青森市で高齢女性2人が殺害された事件から7年が経過しました。
遺族は「なぜ殺されたのか、なぜ憎まれたのか知りたい」と真相解明を望んでいます。
★青森警察署刑事第一課 渡邊隆史課長代理
「いろいろな情報が出るかもしれません。事件が風化しているということも念頭において、事件があったこともお知らせしつつ、情報提供の呼びかけをチラシ配布とともによろしくお願いします」
きょう現場周辺に集まった捜査員。
事件から7年、解決の糸口を探すべく周辺の住宅で聞き込みをしました。
★捜査員
「事件から7年たつんですけども、こうやってチラシを配って捜査続けていました。なにか思い出したことありましたら、こちらの番号に電話していただければ対応しますので、何とぞよろしくお願いします」
この事件は、2018年6月12日、青森市旭町1丁目の住宅で1人暮らしの菊地のり子さんが首を絞められて殺害されているのが見つかりました。
さらに1週間後、北金沢2丁目の商店を兼ねた住宅で小山和子さんが首を絞められたほか胸と腹などを刃物のようなもので刺され殺害されているのが見つかりました。
★青森放送 板橋優磨キャスター
「わずか100メートルの距離で起きた事件には共通点があります。1つ目は一人暮らしの高齢の女性ということ、2つ目は首を絞められるなどして殺害されたことです」
警察はこれまでにのべ12万人近い捜査員を投入。
連続殺人の可能性もあるとみて現場の再検証などを続けてきましたが、いまだ解決には至っていません。
★青森放送 板橋優磨キャスター
「1件目の現場となった住宅は取り壊されています、草が生い茂り月日の長さを物語っています」
まだ取り壊されるまえのおととし、自宅内部の取材に遺族が初めて応じてくれました。
玄関近くの廊下で倒れていたという菊地さん。
カレンダーは事件が起きた2018年のまま。
ほかにも丁寧に並べられた食器など、当時の生活が残されていました。
事件から7年、RABの取材に遺族は「なぜ殺されたのか、なぜ憎まれたのか知りたい」とコメントしています。
★青森警察署刑事第一課 渡邊隆史課長代理
「2名の方の尊い命が奪われるという、本当に許すことができない事件です。警察では過去の記録証拠品の精査などを進めています」「どんな些細な情報でもかまいませんので、気がかりなことがありましたら青森警察署まで情報をいただきたいと思います」
捜査本部ではフリーダイヤルで情報提供を求めています。
電話番号は0120‐001‐328です。
おととい鯵ヶ沢町で山に入ったとみられる男性の行方がわからなくなり、警察や消防などが捜索を続けています。
行方が分からなくなっているのは、弘前市熊嶋の無職・木村芳美さん89歳です。
おととい午後8時ごろ、鯵ヶ沢町芦萢町で通行人から「道路上に車が午後4時ごろから放置されている」と警察に通報がありました。
警察が調べたところ、車は木村さんのものとわかり自宅に帰っていないことが判明しました。
車にはタケノコが積まれていたことから、山菜採りで遭難した可能性が高いと判断しました。
きのうに続きけさも午前5時から、警察と消防などが捜索を続けています。
弘前市で発生したタクシー窃盗事件で、警察はドライブレコーダーに記録された同様の手口での窃盗についても容疑が固まったとして、17歳の少年を再逮捕しました。
再逮捕されたのは弘前市内に住む17歳の無職の少年です。
少年は先月19日、弘前市吉野町の駐車場で男性運転手に空を見るよう促したすきに、現金17万円余りが入っていたセカンドバック1個など14点、合わせて20万円相当を盗んだ疑いです。
少年はこの事件のあと、別のタクシー会社の運転手に同様の手口でセカンドバックなどを盗んだ疑いで今月2日に逮捕されていました。
調べに対し、少年は容疑を認めているということです。
弘前警察署は余罪の有無など調べています。
被害にあったタクシー会社の関係者はRABの取材に対し「犯人が捕まり運転手たちはほっとしています。警察官の方たちへの尽力に感謝します」と話していました。
ことし4月、県内の女性が有料サイトの未納料金やサイバー保険料など4つの名目で詐欺被害に遭い、あわせて3,000万円をだまし取られました。
被害にあったのは県内の60歳代の女性です。
ことし4月2日女性はスマートフォンにNTTファイナンスから有料サイトの未納料金があるというメッセージが届き、指定された口座に5回にわたり50万円を振り込みました。
その後、サイバー保険料として12回にわたり600万円。
損害補償料として19回にわたり800万円。
事件を解決させる名目で17回にわたり1,621万円を振り込みました。
