今月13日、仙台市内で10代の女子専門学校生に因縁をつけて現金3万3000円を脅し取ったとして、19歳の男と16歳の少女が逮捕されました。
恐喝の疑いで逮捕されたのは、仙台市太白区に住む19歳のアルバイトの男と、同じく太白区に住む16歳の無職の少女です。
警察によりますと、2人は共謀し、今月13日の午前1時頃から午前1時40分頃までの間に仙台市若林区の路上で、若林区に住む10代の女子専門学校生に因縁をつけ、「謝ってどうこうとかじゃない。貯金あるならお金を下ろしてでも渡すよね」などと脅迫し、3回にわたり現金合わせて3万3000円を脅し取った疑いが持たれています。
警察の調べに対し、16歳の少女は容疑を認めているということですが、19歳の男は「怒鳴りつけお金はもらったけれど恐喝をしたとは思っていない」と容疑を一部否認しています。
男と少女は交際関係にあり、被害を受けた専門学校生とは面識はないということです。
事件当時2人は車に乗っていて、交差点を左折した際に横断歩道をわたっていた専門学校生とぶつかりそうになり、一方的に因縁をつけたとみられています。
警察が当時の詳しい状況を調べています。
今年5月、仙台市内の集合住宅で覚せい剤を所持したとして、無職の70歳の男が逮捕されました。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不詳・無職の70歳の男です。
警察によりますと、男は今年5月6日、仙台市宮城野区内の集合住宅で覚せい剤を所持した疑いが持たれています。
集合住宅の住民から「不審物が敷地内に落ちている」と警察に通報があり、警察官が駆けつけたところ、不審物が覚せい剤だと分かり事件が発覚しました。
警察は捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしていません。
警察が入手経路など詳しく調べています。
9月25日の朝早く、宮城県蔵王町で火事があり自動車部品などを作る工場が全焼しました。
【写真を見る】未明の火事で工場全焼 近隣住民が通報 警察が火の出た原因を調査 宮城・蔵王町
けがをした人はいませんでした。
9月25日午前4時半頃、宮城県蔵王町平沢の自動車部品などを作る「光明社製作所蔵王工場」の建物から火が出ているのを近所の人が見つけ消防に通報しました。
消防がポンプ車など11台を出して消火にあたり、火は約4時間半後に消し止められました。この火事で工場の建物1棟が全焼しました。けがをした人はいませんでした。警察によりますと、火が出た際、工場に従業員はおらず無人だったとみられています。警察が火が出た原因を調べています。
24日夜、宮城県亘理町の県道交差点で87歳の男性が乗用車にはねられ死亡しました。警察は、乗用車を運転していた76歳の会社員の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
【写真を見る】ひき逃げの疑い87歳男性が76歳運転の車にはねられ死亡 その場から立ち去り通報か 宮城・亘理町
24日午後6時半頃、亘理町荒浜の県道「塩釜亘理線」の交差点で道路を歩いていた男性が西に向かって直進していた乗用車にはねられました。はねられたのは、亘理町の無職・安田重行さん(87)で、全身を強く打ち仙台市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は、乗用車を運転していた福島県相馬市の会社員、福田富男容疑者(76)をひき逃げと過失運転致死の疑いで逮捕しました。当時、福田容疑者は現場から立ち去った後、自ら警察に通報したということです。取り調べに対し福田容疑者は「人をひいてその場から離れたのは間違いない」などと供述し容疑を認めているということです。警察が詳しい状況を調べています。
24日夜、宮城県亘理町の県道交差点で高齢の男性が乗用車にはねられ、死亡しました。
24日午後6時半頃、亘理町荒浜の県道「塩釜亘理線」の交差点で道路を歩いていた男性が西に向かって直進してきた乗用車にはねられました。
