相手が16歳未満と知りながら わいせつな画像を要求したとして熊本県球磨村の教育委員会の職員が懲戒免職処分となったことを受けて、保護者説明会が開かれました。
【写真を見る】「子どもに何と説明したら・・・」保護者説明会で戸惑いの声 「わいせつ画像要求」での懲戒免職 詳細明かされず 熊本県球磨村教委
村の教育委員会による説明会は、10月21日の午後7時から球磨村の学校で開かれました。
教育委員会によりますと、会計年度任用職員の40代男性は、去年5月から7月ごろにかけて、相手が16歳未満と知りながら、スマートフォンでわいせつな言葉を複数回送信し、性的な画像を要求して送信させていたということです。
関係者によりますと、21日の説明会には約40人の保護者が参加しました。
教育委員会から詳しい説明はなく、参加した保護者からは「子どもに何と説明したらいいのか分からない」と戸惑う声や、子どもたちのケアを心配する意見が出たということです。
説明会に参加した保護者「もう二度とこのようなことがないように。もちろん子どもたちにも、SNSやスマホの取り扱いは十分注意しながら、学校・教職員・保護者と一丸となってやっていかなければならないと思う」
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コメ農家に侵入し、白米約500gを盗んだとして、農家の手伝いだった40歳の男が逮捕されました。
警察の調べに対し、男は「お金がなく食べるために盗んだ」と容疑を認めているということです。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、熊本県宇城市松橋町に住む無職の男(40)です。
男は今年7月29日から30日の間に、宇城市小川町でコメ農家を営む69歳の男性の家に侵入し、台所にあった30kgの米袋から白米約500g(時価500円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
コメ農家の男性が8月、「自宅の防犯カメラに台所から米を盗む男の様子が映っていた」と警察に被害を届け出ていました。
警察によりますと、男は数か月前までこの男性の農作業を手伝っていたといい、男性の自宅に入ったこともあったそうです。
現場周辺では米などの食料品が盗まれたという被害の相談があり、警察が関連の有無を調べています。
今年1月、客だった女性から売掛金を脅し取ろうとしたとして逮捕されていたホストクラブ従業員の男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。
10月16日付で不起訴処分となったのは、ホストクラブ従業員の男性(23)です。
男性は今年1月、熊本市中央区下通の路上で、以前客だった30代の女性に偶然出くわした際、「飲みに行く金があるなら売掛金を払え」「警察を呼んだら、お前が捕まるぞ」などと言って、現金を脅し取ろうとした疑いで9月に逮捕されていました。
逮捕当時、男性は「金を要求したのは間違いないが、脅しの言葉を言ったかは覚えていない」と容疑を一部否認していました。
熊本地検は、不起訴の理由を明らかにできないとしています。
今年9月、熊本県水俣市の住宅で窓ガラスを割って住人を脅し現金を奪ったとして緊急逮捕されていた40代の男性について、熊本地方検察庁は、不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは、住所不定・職業不詳の43歳の男性です。
男性は9月28日、水俣市の住宅で、窓ガラスをバールで割るなどして、親族の60代の女性を脅し現金5万円を奪った疑いで、緊急逮捕されていました。
逮捕当時、男性は、容疑を否認していました。
熊本地検は、逮捕容疑の「強盗」から「恐喝」に切り替えて調べを進めていましたが、男性を不起訴処分としました。
処分の理由については明らかにできないとしています。
先月(9月)、熊本県菊陽町の温泉施設にあるサウナで、面識のない男性の体を触る わいせつな行為をしたとして逮捕されていた、自称・私立学校職員の男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。
今日(10月21日)付で不起訴処分となったのは、自称・私立学校職員の50代の男性です。男性は9月、客として訪れていた菊陽町にある温泉施設のサウナで、面識のない男性客(30代)の体を触る わいせつな行為をした疑いで、現行犯逮捕されていました。
逮捕当時、警察の調べに男性は「性的欲求があり我慢できなくなり触った」と容疑を認めていたということです。
