しました。
男は仙台市内の病院に運ばれましたが、27日午前6時53分、死亡が確認されました。
死因は敗血症だということです。
警察によりますと、前日の夜から腕の腫れが確認されていたものの、その際は体調に異常がなかったということです。
警察は男が自ら体を掻いたことでできた傷が原因と見ていて、管理に問題は無かったと説明しています。
仙台地方検察庁が男の死因について調べています。
運転中のトラブルが発端で男性に暴行を加えけがをさせたとして、75歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、仙台市若林区六丁の目に住む無職の75歳の男です。警察によりますと男は27日午後3時半ごろ、仙台市泉区の市道で宮城野区に住む20代の自営業の男性に対し、顔面を殴り胸ぐらをつかむなどの暴行を加え、首にすり傷を負わせた疑いがもたれています。2人はそれぞれ車を運転していて、割り込みからトラブルとなり、ともに車を降りたうえで男が暴行におよんだとみられ、一緒にいた男性の家族が110番通報しました。警察の調べに対し男は「間違いない」と容疑を認めているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。
27日午前3時50分頃、仙台市若林区の東北少年院で入所する10代の少年が部屋の中でひもを自分の首に巻きつけて倒れているのを巡回中の職員が見つけました。
【写真を見る】東北少年院で入所中の少年がひも首に巻きつけ死亡
少年はうつ伏せの状態でベッドに横たわっていて、意識がない状態で病院に運ばれましたが約50分後に死亡が確認されました。
少年は当時、部屋に1人でいて、倒れているのが見つかる40分ほど前の巡回では異常は確認されなかったということです。
東北少年院は「入所者が亡くなったことは残念。入所者の心情の把握などを通して再発防止に努めていきたい」と話しています。
仙台地方検察庁が少年が死亡した経緯や当時の状況を調べています。
26日午後、仙台市のアパートで火事があり、50代の女性が死亡しました。また、登米市では作業場が全焼し2人がけがをしました。
【写真を見る】仙台でアパート火事 50代女性死亡 登米では作業場全焼、敷地内に住む夫妻けが 宮城
26日午後2時前、仙台市太白区砂押町の木造2階建てアパートから火が出ました。
消防がポンプ車など13台を出して消火にあたり、火はおよそ1時間10分後に消し止められました。この火事で、火元の1階の部屋が全焼し、住人の50代の女性が死亡しました。
また、26日午後2時50分頃、登米市迫町佐沼で火事があり、作業場1棟が全焼したほか、隣の木造平屋の住宅の一部と車両1台が焼けました。
この火事で、この家に住む80歳の男性と、70代の妻が手や顔にやけどをしました。
宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性が殺害されて遺体で見つかった事件で、警察は26日、知人の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。警察は、男が女性の殺害にも関わったとみて調べています。
【写真を見る】「事件直前に被害者と通話」保育士殺害事件 死体遺棄容疑で知人の21歳男逮捕 殺害にも関与か 宮城・岩沼市
宮城県警 宮澤伸育刑事部長:
「本日、死体遺棄容疑で被疑者を逮捕しました」
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、岩沼市土ケ崎4丁目の職業不詳、佐藤蓮真容疑者(21)です。
警察によりますと、佐藤容疑者は、今月12日、岩沼市下野郷の海岸に仙台市太白区の保育士、行仕由佳さん(35)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。
佐藤容疑者と行仕さんは、知人関係だったということです。警察は、防犯カメラの捜査や佐藤容疑者から押収したスマートフォンを調べ事件への関与が強まったとして逮捕しました。
佐藤容疑者のスマホには、事件の直前に行仕さんと通話していた記録が残されていたということです。
警察は、佐藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、行仕さんの殺害にも関わったとみて詳しく調べています。
宮城県岩沼市の海岸で、殺害された女性の遺体が見つかった事件で、逮捕された男が犯行時間帯に、事件とは無関係のメッセージを友人に送っていたことがわかりました。
【写真を見る】【独自】逮捕の21歳男 犯行時間帯に友人にメッセージ「文面では(いつもと違う雰囲気)感じなかった正直怖い」 宮城・保育士死体遺棄の疑い
死体遺棄の疑いで逮捕・送検された岩沼市土ケ﨑四丁目の職業不詳、佐藤蓮真容疑者(21)は、4月12日夜、知人で、仙台市太白区の保育士、行仕由佳さん(35)の遺体を岩沼市内の海岸に遺棄した疑いが持たれています。
キックボクシングの選手だったという佐藤容疑者。4月12日午後7時40分から午後8時45分頃までの間に行仕さんの遺体を遺棄したと見られていますが、犯行時間帯に、友人に対しSNSでメッセージを送っていたことがtbcの取材でわかりました。午後8時39分には電話もかけていましたが自分が出る試合のチケットについて金の振り込みを依頼する、事件とは関係ないメッセージをやりとりしていたということです。
メッセージを受け取った佐藤容疑者の友人:
「(犯行時間と)報道されている時間帯にも連絡を取っていた(Qいつもと違う雰囲気は)文面では感じなかった。正直怖い。そんなことしているとは思わないのでびっくりした」
捜査本部は、佐藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、佐藤容疑者が行仕さんの殺害にも関わったとみて調べています。
