農業用ハウスから銅線が相次いで盗まれている福岡県八女市などで、今年さらに6件の被害があったことが1日、わかりました。
警察が確認している被害はこれで今年13件になります。
八女警察署によりますと、八女市立花町と広川町では今年に入り、果物や野菜を栽培する農業用ハウスから銅線入りの電照用配線が相次いで盗まれています。
7月31日の時点で7件の被害が確認されていましたが、さらに6件の被害が判明したということです。
盗まれたのは4メートルから20メートルの銅線だということです。
いずれも不審人物などの目撃情報はありませんが、警察は犯行に車が使われた疑いもあるとみています。
警察は連続窃盗事件として捜査を進めるとともに、パトロールなどを強化し、戸締まりなどの対策を呼びかけています。
山口県の高速道路を走行中の普通乗用車が飛び出してきた熊と衝突する事故がありました。
31日午後6時半すぎ、山口市の中国自動車道上り線で普通乗用車を運転していた男性から「熊と衝突した」と110番通報がありました。
運転手の男性によると中央分離帯から飛び出してきた熊と衝突して車は大破し、男性運転手は左手首にすり傷を負ったということです。
熊は中央分離帯付近にうずくまっていて、現在、警察は熊を刺激しないように距離を取って動きを監視しているということです。
この事故の影響で中国自動車道は上下線で通行止めとなっていて夜明けを待って山口市などが対応を行うということです。
31日午後、福岡県朝倉市の筑後川で74歳の男性が流され、その後救助されましたが、死亡が確認されました。
31日午後2時すぎ、朝倉市杷木古賀を流れる筑後川で「高齢の男性がおぼれている。岸に上げて心臓マッサージ中だ」と119番通報がありました。
警察によりますとおぼれたのは市内に住む74歳の無職の男性で、病院に運ばれ手当てを受けていましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。
男性は1人でアユ釣りに来ていたとみられていて、下流で釣りをしていた男性が流された男性を発見し、救助したということです。
警察と消防は、男性が流された状況などを詳しく調べることにしています。
山口県の高速道路を走行中の普通乗用車が飛び出してきたクマと衝突する事故がありました。
31日午後6時半すぎ、山口市の中国自動車道上り線で普通乗用車を運転していた男性から「クマと衝突した」と110番通報がありました。
運転手の男性によると中央分離帯から飛び出してきたクマと衝突して車は大破し、男性運転手は左手首にすり傷を負ったということです。
クマは中央分離帯付近にうずくまっていて、現在、警察はクマを刺激しないように距離を取って動きを監視しているということです。
この事故の影響で中国自動車道は上下線で通行止めとなっていて夜明けを待って山口市などが対応を行うということです。
韓国から仕入れた化粧品などをインターネットで販売し、その収入を隠したまま生活保護費550万円あまりを不正に受給した疑いで福岡県北九州市の無職の女が7月31日、逮捕されました。
生活保護法違反の疑いで逮捕されたのは北九州市小倉北区の無職、河野由莉容疑者(40)です。
警察によりますと河野容疑者は2022年2月から2024年9月にかけて、韓国から化粧品やせっけんなどを仕入れてインターネットで販売し、約71万円の収入があったにもかかわらず、福祉事務所に届け出ず、生活保護費を不正に受給した疑いです。
不正受給した額は2024年9月までの2年半で計555万4600円に上ります。
調べに対し河野容疑者は「韓国から化粧品を買って売っていたのは間違いなく、収入も得た。ただ利益が出ていないので申請していない」などと話し、容疑を否認しているということです。
2月に小倉北区役所の職員から「生活保護の申請の際の住所と異なるところに住んでいる」と警察に相談が寄せられ、発覚しました。
警察は売り上げの実態や経緯などを詳しく調べています。
30日夜から31日未明にかけて、福岡県内で自転車の飲酒運転が相次ぎ、19歳の男ら2人が逮捕されました。
31日午前4時20分ごろ、福岡市中央区天神の通称・国体道路で、パトロール中の警察官が携帯電話を扱いながら自転車に乗る男を見つけ、停車を求めました。
男はその場から逃走しましたが、警察が約5分後に身柄を確保し、呼気を調べたところ基準値を超えるアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは自称・飲食店店員の19歳の男で、調べに対し「中洲で缶ビールと缶チューハイを1本ずつ飲んだ」と容疑を認めているということです。
このほか県内では、30日午後9時半ごろ、飯塚市小正の道路で酒を飲んで自転車を運転した現行犯で、近くに住む無職・宮猛次容疑者(49)も逮捕されています。
包丁で顔や首などを何度も突き刺し、57歳の兄を殺害した疑いで31日、福岡県太宰府市の49歳の警備員の男が逮捕されました。
