広島市西区でベトナム国籍の女性が殺害された事件で、警察は25日、同じくベトナム国籍の女を強盗殺人の疑いなどで逮捕しました。
【画像を見る】移送される容疑者・25日の記者会見の様子・事件現場の集合住宅
広島県警 若林栄児 刑事部長
「本日、被疑者を住居侵入・強盗殺人容疑で通常逮捕しました」
強盗殺人と住居侵入の疑いで逮捕されたのは、広島市佐伯区杉並台に住む、ベトナム国籍で技能実習生のディン・ティ・フォン容疑者(32)です。
警察によりますとディン容疑者は15日、西区中広町の集合住宅の一室に侵入し、グエン・トゥイ・ガーさんの頭や顔を、何らかのかたいもので複数回たたいて殺害し室内を物色した疑いがもたれています。
警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。被害者との関係については捜査中としています。
また、殺害されたグエンさんは5月30日の夜、自宅近くで何者かに暴力をふるわれケガをしていて、警察が傷害事件として捜査をしていたことが明らかになりました。当時、グエンさんは暴力を受けた人物について「見知らぬ女」と話していたということです。
警察は今回の殺人事件と傷害事件との関連の有無も含め、事件のいきさつを調べています。
25日午後、広島市安佐北区のJR芸備線で、高齢の女性が列車にはねられ、死亡しました。
【画像を見る】事故を捜査する安佐北警察署
警察や消防、JR西日本によりますと、25日午後0時40分ごろ、広島市安佐北区白木町三田のJR芸備線で、近くに住む89歳の女性が下り列車にはねられ、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
事故当時、列車には乗客18人が乗っていましたが、乗客にけがはありませんでした。
警察によりますと、現場は遮断器や警報器が設置されていない、いわゆる"勝手踏切"と呼ばれる場所で、線路を渡らないよう注意を促す看板が設置されていたということです。
この事故の影響で、JR芸備線は三次駅と狩留家駅の間の上下線で一時運転を見合わせましたが、約2時間後に運転を再開しました。
広島市西区中広町で15日に起きた殺人事件で、広島県警は25日、ベトナム国籍で技能実習生の、広島市佐伯区杉並台に住むディン・ティ・フォン容疑者(32)を、住居侵入と強盗殺人の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】移送される容疑者・事件の起きた集合住宅
警察によりますと、ディン・ティ・フォン容疑者は15日、西区中広町の集合住宅の一室に侵入し、ベトナム国籍でアルバイトのグエン・トゥイ・ガーさん(当時32)の頭部や顔面などを何らかの鈍体で複数回打撃を加えるなどして殺害したうえ、室内を物色した疑いがもたれています。
事件は「妻が血を流して倒れている」と、外出先から帰宅したベトナム国籍の夫が発見して近くの交番に直接届け出たことで発覚していました。警察は捜査本部を設置し容疑者の行方を追っていました。
容疑者逮捕を受け、捜査本部は、午後3時から記者会見。捜査本部は、認否については明らかにしていませんが、取り調べには応じているということです。
防犯カメラのリレー捜査などでディン容疑者の関与が浮上。捜査本部は、今後、被害者との関係性や、盗まれた金品などがあるかどうかなど、調べを続けるとしています。
また、5月30日夜には、被害者が何者かに暴力をふるわれ、けがをする事案があり、警察が、傷害事件として捜査をしていました。当時、被害者は暴力を受けた人物について「見知らぬ女」と話していたといい、捜査本部は、今回の事件との関連の有無について調べています。
※情報を更新します。
女性のスカート内を盗撮するなどしたとして、広島市教育委員会は24日、小学校の男性教諭を懲戒免職処分にしました。
【写真を見る】「スリルを味わいたかった」商業施設で女性のスカート内を盗撮か 小学校教諭(27)を懲戒免職処分 広島市教育委員会
懲戒免職となったのは、広島市立小学校の根来弘馬教諭(27)です。市教委によりますと9月2日、勤務終了後に向かった広島市中区の商業施設で、複数の女性のスカート下にスマートフォンを差し入れ、撮影するなどしたとしています。
市教委の調査に、「ストレスがたまっていた。スリルを味わいたかった」などと話したうえで、反省の弁を述べていたということです。
根来教諭をめぐっては、小学校内での同様の事案について任意での捜査が続いています。
広島市立の学校教諭が今年度、わいせつ事案で懲戒免職となったのは、今回で3人目です。
市教委は「教員によるわいせつ事件は決して許されるものではない」として、11月末までに各学校長が全教職員と面談するなど、再発防止に向けた対策を進めていく方針です。
去年7月に広島県広島市の自宅で、同僚の男性を刃物で刺して殺害した罪に問われた男の裁判員裁判で、広島地裁は懲役13年の判決を言い渡しました。
【画像を見る】事件現場や判決を言い渡した広島地裁
判決によりますと、三原市に住む塗装工の男(52)は去年7月31日午後9時25分ごろ、男の自宅で、自宅の外にいた同僚の男性(当時50)の左胸を出窓から刃体の長さ約11.9cmの包丁で突き刺し、失血により死亡させました。
これまでの裁判で検察側は、「出窓は男性が建物内に侵入できない大きさであり、自分の身を自分で守るしかない状況とは言えない」「身を守りたいなら窓を閉めるべでき、凶器を持たない男性の胸を突き刺すのは、やむを得ずに行った行為ではない」として、懲役15年を求刑。
