大分市の入札妨害事件で逮捕、送検されていた元市議会議員の男らが起訴されました。
大分地裁に起訴されたのは元大分市議の山本卓矢容疑者(45)と大分市の造園会社「ヒロセ」の役員・廣瀬幸一容疑者(85)です。
起訴状によりますと、山本元市議は、2024年5月、大分市が発注した公園除草業務の指名競争入札で、秘密事項の予定価格17件を造園会社の「ヒロセ」に伝え廣瀬容疑者はその価格を聞いた上で入札に申し込み、近い価格で受注したとして公契約関係競売入札妨害の罪に問われています。
また大分県警は13日、山本元市議から造園会社「ヒロセ」に伝わった価格を知ったうえで入札の手続きに関与した疑いで大分市の会社役員の男性(57)を書類送検しました。
大分県警は容疑を認めているかどうか明らかにしておらず、「逮捕の必要性が無いと判断した」としています。
13日は年金支給日です。大分県警が高齢者に、特殊詐欺に気を付けるよう呼び掛けました。
警察官:
「詐欺だと思ったら警察に連絡してください」
13日朝、県警と防犯協会の7人が、別府市内の銀行を訪れた高齢者らに、チラシとティッシュを配りました。
チラシには「警察官が逮捕状をSNSで見せることはない」といった県内で多く発生している警察官をかたる詐欺の特徴や注意点が書かれています。
県警によりますと、2025年に入ってから5月末までに大分県内で発生した特殊詐欺は160件で、被害額はあわせて2億4849万円に。
そのうち警察官をかたる詐欺は5分の1の32件確認されていますが、被害額は1億5000万円以上に上っていて、1件あたりの被害が多額になっているのが特徴です。
80代:
「一度電話かかってきたことあるんですけど知り合いがおるからって切りました。警察官だったら別府署のなんとかですって当然言いますよね。知らない人とか知らない電話には対応しない、それに限ると思います」
別府警察署生活安全課 幸田俊光課長:
「普通の特殊詐欺は高齢者の(被害)が多いが、20代30代幅広く被害に遭っている。(警察をかたる)犯人グループが守秘義務になると言って脅すので、被害に遭いやすい」
全国で被害が相次いでいますし、県内でも増えているのが警察官をかたる詐欺です。
県内での被害は2025年に入って5月末までに32件。被害額は1億5198万円に上っています。
件数は特殊詐欺全体の5分の1にもかかわらず被害額が6割を占めています。
手口には特徴があります。
警察官を名乗る人物から「事件の犯人を逮捕したらあなた名義の通帳があった。あなたも逮捕される可能性がある」などと不安をあおったり、ビデオ通話などで偽の警察手帳を見せて信じ込ませたりします。
13日朝に銀行を訪れた高齢者に話を聞いたところ90代の男性は「子どもから電話がかかってきてもわからないものは出るなと言われているので気を付けている」
また80代の女性は「不審な電話が来たことがある。固定電話がなくなると言われたがそんなはずはないと思い電話を切った」と、実際に怪しい電話を受けた人も多いようです。
では、実際にこのような電話がかかってきた場合どうすればいいんでしょうか。
別府警察署生活安全課の幸田俊光課長は「警察がSNSで連絡することはない。このような電話があった時にはすぐに警察や家族に相談してほしい」と呼び掛けています。
警察がSNSでやり取りしたりお金を要求することはありませんのでもし不審な電話やメールなどが来た場合は自分は大丈夫とは思わずに家族や最寄りの警察に相談するようにしてください。
大学生2人が死傷した大分県別府市のひき逃げ事件から間もなく3年を迎えます。
新たなチラシで、逃走を続ける八田與一容疑者の情報提供が呼び掛けられました。
重要指名手配に指定されている八田與一容疑者に殺人と殺人未遂の容疑が加わったことから、事件の早期解決を願う会が大分県日出町で情報提供を呼び掛けるチラシを配りました。
この事件は2022年6月、別府市の交差点で、バイクに乗っていた男子大学生2人が軽乗用車に追突され、1人が死亡し、もう1人がけがをしたものです。
大分県警は、八田與一容疑者(28)に対して、殺意を立証するための十分な証拠が集まったとして、6月2日に容疑を追加しました。
(事件の早期解決を願う会メンバー)
「逃げ得は不可能になりました。すぐにでも出てきて事件の詳細を自分の口で語ってほしいと思っています」
警察には5月末までに9600件の情報が集まっていて、引き続き情報提供を呼び掛けています。
