福岡市の63歳の女性が、「+44」から始まるイギリスの国際電話番号から電話をかけてきた外国人を名乗る男らに、約150万円の暗号資産をだまし取られるニセ電話詐欺事件がありました。
城南警察署によりますと、4月25日、福岡市城南区に住む63歳の女性の携帯電話に、『イギリス人』を名乗る男から、「キャンペーンをしているので、暗号資産を22万円分購入してほしい」などと電話がありました。
暗号資産の購入経験がある女性は、暗号資産取引の営業と勘違いをして、男が指定するアドレスに送金しました。
すると翌日、同僚を名乗る『イギリス人』の男から電話があり、「購入した暗号資産の返還のためには、別の暗号資産を購入しないと戻ってこない」などと説明され、女性は3回にわたり暗号資産を購入。
さらにその後、別の『イギリス人』を名乗る男から、電話で「あなたはだまされている。暗号資産を取り戻したいなら私の言う通りすればいい」「取り戻すためには暗号資産を送らなければいけない」と言われ、2回にわたり購入しました。
その後も、男から何度も入金の指示をされることを不審に思った女性が、4月28日に城南警察署に相談し、被害が発覚しました。
最終的に女性は、2日間で6回にわたり、合計148万円9000円相当の暗号資産を購入したということです。
『イギリス人』を名乗る男らからの着信は、すべて「+44」から始まるイギリスの国際電話番号でした。
警察は、「面識のない人からのお金の話は大変危険。“電話でお金はすべて詐欺”なので、すぐに110番してほしい」などと注意を呼びかけています。
息子を装ってウソの電話をかけ福岡県飯塚市の82歳の女性から現金をだまし取ろうとした疑いで、石川県の17歳の少年が現行犯逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは石川県金沢市の無職の少年(17)です。
飯塚警察署によりますと少年は氏名不詳の共犯者と共謀し、4月8日から10日にかけて福岡県飯塚市の女性(82)方に複数回電話をかけ、息子になりすまして「税金払わんと逮捕される」「280万円が必要」「法律事務所の者が取りに行く」などとウソを言い、法律事務所の者になりすまして女性方を訪れ、現金をだまし取ろうとしたということです。
女性は電話の声が息子と違うことに気づき、その後本当の息子に電話をかけて確認して警察に通報し、女性宅で警戒していた警察官が少年を現行犯逮捕しました。
調べに対し少年は「間違いない」と話しているということです。
少年は4月上旬に地元の先輩から「いい仕事がある」と紹介され、秘匿性の高い通信アプリで指示役とやり取りをしていましたが、4月7日に「博多のほうに行け」と言われてホテルなどに滞在し、10日に現場に行くよう指示されたと話しています。
少年は指示役にマイナンバーカードや顔写真を送信していて、指示役から「家族もやってしまうぞ」など脅されて断れなかったと説明しているということです。
福岡までは自費でやってきていて、指示役にも保証金のような名目で10万円を振り込んでいたということです。
福岡県飯塚市の住宅で28日、白骨化した遺体が見つかり、警察は身元の確認を進めるとともに経緯を調べています。
飯塚警察署によりますと28日正午前、飯塚市鯰田の住宅で「白骨化した死体がある」と通報がありました。
警察が現場に駆けつけ、白骨化した遺体を見つけました。
現場は古い平屋の住宅で、遺体は完全に白骨化しているということです。
警察は遺体に欠けたところや傷などがないか調べるとともに身元の確認を急ぎ、事件と事故の両面から経緯を詳しく調べることにしています。
現場はJR福北ゆたか線の鯰田駅から南に約1キロの住宅が並ぶ一角です。
ソフトバンクやセキュリティ会社を名乗る人物からの電話でウソの話を信じ込み、福岡県北九州市の女性が2130万円をだまし取られていたことがわかりました。
八幡東警察署によりますと3月中旬、北九州市八幡東区の無職の女性(70)にソフトバンクを名乗る人物からメッセージ機能付きアプリに料金未納などと記された通知が届きました。
女性が記載された電話番号にかけたところ、ソフトバンクを名乗る男から「有料サイトに登録されており、使用料が未納である」などと言われ、さらに、セキュリティ会社を名乗る男から未納料金を支払うように連絡がありました。
セキュリティ会社を名乗る男からはその後も「あなたの携帯電話からウイルスが出ている。被害を受けている企業に慰謝料等を支払わなければならない」などと断続的に連絡があり、これを信じた女性は3月19日から4月24日にかけて約60回にわたり指定口座に合計2130万円を振り込み、だまし取られたということです。
警察はニセ電話詐欺事件として調べるとともに「電話でお金はすべて詐欺!すぐに相談!110番!」と注意を呼びかけています。
息子を装ってウソの電話をかけ福岡県飯塚市の82歳の女性から現金をだまし取ろうとしたとして、石川県の17歳の少年が現行犯逮捕されていたことがわかりました。
詐欺未遂の現行犯で逮捕されたのは石川県金沢市の無職の少年(17)です。
飯塚警察署によりますと少年は氏名不詳の共犯者と共謀し、4月8日から10日にかけて福岡県飯塚市の女性(82)方に複数回電話をかけ、息子になりすまして「税金払わんと逮捕される」「280万円が必要」「法律事務所の者が取りに行く」などとウソを言い、法律事務所の者になりすまして女性方を訪れ、現金をだまし取ろうとしたということです。
女性は電話の声が息子と違うことに気づき、その後本当の息子に電話をかけて確認して警察に通報し、女性宅で警戒していた警察官が少年を現行犯逮捕しました。
調べに対し少年は「間違いない」と話しているということです。
少年は4月上旬に地元の先輩から「いい仕事がある」と紹介され、秘匿性の高い通信アプリで指示役とやり取りをしていましたが、4月7日に「博多のほうに行け」と言われてホテルなどに滞在し、10日に現場に行くよう指示されたと話しています。
