妻(当時32)の頭を木の棒で数回殴って殺そうとしたとして、殺人未遂の疑いで先月25日に現行犯逮捕されていた広島県福山市に住む会社員の夫(37)について、広島地検福山支部は13日、罪名を殺人未遂から傷害に切り替えて起訴しました。
【画像を見る】男を現行犯逮捕した福山西警察署
起訴状によりますと、男は先月25日夜、福山市内において、妻に対して頭などを木の棒で数回殴る暴行を加え、全治2週間の大ケガをさせたとされています。
男は、逮捕当時の警察の調べに対し「木の棒でぶん殴ったことに間違いない」と容疑を認めていました。
警察に夫婦関係をめぐる相談は入っていなかったということで、警察は、2人に何らかのトラブルがあったかなど、事件の全容解明に向けて捜査を続けています。
ホテル内でユニットバスのドアを蹴って壊したとして、会社員の男が逮捕されました。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、自称・東京都墨田区の会社員の男(41)です。
【写真】事件を捜査する呉警察署
警察によりますと男は13日午後6時ごろから11時45分ごろまでの間、呉市中央4丁目のホテル内でユニットバスのドアを蹴って壊した疑いがもたれています。
警察の調べに対して男は容疑を認めているということです。
事件当時、男は酒を飲んだ状態で、エレベーターのボタンをすべて押すなど不審な行動をホテルの従業員が確認。内線電話にも出ず、部屋をノックしても反応がなかったため、心配した従業員がドアを解錠したところ、室内のユニットバスのドアが壊されていたことに気がついたということです。
警察が詳しいいきさつを調べています。
広島県府中町で男性が殺害された事件から12日で2ヶ月です。現場周辺では、警察のパトロールなどが続けられています。
【写真を見る】「まだ検挙に至っていないが安全安心を実感していただきたい」 府中町男性殺害事件から2か月 現場周辺で警察のパトロールなど続く 広島
11日、府中町の府中交番に集まったパトカーや青色防犯パトロールカー。4台の車両は、交番と水分峡森林公園との間を一列に並んで往復し、約1時間、地域や住民を見回りました。
広島東警察署生活安全課長 奥野貴正警部
「(犯人は)まだ検挙に至っておりませんが、こうやって、私たち警察と住民の方が一体となって、みなさんに安全安心を実感していただきたい」
事件が起きたのは4月12日の夜。府中町の水分峡森林公園で、東京都練馬区の会社員、里見誠さんが頭や顔を複数回殴られ殺害されました。犯人は今も捕まっていません。
事件から2ヶ月たったこの日も、現場近くの小学校では、登校中の見守り活動が続けられていました。一部の児童は今も保護者と一緒に登校しているということです。
一方、府中町のピッコロゴード保育園では、事件の後、園の外での活動を中止していました。再開にあたり、人目の多い場所や死角が少ない場所に活動場所を限定する対策をとりました。今後、さらに園内の防犯カメラも増設予定です。
捜査本部には、12日時点でおよそ60件の情報が寄せられており、犯人逮捕に向け、遺留品や防犯カメラ、SNSの解析などの捜査が続いているということです。
公共工事の便宜を図った見返りに、広島県海田町の職員が、土木会社の役員から8回接待などを受けたとされる事件で、多くは町の職員側が接待を要求していたことがわかりました。
【画像を見る】逮捕された容疑者2人 や 賄賂前後の梨真興業の受注金額グラフ など
収賄の疑いで逮捕されたのは、海田町建設部建設課技師の岡山光太郎容疑者(26)、贈賄の疑いで逮捕されたのは、海田町の土木会社「梨真興業」の社長・安部真矢容疑者(39)です。
警察によりますと、岡山容疑者は、海田町が発注した道路などの公共工事の随意契約で、梨真興業が受注できるよう便宜を図った見返りに、安部容疑者から、8回にわたって計20万円あまりの接待や、現金を受けとった疑いが持たれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
海田町によりますと、梨真興業との随意契約は、賄賂の受け渡しが疑われる時期と重なる2023年以降、受注数や金額が急増しているということです。
関係者への取材で、海田町技師の岡山容疑者が業者側に対して「ごはんに行きたい」「風俗店に行きたい」などと安部容疑者に言って、代金を負担してもらうケースが大半だったことが新たにわかりました。
捜査関係者によりますと、岡山容疑者はその見返りとして、道路の緊急工事などで梨真興業を単独で指名したり、随意契約で少数の社から見積もりをとる際、梨真興業が有利になるよう便宜をはかっていたとみられています。
警察は事件のいきさつを調べています。
