大阪府柏原市で14日、無免許運転の軽自動車が信号柱に衝突し、助手席に乗っていた女性(26)が死亡しました。
午前7時44分ごろ、柏原市古町2丁目の国道25号で、軽自動車が道路脇の信号柱に衝突しました。この事故で、助手席に乗っていた奈良県桜井市在住の古川凪沙さん(26)が搬送先の病院で死亡が確認されました。今日6月14日は、古川さんの26歳の誕生日でした。
警察は、軽自動車を運転していた会社員の竹株拓巳容疑者(24)を自動車運転処罰法違反(無免許過失運転致死)の疑いで逮捕しました。竹株容疑者は、以前は運転免許証を持っていましたが、有効期限が切れ更新手続きを行っていなかったということです。
警察の調べに対し、当初竹株容疑者は「免許が切れていることに気づかなかった」と供述していましたが、その後「気づいていた」と容疑を認めています。
警察によりますと、亡くなった古川さんはシートベルトを着用していましたが、事故の衝撃で内臓を損傷しており、腹腔内へのダメージが死因とみられています。古川さんは事故発生当時シートを倒して寝ていた可能性もあり、警察は当時の状況を詳しく調べています。
また、竹株容疑者の居眠り運転の可能性も視野に入れ、事故原因の特定を進めています。
14日深夜、和歌山県紀美野町の養鶏場で火災が発生し、鶏舎1棟が全焼しました。
火災があったのは紀美野町にある谷口養鶏場で、午後11時59分ごろ近所の人から「山の方で火と白煙が見える」という通報が消防に入りました。消防車10台が出動し消火活動にあたり、火は約1時間半ほどで消し止められましたが、3棟ある鶏舎のうち1棟が全焼しました。
この火災で、全焼した鶏舎で飼育されていた約2500羽の鶏が死にました。この鶏舎は最大5000羽を収容していましたが、火災発生時は出荷が終わった後で、約半数の2500羽が残っていたということです。谷口養鶏場では3棟の鶏舎で合わせて約6500羽を飼育しており、他の2棟への延焼はありませんでした。
出火当時、全焼した鶏舎には従業員など関係者はいなかったということです。
警察と消防は、今日午前から合同で現場検証を行い、火災原因の特定を進めるとともに、養鶏場の管理体制などについても詳しく調べることにしています。
ことし4月、京都市の八坂神社ですれ違った男性に因縁をつけてけがをさせたとして、3人が逮捕されました。
警察によると、住所不定のアルバイト、瀬津煌容疑者(20)ら3人はことし4月、京都市東山区にある八坂神社ですれ違った18歳の男性に因縁をつけて暴行を加えた、傷害の疑いが持たれています。
被害者の男性はあごの骨を折るけがを負いました。
警察では、付近の防犯カメラの映像を解析するなどして3人を特定し、6月13日までに逮捕したということです。
調べに対し、瀬津容疑者ら2人は「酒をかなり飲んでいて記憶がない」などと容疑を否認し、残る1人は「他の人と一緒に殴ったかは思い出せない」などと一部否認しています。
当時は花見シーズンで、現場周辺は多くの人でにぎわっていたということです。
いわゆる「地面師詐欺」の疑いで逮捕された指示役とみられる男が、「自身の取り分は1億円以上」と話していることが分かりました。
「地面師」グループの指示役とみられる福田裕容疑者(52)は去年、大阪市内の物件を所有する会社代表になりすまして不動産会社と売買契約を結び、約14億5000万円をだまし取った疑いなどが持たれています。
警察は福田容疑者の認否を明らかにしていませんが、福田容疑者が「自身の取り分は1億円以上」と話していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
また、実行役とみられる粂陵平容疑者(24)ら男女2人も逮捕されていますが、粂容疑者は事件直後に海外に1カ月ほど滞在していたとみられ、福田容疑者から資金援助を受けていた疑いがあるということです。
南海電車によると、13日午後7時50分ごろ、高野線・住吉東~沢ノ町間で、成人男性とみられる人物が踏切から約30メートル離れた線路上に横たわっているのを運転士が発見し、非常ブレーキをかけるとともに警笛を鳴らしましたが、間に合わず接触したということです。
乗客乗員にけがはありませんでした。
警察によると、男性は搬送先の病院で死亡が確認されたということです。
この事故のため、高野線で一時運転を見合わせていましたが、午後9時25分ごろに運転を再開しましたが、なんば~極楽橋間でダイヤが乱れていて、振替輸送を実施しているということです。
最新の情報や振替輸送の詳細については、ホームページなどでお確かめください。
※記事を一部訂正
当初「成人男性とみられる人物が踏切内に侵入するのを運転士が発見」としていましたが、その後の情報で「成人男性とみられる人物が踏切から約30メートル離れた線路上に横たわっているのを運転士が発見」となっています。
兵庫県の斎藤知事らがプロ野球の優勝パレードをめぐり、背任の疑いで書類送検されました。
兵庫県の斎藤元彦知事と片山安孝前副知事は、おととしの阪神・オリックス優勝パレードの開催費を集めるため、金融機関への補助金を増額する見返りに寄付を求めたと元県民局長から文書で告発され、その後、市民団体が県に損害を与えた背任の疑いで刑事告発しました。
捜査関係者によると、兵庫県警13日、2人を書類送検したということで、検察に起訴を求めるかの処分意見は明らかにされていません。
【斎藤元彦知事】「それぞれ適切、適法に対応している認識に変わりはありません」
知事の疑惑を調べた第三者委員会は、「キックバックは認められなかった」とする一方、「疑念を生じさせかねない点があった」としています。
神戸地検が今後、起訴するか判断します。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月13日放送)
大阪・関西万博のパビリオン建設を巡り、相次いでいる工事費用の未払い。
「被害者の会」が13日夕方、会見を開きました。
■【動画で見る】「経理担当が横領」万博パビリオン建設巡り相次ぐ未払い問題
関西テレビは未払いを指摘されている業者の社長に直撃。一体なぜ、支払いができなかったのでしょうか。
会見を開いたのは海外パビリオンの建設工事を担当する業者の人たちです。
【海外パビリオンの建設担当業者】「国のプロジェクトと信じてやって我々やってきたのですが何の支援策もなくずっと放置された状態で、金策も間に合わないという状況でいち早く救済措置を受けたい」
