6月、兵庫県尼崎市の男性(当時23歳)が連れ去られた後に暴行を受けて死亡した事件で、遺体を運ぶのに使った車を自動車販売会社まで運ばせて証拠隠滅したとして暴力団関係者の男(29)が逮捕されました。
住所不定・自営業の根本玲志容疑者(29)はことし6月、男性(当時23歳)が尼崎市の路上で連れ去られ暴行を受け死亡した事件で、男性の遺体を遺棄するために使われた車を大阪府柏原市にある自動車販売会社まで運ばせて証拠を隠滅した疑いがもたれています。
根本容疑者は事件後に海外へ出国し、関西空港に帰国したところを逮捕されました。
警察は根本容疑者の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、根本容疑者は死体遺棄の疑いなどですでに逮捕されている指定暴力団山口組系「兼一会」幹部の徳重流星容疑者(33)らと接点があり、暴力団関係者とみられます。
この事件をめぐっては、暴力団関係者ら12人が逮捕されていて、うち3人が傷害致死の罪で起訴されています。
自称「占い師」の元信者に、有罪判決です。
滝谷奈織被告(59)は2020年、和歌山県の海で自称「占い師」の浜田淑恵被告(63)が男性2人に自殺をそそのかしたとされる事件で、自殺を助けたほう助の罪に問われています。
これまでの裁判で滝谷被告は起訴内容を認め、「私は亡くなった2人と同じ立場で、浜田さんの指示に従った」などと述べていました。
判決で大阪地裁は「(被害者らと)互いの手首をマイクコードで結ぶなど、犯行に果たした役割は軽く見ることはできない」としながらも、「被害者と同じく浜田被告に従属していた」として、滝谷被告に懲役2年・執行猶予4年を言い渡しました。
浜田被告の初公判は12月17日に開かれる予定です。
日本産の牛肉を香港に不正に輸出したとして兵庫県警は23日、大阪の食品販売会社社長の男を逮捕しました。
男は総額54億円分の国産牛肉を不正に輸出したとみられます。
関税法違反と家畜伝染病予防法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府堺市にある食品販売会社「嘉盛インターナショナル」の社長・工藤勝徳容疑者(48)です。
工藤容疑者は2023年8月、冷凍の国産牛肉約7.4トン、約4860万円分をタジキスタンに輸出すると虚偽の申告をし、必要な検査や証明書の交付を受けず、不正に香港へ輸出した疑いがもたれています。
警察によりますと、香港に牛肉を輸出する場合、厚労省が認定した施設での解体・加工が必要となるなど、条件が厳しいため手間とコストを抑えようと、輸出先を偽ったとみられるということです。
また警察は工藤容疑者が去年までの5年間で、同様の方法でおよそ100回に渡りあわせて約850トン、総額54億円分の冷凍の国産牛肉を香港に不正輸出したとみて調べています。
警察は工藤容疑者の認否を明らかにしておらず、牛肉の入手経路などを詳しく捜査しています。
犯罪捜査を装って得た個人情報を漏えいしたなどとして、大阪府警の警察官の男らが逮捕された事件で、男が、数年前から情報漏洩を続けていたと供述していたことが分かりました。
大阪府警の警部補・草川亮央容疑者(56)は1月から2月、犯罪捜査を装って金融機関に文書を提出して個人の口座情報を開示させ、以前に大阪府警で同僚だった行政書士の道沢正克容疑者(68)に漏えいした疑いが持たれています。
2人は、知能犯事件を扱う捜査2課で接点があったとみられ、草川容疑者は容疑を認め、道沢容疑者は一部否認しているということです。
その後の捜査関係者への取材で、草川容疑者が逮捕前の任意の調べに対し「数年前から(道沢容疑者に)依頼されて情報を伝えていた」と供述していたことが分かりました。
警察は余罪の捜査を進めています。
26日朝、滋賀県彦根市で、軽自動車が道路横の電柱にぶつかり、乗っていた10代の女性2人が死亡し、運転していた20歳の男性が重傷です。
26日午前6時50分ごろ、彦根市堀町の片側1車線の市道で、南に進んでいた軽自動車が道路から外れて、電柱と衝突。軽自動車は大破しました。
警察によりますと、軽自動車は20歳の男性が運転し、19歳の女性と18歳の女性が乗っていて女性2人が死亡しました。男性は重傷です。
当時、現場では断続的に雨が降っていたといい、警察が事故の原因を調べています。
犯罪捜査に役立てる名目で金融機関から取得した個人の口座情報を、知人の元警察官に漏らしたとして、大阪府警の警部補が逮捕されました。
地方公務員法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府警羽曳野署に勤務する警部補、草川亮央容疑者(56)と、元警察官で行政書士の道沢正克容疑者(68)です。
警察によりますと、草川容疑者は今年1月から2月、道沢容疑者が営む行政書士事務所で特定の人物の口座情報を取得するよう依頼を受け、捜査で不必要な書類を作成して金融機関から情報を不正入手し、道沢容疑者に漏えいした疑いが持たれています。
警察の調べに対して草川容疑者は容疑を認め、道沢容疑者は一部否認しているということです。
警察によりますと、2人はかつて詐欺や汚職事件を捜査する大阪府警捜査2課で同時期に勤務していたということで、他にも余罪がないか捜査を進めています。
90代女性が施設で全身やけど。その後死亡していることがわかりました。
大阪市によりますと、生野区の介護老人保健施設で8月、職員が入所者の90代女性を入浴させた際、女性が「熱い」と声を上げたということです。
女性は胸から足までが赤くなっていたため病院に搬送されましたが、先月17日に死亡が確認されました。
当時、給湯器の温度設定は60度になっていたということです。
この事故の2日前に別の職員が、消毒のため温度設定を60度にしていましたが、入浴させた職員はお湯の温度を確認していなかったということです。
警察が業務上過失致死の疑いを視野に捜査しています。
施設側はABCテレビの取材に対し「お答えしかねる」と回答しています。
大阪府警の現職警察官と元警察官の男2人が逮捕されたました。
捜査で必要な個人情報を取得する際の手続きを悪用し、口座情報を不正に取得したとみられます。
地方公務員法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府警羽曳野署の警部補・草川亮央容疑者(56)と、奈良県大淀町に住む元大阪府警警察官の道沢正克容疑者(68)です。
捜査関係者によりますと、草川容疑者は犯罪捜査に必要な情報を行政機関や企業などから収集する際に必要な「捜査関係事項照会書」を、業務に関係がないのに作成して上司の決裁を受けるなどし、不正に得た個人の口座情報を道沢容疑者に漏えいした疑いなどが持たれています。
道沢容疑者は、詐欺や汚職事件を手がける捜査二課での勤務経験が長く、退職後は行政書士事務所や、調査・探偵業務の会社を設立していました。
草川容疑者も元捜査二課員だったということで、警察は、道沢容疑者が自身の業務に必要な個人情報を、後輩の草川容疑者に取得させていたとみて調べています。
元勤務先から借りた車を退職後も返還しなかったとして、滋賀県湖南市に住む52歳の無職の男が逮捕されました。
22日、横領の疑いで逮捕されたのは、湖南市に住む52歳の無職の男です。
男は湖南市にある派遣会社で勤務していた際に、派遣会社の社長から借りた同社所有の軽四乗用自動車を退職後も返還しなかった横領の疑いがもたれています。
警察によりますと、男は7月20日に派遣会社を退職した後、社長から10月2日までは車両を使用する許可を得ていましたが、期日を過ぎても返却しなかったため、社長が10月7日に警察に被害届を出したということです。
きょう22日時点でまだ車を返却していません。
警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めています。
20代の女性患者に薬のようなものを投与し、性的暴行を加えたとして、兵庫県尼崎市にあるクリニック院長の男が逮捕されました。
22日、準強制性交の疑いで逮捕されたのは、尼崎市にある耳鼻咽喉科「瀬尾クリニック」の院長、瀬尾達容疑者(63)です。
瀬尾容疑者は2020年11月、自身が院長を務めるクリニック内で当時28歳の女性患者に薬のようなものを投与し、抵抗できない状態にして性的暴行を加えた疑いがもたれています。
警察によりますと、瀬尾容疑者は7月、別の事件で逮捕され、瀬尾容疑者の自宅の家宅捜索や関係者への聞き取りなどから今回の事件が浮上したということです。
瀬尾容疑者は調べに対し、「今は思い出せません」と供述しているということです。
警察は余罪がないか慎重に捜査を進めています。
大阪府枚方市の集合住宅で22日朝、男が住人の女性に刃物を突きつけるなどして立てこもりました。
説得を続けていた警察は、およそ14時間後に突入して女性を無事に保護し、男を逮捕しました。