宮城県岩沼市の海岸で、殺害された女性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された男は、現場の海岸を何度か訪れるなど土地勘があったとみられることがわかりました。
【写真を見る】「何回か本人が行っているのを見たことある」容疑者の21歳男 遺棄現場の海岸に土地勘か 宮城・保育士殺人・死体遺棄事件
逮捕されたのは、岩沼市土ケ崎四丁目の職業不詳、佐藤蓮真容疑者(21)です。警察によりますと、佐藤容疑者は4月12日、岩沼市下野郷の海岸に仙台市太白区の保育士、行仕由佳さん(35)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。現場の海岸は、佐藤容疑者の自宅から車で15分ほどの場所で、佐藤容疑者は、犯行前に何度か訪れるなど土地勘があったと見られることが、知人への取材で新たにわかりました。
佐藤容疑者を知る人:
「(Q佐藤容疑者と現場の海岸に)一緒に行ったことがある。何回か本人が行っているのを(SNSで)見たことがあったので、夜に人がいないことをわかってやったのかな」
警察は、佐藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、佐藤容疑者が行仕さんの殺害にも関わったとみて調べています。
今月13日に岩沼市内の海岸で殺害された女性の遺体が見つかった事件で、遺体が遺棄された付近に複数の足跡が残されていたことが新たに分かりました。
【写真を見る】【続報】岩沼保育士殺人「波消しブロック付近に複数の足跡」警察が鑑定進める 宮城
この事件は、今月13日岩沼市下野郷の海岸で、仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が刃物のようなもので刺され殺害されているのが見つかったものです。
行仕さんは、胸などを複数回刺されていて、防潮堤には、行仕さんのものとみられる血痕が残っていました。
行仕さんの遺体は波消しブロックの間に遺棄されていましたが、その後の捜査関係者への取材で、波消しブロック付近に複数の足跡が残っていたことが新たに分かりました。警察は、足跡が犯人のものかどうかも含め、慎重に調べています。
行仕さんは遺体で見つかる前日に、子ども1人を残して外出したあと連絡を絶っていて、警察は、行仕さんの足取りを調べるとともに、交友関係などを調べています。
今月13日、宮城県岩沼市下野郷の海岸で、仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が刃物のようなもので刺されて殺害されているのが見つかった事件で、県警は26日午後3時半から記者会見を開きました。
【写真を見る】【速報】岩沼保育士殺害事件 21歳の男を死体遺棄容疑で逮捕 殺人容疑も視野に捜査 宮城
会見で警察は、岩沼市土ケ崎4丁目の職業不詳、佐藤蓮真容疑者(21)を死体遺棄の疑いで逮捕したと発表しました。
警察によりますと、佐藤容疑者は12日午後7時40分頃から午後8時45分頃までの間、岩沼市下野郷の砂浜に行仕さんの死体を遺棄した疑いが持たれています。
2人は知人関係にあったとみられています。
防犯カメラや佐藤容疑者のスマートフォンから、逮捕したということです。
事件に使われた凶器や、行仕さんのスマートフォンは見つかっていません。
警察は捜査に支障が出るとして、佐藤容疑者の認否を明らかにしていません。
警察は佐藤容疑者の車を押収していて、警察が殺人容疑を視野に捜査を進めています。
24日午後、宮城県石巻市内で会社の社員寮として使われていた住宅1棟を全焼する火事がありました。この火事で、けがをした人はいませんでした。
【写真を見る】「ボイラー室から火が出た」社員寮として使っていた住宅1棟全焼 けが人なし 宮城・石巻市
24日午後6時40分ごろ、宮城県石巻市北上町にある有限会社熊谷産業社員寮のボイラー室から火が出ていると、寮に住む男性から消防に通報がありました。
消防で消防車両11台を出し消火活動を行い、火は約2時間半後に消し止められました。
警察によりますと、この火事で社員寮として使われていた木造2階建て住宅1棟が全焼しましたが、けがをした人はいませんでした。
火が出たボイラー室は、風呂を沸かすために建てられたもので警察と消防で詳しい出火原因を調べています。
今月20日、仙台市内の山林で白骨化した女性とみられる遺体が見つかりました。警察が事件と事故の両面で調べています。
【写真を見る】山林で身元不明の白骨化した遺体発見 死後1年以上経過 事件と事故の両面で捜査 仙台・太白区
今月20日午後3時ごろ、仙台市太白区越路の愛宕神社付近の山林で、近所の住民が白骨化した遺体を発見しました。
警察によりますと、遺体は、身長160センチ前後で50代から70代の女性とみられ、近くに黒い靴がありました。また、死後1年以上経過しているということです。
警察は身元の確認を急ぐとともに、事件と事故の両面で調べています。
今年2月、宮城県蔵王町の小学校の教頭が飲酒運転で事故を起こしたうえ、その場から立ち去ったとして懲戒免職となりました。
24日付けで懲戒免職となったのは、蔵王町立永野小学校の56歳の男性教頭です。
県教育委員会によりますと男性教頭は今年2月、飲酒運転をしたうえ、村田町内で標識や電柱にぶつかる事故を起こしさらにその場から立ち去りました。車のナンバープレートが現場に落ちていたことから、警察が男性教頭の自宅を訪ね呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出されました。男性教頭は、仙台市内の飲食店でビールやハイボールなどを飲み自宅へ戻る途中でした。男性教頭は県教委に対し、「縁石に乗り上げただけだと思った」「子どもたちを裏切る行為をしてしまった」などと話しているということです。
また、県教委は大崎・栗原地区の県立高校で勤務する34歳の男性教員についても、勤務先の女子生徒2人に対し、宿泊施設でみだらな行為をしたなどしたとして、24日付けで懲戒免職としました。
