4月25日、千葉市美浜区の横断歩道で、男子高校生が車にはねられる事故がありました。
男子高校生は意識不明の重体です。
25日午前8時15分ごろ、千葉市美浜区磯辺の市道の交差点で、「乗用車と自転車の人身事故」と目撃者から110番通報がありました。
千葉県警によりますと、信号のない横断歩道を自転車で渡っていた男子高校生が、直進してきた車にはねられたということです。
男子高校生は病院に搬送され、意識不明の重体です。
県警は、車を運転していた千葉市花見川区の自称会社員、鹿間規之容疑者(46)を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。
調べに対し、鹿間容疑者は容疑を認めた上で、「自転車が横断しないと思ったので、ブレーキが遅くなった」と話しているということです。
現場は、県立高校や住宅街に近い、片側2車線の見通しの良い道路です。
習志野市教育委員会は4月22日、千葉県内の18歳未満の子どもに対し、「あってはならない」不適切な行為をしたとして、市教委の30代の職員を懲戒免職処分にしたと発表しました。
習志野市教育委員会の会見
「誠に申し訳ございませんでした」
市教委によりますと30代の職員は、2024年12月から2025年3月にかけて、面識のあった18歳未満の子どもに対し、市内の公共施設で体を触るなど、子どもが不快に思う行為を40回から50回行いました。
職員の上司に、子どもの家族から抗議があり発覚したということです。
市教委は公務員の信用を失墜させる行為にあたるとして、22日付けで30代の職員を免職の懲戒処分としました。
小熊隆教育長は「仕事をするうえであってはならない行為」としたうえで、公共施設に外から見てわからない「死角」があったことを重く受け止め、「死角」の解消など再発防止に努めるとしています。
電話de詐欺の手口にだまされて、千葉県我孫子市の携帯電話販売店に来店した高齢女性が被害に遭うのを防いだとして、店員の男性に4月22日、警察から感謝状が贈られました。
我孫子警察署から感謝状が贈られたのは、千葉県内を中心に携帯電話販売店を運営する田中電子の社員、笠松祐希さんです。
我孫子市内の販売店に勤務する笠松さんは3月7日、スマートフォンを契約しようと来店した80代の女性が、かばんに隠したメモを見ながら話しているのを不審に思い、「誰かから指示されていますか」と声をかけました。
女性が「警察署から犯人として名前がでている。連絡するため、スマホを契約するよう言われた」と話したことなどから、笠松さんは詐欺を疑い、契約手続きを中断することで被害を未然に防ぎました。
警察によりますと、スマホを購入させる手口は珍しく、スマホがその後、詐欺グループの手に渡り、犯罪に利用される恐れもあったということです。
【笠松さん】
「物を売るのが仕事ではあるが、それ以上に犯罪(を防ぐこと)やコンプライアンスを大切にすることを継続していきたい」
都内から千葉県の成田空港まで、無許可で客を自家用車に乗せて料金をとる、いわゆる「白タク」行為をしたとして、中国籍の男が逮捕されました。
道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、中国籍で千葉市稲毛区に住む自称アルバイト、ロウ・シレイ容疑者(34)です。
千葉県警によりますと、ロウ容疑者は2025年2月、東京都墨田区のホテル前で、中国籍の訪日観光客を自家用車に乗せて、成田空港まで送り届け、その代金を受け取った疑いが持たれています。
代金は約1万3000円とみられ、これはタクシー運賃の4割ほどの金額です。
ロウ容疑者は、海外の配車アプリで客を乗車させたとみられ、調べに対し、容疑を認めているということです。
成田空港での「白タク」行為を巡っては、2024年1年間で4件が摘発され、2025年はこれが初めての摘発ということです。
4月17日、千葉県銚子市で自転車の男性がひき逃げされ、死亡した事件で、千葉県警は4月18日、茨城県に住む68歳のパートの女を逮捕しました。
過失運転致死などの疑いで逮捕されたのは、茨城県神栖市のパート石井綾子容疑者(68)です。
県警の調べによりますと、石井容疑者は4月17日午前10時ごろ、銚子市三軒町の交差点で乗用車を運転中、自転車に乗っていた市内に住む無職の梶源一さん(87)と衝突し、そのまま逃げ去った疑いが持たれています。梶さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