少年は指示役にマイナンバーカードや顔写真を送信していて、指示役から「家族もやってしまうぞ」など脅されて断れなかったと説明しているということです。
福岡までは自費でやってきていて、指示役にも保証金のような名目で10万円を振り込んでいたということです。
27日未明、福岡市のJR博多駅前で女子高校生の下着を撮影しようとした西鉄の社員の男が性的姿態等撮影未遂の現行犯で逮捕されました。
27日午前0時半ごろ、福岡市のJR博多駅前で、歩いていた17歳の女子高校生の後ろで不審な動きをする男を男性会社員が見つけました。
不審な動きをしていた男はその後、高校生のスカートの下から、スマートフォンを差し込み撮影しようとしたため、男性会社員が取り押さえ、警察官に引き渡したと言うことです。
逮捕されたのは、福岡市早良区に住む西鉄社員の小川聖容疑者で調べに対し、「酒に酔っていて覚えていません」と供述していると言うことです。
西鉄は「弊社社員が逮捕されたことは誠に遺憾で、関係者やお客様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。本件を受け、コンプライアンス教育の再徹底を図り、信頼回復に努めてまいります」としています。
26日夜、宇美町で酒を飲んで車を運転した75歳の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。近くではひき逃げ事件も起きていて、警察が関連を調べています。
26日、午後10時前、宇美町宇美で「ひき逃げがあり、車が立ち去った」と目撃していた人から交番に届け出がありました。
警察官が駆け付けたところ、60代の男性が頭を打ち倒れていて、救急車で病院に運ばれました。男性は軽傷だと言うことです。
警察官が現場近くで捜査していたところ、ミラーが壊れた車を見つけたため、乗っていた男を調べたところ、呼気から基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは宇美町の無職、江崎國男容疑者で「アルコールは抜けたと思っていた」などと話していると言うことです。
警察ではひき逃げについても関連を調べることにしています。
スーツケースに隠し麻薬であるケタミン約5キロを日本に密輸した疑いで、フランス国籍の84歳の男が逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのはフランス国籍のヴィレディ・ジョン・ジョセフ・マリー容疑者(84)です。
警察などによりますとヴィレディ容疑者は4月、営利目的で麻薬のケタミン約5キロをスーツケースに隠し、フランスから福岡空港に持ち込んだ疑いが持たれています。
福岡県警が1回に押収した量としては過去最多だということです。
ヴィレディ容疑者はスーツケースの底を細工しケタミンを隠していて、福岡空港での入国検査で税関の職員が発見しました。
調べに対しヴィレディ容疑者は「スーツケースの中にケタミンという麻薬が入っていることは知りませんでした」と容疑を否認しています。
警察は入手ルートなどをさらに詳しく調べる方針です。
21日夜に福岡県久山町の県道で、酒を飲んで原付バイクを運転した疑いで、町内に住む53歳の男が、25日逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、久山町の職業不詳・土屋隆之容疑者(53)です。
粕屋警察署によりますと、土屋容疑者は21日午後8時45分ごろ、久山町久原の県道で、酒を飲んで原付バイクを運転した疑いです。
土屋容疑者は、このおよそ30分後、町内のガソリンスタンドでふらつき転倒したのを目撃した人からの110番通報で駆け付けた警察官に呼気を調べられ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されましたが、任意同行を拒否しました。
しかし、その後の捜査で、このバイクを運転して県道を走行したことがコンビニエンスストアの防犯カメラで確認され、逮捕に至りました。
調べに対し土屋容疑者は、「飲酒運転したことは認めない」「時間がたっており抜けていると思った」と、容疑を否認しているということです。
警察は、飲酒の経緯や量などを詳しく調べる方針です。
26日未明、福岡県太宰府市の国道3号線で、酒を飲んでバイクを運転したとして、21歳の大学生の男が逮捕されました。
筑紫野警察署によりますと、26日午前4時すぎ、太宰府市朱雀の国道3号線で、ヘルメットをかぶっていない男が、ヘルメットをかぶった女性を後ろに乗せてバイクを運転しているのを警察官が発見し、パトカーで追跡しました。
バイクは歩道を走って逃げましたが、車道に戻ったところでパトカーと衝突して停止しました。
警察官が男の呼気を調べたところ、基準値の3倍を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、近くに住む大学生の岡本来皇容疑者(21)で、調べに対し「お酒を飲み終わって、あまり時間がたっていないので、残っていることが分かっていて運転した」と話しているということです。
警察は、同乗していた女性からも話を聞くなどして、詳しく調べています。
福岡県警の警察官が2月に酒を飲んで大型バイクを運転したとして25日、酒気帯び運転の疑いで書類送検されました。
警察官は懲戒免職処分を受けました。
書類送検されたのは城南警察署の地域課に所属する34歳の男性巡査長です。
県警監察官室によりますと男性巡査長は今年2月22日午前9時ごろ、福岡市城南区内で酒を飲んだ状態で大型バイクを運転した疑いです。
男性巡査長は自宅からバイクで出勤した際に、同僚から酒のにおいがすると指摘され、呼気から基準値の5倍近いアルコールが検出されていました。
巡査長は前日は休みで、午前10時ごろから翌日の午前3時ごろまで断続的に飲んだと話していて「(当日は)上司からの電話で起き、酒が残っているのは分かっていたが、遅刻しないように自宅から飲酒運転した」などと説明しているということです。
