24日、静岡県湖西市の横断歩道で軽ワゴン車が親子2人をはね、母親が意識不明の重体となっています。
24日午後6時半頃、湖西市鷲津の市道の交差点で、右折しようとした軽ワゴン車が横断歩道を渡っていた2人をはねる事故がありました。
はねられたのは近くに住むフィリピン国籍の親子で、31歳の母親が意識不明の重体、10歳の息子は足を打撲するケガをしました。
現場は信号機のない交差点で、警察は車を運転していた64歳の男を過失運転致傷の疑いでその場で逮捕して詳しい状況を調べています。
静岡県掛川市に住む母親が娘の遺体を冷凍庫に遺棄した疑いで逮捕された事件で、警察の調べに対し母親が容疑を認めていることが分かりました。
掛川市大坂の無職の女(37)は9月中旬、長女で5歳の娘の遺体を自宅の冷凍庫に遺棄した疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、女は取り調べに対してあいまいな発言が目立つものの遺体を遺棄したことについて認める供述をしているということです。
また同居する家族がいない間に犯行に及んだとみられていて、警察は裏付け捜査を進めるとともに、娘が死亡した経緯も知っているとみて殺人容疑や傷害致死容疑を視野にして捜査を進める方針です。
5歳の娘を冷凍庫に遺棄した疑いで母親が逮捕された事件で、母親は他の家族が家にいない間に遺体を冷凍庫にいれていたことが分かりました。
静岡県掛川市大坂の無職の女(37)は、9月中旬、長女の女児(当時5)の遺体を自宅の冷凍庫に遺棄した疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、女は同居する家族がいない間に遺体を冷凍庫に遺棄していたことが分かりました。
冷凍庫は子供1人が入ることのできる大きさで、遺体に目立った外傷はありませんが、司法解剖の結果、窒息死の可能性が高いとみられています。
警察は女児が死亡した経緯についても女が事情を知っているとみて、殺人や傷害致死の疑いも視野に捜査を進めています。
SNSで知り合った女性に性的関係を結ぶよう脅迫したとして28歳の男が逮捕されました。
強要未遂容疑で逮捕されたのは自称・静岡市清水区本郷町に住む会社員の男(28)で、4月中旬、SNSで知り合った女性(20代)の携帯電話に肉体関係を持つよう脅迫するメッセージを送信した疑いです。
警察によると、女性が被害を届け出たため未遂に終わったということですが、具体的にどのようなメッセージを送信したのかは明らかにしていません。
調べに対して男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察はすでに男の携帯電話を押収していて、余罪を視野に捜査を続けています。
親子に何があったのか?事件が起きた現場から中継で伝えてもらいます。
鈴木衣緒里 記者:
私の後ろが現場です。1つの敷地に2階建ての住宅とみられる建物が2棟あります。また、現場周辺は街灯などもなく人通りもありません
警察が事件を把握したのは1カ月ほど前の9月16日とあって、すでに現場の住宅には規制線は見られません。
司法解剖とあわせ、自宅の中の捜査もすでに行われたと見られています。
警察は22日午前10時過ぎに母親(37)を死体遺棄の疑いで逮捕していますが、場所は自宅ではなく磐田市にある病院の駐車場で、詳しい経緯は明らかにできないとしています。
また、近所の人によりますと、この家は両親と娘、祖父の4人暮らしだったと話す人がいますが、警察はいまのところ共犯者はいないとみています。
母と娘に何があったのか…動機や経緯の解明が待たれます。
以上、中継でお伝えしました。
静岡県掛川市の住宅の冷凍庫から5歳の女の子の遺体が発見されました。警察は37歳の母親を死体遺棄の疑いで10月22日に逮捕しました。何があったのでしょうか?
