盛岡市内の住宅に侵入し、現金の入った財布を盗んだ疑いで逮捕された教育事務所に勤める事務職員の女を盛岡地検は31日、住居侵入と窃盗未遂の罪で起訴しました。
起訴されたのは、県教育委員会・中部教育事務所の事務職員で、盛岡市の佐藤舞被告47歳です。
起訴状によりますと、佐藤被告は7月11日、盛岡市内の住宅に侵入し、現金とクレジットカード3枚などが入った財布を盗もうとした罪に問われています。
佐藤被告は住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されていましたが、財布を盗もうとした際、張り込み捜査中の警察官に見つかり盗みを遂げなかったことから、盛岡地方検察庁は住居侵入と窃盗未遂に切り替えて起訴したということです。
宮古市で、同居する息子の首を絞め、殺害しようとした疑いで逮捕されていた両親の女と男が17日、傷害の罪で起訴されました。
起訴されたのは、宮古市宮町の看護師・榊清子被告60歳と、夫で運転手の榊弘明被告67歳です。
2人は共謀し、6月26日午前0時ごろ、同居する20代の息子の首に電気ポットの電源コードを巻きつけて締める暴行を加え、擦り傷などのけがをさせた罪に問われています。
盛岡地方検察庁によりますと、2人は殺人未遂の容疑で逮捕されましたが、証拠関係を踏まえて傷害罪で起訴したということです。