一方、弁護側は、「出窓から部屋に入ろうとした男性を止めようと包丁を手に取った」「それでも入ってこようとした男性ともみ合いになった際、持っていた包丁が胸に突き刺さった」とし、「やむを得ない行為で過剰防衛が成立する」と主張していました。
22日の判決で広島地裁の後藤有己裁判長は、「現場の状況から『男性が部屋に入ってこようとした』というのは信用できない」「包丁の刃体の長さよりも深い傷が生じていて、殺意を有していたことは明らか」と指摘。
その上で、「被告人の姉が社会復帰後の支援や監督を約束している」として懲役13年を言い渡しました。
広島市西区でベトナム人の女性が殺害された事件は、22日で発生から1週間を迎えました。警察は捜査本部を設置し捜査を続けていますが、依然、容疑者の確保には至っていません。
【画像を見る】殺害されたベトナム国籍の女性や事件現場の部屋など
現場周辺の住民は不安な日々を過ごしていて、現場の近くを訪れていた人は「夜遅くなったら出ないように話を子どもとしている。怖いしかなく不安」と、現場近くで働く人は「近所の人も心配していると思う。早く安心したい」と話していました。
この事件は15日、広島市西区中広町の集合住宅の一室でベトナム国籍の、グエン・トゥイ・ガーさん(32)が頭から血を流して倒れ死亡していたものです。
ベトナム国籍の夫が帰宅後、部屋で倒れているガーさんを発見。近くの中広交番に直接届け出たことで事件が発覚しました。
警察によりますとガーさんの死因は頭の骨を折られたことなどによる出血性ショックでした。また、頭を複数回殴られていて、警察は何者かが強い殺意を持って犯行に及んだとみて捜査を進めています。
事件が起きた部屋の間取りはいわゆる"2DK"で、和室が2部屋と、ダイニングキッチンがあります。捜査関係者によりますと、ガーさんは台所付近で倒れていて、部屋には玄関をはじめ多くの血痕が残されていたということです。
近くの住民には数ヶ月以内にガーさんが関係するトラブルを見たと話す人もいました。
警察は事件発生から2日後に捜査本部を設置し、70人態勢で容疑者の行方を追っています。
■これまでに分かっている事件に関する情報まとめ
【事件現場】
・広島市西区中広町一丁目にある15階建ての集合住宅
・30代のベトナム国籍の夫婦が2人で暮らす
・近くには、小学校や保育園も
【事件が起こった10月15日】
午後6時20分ごろ:帰宅してきた夫が、頭から血を流して部屋の台所付近に倒れている、グエン・トゥイ・ガーさんを発見
午後6時26分ごろ:夫が近くの中広交番に届け出
午後6時28分ごろ:中広交番から広島西警察署に連絡
⇒その後、ガーさんの死亡がその場で確認される
警察によると…
ガーさんは15日の午前中に付近の防犯カメラに写っていた
⇒午前中は生存していたとみられる
18日に広島県福山市で発生した10代の男女3人が乗る軽乗用車が崖の下に転落した事故で、意識不明の重体で病院に搬送されていた運転手の男性(18)が死亡しました。
【画像を見る】激しく損傷している車や事故があった急カーブを調べる警察官ら
この事故は18日、福山市新市町の走行していた軽乗用車が、道路から約20m下まで転落したものです。
軽乗用車には、10代の男女3人が乗っていて、3人ともけがをして病院に運ばれました。
このうち車を運転していた福山市に住む美容師の男性(18)は意識不明の重体で病院に運ばれましたが、21日夜、死亡が確認されたということです。同乗していた会社員の女性(19)が腕や脊椎を折る大けがを、会社員の男性(19)が軽いけがをしましたが、命に別条はありません。
現場は片側一車線の急カーブで、曲がりきれず崖の下に転落したとみられていて、警察は当時の速度など事故の詳しい原因を調べています。
【画像を見る】崖の下に転落し激しく損傷する車
【画像を見る】事故があったとみられる急カーブを調べる警察官ら(上空から)
広島市は22日、広島市安佐南区の回転寿司店「すし辰緑井本店」でアニサキスを原因とする食中毒事件が発生したと表しました。市は、運営会社の「鮮コーポレーション株式会社」に対し、当該店舗の一部営業禁止を命令しています。
【画像を見る】アニサキス(資料)
広島市によりますと22日午後0時45分ごろ、「体調不良で医療機関を受診したところ、内視鏡検査にてアニサキスの虫体が摘出された」と連絡がありました。
広島市保健所が調査した結果、18日夜に回転寿司店を利用した1人が19日未明から吐き気や胃痛などを発症していたことが分かりました。
潜伏期間中に原因となる食事は回転寿司店で提供された鮮魚介類だけでした。いずれも提供までの過程で冷凍や加熱処理はされていませんでした。そのため、広島市保健所は回転寿司店で調理された「生さんまの握り」と「サーモン軍艦」が原因のアニサキスによる食中毒と判断。この回転寿司店に対して「冷凍品を除く生食用鮮魚介類の調理と販売の禁止」などを命令しました。
広島市はアニサキスによる食中毒を防ぐため、サバやサンマ、サケなどの魚介類に関して中心部まで十分に加熱することや、マイナス20℃で24時間以上の冷凍することなど、予防策を講じるよう呼びかけています。
広島県三次市のコンビニエンスストアの女子トイレで、女性を盗撮しようとしたとして、広島県警は21日、この店の店長の男(42)を性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する三次警察署
