27日夜、札幌市東区の路上で棒の先に包丁などを付けた手作りの「やり」を女性に突きつけて脅した疑いで43歳の男が逮捕されました。
札幌市東区の職業不詳、竹中学容疑者(43)は、27日午後9時すぎ、札幌市東区北丘珠3条2丁目の路上で、タクシーから降りた31歳の女性に刃物を突きつけ脅迫した疑いが持たれています。警察によりますと、竹中容疑者が突きつけたのはおよそ1mの棒の先端に包丁などを取り付けた手作りの「やり」だったということです。
竹中容疑者と女性に面識はなく、警察の調べに対し竹中容疑者は「突きつけてはいません」と容疑を否認しています。
29日早朝、北海道小平町の漁港で釣りをしていた親子が海中に転落し父親の行方が分からなくなっています。
29日午前4時すぎ、小平町の臼谷漁港の西側の堤防の突端付近で「海に人が落ちたようだ」と近くにいた人から消防に通報がありました。
警察によりますと海に転落したのは旭川市から釣りに来ていた二本柳裕樹さん(54)と息子の匠海さん(23)で匠海さんは自力で陸に這い上がって無事でしたが裕樹さんの行方がわかっていません。
■捜索にあたった地元漁師:
Qこの時期の海水の冷たさは?
「冷たいですよまだ。うちらでも水の中に手を入れたら指が動かなくなる
」
2人は匠海さんが釣竿を海に落としそうになった際にバランスを崩し転落したと見られています。
スマホを介した特殊詐欺被害が増える中、旭川市役所では実際にあった詐欺の手口や対策を学べる高齢者向けのスマホ教室が開かれました。
旭川市役所で開かれたのは、基本操作とあわせて最近急増するスマホを介した特殊詐欺の実態や対策も学べるスマホ教室です。60代から80代の市民11人が参加し、警察官から実際にあった詐欺の手口や対策の説明を受けました。
参加者)
「ついつい慌てて(詐欺に)引っ掛かりかねないので注意しなければいけないと認識した」。
道内では今年に入り119件、被害額2億円以上の特殊詐欺が発生していて去年の同じ時期と比べ100件以上増加しています。
28日未明、札幌市白石区の交差点で乗用車同士が衝突する事故があり20代の女性2人が病院に運ばれました。このうち1人は意識不明の状態だったということです。
前の部分が大破している2台の乗用車。
事故があったのは札幌市白石区東札幌2条4丁目の通称、南郷通りの交差点で午前0時半ごろ、通りがかったパトカーが事故が起きているのを見つけました。警察によりますと交差点を右折しようとした黒い乗用車と対向車線を走ってきた乗用車が衝突したということです。
黒い乗用車は27歳の男性が運転していて同乗していた妻と妻の友人の女性が病院に搬送されました。このうち、妻の友人の女性は病院搬送時に意識がない状態だったということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています。
スマホを介した特殊詐欺被害が増える中、旭川市役所では実際にあった詐欺の手口や対策を学べる高齢者向けのスマホ教室が開かれました。
旭川市役所で開かれたのは、基本操作とあわせて最近急増するスマホを介した特殊詐欺の実態や対策も学べるスマホ教室です。60代から80代の市民11人が参加し、警察官から実際にあった詐欺の手口や対策の説明を受けました。
参加者)
「ついつい慌てて(詐欺に)引っ掛かりかねないので注意しなければいけないと認識した」。
道内では今年に入り119件、被害額2億円以上の特殊詐欺が発生していて去年の同じ時期と比べ100件以上増加しています。
正当な理由がなく包丁を所持していた疑いで自称大学生の女が逮捕されました。
さらに、女は逮捕後の弁解の内容をまとめた書類を引き裂いた疑いでも逮捕されています。
銃砲刀剣類所持等取締法違反と公用文書棄損の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区の自称大学生高橋楓容疑者(25)です。
高橋容疑者は27日午前2時半ごろ札幌市北区北24条西4丁目の雑居ビル内で刃体の長さが6センチを超える包丁1本を携帯していた疑いが持たれています。
さらに、高橋容疑者は警察官が逮捕後に弁解の内容をまとめた書類を引き裂いた疑いも持たれています。
警察によりますと高橋容疑者は「何も弁解しません」と銃砲刀剣類所持等取締法違反については容疑を認めている一方で、公用文書破棄については「破いていいよと言われて破りました」と容疑を否認しています。
警察は高橋容疑者が包丁を所持していた目的や入手経路について調べを進めています。
去年10月、札幌市内で起きた「闇バイト」による強盗や窃盗事件。実行役の男の裁判で、検察側は懲役6年を求刑しました。
神奈川県川崎市の建築作業員=鈴木陸被告は、去年10月に札幌市豊平区の住宅に侵入し住人の男性の両手両足を縛るなどして現金3万円を奪ったほか南区の空き家に侵入してブローチなど53点を盗んだ罪に問われています。
札幌地裁の裁判で検察側は「借金にあてる金欲しさに違法な犯罪行為と認識しつつ闇バイトを検索し犯行に及んでいる」「身勝手な動機に酌量の余地はない」などとして鈴木被告に懲役6年を求刑しました。
弁護側は「鈴木被告の行為はいずれも実行犯であるとはいえ、その態様は指示役の道具であった」などとして執行猶予付きの判決を求めています。
北海道・広尾町消防団は20代の男性団員が団の運営費およそ187万円を着服したとして懲戒免職にしたと発表しました。男性団員はギャンブルなどに使ったと話しています。
24日付けで懲戒免職となったのは広尾町消防団に所属していた20代の男性団員です。
消防団によりますと男性団員は、会計担当を務めていて去年4月から今年3月にかけて消防団の運営費186万6239円を着服したということです。
男性団員は預金通帳や印鑑を管理する立場にあり、口座から28回にわたって金を引き出していました。
消防団は先月7日に不適切な引き出しがあることを確認し、男性団員に話を聞こうとしたところ仕事を退職し行方が分からなくなりました。
消防団が親族とともに行方を探したところ、先月24日、関東にいることが分かりました。
消防団の聞き取りに男性団員は「パチンコや競馬などに使った」と話しているということです。
すでに親族から全額が返済されているため消防団は刑事告訴はしないとしています。
札幌市手稲区で10歳の男の子が殺害され父親が逮捕された事件で、男の子は、脱衣所で発見されたことがわかりました。
加藤諒也記者)
「厚海容疑者を乗せたバスが出てきました。これから身柄が検察庁に送られます」
札幌市手稲区の厚海慎一容疑者(43)は、おととい朝から昼すぎまでの間に、自宅で小学5年生で長男の律さん(10)を殺害した疑いが持たれています。
律さんの死因は、首を圧迫されたことによる窒息死でした。
厚海容疑者は自ら110番通報していて、警察官が駆け付けると、律さんは脱衣所で服を着た状態で見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
厚海容疑者は「殺すつもりで息子の首を絞めた」と容疑を認めています。
