千葉県警は31日までに、わいせつ目的誘拐と不同意性交の疑いで東京都八王子市、会社員の男(39)を逮捕した。
逮捕容疑は6月8~11日、SNSで知り合った女子中学生=千葉県内=を「泊まるところがないなら家においで」などと誘い出して自宅に連れ込み、わいせつな行為をした疑い。
県警によると「事件のことは弁護士と話をしてからにしたい」と供述。女子中学生の母親が「娘が帰宅しない」と通報し、県警の捜査員が容疑者宅にいた女子中学生を保護した。(本紙・千葉日報オンラインでは実名)
商業施設内で盗撮をしたとして、八千代署は28日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで千葉市消防局緑消防署の消防士、川合守流容疑者(28)=船橋市=を逮捕した。
逮捕容疑は6月12日午後4時15~20分ごろ、八千代市緑が丘2の「イオンモール八千代緑が丘」店内で、県内の女子高校生の背後からスマートフォンをスカートの下に差し入れ、盗撮した疑い。
同署によると、容疑を認めている。この高校生と一緒にいた友人が盗撮されているのに気付き、被害の申告を受けた警備員が同署に通報。防犯カメラなどの捜査から容疑者が浮上した。
千葉市消防局によると、容疑者は6月12日は休暇を取っていた。市村裕二同局長は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾で、心からおわび申し上げる」とのコメントを出し「今後事実関係を調査し、厳正に対処する」とした。
29日午前10時半過ぎ、千葉市稲毛区稲毛3の十字路交差点で、キックスケーターに乗っていた男児が車にはねられた。千葉県警千葉西署によると、男児は首や口から出血するけがを負い、救急搬送された。搬送先の病院で容体が急変し、重傷だという。
同署によると、男児は小学校低学年ぐらいとみられる。男児は自転車に乗った兄を追いかけていたという。同署は配達中だったと話す車の男性(31)=同区=から話を聴き、詳しい状況を調べている。
現場は住宅街の十字路交差点。道路は狭く、一時停止線などはなかった。
同市消防局によると「男の子が車にはねられた」と119番通報があった。通報では「5歳の男の子」「2~3メートル飛ばされた」という話もあるという。
29日午前1時45分ごろ、千葉市花見川区宮野木台4の東関東自動車道下り線で、道路上にいた年齢不明の男性がトラックにはねられた。男性は病院に搬送され、その後死亡が確認された。県警高速隊はトラックを運転していた男性(56)=福井県越前市=に話を聴くなどして、事故の詳しい原因を調べている。
同隊によると、事故を目撃した人から「タクシーから降りた男性がトラックにはねられた」と110番通報があった。死亡した男性はタクシーの運転手とみられる。近くに客が乗ったタクシーが止まっていた。
無免許で飲酒運転をしていた車が、横断歩道を渡っていた中学生のきょうだいをはねて逃走した事件で、千葉地検は28日、運転していた配管工、森田大樹容疑者(33)=市原市=を自動車運転処罰法違反(無免許危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の罪で起訴した。
起訴状によると、8日午前5時半ごろ、千葉市中央区で、無免許の上、アルコールの影響により正常な運転が困難な状況なまま、時速約50キロで車を運転。赤信号を無視して交差点に進入し、横断歩道を渡っていた中学生の男女2人をはねて重軽傷を負わせ、逃走したとされる。
千葉中央署によると、2人はきょうだいで犬の散歩をしていた。被告は約2時間後、友人に連れられ「事故を起こした」と同署に出頭。「何かにぶつかったことは分かった」と供述し、逃げた理由について「無免許運転と飲酒がばれると思った」と説明していた。