はねられたのは、亘理町逢隈高屋の無職・安田重行さん(87)で、全身を強く打ち仙台市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は乗用車を運転していた男を過失運転致死などの疑いで緊急逮捕しました。
現場は、亘理大橋近くにある見通しの良い丁字路交差点です。
警察が事故の原因と当時の詳しい状況を調べています。
8月までに仙台市に住む70代の男性が「AIで資産成長が提供できる」などとうその投資話を持ちかけられ、2400万円余りをだまし取られました。
被害にあったのは、仙台市太白区に住む70代会社役員の男性です。
警察によりますと、男性は2025年5月、SNSで知り合った有名な経済学者を名乗る人物から「AIによって安定した資産成長を提供できる」などと言われ、SNSのグループに入会しました。
さらに投資会社のマネージャーを名乗る人物を紹介され、男性は指示に従い4回にわたり、合わせて500万円を指定された口座に振り込みました。
男性がダウンロードしたアプリ上では利益の表示が出ていたということです。
その後、金額が大きくATMでは送金できないとの理由から投資会社の社員を名乗る男と自宅付近の路上や公園で会い、3回に渡り合わせておよそ1950万円を手渡しました。
9月に入り不審に思った男性が、警察に相談し、被害が発覚しました。警察がSNS型投資詐欺事件として捜査しています。
宮城県内では今年6月以降、地金や金のインゴットを狙った特殊詐欺事件が相次いでいます。合わせて約10キロの金が奪われ、被害額は1億8000万円に迫っています。警察への取材で見えてきた手口の共通点。そして、犯人グループが金を狙う背景とは。
【写真を見る】ニセ警察官に気をつけろ!金塊狙った特殊詐欺わずか3か月で1億7900万円被害 その手口と共通点 宮城
2025年に宮城県内で確認された金を狙った特殊詐欺の被害は6月から8月までに合わせて5件、被害額は1億7900万円相当にのぼっています。2024年の被害件数は1件でしたが、その被害額は約2億円に上りました。地金や金のインゴットを狙った特殊詐欺は1件あたりの被害額が非常に大きくなる特徴があります。
警察への取材で、手口にはいくつもの共通点があることが見えてきました。
■自動音声とニセ警察官に注意
今年7月13日、仙台市青葉区に住む81歳の女性のもとに電話がありました。女性が電話に出ると自動音声のアナウンスがこう告げました。
自動音声:
「この電話は2時間後使えなくなります」
女性が、音声ガイダンスに従いボタンを押すと、通信会社の「モリモト」を名乗る女が次のように話しました。
通信会社の社員名乗るモリモト:
「あなたの携帯電話が犯罪に使われているかもしれない。警察官に電話を代わります」
電話を代わったのは大阪府警の「ハヤシ」と名乗る男。もちろんニセモノです。
大阪府警のハヤシを名乗る男:
「あなたがマネーロンダリング事件に関わっている疑いがある。守秘義務があるので他の警察にも言ってはいけない」
その2日後、女性のもとに今度は大阪府警の別の警察官を名乗る男から電話がありました。その男は「ヤマダ」と名乗り、SNSアプリのビデオ通話で警察官の制服姿を見せながら女性にある要求をしたといいます。
大阪府警のヤマダを名乗る男:
「金融庁の資金調査があるので貴金属販売店から金を購入してください」
女性は、仙台市内の貴金属販売店で金、約680グラムを約1060万円で購入。金は購入した2日後に郵送で女性の自宅に届きました。女性は金を自宅外の電柱のそばに置くよう指示されていたため、指示通り金を封筒に入れて電柱のそばに置いたところ、まもなくして封筒は何者かに持ち去られました。
22日、宮城県の栗原市議会の議場で、規則に違反して帽子を脱がず、議長らから出ていくよう求められたにも関わらず傍聴席を離れなかったとして、無職の男が現行犯逮捕されました。
【写真を見る】帽子を脱がず逮捕される事態に 規則に反してハンチング帽で議場の傍聴席に 退去の求めに応じなかったとして77歳男を現行犯逮捕 宮城・栗原市
