去年10月、熊谷市の駐車場で車を盗み、さいたま市岩槻区の車の解体や保管をする施設「ヤード」に運び込んだとして、パキスタン国籍の男ら5人が逮捕されました。
逮捕されたのは、パキスタン国籍で越谷市千間台西の会社役員、ファイサル・シャー容疑者(42)ら5人です。
5人は去年10月、熊谷市銀座の月極駐車場から乗用車を1台などを盗み、さいたま市岩槻区のヤードに運んで、隠した疑いがもたれています。
警察は捜査に支障があるとして、5人の認否を明らかにしていません。
警察は防犯カメラの映像などから、盗難車がヤードに搬入されていたことを確認したということです。
また盗難車は、ヤード内で解体したあと、コンテナに入れて海外へ輸出していたとみられています。
また、別の盗難車2台がヤードから見つかり、盗難車と知りながら保管したとして、ファイサル容疑者の会社の従業員ら8人が逮捕されています。
警察は事件の全容解明に向けて捜査を進めています。
21日の夜、草加市内の学習塾に全裸で侵入した疑いで、48歳の男が現行犯逮捕された事件で、この事件の前に男が車の当て逃げやひき逃げ事件などおよそ20件に関与していたとみられることが警察の調べでわかりました。
建造物侵入と傷害の疑いで送検されたのは、住所・職業不詳の西村大輔容疑者(48)です。
西村容疑者は21日午後9時40分ごろ、草加市内の学習塾に全裸で侵入し、女子生徒や、男性講師にけがを負わせた疑いがもたれています。
また、西村容疑者は事件前、川口市にあるセブン-イレブン川口差間3丁目店に全裸で入店し、雑貨などの商品を万引きしたとみられていて、警察が窃盗事件として捜査しています。
警察によりますと、さいたま市で男性2人が死傷するひき逃げ事件があったほか、川口市では車同士の事故やタクシーが奪われる強盗事件も発生していました。
警察は、西村容疑者が21日の午後8時すぎから逮捕されるまでのおよそ1時間半の間に、およそ20件の事件や事故に関与したとみて調べています。
24日朝早く、羽生市の東北自動車道の下り線で、トレーラーとタンクローリー、それに軽乗用車あわせて3台が絡む事故があり、1人が死亡、2人がけがをしました。
警察は詳しい事故の状況を調べています。
24日午前5時半ごろ、羽生市弥勒の東北自動車道下り線で女性から「東北道でトラックが燃えていて、防音壁も壊れている」と119番通報がありました。
警察や消防によりますと、トレーラーとタンクローリー、それに軽乗用車の3台が絡む事故があり、トレーラーが横転、炎上し、乗っていた50代くらいの男性1人がその場で死亡が確認されました。
また、タンクローリーを運転していた40代の男性と、軽乗用車を運転していた50代の男性は、いずれもけがをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
この事故で、午前5時50分から2時間20分ほど、東北道下り線の羽生インターチェンジから館林インターチェンジの間で、通行止めとなりました。
警察は詳しい事故状況を調べています。
22日朝、神奈川県横浜市で、埼玉県警の警察官が殺人事件に絡み、家宅捜索に入ろうとしたところ、この家に住む50代の男が車で逃走しました。
捜査関係者によりますと、男はおととし、狭山市で起きた暴力団関係者とみられる男性が殺害された事件の関係者とみられていて、警察が男の行方を追っています。
22日午前6時半ごろ、神奈川県横浜市神奈川区松本町の住宅で、埼玉県警の警察官が殺人事件の捜査で捜索に入ろうとしたところ、この家に住む50代の男が警察官を振り切り、車に乗って逃走したということです。
逃げるのを止めようとした警察官3人が腕などをぶつけられ、軽いけがをしました。
埼玉県警は、公務執行妨害の疑いで男の行方を追っています。
警察によりますと、逃げた男は身長175センチぐらいの中肉で、白いセダンタイプの乗用車で逃げたということです。
捜査関係者によりますと、男は暴力団関係者とみられ、おととし狭山市広瀬台の集合住宅の駐車場で、暴力団関係者とみられる男性が射殺された事件の関連を捜査していました。
21日夜、さいたま市で男性2人が死傷するひき逃げ事件がありました。
一方、川口市では同じ時間帯に乗客2人が乗ったタクシーが奪われる事件も起きています。
県警は草加市内の学習塾に侵入した疑いで全裸の男を現行犯逮捕していて、各事件に関与しているとみて調べています。
現行犯逮捕されたのは住居・職業不詳の西村大輔容疑者(48)です。
西村容疑者は21日午後9時40分ごろ、草加市内の学習塾の敷地内に侵入した疑いが持たれています。
塾では10代の生徒と50代の男性職員がけがをしましたが、いずれも軽傷とみられます。