広島市安佐北区の路上で、面識のない通行人の女性(10代)に性的暴行を加え、さらに羽交い締めにするなどしたとして、技能実習生の男が逮捕されました。
【画像を見る】事件を捜査する安佐北警察署
不同意性交等致傷の疑いで逮捕されたのは、広島市安佐北区可部南に住むミャンマー国籍の技能実習生の男、ソーエーセイ容疑者(23)です。
警察によりますと、ソーエーセイ容疑者は、5月2日午後8時半ごろ、広島市安佐北区の路上で、道を歩いていた10代の女性の肩に手を回すなどの暴行を加え、性的暴行したうえで、女性を羽交い締めにして振り回し、転倒させて、けがをさせた疑いがもたれています。
警察の調べに、ソーエーセイ容疑者は「合っています」と容疑を認めているということです。
被害者の女性は、右膝を強く打つなどし、全治1週間のけがをしました。
ソーエーセイ容疑者と女性に面識はないということで、通りすがりに性的暴行などを加えたとみられます。
警察は事件のいきさつを調べています。
国の助成金制度を悪用し、現金約290万円をだまし取ったとして、広島県警は11日、広島市中区に住む会社役員の男(64)を詐欺の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島中央警察署
警察によりますと、男は2023年、厚生労働省の「業務改善助成金」の申請で、虚偽の内容の書類を提出し、現金289万5000円をだまし取った疑いが持たれています。
警察の調べに男は「概ね間違いありません」と話しているということです。
助成金申請の実務を行っている広島労働局が、交付後、申請を再確認するなかで不審点に気付き警察に相談。不正が疑われたため刑事告発し、警察が捜査していました。
男は、事業に使う車両を購入していないのに、購入したというウソの内容で申請していたみられています。
厚生労働省によりますと、「業務改善助成金」は、最低賃金を30円以上引き上げたうえで生産性向上のため設備投資を行った場合に、その費用の一部を助成する制度だということです。
警察は、男がほかにも制度も悪用し助成金をだましとっていたとみて、会社の事業実態や余罪を調べています。
勤務先の病院で、患者のお茶に薬剤を混ぜるなどしたとして、逮捕された男が、他の患者のお茶にも、薬剤を混ぜた可能性があることが分かりました。
【写真を見る】送検される石地容疑者など
元介護福祉士の石地一磨容疑者(35)は、傷害などの疑いで12日朝、送検されました。
警察によりますと、石地容疑者は5月、当時勤務していた広島市安佐南区の病院で、薬剤を混ぜたお茶を入院患者の女性に飲ませて、一時的に意識を朦朧(もうろう)とさせるなどした疑いが持たれています。
警察の調べに石地容疑者は「だいたい合っています」と供述しているということです。
病院によりますと、石地容疑者は逮捕前「別の患者のお茶にも薬剤を混ぜた」という趣旨の話をし、院内のカメラにもその様子が映っていて、あわせて3人のお茶に薬剤を混ぜた可能性があることが新たにわかりました。
警察は事件のいきさつを調べています。
広島県海田町の職員が収賄の疑いで逮捕された事件で、警察は11日、役場を家宅捜索しました。
【画像を見る】逮捕・送検された役場職員と土木業者社長 家宅捜索の様子 ほか
米田健太郎記者
「午後7時前です。捜査員たちが海田町役場に入ってきます」
収賄の疑いで送検されたのは、海田町の職員、岡山光太郎容疑者(26)。贈賄の疑いで送検されたのは、海田町の土木会社、「梨真興業」の代表取締役社長・安部真矢容疑者(39)です。
警察によりますと、岡山容疑者は、海田町が発注した道路などの公共工事の随意契約で、梨真興業が受注できるよう便宜を図った見返りに、安部容疑者から、2023年1月から2024年10月までの間に、8回にわたって計20万円あまりの接待や現金を受けとった疑いが持たれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
海田町 竹野内啓佑町長
「この度は誠に申し訳ありませんでした」
職員の逮捕を受け、11日、海田町議会では全員協議会が開かれました。議員からは、これまでの対応や今後の信頼回復について質問が投げかけられました。
協議会のあと開かれた記者会見では、梨真興業との、水路の除草や土砂の撤去や、舗装修繕などの随意契約について、2020年度が1件、2021年度が5件、2022年度が6件だったものの、賄賂の受け渡しがあったとされる時期と重複する2023年度は22件、2024年度は19件と大幅に増加していることなどが明らかになりました。
竹野内町長は、「事実関係を確認し、厳正に対処していく」と話しました。
公共工事の便宜を図った見返りに工事業者から接待や現金などを受け取ったとして海田町職員の男が収賄の疑いで逮捕されました。