次々と明らかになる工事費用の未払い下請け業者に工事費用が支払われていない問題。
マルタパビリオンでは元請けの外資系イベント会社からの未払いを受け、提訴する事態に。
また、中国パビリオンでは1億円以上の未払いが発覚しています。
14日朝、奈良市内のコンビニエンスストアに軽自動車が突っ込む事故がありました。
14日午前7時すぎ、奈良市押熊町にある「ローソン奈良押熊町店」に軽自動車が突っ込みました。
この事故で、店の雑誌コーナーの前にある窓ガラスが大破しています。
当時店には客はおらず、店員や運転手にけがはありませんでした。
警察によると、運転手は70代の男性で店を利用しようと訪れ、バックで駐車しようとしていたところ、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。
警察では事故の詳しい原因を調べています。
兵庫県姫路市内のコインランドリーで、女性の下着を盗んだとして、窃盗の疑いで30歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは姫路市広畑区に住む会社員、白井郁太容疑者(30)です。
白井容疑者は今月11日、姫路市内のコインランドリーで女性の下着4枚を乾燥機から盗んだ窃盗の疑いが持たれています。
警察の調べに対し、白井容疑者は「性欲を満たすために盗んだ」などと容疑を認めているということです。
警察によると、近隣ではコインランドリーから女性の下着が盗まれる被害がほかにも数件寄せられているということで、警察は関連を調べています。
京都市で高齢男性を殺害した罪に問われた男が「お年寄りで抵抗されにくそうだと思った」などと動機を話しました。
元自衛官の水島千翔被告(22)はおととし、京都市東山区のマンションで、住人の岡田好次郎さん(当時82)を包丁で刺して殺害した罪などに問われ、初公判で起訴内容を認めています。
12日の被告人質問で、水島被告は岡田さんを狙った理由について「お年寄りで足が悪いので抵抗されにくそうだと思った」と説明しました。
また、殺害に至った経緯については「自衛隊の仕事について憂鬱に感じていた。仕事をせずに済むにはどうすればいいかを考え、人を殺すことを思いついた」と話し、「もう2度と人を殺しません。約束します」と反省の弁を述べました。
判決は6月23日に言い渡されます。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月12日放送)
難病の「ALS」患者を本人の依頼で殺害した罪などに問われた医師の男の裁判で、最高裁は男の上告を棄却しました。
医師の大久保愉一被告(47)は6年前、元医師の男(47)と共謀し、ALS患者の林優里さんから依頼を受けて殺害した、「嘱託殺人」の罪などに問われていました。
大久保被告は無罪を主張しましたが、1審の京都地裁は、「15分程度の面会で軽々しく殺害している」などとして懲役18年の判決を言い渡しました。
2審の大阪高裁は「被告は林さんを診察せずカルテも見ていない。意思を見極める作業は行われておらず、社会的相当性を認める余地はない」とし、大久保被告の控訴を棄却しました。
大久保被告と弁護人は判決を不服として上告しましたが、最高裁第二小法廷(高須順一裁判長)は、6月10日付けで、憲法違反、判例違反の上告理由には当たらないとして全員一致で棄却しました。
これにより、懲役18年の判決が確定することになります。
合成麻薬MDMAを靴底に隠してドイツから密輸した疑いでベトナム国籍の男女3人が逮捕されました。
麻薬取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで逮捕されたのは、大阪市浪速区の会社員レー・ホアン・ザ・フォン容疑者(26)ら、いずれもベトナム国籍の20代の男女3人です。
3人はことし3月、合成麻薬MDMAおよそ3000錠(末端価格約1800万円相当)をドイツから密輸した疑いが持たれています。
警察などによると、税関の職員が3足の靴の底の部分にMDMAが隠されているのを発見し、送り先の住所から3人の関与が明らかになりました。
また、フォン容疑者は、4月にもMDMAおよそ2000錠(末端価格およそ1200万円相当)を密輸した疑いが持たれています。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、3人はすでに起訴されているということです。
いわゆる「地面師詐欺」の疑いで逮捕された指示役とみられる男が、「自身の取り分は1億円以上」と話していることが分かりました。
「地面師」グループの指示役とみられる福田裕容疑者(52)は去年、大阪市内の物件を所有する会社代表になりすまして不動産会社と売買契約を結び、およそ14億5000万円をだまし取った疑いなどがもたれています。
警察は福田容疑者の認否を明らかにしていませんが、福田容疑者が「自身の取り分は1億円以上」と話していることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。
また、実行役とみられる粂陵平容疑者(24)ら男女2人も逮捕されていますが、粂容疑者は事件直後に海外に1カ月ほど滞在していたとみられ、福田容疑者から資金援助を受けていた疑いがあるということです。
兵庫県の斎藤元彦知事と片山安孝前副知事がおととし行われた阪神とオリックスの優勝パレードを巡り、背任の疑いで書類送検されました。
斎藤知事は先ほど囲み取材に応じ、「捜査協力があればしっかり協力していきたい」と答えました。
【兵庫・斎藤元彦知事】「報道では承知しておりますが、詳細は承知していない状況です。今後、捜査協力があればしっかり協力していきたい。私としてはパレードの件と中小企業への支援は別事業としてそれぞれ適切、適法に対応しているという認識に変わりはありません」
兵庫県の斎藤元彦知事と片山安孝前副知事がおととし行われた阪神とオリックスの優勝パレードを巡り、背任の疑いで書類送検されました。
■【写真で見る】背任容疑の書類送検を受けてコメントした斎藤知事
兵庫県の斎藤知事と片山前副知事は、おととし行われた阪神とオリックスの優勝パレードで、「開催費用を集めるために金融機関からの寄付の見返りに補助金を増額し、県に損害を与えたことが背任にあたる」として、市民団体から去年10月に刑事告発され、警察がことし1月に受理していました。
