飲酒運転根絶に向けての理解を深めようと元TOKIOのメンバー山口達也さんが講演会を行いました。
山口達也さん「自分がまさか20年後30年後に、こういうとこでこういう話をしているなんて想像もしていなかった」
講演会は2012年に始まった「HIROSHIMA飲酒運転ゼロPROJECT」の一環として開催され、約400人が参加しました。
山口さんは「なぜ飲酒運転をしてしまうのか」をテーマとして自分自身の過去の経験を赤裸々に話しました。
参加した人「実体験を聞いてひとごと感もあったんですけど、自分事なんだなと感じまして一層気を付けないといけないと強く思いました。
主催者は今後も講演会などの啓発活動を通して飲酒運転根絶を訴えていきたいとしています。
パソコンやスマートフォンに偽の警告画面を表示して金銭をだまし取る詐欺を防止しようと、広島市内の家電量販店でイベントが開催されました。
偽の警告画面や警告音などで焦らせて電話をかけさせ、サポート費用の名目で金銭をだまし取るサポート詐欺。
ヤマダデンキテックランド広島アルパーク店で開かれた啓発イベントでは、訪れた人たちがエスケープキーを長押しして警告画面を閉じる対処法を体験しました。
体験した人「1回体験するとああいう場面かなと想像がつくのでちょっと安心」
警察によりますと県内では今年に入っておよそ80件の被害相談がよせられているということで、警察は注意を呼びかけています。
患者のお茶に薬剤を混入し、意識をもうろうとさせたなどの疑い逮捕された当時病院の介護福祉士だった男が、別の患者のお茶にも薬剤を入れていたことがわかりました。
容疑者の男(35)は先月12日、勤務先の安佐南区の病院で入院患者の女性(79)のお茶に薬剤を混入し、意識をもうろうとさせたうえ、病院の業務を妨害した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと容疑者の男は、別の患者のお茶にも薬剤を混入したとみられることがわかりました。
病院によりますと外部から持ち込んだ錠剤が使われ、別日にも不審な動きをしているのが防犯カメラの映像からわかったということです。
容疑者の男は容疑を認めていて警察は詳しい動機を調べています。
「尾道で仕事しよんのにあいさつがない」などと脅し面会を強要した疑いで暴力団組員が逮捕され、警察が侠道会本部を家宅捜索しました。
指定暴力団侠道会傘下の森田組組員(46)は、30代の男性に暴力団へのあいさつなど面会を強要した疑いがもたれています。
警察によりますと容疑者の男は先月31日、尾道市内の解体工事現場で男性の会社の作業員に「広島から来て尾道で仕事しよんのにあいさつがない」「お宅の社長に怖い人が来たと言っとけ」などと告げたということです。
容疑者の男は「言ったのは間違いないです」と容疑を認めているということで、警察は侠道会本部を家宅捜索し調べを進めています。
海田町が発注する公共事業をめぐって、賄賂のやり取りがあったとして海田町の職員と土木会社の社長が逮捕されました。
海田町職員の男(26)は町が発注した町内の道路工事などの随意契約に関し、有利に取り計らう見返りに、土木会社社長の男(39)から接待や現金など8回に渡って合計20万円相当を受け取った疑いで逮捕されました。
受注件数は、2022年度までは数件でしたが、2023年度から数十件と大幅に増加していたということです。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察は11日、海田町役場を家宅捜索するなど、詳しいいきさつを調べています。
府中町の公園で男性が殺害された事件から2カ月です。容疑者の逮捕には至っておらず、現場周辺では今もパトロールが続いています。
牧千晴記者「事件現場付近では、早ければ来週にも防犯カメラが増設されるとのことです」
4月12日、府中町の水分峡森林公園で東京・練馬区の会社員 里見誠さん(52)が何者かに頭と顔を複数回殴られて死亡しました。
捜査関係者によりますと、事件には複数の男女がかかわっている可能性があるということですが、犯行の目撃情報がなくいまだ逮捕には至っていません。
現場周辺では警察がボランティアと連携して周辺のパトロールや登下校時の見守り活動を続けています。
警察はSNSのやりとりを調べるなど複数の男女の行方を追っています。
患者のお茶に薬剤を混入し、意識をもうろうとさせたなどとして、元介護福祉士の男が逮捕されました。
元介護福祉士の男(35)は先月12日、広島市安佐南区の病院で入院患者の女性(79)のお茶に薬剤を混入し、意識をもうろうとさせたうえ、病院の業務を妨害した疑いがもたれています。