また、事件前、西村容疑者は川口市木曽呂で車同士の事故を起こし、相手の車を奪って逃走すると、その後、川口市戸塚で乗客2人が乗ったタクシーを奪い走り去ったとみられています。
そして、警戒していた警察官が草加市内の学習塾で西村容疑者を現行犯逮捕しました。
西村容疑者は確保された際、全裸だったということです。
調べに対して西村容疑者は「それを言ったらまずい」などと話しているということです。
一方、21日午後8時50分ごろ、さいたま市緑区大間木の県道で、バイク2台が相次いで車に衝突されるひき逃げ事件が発生しました。
川口市戸塚の会社員、吉田光暢さん(46)が頭を強く打ち死亡したほか、45歳の男性会社員が腹部に重傷を負いました。
県警は男性2人が死傷したひき逃げ事件を含めいずれの事件にも西村容疑者が関わったとみて調べています。
4月14日、さいたま市桜区のマンションで女子高校生が刃物で刺され死亡した事件で、殺人の疑いで逮捕された25歳の男と女子高校生は事件直前、別の方角から来た2人が同じ時間帯に現場付近の交差点を通っていたことがわかりました。
事件は4月14日、さいたま市桜区のマンションの出入口付近で、高校1年生の手柄玲奈さん(15)が刃物で刺され死亡したもので、殺人の疑いで谷内寛幸容疑者(25)が逮捕されました。
調べに対し谷内容疑者は、黙秘を続けています。
警察によりますと、事件直前、現場付近の防犯カメラの映像には別の方角から来た2人が、わずかな差で同じ交差点を通っていた様子が映っていたということです。
2人に面識はないとみられ、警察は、谷内容疑者が現場付近の交差点で手柄さんを偶然見つけ、犯行に及んだ可能性があるとみて捜査しています。
被害が後を絶たない特殊詐欺の防止に向け、県警は21日から4月25日まで、駅前やATMを重点に警戒を強化しています。
初日の21日は、ふじみ野市の東武東上線・上福岡駅前で特殊詐欺被害防止キャンペーンが行われました。
県警によりますと、ことし1月から3月までの特殊詐欺の被害件数は、東入間警察署が管轄するふじみ野市と富士見市、三芳町が県内で最も多かったということです。
キャンペーンでは、東入間警察署の友則歩署長が「特殊詐欺は地域の絆で防ぎましょう。周りの方がおかしいと思ったら声をかけましょう」と呼びかけました。
そして、埼玉りそな銀行上福岡支店の小木曽達朗支店長から、特殊詐欺にだまされないよう啓発するステッカー「防犯ステイマーク」が友則署長に贈られました。
防犯ステイマークは、東入間警察署の管内にあるおよそ70か所のATMで貼られるということです。
このあと、集まったふじみ野市の職員らおよそ40人が、駅前で通行人に啓発品を配りながら、特殊詐欺の被害に遭わないよう注意を呼びかけました。
県警は特殊詐欺の被害を防ぐため、4月25日まで駅前や無人ATMなどで警戒を強化することにしています。
21日夜、さいたま市で男性2人が死傷するひき逃げ事件がありました。
一方、川口市では同じ時間帯に乗客2人が乗ったタクシーが奪われる事件も起きています。
県警は草加市内の学習塾に侵入した疑いで男を現行犯逮捕していて、各事件に関連しているとみて調べています。
21日午後8時50分ごろ、さいたま市緑区大間木の県道でバイク2台が相次いで車に衝突されるひき逃げ事件が発生しました。
1人は腹部のけがで重傷とみられ、もう1人は搬送先の病院で死亡が確認されました。
また、午後8時55分ごろ、川口市内で車同士の事故があり全裸の男が相手の車を奪って逃走しました。
さらにおよそ15分後には川口市戸塚で男が乗った車がタクシーとぶつかり、男は乗客2人が乗ったタクシーを奪い走り去りました。
そして男は草加市内でタクシーを乗り捨てたあと学習塾の敷地に入り、その後、現行犯逮捕されました。
逮捕されたのは住居・職業不詳の西村大輔容疑者(48)で認否について「それを言ったらまずい」と話しているということです。
県警は西村容疑者が各事件に関与したとみて調べています。
22日朝、神奈川県横浜市で、埼玉県警の警察官が殺人の疑いで家宅捜索に入ろうとしたところ、この家に住む50代の男が車に乗って逃走し、埼玉県警が男の行方を追っています。
警察によりますと、22日午前6時半ごろ、神奈川県横浜市神奈川区で埼玉県警の警察官が殺人の疑いで50代の男の家に家宅捜索に入ろうとしたところ、男が車に乗って逃走したということです。
逃げた男は身長175センチ前後の中肉で、白いセダンタイプの乗用車で逃げたということです。
男が逃げるのを止めようとした警察官3人が、車に腕などをぶつけられていて、埼玉県警は、公務執行妨害の疑いで男の行方を追っています。
19日午後秩父市の御岳山で部活動中の女子高校生が滑落し、意識不明の状態で病院に搬送されました。