郵便局で、配達員が乗務前後に行う飲酒チェックが、道内では8割以上で適切に行われていなかったことが分かりました。
日本郵便は、配達員の飲酒の有無を確認する点呼の状況を調査し、全国の郵便局の7割以上で点呼が適切にされていなかったと発表しました。
「業務繁忙の時は行わなかった」、「管理職がいる時のみやっていた」などの声が聞かれたということです。
道内では86.9パーセントにあたる239の郵便局で、不適切な点呼が確認されました。
郵便局では去年、神奈川県で配達員が業務中にワインを飲んでいたことが発覚し、日本郵便は「再発防止に向け全力で取り組む」とコメントしています。
紋別市で工場が全焼する火事がありました。工場では当時、燻製を製造していたということです。
24日正午前、紋別市真砂町2丁目にある魚などの燻製を製造する工場で、近くにいた人から「火災が発生している」と消防に通報がありました。
この火事で消防車など6台が出動し、火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、工場は全焼しました。
警察によりますと、工場では出火当時、従業員が燻製を製造していたということですが、全員避難してけがはありませんでした。
警察と消防は25日午前に実況見分を行い、火が出た原因を調べる予定です。
札幌市手稲区で10歳の男の子が殺害された事件で、逮捕された父親が「両手とコードを使って首を絞めた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
札幌市手稲区の会社員・厚海慎一容疑者(43)は今月22日、自宅で長男の律さん(10)を首を絞めて殺害した疑いが持たれています。
厚海容疑者は容疑を認めていて、捜査関係者によりますと「両手で首を絞めた」「コードでも絞めた」などと供述しているということです。
律さんの死因は窒息死で警察は室内からコードを押収するなどして慎重に裏付け捜査を進めています。
また厚海容疑者からの通報を受けて駆け付けた警察官は脱衣所で服を着た状態の律さんを発見しましたが、その前に、外出から帰宅した妻が水の貯まった浴槽内で律さんを見つけていたこともわかりました。
今月10日の深夜、札幌市東区の路上で歩いていた10代の女性の体を触るわいせつな行為をしたとして43歳の男が送検されました。
送検されたのは小樽商科大学の事務職員・小田島有彦容疑者43歳です。
小田島容疑者は今月10日午後11時ごろ、札幌市東区北12条東2丁目の路上で、帰宅途中の10代後半の女性に対して、わいせつな行為をした疑いが持たれています。
被害女性が「歩いていたら後ろから抱き着かれた」と警察に通報したことで事件が発覚しました。
小田島容疑者は事件後その場から立ち去っていましたが、防犯カメラの解析などから浮上し逮捕されました。小田島容疑者は容疑を認めています。
小樽商科大学は「被害に遭われた方に深くお詫び申し上げます。全職員に対し、
一層の綱紀の粛正を図ってまいります」とコメントしています。
札幌市手稲区で10歳の息子を殺害した疑いで父親が逮捕された事件。
司法解剖の結果死因は窒息死だったことが新たに分かりました。
加藤諒也記者「事件が起きた現場のアパートでは、警察官が調べを進めています」
札幌市手稲区の会社員、厚海慎一容疑者43歳は22日午前8時ごろから午後1時半ごろまでの間に自宅で息子の律さん10歳の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。
司法解剖の結果律さんの死因は首を絞められたことによる窒息死で、調べに対して厚海容疑者は「殺すつもりで息子の首を絞めた」などと話しています。
捜査関係者によりますと厚海容疑者は妻と律さんの3人暮らしで事件当時、妻は外出していたということで警察は詳しい動機などを調べています。
26人が死亡・行方不明となっている、北海道・知床沖の観光船沈没事故から23日で3年となりました。多くの乗客家族は、「今も時間が止まったまま」だと話しています。
未曽有の事故から3年。斜里町ウトロには、朝から献花台が設けられ、地元の人らが手を合わせていました。
家族の支援を続ける杉浦登市さん:「長かったようで、あっという間の3年でした。日が過ぎるたびに忘れ去られないようにしていきたいと思っています」。
捜索ボランティア・桜井憲二さん:「被害者家族と話をするんですが、被害者家族にとってはついこの間のことなんだなと思いますね」。
2023年、札幌市西区で走行中のタイヤが外れ直撃した女の子が意識不明の重体になっている事故で、札幌地裁は運転手に執行猶予付きの判決を車の所有者に罰金20万円の判決を言い渡しました。
若本豊嗣被告は2023年11月、札幌市西区で点検を怠って軽乗用車を運転し、改造したタイヤを脱落させて歩いていた当時4歳の女の子に重傷を負わせた罪など、車の所有者の田中正満被告はタイヤを改造した罪に問われています。
札幌地裁は24日の裁判で「事故の危険性を高める改造で悪質」などとして若本被告に懲役3年執行猶予5年、田中被告に罰金20万円を言い渡しました。
女の子の父親「このまま終わらせたくない気持ちが強い」
「家族の心情としては子どもが殺されたも同然であるのに
納得できるはずがない」
札幌市手稲区で10歳の男の子が殺害され父親が逮捕された事件で、父親が自ら通報し、警察官が自宅に臨場した際、妻もその場にいたことがわかりました。
加藤諒也記者「厚海容疑者を乗せたバスが出てきました。これから身柄が検察庁に送られます」
札幌市手稲区の厚海慎一容疑者(43)は22日朝から昼すぎまでの間に、自宅で小学5年生で長男の律さん(10)を殺害した疑いが持たれています。
司法解剖の結果、律さんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死でした。
厚海容疑者は自ら「息子を殺してしまった」と警察に通報しましたが、警察官が臨場した際に妻も自宅にいたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
警察は、厚海容疑者が、妻が朝に外出してから帰宅するまでの間に律さんを殺害したとみて詳しい状況や動機について調べています。
函館市の老人ホームで施設長の立場を利用して入所者のキャッシュカードからおよそ59万円を引き出し盗んだとして、介護士の女が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは函館市中道の介護士金原利律子容疑者50歳です。
金原容疑者は去年7月から11月までの間勤務先の老人ホームで入所する60代男性のキャッシュカードを使い、函館市内の銀行のATMから13回にわたってあわせておよそ59万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと金原容疑者は当時、施設長として入所者からキャッシュカードを預かり管理していたということです。
警察の調べに対し金原容疑者は「私が無断で金をおろしました」と容疑を認めています。
