2023年に開催された阪神・オリックスの優勝パレードをめぐり、兵庫県の斎藤元彦知事と片山安孝元副知事が、背任の疑いで書類送検されました。
斎藤知事と片山元副知事は、2023年に神戸市で開催された、プロ野球の阪神とオリックスの優勝パレードをめぐり、元西播磨県民局長の告発文書に『信用金庫への補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせ、優勝パレードの資金を補った』などの記述があったことから、市民オンブズマンの代表らが去年10月、背任の疑いがあるとして刑事告発。今年1月、警察が告発を受理していました。
捜査関係者によりますと、兵庫県警は13日付けで、斎藤知事と片山元副知事を背任の疑いで書類送検したということです。
斎藤知事は…
(兵庫県 斎藤元彦知事(13日午後))
「パレードの件と中小企業への支援は別事業として、それぞれ適切、そして適法に対応しているという認識に変わりありません」
一方で、元県民局長の告発の内容を調査した百条委員会と第三者委員会は、この疑惑を事実認定していません。
去年5月、兵庫県芦屋市にある警察学校で、ある講演会が行われていました。その壇上で話をしていたのは堤敏さん(66)です。
【画像を見る】当時の事件現場の様子は?
2010年10月、神戸市北区の路上で、堤さんの息子、高校2年の将太さん(当時16)が何者かに首などを何度も刺され、殺害されました。その後、犯人逮捕につながる有力な情報がなく、捜査は難航。
堤さんたちは、長年にわたりビラ配りなどを行い、情報提供を呼びかけました。そして事件から10年以上たった2021年、事件当時17歳だった男(32)が逮捕されました。
事件当時未成年であったことから、少年法に基づいて被告は匿名で裁かれ、一審で懲役18年の判決が言い渡されました。その後、男が控訴し、大阪高裁で裁判が続いています。
12日午後、京都市左京区の交差点で、自転車に乗った19歳の女子大学生が、軽乗用車にはねられる事故がありました。この事故で大学生は病院へ搬送されましたが、意識不明の重体です。
警察によりますと、12日午後2時前、左京区田中東春菜町にある交差点で、南向きに走行していた軽乗用車と、西向きに交差点へ進入した自転車が衝突したということです。
この事故で、自転車に乗った京都市の19歳の女子大学生が転倒して頭などを強く打ち、病院へ搬送されましたが、意識不明の重体です。
警察は軽乗用車を運転していた男性から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べています。
和歌山市職員が公益通報後に自死した問題。遺族が市を提訴です。
バイクを前に笑みを浮かべる男性。和歌山市職員だった岩橋良浩さん(当時28)は5年前、自ら命を絶ちました。
訴状によりますと岩橋さんは2018年、「補助金の不正支出を上司から命じられた」と公益通報し、2020年、市は関係する職員らを懲戒処分しました。
しかし、処分を受けた職員が岩橋さんが働いていた部署と同じ部屋にある隣の課に異動し、その2か月後、岩橋さんは亡くなったということです。
遺族は、「処分を受けた人物を岩橋さんの近くに異動させることは、公益通報を理由とした一種の報復行為と受け取られ、心理的負荷を強めた」などとして、市に対し計約8800万円の損害賠償を求めて訴えを起こしました。
(亡くなったさん良浩さんの母 岩橋啓子さん)「息子は(市役所を)変えたいと思ったんだと思います。だからその遺志を継ぎたいと私は思っています」
市は「訴状が届いておらず現時点でコメントは差し控えます」としています。
ALSの患者に対する嘱託殺人の罪などで、1審と2審で懲役18年を言い渡された医師の裁判。最高裁が上告を退けたため、判決が確定することになりました。
1審判決によりますと、医師の大久保愉一被告(47)は2019年、元医師の山本直樹被告(47)と共謀して、難病・ALSを患っていた林優里さん(当時51)からの依頼に応じ、薬物を注入して殺害しました。
大久保被告は1審で「林さんの願いをかなえるためだった」と無罪を主張しましたが、京都地裁は「憲法は『命を絶つために他者の援助を求める権利』は保障していない」として、山本被告の父親を殺害した罪も含めて懲役18年を言い渡しました。
大阪高裁も1審判決を支持し、控訴を棄却。被告側は上告していましたが、最高裁は6月10日、棄却する決定を出しました。
これにより大久保被告の懲役18年が確定することになります。
奈良労働局はきょう、奈良県葛城市内にある学校給食用の米飯等製造業者と、その社長(61)について、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
労基署によりますと、今年2月に、米をかき混ぜる「ほぐし機」の試運転をしていた作業中の女性が機械に巻き込まれ、左上腕を切断して、いまも意識不明となっているということです。
業者の社長は、労働者に危険を生じる危険があったにもかかわらず、開口部周辺にフタや囲いなどの接触防止措置を講じなかった疑いがもたれています。
合成麻薬「MDMA」を国際郵便を使って密輸したとして、ベトナム人の男女3人が逮捕・起訴されました。
逮捕・起訴されたのは、ベトナム国籍の会社員レー・ホアン・ザ・フォン被告(26)ら男女3人です。
大阪税関などによりますと、レー被告らは合成麻薬MDMAの錠剤、約2.2kgをドイツからの国際郵便で密輸しようとした罪に問われています。
一見、普通の靴の中敷きの下に、MDMAをびっしり敷き詰められていたということです。
靴底に隠されていたMDMAは約5000錠あり末端価格で3000万円に相当し、税関職員による国際郵便の検査で見つかったということです。
大阪税関はレー被告らの認否を明らかにしていません。
2023年に開催された阪神・オリックスの優勝パレードをめぐり、兵庫県の斎藤元彦知事と片山片山安孝元副知事が、背任の疑いで書類送検されました。
斎藤知事と片山元副知事は、2023年に神戸市で開催された、プロ野球の阪神とオリックスの優勝パレードをめぐり、元西播磨県民局長の告発文書に『信用金庫への補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせ、優勝パレードの資金を補った』などの記述があったことから、市民オンブズマンの代表らが去年10月、背任の疑いがあるとして刑事告発。今年1月、警察が告発を受理していました。
捜査関係者によりますと、兵庫県警は13日付けで、斎藤知事と片山元副知事を背任の疑いで書類送検したということです。
斎藤知事は…
(兵庫県 斎藤元彦知事(13日午後))
「パレードの件と中小企業への支援は別事業として、それぞれ適切、そして適法に対応しているという認識に変わりありません」
一方で、元県民局長の告発の内容を調査した百条委員会と第三者委員会は、この疑惑を事実認定していません。
兵庫県明石市で「シニアカー」ではねられ、意識不明で搬送された高齢男性が、その後意識を回復したことがわかりました。引き続き頭や肋骨を折るなどの重傷で、治療が続いてます。
【画像を見る】シニアカーは県道を横断しようとしていたか 事故現場を見る
警察によりますと、13日午前10時ごろ、兵庫県明石市魚住町長坂寺の横断歩道のない交差点で、90代くらいの男性が乗った電動カートを、軽乗用車がはねる事故がありました。
電動カートは道路を横断しようとしていたとみられています。
警察は、軽乗用車を運転していた明石市立の中学校教諭(32)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、事故当時の状況を調べています。
警察の調べに対し容疑を認め「(シニアカーが)見えていたが止まるだろうと思っていた」などと供述しているということです。
高齢男性は意識不明の状態で病院に搬送され、警察によるとその後、意識を回復したということです。
依然、頭や胸の骨折や肺気胸などの重傷で、病院で治療を受けています。
2022年7月8日、奈良市内で安倍晋三元総理大臣が銃撃され死亡した事件で、山上徹也被告の初公判の日程が決定しました。
山上徹也被告は、殺人や銃刀法違反、武器等製造法違反と火薬類取締法違反などの罪に問われています。
【事件を検証する】あの時何が?警察庁の報告書などをもとに3つの視点で再現した「銃撃までの75秒間」
奈良地裁は、初公判が2025年10月28日(火)午後2時から行うことを明らかにしました。事件発生から3年3か月あまり、初公判で山上被告が何を語るのでしょうか。
プロ野球の阪神・オリックス優勝パレードをめぐり、背任容疑で刑事告発されていた兵庫県の斎藤知事と片山元副知事が書類送検されました。
兵庫県の元県民局長が作成した告発文書には、プロ野球の優勝パレードをめぐり、『信用金庫への補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせ優勝パレードの資金を補った』という指摘がありました。
市民オンブズマンの代表らは去年10月、斎藤知事と片山元副知事に背任の疑いがあるとして、兵庫県警本部に告発状を提出していました。
警察は6月13日付で、斎藤知事と片山副知事を書類送検したということです。書類送検の際に付す処分意見の内容について、警察は明らかにしていません。
これまで2人は、キックバックの疑惑について否定していて、百条委員会と第三者委員会も、事実認定していません。
兵庫県明石市で「シニアカー」ではねられ、意識不明で搬送された高齢男性が、その後意識を回復したことがわかりました。引き続き頭や肋骨を折るなどの重傷で、治療が続いてます。
【現場を見る】シニアカーは県道を横断しようとしていたか…車にはねられ男性が重体
警察によりますと、13日午前10時ごろ、兵庫県明石市魚住町長坂寺の横断歩道のない交差点で、90代くらいの男性が乗った電動カートを、軽乗用車がはねる事故がありました。電動カートは道路を横断しようとしていたとみられています。
警察は、軽乗用車を運転していた明石市立の中学校教諭(32)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、事故当時の状況を調べています。