宮城県内の警察署長が集まり、県警の活動方針を話し合う会議が24日、開かれました。匿名流動型犯罪グループ「トクリュウ」への対策を最重点課題とし、連携を図って取り締まりにあたることを確認しました。
【写真を見る】「トクリュウ対策が最重点課題」特殊詐欺事件を摘発し組織の撲滅へ 警察署長会議で確認 宮城
県警本部で開かれた会議には、県内25の警察署の署長など58人が出席しました。
会議では、杉本伸正本部長がSNSなどで離合集散を繰り返す匿名・流動型犯罪組織=トクリュウへの対策が最重点課題と話し、組織の実態解明を図るよう訓示しました。
杉本伸正 県警本部長:
「あらゆる法令を駆使して取り締まりを推進し、犯罪収益をはく奪するなどグループの壊滅・排除を図ってほしい」
トクリュウを巡っては、犯罪で得た資金をさらに違法な活動の資金に充てたり、暴力団に上納したりするケースも確認されています。
県警は、部局の垣根を超え、トクリュウが関係する特殊詐欺事件や組織的窃盗事件などの摘発に力を入れ、組織の撲滅を目指す方針です。
2012年に仙台市泉区で、焼けた車の中から殺害された男性の遺体が見つかった事件は、未解決のまま13年となります。警察は24日、現場近くの駅で情報提供を呼びかけました。
【写真を見る】「鈍器で殴り殺害後、病院駐車場で放火か」男性殺害事件から13年 情報提供呼びかけ 仙台・泉区
仙台市地下鉄泉中央駅では、泉警察署の署員ら15人が被害男性の顔写真などを載せたやチラシを配り、情報提供を呼びかけました。
この事件は、2012年4月24日、仙台市太白区に住む武田忠さん(当時60)が自宅から20キロほど離れた仙台徳洲会病院の当時の駐車場で焼けた軽乗用車の後部座席から遺体で見つかったものです。
何者かが、鈍器のようなもので殴って殺害し病院駐車場まで運んだあと、火を放ったとみられています。
泉警察署 澤田広人刑事第一課長:
「解決に至っていないという点は真摯に受け止めています。今後も鋭意捜査して解決に結びつけていきたい」
情報提供は、2014年には19件寄せられたものの、その後は1桁が続き、去年も6件に留まっています。
警察は殺人・死体遺棄事件として捜査を続けていて、電話番号022-375-7171まで情報提供を呼びかけています。
今月5日、仙台市宮城野区のドラッグストアの駐車場で男性を乗用車ではねて殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで逮捕された60歳の男性について、仙台地方検察庁は、傷害罪に切り替えたうえで不起訴処分としました。
不起訴となったのは仙台市宮城野区に住む60歳の男性です。男性は、今月5日、宮城野区のドラッグストアの駐車場で、40代の男性を自分が運転する乗用車ではね、殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで逮捕されていました。
男性は逮捕当時、「身に覚えがない」と容疑を否認していました。仙台地方検察庁は、捜査の結果、罪名を殺人未遂から傷害に切り替えたうえで、男性を25日付で不起訴処分とし、「諸事情を踏まえ公訴を提起しないことにした」とコメントしています。
宮城県警は事故や犯罪の捜査などで専門的な知識・技能を持つ、警察業務のエキスパートを「技能指導官」に指定しました。今年度、新たに6人が指定され知識や技能を伝承します。
【写真を見る】「培ってきた経験をもとに伝承できれば」警察業務のエキスパート”技能指導官”に指定 宮城県警
県警本部では25日、今年度新たに「技能指導官」に指定された職員6人に指定書が交付されました。
技能指導官は事故原因の捜査や窃盗犯の特定など、さまざまな分野で卓越した専門的な技能や知識を持つ警察官を指定する制度で、今年度は更新を含め合わせて30人が指定されます。
式では、杉本伸正本部長が「常に自己研鑽を怠らず、各分野の第一人者であり続ける努力をしてほしい」と激励しました。
技能指導官に指定された交通指導課 清水邦之警部補:
「専門は交通事故捜査なので、今まで培ってきた経験などをもとに職員に伝承できれば。経験が一番頼りになるので、一歩でも伝えられるよう頑張りたい」
技能指導官は今後、県内の警察署での研修や捜査現場で若手警察官などを指導し、知識や技能の伝承を図ります。
22日夕方、仙台市泉区にある水の森公園キャンプ場近くで、男性と見られる遺体が見つかりました。
【写真を見る】「沼に人のようなものが倒れている」沼で遺体発見 事件と事故の両面で捜査 仙台
22日午後4時頃、仙台市泉区上谷刈で「沼の中に人のようなものが倒れている」と近くを通った人から警察に通報がありました。
約50分後に消防が救助しましたが、その場で死亡が確認されました。遺体は男性とみられていますが、腐敗が進んでいる状態だということです。服は着ていて着衣などに乱れはありませんでした。
現場は、水の森公園キャンプ場近くで警察が事件・事故の両面で捜査しています。
2025年2月から4月までの間、仙台市の30代の公務員の男性が、SNSを通じて知り合った何者かから投資名目として、現金約800万円をだまし取られました。警察がSNS型の投資詐欺事件として捜査しています
被害にあったのは、仙台市泉区に住む30代の公務員の男性です。警察によりますと2025年2月3日、男性が投資家のSNSを見つけ友達登録したところ、投資家のアシスタントを名乗る者からメッセージで投資をするにはアプリをインストールするよう指示されました。
その後、投資にかかる入金については、カスタマーマネージャーを名乗る者から指示を受け、話を信じた男性は、2月3日から4月6日までの間、複数回にわたり約800万円を指定された口座に入金したということです。
その後、不審に思った男性が警察に相談し、詐欺被害に気づきました。警察がSNS型の投資詐欺事件として捜査しています。
カンボジアで特殊詐欺に加担させるため10代の男性を連れ出した罪に問われている男の初公判が、23日に仙台地方裁判所であり、男は起訴内容を一部否認しました。