熊本地検は、不起訴の理由を明らかにしていません。
陸上自衛隊の健軍駐屯地所属の自衛官が、30代女性への不同意わいせつの疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは合志市豊岡に住む自衛官、上田浩介容疑者(52)です。
上田容疑者は、今年8月、仕事で自宅を訪れた女性に無理やりキスなどをした疑いが持たれています。
先月(9月)、女性の上司から「部下が顧客から無理やりわいせつな行為をされた」と警察に通報がありました。
警察によりますと、現場は上田容疑者が家族と住む家で、女性は仕事で訪れた際に被害にあったということす。
警察の取り調べに「いい雰囲気になったと思ったので、抱きついてキスをした。その他の行為については何のことを言っているのかわからない」と容疑を否認しています。
陸上自衛隊西部方面総監部は、「服務指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしました。
熊本県球磨村の教育委員会の職員が、16歳未満を相手に、わいせつ画像を要求したなどとして、懲戒免職処分となりました。
今日(10月21日)付けで懲戒免職となったのは、球磨村教育委員会に所属する40代の会計年度任用職員の男性です。
村の教育委員会によりますと、この職員は今年5月から7月ごろにかけて、相手が16歳未満と知りながら、スマートフォンからわいせつな言葉を複数回送信し、性的な画像も要求しました。
10月に入って被害者から訴えがあり、発覚しました。
職員は行為を認めた上で「とても反省している」と話しているということですが、村は職員の名前や年齢、被害者の性別、2人の接点など詳細を明らかにしていません。
今夜、村に唯一ある学校で保護者説明会が開かれる予定です。
20日夜、熊本県菊池市の県道で、70代の男性が乗用車にはねられ、重体となっています。
【写真を見る】事故現場の県道交差点/はねた車には損傷が…
午後6時半ごろ、菊池市泗水町田島の県道交差点で、合志市方面から、菊池市方面に直進していた乗用車が、近くに住む古市光さん(74)をはねました。
古市さんは、病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
現場は、見通しのよい信号のない交差点で、警察の聞き取りに乗用車を運転していた男性は「ばーんと音がして気付いた」と話しているということです。
警察は付近の防犯カメラなどから当時の詳しい状況を調べています。
今日(17日)夜、熊本市で、刃物を使って脅迫したとして70代の男が現行犯逮捕されました。
【写真を見る】現場付近に集まるパトカー、救急車も 近くには熊本最大のバスターミナル
暴力行為等処罰法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、住所不詳の79歳の男です。
警察によりますと、男は、今日(17日)午後7時30分ごろ、熊本市中央区辛島町の公園で、35歳の男性に、はさみを示して脅迫した疑いです。
RKK熊本放送の情報カメラには、事件現場の公園付近に複数台のパトカーが集まり、警察に連行される人物の姿が映っていました。
救急車で病院に運ばれた人はいないということです。
現場は、熊本最大のバスターミナルである「桜町バスターミナル」の道向かいにある公園です。
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面識のある女性の車にGPS機能を持たせたスマートフォンを取り付け、ストーカー行為をしたとして、30代の男が逮捕されました。
【写真を見る】ストーカーの傾向・手口・対策
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区八反田に住む自称・派遣社員の男(37)です。
男は今年6月から9月ごろの間に、20代の知人女性の車に、位置情報の分かるアプリを入れたスマートフォンを隠し、女性の居場所を把握するストーカー行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、この女性が9月下旬、車の外側の隙間に取り付けられたスマホを発見して警察に相談していました。
警察がスマホの解析などをし、この男の犯行と特定したということです。
男は警察の調べに「女性のことが好きで、行動を知りたいという気持ちを抑えきれなかった」と容疑を認めているということです。
