学習支援施設に通っていた男子中学生に対し抱きついたり下半身を触ったりしたとして、警察は1日、施設で働いていた男を不同意わいせつの疑いで逮捕しました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは那覇市真地の会社員、河野竜也容疑者(33)です。
警察によりますと今年2月、河野容疑者は、働いていた学習支援施設で利用者の男子中学生に対し抱きついたり、服の上から下半身を触ったりした疑いが持たれています。
男子中学生の家族が警察に被害を相談し事件が発覚。警察は施設関係者に話を聞くなどし、1日、河野容疑者を逮捕しました。警察は河野容疑者の認否を明らかにしていません。
飛行機の欠航などによる航空会社の補償手続きを悪用し、乗客になりすましておよそ790万円分の電子マネーをだまし取ったとして、ANA沖縄空港の元従業員が逮捕されました。
電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、那覇市のANA沖縄空港の元従業員、仲里龍摩容疑者(30)です。
警察や全日本空輸によりますと、補償を申請しようとした乗客から「申請ができない」と問い合わせを受けて事件が発覚。
社内で調査したところ、仲里容疑者が乗客になりすまして申請し、去年9月からことしの4月にかけて、およそ380回にわたり790万円分の電子マネーをだまし取ったことが分かったということです。
ANAホールディングスは「お客様にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。信頼回復に向けて再発防止を徹底してまいります」とコメントしています。
補償対象の乗客には謝罪とともに、申請の案内を改めてメールで送ったということです。
警察が余罪の有無を含めて調べています。
25日未明、国頭村辺戸の民家で、70代の兄を刃物で切りつけたとして、60代の弟が逮捕されました。
殺人未遂の容疑で逮捕されたのは、国頭村辺戸の60代の男です。
警察によりますと、男は25日午前2時過ぎ、国頭村辺戸にある70代の兄の自宅敷地内で、兄の頭や背中を刃渡り約45センチの刃物で切りつけた疑いが持たれています。
70代の兄は病院に搬送されましたが、命に別状はなく、「弟から刃物で切りつけられた」と話しているということです。
近隣住民からの110番通報を受けて警察が駆け付けた際には、男は現場から立ち去っていましたが、事件現場付近で発見され緊急逮捕されました。
警察は捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしておらず、事件の経緯について調べています。
法定金利を上回る利息で金を貸し付けたとして、ヤミ金グループ「トクリュウ」の指示役とみられる男らがきのう逮捕されました。
出資法違反の疑いで逮捕されたのはグループの指示役とみられている名嘉義鷹容疑者37歳と仲西智大容疑者30歳です。
警察によりますと、2人はおととしまでの約3年間に県内の30代から60代の男女4人に法定利息を超える高金利で貸し付けた疑いが持たれています。
県警は、2人が、ベトナムから強制退去させられるという情報を得て、羽田空港に向かう飛行機の機内で24日、逮捕しました。
名嘉容疑者らのグループは、少なくとも600人に約4億円を貸しつけたとみられていて、実態の解明を進めています。
23日未明、読谷村のアパートの駐車場で、125ccのオートバイを運転していた小学生の男子児童がブロック塀に衝突し、顔面骨折などの重傷を負いました。
警察によると事故があったのは読谷村長浜のアパート駐車場で、23日午前4時ごろ、オートバイを運転していた10代の男子児童が村道からアパートの駐車場に進入する際、何らかの原因で駐車場の塀に正面から衝突したということです。
一方消防によると、重傷を負った男子児童の友だちから119番通報があったのは午前4時半ごろで、その際の説明は「自転車で壁にぶつかり、頭を打ち、けいれんした」という内容でした。
この男子児童は意識レベルが低下し呼びかけに応答しない状態で病院へ運ばれました。その後、顔の骨折や頭の打撲などの重傷と判明し入院したということです。
警察によるとオートバイは男子児童の保護者が所有しているもので、現場には他に、中学生を含む少年数人がいたとみられています。警察は、児童がオートバイを運転した経緯など事故原因を調べています。
ことし5月、名護市の国道でバイクに乗って棒を振り回すなど迷惑行為をしていた17歳と18歳が逮捕されました。
ことし5月18日の深夜0時過ぎ、名護市宮里の国道58号を旋回するバイク。ヘルメットをつけず、後部座席でおよそ2メートルの棒を振り回しています。
警察は22日までに、このバイクを運転していた住所不定・自称アルバイトの17歳と、後部座席に乗っていた名護市の自称建築作業員の18歳の2人を道路交通法違反の疑いで逮捕しました。
警察は撮影した動画などの証拠から暴走に加わった2人を特定したとしています。