被害額はあわせて3,071万円に上りました。
警察は実在する法人や警察官などをかたり金銭を要求する詐欺に注意を呼びかけています。
航空自衛隊三沢基地は女性更衣室を盗撮しようとした隊員を停職処分にしました。
停職60日の処分を受けたのは、航空救難団飛行群三沢ヘリコプター空輸隊に所属する20歳代の空土長です。
空土長は、ことし4月2日三沢市内の施設で開いていた窓越しにスマートフォンを向け、女性更衣室内を盗撮しようとしたとして、警察に任意同行を求められていました。
調べに対し「興味本位で行った」という内容の供述をしているということです。
当時は勤務時間のあとで、基地の調べでは常習性は認められていないということです。
中学生の娘を包丁で刺し大けがをさせたとして逮捕された33歳の母親が起訴されました。
母親は誤って刺さった事故として否認を続けています。
起訴されたのは平川市の飲食店従業員 桑田飛鳥被告33歳です。
起訴内容によりますと、桑田被告は去年1月8日午後7時13分から午後7時40分ごろの間に、自宅で中学生の娘の背中や尻を包丁で2回刺し、大けがを負わせた傷害の罪に問われています。
警察によりますと当時、桑田容疑者が「包丁にお尻をひっかけた事故」などと説明し、娘も事故と話したことなどから事件として扱われませんでした。
その後、娘が児童相談所の聞き取りに「怒られて母親に刺された」と説明したことなどから逮捕されていました。
調べに対し桑田被告は「誤って刺さった事故」という趣旨の供述をし、否認を続けています。
十和田警察署によりますと、ことし5月16日、青森県内に居住する40歳代の女性のスマートフォンに「2時間以内にあなたのスマートフォンが使えなくなります。」という音声ガイダンスによる電話があり、音声指示に従い電話番号をタップすると男が対応し
・あなた名義のスマートフォンが契約され、悪用されている。
などと言われました。
その後、「福岡県警刑事第二課バンドウユタカ」と名乗る男に電話が代わり、「福岡県に来られなければ、電話で調書を作成する。」などと言われました。
また、運転免許証を撮影した画像を送るよう指示されたため、女性はショートメッセージで送信しました。
そして5月19日に、再びバンドウから女性のスマートフォンに電話があり
・あなた名義の口座が特殊詐欺に使われていて,被害額は1億3,400万円にもなる。
・あなたが無関係であることを証明するためには、「優先調査」というものがあるので、検察官と話してもらいたい。
と言われ、「検察官のオキタ」と名乗る男に代わった後、オキタから
・「優先調査」は病気や精神疾患がある人にしか適用できないが、被害額の4%のお金を納めれば、優先調査として調査する。
などと言われ、5月23日及び27日の3回にわたり、青森県内の金融機関やドラッグストア敷地内に設置のATMからオキタに指定された大手金融機関の個人名義口座に合計624万円を振り込みました。
しかし、相手から一向に連絡がなかったことから、スマートフォンで男の名前などを調べてみたところ同様の詐欺被害の記事があり、詐欺の被害に気付いたということです。
警察は警察官が、現金の振込を指示することや金品の要求をすることは絶対にないと注意を呼びかけています。
けさ弘前大学の学生寮で火災がありました。
けが人はいませんでした。
消防などによりますと12日午前5時半すぎ、弘前市学園町1丁目にある弘前大学の学生寮の関係者から「屋上の配電盤が燃えている」と119番通報がありました。
ポンプ車やはしご車など13台が出動し、およそ1時間後に火は消し止められました。
現場は男子寮「北鷹寮」で、けが人はいませんでした。
消防によりますとこの火事で、少なくとも屋上のエアコン室外機が10数台燃えたということです。
警察や消防が火が出た原因を調べています。
野辺地警察署によりますと6月7日、青森県内に居住する40歳代の男性のスマートフォンに警視庁のタナカヒロユキを名乗る男から電話があり、
・あなたは詐欺に加担している。
・事情聴取のため徳島県に来てほしい。
などと言われました。
男性はタナカに徳島県に行けないと伝えたところ、別の者に代わると言われ、次に応対した徳島県警を名乗る男から、LINEアカウント「2981号」を登録するように指示され、そのアカウントを利用してビデオ通話で警察手帳を見せられた上、
・あなたが犯罪の資金洗浄に関わっていて、逮捕状が出ている。
・あなたが犯人からお金を受け取っている疑いがある。
・あなたの口座残金を指定口座に振込すれば、犯人から受け取ったお金かどうか確認できる。