警察の調べに対し容疑を認め「(シニアカーが)見えていたが止まるだろうと思っていた」などと供述しているということです。
高齢男性は意識不明の状態で病院に搬送され、警察によるとその後、意識を回復したということです。
依然、頭や胸の骨折や肺気胸などの重傷で、病院で治療を受けています。
ALSの患者に対する嘱託殺人の罪などで、1審と2審で懲役18年を言い渡された医師の裁判。最高裁が上告を退けたため、判決が確定することになりました。
1審判決によりますと、医師の大久保愉一被告(47)は2019年、元医師の山本直樹被告(47)と共謀して、難病・ALSを患っていた林優里さん(当時51)からの依頼に応じ、薬物を注入して殺害しました。
大久保被告は1審で「林さんの願いをかなえるためだった」と無罪を主張しましたが、京都地裁は「憲法は『命を絶つために他者の援助を求める権利』は保障していない」として、山本被告の父親を殺害した罪も含めて懲役18年を言い渡しました。
大阪高裁も1審判決を支持し、控訴を棄却。被告側は上告していましたが、最高裁は6月10日、棄却する決定を出しました。
これにより大久保被告の懲役18年が確定することになります。
13日午前、大阪府守口市のコインパーキングで、男性が顔面から血を流して倒れていて重体です。警察は事件と事故の両面で捜査しています。
13日午前8時15分ごろ、守口市日吉町1丁目のコインパーキングで、「人が倒れている」と通行人の男性から110番通報がありました。
警察によりますと、コインパーキング内で男性が顔面から出血して倒れていて、病院に搬送されましたが、重体だということです。持ち物などから大阪市旭区に住む30代の男性とみられ、警察は事件と事故の両面で捜査しています。
奈良労働局はきょう、奈良県葛城市内にある学校給食用の米飯等製造業者と、その社長(61)について、労働安全衛生法違反の疑いで、奈良地検に書類送検しました。
葛城労基署によりますと今年2月に、給食用の米飯をかき混ぜる「ほぐし機」の試運転をしていたパート女性が、金属製のほぐし羽根に巻き込まれ、左上腕を切断していまも意識不明になっているということです。
事故は、その日の米飯ほぐし作業を終え、分解して清掃したあとに、試運転していた際に起きました。
また、この事業者では試運転の際、踏み台にのって、回転するほぐし機の近くで運転を確認することになっていたということで、労働局はこうした労働状況の中では、労働者に危険が生じるおそれがあるのに、開口部周辺にフタや囲いなど遮蔽措置を講じなかった疑いがあるとしています。
この事業者は事故後、機械に囲いを設けているということです。
無免許で車を運転し、原付バイクと衝突する事故を起こしたあと、けがした男性を救護せず、その場を立ち去ったとして65歳の男が逮捕されました。
道交法違反(ひき逃げ)と無免許過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、京都市南区に住む自営業の65歳の男です。
警察によりますと、男は今月7日朝、京都市西京区の市道で車を運転し、原付バイクとぶつかって転倒させ、バイクの男性にねんざなどのケガをさせたにもかかわらず、その場から逃走した疑いがもたれています。
男は容疑を認めているということです。
斎藤知事のパワーハラスメントなどを調査する百条委員会の委員を務めていた兵庫県議の名誉を傷つけた疑いで、61歳の男が逮捕されました。
名誉毀損の疑いで逮捕されたのは、神戸市東灘区の無職・堀川隆行容疑者(61)です。
堀川容疑者は去年12月末から翌月半ばにかけ、兵庫県の増山誠県議やその家族の画像とともに、名誉を傷つける内容をXに投稿した疑いがもたれています。
警察によりますと、投稿は複数回行われ、「西播磨県民局長を追い込んだ人殺し」「子供も犯罪者になる」などという内容だったということです。
警察は今年2月に、県外に住む男性から情報提供を受けていました。取り調べに対し堀川容疑者は「逮捕事実の内容を投稿した可能性はあります」と、容疑をおおむね認めているということです。
強豪・天理大学ラグビー部の部員2人が、大麻所持などの疑いで逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、天理大学ラグビー部の弘田士道容疑者(20)と島田郁容疑者(20)です。
弘田容疑者は去年12月、天理市内のドラッグストアの駐車場で、売人から大麻約1グラムを4000円で譲り受けた疑いが持たれています。
警察によりますと、この売人の供述をもとに11日朝、ラグビー部の寮を捜索したところ、島田容疑者の部屋から、若干量の大麻が見つかったということです。
取り調べに対し2人は「自分で吸うためだった」などと容疑を認めていて、警察は部内で大麻がまん延している可能性もあるとみて調べています。
天理大は「事実関係の把握を早急に進め、厳正に対処する所存です」とコメントしています。
天理大のラグビー部は、全国大学ラグビー選手権での優勝経験もあるなど、関西大学リーグの強豪校として知られています。
「富雄川をみたら真っ青になっています。異常な光景です。特に臭いなどはなく色だけですが、普段見ない光景なんで驚いてます。」
【画像を見る】青く変色した富雄川 泡だらけの場所も!勢いよく流れる「変色した川」を見る
11日午後、MBSスクープ投稿に届いた1枚の写真。川が青く染まり、水深が浅い場所は、普段ならば白い波が立つところ、水色のグラデーションに染まっています。
変色したのは、奈良県生駒市の富雄川。いま奈良県などが原因を調べています。
認知症の高齢女性3人をマンションの一室に閉じ込めた疑いで、老人ホームの経営者が逮捕されました。
監禁の疑いで逮捕されたのは、兵庫県尼崎市で老人ホームを経営する西田幸子容疑者(61)です。
西田容疑者は今年4月、老人ホームの入所者で、認知症を患っている70代から90代の女性3人を、尼崎市内のマンションの一室に3日間監禁した疑いがもたれています。
警察によりますと、近隣住民から「叫び声が聞こえる」と通報があり、警察官が駆けつけたところ、部屋の中に鍵付きの扉が設けられていて、その扉で仕切られた空間に3人が閉じ込められていました。
取り調べに対し西田容疑者は容疑を認めたうえで、「利用者(被害女性ら)の安全を考えてのことだった」と供述しているということです。
出勤中の電車内で10代の女性にわいせつな行為をした疑いで大阪府警の男性警察官が書類送検されました。
不同意わいせつと撮影処罰法違反の疑いで書類送検されたのは、大阪府警本部刑事部に勤務する45歳の男性警部補です。
男性警部補は今年3月、出勤中の電車内で10代の女性の尻に手のひらを押し当てた疑いがもたれています。
電車内を警戒中の警察官が不審な動きをする男性警部補を見つけ、職務質問をしたところ、犯行を認めたといい、スマートフォンからは女性14人のスカート内を盗撮した動画や写真などが見つかったということです。
男性警部補は停職1か月の懲戒処分となり11日付で付けで依願退職しました。
部員が大麻所持などで逮捕された強豪・天理大学ラグビー部。無期限で活動を自粛です。
天理大学ラグビー部の弘田士道容疑者(20)と島田郁容疑者(20)は去年12月、奈良県天理市内で大麻約1gを4000円で譲り受けた疑いや、寮の部屋で若干量の大麻を所持していた疑いで逮捕・送検されました。
警察の調べに対し2人は「自分で吸うためだった」などと容疑を認めているということです。
事件を受け天理大学は、ラグビー部の全部員に聞き取り調査を実施し6月11日から活動を自粛していて、再開は今後の捜査次第で検討するとしています。
関西屈指の強豪であるラグビー部員の逮捕に学生らは…
(天理大の学生)「自分の大学でそういうことが起こるとは思わなくて、ちょっと衝撃的でした」
(天理大の学生)「悲しいですね。きれいな大学やと思ってたので」
警察は部内で大麻がまん延している可能性もあるとみて捜査していて、大学側は「捜査に全面協力する」とコメントしています。
飼い犬に対しみだりに杖で叩く暴行を加えたとして、兵庫県警尼崎東署は69歳の男を動物愛護法違反の疑いで逮捕しました。
6月12日、動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは、兵庫県尼崎市の無職の男(69)です。
尼崎東署によりますと男は6月6日午後2時すぎ、尼崎市内の商業施設の駐車場で、飼い犬に対しみだりに杖で叩く暴行を加えた疑いが持たれています。
暴行を目撃した人が「犬を虐待している」と110番通報。任意での取り調べに男が全く応じなかったなどの事情から、尼崎東署が逮捕に踏み切ったということです。
飼い犬の犬種はサモエドで、目立った外傷はないものの、現在は動物病院に預けられているということです。
逮捕後の取り調べに対し男は「飼い犬に引っ張られて私がふらついたので、持っていた杖が飼い犬の背中に当たった」と、容疑を否認しています。
12日午後、滋賀県守山市の県道で、軽トラックと自転車が衝突する事故がありました。この事故で、自転車に乗っていた40代とみられる男性が意識不明の重体です。
12日午後3時5分ごろ、守山市幸津川町にある県道で「事故を起こした」と事故の関係者から警察に通報がありました。
警察によりますと、片側1車線の道路を南向きに走行していた軽トラックと北向きに走行していた自転車が衝突したということです。正面衝突とみられています。この事故で自転車に乗っていた40代とみられる男性が、病院へ搬送されましたが意識不明の重体です。
警察は軽トラックを運転していた高齢男性から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べています。
大阪・ミナミを舞台にした巨額の地面師詐欺事件。ニセの借用書をとっかかりにして会社を乗っ取ったとみられています。
詐欺などの疑いで逮捕された、東大阪市の会社役員・福田裕容疑者(52)は去年、不動産会社の代表になりすまし、その会社が所有するビル3棟を計約14億5000万円で売却し、金をだまし取った疑いがもたれています。