全道の警察署長らによる会議が道警本部で開かれ道内でも被害が相次ぐ特殊詐欺や交通事故への対策強化が指示されました。
警察署長会議は、道警本部と各警察署をリモートでつなぎ行われました。伊藤泰充本部長は訓示で当面の重要課題として道内で被害が相次ぐ匿名・流動型犯罪グループの実態解明や特殊詐欺事件にふれました。
北海道警察伊藤泰充本部長)
「暴力団や匿名・流動型犯罪グループ等による犯罪が道民に大きな不安を与えています。あらゆる法令を適用して取り締まりを行うなど犯罪組織の弱体化・壊滅に向けた取り組みを推進していただきたい」
また、去年の同じ時期と比べて死者数が16人増えている交通事故の抑止に向け取り締まりの強化を指示しました。
札幌市西区でおととし、車から外れたタイヤが女の子に直撃し意識不明となった事故の裁判。札幌地裁は運転手に執行猶予付きの有罪判決、車の所有者に罰金の判決を言い渡しました。
女の子の父親)
「家族の心情としては子どもが殺されたも同然、納得できるはずがない」
被害者の女の子の父親にとって、納得できる判決ではありませんでした。
伊藤榮祐記者)
「現場は幼稚園のすぐ隣の市道です。坂の上には前輪のない軽乗用車が止まっています」
おととし11月、札幌市西区で走行中の軽乗用車から左前方のタイヤが外れ、近くを歩いていた当時4歳の女の子に直撃。女の子は頚髄を損傷するなどのけがを負い、いまも意識不明のままです。
札幌地検は軽乗用車を運転していた若本豊嗣被告51歳と軽乗用車を所有者する田中正満被告51歳を起訴。
起訴状などによりますと、2人は事故のおよそ2週間前、軽乗用車のタイヤを安全基準を満たさない状態に改造した道路運送車両法違反の罪に問われています。
また若本被告は、点検を怠り軽乗用車を運転し、タイヤを脱落させ女の子に重傷を負わせた過失運転致傷の罪にも問われています。
札幌地裁で開かれた2人の判決公判。
本間壮惟記者)
「2人の被告は証言台の前で一礼をし、判決が言い渡されたときまっすぐ正面を見つめていました」
裁判長が判決で言及したのは、タイヤを車の外側に「突出」させる改造方法です。
裁判長)
「タイヤの突出は不正改造の中でも事故の危険性を高める改造で悪質である」
その上で、田中被告について「若本被告に協力を求めて改造を主導したもので負うべき責任は大きい」と指摘。
若本被告については「事故当日、ホイールナットに不具合がある可能性に思い至り点検義務を果たすことは容易であった」と指摘しました。
その上で。
裁判長)
「漫然と運転した過失は悪質」
言い渡されたのは若本被告に懲役3年執行猶予5年、田中被告に罰金20万円という判決でした。
女の子の父親は。
女の子の父親)
「心情的には全く納得していない。被害の大きさと刑罰の大きさのバランスが取れていないと感じています」
父親は車の所有者の田中被告についても過失運転致傷罪が適用されるよう、きのう付けで検察審査会に申し立てを行ったことを明らかにしました。
女の子の父親)
「裁判所も今回認めていただいたように責任は非常に大きい。所有者の田中被告には、明確に罪として刑罰としてあらわしてほしい、それが抑止力になれば社会にとってもいいこと」
女の子の父親の弁護士は控訴も含めて検討するとしています。
2023年、札幌市西区で走行中のタイヤが外れ直撃した女の子が意識不明の重体になっている事故で、札幌地裁は運転手に執行猶予付きの判決を車の所有者に罰金20万円の判決を言い渡しました。
若本豊嗣被告は2023年11月、札幌市西区で点検を怠って軽乗用車を運転し、改造したタイヤを脱落させて歩いていた当時4歳の女の子に重傷を負わせた罪など、車の所有者の田中正満被告はタイヤを改造した罪に問われています。
札幌地裁は24日の裁判で「事故の危険性を高める改造で悪質」などとして若本被告に懲役3年執行猶予5年、田中被告に罰金20万円を言い渡しました。
女の子の父親「このまま終わらせたくない気持ちが強い」
「家族の心情としては子どもが殺されたも同然であるのに
納得できるはずがない」
22日午後、札幌市東区の交差点でトラックと軽乗用車が衝突しました。軽乗用車に乗っていた2歳の女の子が意識不明の重体です。
警察によりますと、22日午後1時すぎ札幌市東区東雁来10条3丁目の交差点で、右折していたトラックと対向車線を直進してきた軽乗用車が衝突しました。
この事故で、軽乗用車を運転していた60歳の女性と同乗していた孫の2歳の女の子が病院に搬送されています。
女性は軽傷でしたが、女の子は口から出血し意識不明の重体です。
トラックを運転していた58歳の男性にけがはありませんでした。警察が事故の詳しい状況を調べています。
札幌市手稲区の自宅で10歳の息子の首を絞めて殺害したとして、43歳の父親が逮捕されました。
札幌市手稲区の自称・会社員=厚海慎一容疑者43歳は22日午前8時ごろから午後1時半ごろまでの間に、自宅で長男の律さん10歳の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。
厚海容疑者は「息子を殺してしまった」と自ら警察に通報したということです。
律さんは22日の午前8時ごろに同居する親族によって生存が確認されていました。
一方で事件当時、自宅にいたのは厚海容疑者と律さんの2人だけだったとみられ、警察は事件の詳しい状況を捜査しています。
北海道知床沖の観光船沈没事故からきょう(23日)で3年です。
斜里町には献花台が設置され、町民らが追悼に訪れています。
中継です。
■永山友菜記者:
事故から3年が経った斜里町ウトロです。役場の施設の中に献花台が設置され、地元の人たちが手を合わせました。
2022年4月、斜里町を出港した小型観光船「KAZUI」が知床沖で沈没しました。乗客乗員20人が死亡、6人の行方が今もわからないままです。
■献花に来た人:
「事故に対する状況はあまり変わっていないが、日が過ぎるたびに忘れ去られないようにしていきたいと思っています」
■永山友菜記者:
このあと午後1時から追悼式が行われます。いまも行方不明の乗客の家族は、「まだ追悼する気持ちにはなれないが、事故を忘れてほしくない、風化させたくない」と思いを述べています。
北海道立の石狩南高校でPTA活動費などおよそ80万円が、使途不明となっていることがわかりました。
石狩南高校によりますと、使途不明となっているのはPTA活動費など生徒や保護者から集めた会費です。今月、着任した会計担当の事務職員が帳簿と残高を調べたところ使途不明の出費が、およそ80万円あることがわかりました。
1年前の会計監査時点ではこうした使途不明金はなく、学校は記載漏れの出費がないかや、ほかにも使途不明金がないかなどを調べています。
学校は1人あたり、年間5万円前後の会費を集めていますが、追加で徴収する予定はないとしています。
札幌市手稲区で10歳の息子を殺害した疑いで父親が逮捕された事件は、同居する妻の外出中に起きたとみられることがわかりました。
■加藤諒也顔出しリポ:
「事件が起きた現場は起きた現場では、規制線が張られています。現在、調べが行われています」
札幌市手稲区の自称・会社員=厚海慎一容疑者43歳は22日午前8時ごろから午後1時半ごろまでの間に、自宅で息子の律さん10歳の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。厚海容疑者は事件後に自ら「息子を殺してしまった」と警察に通報していました。
捜査関係者によりますと厚海容疑者は妻と律さんの3人暮らしで、事件当時、妻は外出していたということです。
警察は律さんの遺体を司法解剖して死因を調べるとともに動機などを捜査しています。
道内では週末、火災が相次いぎました。風が強く空気が乾燥している春は、延焼の可能性が高まり特に注意が必要です。
住宅の窓から立ち上る赤い炎。20日未明、札幌市豊平区豊平3条7丁目のアパートで火事が発生し、この部屋に住んでいるとみられる70代の男性が死亡しました。
また、20日昼すぎには札幌市南区藤野でも火事が発生。けが人はいませんでしたが、工務店の倉庫が全焼しました。
警察によりますと倉庫内での車の溶接作業中、火が建物に燃え移ったということです。
特に注意が必要な春の火事。
これは、風が強く空気が乾燥する春の気候と湿った空気の夏の気候を再現した実験。
それぞれ枯れ草の上にたばこの吸い殻を置き、炎が上がるまでの時間を測定すると・・・。
春の気候ではおよそ3分でしたが、夏の気候ではその3倍のおよそ10分かかりました。春の気候がいかに燃え広がりやすいのかがわかります。
今週から札幌市で始まった「春の火災予防運動」。消防署の職員らが区役所を訪れた人たちに火災への注意を呼びかけました。
札幌市中央消防署 予防課防火推進係 大森一貫係長)
「不注意型の火事が増えたり、季節的には強風・乾燥ということがありますので、いったん火事が発生すると被害が大きくなる傾向があります」
今年は岩手県大船渡市など全国で山火事が相次いでいます。
山登りなどに出かける人が増えるこれからの季節、道内でも十分な注意が必要だといいます。
札幌市中央消防署 予防課防火推進係 大森一貫係長)
「煙草のポイ捨てやゴミ焼などをすると林野火災や野火火災につながる恐れもありますので、やめるようにお願いします。基本的な火災予防の対策をしっかりとっていただくようお願いいたします」
岩見沢市にあるクリニックの駐車場で、高齢の女性がバックしてきた軽ワゴン車にはねられました。運転していた51歳の男が現行犯逮捕されています。
札幌市豊平区の会社員・坂本毅容疑者(51)は午前11時半ごろ、岩見沢市8条西20丁目の岩見沢脳神経外科の駐車場で軽ワゴン車をバックさせたときに、後ろを歩いていた81歳の女性をはねてけがをさせた疑いが持たれています。
女性はこのクリニックの患者で、病院に搬送時、顔から出血して、会話ができない状態でしたが意識はあったということです。
坂本容疑者は容疑認めていて、警察はバックするときに後方の確認が不十分だったのが事故の原因とみて詳しく調べています。
札幌市北区の公園で21日、ごみ袋や立ち木が焼ける火事がありました。
警察は放火の可能性もあるとみて捜査しています。
■中川宙大記者:
「閑静な住宅街の中にある公園で、ゴミ袋が物置のあたりで燃えていたということです」
21日午後3時半ごろ、札幌市北区屯田6条5丁目の屯田みずほ東公園で「ごみ袋が燃えている」と、付近を通りがかった人から警察に通報がありました。
警察官が消火器を使って消火にあたり、火はおよそ1時間後に消し止められました。
この火事によるけが人はいませんでした。
消防によりますと、ごみ袋と周りの立ち木が焼けたということです。
警察は付近に火の気がないことから、放火の可能性もあるとみて捜査しています。
市立釧路総合病院に勤務する30代の男性医師が、酒気帯び運転の疑いで検挙されていたことがわかりました。
市立釧路総合病院の30代の男性医師は17日の勤務後、1人で訪れた市内の居酒屋でビール2杯半を飲みました。
病院によりますと、医師は22日午後11時ごろに店を出て自分の車を運転して帰宅していたところパトカーに止められ、呼気検査で基準値以上のアルコールが検出されたということです。
医師は「医療に携わる者として患者やスタッフに迷惑をかけ、病院の信頼失墜を招くことをして反省している」と話していて、病院は警察の判断を踏まえて医師の処分内容を決めるとしています。
事故の速報です。22日午後1時すぎ、札幌市東区の交差点でトラックと軽乗用車が衝突し、2歳くらいの女の子が心肺停止の状態です。
■本間壮惟記者:
「前方部分が壊れた軽乗用車がレッカーされていきます」。
22日午後1時すぎ、札幌市東区東雁来10条3丁目付近の交差点で「トラックと車の事故です」と110番通報がありました。
警察によりますと、交差点を右折していたトラックと対向車線を直進してきた軽乗用車が衝突したとみられるということです。
この事故で軽乗用車を運転していた女性と2歳くらいの女の子が病院に搬送され女の子は心肺停止の状態です。警察が事故の詳しい状況を調べています。
札幌市中央区のコンビニから商品を盗んだとして39歳の男が逮捕されました。店の外に商品を持ち出し店員に捕まるまでの一部始終をカメラが捉えていました。
21日午前10時過ぎ、札幌市中央区南5条西8丁目のコンビニから出てきた男。両手に荷物を抱え車道を渡っていたところ、後ろからコンビニの店員が小走りで追いかけてきました。
男に声をかけた店員、荷物を確認し、一緒にコンビニへ戻るよう促します。逃げるのを警戒しているのでしょうか、店員は男の肩に左手を回しています。
■目撃者:
「手に雑誌を5、6冊か持ってその上にお弁当かなにかを乗せてそれを顎で押さえて歩いているような感じでしたね」
「袋もらわないで大量に買い込んでどうやって戻るのかなと思って見てました」
■中川宙大記者:
「現場はすすきのから少し離れた住宅街にあるコンビニです。男は店から商品を盗んだとして逮捕されました」
窃盗の疑いで現行犯逮捕されたのは住所不詳・無職の男39歳。
このコンビニから冷凍食品のお好み焼き1点を盗んだ疑いがもたれています。
目撃者によりますと、男は店に連れ戻されたあとも抵抗する様子を見せていたということです。
■目撃者:
「暴れるような感じがあって店員さんに押さえられて、逃げられないと観念したのか座り込んで」
警察によりますと、男は電子レンジでお好み焼きを温めたあと支払いをせずに店を出たということです。
警察の調べに対し男は、「金を払うつもりだった。取りに戻ろうとしただけ」と容疑を否認しています。
■前田愛奈記者:
「お、もう花が開いています。もう5輪以上は咲いてるんじゃないでしょうか。」
■松前町の開花発表:
「桜前線本道上陸標準木のソメイヨシノで5輪以上、確認しました、ここに開花を宣言します。」
今年も桜前線が北海道に上陸。松前町では20日、ソメイヨシノの開花が発表されました。
■売店のスタッフ:
「毎日どのくらい咲いたかなって見ていたのでうれしいです。」
■シンガポールからの観光客:
Qなぜ日本に?