などと言われ、その日のうちに県内金融機関のATMから、指定されたネット銀行の個人名義口座に現金55万円を振込入金しました。
その後、警察に指示されてお金を振り込みしたことを不審に思い、警察署に相談して、被害に気付いたということです。
警察は犯人はLINE等で連絡を取り合い、逮捕状や警察手帳等を見せて信じ込ませようとしますが、警察がLINE等で連絡することはないとして注意を呼びかけています。
三戸警察署によりますと、ことし4月2日、青森県内に居住する60歳代の女性のスマートフォンにNTTファイナンスを名乗る者から、有料サイトの未納料金がある旨のショートメッセージが届き、メッセージ記載の電話番号に電話をしたところ、応対したカワモトと名乗る男から
・未納料金は10万円だが、支払えばすぐに返金される。
などと言われ、県内の金融機関ATMから、指定されたネット銀行の法人名義口座に10万円を振り込みました。
その日のうちに、日本個人保護協会のフジワラと名乗る男から電話があり
・シュガー、バニラ、ピュア、DMMにも未納料金がある。
などと言われ、指定されたネット銀行の法人名義口座に4回にわたり、合計40万円を振り込みました。
4月3日、日本ネットワークセキュリティ協会のオオタニと名乗る男から電話があり
・あなたからランサムウェアに感染した人がいるが、サイバー保険で保証することができる。
・サイバー保険の料金は、600万円になる。
などと言われ、4月3日から8日までに指定されたネット銀行や大手金融機関の法人及び個人名義口座に12回にわたり、合計600万円を振り込みました。振込後、更にオオタニから
・旅行会社が損害を受けたが、保険で補えないので800万円支払って欲しい。
などと言われ、4月11日から16日までに、指定された大手金融機関の個人名義口座に19回にわたり、合計800万円を振り込みました。
4月18日、警視庁のイチジョウを名乗る男から電話があり
・オオタニは、ランサムウェアで感染した後、あなたにサイバー保険をかけたことで逮捕された。
・解決するためには、警視庁に資産を全部預けないといけない。
などと言われ、4月21日から5月12日までに指定された個人名義口座に17回にわたり、合計1,621万円を振り込みました。
その後、イチジョウたちとの連絡がとれなくなったことから、詐欺被害に気づいたということです。
被害金額はあわせて3,071万円にのぼっています。
警察は一度要求に応じると要求がエスカレートしていくとして、最寄りの警察署、交番、駐在所に相談するなどして、1人で対応しないよう呼びかけています。
30歳代の女性の顔を平手打ちし、胸ぐらをつかむなどの暴行をくわえ、土下座を強要させたうえ、車の中でわいせつな行為をしたとして、会社員の男が逮捕されました。
逮捕されたのは八戸市内に住む32歳の会社員の男です。
警察によりますと、男はことし5月23日午後11時20分ころから翌日午前1時20分ころまでの間に、県内の駐車場に停めていた自身の車のなかで、県内に住む30歳代の女性の顔を複数回平手打ちし、胸ぐらをつかむ暴行をくわえ、さらに駐車場内で女性に土下座を強要し、午前1時35分ころから午前2時15分ころまでの間、車内で女性の同意を得ることなくわいせつな行為をした疑いがもたれています。
警察によると、2人は元夫婦ということで、過去に1度、被害者から男について警察に相談が寄せられていたということです。
調べに対し、男は容疑の一部を否認しています。
警察は2人の間になんらかのトラブルがあったとみて、捜査を進めています。
警察官をかたる特殊詐欺の被害を未然に防いだ青森市の銀行員に、警察から感謝状が贈られました。
きょうは青森警察署の高坂精一署長から青森みちのく銀行浜館支店の貝森千晶さんに感謝状が手渡され、浜館支店は「特殊詐欺等被害防止対策優良店舗」に認定されました。
貝森さんは先月29日来店した男性からATMの操作を依頼されました。
男性は「警察に振り込むように言われた」などと話したことから詐欺を疑い、振込を中止させて警察に通報しました。
警察によりますと、男性は大阪府警を名乗る人物から「クレジットカードが悪用されている。確認のためにお金を振り込む必要がある」などと言われたということです。
★青森みちのく銀行浜館支店 プランナー 貝森千晶さん
「お客様はかたくなに詐欺ではないと言い張った」
「警察官からということばを引き出すことができたので、これは絶対おかしいということで振り込みをやめてもらうようにしました」
青森警察署管内ではきのうまで21件の特殊詐欺が発生し、被害額はおよそ2億円に上っています。