22日午前8時過ぎ、窃盗事件の捜査で大阪府警の捜査員が枚方市桜町にある集合住宅の一室を訪ねたところ、室内にいた男が40代の女性に刃物を突きつけながら「刺してしまうぞ」と叫び、立てこもりました。
捜査1課特殊班などが出動し、男に対して女性を解放するよう説得を続け、およそ14時間後の22日午後10時50分頃、捜査員らがベランダや玄関から室内に突入。
女性を無事に保護しました。
監禁の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居・職業不詳の末次透容疑者(48)で、逮捕後は黙秘しているということです。
女性にけがはないとみられます。
現場は京阪電車・枚方公園駅からおよそ350メートル西の住宅街で、一帯は広範囲に規制されるなどして騒然としました。
神戸市北区の高校2年・堤将太さん(当時16歳)は2010年、当時17歳だった男にナイフで殺害されました。
男は21日付けで、懲役18年の判決が確定しています。
堤さんの遺族は男と両親に対し、あわせて1億4800万円あまりの賠償を求めていて、両親については「監督責任を怠った」などとしています。
21日行われた尋問で男の父親は「堤さんを刺したかもしれない」という報告を受けた際に、どう思ったか問われると「頭の中が混乱しているのではないかと思った」「犯人ではないと思った」などと答えました。
(話:堤将太さんの父・敏さん)
「真実は語られなかったというのが、今の私の感想です」
2022年に奈良市で安倍元総理が銃撃された事件で、殺人などの罪に問われている山上徹也被告(45)の裁判を前に、証拠や争点を絞り込む第9回の公判前整理手続きが21日奈良地裁で開かれ、山上被告も出席しました。
公判をめぐっては、山上被告の母親が多額の献金をしていた旧統一教会=世界平和統一家庭連合が事件に与えた影響について、どの程度、審理するかが焦点となっていました。
弁護側によりますと、請求していた証人を裁判所が全て採用したということで、被告の母親への尋問も認められたとみられます。
弁護側は28日の初公判で、殺人罪については争わない方針です。
判決は来年1月21日に言い渡されます。
勤務先の障害者福祉施設で入所者の男性を殺害しようと考え、包丁1本を所持していたとして、介護施設職員の70歳の男が逮捕されました。
殺人予備と銃刀法違反の疑いで21日に逮捕されたのは、彦根市東沼波町に住む介護施設職員の男(70)です。
男(70)は9月13日午前6時すぎ、東近江市にある勤務先の障害者福祉施設で入所者の男性(44)を殺害しようと考え、包丁1本を所持した疑いが持たれています。
警察によりますと、男(70)が入所者の男性(44)を介助していた際、男のポケットに包丁が入っていることを他の職員が見つけたということです。
包丁は、刃の長さが約13センチで、施設内のものでした。
介護職員の男(70)は警察の調べに対し、「事実はちがいます」と容疑を否認しています。
20日夕方、兵庫県佐用町の住宅で、車で帰宅した女性が駐車場付近にいた1歳の息子をはねました。
息子は病院に搬送されましたがその後、死亡しました。
20日午後6時すぎ、佐用町本郷の住宅で、帰宅して普通乗用車を駐車場に止めようとした女性(40)が、近くにいた三男(1)をはねました。
三男は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
女性は当時、長男(6)を車に乗せて帰宅する途中で、死亡した三男は祖母とともに自宅にいたということです。
女性は警察に対し、「車の右の前輪が木に乗り上げるような感触がした」と説明していて、警察が当時の詳しい状況を調べています。
20日夕方、兵庫県佐用町の住宅で、車で帰宅した女性が駐車場付近にいた1歳の息子をはねました。息子は意識不明の状態で病院に搬送されました。
20日午後6時すぎ、佐用町本郷の住宅で、帰宅して普通乗用車を駐車場に止めようとした女性(40)が、近くにいた三男(1)をはねました。
三男は意識不明の状態で病院に搬送され、治療を受けています。
女性は当時、長男(6)を車に乗せて帰宅する途中で、はねられた三男は祖母とともに自宅にいたということです。
女性は警察に対し、「車の右の前輪が木に乗り上げるような感触がした」と説明していて、警察が当時の詳しい状況を調べています。
営業が禁じられている区域のマンションで、店舗型性風俗店を営業したとして、経営者の男ら3人が逮捕されました。
風営法違反(禁止地域営業)の疑いで逮捕されたのは、大阪市都島区にあるメンズエステ店「月のうさぎ」の経営者冨岡竹明容疑者(47)ら男3人です。
冨岡容疑者らは、昨年12月から、今年7月までの間、営業禁止区域に設定されている都島区や中央区のマンションの一室で、性風俗店を営業した疑いが持たれています。
警察は3人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、冨岡容疑者らは府内にある10カ所のマンションで約60部屋を借りて、営業していたということです。
冨岡容疑者らは月に約5000万円を売り上げていたとみられ、警察が詳しい営業実態を調べています。
大阪府門真市の建物内で20日午後、性別や年齢が分からない1人の白骨遺体が見つかりました。
警察が遺体の身元の確認などを進めています。
20日午後2時過ぎ、門真市三ツ島の鉄工所の事務所跡地で「室内に人の足のような骨が2本ある」と男性から110番通報がありました。
警察が駆けつけたところ、長期間使われていなかった事務所の2階で、布団の上に仰向けになった白骨遺体が見つかりました。
付近にはコップやラジオ、本などがあり、生活の場所として建物が使われていた様子があるということです。
警察は遺体の身元の確認などを進める予定です。
「白タク」で死亡事故を起こしたとして、中国籍の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、中国籍の斉宏宇容疑者(26)です。
警察によりますと、斉容疑者は先月30日、和歌山市内で中国人観光客7人を車に乗せ那智勝浦へ向かう途中、新宮市の国道168号でセンターラインを越えトラックと正面衝突し、乗せていた60歳の女性を死亡させた疑いがもたれています。
斉容疑者は、営業許可を受けていない、いわゆる「白タク」で違法に観光客を運んでいた疑いももたれています。
警察の調べに対し、斉容疑者は「報酬をもらう予定が無かったので白タクにはならない」と、容疑を一部否認しています。
一方、警察によると料金は事前に決済されていたということです。
20日午前8時ごろ、奈良県橿原市城殿町で「家からけむりが出ている。瓦のあいだからけむりが噴出している」と通行人から119番通報がありました。
警察と消防によりますと、火は約5時間半後に消し止められましたが、木造瓦葺2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から3人の遺体が見つかりました。
遺体はいずれも台所付近で見つかり、仰向けで倒れていたとみられるということです。
また、通報した通行人が玄関の扉を開けようとしましたが鍵がかかっていたということです。
この住宅に住む80代の女性と50代の娘2人の合わせて3人と連絡が取れておらず、警察は遺体の身元確認や出火原因などを調べています。
兵庫県三田市にある勤務先の介護老人保健施設で、トイレにボールペン型のカメラを設置し同僚の女性職員を撮影したとして、介護士の39歳の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、神戸市北区に住む介護士の星加陽平容疑者(39)です。
星加容疑者は、15日午後11時ごろ、三田市にある勤務先の介護老人保健施設の男女兼用トイレで、ボールペン型のカメラ1台を設置し、同僚の女性職員を盗撮した疑いが持たれています。
女性職員が便座の後ろの棚にレンズ付きのペンがあることに気付き、別の職員を通じて警察に相談しました。
警察によりますと、女性職員は自身がトイレから出た直後に、「こんなところにペンがあったんや」とボールペン型のカメラを回収する星加容疑者を見たと話しているということです。
星加容疑者は、警察の調べに対し、「盗撮したことに間違いありません」と容疑を認めています。
警察は、押収したスマートフォンなどに同様の動画を確認していて、余罪があるとみて調べています。
徳島県警の警察官(47)が接近禁止などの命令が出ていた元妻に対して、電話やメールの送信をあわせて20回行ったとして、逮捕されました。
DV防止法違反の疑いで逮捕されたのは、徳島県警板野警察署の交通課・巡査部長、岩本慎也容疑者です。
警察によりますと、岩本容疑者は去年11月、40代の妻に対する暴力が原因で、徳島地裁から接近禁止などの命令を受けていました。