鈴木衣緒里 記者:
現場周辺は住宅地となっていて、それぞれの住宅に隣り合うような形で畑も多くみられます。こちらの家の中から、冷凍庫に入った女の子の遺体が発見されました
22日に死体遺棄の疑いで逮捕されたのは掛川市大坂の無職の女(37)です。
警察によりますと女は9月中旬頃、5歳の娘の遺体を自宅の冷凍庫に遺棄した疑いがもたれています。
9月16日に別の事案で出動していた警察官に女が「娘が行方不明になっている」と申告。
警察官が女の自宅を捜索したところ、娘の遺体を冷凍庫の中から発見しました。
司法解剖はすでに行われていて、死後数日程度が経過していて、窒息死の疑いがあるということです。
近所の人:
会社に行く時にパトカーが土手に停まっていた。事件があったのかと知り合いに聞いたら「そこの家で赤ちゃんが冷凍庫にあった」と言うのでビックリした
警察は女の認否を明らかにしておらず、殺人や傷害致死の疑いも視野に捜査を進めています。
7年前、当時13歳未満だった娘に対して性交したとして、静岡県中部地区に住む会社員の男が再逮捕されました。
強制性交等容疑で逮捕されたのは静岡県中部地区に住む会社員の男(59)で、2018年8月、静岡市清水区で当時13歳未満だった娘に対して性交した疑いが持たれています。
男は2025年4月と6月にも同じ娘に対して性的暴行を加えたとして、これまでに2回逮捕されていて、今回の事件も被害者への聞き取りの中で発覚しました。
警察によると、男は容疑を否認しているということです。
警察は男が長年にわたって性的虐待を繰り返していたとみて、余罪についても調べを進めています。
掛川市にある自宅の冷凍庫に、当時5歳だった娘の遺体を遺棄したとして無職の女が逮捕されました。
死体遺棄容疑で逮捕されたのは掛川市大坂に住む女(37)で、9月中旬、自宅にある冷凍庫に同居する実の娘(当時5)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。
警察によると女は9月16日、警察に「娘が行方不明になった」と申告していましたが、その後の捜査で同日、死後数日が経過した遺体が冷凍庫の中から見つかったということです。
女児は窒息死した疑いがあるものの、警察は女の認否について明らかにしていません。
一方、捜査関係者によると女児に目立った外傷はないことがわかっています。
警察は殺人も視野に捜査を続けています。
娘の遺体を冷凍庫に遺棄したとして37歳の女が逮捕された事件で、女は車が脱輪して動けなくなった際、駆けつけた警察官に娘が行方不明になったと話していたことがわかりました。
掛川市大坂の無職の女(37)は9月中旬、長女の女児(当時5)の遺体を自宅の冷凍庫に遺棄したとして10月22日に逮捕されました。
捜査関係者によると、女は9月16日、運転していた車が脱輪で動けなくなった際、駆けつけた警察官に「娘が行方不明になった」と伝えていたということです。
しかし、その後、警察が女の自宅を調べたところ、死後数日経った女児の遺体が見つかりました。
警察は23日午後、女の身柄を検察に送る予定です。
制限速度50キロの道路を時速131キロのスピードで走行したとして、長泉町に住む無職の女が現行犯逮捕されました。
道路交通法違反(速度超過)の現行犯で逮捕されたのは長泉町下長窪に住む無職の女(35)で、10月21日午後3時半頃、同町の制限速度50キロの主要地方道を時速131キロで走行した疑いです。
スピード違反は取り締まりをしていた警察の目の前で行われたことから発覚し、定置式の装置によって走行速度が発覚しました。
調べに対して女は容疑を認めているものの、警察は供述内容を明らかにしていません。
未成年の少女と知りながら静岡市内のホテルでみだらな行為をしたとして、自称・飲食店店員の男が逮捕されました。
静岡県の条例違反容疑(淫行)で逮捕されたのは静岡市駿河区寿町に住む自称・飲食店店員の男(22)で、8月14日午後9時頃、同市にあるホテルに少女を誘い出し、未成年であることを知りながらみだらな行為に及んだ疑いが持たれています。
事件は少女が警察に相談したことで発覚し、やり取りの履歴や防犯カメラの映像などから男を割り出しました。
調べに対して男は黙秘しているということです。
