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デーリー東北新聞社の配信記事一覧

2025年04月29日

「特殊詐欺に気をつけて!」園児らが注意呼びかけ イオン七戸十和田駅前店

 七戸警察署(洞内友美署長)は25日、七戸町の城北こども園(蛯名千年人園長)の園児14人を「特殊詐欺被害防止一日広報大使」に任命した。園児はイオン七戸十和田駅前店で来店客に対し、特殊詐欺に遭わないよう「気を付けてください」と注意を呼びかけた。

 署内で行われた任命式で、洞内署長が園児一人一人に平仮名で書かれた任命書を交付。同店へ移動後、特殊詐欺の手口を示したチラシやPR用ポケットティッシュなどのグッズが入った袋50セットを来店客に手渡した。

 同園の髙田美悠ちゃん(5)と小原蒼央ちゃん(5)は「受け取ってもらえてうれしかった」とはにかんだ。

 洞内署長は「子どもたちの力を借り、多くの人にチラシを受け取ってもらえた。電話やメールがおかしいなと思ったらすぐ警察に連絡してほしい」と述べた。



4/29(火) 10:10

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2025年04月23日

一戸町職員横領で町長が陳謝 再発防止向け要領規定へ

 一戸町職員による公金横領を受け、小野寺美登町長が22日、町役場で会見し「町民や関係者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」と陳謝した。再発防止に向け、町は管理や払い出しへの手順、監査機能強化などを規定した「準公金取扱要領(仮称)」の制定を進める。

 町によると、職員は農林課係長級の40代男性。2020年10月~今年2月、岩手県緑化推進委員会一戸支部の口座から19回にわたり計143万円を横領し、懲戒免職処分となった。全額を返済しており、刑事告訴はしない方針。

 男性が口座の通帳を保管し、印鑑は課長席の引き出しにあった。課長らが不在の時を見計らって印鑑を持ち出し、払戻請求書に押印して横領を繰り返した。

 町は男性を信頼し、業務の担当を1人に任せていたことや、チェック体制の機能不全を原因に挙げた。男性は聴き取りに「町への信頼を大きく裏切ってしまい、深く反省している」と述べたという。



4/22(火) 20:05

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2025年04月16日

年金支給日 特殊詐欺注意を呼びかけ

 年金支給日に、高齢者に特殊詐欺への警戒意識を高めてもらおうと、八戸市の鮫地区防犯協会(髙谷道造会長)は15日、青い森信用金庫鮫支店とマエダストア鮫店前で広報活動を実施した。関係者やさめ保育園の園児らが、年金を受け取りに来た客らに啓発グッズを配布し、注意を呼びかけた。

 青森県の「春の安全・安心まちづくり旬間」(21日~30日)に先がけて開催。県内で特殊詐欺被害が相次いでいることから、高齢者らに防犯意識を高めてもらうことが狙い。

 この日は同支店の安保(あんぽ)竜太郎支店長や、さめ保育園の年中、年長組の園児、八戸警察署員ら約25人が参加。「詐欺に注意してください」のメッセージとともに、来店客らにチラシやポケットティッシュなどの啓発グッズを手渡した。

 年長組の清水暁登(あきと)ちゃん(5)は「自分のおじいちゃんとおばあちゃんにも注意を呼びかけたい」と話していた。

 髙谷会長は「詐欺の被害に遭わないためにも、不審な電話や広告、うまい話には絶対に乗らないようにしてほしい」と強調した。



4/15(火) 16:50

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