建造物不退去の疑いで逮捕されたのは、栗原市の無職の男(77)です。警察によりますと、男は22日午前11時頃からおよそ40分間、栗原市議会の議場内で正当な理由がないのに傍聴席から離れず、議場から出ていかなかった疑いが持たれています。栗原市議会では、議場に入る際は帽子を脱ぐという規則がありますが、男は規則に従わず、ハンチング帽をかぶって議会中に入室し、傍聴していました。
議長らが帽子を脱ぐか議場を出るよう何度も注意しましたが応じなかったため、警察に通報したということです。警察の調べに対し男は「やっていない」と容疑を否認しています。栗原市によりますと、男は7月下旬と9月17日にも同様の行為をして議会から注意を受けていました。
栗原市議会 尾形勝通議長:
「(容疑者は)自分でもルールは知っているが、これは民主的なルールではない。傍聴人の権利をもう少し尊重すべきだというような話をしていた。傍聴人に退場してもらう対応をするのは非常に心苦しかった。警察が入る事態になったことは非常に遺憾なことで自分としては残念」
23日午前3時半頃、栗原市高清水の無職・岩渕賢一さん(83)の住宅で、「建物が燃えている」と近くの住民などから消防に通報が相次ぎました。
通報した人:
「煙がすごくて山火事かと思った。車から降りてここまで走ってきたらすごい火だった」
火はおよそ2時間後に消し止められ、木造平屋の住宅や車庫、倉庫など合わせて6棟が焼けました。警察によりますと、火元の住宅から身元不明の男性の遺体が見つかったということです。現在、住宅に1人で住む岩渕さんと連絡が取れておらず、
警察が遺体の身元の確認を急ぐとともに、火が出た原因を調べています。
【写真を見る】「建物が燃えている」住宅など全焼する火事 身元不明の男性の遺体見つかる 住人の男性連絡取れず 宮城・栗原市
警察によりますと、宮城県大崎市古川の会社役員の男(41)は23日午前1時頃、仙台市青葉区の路上で宮城県柴田町に住む無職の20代の男性ともみあいになって、体を掴んで投げ飛ばし、後頭部にすり傷を負わせた傷害の疑いで逮捕されました。
【写真を見る】繁華街でもみあい 投げ飛ばして頭に傷負わせた疑いで41歳会社役員の男逮捕 仙台
男は酒を飲んでいて男性との面識はなく、警察の調べに対して容疑を認めているということです。
警察は、男と男性との間に何らかのトラブルがあったとみて調べを進めています。
23日午前3時半頃、宮城県栗原市高清水(たかしみず)の無職・岩渕賢一さん(83)の住宅で「建物が燃えている」と近くの住民などから消防に通報が相次ぎました。
【写真を見る】「山火事かと思った」住宅など6棟焼け男性1人の遺体見つかる(宮城・栗原市)仙台では自販機燃える
通報した人
「煙がすごくて山火事かと思った。車から降りてここまで走ってきたらすごい火だった」
火は約2時間後に消し止められ、木造平屋の住宅や車庫、倉庫など合わせて6棟が焼けました。
警察によりますと、火元の住宅から身元不明の男性の遺体が見つかったということです。
この住宅に1人で住む岩渕さんと連絡が取れておらず、警察が遺体の身元の確認を急いでいます。
また、仙台市宮城野区福室(ふくむろ)3丁目では、午前0時50分頃、自動販売機1台を全焼する火事がありました。
けがをした人はいませんでした。
現場に火の気はなく、警察は出火原因について、漏電と不審火の両面で調べています。
21日早朝に宮城県気仙沼市の住居に侵入し、現金10万円を盗んだとして62歳の無職の男が逮捕されました。
【写真を見る】早朝に無施錠の窓から侵入し現金10万円盗む 62歳無職の男を逮捕 宮城・気仙沼市
住居侵入・窃盗の疑いで逮捕されたのは、宮城県気仙沼市の62歳無職の男です。
警察によりますと、男は、21日午前5時10分から15分の間に、気仙沼市内にある70歳代の男性の住宅に進入し、現金10万を盗んだ疑いが持たれています。
男が、無施錠だった住宅の窓から侵入し、部屋から現金を盗んだところで物音に気付いた家主の男性が、部屋から逃げていく男を見つけ、警察に通報しました。
