旭市の会社敷地内で8月、作業所を物色していたとみられる男を取り押さえようとした従業員が頭を殴られた事件で、旭署は22日、強盗致傷の疑いで香取市、自称無職の男(73)と妻で自称無職の女(56)を逮捕した。
2人の逮捕容疑は共謀し8月1日午後11時10分~40分ごろ、旭市鏑木の会社敷地内で、屋外作業所を物色中に男性従業員(51)に見つかったことから男性の頭を工具のようなもので殴った上、容疑者の男の胸をつかんでいた男性を車を発進させて振り落とし、軽傷を負わせた疑い。
同署は、男性に見つかった容疑者の男が、容疑者の女の運転する車の助手席に乗り込んで逃げたとみている。被害品はなかった。同署によると、容疑者の男は「バッテリーを盗もうとしたことは間違いない。工具を振り回しただけで、被害者に当たったかは分からない」などと供述。容疑者の女は「覚えがないから何も言えない」と容疑を否認している。防犯カメラなどの捜査から2人の関与が浮上した。(本紙・千葉日報オンラインでは容疑者実名)
小学生の男児をわいせつ目的で誘拐したなどとして、わいせつ誘拐や不同意わいせつの罪に問われている千葉市立小学校の元教諭、遠藤翼被告(27)=懲戒免職=の初公判が24日、千葉地裁(水上周裁判長)であった。被告は起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告は公園で遊んでいた男児2人を見つけて声をかけ、自身の陰部を見せ触りたいと考えた、と主張した。被告は日曜日に出勤し仕事をしていたところ、気分転換のため運転し、公園に訪れたという。
起訴状などによると、被告はわいせつ行為をする目的で5月11日、市原市内の公園で、面識のない小学生の男児ら2人を「車動かすからついてきて」などと言って誘い出し、路上に駐車していた乗用車に乗せて誘拐したとされる。その後、車内でこの男児の1人に対し、わいせつな行為もしたとされる。
(大村慧)
市原署は22日までに、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、市原市に住む飲食店員でナイジェリア国籍の男(62)を逮捕した。
逮捕容疑は17日午前6時55分ごろ、同市惣社2の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。
同署によると、容疑を認め「家に帰るためだった」と供述している。コンビニ店員から「店の看板にぶつかった車がある。ドリンクホルダーにビール缶がある」と110番通報があった。
駆け付けた署員が、近くの市道で車の中で寝ている容疑者を見つけた。職務質問した際は飲酒運転を否定したため、同署は防犯カメラなどを捜査していた。(本紙・千葉日報オンラインでは容疑者実名)
船橋東署は22日までに、不同意わいせつの疑いで船橋市の薬剤師(34)を逮捕した。
逮捕容疑は4月19日午後6時40分ごろ、同市内の路上で歩いていた女子高校生=千葉県内=の後ろから自転車で近づき「後ろ姿の雰囲気が良かったから、声かけちゃったよ」「彼氏いるの」などと声をかけ、体を触った疑い。
同署によると、防犯カメラなどの捜査から浮上した。「触ったかは覚えていない。声をかけたことは間違いなく、相手が触ったと言っているのなら触ったと思う」と供述している。(本紙・千葉日報オンラインでは容疑者実名)
船橋東署は23日、殺人未遂の疑いで船橋市咲が丘4、自称無職、橋本敏之容疑者(63)を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は21日午後1時10分ごろ、同市咲が丘の団地敷地内の路上で、車を発進させ、ボンネットにしがみついた自営業の男性(57)=同市=を振り落として転倒させ、殺害しようとした疑い。男性は軽傷を負った。
同署によると「車にしがみつかれるトラブルはあったが、殺害するつもりはなかった」と供述。路上に無断駐車している車の運転手と話をしようと車の前に近づいた男性は、車が接触してきたためボンネットにしがみついた。車は前進と後退を繰り返して男性を振り落としたという。目撃情報などからこの団地に住む容疑者の関与が浮上した。(井田心平)
20日午前6時25分ごろ、富津市の富津岬で釣りをしていた男性から「富津岬の西側(の沖合)で釣り人が流されている」と118番通報があった。木更津海上保安署によると、同市消防本部のゴムボートが約1時間後に富津岬から約500メートルの沖合でうつぶせで漂流している社会保険労務士の50代男性=東京都八王子市=を救助。心肺停止状態で搬送先の病院で死亡が確認された。同保安署は事故原因を調べている。
男性はライフジャケット(救命胴衣)とウェーダー(胸まである胴長靴)を着用し、富津岬沖で水につかり1人で釣りをしていた。