捜査関係者によるときょう=13日午前、兵庫県警が2人を背任の疑いで書類送検したということです。
きょう=13日午前、大阪府守口市のコインパーキングで30歳とみられる男性が顔から血を流して倒れていて、重体とみられます。
警察は事件と事故の両面で捜査しています。
13日午前8時15分ごろ、大阪府守口市日吉町のコインパーキングで「人が倒れている」と通行人の男性から警察に通報がありました。
警察によると、大阪市旭区に住む30歳とみられる男性が顔から血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されたということです。
男性は、顔からの出血のほか、体にも外傷があり、搬送時には意識はありましたが、重体とみられます。
また、現場近くには男性のものとみられる財布などが落ちていたということです。
警察は周辺の防犯カメラを詳しく調べるなどして、事件と事故の両面で捜査しています。
13日午前10時過ぎ、兵庫県明石市で車と高齢者向けの電動カート「シニアカー」が接触する事故がありました。
シニアカーに乗っていた90代くらいの男性が意識不明の状態で病院に運ばれました。
13日午前10時過ぎ、明石市魚住町で「車と人の接触事故」と警察に通報がありました。
警察や消防によると、片側一車線の県道を東から西に走っていた軽自動車と南から北に横断していたシニアカーが接触したということです。
シニアカーに乗っていたのは90代くらいの男性で、病院に搬送されるとき頭から血を流し、呼吸はしていたものの意識不明の状態です。
警察はこの事故で、軽自動車を運転していた32歳の地方公務員の男を過失運転致傷の現行犯で逮捕していて、詳しい原因などを調べています。
京都市で、高齢の男性を殺害した罪などに問われた、元・自衛官の男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。
元自衛官の水島千翔被告(22)はおととし、京都市東山区のマンションで、岡田好次郎さん(当時82歳)を包丁で複数回刺すなどして殺害した罪などに問われています。
11日の初公判で、水島被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
その後の冒頭陳述で、検察は「中学の頃から人を殺す気持ちを味わってみたいと思っていて、これが自衛隊から逃げる口実になると考えた」などと指摘しました。
公判前整理手続きの結果を踏まえ、今回の裁判員裁判では水島被告にどの程度の重さの刑を科すかどうかが争点となっています。
判決は6月23日に言い渡される予定です。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月11日放送)
ラグビーの強豪校で知られる天理大学で、部員2人が大麻を所持したなどの疑いで逮捕されたことを受け、ラグビー部は無期限で活動を休止しています。
天理大学ラグビー部に所属する3年生の弘田士道容疑者(20)は去年12月、大麻およそ1グラムを4000円で譲り受けた疑いがもたれています。
また、同じくラグビー部員の3年生島田郁容疑者(20)は、ラグビー部の寮で、若干量の大麻を所持した現行犯で11日逮捕されました。
大学の広報によると、部員の逮捕を受けてラグビー部は、無期限で活動を休止することがわかりました。
また、大会の出場についても、辞退になる見込みだということです。
調べに対し、2人は、「自分で吸うためだった」と容疑を認めていて、大学は他の部員に対する聞き取り調査を行っています。
ラグビー強豪校で知られる奈良県の天理大学のラグビー部員2人が寮で大麻を所持した疑いなどで逮捕されました。
麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、天理大学ラグビー部の3年生・島田郁容疑者(20)と弘田士道容疑者(20)です。
島田容疑者は11日朝、ラグビー部の寮で、若干量の大麻を所持した疑いがもたれていて、弘田容疑者は去年12月、大麻およそ1グラムを4000円で譲り受けた疑いがもたれています。
警察が11日、寮への家宅捜索を行い、部員への聞き取りをしたところ島田容疑者が大麻の所持を認めたということです。
調べに対し2人は「自分で吸うためだった」と容疑を認めていて、警察はほかの部員も大麻を所持していないか詳しく調べています。
斎藤知事を告発する文書について調べた兵庫県議会の百条委員会の非公開とされていた情報をNHK党の立花党首に漏えいした増山誠県議と真偽不明の文書の提供に関わった岸口実県議に対する問責決議案が、兵庫県議会で12日、賛成多数で可決されました。
■【写真で見る】「情報漏えい」増山県議「真偽不明文書提供に関与」岸口県議の問責決議案可決
当時、維新に所属し、百条委員会の委員だった増山県議は、兵庫県知事選の期間中に当時は非公開だった証人尋問の音声データなどをNHK党の立花党首に提供しました。
また、同じく維新に所属し百条委員会の副委員長を務めていた岸口県議は、ことし1月に亡くなった元県議を知事失職の「黒幕」とする真偽不明の文書を提供したことに関わっていたとされています。
これらについて、増山県議に対しては最大会派の自民をはじめ維新、公明、ひょうご県民連合の4会派が問責決議案を提出し、賛成多数で可決されました。
また岸口県議に対しては、自民、公明、ひょうご県民連合が問責決議案を提出し、賛成多数で可決されました。
問責決議案は可決されても、辞職などの法的拘束力はありません。
増山県議と岸口県議は所属していた「兵庫維新の会」から処分を受けてすでに離党していて、ことし3月からは地域政党「躍動の会」を設立し、活動しています。
奈良県の天理大学のラグビー部員2人が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたと大学が発表しました。
天理大学によると、ラグビー部に所属する3年生2人が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことがわかったということです。
天理大学は現在、対策本部を設置し、ラグビー部員に対して聞き取り調査を行っているということです。
天理大学ラグビー部は、2021年に大学日本一になるなど強豪として知られています。
