1日夕方から夜にかけて仙台市内で「電線から火花が出た」との通報が相次ぎました。けがをした人はいないということです。
1日午後5時50分頃、仙台市太白区長町4丁目で「電線から火花が出ている」と付近の人から消防に通報がありました。消防によりますと仙台市内では、午後5時過ぎから午後8時までに青葉区や宮城野区も含め同様の通報があわせて14件ありました。けがをした人はいないということです。
東北電力ネットワークによりますと、電線に付着していたほこりや塩分が雨によって電線の内部にしみ込み火花が出たとみられるということです。
市内では、およそ半月雨が降っていなかったため多くのほこりや塩分が電線に付着していたということで、東北電力ネットワークは雨が降り続けば洗い流され火花が出なくなると話しています。
1日夕方、宮城県柴田町の住宅で火事があり、現在も消防による消火活動が続いています。今のところ、けがをした人はいないということです。
【写真を見る】「家の中から煙が出ている」住人から通報 住宅火災で消防隊が消火活動中 けが人なし 宮城・柴田町
1日午後4時50分頃、宮城県柴田町船岡東3丁目で「住宅の中から煙が出ている」とこの家に住む人の家族から消防に通報がありました。
消防がポンプ車など7台を出して消火にあたっています。
今のところ、けがをした人はいないということです。火が出たのは、2階建て住宅とみられています。
1日夕方、柴田町で住宅3棟を焼く火事があり、そのうち火元の住宅は全焼しました。けがをした人はいませんでした。
1日午後4時50分頃、柴田町船岡東3丁目の無職・佐藤政典さん(70)方から火が出ました。
消防がポンプ車など8台を出して消火にあたり火は3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟が全焼しました。また、佐藤さんの住宅に隣接する住宅2棟にも延焼し、壁など一部が焼けたということです。
火が出た当時、佐藤さんは、自宅にいたということですが、逃げて無事で、この火事によるけが人はいませんでした、警察と消防が火が出た原因を調べています。
今年2月、銀行員を装って仙台市内に住む女性からキャッシュカードをだまし取り、現金150万円を引き出し盗んだとして17歳の少年が逮捕されました。
詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の17歳の少年です。
警察によりますと、少年は、今年2月6日、銀行員を装って仙台市太白区に住む70代の女性の自宅を訪れ「キャッシュカードを受け取る。カードは1週間後に届ける」とうそを言ってキャッシュカードをだまし取り、そのカードを使って仙台市内の銀行のATMから現金150万円を引き出し盗んだ疑いが持たれています。
少年が女性の自宅を訪れる前には、別の銀行員を名乗る者から女性の自宅に「還付金がある。カードを取り替える必要があるので経理の担当者を向かわせる」とうその電話があったということです。
少年は、特殊詐欺グループの「受け子」や「出し子」を担っていたとみられていて調べに対し、「仙台でこの様なことをしたのは間違いない」などと容疑を認めているということです。
警察が共犯者の行方や余罪についても詳しく調べています。
2025年5月から6月にかけて仙台市内に住む80代の女性が警察官を装った男に現金約4700万円をだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
【写真を見る】約4700万円の詐欺被害「調査のため現金をポストに入れて」80代女性が警察官を名乗る男に現金だましとられる 仙台
被害にあったのは仙台市若林区に住む無職の80代の女性です。
警察によりますと、2025年5月2日、女性の自宅に警察官を名乗る男から「あなたがマネーロンダリングに加担している疑いがある」などと電話がありました。
話を信用した女性が男の指示に従い、複数回にわたり自宅のポストに現金あわせて約4100万円を入れました。
女性が男に対して現金を預けたことを証明する書類などの発行を要求すると、別の警察官を名乗る男からだまされたふりをして金を渡すよう指示されました。
女性は、約600万円を公園のトイレ内に置き、だまし取られたということです。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
仙台駐屯地によりますと、処分を受けた仙台駐屯地に所属する東北方面広報支援隊の27歳の3等陸曹は、2024年11月1日から12月6日までの間、駐屯地内で複数回にわたり同僚2人の財布から現金を盗んでいたということです。
被害額は、合わせて13万円に上りました。
被害者の一人から相談があり駐屯地が調査したところ、3等陸曹の関与が発覚したということです。
駐屯地の調べに対し、3等陸曹は「遊ぶ金が欲しかった」と話し盗んだことを認めたということです。
