12日午前、南大隅町で78歳の男性が田植え機の下敷きになっているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察によりますと12日午前9時すぎ、南大隅町佐多伊座敷で近くに住む団体職員・鞍掛道雄さん(78)が横転した田植え機に背中をはさまれた状態で見つかり、病院に運ばれましたが胸や肺を損傷し死亡しました。
鞍掛さんは1人で田植え作業をしに外出し、田んぼと町道の間にある下り坂で倒れていたということです。
警察は鞍掛さんが田植え作業中に何らかの原因で田植え機が横転して巻き込まれた可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。
在留期間が過ぎたベトナム国籍の元技能実習生を不法残留と知りながら雇っていたとして沖永良部島で農業法人を営む男が逮捕されました。
不法就労助長の疑いで逮捕されたのは和泊町の会社役員、芋髙生三容疑者(70)です。
雇っていたベトナム国籍の30代の男女も不法残留の疑いで逮捕されています。
警察によりますと芋髙容疑者は去年10月中旬から2人が不法残留と知りながら自身が経営する農業法人で従業員として働かせていた疑いがもたれています。
ベトナム国籍の2人は国内で技能実習生として働いていましたがグエン容疑者は2021年、ダム容疑者は去年にそれぞれ在留期間が切れていました。
芋髙容疑者の農業法人は家族経営でじゃがいもを生産・出荷していました。
3人とも容疑を認めているということです。
大隅地区の児童施設で男性職員が4年にわたり複数の児童を盗撮していたことが分かりました。
保護者は、事件への自治体の消極的な対応に憤りを露わにしています。
去年9月、大隅地区の、児童を預かる施設の室内で複数の隠しカメラが見つかりました。設置したのは委託先の30代の男性職員。
職員は2020年にカメラを設置し逮捕される去年までおよそ4年に渡って盗撮を繰り返し、被害児童は少なくとも10人いることが分かっています。
職員は懲戒解雇となり、今年1月に有罪判決となりました。
(被害児童の保護者)
「謝罪もない事件が。事件が起きたことに関して子どもたちのケアだったり、再発防止策も徹底されず時間だけが過ぎ、(自治体は)事件を風化させようとしている」
宮崎県えびの市で7日、パラグライダーの着地に失敗した61歳の男性が死亡しました。男性は霧島市在住でインストラクターも務め、飛行経験は豊富だったということです。
警察によりますと7日正午ごろ、60代の男性2人がえびの市のパラグライダー場から2人乗りパラグライダーで飛行していたところ、何らかの原因により着地に失敗しました。
2人は病院に運ばれましたが、霧島市在住で会社員の泊ヶ山浩さん(61)の死亡が確認され、都城市の60代の男性も腰の骨を折るなど重傷です。
関係者によりますと、泊ヶ山さんは湧水町のパラグライダースクールの代表を務め、飛行経験が豊富で、この日もインストラクターとして参加していたということです。
海上自衛隊鹿屋航空基地の30代の隊員が、商業施設で盗撮しようとしたとして停職2カ月の懲戒処分を受けました。
鹿屋基地によりますと、処分を受けた第1航空隊に所属する30代の3等海佐は去年2月、鹿屋市の商業施設で被害者に背後から近づきスカートの中を盗撮しようとしました。
隊員は去年5月に警察の事情聴取を受け容疑を否認していましたが、その後、警察に自首しました。
隊員は「ストレス解消の方法として盗撮を選択してしまった」などと話しているということです。
第1航空隊司令片山稔文1等海佐は「大変重く受け止めている。服務指導を徹底して再発防止に努める」とコメントしています。
8日、沖永良部島で道路上にいた40代の女性と乗用車が衝突し、女性が意識不明の重体となっています。
警察によりますと午前4時45分ごろ、沖永良部島・知名町の県道を直進していた乗用車が道路上にいた近くに住む松野理恵さん(47)と衝突しました。
松野さんは病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。
松野さんが道路を渡っていたのかなど詳しい状況は分かっていませんが、現場近くに街灯はなく事故当時、辺りは薄暗かったいうことです。
車を運転していた近くに住む24歳の男性は警察に対し「気付いたが間に合わなかった」と話しているということです。
伊佐市で集合住宅の1室が全焼した火事で、焼け跡からみつかった遺体は、この部屋に住む50才の男性であることがわかりました。