静岡県焼津市に住む30代の男性が、警察官などを装ったうその電話に騙され、現金あわせて399万円をだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと、被害にあったのは静岡県焼津市に住む30代の運送業の男性です。
20日警察官を名乗る女から男性の携帯電話に電話があり、別の警察官や検察官を名乗る男に代わりながら「あなたの口座が詐欺グループに利用された」「お金を調べる必要がある」などと言われました。
男性はこのウソの電話を信じ込み、ビデオ通話をつなぎながら2カ所の金融機関から2回にわたりあわせて399万円を振り込みました。
その後男性は冷静になって警察に相談し、騙されたことに気づきました。
ビデオ通話で映っていた犯人の男は2人で、いずれも30代から40代ぐらいだったということです。
警察は「警察官を名乗りお金を振り込ませるのは詐欺だと疑ってほしい」と呼びかけています。
18日朝、静岡県三島市で軽自動車と自転車が衝突し、自転車に乗っていた78歳の男性が意識不明の重体となっています。
警察によりますと、18日午前7時前、静岡県三島市長伏の県道で、軽自動車と道路を横断中の自転車が衝突しました。
この事故で自転車に乗っていた近くに住む78歳の男性が意識不明の重体となっています。
事故は横断歩道のないところで起きていて、警察が詳しい事故の状況を調べています。
また、静岡県内では17日夜から18日未明にかけて、浜松市や函南町で3件の軽傷ひき逃げ事件が発生していて、警察が逃げた車の運転手の行方を捜査しています。
17日夜から18日未明にかけて、静岡県内ではひき逃げ事件が3件相次ぎました。3件のひき逃げ事件で、あわせて4人が軽いケガをしています。
警察によりますと、17日午後7時頃、浜松市浜名区細江町の県道で、東に向かっていた車が信号待ちをしていた車に追突し、追突された車が前方に停まっていた車にも玉突きの形で追突しました。
この事故でそれぞれ追突された車に乗っていた72歳の男性と70歳の男性が軽いケガをしました。
最初に追突したのは黒の乗用車で、運転手は追突した後、車を置いて歩いてその場を立ち去ったということです。
また、17日午後10時50分頃、浜松市中央区上石田の信号機のない交差点で、北に向かって走っていた乗用車と西に向かって走っていた原付バイクが交差点で出合い頭に衝突し、原付バイクの運転手は腕を擦るなどして軽いケガをしました。
警察によりますと乗用車側に一時停止の表示があり、運転手は事故直後車から降りて「すいません」などとと声をかけたものの、そのまま走り去ったということです。
さらに18日午前4時頃、函南町間宮の交差点では、西に向かって進んでいた乗用車が右折した際に横断歩道を渡っていた女性に衝突したものの、そのまま走り去りました。
女性は擦り傷を負う軽いケガをしました。
警察はいずれもひき逃げ事件として捜査していて、現場から逃走した運転手の行方を追っています。
静岡県伊東市の70代の女性がSNSを通じてウソの投資話を信じ、あわせて4900万円を騙し取られる被害に遭いました。
警察によりますと、詐欺被害にあったのは静岡県伊東市に住む70代の無職の女性です。
女性は2025年8月、スマートフォンで投資について検索し調べていたところ、SNSに勧誘され連絡が来るようになりました。
そして「必ず儲かる」などとウソの投資話を信じ、複数回にわたって2025年10月中旬までにあわせて4900万円を指定の銀行口座に振り込みました。
女性はお金を引き出せなくなって弁護士に相談し、被害にあったことに気づいたということです。
警察は「SNSで知らない相手から投資の話が出た時は詐欺だと疑ってほしい」と呼びかけています。
交番の女性用トイレにカメラを設置して女性を盗撮した疑いで逮捕された警察幹部の男が、別の女性も撮影していた疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは静岡南警察署の元刑事1課長の男(45)で、6月~7月にかけて静岡県掛川市内の交番の女性用トイレに小型カメラを設置し、3人の女性の警察職員を盗撮した疑いです。