特殊詐欺の「受け子」役として、青森県内に住む80歳代の女性から現金2,000万円を騙し取った疑いで逮捕された、東京都足立区の少年(当時14歳)の身柄が9日家庭裁判所に送られました。
青森家庭裁判所は少年鑑別所で日頃の行動や心身の状態などを調べる観護措置と、東京家庭裁判所への移送措置を決めました。
少年はことし2月5日東京都足立区に住む当時16歳の無職の少年などと共謀し、県内に住む80歳代の女性に「逃げないための保証金として2,000万円を裁判所に支払う必要がある」などとうそを言い、県内のコンビニエンスストアから現金2,000万円をこん包した荷物を都内に発送させてだまし取った、詐欺と組織犯罪処罰法違反の疑いで先月20日に逮捕されていました。
事件を巡っては、4月18日に逮捕された当時16歳の無職の少年の身柄が5月8日、青森家庭裁判所に送られていました。
インターネットカフェで10歳代の知人女性にわいせつな行為をしたとして元団体職員の男が起訴されました。
起訴されたのは青森市花園1丁目の元団体職員で無職の髙橋心被告21歳です。
起訴内容などによりますと、髙橋被告は去年9月24日から27日までの間、県内またはその周辺で元交際相手になりすまし、10歳代の知人女性に携帯電話機からアプリケーションのメッセージ機能を使い、「性交しなければ下着姿の写真を拡散する」などと脅迫するメッセージを送りました。
そして27日の午後7時半ごろから、およそ1時間にわたり、県内のインターネットカフェで室内を暗くし、知人女性に目隠しをさせるなどして同意を得ること無くわいせつな行為をした不同意性交の罪です。
インターネットカフェで10歳代の知人女性にわいせつな行為をしたとして元団体職員の男が起訴されました。
起訴されたのは青森市花園1丁目の元団体職員で無職の髙橋心被告21歳です。
起訴内容などによりますと、髙橋被告は去年9月24日から27日までの間、県内またはその周辺で元交際相手になりすまし、10歳代の知人女性に携帯電話機からアプリケーションのメッセージ機能を使い、「色々写真見られた」「ホテルとかの写真」「下着姿とか色々みられた」「だから広まらないようにってこと」「なんでやりたいって言ってたか」「察しろ」「いやでしょ噂」「見られてる時に保存されてるだけ」「なら俺としよって」「絶対解決させる」など、性交しなければ下着姿の写真が拡散されるおそれがあるという内容のメッセージを送り脅迫しました。
そして27日の午後7時半ごろから、およそ1時間にわたり、県内のインターネットカフェで室内を暗くし、知人女性に目隠しをさせるなどして元交際相手と人違いしていることに乗じて、同意を得ること無くわいせつな行為をした不同意性交の罪です。
妻に対する暴行事件で逮捕された七戸町の古物商が先月17日、東北町の飲食店駐車場で知人にのどぼとけなどを骨折させる傷害を負わせたとして再逮捕されました。
再逮捕されたのは七戸町の古物商坪俊英容疑者48歳です。
坪容疑者は先月17日の午後11時半まえ、東北町の飲食店駐車場で同町の農業の46歳男性の首を腕を回して絞め顔面を数回殴り全治およそ1か月ののどぼとけや鼻を骨折させた傷害の疑いが持たれています。
警察によりますと事件は発生直後に飲食店従業員からの通報で発覚しました。
坪容疑者と農業の男性は知人同士で発生前に店で飲食をしていたということです。
調べに対し坪容疑者は「暴力を振るったことは認めるが自分も暴力を受けた」などと供述し容疑を概ね認めています。
坪容疑者は先月28日に同居する40歳代の妻の太ももを蹴る暴行を加えた疑いで逮捕されていて、取り調べの過程で警察が傷害事件の容疑を固めきょう午前逮捕しました。
七戸警察署が余罪や動機などを詳しく調べています。
去年2月八戸港の防波堤で作業員6人が死傷した事故をめぐり、八戸海上保安部は安全管理の責任者や作業指揮の担当者など3人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
業務上過失致死傷の罪で書類送検されたのは福岡市の64歳の会社員など男性3人です。
八戸海上保安部によりますと、3人は去年2月28日夕方八戸港の八太郎北防波堤付近に停泊していた作業船から海に転落した1人が死亡、一緒に作業していた5人が軽いけがをした事故をめぐり、それぞれ当時の工事の安全管理や現場作業の監督指揮をしていました。
現場では当時12人が海底の土砂を掘る工事をしていて、悪天候のため防波堤から流されてしまった砂を運ぶ配管を固定していました。