警察によりますとおとといの午後8時前、伊佐市大口鳥巣の集合住宅で火事があり、二之形妙子さんが住む1室が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察はDNA型鑑定の結果などから、死亡したのは、二之形さんの次男士郎さん(50)だったと発表しました。死因は焼死でした。
二之形さんは出火当時、外出中でけがはありませんでした。居間付近の燃え方が激しく、警察と消防は出火原因を調べています。
5日鹿児島市の路上で知人女性の体を引き倒し、スマートフォンのSIMカードを奪ったとして31歳の男が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは住居不定・本籍三重県南牟婁郡の無職、檜作勇輝容疑者(31)です。
警察によりますと、檜作容疑者は5日午後0時40分ごろ、鹿児島市の路上で知人の40代女性の体を掴んで引き倒すなどの暴行を加え、女性のスマートフォンのSIMカードを奪った疑いが持たれています。
女性は頭に打撲を負いましたが命に別状はありません。
檜作容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察が動機などを調べています
4日夜、伊佐市で木造の集合住宅の1室が全焼し、焼けあとから1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、4日午後8時前、伊佐市大口鳥巣の集合住宅で「住宅が燃えている」と通行人から消防に通報がありました。
火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この火事で二之形妙子さん(78)の住宅が全焼し、焼けあとから1人が遺体で見つかりました。
妙子さんは息子と2人暮らしで出火当時、外出していて無事でしたが、家にいたとみられる息子とは連絡がとれていないということです。
警察は身元の確認を急ぐとともに詳しい火事の原因を調べています。
1日夜、西之表市で住宅一棟が焼ける火事がありました。
住民は「フライパンから火が出た」と話しているということです。
警察によりますと1日午後8時前、西之表市鴨女町で「家の中が燃えている」と住人の男性から消防に通報がありました。
火はおよそ1時間後に消し止められましたが、日高ユリ子さん(84)の木造平屋の住宅1棟が全焼しました。
日高さんは50代の息子と2人で住んでいましたが2人とも火事に気づいて外に逃げ出し、無事でした。
日高さんは「台所のカセットコンロで調理していたらフライパンから火が出た」と話しているということです。
警察と消防が火事の原因を調べています。
※日高さんの「高」は旧字
5月31日夜、伊仙町で住宅と空き家合わせて4棟が全焼しました。火事によるけが人はいませんでした。
警察によりますと、31日午後11時ごろ伊仙町伊仙の住宅が密集した場所で、近くに住む人から「家が燃えている」と消防に通報がありました。
火はおよそ5時間後に消し止められましたが、この火事で義永良治さん(79)の木造平屋住宅と隣接する木造住宅や空き家など合わせて4棟が全焼しました。
義永さんや他の家の住民は火事に気づいて逃げ出し、けが人はいませんでした。
警察は義永さんの家が火元とみて出火の原因などを調べています。
1日朝、出水市の肥薩おれんじ鉄道の踏切近くの線路で貨物列車と男性が衝突し、男性が死亡しました。
警察などによりますと午前5時前、出水市中央町の肥薩おれんじ鉄道、古市踏切近くの線路上で、出水駅から西出水駅方向に走っていた貨物列車と男性が衝突しました。
男性は20代から30代とみられ、消防によりその場で死亡が確認されました。列車には30代の男性運転士1人が乗っていましたがけがはないということです。
この事故で列車2本が運休になるなどおよそ200人に影響がでました。
警察は身元の確認を進めるとともに事故の原因を調べています。
5月31日の夜、南九州市の畑で84歳の男性が農業用トラクターの下敷きになった状態で見つかり、死亡が確認されました。
警察によりますと31日午後8時ごろ、南九州市頴娃町牧之内の畑で湯田勝さん(84)が農業用トラクターのロータリーの下に全身が挟まれた状態で見つかりました。
発見した湯田さんの長男が消防に通報しましたが、その場で死亡が確認されました。
湯田さんは頭や胸から血を流していて、死因は外傷性ショックとみられるということです。
見つかった畑は湯田さんが所有するもので、警察が詳しい原因などを調べています。