24日午前、石川県白山市の山あいにある民間企業の研修施設が全焼する火事がありました。
【写真を見る】民間企業の研修施設が全焼 けが人なし 石川・白山市の白峰地区
24日午前10時15分ごろ、白山市白峰で「建物から火が出ている」と近くの植物園のスタッフから消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、木造の研修施設1棟が全焼し、火はおよそ4時間後に消し止められました。けが人はいませんでした。
関係者によりますと、研修施設は白山市の建設業者が管理していて、ふだんは空き家になっているということです。
現場は白峰小学校から南西におよそ3キロの白山高山植物園近くの山間部で、警察と消防は25日午前、実況見分を行い、火が出た原因を調べることにしています。
【おことわり】施設について当初「山荘」との情報がありましたが、その後「民間企業の研修施設」と分かりましたので、記事を修正しました。
福井鉄道は、グループ会社の役員が10年間にわたって総額およそ7000万円を私的流用する業務上横領があったと明らかにしました。
福井鉄道によりますと、グループ会社で旅行・タクシー・石油事業などを展開する「福鉄商事」の役員が、2015年9月から2025年8月の10年間にわたって私的流用を繰り返し、総額およそ7000万円を横領したということです。
8月に内部告発を受けて社内を調査したところ、役員本人が聞き取りに対して横領を認めたということです。
福鉄商事は24日、臨時の株主総会を開きこの役員を解任したほか、4年前に同様の内部告発があったにもかかわらず十分な対応を取らなかったとして、当時社長だった現在の取締役会長も解任しました。
役員の家族はおよそ7000万円の損害を全額弁済する意向を示していて、福鉄商事は弁護士と相談したうえで刑事告訴するかどうか検討することにしています。
金沢市の繁華街で2020年12月、当時19歳の元少年が飲酒運転をして男女2人を死傷させたひき逃げ事件。
【写真を見る】ひき逃げ事件が起きた金沢市の現場 判決を受け取材に応じる亡くなった女性の長男
死亡した女性の遺族が元少年や車に乗っていた友人ら合わせて5人に損害賠償を求めた民事裁判で、金沢地裁は元少年に4800万円余りの損害賠償を命じました。一方で、残りの4人については遺族側の賠償請求を棄却しました。
この事件は、2020年12月、金沢市香林坊と片町で当時19歳の元少年が酒を飲んで車を運転し、男女2人をはね逃走しました。
片町の寿司店「蛇の目寿司」の女将だった当時78歳の女性が死亡しました。
刑事裁判で、元少年は懲役14年の実刑判決を受け、刑が確定しました。
■同乗者や雇い主にも責任 遺族は関係者も提訴
女性の遺族は2023年3月、元少年のほか、一緒に乗っていた男女3人とその雇い主で車の名義人だった男性に対し、合わせて5800万円余りの損害賠償を求める訴えを金沢地裁に起こしました。
運転者以外の責任の有無などが争点となる中、これまでの弁論で弁護側は、同乗者3人は泥酔状態で事故の予見はできなかったなどと主張し、遺族側の請求を棄却するよう求めていました。
■元少年には4800万円の賠償命じる 関係者への賠償請求は棄却
25日行われた判決の言い渡しで、金沢地裁の土屋毅裁判長は、「元少年が、ことさらに赤信号を無視したことで事故が発生した」として、元少年に損害賠償として4800万円余りの支払いを命じました。
一方で同乗者3人については、「事故の発生を予見できたとは認められない」とし、雇い主だった男性を含め賠償請求を棄却しました。
閉廷後、遺族は「同乗者の責任」について言及しました。
亡くなった女性の長男「決して彼ら(同乗者ら)は全く責任がないわけではない。自分たちが全然悪くなかったとかは絶対思ってほしくない。この事件や母のことは絶対に忘れないでほしい」
遺族は控訴について、弁護士と相談したうえで判断するとしています。
仕事で知り合った金沢市内の女性を誹謗中傷する内容をインターネットの掲示板に投稿したとして、警察は、富山県高岡市の市職員の36歳の男を名誉毀損の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、富山県高岡市の市職員の男(36)です。
警察の調べによりますと、男は3月29日の午後11時ごろ、過去に仕事で知り合った金沢市内に住む30代の女性を誹謗中傷する内容をインターネットの掲示板に掲載した疑いが持たれています。
2024年11月、女性から被害の届け出があり警察が捜査を行っていたところ、2025年5月に投稿を発見したということです。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察が詳しい動機を調べています。
