警察官になりすまし県内の女性から現金をだましとろうとしたなどとして自称・台湾人の男女が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは自称・陳柏予容疑者(42)、詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは自称・郭芝妤容疑者(44)、です。
警察によりますと郭容疑者は警視庁の警察官になりすまし南さつま市の80代の女性にうその電話をかけ、現金200万円とキャッシュカードをだましろうとした疑いです。
金融機関から「高齢女性が多額の出金をしていて詐欺被害にあっている可能性がある」と連絡を受けた警察が被害者と連携し「だまされたふり作戦」で現行犯逮捕したということです。
その後、郭容疑者への捜査から出水市で詐欺事件が計画されていることが発覚、捜査員が現金100万円の入った封筒を持った陳容疑者をJR出水駅構内で確保したということです。
どちらも封筒や袋に入れた現金を被害者の敷地内に置かせ、持ち去る手口で警察は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていません。
22日から鹿児島県内で飲酒運転による事故が相次ぎ、霧島市では酒気帯び運転の疑いで男が逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、霧島市隼人町の牧野寛斎容疑者(38)です。
警察などによりますと午前4時半前、霧島市国分中央3丁目で歩行中の20代女性が乗用車にひかれる事故があり、警察が車を運転していた牧野容疑者の呼気を調べたところ基準値以上のアルコールが検出されたということです。
牧野容疑者は容疑を認めていて、ひかれた女性は救急搬送時意識がなかったということです。
また、22日夕方、奄美市でも酒酔い運転をした疑いで男が逮捕されています。
今月14日、霧島市の路上で、知人の男性に包丁を見せて脅迫したとして、70代の男が逮捕されました。
暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、霧島市の無職・東郷 力容疑者(72)です。
警察によりますと、東郷容疑者は、今月14日午前8時ごろ霧島市の路上で、市内に住む60代の知人男性に対し包丁を見せて脅迫した疑いがもたれています。男性にけがはありませんでした。
警察の調べに対して東郷容疑者は、「包丁を見せて脅したことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は、動機を含め事件の詳しい経緯を調べています。
霧島市で21日、道路の穴を埋め戻す作業をしていた男性がショベルカーごと穴に転落し、死亡しました。
警察によりますと、21日午前11時半ごろ、霧島市隼人町のJR嘉例川駅から北におよそ1.5キロの山の中で「作業員がショベルカーごと穴に転落した」と現場の関係者から通報がありました。
転落したのは、霧島市牧園町持松の作業員、木佐貫廣美さん(74)で、搬送先の病院で死亡が確認されました。
木佐貫さんは作業員2人と8月の大雨で発生した道路の陥没を埋め戻す作業をしていたということです。
警察が転落の原因などを調べています。
19日夕方、車に追突したあと救護措置を行わずに逃走した疑いで76歳の男が緊急逮捕されました。
警察によりますと、肝付町前田の横手秀則容疑者(76)は19日午後4時半ごろ、志布志市有明町野井倉の国道で軽乗用車を運転し、信号待ちをしていた乗用車に追突したあと、救護措置を行わずそのまま逃走した疑いが持たれています。
横手容疑者は警察の調べに対し「事故を起こして逃げてしまったが、青信号なのに前の車が停まっていたからぶつかった」と容疑を一部否認しています。
追突された車には30代の父親と未就学児の女の子が乗っていて、首や手の痛みを訴え救急搬送されましたが命に別状はないということです。
鹿児島市の老人ホームで入所者に暴行した疑いで施設の元職員だった女が逮捕されました。
警察によりますと、鹿児島市牟礼岡1丁目の無職・川添君江容疑者(61)は、9月、鹿児島市の老人ホームで職員として勤務していた時に、入所者の80代の女性の顔を平手で殴ったり体を足で蹴ったりした疑いが持たれています。
被害を受けた女性が他の職員に相談し発覚しました。
設置されていた防犯カメラの映像に川添容疑者が暴行する様子が映っていたということです。
警察の調べに対し、川添容疑者は「顔を殴ったことは間違いないが、蹴ったことなどは覚えていない」と容疑を一部否認しているということです。
大麻やMDMAを使用した疑いで、19歳の無職の男と男子高校生が逮捕されました。