また八戸労働基準監督署もこの事故をめぐり、きょう作業を請け負っていた東京の海洋土木事業会社「青木マリーン」と、現場監督者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しています。
当時高校生だった女性にわいせつな行為をしたとして警察官と住職の男2人が逮捕、交際相手に捜査情報をもらしたとして、男性巡査長が書類送検されました。
県警察本部長が陳謝しました。
青森市で開かれた県下警察署長会議。
県警察本部の小野寺本部長が、訓示とともに不祥事を陳謝しました。
★県警察本部 小野寺健一本部長
「法の執行者としてあってはならない行為であり警察本部長として重く受け止めております」
「被害者およびご家族、そして県民の皆様に深くおわび申し上げます」
逮捕されたのは、県警機動隊の警部補で青森市浜田の佐々木淳容疑者53歳と、むつ市美里町の住職 水野良章容疑者46歳です。
2人は共謀のうえ、去年11月20日県内のレンタルルームで当時高校生だった女性に、同意を得ることなくわいせつな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、容疑者2人はインターネットの掲示板を通じて知り合い、水野容疑者と被害女性はアプリを通じて知り合ったということで、3人が直接会うのは事件当日が初めてでした。
佐々木容疑者は容疑を認めていますが、水野容疑者は一部否認しています。
一方、県南地方の警察署に所属する20歳代の男性巡査長は、去年12月個人のスマートフォンで捜査に関する情報を当時の交際相手に送ったとして、地方公務員法違反の疑いで書類送検されました。
聞き取りに対して「気を引くためにやった」と説明したということです。
また、この巡査長はことし2月知人の男性の首をつかむなどしたとして暴行の疑いでも書類送検されています。
本部長訓戒の処分を受けたあと、依願退職したということです
小野寺本部長は信頼回復にむけて職務倫理のさらなる浸透を図るよう指示しました。
ことし4月、青森市で起きた事故で2人を死傷させたとして、危険運転致死傷などの疑いで逮捕された男が送検されました。
血液から基準値の倍以上のアルコールが検出されていたことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
送検されたのは鶴田町鶴田の無職 長内良容疑者23歳です。
長内容疑者は、ことし4月、青森市野内の国道4号交差点で酒気帯び状態で乗用車を運転、赤信号を無視してトラックとぶつかり2人を死傷させたとして危険運転致死傷などの疑いが持たれています。
この事故で乗用車の助手席に乗っていた八戸市沢里の岩舘まゆきさん当時23歳が亡くなりました。
トラックを運転していた男性は大けがをしました。
これまでの調べで、長内容疑者の血液から基準値の倍以上のアルコールが検出されたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
捜査当局は長内容疑者が酒を飲んで運転したいきさつなどこれから本格的な取り調べに入ります。
青森県警察本部は5日、当時高校生だった女性にわいせつな行為をしたとして、53歳の警察官と46歳の住職の男2人を逮捕しました。
逮捕されたのは青森市浜田の警察官 佐々木淳(ささき じゅん)容疑者53歳と、むつ市美里町の住職 水野良章(みずの りょうしょう)容疑者46歳の2人です。
2人は共謀の上、去年11月20日の午後4時15分ころから午後6時15分ころまでの間、青森県内の施設で、県内に住む当時高校生だった女性の同意を得ることなく、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
去年12月に被害関係者から申告があり、発覚しました。
女性にけがは確認されていません。
調べに対し、佐々木容疑者は容疑を認めていて、水野容疑者は一部否認しているということです。
警察によりますと、被害者の女性と水野容疑者がアプリを通じて知り合い、佐々木容疑者と水野容疑者はインターネットの掲示板を通じて知り合ったということです。
事件当日は、水野容疑者と女性が県内のレンタルルームに入室して、その後、佐々木容疑者が合流したということです。
佐々木容疑者は県警機動隊の警部補で、当直勤務明けだったということです。
佐々木容疑者は5日も通常通り勤務していました。
これまで問題になるような勤務態度などはなかったということです。
3人は事件当日に初めて出会ったということです。
佐々木容疑者は被害者の女性に対して「申し訳ありませんでした」と述べているということです。