警察によりますと、男は20日午後10時15分ごろ、三次市内のコンビニエンスストアの女子トイレで、隠していたスマートフォンで、女性の下半身を撮影しようとした疑いが持たれています。調べに対し男は、「盗撮したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
女性がカメラを発見し、警察に届け出たことで、事件が発覚しました。
男は、トートバッグ型の掃除用具入れの中に、黒いビニール袋に入れたスマートフォンを設置。カメラ部分に穴を空けていたということです。
スマートフォンのレンズ部分をビニール袋が覆っていたため、撮影できず、未遂に終わりました。
男は現場のコンビニエンスストアの店長で、警察は男から押収したスマートフォンや防犯カメラの解析を進め、余罪などを詳しく調べています。
広島市で、知人宅の軽乗用車に放火して家に燃え移らせようとしたとして逮捕されていた男性(46)について、広島地検は16日付で不起訴処分にしました。
男性は去年12月31日未明、広島市東区の知人宅に停められた軽乗用車の下にカセットコンロを置いて火を点けて、知人宅に燃え移らせようとして現住建造物等放火未遂の疑いで、先月24日に逮捕されていました。逮捕段階では、「放火なんてしていません」と容疑を否認していました。
広島地検は15日付で男性を処分保留で釈放し任意の捜査に切り替えていましたが、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として不起訴処分としました。
お酒を飲む機会が増える年末を前に、警察と飲食組合などが飲酒運転の防止に向けた啓発活動を行いました。
【写真を見る】「大人もルールを守ってね」年末を前に園児が交通安全訴え 飲酒運転撲滅へ「酒酔い体験ゴーグル」の装着も 広島
広島県福山市内の商業施設で行われた啓発活動には、警察や飲食組合など7団体から約70人が参加しました。
福山東警察署 木本英則 署長
「少しなら大丈夫といった安易な気持ちは排除していただき、飲酒運転はれっきとした犯罪行為であることを肝に銘じていただきたい」
地元の認定こども園の園児たちが合唱や合奏を披露し、大人たちに呼びかけました。
園児
「大人のみなさんも交通ルールを守ってください」
地元の飲食組合は宣言を発表しました。
福山飲食組合 有本靖朗 組合長
「お客様に対して、飲酒運転の撲滅を訴え、全力を挙げて、追放することを宣言いたします」
この後、園児たちが飲酒運転防止を呼びかけるチラシとともに、園児たちが作った交通安全のメッセージカードを配りました。
2024年1年間の飲酒運転の検挙件数は、広島県内で446件、このうち福山市内は166件でした。2025年は8月末の時点で、すでに県内は506件、福山市内は150件と増加傾向となっています。
■「酒酔い体験ゴーグル」を体験
飲酒は運転にどう悪影響を及ぼすのか? それを疑似体験できるのがこちら、「酒酔い体験ゴーグル」です。記者が着けてみました。
RCC福山放送局 内田博文記者
「視界が少し狭まって、物がしっかり見えない状態になります」
ゴーグルを着けた状態で障害物がある所を歩いてみると…。
内田記者
「ちょっと物が見えづらくって、ふらふらするんですが…おっとっとと」
つまづいてしまいました…。
ゴーグルを着けたときの見え方がこちら。物が見えづらくなります。「お酒を飲んだら乗るな」という意味を改めて理解できます。
通りがかりの買い物客にも体験してもらいました。
買い物客
「めちゃくちゃ、ふらつきました。最初の一発目からコーンに足がぶつかったり、飲んだら車には乗らないとか、自転車も含め乗らないようにしよう
19日未明、広島市安佐北区可部の国道で、新聞配達中のバイクと歩行者が衝突する事故があり、歩行者が意識不明の重体です。
【画像を見る】事故について調べる安佐北警察署
警察によりますと、19日午前2時45分ごろ、安佐北区可部7丁目の国道191号を西に向かって走っていたバイクと、道路上にいた歩行者が衝突しました。
この事故で、歩行者で安佐北区亀山に住む会社員の男性(50)が広島市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
バイクを運転していた男性(69)にケガはありませんでした。
現場は中央分離帯のない片道一車線の直進道路で、信号や横断歩道は設置されていません。また、事故発生当時、路面は雨で濡れていたということです。
警察は、歩行者が路上にいた時の状況など、事故の原因について詳しく調べています。
広島県府中町の小学校の前で14日、女子児童が車にはねられる事故がありました。女子児童は一時意識不明の重体となりましたが、その後意識が戻ったということです。
【画像を見る】事故があった現場付近
事故があったのは、府中町柳ヶ丘にある府中南小学校の校門前の町道です。警察と消防によりますと、14日午後4時半ごろ、8歳の女子児童が信号のない横断歩道を渡っていたところ、直進していた乗用車にはねられました。
女子児童は下校中だったとみられていて、搬送時には意識がなく重体となっていましたが、その後、意識が戻ったということです。
警察は乗用車の運転手の女性(57)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しましたが、その後釈放し、任意に切り替え調べています。
現場は片側1車線の見通しの良い直線道路で、警察は事故の詳しい原因を調べています。
ことし広島県内の特殊詐欺の被害額は、過去最悪だった年の年間の被害総額をすでに上回ったことが分かり、県警が注意を呼びかけています。