警察によりますと、男は事件当時、この病院で介護福祉士として働いていて、コップにお茶を入れて女性に飲ませたということです。
男は「だいたいあってます」と容疑を認めています。
女性は数時間、意識がもうろうとした状態になり、病院で治療を受けました。
警察は事件の詳しい経緯を調べています。
福山市の通信制高校で同級生3人を刺し殺害しようとした疑いで逮捕された女子生徒が刑事責任能力を調べるために鑑定留置されたことがわかりました。
高校1年の女子生徒(17)は、先月21日、福山市の通信制高校の教室で同級生の女子生徒3人の背中や腕などをナイフで刺し殺害しようとした疑いがもたれています。
広島地検福山支部は、逮捕された女子生徒を6日から鑑定留置していることを明らかにしました。
犯行時の精神状態などを調べるものとみられます。
警察の調べに対し女子生徒は「学校内での人間関係にもつれがあった」と供述していて、警察は、互いの距離感にずれがあったことが動機につながったとみて調べています。
仮面ライダーの変身ベルト6個を
リサイクルショップから盗んだとして22歳の男が逮捕されました。
東広島市の警備員の男(22)は
4月23日と24日に呉市のリサイクルショップから仮面ライダーの変身ベルト6個と、
フィギュア2体 約16万5000円相当を盗んだ疑いがもたれています。
警察の調べに対し男は
「盗んだことは間違いないがそんなに数は多くありません」と容疑を一部否認しています。
警察によりますと店からは他にも盗まれたとみられるものがあるということで、
余罪があるとみて調べるとともに転売目的の可能性も視野に捜査しています。
福山地区の消防職員の男が18歳未満の少女に対していかがわしい行為をした疑いで再逮捕されました。
福山地区消防組合の職員の男(33)は去年7月、18歳未満の少女と知りながら福山市内のホテルで現金1万5000円を渡しいかがわしい行為をした疑いがもたれています。
容疑者の男は調べに対し「間違いない」と容疑を認めています。警察によりますと2人はSNSを通じて知り合ったということです。
濵田善章消防局長は「地域住民の安心安全を担うものとして極めて遺憾である」とコメントしています。
容疑者の男は16歳未満の少女に現金8000円を渡し性的暴行を加えた疑いで先月、逮捕されていました。
特殊詐欺事件のニュースです。県内で新たな手口の被害が…今度は高騰している金塊を使ったものでした。
1g当たりの平均価格が10年間で約3倍となっている「金」。最近でも価格は上がり続け購入する人が増えているといいます。
この「金」を狙った特殊詐欺が今年4月県内で初めて確認されました。
被害にあったのは中区に住む80代の女性。
「あなたに携帯電話の不正契約の嫌疑がかかっている。捜査の対象となっているためこのままでは逮捕することになる」警察を名乗る男からかかってきた一本の電話。
続いて…
「あなたの資金調査をする必要がある」検察官を名乗る男が証券を現金化し、金を購入するよう女性に指示。女性は指定された口座に現金およそ1000万円を振り込んだところ数日後に自宅に金600gが届きました。
しかし…
検察官を名乗る男「その金についても調査の必要がある」犯人は購入した金の調査を求めてきたのです。
女性は言われた通り自宅付近の指定された場所に金を置いていたところいつのまにか無くなっていました。
その代わりにポストにあったのが資金預かり証。偽の文書が届いていたのです。
「すべての調査が終わり次第返還となる。金融調査に協力しない場合は返金不可となる」などと記載されています。
さらに信じ込ませるためか受託者氏名には金融庁の文字が…
全国では去年6月~12月の間で21件、あわせて約9億円の被害が出ている金塊をだまし取る特殊詐欺。
県警の減らそう犯罪情報官は注意を呼びかけます。
県警 直原順一情報官「警察官や検察官が捜査の対象となっていると伝えることはありませんし、金塊を要求することはありませんのでその辺はおかしいなと思っていただきたいと思います」
10代の女性を車で誘拐し、わいせつ行為をしたとして23歳の男が逮捕されました。
東広島市のトラック運転手の男(23)は先月6日、坂町の商業施設で10代の女性に「車で送る」などとうそを言いわいせつ目的で誘拐し男の家で背後から体重をかけて押さえつけるなどの暴行を加え下半身を触ったなどの疑いが持たれています。
男は、調べに対し「下半身を触ったことに間違いないがわいせつ行為をするために車に乗せたわけではない」と一部否認しています。