青森県警察本部の中村誠警務部長は
「法の執行者たる警察官としてあってはならない行為であり、被害者及びご家族、そして県民の皆様に深くお詫び申し上げます。
今後、早急に事実関係の捜査を進め、事実に即して厳正に対処するとともに、職員一人一人に対して、警察職員として厳守すべき職務倫理を更に浸透させ、県民の信頼回復に全力を尽くしてまいります。」
とコメントしています。
所属する警察官が女子高校生にわいせつな行為をした疑いで逮捕されたことを受け、青森県警察本部の小野寺 健一本部長は6日開かれた県下警察署長会議で「非常に重く受け止めている」として陳謝し、「組織一丸となって県民の信頼回復に全力を尽くす」と述べました。以下、発言の全文です。
「昨日6月5日、本県警察官を不同意性交等事件の被疑者として逮捕しました。法の執行者たる警察官としてあってはならない行為であり、警察本部長として非常に重く受け止めております。被害者及びご家族、そして県民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、早急に事実関係の捜査を進め、事実に即して厳正に対処していきます。各位にあっては、職員一人一人に対して、警察職員として厳守すべき職務倫理の更なる浸透を図っていただきたいのであります。青森県警察は、組織一丸となって県民の信頼回復に全力を尽くします」
この事件は、当時高校生だった女性にわいせつな行為をしたとして、警察官と住職の男2人が逮捕されたものです。
逮捕されたのは県警機動隊の警部補で青森市浜田の佐々木淳容疑者53歳と、むつ市美里町の住職 水野良章容疑者46歳です。
2人は共謀のうえ、去年11月20日、県内のレンタルルームで当時高校生だった女性に同意を得ることなく、わいせつな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、容疑者2人はインターネットの掲示板を通じて知り合い、水野容疑者と被害女性はアプリを通じて知り合ったということで、3人が直接会うのは事件当日が初めてでした。
女性にけがは確認されていません。
調べに対し、佐々木容疑者は容疑を認めていますが、水野容疑者は一部否認しています。
警察が動機などについて詳しく調べています。
去年1年間に県内で生まれた子どもの数は5,099人で過去最少を更新しました。
1人の女性が生涯に産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率も1.14と過去最低です。
厚生労働省が発表した去年の人口動態統計の概況によりますと、去年1年間に県内で生まれた子どもの数「出生数」は5,099人でした。
前の年を597人下回り、統計が残る1950年以降過去最少を更新しました。
また1人の女性が生涯に産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率も1.14と過去最低です。
前の年から0.09ポイント下降し、全国平均を0.01ポイント下回りました。
一方、糖尿病の死亡率は人口10万人あたり19.8と、全国で2番目に悪い数値です。
がんの死亡率は437.5と、12年連続で全国ワースト2位でした。
★宮下知事
「青森モデルに掲げている目標達成のために、私たちは挑戦をしている姿を県民の前に提示し、県民と一体となってこの課題に挑戦できるように取り組んでいきたい」
県は「青森モデル」で2040年に合計特殊出生率を「2」まで改善することを目標に掲げています。
ことし4月、青森市の国道交差点で乗用車とトラックが衝突した事故です。
警察は酒気帯び状態で赤信号を無視し2人を死傷させたとして、乗用車を運転していた23歳の男を危険運転致死傷などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは鶴田町鶴田の無職 長内良容疑者23歳です。
長内容疑者は、ことし4月11日の午前2時すぎ、青森市野内の国道4号交差点で乗用車を運転し、酒気帯び状態で赤信号を無視してトラックと衝突する事故を起こし、2人を死傷させた危険運転致死傷と酒気帯び運転の疑いが持たれています。
この事故で乗用車の助手席に乗っていた八戸市沢里の岩舘まゆきさん当時23歳が亡くなりました。
トラックを運転していた男性は大けがをしました。
また長内容疑者も意識不明の重体となっていました。
警察はその後の捜査で、危険運転致死傷の容疑を固め、長内容疑者の回復を待ってけさ逮捕しました。
長内容疑者の血液から基準値を超えるアルコールが検出されたということで、警察が酒を飲んで運転した経緯などを調べています。