【写真を見る】10代連れ出しカンボジアへ 男連行認めるも詐欺強要は否認 仙台地裁
所在国外移送目的拐取の罪に問われているのは、仙台市宮城野区の自営業・高橋卓冬被告(23)です。
起訴状などによりますと、高橋被告は、知人の10代男性をカンボジアで特殊詐欺に加担させるため「3日間くらいで何びびってんだ。行き先は韓国。金を買ってくるだけでいい」などと、行き先を偽って脅し、7月3日に新幹線で仙台駅から東京駅まで連れて行った罪に問われています。
23日に仙台地方裁判所で開かれた初公判で、高橋被告は、カンボジアに連れていく目的で連れ出したことについては認めたものの、特殊詐欺に加担させることや脅したことについては「直接しゃべっていない」などと起訴内容を一部、否認しました。
弁護側も国外に移送する目的は争わないとしたうえで、特殊詐欺に加担させる意図はなかったなどと主張しました。
検察側は、冒頭陳述で高橋被告が暴力団の構成員だったことを明らかにし、2023年頃から「かけ子」を紹介する役割を担っていたと指摘。被害者が金銭トラブルを抱えていたことを知り、特殊詐欺のかけ子に加担させようと考えたと述べました。
4月13日、宮城県岩沼市の海岸で、殺害された女性の遺体が見つかった事件は発覚から一週間が経ちました。警察は捜査本部を立ち上げ犯人の行方を追っていますがいまだ逮捕には至っていません。これまでの経緯と捜査状況をまとめます。
【写真を見る】「園児の手をつないで…事件に巻き込まれるイメージではない」保育士殺害事件は遺体発見から8日“なぜ海岸に?”捜査本部が犯人の行方追う 宮城・岩沼市
4月13日午前10時頃、岩沼市下野郷の海岸。「倒れている人がいる」散歩中の人が遺体を発見し消防に通報しました。
遺体発見現場の目撃者:
「階段を上って5、6歩歩いたところに血痕があった。血痕は結構、大きくありました」
遺体で見つかったのは仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)。遺体には胸などに刃物のようなもので刺された複数の傷があり死因は失血死でした。
宮城県警 宮澤伸育刑事部長(4月14日):
「現場の状況などから殺人・死体遺棄事件と断定し、捜査本部を岩沼警察署に設置して事案の全容解明に努める」
■なぜ海岸に…足取りに残る謎
捜査関係者によりますと、行仕さんは4月12日の夜から13日未明に防潮堤で殺害され、波消しブロックの間に遺棄されていたとみられています。遺体は仰向けで、着衣に乱れはなく靴は付近で見つかりました。一方で、凶器や行仕さんの財布やスマートフォンはまだ見つかっていません。
行仕さんは、4月12日に仙台市内の勤務先から自宅へと戻り、夕方「勤務先に戻る」と話して小学生の子どもを残し一人で外出。その後、連絡が途絶え翌13日に家族から行方不明届けが出されました。そして、午前10時過ぎ、自宅から直線でおよそ14キロ離れた岩沼市の海岸で見つかりました。遺体発見現場の海岸に通じるのは一本道の県道125号線です。付近に住宅はなく海岸は釣り人が訪れる場所となっています。
釣り人:
「真夜中は基本、人がいない。(日中は)結構、散歩している人がいるので防潮堤の上を。絶対見つかるから捕まりたくないならああいう感じにしないと思う」
中村洋輝記者:
「遺体発見現場の海岸です。ライトを消すと真っ暗になり何も見えない状態です」
20日午後、仙台市内の老人ホームに60代の女性が運転する乗用車が突っ込みました。けがをした人はいませんでした。
【写真を見る】60代女性運転の乗用車が老人ホームに突っ込む アクセルとブレーキ踏み間違えたか けが人なし 仙台
高橋未来記者「宮城野区の特別養護老人ホームです。あちらの自動ドアに車が突っ込んだということで、いまも職員が破損したガラスなどの処理に追われています」
20日午後2時頃、仙台市宮城野区中野5丁目の特別養護老人ホーム「中野あおばの杜」の職員から「自動ドアに車がぶつかった」と警察に通報がありました。
警察によりますと60代の女性が運転する乗用車が入口の自動ドアに突っ込んだということです。乗用車の助手席には女性の親族とみられる60代の男性も乗っていましたが2人にけがはなく、また、施設の中にいた人にもけがはありませんでした。
警察は女性がアクセルとブレーキを踏み間違えたものとみて事故の原因を調べています。
宮城県岩沼市の海岸で殺害された女性の遺体が見つかった事件で、最寄り駅の防犯カメラには女性の姿は映っておらず、自宅を出た後すぐに何者かと合流したとみられることが新たに分かりました。
【写真を見る】「自宅を出てすぐ何者かと合流か」保育士殺害事件 最寄り駅の防犯カメラに被害者の姿映らず 宮城・岩沼市
この事件は、4月13日、岩沼市下野郷の海岸で仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が、刃物のようなもので胸などを刺されて殺害されているのが見つかったものです。行仕さんは、前日の12日、勤務先から帰宅後に子どもを残して外出し行方が分からなくなっていましたが、その後の捜査関係者への取材で、自宅の最寄りの駅にある防犯カメラに行仕さんの姿は映っていなかったことが分かりました。
行仕さんは車を所有しておらず、自転車は自宅に残されたままでした。警察は、行仕さんが自宅近くで何者かと合流し、車に乗り込んだ可能性もあるとみて足取りを調べるとともに、犯人の行方を追っています。