警察によりますと2人は知人関係だったということです。
警察は詳しい事件のいきさつを調べています。
広島県三次市で住宅など4軒が焼けた火事で、火元の住宅に住む女が自宅に放火したとして逮捕されました。
三次市の無職の女は4日午前、自宅に放火した疑いがもたれています。
警察によりますと、女は火元の住宅に祖母と母と3人で暮らしていましたが、家族に話を聞く中で女の関与が浮上しました。
この火事で女の自宅を含む2軒が全焼し、隣接する別の2軒は一部が焼けました。
けが人はいなかったということです。
警察の調べに対し女は「私がやったことで合っている」と容疑を認めています。
警察はどこにどうやって火をつけたかや動機について捜査を進めています。
10代の女性を大阪に誘い出して誘拐したとして37歳の男が逮捕されました。
大阪府吹田市の無職の男(37)は、先月28日、福山市に住む10代の女性を大阪市まで誘い出して、吹田市やその周辺に連れ去り誘拐した疑いがもたれています。
警察によりますと、その日の夜に女性の親から「娘がいなくなった」と110番通報がありました。
防犯カメラを調べたところ女性が1人で新幹線に乗ったことがわかりました。
そこからリレー捜査を続け、女性が逮捕された男と一緒にいることがわかったということです。
女性は4日、男の自宅にいるところを保護されました。
けがはなかったということです。
警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は2人がいつどうやって知り合ったのかなど事件の詳しいいきさつを調べています。
警察の再三の出頭要請に応じなかったとして事故を起こした疑いの男が逮捕されました。
会社員の男(65)は2022年2月、広島県福山市箕島町の県道の交差点で自転車と衝突し、10代の女性に首のねん挫など軽傷を負わせましたが、警察官に報告しなかった疑いがもたれています。
男は警察から再三出頭要請を受けていましたが、2年あまり応じなかったことから逮捕されたということです。
男は警察の調べに対し「事故をして警察に届けなかったのは間違いない」と容疑を認めています。
警察は事故の詳しいいきさつを調べています。
男女7人が逮捕された海田町の強盗致死事件の裁判で主犯格の控訴審が行われ、弁護側は事実誤認だと主張しました。
被告の男(34)は2022年6月、海田町の事務所で当時71歳の男性を監禁して暴行し金を奪ったうえ死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。
一審では無期懲役の判決を受けており、3日の控訴審で弁護側は「一審の判決には事実誤認があり量刑不当だ」と主張し、量刑見直しを訴えました。
また、被告の男は「証言くらいさせろ」「俺の人生だぞ」などと声を荒げ、開廷からわずか数分で退廷を命じられました。
2日夜、広島市南区出島で85歳の男性が車でコンクリートの壁に突っ込む事故があり、左胸の骨を折るなどし病院に搬送されていましたが3日死亡しました。
2日夜広島市南区出島1丁目の市道で軽自動車がコンクリートの壁に突っ込む事故がありました。
この事故で運転していた岡平勝昭さん(85)が左胸の骨を折るなどし病院に搬送されましたが3日死亡しました。
警察によりますと岡平さんが外出して帰ってこなかったため家族やヘルパーが探していたところ事故しているのを発見したということです。
この事故で県内の交通事故死者数は今年に入り24人となりました。
警察は事故の詳しい原因を調べています。
80代男性が原付バイクで山陽自動車道に進入し、後続のトラックに追突され骨盤を骨折するなどの重傷を負いました。
2日午前10時45分ごろ、山陽道上りの福山東IC付近で「上り車線上でバイクが転倒している」と目撃者から消防に通報がありました。
警察によりますと原付バイクが後続の中型トラックに追突されたということです。
この事故で原付バイクを運転していた80代の男性が足や腰を強く打ち病院に搬送されましたが、骨盤を骨折するなどの重傷を負いました。
現場は原付バイクの走行が禁止されている高速道路で、警察は原付バイクが誤って進入したとみて事故の原因を調べています。
広島市中区基町でバーベキューをしていた50代の男性が川でおぼれ意識のない状態で病院に搬送されています。
31日午後3時半ごろ広島市中区基町の本川で「川に人が沈んでいる」と消防に通報がありました。
警察や消防によりますと消防車5台などが駆け付け川でおぼれた男性を救助しましたがすでに意識はなく病院に搬送したということです。