いわゆる“地面師詐欺”の舞台になったのは、地価上昇が続く大阪・ミナミ。しばらく使われず、廃墟のようになったビルが狙われました。
捜査関係者などによりますと、その手口はこうです。まず、ビルを所有する不動産会社代表の女性(70代)に狙いを定めた容疑者たち。女性に金を貸しているとするニセの借用書を区役所に提出し、女性の住民票の写しを手に入れます。これを元に、偽造した運転免許証で女性の印鑑登録を変更。その後、法務局に不動産会社の代表が粂陵平容疑者(24)に交代したとするウソの登記申請を行ってなりすましたとみられています。
警察は福田容疑者の認否を明らかにしていませんが、福田容疑者がグループの指示役だったとみて事件の全容解明を進めています。
交通事故における「危険運転」の適用拡大を。娘を失った父親が悲痛な思いを語りました。
【画像を見る】笑顔を見せる耀子さん
波多野暁生さんは10日、警察官などおよそ120人を前に悲痛な思いで、危険運転の適用拡大を求めて、自身の経験を語りました。
(波多野さん)「まさか死んでしまうとは全く想像もしていませんでした」
暁生さんは5年前、東京都内にある自宅近くの横断歩道を、小学5年生だった一人娘の耀子さん(当時11)と渡っていたところ、赤信号を無視した軽ワゴン車が進入。2人ははねられました。暁生さんは意識を失い病院へ搬送。回復し目覚めると、耀子さんは帰らぬ人となっていました。
(波多野さん)「棺に入った娘は花に埋もれていました。全く受け入れられない光景でした。今でもはっきりと頭に焼き付いている」
宝塚歌劇団の公演チケットを不正に転売したとして東京都の女が逮捕されました。
入場券不正転売禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、東京都のトータルコーディネーター・三浦千晶(53)容疑者です。
警察によりますと、三浦容疑者はおととし11月頃~去年8月頃までの間、宝塚歌劇団の公演チケットを、3回にわたって定価よりも高い価格で不正に転売した疑いがもたれています。
三浦容疑者は、インターネットサイト上で、歌劇団の月組や宙組のチケット売買を行い、定価9500円のチケットを7万円で販売したこともあったということです。
おととし5月ごろ、宝塚歌劇団がチケットを高値でやり取りしている人がいると警察に相談し、捜査を開始。
チケットを売買していたインターネットサイトの解析などから、三浦容疑者の関与が浮上したということです。
三浦容疑者は警察の調べに対し「チケットを簡単に売ることができて、こんなに大事になるとは思っていなかった」と容疑を認めているということです。
三浦容疑者の出品ページからは、同様の手口で100枚以上の不正なチケット転売が確認されていて、警察は余罪についても捜査を続けています。
兵庫県尼崎市で、有料老人ホームを経営する女が、介護を受けていた70~90代の女性らが無断で外出しないよう扉を施錠するなどして集合住宅の一室に監禁したとして、逮捕されました。
監禁の疑いで逮捕されたのは、有料老人ホームを経営する61歳の女です。
警察によりますと、女は今年4月16日午後4時10分過ぎ~午後7時40分過ぎにかけて、尼崎市内の集合住宅の一室で、介護を受けていた70~90代の女性3人を無断で外出しないよう、部屋の内側に設置された扉を施錠するなどして、部屋の中に閉じ込め、監禁した疑いが持たれています。
警察は、事件の詳しい状況を調べています。
面識のない高齢男性を殺害した罪に問われている元自衛官の男。初公判で起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、元陸上自衛官の水島千翔被告(22)は2023年12月、京都市東山区のマンションで岡田好次郎さん(当時82)を包丁で複数回刺し、殺害した罪などに問われています。
11日の京都地裁での初公判で水島被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、「被告は自衛隊の訓練指導を憂鬱に感じ、逃げるために人を殺すことを決意した。高齢者や子どもなどを狙って京都駅付近を徘徊し、殺害が容易であるとして岡田さんの殺害を決意した」と指摘しました。
また、水島被告の犯行後の行動について「『何人殺すと死刑』と検索し、さらなる標的を探していた」と主張しました。
一方の弁護側は、被告が被害者を殺害したことや刑事責任能力があることは認めつつも、犯行時の被告の心理状況を踏まえ、殺意の“程度”を争う方針を示しました。
判決は6月23日に言い渡されます。
11日、天理大学ラグビー部に所属する学生が、大麻所持などの疑いで逮捕されたことがわかりました。
これを受けて天理大は、永尾比奈夫学長名でリリースを発表しました。
『本学学生の不祥事について』
「令和7年6月11日、本学のラグビー部に所属する学生が、大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことが判明いたしました。本学はこの事態を厳粛に受け止め、捜査当局に全面協力するとともに、事実関係の把握を早急に進め、厳正に対処する所存です。」
「本件に関して、関係者の皆様、地域の皆様、そして本学に関心を寄せてくださる皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます。本学は、教育機関としての社会的責任を重く受け止め、再発防止に向けた取り組みを誠実に進めてまいります。今後の対応状況につきましては、随時本学ホームページにてご報告いたします。」
給与収入を得ていたにもかかわらず、収入がないなどと、虚偽の記載をして、約5年にわたって生活保護費約700万円をだまし取ったとして、神戸市に住む30歳の女が逮捕されました。
警察によりますと、女は2018年12月から2023年5月まで、つまり24歳~28歳までの間に、飲食店から得ていた収入を申告せず、計152回にわたって生活保護費をだましとった詐欺の疑いがもたれています。
女はもともと生活保護の受給対象だということですが、該当期間の収入(5年で計約440万円)を申告しなかったことで、差額分の計約700万円を詐取した疑いになるということです。
調べに対し、「不正受給は間違いない」「収入があれば、収入申告書を提出しなければならないことは知っていました」と容疑を認めているということです。
おととし、税務署が店舗側に問い合わせたことなどから発覚し、女が神戸市の福祉事務所に、働いていたことを申告したということです。
無許可で女性従業員に接待行為をさせたとして、大阪市のバー経営者の男ら3人が逮捕されました。
風営法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市北区にある「Barおっちっち」の経営者・小坂旋夏容疑者(27)ら男3人です。
警察によりますと、小坂容疑者らは今年3月から5月にかけて風俗営業の許可を受けずに、女性従業員に客とカラオケをするなど接待行為をさせていた疑いがもたれています。
店の客はほとんどが客引きによるもので、「1時間2000円」を謳い文句にしていましたが、従業員分のドリンク料金などが積み重なり、数時間数万円の会計になっていたとみられます。
取り調べに対し、小坂容疑者は「弁護士が来るまでは話さない」と話しているということです。
警察は、男らが深夜営業をするために風俗営業許可を取らず、連日朝方まで営業していたとみていて、「引き続き違法店舗を取り締まっていきたい」としています。
兵庫県尼崎市で有料老人ホームを経営する女が、入所者の70~90代の女性らを、施設ではない集合住宅の一室に、鍵をかけて監禁したとして逮捕されました。
監禁の疑いで逮捕されたのは、兵庫県尼崎市で有料老人ホームを経営する西田幸子容疑者(61)です。
警察によりますと、今年4月18日、尼崎市内で「高齢女性が助けてくださいと叫んでいる」と110番通報があり、警察官が駆けつけると、集合住宅の室内から助けを求める声が外に漏れていたということです。
玄関ドアは施錠されていませんでしたが、室内に、鍵が3か所ついた後付けのドアがあり、その中に79歳、87歳、90歳の女性3人が閉じ込められていたということです。
3人にけがや衰弱はありませんでした。
警察によりますと、3人は逮捕された女が経営する老人ホームの入所者で、女名義のマンションの室内に約3日間監禁されていたとみられています。
その間、施設の従業員が3人に弁当を届けるなどしていましたが、そのたびにドアに施錠していたとみられています。
3人とも認知症だということで、西田容疑者は調べに対し、「3人が監禁状態だったのは間違いない。(3人の)安全を考えてのことだった」と話しているということです。
警察は、当時の詳しい状況を調べています。
9日午前、京都府亀岡市の交差点で、軽乗用車がガードレールに衝突する事故がありました。この事故で車を運転していた84歳の男性が死亡しました。
9日午前10時50分すぎ、亀岡市篠町王子田ノ尻にある国道9号の交差点で、「車がガードレールに接触の事故です」と警察に通報がありました。
警察によりますと、東へ進行中の乗用車が交差点でガードレールに衝突したということです。
この事故で、車のフロント部分が大破し、運転していた84歳夫と81歳の妻が病院へ搬送されましたが、夫の死亡が確認されました。
警察は、事故の詳しい状況を調べています。
トクリュウグループが数十人規模で集まり、大阪・ミナミの宗右衛門町で襲撃を企てたか。愛知県内を中心に活動する匿名・流動型犯罪グループ「ブラックアウト」のメンバーとみられる男3人が逮捕されました。
凶器準備集合の疑いで逮捕されたのは、名古屋市緑区の職業不詳・植木翔大容疑者(21)と愛知県半田市の職業不詳・石川グスターボ容疑者(20)、名古屋市に住む職業不詳の男(18)の計3人です。
警察によりますと、3人は4月28日の深夜、大阪ミナミの宗右衛門町に駐車中の車内で、花火様のもの、竹刀、木製バット、金属バット、斧、バール、金槌、金属製パイプ、スタンガン、催涙スプレー、模造刀、木刀などの凶器を準備して集まった疑いが持たれています。