警察は、男の自宅から、21台のスマホとタブレット端末などを押収していて、男に余罪があると見て捜査を進めています。
■ストーカーの傾向・手口・対策
ストーカー規制法では、GPS機器などを使って相手の承諾を得ずに位置情報を取得すること、または承諾を得ずに相手の所持する物に機器などを取り付ける行為を違法としています。
2021年の法改正でこうした行為が規制対象になって以降、相談などの件数は増えています。
21年152件・22年404件・23年486件・24年513件
警察は対策の一部として
・普段使っている自動車やカバンなどをこまめに点検する
・身に覚えのない機器が見つかった場合は、すぐに警察に相談
などを呼びかけています。
女性の同意がないままわいせつな行為をした罪に問われているパキスタン国籍の男の初公判で、男は起訴内容を否認しました。
不同意わいせつの罪に問われているのは、パキスタン国籍で飲食店経営の自称「アリババ」、本名=モハマド・エーサン被告(61)です。
起訴状などによりますと、エーサン被告は今年5月、熊本市中央区と西区で、それぞれ初対面の女性2人(30代、20代)の胸を触ったり、抱きついたりした罪に問われています。
10月17日の初公判でエーサン被告は「酒に酔っている女性が自分に抱きついたが、わいせつな行為はしていない」などと起訴内容を否認し、弁護側も無罪を主張しています。
次回の裁判は12月17日で、被害を訴える女性への証人尋問が予定されています。
17日夜、熊本市中央区の公園で、刃物を示し脅迫したとして70代の男が現行犯逮捕されました。
【写真を見る】現場付近に集まるパトカー、救急車も 近くには熊本最大のバスターミナル
警察によりますと、17日午後7時半ごろ、熊本市中央区の辛島公園で、35歳の男性から「来てください。今、取り押えています。刃物を持っています」と110番通報がありました。
警察が現場にかけつけ、住所不詳の79歳の男を暴力行為等処罰法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
警察によりますと、男には、はさみを示して脅迫した疑いが持たれていますが、その動機など詳しい内容は分かっていません。
RKK熊本放送の情報カメラには、何台ものパトカーが集まる様子が映っていて、警察は「複数の被害者を出さないため、できるだけ多くの警察官を現場に向かわせた」と話しています。
同じく、情報カメラには、警察へ連行される人物の姿も映っていました。
この事件で救急車で病院に運ばれた人はいないということです。
現場は、熊本最大のバスターミナルである「桜町バスターミナル」の道向かいにある公園です。
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同じ障害者就労施設で働いていた女性に暴行し死亡させたとして罪に問われている男の裁判員裁判で、検察側が懲役8年を求刑しました。
【写真を見る】71歳女性を死亡させた男の裁判 精神障害の影響を争点に 弁護側は無罪主張 検察側は懲役8年求刑
一方の弁護側は無罪を主張しています。
この裁判は、熊本市東区に住む早瀬真吾被告(43)が、去年4月、東区月出のアパートで、交際していた木下春千代さん(当時71)に殴ったり蹴ったりの暴行を加え、死亡させたとして傷害致死の罪に問われているものです。
また、木下さんを死亡させた後、木下さんのキャッシュカードで現金約20万円をおろし、盗んだとされています。
早瀬被告は起訴内容を認めていますが、弁護側は「早瀬被告に精神障害があり、自身でコントロールできないまま犯行に至った」として、無罪を主張しています。
一方、検察側は「早瀬被告は、事件の前に何度も木下さんに暴行していて、その際、体にできたあざを隠すため長袖を着るよう木下さんに指示していた。精神障害の影響は著しいとは言えない」として懲役8年を求刑しました。
判決は10月21日に言い渡されます。
熊本市内のコンビニエンスストアで、強盗に対応する訓練が行われました。
事件が多くなることが懸念される年末を見据え、熊本南警察署と地域の防犯協会が主催したものです。
【写真を見る】コンビニ強盗、詐欺「冷静に対応できるように」 店員が対応訓練 熊本
大手コンビニチェーン4社の従業員、約20人が参加しました。
訓練の様子「出せ!出せ!お前出せるだろ!」
熊本県内では、今年6月に宇城市のコンビニに刃物を持った男が押し入り、現金10万円を奪う強盗事件が起きていて、参加者は「身の回りで起きる恐れがあること」として、訓練にあたっていました。
参加したコンビニ店員「もしこういう状況になっても、冷静に対応できるようにしたい」