大分県玖珠町にあるアパートに火をつけて全焼させたとして、放火の疑いで逮捕された20歳の女について、大分地検は刑事責任能力を調べるため、鑑定留置することを決めました。
5月29日、玖珠町で2階建てアパートが全焼し、火災直後に警察に出頭した近くに住む20歳の女が、現住建造物等放火の疑いで逮捕されました。
当時アパートには、2世帯3人がいましたが逃げ出して無事でした。
大分地検は12日、「容疑者の刑事責任能力を調べるため、鑑定留置することを決めた」と発表しました。
期間は明らかにしていませんが、大分地検は事件当時の精神状態などを調べたうえで、起訴するかどうか判断します。
母親の死体を遺棄していた罪で逮捕・起訴された男が、母親の年金を不正受給した疑いで再逮捕されました。
警察によりますと、詐欺の疑いで再逮捕されたのは、大分市大平の無職・小野忠浩容疑者(57)です。
小野容疑者は、2025年2月から4月にかけて、母親が死亡しているにも関わらず、遺族年金など、総額53万円あまりを2回にわたって不正に受け取った疑いです。
取り調べに対し、「年金を不正に受け取ったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
小野容疑者は、母親の遺体を自宅に遺棄した罪で、先月逮捕・起訴されています。
大学生2人が死傷した大分県別府市のひき逃げ事件は、発生から間もなく3年を迎えます。
八田與一容疑者に新たな容疑が加わったことを受けて、新しいポスターが掲示されました。
中野記者:
「こちらのポスターには、道路交通法違反に加えて、新たに罪名が加わった殺人と殺人未遂容疑の文字が書かれています」
この事件は2022年6月、別府市の交差点で、バイクに乗っていた男子大学生2人が軽乗用車に追突され、1人が死亡し、もう1人がけがをしたものです。
県警は、八田與一容疑者(28)を、ひき逃げ容疑で重要指名手配犯として追っていましたが、殺意を立証するための十分な証拠が集まったとして、6月2日に容疑が追加されました。
新しいポスターは12日以降、全国の警察署や公共施設などに順次掲示されます。
また、発生から3年を迎える6月29日には、北海道や沖縄、東京、大阪など主要都市でもチラシを配布し、情報提供を呼び掛けます。
13日は年金支給日です。
大分県警が高齢者に特殊詐欺に気を付けるよう呼び掛けました。
13日朝は、大分県警と防犯協会の7人が、別府市内の銀行を訪れた高齢者らにチラシとティッシュを配りました。
チラシには「警察官が逮捕状をSNSで見せることはない」といった、大分県内で多く発生している、警察官をかたる詐欺の特徴や注意点が書かれています。
大分県警によりますと、2025年に入ってから5月末までに大分県内で発生した特殊詐欺は160件で、被害額はあわせて2億4849万円に。
そのうち警察官をかたる詐欺は、5分の1の32件確認されていますが、被害額は1億5000万円以上に上っていて、1件あたりの被害が多額になっているのが特徴です。
大分県警は「警察官を名乗る人物からSNSを使って連絡を受けた時は、すぐに最寄りの警察署に相談してほしい」と呼び掛けています。
警察が行方を追っている八田與一容疑者についての情報提供件数が、殺人容疑が加わった6月2日以降、200件に上っていることがわかりました。約5倍に増えています。
大分県警 福岡弘毅刑事部長:
「被害者及びご家族ご遺族の思いに応えるためにも、県警の総力をあげて1日も早く被疑者八田與一の発見検挙に全力を挙げて参ります」
大学生2人が死傷した死亡ひき逃げ事件。事件発生から丸3年になるのを前に、県警は重要指名手配犯の八田與一容疑者(28)に対し6月2日、殺人と殺人未遂容疑で新たに逮捕状を取りました。
八田容疑者についての情報提供件数は、5月末までに9600件が寄せられていましたが、殺人容疑が加わった6月2日から9日間で約200件が寄せられたということです。
1日までの9日間が40件ほどだったことから5倍に増えました。
情報提供が増えたことについて大分県警は「新たに容疑が加わり大きく報道されたことによって多くの人が事件について改めて興味や関心を持ってくれるようになった。引き続き、些細なことでも良いので情報を寄せてほしい」とコメントしています。
2025年4月、大分市の繁華街で、男性が数人のグループから暴行を受け、現金を盗まれた事件で、10代の男女2人が傷害の疑いで書類送検されました。
この事件は2025年4月、大分市都町で、45歳の男性看護師が男女のグループから暴行を受け、現金48万円が入ったバッグを盗まれました。