その後、警察が気仙沼市内で現場から逃げていた男を見つけ逮捕したということです。警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
21日、仙台市内の住宅で女性をナイフで刺し殺害しようとしたとして女が逮捕された事件で、女は、警察の調べに対し「私がやりました」などと供述していることが新たに分かりました。
【写真を見る】「私がやりました」住宅で60代女性を刺した疑いで逮捕の女(34)容疑認める供述 仙台
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された仙台市泉区の無職・海老原奈保容疑者(34)は21日午後2時頃、仙台市泉区紫山1丁目の住宅でこの家に住む大学講師の60代女性の背中をナイフで刺し殺害しようとした疑いがもたれています。海老原容疑者と女性の間には面識があったということですが、警察は被害者保護のため詳しい関係性を明らかにしていません。
その後の警察の調べで海老原容疑者は、「私がやりました」などと供述していることが新たに分かりました。これまで2人の間には目立ったトラブルはないとみられていて警察が詳しい経緯を調べています。
今月11日の午後7時半頃、仙台市青葉区上愛子の市道で無免許にも関わらず乗用車を運転した疑いで七ヶ宿町に住む無職の16歳の少年が逮捕されました。
また、少年が無免許で車を運転するおそれがあると知りながら、親族が所有する乗用車を貸し出した疑いで少年の知人の16歳の男子高校生も逮捕されました。
警察がパトロール中に少年が運転する乗用車を発見しましたが、乗用車には男子高校生も乗っていて、そのまま現場から逃走したということです。
警察は、共犯事件のため2人の認否を明らかにしていません。警察が、動機や当時の状況を詳しく調べています。
21日午後2時頃、仙台市泉区紫山1丁目の住宅で「女性が刺された」と警察に通報がありました。
【写真を見る】住宅で60代女性がナイフで背中刺される 34歳女を殺人未遂容疑で現行犯逮捕 仙台・泉区
警察によりますと、60代の女性が背中を1か所ナイフで刺され病院に運ばれたということです。搬送時には、意識があったということです。
警察は、この家に住む無職の34歳の女を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
女と被害女性とは面識がありますが、被害者保護のため警察は、詳しい関係性を明かしていません。
今月12日、富谷市で男性がクマに襲われる被害があった現場近くでクマ1頭が捕獲され21日、駆除されました。
【写真を見る】体長1m36センチ 体重約120キロのクマ捕獲 付近では男性がクマに襲われる被害「同一個体かは不明」 宮城・富谷市
今月12日、富谷市富谷新町の市道で、歩いていた60代の男性がクマに襲われ、顔や頭などに切り傷を負いました。
クマは男性を襲った後に現場から逃げていて、市は、クマを捕獲するための箱わなを現場付近に設置していました。
市によりますと20日午後6時半頃職員がわなにかかったクマ1頭を見つけました。クマは体長1メートル36センチ体重およそ120キロのメスで21日、警察の立ち合いのもと猟友会に駆除されました。
富谷市は捕獲されたクマが男性を襲ったクマと同じ個体かは不明だとしていて、引き続き付近の住民に注意を呼び掛けています。
宮城県川崎町教育委員会の学校給食の事務を担当する職員が、義務付けられている検便検査をおよそ8か月分行わなかったなどとして停職2か月の懲戒処分を受けました。このほか別の職員も施設利用料の入金処理をしなかったなどとして停職1か月の懲戒処分を受けました。
停職2か月の懲戒処分を受けたのは、川崎町の給食事務を担当する20代の主事です。町によりますとこの主事は学校給食の調理場に勤務する職員が月2回の実施が義務付けられている検便検査について、昨年度から今年度にかけて8か月分行わず、検査結果が陰性とする虚偽の公文書を作るなどしたということです。