20日夜、仙台市太白区の自宅で知人女性の顔を殴るなどしけがをさせたとして、看護師の男が現行犯逮捕されました。傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、仙台市太白区富沢1丁目の看護師の男(31)です。警察によりますと、男は20日午後9時50分頃、自宅で知人の20代女性に対し、顔面を殴ったほか首をつかんで窓ガラスに押し付ける暴行を加え、顔に皮下出血を伴う打撲などのけがをさせた疑いが持たれています。被害女性が「首を押さえつけられたり顔を殴られたりした」と110番通報し、駆け付けた警察官がその場で男を取り押さえました。取り調べに対し男は容疑を認めているということです。男は当時、酒に酔っていたということです。警察は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しく調べています。
3月、宮城県気仙沼市内の駐車場で、軽ワゴン車を急発進させ男性を殺害しようとしたとして無職の男が逮捕されました。男は男性とトラブルになり、男性が車の発進を制止しようとした際に急発進させたということです。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、気仙沼市長磯下原の無職の男(30)です。警察によりますと、男は3月31日、気仙沼市内の集合住宅の駐車場で、自分が運転する軽ワゴン車を急に後退させ50代男性を殺害しようとした疑いが持たれています。事件前に男性と男の間でトラブルがあり、男性が車の発進を防ぐため運転席の窓から車内に手を入れハンドルをつかむなどしていたところ、男が急に車を後退させたということです。男性は転倒し頭などにけがをしましたが命に別状はないということです。警察の調べに対し男は、容疑を否認しています。
宮城県岩沼市の海岸で、殺害された女性の遺体が見つかった事件で、女性は当時、顔見知りからの連絡を受け自宅を出た可能性があることがわかりました。
また、現場では18日、捜査本部が人形のようなものを使って遺体発見当時の状況を確認しました。
【写真を見る】「顔見知りから連絡受け外出か」保育士殺害事件 人形使って遺体発見当時の状況確認 宮城・岩沼市
遺体が見つかった岩沼市下野郷の海岸では18日も捜査員が現場を調べました。人形のようなものを使い、遺体の発見状況を確認する様子も見られました。
また、捜査員が救急隊員にも話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べたほか、丸太のようなものを置く様子も見られました。
この事件は今月13日、岩沼市下野郷の海岸で仙台市太白区の保育士、行仕由佳さん(35)が胸などを刺され殺害されているのが見つかったものです。
目撃者によりますと、行仕さんは波消しブロックのそばに仰向けで倒れていて着衣に乱れはなく、頭は海の方を向いていたということです。付近では靴も見つかっています。
また、18日は、行仕さんのものとみられる血痕が残されていた防潮堤でも捜査が行われ、救急隊員が捜査員に何かを説明しているような姿も見られました。
捜査関係者によりますと、行仕さんは、今月12日夕方に「勤務先に戻る」と話して自宅を出ましたが、その後の取材で、顔見知りからの連絡を受け、外出した可能性があることが新たにわかりました。
行仕さんは自宅を出て以降、親族からの電話に出ないなど連絡が途絶えていて、捜査本部は行仕さんの足取りを調べると共に、犯人の行方を追っています。
宮城県岩沼市の海岸で、殺害された女性の遺体が見つかった事件で、被害女性は見つかる前日の夜から当日の未明にかけて殺害されたとみられることが、新たに分かりました。
【写真を見る】遺体発見前日夜から当日未明に殺害か 女性保育士殺害事件 宮城・岩沼市
岩槻日菜記者「事件発覚から6日経ち現場の規制線は外されました。行仕さんはこの2つの波消しブロックの間に遺棄されていたとみられます」
この事件は、今月13日、岩沼市下野郷の海岸で、仙台市太白区の保育士 行仕由佳さん(35)が刃物のようなもので胸などを刺され、殺害されているのが見つかったものです。
行仕さんは発見前日の12日、勤務先から帰宅後、夕方に小学生の子どもを残して外出し、そのまま行方が分からなくなりましたが、その後の捜査関係者への取材で、行仕さんが12日夜から13日未明にかけて殺害されたとみられることが、新たに分かりました。
警察は行仕さんの自宅や現場周辺の防犯カメラを調べるなどして、行仕さんの足取りを調べると共に、犯人の行方を追っています。
4月13日、宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性が殺害され遺体で見つかった事件で、警察が「土地勘のある人間による犯行」とみて捜査していることが新たに分かりました。警察は、女性の交友関係などを詳しく調べています。
【写真を見る】「土地勘ある人間の犯行か」保育士女性殺害事件で警察が犯人の行方追う 宮城・岩沼市
この事件は、4月13日、岩沼市下野郷の海岸で仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が刃物のようなもので胸などを刺され死亡しているのが見つかったものです。遺体には複数の傷がありそのうち胸の傷が致命傷となりました。
遺体発見から17日で5日目。凶器に加え、行仕さんの財布やスマートフォンはまだ見つかっていません。捜査本部は犯人が持ち去った可能性もあるとみて調べています。遺体発見現場の砂浜からおよそ30m離れた防潮堤には、行仕さんのものとみられる血痕が残っていて、捜査本部は防潮堤付近で殺害され砂浜に遺棄された可能性も視野に捜査しています。仙台市内の保育園に勤めていた行仕さん。これまでトラブルの情報などは入っていないといいます。
行仕さんを知る人:
「事件に巻き込まれるようなイメージではない。いつも園児たちの散歩、よく手をつないでやっていて、いいイメージだった」
取材で明らかになっている行仕さんの足取りです。行仕さんは、4月12日に仙台市内の勤務先から自宅へと戻り、その後、小学生の子どもを残し一人で外出。13日に家族から行方不明届が出されましたが午前10時過ぎ自宅から直線距離でおよそ14キロ離れている岩沼市の海岸で遺体となって見つかりました。当時、海岸を散歩していた人が遺体を発見したということです。現場について地元の人たちは…。