2019年9月に千葉県成田市の当時小学1年生で7歳だった小倉美咲さんが、山梨県道志村のキャンプ場で行方不明になってから21日で6年となった。22年5月には山梨県警の鑑定で美咲さんが亡くなったと判断された。母のとも子さん(42)が、現地にある献花台の設置を節目となる21日に終えたと明かした。「訃報が出てから3年がたちました。長年管理してくださった皆様ありがとうございました」とのメッセージを千葉日報に寄せた。
献花台は地権者の協力を得て、有志の人たちで管理してきたという。設置の終了後には、美咲さんが好きな植物で彩る。
流山市の住宅街で7月、男性が車から振り落とされた事件で、千葉県警は16日、殺人未遂の疑いで車を運転していたとみられる男ら3人を逮捕したと発表した。県警捜査1課は、逮捕された3人と被害者は知人関係にあり、金地金の売買を巡るトラブルがあったとみて捜査を進めている。被害者は中国籍で、逮捕された3人のうち2人も中国籍、もう1人は自称中国籍。
3人の逮捕容疑は共謀し、7月22日午後9時5分ごろ、同市南流山7の市道で、中国籍の男性(40)が乗用車の後部窓に上半身を乗り入れていると知りながら、車を急発進させ、約120メートルにわたり引きずり、殺害しようとした疑い。
県警によると、男性は顎を骨折するなどの重傷を負った。短期滞在ビザ(90日)で日本に来ており、8月に退院後、帰国した。
県警は被害者の供述や見つかった車から捜査を進め、8月17日、成田空港から出国しようとしていた中国籍の男を殺人未遂容疑で逮捕。翌日には流山市に住む中国籍の男も同容疑で逮捕していた。
今月14日には、車を運転していたとみられる自称中国籍の男を名古屋市のマンション内で見つけ、入管難民法違反(旅券不携帯)の疑いで現行犯逮捕。翌15日には殺人未遂容疑で逮捕した。
逮捕されたのは、自称自営業の男(40)=住所不定=と、会社員の男(43)=流山市、自称中国籍の男(34)の3人。
県警は捜査に支障があるとして、3人の認否を明らかにしていない。
自称自営業の男と会社員の男は事件発生後、犯罪収益の金地金を東京都内の買い取り業者に持ち込んで処分した疑いも判明し、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで再逮捕されている。県警はトラブルとの関係も含め、捜査している。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
(大村慧)
「あなたは詐欺に遭っている。私が取り戻す」。一度だました後、助けるふりをしてさらにだまし、計約1億2900万円相当の暗号資産をだまし取る-。船橋東署は18日までに、こうした手口のSNS型投資詐欺が発生したと発表した。
同署によると、被害者は船橋市の自営業の男性(67)。1月上旬、投資会社関係者をかたる男から電話を受けて「暗号資産はもうかりやすいです」「やってみませんか」とLINE(ライン)へ誘導された。男性は指示に従い、暗号資産を送金。アプリ上ではもうかっているように見えていたが、アプリは架空だった。
しばらくすると今度は投資関連会社の関係者を装う男から「あなたは詐欺に遭っている」「私がお金を取り戻す手続きをします」と電話があり、自宅に男を招いた。詐欺から助けてくれると思っていたが、実際には暗号資産をだまし取られていた。男性は、暗号資産残高が減っていたため男の名刺に書かれた会社に電話。だがそんな男はいないと言われ、詐欺と気付いた。
投資関連会社の関係者を装った男は身長約170センチで、30歳ぐらい。体型は中肉で、短い黒髪だった。
アパートの一室で同居する女性に暴行を加えたとして、柏署は20日、暴行の疑いでカンボジア国籍の女で柏市、自称パートの女(38)を逮捕した。女性は搬送先の病院で死亡が確認された。同署は司法解剖をするなどして死亡と暴行の因果関係を調べる。
逮捕容疑は19日午後9時10分~25分ごろ、同所の自宅で同国籍の女性(36)を床に引き倒して胸部に乗るなどの暴行をした疑い。女性は病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。
同署によると、容疑を認めている。同居人と生活習慣を巡って口論となり、つかみ合いとなった。容疑者の知人から「(被害者の)意識がなくなったので様子を見に行ってほしい」などと119番通報があった。
(池田和弘)