また、30代の主事は2022年から去年にかけて、町の施設の利用料を預かったまま入金処理をせず自分のデスクに放置するなど合わせて12件の不適切な公金処理があったということです。川崎町教育員会はこの職員を停職1か月の懲戒処分としました。相原稔彦教育長は「今回の事案を厳粛に受け止め再発防止と職務の適正化に努める」とコメントしています。
宮城県多賀城市に住む60代の調理師の男性が、配信アプリで知り合った女にFX投資の名目でおよそ1370万円をだまし取られました。
詐欺の被害にあったのは多賀城市に住む60代の調理師の男性です。
警察によりますと、2025年6月下旬、配信アプリで配信をしていた男性のもとに女からメッセージが届きました。
意気投合すると、男性は女からFX投資を勧められたということです。
男性は投資用のアプリをダウンロードして、7月9日以降、指定された口座に7回にわたり、投資資金としておよそ560万円を送金しました。
入金した金額はアプリ上に反映され、あたかも投資で利益が出ているように表示されていたということです。
その後男性は、女から税金や手数料などとして追加の送金を求められ、9月4日までにさらにおよそ800万円を振り込みました。
被害額はあわせておよそ1370万円です。
手数料を振り込んだにも関わらず利益を引き出せないことを不審に思い、警察に相談したことで被害が発覚しました。
警察が、SNS型ロマンス詐欺事件として調べています。
国税庁は19日、仙台国税局の馬場健前局長に対し、パワーハラスメント行為があったとして「減給10分の2、3か月」の懲戒処分を下したと発表しました。
【写真を見る】「俺が話している時に動くな」5人以上の部下に長時間叱責などパワハラか仙台国税局の前局長に減給の懲戒処分 局長のパワハラ行為で処分は国税庁で初めて
国税庁によりますと、馬場前局長については、仙台国税局長として在職していた今年7月、職務上の不適切な言動に関する複数の申告があり、調査の結果、5人以上の部下に対して、パワハラ行為が認められたということです。具体的には、長時間に渡る叱責や「俺が話している時は話すな、動くな」「何で意図をくんで仕事ができないんだ」などの言動、右手の指2,3本で机の端をたたく威圧的な態度もあったということです。馬場前局長はパワハラ行為を認めたうえで、「深く反省している。(職務に対し)前のめりすぎた」などと話しているということです。国税庁は会見で、着任8日後の7月9日には国税庁のホームページを通じてパワハラ行為に関する匿名の通報があったと説明しています。
国税庁の局長によるパワハラ行為で処分が下されるのは初めてのケースです。国税庁は「各種ハラスメント防止の徹底を図るとともに再発防止と綱紀の厳正な保持の徹底を図っていく所存です」とコメントしています。後任の仙台国税局長には、10月1日付で国税不服審判所次長の谷口眞司氏が着任します。馬場前局長は、7月1日付で仙台国税局の局長に着任しましたが、その後、7月28日には、国税庁長官官房付に異動となりました。着任から1か月も経たない異例の異動でしたが、当時国税庁は「人事の詳細について回答は差し控える」とコメントしていました。馬場前局長は、1990年に大蔵省に入省し高山税務署長や内閣官房内閣参事官を歴任しました。
2024年8月、仙台市内の高齢男性から現金350万円をだまし取った疑いでベトナム国籍の男性が逮捕された事件で仙台地検は、この男性を不起訴処分にしました。
不起訴となったのはベトナム国籍で千葉県船橋市に住む、無職の26歳の男性です。警察によりますと、男性は2024年8月、何者かと共謀して警察官や検察官を装い仙台市太白区に住む80代の男性の自宅に電話をかけ「資金を調査する必要がある」などとうそを言って現金350万円をだまし取った疑いで逮捕・送検されていました。逮捕当時の警察の調べに対して、男性は「今は黙秘したい」と話していました。
仙台地方検察庁は、9月16日付で男性を不起訴処分とし、理由については、「公訴を維持するに足りる証拠を収集するに至らなかった」とコメントしています。
宮城県大崎市内の空き地に木材や廃プラスチックなど約13tを棄てたとして建設会社社長の男が逮捕されました。
【写真を見る】「ゴミが埋まっている」と通報で発覚 廃材13t不法投棄で建設会社社長を逮捕 宮城・大崎市
廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、宮城県大崎市古川沢田の建設会社社長の男(71)です。
警察によりますと、男は従業員などと共謀し、2024年12月3日頃宮城県大崎市岩出山池月の空き地に木材や廃プラスチックなど13.4tを埋めて棄てた疑いがもたれています。
取り調べに対し、男は「間違いない」などと容疑を認めているということです。2025年3月、警察に「空き地にゴミが埋まっている」と通報があり現場検証を行ったところ、フレコンバッグに入った大量の廃棄物が見つかりました。
男は、自分の会社から出た廃棄物を不法に投棄していたとみられ、警察は複数人の共犯者がいるとみて調べています。
2023年宮城県柴田町の住宅で父親を殺害したとして、一審で懲役20年の判決を受けた次男と懲役28年の判決を受けた長男の妻の控訴審が、16日から仙台高等裁判所で始まりました。
弁護側は被告人質問などを求めましたが、仙台高裁は、これを退け、裁判は即日結審し、判決は、10月30日に言い渡されます。
宮城県角田市の無職・村上直哉被告(26)と村上敦子被告(49)は、2023年4月、柴田町の住宅で村上隆一さん(当時54)を包丁で刺して殺害した罪などに問われています。
直哉被告は、隆一さんの次男で敦子被告は、隆一さんの長男の妻です。
2024年11月の一審の判決公判では、直哉被告が殺害の実行役で敦子被告は、事件の首謀者だとして殺人罪について2人の共謀を認定し、直哉被告に懲役20年、敦子被告に懲役28年の判決が言い渡されていました。
16日の控訴審で弁護側は、殺人ついては直哉被告の単独犯で、共謀はなく動機などについても事実誤認があるとして、証拠調べや被告人質問を求めました。
しかし、仙台高裁はいずれも退け、裁判は即日結審しました。
判決は、10月30日に言い渡されます。
16日朝、宮城県色麻町内で牛舎と倉庫を全焼する火事がありました。この火事でけがをした人はいませんでした。
【写真を見る】牛舎と倉庫を全焼する火事 ポンプ車など14台で消し止める 宮城・色麻町
16日午前8時45分頃、宮城県色麻町王城寺の住宅で、「家の牛舎が燃えている」とこの家の人から消防に通報がありました。
消防がポンプ車など14台を出して消火にあたり火は、約3時間40分後に消し止められました。警察によりますとこの火事で木造の牛舎と倉庫が全焼しました。けがをした人はいませんでした。
警察と消防は、17日に実況見分をして火が出た原因を調べることにしています。
14日未明、宮城県多賀城市内の住宅1棟が全焼し4人が死傷した火事で、住宅1階から火が出たとみられることが新たに分かりました。
14日午前3時頃、多賀城市下馬4丁目の菊地稔さん(70)の木造2階建ての住宅から火が出て、この家1棟が全焼しました。焼け跡からは2人の遺体が見つかり、現在、菊地さんの70代の妻と、菊地さんの息子の40代の元妻と連絡がとれなくなっています。また、菊地さんの息子と、10代の孫娘が逃げる際にけがをしました。
近所の人:
「爆発したような音なんですけど。玄関を開けたら火の粉が上がっていた」
警察によりますと、実況見分や菊地さんの話から、住宅の1階から火が出たとみられるということです。警察が遺体の身元の特定を急ぐとともに火が出た原因を調べています。
14日午後0時半頃、仙台市太白区秋保町馬場の大行沢(おおなめさわ)で「友人が滝つぼに落ちた」と消防に通報がありました。警察などによりますと、滝つぼに転落したのは、沢登りをしていた埼玉県本庄市の会社員・佛木大亮さん(30)で、およそ3時間後に秋保二口キャンプ場からおよそ100メートル北側の川の中で見つかり救助されましたが、その場で死亡が確認されました。
大行沢は、沢登りを楽しめる場所として知られていますが、前日からの雨で増水していたということです。
ハイキングで近くを訪れた人:
「本当は沢登りする予定だったが朝雨が降っていたし、夕べも雨が降ったのできょうはまずいと思った。水量と雨が降ると濁って川底が見えなくなる」