千葉県茂原市千代田町1の路上で27日午後11時45~55分ごろ、同市の男性(20)が男2人から暴行を受けて負傷し、4千円分の電子マネーを奪われた。千葉県警茂原署は強盗致傷事件として2人の行方を追っている。
同署によると、男性は2人に因縁をつけられ、腹を蹴られるなどの暴行を受けた。「金を払え」と言われ、スマートフォンで電子マネーを送金したという。
2人はいずれも18~19歳ぐらい。1人は身長178センチ程度で白の半袖Tシャツに灰色のジーンズ姿。もう1人は身長170センチ程度で黒の半袖Tシャツに黒っぽい短パン姿だった。現場はJR茂原駅の近く。
千葉東署は25日、脅迫の疑いで大網白里市、無職の男(58)を逮捕した。
逮捕容疑は4月14日午前9時50分~10時ごろ、千葉市若葉区貝塚2の同市若葉保健福祉センターに電話をかけ、男性職員(23)を「お前を殺すのは簡単だ」などと脅迫した疑い。
同署によると「(申請が受理されなかったことが)許せなかったので、恨みを伝えたかった」と供述している。容疑者は以前同区に居住し、同センターに生活保護を申請していた。2月1日~7月6日の間、同センターに約6千回、同署に約2千回電話をかけていたほか、消防や同市役所にも複数回電話をかけていたという。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
ソープランドで売春場所を提供したとして、千葉県警は15日、売春防止法違反(場所の提供)の疑いで千葉市中央区、会社役員の男(59)ら同区内のソープランド3店舗の運営にそれぞれ携わる男計5人を現行犯逮捕したと発表した。
県警風俗保安課によると、会社役員の男はソープランド1店舗の統括管理者。他の4人は、同店従業員で自称同区の男(45)、別の店の従業員で八街市の男(25)、もう1店の統括管理者で同区の男(48)、同店従業員で同区の男(46)。
5人の逮捕容疑は14日午後3時55分~4時5分ごろ、同区栄町のソープランド「Я's」と「Я'sEVOL」、「BLACK LABELЯ's」で、女性従業員らが客を相手に売春すると知りながら、売春を行う場所を提供した疑い。
同課によると、警視庁を含む合同捜査本部から、匿名流動型のスカウトグループ「アクセス」が女性を紹介した風俗店があるとの情報提供をもとに14日、県警がソープランド数店舗を家宅捜索した。一部の容疑者は「売春するかどうかはお客さんと女の子次第なので分かりません」と容疑を否認しているという。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
八街市で昨年6月に男6人が男子高校生らを集団暴行するなどした事件で、千葉県企業局は17日、この事件で傷害と器物損壊の罪で有罪判決を受けた同局千葉水道事務所の技師、立本元希被告(21)=分限休職中=を懲戒免職処分とした。今月3日、千葉地裁で懲役1年10月、執行猶予3年の判決が言い渡されている。
同局総務企画課によると、立本被告は県の聴き取りに「友人がけんかでやられないように加わった」と話し、「大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。
同課の担当者は17日の記者会見で「綱紀保持を徹底し、県民の信頼回復に努める」とコメントした。
千葉県は25日、君津市に住む農業の90代男性が、マダニが媒介する日本紅斑熱を発症して死亡したと発表した。日本紅斑熱による県内の死者は2022年10月以来で、06年の集計開始以降では3例目となる。
県疾病対策課によると、日本紅斑熱は山や畑に入り、病原体を保有したマダニにかまれると感染する。主な症状は発熱、発疹などで、潜伏期間は2~8日。抗菌薬で治療可能だが、治療が遅れると重症化や死亡することがある。
男性は4日に自宅で倒れ、在宅医師の診察を受けた。9日早朝、自宅で動けなくなり救急搬送され、発熱や紅斑などの症状があり入院し治療を受けたが、11日に死亡した。死亡後の検査で陽性が判明した。感染原因は不明。男性は6月末まで畑や草むらで作業をしていたという。