現場近くの人:
「あんまり人は見かけないかな。散歩している人が数人なので。やっぱり車で来るしかないんだね」
行仕さんは免許を持っていましたが、車を所有していませんでした。捜査本部は現場周辺の状況などから土地勘がある人間による犯行とみて捜査しています。また、自宅や現場周辺の防犯カメラの解析を行うなどし足取りや交友関係を調べ犯人の行方を追っています。
宮城県岩沼市の海岸で、殺害された女性の遺体が見つかった事件で、被害女性は当時、顔見知りからの連絡を受け自宅を出た可能性があることがわかりました。
【写真を見る】遺体発見現場の海岸で人形使い捜査 保育士殺害「外出直前に顔見知りからの連絡か」宮城・岩沼市
4月18日、遺体発見現場の海岸では、捜査員が人形のようなものを使い、捜査する様子が見られました。救急隊員にも話を聞くなどして、遺体発見当時の状況を詳しく調べているものと見られます。
この事件は今月13日、岩沼市下野郷の海岸で、仙台市の保育士行仕由佳さん(35)が胸などを刺され死亡しているのが見つかったもので、犯人は現場から逃走したままです。
行仕さんは、12日に自宅を出たことがわかっていますが、その後の捜査関係者への取材で顔見知りからの連絡を受け、外出した可能性があることが新たにわかりました。捜査本部では、行仕さんの足取りを調べると共に犯人の行方をおっています。
宮城県遠田郡内の建設工事現場で在留資格がなくなったインドネシア国籍の外国人2人を不法に働かせたとして、茨城県の建設会社の会社員の男が16日、逮捕されました。
出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕されたのは茨城県古河市に住む会社員の男(29)です。
警察によりますと男は去年4月から10月にかけ、宮城県遠田郡内の建設工事現場で、在留の資格が無くなったインドネシア国籍の外国人2人を働かせて、不法に就労させた疑いが持たれています。
男は茨城県内の建設会社の実質的な経営を担っていて、警察の調べに対し「雇ってはいたが不法就労になるとは知らなかった」と容疑を一部、否認しています。
インドネシア国籍の外国人2人は去年10月、国内に不法に残留したとして、宮城県警に逮捕されています。
判決によりますと、仙台市泉区に住む宮城学院女子大学の元教授・今林直樹被告(62)は2024年7月、仙台市青葉区の建物内で部活動の教え子の20代女性に対しマッサージを施術中に女性のズボンを下げるなどわいせつな行為をした罪に問われています。
仙台地方裁判所の小林礼子裁判官は、自己の性的欲求を満たすためマッサージと装って行った身勝手かつ卑劣な犯行と指摘。
一方で、被害者に対し、謝罪の意を示し大学を懲戒解雇されているなど一定の社会的制裁を受けているとして、懲戒3年、執行猶予5年の有罪判決を15日、言い渡しました。
求刑は、懲役3年でした。
4月13日、宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性が殺害され遺体で見つかった事件について、目撃した人は「防潮堤にも血痕があった」と証言しました。捜査本部は、この防潮堤付近で殺害された可能性があるとみて慎重に捜査しています。
【写真を見る】「血痕があった」防潮堤付近で殺害された可能性 女性保育士殺害事件 宮城
この事件は、4月13日宮城県岩沼市下野郷の海岸で、仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が、刃物のようなもので胸などを刺され遺体で見つかったものです。
中村洋輝記者:
「16日の現場検証では、15日よりも広い範囲、現在は波消しブロックを入念に調べています」
これまで、凶器のほか行仕さんの財布やスマートフォンなど所持品も見つかっておらず、現場では16日に範囲を広げて遺留品などの捜索が行われました。
捜査本部によりますと、行仕さんは、胸の傷が致命傷となりましたが、他にも複数の傷があり、強い殺意があったとみられています。
遺体発見当日の現場を見た人:
「一番奥の波消しブロックありますよね。あそこに女性の遺体が横たわっていた。服装の乱れはなかった」
また、目撃者によりますと、行仕さんのものとみられる血痕は、砂浜の手前にある防潮堤にも多くあったということです。
遺体発見当日に現場をみた人:
「階段を上って5、6歩歩いたところに血痕があった。このくらいの大きさでしたね。血痕は結構、大きくありました」
捜査本部は、現場周辺の状況などから、行仕さんが犯人と車で訪れたうえ、海岸の防潮堤付近で殺害された可能性があるとみて慎重に捜査を進めています。
保育士の女性が殺害され4月13日に宮城県岩沼市内で遺体で見つかった事件で、犯行の状況などから警察は計画的な犯行の可能性もあるとみて捜査しています。
【写真を見る】計画的な犯行の可能性も 35歳保育士殺害事件で警察が交友関係や防犯カメラの捜査進める 宮城・岩沼市
この事件は、4月13日、岩沼市下野郷の海岸で仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が刃物のようなもので胸などを複数回刺され死亡しているのが見つかったものです。
捜査関係者によりますと、行仕さんの自宅と遺体発見現場が直線距離でおよそ14キロ離れていることや、現場周辺の状況、犯人が刃物のようなものを携帯していたとみられることなどから、計画的な犯行の可能性もあるとみて捜査しています。捜査本部は、行仕さんの交友関係や自宅や現場周辺の防犯カメラの解析を行うなどして犯人の行方を追っています。
4月13日、宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性が殺害され、遺体で見つかった事件で、警察は、何者かが女性と犯行現場に車で訪れていた可能性も含め捜査しています。
【写真を見る】何者かが女性と犯行現場に車で訪れ車で逃走した可能性 女性保育士殺害事件 宮城