県警監察課によりますと、男は交番に人がいないタイミングを見計らい、自らが休みの日に侵入したとみられていて、これまでの調べに対し「身に覚えがない」と一貫して容疑を否認しているということです。
男は同じ交番で女性3人を盗撮した疑いで9月29日に逮捕されていましたが、10月16日に起訴されました。
10月17日朝、富士宮市で軽ワゴンと自転車が出合い頭に衝突する事故があり、自転車に乗っていた高校3年生の男子生徒が死亡しました。車を運転していた男性にケガはありません。
10月17日午前7時頃、富士宮市神沢川町の信号のない交差点で軽ワゴン車と自転車が出合い頭に衝突する事故があり、車を運転していた男性(41)から「飛び出してきた自転車とぶつかった。相手は高校生くらい。頭から血を流している」と通報がありました。
この事故で、自転車に乗っていた近くに住む高校3年生の男子生徒(17)が病院に運ばれましたが、約3時間後に死亡が確認されています。
車を運転していた男性にケガはありませんでした。
警察によると、自転車側に一時停止の標識があり、当時の状況などを調べています。
10月16日夜、静岡県焼津市で自動車と2人乗りのオートバイが衝突する事故があり、オートバイに乗っていた26歳の女性が死亡しました。
「殺していることは事実」 小学生4人死傷の事故で1カ月以上も謝罪がなかったことに遺族は怒り 加害男性は「もっともだと感じた」と話すも「衝突する2~3秒前から気を失ったと思う」 検察の在宅捜査続く
16日午後9時前、焼津市大栄町の交差点で右折しようとした乗用車と対向車線を直進していた2人乗りのオートバイが衝突しました。
警察によりますと、この事故でオートバイに乗っていた静岡市駿河区の女性(26)が搬送先の病院で死亡が確認されました。
また、一緒に乗っていた男性も救急搬送されていて、意識はあるものの会話が難しい状態だということです。
乗用車を運転していた男性(20代)にケガはありませんでした。
現場は信号機のある交差点で、警察は当時の状況を詳しく調べています。
自分が所有するスポーツカーのマフラーを違法に改造したとして逮捕された静岡市葵区の男性について、静岡地検は不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは静岡市葵区に住む25歳の男性です。
警察によりますと男性は2025年1月から6月までの間に、所有するスポーツカーのマフラーを保安基準に合わない違法なものに改造した疑いで逮捕されました。
静岡地検は男性を処分保留で釈放し在宅での捜査を進めていましたが、14日付けで不起訴処分としました。
地検は不起訴処分の理由について「諸般の事情による」として明らかにしていません。
警察は男性に対し2度警告しましたが、マフラーを直さなかったため逮捕しました。
逮捕当時男性は違法な改造を認めていたということです。
静岡市駿河区の路上で陰部を露出した現行犯で同市葵区に住む男が逮捕されました。男は「出しました」と容疑を認めています。
公然わいせつの現行犯で10月14日に逮捕されたのは静岡葵区新富町に住む自称・アルバイト作業員の男(36)で、同日午後3時頃、駿河区中田本町の路上で自らの陰部を露出した疑いです。
警察によると、現場付近では9月下旬、「小学生に陰部を見せる不審者がいる」との通報があり、その後も同様の通報が相次いだことから警戒していたところ、警察の機動捜査隊が犯行を目撃したため逮捕に至りました。
現場付近には小学校があり、下校時間帯を狙った犯行とみられています。
調べに対して、男は「出しました」と容疑を認めていて、警察が余罪や動機を調べています。
金融機関を訪れた高齢者などに詐欺に注意するよう呼びかけるため、年金支給日にあわせて10月15日、幼稚園児が警察と共に声掛けを行いました。
園児:
さぎにきをつけてください
県警では多くの高齢者が金融機関を訪れる年金の支給日に合わせて、詐欺に注意するよう啓発を行っています。
静岡県静岡市葵区にある信用金庫では15日、警察官の格好をした園児 約15人が利用者に対して自ら作った塗り絵を配りながら被害に遭わないよう呼びかけました。
静岡中央署 生活安全課・中村佑馬 課長:
被害の中心は高齢者なので、孫の世代に当たる園児から声をかけてもらうことで被害防止に役立ててもらおうと思い、参加を呼び掛けた