また、今年県内で過去最多の7億円を超える被害が報告されている「電話で『お金』詐欺」(特殊詐欺)についての訓練も実施されました。
県内のコンビニではギフトカードを購入するよう誘導され、だまし取られる事件もあったため、被害が出る前に客に思いとどまらせるよう説得する対応を確認しました。
熊本南警察署 生活安全課 多久博章課長「身の安全を図るためには遠慮なく警察に相談、110番通報をして頼ってほしい。すぐに駆け付けたい」
ホストクラブの売掛金を返済させるため、女性から金品を脅し取ったとして、ホストだった男が逮捕されました。
恐喝の疑いで逮捕されたのは、熊本市中央区上通町の無職、岩本大志郎容疑者(25)です。
ホストだった岩本容疑者は今年4月、ホストクラブに客として訪れていた専門学校生の女性(19)に、売掛金の返済が滞っているとして「逃げるなよ、逃げたら許さんけんね」「いくとこまでいくけんね」などと、呼び出してまたはSNSで脅し、2000円分の電子マネーを送金させた疑いが持たれています。
警察によりますと被害女性は、去年10月から今年4月にかけて、多い時には月20回ほど この店を訪れていたといい、最大で80万円ほどの売掛金が残っていました。
警察の調べに岩本容疑者は「払ってくれなかったため言い方が強くなった」と容疑を認めているということです。
警察は、岩本容疑者の周辺で同じような被害がないか調べています。
自衛隊の官用車を不適切に使用したなどとして、西部方面警務隊に所属する50代の幹部自衛官が減給の懲戒処分です。
減給10分の1、1か月の処分を受けたのは、陸上自衛隊西部方面警務隊本部の50代の幹部自衛官です。
健軍駐屯地司令業務室によりますと、この幹部自衛官は2022年ごろ、訓練のため演習場に行く際に、自衛隊の官用車を自宅近くまで、あわせて4回、迎えに呼び寄せていました。
また、この幹部自衛官はフレックス制度に沿った働き方をしていましたが、制度に必要な手続きや申告を怠っていました。
「いずれも規則違反に当たらないと思っていた」と話しているということです。
知人女性の車にGPS機能を持たせたスマートフォンを取り付け、ストーカー行為をしたとして、30代の男が逮捕されました。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区八反田に住む自称・派遣社員の男(37)です。
男は今年6月から9月ごろの間に、20代の知人女性の車にGPS機能を持たせたスマートフォンを取り付け、女性の居場所を把握するストーカー行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、この女性が9月、車に取り付けられたスマホを発見して警察に相談していました。
警察がスマホの解析などをしたところ、この男のものと判明したということです。
男は警察の調べに「女性のことが好きで、行動を知りたいという気持ちを抑えきれなかった」と容疑を認めているということです。
警察は、男の自宅から、21台のスマホと3台のタブレット端末を押収していて、男に余罪があると見て捜査を進めています。
知人女性の車にGPS機能を持たせたスマートフォンを取り付け、ストーカー行為をしたとして、30代の男が逮捕されました。
【写真を見る】押収された21台のスマホ、3台のタブレット端末
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区八反田に住む自称・派遣社員の男(37)です。
男は今年6月から9月ごろの間に、20代の知人女性の車にGPS機能を持たせたスマートフォンを取り付け、女性の居場所を把握するストーカー行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、この女性が9月、車に取り付けられたスマホを発見して警察に相談していました。
警察がスマホの解析などをしたところ、この男のものと判明したということです。
男は警察の調べに「女性のことが好きで、行動を知りたいという気持ちを抑えきれなかった」と容疑を認めているということです。
警察は、男の自宅から、21台のスマホと3台のタブレット端末を押収していて、男に余罪があると見て捜査を進めています。
70代の女性から現金580万円をだましとったとして、福岡市の男が逮捕されました。男は「受け子」と見られています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区板付の無職、和田裕斗容疑者(27)です。