天理大学は「この事態を厳粛に受け止め、捜査当局に全面協力するとともに、事実関係の把握を早急に進め、厳正に対処する所存です。本件に関して、関係者の皆様、地域の皆様、そして本学に関心を寄せてくださる皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。
兵庫県議会の増山誠議員について、「人殺し」「その子供も犯罪者になる」などの内容を家族写真とともにSNSに投稿し、名誉を毀損した疑いで61歳の無職の男が逮捕されました。
名誉毀損の疑いで逮捕されたのは、神戸市東灘区に住む61歳の無職の男です。
男は去年12月27日午前からことし1月14日朝までの間、増山県議とその家族の写真とともに、「人殺し」「殺人鬼」と投稿したほか、「その子供も犯罪者になる」などと投稿し、増山県議と家族に対し、名誉を傷つけた疑いがもたれています。
警察によると、既に削除されていて、現在は見ることができませんが、投稿時は公開されていて、不特定多数が見ることができたということで、増山県議が刑事告訴し、警察が捜査していました。
男は調べに対し、「投稿した可能性はあります」と話しているということです。
男と増山県議に面識はなく、警察は動機について詳しく調べています。
先月、バイクでツーリング中の男性に集団で暴行を加え、けがをさせて金を奪った疑いなどで男5人が逮捕されました。
強盗致傷と強盗の疑いで逮捕されたのは、堺市西区に住む会社員・池田蓮容疑者(21)ら20代の男5人です。
池田容疑者らは先月18日未明、大阪府八尾市の路上で、バイクに乗っていた19歳の男性を取り囲み、「何逃げてるねん。お前のせいでブレーキ踏んで女の子が頭打ったから慰謝料払え」などと脅し、顔などに殴る蹴るの暴行を加えてけがをさせ、現金およそ2300円を奪った疑いがもたれています。
男性は打撲など10日間の治療が必要なけがをしました。
また、池田容疑者らは、19歳の男性と一緒にバイクでツーリングをしていた、18歳の男性も取り囲み、体当たりしてフェンスに押し込む暴行を加え、「とりあえず土下座やな。持ってる金出せ」なと脅し、現金およそ2000円を奪った疑いがもたれています。
警察によると、池田容疑者らは2人の運転免許証を撮影し、電話番号を聞き出していて、その後、被害者の18歳の男性に対し、容疑者の1人がSNSを通じて接触してきたということです。
警察は、5人の認否を明らかにしていませんが、ほかにも関わった疑いがある人物がいるとみて、捜査しています。
大阪府警は、公式ホームページを模倣した偽サイトが複数見つかったとして、警察官をかたった特殊詐欺事件などの被害に遭わないよう注意を呼びかけています。
大阪府警によると、偽サイトは9日までに3つ確認されていて、全国で増加している警察官を装う特殊詐欺事件で悪用するために作られたとみられています。
クリックすると「守秘義務命令書」という架空の文書が表示されるほか、銀行の口座番号などを入力する画面が表示されるということで、すでにアクセスが出来ないように対応したということです。
また、9日時点では被害は確認されていないということです。
大阪府警は「警察がサイト上で口座情報などを聞き出すことはなく、こういったものはすべて詐欺です。見つけたら警察に相談してください」と注意を呼び掛けています。
和歌山刑務所に勤務していた当時、受刑者の指輪を盗んだ罪で逮捕・起訴された刑務官が、ほかに指輪を盗んだり、横領した疑いで再逮捕されました。
業務上横領と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、静岡刑務所の刑務官・本田明士容疑者(60)です。
本田容疑者は和歌山刑務所の会計課長を務めていた、おととし7月、60代の女性受刑者から貴重品として預かっていた、時価5万円相当の指輪を持ち出して横領した疑いと、和歌山刑務所の総務部調査官だった去年7月から9月の間に、保管されていた時価30万円相当の指輪を盗んだ疑いがもたれています。
警察によると、本田容疑者は容疑を認めているということです。
土地と建物の所有者になりすまし、架空の不動産の売却を持ち掛け、代金を騙し取る手口の地面師詐欺。
先週、東大阪市の会社役員・福田裕容疑者(52)が詐欺の疑いで逮捕・送検されました。さらに福田容疑者とともに、うその登記を申請した疑いなどで粂陵平容疑者ら2人も逮捕。
被害額はおよそ14億5000万円という巨額詐欺事件の手口がこの地面師詐欺でした。
10日放送の関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、去年、話題となった綾野剛さん、豊川悦司さんら出演の配信ドラマ「地面師たち」で登記・土地取引シーンを監修した司法書士の長田修和さんが地面師事件について解説しました。
いわゆる「地面師詐欺」の疑いで逮捕された男らが、物件の所有者になりすますために住民票を不正に取得していたことがわかりました。
会社役員の福田裕容疑者(52)は去年、大阪市内の物件を所有する会社の代表になりすまして不動産会社と売買契約を結び、およそ14億5000万円をだまし取った疑いなどがもたれています。
ほかにも男女2人が逮捕されていますが、捜査関係者らによると、福田容疑者らは会社の代表に数十万円を貸したとするうその借用書を生野区役所に提出し、住民票の写しを不正に得ていたことが分かりました。
警察は、福田容疑者らが住民票の個人情報をもとに運転免許証を偽造するなどし、代表が代わったとするうその登記でなりすましをしたとみて調べています。
神戸市北区の集合住宅前で、男性を刃物のようなもので殺害しようとした疑いで60歳の男が逮捕されました。
7日午後8時半ごろ、神戸市北区有野台の集合住宅前で、近くに住む運送業の男性(45)が刃物のようなもので右わき腹を刺されて重傷を負いました。
警察は8日、男性の証言などを基に捜査した結果、近くに住む無職の男(60)が事件に関与した疑いがあることがわかり、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
調べに対し、男は容疑を否認していて、動機や経緯についてあいまいな供述を繰り返しているということです。
一方、現場付近では、玄関前に配達された荷物「置き配」が盗まれる被害が、5月末ごろから相次いでいて、警察は事件との関連を慎重に調べています。