仙台駐屯地は、29日付けで3等陸曹を懲戒免職としました。
東北方面後方支援隊の尼子将之隊長は「この様な事案が生起したことは極めて重く受け止めている」とし「二度とこの様なことが起きないよう全隊員に対し、指導教育を徹底していく」とコメントしています。
27日夜、宮城県石巻市内で木材などを置いていた物置1棟が全焼する火事がありました。
けがをした人はいませんでした。
【写真を見る】施錠された木造物置から出火 全焼するもけが人なし 宮城・石巻市
27日午後6時40分頃、石巻市桃生町新田(ものうちょうしんでん)で「小屋が燃えている」と近くに住む人から消防に通報がありました。
消防が、ポンプ車など8台を出して消火にあたり、火はおよそ1時間50分後に消し止められましたが、木造平屋建ての物置1棟が全焼しました。
けがをした人はいません。
警察によりますと物置には、主に木材が置いてあり、出入口は施錠されていたということです。
警察と消防は、きょう実況見分をして火が出た原因を詳しく調べます。
宮城県警察学校では4月に採用された初任科生など合わせて147人が在籍し、日々、警察官に必要な武道や知識の習得に励んでいます。
【写真を見る】めちゃくちゃ上手!?逮捕術や鑑識も 宮城県警察学校に玉置佑規キャスターが体験入校
報道記者たちが特別に参加し、犯人を取り押さえる逮捕術などを体験しました。
教官「しっかり狙った所に当てられるようにやっていきましょう!はい!」
逮捕術は、抵抗する犯人を素早く取り押さえるための武術で、警棒を使って訓練に励みます。
玉置佑規キャスター
「胴!胴!小手!小手!どうでしょう私の打ちは?」
警察学校生
「めちゃくちゃ上手だと思います。胴とかきれいだと思います」
続いて行われた鑑識の授業では車上荒らしや空き巣被害を想定し、車や玄関、金庫など犯人が触れた場所を調べます。
指紋を潰さないように優しくハケを当てていくと…。
粉が付着し浮かび上がった指紋を気泡が入らないよう慎重にシートで採取します。
警察学校生
「一番力を入れているのは逮捕術の授業。警察官にしかできないことなので、犯人を逮捕するとき、いざというときに使えるように一番力を入れて取り組んでいる」
警察学校生
「実践的な訓練も今後始まるので、そういった場面で積極的に行動していき、立派な警察官になれるように頑張っていきたい」
初任科生は短期課程6か月、長期課程は10か月間県警察学校で、学んだ後、県内の交番などに配属されるということです。
宮城県警察学校では2026年春に入学する学生の採用試験申し込みの受付が7月25日から始まっているそうです。
25日午後0時50分頃、仙台市宮城野区日の出町1丁目の工事現場で「作業員が転落した」と消防に通報がありました。
【写真を見る】「建設現場に穴があって落ちた」70歳男性作業員死亡 現場では高濃度の一酸化炭素の数値確認 仙台
警察によりますと、転落したのは利府町の会社員・越後勇さん(70)で病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。
また、一緒に作業していた40代の男性作業員が体調不良を訴え病院に運ばれました。
事故があったのは、市道の地下にある雨水幹線の工事現場で、警察によりますと内部から高濃度の一酸化炭素が検出されたということです。
仙台市によりますと、死亡した越後さんは、当時深さが約15メートルある穴の中で点検作業をしていて、ステップから足を滑らせて転落したとみられるということです。
警察が当時の状況を詳しく調べています。
26日午前、仙台市役所の職員の男性を蹴るなどして業務を妨害したとして、市内に住む74歳の男が現行犯逮捕されました。
公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、仙台市太白区茂ケ崎の無職の男(74)です。
警察によりますと男は、26日午前11時20分頃、仙台市役所で、30代の男性職員の大腿部を蹴るなどして業務を妨害した疑いが持たれています。
男はこの日、空き家関係の相談で市役所を訪れていて、その際にトラブルがあったものとみられています。
警察の調べに対し男は、「言い合いになったことは間違いないが、暴行はしていない」などと容疑を否認しています。
2022年、仙台市内の自宅アパートで知人男性を殺害し遺体を切断して埋めたなどの罪で懲役21年の判決を受けた女が23日、仙台高等裁判所に控訴しました。
【写真を見る】知人男性を殺害しチェーンソーで切断した遺体を砂浜に埋めた罪で懲役21年の判決を受けた女 仙台高等裁判所に控訴
住所不定、無職の山口優被告(33)は、2022年11月、仙台市青葉区の自宅アパートで交際相手の前田広樹被告(33)と共謀して、知人の佐藤大貴さん(当時22)の首を絞めて殺害したうえ遺体をチェーンソーで切断し、若林区荒浜の海岸に埋めたなどの罪に問われています。
