今週に入り、うそ電話詐欺の被害が相次いでいることから、県警は、13日に「特別警戒警報」を発令しました。
県内では、11日に70代の女性が、警察官を名乗る男からのウソ電話を信じて1800万円をだまし取られました。
その後も被害が相次いでいて、13日には山口市の70代と90代の女性の被害が発表され、あわせて510万円をだまし取られています。
県警は、1週間で5件以上の被害が出たら、「特別警戒警報」を出します。
今月8日からの6日間で5件の被害が確認されたため、特別警戒警報を発令しました。
これまでよりも警戒を強め、17日にはすべての警察署でキャンペーンを行います。
同僚のキャッシュカードを盗み現金を引き出したとして逮捕された山口県柳井市の消防士長が懲戒免職処分となりました。
11日付けで懲戒免職処分となったのは柳井消防署に勤務していた20代の消防士長です。
消防士長は同僚のキャッシュカードを盗み現金5万6000円を引き出したとして2025年4月に逮捕されています。
その後の消防の調査で複数の同僚の財布から現金を盗んだことがわかっています。
ほかにも同僚のスマートフォンを無断で使用して3万6000円を不正入金したり虚偽の住所を申請し、住居手当7か月分18万9000円を不正に受給したということです。
不正に得た金は生活費などに充てていたとみられています。
SNSで知り合った人から、暗号資産投資を勧められた山口県周南市の50代男性が
約300万円相当をだまし取られました。
警察によりますと、周南市に住む50代の男性会社員は
2024年10月、SNSで知り合った人から「暗号資産投資をしないか」
「私も投資で利益を得ている」などと持ちかけられました。
男性が、専用サイトでアカウントを作ると、カスタマーサポートを名乗る人物から
「利益の出金には手数料や税金の支払いが必要」などと言われたということです。
話を信じた男性は、6回にわたって暗号資産を送金し、
合わせて299万1000円相当をだまし取られました。
警察はSNSで知り合った相手からの投資話は、詐欺を疑うよう呼びかけています。