また巡査長は2022年9月に福岡市西区で女性2人の後をつけ、スマートフォンでおしりや足、後ろ姿などを複数回撮影したとして県迷惑行為防止条例違反でもあわせて書類送検されました。
巡査長はこの女性たちを含め「5000枚ほど撮った」と話しているということです。
県警は男性巡査長を25日付で懲戒免職処分としました。
県警の那須重人・首席監察官は「事実関係を踏まえ、厳正に処分いたしました。被害者及び県民の皆様に対して、深くお詫び申し上げます。職員の指導・教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
SNSでポケモンカードを売るなどとウソをつき、代金約55万円をだまし取った疑いで24日、31歳の無職の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは東京都豊島区の無職、出浦裕貴容疑者(31)です。
戸畑警察署によりますと出浦容疑者は去年2月から5月にかけ、SNSで「ポケモンカードを売る」などウソの投稿や動画を複数回配信し、これを信じた福岡県北九州市の男性(28)から現金と電子マネー計55万500円をだまし取った疑いです。
調べに対し出浦容疑者は「売買の交渉をするだけで、商品が発送されたかどうかは知りませんでした」などと容疑を否認しているということです。
警察は去年6月に男性から「お金を払ったのに商品が届かない」と相談を受け、捜査していました。
北海道警の警察官をかたる男などからのニセ電話の内容を信じ込み、福岡市の男性が現金232万円をだまし取られていたことがわかりました。
中央警察署によりますと4月18日、福岡市中央区の自営業の男性(46)のスマートフォンに着信があり、信用調査会社をかたる男から「あなた名義のクレジットカードが作られている。クレジットカードが悪用されているので差し止めます。北海道警察と連携しているので北海道警察に連絡します」などとと言われました。
電話を切ると、次に北海道警の警察官をかたる男から電話があり、SNSに誘導されてビデオ通話で「詐欺グループの捜索差押えをした際にあなた名義の通帳が見つかった。あなたを被疑者として取り調べる。身の潔白を証明するため指定した口座にお金を振り込んで欲しい」などと言われ、その当日、指定された口座に3回わたり現金合計232万4239円を振り込んでだまし取られたということです。
警察はニセ電話詐欺事件として調べるとともに
▽電話で「お金」はすべて詐欺!すぐに相談!110番!
▽警察官がSNSで事件の内容を伝えることはありません
▽お金を送金する前に、家族や周囲の人に相談しましょう
と注意を呼びかけています。
23日夜、福岡県北九州市で、タクシーに乗った29歳の男が、73歳の運転手を複数回殴って料金を支払わず逃走しようとしましたが、運転手に取り押さえられ、逮捕されました。
若松警察署によりますと、23日午後10時50分ごろ、北九州市小倉北区魚町で29歳の男がタクシーに乗り込みました。
20分ほど走り、自宅近くの北九州市若松区赤崎町に着いたところで、男は「ここまででいいですよ」と告げてタクシーを停車させ、乗車料金4050円を支払わないままドアを自分で開けて、小走りに逃走しました。
73歳の男性運転手が追いかけたところ、男は運転手の顔面を複数回殴り、さらに逃走しましたが、30メートルほど先でつまずいて転倒。
追いかけた運転手が覆いかぶさって身柄を確保し、付近を通りかかった目撃者が警察に通報して、強盗の現行犯で逮捕されました。
逮捕されたのは、自称・会社員の江上壽弥容疑者(29)で、当時は酒を飲んでいて、調べに対し、「全く知りません。でも、お金は払います」などと供述しているということです。
殴られた運転手は、左頬に軽いケガをしています。
福岡県と佐賀県で空き巣などを繰り返していたとして、警察は男2人を逮捕するなどし、捜査を終結したと発表しました。
男らは新聞の「お悔やみ欄」を見て空き巣に入る家を探していたとみられ、被害総額は約860万円相当に上るということです。
住居侵入や窃盗などの疑いで逮捕・起訴されたのは、福岡県久留米市に住む無職の笹野邦俊容疑者(75)です。
福岡・佐賀・熊本の3県警によりますと、笹野容疑者は2019年8月から去年11月にかけて、福岡県と佐賀県の住宅あわせて14軒で空き巣などを繰り返していた疑いです。
被害総額は約860万円相当に上るということです。
警察はこのうち、裏付けが取れた窃盗など4件、被害額約400万円相当分に関して、笹野容疑者と、共犯で知人の竹下明容疑者(73)の2人を逮捕・送検し、うち2件について検察が起訴して捜査を終えました。
笹野被告は、新聞のお悔やみ欄を見て侵入する住宅の狙いを定め、「地図で人目につきにくい家を狙った」「お金が必要で盗みに入った」と供述していて、被害にあった14件のうち10件が通夜のタイミングに留守宅を狙われていたということです。
大麻を使用した疑いで24日、大分県の美容師の男が再逮捕されました。
法改正後、大麻の「使用罪」での逮捕は福岡県警では初めてです。
麻薬取締法違反の使用の疑いで再逮捕されたのは大分県臼杵市の美容師、吉岡良馬容疑者(24)です。
中央警察署によりますと吉岡容疑者は去年12月下旬から今年4月2日の間に大麻を使用した疑いが持たれています。
吉岡容疑者は今年2月に福岡市・天神で液体大麻を所持していた疑いで4月2日に逮捕され、その後の尿検査で大麻の成分であるデルタ9テトラヒドロカンナビノールが検出されたため、使用の疑いで再逮捕されました。
調べに対し吉岡容疑者は「大麻を使用したことに間違いない」と容疑を認めていて、警察は入手経路などを詳しく調べています。
去年12月に改正麻薬取締法が施行されてから大麻の「使用罪」での逮捕は福岡県警では初めてだということです。
子供を中心に感染し激しいせきが出る「百日ぜき」が福岡でも広がっています。