殺人の疑いで逮捕されたのは太宰府市の警備員、砥板直道容疑者(49)です。
筑紫野警察署によりますと砥板容疑者は12日午後10時半ごろ、太宰府市の自宅で兄の英生さん(57)の顔面や首、胸などを包丁で何度も突き刺し、殺害した疑いです。
英生さんは筑紫野市の病院に運ばれましたが、失血のため約50分後に死亡しました。
血痕がついた包丁2本が見つかり、刺し傷は約100カ所に上るということです。
調べに対し砥板容疑者は「私が兄貴を台所に置いてあった包丁で突き刺したことは間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
また、犯行当時の状況については「いろんな思いが頭をめぐり、怒りの感情が爆発してしまいました。頭の中が混乱していて正直当時の詳しい状況は覚えていません」などと説明しているということです。
砥板容疑者は自宅で英生さんと口論となり、一緒に玄関まで来た後、包丁を取りに戻り、犯行に及んだとみられています。
その際、砥板容疑者も右手の骨を折るなど3カ月の大けがをして病院で手当てを受け、31日に退院したため逮捕に至りました。
2人の間に金銭をめぐるトラブルがあったとみられ、警察は犯行に至った経緯などをさらに詳しく調べています。
29日夜、筑後市のJR筑後船小屋駅のホームで、女子高校生の身体を触るなどわいせつな行為をしたとして、ネパール国籍の自称・調理師の男が不同意わいせつの現行犯で逮捕されました。
警察によりますと、29日午後7時50分ごろ、筑後市のJR筑後船小屋駅のホームで帰宅中の女子高校生がベンチに座って列車の到着を待っていたところ、男が隣りに座り、突然、太ももをなめてきました。
女子高校生は男から離れ、母親に電話で被害を伝え、母親が「娘が駅のホームで太ももをなめられた」と110番通報したということです。
女子高校生が到着した列車に乗り込んだところ、男は再び隣りに座ろうとするなどしてきたため、女子高校生は別の車両に逃げ、再び母親に連絡し、母親が警察に状況を伝えました。
通報を受け、警察官がJR久留米駅に先回りして女子高校生が乗る列車を待ち受け、特徴が似ている男を車内で発見し、不同意わいせつの現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは筑紫野市に住む、ネパール国籍の自称・調理師、ブサル・オム・プロカス容疑者、37歳です。
調べに対し、ブサル・オム・プロカス容疑者は「日本語がわかりません」と容疑を否認しているということです。
警察は駅のホームの防犯カメラの映像を調べるなど、当時の詳しい状況を捜査する方針です。
29日午後、行橋市で酒を飲んで車を運転したとして、無職の71歳の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
29日午後8時ごろ、行橋市長井のキャンプ場で「白色の軽乗用車に乗ったキャンプ場の利用客が車内で飲酒して、運転して公園に入っていった」と、女性から110番通報がありました。
通報を受け、警察官がキャンプ場に隣接する公園に駆けつけ、白い軽乗用車を運転していた男を調べたところ、呼気から基準値の4.5倍を超えるアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、福岡市東区に住む無職・岩本恭一容疑者(71)です。
警察の調べに対し、岩本容疑者は「29日午後1時ごろに酒は飲んだが、それ以降は飲んでいないのに逮捕されました。私は酔っ払っていないので、飲酒運転はしていません」と容疑を否認しているということです。
岩本容疑者が乗っていた軽乗用車の車内からは、中身が残っている焼酎のパックが見つかっていて、警察が飲酒の経緯などを詳しく調べています。
福岡県警は、今年のニセ電話詐欺などの被害額が6月末までで60億円を超えたと発表しました。
福岡県警によりますと、6月末までの半年間で確認されたニセ電話詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の被害件数は987件で、被害額は約60億5000万円にのぼっています。
前の年を大きく上回り、過去最悪のペースで増えているということです。
中でも警察や検察をかたる手口が増えていて、被害額は約17億円と、去年の同じ時期の17倍です。
SNSのビデオ通話機能を使ってニセの「逮捕状」や「差押許可状」を提示し、金をだまし取る手口が相次いでいるということです。
また、ニセ電話詐欺の被害の約7割が国際電話によるもので、県警は被害にあわないよう注意を呼び掛けています。
福岡市内に住む看護師の女性(41)が、SNS型ロマンス詐欺の被害に遭い、現金1700万円あまりをだまし取られました。
博多警察署によりますと、今年4月10日、福岡市内に住む看護師の女性(41)が、マッチングアプリで知り合った男性名義のSNSアカウントを使用するAと、SNSアプリを通じてやり取りをしている中、Aから「福岡に住んでおり、一緒に生活をしたいが、費用がかかるので投資をして資産を増やそう」「リスクがあることはしないし、あなたは携帯を操作するだけで完了する」と言われました。