広島県警によりますと、ことし県内の特殊詐欺の被害額は先月末まででおよそ17億5254万円でした。統計を開始してから最も多かった2014年の被害総額およそ16億3437万円をすでに上回り、過去最悪となっています。
被害の内訳を見ると、「警察官を騙った詐欺」が件数で最も多く、全体の71.8%を占めています。先月22日には東広島市に住む50代の会社役員の男性が警視庁の警察官を名乗る男から現金1500万円を騙し取られる被害も発生しています。
県警は「あなたに容疑がかかっている」などと言われたときに起こる心理的な焦りを利用しているとみて、注意を呼びかけています。
近隣の女性宅に押し入り、脅しながら首を絞めるなどしたとして、広島県警は18日、広島市東区に住む、無職の男(74)を住居侵入、暴行、脅迫の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島東警察署
警察によりますと男は、1月22日午前8時40分ごろから約1時間にわたり、近くに住む女性(78)宅に押し入り、「あんたまだ今日生きとるだけでええんで」「俺が包丁でも握ってきたら終わりやったんやで」などと言って脅迫し、女性の首を締めた疑いが持たれています。
さらに、2月4日午前8時50分頃にも女性宅に押し入り、女性の顔を殴るなどした疑いが持たれています。
女性がこの直後に警察に被害を届け出ました。
警察の調べに対し男は、「家に入って怒りにまかせて危害を加えることは言ったし、暴力は振るったが、首は絞めていない」と一部否認しているということです。
男と女性は、面識はあったということで、警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、いきさつを調べています。
警察や消防によりますと、18日午前5時半ごろ、広島県福山市新市町で「単独事故で車が崖から転落している」と通報がありました。
【画像を見る】激しく損傷している車や事故があった急カーブを調べる警察官ら
道路からおよそ20メートル下まで転落したとみられます。この車には、10代の男女3人が乗っていたとみられています。3人ともけがをして病院に運ばれましたが、このうち車を運転していた美容師の男性(18)が意識不明の重体です。また、会社員の女性(19)が腕や脊椎を折る大けがをし、もう1人の会社員の男性(19)が打撲の軽傷ということです。
現場は片側一車線の急カーブで、曲がりきれず崖の下に転落したとみられます。警察は当時の速度など事故の詳しい原因を調べています。
※情報を更新しています。
広島市西区の集合住宅で起きた殺人事件で、警察は17日、死亡した女性はこの部屋に住むベトナム国籍の女性で、死因は出血性ショックだと発表しました。警察は捜査本部を立ち上げ、容疑者の行方を捜査しています。
【画像を見る】事件発生直後の現場の様子など
この事件は15日夜、広島市西区中広町の集合住宅の一室で女性が頭から血を流して、仰向けで倒れ、その場で死亡が確認されたものです。
警察は死亡した女性がこの部屋に住むベトナム国籍のグエン・トゥイ・ガーさん(32)だと発表しました。
さらに司法解剖の結果、死因は頭の骨を折ったことなどによる出血性ショックだったと明らかにしました。
捜査関係者によりますと、女性は部屋の台所付近に倒れていて、遺体の頭部周辺だけでなく玄関をはじめ多くの血痕が残されていたということです。
警察は17日、殺人事件として捜査本部を立ち上げ、70人態勢で容疑者の行方を追っています。
広島市東区の民家で女性の遺体が見つかった殺人事件で、女性は発見当日に殺害されたとみられることがわかりました。
広島市東区戸坂山根の民家で14日、近くに住む無職の土井鈴江さん(71)が仰向けに倒れた状態で見つかりました。警察によりますと、死因は首の周りを圧迫された窒息死で、首まわりには複数のあざがあったということです。
土井さんの遺体は、自称・建設業の松平清容疑者(56)の家で見つかりました。当時、家にいた松平容疑者からは覚醒剤の陽性反応があり、警察が15日に緊急逮捕しています。土井さんは、遺体の状況から発見当日に殺害されたとみられることがわかりました。
町内会長
「(土井さんは)おとなしい方。恨まれるとか、けんかをするとか、トラブルに巻き込まれるとかは信じられない」
警察は、松平容疑者が何らかの事情を知っているとみて、事件のいきさつを調べています。
広島市西区の集合住宅で起きた殺人事件で、警察は17日、死亡した女性はこの部屋に住むベトナム国籍の女性で、死因は出血性ショックだと発表しました。警察は捜査本部を立ち上げ、容疑者の行方を捜査しています。
【画像を見る】事件発生直後の現場の様子など
この事件は15日夜、広島市西区中広町の集合住宅の一室で女性が頭から血を流して、仰向けで倒れ、その場で死亡が確認されたものです。
警察は死亡した女性がこの部屋に住むベトナム国籍のグエン・トゥイ・ガーさん(32)だと発表しました。
さらに司法解剖の結果、死因は頭の骨を折ったことなどによる出血性ショックだったと明らかにしました。
捜査関係者によりますと、女性は部屋の台所付近に倒れていて、遺体の頭部周辺だけでなく玄関をはじめ多くの血痕が残されていたということです。
警察は17日、殺人事件として捜査本部を立ち上げ、70人態勢で容疑者の行方を追っています。
警察や消防によりますと、18日午前5時半ごろ、広島県福山市新市町で「単独事故で車が崖から転落している」と通報がありました。
【画像を見る】激しく損傷している車や事故があった急カーブを調べる警察官ら