その後、岩本容疑者は離婚しましたが、ことし9月18日にこの元妻に対して、命令で禁止されている電話やメールなどを20回にわたり繰り返したということです。
岩本容疑者は容疑を認めているということです。
県警は「現職の警察官がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾。再発防止に努める」としています。
兵庫県教育委員会は21日、電車待ちの列で女性のスカート内を盗撮したとして逮捕された小学校教師の男を懲戒免職の処分にしたと発表しました。
県教委によりますと、淡路市立小学校に勤務する教師の男(47)は8月、阪神電鉄尼崎駅のホームで、電車待ちの列に並んでいた女性のスカート内に後ろからスマートフォンを差し入れて撮影したということです。
教師は、性的姿態等撮影の疑いで現行犯逮捕されています。
教師は、県教委の聞き取りに対して「児童にルールを守るよう話している教員という立場でこのようなことをしてしまい、お詫びのしようがない」と話し、さらに「およそ5年前から商業施設などで盗撮を数百回した」などと説明したということです。
県教委は、教師を懲戒免職の処分にしました。
県教委は「非違行為防止の周知徹底をはかり再発防止に努める」とコメントしています。
大阪府富田林市の市立中学校に勤務する35歳の教師の男が女子中学生に性的な映像を送るよう要求した疑いで逮捕されました。
逮捕された富田林市立の中学校教師・田中直人容疑者(35)は7月5日午後4時ごろ、神奈川県内に住む中学1年の女子生徒(12)に性的な映像を送るよう要求した疑いが持たれています。
警察によりますと、2人に面識はなく、スマホのアプリで知り合いラインを交換し、やりとりする中で性的な映像を要求したとみられています。田中容疑者は、警察の調べに容疑を認めています。
大阪府教育委員会は「今後調査を進め、不適切な行為が確認された場合は厳正に対処する」とコメントしています。
20日朝、奈良県橿原市の住宅で火事があり、この住宅に住む親子3人と連絡が取れていません。
午前8時ごろ、橿原市城殿町の2階建て住宅で「家のほうから黒煙が出ている」と通行人から119番通報がありました。
消防によりますと、消防車12台が出動し約2時間後に火はほぼ消し止められ、住宅は全焼しました。
周辺への燃え広がりはないということです。
住宅には80代の女性と50代の娘2人の3人が住んでいて、今のところ連絡が取れていないということです。
住宅の敷地には自動車が1台あり、警察と消防は3人が住宅内に残っているのか調べを進めています。
兵庫県は20日、20代の女性にわいせつな行為をしたとして逮捕された職員など、2人を減給や停職とする懲戒処分を発表しました。
県によりますと、但馬県民局に勤務する男性職員(55)は6月、神戸市中央区の路上ですれ違いざまに客引きの20代の女性の尻を触った不同意わいせつの疑いで逮捕され、その後、示談が成立し不起訴処分になったということです。
県は男性職員について、反省していることなども踏まえて、20日付で減給10分の1(3カ月)の処分としました。
このほか、但馬県民局の別の男性職員(52)は、4月に鳥取市内のガソリンスタンドで、無人洗車機に残っていた前の利用者の釣り銭9000円を盗んだとして書類送検され、その後、起訴猶予の処分になったということです。
男性職員は県の聞き取りに対し、「魔が差してやってしまった。県民に対し、大変申し訳ない」と話したといい、県は男性職員を3カ月の停職処分としました。
人事課は「県政の推進に職員一丸となって取り組んでいるなか、極めて遺憾で県民にお詫び申し上げる」としています。
兵庫県姫路市で20日午前、不動産会社の事務所と隣接する住宅、あわせて2棟が全焼する火事がありました。けが人はいません。
20日午前7時50分ごろ、姫路市北条宮の町の不動産会社の事務所で、この会社を経営する男性から「火事です」と消防に通報がありました。
消防車11台が出動し、約2時間半後にほぼ火は消し止められましたが、会社の事務所と、隣接する住宅の2棟、あわせて280平方メートルが全焼したということです。けが人はいませんでした。
警察によりますと、通報した男性が聞き取りに対し、「カレーせんべいをオーブントースターで乾燥させようとしていたら、トースターから火が出て、水をかけたら火が消えた。大丈夫だと思い、離れて作業をしていたら煙が見え、オーブントースター近くの段ボールが燃えていて間に合わなかった」と話しているということです。
警察と消防が、出火当時の状況を詳しく調べています。
20日午前、徳島大学大学院の研究棟で、男性が死亡しているのが見つかりました。
警察は事故の可能性が高いとみて調べています。
20日午前11時ごろ、徳島大学大学院薬学研究科の研究棟の1階にある試料調整室の低温培養室で「20代くらいの男性が意識呼吸無しの状態で倒れています。出血があります」と学校の関係者から119番通報がありました。
警察や大学などによりますと、この部屋は、薬品の保管や管理に使われている室温が低い部屋で、男性を発見した時は、施錠されていたということです。
男性は大学の関係者の20代とみられ、口から血を流してうつぶせの状態で倒れていて、現場で死亡が確認されました。
警察は、男性に外傷が無いことなどから、事故の可能性が高いとみて男性が亡くなった詳しい経緯を調べています。
先月末、和歌山県新宮市の国道で、いわゆる白タク営業で客を乗せ事故を起こし、女性1人を死なせたとして20日、中国籍の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、中国籍で大阪市西成区の小売業・斉宏宇容疑者(26)です。
警察によりますと、斉容疑者は先月30日、和歌山市内で自らが所有する車に中国人観光客7人を乗せ、那智勝浦へ向かう途中、和歌山県新宮市の国道168号でセンターラインを越えトラックと正面衝突し、乗せていた中国人の60歳の女性を死亡させた疑いがもたれています。
斉容疑者は、タクシーの営業許可を受けていない、いわゆる「白タク」で違法に有償で観光客を運んでいた疑いももたれています。
斉容疑者自身も事故で骨折して入院し、警察は20日、退院した斉容疑者を逮捕しました。
斉容疑者は警察の調べに対し「報酬をもらう予定が無かったので白タクにはならない」と一部、容疑を否認しています。
一方、警察の捜査で乗車料金は事前に決済されていたことが明らかになっているといい、警察は、斉容疑者が以前から白タク営業を行っていたとみて捜査しています。
20日朝、奈良県橿原市の住宅で起きた火事で、焼け跡から3人の遺体が見つかりました。
この住宅に住む親子3人と連絡が取れていません。
20日午前8時ごろ橿原市城殿町の2階建て住宅で「家のほうから黒煙が出ている」と通行人から119番通報がありました。
警察と消防によりますと、約5時間半後に火は消し止められましたが住宅は全焼し、焼け跡から性別のわからない3人の遺体が見つかったということです。
この住宅に住む80代の女性と50代の娘2人の3人と連絡が取れておらず、警察は遺体の身元確認や出火原因などを調べています。
19日、神戸市西区のコンビニエンスストアで、小学生の女児の下半身を触ったとして、ベトナム国籍の男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍で建設作業員の男(40)です。
警察によりますと、男は19日午後5時30分ごろ、神戸市西区のコンビニで、小学生の女児(11)の下半身を服の上から触った疑いがもたれています。
女児の母親から「娘が下半身を触られた」と警察に通報があり、警察が防犯カメラの映像などを捜査し、コンビニから数百メートル離れた路上で座り込む男を職務質問し逮捕しました。
男は職務質問の際に酒に酔っていたといい、警察の調べに対し、「このような行為はしていません」と容疑を否認しています。
警察が当時の状況や余罪について、調べを進めています。
大阪市西成区で先月、男性が刃物で刺された事件で、警察は近所に住む男を殺人未遂の疑いで再逮捕しました。
無職の先谷隆男容疑者(78)は先月26日の午前0時50分ごろ、西成区の路上で男性(78)の腹部を刃物で刺して殺害しようとした殺人未遂の疑いが持たれています。
男性は内蔵を損傷するなどして病院に搬送されましたが、命に別状はありませんでした。
警察によりますと、2人に面識はなかったとみられ、調べに対し、先谷容疑者は容疑を否認しているということです。
先谷容疑者は同じ日に、別の男性を自転車用の空気入れで殴った疑いで、逮捕されていました。
市が発注した工事で有利な選定をした見返りに、業者から電動自転車などを受け取ったとして、大阪府守口市の「参事」の男が逮捕されました。
収賄の疑いで逮捕された守口市健康推進課の参事・安田大輔容疑者(47)は、去年9月から今年4月までの間、市の施設の修繕工事にからむ随意契約先の選定で、特定の会社に便宜を図る見返りに、電動自転車やロボット掃除機など、約46万円相当の品物を受け取った疑いが持たれています。