「サクラを見にきました。」
いよいよ本格的なお花見シーズンが到来!
今回の「ニュースアーカイバー」は過去の花見の映像から時代の移り変わりをひも解きます。
■1970年の映像
HTBに眠るもっとも古い花見の映像は1970年・いまでも札幌のお花見スポットの定番、円山公園です。
円山公園のサクラの歴史は古く、いまから150年前の1875年に札幌神社=いまの北海道神宮の参道にサクラの木150本が植樹されたのが始まりと言われています。
そのときから長らく円山公園のサクラは人々を魅了し続けています。
■1979年の映像
人々が集まって花見をしているこの場所、実は「網走刑務所」なんです。
当時おこなわれていた「観桜会」受刑者たちは配られた弁当を食べて束の間の春の気分を味わっていたようです。
■1999年の映像
■当時のナレーション:
「大雪山系の、旭岳のロープウェイ近くでは可憐に咲きほころんだチシマザクラの下で、花見客が遅い春の訪れを楽しんでいます。」
この映像が撮影されたのはなんと「7月」日本で一番遅いサクラが咲くこの場所は季節外れの花見を楽しめる場所として知られています。
■2010年の映像
■記者リポート:
「こちらではまだサクラは咲いていないんですが、このポカポカ陽気で非常に多くの人が集まっています。
みなさん盛り上がってますかー」
「うえーい」
■2006年の映像
■外国人:
「食べ物おいしい、みんなおいしい、ビールおいしいかな。」
サクラの下で開かれる宴会、その風景にも時代の空気が垣間見えます。
■1984年の映像
かつて宴会で見ることも多かった「一気飲み」です。
■1986年の映像
「イッキ!イッキ!」のかけ声は1985年の新語流行語大賞の流行語部門で金賞を受賞するほどに。いまからみると「不適切」そのものですが、当時の宴席では定番のイベントでした。
■1994年の映像
■記者リポート:
「開花宣言が出されたばかりなんですが、もうみなさんすっかり盛り上がっています。なんとカラオケまで登場しています。」
ラジカセを持ち込んでサクラの下でカラオケをする人の姿も多く見られました。
■1988年の映像
カラオケの機械や楽器を持ち出して演奏する人や…。
■1984年の映像
演奏に合わせて踊る男女も。お花見会場のいたるところからにぎやかな音楽が聞こえていた時代もありました。
■2003年の映像
■記者ポートリポート:
「まだ咲き始めたばかりという状況なんですが、公園には早くも花見を楽しむ人たちがいます」
Qきょうまだサクラ咲いていない状況での花見ですがいかがですか?
「これから咲いてくるんですよ、きょう暖かいので、夕方にかけてぽんぽんぽんぽん咲いていきますので。」
サクラが咲いていなくても・・・。
■2010年の映像
さらに、天気が悪くても・・・いつの時代もサクラの下での宴会には関係がないようです。
■2013年の映像
■記者リポート:
「あちら見てください、かなり散らかってしまっています。ビールの缶にペットボトル、レジ袋もひどい有り様です。そして、あちらカラスが群がってごみを食べ散らかしています。」
いつの時代も問題となるのが花見客のマナー。
■2007年の映像
火気使用時間を超えてバーベキューをする花見客に酔っ払って木を登る若者まで…。
■記者リポート:
「やっぱり明るいところで見るサクラはきれいです。きのう問題となっていた片づけられていなかった場所ですが、ご覧の通りまだ片づけられていない状況でかなり汚いです。」
■2018年の映像
■記者リポート:「きのうまでの花見の名残でしょうか。こちらにはタマネギ、タマネギ、長ネギが落ちています。」
円山公園の臨時交番も宴会客の対応に追われます。
警察官が声をかけているのは酔っ払って地面で寝ていた男性。
寝ている間に友人に置いていかれてしまったといいます。
■泥酔客:
「いやー本当に最悪だわ、俺来たくなかったんだからきょう」
■警察官:
「無理やり連れてこられたの?」
■泥酔客:
「そうっすよー」
■2019年の映像:
「れい~わ~」「令和元年、乾杯~」
時代は変わって令和へお花見の宴会は大きく方向転換をすることとなりました。
■2020年の映像:
■当時のHTBニュース:
「札幌市は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、円山公園などでの花見の宴会について自粛を求める方針を決めました。」
新型コロナの感染拡大で宴会は中止に
■2021年の映像
■記者リポート:
「このように花見エリアはコーンで制限されていて、サクラの下でのお花見はできない状態です」
■2023年の映像:
■記者リポート:
「いま火の使用禁止を呼びかける看板が設置されています今年はお花見でバーベキューすることができません」
円山公園では2023年から宴会は解禁されました。
しかし、市民へのアンケートで火気を使用しないことに「満足」と回答した利用者が多く、ごみの放置など利用客のマナーに課題があるとして、今年もバーベキューは禁止になっています。
時代の流れで姿を変えるお花見。
ただ、サクラに人々が特別な想いを抱くのは、いまも昔も変わらないようです。
【スタジオ】
改めてになりますがVTRに出てきた一気飲みは危険な行為ですのでやめて下さい。
これからのお花見シーズン場所のルールに合わせて花見を楽しみましょう。
札幌市南区のスーパーの駐車場で高齢の女性が運転する車が停まっていた車に次々と衝突しました。運転していた女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しています。
20日午後7時半ごろ札幌市南区藤野3条6丁目のスーパーの駐車場で80代の女性が運転する車が駐車中の車3台と看板に相次いで衝突しました。
運転していた女性は首の痛みを訴えて病院に運ばれました。命に別状はありません。
警察によりますと運転していた女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えてしまった」と話しているということです。
目撃者)
「(運転手は)高齢の方ですね、パニックになってあわあわとしか声が出ないような感じで唇も震えちゃって動けなくなって体も震えているような感じ」
警察は高齢ドライバーに対して車の駐車や発進時にはより慎重にアクセルとブレーキの操作をするよう呼びかけています。
北海道内では19日夜から20日朝にかけ火事が相次ぎ、2人が死亡しました。
19日午後11時ごろ函館市千代台町で「近所のアパートから煙と火が見えた」と消防に通報があり焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
住人の89歳の男性と連絡がついておらず警察は身元の確認を急いでいます。
20日午前0時半ごろには札幌市豊平区豊平3条7丁目の3階建てのアパートの3階一室から火が出ました。
火は2時間後に消し止められアパートから高齢男性1人が搬送されましたが搬送先の病院で死亡が確認されています。
さらに20日午前8時半ごろには北見市北3条東2丁目2階建てのアパートから火が出ましたがけが人はいないということです。
自転車の利用が増加する時期に入り、17日、JR札幌駅周辺で道警が自転車の安全な利用を呼びかけました。