県警は今後も高齢者を中心としつつ、幅広い世代に注意を促す活動を展開する方針です。
勤務していた障害者グループホームで入所者の男性に暴行を加えたとして、74歳の自称・介護福祉士の女と47歳の介護職員の男が逮捕されました。
暴行容疑で逮捕されたのは浜松市中央区佐鳴台にある障害者グループホームの元職員で、同区和地山に住む自称・介護福祉士の女(74)と同区佐鳴台に住む介護職員の男(47)です。
女は7月3日午後7時頃、この障害者グループホームに入所していた男性(56)を足で蹴るなどした疑いが、男は3月18日午後9時頃、同じ男性をイスに縛り付けて動けなくさせた疑いが持たれています。
事件は虐待行為を認知した施設が男性の家族に連絡し、家族が警察に相談したことで発覚しました。
いずれも他の職員の関与はなく単独での犯行とみられ、調べに対して女は容疑を否認している一方、男は容疑を認めています。
警察によると、男は今も別の介護施設で働いているということです。
浜松中央署は事件に至った経緯や動機などについて調べを進めています。
国家公務員で静岡刑務所・浜松拘置支所に勤める21歳の刑務官の男が10代の少女を誘拐した疑いで現行犯逮捕されました。
逮捕されたのは静岡刑務所・浜松拘置支所の刑務官の男(21)で、11日午後、未成年の10代少女を1時間程度車で連れ回し、誘拐した疑いが持たれています。
少女の母親から「娘から助けを求めるメッセージが来た」などと交番に届け出があり事件が発覚しました。
男と少女は、数日前にSNSを通じて知り合っていて、調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
静岡刑務所の所長は「捜査に協力し厳正に対処していきます」とコメントしています。
12日夜、静岡県下田市の神社で行われていた祭りで神輿の飾りが落下し、生後2カ月の赤ちゃんの頭に直撃しました。赤ちゃんは重傷とみられていますが詳しい容体は分かっていません。
12日午後7時前、下田市吉佐美の吉佐美八幡神社で行われていた例大祭で「祭りの人形が頭に当たった」と女性から消防に通報がありました。
警察によりますとケガをしたのは市内に住む生後2カ月の男の赤ちゃんで、搬送時には意識があり重傷とみられるということですが詳しい容体は分かっていません。
祭りの参加者によりますと「道具」と呼ばれる神輿のようなものの先端についていた飾りが、外れて落下して赤ちゃんの頭部に当たったということです。
「道具」は当時、参加者が担いでいたとみられていて警察が詳しい状況を調べています。
国家公務員で静岡刑務所・浜松拘置支所につとめる21歳の男が、11日浜松市内で、10代の少女を連れまわしたとして未成年者誘拐の疑いで逮捕されました。
現行犯逮捕されたのは浜松市中央区に住む、静岡刑務所浜松拘置支所の刑務官の男(21)です。
浜松中央署によりますと、男は11日午後4時40分頃から1時間程度、浜松市に住む未成年の10代の少女を車で連れ回し誘拐した疑いが持たれています。
男と少女は数日前にSNSを通じて知り合っていて、男が「遊びに行こう」などとメッセージを送り少女を連れ出したということです。
男の運転する車で浜松市内を回っていた際、少女から少女の母親に「助けて」というメッセージが送られてきていて、母親が交番に届け出たことで事件が発覚しました。
男は調べに対し「間違いありません」と容疑を認めていて、今後動機などについて詳しく捜査を続けるということです。
静岡刑務所の所長は「今回本所職員が逮捕されたということについて重く受け止めております。現在、捜査機関による捜査が続いておりますが、当所といたしましては捜査に全面的に協力しつつ、事実関係が明らかになった段階で厳正に対処してまいります」とのコメントを出しています。
静岡県沼津市でゴミ当番の親子にトラックで衝突して死亡させそのまま逃走した罪に問われている男の裁判で、検察側は懲役7年を求刑しました。
沼津市の販売業の男(87)は、2024年1月にゴミ当番をしていた親子2人にトラックの荷台の扉を衝突させて死亡させたうえ逃走したとされています。
地裁沼津支部で開かれた11日の裁判で検察側は、男が現場に人がいたと認識していたにもかかわらず走り去っており、身勝手で悪質な犯行と懲役7年を求刑しました。