神戸市北区の集合住宅前で、45歳の男性を刃物のようなもので刺し殺害しようとした疑いで60歳の男が逮捕されました。
7日午後8時半ごろ、神戸市北区有野台の集合住宅前で、近くに住む運送業の男性(45)が刃物のようなもので右わき腹を刺されて重傷を負いました。
警察は8日、男性の証言などを基に捜査した結果、近くに住む無職の男(60)が事件に関与した疑いがあることがわかり、男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
調べに対し、男は容疑を否認していて、動機や経緯についてはあいまいな供述を繰り返しているということです。
一方、現場付近では玄関前に配達された荷物「置き配」が盗まれる被害が5月末ごろから相次いでいて、警察は事件との関連を慎重に調べています。
京都市内の駅で、団体職員の男が痴漢の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪市に住む病院勤務の男(55)です。警察によりますと、男は7日午後7時44分ごろ、京都市左京区の出町柳駅に停車中の電車内で、22歳の女性に痴漢行為をした疑いが持たれています。
被害を受けた女性がすぐに駅員に被害を訴え、駅員が警察に通報。駆け付けた警察官が男を逮捕しました。逮捕当時この男は酒に酔った状態で、警察の調べに対し「まったく覚えがない」と容疑を否認しています。
警察によりますと、電車内に防犯カメラは設置されておらず現行犯逮捕とはならず通常逮捕に至ったということです。
警察は、引き続き事件の詳しい経緯を調べています。
神戸市垂水区のスーパー銭湯で、盗撮事件が発生しました。
性的姿態等撮影未遂容疑で8日に逮捕されたのは、神戸市のアルバイトの男(23)です。
今回の逮捕のキッカケは、6月2日に逮捕された20歳の女による盗撮事件でした。女はこのスーパー銭湯内の浴場に備え付けの棚にスマートフォンを隠して置いて撮影しようとしたところ、利用客に気づかれ逮捕しました。
取り調べの中で女はこの男に「頼まれた」と供述。女は容疑者の元交際相手で、取り調べに対し「まだ彼を好きという気持ちがあり、役に立ちたかった」と話しています。
警察の調べに対し、男は「浴場内の撮影をしろとは言っていない」と容疑を否認しています。
警察は、盗撮画像の用途などについても捜査を進めています。
いわゆる「地面師詐欺」で14億円以上をだましとった疑いなどで逮捕された男らが、所有者になりすまして少なくとも5つの物件を売りに出していたことが分かりました。
東大阪市の会社役員・福田裕容疑者(52)は去年、大阪市内にある3カ所の土地と建物の所有者になりすまし不動産会社と売買契約を結び、およそ14億5000万円をだまし取った疑いなどがもたれています。
ほかにも男女2人が逮捕されていますが、警察は認否を明らかにしていません。
関係者によると、福田容疑者らは、所有者になりすまして少なくとも5つの物件を売りに出していたことが新たに分かりました。
売買契約が結ばれる直前で「地面師詐欺」だと発覚したケースもあり、警察は余罪などを詳しく調べています。
京都地検は児童ポルノ事件の記録をカラーコピーしてスマートフォンに保存するなどした検察事務官の男を懲戒免職処分にしました。
男は京都簡易裁判所から罰金100万円の略式命令を受けました。
京都地検によると、30代の検察事務官の男は、ことし3月、児童ポルノ事件の記録の一部をカラーコピーして持ち出し、19点をスマートフォンに保存していました。
また、去年11月からことし1月の間、京都市内の駅で複数回、スマートフォンで女性の下着等を盗撮したということです。
男が児童ポルノの事件記録を撮影したデータを所持しているという情報が寄せられ、今回の事案が発覚しました。
男は「性的好奇心を満たすためだった」と話しているということです。
京都地検は6月6日付けで男を懲戒免職処分にしました。
また男は、京都簡易裁判所から罰金100万円の略式命令を受けました。
京都地検の次席検事は「国民の信頼を大きく損なうものであって、極めて遺憾。こうした事案が再び発生することのないよう徹底する」とコメントしています。
神戸市の河川敷で小学生の女の子が遺体で見つかった事件から7日で24年となり、警察が情報提供を呼びかけました。
神戸市北区の神戸電鉄岡場駅では警察などが情報提供を呼びかけるビラを配りました。
2001年、北区の有野川の河川敷で、当時小学3年の宮崎早紀ちゃん(8)が遺体で見つかりました。
2001年6月7日、早紀ちゃんは「お母さんを迎えに行く」と言って自宅を出たあと、遺体発見場所からおよそ3キロ離れた神戸電鉄唐櫃台駅での目撃を最後に行方が分からなくなりました。
【中村裕之・兵庫県有馬警察署長】「1つでも多くの情報が検挙につながると思うので些細なことでも結構ですので情報提供をお寄せください」
遺体には車にはねられたような跡があり、警察は殺人事件として捜査しています。
【情報提供】有馬警察署:078ー981ー0110
土地と建物の所有者になりすまして不動産会社と売買契約を結び、14億円余りをだまし取った疑いなどで、男ら3人が逮捕されました。
大金をだまし取った疑いの「地面師詐欺」事件はどのように起こったのでしょうか。
4日、14億円以上をだましとった疑いなどで逮捕された東大阪市の会社役員・福田裕容疑者(52)。
巨額のカネが動いた詐欺の手口は、いわゆる「地面師詐欺」。他人の不動産の所有者になりすまして売却金をだまし取ることです。
福田容疑者は去年、大阪市内にある3カ所の土地と建物の所有者になりすまして不動産会社と売買契約を結び、合わせておよそ14億5000万円をだまし取った疑いがもたれています。
【記者リポート】「地面師詐欺に利用されたのは、ミナミの繁華街など立地の良い場所にあり、今は使われていないように見えるところばかりでした」
なぜ福田容疑者は高額物件の所有者に、なりすますことができたのか。
警察によると、ともに逮捕された粂陵平容疑者(24)ら2人が去年1月、実際に建物を所有している不動産会社の代表取締役になったと、うその登記をした疑いが持たれています。
関係者によると、買主に対して粂容疑者は「所有者の女性の親族」と名乗って話を進めていたとみられ、売買契約では代金のほとんどをスーツケースに入れ、現金で取引したということです。