19日午後1時20分ごろ秩父市の御岳山で「生徒が足を踏み外して滑落した」と30代の男性教諭から110番通報がありました。
滑落したのは県立深谷第一高校山岳部の1年生の女子生徒で頭をけがするなどしていて意識不明の重体です。
警察によりますと、女子生徒は、19日部員と教諭合わせて23人で朝から御岳山に登り、下山中に登山道から滑落したということです。
警察は、部員や教諭から事情を聞くなどして、事故の原因などを調べています。
ことし1月に行われた戸田市議会議員一般選挙で、選挙運動員2人に、報酬を渡したとして、市議会議員の男を逮捕しました。
公職選挙法違反の買収の疑いで逮捕されたのは、戸田市議会議員の渡辺塁容疑者(46)です。
渡辺容疑者は、選挙後のことし1月30日、JR戸田駅西口駅前で、選挙運動員2人に対し、選挙運動への報酬として、現金3万5千円を渡した疑いが持たれています。
2人は、選挙期間中、渡辺容疑者の名前や顔写真が掲載された選挙運動用のビラを配り、渡辺容疑者への投票を依頼するなどしていたということです。
防犯カメラの捜査などから犯行を特定したということです。
警察の調べに対し、渡辺容疑者は、「弁護士と話をするまでは、話せません」と留保しています。
4月14日、さいたま市桜区のマンションで女子高校生が刃物で刺され死亡した事件で殺人の疑いで逮捕・送検された谷内寛幸容疑者(24)が、犯行に使った刃物を自宅の寮から持ち出して現場に向かったと見られ、警察は、計画的に凶器を準備して犯行におよんだとみていることが分かりました。
事件は、4月14日、さいたま市桜区のマンションの出入り口付近で住人の高校1年生、手柄玲奈さん15歳が刃物で刺され、死亡しました。
警察によりますと、防犯カメラの捜査から、谷内容疑者は、犯行までの間、店舗や施設に立ち寄らずに、現場付近に向かっており、警察では自宅から包丁を持ち出し偶然見かけた手柄さんを狙ったとみています。
一方、現場に設けられた献花台には18日も多くの花が手向けられ、亡くなった手柄さんを悼む人たちが訪れていました。
18日、吉川市にあるリサイクル会社の敷地内でドラム缶に入った女性の遺体が見つかった事件で、ドラム缶は所沢市のトランクルームから、17日、回収されていたことがわかりました。
捜査関係者によりますと、このドラム缶はことし2月にはトランクルーム内に置かれていたということで、警察は2月より前に遺体が遺棄されたとみて調べています。
18日、午後4時前、吉川市小松川にあるリサイクル会社の敷地内で「ドラム缶の中から人の足が見える」と、作業をしていた男性従業員から110番通報がありました。
警察によりますと、遺体は女性で服を着た状態でブルーシートがかけられていたということです。
遺体は高齢とみられ、死後、かなりの時間が経過しているとみられています。
ドラム缶は17日午後、リサイクル会社が所沢市のトランクルームから回収していたということです。
利用料金が未払いだったため、管理会社がリサイクル会社に撤去を依頼していました。
警察は、遺体の身元や死因を捜査するとともに、トランクルームの契約者の確認を進めています。
去年10月、所沢市で起きた強盗致傷事件で、資金を管理していたとして組織犯罪処罰法違反の罪に問われている26歳の女の初公判が17日、さいたま地裁で行われ、女は起訴内容を認めました。
組織犯罪処罰法違反の罪に問われているのは京都府京都市のアルバイト、武藤恵子被告(26)です。
起訴状などによりますと、武藤被告は資金管理役として、自身のネット銀行の口座に所沢市で起きた強盗事件の実行犯から被害金の一部の5万円を振り込ませたうえで、実行犯らに報酬を振り込んでいたとみられています。
17日の初公判で武藤被告は起訴内容について「間違いありません」と認めました。
このあと行われた冒頭陳述で、検察側は、武藤被告が、借金を返済するために、闇バイトに応募した事や自身の名義の口座に振り込まれている金がオレオレ詐欺や何らかの犯罪で得た金である可能性を認識していたと話しました。
17日夜、八潮市のマンションの一室で、高齢の女性が血を流して倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は、現場で包丁を持って警察官に向かってきた40代の男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕し女性の死亡について調べています。
17日午後8時半すぎ、八潮市浮塚のマンションの1室で、この部屋の住民とみられる男性から「帰宅すると母が血を流して倒れている」と119番通報がありました。
警察官がかけつけましたが、玄関の鍵がかかっており、呼びかけにも応じないことから、ベランダから窓ガラスを割って中へ入ったところ、60代から70代くらいの女性が血を流して倒れているのが見つかりました。