男性は暴行を受けた際、左足の骨を折るなどの重傷を負っています。
警察は男性にけがをさせた疑いで、市内に住む無職の15歳の少年と16歳の少女を、9日、傷害容疑で書類送検しました。
取り調べに対し、2人とも容疑を認めており、被害者と面識はないということです。
この事件では現金が入ったバッグを盗んだ疑いで、大分市の飲食店従業員、井餘田龍明被告(23)が逮捕・起訴されています。
別府市での死亡ひき逃げ事件からまもなく3年、被害を受けた男性が今の思いを語りました。
被害にあった男性:
「八田が捕まっていないことに関しては3年までかかるとは正直予想していなかった」
この事件では、バイクに乗っていた大学生2人が軽乗用車に追突され、1人が死亡、1人がけがをしました。
大分県警は、ひき逃げの容疑で行方を追っている八田與一容疑者(28)に対し、今週月曜日、新たに殺人と殺人未遂の容疑で逮捕状を取りました。
この事故で友人を亡くし、自身もけがをした男性が今の気持ちを話してくれました。
被害を受けた男性:
「人間とは思えないような、非人道的な事件を起こした人間に対する時効が7年というのは、すごく短いなとずっと思っていた。報告を聞いた時には正直ほっとしましたし、やっとこれからスタートだなと。ここまで逃げ続けているやつが自分から自首することはないんじゃないか。絶対に見つけ出すから覚悟しとけよと。絶対その罪を償わせてやるという強い気持ちは持っている」
警察は引き続き、情報提供を呼び掛けています。
大分県中津市の女性が「投資でもうけて結婚しよう」と誘われ現金を振り込み、1400万円あまりをだまし取られました。
警察によりますと、中津市の40代女性はマッチングアプリで男性を名乗る人物と4月ごろに知り合い、LINEで毎日のようにやりとりをするようになりました。
そして5月「投資でもうけて結婚しよう」と誘われ5回にわたって合わせておよそ1440万円を指定された口座に振り込みました。
近況を伝えた親族に詐欺ではないかと言われ警察に相談したことで被害が発覚しました。
警察は恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取るロマンス詐欺事件として捜査しています。
また、インターネットやSNSで知り合った相手からの投資話は詐欺を疑い周りの人や警察に相談するよう呼びかけています。
偽の投資アプリで利益が出たように見せかける手口です。
大分市の60代の男性が1750万円をだまし取られました。
警察は「SNS型投資詐欺」とみて捜査しています。
警察によりますと、2025年4月下旬、大分市の60代の男性が投資に関するウェブ広告にアクセスしたところ投資アシスタントの女性を名乗る人物から、女性のLINEアカウントを登録するよう指示されました。
メッセージで「株式投資で利益が出せる。私たちが、利益が出る株を購入する」と説明され、投資アプリをダウンロードして指定された銀行口座にお金を振り込みました。
すると、アプリに「利益が出た」と表示されたため男性は話を信じ5回にわたり約1750万円を振り込みました。
利益が出た分の現金を引き出そうとしたところ高額の手数料を請求されたことから不審に思い警察に相談してだまされていたことがわかりました。
警察は投資アプリも偽物とみていて「SNSで知り合った相手からの投資話は詐欺を疑い必ず周りの人や警察に相談するよう」呼び掛けています。
別府市で起きた死亡ひき逃げ事件。県警は2日、道交法違反容疑で重要指名手配している八田與一容疑者に対し、新たに殺人と殺人未遂の容疑でも逮捕状を取りました。
2022年6月、別府市の交差点で、バイクに乗っていた男子大学生2人が軽乗用車に追突され、1人が死亡、1人がけがをしました。
警察庁は、八田與一容疑者(28)を、全国で初めてひき逃げの疑いで、重要指名手配に指定して行方を追っています。
県警は2日、殺意が立証できるとして新たに殺人と殺人未遂の容疑で逮捕状を取ったと発表しました。
「現場の道路状況や、時間帯を合わせた走行実験を数回行い、防犯カメラも調べるなどして判断した」ということです。
事件からまもなく丸3年。いまだ逃走を続ける八田容疑者。殺人と殺人未遂の罪が加わることで何が変わるのか?そして遺族の声をお伝えします。
八田與一容疑者については、道路交通法違反、いわゆるひき逃げの疑いで捜査が続けられていましたが、県警は、「殺意が立証できる」として殺人と殺人未遂の容疑を追加しました。