和田容疑者は、今年5月に何者かと共謀し、熊本県芦北町に住む女性に、息子を装って「脱税をしていた、このままでは訴訟になる」「現金が必要で、代わりに行く人に現金を渡してもらいたい」などと嘘を言い、現金580万円をだまし取った疑いが持たれています。
女性が息子に確認したことで事件が発覚し、息子が警察に通報しました。
警察によりますと、和田容疑者は、女性の家に現金を受け取りに行ったいわゆる「受け子」で、今年5月に同様の容疑で他県で逮捕されていました。
警察の取り調べに対して、和田容疑者は「受け子をして現金をだまし取ったことに間違いない」と容疑を認めているということです。
熊本県天草市の建設現場で、コンクリート製の資材に挟まれた男性作業員が死亡しました。
【写真を見る】男性が挟まれた事故現場 天草市本渡
今日(14日)午前8時45分ごろ、天草市本渡町で、商業施設の建設現場から「20代の男性が挟まれ意識が朦朧としている」と119番通報がありました。
挟まれたのは、作業員の山下拓哉さん(26)で、消防が駆け付けたとき、意識がなく、その後、ドクターヘリで熊本市内の病院に運ばれました。
警察の発表によりますと、山下さんはその後、午後8時40分過ぎに運ばれた病院で死亡が確認されたということです。
山下さんは当時、別の作業員2人とパワーショベルを使って重さ約1トンのコンクリート製の枡を地中の穴に設置する作業をしていて、穴の中にいた山下さんが、枡を吊り下げる金具を調整していたところ、パワーショベルのアームが動き、山下さんが穴の壁とブロックに挟まれたとみられています。
警察が、関係者に話を聞くなどして当時の状況を調べています。
熊本県天草市の建設現場で男性作業員がコンクリート製の資材に挟まれ、意識不明の重体です。
【写真を見る】男性が挟まれた事故現場 天草市本渡
今日(14日)午前8時45分ごろ、天草市本渡町で、商業施設の建設現場から「20代の男性が挟まれ意識が朦朧としている」と119番通報がありました。
挟まれたのは、作業員の山下拓哉さん(26)で、消防が駆け付けたとき、意識がなく、その後、ドクターヘリで熊本市内の病院に運ばれました。
警察によりますと、山下さんは当時、別の作業員2人とパワーショベルを使って重さ約1トンのコンクリート製の枡を地中の穴に設置する作業をしていたということです。
穴の中にいた山下さんが、枡を吊り下げる金具を調整していたところ、パワーショベルのアームが動き、山下さんが穴の壁とブロックに挟まれたとみられています。
警察が、関係者に話を聞くなどして当時の状況を調べています。
同じ障害者施設に通う女性に暴行を加えて死亡させた罪などに問われている男の裁判員裁判が熊本地方裁判所で始まりました。
【写真を見る】同僚女性への傷害致死 被告は起訴内容認めるも弁護側は無罪主張 熊本地裁
男は起訴内容を認める一方、弁護側は無罪を主張しました。
傷害致死の罪などに問われているのは、熊本市東区長嶺南の早瀬真吾被告(43)です。
起訴状などによりますと、早瀬被告は去年4月、熊本市東区月出のアパートで、この部屋に住む木下春千代さん(当時71)に暴行を加え、死亡させた罪などに問われています。
今日(14日)の初公判で、早瀬被告は「間違いありません」と起訴内容を認めましたが、弁護側は「早瀬被告には精神障害があり責任能力がない」として無罪を主張しました。
判決は21日の予定です。
12日夕方、自宅敷地内で88歳の男性が車にはねられ、意識不明の重体です。
事故があったのは、熊本県宇城市松橋町の田中利幸さん(88)の自宅敷地内です。
警察によりますと、12日午後5時40分ごろ、敷地内を歩いていた田中さんは、孫の女性(38)が運転する普通乗用車にはねられたということです。
田中さんは頭を強く打ち、病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
孫の女性は、親族を送迎したあと、車をバックさせて敷地の外に出ようとしていた時に、押し倒すかたちで、田中さんに接触しました。
女性は、警察の調べに「気付かなかった」と話しているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。
10月10日、熊本市で軽乗用車と大型バイクが衝突し、大型バイクに乗っていた男性が死亡しました。
【写真を見る】事故直後の現場では、警察官が作業している ドアが凹んだ軽乗用車も
10日午前6時20分ごろ、熊本市西区池上町の県道、通称・西廻りバイパスで「車とバイクの事故です」と目撃者から110番通報がありました。