警察によりますと、逮捕された垂水市に住む無職の男(19)と男子高校生の2人は9月下旬、大麻やMDMAを使用した疑いが持たれています。
薬物事件の疑いが高まったとして、警察が無職の男の自宅を捜査したところ、乾燥大麻0・1gが見つかり、その後、交友関係にあり、男の家を出入りしていた男子高校生とともに尿鑑定した結果、薬物の使用が確認されたということです。
警察の調べに対し、2人は容疑を認めているということです。
なお、無職の男は覚せい剤を使用した疑いも持たれていますが、「使用していない」と否認しているということです。警察は入手ルートや動機について捜査を続けています。
19日夕方、車に追突したあと救護措置を行わずに逃走した疑いで、76歳の男が緊急逮捕されました。
警察によりますと、肝付町前田の横手秀則容疑者(76)は19日午後4時半ごろ、志布志市有明町野井倉の国道で軽乗用車を運転し、信号待ちをしていた乗用車に追突したあと、救護措置を行わずそのまま逃走した疑いが持たれています。
横手容疑者は警察の調べに対し「事故を起こして逃げてしまったが、青信号なのに前の車が停まっていたからぶつかった」と容疑を一部否認しています。
追突された車には30代の父親と未就学児の女の子が乗っていて、首や手の痛みを訴え救急搬送されましたが命に別状はないということです。
18日、南さつま市の沖合で友人らとダイビングをしていた60代の男性が行方不明になっています。
串木野海上保安部によりますと、18日午後0時50分ごろ、南さつま市の野間半島から北の沖合で「6人でダイビングをしていたところ1人が行方不明になった」と118番通報がありました。
行方が分からなくなっているのは、県外からきた60代の男性です。通報を受け海上保安部の巡視船やヘリコプターなどで周辺海域の捜索を行いましたが今のところ男性はみつかっていません。
男性は18日午前8時半ごろ、チャーター船で南さつま市の漁港を出港、南さつま市の薩摩野間岬灯台から北北東およそ2キロの沖合で午前10時ごろからダイビングをしていました。
友人らは、およそ30分後に海からあがりましたが、男性だけが浮上してこなかったということです。男性は黒色のダイビングスーツに酸素ボンベを装着していたということです。
海上保安部は19日朝から捜索を再開する予定です。
去年11月、車に4人がはねられ1人が死亡、3人が重傷を負った事故で、車を運転していた85歳の女の初公判があり、女は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、過失運転致死傷の罪に問われている鹿児島市の無職吉崎順子被告は去年11月、車を時速15キロから20キロで走行させ交差点を右折する際、ブレーキとアクセルを踏み間違え、横断歩道や歩道上にいた男女4人を次々にはね、姶良市の37歳の男性を死亡させたとされています。
男性のほか、3人が重傷を負い、このうち40代の女性1人が脳に後遺症を負いました。
17日の初公判で吉崎被告は起訴内容を認めました。検察側と弁護側に事実関係の争いはなく、争点は刑の重さ、量刑となっています。
冒頭陳述で検察側は、吉崎被告が75歳になってから5回の人身・物損事故を起こしていることを指摘。免許返納を考えるべきタイミングがあったことや被害者の家族らが厳しい処罰を求めていることを確認しました。
弁護側は吉崎被告が、「絶対に車に乗らない」と反省していることや、今後は、長男が監督することを踏まえ、情状酌量の余地があると主張し、減刑を求めました。吉崎被告は被害者や遺族に対して「何とお詫びしていいか分からない。申し訳なくて生きていたくない」と話しました。
次回の裁判は、12月1日に行われます。
※「崎」は立つさき
17日未明、鹿児島市でマンションの一室を全焼する火事があり、この部屋に住む71歳の男が放火の疑いで現行犯逮捕されました。
現住建造物等放火の疑いで現行犯逮捕されたのは、鹿児島市城南町の無職・末川廣哲(71)容疑者です。
警察によりますと末川容疑者は17日午前0時ごろ、自身が住むマンションの部屋に火を放ち、全焼させた疑いがもたれています。
出火当時、他の住人もマンションにいましたが、けが人はいませんでした。
警察の調べに対し末川容疑者は「火をつけたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察が動機などを調べています。
うそ電話やSNSによる詐欺被害が止まりません。
県内の50代の男性が約1200万円を騙し取られていたことが新たに分かりました。
警察によりますと男性は7月から9月の間、インターネット検索で見つけた投資に関するサイトにアクセスし、そこで知り合った相手とLINEでやりとりを始め株の投資を行うことにしました。