福岡県によりますと4月20日までの1週間で県内の医療機関から102人の百日ぜきの患者が報告されました。
前週を34人上回り、週あたりでは今年最多を更新しました。
また今年の百日ぜきの患者は累計で490人と、これまで最も多かった2019年の同じ時期(364人)を上回るペースとなっています。
百日ぜきは子供を中心に感染し、かぜのような症状から徐々にせきが強くなります。
1歳以下の乳児、特に生後6カ月以下では重症化しやすく死亡することもあるということです。
予防にはワクチン接種が有効で、県は定期接種を呼びかけるとともに、せきエチケットなどの基本的な対策をしてほしいと話しています。
また、水ぼうそうは県内の定点医療機関で79人の感染者が確認され、定点あたりでは1.13人と前週の3.76倍に増えています。
県は、予防にはワクチン接種が有効だとしています。
福岡県北九州市で21日夜、タクシーに乗っていた男2人が男性運転手の顔を殴ってけがをさせ、料金を支払わず逃げる強盗傷害事件がありました。
被害にあった運転手がTNCのインタビューに応じ、当時の様子を語りました。
◆被害にあった運転手(68)
「自分の隙をうかがってでしょうね、それはびっくりしますよね」
事件があったのは21日午後11時50分ごろ。
北九州市小倉北区黒原で、JR小倉駅からタクシーに乗った男2人が料金を支払う際、この運転手に「お金がない」「近くに家があるのでお金を取ってくる」などと言っていったん降りました。
◆被害にあった運転手
「お金を取りに行ってくるということで、どこが家なのかわからないし(男らに)『おいちゃんちょっとついてきて』と言われたけどちょっと暗いところだし、車から離れたくなかったから、自分で取り行けばと」
男らは数分後に戻ってきて、運転手と会話を始めたといいます。
◆被害にあった運転手
「スポーツをしているか聞かれたんですけど、隙を見て僕にパンチを2発強打してきたんですね」
そのすきに料金2690円を支払わず逃走したということです。
逃げた男らはいずれも20代で身長160センチ前後、1人は短い黒髪で黒っぽい上着、もう1人は茶髪で上下とも黒っぽい服装だったということです。
運転手は口などにの軽いけがをしました。
◆被害にあった運転手
「自分よりも年寄りじゃなくて良かった、逆にね。遅かれ早かれ捕まるでしょう」
警察は強盗傷害事件として防犯カメラやドライブレコーダーの映像を解析するなど、逃げた男らの行方を捜査しています。
今年2月に福岡市で大麻を所持した疑いで23日、福岡県内の私立高校に通う男子生徒が逮捕されました。
逮捕されたのは、福岡県内の私立高校に通う高校2年の男子生徒(16)です。
中央警察署によりますと、男子生徒は今年2月13日午前0時半すぎ、福岡市中央区清川で大麻を含む植物片1.015グラムを所持した疑いです。
当時、現場付近の路上で警ら中のパトカーを気にするようすの男子高校生に警察官が気付き、職務質問しようとしたところ、男子生徒は逃走。
約100メートルほど逃走したところで警察官が追いつきましたが、その際、男子生徒はポリ袋に入った大麻を投げ捨てていて、その後鑑定を行った結果、大麻であることが判明し逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、男子生徒は「吸うために持っていた」と容疑を認めています。
警察は入手経路や大麻の使用についても捜査しています。
福岡市ですれ違いざまに高校生にカバンをぶつけた暴行の疑いで逮捕された大学准教授の男が、別の女性にもカバンをぶつけていた疑いで23日、再逮捕されました。
暴行の疑いで再逮捕されたのは福岡市の西南学院大学の准教授、平木真朗容疑者(59)です。
警察によりますと平木容疑者は4月2日、福岡市早良区西新の路上で自転車に乗った女性(53)にすれ違いざまに左手にカバンをぶつけた疑いが持たれています。
平木容疑者は自転車で登校中の男子高校生に同様の犯行に及んだとして今月2日に現行犯逮捕されていて、同じ日の朝、その前に女性にカバンをぶつけたところを警戒していた警察官が確認したということです。
調べに対し平木容疑者は「逮捕された事実については記憶にありません」と容疑を否認しているということです。
現場周辺ではほかにも去年10月ごろから同じような被害が確認されていて、警察は引き続き捜査を進めています。
ソフトバンクホークスの関係者が違法なオンラインカジノを利用していた疑いで書類送検された問題で、福岡区検は関係者を不起訴処分にしました。
捜査関係者によりますと、福岡県警は違法なオンラインカジノを利用した単純賭博の疑いで、ソフトバンクホークスの関係者を書類送検していました。
書類送検には起訴を求めない意見をつけていたと見られ、福岡区検は関係者を4月10日付で不起訴処分にしました。
不起訴の理由について福岡区検は「諸般の事情を考慮した」としています。
オンラインカジノをめぐっては、オリックス・バファローズの山岡泰輔投手や吉本興業の所属タレントらの利用が相次いで判明しています。
福岡市ですれ違いざまに高校生にカバンをぶつけた暴行の疑いで逮捕された大学准教授の男が、別の女性にもカバンをぶつけていた疑いで23日、再逮捕されました。
暴行の疑いで再逮捕されたのは福岡市の西南学院大学の准教授、平木真朗容疑者(59)です。
警察によりますと平木容疑者は4月2日、福岡市早良区西新の路上で自転車に乗った女性(53)にすれ違いざまに左手にカバンをぶつけた疑いが持たれています。
平木容疑者は自転車で登校中の男子高校生に同様の犯行に及んだとして今月2日に現行犯逮捕されていて、同じ日の朝、その前に女性にカバンをぶつけたところを警戒していた警察官が確認したということです。
調べに対し平木容疑者は「逮捕された事実については記憶にありません」と容疑を否認しているということです。
現場周辺ではほかにも去年10月ごろから同じような被害が確認されていて、警察は引き続き捜査を進めています。
