富山県小矢部市の石動きらりこども園の年長児10人が23日、同園で恐竜のキャラクター「だまされんザウルス」の模型に色を塗った。カラフルに仕上がった恐竜は園の玄関に飾り、特殊詐欺防止のPRに役立てる。
だまされんザウルスは、中部地区安全なまちづくり推進センターの山本護会長が特殊詐欺撲滅のために考案した。段ボールを組み合わせて長さ3・5メートル、高さ2メートル、幅60センチの模型を製作した。
園児は赤やピンク、緑などの絵の具で恐竜の全身を彩った。
今後、山本会長が園児の活動中の写真や集合写真を使って特殊詐欺防止の啓発チラシを作り、地区の全250世帯に配る。山本会長は「園児と恐竜の力で特殊詐欺被害がなくなればいい」と話した。