道路からおよそ20メートル下まで転落したとみられます。この車には、10代とみらえれる男女3人が乗っていたとみられています。3人ともけがをして病院に運ばれましたが、このうち車を運転していた男性1人が意識不明の重体です。また、女性1人が重傷、もう1人の男性については、けがの程度は分かっていませんが、意識はあるということです。
現場は片側一車線の急カーブで、曲がりきれず崖の下に転落したとみられます。警察は当時の速度など事故の詳しい原因を調べています。
※情報を随時更新しています。
コンビニエンスストアで強盗しようとしたとして逮捕された広島県福山市の無職の男が、橋本宇宙容疑者(20)が17日、送検されました。
【写真を見る】コンビニ強盗未遂の男(20)を送検 防犯カメラのリレー捜査などで特定 広島県福山市
警察よりますと橋本容疑者は、14日午前3時すぎ、福山市箕沖町のコンビニで、男性店員に包丁のようなものを示し、現金などを奪おうとした疑いが持たれています。
男性店員が抵抗したため、何も奪わずそのままバイクで逃走していました。
警察の調べに対し橋本容疑者は「私がやったかもしれませんが、記憶があいまいです」と供述しているということです。
警察は防犯カメラのリレー捜査などで、橋本容疑者を特定。今後、土地勘の有無や凶器やバイクなどの詳細についても捜査を進める方針です。
「息子の代理」と偽り、広島県福山市内に住む女性から現金およそ100万円をだまし取ったとして再逮捕された海上自衛官の男が17日、送検されました。
【画像を見る】送検される斉藤容疑者
詐欺の疑いで送検されたのは三次市三和町福田の海上自衛官・齋藤統太容疑者(27)です。
警察によりますと、何者かが、9月21日から23日までの間、複数回にわたって、福山市内に住む無職の女性に「現金を至急必要としているので、代わりに行くものに渡してもらいたい」と電話をかけました。その後、23日の正午過ぎに「息子の代理」と偽った齋藤容疑者が、女性から現金およそ100万円をだましとった疑いがもたれています。
警察の調べに対し、齋藤容疑者は、「電話をかけたわけでもないし、お金も受け取っていない」と容疑を否認しています。
齊藤容疑者は、9月25日にも福山市内の別の高齢女性から、200万円をだましとった疑いで逮捕されています。
警察では、齊藤容疑者が特殊詐欺グループの受け子とみて、余罪や関与するグループの全容解明を進める方針です。
斧で女性の頭を殴って殺害しようとしたとして、広島県警は17日、広島市佐伯区湯来町の会社員の男(48)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査している佐伯警察署
警察によりますと、男は17日午前7時半ごろ、広島市佐伯区八幡の被害者女性(49)の自宅で、斧で女性の頭を殴り、殺害しようとした疑いが持たれています。女性は、加療日数不詳の後頭部割創などのけがをしましたが、命に別状はないということです。
家族から「凶器で殴られた」と110番通報があり、駆けつけた警察官が現行犯逮捕しました。
男は「間違いないが、ちゃんと説明がつかない」と供述しているということです。
男と被害女性は別居の夫婦ということで、警察が詳しい経緯を調べています。
※速報段階の情報です。情報を更新してます。
広島市西区の集合住宅で15日に起きた殺人事件で、現場となった部屋の玄関にも、血痕があったことがわかりました。
この事件はおととい午後6時半ごろ、広島市西区中広町の集合住宅で30代のベトナム国籍とみられる女性が頭から血を流して、仰向けで倒れていたのが見つかったものです。頭には傷があり、女性はその場で死亡が確認されました。
女性の夫とみられる30代のベトナム国籍の男性が近くの中広交番に直接届け出たことで事件が発覚しました。
事件発生から2日。現場近くの小学校では、教職員や保護者が見守るなか、児童が登校していました。
天満小学校 東健一郎校長
「学校近く、また学区に近いということで、一日も早い事件の解決を願っています。そして子どもの安全が確保されることを祈っています」
捜査関係者によりますと、女性は部屋の奥の台所付近に倒れていて、遺体の頭部周辺だけでなく、玄関をはじめ多くの血痕が残されていたということです。
警察は17日に遺体を司法解剖していて、死因を特定するとともに、女性の身元の特定を急いでいます。
広島県福山市のコンビニエンスストアで14日未明に起きた強盗未遂事件で、警察は15日夜、市内の男(20)を逮捕しました。
【画像を見る】防犯カメラが捉えた犯行の一部始終や現場を調べる警察官ら
強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、福山市水呑町の無職・橋本宇宙(はしもと・そら)容疑者(20)です。
警察の調べによりますと、橋本容疑者は14日午前3時過ぎ、福山市箕沖町のコンビニエンスストアで、男性店員(71)に対し、包丁のようなものを示し、現金などを奪おうとしたものの、抵抗され、未遂に終わった疑いが持たれています。
警察の調べに橋本容疑者は「私がやったかもしれませんが記憶があいまいです」と話しているということです。
付近の防犯カメラには、刃物を持って店に押し入った男が、店員を威嚇しながら店を出て、バイクで現場から逃走する様子が映っていました。
警察は、上下とも黒色の服装で、黒い目出し帽を被っていた男の行方を追っていました。
去年7月に自宅で同僚の男性を殺害したとして、殺人の罪に問われている三原市の塗装工・池田照男 被告(52)の裁判員裁判が15日、広島地裁で始まりました。