千葉県警は18日、不同意性交や児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで勝浦市、自営業の男(30)を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は10代の少女=県内=が13歳未満だと知りながら、LINE(ライン)のメッセージ機能を通じて金銭を渡すことを約束して面会を要求。その後、昨年12月7日午前0時~0時40分ごろ、県内の駐車場に止めた車の中で、現金を渡して性的な行為をし、その行為をスマートフォンで動画撮影するなどして、児童ポルノを製造した疑い。
県警によると「何も言いたくない」と供述している。2人はSNSで知り合ったという。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
味の素グループの「味の素冷凍食品」千葉工場(千葉市美浜区)で働くパート従業員の男性(60)=同区=が、味の素(東京)と味の素冷凍食品(同)に対し、業務改善提案を行うために費やした時間外労働分の賃金支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が17日、千葉地裁(村主隆行裁判長)であった。味の素側は答弁書で請求棄却を求めた。
訴状によると、男性は味の素の「グループポリシー」に基づき内部通報で、薬品管理方法や食材の取り扱いに問題があると指摘した。この対応に費やした時間外労働分約738時間の賃金など約750万円の支払いを求めている。
男性は口頭弁論後、記者会見を開き「この裁判を通じて、公益通報者が報われる制度の確立を社会に求めたい」と語った。
味の素冷凍食品は17日、千葉日報の取材に応じ、担当者は「業務時間外に行われた、上司の承認を得ていない業務について(業務対価の発生を認めることに)承服しかねる。法令に基づき適切に品質管理や検査を行っているため、(男性から)指摘された内容は認めることはできない」とコメントした。
千葉県警は18日、不同意わいせつの疑いで松戸市、会社役員の男(38)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年6月1日午後9時40分~翌2日午前1時35分ごろ、千葉県内のホテルで、20代女性=県内=に事前に何らかの方法で睡眠薬を飲ませ、体を触るなどした疑い。
県警によると「わいせつな行為はしていません」と容疑を否認している。容疑の時間帯前に、採用面接と称してこの女性と会い、居酒屋で飲酒をしたという。女性の関係者が県警に相談し、防犯カメラなどの捜査から容疑が浮上した。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
毒入りのみそ汁を同居のおじに飲ませたとして殺人未遂の疑いで逮捕された市原市の男子高校生(18)について、千葉地検は18日、鑑定留置を開始した。期間は12月15日まで。この高校生の刑事責任能力の有無を調べる。
県警によると、この高校生は7月17日午後0時15~25分ごろ、自宅で、毒性のあるキョウチクトウの葉を刻んで混ぜたみそ汁をおじ(53)に飲ませ、殺害しようとした疑いがある。
この高校生は、千葉市中央区のJR千葉駅構内の女子トイレで7月17日夕に女性2人を金づちで殴ったとして暴行容疑で現行犯逮捕、8月に千葉家裁に送致されていた。9月1日に、今回の殺人未遂の疑いで再逮捕された。
船橋署は19日、船橋市内の中学校で教員に暴力を振るいけがをさせたとして、傷害の疑いで同校3年の男子生徒(14)を現行犯逮捕したと発表した。同署によると、男子生徒は「先生全員が嫌いで、過去にもいざこざがあり、関係性は良くない」などと供述しているという。
この中学校では、別の男子生徒(14)が県警から派遣されたスクールサポーターの男性(67)を殴ったとして逮捕されている。
今回の男子生徒の逮捕容疑は18日午後0時5分ごろ、同校内で30代の女性教員の左手の指を右手でつかんで曲げるなどして、左手中指に全治1週間程度のけがを負わせた疑い。
同署によると、当時は体育館で体育の授業中。男子生徒が無断で立ち去ったため、指導しようとした女性教員とトラブルになった。別の教員が男子生徒を取り押さえた。男子生徒は「無断で外に出て見つかり、言い合いになった。いらいらして指をつかんでけがをさせた」と容疑を認めている。
在留資格を得るために外国人と日本人を偽装結婚させたとして、千葉県警は19日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、スリランカ国籍で千葉県君津市の自称会社員の男(29)ら男女3人を逮捕して女性1人を書類送検したと発表した。
スリランカ国籍の容疑者の他に逮捕されたのは富津市の自称アルバイトの男(59)、袖ケ浦市の自称会社員の女(58)。書類送検されたのは君津市の自称アルバイトの女性(51)。