この事件は、4月13日宮城県岩沼市下野郷の海岸で仙台市太白区鹿野三丁目の保育士・行仕由佳さん(35)が、刃物のようなもので胸などを刺され遺体で見つかったものです。
遺体には、傷が複数あり、強い殺意があったとみられています。
捜査関係者によりますと、現場周辺の状況などから、何者かが犯行現場に行仕さんと車で訪れていた可能性も含めて捜査していることが分かりました。
行仕さんは、4月12日に自宅を出た後、行方不明になっていましたが、車は所有していませんでした。これまで不審車両の目撃情報はないということです。
捜査本部は、何者かが行仕さんを殺害または遺棄したあとに逃走したとして 行方を追っています。
16日午前、仙台市若林区の踏切で、男性が仙台空港アクセス線の列車にはねられ死亡しました。この影響で、東北本線などでは、一時、運転を見合わせ、現在も遅れが出ています。
【写真を見る】踏切の遮断機降りた後進入か 仙台空港アクセス線にはねられ男性死亡 現場に遺書のようなものも
16日午前9時20分頃、仙台市若林区の東九番丁踏切で、男性が仙台空港アクセス線の上り列車にはねられました。男性は、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は遮断機が降りた後に踏切内に進入したということです。現場からは、遺書のようなものも見つかっていて、警察は自殺の可能性があるとみて身元の確認を急いでいます。
この事故の影響で、東北本線や常磐線などでは一部区間で1時間半近く運転を見合わせ、乗客約5200人に影響が出ました。現在も遅れが出ているということです。
15日昼頃、仙台市内の国道交差点で、軽乗用車と自転車が衝突する事故があり、自転車の男性が頭などに大けがをしました。
警察は、軽乗用車を運転していた20代の女を現行犯逮捕しました。
【写真を見る】国道交差点で自転車がはねられる 20代男性が重傷 女を現行犯逮捕 仙台
15日午前11時55分頃、仙台市太白区鹿野3丁目の国道286号の交差点で、軽乗用車と自転車が衝突しました。
警察などによりますと、この事故で自転車に乗っていた20代の男性が、頭から血を流すなどして市内の病院に運ばれました。
搬送時、意識はあったということです。
軽乗用車が交差点を左折し、横断歩道を渡っていた自転車をはねたとみられています。
警察は、軽乗用車を運転していた仙台市太白区に住む21歳の看護師の女を、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
女は、「自転車に気づくのが遅れた」などと話しているということです。
13日、宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性が殺害され遺体で見つかった事件で、胸への刺し傷が致命傷になっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。また、現場付近では不審な車の目撃情報などはないということです。
【写真を見る】「胸の刺し傷が致命傷に」殺害された35歳保育士女性 不審な車などの目撃情報なし 宮城・岩沼市
中村洋輝記者:
「女性の遺体が見つかって3日目のきょうも発見現場では捜査員10人ほどによる現場検証が行われています」
遺体発見現場となった岩沼市下野郷の海岸です。女性の遺体は、波打ち際で見つかったということですが、警察は堤防近くの砂を入念に捜査していました。
この事件は、13日午前10時過ぎ、仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が遺体で見つかったものです。行仕さんの死因は、刃物のようなもので胸などを刺されたことによる失血死で、警察は殺人事件と断定し14日夜、捜査本部を設置しました。
捜査関係者によりますと、行仕さんの遺体には複数の刺し傷があり、そのうち胸の傷が致命傷になっていたことが新たに分かりました。これまで凶器は見つかっていません。また、現場では行仕さんの財布やスマートフォンなどの所持品も見つかっていないということです。
事件までの行仕さんの足取りです。行仕さんは、4月12日に小学生の子どもと2人で暮らす太白区の自宅を出た後に行方が分からなくなっていて、13日に自宅から直線でおよそ14キロ離れた岩沼市の海岸で、遺体で発見されました。
現場近くに住む人:
「東日本大震災後は明かりもないし、誰も通らないよ。土地勘というか1回下見に来ないと入るところは分からない」
行仕さんは免許を持っていましたが、車は所有していませんでした。捜査本部によりますと、これまでに現場付近で不審な車の目撃情報はないということです。捜査本部は、行仕さんの足取りを調べると共に犯人の行方を追っています。
15日昼頃、仙台市内の国道交差点で軽乗用車と自転車が衝突する事故があり、自転車の男性が頭などに大けがをしました。
15日午前11時55分頃、仙台市太白区鹿野3丁目の国道286号の交差点で、軽乗用車と自転車が衝突しました。警察などによりますと、この事故で自転車に乗っていた20代の男性が、頭から血を流すなどして市内の病院に運ばれました。搬送時、意識はあったということです。軽乗用車が交差点を左折しようとした際、横断歩道を渡っていた自転車をはねたとみられています。警察は、軽乗用車を運転していた女性から話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べています。
13日、宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性が殺害され遺体で見つかった事件で、被害女性は免許を持っているものの車は所有していないことが分かりました。警察が、事件前の足取りを捜査しています。
【写真を見る】「被害女性は車を持たず」胸など刺され殺害された35歳保育士の女性“発見されたのは海岸”警察が足取りを捜査 宮城・岩沼市
