児童ポルノ動画を不特定多数に提供するなどした疑いで、小学校の教諭が逮捕されました。
児童買春・児童ポルノ法違反の疑いなどで逮捕されたのは、東京都内の公立小学校・教諭川越 優一容疑者 29歳です。警察によりますと2024年9月、川越容疑者がSNSに、児童ポルノ動画を販売する旨の書き込みをしていたところを、サイバーパトロール中だった捜査員が発見。
客を装い動画を購入したところ、18歳未満の裸の男の子が映っていたということです。川越容疑者は「男の子の裸に興味があり、売ったらお金になると知ったから」と容疑を認めているということです。県警は、動画を入手した経路などについて捜査を進めています。
奈良市に住む60代の男性が現金あわせて9400万円あまりをだまし取られるSNS型投資詐欺の被害にあいました。
県警によりますと60代の男性は2025年5月、YouTubeで広告をクリックしたところLINEグループに招待されました。そして、著名な作家を名乗る人物から、「AIによる株式投資がある。確実にもうけることができる」などと言われたといいます。
それを信じた男性は、7月中旬から1カ月の間に、6回にわたって指定された口座に、現金あわせて9400万円あまりを振り込んだということです。
県警では、「絶対に儲かる投資はない。知らない人、知らない会社にお金を振り込ませるのは詐欺です」と呼びかけています。
敬老の日を前に天理小学校の児童が祖父母などに向けて特殊詐欺の被害にあわないよう手紙を送りました。
この特別授業は、天理小学校の1年生と2年生を対象に行われました。2年生のクラスではまず、天理警察署の警察官がニセ警察官による特殊詐欺などが多発していて「お年寄りがたくさんのお金をだまし取られている」と話しました。
警察によりますと今年県内では8月末までに214件の特殊詐欺の被害が発生しており被害額は、あわせておよそ14億850万円にのぼるということです。
この後、子どもたちは、おじいさんやおばあさんなどに宛ててはがきに日頃の感謝の気持ちとともに特殊詐欺への注意を促すメッセージを書き込みました。
【児童は】
「いつも行った時にカレーを作ってくれてありがとうとか大好きだよとか詐欺に遭わないでねって書いた」「ニセ警察官だまされない」
子どもたちは書き終えると早速、ポストに投函しました。
「詐欺に気をつけてね!」
観光客などを狙った連続すり事件で、警察は9日、窃盗の疑いで中国国籍の男を逮捕しました。
警察によりますと中国国籍のティエン・ホンボー容疑者41歳は、2025年6月から7月にかけて奈良市内の商店街などで財布を盗んだ疑いがもたれており、盗んだ現金は3件であわせて約18万6500円だといいます。被害者はいずれも落とし物として警察に相談しており、防犯カメラの映像などを調べたところ、犯行が明らかになりました。ティエン容疑者は「日本人は防犯意識が低くすりがしやすいので、生活費を稼ぐために何度もすりをしていました」と容疑を認めているといい、警察は今後余罪や共犯について調べを進めることにしています。警察は観光地など人が多く集まる場所はカバンから財布を抜き取るすりの被害が懸念されるとして、貴重品を入れたカバンは体の前で抱える。
また、注意力が散漫になる「歩きスマホ」などをさけるよう注意を呼びかけています。