仙台地裁は、7月10日山口被告に対し「被害者の抵抗も意に介さず首を絞め続けたことは相当悪質で一連の犯行から、被害者の人格や尊厳を軽視していたことは明らか」などとして懲役21年の判決を言い渡しました。検察側の求刑は懲役26年でした。
山口被告は、この判決を不服として23日、仙台高裁に控訴しました。この事件をめぐっては、前田被告が、2024年11月に懲役25年の判決を受けていて、すでに仙台高裁に控訴しています。
気仙沼市土木課道路整備係長の後藤文治容疑者(47)は、2023年7月に気仙沼市発注の5つの路線の設計業務の入札で、中央技術コンサルタンツ東北支店の支店長・清水康弘容疑者(51)に設計価格を伝え、不正に落札させた疑いで逮捕されています。
【写真を見る】気仙沼市官製談合 逮捕の市係長の男と業者の男 入札に関する情報交換か 宮城
市によりますと、後藤容疑者は入札に参加する業者と連絡を取り合う立場ではありませんでしたが、清水容疑者と今回の入札の前に繰り返し入札に関する情報交換をしていたとみられることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
後藤容疑者が係長になった2023年4月以降、清水容疑者の会社は、今回の容疑の他に設計業務など4件を落札していて、そのうち2件は最低制限価格と同額で落札していました。
警察が実態解明を急いでいます。
25日午後0時50分頃、仙台市宮城野区日の出町1丁目の工事現場で「作業員が転落した」と消防に通報がありました。
【写真を見る】「建設現場に穴があって落ちた」60代男性作業員死亡 現場では高濃度の一酸化炭素の数値確認 仙台
警察によりますと、転落したのは60代の男性作業員で病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。
また、一緒に作業していた40代の男性作業員が体調不良を訴え病院に運ばれました。
事故があったのは、市道の地下にある雨水幹線の工事現場で、警察によりますと内部から高濃度の一酸化炭素が検出されたということです。
60代男性は当時深さが約15メートルある穴の中で点検作業をしていて、ステップから足を滑らせて転落したとみられるということです。
警察が当時の状況を詳しく調べています。
気仙沼市が発注した道路工事の設計業務を巡る官製談合事件で設計価格を漏らして不正に落札させた疑いで逮捕された市職員が容疑を認めていることがわかりました。
【写真を見る】気仙沼市官製談合事件 逮捕の職員が容疑認める 道路工事の設計業務の入札めぐり設計価格漏らし落札させた疑い
この事件はおととし7月、気仙沼市土木課道路整備係長の後藤文治(ごとう・ふみはる)容疑者(47)が、気仙沼市が発注した5つの路線の設計業務の入札で中央技術コンサルタンツ東北支店の支店長清水康弘(しみず・やすひろ)容疑者(51)に設計価格を伝え不正に落札させた疑いで逮捕されたものです。
警察は捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていませんでしたが、その後の捜査関係者への取材で、後藤容疑者が容疑を認めていることが新たに分かりました。
気仙沼市によりますと後藤容疑者が係長になったおととし4月以降、清水容疑者の会社は今回の容疑も含め、あわせて5件の設計業務などを落札していて、警察が実態解明を進めています。
24日朝、宮城県栗原市で木造住宅と納屋を焼く火事がありました。近所の人によりますと、出火した家の住民が、モバイルバッテリーから火が出たと話していたということです。
【写真を見る】“モバイルバッテリー”から出火か 木造住宅と納屋を全焼する火事 けが人なし 宮城・栗原市
24日午前7時15分頃、宮城県栗原市瀬峰横森前の住宅で「2階から火が出た」と住民から消防に通報がありました。
消防がポンプ車など15台を出して消火にあたり、火は約2時間50分後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟と近くの納屋が焼けました。出火当時、家にいた人はすぐに全員逃げてけがをした人はいませんでした。
近くの住民によりますと、この家の住人が「モバイルバッテリーから火が出た」と話していたということで、警察と消防が火が出た原因を調べています。
特殊詐欺の被害にあったのは川崎町の無職の60代の男性です。
警察によりますと先月17日、男性のもとに宅配業者を名乗る人物から電話があり、「あなたの名前でお金が送られている」「勝手に名前を使われているかもしれない。被害届を提出したほうがいい」などと、うその電話がありました。
その後、北海道警察所属の警察官を名乗る人物に電話が繋がれ、SNS上で連絡を取るよう指示されたということです。