道警などは自転車の利用が多い4月から10月を「サイクルセーフティキャンペーン期間」として安全な利用を呼びかけています。
17日午前、JR札幌駅周辺で警察官と園児らがチラシを配り自転車を利用する人にヘルメットの着用などを呼びかけました。
道警担当者)
「これから自転車がたくさん出る時期ということで、自転車も車両の仲間なので信号や一時停止の標識をしっかり守っていただきたいと思います」。
道警によりますと道内では去年、自転車の事故で5人が死亡していて、いずれもヘルメットを着用していませんでした。
17日あさ、札幌市中央区で横断歩道を渡っていた女性が左折してきた車にはねられる事故があり、警察は車を運転していた会社員の男を現行犯逮捕しました。
午前7時すぎ、札幌市中央区宮の森1条11丁目の住宅街で横断歩道を渡っていた女性が左折してきた軽乗用車にはねられました。女性は頭の骨を折る重傷ですが、意識はあるということです。事故当時、歩行者側も車側も青信号でした。
警察は軽乗用車を運転していた会社員・山本和幸容疑者(56)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しています。
調べに対し山本容疑者は「私の不注意で起こした事故です」と容疑を認めているということです。
北海道の木古内町で17日、山菜採りのため山に入ったとみられる85歳の男性の行方がわからなくなっていて18日、警察などが捜索していたところ男性の水筒が見つかりました。
行方がわからなくなっているのは、木古内町の無職齋藤好美さん(85)です。齋藤さんは17日午前7時ごろ自宅を出て、木古内町中野の山にフキを採りに入ったとみられています。妻からの通報を受けて警察などが捜索したところ、山の中の道道沿いで齋藤さんの車が見つかり、18日の捜索では車が発見された近くの川沿いで齋藤さんの水筒が新たに見つかりました。
警察は、斎藤さんが川に流された可能性もあるとみてあす午前8時から水筒が見つかった川の下流付近から捜索することにしています。
札幌市中央区で24歳の男が乗用車を運転中に別の乗用車に衝突し、相手にけがをさせたにも関わらずその場から立ち去ったとして、ひき逃げの疑いで逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは札幌市清田区の無職 林樹容疑者24歳です。
林容疑者は17日午前6時半過ぎ、札幌市中央区北2条西11丁目の道道を南に進んでいる際にUターンしようとして車線をはみ出し、反対側を直進してきた47歳の会社員の男性が運転する乗用車と衝突しました。
林容疑者はその場から立ち去ることなく走り去りました。
47歳の男性は首を捻挫しています。
男性から「当て逃げされた」との通報で事件が発覚。
林容疑者は警察の調べに対し「まちがいない」と容疑を認めています。
去年6月札幌市中央区のマンションで段ボールなどに火をつけたとして44歳の女が逮捕されました。
このマンションでは先週もペット用カートが燃える不審火があり女は関与をほのめかしています。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは札幌市中央区の職業不 詳片山朗子容疑者44歳です。
片山容疑者は去年6月1日札幌市中央区南7条西13丁目のマンションの2階共用部分に置かれた段ボールなどに火をつけた疑いがもたれています。
片山容疑者はこのマンションの住人で警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。
このマンションでは今月11日にも4階の共用部分でペット用のカートが燃える不審火がありました。
警察によりますと片山容疑者は11日に起きた4階の不審火についても関与をほのめかしていて警察が余罪についても詳しく調べています。
去年6月札幌市中央区のマンションで段ボールなどに火をつけたとして44歳の女が逮捕されました。このマンションでは先週もペット用カートが燃える不審火があり女は関与をほのめかしています。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは札幌市中央区の職業不詳片山朗子容疑者44歳です。片山容疑者は去年6月1日札幌市中央区南7条西13丁目のマンションの2階共用部分に置かれた段ボールなどに火をつけた疑いがもたれています。
片山容疑者はこのマンションの住人で警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。
このマンションでは今月11日にも4階の共用部分でペット用のカートが燃える不審火がありました。警察によりますと片山容疑者は11日に起きた4階の不審火についても関与をほのめかしていて警察が余罪についても詳しく調べています。
札幌市中央区で24歳の男が乗用車を運転中に別の乗用車に衝突し、相手にけがをさせたにも関わらずその場から立ち去ったとして、ひき逃げの疑いで逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは札幌市清田区の無職 林樹容疑者24歳です。
林容疑者は17日午前6時半過ぎ、札幌市中央区北2条西11丁目の道道を南に進んでいる際にUターンしようとして車線をはみ出し、反対側を直進してきた47歳の会社員の男性が運転する乗用車と衝突しました。
林容疑者はその場から走り去りました。
47歳の男性は首を捻挫しています。
男性から「当て逃げされた」との通報で事件が発覚。
林容疑者は警察の調べに対し「まちがいない」と容疑を認めています。
17日夜、後志の余市町の水産加工工場で建物が全焼する火事がありました。漏電による出火の可能性が高いとみられています
。
火事があったのは余市町港町の2階建ての水産加工工場です。
17日午後10時すぎ、近くに住む人から「付近の工場からバンという音がして、煙ときな臭さがある」と消防に通報がありました。
火はおよそ6時間後に消し止められましたが、工場は全焼しました。
当時、工場に従業員はおらず、けが人はいません。
警察によりますと、漏電による出火の可能性が高いとみられていて、警察と消防は午後1時から実況見分をして火が出た原因を調べることにしています。
17日、道南の木古内町で山菜採りに出かけたとみられる85歳の男性の行方がわからなくなっていて、警察や消防などが捜索を続けています。
行方がわからなくなっているのは、木古内町の無職・齋藤好美さん85歳です。
齋藤さんは17日午前7時ごろ家を出て、木古内町中野の山に山菜採りに入ったとみられています。
齋藤さんが夕方になっても帰宅しなかったため、齋藤さんの妻が「時間になっても戻ってこない」と警察に通報しました。
その後、警察や消防などが捜索したところ、山中の道道沿いに齋藤さんの車が見つかりました。齋藤さんは携帯電話などの連絡手段を持っていないということです。
18日も午前7時から警察や消防などが40人態勢で捜索にあたっています。
猛烈な勢いで立ち上る赤い炎と黒煙。火は、建物の目の前の電柱にまで迫っています。