おいらせ町のショッピングセンターでワイヤレスイヤホンなどを盗んだとして八戸市の26歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは八戸市旭ヶ丘2丁目の自称・建設作業員 杉村真士容疑者26歳です。
杉村容疑者は去年11月14日ごろからことし3月23日ごろまでの間に、おいらせ町のショッピングセンターでワイヤレスイヤホン10個など14点、販売価格およそ22万8,500円を盗んだ窃盗の疑いが持たれています。
警察によりますと、事件は3月23日に被害店舗から三沢警察署に通報があり発覚しました。
その後、警察が防犯カメラを精査するなどして容疑を固め、きょう杉村容疑者を逮捕しました。
杉村容疑者は調べに対し「換金目的です」などと供述し、容疑を認めています。
警察が余罪の有無など詳しいいきさつを調べています。
中学生の弟に刃物を示しながら、「出せやこら」などと脅迫した疑いで18歳の兄が逮捕されました。
逮捕されたのは青森市に住む無職の18歳の男です。
男は4日午前7時55分ごろ、同居する14歳の中学生の弟の体を押さえつけるなどし、持っていた刃の長さ10センチのサバイバルナイフを示して、「出せやこら」などと脅迫した疑いが持たれています。
事件は同居する母親が「兄弟げんかだが手が付けられない」と、午前8時前に警察に通報して発覚しました。
男はかけつけた警察官に現行犯逮捕されました。
警察によりますと、これまで兄弟の間にトラブルの相談は無く、男は「間違いない」と容疑を認めています。
青森南警察署が犯行の動機などを詳しく調べています。
消防によりますと5日午後2時7分、平川市尾上で「道路に液体状のようなものがこぼれている」と119番通報がありました。
現場は弘南鉄道津軽尾上駅の東側の住宅地で、現在消防隊員たちが調査をしています。
これまでのところ健康被害などは確認されていません。
消防は現場付近を通行止めにし、調査を進めています。
近くの衣料品店によりますと、「午後2時すぎに袋に入った粉か水のようなものが道路上に落ちていて、その上を車が通ったら緑色になった」ということです。
平川市の金田小学校は、通行止め範囲に住んでいる保護者に、児童の迎えをお願いするメールを送信したということです。
(午後4時45分更新)
黒石警察署によりますと、午後4時40分に液体は特定出来なかったが「危険性は無し」と判断したということです。
消防が付近を水で流すなどの作業が終わり次第、通行止めは解除となる見込みです。
原因について、液体を分析するなど調査を進めます。
青森県は高血圧症ゼロをめざし、まだ治療していない人が治療を始めた場合などに、抽選で賞品がもらえるキャンペーンを始めました。
「高血圧症」は重症化すると脳卒中や急性心筋梗塞の恐れがあるほか、認知症の発症リスクも高まります。
高血圧の症状がある人は県内全体で36万2千人と、40歳以上の44パーセントを占め、そのうち治療していない人が14万9千人と全体の2割近くいるとされています。
県は先月、都道府県として初めて日本高血圧学会のモデルタウン事業の認証を受けたことから、「高血圧ゼロの県」をめざし取り組みます。
降圧剤により高血圧の治療を始めた人や県民全員を対象に血圧を測定して専用サイトに結果を10回分登録した人に抽選で商品券などが当たるキャンペーンをきょうから始めました。
★宮下知事
「病気に直接アプローチするところはどこかといえば高血圧ということで、寿命に直接アプローチする部分を今回捉えて施策をかたちにした 本当に多くのみなさんに取り組んでいただけることで、確実に死亡率が低くなる」
県は治療を始める人を今年度中に2万人増やすことで、脳卒中など血管に関係する病気で亡くなる人を年間600人減らせると試算しています。
ことし4月、青森市の国道交差点で、酒気を帯びた状態で死亡事故を起こしたとして、警察は運転していた23歳の男を危険運転致死傷などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは鶴田町鶴田の無職 長内良容疑者23歳です。
長内容疑者はことし4月11日の午前2時すぎ、青森市野内の国道4号と県道が交わる交差点で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、十字路交差点の赤信号を無視してトラックと衝突する事故を起こし、2人を死傷させた危険運転致死傷の疑いが持たれています。