警察は、福田容疑者らの認否を明らかにしていませんが、福田容疑者が指示役とみて詳しく調べています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月6日放送)
兵庫県警の警察官が、神戸市の書店で同意なく女子中学生の体を触った罪で起訴され懲戒免職されました。
男は玩具店で店員に下半身を見せつけた罪でも起訴されています。
兵庫県尼崎南署の巡査の男(26)はことし2月、神戸市中央区の書店で女子中学生(当時14歳)の体を触った不同意わいせつの罪で起訴されました。
また男はことし1月に神戸市中央区の玩具店で、ことし2月に加古川市のドラッグストアで、店員に下半身を露出した公然わいせつの罪でも起訴されました。
いずれも容疑を認め、警察の調べに対して公然わいせつの容疑については「性的欲求がエスカレートしてしまった」という趣旨の話をしているということです。
この男は関わっていた詐欺や窃盗事件の捜査で入手した防犯カメラ映像や写真を自宅に持ち帰った疑いでも書類送検されています。
兵庫県警は男を6日付で懲戒免職処分とし、「言語道断の行為であり、深くおわび申し上げます」とコメントしています。
和歌山市の男性職員(20代)は2018年、不正な会計処理を命じられたことを公益通報し、不正を命じた職員は懲戒処分を受けました。
その後、2020年の人事異動でこの職員と男性職員は同じフロアに配置され、男性職員はその2か月後に自殺しました。
これについて市の第三者機関は、法律が禁じる通報者への不利益な取り扱いがあったとまでは認められないものの、「当時の人事異動は男性職員への配慮を全く欠き不適切だった」などと結論付けました。
検証結果を受け、和歌山市の尾花正啓市長は「指摘を真摯に受け入れる」とコメントしています。
神戸市の河川敷で小学生の女の子が遺体で見つかった事件からきょうで24年となり、警察が情報提供を呼びかけました。
神戸市北区の神戸電鉄岡場駅では警察などが情報提供を呼びかけるビラを配りました。
2001年、北区の有野川の河川敷で、当時小学3年の宮崎早紀ちゃん(8)が遺体で見つかりました。
2001年6月7日早紀ちゃんは「お母さんを迎えに行く」と言って自宅を出たあと、遺体発見場所からおよそ3キロ離れた神戸電鉄唐櫃台駅での目撃を最後に行方が分からなくなりました。
【中村裕之・兵庫県有馬警察署長】
「1つでも多くの情報が検挙につながると思うので些細なことでも結構ですので情報提供をお寄せください」
遺体には車にはねられたような跡があり、警察は殺人事件として捜査しています。
【情報提供】有馬警察署:078-981-0110
いわゆる「地面師詐欺」で14億円以上をだましとった疑いなどで男女3人が逮捕された事件で、1人がオンラインカジノで多額の借金を抱えていたことが分かりました。
東大阪市の会社役員・福田裕容疑者(52)は去年、大阪市中央区の土地と建物の所有者に成り済まして不動産会社と売買契約を結び、およそ14億5000万円をだまし取った疑いが持たれています。
また、福田容疑者とともにウソの登記を申請した疑いなどで、粂陵平容疑者(24)ら2人も逮捕されました。捜査関係者によると、粂容疑者はオンラインカジノで数百万円の借金を抱えていたことが新たに分かりました。
警察は、金銭面で窮していた粂容疑者が「地面師」グループに勧誘された可能性があるとみて詳しく調べています。
滋賀県大津市の新築マンションの工事現場で、50代の作業員の男性が死亡しました。
7日午前10時50分頃「作業中の50代男性が意識がない」と消防から警察に通報がありました。現場は大津市長等2丁目にある新築マンションの工事現場です。
救急隊員が駆けつけ、男性は市内の病院に搬送されましたが、午前11時半ごろ死亡が確認されました。警察によりますと、亡くなったのは50代の作業員の男性で、死因は現在調査中です。
警察は、事故と事件の両方の可能性を視野に入れて捜査を進めており、今後、司法解剖を行って詳しい死因を調べます。
現場は新築マンションの1階部分、エントランスのエレベーター付近で、この日も5名以上の作業員が作業をしていたということです。
警察が引き続き、事故当時の状況などを詳しく調べています。
京都市内の五条大橋付近で、きのう6日夜、外国人旅行者が切りつけられる事件が発生しました。
午後8時ごろ「肩付近を刺された」という119番通報がありました。現場は、寺町通と五条通の交差点北側の歩道です。
被害者は37歳の中国人旅行者の男性で、意識はあり、歩行も可能で命に別状はないということです。男性は6月4日に来日し、およそ20人規模の団体ツアーで知人と共に観光中でした。
警察の調べに対し、男性は「気が付いたら切りつけられていた」と話しているということです。警察によると、団体客の一部と通行人の間でトラブルがあり、男性が仲裁に入ったところ、切りつけられたということです。
犯人は身長175センチメートル位、細身に眼鏡で白色ティーシャツを着ていたということで、警察は殺人未遂事件として行方を追っています。
高配当が得られるとうたい、金を集めた疑いなどで逮捕された男らが、「アラブの王族とつながりがある」とみせ、出資を募ったとみられることが分かりました。
【記者リポート】「午後2時半すぎです、大川容疑者を乗せた車が山科署から出てきました」
投資会社の代表を務める大川力也こと徐世昌容疑者(52)ら5人は、京都市の男性など3人に、高配当を約束して潜水艇事業などへの出資を募り、約710万円を不正に集めた疑いなどが持たれています。
その後の取材で、パンフレットに「アラブ首長国連邦の王族グループと資本関係にある会社」と記載し、王族とみられる男性と写った写真を使用していたことが分かりました。
王族とつながりがあると見せ、出資者から信用を得ようとしていたとみられます。
警察は、徐容疑者らが約1万5000人から66億円を超える金を集めていたとみて、捜査しています。
知人から取引価格2億2000万円の腕時計をだまし取った疑いで、京都市の会社役員の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、京都市南区に住む会社役員小松直哉容疑者(40)です。
小松容疑者は、去年9月、「後日、元金と利益を合わせた8000万円を持ってくる」などとうそを言い、転売目的で50代の男性から高級腕時計をだまし取った疑いが持たれています。