警察官などを名乗る男からのニセ電話の話を信じ込み、福岡県行橋市の男性が現金1000万円をだまし取られたことがわかりました。
行橋警察署によりますと4月11日、行橋市の無職の男性(75)の携帯電話にソフトバンクの社員を名乗る男から着信があり「あなたの個人情報が漏洩し犯罪に利用されているおそれがある」「長野県警に転送するので被害届と無関係証明書の発行を依頼すること」などと言われました。
そして長野県警の警察官を名乗る男に電話を代わり「あなた名義の通帳が犯罪に使われ、主犯格があなたから通帳を買ったと言っている」「捜査に協力し、持っている通帳と残高を全て教えて欲しい」などと言われました。
その後、男性はSNSに誘導され、長野県警の警察官を名乗る別の男から警察手帳の画像などを見せられ「あなたに対する逮捕状が出た。逮捕状の執行を遅らせる方法が1つだけある」「主犯格からあなたに渡った紙幣のナンバーをチェックする必要があるので、口座にあるお金を全額振り込んで欲しい」などと言われたため14日から15日にかけて3回にわたり、指定された口座に現金合計1000万円を振り込み、だまし取られたということです。
警察はニセ電話詐欺事件として調べるとともに
▽警察や自治体などの公共機関が電話で口座番号や暗証番号を尋ねることは絶対にありません
▽電話の相手が、警察など公的機関等を名乗って「逮捕される」「裁判になる「名義貸しは犯罪になる」は不安にさせるための脅し文句です
▽電話で不安になるような脅し文句を言われたら、まずは家族・警察・自治体などに相談しましょう
と注意を呼びかけています。
21日夜、福岡県北九州市でタクシーに乗っていた男2人が運転手の男性を殴ってけがをさせ、料金を支払わずに逃走しました。
警察は強盗致傷の疑いで男らの行方を捜査しています。
小倉北警察署によりますと21日午後11時50分ごろ、北九州市小倉北区黒原で、小倉駅からタクシーに乗った男2人が料金支払いの際「お金がない。近くに家があるのでお金を取って来る」などと言っていったん降りました。
男らは数分後に戻ってきましたが、男性運転手(68)と話している間に顔面を殴って料金2690円を支払わずに逃走したということです。
運転手は口などに軽いけがをしました。
逃げた男らはいずれも20代で身長160センチ前後、1人は黒髪の短髪で黒っぽい上下、もう1人は茶髪で黒っぽい上下に白のマスクを着けていました。
警察は強盗致傷の疑いで、防犯カメラやドライブレコーダーの映像を解析するなど男らの行方を捜査しています。
殺人未遂の疑いで逮捕・送検され、福岡地検の庁舎内で首を吊っているのが見つかった男(45)が、病院先の病院で治療を受けていましたが、22日午前に死亡が確認されました。
福岡県警によりますと、19日午後4時25分ごろ、福岡市中央区にある福岡地検の庁舎の個室内で、巡回中の警察官が男が衣服で首を吊っているのを発見しました。
男は自殺を図ったとみられ、発見された後に福岡市内の病院に搬送され、意識不明の重体で治療を受けていましたが、22日午前7時半ごろ死亡が確認されました。
男は18日に殺人未遂の疑いで逮捕され、19日昼過ぎに送検されていました。
福岡地検の庁舎に入った後、男は個室内で1人で取り調べを待っていたということですが、首を吊った状態で見つかる10分前に警察官が巡回した際、異常はなかったということです。
捜査関係者によりますと、男は4月6日夜、福岡県志免町の路上で、歩いていた女性(20)の首を絞めるなどして殺害しようとした疑いが持たれていて、警察の調べに対し「逮捕された理由が分かりません」などと容疑を否認していました。
志免町では15日夜にも女性が同じように襲われる事件が起きていて、警察が関連を調べていました。
21日朝、福岡県みやま市で、妻の首をナイフで刺して殺害しようとした現行犯で無職の男が逮捕されました。
柳川警察署によりますと、21日午前6時すぎ、みやま市瀬高町の住宅で、男から「妻ともめた。首をナイフで刺した」と110番通報がありました。
通報した男の妻(63)は刃渡り約7センチのナイフで後ろから首を刺されて病院に搬送されましたが、命に別条はないといういことです。
警察は現場にいた夫の無職・今村吉彦容疑者(67)を殺人未遂の現行犯で逮捕しました。
今村容疑者は体が不自由で妻の介護を受けていて、警察の調べに対し「妻の対応に不満があった」などと話した上で、「殺すつもりはありませんでした」と容疑については否認しています。
警察は介護をめぐり何らかのトラブルがあったとみて、詳しい動機などを調べています。
20日、福岡市博多区で酒を飲んで自転車を運転したとして、ベトナム国籍の専門学校生の男が、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
中央警察署によりますと、20日午前4時15分ごろ、福岡市博多区住吉でふらつきながら走る自転車をパトロール中の警察官が発見し、停止を求めました。
自転車に乗っていた男から酒のにおいがしたため調べたところ、呼気から基準値の3倍を超えるアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、ベトナム国籍の専門学校生・グエン・ヒュー・トゥアン容疑者(24)で、警察の調べに対し「前日の夕方に缶ビールを2本飲んだが、その後友人の家で寝たためアルコールは残っていないと思っていた」と容疑を否認しているということです。
福岡地検の庁舎内で19日夕方、殺人未遂容疑で逮捕された男(45)が首を吊っているのが見つかり、病院に搬送されましたが意識不明の重体となっています。
自殺を図ったとみられています。
福岡県警によりますと19日午後4時25分ごろ、福岡市中央区にある福岡地検の庁舎の個室内で、巡回中の警察官が男が衣服で首を吊っているのを発見しました。
その後福岡市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体だということです。
