29日午前5時50分ごろ、千葉市若葉区若松町の2階建てアパートの1階の部屋で、生後間もないとみられる男の赤ちゃんの遺体が見つかった。千葉東署によると、遺体の身元は不明で、その部屋に住む自称アルバイトの女性(25)から事情を聞き、詳しい状況を調べている。
同署によると、女性は28日に発熱を理由に市内の病院で診察を受けた。診察時に、女性が出産した様子があることに不審を抱いた病院が、29日午前2時35分ごろに110番通報。女性が遺体を「押し入れに隠した」と話したことから、警察官がアパートを訪れ、遺体を発見した。
遺体には目立った外傷はない。同署は、この部屋で女性と同居する男性からも話を聞いている。
船橋東署は18日、船橋市の専門学校生の女性(20)が現金計約510万円をだまし取られる電話de詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、3月26~27日、女性の携帯電話に警察官をかたる男らから「詐欺事件の主犯格の家からあなたのキャッシュカードが見つかった」「お前は被疑者なんだぞ」「あなたの口座に不正利用されたお金がないか調査するために、お金を預けてほしい」などとうその電話とビデオ通話があった。女性は指定された口座に現金を振り込んだ。
その後、連絡が取れなくなったことを不審に感じた女性が同署に相談した。
勤務する病院で院内にいた男性(43)の現金を盗んだとして、鎌ケ谷署は26日、窃盗の疑いで市川市、看護師の女(46)を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は25日午前9時40分ごろ、鎌ケ谷市内にある勤務先の病院で、男性=印西市=の財布から現金3千円を盗んだ疑い。
同署によると、「金がなくて生活費として使おうと思った」と容疑を認めている。現金がなくなっているのに気付いた男性が、病院関係者に相談して発覚。防犯カメラの記録から容疑者を特定した。病院では同様の事件が複数確認されており、同署は関連を調べている。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
千葉県成田市の住宅で、先月、この家に住む70代の夫妻が刃物で切り付けられた事件で、千葉県警成田署特別捜査班は27日、強盗殺人未遂の疑いでベトナム国籍の男で、同市成井、無職、レ・タン・ルアン容疑者(32)を再逮捕した。「本当に知らないです」と容疑を否認している。捜査関係者によると、男は別の事件でピッキング防止法違反の疑いで、既に逮捕されていた。
特捜班によると、先月13日午後6時50分ごろ、うめくような声で110番通報があり、同市青山の住宅で、夫妻が血を流した状態で見つかった。妻は「変な人が入ってきて切られた」と話していた。
翌14日、県警は成田署に特捜班を設置し、侵入者の特定を進めていた。
東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランド(OLC、浦安市)は、同グループの「カスタマーハラスメント(カスハラ)に対する基本方針」を発表した。客の要求や言動がカスハラに該当すると判断した場合は、原則として東京ディズニーランド(TDL)や東京ディズニーシー(TDS)などの利用を断り、場合によっては警察への通報や法的措置も講じる。
同社はカスハラを、客からのクレームや言動のうち、要求実現のための手段などが社会通念上不相当で、従業員の就業環境が害されるものと定義。具体的には▽物を投げつける、殴る、蹴る、強く押すなどの暴行・傷害行為▽威圧的な言動、差別的な言動、性的な言動▽土下座の要求▽同グループや従業員に対するインターネット、SNS上での誹謗(ひぼう)中傷-などを挙げている。
同社広報部によると、厚生労働省が2024年に示した企業にカスハラ対策を義務づける方針を踏まえての対応。これまでも従業員が対応に苦慮するカスハラ事案が発生しており、従業員の安心・安全や持続可能な事業運営を目的に策定した。カスハラの認定は、個々のケースごとに判断するという。
24日午前10時10分ごろ、千葉県芝山町岩山の貨物運送会社「郵船ロジスティクス」で「男性がエレベーターに挟まれている」と社員から119番通報があった。千葉県警山武署によると、荷物運搬用エレベーターの点検作業をしていた別会社の60代ぐらいの男性が上昇するエレベーターに体を挟まれ、現場で死亡が確認された。同署は点検作業会社などに事情を聴き、男性の身元と詳しい事故原因を調べている。