起訴状によりますと、池田被告は去年7月31日、広島県三原市の自宅で同僚の石川健志さん(当時50)の胸を包丁で突き刺し、殺害したとされています。
初公判で池田被告は「間違いはありません」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、池田被告と石川さんの間でトラブルを抱えた状態だったとし、石川さんが池田被告の自宅を訪れた際、出窓越しに口論になり、包丁を持ち出して突き刺したと指摘しました。
一方、弁護側は、出窓から部屋に入ろうとした石川さんを止めようと、もみ合いになった際に包丁が胸に突き刺さったとして、「やむを得ない行為で過剰防衛が成立する」と主張しました。
裁判では、殺意の程度や過剰防衛が成立するかが争点で、判決は22日に言い渡される予定です。
警察によりますと、15日午後6時半ごろ、広島市西区中広町で「妻が倒れている」と夫と見られる男性が交番に届け出ました。
【画像を見る】発見現場とみられる住宅に出入りする捜査員など
警察官らが現場に駆けつけたところ、部屋の中で仰向けになり、頭付近から血を流して倒れている女性を発見したということです。
女性は心肺停止の状態で、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは30代のベトナム人の女性とみられます。女性の頭には傷があり、警察は殺人事件として、詳しい状況を調べています。
現場は広島市中心部に近い住宅街にある公営住宅で、警察車両などが駆けつけ騒然となりました。
※情報を更新しています。
列車で2人の女子生徒の体を触ったとして広島県迷惑防止条例違反の罪に問われた広島県警・科学捜査研究所 管理官の田中雅史 被告(59)の初公判が広島地裁で開かれ、田中被告は起訴内容を否認しました。
【写真を見る】列車で2人の女子生徒(16)の体に触った罪 県警幹部職員の男(59)起訴内容を否認し無罪を主張 広島地裁で初公判
起訴状によりますと、田中被告は4月、走行中の列車の中で、16歳の女子生徒2人の体を触ったとされています。
15日の初公判で田中被告は「全て間違っています」と起訴内容を否認しました。
冒頭陳述で検察側は、被害者2人の話として「同じ電車に複数回乗り合わせ、頻繁に痴漢被害にあっていたため、田中被告の存在は把握していた」と指摘しました。
一方、弁護側は「田中被告は女子生徒と同じ列車に乗ってはいたものの、起訴内容を示す客観証拠は無く、そのような行為は行っていない」として無罪を主張しました。
広島県大竹市の阿多田島で15日、潜水作業をしていた作業員が上がってこないと通報がありました。作業員の男性はその後引き上げられましたが、死亡が確認されました。
【画像を見る】状況を確認する消防や海保の隊員 現場の様子など
消防と海上保安署によりますと、15日午後3時15分ごろ、大竹市にある阿多田島の港の湾内で、「潜水作業をしていた作業員が上がってこない」と同僚から118番通報がありました。
船のアンカーロープが切れ、ロープをとるために20代の男性作業員1人が、潜水器具をつけて海中で作業をしていたということです。
男性はその後、素潜りで捜索していた同僚たちによって発見され引き上げられましたが、心肺停止の状態で、ヘリコプターで病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
消防や海保は、当時の状況を調べています。
※15日午後6時13分、情報を更新しています。
広島市の集合住宅で15日夜、ベトナム国籍とみられる女性が部屋の中で倒れ、死亡しているのが見つかりました。捜査関係者によりますと、現場の状況などから強盗殺人の可能性も視野に捜査しています。
【画像を見る】事件発生直後の現場の様子など
記者
「事件から一夜明けた現場では、規制線が外れましたが、付近の住民からはまだ不安だという声が多く聞かれました」
事件から一夜明け現場周辺では、不安の声が聞かれました。
現場付近の保育園児の保護者
「早く捕まってほしいという気持ちです。不安ではあります」
事件があったのは、広島市西区中広町の集合住宅です。警察によりますと、15日午後6時半ごろ、「妻が血を流して倒れている」と、外出先から帰宅したベトナム国籍の夫とみられる男性が直接、近くの中広交番に届け出ました。
警察官が駆けつけたところ、夫婦が暮らしている集合住宅の部屋の中で、ベトナム国籍の30代の妻とみられる女性が頭から血を流して仰向けで倒れていたということです。頭には傷があり、女性はその場で死亡が確認されました。
現場の集合住宅の元住民
「オートロックもないし、普通に出入り自由。びっくりしか言うことがないですね」
捜査関係者によりますと、現場には血がついた足跡があり、部屋の状況などからも強盗殺人の可能性も視野に捜査しています。
広島市の集合住宅でベトナム国籍とみられる女性が部屋の中で倒れ、死亡しているのが見つかった事件。現場周辺の防犯カメラの映像などから15日午前中までは女性の生存が確認されていることが分かりました。
【写真を見る】15日午前中には生存を確認 集合住宅の一室で女性死亡 強盗殺人事件の可能性も視野に捜査 広島
事件から一夜明けた現場では、規制線が外れましたが、付近の住民からはまだ不安だという声が多く聞かれました。
現場付近の保育園児の保護者
「早く捕まってほしいという気持ちです。不安ではあります」
事件があったのは、広島市西区中広町(なかひろまち)の集合住宅です。警察によりますと、15日午後6時半ごろ、「妻が血を流して倒れている」と、外出先から帰宅したベトナム国籍の夫とみられる30代の男性が直接、近くの中広交番に届け出ました。