調べに対して石井容疑者は「怖くなり、その場から逃げ出した」などと容疑を認めているということです。
県警は現場に落ちていたホイールカバーから車の所有者を割り出し、当時、車を運転していた石井容疑者を逮捕したもので、石井容疑者は梶さんをはねた後、自宅近くの修理工場に車を預けていたということです。
千葉県松戸市の学童保育所で女子児童のスカートの中を盗撮したなどとして、元学童保育士の男が4月17日、逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、野田市吉春の元学童保育士、戸田亜蘭志容疑者(26)です。
千葉県警によりますと、戸田容疑者は3月28日、当時、勤務していた松戸市の学童保育所で、寝そべっていた女子児童のスカートの中を、スマートフォンで盗撮した疑いなどが持たれています。
4月8日、京成松戸駅構内で女子高校生のスカートの中をスマートフォンで盗撮したとして駅員からの通報を受けた警察が、任意で押収したスマホの解析から逮捕に至りました。
調べに対し、戸田容疑者は、女子高校生への盗撮容疑を認める一方、女子児童への容疑については、「わざとではありません」と否認しているということです。
4月17日午前、千葉県銚子市の交差点で男性が血を流して倒れているのが見つかりました。
男性は搬送先の病院で死亡が確認され、千葉県警がひき逃げ事件として調べています。
男性が倒れていたのは銚子市三軒町の路上で、県警や消防によりますと、17日午前10時すぎ、「自転車の横転事故。男性、意識なし」などと近くに住む人から119番通報がありました。
現場には、市内に住む無職の梶源一さん(87)が血を流して倒れていて、近くには自転車も倒れていました。
梶さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場は信号機のない交差点で、梶さんの傍らには、車のホイールカバーの一部が落ちていて、県警は、自転車に乗っていた梶さんが出合い頭に車と接触したとみています。
その後、車は南の方向に逃走したとみられ、県警はひき逃げ事件として捜査しています。
千葉県警の宮沢忠孝本部長が離任を前に4月17日記者会見し、約1年8か月の任期を振り返りました。
宮沢本部長は2023年8月から県警の本部長を務め、4月18日、警察庁長官官房付に異動し、出向先の内閣情報調査室・内閣審議官に就任します。
離任を前に4月17日開かれた記者会見で、最も印象に残った事件として、2024年、相次いだいわゆる闇バイトによる強盗事件を挙げました。
千葉県警 宮沢本部長
「県民の方々が“今度は自分が襲われるのではないか”という不安を非常に強く抱かれて、体感治安が著しく悪化と認識している。捜査員が頑張ってくれて実行犯を多数検挙して、一連の事件は鎮圧していると認識している」
また、魅力ある職場作りなどマネジメントにも注力したと振り返ったほか、業務以外での思い出を聞かれると、次のように述べました。
千葉県警 宮沢本部長
「プライベートは、ロードバイクとテニスをやっていたが、テニスはやりすぎて、肘が痛くなって敬礼すると痛い。やりすぎだったなと思うが、内閣官房では敬礼することもないので大丈夫かなと思う」
後任の本部長には4月18日青山彩子警視監が就任します。
千葉県松戸市の学童保育所で女子児童のスカートの中を盗撮したなどとして、元学童保育士の男が4月17日、逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、野田市吉春の元学童保育士、戸田亜蘭志容疑者(26)です。
千葉県警によりますと、戸田容疑者は3月28日、当時、勤務していた松戸市の学童保育所で、寝そべっていた女子児童のスカートの中を、スマートフォンで盗撮した疑いなどが持たれています。
4月8日、京成松戸駅構内で女子高校生のスカートの中をスマートフォンで盗撮したとして駅員からの通報を受けた警察が、任意で押収したスマホの解析から逮捕に至りました。
調べに対し、戸田容疑者は、女子高校生への盗撮容疑を認める一方、女子児童への容疑については、「わざとではありません」と否認しているということです。
警察庁による女性警察官の制服の見直しを受け、千葉県警は4月8日から、女性警察官の「スカート」を廃止しました。