調べに対し運転手の少年は黙秘し、もうひとりは容疑を否認しているということです。この日はおよそ50人の野次馬を前にバイクなど複数台が暴走行為に及んだことが確認されていて、警察は暴走に加わった他の人物についても特定を進めています。
ことし5月、名護市の国道でバイクに乗って棒を振り回すなど迷惑行為をしていた少年2人が逮捕されました。
ことし5月18日の深夜0時過ぎ、名護市宮里の国道58号を旋回するバイク。ヘルメットをつけず、後部座席の少年はおよそ2メートルの棒を振り回しています。
警察は22日までに、このバイクを運転していた住所不定・自称アルバイトの17歳と、後部座席に乗っていた名護市の自称建築作業員の18歳のあわせて2人を道路交通法違反の疑いで逮捕しました。
警察は撮影した動画などの証拠から暴走に加わった2人を特定したとしています。
調べに対し運転手の少年は黙秘し、後部座席の少年は容疑を否認しているということです。この日はおよそ50人の野次馬を前にバイクなど複数台が暴走行為に及んだことが確認されていて、警察は暴走に加わった他の人物についても特定を進めています。
沖縄県本部町のビーチで21日、シャワー室を利用中の女性を盗撮したとして、マリン業者のスタッフの男が逮捕されました。
県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、自称・名護市宇茂佐に住むアルバイトの男(23)です。
警察によりますと、男は21日午後4時40分ごろ、シャワー室を利用中の20代の女性を、屋根と壁の隙間からスマートフォンを使って盗撮した疑いが持たれています。
女性が盗撮に気づき近くにいた友人が警察に通報しました。
男は盗撮について「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察が余罪の有無も含めて調べを進めています。
19日午後、宮古島市の漁港で、26歳の女性と女性の3歳の子どもの親子2人が溺れ、2人とも死亡する事故がありました。
死亡したのは宮古島市平良下里の砂川夢真さん(26)と夢真さんの子どもの桜空さん(3)です。
警察によりますと19日午後2時すぎ、同市東仲宗根添の高野漁港で「女性と男児が溺れている」と、2人と一緒に行動していた親戚から通報がありました。
2人は海面にうつ伏せで浮いている状態で発見され、漁港の関係者によって海から引き上げられたあと意識不明の状態で病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。
警察によると2人は親戚数人と漁港の隣の公園を訪れていました。
2人が水に入ったところを目撃した人はいないとみられていて、警察が2人が溺れた経緯を詳しく調べています。
今月8日、嘉手納町の町道で高校生が運転する車が対向車線の軽乗用車に衝突する事故があり、軽乗用車を運転していた男性が病院で治療を受けていましたが、事故からおよそ1週間後の16日に死亡しました。
警察によりますと、今月8日、嘉手納町の町道で18歳の女子高校生が運転する乗用車が対向車線にはみ出し、軽乗用車に衝突しました。
この事故で、軽乗用車を運転していた読谷村に住む宇座隆さん(63)が肋骨を折るなどのけがをして、意識のある状態で病院に運ばれました。宇座さんは治療を受けていましたが、16日に死亡しました。女子高校生は両足を打撲する軽傷です。
事故当時は雨が降っていたことから警察は、女子高校生が運転する車がスリップして対向車線に進入したとみて、当時の状況を詳しく調べています。
女子高校生は事故発生の1年以内に運転免許を取得していたということです。
ことし5月、那覇市の国道で酒を飲んだ状態で車を運転し、前の車に衝突して4人にけがをさせたうえ、その場から立ち去った罪に問われているアメリカ海兵隊員の男の初公判が16日開かれ、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、この裁判はことし5月、那覇市安謝の国道58号でアメリカ海兵隊の上等兵アイヴァン・ガルシアマルティネス被告20歳が酒を飲んだ状態で車を運転し前を走っていた車に衝突。車に乗っていた小学生を含む男女4人にけがをさせ、現場を立ち去ったとして、道路交通法違反のひき逃げと酒気帯び運転、過失運転傷害の罪に問われているものです。
16日に那覇地方裁判所で開かれた初公判で、ガルシアマルティネス被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、「自分の行動がこのような結果を招いたことを反省している」と述べました。
検察側は、「被害者の救護をせずその場を離れている」などと犯行の悪質性を指摘し懲役2年を求刑しました。
弁護側は「被告は被害者の救護を試みたうえ、周囲の人が通報したのを確認している」として執行猶予付きの判決を求めました。
裁判は即日結審し、判決は来月19日に言い渡されます。