【写真を見る】海田町職員の男を収賄の疑いで逮捕 道路や河川などの随意契約で便宜はかった見返りに風俗店や飲食の接待うけ現金などを受け取ったか 広島
逮捕されたのは、海田町建設部建設課技師の岡山光太郎容疑者(26)と、海田町の土木会社「梨真興業」の代表取締役社長・安部真矢容疑者(39)です。
警察の発表によりますと、岡山容疑者は、海田町が発注した道路などの公共工事の随意契約で、梨真興業が受注できるよう便宜を図った見返りに安部容疑者から、おととし1月から去年10月までの間に、7回にわたり計12万円あまりの風俗店利用や飲食などの接待をうけたほか、現金8万円を受け取った疑いが持たれています。警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、梨真興業の海田町からの受注件数は2023年度以降、大幅に増加しているということです。警察では、岡山容疑者が随意契約で恣意的に梨真興業を選んだとみて調べることにしています。
職員の逮捕を受けさきほど、海田町議会では全員協議会が開かれました。
海田町 竹野内啓佑町長
「本日、本町職員が収賄の容疑で逮捕されました。現在警察で捜査が行われているが、本町の信用を著しく失墜させることを生じた。心よりお詫びを申し上げたい。
この度は誠に申し訳ありませんでした」
全員協議会では、岡山容疑者がことし2月から警察の任意聴取を受けていたことなどを説明しました。竹野内町長は、「事実関係を確認し、厳正に対処していく」と話しました。
広島市中区の集合住宅敷地などで、20代の男性から現金3万1000円やキャッシュカードを脅し取るなどしたとして、広島県警は9日、風俗案内所店員の男(26)と、無職の少女(17)、専門学生の少女(19)を恐喝などの疑いで逮捕したと発表しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島中央警察署
警察によりますと、男らは2月、広島市中区宝町の集合住宅敷地内において、被害者の男性に対し「17歳になにしとるん」「児童ポルノになるぞ」と脅し、「所持金なんぼあるんや」「全部出せや」などと、男性から現金3万1000円やキャッシュカード1枚を脅し取った疑いが持たれています。
また、男らは「児童ポルノは60万円の罰金だろ、足りない分はどうするんや」などとさらに現金を要求。同町のコンビニエンスストアまで移動しましたが、ATMが利用時間外だったため未遂に終わった疑いも持たれています。
警察は3人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、無職の少女(17)が、マッチングアプリで知り合った男性を呼び出し、合流したときに男と専門学生の少女(19)が現れたということです。逮捕された3人は、それぞれ知人関係だということです。
警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
広島市の病院で、薬剤を混ぜたお茶を患者に飲ませ、意識障害を負わせるなどしたとして、広島県警安佐南警察署は10日、当時、介護福祉士として病院で働いていた男(35)=同市安佐南区、無職=を、傷害などの疑いで逮捕しました。
事件を捜査する安佐南警察署
警察によりますと、男は5月12日朝、広島市安佐南区の病院で、薬剤を混ぜたお茶を入院患者の女性(79)に飲ませて、一時的に意識朦朧となるけがをさせるなどした疑いが持たれています。
女性が意識朦朧となった日に、病院の関係者から「職員が患者に何らかの薬を飲ませた」と110番通報があり事件が発覚しました。警察の調べに対し、男は「だいたいあってます」と供述しているということです。
男は2月からこの病院で働き、当時は勤務中だったということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。
民家の郵便ポストに不法投棄したとして、広島県警は8日、広島市安芸区に住む無職の男(26)を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する海田警察署
海田警察署によりますと、男は、5月24日ごろから6月6日午前10時ごろまでの間、同市安芸区内にある民家の郵便ポストに、ラケット袋などの廃棄物を捨てた疑いが持たれています。
このポストは普段、使用していなかったということで、7日午前に「自宅の郵便ポストの中にラケット袋などが入れられていた」と被害関係者からの届け出があり、発覚しました。ポストの中には、ラケット袋のほかに、ヘアトリートメントの空容器などもあったということです。
投棄されたものから、男の関与が浮上しました。警察の調べに男は「私はやっていない」と容疑を否認しているということです。
被害者と男は面識は無く、警察は事件のいきさつを調べています。