17日午後10時すぎ、余市町港町の2階建ての水産加工場で火事がありました。当時、中に人はおらずけが人はいませんでした。火はおよそ6時間後に消し止められましたが、工場は全焼しました。
この火事で建物への延焼はありませんでしたが、現場の近くの住宅の窓が割れたほか、電線が焼けて一時、周辺のおよそ410軒が停電しました。
漏電による出火の可能性が高いとみられていて、警察と消防が午後から実況見分を行い詳しく調べています。
道南バスの運転手が、乗客から受け取った運賃およそ10万円を着服していたことがわかりました。勤務態度を調査するためドライブレコーダーを確認したところ、発覚したということです。
道南バスによりますと、胆振管内で勤務していた路線バスの男性運転手は1月から4月までの間、客が直接運賃箱に入れるべきバス賃を手で受け取り、およそ10万円の運賃を着服していました。
今月、道南バスが勤務態度の調査のため車内のドライブレコーダーを確認した時に、男性運転手の不自然な行動が見られ発覚したということです。
男性運転手は着服を認め、着服したおよそ10万円を返金しています。
運転手はすでに懲戒解雇処分となっていて、バス会社が刑事告訴する予定はないということです。
道南バスは「今後このようなことが二度と発生しないよう法令遵守と服務規律の徹底に努め、地域の皆様への信頼回復に向け、社員一丸となって全力で取り組む」としています。
北海道江別市内でアパートの車庫に侵入しホイール付きタイヤ4本を盗んだ疑いで自称アルバイト従業員の男が逮捕・送検されました。
江別市の自称アルバイト従業員白幡流星容疑者(21)は先月30日、市内のアパートの車庫に侵入し、ホイール付きタイヤ4本を盗んだ疑いがもたれています。
当時、車庫のシャッターは閉まっていましたが、鍵はかかっていなかったということです。盗まれたタイヤは売却されていて、警察が現場周辺の店を捜査し白幡容疑者が浮上したということです。警察の調べに対し白幡容疑者は「他の人に持っていっていいよと言われて持ち出したタイヤです」と容疑を否認しているということです。
例年、タイヤ交換の時期には盗難被害の件数が他の時期と比べ2倍近くに増える傾向があります。警察は自宅でタイヤを保管するときはチェーンなどで固定するよう対策を呼びかけています。
先月、札幌市東区で無免許で乗用車を運転中に別の乗用車と追突事故を起こし運転手の男性にけがをさせそのまま逃走したとして22歳の男が逮捕されました。
札幌市東区のとび職、大井瞬容疑者(22)は先月28日の夜、札幌市東区北12条東16丁目の交差点で無免許で乗用車を運転中、31歳の男性が運転する乗用車に追突する事故を起こしこの男性にけがをさせたにも関わらず逃走した疑いが持たれています。男性は左肩を打つなどの軽傷です。
男性が逃げた乗用車のナンバーを覚えていたことなどから大井容疑者が浮上し、16日に逮捕されました。大井容疑者は「無免許がばれると思い逃げた」と容疑を認めています。
警察は日常的に無免許運転をしていなかったか余罪についても調べています。
今月13日、北海道石狩市の住宅の敷地内でバッグに入った男の赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、道警は17日、警察犬を使って遺体を遺棄した人物の手がかりをさがしています。
中川宙大記者)
「警察犬が現場周辺を調べています」。
今月13日、石狩市花川南5条5丁目の住宅の敷地内に置かれていたバッグから男の赤ちゃんの遺体が見つかりました。通報者によりますと、見つかった遺体はバッグの中でタオルに包まれた状態だったということです。司法解剖の結果、遺体は死後数日から数週間経過していてへその緒や胎盤が付いていました。
警察は死体遺棄事件として現場周辺の防犯カメラを解析するとともに、17日は警察犬2頭を使って手がかりを探すなど遺体を置いた人物の特定を進めています。
去年12月、北海道栗山町の飲食店に侵入し、レジスターを盗んだとして46歳の男が逮捕されました。男は余罪もほのめかしています。
室蘭市西小路町の会社員・高橋拓海容疑者(46)は去年12月19日の夜から翌朝までの間に栗山町朝日4丁目にある飲食店に侵入し、レジスター1台を盗んだ疑いが持たれています。店の関係者がレジスターが無くなっていることに気付いて警察に通報しました。盗まれたレジスターの中に現金は入っていなかったということです。
高橋容疑者は調べに対して「間違いありません」と容疑を認めたうえでほかの窃盗事件への関与もほのめかしていて警察は余罪があるとみて捜査しています。
先月、札幌市東区で無免許で乗用車を運転中に別の乗用車と追突事故を起こし運転手の男性にけがをさせそのまま逃走したとして22歳の男が逮捕されました。
札幌市東区のとび職、大井瞬容疑者(22)は先月28日の夜、札幌市東区北12条東16丁目の交差点で無免許で乗用車を運転中、31歳の男性が運転する乗用車に追突する事故を起こしこの男性にけがをさせたにも関わらず逃走した疑いが持たれています。男性は左肩を打つなどの軽傷です。
男性が逃げた乗用車のナンバーを覚えていたことなどから大井容疑者が浮上し、16日に逮捕されました。大井容疑者は「無免許がばれると思い逃げた」と容疑を認めています。
警察は日常的に無免許運転をしていなかったか余罪についても調べています。
北海道帯広市に住む29歳の女性を縛り車に乗せて監禁したうえ、顔などにけがをさせたとして男が逮捕された事件で、「共犯」とみられる45歳の男が逮捕されました。
札幌市西区の土木作業員南法宏容疑者(44)は、おととい、帯広市内に住む29歳の女性を縛っておよそ12時間にわたり車に乗せて連れ回し、顔などにけがをさせた疑いが持たれています。南容疑者は北広島市内の駐車場のコンビニで現行犯逮捕され警察の調べに対し「被害者を縛り車に乗せたまま連れ回したが逃げられないようにはしていない」と、容疑を一部否認しています。
そして16日未明、南容疑者の知人で札幌市白石区の自称・会社員、太田慶士容疑者が南容疑者と共謀した疑いで逮捕されました。太田容疑者は15日、豊平警察署に出頭していて調べに対し容疑を認めているということです。
警察は動機や容疑者2人の役割について詳しく調べています。
札幌市西区でタイヤが直撃し女の子が意識不明となった事故で、車の持ち主への過失運転致傷罪の適用を求め両親が検察審査会に申し立てを行うことがわかりました。
おととし11月、札幌市西区で軽乗用車から外れたタイヤが当時4歳の女の子に直撃し意識不明となりました。札幌地検は軽乗用車を所有する田中正満被告をタイヤを改造した道路運送車両法違反の罪で起訴しましたが過失運転致傷の罪では不起訴としました。
女の子の両親はこの処分を不当だとして、量刑の重い過失運転致傷罪の適用を求め24日までに検察審査会に申し立てを行うということです。
田中被告が問われている道路運送車両法違反の罪については24日に判決が言い渡されます。
4月15日は語呂合わせで「良い遺言の日(よいいごんのひ)」です。「ゆいごん」を法律用語では「いごん」と読みます。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり大相続時代に突入するといわれている2025年。今回は、いざという時にもめない!困らない!相続のポイントです!