男は18日に殺人未遂の疑いで逮捕され、19日昼過ぎに送検されていました。
福岡地検の庁舎に入った後、男は個室内で1人で取り調べを待っていたということですが、首を吊った状態で見つかる10分前に警察官が巡回した際、異常はなかったということです。
福岡県警は「保安上の理由」として当時の巡回体制や首を吊っていた位置などの詳細を明らかにしていません。
捜査関係者によりますと男は今月6日夜、福岡県志免町の路上で、歩いていた女性(20)の首を絞めるなどして殺害しようとした疑いが持たれていて、警察の調べに対し「逮捕された理由が分かりません」などと容疑を否認していました。
志免町では今月15日夜にも女性が同じように襲われる事件が起きていて、警察が関連を調べていました。
男が自殺を図ったとみられることについて、福岡県警は「当時の監視体制などを含めて詳細を確認している」とコメントしています。
20日早朝、福岡市中央区のバーで、客の男性をウィスキーの瓶で殴ってけがをさせたとして、暴力団組長の男が傷害の現行犯で逮捕されました。
中央警察署によりますと、20日午前5時半ごろ、福岡市中央区清川のバーで「客同士がもめている」と110番通報がありました。
男が店員にからんでいたたため、居合わせた客の男性が仲裁に入ったところ、男は店に置いてあったウィスキーの瓶で、男性の顔を殴ったということです。
男性は、まぶたの上を切るけがをしました。
店内にいた客や店員の証言などから、警察は男を傷害の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、指定暴力団・道仁会系の組長、大西一夫容疑者(67)で、警察の調べに対し「分かりません、何も言うことはない」と容疑を否認しているということです。
大西容疑者は酒に酔った状態で、警察が当時の状況を詳しく調べています。
20日午前、福岡県苅田町の住宅で火事があり、2人が軽いけがをしたほか、焼け跡から性別が分からない1人の遺体が見つかりました。
警察と消防によりますと、20日午前9時20分ごろ、苅田町岡崎で「平屋建ての建物が燃えている」と目撃した人から消防に通報がありました。
消防車など11台が現場に駆けつけ消火にあたりましたが、火は木造平屋建ての住宅1棟を焼き、約2時間後に消し止められました。
この家には、70代の女性と50代の夫婦、20代の女性の4人が暮らしていましたが、70代の女性と50代の男性が煙を吸って病院に搬送されたほか、焼け跡から性別が分からない1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、この家に住む20代の女性と連絡が取れていないということです。
警察と消防は、遺体の身元の確認を急ぐととともに、実況見分を行い、火元や出火原因などを詳しく調べています。
SNS型投資詐欺などでだまし取った犯罪収益を正規の商取引に偽装し口座に入金させていた疑いで中国人2人が逮捕されました。
組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは大阪府の雑貨販売会社役員で中国人の許丁(シュ・ディン)容疑者と山内優子こと朱暁慶(ジュ・シャオチン)容疑者の2人です。
警察によりますと2人はおととし6月、SNS型投資詐欺などでだまし取られるなどした2800万円あまりを正規の商取引を装って口座に振り込ませ、いわゆるマネーロンダリングを行った疑いです。
警察は許容疑者らの認否を明らかにしていません。
2人が管理していた口座には犯罪で得たとみられる約33億円が入金されていて、警察はカンボジアが拠点の詐欺グループなどに送金された可能性があるとみて捜査しています。
19日早朝、福岡市東区で酒を飲んで車を運転したとして、会社経営の46歳の男が現行犯逮捕されました。
福岡県警・東警察署によりますと、19日午前5時半ごろ、「車が青信号で動かなかったり、急に車線変更したりしている」と、目撃者から110番通報がありました。
通報を受けて駆け付けた警察官が、福岡市東区香椎照葉の「アイランドシティ中央公園」付近の道路で、通報内容と特徴の似た普通乗用車を発見。
停車させ、運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の3倍近いアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、近くに住む会社経営の児玉隆志容疑者(46)で、調べに対し「お酒を飲んで車を運転したことは間違いない」とした上で、「時間が経っていたので、体に残っていないと思った」などと話しているということです。
警察で、飲酒の経緯などを調べています。
福岡県久留米市で小学校教師の妻を殺害したなどとして一審で懲役16年の判決を受けた夫の控訴審判決で18日、福岡高裁は被告側の控訴を棄却しました。
無職の渡邉司被告(43)はおととし9月、久留米市の自宅マンションで、小学校教師で妻の渡邉彩さんの首を圧迫して殺害し、遺体を遺棄したとして殺人と死体遺棄の罪に問われていました。
公判で渡邉被告は死体遺棄を認める一方、殺害については「妻は自殺した」と無罪を主張していましたが、1審の福岡地裁は「金銭トラブルで口論となり殺害に至った」と認定し、懲役16年の判決を言い渡し、被告側はこれを不服として控訴していました。
福岡県志免町の路上で帰宅途中の女性(20)の首を腕で締め上げるなどの暴行を加え、殺害しようとした疑いで18日、福岡市の自称不動産業の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは福岡市博多区の自称不動産業、竹下候久容疑者(45)です。
粕屋警察署によりますと竹下容疑者は4月6日午後10時20分ごろ、志免町の路上で、帰宅途中の女性(20)の首を腕で締め付けて体を持ち上げるなどの暴行を加え、女性を殺害しようとした疑いです、