警察によりますと、3人は愛知県内を中心に活動する匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる“トクリュウ”の「ブラックアウト」のメンバーとみられ、他にもメンバー数十人が集まって、大阪府内で活動する別のトクリュウグループを襲撃しようとしていたとみられています。
植木容疑者は逮捕前、警察の職務質問に対し「SNSで『大阪に喧嘩しに行く』という投稿を見た。『手が足りないので車を出してほしい』と頼まれた」と話し、石川容疑者は「大阪のグループと名古屋のブラックアウトのメンバーの抗争を見に来るために大阪に来た」と話していたということです。
「ブラックアウト」を巡っては、今回の事件と同じ大阪府内の別のトクリュウグループの関係者がいたとみられる大阪府東大阪市のマンションに、特殊警棒のような物を準備して集まり侵入したとして、グループのリーダーとみられるフィリピン国籍のタキワキ・マサキ・ラサイ容疑者(21)らがすでに逮捕されてます。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、グループ間の抗争の可能性があるとみて調べを進めています。
神戸市北区で、近隣住民を刃物で殺害しようとした疑いで、60歳の無職の男が逮捕されました。
警察によりますと、殺人未遂容疑で逮捕された60歳の男は、きのう午後8時半ごろ、神戸市北区有野台の集合住宅近くの路上で、45歳の男性を刃物のようなもので刺して、殺害しようとした疑いがもたれています。
男性は、右脇腹を刺されて救急搬送され病院で手当てを受けています。命に別状はないということです。
男は、被害者の男性の近くに住んでいるということですが、警察は両者の間のトラブルは把握していないとしています。
調べに対し、「否認します」と話しているということで、警察は動機など、当時の状況を詳しく調べています。
ゲームセンターで、クレーンゲームをしている女子中学生のスカートの下からカバンを差し入れたとして、35歳の男が逮捕されました。
兵庫県の迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、神戸市垂水区に住む自称・塾講師の35歳の男で、女子中学生のスカートの中にメッシュ製のカバンを差し入れるひわいな行動をした疑いがもたれています。
警察によりますと、今月8日午後3時前、垂水区にあるショッピングセンター内のゲームセンターで、13歳の女子中学生が父親と一緒にクレーンゲームをしているところに、背後から男が接近。
不審さに気付いたのは父親で、男に声をかけるとともに、店員を通じて110番し、警察が店内の防犯カメラを確認したところ、スカート内にカバンを差し向ける様子が映っていたことなどから、現行犯逮捕につながりました。
男は調べに対し、「その場所にいたのは間違いない。右手に持っていた手提げかばんが揺れてしまい、そのことで人に不安を覚えさせてしまったのかもしれません」と容疑を否認しているということです。
警察は盗撮していた疑いも視野に、男のスマートフォンを押収する等して捜査を進めています。
今年3月、奈良県香芝市内の解体工事現場で高さ約5メートルから作業員が転落し、一時意識不明の重体となる事故がありました。
奈良労働局葛城労働基準監督署は、作業員に命綱をつけるなどの転落を防止する対策を怠ったとして、工事を担当していた大和高田市にある建設会社とその社長を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、奈良県大和高田市にある建設会社と社長の61歳男性です。
奈良労働局葛城労働基準監督署によりますと、今年3月上旬、香芝市内で行われていた解体工事現場で、足場の上で作業をしていた作業員が高さ約5mから下に転落したということです。
作業員は頭や上半身を強く打つなどして病院へ搬送されましたが、くも膜下出血や肋骨を折るなどして一時意識不明の重体となりました。その後、作業員は容体が回復し、現在はリハビリ中だということです。
その後の調べで、作業員は当時、命綱などをつけていなかったことがわかったということです。
奈良労働局葛城労働基準監督署は、事故防止の措置を取らなかったとして、9日に書類送検しました。
葛城労働基準監督署は会社代表の認否について明らかにしていません。
滋賀県豊郷町のスーパーマーケットの元従業員の女が、金庫から売り上げ金など合計約7500万円を盗んだとして再逮捕されました。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、滋賀県彦根市の派遣社員・久木美穂容疑者(44)です。
警察によりますと、久木容疑者はおととし11月から去年2月までの間、勤務していたスーパーの金庫から30回以上わたり、売り上げ金など合計約7500万円を盗んだ疑いが持たれています。
店長が売り上げ金と金庫の金額が合わないことに気づき、去年3月に被害届を提出していました。
久木容疑者はレジの管理を担当をしていて、警察の調べに対し「間違いありません。FX投資の詐欺にあい、その支払いに全額使った」と容疑を認めているということです。
一方で、久木容疑者は逮捕前の店の聞き取りに対して、虚偽の内容を報告し、犯行を否定していたということです。
警察は動機などを詳しく調べています。
今年5月中旬、大阪府八尾市内で、ツーリング中の男性らを取り囲み「とりあえず土下座やな。もったる金全部出せ」「慰謝料払え」などと脅し暴行を加え、現金約2000円を奪ったなどしたとして、21歳の男らが逮捕されました。
強盗傷害などで逮捕されたのは、大阪府堺市に住む会社員の池田蓮容疑者(21)ら5人です。
警察によりますと、池田容疑者らは共謀のうえ、5月18日午前、大阪府八尾市内の路上で、当時18歳の男性を取り囲み、「何逃げてるねん、慰謝料払え」などと脅迫し、現金約2000円を奪ったほか、当時19歳男性を取り囲み、顔面などを殴る暴行を加えてケガをさせ、「何逃げてるねん。お前のせいでブレーキ踏んで女の子が頭打ったから慰謝料払え」などと脅迫し、現金約2300円を奪った疑いが持たれています。
当時被害男性らはツーリングをしていましたが、突然、池田容疑者らに後方からあおれられ、男性らは二手に分かれて逃げましたが、その後、捕まり、脅され、暴行を受けたということです。
警察は池田容疑者らの認否を明らかにしていません。
警察は当時の状況を詳しく調べています。
今年3月、奈良県香芝市内の解体工事現場で高さ約5メートルから作業員が転落し、一時意識不明の重体となり、大ケガをする事故がありました。
奈良労働局葛城労働基準監督署は、作業員に命綱をつけるなどの転落を防止する対策を怠ったとして、工事を担当していた大和高田市にある建設会社とその社長を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、奈良県大和高田市にある建設会社と社長の61歳男性です。
奈良労働局葛城労働基準監督署によりますと、今年3月上旬、香芝市内で行われていた解体工事現場で、足場の上で作業をしていた作業員が高さ約5mから下に転落したということです。
作業員は頭や上半身を強く打つなどして病院へ搬送されましたが、くも膜下出血や肋骨を折るなどして一時意識不明の重体となりました。その後、作業員は容体が回復し、現在はリハビリ中だということです。
その後の調べで、作業員は当時、命綱などをつけていなかったことがわかったということです。
奈良労働局葛城労働基準監督署は、事故防止の措置を取らなかったとして、9日に書類送検しました。
葛城労働基準監督署は会社代表の認否について明らかにしていません。
6月7日午前、滋賀県大津市の新築マンションの工事現場で、作業をしていた50代男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
7日午前10時50分ごろ、大津市長等の4階建てマンションの工事現場で、「男性が出血して倒れている。意識がない」と工事関係者から消防に通報がありました。警察などによりますと、マンションの1階部分で、配管工の56歳の男性が耳や鼻から出血して倒れていて、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
警察は、男性が作業中に転落した可能性も含め、当時の状況を詳しく調べています。
大阪・関西万博のアンゴラパビリオンをめぐる「下請け業者間の工事費の未払い問題」で、未払いを続けている業者の社長が、MBSの単独取材に応じ、「工事費を経理担当者に横領されてしまった」と釈明しました。
(アンゴラパビリオンの工事をめぐり未払いを続けている業者)
「もちろん、いま(工事費を)支払えていない下請けの方にお支払いしたいという気持ちと、正直(仲間に)裏切られたという気持ちがあるので…気持ちの中では複雑なんですけども」
6月6日、アンゴラパビリオンをめぐる“工事費未払いトラブル”について、未払いを続けている会社の社長(47)が、MBSの取材に応じました。
アンゴラパビリオンは、万博の開幕日に1日だけオープンしたものの、その後は休館が続いていて、下請け業者の間で、工事費の未払いが起きていることが問題となっていました。
(未払い被害を訴えている下請け会社の男性(今年5月))
「3月分で2000万円、4月分を合わせると4000万円ぐらい(の未払い)になる。(未払い業者に)何度も交渉や連絡を入れたりはしているが、すべて無視。さすがに金額が大きすぎるので」
この男性の会社は、電気設備工事などを担いましたが、3月・4月分の工事費約4300万円が支払われておらず、5月下旬には「被害者の会」を立ち上げました。
(未払い被害を訴えている下請け会社の男性(今年5月))
「このままでは倒産というか…飯食っていけない」
6月6日、初めてカメラ取材に応じた本来、工事代金を支払わなければならないのに未払いを続けている会社の社長。アンゴラパビリオンの工事について費用を支払えていないのは、ほかにも4社あり、支払いの期日となる来週には、未払い額は合わせて約1億円に上ると話しました。