警察によると、小松容疑者は知人と被害男性の3人で共同出資をして腕時計を転売する計画を立て、被害男性が時計の購入代金2億2000万円を立て替えていました。
しかし、小松容疑者はその後、時計を1億9800万円で売却したにもかかわらず、一部を男性に支払ったものの、残りの8000万円を支払わなかったということです。
調べに対し、小松容疑者は「詐欺をするつもりでやったわけではありません」と容疑を否認しています。
警察は、小松容疑者が自身が代表を務める会社の借金を返済するため犯行におよんだとみて調べています。
土地と建物の所有者になりすまして不動産会社と売買契約を結び、約14億5千万円をだましとった疑いなどで、男ら3人が逮捕されました。
東大阪市の会社役員・福田裕容疑者(52)は去年、大阪市内にある3カ所の土地と建物の所有者になりすまして、不動産会社と売買契約を結び、計約14億5000万円をだまし取った疑いで逮捕されました。
また、福田容疑者とともに実際に所有する不動産会社の代表取締役になったとうその登記をした疑いなどで、粂陵平容疑者(24)ら2人も逮捕されました。
警察は、福田容疑者らの認否を明らかにしていませんが、福田容疑者が指示役となり、不動産の所有者になりすまして購入代金をだまし取る「地面師詐欺」とみて、調べを進めています。
大阪府羽曳野市で男性を殺害した罪に問われている男の控訴審が始まり、弁護側は改めて無罪を主張をしました。
山本孝被告(48)は7年前、羽曳野市の路上で会社員の平山喬司さん(当時64)を刃物で刺して殺害した罪に問われています。
山本被告は無罪を主張しましたが、1審の大阪地裁は、「被害者の交際相手との“隣人トラブル”から殺害に至ったと推認される」などとして、懲役16年の判決を言い渡しました。
6日の控訴審で、弁護側は「1審は、検察官の立証の重要部分を排斥しておきながら、被告人に不利な間接事実を重視して犯人と推認した」などとして再び無罪を主張しました。
一方、検察は控訴の棄却を求めました。
判決は9月12日に言い渡される予定です。
高配当が得られるとうたい、無登録で金を集めた疑いなどで男ら5人が逮捕されました。
被害総額は、66億円にのぼるとみられます。
投資会社の代表を務める大川力也こと徐世昌容疑者(52)ら5人は、京都市の男性など5人に、元本を上回る配当金を約束して潜水艇事業などへの出資を募り、約710万円を不正に集めた疑いがなどが持たれています。
会社のパンフレットには「潜水艇事業の利益から永続的に配当が受けられる」などと書かれていましたが、出資者への配当金は滞っていたとみられます。
警察は、5人の認否を明らかにしていませんが、徐容疑者らが約1万5000人から66億円を超える金を集めていたとみて、捜査しています。
麻薬のMDMAの結晶およそ1億7000万円相当を密輸しようとした罪で、香港出身の女が起訴されました。
香港出身のラウ・ベッリン被告(62)は、5月7日、麻薬「MDMA」の結晶約14キロをカナダから関西空港に密輸しようとした関税法違反の罪に問われています。
大阪税関によると、ラウ被告はスーツケースの中を見せるよう促した職員に「カギの開け方がわからない」と答えたため、不審に思った職員が検査したところ、ズボンに包まれたMDMAの結晶が見つかったということです。
関西空港ではMDMAの結晶の摘発は初めてで、これらの結晶は約1億7000万円相当の錠剤に精製できるということです。
ラウ被告は調べに対し、「MDMAだとは知らなかった」と話しているということです。
兵庫県の斎藤知事の疑惑をめぐる問題で、NHK党の立花党首がSNSの投稿により兵庫県議会の議員の名誉を毀損した疑いなどで書類送検されました。
立花党首は4日午後、関西テレビの取材に応じました。
【NHK党 立花孝志党首】「私としては無罪を確信しております」
NHK党の立花孝志党首は、去年11月、自身のYouTubeやXに、「奥谷議員は悪人」「県の元幹部が死亡した原因を隠ぺいしている」という趣旨の内容を投稿。
斎藤知事の告発文の調査を行う百条委員会の委員長を務めた奥谷謙一県議は、立花党首の投稿で、名誉が毀損されたとして刑事告訴していました。
さらに去年11月の知事選挙中には、奥谷県議の自宅兼事務所の前で、立花党首は「ひきこもってないで出て来いよ」「あまり脅しても奥谷さんが自死されても困る」などと演説していました。
【NHK党 立花孝志党首】「この先ずっとこの家に閉じこもっておくんですか。出て来い奥谷!ほんとに」
【NHK党 立花孝志党首】「あんまり脅しても、奥谷さんが自死されても困るので」
奥谷県議は、業務を妨害されたなどとして被害届を出していました。
捜査関係者によると兵庫県警は4日、立花党首を名誉毀損や威力業務妨害などの疑いで、神戸地検に書類送検したということです。
立花党首は関西テレビの取材に対し、「奥谷県議の名誉を毀損する発言はした」としたうえで、演説については脅迫などにはあたらないと話しました。
【NHK党 立花孝志党首】「演説の内容・ボリューム・時間、どれにおいても適切な選挙運動の範ちゅう。司法の判断がこれは有罪となれば、潔く場合によっては刑務所に行くことについても致し方ない」
そして改めて「無罪を確信している」と強調しました。
朝日新聞阪神支局に、38年前の襲撃事件の犯行声明を引用した文書などを送りつけ、業務を妨害した疑いなどで、会社員の男が逮捕されました。
静岡県富士市の会社員武藤和宏容疑者(38)は5月3日、朝日新聞阪神支局におもちゃの銃や脅迫文が入った段ボール箱を送りつけ、業務を妨害した疑いなどがもたれています。
38年前のこの日、阪神支局に押し入った男が散弾銃を乱射し、当時29歳の記者が死亡する事件があり、段ボール箱には多数の穴があいた被害者の写真が入っていたということです。
また、脅迫文には、38年前の事件の「赤報隊」と名乗る犯行声明を引用した上で「令和赤報隊」と書かれていて、警察は武藤容疑者が当時の事件を模倣した疑いがあるとみて捜査しています。
1日夜、大阪府寝屋川市で男性が刃物のようなもので胸などを刺されてケガをした事件で警察は2日、知人とみられる18歳の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪府茨木市に住む職業不詳の18歳の男です。