女性は首や膝などに16日間の治療が必要なけがをしました。
竹下容疑者は「セブン教えて」などと女性に近づき、後ろから腕を回して足が浮くくらい体を持ち上げ、女性が振り払って逃げようとしたところ、再度、同じように首を絞めたということです。
付近の防犯カメラ映像をつなぎあわせて解析する「防カメリレー捜査」で竹下容疑者が浮上し、逮捕しました。
女性は竹下容疑者と面識がないと話しているということです。
調べに対し竹下容疑者は「逮捕された理由がわかりません」などと容疑を否認していて、警察は犯行に至った経緯などを詳しく調べています。
同じ志免町では15日に女性が「殺したくはないからおとなしくしろ」などと言われ暴行される事件が起きていて、警察が関連を調べることにしています。
16日午後、豊前市で酒を飲んで自転車を運転したとして、無職の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
豊前警察署によりますと、16日午後3時40分ごろ、豊前市八屋でふらつきながら走る自転車を、パトロール中の交番の警察官が発見し、停止を求めました。
自転車に乗っていた男から酒のにおいがしたため調べたところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、豊前市の無職・米城猛容疑者(67)で、警察の調べに対し「午前11時くらいに350ミリリットルの缶チューハイを1本飲んだ」と話しているということです。
16日夕方、那珂川市のディスカウントストアで、高齢の男性が運転する車が、駐車していた車や自転車など6台に衝突する事故がありました。
春日警察署によりますと、16日午後6時すぎ、那珂川市片縄のディスカウントストアで「車と壁が衝突した事故があった」と近くにいた女性から警察に通報がありました。
高齢の男性が駐車場に入って駐車しようとしていたところ、駐めてあった車4台と自転車2台や、店舗の壁などに相次いで衝突したということです。
この事故で、車を運転していた男性が軽いけがをしたほか、駐めてあった車に乗っていた1人も軽いけがをしました。
車を運転していた高齢の男性は、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話していることです。
警察は、男性のけがの回復を待って話を聞くとともに、実況見分を行い当時の状況を詳しく調べています。
北九州市の自宅で、亡くなった母親とみられる女性の遺体を放置していた疑いで、無職の女が逮捕されました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡西区の無職・生山芳子容疑者(67)です。
八幡西警察署によりますと、生山容疑者は去年の夏ごろから16日にかけて、北九州市八幡西区西鳴水の自宅で、女性の遺体を放置していた疑いです。
近くに住む人から「生山容疑者の姿を一カ月くらい見ていない、インターホンを押しても応答しない」との通報を受けて、警察官が自宅を訪ねたところ、ミイラ化した女性の遺体を、和室であおむけの状態で発見したということです。
遺体は生山容疑者の母親とみられていて、警察の調べに対し生山容疑者は「故意に殺したと思われたり、親族や近所の住民に知られるのが怖かった」などと容疑を認めているということです。
警察は、司法解剖を行うなど、遺体の身元の確認を進めています。
福岡県北九州市の団地の一室に、母親とみられる女性の遺体を去年の夏ごろから放置していた疑いで、67歳の無職の女が逮捕されました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡西区西鳴水の無職・生山芳子容疑者(67)です。
警察によりますと、生山容疑者は去年の夏ごろから4月16日にかけて、自宅の一室に女性の遺体を放置していた疑いが持たれています。
近くに住む人から「生山容疑者の姿を1カ月くらい見ていない」との通報を受けた警察が自宅を訪ねたところ、ミイラ化した女性の遺体を発見したということです。
遺体は生山容疑者の母親とみられ、調べに対し生山容疑者は「故意に殺したと思われるのが怖かった」などと容疑を認めているということです。
警察は司法解剖を行うなど、遺体の身元の確認を進めています。
福岡県大野城市の宗教施設に悩み相談で訪れた女子中学生にキスなどのわいせつな行為をした疑いで17日、施設の管理者とみられる男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは福岡県篠栗町の職業不詳、矢野浩正(63)容疑者です。
春日警察署によりますと矢野容疑者は今年2月、大野城市牛頸の宗教施設で女子中学生にキスをしたり抱きついたりするわいせつな行為をした疑いです。
矢野容疑者は宗教施設を管理する立場だったとみられ、女子中学生は学校に関する悩みを矢野容疑者に相談しようと、母親と一緒に施設を訪れていました。
女子中学生は矢野容疑者から「2人で話した方がいい」と誘導されて2人きりになった際に被害にあったということです。
女子中学生が知人に被害を相談し、知人から事情を聞いた母親が警察に被害を相談していました。
調べに対し、矢野容疑者は「キスをしたりハグをしたことは間違いない」と容疑を認めていています。
長崎の対馬から福岡の病院に向かっていた医療搬送ヘリコプターが海で転覆しているのが見つかり3人が死亡した事故で、国土交通省は安全管理体制を調査するためヘリの運航会社を立ち入り検査しています。
医療搬送ヘリは4月6日、長崎県の対馬から福岡市の福岡和白病院に向かう途中で消息を絶ち、壱岐沖で海に転覆しているのが見つかり、搭乗していた6人のうち、女性患者(86)と付き添いの家族(68)、男性医師(34)の3人が死亡しました。
この事故で、国交省大阪航空局は安全管理体制を調べるため、16日から佐賀市のヘリ運航会社「エス・ジー・シー佐賀航空」に立ち入り検査をしています。