また、随意契約先の建設会社役員・矢野勝久容疑者(38)が、贈賄の疑いで逮捕されています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
守口市の瀬野市長は会見で、「法令遵守を徹底していたが、職員が逮捕されたことを重く受け止める」と、謝罪しました。
東大阪市の木造住宅で火事があり、男性1人が死亡しました。
18日午後8時51分ごろ、東大阪市友井の木造平屋住宅で「一階の台所から火が出ている」と近隣に住む女性から119番通報がありました。
警察によりますと、火はおよそ1時間後にほぼ消し止められましたが、約30平方メートルが焼け、男性の遺体が発見されました。
この家には、2年前から59歳の男性が1人暮らしをしていて、現在この男性とは、連絡が取れていないということです。
また、この火事で、隣接する5棟の住宅に延焼しましたが、住人にケガなどはありませんでした。
警察は、男性の身元の確認とともに、出火の原因を調べています。
大阪府守口市の公共工事をめぐる贈収賄事件で、逮捕された市職員は去年、業者との不審な契約に気づいた上司から注意を受けていたことが分かりました。警察は、その後も職員が便宜を図っていたとみています。
守口市の参事・安田大輔容疑者(47)は、去年9月から今年4月にかけ、市の施設の修繕工事をめぐる随意契約先の選定で、贈賄側の建築会社代表、矢野勝久容疑者(38)から、便宜を図る見返りに、電動自転車などを受け取ったとして収賄の疑いが持たれています。
その後の市への取材で、安田容疑者は去年10月、発注が特定業者に偏るなど、不審な随意契約に気づいた上司から、注意を受けていたことが分かりました。
警察は、それ以降も業者の選定で便宜を図ったり、物品を受け取ったりしていたとみています。
随意契約の修繕工事で有利な選定を行う見返りに、業者から電動自転車や電子レンジなどを受け取ったとして、大阪府の守口市役所参事の男が逮捕されました。
収賄の疑いで逮捕されたのは、大阪府摂津市に住む守口市役所健康推進課参事、安田大輔容疑者(47)です。
安田容疑者は、去年9月から今年4月までの間、贈賄の疑いで逮捕された守口市の土木建築会社役員、矢野勝久容疑者(38)から、市民保健センターの修繕工事などにからむ随意契約の業者の選定で有利に取りはからう見返りに、電動自転車や電子レンジ、ロボット掃除機などおよそ46万円相当の品物を受け取った疑いが持たれています。
警察は2人の認否について明らかにしていません。
警察によりますと、安田容疑者は2023年6月から今年9月まで健康推進課で課長を務めていて、少額随意契約の業務委託や契約の締結などについて決定できる立場にあり、矢野容疑者はこの間、約30件の随意契約で請負業者に選ばれていたということです。
警察は詳しい経緯について捜査を進めています。
また、安田容疑者の逮捕を受けて守口市は17日、「警察の捜査結果などを踏まえ事実関係を精査し、厳正に対処してまいります」とコメントを発表しています。
大阪市西成区の路上で9月、散歩中だった男性が男に刃物で刺された事件で、警察が、別の事件で逮捕されていた78歳の男を、殺人未遂の疑いで再逮捕する方針を固めたことが分かりました。
先月26日午前0時50分ごろ、西成区花園北で、散歩から帰ってきた男性(78)が自宅前で突然、男に刃物で腹部を刺されました。
男性は病院に搬送され、命に別状はありませんでした。
警察は、逃げた男の行方を追っていましたが、その後の捜査で、別の傷害事件で逮捕した78歳の男の関与が強まり、近く殺人未遂の疑いで再逮捕する方針を固めたことが分かりました。
この男と男性は面識がなかったとみられるということで、警察は、詳しい動機などを調べる方針です。
堀ちえみさんが1日警察署長に就任しました。
16日、大阪府警北堺署の1日警察署長に就任した、タレントで歌手の堀ちえみさん(58)は、堺市北区のショッピングモールで開かれた防犯イベントに参加しました。
堀さんは電車での痴漢を想定した防犯教室で、痴漢を見かけた際の対応を実演しました。
(堀ちえみさん)「あ、あの人痴漢されてる?ちょっと!ちょっとちょっと!あなた今痴漢してたでしょ!痴漢されてた?」
(被害者役)「そうなんです。怖くて声が出せなかったんです」
(堀さん)「大丈夫?」
警察は20日まで全国地域安全運動を実施し、特殊詐欺や痴漢被害に注意を呼びかけています。
麻薬をめぐり、事件が相次ぎました。
大麻由来の成分を使って麻薬成分を含む液体を製造したとして再逮捕・起訴されたのは、東薫亨被告(25)と井上堅士郎被告(40)です。
2人は宮崎県のマンションの一室で大麻由来の合法成分「CBD」の粉末を使って、麻薬成分の「THC」を含む液体を販売する目的で製造した疑いがもたれています。
合法な物質から違法な麻薬を製造した疑いでの逮捕は、全国で初めてです。
また、兵庫県警でも麻薬をめぐる事件です。
麻薬特例法違反の疑いで送検された東大阪市に住む辻光一容疑者(59)と、大橋直子容疑者(55)は、2023年7月から今年2月までの間、兵庫県内などで複数人に対し、覚醒剤の密売を繰り返していた疑いが持たれています。
警察によりますと、2人が管理していた口座には、84人の客から入金記録があり、覚醒剤合わせて約380グラム(およそ1800万円相当)を販売していたとみられるということです。
警察の調べに対し、2人はいずれも容疑を否認しています。
大阪府和泉市の資材置き場で、何者かが盗んだ高所作業車2台を解体し、隠匿したとして、京都府警は15日、ロシア国籍の男2人を逮捕しました。
組織犯罪処罰法違反の疑いで15日、逮捕されたのは、住居・職業不詳のロシア国籍、ドウレンコ・アレクセイ容疑者(58)と、マチヤーシ・アンドレイ容疑者(49)です。
アレクセイ容疑者らは5月29日から6月12日ころまでの間、大阪府和泉市にある資材置き場で、氏名不詳者らが盗んだ高所作業車2台(時価合計2300万円相当)を解体し、隠匿した疑いがもたれています。
京都府警が、去年11月に京都府城陽市の工事現場から、別の高所作業車2台が盗まれた事件を捜査する中で、2人が高所作業車を解体していることを覚知し、15日、逮捕に至ったということです。
警察の調べに対しアレクセイ容疑者は、「わかりません。否定します」と容疑を否認し、アンドレイ容疑者は「黙秘します」と話しているということです。
京都府警は2人のほかにも、盗まれた高所作業車(時価約550万円相当)を長野県から和歌山県まで運搬した疑いで、ロシア国籍のサゾノフ・ニキータ容疑者(49)を逮捕。
さらに、氏名不詳者らが京都府城陽市の工事現場から高所作業車2台(時価総額約1649万円)を盗むことを知りながら、移動のための車を貸したとして、奈良県大和郡山市在住のウクライナ国籍、シエフクノフ・スタニスラフ容疑者(30)を逮捕しました。
警察は4人の関係性を調べていて、組織的に高所作業車を海外に売り飛ばしている可能性もあるとみて、慎重に捜査を進めています。
警察官を装って京都市内の高齢男性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとして、今月6日に逮捕された男が、大阪府警の元警察官だったことが警察への取材で分かりました。
詐欺未遂の疑いで、京都府警に6日に逮捕されたのは、住居不定の鉄筋工・川瀬豪仁容疑者(40)です。
警察によりますと、先月30日、川瀬容疑者と共謀する人物が京都市伏見区の男性(76)に「預金が不正に引き出されており、停止する必要があるので警察官を向かわせる」と電話をかけたということです。
その後、川瀬容疑者は警察官になりすまして男性宅を訪れ、キャッシュカード5枚をだまし取ろうとした疑いがもたれています。
川瀬容疑者が「カードの磁気部分にハサミを入れて使えなくする」と言いながら、別の部分にハサミを入れたことを不審に思った男性が110番通報し、川瀬容疑者は現場から逃走していました。
川瀬容疑者が逮捕された際、「元警察官だ」と話したことから京都府警が調べたところ、大阪府警の元警察官だということが分かりました。
川瀬容疑者は、男性宅を訪れた際に自分の顔写真入りの警察手帳のような画像を示していて、京都府警によりますと、本物の警察手帳とよく似ているということです。
警察の調べに対し、川瀬容疑者は「よく考えてから話します」と、黙秘しているということです。
家宅捜索中に、捜査対象者に暴行を加えたとする罪に問われている現職の警察官2人が、大阪地裁で開かれた初公判で起訴内容を認めました。
大阪府警の警察官、時長力被告(51)と阪口裕介被告(33)は7月、性風俗店などを紹介するスカウトグループへの捜査4課による家宅捜索の際、捜査の対象となっていた男性に暴行を加えたとして、特別公務員暴行陵虐の罪に問われています。