広島県福山市の住宅で6日夕、火災が発生し、1人の遺体が見つかりました。この家に住む80代の女性と連絡が取れていないということです。
【画像を見る】炎を上げて燃える住宅(視聴者提供)など
警察と消防によりますと午後4時15分ごろ、福山市千田町藪路で、「家が燃えている」と付近の住人から複数の通報がありました。
消防車9台が出動して消火活動にあたり、火は約2時間後に、消し止められました。一方、火事があった木造2階建ての住宅から1人の遺体が見つかりました。この家に住む80代の女性と連絡が取れていないということで、身元の確認をしています。
現場は住宅密集地で、警察が近隣住民に避難を呼びかけるなど、一時騒然となりました。警察などが詳しい出火原因を調べています。
去年、広島市で10歳未満の女の子の下半身を触ったとして、保育施設に勤務している団体職員の男が逮捕・送検されました。
【画像を見る】送検される江原容疑者
不同意わいせつの疑いで逮捕・送検されたのは、広島市安芸区に住む団体職員、江原孔伽容疑者(25)です。
警察によりますと、江原容疑者は、去年の9月から12月頃、広島市にある施設で、10歳未満の女の子の下半身を触った疑いがもたれています。
警察の調べに、江原容疑者は「間違いない」と容疑を認めているということです。
女の子の母親からの届け出で事件が発覚しました。江原容疑者は秋から冬にかけ複数回、下半身を触ったとみられています。
関係者によりますと、被害を受けた女の子は未就学児で、事件の起きた現場は江原容疑者が勤務する保育施設だということです。
警察は、事件のいきさつと余罪の有無についても調べています。
消防と警察によりますと、6日午後4時15分ごろ広島県福山市千田町で「家から炎が出ている」と通報がありました。
【写真を見る】「家から炎が出ている」住宅街で火事 1人の遺体発見 80代女性と連絡取れず 警察が付近住民に避難呼びかけも 広島県福山市
消防車9台が出動して消火活動にあたり、約1時間後に火の勢いは収まりました。一方、消防によりますと、火事のあった住宅から1人の遺体が見つかり、80代の女性と連絡が取れていないということです。
この火事で、警察が付近の住民に対して避難を呼びかけるなどしていました。
※速報段階の情報です。情報を更新しています。
自宅に放火して全焼させ、隣接する住宅3棟に延焼させたとして、広島県警は4日、三次市畠敷町に住む無職の女(33)を現住建造物等放火の疑いで逮捕しました。
【写真を見る】自宅に放火し全焼させたか 無職の女(33)を容疑で逮捕 近隣の住宅など3軒にも延焼 うち1軒は全焼 広島
警察によりますと、午前11時ごろ三次市畠敷町の住宅で「屋根から煙と炎が見える」と110番通報がありました。
火は約3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼。隣接する住宅など3棟(いずれも木造2階建て)に延焼し、うち1棟が全焼しました。この火事によるけが人はいませんでした。
女は火元となった住宅に、祖母と母の3人で暮らしていて、出火当時、2人は外出していたということです。警察が帰宅した2人や近隣住民から事情を聞いたところ、女の関与の疑いが強まり、現住建造物等放火の容疑で逮捕しました。
警察によりますと、午前10時ごろから午前10時55分ごろまでに、何らかの方法で自宅に火を放った疑いが持たれています。調べに対し、女は「私がやったことで合っている」と容疑を認めていて、警察は動機など詳しい事件のいきさつを調べています。
男性2人を車に乗せて監禁したほか、脅して現金をだまし取ろうとしたなどとして、広島県警は4日、契約社員の男(22)を監禁、恐喝未遂、器物損壊の疑いで再逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島西警察署
警察によりますと、男は4月9日午後6時40分ごろ、広島市佐伯区五日市駅前の路上で、男性(20代)を乗用車に乗せ、「そんな態度とるなら山連れてってボコボコにするぞ」などと脅し、西区古江西町の駐車場まで走行。呼び出した別の男性(20代)にも「お前、何ブロックしとんな」などと脅し、車に乗せて監禁した疑いが持たれています。
さらに男は、男性2人を脅して現金を脅し取ろうとしたほか、男性2人を助けようと駆けつけた複数人から逃げようと、運転していた車を助けに来た複数人が乗っていた車のうち3台に衝突させ、損壊した疑いも持たれています。
警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
車を衝突させている状況を見た目撃者から110番通報があり、事件が発覚。男は、この事件の前日にも男性2人を脅して監禁し、現金合計30万円を脅し取ったとして逮捕されていました。