社長は、発注元から工事費を受け取ったものの、経理担当者が横領したため、他の業者に工事費を支払えなくなったと釈明しました。
横領に及んだという担当者については、刑事告訴も検討しているといいます。
「(未払いは)申し訳ないとは思っているんですけれども、なんとか頑張ってお支払いはしたいとは思っている」
アンゴラの政府代表は、工事費の未払いトラブルについてあくまで「業者間の問題だ」との見解を示していて、パビリオン再開のメドは立たない状況が続いています。
6日夜、京都市の歩道で、中国籍の男性旅行客が男に刃物で切りつけられ病院に搬送されました。男は逃げていて、警察が殺人未遂の疑いで捜査しています。
警察によりますと、6日午後8時ごろ、京都市下京区の五条大橋近くの歩道で、中国籍の男性(37)が男に刃物で切り付けられました。切りつけた男はその場から立ち去りました。
消防によりますと、男性(37)は右肩付近などを複数切られましたが、意識はあるということです。男性は中国からの旅行客で、ツアー客ら約20人と歩道を歩いていたところ、同じ方向に向かって歩いていた男と何らかのトラブルになったということです。
男性は男と面識はないと話しているいうことです。警察は殺人未遂事件として逃げた男の行方を捜査しています。
犯罪の捜査や検察官のサポートなどに関わる検察事務官が、懲戒免職処分を受けました。過去に起きた「児童ポルノ」事件の記録をコピーし、撮影した画像をスマホに保管していたということです。
懲戒免職となったのは、京都地検に勤めていた30代の男性検察事務官です。
京都地検によりますと、男性事務官は今年3月、業務時間中に、職場に保管されている「児童買春、児童ポルノ禁止法違反」事件の記録から、わいせつな画像をカラーコピーして自宅に持ち返り、スマートフォンで複数回撮影し、そのうち児童ポルノ画像19点を保存していたということです。
別の職員が、画像が保存されたスマートフォンを所持している事務官を見つけたことで、事件が発覚しました。
男性事務官はほかにも、去年11月~今年1月にかけて、3回にわたり、市内の駅で女性のスカートの中の下着を撮影したということです。
男性事務官は6日付けで、児童ポルノ禁止法違反などの罪で略式起訴され、罰金100万円の略式命令を受けました。
事務官は、地検の調べに対し、「性的好奇心を満たすためだった」などと供述しているということです。
また、男性事務官の上司ら2人については「訓告」「厳重注意」の懲戒処分となりました。
京都地検は「職務上高い職業倫理が求められる立場にあるものが、法に触れる行為に至ったことは検察庁職員としてあるまじきことであります。国民の信頼を大きく損なうものであって、極めて遺憾であり、国民の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
滋賀県内では、約3日間でランドクルーザーなど高級車4台が盗まれました。いずれの車も鍵はかかっていたということです。
警察によりますと、6月3日夜から6日朝にかけて、滋賀県内にある住宅の駐車場にとめていた普通乗用車の窃盗被害が4件あったということです。
1 愛荘町のアパートでは3日午後9時から4日午前5時半の間に、トヨタ「ランドクルーザー」1台(時価1000万円)
2 東近江市内の民家では5日午後7時すぎから6日午前7時半の間に、トヨタ「ランドクルーザープラド」1台(時価400万円)
3 近江八幡市の民家では3日午後8時半から4日午前8時前の間に、トヨタ「ランドクルーザー」(時価750万円)
4 彦根市の民家では6日午前1時から午前9時の間に、トヨタ「レクサス」1台(時価900万円)
県内では、5月20日にも東近江市の住宅に駐車していたトヨタの「ランドクルーザー」1台(時価1000万円)が盗まれる被害が発生しています。
駐車場に設置されていた防犯カメラには、フードを被った人物が何らかの方法でドアを開錠し、そのままエンジンをかけて車を持ち去る様子が映っていました。
警察は同一犯の可能性もあるとみて捜査しています。
2億2000万円相当の高級腕時計をだまし取ったとして逮捕された男が、共同出資した男性に出資金などあわせて8000万円を支払っていないことがわかりました。
小松直哉容疑者(40)は、去年9月、京都市の男性(54)に対し「腕時計を転売し利益を還元する」などとうそを言い、男性から2億2000万円相当の高級腕時計をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、小松容疑者は男性に対し共同出資で高級腕時計を買って転売すれば1000万円の利益が出るので、半分を還元すると約束。その後、小松容疑者は男性が2億2000万円で購入した腕時計を1億9800万円で売りましたが、男性には1億4500万円しか支払わず、残りの出資分や約束した利益、あわせて8000万円を支払っていないということです。
小松容疑者はオーダースーツ事業を手がける会社の社長を務めています。
小松容疑者は容疑を否認していて、警察は売却で得た金を会社の債務の返済に充てた可能性があるとみて捜査しています。
2018年、大阪府羽曳野市で男性を殺害した罪に問われた被告の控訴審が始まり、弁護側は改めて無罪を主張しました。
山本孝被告(49)は2018年2月、羽曳野市の路上で藤井寺市の会社員・平山喬司さん(当時64)をすれ違いざまに刃物で刺し、殺害した罪に問われています。
山本被告は一貫して無罪を主張しましたが、一審の大阪地裁は、「合理的な疑いを入れることなく、被告を犯人と認定できる」などとして懲役16年を言い渡し、被告側が控訴していました。
6日に始まった控訴審で弁護側は「1審は被告人に有利な事実を無視し、不利な事実を重視して被告人を犯人と推認している」「事実誤認がある」などとして再び無罪を主張しました。
一方、検察は控訴の棄却を求めました。
判決は9月12日に言い渡される予定です。
ツキノワグマの目撃情報増加傾向にある兵庫県北部の但馬地域。県や地元の自治体などが豊岡市で会議を開き、対策を協議しました。
6日午後、兵庫県豊岡市で開催されたのは、クマの被害を未然に防ぐための対策会議で県や地元自治体の関係者約20人が参加しました。
但馬地域では、ツキノワグマが目撃されたり足跡などの痕跡が確認されたりする件数が4月と5月で70件寄せられていて、過去5年間の平均の45件を大きく上回っています。
5月下旬には、豊岡市但東町で農作業中の男性がツキノワグマに襲われ重傷となりました。
対策会議では、クマが食べる果物の木などの伐採や市街地や観光地での出没を想定した訓練を行うことなどを確認しました。
6月以降は、クマの繁殖期にあたり、若いクマが親離れし行動範囲を広げて活動的になることから対策を急いでいます。
和歌山市の男性職員が公益通報をしたあと、自殺した問題をめぐり、第三者機関の審査会は市の対応が不適切だったとする調査結果を公表しました。
和歌山市の男性職員は(当時20代)不正支出を上司から命じられたと公益通報し関係した職員らは処分されましたが、男性は2020年、自殺しました。
第三者の弁護士などでつくる審査会は6日、調査報告書を発表し、公益通報で処分を受けた職員を人事異動で男性と同じ部屋で働く部署に配属したことについて、「公益通報者の心情への配慮を全く欠いた行為で不適切だ」と指摘しました。
そのうえで、審査会は市に対し、公益通報者へのフォローアップ体制を構築することなどを求めています。
万博会場へつながる、タクシーやバスなど、許可された車のみが通行することができるアクセス道路で、5月23日にタクシーが約2キロにわたり逆走するトラブルが起きていたことがわかりました。
阪神高速『淀川左岸線(2期)』は、海老江JCTから豊崎ICまでを結ぶ高速道路として、2032年をめどに完成する予定で、工事が進められています。
万博会場へのアクセス向上のため、万博期間中(4月13日~10月13日)に、大阪市が許可したタクシーやバスなどが通行することができます。
市によりますと、5月23日、万博会場に向かっていたタクシーが淀川左岸線(2期)上りの豊崎~大淀間を約2キロにわたり逆走し、正面から来たバスと鉢合わせになっていたということです。
中央分離帯がない部分には三角コーンが設置されていましたが、タクシーが誤ってはみだし、反対車線を走行。
反対車線ではバスが走行していましたが、早い段階で気づき速度を落としていたため、タクシーと衝突せず、けが人もいませんでした。
市がバス事業者から連絡を受けたことから発覚し、23日中に通行許可をしている全ての事業者に注意喚起を行ったほか、中央分離帯に設置する三角コーンの数を増やしたということです。
一方、逆走については公表されておらず、約2週間が経った5日に初めて公表されました。
その理由について、市の担当者は、「特別に限定された車両のみが通る道路であるため、市から全ての事業者に通知できる。また、事故もなく物的・人的被害もなく、市民生活に影響がないことから、公表はしなかった」としています。
高齢姉妹から現金を横領した罪に問われている介護施設の元代表。初公判が行われました。
起訴状によりますと大阪市鶴見区にある介護施設運営会社の元代表・西影由貴被告(39)は4年前、施設に通っていた80代の姉妹のキャッシュカードを預かり、現金約72万円を不正に引き出し着服した罪などに問われています。
高齢姉妹の異変に気づき、警察に通報した知人男性は、西影被告が姉妹を金銭面で搾取していたと証言します。
(警察に通報した男性)「しゃべっていてもじょう舌やし、こいつ(西影容疑者)の口にかかったら年いった人はだまされるなと思った。(姉妹は西影容疑者を)優しかったというのは言ってました。それが手やろね、入り込んでいくわけですよね」
西影被告は姉妹の自宅を売却。自身が住むマンションの別の部屋に移り住ませましたが、部屋にはエアコンすらなく、姉妹は熱中症になりました。
(男性)「もう西影さんのところにお世話になるのやめよう」
(被害女性)「はい」
(男性)「もうこんなクーラーもないのあかん」
迎えた、6月5日の初公判。西影被告は…