4人の容疑は共謀し、スリランカ国籍の容疑者に「日本人の配偶者等」の在留資格を得させるため、自称アルバイトの女性との婚姻を偽装しようと企て、2023年6月26日、君津市役所に虚偽の婚姻届などを提出して受理させた疑い。同年7月10日ごろ、この女性の本籍地の鋸南町役場で、戸籍情報システムにこの虚偽の婚姻の情報を記録、備え付けさせた疑いもある。
県警外事課によると、自称アルバイトの男は「本人たちの気持ちの問題なので、結婚がうそかどうかは分からない」と容疑を否認している。他の3人は容疑を認めている。
同課は、スリランカ国籍の容疑者が自称アルバイトの男に話を持ちかけ、自称会社員の女が書類作成などの手続きをしたとみている。県警は千葉地検から情報提供を受け、婚姻の実態などを調べていた。(平嶋奏葉)(本紙・千葉日報オンラインでは容疑者実名)
千葉市中央区の市道で6日夜、道路を横断中だった男性(63)がオートバイにはねられ死亡した事故で、千葉中央署は17日、オートバイを運転していた少年(17)を飲酒運転だった疑いが強まったとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死)容疑で逮捕した。
逮捕されたのは四街道市の建設作業員の少年。同署は道交法違反(酒酔い運転同乗)容疑で、オートバイに同乗していた高校生の少年(17)=千葉市稲毛区=も逮捕した。
建設作業員の逮捕容疑は6日午後10時45分ごろ、千葉市中央区椿森1の市道で、酒に酔った状態でオートバイを運転し、道路を横断中の男性と衝突して死なせた疑い。高校生はこの時、建設作業員が飲酒運転していると知りながら、同乗した疑いがある。
同署によると、建設作業員は容疑を認め、高校生は「一緒に飲んでいたので飲酒運転と分かっていたが、乗せてくれとは頼んでいない」と供述している。JR千葉駅(同区)近くの居酒屋で飲酒していたという。未成年に酒を提供した店についても詳しく調べる。
(大村慧)
流山署は14日、建造物損壊の疑いで住所不定、無職の女(20)を逮捕した。
逮捕容疑は13日午後8時15分ごろ、流山市のマンション2階の居室で、キッチンのガスコンロに点火した上でタオルをかけるなどしてコンロを爆破し、部屋の壁などを壊した疑い。
同署によると容疑を認めている。部屋は同居する男性の自宅で、この男性の言動に「頭にきた」と話しているという。男性は外出中で、けが人はいなかった。
爆発で部屋の天井の一部や壁に穴が空き、ベランダの窓が割れた。周囲への被害は現時点で確認されていない。通行人が110番通報した。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
船橋署は13日、自動車運転処罰法(過失傷害)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、船橋市、自称建設業の男(23)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は13日午前5時25分ごろ、同市若松1の県道で、酒気帯び状態で乗用車を運転し、信号待ちで停止していた準中型トラックに追突。トラックを運転していた男性会社員(39)=神奈川県厚木市=に軽傷を負わせた疑い。
同署によると、現場は片側3車線の直線道路。容疑者本人が110番通報し、駆けつけた署員が酒のにおいに気付き呼気検査した。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
市原署は12日までに、道路運送車両法違反(自動車登録番号標の表示義務違反)の疑いで市原市、会社役員の男(49)を逮捕した。
逮捕容疑は5月14日午前9時20分ごろ、同市栢橋の市道で、ナンバープレートの車両の用途区分を示す部分にシールを貼り、文字が読み取れない状態にしたダンプカーを運転した疑い。
同署によると、市道で検問をしていた警察官が、ナンバープレートのシールを見つけた。同署が任意で捜査していたが、複数回の出頭要請に応じず、逮捕に至った。容疑を認めている。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
高齢男性を押し倒して重傷を負わせたとして、千葉中央署は14日までに、傷害の疑いで千葉市中央区、自称会社員の男(62)を逮捕した。
逮捕容疑は13日午前11時40分ごろ、同区新千葉1のJR千葉駅1・2番線ホームで、同市稲毛区の無職男性(85)の両肩付近を押して地面に転倒させる暴行を加え、重傷を負わせた疑い。男性は頭を強く打ち、意識不明の重体。
同署によると、2人に面識はないという。同駅構内で何らかのトラブルになっていた。駅員が110番通報。容疑を否認している。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