佛木さんは友人と2人で沢登りをしていて流されたとみられていて、警察が詳しい状況を調べています。
仙台市内に住む男性が15日、警察官や検事を装う男らに400万円をだまし取られる事件がありました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
【写真を見る】テレビ電話で「逮捕令状、凍結捜査令状が請求されている」警察官や検事を装う男らに400万円だまし取れらる 仙台
被害にあったのは、仙台市太白区に住む60代の会社員の男性です。
15日午前8時50分頃、京都府警の警察官を装った男から男性の携帯電話に着信があり、SNSのテレビ電話で話をするように言われました。
男性がテレビ電話をすると別の警察官を装った男が、警察手帳を見せたうえ、男性に対して「マネーロンダリング事件である男を逮捕し、キャッシュカードを300枚以上押収した」「その中にあなたの名前があり、あなたに逮捕令状、凍結捜査令状が請求されている」などと話しました。
その後、京都地検の検事を装った男が電話を替わり、「公的任意資産調査制度を使ってあなたの資産が事件に関係のないことが証明されれば、令状は発行されずに済む」「そのためには、あなたの資金を別の口座に移す必要がある」などと言われ、男性は指定された口座宛てに計400万円を振り込みました。
振り込んだ後、不審に思った男性が家族に相談して被害に気づき、午後1時頃、警察に被害を届け出たということです。
警察は「テレビ電話で話そうと持ち掛けることはない」と話していて、特殊詐欺事件として捜査しています。
9月1日、宮城県亘理町の県道で酒を飲んだ状態で自転車を運転したとして逮捕された男について、仙台地方検察庁は12日、道路交通法違反の罪で起訴しました。
【写真を見る】自転車で酒気帯び運転 運転していた男(53)を起訴 裁判で審理へ 宮城
起訴されたのは、亘理町吉田の造園業・齋藤健被告(53)です。起訴状などによりますと、齋藤被告は9月1日、亘理町の県道で0.15ミリグラム以上のアルコールを身体に含んだ状態で自転車を運転したとされています。当時、現場近くのコンビニエンスストアの店員から齋藤被告が迷惑行為をしているという通報があり、駆けつけた警察が自転車に乗っている齋藤被告に話を聞いたところ、酒の臭いがしたため、アルコール検査をして逮捕につながりました。自転車の飲酒運転での逮捕は宮城県内で初めてでしたが、起訴も初となり、公開の法廷で審理されることになります。
仙台市内のスポーツ施設から車止めのポールを盗んだとして9月11日に逮捕された男が、仙台市などで相次いでいる同様の窃盗事件への関与をほのめかす供述を始めたことが分かりました。
また、男は犯行後すぐ複数の業者にポールを売って金に換えていたと見られています。
【写真を見る】ポール連続窃盗 犯行後すぐに換金か 容疑否認から一転「関与」ほのめかす 会社員の男 仙台
窃盗の疑いで逮捕された会社員の男(57)の身柄は、9月12日の朝に仙台地方検察庁に送られました。
警察によりますと、男は8月12日夕方から13日朝までに宮城野区のスポーツ施設に設置されたステンレス製の車止めポールなど時価6万7000円相当を盗んだ疑いがもたれています。
仙台市や富谷市では2025年6月以降、公園などに設置された車止めポールが相次いで盗まれていて、これまでに118本の被害が確認されています。
男はこれまで容疑を否認していましたが、その後の警察の調べに対し今回の容疑に加え、一連の窃盗事件への関与もほのめかす供述を始めたことが新たに分かりました。
また、男は犯行後、日にちを置かず、すぐに宮城県内の複数の買い取り業者にポールを売って金に換えていたと見られています。
警察は、男が転売目的で窃盗を繰り返していたとみて裏付け捜査を進めています。
2025年6月までに、仙台市泉区に住む公務員の男性がSNSで知り合った何者かに現金およそ1770万円をだまし取られました。
女性を紹介すると偽った特殊詐欺事件として警察が捜査しています。
詐欺の被害にあったのは仙台市泉区に住む60代の公務員の男性です。