(西影由貴被告)「私は何もやっておりません」
姉妹の口座から引き出した金を着服した事実はないと主張しました。
一方、検察側は冒頭陳述で「被告は姉妹に対し生命保険を解約するよう指示し、返戻金が入金された後に犯行に及んだ」などと指摘しました。
初公判を終え、通報した知人男性は無念さをにじませました。
(警察に通報した男性)「あんだけのことをして無罪を主張していた。ちょっと残念でしたね。罪を認めて少しずつでもお金を返していってもらえたら」
不動産の所有者になりすまして、売買代金をだまし取る、いわゆる“地面師詐欺”の疑いで、52歳の男が逮捕されました。
詐欺などの疑いで逮捕された東大阪市の会社役員・福田裕容疑者は6日午前、検察庁に身柄を送られました。
警察によりますと、福田容疑者は、大阪法務局に虚偽の株主総会議事録などを提出して、70代の女性が経営する不動産会社の代表が交代したように装い、会社が所有する大阪市内のビル3棟を、別の不動産会社2社に計約14億5000万円で売却し、金をだまし取った疑いがもたれています。
福田容疑者はいわゆる“地面師詐欺グループ”の1人とみられます。ほかに70代女性になりすまして区役所に虚偽の印鑑登録申請を行うなどした男女2人も、すでに逮捕されています。
去年2月、会社法人代表の70代女性が、登記事項を確認した際に、登記簿から自身が代表から外れていることに気づいて、事件が発覚したということです。
警察は福田容疑者らの認否を明らかにしていません。
大阪・関西万博の会場へ向かう専用道路で、タクシーが約2キロも逆走した事案が発生。しかし、大阪市が公表したのは10日以上後のことでした。
阪神高速の『淀川左岸線(2期)』は、海老江JCTから豊崎IC(仮称)までを結ぶ高速道路で、2032年をメドに完成する予定です。万博会場へのアクセス向上のため、万博開催期間中は暫定的に供用されていて、大阪市が許可した事業者のタクシーやバスが通行できます。
この淀川左岸線で5月23日、万博会場に向かうタクシーが、中央分離帯がなく三角コーンが置かれていた部分から対向車線に入り、約2キロを逆走。正面から来たバスと鉢合わせたということです。
バスの運転手が逆走に気づいて減速、停車したため、けが人はいませんでした。
大阪市は23日のうちに通行許可を出している全ての事業者に注意を呼びかけ、中央分離帯がない部分では三角コーンを増やしたということです。
一方で大阪市は「市民生活に影響がない」として、10日以上公表せず、6月5日にようやく公表しました。
大阪市の横山英幸市長は6日、“万博関連の情報は非常に多くの人が関心を持っている”としたうえで、情報公開の判断を柔軟に行っていく構えを示しました。
14歳の少女にわいせつ行為をしたとして、兵庫県警に所属する26歳の巡査の男が懲戒免職処分されました。
警察によりますと、兵庫県警尼崎南署の巡査・麻生拓巳被告は、今年1月11日に、兵庫県神戸市内の書店内で、14歳の女子中学生の体を服の上から触るなどのわいせつ行為をしたとして、2月に逮捕・起訴されています。
さらに警察の捜査を経て、この巡査は、神戸市内と加古川市内の店舗内で、自身の下半身を露出させて女性店員らに見せていた、という2件の公然わいせつの罪でも起訴されているということです。
麻生拓巳被告は現在休職中だということで、「本当に馬鹿なことをしたと思う。被害者の心に傷を負わせてしまい、申し訳ないと思う」などと話しているということです。
兵庫県警は、麻生被告をきょう6日付で懲戒免職処分としました。
土山公一監察官室長は、「県民の皆様からの警察への信頼を裏切る言語道断の行為であり、厳正に処分するとともに、深くお詫び申し上げます。」「職員に対する指導を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。
50代男性から高級腕時計を詐取した疑いで、京都府警は6月5日、京都市南区の会社役員の男(40)を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、京都市南区の会社役員・小松直哉容疑者(40)です。
京都府警によりますと小松容疑者は去年9月、京都市右京区の50代男性に対し「10月に500万円の利益と、残りの元金7500万円、計8000万円を持ってきます」とウソを述べ、男性から高級腕時計をだまし取った疑いが持たれています。実際に小松容疑者が、その8000万円を持参することはありませんでした。
小松容疑者は被害男性と関係者との間で、“3人で高級腕時計を2億2千万円で購入し、小松容疑者が2億3千万円で転売。差額の1千万円を山分けする”という話をまとめていたということです。
その後、被害男性が容疑者と関係者の分を立てかえる形で、2億2千万円で腕時計を購入。その腕時計を、小松容疑者が受け取ったということです。
小松容疑者はオーダースーツ事業を手がける会社(大阪市中央区)の社長を務めていて、腕時計の転売で得た1億9800万円のうち、1億4500万円は立てかえ分として被害男性に“返した”ものの、5300万円は容疑者自らの債務の返済に充てていたとみられています。
調べに対し、小松容疑者は「詐欺をするつもりでやったわけではありません」と容疑を否認しています。
所有者であると装い不動産を売却し代金をだまし取る、いわゆる“地面師詐欺”の疑いで、52歳の男が逮捕・送検されました。
詐欺などの疑いで逮捕された東大阪市の会社役員・福田裕容疑者は、6日午前に検察庁に身柄を送られました。
大阪府警によりますと、福田容疑者は去年1月から3月にかけ、大阪法務局に虚偽の株主総会議事録などを提出して法人登記を変更。
某不動産会社の代表取締役が70代女性から粂陵平容疑者(24)に交代したように装い、その会社が所有する大阪市内のビル3棟を、別の不動産会社2社に計約14億5000万円で売却。その14.5億円をだまし取った疑いがもたれています。
福田容疑者はいわゆる“地面師詐欺グループ”の1人とみられます。この事件をめぐっては、その70代の被害女性になりすまして、区役所に虚偽の印鑑登録申請を行った疑いで、福田容疑者や粂容疑者、60代の女がすでに逮捕されていました。
去年2月、被害女性が会社の登記事項を確認した際に、登記簿で自身が代表から外れていることに気づき、事件が発覚したということです。
警察は福田容疑者や粂容疑者らの認否を明らかにしていません。
2日、大阪府吹田市の集合住宅で母親と2歳と1歳の娘2人の計3人の遺体が見つかった事件で、警察は3人の死因について「窒息」と判明したと発表しました。近くの路上では父親が倒れて死亡しているのが見つかっていて、父親が無理心中を図った可能性もあるとみて調べています。
警察によりますと、6月2日午前8時ごろ、大阪府吹田市の集合住宅で、部屋に住む母親(26)、長女(2)、次女(1)の3人が寝室のベッド上で腹部から血を流して死亡しているのが見つかりました。付近には、血の付いた包丁があったということです。
この1時間半前、万博記念公園近くの歩道で「男性が倒れている」と消防に通報があり、警察が駆け付けたところ、父親(26)がうつぶせで倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察によりますと、歩道橋から飛び降りたとみられるということです。
ダイニングテーブルには遺書のようなものがあったことから、警察は、父親が無理心中をはかったとみて詳しい経緯を調べています。
神戸市営地下鉄の三宮駅の構内で、運転士の男性の顔面を殴り、顔にケガをさせたとして53歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで緊急逮捕されたのは、神戸市長田区に住む自称「ITコンサルタント」の山田治彦容疑者(53)です。
警察によりますと、山田容疑者は4日午後4時25分ごろ、神戸市営地下鉄三宮駅で、男性運転士(47)の顔を殴りケガをさせた疑いがもたれています。
谷上方面行きのホームから、「駅員が殴られた」や「運転士が殴られた」「顔面を殴られた」などの110番通報が相次いでいました。運転士の男性は病院へ搬送されましたが、意識はあり命に別状はないということです。運転士は顔にケガをしました。
山田容疑者は、犯行後に現場から逃走していましたが、約30分後に南に約700m離れた路上で歩いているところを警戒中の警察官が発見し、緊急逮捕しました。
警察の取り調べに対して、山田容疑者は「顔面を手で1回殴ったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、運転士の男性が殴られた経緯などについて、山田容疑者から話をきくなどして調べています。
万博での開催は初めて!パンの世界一を決める大会が行われています。
大阪・関西万博会場のEXPOメッセ「WASSE」で開催されている「ベーカリー・エキスポ・ジャパン」
藤林温子アナウンサー
「何度も万博会場に来ているんですが、こんなにいい香りのする会場は初めてかもしれないです!」
メインイベントは、2年に一度開催のパンの世界大会「ベスト・オブ・モンディアル・デュ・パン」。28の国と地域の代表が「パン職人世界一」の座を目指し、技術を競い合います。2日間にわたるパン職人の名誉をかけた戦い、万博での開催は初めてです。
審査員長のティエリー・ムニエさん
「いい食材を使っているのと、健康に配慮したパン作りをしているので、みんなにもっとパンを知ってもらいたい」
大会にあわせて、会場では過去の世界大会で優勝したパンや、ご当地パンの販売も。
特に人気だったのが「生クリーム食パン」(1斤税込み980円)。生クリームとバターをたっぷり使用した、とてもリッチな一品です。
藤林温子アナウンサー
「わ~ほかほか!おいしそう!断面のきめが細かいですね」
「顔を近づけた瞬間、バターの香り!かめばかむほどミルクのコクが出てくるんですよね。何もつけないのが一番おいしいと思う」
他にも、シェフたちが開発・構成したパンのコースメニューを、音楽を聞きながら楽しめます。
そして、ここでしか買えない万博限定の特別なパン「コンテチーズのカスクルート」(税込み980円)も!