日本紅斑熱はダニの活動が活発になる春から秋に多く発生し、今年県内では24日時点で死亡した男性を含め15件の感染が確認されている。同課はダニが多い野山や畑では、肌の露出を少なくして防虫スプレーを使うなどするよう呼びかけている。
(小野洋)
電車内で女子高校生に「騒いだら殺すぞ」などと言って体を触ったとして、千葉県警は23日、不同意わいせつの疑いで柏市、自称会社員の男(45)を逮捕した。
逮捕容疑は5月28日午前7時55分~8時5分ごろ、JR西船橋-新浦安駅間を走行中の電車内で、女子高校生=千葉県=に対し、「騒いだら殺すぞ」「ナイフを持っているからな」などと言って、体を触るわいせつな行為をした疑い。
県警によると「全く分からない」と容疑を否認している。高校生は電車を降り、駅前の交番に被害を相談。防犯カメラなどの捜査で容疑者が浮上した。(本紙、千葉日報オンラインでは容疑者実名)
千葉県流山市南流山の路上で22日午後9時15分ごろ、男性が顔面血まみれで倒れていると消防から県警に連絡があった。千葉県警流山署によると、40代ぐらいの男性が重傷を負い、救急搬送された。男性の知人だという人の話では、車につかまっている状態の男性を車が振り落として走り去ったといい、同署は殺人未遂事件とみて詳しい状況を捜査している。
同署によると、この知人の話では、男性が車につかまった状態のまま車が走り出し、100メートルほど先で男性は振り落とされたという。22日午後9時5分ごろに起きたとみられる。現場周辺は住宅街。この知人が消防に通報したとみられる。
男性が車につかまっていた理由は不明。同署は周辺の防犯カメラ映像などを調べ、男性の身元確認も急ぐ。男性は救急搬送時、呼びかけに応じず、集中治療室で治療を受けているという。
トイレに女児を連れ込もうとしたとして、千葉県警は19日、未成年者誘拐未遂の疑いで船橋市、無職の男(20)を逮捕した。県警によると、容疑を認め「お尻を触りたかった」と供述しているという。
逮捕容疑は18日午後4時20~30分ごろ、千葉県内で小学生の女児を「一緒にお話しするだけだから、大丈夫」などと誘い出し、マンションのトイレ内に連れ込もうとした疑い。
県警によると、女児は小学生の兄らとマンションの共有スペースで遊んでいると、近づいてきた男に手を引かれ、併設のトイレに連れ込まれそうになった。気付いた兄が追いかけ、トイレの扉が閉まらないように押さえ、友人に大人を呼ぶよう伝えた。駆け付けたマンションの関係者が女児を保護したという。
防犯カメラなどの捜査から容疑者が浮上した。容疑者の責任能力も調べる。
18日午前10時20分ごろ、千葉市花見川区幕張町で、目撃者から「高齢の女性が刃物のようなもので刺されている」と110番通報があった。千葉県警によると、60代ぐらいの女性が背中を刺された。意識はあり会話はできる状態だったが、搬送先の病院で同日正午過ぎに死亡が確認された。県警は刺した疑いのある40代ぐらいの男の身柄を確保した。女性の息子とみられ、県警は殺人容疑を視野に詳しい話を聴いている。
県警によると、女性は「息子に刺された」という趣旨の話をしていた。同市消防局によると、県警から、女性が背部を刺され庭先でうつぶせ状態で倒れていると連絡があったという。
18日午前10時20分ごろ、千葉市花見川区幕張町で、目撃者から「高齢の女性が刃物のようなもので刺されている」と110番通報があった。千葉県警によると、60代ぐらいの女性が背中を刺された。意識はあり、会話はできる状態だという。県警はその後、刺した疑いのある40代ぐらいの男の身柄を確保した。女性の息子とみられ、県警は殺人未遂容疑を視野に詳しい話を聴いている。
県警によると、女性は「息子に刺された」という趣旨の話をしている。同市消防局によると、県警から、女性が背部を刺され庭先でうつぶせ状態で倒れていると連絡があったという。