きょう正午頃、愛媛県今治市大島でダイビングをしていた10歳の女の子が行方不明になり、その後、死亡が確認されました。
消防や今治海上保安部によりますと、30日正午前、今治市大島の吉海町名駒の沖でダイビングをしていた今治市の10歳の女の子が行方不明になりました。
今治海上保安部の巡視艇2隻が捜索にあたり、女の子はおよそ40分後、沿岸からおよそ10mの海面で浮いているところを救助されましたが、その後、死亡が確認されました。
海上保安部の調べによりますと女の子は、今治市の会社が行う体験スキューバダイビングに参加し、インストラクターと親戚の大人、友人のあわせて4人で午前11時ごろからダイビングをしていました。
開始からおよそ50分後に浮上して、声を上げたあと、海中に沈んだということです。
今治海上保安部は、当時の状況や装備が正しかったかどうかなど原因を調べていく方針です。
きのう、愛媛県今治市大島でダイビングをしていた小学生が行方不明になり、その後、死亡が確認されました。
三宅記者:
「こちらの海でダイビングをしていた女の子が命を落としたということです」
水難事故があったのは今治市大島の吉海町名駒の沖で、きのう正午過ぎ「小学5年生の女の子がダイビング中に行方不明になっている」と親族から消防に通報がありました。
今治海上保安部の巡視艇2隻が捜索にあたったところ、海岸からおよそ10メートル沖の海面に意識がない状態で浮いている女の子を発見し、救助しましたがその後、死亡が確認されました。
亡くなったのは今治市に住む10歳の女の子で、当時、親せきや友人らと一緒に市内のダイビングスクールが行う体験教室に参加していたということです。
今治海上保安部の調べによりますと、女の子はインストラクターや親戚ら4人で午前11時ごろからダイビングをしていて、開始からおよそ50分後に浮上し、声を上げたあと、再び海中に沈み姿が見えなくなったということです。
今治海上保安部が事故の詳しい原因を調べています。
きょうの愛媛県内は35℃以上の猛烈な暑さとなり、新居浜では屋外にいた80代の女性が熱中症とみられる症状で意識不明の重症となっています。きょうは、全国の地点では今年最多の猛暑日を観測。夏休み真っ只中の観光地では…
和氣アナ:
「正午前の道後温泉駅前です。周囲の気温は34℃を超えて暑さ指数も厳重警戒のレベルとなっています。間もなくからくり時計が鳴り始めるんですけれども、その周囲、ほとんど観光客の姿がありません」
きょう、松山の最高気温は33.8℃。県内では今治市大三島で35.7℃、久万で35.4℃、大洲では35.3℃と、猛暑日となりました。
福井から:
妻「気温が高すぎてカラッとなのかムシムシなのかの区別もつかないくらいきょうは暑い」
Q.扇風機も?
夫「そう。やっぱりこれだけは持ってこなアカンなと思って」
寝たきりの夫に、糖尿病の治療に使われるインスリンを注射し殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された59歳の妻を松山地検はきょう傷害の罪で起訴しました。
傷害の罪で起訴されたのは、松山市鉄砲町の無職 田村一美被告(59)です。
起訴状などによりますと田村被告は去年10月3日、自宅で寝たきり状態でヘルパーの介護を受けていた夫の真一さん(57)に、自分の糖尿病の治療に処方されていたインスリンを注射して低血糖性の昏睡状態にしたとされています。
その後、真一さんは回復しましたが、去年別の病気で亡くなりました。
警察はインスリンを打って夫を殺害しようとしたとして、田村被告を殺人未遂の疑いで逮捕・送検していました。
傷害罪での起訴について、松山地検は「証拠関係に照らして」としています。
また検察は、田村被告の認否を明らかにしていません。
きょうは松山で、ことし最高となる36.3℃を観測しました。暑さは、“集中力や判断力を低下”させる要因にもなるため、“車の運転”にも十分な注意が必要です。
ことし、愛媛県内では交通死亡事故が相次いでいます。きのうまでに32人が交通事故で亡くなっていて、去年の同じ時期に比べて8人多くなっています。人口10万人あたりの死者数は2.51人と、依然全国ワーストです。
中村知事は、今月7日に交通死亡事故多発緊急事態宣言を発令し、県内各地では交通安全を呼び掛けています。
しかし、県内ではきのう西条市で軽トラックと自転車がぶつかり、自転車に乗っていた91歳の女性が意識不明の重体となる事故も発生しました。
交通事故を減らしたい、ドライバーたちに呼びかける県内の企業を取材しました。
宇田和正社長:
「朝方、車ではねられたんですよね。あれも休みの前年末やったんですよ」
県内に3店舗を構える釣具店「釣具のフレンド」社長の宇田和正さん。おととしの年末、店の近くで発生した歩行者と車の死亡事故を目の当たりにしました。