警察によりますと、男性は2025年5月24日、インスタグラムで知り合った女に「女性とデートするためには認証が必要」などと言われ女に紹介された別の人物の指示で出会い系サイトに登録しました。
しかし、この人物から「アカウントが破損したので修復費がかかる」「支払ったお金は後日返金する」などと言われたため男性は、5月26日から6月17日までの間に十数回にわたり、指定された口座に現金あわせて1770万円余りを振り込みました。
その後、男性が返金を求めると、手数料としておよそ500万円を要求されたため不審に思い、警察に相談したことで被害が発覚しました。
警察が特殊詐欺事件として捜査を進めています。
仙台市内のスポーツ施設で車止めポールを盗んだとして会社員の男が、9月11日逮捕されました。
【写真を見る】総被害100本超 押収品を公開 車止めポール窃盗の疑いで男を逮捕 警察が余罪追及 仙台
男は容疑を否認していますが、男がポールを売った業者からは今回とは別のポールも押収されていて警察は仙台市内の公園などで相次いでいる同様の窃盗事件に男が関与しているとみて調べています。
中村洋輝記者リポート:
「警察が押収したのは車止めのポールあわせて9本です。男は真ん中のポールを盗んだ疑いで逮捕されました」
窃盗の疑いで逮捕されたのは仙台市青葉区台原3丁目の会社員の男(57)です。
警察が9月11日公開したのは男がポールを売った金属買取業者から押収したもので形状は様々、すべてステンレス製ということです。
警察によりますと、男は8月12日夕方から翌13日朝までの間に宮城野区の「仙台市鶴ケ谷温水プール」でステンレス製の車止めポールと固定していた南京錠、あわせて時価6万7000円相当を盗んだ疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は「日にちや場所が定かでないため自分がやったか分からない」と容疑を否認しています。
近隣施設の職員:
「(夜は)車の往来もほとんどなく歩いている方々も少ない」
近隣施設の職員:
「早く犯人捕まれば良いと話していたので今回捕まってほっとしている」
仙台市内では8月27日までに公園などに設置された車止めポールがあわせて108本盗まれたことが分かっています。警察は、男が一連の事件に関与しているとみて捜査を進めています。
14日未明、宮城県多賀城市で住宅1棟を全焼する火事があり、2人が死亡し、2人がけがをして病院に運ばれました。
14日午前3時過ぎ、宮城県多賀城市下馬4丁目で「隣の家が燃えている」と消防に通報がありました。
消防がポンプ車など10台を出して消火にあたり、火は1時間余りで消し止められました。
この火事で木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、火が出た当時、この家には家族など5人がいて、このうち70代の女性と40代の女性と連絡が取れていないということです。また、40代の男性と10代の女性も逃げる際に骨を折るなどのけがをして病院に運ばれました。
警察は、遺体は連絡の取れなくなっている女性2人とみて、身元の確認を急ぐとともに火が出た原因を調べています。
14日昼頃、仙台市の秋保町で沢登りをしていた男性が流され死亡しました。
14日午後0時半頃、仙台市太白区秋保町馬場の大行沢(おおなめさわ)で「友人が滝つぼに落ちた」と消防に通報がありました。警察などによりますと、滝つぼに転落したのは、沢登りをしていた30代の男性で、およそ3時間後、秋保二口キャンプ場からおよそ100メートル北側の川の中で見つかり救助されましたが、その場で死亡が確認されました。
大行沢は、沢登りを楽しめる場所として知られていますが、前日からの雨で増水していたということです。
ハイキングで近くを訪れた人:
「本当は沢登りする予定だったが朝雨が降っていたし、夕べも雨が降ったのできょうはまずいと思った。水量と雨が降ると濁って川底が見えなくなる」
男性は、友人と2人で沢登りをしていて流されたと見られていて、警察が詳しい状況を調べています。