警察によりますと、熊本市西区谷尾崎方面から右折していた軽乗用車と谷尾崎方面へ直進していた大型バイクが衝突したということです。
消防によりますと、大型バイクに乗っていた男性は意識不明のまま病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
死亡したのは、熊本市西区城山半田に住む会社員、安洪飞さん(45)です。
警察は、軽乗用車を運転していた29歳の女性に話を聞くなどして、当時の状況について調べています。
客に販売した車の売上金を着服したなどとして、中古車販売店の元店長の男が再逮捕されました。
業務上横領と背任の疑いで再逮捕されたのは、熊本県益城町古閑の無職、杉野健一容疑者(53)です。
杉野容疑者は去年11月から今年5月にかけて、当時店長を務めていた熊本市東区の中古車販売店で、客に販売した車2台分の売上115万円を横領するなどした疑いが持たれています。
今年9月2日に店から相談を受けた警察が捜査を進めていました。
杉野容疑者は警察の調べに「間違いない」と容疑を認めているということです。
杉野容疑者は今年9月、路上で60代の女性のバッグを盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕されていました。
警察によりますと、杉野容疑者は熊本県警の元巡査部長で、2012年からこの会社で働いていました。
経営するクリニックで医療ミスを犯し、50代の女性患者を死亡させたとして医師が罪に問われている裁判で、死亡した女性の長女がその無念を訴えました。
【写真を見る】業務上過失致死罪に問われる下田被告 クリニックのHPなど
死亡した女性の長女(30代)「急変した後の対応がきちんとなされていたら、母は一命をとりとめていたと思うと悔しくてたまりません」
当時56歳だった女性は2020年5月、腰痛の治療に訪れた熊本市南区城南町のクリニックで死亡しました。
この事件をめぐり、死亡の原因は医療ミスとして、クリニックの院長で医師の下田幸嗣被告(68)が業務上過失致死の罪に問われています。
■「なぜ母が命を落とさなければならなかったのか」
検察は10月9日の裁判で「腰に麻酔の注射を打った後、女性が激しい痛みを訴えた際、血圧や脈拍をチェックせずに複数の鎮痛剤などを投与した」こと、さらに「状況が深刻になってもすぐに救急要請をしなかった」ことを指摘し、下田被告に禁錮1年6か月を求刑しました。
一方、死亡した女性の長女は被害者参加制度を使って法廷に立ち、被告に「なぜ母が命を落とさなければならなかったのか」と訴えました。
死亡した女性の長女(30代)「ずさんな医療や医師の傲慢さが引き起こした事件。今後二度とないように、医師にはもう一度、医療について考えてほしい」
一方、弁護側は起訴内容をおおよそ認めたうえで「症状の改善を試みていて、放置した訳ではない」として執行猶予付きの判決を求めました。
判決は11月28日に言い渡される予定です。
10月8日夜、熊本市で、60代くらいとみられる男性が軽乗用車にはねられ、意識不明の重体です。
記者「男性は道路中央付近で軽乗用車にはねられ、10mほど離れたところまで飛ばされたとみられています」
午後8時半ごろ、熊本市東区渡鹿の県道で「車と歩行者の交通事故です」と、近くにいた人から119番通報がありました。
この事故で、60代くらいとみられる歩行者の男性が頭を強く打ち、病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
現場は片側一車線の直線道路で、横断歩道はありませんが、男性は当時、道路を渡っていたとみられています。
軽乗用車を運転していた20代の男性は、警察の任意の調べに「衝突する直前に人がいることに気がついた」と話しているということです。
警察は男性の身元の特定を進めるとともに、当時の状況を調べています。
熊本市の男性職員が、女性職員にセクハラ行為をしたとして減給10分の1、3か月の懲戒処分を受けました。
市によりますと男性職員は今年4月以降、業務後に女性職員にセクハラ発言や身体の一部を触ったということです。
被害にあった女性職員から人事課に相談があり明らかになりました。
市の聞き取りに男性職員は「身体的負担を発生させたことは大変申し訳ない」と事実関係を認めた上で「日頃のコミュニケーションの一環だった」と話しています。
また、この他にも、健康福祉局に所属する59歳の男性主任主事は、申請書類の処理を放置して給付できなかったとして、減給10分の1、3か月の懲戒処分を受けています。