初公判で2人はともに起訴内容を認め、阪口被告は「私の行為は、職務の範囲を超えてしまったと思っています」と述べました。
検察は「阪口被告が被害者である捜査対象者に、スマートフォンのパスコードを教えるように言ったのに、応じなかったため立腹し暴行した」と指摘しました。
信用金庫に軽自動車が突っ込み、7人がけがをしました。
15日午前10時40分ごろ、兵庫県加古川市にある但陽信用金庫神野支店に、83歳の男性が運転する軽自動車が突っ込む事故がありました。
警察によりますと、店舗の駐車場で男性が車を方向転換しようとしたところ、運転操作を誤ったとみられるということです。
(記者リポート)「当時ソファには客が座っていて、車に押され、座ったままカウンターとの間に挟まれたということです」
この事故で、あわせて7人が足の打撲やすり傷などの軽傷です。運転手の男性にけがはなく、警察の聞き取りに対し「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。
大量のコカインを飲み込んで関西空港に密輸しようとしたとして、ブラジル国籍の男女が逮捕されました。
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麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれもブラジル国籍のメンドンサ・ロペス・ジエゴ容疑者(38)と、19歳の女です。
警察などによりますと2人は8月、ブラジルからフランス経由で関西空港に入国する際、小分けしたコカインあわせて1578グラム、末端価格3947万円相当を飲み込んで隠し、密輸しようとした疑いが持たれています。
2人の荷物が少なかった上、コカインを飲み込んでブラジルから入国するケースが近年、多発していることから税関職員が不審に思い、任意のエックス線検査を実施。
異物が見つかったため、病院でCT検査をした結果、大量のコカインが映ったということです。
ホストクラブの利用客を性風俗店に紹介して働かせたとして、大阪府警は自営業の男ら4人を逮捕しました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市西区に住む自営業の草本竜世(29)容疑者ら男4人です。
草本容疑者らは去年2月から10月にかけて大阪市中央区にある性風俗店などにホストクラブを利用した女性客2人を紹介し、働かせた疑いが持たれています。
警察によりますと、草本容疑者らは女性客に消費者金融で借金させ売掛金を返済するよう脅し、性風俗店で働くよう勧誘していたということです。
警察の調べに対し、草本容疑者は「弁護士と会ってから話します」と認否を保留しています。
警察は草本容疑者らがホストと連絡を取り合い、スカウト役を担って報酬をもらっていた可能性もあるとみて調べています。
大阪府警は16日、「パパ活」で出会った少女にわいせつな行為をしたとして逮捕・起訴された警視の男のほか、銀行口座を他人に売却したとして警部補の男を懲戒免職としました。
大阪府警生活安全特別捜査隊の特別捜査官・辻本浩嗣被告(53)は、6月下旬、府内のカラオケ店でマッチングアプリを通じていわゆる「パパ活」として知り合った少女の体を触るなどしたとして8月に逮捕されました。
その後、辻本被告は別の少女らに対する不同意わいせつの疑い計3件で9月に在宅起訴されています。府警によりますと、辻本被告は犯行の際、少女らに1万円ほどの現金を渡していたといい、逮捕時の調べに対し「犯罪であると分かりながらも欲望に負け、次々と同じ行為を続けてしまいました」と容疑を認めていたということです。
また、光明池運転免許試験所で勤務する警部補の男(52)はSNSで知り合った人物に銀行口座を売却したとして犯収法違反の疑いで書類送検されました。
府警によりますと、4つの銀行口座が計8万5000円で売られていて、そのうち2つの口座は何らかの犯罪に利用されたとみられています。
調べに対し警部補の男は「借金返済や生活費で苦しい状態が続いており、お金のために口座を作って売るしかないと思った」と容疑を認めているということです。
府警は16日付けで、辻本被告と警部補の男を懲戒免職の処分とするとともに、「今後、職員に対する指導教養の徹底を図り、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
京都市山科区で24歳の男性会社員の顔を殴り転倒させ、頭に重傷を負わせたとして28歳の無職の男が逮捕されました。
男は酒を飲んだ状態で、飲食店内で男性らに絡み犯行に及んだとみられています。
傷害の容疑で逮捕されたのは、京都市山科区に住む28歳の無職の男です。
警察によりますと、男は、16日未明、山科区内の飲食店で酒を飲んで、3人で飲食をしていた、面識のない男性(24)らにしつこく絡み口論となり、店の外に出たところ、いきなり男性の顔を殴ったという事です。男性は転倒した際に頭を強く打ちケガをさせた疑いがもたれています。
男性は、搬送時意識はあり、病院で治療を受けていますが、外傷性くも膜下出血などの重傷です。
警察の調べに対し男は「弁護士に相談してから話すかどうか考えたい」と話しています。
京都市内のホテルで7月、当時交際相手だった会社役員の男性が所有していた高級腕時計と指輪、現金約15万円を盗んだとして、会社員の女が逮捕されました。
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窃盗の疑いで逮捕されたのは、京都市右京区に住む会社員の女(23)です。
警察によりますと女は、7月30日午後2時17分頃から21分頃までの約4分間の間、京都市下京区にあるホテルで、当時交際相手だった会社役員の男性(63)が所有していた高級腕時計(時価100万円相当)と指輪(時価100万円相当)、現金約15万円を盗んだ疑いがもたれています。
女と男性は、2人でホテルに宿泊に来ていたといい、男性が部屋を離れたわずかな間に、女がいなくなっていたということです。
その後、男性からの通報を受け、警察が被害状況の確認や、付近の防犯カメラを調べるなどし、女の容疑が固まったことから、16日、逮捕したということです。
警察の調べに対し女は、「腕時計と指輪は盗んだが、現金は盗んでいない」と容疑を一部否認しています。
女の自宅から腕時計と指輪は見つかっておらず、すでに売却された可能性もあるとみて、動機も含め、警察が捜査を進めています。
和歌山市で2歳の長女に虐待を加えて死なせたとして、両親が逮捕された事件で、和歌山地検は16日、両親を保護責任者遺棄致死の罪で起訴しました。
起訴状などによりますと、平晴流被告(26)と妻の菜々美被告(26)は、今年7月上旬にかけて、当時住んでいた和歌山市内の自宅で長女の流菜ちゃん(当時2歳)に虐待を加えて死なせたとされています。
2人は先月逮捕された際、警察の調べに対し、十分な食事を与えていなかったという内容の供述をしていて、流菜ちゃんの死亡時の体重は、平均的な2歳児の半分程度でした。
和歌山地検は、2人の認否を明らかにしていません。
16日午前、滋賀県大津市の2階建ての住宅で火事がありました。
当時この家にいた住民2人が病院に搬送されました。
16日午前10時ごろ、大津市石山寺の住宅で「木造2階建ての建物から出火。2階から煙が出ている」と近くに住む男性から119番通報がありました。
警察や消防によりますと、火元の住宅に住む高齢の女性と男性の2人が病院に搬送されたということです。
男性は意識があるものの、高齢の女性は意識不明の重体で搬送されたということです。
火は、正午ごろにほぼ消し止められました。
警察と消防が出火の原因など当時の詳しい状況を調べています。
ホストクラブの利用客を性風俗店に紹介して働かせたとして、大阪府警は自営業の男ら4人を逮捕しました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市西区に住む自営業の草本竜世(29)容疑者ら男4人です。
草本容疑者らは去年2月から10月にかけて大阪市中央区にある性風俗店などにホストクラブを利用した女性客2人を紹介し、働かせた疑いが持たれています。
警察によりますと、草本容疑者らは女性客に消費者金融で借金させ売掛金を返済するよう脅し、性風俗店で働くよう勧誘していたということです。
警察の調べに対し、草本容疑者は「弁護士と会ってから話します」と認否を保留しています。
警察は草本容疑者らがホストと連絡を取り合い、スカウト役を担って報酬をもらっていた可能性もあるとみて調べています。
兵庫県姫路市で車の中で女性の首を絞め殺害しようとしたとして、43歳の男が逮捕・送検されました。
殺人未遂の疑いで逮捕・送検されたのは、姫路市に住む建設作業員の宗行和也容疑者(43)です。