男性はそこで「現金を預かって番号を照合すれば無罪を証明できる」「あるだけの現金をポストに入れておいてほしい」などと言われ、話を信じた男性は自宅のポストに現金380万円を入れたということです。現金はその日のうちに持ち去られていました。
今月23日になって、不審に思った男性が北海道の警察署に連絡し、その警察官の名前を伝えたところ、その人物は実在しないことがわかり、被害が発覚しました。
警察が特殊詐欺事件として調べを進めています。
恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは大和町吉岡南2丁目の会社員の男(32)です。
警察によりますと男は23日午前11時20分頃、仙台市泉区の80代の女性の自宅に押しかけ「金を出せ」などと言って現金を脅し取ろうとした疑いが持たれています。
恐怖を感じた女性は自宅から逃げ、けがはなく、その後女性からの通報を受けて警察官が駆けつけましたが、すでに男の姿はありませんでした。
その後、周辺の防犯カメラなどを調べ付近を捜索していたところ、男を発見し、逮捕に至ったということです。
男は仕事を通じて女性を一方的に知っていたとみられ、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察が犯行の動機について調べています。
宮城海上保安部によりますと21日午前11時20分頃、仙台市宮城野区の向洋海浜公園の沖合で「サーフィンをしていた男性が溺れている」と118番通報がありました。
【写真を見る】50m沖合でサーフィンをしていた63歳男性が溺れ死亡 仙台港
溺れたのは、仙台市青葉区の高山正敏さん(63)で、サーファー仲間に沖合50メートルから砂浜まで救助され、その後、仙台市内の病院に運ばれましたが、死亡しました。
高山さんは、複数人で公園を訪れていましたが、溺れる直前は沖合で1人でサーフィンをしていたということです。
宮城海上保安部が当時の状況を詳しく調べています。
21日午後、宮城県石巻市内の無線中継所の鉄塔で塗装などの作業をしていた男性が転落して宙づりになり死亡しました。
【写真を見る】「作業員が鉄塔から落ちて宙吊りになっている」中継所の鉄塔から81歳作業員の男性が落下し死亡 宮城・石巻市
21日午後1時半頃、宮城県石巻市鮎川浜の駒ヶ峰無線中継所で、「作業員が鉄塔から落ちて宙づりになっている」と消防に通報がありました。
この事故で、鉄塔から転落した仙台市青葉区北根黒松の無職・佐藤雄孝さん(81)が、約2時間後に救助され、仙台市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、佐藤さんは鉄塔の整備作業を請け負った業者から依頼され、3人で船舶用の無線中継所の鉄塔のさび落としや塗装などの作業にあたっていたということです。
佐藤さんは、腰にハーネスを着けていて、高さ約12mの場所から下りる際に足を滑らせて転落したとみられ、宙づりになったということです。
警察が佐藤さんの死因や当時の状況を詳しく調べています。
警察によりますと、住所不定・無職の尾形孝史容疑者(36)は、2025年2月26日午後7時頃から27日午前4時45分頃までの間、仙台市宮城野区にある駐車場に停めてあった仙台市青葉区の20代男性が所有する乗用車から作業服などが入ったリュックサック1個時価1万円相当を盗んだうえ、車に火を放って燃やした窃盗と放火の疑いで逮捕されました。
警察が防犯カメラなどの捜査から尾形容疑者の犯行を割り出し逮捕しました。
警察によりますと、尾形容疑者は、停めてある車から金品などを盗む車上荒らしの常習犯とみられるということです。
取り調べに対し、尾形容疑者は、「間違いない」と容疑を認めていて警察が火を放った理由など事件の詳しい経緯について調べを進めています。
2024年5月、宮城県富谷市内の国道で酒気帯び運転をしたとして現行犯逮捕された自衛官が、停職5か月の懲戒処分を受けました。
【写真を見る】酒気帯び運転の疑いで2024年に逮捕された自衛官 停職5か月の懲戒処分 陸上自衛隊大和駐屯地
停職5か月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊大和駐屯地の第6偵察隊に所属する50歳の1等陸曹の男性です。
警察などによりますと、1等陸曹は、2024年5月15日、富谷市内の国道で酒気帯び運転をした上、追突事故を起こし現行犯逮捕されていました。
18日夜、宮城県石巻市内の農道で道路を歩いていた男性が乗用車にはねられ死亡しました。
18日午後8時半頃、石巻市和渕の農道で道路を歩いていた男性が西に向かって走ってきた乗用車にはねられました。
はねられたのは、石巻市新館1丁目の無職・三浦實さん(88)で、道路脇の側溝に転落し病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて死亡が確認されました。