(相続の大問題その1デジタル遺品)
■例1
亡くなった兄がネット銀行に口座を開設していたのは知っていたが、どこの銀行かわからない。そこで携帯会社に兄のスマホの画面ロックを解除してほしいと依頼したが、「初期化はできるが、画面ロックの解除はできない」と言われる。結局スマホから口座内容を確認することはできなかった。
■例2
亡くなった夫のクレジットカードの利用明細に1000円のよくわからない請求があるのを見つけた。カード会社に問い合わせると、サブスクの請求だとわかる。そこでサブスクの事業者に解約したいと伝えたところ「すぐに解約するためにはIDとパスワードが必要だ」と説明を受ける。
いずれも国民生活センターに寄せられた相談で、サブスクは契約者が亡くなっても解約手続きを行わないと請求が続いてしまう。
(デジタル遺品でトラブルを回避するために)
■終活マイライフ西藤博子さん「1番いいのは今自分が使っているもので、クレジットカードもそうですけど、使用頻度が少ないとかそういったものは自分が解約して数を減らすことが大切だと思います。亡くなってからだと手続きがどうしても煩雑になるので、シンプルに自分が常に使っているものにまとめて、それをご家族に知らせることが大切」「形の見えないものだからこそアナログですけど、紙に残して、残された方に少しでも手間がかからないようにしてあげることが大切だと思います」
西藤さんはいざという時のため契約しているサブスクなどのIDやパスワードを一覧表にして家族に共有しているといいます。自分の情報を記すエンディングノートにも、最近は「デジタル」の項目があり、スマホやパソコンのパスワードなどが記載できるようになっています。セキュリティーの問題もあるので国民生活センターではパスワードを書いた部分に修正テープを2、3回重ね貼りして遺族が必要な時にコインで削るという方法も紹介しています。
(相続の大問題その2相続した家)
実家など、相続した家を放置していると、ペナルティーが科せられる可能性があります。国は去年4月、所有者がわからない空き家や空き地をなくすため、不動産の名義を、亡くなった人から相続した人に変更する相続登記を義務化しました。相続を知った日から3年以内に申請しないと10万円以下の過料が科せられます。また倒壊の危険がある特定空き家や、その一歩手前の管理不全空き家と認定され改善がみられなければ、固定資産税が最大6倍に増える可能性があります。持ち主にとっても自治体にとっても悩みのタネである空き家の活用を進めようと、新たな対策に乗り出した自治体を取材しました。
(北広島市の空き家対策)
北広島市内にある一軒家。玄関がどこにあるのかわからないほど草木が生い茂っています。家の中には家財道具がそのまま…天井の壁紙は剥がれ落ち、カレンダーの時は2017年で止まっていました。北広島市では去年、全戸調査を行い市内にこうした空き家が400軒以上あることが判明しました。北広島市は空き家を活用すべく新たな対策に乗り出しました。先月から始めたのが賃貸や売りに出ている空き家や空き地を紹介するインターネットサイト「きたひろナビ」です。物件情報だけでなく周辺の飲食店や施設などの生活環境もわかるようになっています。
■北広島市建設総務課池端宏記さん「ラピダスや北海道医療大学が来るというところで住宅需要が高まる。土地もあまり多くないので今ある物件を利用してもらったり、そこでまた新たに建て替えてもらったり。(空き家を)買いたい人も売りたい人も、市の空き家対策としてもメリットがあるかなと」
また市役所の4階には相続した空き家の処分や活用方法など、住まいに関する相談ができる専用窓口ができました。去年4月に設置され、昨年度はおよそ200件、設置前の5倍の相談が寄せられたそうです。
(遺言のすすめ)
死後、家族が困らないために重要なのが遺言です。15日に札幌弁護士会が主催した遺言についての講演会が開かれ、およそ80人が参加しました。どのような人が遺言書を書くべきかについては…
■札幌大通公証役場公証人 野口幹夫さん「(子どもがない)夫婦で暮らしている。兄弟もいらっしゃるという時に配偶者に全部渡したいというような時は遺言書がないと手続きが取れない。不動産がある時には法定相続だと共有という形になります。ただ、そうすると不便になりますので、やはり誰々にはこの不動産をという風な決め方をした方がいい場合があります」
遺言には、法律のプロである公証人が正確に作成し公証役場で保管する公正証書遺言と、自分で書いて自宅などに保管する自筆証書遺言があります。
自筆証書遺言を書く際は、パソコンではなく、自らが本文・日付・氏名を手書きして押印する必要があります。遺言の紛失や改ざんを防ぐため2020年からは法務局で保管してもらうことも可能になりました。札幌弁護士会では相続や遺言についての無料相談も受けつけているということです。
■札幌大通公証役場公証人 野口幹夫さん「遺言の手続をする人を遺言の中で指定しておくと、その人がひとりで全部の手続きをすることができます。かなり便利というか、スムーズにことが進むと思います」
帯広市に住む29歳の女性を縛り車に乗せておよそ12時間にわたって監禁した上、顔などにけがをさせたとして男が逮捕された事件で、「共犯」とみられる45歳の男が逮捕されました。
札幌市白石区の自称・会社員=太田慶士容疑者(45)は14日、知人の南法宏容疑者(44)と共謀し、帯広市内に住む29歳の女性の自宅で、この女性を縛って車に乗せておよそ12時間にわたって連れまわすなど監禁し、顔などにけがをさせた疑いが持たれています。警察によりますと太田容疑者は14日、北広島市内のコンビニで南容疑者が現行犯逮捕された際、その場にはいませんでしたが、きのう豊平警察署に出頭したということです。警察の調べに対し、太田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。太田容疑者と女性の間に面識はなく、警察は犯行に至った動機や2人の役割についても詳しく調べています。