女性に意識はなく、体には複数の切られたような傷があり、病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、室内には、息子とみられる40代の男が包丁を持ったまま立っており、警察官の制止に応じず、向かってきたため、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したということです。
警察の調べに対し、男は、「警察官に包丁を向けたことは間違いない」と容疑を認めています。
警察は、男から事情を聞くなどし、女性が死亡したいきさつなどを詳しく調べています。
越谷市の自宅で同居する80歳の父親に顔を叩くなどの暴行を加えてけがをさせたとして、国家公務員の51歳の息子が逮捕されました。
父親は搬送先の病院で死亡が確認されていて、警察が傷害致死の疑いも視野に調べています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、越谷市赤山町の関東矯正管区に勤める国家公務員、井上顕容疑者(51)です。
警察によりますと、井上容疑者は14日から15日午前7時前までの間、自宅で同居する80歳の父親に対して、顔面を両手でたたくなどの暴行を加え、顔に打撲などのけがをさせた疑いが持たれています。
井上容疑者は、15日午前7時前に「父親の部屋に行ったら意識がない」と119番通報していました。
父親は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。15日夕方、病院から連絡を受けた警察が井上容疑者から事情を聞き、その後、逮捕しました。
調べに対し、井上容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は傷害致死の疑いも視野に、事件のいきさつなどについて詳しく調べています。
4月14日、さいたま市桜区のマンションで女子高校生が殺害された事件で、警察は逮捕された24歳の男の自宅から、包丁など刃物2本を押収しました。
警察は、犯行に向け準備していた可能性もあるとみて、調べています。
4月14日、午後8時15分ごろ、さいたま市桜区栄和のマンションの出入口付近で、高校1年生の手柄玲奈さん(15)が刃物で刺され死亡した事件では、近くに住む谷内寛幸容疑者(24)が殺人の疑いで逮捕され、16日、送検されました。
警察によりますと、事件後、谷内容疑者の自宅を家宅捜索した際、包丁など刃物2本を押収したということです。
現場付近でも血痕が付いた別の包丁が見つかっていて、警察は、谷内容疑者が事前に凶器を準備していた可能性があるとみて調べています。
越谷市の自宅で同居する80歳の父親に顔を叩くなどの暴行を加えてけがをさせたとして、51歳の息子が逮捕されました。
父親は搬送先の病院で死亡が確認されていて、警察が傷害致死の疑いも視野に調べています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、越谷市赤山町の職業不詳、井上顕容疑者(51)です。
警察によりますと、井上容疑者は14日から15日午前7時前までの間、自宅で同居する80歳の父親に対して、顔面を両手でたたくなどの暴行を加え、顔に打撲などのけがをさせた疑いが持たれています。
井上容疑者は、15日午前7時前に「父親の部屋に行ったら意識がない」と119番通報していました。
父親は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
15日夕方、病院から連絡を受けた警察が井上容疑者から事情を聞き、その後、逮捕しました。
調べに対し、井上容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は傷害致死の疑いも視野に、事件のいきさつなどについて詳しく調べています。
14日夜、さいたま市桜区のマンションで、女子高校生が何者かに刃物で刺されるなどして死亡した事件で、警察は15日、24歳の男を逮捕しました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の谷内寛幸容疑者(24)です。
谷内容疑者は14日午後8時15分すぎ、さいたま市桜区栄和のマンションの出入口付近で、このマンションに住む高校1年生の手柄玲奈さん(15)の上半身などを刃物で複数回刺すなどして死亡させた疑いが持たれています。
谷内容疑者は、事件のおよそ15分後、現場近くの交番を訪れましたが、警察官が不在だったため通行人の40代の男性に通報を依頼しました。