この事故で乗用車の助手席に乗っていた八戸市沢里の岩舘まゆきさん23歳が、全身を強く打つなどして死亡しました。
またトラックを運転していた55歳の男性も大けがをしていました。
警察は事故の後の捜査で長内容疑者から基準値を超えるアルコールが検出されていたことなどから、危険運転致死傷の容疑を固め、長内容疑者の回復を待って、けさ逮捕しました。
警察が詳しいいきさつを調べています。
先月 弘前市でタクシーに乗車しバッグなどを盗んだとして17歳の少年が逮捕されました。
市内では別のタクシーでも同様の被害があり、警察は関連があるとみて調べています。
逮捕されたのは弘前市内に住む17歳の農業手伝いの少年です。
少年は先月20日の午前1時まえ、弘前市内のコンビニエンスストアの駐車場でタクシーに乗っていたところ、男性運転手に空を見るように促し助手席からセカンドバッグなど3点を盗んだ疑いです。
事件は運転手からの通報で発覚し、警察などがドライブレコーダーの解析をするなどして少年を特定し、けさ逮捕しました。
調べに対し、少年は容疑を認めています。
市内ではこの事件の3時間ほど前に、別の会社のタクシーでも運転手に空を見るように促し、助手席からカバンが盗まれる事件がありました。
警察はこの事件についても関連があるとみて、動機や共犯者がいないかどうか調べを進めています。
十和田市の農業高校の牛舎で当時の高校生が大けがをしたあと亡くなった事故をめぐり、遺族が県と元実習助手に損害賠償を求めて提訴しました。
母親は会見を開き、悲痛な思いを訴えました。
三本木農業高校で当時2年生だった八戸市の水野歩夢さん。
事故のあと自宅で療養を続けていましたが去年3月、19歳の若さで亡くなりました。
この事故は2021年に高校の牛舎で水野さんが、男性の実習助手が牛を追い払おうとした農具で頭に大けがをして意識不明の重体となりました。
遺族はきょう県と元実習助手の安全対策が不十分だったとして、およそ2億5千万円の損害賠償を求め提訴しました。
★歩夢さんの母親
「もう2度と同じ事が起きないように」
「歩夢は自分の命をもって教えてくれたことをちゃんと考えて欲しいと思います」
県教育委員会の風張教育長は「二度と事故がないように学校安全の徹底に引き続き努めてまいります」とコメントしています。
先月 弘前市でタクシーに乗車しバッグなどを盗んだとして17歳の少年が逮捕されました。
市内では別のタクシーでも同様の被害があり、警察は関連があるとみて調べています。
逮捕されたのは弘前市内に住む17歳の農業手伝いの少年です。
少年は先月20日の午前1時まえ、弘前市内のコンビニエンスストアの駐車場でタクシーに乗車中、男性運転手に空を見るように促し、助手席からセカンドバッグなど3点を盗んだ疑いです。
調べに対し、少年は容疑を認めています。
市内ではこの事件の3時間ほど前に、別の会社のタクシーでも同様の手口による窃盗事件がありました。
警察はこの事件についても関連があるとみて、動機や共犯者がいないかどうか調べを進めています。
五所川原労働基準監督署は従業員が高所での作業を行う際に安全に昇降するための設備を設けていなかった疑いで、鰺ヶ沢町で木材家屋建築工事業を営む70歳代の男を青森地方検察庁五所川原支部に書類送検しました。
従業員は、ことし3月13日に鰺ヶ沢町内で行われた車庫の改修工事の際、高さ1.8メートルの高所で作業を行い、降りようとした際に誤って転落し亡くなりました。
労働安全衛生法では、1.5メートルをこえる高所での作業を行う際、労働者が足場など安全に昇降するための設備を設けなければならないと規定されています。
五所川原労働基準監督署によりますと、事故現場では足場などを設置せずに、脚立で従業員を昇降させていたということです。
元妻にSNSで30回以上メッセージを送信したとして、22歳の男がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは青森市桜川4丁目の無職 青木佑馬容疑者22歳です。
警察によりますと、青木容疑者は先月22日から25日までの間に県内に住む20歳代の元妻に、SNSで30回以上面会や交際を要求するメッセージを送信するなどしたストーカー規制法違反の疑いが持たれています。
ことし4月ごろには夫婦間トラブルとして女性から警察に相談が寄せられていてました。
その後、夫婦関係を解消し、先月21日には元妻が県内の警察署に来署して「元夫から復縁を求められるメッセージが来て困っている」と相談していました。
調べに対し青木容疑者は「復縁したくてメッセージを送りました」と容疑を認めています。
警察が余罪の有無などを調べています。