立ち入り検査は航空法に基づくもので、担当職員5人がヘリの安全管理や整備状況、運行管理体制などについて聞き取りや記録の確認をしているということです。
福岡県行橋市で16日未明、住宅1棟が全焼した火事で、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
16日午前1時すぎ、行橋市元永の無職、村田イツ子さん(82)の住宅で火事があり、木造2階建ての住宅1棟を全焼して、火は約3時間半後に消し止められました。
焼け跡の1階居間から女性の遺体が、1階廊下から性別がわからない遺体がそれぞれ見つかりました。
焼けた住宅には村田さんと50代の息子が住んでいましたが、これまでのところ2人と連絡が取れていない状態だということです。
警察と消防は遺体が村田さんとその息子ではないかとみて身元の確認を急ぐとともに火事の原因を詳しく調べています。
福岡市の30代の公務員の女性が警察官を名乗る男などからのニセ電話を信じ、約1600万円をだまし取られていたことがわかりました。
南警察署によりますと3月20日、福岡市南区の公務員の女性(30代)の携帯電話にフリーダイヤルの自動音声で「2時間以内に携帯電話が止まります」とのガイダンスが流れ、女性が音声の指示に従うと電話が転送され、「NTTドコモ」の社員を名乗る女から「あなた名義の契約電話で詐欺メールが送信され被害が多発している。無罪を証明するために証明書を出す必要があるので警察官につなぎます」などと言われました。
その後、警視庁捜査第二課の警察官を名乗る男から「被害届を出しましょう」と言われてアプリに誘導され、「あなたに多数の容疑がかかっており、捜査にかなり時間がかかる。優先調査を受けると調査時間が短縮される。そのためには、検事に無実を証明する必要がある」と告げられました。
さらに検察官を名乗る男から「指定の口座に入金すれば、身柄拘束はされない」などと言われたため、女性は3月21日から4月8日にかけて8回にわたり指定された口座に現金合計1639万円を振り込み、だまし取られたということです。
その後、4月14日に警察官を名乗る男から「携帯のデータをリセットする必要がある」とやり取りを消すように言われて不審に思い、警察に相談して被害が発覚しました。
警察はニセ電話詐欺事件として調べるとともに、
▽電話で「お金」はすべて詐欺!すぐに相談110番!
▽電話の相手が警察など公的機関等を名乗って「逮捕される」「このことは誰にも話してはいけない」などと言うことは、不安にさせるための脅し文句です
▽警察官がSNSで事件の内容を伝えることや捜査のためにお金を送金させることはない
と注意を呼びかけています。
酒を飲んで車を運転したとして16日、福岡市の自称アルバイトの男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
男の車は別の車と接触事故を起こした後、中央分離帯に衝突しました。
博多警察署によりますと16日午前7時40分ごろ、福岡市博多区中洲中島町で「車どうしの事故でパンクしているのに発進しようとしている」などと目撃した男性から110番通報がありました。
警察が駆けつけ、軽乗用車を運転していた男を調べたところ、呼気から基準値の6倍を超えるアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは福岡市東区の自称アルバイト、桃田優也容疑者(26)で、調べに対し「体内にアルコールを保有した状態で運転し、縁石にぶつけた事故をおこしたことに間違いありません」と話しているということです。
桃田容疑者が運転する車は、信号停車中の別の車を追い越そうと右折レーンにはみ出して走行し、接触事故を起こした後、中央分離帯に衝突して止まったということです。
けが人はいませんでした。
警察は信号無視の疑いもあるとみて当時の状況を詳しく調べるとともに、飲酒の量や経緯についても捜査しています。
16日未明、福岡県行橋市で住宅1棟を全焼する火事がありました。この家には、男女2人が住んでいたという情報もあり、警察などが確認を急いでいます。
16日午前1時10分ごろ、行橋市元永で「建物が燃えているみたい」と通行人の男性から消防に通報がありました。
消防車7台が駆け付け消火にあたりましたが、火は木造2階建て住宅を全焼し、約3時間半後に消し止められました。
午前6時半現在で、この家の関係者とは接触できていませんが、80代の女性と50代の男性が住んでいたという情報もあるということで、警察と消防が確認を急いでいます。
県内ではこのほか、午前3時半ごろにも北九州市戸畑区丸町で2階建ての住宅から出火し、住人の62歳の男性が煙を吸って救急搬送されています。
特定抗争指定暴力団山口組の傘下組織の組員らによる特殊詐欺事件をめぐり、福岡県内の被害者が15日、山口組トップらを相手取り、約2250万円の損害賠償を求める訴えを福岡地裁に起こしました。
訴えを起こしたのは県内の事件当時70代の被害者など5人です。
原告側の弁護士などによりますと5人は、山口組傘下組織の組員らによるニセ電話などの特殊詐欺事件で現金約1800万円をだまし取られました。
関与した組員など複数の被告の有罪判決が確定していて、原告側は山口組の司忍こと篠田健市組長ら組幹部4人にも事件の責任があるとして慰謝料など2256万円の損害賠償を求める訴えを福岡地裁に起こしました。
原告側は、暴力団犯罪の被害者に対し県警が弁護士費用など提訴の費用を一部助成する支援制度を利用しています。
県警がおととし全国で初めて作った制度で、特定危険指定暴力団工藤会の元幹部による恐喝事件の被害者が去年10月、この制度を初めて利用してトップの野村悟被告らに対し損害賠償を求める訴えを起こしています。
暴力団が関与する詐欺事件でこの制度を使って損害賠償を求めるのは初めてだということです。
またこの提訴にあわせ福岡県警と愛知県警は暴対法に基づき、篠田組長らに訴訟の妨害を禁じる仮命令を出しました。