高岡市によりますと、男は育児休業を取得する職員の代わりとして任期付きで採用されていました。
出町譲市長は「事実確認のうえ厳正に対処し、再発防止に努めてまいりたい」とコメントしています。
23日午後、能登町の県道で乗用車と軽トラックが正面衝突する事故があり、男性1人が死亡しました。
【写真を見る】車体がえぐられ大破した軽トラックと乗用車
23日午後1時45分ごろ、能登町神和住の県道「珠洲道路」で、乗用車と軽トラックが正面衝突しました。
警察や消防によりますと、軽トラックを運転していた64歳の男性が意識不明の重体で病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。乗用車を運転していた51歳の男性もハンドルで胸を打つなどのけがをしましたが、命に別状はないということです。
現場は片側1車線のカーブで、警察はどちらかの車が対向車線にはみ出したとみて事故の原因を調べています。
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2024年、列車と車が衝突する事故が相次いだ石川県小松市の踏切で、IRいしかわ鉄道や警察が事故防止を呼びかけました。
【写真を見る】IRいしかわ鉄道と小松警察署が死亡事故相次いだ踏切で事故防止を呼びかけ
小松市今江町にあるIRいしかわ鉄道の新今江踏切では、2024年、列車と車が衝突する事故が相次ぎ、2024年11月には車を運転していた70代男性が死亡しました。
秋の全国交通安全運動に合わせて、24日、IRいしかわ鉄道と小松警察署が踏切での事故防止を呼びかける啓発活動を行い、踏切を通行するドライバーにチラシなどを手渡して踏切での確実な一時停止を呼びかけました。
小松警察署交通課・酒井満 警部補「踏切事故は人身事故に繋がる非常に重大な交通事故に繋がります。しっかりと停止線で停止し、左右を確認するということを行っていただきたいと思います」
秋の全国交通安全運動は、30日まで行われます。
23日午後、石川県能登町の県道で乗用車と軽トラックが正面衝突する事故がありました。男性2人が病院に搬送され、このうち1人が意識不明の重体となっています。
【写真を見る】車体がえぐられ大破した軽トラックと乗用車
23日午後1時45分ごろ、能登町神和住の県道「珠洲道路」で、乗用車と軽トラックが正面衝突しました。警察によりますと、それぞれの車を運転していた男性2人が搬送され、このうち軽トラックを運転していた男性が意識不明の重体となっています。
現場は片側1車線のカーブで、警察はどちらかの車が対向車線にはみ出したとみて事故の原因を調べています。
事故の影響で現場付近は通行が規制されていて、警察が周辺のう回路を利用するよう呼びかけています。
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22日の朝早く、石川県白山市で原付バイクを運転していた高齢の男性が、用水路に転落し死亡する事故がありました。
【写真を見る】原付バイクの男性が転落した幅約60センチ 深さ約40センチの用水路
22日午前6時すぎ、白山市別宮町で「バイクが転倒して高齢男性が側溝内で水没している」と、近くに住む人から消防に通報がありました。
この事故で近くに住むアルバイトの76歳の男性が心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は幅およそ60センチ深さ40センチほどの用水路に倒れていたということです。
事故当時、男性は新聞配達中だったということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。現場は鳥越中学校から南西におよそ800メートルの田畑が広がる地域です。
9月20日午前、石川県白山市のIRいしかわ鉄道・加賀笠間駅で,ホームにいた人が列車と接触し死亡しました。
【写真を見る】駅ホームから転落 IRいしかわ鉄道の列車にはねられ死亡 石川・白山市
20日午前8時過ぎ、白山市笠間町にあるIRいしかわ鉄道・加賀笠間駅のホームから人が転落し、金沢方向に走行中の快速列車と接触しました。
この事故で、性別が分からない1人の死亡がその場で確認されました。
列車にはおよそ80人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
事故の影響で、IRいしかわ鉄道は大聖寺駅と松任駅の間で、1時間半余りにわたって運転を見合わせ、6本の列車が運休したほか、9本の列車に最大で1時間40分余りの遅れが出ました。警察では亡くなった人の身元の確認を進めるとともに、詳しい事故の原因を調べています。