警察官が駆けつけたところ、夫婦が暮らしている集合住宅の部屋の中で、ベトナム国籍の30代の妻とみられる女性が頭から血を流して、仰向けで倒れていたということです。頭には傷があり、女性はその場で死亡が確認されました。
警察は17日にも遺体の司法解剖を行い、死因などを特定する方針です。警察によりますと、現場周辺の防犯カメラの映像などからきのうの午前中までは女性の生存が確認されているということです。
また、現場には血がついた足跡があったということで、警察は部屋の状況などから強盗殺人事件の可能性も視野に捜査しています。
広島市東区の住宅で、高齢女性の遺体が見つかりました。警察は、殺人事件として事情を知っているとみられる男に話を聞いています。
【画像を見る】女性の遺体が見つかった住宅を調べる捜査員など
遺体が見つかったのは、広島市東区戸坂山根の住宅です。警察によりますと、14日午後7時半ごろ、110番通報を受けて駆けつけた警察官が、住宅の室内で、遺体を発見しました。
見つかった遺体は、近くに住む71歳の無職の女性ということです。遺体には、くびなどに複数のアザありました。死因は首を圧迫されたことで、警察は殺人事件と判断し、捜査をしています。
当時現場には、この家に住む自称・建設業の男がいました。警察は、この男を警察署に任意同行。尿検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たため、覚醒剤取締法違反の疑いで15日、緊急逮捕しました。警察は、この男が何らかの事情を知っているとみて、調べています。
現場は、JR芸備線の戸坂駅から南におよそ400mの場所にある閑静な住宅地です。
広島県府中町で14日、小学校の前で8歳の児童が車にはねられる事故がありました。
警察によりますと、午後4時半ごろ「横断歩道を横断中に小学生の女の子が車にはねられた」と通報がありました。女子児童は横断歩道を渡っていたところ、直進してきた乗用車にはねられましたとみられています。児童は、病院に運ばれましたが、重体だということです。
【画像を見る】事故があった小学校前の横断歩道
現場は片側1車線の見通しの良い直線道路で、警察は女子児童が下校中だったとみて、事故の詳しい原因を調べています。
※情報を更新しています。
広島県大竹市の阿多田島で15日、潜水作業をしていた作業員が上がってこないと通報がありました。作業員の男性はその後引き上げられましたが、心肺停止の状態だということです。
【画像を見る】状況を確認する消防や海保の隊員 現場の様子など
消防と海上保安署によりますと、15日午後3時15分ごろ、大竹市にある阿多田島の港の湾内で、「潜水作業をしていた作業員が上がってこない」と同僚から118番通報がありました。
船のアンカーロープが切れ、ロープをとるために20代の男性作業員1人が、潜水器具をつけて海中で作業をしていたということです。
男性はその後、素潜りで捜索していた同僚たちによって発見され引き上げられましたが、心肺停止の状態で、ヘリコプターで病院に運ばれている状況だということです。
消防や海保は、当時の状況を調べています。
14日夜、広島県福山市で乗用車のボンネットに知人男性を乗せたまま車を走らせ、殺害しようとしたとして、20歳の会社員の男が現行犯逮捕されました。
【画像を見る】捜査する福山東警察署
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、福山市大門町の会社員・佐野太一容疑者です。警察の発表によりますと、佐野容疑者は14日夜9時ころ、福山市大門町で乗用車のボンネットに知人男性を乗せたままおよそ1キロにわたって車を走らせ、殺害しようとした疑いが持たれています。
警察の調べに対し佐野容疑者は、「ボンネットの上に乗せたまま運転したことに間違いないが、殺そうと思ってやったわけではない」と話していると言うことです。
被害者の知人の110番通報でかけつけた警察官が佐野容疑者を現行犯逮捕。事件当時、佐野容疑者に飲酒はなかったということです。警察では、2人に何らかのトラブルがあったとみて、事件のいきさつを調べています。
広島福山市のコンビニエンスストアで14日未明、男が店員に刃物のようなものを突きつける強盗未遂事件がありました。男は逃走しており、警察が行方を追っています。
【画像を見る】事件を捜査する福山東警察署
警察によりますと、午前3時ごろ、福山市箕沖町のコンビニで、男が男性店員(71)に、無言で刃物のようなものを突きつけたということです。店員が大声を出したところ、男は店から立ち去りました。
当時店内にいたのは、店員1人のみで、けがはなく奪われたものもなかったということです。
逃走した男は、上下黒色の服装で、黒の目出し帽を被っていたということです。
警察は強盗未遂事件として、逃走した男の行方を追っています。
広島県福山市のコンビニエンスストアで14日未明、男が店員に刃物を突きつける強盗未遂事件がありました。男は逃走していて、警察が行方を追っています。
【画像を見る】防犯カメラが捉えた犯行の一部始終や現場を調べる警察官ら
付近の防犯カメラには、店に押し入った1人の男を捉えていました。店員(71)を威嚇するような仕草をしながら再び店の外に出ます。追いかけてきた店員と向き合い、争うような様子も。男の手元で光るのは刃物とみられます。