一方、弁護側は人身事故の認識がなくその後 免許も返納しているなどと執行猶予付きの判決を求めまています。
18歳未満の卒業生に性的な写真の送信要求や自身の性的な写真の送信などを繰り返したとして、静岡市教育委員会は10月10日、中学校の男性教師を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは元プロサッカー選手で静岡市の公立中学校に勤務する男性教師(34)です。
男性教師は2023年4月から2025年6月にかけて、メッセージアプリを使って自身が勤務していた学校の卒業生など18歳未満の女子生徒複数人に対してデートに誘いだしたほか、性的な写真を送るよう求めたり、自身の性的な部位が写った写真を送信したりする行為を繰り返し行いました。
静岡市教育委員会の中村百見 教育長は「市民の信頼を1日も早く取り戻せるよう、再発防止に向けて学校現場と教育委員会が一丸となって取り組んでいく」などとコメントしています。
市内外で盗撮行為を繰り返したとして、静岡市教育委員会は10月10日、小学校の男性教師を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは静岡市の公立小学校に勤務する男性教師(60)です。
男性教師は2023年から約2年間にわたり、市内外の食料品販売店や駅、電車内で繰り返し盗撮行為に及びました。
静岡市教育委員会によると盗撮の回数は実に40~50回に及び、いずれも女性のスカートの中をカメラで撮影していたということです。
静岡市教育委員会の中村百見 教育長は「市民の信頼を1日も早く取り戻せるよう、再発防止に向けて学校現場と教育委員会が一丸となって取り組んでいく」などとコメントしています。
同居する89歳の母親に殺虫スプレーを吹きかけてケガをさせた疑いで、静岡県裾野市に住む58歳の男が傷害の疑いで緊急逮捕されました。
逮捕されたのは裾野市茶畑に住む、無職で58歳の男です。
警察によりますと、男は9日午後5時頃に自宅で、同居する89歳の母親に対し顔面に殺虫スプレーを吹きかける暴行を加えて傷害を負わせた疑いが持たれています。母親は軽傷だということです。
母親から連絡を受けた関係者が110番通報して警察官が現場へ向かい、男を傷害容疑で逮捕しました。
この家が何人暮らしか確認中だということです。また容疑を認めているかどうかは捜査上明らかにできないとしています。
警察は男が犯行に至った動機や当時の状況について詳しく調べています。
警察官による不祥事が相次ぐ静岡県警で“臨時”の幹部会議が開かれました。
10月9日午後、県警本部に集まったのは久田誠 本部長や本部の幹部、県内28署の署長など計69人。
静岡県警・久田誠 本部長:
このような非常に厳しい現状について危機意識を共有するとともに、県民からの信頼回復に向けた取り組みを強化するため急きょ開催するもの
本部長が口にしたのは警察官の不祥事への強い危機感。
2025年、警察官の逮捕者は過去最多に上り、懲戒処分も相次いでいます。
1月には浜松中央署の元巡査長が詐欺の疑いで逮捕。
2月には裾野署で元巡査長が女性用の下着を盗んだとして逮捕されました。
5月には浜松中央署の警部補が捜査書類をねつ造した疑いで逮捕され…
6月に静岡中央署の巡査が事故を起こすと、酒気帯び運転が発覚して逮捕されました。
そして9月、静岡南署の元刑事一課長が交番の女性用トイレに盗撮目的で小型カメラを仕掛けたとして逮捕され、逮捕者は2年前と並び過去最多の5件に。
また、逮捕されたもの以外にも不同意わいせつの疑いでの書類送致のほか、捜査資料が盗難被害にあったり、拳銃をトイレに置き忘れたりと不祥事が相次いでいます。
こうした事態に県民は…
県民:
私たちの安全どこに頼めばいいとなってしまうので、警察も人なので、警察官としての意識をしっかり持ってもらう必要があると思う
県民:
自浄作用ができていて隠蔽しない。もし悪いことが起きてしまった場合はきちんと表に出す。どうやって改善していくかを私たちに提示してくれる組織づくりを望む
10月9日、会議ではルールの順守を徹底することや職場でのコミュニケーションを工夫するよう指導され、今後それぞれの部署が対策を検討する方針です。