宇田さん:
「(翌日に)ここで(交通安全の)旗を降ってたら花束を持って現場に持っていかれてる人がおって、“これは何かしないといけない”と」
日ごろからお客さんに安全運転を呼び掛けているという宇田さん。先週、あるものを店の駐車場に設置しました。
宇田さん:
「(設置は)夏休み入る前くらいですね。夏休み期間中だけ一応置いてます」
2メートル以上はある巨大なゴリラの像、その名も「見守りゴリラ」です。
この「見守りゴリラ」、実はあるジンクスがあるそうで…
宇田さん:
「西条の方に元々はあるんですよ。その西条の方にあるときは(見守りゴリラが)ある時は事故が無いということで“これは交通安全を呼びかけないかんものやな”と 」
店の前は、交通量が多い国道。
宇田さん:
「結構危ない所見とるんですよ。お客さんが出るときとか学校が近くにあるんで、危ないヒヤリハットと言うんですかね。そういうのがあるので」
交通事故を減らすために…
宇田さん:
「“何これ”と言われるのがほとんどで。でもそれだけアピールは出来てるなと感じてます。交通安全のルールの旗とか見かけたらやっぱり思い出してほしい。一時停止、歩行者がいたら止まるという気持ちは皆さん持って欲しいですね」
県警は、夏は
・暑さによる疲れが影響した集中力や判断力の低下
・日中の暑さを避けて夕暮れ時に外出する歩行者の増加
が、交通事故の発生要因に影響しているとして、ドライバーにこまめな休憩をとるなどしながら、常に緊張感を持った運転をするよう、呼び掛けています。
新居浜海上保安署は、愛媛県の海域で県の許可を得ていないにもかかわらず潜水器漁業を行い、ナマコを密漁したとして、今治市などに住む親子ら4人を漁業法違反の疑いで逮捕、送検しました。
漁業法違反で逮捕、送検されたのは今治市の無職・友崎留弘容疑者(64)、友崎容疑者の息子で新居浜市の自営業・友崎晶太容疑者(41)ら男女4人です。
友崎容疑者ら4人は、共謀のうえ、ことし3月9日の夕方から深夜にかけて、四国中央市沖で、県知事の許可を受けていないにもかかわらずナマコ約485キロを捕った密漁の疑いがもたれています。
調べに対し、4人は概ね容疑を認めていて、船の所有者である友崎晶太容疑者は「密漁のために船を買った」という趣旨の供述をしているということです。
密漁したナマコは県内の水産会社に卸していたということです。
新居浜海上保安署は事件の詳細を捜査しています。
(写真:新居浜海上保安署 提供)
夏休みに入り川遊びをしていた人が命を落とす事故が、愛媛県内で相次いでいます。子どもたちが水の事故に遭わないために、川や海の危険性について学ぶ教室が松山市で開かれました。
スタッフ:
「みんな溺れたり、本当ひどい時にはみんなの大事な命が無くなることもあります」
きょう松山市の堀江港近くで行われた水の事故防止教室。堀江保育園の子どもたちおよそ30人が参加しました。
紙芝居:
「1つ目は子どもたちだけで海や川へは行かない。行くときには大人の人と一緒に行ってください」
教室では初めに松山西警察署の職員が水の事故をテーマにした紙芝居を読み聞かせ、子どもたちと“危険なところへは近寄らない”ことなど3つの約束をしました。
四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツに所属する選手が、酒気帯び運転をしたとして検挙されました。球団は今後、厳正に処分するとしています。
球団によりますときょう未明、愛媛マンダリンパイレーツに所属している選手1人が、松山市内で酒気を帯びた状態で車を運転したとして検挙されました。
選手は球団の聞き取りに対し「帰宅中にパトロール中のパトカーに止められた」と話しているということです。第三者への被害は確認されていません。
球団は「関係者の皆様をはじめ、応援してくださるファンの皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントした上で、事実関係の確認が終わり次第、この選手への厳正な処分を行うとしています。
愛媛県内の河川で死亡事故が相次いだことを受け、県の担当者が注意を呼びかけました。
久万高原町中黒岩の仁淀川です。今月20日、この場所で川遊びをしていた、松山市の20代と30代の男性が死亡。
またこの日は、西条市の加茂川でも男性1人が亡くなりました。
愛媛県土木部 河川港湾局河川課 山本裕之主幹:
「危険なところには近づかないということが大事かなと思います。やっぱり安全な場所で遊んでいただきたい」
愛媛県河川課の山本主幹です。
相次ぐ死亡事故を受け、きょう仁淀川の現場で危険か所や注意点などについて説明しました。
事故が起きた、川と川の合流地点。流れが強まり、複雑になる場所です。
また川が蛇行する場所では、カーブの外側が深くなったり流れが速くなったりするため、特に注意が必要だということです。