事件があったのは、福山市箕沖町のコンビニです。警察によりますと、午前3時ごろ、男が男性店員に、無言で刃物を突きつけました。店員が大きな声を出したところ、男は店から立ち去ったということです。
当時、店にいたのは、店員1人のみで、けがはなく奪われたものもありませんでした。
男は、刃物を持ったまま、バイクで現場から西に向かって逃走したとみられていて、上下とも黒色の服装で、黒い目出し帽を被っていたということです。
警察は強盗未遂事件として、逃げた男の行方を追っています。
4年前に当時中学2年生の男子生徒がいじめが原因で死亡した問題で、広島県呉市は男子生徒の家族らが市や当時生徒だった2人を提訴したことを明らかにしました。
【写真を見る】男子生徒(当時中2)がいじめ原因で死亡した問題で家族が提訴 呉市と生徒に1億870万円あまりの損害賠償を求める 広島
2021年1月、呉市に住む当時中学2年生の男子生徒が、JR呉線の踏切で列車と接触し死亡しました。
男子生徒の家族は、死亡の原因が学校でのいじめではないかと調査を依頼。有識者による調査委員会はおととし、男子生徒がほかの生徒から誹謗中傷や仲間はずれなどのいじめを受けていたと認定。生徒の死亡についても、「いじめとの関連性が認められる」と結論づけました。学校の対応についても「特段の対応を行った形跡が見当たらなかった」と問題視していました。
呉市によりますと訴えを起こしたのは、男子生徒の家族4人で、学校が適切な措置をとらず、生徒2人との関係性も悪化し、精神的に追い詰められたなどとし当時生徒の2人と呉市に、1億870万円あまりの損害賠償を求めているということです。
提訴を受け呉市は「訴状を精査して、適切に対応してまいります」とコメントしています。裁判は来月20日から始まる予定です。
ことし1月、広島県東広島市の住宅で親子3人の遺体が見つかった事件で、警察が、死亡した次男を殺人の疑いで書類送検しました。
【画像を見る】3人の遺体が発見された東広島市の住宅など
この事件は、1月14日、東広島市八本松南の住宅で、この家に住む71歳の父親と69歳の母親、32歳の次男の3人が遺体で見つかったものです。両親はそれぞれ1階と2階にあるベッドで仰向けの状態で、次男は2階の居室で首を吊った状態で見つかっていました。警察は10日、両親を殺害した殺人の疑いで、次男を容疑者死亡のまま書類送検したました。
室内に荒らされた様子はなく、第三者による侵入の形跡も見当たらないことなどから、警察は次男が両親を殺害したあと、自殺を図った可能性もあるとみて、捜査していました。
広島弁護士会の弁護士が業務上横領の疑いできょう送検されました。弁護士は着服した現金を個人的な用途で使っていたとみられてます。
【写真を見る】着服した現金を個人用途で使用か 弁護士(67)を業務上横領容疑で送検「信頼を著しく損なうもの」広島弁護士会の会長がコメント 広島
業務上横領の疑いで送検されたのは、広島弁護士会の弁護士、久行康夫容疑者(67)です。警察によりますと、久行容疑者は、広島家庭裁判所から県内に住む女性の成年後見人に選ばれ、財産を管理していましたが、女性の口座から現金400万円を出金して横領した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、久行容疑者は「今は言う気になれません」と供述しているということです。広島家庭裁判所の調査では、久行容疑者が約1億3000万円を着服していたということです。警察は、着服した現金は個人的な用途で使っていたとみて事件の詳しいいきさつを調べています。
広島弁護士会の藤川和俊会長は、今回の事件を受けて、「報道された内容が真実であるとすれば、弁護士に対する信頼を著しく損なうものであり、重大な事態であると極めて厳粛に受け止めております」とコメントしています。
山陽道上りで9日午後、大型トラックが燃える火事がありました。この影響で、一部区間で通行止めが続いています。
【画像を見る】大きく焼損した大型トラックなど
警察や消防などによりますと、午後3時15分ごろ、三原市の山陽道上りで大型トラックの運転手から「火が出ている」と通報がありました。消防車6台が消火にあたりおよそ1時間20分後に消し止められました。
この影響で上り線は本郷ICー三原久井IC間で、下り線は尾道ICー本郷IC間で通行止めとなりました。
警察によりますと、トラックの運転手は「タイヤがバーストして火が出た」などと説明しているということです。この火事によるけが人はいませんでした。
※情報を更新しています。
成年後見人として管理していた財産から400万円を横領したとして、弁護士の男が逮捕された事件で、警察は男が財産状況を偽造して家庭裁判所に報告していたとみて調べています。
【画像を見る】移送される久行容疑者など
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、広島弁護士会の弁護士、久行康夫容疑者(67)です。
警察によりますと、久行容疑者は、広島家庭裁判所から県内に住む女性の成年後見人に選ばれ、財産を管理していましたが、女性の口座から現金400万円を出金して横領した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、久行容疑者は「今は言う気になれません」と供述しているということです。
広島家庭裁判所の調査では、久行容疑者が約1億3000万円を横領していたとみられています。警察は、現金を着服したことが分からないように、久行容疑者が通帳の写しの金額を偽造して家庭裁判所に提出していたとみて、余罪などを調べています。