県広域消防組合は20代の男性消防士2人の懲戒処分を発表しました。
懲戒処分を受けた20代の男性消防士2人のうち、当時西和消防署に勤務していた男性は、署内の女性専用スペースに無断で侵入したとして、停職1カ月の懲戒処分を受けました。
また、当時警防部救急課で勤務していた男性は、出張の業務終了後に広島市内の宿泊施設で派遣型風俗店に勤務する女性とのわいせつ行為を盗撮したとして、停職6カ月の懲戒処分を受けました。なおこの男性は7月31日付で依願退職しています。
いずれの事案も現在、任意で警察の捜査を受けているといい、県広域消防組合の德永達也消防長は、「住民の皆様の信頼回復に向け、全力を挙げて取り組んでまいります」とコメントしています。
2025年5月、警察官らを名乗る人物からのうその電話を信じた女性から約1700万円相当の金の地金をだまし取った詐欺の疑いで、マレーシア国籍の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのはマレーシア国籍のウォンジュンハオウィリアム容疑者20歳です。警察によりますとウォン容疑者は、2025年5月、SNSで知り合った人物からの指示で、捜査員になりすまして奈良市内に住む77歳の女性の家を訪れ、時価総額およそ1700万円相当の金の地金2個を受け取りだまし取ったということです。
女性は2025年5月警察官や検察官らを名乗る人物から電話やSNSで、「犯罪グループの共犯者としてあなたを逮捕する必要がある」などという連絡を受け特別な手続きのため金を購入するよう促されました。そして購入した金の地金をウォン容疑者に渡したといいます。
指名手配されていたウォン容疑者は27日、成田空港から出国しようとしていたところを逮捕されたといい、「金を女の人から受け取ったことに間違いない」と話しているということです。
警察では今後、指示役の特定や、ウォン容疑者がほかの事件にも関わっている可能性もあるとみて捜査を進めています。
安倍元総理銃撃事件で殺人などの罪で起訴されている山上徹也被告の初公判に向け傍聴の機会を十分に確保することなどを求める要望書が奈良地裁に提出されました。
要望書を提出したのはジャーナリスト、弁護士、研究者でつくる団体「司法情報公開研究会」の代表2人です。
今回提出された要望書にはできるだけ多くの希望者が裁判を傍聴できるようにとテレビモニターを用いて別室でも傍聴を可能にすることや、傍聴券をリストバンド方式ではなくチケット方式にすることで複数人が入れ替わりで使用できるようにすることが盛り込まれています。
団体では、歴史的な事件で裁判は国民注視のものであるとしています。
団体の共同代表 佛教大学 教授・大貫 挙学さん
「たまたまその時(傍聴券が)当たった少数の人がふらっと(裁判を)見られると、事件、裁判の全体的なプロセスをほとんどの人が検証できない。最初から最後まで確認する人がきわめて少数だということは、本当に裁判を公開したことになるのかということに強い疑問を持っています」
また、この要望書は奈良地裁のほか、最高裁判所にも郵送されているということです。
住民の個人情報を漏らすよう町の職員をそそのかした疑いで、町議会議員が23日逮捕されたことを受け、吉野町は情報の漏洩に職員2人が関与していたと発表しました。
吉野町 中井町長
「町民の皆さまに対し、町役場を代表して深くおわびを申し上げます」
町によりますと2022年の8月と12月、当時政策戦略課長だった60代の男性職員は、町議会議員の西澤巧平容疑者から住民2人の住所や名前、家族構成などの個人情報を提供するよう依頼を受けたといいます。情報は、当時長寿福祉課長だった50代の男性職員が部下を通じて入手し、元政策戦略課長から西澤容疑者に伝えたということです。
2人は、地方公務員法違反の疑いで警察から任意の取り調べを受けているということで、町は24日総務課付けとしました。
中井町長は「行政への信頼を揺るがす事案であり、再発防止を徹底し信頼回復に努める」としています。
2022年8月と12月に、正当な手続きをせず、町の職員に町内に住む世帯の情報を教えるようそそのかした地方公務員法違反の疑いで、吉野町議会議員の西澤巧平容疑者72歳が逮捕されました。
警察によりますと町職員は、西澤容疑者に対し2世帯の世帯主の名前や、生年月日、家族構成などを伝えたということです。西澤容疑者は「黙秘します」と話しているといい、認否を明らかにしていません。
なお、西澤容疑者は6月にも町内の太陽光発電施設をめぐって収賄の疑いで逮捕され7月、起訴されています。
県は、同僚の女性のスカートの中を盗撮しようとした職員らについて、22日付で、懲戒処分にしたと発表しました。
県によりますとこのうち41歳の男性主査は、2025年4月から5月にかけて職場にカメラを設置し、同僚女性2人のスカートの中を複数回、盗撮しようとしたといいます。男性主査は県の聞き取りに対し、「好意を抱いていた女性職員の下着を撮影することで、性的欲求を満たしたかった」と話しているといい、県は、停職3カ月の懲戒処分としました。
なお、男性主査は5月に性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕され、その後、略式起訴されています。また、吉野土木事務所に勤務する62歳の男性主査は、階段で道を譲らなかった職員に腹を立て、腹部を蹴る暴行を行ったといい、減給10分の1、2カ月の懲戒処分を受けました。
県では、「全力をあげて信頼回復に努めるとともに、引き続き不祥事の再発防止を徹底してまいります」とコメントしています。
県は、同僚の女性のスカートの中を盗撮しようとした職員らについて、22日付で、懲戒処分にしたと発表しました。
県によりますとこのうち41歳の男性主査は、2025年4月から5月にかけて職場にカメラを設置し、同僚女性2人のスカートの中を複数回、盗撮しようとしたといいます。男性主査は県の聞き取りに対し、「好意を抱いていた女性職員の下着を撮影することで、性的欲求を満たしたかった」と話しているといい、県は、停職3カ月の懲戒処分としました。
なお、男性主査は5月に性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕され、その後、略式起訴されています。また、吉野土木事務所に勤務する62歳の男性主査は、階段で道を譲らなかった職員に腹を立て、腹部を蹴る暴行を行ったといい、減給10分の1、2カ月の懲戒処分を受けました。
県では、「全力をあげて信頼回復に努めるとともに、引き続き不祥事の再発防止を徹底してまいります」とコメントしています。