通報を受け駆けつけた警察官が、両手から血を流していた谷内容疑者を発見し、身柄を確保していました。
警察の調べに対し、谷内容疑者は黙秘しているということです。
警察は、目撃情報や現場の状況、防犯カメラの映像などから谷内容疑者が手柄さんを刃物で殺害したとみて、15日、殺人の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、現場からは犯行に使用されたと見られる血痕のついた包丁が押収されているということです。
手柄さんが帰宅したところを襲われていることから、警察は手柄さんのスマートフォンを解析するなどして、動機や2人の関係を調べることにしています。
13日夜、越谷市のさいたま地検越谷支部などが入る合同庁舎の正門の門扉が壊され、14日の朝、合同庁舎の郵便受けの中から金属製のランタンなどが見つかった事件で、警察は、15日千葉県野田市の51歳の男を逮捕しました。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、千葉県野田市の職業不詳 菊名一弘容疑者(51)です。
菊名容疑者は、13日午前2時半ころから3時過ぎにかけて越谷市東越谷のさいたま地検越谷支部などが入る合同庁舎にダンプカーで侵入した疑いが持たれています。
菊名容疑者が、15日午前2時すぎに越谷警察署に出頭したうえ、警察が、現場付近の防犯カメラの映像などから菊名容疑者がダンプカーで合同庁舎の敷地内に侵入した様子を確認したことから逮捕に至りました。
警察の調べに対し、菊名容疑者は「掃除をするために侵入した」と容疑を認めています。
また、「フェンスを壊したのは私です」と供述しているということです。
警察は、菊名容疑者が門扉を壊したとみて、器物損壊の疑いで調べると共に郵便受けに入っていたランタンとの関連性についても詳しく捜査しています。
ことし1月、川口市の市道で乗用車がガードレールに衝突し、同乗していた男性が死亡した事故で、県警は、運転手のベトナム国籍の男を再逮捕しました。
無免許過失運転致死と酒気帯びなどの疑いで再逮捕されたのは、ベトナム国籍で住所不定・職業不詳のハー・ヴァン・リン容疑者(36)です。
ハー容疑者は、ことし1月、川口市差間の市道で無免許かつ酒を飲んで乗用車を運転し、ガードレールに衝突しました。
そして、同乗者のハー・ヴァン・クエンさん(当時33)に外傷性くも膜下出血などの外傷を負わせた上、救護措置をとることなくその場から逃走し、死亡させた疑いが持たれています。
ハー容疑者は、事故のおよそ1時間後に現場付近の交番に出頭し、入管難民法違反の疑いで逮捕・起訴されていました。
調べに対し、ハー容疑者は「初めての事故が怖くて逃げてしまった」などと容疑を認めているということです。
県警は、ハー容疑者のほかに乗用車に乗っていた人物がいたかも含め、事故当時の状況を詳しく調べています。
特殊詐欺の被害を少しでも減らそうと、加須市で13日、市の観光大使が作詞・作曲を手がけた特殊詐欺被害防止キャンペーンソングのお披露目コンサートが開かれました。
イベントではまず、地元のコミュニティFM「FMわたらせ」でパーソナリティを務める茉莉子さんが1日警察署長に任命されました。
このあと、加須警察署の星和徳署長が、去年1年間の県内の特殊詐欺被害がおととしよりも大幅に増えたことや、在宅中も自宅の固定電話を留守番電話にするなどの特殊詐欺被害の防止策を紹介しました。
そして、市の観光大使を務めるミュージシャン佐藤嘉風さんが作詞・作曲した「『サギ』ひっかからない宣言」が披露されました。
加須警察署などは今後、特殊詐欺の啓発活動や防犯講話などでこの歌を周知していくということです。
カンボジアに渡航し「タタキ(強盗)の電話をかける仕事をする」などと、同居する男性2人に強盗のアポ電をする闇バイトに勧誘したとして、県警は春日部市に住む22歳の男を逮捕しました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、春日部市備後東の職業不詳 石川哲也容疑者(22)です。
県警によりますと、石川容疑者は3月、何者かと共謀し自宅などで同居する18歳と25歳の男性に対し「タタキ(強盗)の電話をかける仕事をする」などと伝え、カンボジアに渡航して、強盗事件のアポ電をするよう勧誘した疑いが持たれています。
石川容疑者はリクルーターとみられていて、当初、男性2人に対し「海外でクリーニングの仕事」「ホテルの清掃」と説明していましたが、最終的には「タンス預金のありかを聞いて、次の日にそれを奪いに行く」などと、強盗のかけ子の内容を伝えていたとみられています。
警察の調べに対し、石川容疑者は容疑を一部否認しているということです。