男と男性2人は、知人だったということで、警察は事件のくわしいいきさつを調べています。
2日午後、広島市の市道で軽乗用車の単独事故があり、運転していた高齢男性が死亡しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島南警察署
警察によりますと、2日夜、広島市南区出島の市道で、軽乗用車が防潮堤の横にあるコンクリート壁に衝突しました。
この事故で、運転していた同区皆実町に住む岡平勝昭さん(85)が胸などを強く打っていて、病院に運ばれましたが、翌3日夜、死亡が確認されました。
2日午後8時ごろ、岡平さんは自宅を出たということですが、その後帰宅しなかったことから、家族などが捜索。午後10時10分ごろ、壁にぶつかっている軽乗用車と乗っている岡平さんを発見し、通報したということです。
事故当時、同乗者はいなかったということで、警察は事故の詳しい原因を調べています。
10代の少女を自宅まで連れ去ったとして、広島県警は4日、大阪府吹田市の無職の男(37)を未成年者誘拐の疑いで逮捕しました。
【写真を見る】「娘がいなくなった」10代の少女を誘拐した疑いで無職の男(37)を逮捕 広島
警察によりますと、男は先月28日午前、広島県内に住む少女に甘い言葉をかけて大阪市内まで誘い出し、自宅などに連れ去り誘拐した疑いが持たれています。調べに対し、男は「間違いない」と容疑を認めているということです。
5月28日に少女の母親が「娘がいなくなった」と警察に届け出。防犯カメラなどから女性が男の家にいることを特定しました。捜査員が6月4日、少女を保護し、一緒にいた男を逮捕しました。少女にけがはなく、監禁などもされていなかったということです。
警察は男と少女が知り合った経緯など、事件の詳しいいきさつを調べています。
広島市中区の金融機関の店舗で、丸めた新聞紙にライターで火をつけたとして、広島県警は2日、中区舟入中町に住む無職の男(75)を威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島中央警察署
警察によりますと、男は2日午後0時40分ごろ、広島市中区舟入町にある金融機関の店舗で、丸めた新聞紙にライターで火をつけるなど、業務を妨害した疑いが持たれています。
通報を受けて、駆けつけた警察官が男を現行犯逮捕。調べに男は容疑を認めているということです。
男は「明日入金される予定のお金をきょう出金したい」と金融機関に来店。職員が断ったところ、待合ブースにある長椅子に腰掛け、持参した新聞紙を丸めてライターを使って火をつけたとみられています。
金融機関の男性職員が、燃えている新聞紙を持った男の手を、水を入れたバケツに押し込んで消火したということです。
当時、金融機関の店舗内に客はおらず、職員にもけがはありませんでした。
警察が、事件のいきさつを調べています。
31日未明、福山市のコンビニエンスストアの駐車場で、男性が3人組の男に殴られてショルダーバッグを奪われる強盗傷害事件がありました。
事件があったのは、福山市高西町4丁目のコンビニエンスストアの駐車場です。
警察によりますと、午前1時50分ごろ、駐車場にいた19歳の男性に男3人が殴るなどの暴行を加え、ショルダーバッグ1個を奪って逃走しました。男性は、軽いけがをしたとみられるということです。
コンビニエンスストアの店員が、男性が「助けてくれと言っている」と警察に通報しました。
3人は、北方向に走って逃げたということで、警察が強盗傷害事件として行方を捜査しています。
3年前、海田町で70代の男性が監禁されて現金を奪われ死亡したとされる事件です。一審で無期懲役の判決を言い渡された男の控訴審が始まりました。
【画像を見る】送検される今泉被告やきょうの法廷
一審の広島地裁の判決によりますと、今泉俊太被告(34)は、2022年6月、女らが預けていた投資資金を回収する目的で、女と共謀し、海田町の事務所で竹内義博さん(当時71歳)に、殴る蹴るなどの暴行や、脅迫を加えました。さらにほかの5人と、現金およそ11万円を奪い死亡させるなどしたとして、無期懲役の判決を言い渡されました。弁護側は、判決を不服として、控訴していました。
3日の控訴審初公判で、弁護側は、事実誤認と量刑不当を主張しました。一方、検察側は控訴の棄却を求め、裁判は即日結審しました。
裁判中、今泉被告は申請した証人尋問などが却下されると「なんで必要性相当性がないんですか」「理由が知りたい」などと不満を口にしました。注意されるも、その後も続けたため、裁判長から退廷を命じられると「なんで退廷なんだよふざけるなよ」「何で証言もさせないんだ」「答えろ」などと語気を強めていました。
判決は、7月22日に言い渡されます。