もともと遺族らは、殺人罪への切り替えを訴えて、去年6月におよそ7万7000人分の署名を提出していました。
それには時効が大きく関係しています。「ひき逃げ」の場合、時効は7年成立します。これが「殺人罪」になると時効はなしになります。ここが大きな違いです。
捜査体制に変化はあるのか、2日に開かれた会見で県警捜査一課の松尾次席は、「今までも殺人罪の適用を視野に捜査をしてきた。引き続き県警の総力を挙げて捜査を行いたい」とコメントしました。
さらに今回、殺人と殺人未遂の容疑が追加されたことで、インパクトもあることから、より一層強く、情報提供を呼び掛けていくとしています。
警察には先月末までに全国から9600件の情報提供が入っています。そのうち、「似ている人を見た」などの目撃情報が9073件と、ほとんどを占めています。
内訳は、大分県内で577件、九州で見ると1195件、関東が最も多く、3414件の目撃情報がありました。
亡くなった大学生の母親は、「事件から3年。大きな岩が動き出し、殺人罪での捜査に漕ぎ着けるまでこれほど時間を要するとは思いませんでした。八田與一が逮捕されるまで私たちの戦いは終わりません。引き続きどんな些細な情報でも構いませんので、八田與一の逮捕にご協力いただけますよう心よりお願い申し上げます」とコメントしています。
競争入札の予定価格を業者に伝え、落札させた疑いで元大分市議が逮捕された事件について、前の大分市長である佐藤知事は、法令に違反する事例は「聞いたことがない」とコメントしました。
事件は、去年5月、大分市が発注する公園の除草業務の指名競争入札で、予定価格を業者に伝えた競売入札妨害の疑いで、元大分市議会議員の山本卓矢容疑者が先月23日に逮捕されたものです。
大分市の足立市長は、先週金曜日の会見で、「このような事案が以前から続いているのではないか」と指摘。
一方、2023年まで大分市長だった佐藤知事は、午後の会見で、「市の職員の関与も捜査で明らかになっていない」とした上で、こう話しました。
佐藤知事:
「そういうものがあって、見逃していたり、いいよって言ったら本当に辞職をしないといけないような案件。そういうことについて聞いたこともないし、あったとすると目配りが足りなかったと反省をするべき点もあるかもしれない。大変遺憾で、残念であるという思いもある」
事件は、佐藤知事が大分市長を退任した後に発生したものですが、「実際に何があったのか、注意して見たい」とコメントしました。
大分県別府市で起きた死亡ひき逃げ事件で、重要指名手配されている八田與一容疑者に対し、殺人や殺人未遂容疑が追加されました。
警察庁が重要指名手配犯に指定して行方を追っている八田與一容疑者。
これまでは、道路交通法違反のひき逃げなどの容疑でしたが、大分県警は、2日付けで殺人と殺人未遂容疑で逮捕状を取得したと発表しました。
これにより、今後は時効がない「殺人事件」として捜査されることになります。
事件は2022年6月、大分県別府市の交差点でバイクに乗っていた男子大学生2人が軽乗用車に追突され、1人が死亡、もう1人がけがをしました。
車を運転していた八田容疑者(28)は、車を乗り捨てて走って現場から立ち去ったとして、大分県警が行方を追っています。
5月末までに全国から9600件の目撃情報が寄せられています。
1日午後、大分県豊後大野市の国道のトンネル内で車が衝突して炎上し1人が死亡しました。
警察はトラックを運転していた88歳の男を逮捕しました。
警察と消防によりますと1日午後4時前、豊後大野市三重町の国道326号のトンネル内でトラックと乗用車が正面衝突しました。
江藤アナ
「かなり大破した車が運ばれて行きました」
車は2台とも炎上し、全焼した乗用車の運転席から女性の遺体が見つかりました。
現場は片側1車線の直線で警察は、トラックがセンターラインを超えてぶつかったとみて、運転していた、大分県佐伯市宇目の黒木初行容疑者(88)を過失運転致死の疑いで逮捕しました。
警察の取り調べに対し容疑を認めています。
事故の影響で現場は約6時間半、通行止めが続きました。
警察は容疑者から当時の状況を聴くとともに、亡くなった女性の身元の確認を進めています。
アパートが全焼。警察に出頭してきた20歳の女を放火の疑いで逮捕です。
30日午後9時ごろ、「爆発音がする」などと複数の119番通報がありました。
近所の住民:
「熱がすごかったので、網戸も溶けたし、窓ガラスも割れている」
火の勢いが強かったため、電線が燃え、一時、およそ120世帯が停電しました。およそ1時間半後に鎮火し、2階建てのアパートが全焼しました。