山本主幹:
「やはりライフジャケットは着用していただきたい。もしペットボトルがあれば少し水を入れていただいて投げるとか、浮くものを投げてしがみついてもらう」
県は、川で遊ぶ時には子どもだけではなく大人も十分に注意して安全に楽しんで欲しいと呼びかけています。
きょう県内では久万高原町と西条市で水の事故が相次ぎ、20代と30代の男性、3人が死亡しました。
きょう午後、久万高原町中黒岩の仁淀川で、川遊びをしていた松山市の男性会社員2人が死亡しました。
死亡したのは松山市の会社員永瀬遥稀さん(25)と二階堂将逸さん(31)です。
久万高原警察署の調べによりますと、2人は会社の同僚ら10数人で現地を訪れ川遊びなどをしていましたが、午後2時過ぎ、永瀬さんが川に流され助けようとした二階堂さんも行方不明となったということです。
2人は、50メートルほど下流の水深およそ5メートルの川底で警察の捜索隊に発見され救助されましたが既に死亡していました。
また、きょう午後1時すぎ、西条市の加茂川トリム公園近くを流れる加茂川でも男性がおぼれ、通報を受け駆け付けた消防が、通報のおよそ40分後に男性を陸に引き上げましたが、男性は心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認されました。
亡くなったのは松山市の会社員梅岡陽登さん(27)で、梅岡さんは友人2人と来ていたということです。
消防によると、梅岡さんが見つかった場所は水深3メートルだったということです。
加茂川近くでアウトドアショップを営む男性はきょうの加茂川について「いつもより川が増水していて流れも速かった」と話していました。
警察は事故の原因を調べています。
今月14日、徳島自動車道でトラックと高速バスが正面衝突した事故で、亡くなったトラック運転手と乗客はいずれも愛媛県在住であることが分かりました。
警察によりますと亡くなったのは西条市大町のトラック運転手泉本浩平さん(55歳)と高速バスに乗っていた松山市北久米町の56歳の女性です。
今月14日午後0時半ごろ、徳島県阿波市の徳島自動車道でトラックと高速バスが正面衝突し炎上したこの事故では、亡くなった2人のほかにあわせて12人が重軽傷を負っています。
泉本さんが運転していたトラックは徳島県から重機を積んで四国中央市の会社に戻っていて、女性の乗った高速バスは松山市から神戸市向かう途中でした。
事故のあった現場は片側1車線の対面通行区間で、警察は事故の直前にトラックのタイヤが何らかの原因でバーストした可能性があるとみて、事故の詳しい原因を調べています。
徳島自動車道で高速バスとトラックが衝突して、乗客とトラックの運転手の2人が亡くなった事故から4日後のきのう、今度は宇和島市の高速道路で片側一車線の区間を走っていたトラックが軽乗用車と衝突し、軽乗用車を運転していた男性が亡くなりました。
相次ぐ高速道路の対面通行区間での死亡事故。長距離移動が多くなる夏休みにを迎え、気をつけるべきポイントとは。
キーワードは「スピード」です。
きのう午後4時頃、宇和島市の松山自動車道・新松尾トンネル内で、トラックと軽乗用車が衝突する事故がありました。
この事故で、軽乗用車を運転していた愛南町の団体職員平山輝高さん(55)が頭などを強く打ち、市内の病院に搬送されましたが、脳挫傷で死亡しました。
こちらは今朝、事故現場となったトンネルを通行した際の映像です。中央はポールで等間隔に区切られていますが、ワイヤーロープなどはありません。
きのう夕方、愛媛県松山市で普通乗用車とバイクが衝突する事故がありました。バイクに乗っていた20歳の専門学校生が意識不明の重体です。
16日午後5時前、松山市大可賀3丁目の県道交差点で、右折中の普通乗用車と対向車線を直進してきたバイクが衝突しました。
この事故でバイクに乗っていた市内の専門学校生津吉風輝さん(20)が全身を強く打ち、市内の病院に運ばれましたが意識不明の重体となっています。
現場は、片側2車線の信号機のある見通しの良い交差点です。
警察は普通乗用車を運転していた市内に住む40代の女性から話を聞くなどしていて、詳しい事故の原因を調べています。
県内で交通死亡事故が相次いでいることを受け、県は今月7日から「死亡事故多発緊急事態宣言」を発令していて、きのうはその最終日でした。
この事故を受け、中村知事はきょうの定例記者会見で宣言を10日間延長することを発表しました。
中村知事は、交通事故防止の流れを確かにするため延長を決めたとし、引き続き県民に安全運転を呼びかけました。
さらにきょう午後4時頃、宇和島市の松山自動車道 新松尾トンネル内で、トラックと軽乗用車が衝突する事故がありました。
この事故で、軽乗用車を運転していた男性が重体とみられるということです。