藤林温子アナウンサー
「これ、チーズ好きにはたまらないですね!カマンベールチーズのコクと、コンテチーズの独特な香りがすごく相性良くて、フランスパンの香りをより引き立てていますね」
イベントは、5日(木)午後5時までです。
警察によりますと、4日午後4時半前に、神戸市営地下鉄三宮駅の谷上方面行きのホームで、「駅員が殴られた」や「運転士が殴られた」「顔面を殴られた」などの110番通報が相次いだということです。
警察官がかけつけると、市営地下鉄の運転士とみられる男性が倒れていたということで、男性のけがの程度などは不明です。
殴ったとみられる人物が逃走している可能性があるということで、警察が付近を捜査し、さきほど傷害の疑いで男を逮捕したということです。
神戸市交通局によりますと、一連の影響で、神戸市営地下鉄の西神・山手線は最大15分ほど遅延していたということです。
100人以上が逮捕された大阪を拠点にしたSNS型投資詐欺事件で、警察は新たにリクルーター役の男ら3人を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕された大阪市東淀川区の自称・飲食業、李虎雄容疑者(42)ら男3人は、おととし12月から去年1月にかけ、投資の講師などになりすまし投資の指導料や商材購入などの名目で沖縄県に住む会社員の男性(20代)から現金約150万円をだましとった疑いがもたれています。
一連の事件をめぐっては去年、大阪市に拠点を置く2つのSNS型投資詐欺グループが摘発され、これまでに100人以上が逮捕されていて李容疑者はグループのリクルーター役だったとみられています。
警察は海外に逃亡しているグループの首謀者・池宮悠仁容疑者(29)ら4人の行方を追っています。
元本を上回る配当を約束し無登録で不正に出資金を集めたなどとして投資関連会社の代表ら5人が逮捕されました。集めた金は60億円以上にのぼるとみられます。
出資法違反などの疑いで逮捕されたのは、東京都にある投資関連会社「アイリー」の代表・大川力也容疑者(52)ら男女5人です。警察によりますと、大川容疑者らは金融庁に登録せずに元本を上回る配当を約束し、京都市の男性(50代)ら3人から事業への出資金、計700万円あまりを不正に集めた疑いなどが持たれています。
5人はセミナーを開いて「潜水艇での海中探査」や「タイでの大麻栽培」などといった事業への出資を募り、おととしまでに全国の約1万5000人から計66億円を不正に集めたとみられています。
5日未明、奈良県山添村の名阪国道で、バイクに乗った男性が大型トラックにはねられる事故がありました。バイクの男性は転倒し、その後、別の大型トラックにはねられ死亡しました。警察ははじめにバイクに追突した大型トラックを運転していた52歳の男を逮捕しました。
5日午前2時20分ごろ、山添村三ヶ谷にある名阪国道下りで、「バイクとトラックの事故」と消防に通報がりました。
警察によりますと、男性が運転するバイクに大型トラックが追突し、バイクを運転していた男性は転倒したということです。その後、別の大型トラックが倒れていた男性をはねました。
男性はその場で死亡が確認されたということです。
警察はその後、トラックを運転していた52歳の男を過失運転致死の疑いで逮捕しました。
男は「進路前方をよく見ていなかった」と話しているということです。
警察は事故の詳しい状況を調べています。
38年前の襲撃事件の模倣犯か。朝日新聞阪神支局に脅迫文などを送りつけたとして、静岡県の男を逮捕です。
脅迫と威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、静岡県富士市の会社員・武藤和宏容疑者(38)です。
武藤容疑者は5月3日、兵庫県西宮市にある朝日新聞阪神支局に、脅迫文やおもちゃの銃などが入った荷物を送りつけ、業務を妨害した疑いが持たれています。
兵庫県警によりますと、荷物には、1987年5月3日に発生した阪神支局襲撃事件で射殺された小尻知博記者(当時29)や、重傷を負った同僚記者の顔写真に穴を開けた紙も同封されていたということです。
また、脅迫文には襲撃事件の際に出された「赤報隊」と名乗る犯行声明を引用したうえで、「令和赤報隊」と書かれていたということです。
兵庫県警は武藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、襲撃事件を模倣した可能性もあるとみて、事件のいきさつを詳しく調べています。
女子生徒の下着を盗撮しようとしたとして、京都市立の中学校の教諭が逮捕されました。
逮捕されたのは京都府亀岡市の中学校教諭・高橋正次容疑者(43)です。
警察によりますと、高橋容疑者は5月14日、勤務先の京都市立の中学校のグラウンドで、女子生徒の後ろからスマートフォンをスカートの中に向け、下着を撮影しようとした疑いが持たれています。
当時、女子生徒は課外活動中で、高橋容疑者が盗撮しようとしていたところを、別の生徒が見つけたということです。
取り調べに対し高橋容疑者は「動画を撮影していて、偶発的にうつっただけで、盗撮したわけではない」と容疑を否認しています。
警察は、高橋容疑者が同様の行為を繰り返していたとみて調べを進めています。
暴力団幹部が“トクリュウ”を用心棒にしていたか。集団で脅迫した疑いで逮捕です。
暴力行為等処罰法違反(集団的脅迫)の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団山口組系「一心会」会長の能塚恵容疑者(64)ら6人です。
警察によりますと能塚容疑者らは去年6月、大阪・ミナミの路上で、20代の男性を集団で取り囲み、「やったれ。殺したれ」などと脅迫した疑いがもたれています。
能塚容疑者らは、客引き行為をしていた男性に立ち去るように求めましたが、男性が応じなかったため、用心棒にしていたとみられる匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる”トクリュウ”のメンバーを集め、男性を取り囲んだということです。
警察は能塚容疑者らの認否を明らかにしていません。
警察によりますと、4日午後4時半前に、神戸市営地下鉄三宮駅の谷上方面行きのホームで、「駅員が殴られた」や「運転士が殴られた」「顔面を殴られた」などの110番通報が相次いだということです。
警察官がかけつけると、市営地下鉄の運転士とみられる男性が倒れていたということで、男性のけがの程度などは不明です。
殴ったとみられる人物が逃走している可能性があるということで、警察が付近を捜査し、さきほど傷害の疑いで男を逮捕したということです。
神戸市交通局によりますと、一連の影響で、神戸市営地下鉄の西神・山手線は最大15分ほど遅延していたということです。
神戸市営地下鉄で迷惑行為を繰り返したとして、偽計業務妨害・威力業務妨害の疑いで46歳の無職の男が逮捕されました。
男は「そんな行為は一切していない」と容疑を否認しているということです。
警察によりますと、今年3月12日、神戸市営地下鉄・新長田駅の駅員から「不審な行為をしている男がいる」と110番通報がありました。
駆け付けた警察官が事情を聞いたところ、隣の中央市場駅で男が非常停止ボタンを押し、駅員の制止を振り切って地下鉄に乗り、新長田駅まで移動してきたということです。
警察が遡って捜査すると、男はさらに4つの迷惑行為をしていた疑いが発覚、偽計業務妨害などの疑いで逮捕されました。
・3月5日午後、みなと元町駅に止まっている列車の側面に、蜘蛛のように張り付き、そこから線路に転落して駅員に自身を助け出させた疑い
・3月10日午後みなと元町駅に入ってくる電車の前に足を出し、接触しなかったものの電車の運行を妨害した疑い
・3月10日午後新長田駅で危険が無いにもかかわらず列車の非常停止ボタンを押すした疑い
・3月11日午後中央市場駅で電車が出発する際に扉に自身の身体を挟み、ドアの開閉を妨害した疑い
逮捕された男は調べに対し「そんな行為は一切していない」と容疑を否認しているということで、警察は詳しい経緯を調べています。
大阪市内にある店舗兼共同住宅などを所有する法人の代表取締役になりすまして、去年2月下旬~3月上旬の間、40代男性らに対して、計14億5000万円で物件を売却する売買契約を締結し、だまし取ったとして、大阪府東大阪市の会社役員の52歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府東大阪市に住む会社役員の福田裕容疑者(52)です。
警察によりますと、福田容疑者は去年2月下旬~3月上旬の間、大阪市中央区内にある店舗兼共同住宅3軒について、所有する不動産賃貸業を目的とする法人の代表取締役になりすまし、40代男性らに対して、売買契約を締結し、計14億5000万円をだまし取った疑いがもたれています。
福田容疑者と職業不詳で住居不定の粂陵平容疑者(24)らは物件を所有する法人登記について、去年1月下旬に粂容疑者が代表取締役に選任されたとする虚偽の臨時株主総会の議事録などを提出し、虚偽の内容で登記申請を行った有印私文書偽造・同行使などの疑いでも今年5月に逮捕されていました。
去年2月、会社法人代表の70代女性が、登記事項を確認した際に、登記簿から自身が代表から外れていて粂容疑者になっていることに気づいたことから、事件が発覚したということです。
兵庫県の斎藤知事は午後3時から定例の記者会見を行っています。
県の第三者委員会は、告発した元県民局長の私的な情報を元総務部長の井ノ本知明氏が3人の県議に漏えいしたと認定し、「知事および元副知事の指示のもと行われた可能性が高い」と指摘しました。
【LIVE】斎藤元彦知事の記者会見 文書問題について質疑が続いている
県は井ノ本氏を刑事告発せず停職3か月の懲戒処分としていて、これに対し県議会の4会派(自民・維新・公明・ひょうご県民連合)はきのう、井ノ本氏の行為が地方公務員法の守秘義務違反に当たるとして、刑事告発するよう県に申し入れています。
経営していたボーイズバーの女性客から売掛金を回収するために
性風俗店に斡旋したとして、ボーイズバーの元経営者の男らが逮捕されました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは
神戸市中央区の無職で元ボーイズバーの経営者・神野晃輝容疑者(37)、
大阪市大正区の無職・高岡裕樹容疑者(34)、神戸市中央区の会社員・井上大輔容疑者(34)です。
警察によりますと3人は共謀し、2022年3月、神野容疑者が経営していたボーイズバーの
女性客(当時24)を神戸市兵庫区の性風俗店に斡旋した疑いが持たれています。
女性客は売掛金が約180万円におよんでいて、神野容疑者はこの売掛金を回収するため、
高岡容疑者と井上容疑者から性風俗店の紹介をうけたということです。
神野容疑者が経営していたボーイズバーをめぐっては、
客の隣に座って酒を注ぐといった風俗営業を無許可で行っていたとして、
去年10月に神野容疑者が逮捕されていて、捜査の段階で今回の事件が発覚したということです。
警察は3人の認否は明らかにしていませんが、他にも余罪があるとみて捜査しています。
自転車で通学中の男子高校生が車にはねられ、意識不明の重体です。
6月2日午前6時ごろ、兵庫県丹波篠山市の信号のないT字路で、自転車に乗っていた通学中の高校2年の男子生徒(16)が、右から走ってきた車に出会い頭にはねられました。
この事故で、男子生徒は病院に搬送されましたが、頭を強く打つなどして意識不明の重体です。ヘルメットをかぶっていなかったということです。
警察は車を運転していた丹波市の会社員・清水秀典容疑者(54)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。警察の調べに対し、清水容疑者は「事故を起こし、けがをさせたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は詳しい事故の原因を捜査しています。
集合住宅で母親と幼い娘2人が死亡。近くの路上で父親も死亡していて、無理心中とみられます。
6月2日午前8時ごろ、大阪府吹田市の集合住宅で、部屋に住む女性(26)、長女(2)、次女(1)の3人が寝室のベッド上で腹部から血を流して死亡しているのが見つかりました。付近には、血の付いた包丁があったということです。
この1時間半前、万博記念公園近くの歩道で「男性が倒れている」と消防に通報があり、警察が駆け付けたところ、父親(26)がうつぶせで倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察によりますと、歩道橋から飛び降りたとみられるということです。
(近隣住民)「(最後に)会ったのは5月20日前後。4人家族ですけど、(4人で)歩いているのはあまり見たことがない。こんなに身近でこんなことがあるなんて想像もつかなかった」
ダイニングテーブルには遺書のようなものがあったことから、警察は、父親が無理心中をはかったとみて詳しい経緯を調べています。
6月1日夜、大阪府寝屋川市の河川敷で18歳の男性の胸などを刃物で刺し殺害しようとした疑いで知人の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは茨木市に住む18歳の男です。警察によりますと男は1日午後10時半ごろ、寝屋川市太間町にある河川敷の遊歩道で、知人の男性(18)の右胸や背中などを刃物で刺し殺害しようとした疑いがもたれています。刺された男性は病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
(近隣住民)「2人くらいかな。なんか怒鳴っていた。『謝れやボケ』とか言っていた」
当時現場には2人以外にも知人とみられる複数の関係者がいて、聞き取りを行ったところ男の関与が浮上。警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しい経緯を調べています。
国の重要文化財に指定されている小学校の隣の家で火事。1人が死亡しました。
火事があったのは和歌山県の橋本市立高野口小学校の隣の家で、3日午前11時過ぎ、「住宅から火と煙が上がっている」などと消防に通報がありました。
家は鉄骨2階建てで、火は約2時間後に消し止められましたが全焼し、1人が遺体で見つかりました。警察によりますと、この家に住む前田泰久さん(72)と連絡が取れていないということです。
一方、国の重要文化財に指定されている小学校は石垣の一部が焼けたものの、校舎には燃え移りませんでした。
(高野口小学校 榊洋史校長)「まずは児童の避難。その次に校舎を燃やさないという思いで消火活動を教員3人が行った」
児童約230人は一時校外に避難し、無事でした。
私的情報の漏えいをめぐり斎藤知事がトップの責任として給与を3か月間、50%減額する案です。
(兵庫県議会 浜田知昭議長)「百条委員会、そして3つの第三者委員会による指摘に対し、丁寧な説明責任を果たされることを強く望む」
議長が斎藤知事に苦言を呈して始まった、6月3日の兵庫県の定例議会。知事を告発した元県民局長の私的情報が漏えいした問題をめぐり、第三者委員会は元総務部長の井ノ本知明氏が3人の県議会議員に漏えいしたと認定。
県は井ノ本氏を定職3か月の懲戒処分としましたが、第三者委員会は「漏えいは知事および元副知事の指示のもと行われた可能性が高い」と指摘していました。
斎藤知事は漏えいへの関与は一貫して否定していますが、「給与カット」の条例案を提出する方針です。
(兵庫県 斎藤元彦知事)「(漏えいについては)組織の長として責任を感じていますので、給与の20%を3か月間、減額措置させていただく」
現在30%カットしている給与をさらに20%カットし、7月から3か月間、「50%カット」する考えです。
またこの問題に対し、片山安孝元副知事がコメントを発表。井ノ本氏の行為は、「必要かつ相当な範囲の根回しであり適正な業務」であるとして、懲戒処分は不当だと訴えました。
斎藤県政の混乱はまだ続きそうです。
大阪府東大阪市の集合住宅の一室に、約10時間にわたり子どもを置き去りにしたなどとして、26歳の女が逮捕されました。
保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、大阪府東大阪市のアルバイトの26歳の女です。
警察によりますと、女は今年6月2日、東大阪市の集合住宅の一室で同居する子ども2人を約10時間にわたり置き去りにして放置した疑いがもたれています。
6月上旬、女の親族から「連絡が取れず安否を確認してほしい」と警察署に電話がありました。
その後、警察官が自宅に駆けつけると、5歳の長男がドアを開けたということです。自宅には他に3歳次男もいたということです。
警察によりますと、女はこの日の午前8時ごろから2人を部屋に残し、知人とともに外出していたということです。また、普段、母親は夜の時間帯に仕事をして、朝に自宅へ戻ってくると子どもが説明していたということです。
警察が子ども2人を保護、その後、警察が女の行方を捜査していたところ、その日の夕方にようやく連絡がつきました。
警察の調べに対して、女は「弁護士が決まるまで何も話したくありません」と黙秘しているということです。
警察は女が、夜の時間帯に子ども2人を常態的に放置するネグレクト状態だったとみて、詳しい状況を調べています。
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発した元県民局長の私的情報が外部に漏洩された問題をめぐり、県の第三者委員会が「知事や副知事の指示により漏洩が行われた可能性が高い」との調査報告書が公表されました。
報告書の公表を受けて、兵庫県の元副知事だった片山安孝氏は元総務部長が県議らへの情報漏えいが認定されたことについては、「必要かつ相当な範囲の議会根回しであり、適正な業務である。見解を異にする」などとの見解を示しました。
和歌山県橋本市の住宅で火事があり、消防が消火活動尾行っています。隣接する小学校では全校生徒が自動車学校へ一時避難しました。
3日午前11時ごろ、橋本市高野口町にある2階建ての住宅で、「煙が上がっていて爆発音がする」と警察に通報がありました。
警察によりますと、現場は鉄筋2階建て住宅で、火は約1時間15分後にほぼ消し止められたということです。
またけが人や逃げ遅れた人がいないかなどについて確認をしていますが、現在、住人の70代男性と連絡が取れていないということです。
この火事で隣接の小学校では全校生徒・約200人超の児童らが近くの自動車学校へ一時避難したということです。
警察は住人の男性の安否の確認を急いでいます。
兵庫県の情報漏えい問題をめぐり、6月2日に共産党県議団から辞職を要求された斎藤元彦知事は、「県政を前に進めるのが私の責任」と拒否しました。
3日、午前10時ごろに登庁した斎藤知事。知事を告発した元県民局長の私的な情報を、元総務部長の井ノ本知明氏が3人の県議会議員に漏えいしたと認定した第三者委員会から「漏えいは知事および元副知事の指示のもと行われた可能性が高い」と指摘されていました。
指示を否定する知事に対し、共産党県議団は2日、「告発者の死亡を招いた責任は極めて重い」などとして知事に辞職を求めていました。
(兵庫県 斎藤元彦知事)「(辞職の)申し入れというのは真摯に受け止めたいと思っています。県政を前に進めていくことが私の責任の果たし方だと思っています」
県議会では3日から定例会が開かれ、補正予算案が提出されたほか、告発文書の問題をめぐる一連の対応について、各会派から質疑が行われるとみられています。
神戸のボーイズバーの女性客を性風俗店にあっせんしたとして、元経営者の男らが逮捕されました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、神戸市中央区でボーイズバーを経営していた神野晃輝容疑者(37)ら3人です。2022年3月にボーイズバーの女性客(当時24)を神戸市内の性風俗店にあっせんした疑いが持たれています。
警察によりますと、女性は180万円ほどの「売掛金」があり、神野容疑者は金を回収するため、ほかの2人から性風俗店の紹介を受けたということです。
このボーイズバーをめぐっては去年10月、風俗営業を無許可で行っていたとして神野容疑者が略式起訴され、その後の捜査で今回の事件が発覚しました。
警察は3人の認否を明らかにしていません。