2023年2月、宇都宮市の国道で時速160キロを超える速度で乗用車を運転してオートバイに追突し、当時63歳だった男性を死亡させたとして危険運転致死の罪で起訴された被告が無免許運転の罪で起訴されていたことが関係者への取材で分かりました。
2023年2月14日の夜、宇都宮市下栗町の新4号国道でオートバイに乗っていた佐々木一匡さんが、法定速度を100キロ上回る時速160キロ以上で走行したとみられる乗用車に追突されて死亡しました。
宇都宮地方検察庁はこの車を運転していた、石田颯汰被告(22)を過失運転致死の罪で起訴していましたが、制御困難な高速度だったとして去年10月、より刑の重い危険運転致死の罪に起訴内容を変更しました。
その後、石田被告は保釈されていましたが、ことし5月9日に宇都宮市内で運転免許が停止されていたにも関わらずオートバイを運転したとして、道路交通法違反の罪で起訴されていることが関係者への取材で分かりました。
亡くなった佐々木さんの妻の多恵子さんは、とちぎテレビの取材に対し「被告は反省していると思っていたが、これまで謝罪はなくさらに裏切られた気持ちで残念でならない」と話しています。
栃木県警は30日、交通死亡事故ゼロ2000日を達成したとして、市貝町に感謝状を贈りました。
警察によりますと、市貝町では2020年2月3日に原付きバイクに乗っていた男性が電柱に衝突して亡くなった事故を最後に、交通事故で亡くなる人が1人もいませんでした。
そこで県警は30日、7月26日までの5年5カ月余りにわたって交通死亡事故ゼロ2000日を達成し栃木県の交通安全に大きく貢献したとして、高橋修司交通部長が市貝町の入野正明町長に感謝状を贈りました。
県警によりますと、29日現在県内で交通死亡事故ゼロを継続している日数が最も長いのは市貝町で2003日、次いで那珂川町が1098日だということです。
しかし、29日時点の県内の交通事故は累計で発生が2275件、死者が40人、それにけが人が2705人といずれも2024年の同じ時期を上回っています。このペースで増え続けると死者の数は過去5年で最悪となる見込みで、警察は注意を呼びかけています。
栃木県警は30日、交通死亡事故ゼロ2000日を達成したとして、市貝町に感謝状を贈りました。
警察によりますと、市貝町では2020年2月3日に原付きバイクに乗っていた男性が電柱に衝突して亡くなった事故を最後に、交通事故で亡くなる人が1人もいませんでした。
そこで県警は30日、7月26日までの5年5カ月余りにわたって交通死亡事故ゼロ2000日を達成し栃木県の交通安全に大きく貢献したとして、高橋修司交通部長が市貝町の入野正明町長に感謝状を贈りました。
県警によりますと、29日現在県内で交通死亡事故ゼロを継続している日数が最も長いのは市貝町で2003日、次いで那珂川町が1098日だということです。
しかし、29日時点の県内の交通事故は累計で発生が2275件、死者が40人、それにけが人が2705人といずれも2024年の同じ時期を上回っています。このペースで増え続けると死者の数は過去5年で最悪となる見込みで、警察は注意を呼びかけています。
関東信越国税局は29日、合わせておよそ2600万円を脱税したとして、法人税法違反などの疑いで矢板市の太陽光発電設備会社、KW電気とこの会社の役員の黒髪昌志氏(51)を宇都宮地方検察庁に告発したと発表しました。
告発は3月28日付けです。
告発容疑は、2022年6月期や23年6月期の所得について確定申告書を提出しなかったり所得を過少に申告したりして1億800万円ほどを隠し、およそ2600万円を脱税した疑いです。
また、黒髪氏は、個人としての21年分の所得およそ3800万円も隠しおよそ1200万円を脱税したとして所得税法違反の疑いで告発されています。
2018年7月に日光市を観光で訪れていたフランス人の女性が行方不明になってから29日で7年となるのを前に28日、警察や女性の親族などが駅の周辺でチラシを配り情報提供を呼びかけました。
行方が分からなくなっているのはフランス人女性の、ティフェヌ・ベロンさん(43)です。
警察によりますとベロンさんは、2018年の7月28日に観光で日光市を訪れていて、翌日29日の午前10時ごろ、パスポートや荷物を残したまま軽装でホテルを出て、行方が分からなくなっています。
28日は、警察官やベロンさんの兄・ダミアンさんなど合わせて約10人が東武日光駅とJR日光駅の周辺で1千枚のチラシを配り、情報提供を呼びかけました。
警察はこれまでに述べ1万人以上を動員し、100回を超える捜索を行っています。
また情報提供は、6月末までに240件寄せられているということですが、有力な手がかりはなく、1年間に寄せられる件数も年々減少しているということです。
警察は今後も事件と事故の両面で捜索を続けるとともに、情報提供を呼びかけています。
ベロンさんは身長約165センチで中肉、髪色は茶色だということです。
情報提供は日光警察署で受け付けています。
電話番号は0288ー53ー0110です。
また、ベロンさんについては国連の強制的失踪委員会が詳細な情報提供などを求め、家族への連絡を要求する5度目の書簡を先月送っています。
書簡では日本側の捜査情報を「十分入手できていない」と捜査協力の不備も指摘しました。
2018年7月に日光市を観光で訪れたフランス人女性が行方不明になって7年となるのに合わせ、25日、女性の兄が福田富一知事と面会し、情報提供への協力を改めて求めました。
行方が分からなくなっているのは、フランス人女性のティフェヌ・ベロンさん43歳です。
警察によりますと、ベロンさんは2018年7月28日に1人で日光市を観光で訪れ、翌日の29日午前中に、パスポートやスーツケースなどを残したまま軽装で宿泊先を出てから、行方が分からなくなりました。
25日はベロンさんの兄、ダミアンさんが県庁を訪れ、福田知事と面会しました。ダミアンさんが福田知事のもとを訪れるのは2回目です。
ダミアンさんは、捜査に協力している日本の全ての人に感謝すると述べた上で、「妹のティフェヌを見つけ出すことが一番の目的だ」と話し協力を求めました。
福田知事は23日、全ての県庁職員に対して情報提供を改めて呼びかけたとし、「一日も早い発見のため、引き続き協力していく」と答えました。
ダミアンさんは情報を集めるため、7月から日本語のウェブサイトを作成したことを明らかにしました。
栃木県警では事件と事故の両面で捜査しています。
情報提供は日光警察署まで、電話番号は0288・53・0110です。