宗行容疑者は12日午後6時ごろ、姫路市の駐車場で、元交際相手の女性がとめていた軽自動車の車内に乗り込み、女性の首を絞めて殺害しようとした疑いが持たれています。
女性は首をねんざする軽傷で、命に別状はないということです。
警察によりますと、宗行容疑者は先月4日、この女性を足で蹴ったとして、傷害容疑で逮捕されていて、この事件をきっかけに女性との交際関係を解消していました。
宗行容疑者は警察の調べに対し、「首を絞めたことに間違いない。殺意はありませんでした」と話しているということです。
9日夜、兵庫県伊丹市の路上で男子中学生が若い男女数人に襲われスマートフォンを奪われてけがをした事件で16日、男子高校生ら3人が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、男子高校生(16)ら3人です。
男子高校生らは9日午後9時40分ごろ、伊丹市中央の路上で14歳の男子中学生に対し、殴る蹴るなどの暴行を加え、スマートフォン1台を奪った疑いが持たれています。
男子中学生は頭や左肋骨を打撲するなど、全治2週間の軽傷です。
警察は強盗致傷事件として若い男らの行方を追っていましたが、11日、男子高校生(16)が親と出頭してきたということです。
警察の調べに対し3人のうち2人は容疑を認めていますが、男子高校生(15)1人が「僕は一切、手を出していません」と容疑を否認しているということです。
兵庫県尼崎市の路上で6月、男性(当時23歳)が連れ去られ、暴行の末に死亡したとされる事件で、神戸地検は15日、男3人を傷害致死の罪で起訴しました。
指定暴力団二代目東組系の組員・三谷晃平容疑者(27)など男ら4人は6月、大阪府能勢町の家屋などで、当時23歳の男性の顔面を殴る蹴るなどしたうえ、刃物で足を突き刺して殺害したとして、先月24日に殺人容疑で逮捕されていました。
神戸地検は15日、4人のうち三谷容疑者ら3人について、傷害致死の罪で起訴しました。
残る少年1人(19)については、傷害致死と死体遺棄の罪で神戸家裁に送致したということです。
兵庫警察は先月までに、男性を連れ去ったり、遺体を遺棄したりしたとして、暴力団関係者12人を、死体遺棄などの疑いで逮捕していて、供述をもとに高知県土佐町の山中で、男性の骨などを発見していました。
15日朝、京都府亀岡市で木造住宅が全焼し、1人の遺体が見つかりました。
15日午前6時前、亀岡市篠町篠合戦野の住宅で、「火事です。爆発音もしています」と近くに住む人から消防に通報がありました。
警察と消防によりますと、火は約2時間後に消し止められましたが、火元の木造2階建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から年齢や性別が分からない1人の遺体が見つかりました。
この家には78歳の男性が1人で住んでいたとみられ、火事の後、連絡がとれなくなっているということです。
警察は、遺体の身元の確認を進めるとともに、火が出た原因を調べています。
コカイン1.5キロ超を飲み込んで密輸しようとしたとして、ブラジル国籍の男が逮捕・起訴されました。他にも、覚醒剤6.7キロ超をタオルに染み込ませて密輸しようとしたとしたイタリア国籍の男(24)も逮捕・起訴されています。
来日外国人の凶悪犯罪が増加 すぐに母国へ逃走 なぜ日本が狙われる?
麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕・起訴されたのは、ブラジル国籍のメンドンサ・ロペス・ジエゴ被告(38)です。
警察などによりますとメンドンサ被告は今年8月、関西空港から入国する際に、小分けしたコカイン約1578グラム、末端価格1947万円相当を飲み込んで隠し、密輸しようとした罪に問われています。
メンドンサ被告の荷物が少なかったことと、近年コカインを飲み込んでブラジルから入国するケースが多発していることから大阪税関職員が不審に思い、CT検査をしたところ飲み込んだコカインが映ったということです。
被告とともに19歳の少女も逮捕されていて、少女はその後、家庭裁判所に送致されています。
他にも、大阪税関などは、関西空港から入国する際、スーツケースの中に白いタオルにしみ込ませた覚醒剤約6784グラム、末端価格3億9352万円を密輸しようとしたとしてイタリア国籍のモウディニ・ファロック被告(24)が覚醒剤取締法違反の罪で起訴されたことも明らかにしました。
警察はいずれの事件についても被告らの認否を明らかにしていません。
家宅捜索で捜査対象者に暴行を加えたとする罪に問われている現職の警察官2人が、15日の初公判で起訴内容を認めました。
【速報】兵庫県加古川市にある但陽信用金庫の支店に83歳男性が運転する軽自動車が突っ込み複数人がけが 窓ガラスなど突き破る 兵庫県警
大阪府警の警察官時長力被告(51)と阪口裕介被告が(33)は4課に所属していた7月、性風俗店などを紹介するスカウトグループへの家宅捜索で、捜査の対象となっていた男性に暴行を加えた特別公務員暴行陵虐の罪に問われています。
大阪地裁で始まった初公判で裁判官から起訴内容に間違いがあるかどうか聞かれた時長被告は、「ありません」と起訴内容を認めました。
阪口被告も起訴内容を認め、「私の行為は(警察官の)職務の範囲を超えてしまったと思っています。この件についてはすべて正直に話していこうと思います」と述べました。
検察は、「阪口被告が被害者である捜査対象者にパスコードを教えるように言ったのに、応じなかったため、立腹し暴行した」と指摘しました。
2人とも今後、別の事件でさらに起訴される見込みです。
小学生の息子同士の揉め事がきっかけで、息子の友人の父親を包丁で脅迫したなどとして、49歳の女が逮捕されました。
暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、神戸市東灘区に住むパート従業員の女(49)です。
女は14日夕方、自宅を訪れた会社役員の男性(33)に対して、包丁を持ちだして「殺すぞ」と脅し、プラスチック製の棒で足を複数回殴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、男性の息子と容疑者の女の息子は同じ小学校に通っていて、14日の下校中に女の息子が男性の息子に「邪魔やからどけ」などと言いながら、体を押すといったトラブルになっていて、男性が女の自宅を訪れ、口論になった際に暴行を受けたということです。
警察の調べに対し、女は「包丁は持ち出していない。棒は持っていたが、振り回したり叩いたりはしていない」などと容疑を否認しています。
大阪市内のマンションで、住民が外出した時間を狙って忍び込み、現金を盗んだとして、40代の男が逮捕されました。防犯カメラには被害の一部始終が映っていました。
大阪市淀川区にあるマンションの室内に設置された防犯カメラの映像では、男がスマートフォンのライトを頼りに部屋を物色しています。住人が帰ってきたときには、現金数万円がなくなっていました。
住人の親族によりますと、8月から約1カ月半の間に立て続けに3回空き巣被害に遭い、あわせて現金約10万円が盗まれたということです。
警察は14日、大阪府内に住む40代の男を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕しました。男は容疑を認めていて、警察は部屋に入った手口などを調べています。
大阪地検特捜部は14日、岸和田市の前市長・永野耕平被告(47)を入札情報を漏らした謝礼として現金を借り受けた収賄などの罪で、2回目の起訴をしたと発表しました。
永野被告は2021年8月と2024年5月に入札が予定されていた工事の最低制限価格を、大阪市内に本社を置く建設会社の当時の社長に教え、現金計1900万円を無担保・低金利で借り受けた官製談合防止法違反や収賄などの罪に問われています。
特捜部は永野被告の認否を明らかにしていません。
贈賄などの疑いで捜査していた建設会社の前社長については、14日付けで不起訴処分としました。特捜部は、不起訴とした詳しい理由は明らかにしていません。
永野被告は2021年の「岸和田競輪場施設整備工事」の入札で、落札した会社の社長に最低制限価格を漏らし、最低価格を2000円上回る価格で落札させたなどの罪ですでに起訴されています。
14日午前、大阪市旭区の市道交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた96歳の女性が、左折してきた介護施設の送迎車にはねられ、搬送先の病院で死亡しました。
午前9時15分ごろ、大阪市旭区高殿の市道交差点で、「車と歩行者の事故です」と通りかかった女性から110番通報がありました。
警察によりますと、青信号の横断歩道を歩いて渡っていた近くに住む寺本幸子さん(96)が、左折してきた乗用車にはねられ、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