指示されたアプリをインストールして6回に渡りあわせて1200万円を振り込み、だまし取られたということです。
アプリ上で株の売買を行うと利益が出ているような表示になっていたため信用したといいます。
県内のうそ電話やSNSの架空話による詐欺被害は今年だけで18億円を超えています。
会ったこともない相手からのもうけ話は詐欺を疑い警察や家族に必ず相談してください。
鹿屋市の商業施設の女子トイレに侵入した疑いで鹿児島市の36歳の男が現行犯逮捕されました。
建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されたのは鹿児島市下荒田3丁目の無職・藏屋翔平容疑者(36)です。
警察によりますと、藏屋容疑者は12日午後4時前、鹿屋市の商業施設の女子トイレに侵入した疑いが持たれています。商業施設の従業員が個室内にいた藏屋容疑者を発見し、「盗撮している男を捕まえている」と警察に通報しました。
蔵屋容疑者は隣の個室にスマートフォンを向けていたということです。
警察の調べに対し藏屋容疑者は容疑を認めていて警察は動機などを詳しく調べています。
奄美群島内でハブにかまれて男性が死亡しました。ハブによる死亡事案は、2014年以来11年ぶりです。
県によりますと、今月4日の午後10時半ごろ、奄美群島内の道路で住民の男性が歩いていたところ、ハブに左足首をかまれたということです。
男性は、島内の医療機関でその日のうちに血清などの治療を受けましたが、翌日、死亡が確認されました。
ハブによる死亡事案は、2014年4月に加計呂麻島で50代の男性が死亡して以来、11年ぶりです。
県は、夜間は照明を持ってなるべく道路の中央を歩く、・不用意に草むらに入らない、・牛小屋などの戸を開けて入る時は、上下左右や頭上を確かめてから入るなど対策を取るよう呼びかけています。
勤務していた会社の口座から800万円あまりを横領したとして鹿児島市の58歳の男が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市高麗町の警備員・坂元格容疑者(58)です。
県警によりますと、坂元容疑者は4年前、勤務していた建築機器関連の会社の預金口座から取引先への支払いを装って、4回にわたりあわせて約835万円を引き出して横領した疑いが持たれています。
当時、坂元容疑者は鹿児島市の事務所で経理を担当していて、社内の調査で事件が発覚したということです。
坂元容疑者は「現金を不正に引き出して着服したことは間違いない」と容疑を認めていて、警察が動機などを調べています。
同居する女性の家に火をつけたとして放火の罪に問われている男の裁判で鹿児島地裁は懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、指宿市の無職・児島松雄被告は去年8月、同居する女性の家で火をつけたティッシュペーパーをカーテン付近に放り投げ住宅を全焼させたとされています。
児島被告は起訴内容を認めていて、検察側は「脳梗塞やうつ病による体調不良から自暴自棄となり、犯行に及んだ」と指摘。「動機が短絡的」などとして懲役5年を求刑した一方、弁護側は精神的に追い詰められていたなどとして執行猶予付きの判決を求めていました。
鹿児島地裁の小泉満理子裁判長は「うつ病にり患していたことは同情の余地があるものの、医師からは完治の見込みも示されていた。被告の意思決定には非難が向けられるべき」などとして懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
けさ、薩摩川内市の国道で横断歩道を渡っていた女性が軽乗用車にはねられ、死亡しました。
警察は軽乗用車を運転していた65歳の女を現行犯逮捕しました。
過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは薩摩川内市五代町の施設職員小城洋子容疑者(65)です。
警察によりますと、小城容疑者は午前11時ごろ、薩摩川内市御陵下町の国道3号で軽乗用車を運転中に横断歩道を歩いて渡っていた女性をはねたということです。
この事故で女性は頭などを強く打ち病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは薩摩川内市御陵下町の無職三角潤子さん(87)です。
現場は見通しの良い直線道路で、警察の調べに対し、小城容疑者は「歩行者をはねたことは間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
警察が事故の原因を調べています。