県警の女性警察官の制服はこれまで、スカートとズボンの2種類でしたが、警察庁による女性警察官の制服の見直しにより、4月8日からスカートが廃止されました。
県警によりますと、女性警察官のスカートはこれまで、一部の式典を除いて着用される機会がほとんどなく、また、女性警察官からもスカートが業務の際に動きづらいなどといった声が上がっていたということです。
このため県警は、2025年1月30日から採用時のスカートの支給を独自に取りやめていて、希望する警察官に限り、式典の際などにスカートの貸し出しを行っていたということです。
警察庁ではこのほか、暑さ対策として汗にぬれても乾きやすいポリエステル素材のポロシャツや、メッシュ素材の帽子の導入も決めていて、県警では2025年の夏にも試行運用を開始できるよう検討を進めています。
電話de詐欺被害のリスクが高まる年金支給日の4月15日、千葉県市原市の銀行員が一日警察署長を務め、利用者に注意を呼びかけました。
一日警察署長を務めたのは千葉銀行の飯田海都さんと、千葉興業銀行の須藤梨花さんです。
2人は市原警察署や地元の防犯協会のメンバーとともにそれぞれが所属する支店を順番に訪れ、銀行の利用者に「詐欺に注意してください」と声をかけ、詐欺の手口などが書かれたチラシを手渡しました。
年金支給日の前後は詐欺の電話が増加する傾向にあり、県警は、銀行と被害状況などの情報を細かく共有して連携を深め、被害の防止に努めるとしています。
千葉銀行 飯田海都さん
「少しでも対策を広められたらと思っていたので、今回実際にやってみて、その役割を少しでも全うできたのかなと思います」
千葉興業銀行 須藤梨花さん
「お金に一番携わっている金融機関としては、皆様に対して、少しでも詐欺というものを実感していただきたいのと、気を付けていただきたいというところを今後もご案内していきたい」
診察に訪れた女性2人にわいせつな行為をしたとして、千葉県旭市にある医療機関の医師が逮捕されました。
準強制わいせつなどの疑いで逮捕されたのは、旭市の「水野クリニック」の医師・水野由輝郎容疑者(43)です。
千葉県警によりますと、水野容疑者は2020年3月から9月ごろにかけて、診察を受けるために訪れた40代の女性に対し、胸を触るなどのわいせつな行為をしたほか、2024年5月にも同じ医療機関内で診察に訪れた別の40代女性に、同様のわいせつな行為をした疑いがもたれています。
調べに対し水野容疑者は「両乳房を触るという大胆な行為はしたことがない」と容疑を否認しています。
水野容疑者はこれまでに診察に来た20代の女性2人に対し、わいせつな行為をしたとして逮捕・起訴されていて、県警は余罪があるとみて捜査を進めています。
依然として後を絶たない飲酒運転の根絶に向け、酒造りが盛んな千葉県君津市で4月14日、千葉県警と酒造会社による交通安全キャンペーンが行われました。
キャンペーンは、「春の全国交通安全運動」にあわせて行われ、君津警察署や地元の酒造会社の関係者ら約30人が参加しました。
今回、市内にある酒造会社7社が、県と県警が取り組む「飲酒運転根絶宣言事業所」に登録されることを受け、地元で酒蔵を営む戸波昇社長は、「交通事故の悲惨さを深く認識し、社会から飲酒運転が根絶されるよう、取り組んでいく」と宣言しました。
その後、参加者は周辺を行き交う車のドライバーにチラシを手渡し、飲酒運転の危険性を伝えました。
県警によりますと、県内では2024年、飲酒運転による交通人身事故が132件発生し、6人が亡くなったということです。
君津警察署 交通課 新谷和宏 課長
「お酒を飲んだら絶対に運転はしない、同席する人に飲酒運転をさせないということを肝に銘じて、おいしくお酒を飲んでいただければ」
JR市川駅構内のエスカレーターで女子高校生の下着を撮影しようとしたとして、県警は4月12日、教員の男を逮捕しました。
逮捕されたのは、市川市大和田の教員、山本達也容疑者41歳で、県警によりますと、山本容疑者は11日午後5時ごろ、JR市川駅構内のエスカレーターで、10代の女子高校生のスカートの中にスマートフォンを差し入れ撮影しようとした疑いが持たれています。
警戒中の鉄道警察隊員が取り押さえたもので、山本容疑者は「スカート内にスマートフォンを差し向けて下着を盗撮しようとしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。