救助された男性は50代で当時、付近の川沿いで知人らとバーベキューをしていて酒を飲んでいたということです。
警察と消防は詳しい原因を調べています。
31日未明、広島県福山市のコンビニエンスストアの駐車場で3人組の男が19歳の男性を殴るなどしバッグを奪って逃げる事件がありました。
犯人は現在も逃走中です。
31日午前1時50分ごろ福山市高西町のコンビニエンスストアの店員から「客が助けてくださいと言っている」と110番通報がありました。
警察によりますと3人組の男が19歳の男性を殴るなど暴行しショルダーバッグ1個を奪い逃走しました。
男性は軽傷とみられていますが命に別状はないということです。
逃げた3人組の男は年齢や服装などは分かっておらず徒歩で逃げて行ったということで、警察は強盗致傷事件として防犯カメラなど捜査し行方を追っています。
30日未明、広島市南区の弁天島近くにあるかきいかだで70代の男性が心肺停止の状態で見つかりその後死亡が確認されました。
海上保安庁と警察によりますと29日午後8時ごろ「船を見に行くと言いその後帰って来ていない」と男性の家族から通報がありました。
その後、男性が所有する船が広島市南区の弁天島付近にあるかきいかだに挟まった状態で見つかりました。
船内には人がいなかったため捜索続けるとおよそ300メートル離れた海上で男性が心肺停止の状態で見つかりその後死亡が確認されました。
船内に釣り具があったことから釣りをしていた際に海に転落してしまった可能性があるとみて詳しい原因を調べています。
広島市中区の繁華街で女性店員を蹴るなどし現金を奪って逃げた罪に問われている男の裁判で懲役6年が言い渡されました。
被告の男(25)は去年10月広島市中区薬研堀の店舗で女性店員の腹を蹴ったり髪をつかんで頭を壁にたたきつけたりするなどの暴行を加え現金3000円を奪った罪に問われています。
これまでの裁判で弁護側は「奪った3000円は高額ではない」などとして懲役4年が相当であると主張していました。
30日の裁判で広島地裁は「暴行は危険で悪質なものである」「被害額はそれほど多額ではないが被害者の受けた精神的苦痛などを考慮すると軽く見ることはできない」などと指摘。
また、「執行猶予期間中により重い犯行に及び、強く非難される」として懲役6年を言い渡しました。
マダニにかまれることで感染する日本紅斑熱で広島県呉市の70代の女性が死亡しました。
広島県内では今年初の死亡例となっています。
呉市によると市内に住む70代の女性は17日、発熱の症状がでたのち24日に救急搬送されましたが、死亡したということです。
マダニによる刺し口が確認されたことから検査をしたところ日本紅斑熱だったことが分かったということで県内での死亡例は今年初としています。
女性がどのようにしてマダニにかまれたかは分かっていませんが、呉市内では2年前に農作業中にかまれたとみられる死亡例があり、市は屋外で作業するときには長袖など皮膚の露出を少なくすることなど注意を呼び掛けています。
福山市立の保育所で当時1歳の園児が昼食中にのどを詰まらせ意識不明となり、本人と保護者が福山市に損害賠償を求めた裁判が和解する見通しであることが分かりました。
福山市によりますと2018年10月、当時1歳の園児が昼食中にリンゴを喉に詰まらせ意識不明となりました。
園児は今も意識が戻らず常に介護が必要な寝たきりの状態で、本人と保護者が福山市に対し裁判で損害賠償を求めていました。
福山市 ネウボラ推進部 神原明子保育施設担当部長「このような事故を二度と起こさないよう、全職員とともに再発防止と安全な保育に全力で取り組んでまいりたい」
福山市は当時対応マニュアルが存在しなかったなど、市の運営体制が不十分だったと過失を認め、解決金2億7000万円を支払い和解する方針であると明らかにしました。
広島市で起きた児童虐待で亡くなったケースの事実の把握や、必要な再発防止策などを検討する会議が5年ぶりに開催されました。
検証部会は昨年度、広島市で発覚した2件の児童虐待について、弁護士や医師らの委員が再発防止策などを検討するものです。
そのうちの一件は2歳の男児が父親に暴行されたとして死亡しています。
広島市こども未来局 三好佐代 こども・家庭支援担当課長「困りごとを抱えている子育て家庭に対して、能動的にどんな支援ができるか考えていく」
5年ぶりの開催となったこの会議は今年度内に広島市の松井市長に対して検証結果を報告するほか、再発防止のための提言をおこなうとしています。