男は1日午後10時半ごろ、寝屋川市太間町の遊歩道で知人とみられる男性(18)の胸などを刃物のようなもので刺して殺害しようとした疑いがもたれています。
男性は、命に別状はありませんでした。
警察によると、当時現場にいた男性の知人らの供述から男の関与が浮上したため逮捕に至ったということです。
男は調べに対し「ナイフで刺した。殺そうとは思っていなかった」と容疑を一部否認していて、警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて捜査しています。
2025年5月、大阪府枚方市の交差点で原付バイクを運転していた高齢男性を転倒させ、重傷を負わせたうえ逃走した疑いで、救急隊員の男が逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、枚方東消防署に勤務する救急隊員・瀧本翔史容疑者(33)です。
瀧本容疑者は5月14日、原付バイクに乗って自宅に帰る途中、枚方市津田北町の信号機のない交差点で男性(83)が運転する原付バイクとぶつかりそうになり、驚いた男性が転倒してけがをしたにもかかわらず、そのまま逃走した疑いが持たれています。
警察によると、瀧本容疑者側に一時停止の義務があり、防犯カメラなどの捜査から逮捕に至ったということです。
男性(83)は、左の鎖骨を折るなどの重傷です。
調べに対し、瀧本容疑者は「バイクとぶつかりそうになりましたが、ぶつかることはなかったので、そのまま帰宅しました」と容疑を否認しているということです。
枚方寝屋川消防組合は、「今後、事実関係を確認の上、厳正に対処してまいりますとともに、服務規律の確保について重ねて徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」などとコメントしています。
大阪府吹田市の集合住宅で、母親と娘2人の合わせて3人が遺体で見つかりました。
父親も別の場所で死亡していて、警察は無理心中の可能性もあるとみて捜査しています。
2日午前8時前、吹田市青葉丘南の集合住宅の1室で、26歳の女性と女性の2歳と1歳の娘がいずれもベッドの上で仰向けで死亡しているのを、警察官が見つけました。
3人は出血していて、近くには血痕のついた包丁があったということです。
3人の発見に先立つ午前6時過ぎには、現場から1.3キロほど離れた路上で、女性の26歳の夫が歩道橋から転落したとみられる状態で見つかり、死亡が確認されています。
警察によると、3人の遺体が見つかった集合住宅のリビングからは、女性の夫が書いたとみられる家族に謝罪する内容の遺書のようなメモが見つかったということです。
警察は、女性の夫が無理心中を図った可能性もあるとみて、調べています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月2日放送)
大阪府吹田市の集合住宅で、女の子を含む3人が遺体で見つかりました。
父親とみられる男性も別の場所で死亡していて、警察が捜査しています。
2日午前8時前、吹田市青葉丘南の集合住宅の一室で、女性1人と女の子2人の遺体を警察官が見つけました。3人はいずれも仰向けで倒れていたほか出血していて、近くには血痕のついた包丁があったということです。
遺体の発見に先立ち、現場から1.2キロほど離れた路上では、歩道橋から転落したとみられる男性が見つかり、死亡が確認されています。
この集合住宅には、いずれも26歳の夫婦と、2歳と1歳の娘が住んでいて、リビングからは家族に謝罪する内容の遺書のようなメモが見つかったということです。
警察は、死亡したのは家族4人とみて身元の確認を急ぐとともに、無理心中の可能性もあるとみて調べています。
1日夜、大阪府寝屋川市で胸などから出血した男性が見つかりました。
警察は、殺人未遂事件として捜査しています。
1日午後10時半ごろ、寝屋川市太間町で、「バイクで転倒した」という内容の通報を受け、警察や消防が駆けつけたところ、現場で20歳前後の男性が血を流しているのが見つかりました。
警察によると、通報したのは男性から連絡を受けた知人で、消防が確認したところ、男性の右胸や背中に刺し傷があったということです。
現場に刃物は残されていませんが、男性のケガの状況から、警察は殺人未遂事件として捜査しています。
東大阪市の集合住宅で、3歳と5歳の息子を部屋に置き去りにし、放置した疑いで26歳の母親が逮捕されました。
保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、ショットバーのアルバイトで東大阪市に住む26歳の母親で、今月2日午前8時ごろから午後6時ごろまでの間、3歳と5歳の息子を自宅に残したまま外出し、放置した疑いが持たれています。
警察によると、2日午前11時ごろ、容疑者の母親から警察に3人の安否確認をして欲しいという連絡がありました。
警察官が3人の自宅に向かったところ、5歳の長男が鍵を開けて出てきて、部屋にいたのは3歳の次男と2人だけだったことから、母親によるネグレクト=育児放棄を疑った警察官が2人を保護しました。
その後、午後4時半ごろに母親が警察署に連絡をしてきたことで、逮捕に至ったということです。
調べに対し母親は「弁護人が決まるまでは何も話したくありません」と黙秘しています。
息子2人に目立った外傷はなく、自宅には購入したご飯が用意されていたということですが、警察は、母親がアルバイトする夜間帯に常態的に息子を放置していたとみて、詳しく調べています。
兵庫県の斎藤知事の疑惑をめぐり告発者の私的な情報を当時の総務部長が外部に漏洩し県が停職3カ月の処分にしたことを受け、知事とともに「指示していた可能性が高い」と指摘されていた片山前副知事が代理人を通じてコメントを出しました。
総務部長の行為は「漏えいに当たらず懲戒処分はおかしい」と第三者委員会や県の対応に疑問を呈しました。
斎藤知事の疑惑を告発した元県民局長の私的情報が外部に漏えいした問題で、この問題を調べていた県の第三者委員会は、斎藤知事の最側近だった当時の総務部長が3人の県議に私的情報を漏えいしていたと認定しました。
報告書によると、この漏えいについて当時の総務部長は「知事や前副知事の指示によるもの」と第三者委員会に説明していたということです。
県は停職3カ月の懲戒処分としましたが、当時の総務部長は「執行停止の申し立てを行い正当性を主張する」とコメントしています。