同署によると、エレベーターには扉がなかった。男性はエレベーターに乗って上昇中に体を挟まれたとみられる。エレベーターが故障していたかは不明。
路上で女性から金品を奪ったとして、八千代署は22日、強盗の疑いで八千代市、会社員の男(33)を再逮捕したと発表した。
再逮捕容疑は3月4日午後11時50分ごろ、同市大和田新田の路上で、徒歩で帰宅途中だった20代女性=同市=に対し、後ろから口をふさいで引き倒し、現金約2万5千円と、ショルダーバッグなど8点(計7万5千円相当)を奪った疑い。
同署によると「生活費がなく、お金に困ってやった」と容疑を認めている。防犯カメラの映像などから容疑者の関与が浮上した。
容疑者は、船橋市の路上で昨年12月に同様の手口で女子高校生から現金などを奪ったとして、同容疑で逮捕され、暴行と窃盗の罪で起訴されている。(本紙・千葉日報オンラインでは実名)
24日午前10時10分ごろ、千葉県芝山町岩山の貨物運送会社「郵船ロジスティクス」で「男性がエレベーターに挟まれている」と社員から119番通報があった。千葉県警山武署によると、荷物運搬用エレベーターの点検作業をしていた別会社の60代ぐらいの男性が上昇するエレベーターに体を挟まれ、現場で死亡が確認された。同署は点検作業会社などに事情を聴き、男性の身元と詳しい事故原因を調べている。
同署によると、エレベーターには扉がなかった。男性はエレベーターに乗って上昇中に体を挟まれたとみられる。エレベーターが故障していたかは不明。
千葉県習志野市教育委員会の30代職員が公共施設で、未成年に対し不適切な行為をしたとして、同市教育委員会は22日、記者会見を開き、この職員を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。市教委は、本来なら免職職員の氏名や所属などを公表するケースであるとしつつも、被害者保護の観点から詳細は明らかにできないと説明した。
市教委によると、職員は昨年12月下旬~先月下旬、未成年1人=県内=とSNSでメッセージなどのやりとりをして、40~50回にわたり、市内の公共施設で体を触るなどの不適切な行為をしたという。2人に面識はあったという。
市教委は行為の悪質性から免職処分にしたと説明。子どもと接する機会のある職務に就いていたかなどについては、答えられないとした。職員は市教委の聞き取りに対し「このようなことをして大変申し訳ない」と謝罪しているという。
市教委は職員の動機などについて明らかにしなかったが、職員への聞き取り調査などから、他に被害者はいないとみている。発覚後、この職員はリモート勤務に切り替わった。
先月下旬、被害者の家族から別の職員に連絡があり、発覚した。被害者やその家族は、情報拡散の懸念から警察へ被害届を出す意向はないと話しているという。
市教委の小熊隆教育長は記者会見で「あってはならない行為。環境を見直し、死角がないようにしていく」と謝罪。「信頼の回復と再発防止に取り組んでいく」とした。
銚子市三軒町の市道で17日、男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、銚子署は18日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで茨城県神栖市、パートの女(68)を逮捕した。
逮捕容疑は17日午前9時55分~10時10分ごろ、銚子市三軒町の市道交差点で、乗用車を運転中、同市の無職男性(87)が運転する自転車に衝突したまま逃走して死亡させた疑い。
同署によると、容疑を認め「事故を起こして怖くて逃げ出してしまった」と供述している。現場に残されていた車の部品から車種を特定。周囲の防犯カメラ映像などの捜査から容疑者の関与が浮上した。
現場は信号機と横断歩道のない十字路交差点。同署は車と自転車が出合い頭に衝突したとみている。
千葉県警は17日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで千葉県野田市、無職の男(26)を逮捕した。
逮捕容疑は3月28日午前10時35分ごろ、学童保育士として当時勤務していた千葉県内の学童保育所内で、寝そべっていた女児=県内=のスカート内をスマートフォンで盗撮した疑い。今月8日午前7時35分ごろ、千葉県松戸市の京成松戸駅構内で、階段を上っていた女子高校生=県内=のスカート内をスマートフォンで盗撮した疑いもある。
県警によると、女子高校生の盗撮容疑については容疑を認めているが、女児の盗撮容疑には「わざとではない」と供述している。容疑者は今月8日の事件時に目撃者に取り押さえられ、逃走の恐れがないことなどから県警は任意で捜査を継続。押収した携帯電話を解析し、女児のスカート内が写った動画が見つかった。(千葉日報オンラインでは実名報道)