乗用車は介護施設の送迎用の車で、警察は運転していたアルバイトの68歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。男は「歩行者に気付かず、交通事故を起こしてしまった」と供述し、容疑を認めているということです。
送迎車に利用者は乗っていませんでした。警察は容疑を過失運転致死に切り替えて事故の詳しい原因を調べる方針です。
大阪府や兵庫県、愛知県で空き巣を繰り返したなどとして、40歳の無職の男が逮捕・起訴されました。男は賃貸情報サイトなどを確認して、内覧用の部屋に鍵を壊して侵入し、隣の部屋に忍び込んでいたとみられます。
住居侵入と窃盗の容疑で逮捕され、その後、組織犯罪処罰法違反などでも送検されたのは、住居不定で無職の柳川大輔容疑者(40)です。
柳川容疑者は4月中旬から7月中旬にかけ、大阪、兵庫、愛知などで集合住宅の一室に忍び込んで指輪などの物品、外国通貨、現金など計約240万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、柳川容疑者は不動産賃貸情報サイトを閲覧して、内覧用のワンルームマンションに目星をつけ、業者が設置したドアの補助錠を壊して侵入。隣人が外出したのを確認して、ベランダから忍び込む手口を繰り返していたということです。
警察の調べに対して、柳川容疑者は「仕事をやめて生活に困っていた」などと供述し、容疑を認めているということです。
13日夜、大阪府八尾市で81歳の妻の首を絞め殺害しようとしたとして、86歳の夫が緊急逮捕されました。妻は搬送先の病院で死亡しました。
殺人未遂の疑いで緊急逮捕された八尾市に住む無職の岩田源一(86)容疑者は13日午後8時ごろ、同居する妻の正子さん(81)の首を衣類で絞め、殺害しようとした疑いがもたれています。正子さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
岩田容疑者が近くの交番に「妻とけんかになり、パジャマで首を絞めた」と自首してきたため、警察官が自宅を確認し、倒れている正子さんをみつけました。
岩田容疑者は警察の調べに容疑を認めているといい、警察は容疑を殺人に切り替えて詳しく調べています。
12日午後兵庫県尼崎市の住宅で、住人の男性が刃物で切りつけられ、その後死亡しました。
警察は、近くに住む23歳の女を逮捕しました。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、尼崎市の無職明石愛花容疑者(23)です。
警察によりますと12日午後1時半ごろ、尼崎市若王寺の住宅で、「高齢女性が血まみれで110番通報してと言っていた」と近くに住む女性から110番通報があったということです。
警察官が駆けつけると、住宅の1階の部屋で明石容疑者がうつ伏せで倒れている住人の森松嘉親さん(83)の首を切りつけていたといい、警察官は明石容疑者をその場で逮捕しました。
森松さんは救急車の中で死亡が確認されました。明石容疑者は警察の調べに対し容疑を認め、「倒さないといけないと思った」と話しています。
明石容疑者は事件があった住宅の数軒隣に住んでいて、警察は動機などを詳しく調べています。
大阪・福島区の交差点で、自転車の女性がトラックと接触し、約250メートル引きずられました。女性は死亡し、警察はトラック運転手の男を逮捕しました。
11日午前9時40分ごろ、福島区野田の交差点で通行人から「女性がトラックに引きずられました」などと、消防に通報がありました。
警察によりますと、女性(25)は10トントラックに自転車ごと約250メートル引きずられたといい、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察はミャンマー国籍のトラック運転手・アウンチョウミイン容疑者(57)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
容疑を認めているといい、警察は容疑を過失運転致死に切り替えて、調べる方針です。
兵庫県姫路市の路上で12日未明、酒気帯びの状態で普通乗用車を運転したとして、自称、寺の住職の男が逮捕されました。
以前から男が酒気帯び運転をしているという情報があり、警察が警戒をしていたということです。
12日、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、兵庫県姫路市西中島に住む、自称・寺の住職の男(32)です。
警察によりますと男は、12日午前1時すぎ、姫路市内の路上で、酒気帯びの状態(=呼気1リットルにつき0.15ミリグラム以上のアルコールを身体に保有)だったにもかかわらず、普通乗用車を運転した疑いがもたれています。
以前から警察に、男が飲酒したうえで車を運転している可能性があるといった情報が寄せられていたということです。
12日、警察が警戒にあたっていたところ、車を運転する男を見つけ、職務質問したところ、アルコールを検知したため現行犯逮捕したということです。
警察の調べに対し住職の男は、「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は男がどこでどれくらいの酒を飲んだかなど、詳細について調べを進める方針です。
SNS上で「スイッチ2をお譲りします」など投稿し、購入を希望した神戸市内の女性から現金合計2万4500円をだまし取ったとして、住所不定無職の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで12日、兵庫県警に逮捕されたのは、住所不定・無職の男(23)です。
警察によりますと男は6月9日、直前の5日に販売が開始されたゲーム機、「ニンテンドースイッチ2」について、SNS「X」で「お譲りします」などと投稿し、購入を希望してきた神戸市内の20代の女性に2回にわたって現金合計2万4500円を振り込ませた疑いがもたれています。
3日後の6月12日、女性が警察に、「お金を振り込んだが相手と連絡がつかない」と警察に相談があり発覚。
警察が女性の通信履歴や現金が振り込まれた口座の情報などを調べ、男を特定し、逮捕に至ったということです。
男は「ニンテンドースイッチ2」を所持していなかったとみられ、警察の調べに対し、「購入を希望してきた被害者から、現金合計2万4500円をだまし取ったことにまちがいない」と容疑を認めています。
警察は男の動機や余罪など、詳しく調べを進めています。
男子中学生が男女数人に襲われ、けがをしました。
9日午後9時55分ごろ、「友人が20代の男に絡まれた」と110番通報がありました。
警察によりますと、14歳の男子中学生がJR伊丹駅近くで友人ら4人で談笑していたところ、20歳くらいの男女数人に絡まれたということです。
男子中学生は300メートルほど離れた伊丹市中央まで連れ回されたあと、殴る蹴るの暴行を受け、スマートフォンを奪われました。
男子中学生は頭を打撲するなど、全治2週間の軽傷です。
中学生は隙を見て逃げ、通行人の携帯電話を借りて自らも110番通報したということです。
警察は強盗致傷事件として、若い男らの行方を捜査しています。
大阪・茨木市で9月、解体中のアパートの床下から白骨化した女性の遺体が見つかりました。この遺体について警察は10日、身元を発表するとともに、これまでの捜査状況から「事件性は低い」という見方を示しました。
9月13日、茨木市中条町のアパートの解体工事現場で、1階の部屋の床下から白骨化した遺体が見つかりました。
その後の司法解剖で、遺体は死後十数年が経過した女性のものと分かっていましたが、警察は10日、身元について、発見現場の部屋の隣室で暮らし、2000年頃から失踪していた当時58歳の女性だったことを新たに明らかにしました。
女性の親族とDNA型が一致したということです。また「床下の高さはかなり低く、女性が小柄だったとしてもこの場所に遺棄するのは難しい」とし、「事件性は低い」との見方も示しました。
床下の地面は、人を押し込んだ際にできるとみられる土の盛り上がりなども確認できなかったということです。
警察は何らかの理由から女性が隣室に入り、床の点検口を開けて自ら床下に入った可能性があるとみています。
女性は2000年頃、親族の自宅の玄関に遺書を残して以降、行方が分からなくなっていました。
特殊詐欺に加担させるため、大学生をカンボジアへ…。
逮捕された八木麗容疑者(51)ら6人は、去年6月、当時大学生だった男性(当時21歳)に「月に150万円以上の給料が入る」などとうそを言い、その翌月、特殊詐欺グループの拠点があるカンボジアへ連れて行った疑いが持たれています。