警察によりますと、建物は1階が倉庫で、出火当時、2階に3人がいましたが、逃げ出して無事でした。この火事によるけが人はいません。
火災発生直後、近くに住む、職業不詳の柿元冴恵容疑者(20)が出頭し、放火の疑いで逮捕されました。
アパートに火をつけたあと、歩いて警察署に出頭したとみられています。
警察の取り調べに対し、「自分がやりました。アパートの住人と面識がある」などと供述していて、警察が動機を調べています。
29日夜、大分県玖珠町でアパートが全焼しました。
警察は放火の疑いで20歳の女を30日朝逮捕しました。
29日午後9時ごろ「爆発音がする」などと複数の119番通報がありました。
近所の人
「熱がすごかったので網戸もとけたし窓ガラスも割れている」
火の勢いが強かったため電線が燃え、一時、約120世帯が停電しました。
約1時間半後に鎮火し、2階建てのアパートが全焼しました。
警察によりますと建物は1階が倉庫で、出火当時、2階に3人がいましたが逃げ出して無事でした。
この火事によるけが人はいません。
火災発生後、近くに住む職業不詳の柿元冴恵容疑者(20)が警察に出頭し、放火の疑いで逮捕されました。
警察の取り調べに対し「自分がやりました。アパートの住人と面識がある」などと供述していて、警察が動機を調べています。
司法解剖の結果、亡くなったのは男性とわかりました。
29日早く、大分市の住宅で火事があり焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察と消防によりますと午前4時20分ごろ大分市千歳で「一般住宅と裏の林野が燃えている」と近くの人から消防に通報がありました。
(平井アナ)
「大分市千歳です。火事の現場はここから少し下ったところにあります。建物の骨組みが黒く焦げて残っているのがわかります。まだ焦げ臭いにおいが周辺に漂っています」
(近隣住民)
「4階建てのアパートがある。その屋根の向こうから見えるくらい火柱が(見えた)。少し離れているんですけどうちの家でも火の粉が飛んでくるくらい」
約2時間半後に消し止められましたが、木造平屋の住宅1棟が燃えました。
焼け跡から1人の遺体が見つかり、司法解剖の結果、遺体は男性とわかりました。
この家には76歳の男性が1人で住んでいて連絡が取れておらず、警察は身元の特定を進めるとともに出火原因を調べています。
大分市の住宅で火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察と消防によりますと29日午前4時20分ごろ、大分市千歳で「一般住宅と裏の林野が燃えている」と近くの人から消防に通報がありました。
平井アナウンサー
「大分市千歳です。火事の現場はここから少し下ったところにあります。建物の骨組みが黒く焦げて残っているのがわかります。まだ焦げ臭いにおいが周辺に漂っています」
目撃した人
「4階建てのアパートがある。その屋根の向こうから見えるくらい火柱が。少し離れているけど、うちの家でも火の粉が飛んでくるくらい」
約2時間半後に消し止められましたが、木造平屋の住宅1棟が燃え焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
性別はわかっていません。
この家には76歳の男性が1人で住んでいて連絡が取れておらず、警察は身元の特定を進めるとともに出火原因を調べています。
別府市で起きた死亡ひき逃げ事件で、県警は2日、道交法違反容疑で重要指名手配している八田與一容疑者に対し、新たに殺人と殺人未遂の容疑でも逮捕状を取りました。
2022年6月、別府市の交差点で、バイクに乗っていた男子大学生2人が軽乗用車に追突され、1人が死亡、1人がけがをしました。
県警は、ひき逃げの疑いで八田與一容疑者(28)の行方を追っていましたが、きのう夕方、殺人と殺人未遂の容疑で逮捕状を取ったと発表しました。
今後は、時効がない殺人事件として捜査されることになります。
県警は2日夜に会見を開き、「現場の道路状況や、走行実験・解析などの結果、殺意が立証できると判断した」としました。
一方遺族らは、殺人罪の適用を訴えて、署名活動を行ってきました。
亡くなった大学生の母親は「殺人罪での捜査に漕ぎ着けるまで、これほど時間を要するとは思いませんでした。八田與一が逮捕されるまで、私たちの戦いは終わりません」とコメントしています。
警察には5月末までに、全国から9600件の情報が寄せられています。