成田署は10日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで、スリランカ国籍で東京都瑞穂町、自称農業の男(39)を現行犯逮捕したと発表した。
逮捕容疑は9日午後10時半ごろ、富里市七栄の市道で、飲酒の影響で正常な運転が困難な状態で軽乗用車を運転。同市の男性(52)が運転する軽乗用車に追突し、この車に同乗していた同市の女性(51)の腰に軽傷を負わせた疑い。
同署によると、飲酒運転をして追突したことを認める一方で「前の車が急ブレーキをかけてきたため、私に非はない。相手にけがをさせたつもりはない」と供述している。追突された車は赤信号で停止したという。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
君津署は13日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで、君津市、自称会社員の少年(18)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は13日午前7時50分ごろ、同市南子安8の市道交差点で、飲酒の影響で正常な運転が困難な状態で乗用車を運転し、信号待ちで停止中の乗用車に追突。乗用車を運転していた東京都世田谷区、医師の女性(51)と、助手席に同乗の双子の妹(51)=千葉市中央区=、後部座席にいた女児(9)と男児(6)の計4人にけがをさせた疑い。
同署によると4人はいずれも軽傷で、女児は脳しんとう、男児は胸と下肢の打撲でそれぞれ全治1週間。目撃者が110番した。署は、容疑者の飲酒状況についても詳しく調べる。
千葉県警は10日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで東京都江戸川区、会社員の男(26)を逮捕した。
逮捕容疑は5月26日午後7時~7時55分ごろ、県内の駐車場に止めた車の中で、女子高校生が18歳未満と知りながら、現金を渡す約束をしてみだらな行為をした疑い。
県警によると「女の子が18歳未満だったかは覚えていない」などと供述している。女子高校生が警察署に被害を申告し、防犯カメラ映像などから容疑者が浮上した。2人はSNSで知り合ったという。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
4カ月間で4件の電話de詐欺被害防止に貢献したとして、千葉県警生活安全部は京葉銀行八街支店(関宏明支店長)に生活安全部長感謝状を贈呈した。同支店の行員、五十嵐絢香さん(28)と次長の宇波誠之さん(56)には佐倉署が署長感謝状を贈った。
県警によると、同支店は今年2~6月、電話をかけながら現金自動預払機(ATM)を操作するなど変わった様子がないか目を配り、積極的に声かけ。佐倉署とも迅速に連携し、被害防止に貢献した。
このうち、五十嵐さんは6月、電話をしながらATMコーナーにいた70代男性の振り込みを手伝った際、振込先が個人名だったことや電話口から脅すような声が聞こえたことから詐欺を疑い、上司の宇波さんに報告。2人で連携し警察に通報した。
同署で開かれた贈呈式で西村幸夫生活安全部長は「積極的な声かけが地域の安全安心を支える力になっている」と感謝。関支店長は「日頃から警察と気軽に相談し合える関係性を築いていたので防止できた。これからも徹底する」と気を引き締めた。
(佐藤楓)
千葉市若葉区の路上で84歳の女性が刺され死亡した事件で、千葉家裁は10日、殺人容疑で逮捕された中学3年生の少年(15)を少年院送致とする保護処分を決定した。決定要旨によると、家裁は、本件を重大で悪質な非行と指摘した上で「少年の観護措置期間中の変化を見ると、保護処分による矯正の可能性もないとはいえない。原則通りの保護処分が相当」と説明した。
千葉県警によると、少年は5月11日午後5時5分ごろ、同区の路上で、同区に住む84歳女性を刃物のようなもので刺し、殺害した疑いがある。容疑を認めていた。
高齢男性を押し倒して重傷を負わせたとして、千葉中央署は14日までに、傷害の疑いで千葉市中央区、自称会社員の男(62)を逮捕した。男性は頭を強く打ち、意識不明の重体。
逮捕容疑は13日午前11時40分ごろ、同区新千葉1のJR千葉駅1・2番線ホームで、同市稲毛区の無職男性(85)の両肩付近を押して地面に転倒させる暴行を加え、重傷を負わせた疑い。
同署によると、2人に面識はないという。同駅構内で何らかのトラブルになっていた。駅員が110番通報。容疑を否認している。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)