館山市内で行方不明になった高齢女性の発見に貢献したとして、館山署(大木賢署長)は、嘱託警察犬のハイマン・オブ・マイ・ハピネス号(雄、12歳)と嘱託警察犬訓練士の鈴木徳浩さん(64)=君津市=に署長感謝状を贈った。
同署によると、3月22日夕、館山市内に住む80代女性が行方不明になった。家族からの110番通報があり、県警から要請を受けた鈴木さんはハイマン号と共に女性宅を訪問。ハイマン号は玄関で女性の枕のにおいを嗅いだ途端、迷わず5分ほどで約300メートル離れた住宅の敷地内にいた女性を見つけ出した。女性は命に別条はなかった。
ハイマン号はラブラドール・レトリバーの雄で、人間に例えると85歳前後。鈴木さんによると、足跡のにおいをたどり犯人や行方不明者らを見つけ出す「足跡追及」を専門とし、大会でも優勝するほどの実力があったが、実際に行方不明者を見つけたのは初めて。昨年には膵臓(すいぞう)炎を患い、警察犬を引退させることも考えていたという。
大木署長から感謝状を手渡された鈴木さんは「人を捜すことがハイマンの使命だと思っている。早く見つけることができ、本当に良かった。県南の方にも、活躍する犬がいっぱい出てきてくれるとうれしい」と願った。
「車がはまっちゃって」。コンビニに来店してきた男性はこう話したが、ろれつは回っていなかった。市原署は15日、このやりとりから飲酒運転を疑って通報した市原市菊間の「デイリーヤマザキ市原菊間店」の従業員、杉原真弓さん(47)に署長感謝状を贈った。通報を受け署員が呼気検査を行ったところ、男性からアルコールが検出。その後、男性は摘発された。
同署によると、この70代男性は、3月3日午前3時過ぎ、同店を訪れた。「店の近くで車が溝に落ちた」。ろれつの回っていない男性がこう話したことから、杉原さんは「その場所は通学路になっているし危ない」と思い外の様子を見に行くと、男性の姿は見当たらず車が放置されていた。
杉原さんは心配になり、同署に通報。駆け付けた署員らが男性を見つけ、呼気検査を行うと基準値以上のアルコールが検出された。飲酒運転したことも認めているという。
同署の斎藤孝之署長は「(店舗に担当警察官を決める)アシストポリス制度の効果が出たと思う。通報のおかげで悪質なドライバーを排除できた。今後も連携を強化していけたら」と話し、「飲酒運転根絶のために積極的に情報提供を」と呼びかけた。
高齢者が詐欺被害に遭うのを防ごうと、市原署は年金支給日に合わせた15日、千葉銀行と千葉興業銀行の行員2人を一日署長に任命し、被害防止キャンペーンを行った。年金支給日は銀行を訪れる人が多く、2人は利用客に詐欺被害に気を付けるよう呼びかけた。
一日署長に任命されたのは千葉銀行五井支店の飯田海都さん(23)と千葉興業銀行五井支店の須藤梨花さん(28)。2人は同署員ら約20人とともに、それぞれの銀行に行き、啓発グッズを配りながら「電話de詐欺に気を付けてください」と利用客に注意を促した。
飯田さんは祖母に詐欺の電話がかかってきたことがあるといい「一度電話を切って確認することが大切」と強調。須藤さんは「金融機関として責任を持って被害を出さないようにしたい」と話した。
17日午前10時10分ごろ、銚子市三軒町の市道で、高齢の男性が血を流して意識のない状態で倒れているのが見つかった。銚子署によると、同市の男性(87)で、搬送先の病院で死亡が確認された。車の部品が現場に残っていた。同署は、車がはねた死亡ひき逃げ事件とみて車の行方を追っている。
同署によると、男性は自転車用ヘルメットを着用しており、近くには乗っていたとみられる電動アシスト付き自転車があった。残っていた車の部品はホイールカバーとみられる。
消防から「自転車事故で臨場したところ、男性が倒れていて意識がない。付近に車の部品のようなものが落ちている」と通報があった。車と自転車がぶつかったとの目撃情報もあるという。
17日午前10時10分ごろ、銚子市三軒町の市道で、70代ぐらいの男性が倒れているのが見つかった。銚子署によると、男性は重傷。車の部品のようなものが現場に残っていた。同署は車が男性をはねたひき逃げ事件とみて車の行方を追っている。
同署によると、男性は自転車用ヘルメットを着用しており、近くには乗っていたとみられる電動アシスト付き自転車があった。男性の身元確認も進めている。
消防から「自転車事故で臨場したところ、70歳代ぐらいの男性が倒れていて意識がない。付近に車の部品のようなものが落ちている」と通報があった。