石川県小松市に住む80代男性から現金300万円をだまし取ったとして、オレオレ詐欺事件の受け子役の18歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】息子かたり「示談金必要」と300万円詐取の疑い 18歳”受け子”の男を詐欺容疑で緊急逮捕
逮捕されたのは奈良県天理市に住む無職の18歳の男で、9月11日、小松市に住む80代の男性から現金300万円をだまし取った疑いがもたれています。
男は何者かと共謀して80代男性の息子になりすまして「不倫相手を妊娠させた」「示談金が必要」などと電話でうそを言い、「弁護士事務所の職員が受け取りに行く」などと言って男性を白山市内の駅近くに呼び出し、男が職員を装って現金をだまし取ったということです。
男性の家族が直後に通報し、警察が白山市内の別の駅の近くで逃走中の容疑者を緊急逮捕しました。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
男は少年法上の特定少年に当たり、警察は容疑者の氏名を明らかにしていません。
能登半島地震が発生した際に開設した福祉避難所での勤務に関し、不正に人件費を請求したとして、石川県の羽咋市が輪島市の社会福祉法人の前の理事長を刑事告訴したことが分かりました。
羽咋市によりますと、輪島市宅田町の社会福祉法人「弘和会」は、能登半島地震の発生を受け羽咋市内で運営する福祉施設の「地域支え愛倶楽部 村友」に福祉避難所を開設しましたが、その際、2024年1月から10月にかけて勤務実態のない夜勤者の基本給や手当を不正に請求し、受け取った疑いがあるということです。
不正受給した金額は最大で1560万円に上る可能性があり、羽咋市は詐欺罪に当たるとして、前の理事長を被告人とした告訴状を16日、警察に提出し受理されたということです。
また、弘和会が運営する羽咋市の「たきのーほーむ風和里」でも、看護職員の配置を偽り1200万円を超える不正請求が明らかとなり、羽咋市は半年間、新規の受け入れ停止などの処分を出しました。一方、弘和会側は「代表が不在にしていてコメントできない」としています。
能登半島地震が発生した際に開設した福祉避難所での勤務に関し、不正に人件費を請求したとして、石川県羽咋市が輪島市の社会福祉法人について、告訴状を提出したことが分かりました。
羽咋市によりますと、輪島市宅田町の社会福祉法人「弘和会」は、能登半島地震の発生を受け羽咋市内で運営する福祉施設の「地域支え愛倶楽部 村友」に福祉避難所を開設しましたが、その際、2024年1月から10月にかけて勤務実態のない夜勤者の基本給や手当を不正に請求し、受け取った疑いがあるということです。
不正受給した金額は最大で1560万円に上る可能性があり、羽咋市は詐欺罪に当たるとして、前の理事長を被告人とした告訴状を16日、警察に提出し受理されたということです。
また、弘和会が運営する羽咋市の「たきのーほーむ風和里」でも、看護職員の配置を偽り1200万円を超える不正請求が明らかとなり、羽咋市は半年間、新規の受け入れ停止などの処分を出しました。一方、弘和会側は「代表が不在にしていてコメントできない」としています。
15日正午すぎ、金沢市内の県道で軽乗用車が木にぶつかり炎上する事故があり2人が死亡しました。
【写真を見る】金沢市内で車両が木に激突炎上
事故があったのは金沢市二俣町の県道金沢井波線で15日午後0時半前、軽乗用車が反対車線を超え木にぶつかり炎上しました。
警察によりますと火はおよそ30分後に消し止められたものの身元不明の2人の遺体が見つかったということです。
現場はトンネルを出た後の急な左カーブで警察と消防は、身元の特定を急ぐとともに事故の原因を調べています。
13日、石川県小松市の木場潟公園の男子トイレで盗撮目的でスマートフォンのカメラを使って動画を撮影しようとした茨城県の19歳の男が警察に逮捕されました。
性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは茨城県かすみがうら市に住む19歳の会社員の男です。
男は13日午前9時40分ごろ小松市の木場潟公園にある男子トイレで個室を使用していた県内在住の30代男性を盗撮しようとしてスマートフォンのカメラを上部から入れ動画を撮影しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、周辺の防犯カメラの解析などから男を特定したということで調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
現場では当時、カヌー競技の大会が開かれていて、競技関係者から警察に「盗撮された選手がいる」との通報があったということです。
警察では、詳しい動機などを調べています。