警察は6人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、男性は現地で仕事が日本国内に詐欺電話をかける「かけ子」だと知り、渡航から約1カ月後に「身内に不幸があった」とうそをついて、1人で帰国したところを警察に保護されました。
逮捕された6人は、「かけ子」の勧誘やカンボジアでの教育を担当していたとみられ、警察は事件に外国人組織が関与しているとみて調べています。
メダルの形の金製品を首からかけるなどして、密輸を図ったといいます。
韓国から純金製品を格闘技大会の景品を装って密輸しようとしたとして、韓国籍の自称格闘家・金在勲容疑者(35)と、日本人の男4人のあわせて5人が関税法違反などの疑いで逮捕されました。
5人は1月、韓国・仁川国際空港から、金メダルを装った純金製品約3.5キロを関空に不正に持ち込み、関税や消費税などの納付を免れようとした疑いが持たれています。
金容疑者は警察に対し、「金に困っていたのでやりました」と容疑を認め、すでに起訴されました。
警察は、海外で入手した金製品を日本に密輸して売却し、消費税や関税分の「利ざや」を稼ごうとしたとみています。
11日朝、大阪府泉南市で、秋祭りで動かし始めた車輪付きの「やぐら」に曳き手(ひきて)の男性がひかれ、死亡しました。
(千葉泰真記者リポート)「こちらの直線の道で、『やぐら』を曳行(えいこう)していたところ、男性が車輪にひかれたということです」
11日午前7時すぎ、泉南市の路上で祭りの関係者から、男性が「やぐら」にひかれたという内容の通報がありました。
警察によりますと、車輪が2つ付いた「やぐら」は30人ほどにひっ張られて小屋から出た直後で、曳き手(ひきて)として祭りに参加していた男性(26)が何らかの原因で転倒し、車輪の下敷きになったということです。
男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
「やぐら」は全長約7メートル、重さは4トンほどとみられ、警察が当時の詳しい状況を調べています。
国土交通省大阪航空局は、航空機に搭乗して行わなければならない飛行検査に、実際には搭乗せずに合格を出し、さらに「航空手当」を不正に受け取っていたとして、40代の男性検査官を停職3か月の処分にしたと発表しました。
国交省大阪航空局によりますと、男性検査官はことし3月から5月上旬にかけて、通常は航空機に搭乗して実施しなければならない小型航空機の耐空証明検査について、実際には搭乗せずに合格を出していたということです。
さらにこの検査官は、航空機に搭乗することで受給される「航空手当」を総額8898円受給していました。
不適切な検査が行われた機体は小型航空機5機で、大阪航空局は「安全性に問題がないことを確認している」としています。
大阪航空局は「安全性の根幹にかかわることで、3月から5月にかけて繰り返し行われており、かなり悪質」として、検査官を停職3ヵ月の処分としました。
航空機検査で停職3ヵ月の処分が出されるのは、国交省や東京航空局などを含めても初めてだということです。
男性検査官は大阪航空局の聞き取りに対し、「公務員としてあるまじき事象だと認識しており、大変申し訳なく思っている」と話しています。
大阪航空局は、「このようなことが二度と起こらぬよう、法令および手順の遵守を徹底するとともに、職員のコンプライアンス意識の向上を図り、再発防止と綱紀保持の徹底に努めて参ります」とコメントしています。
奈良県教育委員会は、生徒の肌に直接触れてマッサージをし精神的苦痛を与えたとして、奈良県立盲学校の男性教諭を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
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奈良県教育委員会によりますと、奈良県立盲学校の男性教諭は8月、補習授業の際に生徒と2人きりの状況で、生徒をうつ伏せにして腰から背中、首筋にかけて直接肌に触れてマッサージをしたほか、仰向けの状態でも首やすねなどのマッサージをしたということです。
補習授業はマッサージのやり方を指導するもので、学校の規定では、「生徒の肌に直接触れる」「2人きり」といった指導は禁止されていたということです。
県教委は、生徒に精神的な苦痛を与え体調不良を起こさせたとして、男性教諭を停職6カ月の懲戒処分にしました。
男性教諭は県教委の聞き取りに対し、「生徒のために熱心に指導しようと思った」という趣旨の話をしたということです。
県教委は、「こういったことが起こったことは非常に遺憾。今後このようなことが起こらないよう、信頼回復に努めてまいりたい」としています。
去年7月、大学生だった男性に「月に150万以上の給料が入る」などとうそを言い、特殊詐欺に加担させるためカンボジアへ連れて行ったなどとして、男ら6人が逮捕されました。
所在国外移送目的誘拐の疑いで、今年8月から10月にかけて逮捕されたのは、兵庫県姫路市の無職・八木麗容疑者(51)や、姫路市の飲食店経営・根本真澄容疑者らあわせて6人です。
八木容疑者らは去年6月、当時大学生だった県内に住む男性(当時21歳)を特殊詐欺に加担させるため、「カンボジアでは、軍隊を買収しているから捕まることはない」「平均で月に150万円以上の給料が入る」などとうそを言って、7月に関西国際空港から、カンボジアへ連れて行った疑いが持たれています。
警察によりますと、男性は現地で騙されたことに気が付き、渡航からおよそ1か月後に「身内に不幸があった」とうその説明をして帰国し、警察に保護されました。
逮捕された6人のうち、八木容疑者ら3人は姫路市近辺で特殊詐欺の「かけ子」の勧誘を担当し、残りの根本容疑者ら3人はカンボジアの拠点での「かけ子」の管理や教育などを行っていたということです。
警察は6人の認否を明らかにしていません。
カンボジアの拠点には数十人の日本人のかけ子や、それを管理するアジア系の外国人もいたとみられ、警察は外国人組織が関与してるとみて調べています。
また、兵庫県警は、去年7月から11月までに北海道や和歌山県などで合計3000万円あまりの被害が出ていた特殊詐欺事件にも、根本容疑者ら男ら6人が関与したとして詐欺容疑で複数回、逮捕しています。
9日夜、兵庫県伊丹市の路上で、男子中学生が若い男女数人に襲われ、スマートフォンを奪われてけがをしました。警察は強盗致傷事件として捜査しています。
9日午後9時55分ごろ、「(友人が)20代の男に絡まれた」と110番通報がありました。
警察によりますと、伊丹市中央の路上で14歳の男子中学生が、20歳前後とみられる男女数人から殴る蹴るの暴行を受け、スマートフォンを奪われました。
男子中学生は頭や左肋骨を打撲するなど、全治2週間の軽傷です。
男子中学生は、JR伊丹駅近くの公園で友人たちと談笑していたところ、この男女らに絡まれ口論となり、伊丹市中央の現場まで連れ回されたあと、暴行を受けました。
その後も連れ回されましたがすきを見て逃げ、通行人の携帯電話を借りて自らも110番通報したということです。
警察は強盗致傷事件として、20歳前後の若い男女数人の行方を捜査しています。
大阪弁護士会は8日、依頼者への和解金計1675万円を着服したとして、大阪市中央区に事務所を置く牧尚人弁護士を1年間の業務停止処分としました。
弁護士会によると、牧弁護士は2021年4月に交通事故の示談交渉で被害者に支払われた和解金1400万円と、2024年7月に、飲食店で客から暴行を受けた被害者に支払われた和解金275万円を着服し、事務所の経費や生活費に使っていたということです。
弁護士会は、牧弁護士が着服を認めすでに全額を弁償していることから、刑事告発はしない方針です。
9日、兵庫県豊岡市の城崎温泉にある入浴施設の女湯に侵入したとして、自称ミステリ-作家の男が逮捕されました。男は「女風呂は興奮する」と容疑を認めているということです。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは島根県松江市に住む自称ミステリー作家の藤井尚容疑者(48)です。
警察によりますと、藤井容疑者は9日午前6時20分ごろ、城崎温泉の入浴施設「一の湯」の女湯に侵入した疑いがもたれています。
当時、営業前で女湯には客はおらず、点検作業に来た職員が全裸の男を見つけたということです。
この際、男は「すいませんすいません」と言いながら服を着て徒歩で逃走したといいます。
男を発見した職員によりますと、服を着てジュースを買ってから出るなど、慌てる様子はなかったということです。
警察によりますと、職員から通報を受け、警察官が現場から600mほど離れたJR城崎温泉駅前で藤井容疑者を発見し緊急逮捕したということです。
藤井容疑者は警察の調べに対し「女性用の風呂に興味があり、この時間なら誰もいないだろうと思って勝手に入った。女風呂は興奮する」と容疑を認めています。
温泉は清掃作業員などが出入りする時間帯だったため、正面玄関は施錠されていなかったということです。