警察は、乗用車を運転していた石巻市前谷地の38歳の会社員の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。取り調べに対し容疑を認めているということです。
現場は片側1車線の見通しの良い直線道路で、警察が事故の原因を調べています。
宮城県東松島市の漁港で、17日釣りに出掛けた女性が行方不明となり、遺体で発見されました。
【写真を見る】行方不明の35歳女性の釣り人が遺体で発見される 海に転落したか 宮城・東松島市
宮城海上保安部は海に転落したとみて調べています。
遺体で発見されたのは宮城県石巻市真野小島の派遣社員・清水友紀さん(35)です。
17日午後7時ごろ、清水さんの夫から「東松島市の室浜(むろはま)漁港へ釣りに行った妻の行方が分からない」と警察に通報がありました。
警察や宮城海上保安部が付近を捜索したところ、18日午前8時半頃、野蒜(のびる)海岸の沖合を漁船で航行していたの漁師が遺体を発見し、その後、清水さんと確認されました。
清水さんは17日午後4時頃まで室浜漁港で釣りをしていたことが分かっていて、宮城海上保安部は清水さんが海に転落したとみて調べています。
17日夜、宮城県白石市内で住宅の1部屋が燃える火事がありました。この火事で、この家に住む女性1人が一時、意識不明となりました。
【写真を見る】“手や顔にやけど”63歳女性が一時、意識不明に 木造2階建て住宅の1部屋を焼く火事 宮城・白石市
17日午後11時20分ごろ、白石市福岡長袋の石川あきみさん(63)方から火が出ていると、近所の人から消防に通報がありました。
消防が、ポンプ車など消防車両7台を出して消火ににあたり、火は約1時間ほどで消し止められました。
警察によりますと、この火事で木造2階建て住宅の1階の居間が焼け、部屋にいた石川さんが手や顔などにやけどをして意識不明の状態で病院に搬送されました。
その後、意識は戻ったということです。
警察と消防が、火が出た原因を調べています。
宮城県石巻市の繁華街の飲食店で当時13歳だった女子中学生に接客させ、さらに酒も飲ませていたとして、経営者の男女2人が逮捕されました。この飲食店は、風俗営業の許可もとっていませんでした。
風営法違反・児童福祉法違反などの疑いで逮捕されたのは、宮城県石巻市立町2丁目の飲食店「Noah‘s」の経営者の28歳の女と29歳の男の2人です。
警察によりますと、2人は、風俗営業の許可を得ずに2025年4月5日から5月24日までの間に女性従業員や当時13歳だった中学生の少女に接客をさせ、さらに、その中学生の少女に酒を提供した疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は「無許可営業や少女が13歳だったことも知っていた」と容疑を認めていますが、女は、「無許可営業だったが、少女の年齢は、19歳だと認識していた」と一部容疑を否認しています。
2025年5月に「未成年を働かせている店がある」と情報提供を受け、警察が捜査を進めていたということです。
警察によりますと、仙台市青葉区台原5丁目の60歳無職の男は7月11日午前6時頃、自宅近くの店のシャッターに貼られた参院選の候補者のポスター1枚を燃やし、選挙の自由を妨害した公職選挙法違反の疑いが持たれています。
取り調べに対し、男は「おれ、やってないです」と容疑を否認しています。
警察は、周辺の防犯カメラなどから男を特定して自宅を家宅捜索し、複数のライターなどを押収しました。
7月7日朝にも同じ場所で選挙ポスターが焼けたほか、12日朝には500mほど離れたゴミ集積所で新聞紙などが焼けたのが見つかっていて、警察は、男に余罪があるとみて調べています。
2023年、宮城県の気仙沼市が発注した道路工事の設計の入札を巡り、設計価格を仙台市のコンサルタント会社に漏らし不正に落札させたとして気仙沼市の職員が逮捕されました。
【写真を見る】気仙沼市職員がコンサルタント会社の男に道路設計の入札価格漏らした疑いで逮捕 警察は捜査に支障出るとして認否明らかにせず 宮城
官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、気仙沼市土木課の道路整備係長後藤文治容疑者(47)と、仙台市にある中央技術コンサルタンツ東北支店長の清水康弘容疑者(51)です。
警察によりますと、後藤容疑者は2023年7月に気仙沼市が発注した田中百目木線(たなかどうめきせん)など5つの道路の設計業務の入札をめぐり設計価格を清水容疑者に漏らし不正に落札させた疑いが持たれています。
この入札には3社が参加し、中央技術コンサルタンツが741万円で落札したということです。
警察は、捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていませんが、気仙沼市役所などを家宅捜索し、事件の詳しい経緯を調べています。