遺体が発見された宮城県岩沼市の海岸では15日午前、警察による現場検証が行われました。この事件は、13日午前10時過ぎ、仙台市の保育士、行仕由佳さん(35)が遺体で見つかったものです。行仕さんの死因は、刃物のようなもので胸などを刺されたことによる失血死で、警察は殺人事件と断定し14日夜、捜査本部を設置しました。
現場ではこれまでに、凶器や行仕さんの財布、スマートフォンなどの所持品は見つかっていません。行仕さんは、遺体発見の前日12日に自宅を出た後、行方不明となっていました。また、行仕さんは免許を持っているものの車は所有していなかったということです。捜査本部は行仕さんの足取りを調べると共に犯人の行方を追っています。
4月13日、宮城県岩沼市の海岸で、仙台市内に住む保育士の女性の遺体が見つかりました。
【写真を見る】「死因は失血死」海岸に35歳女性保育士の遺体発見で「殺人事件」と断定 12日から13日に死亡か 宮城・岩沼市
司法解剖の結果、死因は失血死で、警察は女性が殺害されたと断定し、殺人と死体遺棄の疑いで捜査本部を設置して犯人の行方を追っています。
13日午前10時10分頃、岩沼市下野郷の海岸で仙台市太白区に住む保育士・行仕由佳さん(35)が、服を着たまま仰向けに倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、行仕さんは胸などに複数の刺し傷があり、司法解剖の結果、死因は失血死だったことが分かりました。
また、死亡推定時刻は12日から発見までの間だということです。
警察は、凶器は刃物のようなものとみていますが、今のところ見つかっていません。
発見当時、行仕さんには所持品がなく、衣服や周辺の砂浜には血がついていたということです。
行仕さんは4月12日に行方が分からなくなり、13日に家族から行方不明届が出されていました。
それ以前にトラブルの相談はなかったということです。
行仕さんは仙台市内に小学生の子供と2人で暮らしていて、両親は山形在住で同居はしていませんでした。
警察によりますと、今のところ現場付近で不審な人物や車両などの目撃情報はないということです。
警察は行仕さんが何者かに殺害されたと断定し、捜査本部を立ち上げて、刑事部長以下110人態勢で犯人の行方を追っています。
4月13日、宮城県岩沼市の海岸で仙台市内に住む保育士の女性の遺体が見つかりました。
【写真を見る】「死因は失血死」海岸に35歳女性保育士の遺体発見 殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置
警察は女性が殺害されたと断定し、殺人と死体遺棄の疑いで捜査本部を設置して犯人の行方を追っています。
13日午前10時10分頃、岩沼市下野郷の海岸で仙台市太白区に住む保育士・行仕由佳さん(35)が、服を着たまま仰向けに倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、行仕さんは胸などに複数の刺し傷があり、司法解剖の結果、死因は失血死だったことが分かりました。
また、死亡推定時刻は12日から発見までの間だということです。
警察は、凶器は刃物のようなものとみていますが、今のところ見つかっていません。
発見当時、行仕さんには所持品がなく、衣服や周辺の砂浜には血がついていたということです。
行仕さんは4月12日に行方が分からなくなり、13日に家族から行方不明届が出されていました。
それ以前にトラブルの相談はなかったということです。
行仕さんは仙台市内に小学生の子供と2人で暮らしていて、両親は山形在住で同居はしていませんでした。
警察によりますと、今のところ現場付近で不審な人物や車両などの目撃情報はないということです。
警察は行仕さんが何者かに殺害されたと断定し、捜査本部を立ち上げて刑事部長以下110人態勢で犯人の行方を追っています。
午前中から深夜まで営業し、1000円程度でお酒を楽しめる「せんべろ」の聖地が復活です。2022年の火事で焼失した仙台駅前の大衆酒場「丸昌」が、4月12日
新しい店舗で営業を再開し、この日を待ち望んでいた客で活気にあふれました。
【写真を見る】「この値段、クオリティはなかなかない」仙台駅前“せんべろ”の聖地「丸昌」火事で全焼も期待に応え復活
仙台駅前に新たな店を構え再出発する「駅前酒場炭火もつ焼丸昌」です。2012年から、1000円程度で楽しめる酒場「せんべろ」の先駆けとして人気でした。
ところが、2022年12月に起きた火事で店舗が全焼してしまったのです。しかし、復活を望む多くの声に応えて跡地に店を再建しました。
駅前酒場炭火もつ焼丸昌 熊田佑介店長:
「お客も久しぶりの丸昌になる。いろいろ注文をもらい、来て良かったと思ってもらえるよう頑張りたい」
そして、再開初日の12日、開店前にスタッフ全員でミーティングです。
「丸昌」経営ドリームリンク 村上雅彦社長:
「おはようございます。いよいよ開店です。多くのお客が並んでいる。少し寒いから少し繰り上げて早く開店して、中に入っていただく頑張りましょう」
予定より30分早くオープンしました。
石垣綾香記者:
「店内はオープン直後から満席になりましたが、外にはまだまだ再開を待ちわびていた人たちで列ができています」
多くの常連客が、復活を心待ちにしていました。
並んでいる人:
「2時間前から並んでいる。火事になったときはショックだった。ワクワクしている」
「うれしい、やっと復活してくれた。ガツ刺しと肉吸いとアジフライがおいしい」「アットホームで気軽に入れるところが良かった。もう2軒はしごしてきたので、適度に(飲みたい)(Q:準備万端?)そうですね。ベースを作ってきた」
メニューは、人気だったもつ焼きや1品60円からのおでんなど、料理と飲み物あわせて310種類を提供します。
開店から1時間で、45組が訪れました。安くておいしい料理と酒を堪能していました。
来店客:
「最高ですうまい来てよかった」
「この値段、クオリティで食べられるのは、なかなか仙台市内でもない。そこが良いところ」