女性は投資することを承諾し、Aからの指示で投資サイトに登録して、指定された口座に現金10万円を送金し、同サイト内で指示された為替取引作業を行うとサイト内の金額が増額しました。
収益を認めた女性は、その後もAから指示された口座に複数回にわたり、現金あわせて1379万円を送金して為替取引作業を行い、投資サイト内の残高が高額になったことで現金を引き出そうとしたところ、Aから手数料の振込指示を受け、現金334万8921円を送金したものの現金は引き出せませんでした。
結果、女性は4月23日から5月3日までの間、11回にわたり、現金あわせて1723万8921円を送金し、だまし取られました。
警察では
◎SNS上でのお金の話は詐欺の可能性があります
◎面識のない人にお金等を振り込んだりしてはいけません
◎SNSは、知らない人からの「友達申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう
と注意を呼びかけています。
29日未明、福岡市で酒を飲んで車を運転したとして自称飲食店経営の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
警察によりますと29日午前4時半ごろ、福岡市城南区七隈の市道で、巡回中のパトカーが一部のライトが消えたまま走行する車を発見し停止を求めました。
運転していた男から酒の臭いがしたため呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたため男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは福岡市の自称飲食店経営・泉文章容疑者(49)で、調べに対し「自宅でひとりで焼酎ロックを3~4杯飲んだ」「アルコールが残っている認識はあった」と容疑を認めているということです。
29日未明、北九州市で道路を自転車で横断していた男性が車にはねられ意識不明の重体となっています。
警察は車を運転していた57歳の男を逮捕しました。
29日午前4時10分ごろ、北九州市八幡西区陣原の交差点で「車と自転車の事故」「相手の意識がない」と事故を起こした普通乗用車の運転手の男から通報がありました。
警察によりますと横断歩道付近を自転車で走っていた男性がはねられ、病院に搬送されましたが意識不明の重体となっています。
警察は普通乗用車を運転していた北九州市の派遣社員・松下真一容疑者(57)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。
松下容疑者は「ぶつかるまで気づかなかった」「事故の原因は横断歩道の確認不足」などと話しているということです。
警察が当時の詳しい状況を調べています。
酒を飲んで車を運転したとして28日、福岡市の66歳の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
行橋警察署によりますと28日午前10時45分ごろ、福岡県苅田町で「灰色の車で男性が飲酒状態でぐったりしている。中央分離帯に乗り上げている」と通りかかった人から110番通報がありました。
その後、走行している車を警察が発見し、築城町高塚で停止を求めました。
運転していた男を調べたところ呼気から基準値の6倍近いアルコールが検出され、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは福岡市東区の会社員、久木田尚市容疑者(66)で、調べに対し「朝5時~7時まで飲みました」「私自身は体内にアルコールが残っているとは思っていませんでした」などと話しているということです。
当時、運転していたのは勤務先の車だということで、警察は飲酒の量や経緯などをさらに詳しく調べています。
福岡市で26日、2階建て住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった火事は、コンセントとプラグの間で火花が散るトラッキング現象が原因とみられることがわかりました。
26日午後5時10分ごろ、福岡市博多区月隈の2階建て住宅から火が出て、約60平方メートルを全焼し、火は約1時間40分後に消し止められました。
焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかったほか、70代の男性1人が病院に運ばれました。
警察によりますとその後の調べで、火事はコンセントとプラグの間で火花が散るトラッキング現象が原因とみられることがわかりました。
また火事の後、男性の妻と連絡が取れていないということで、警察は遺体の身元の確認を急いでいます。
トラッキング現象はコンセントとプラグの間にたまったちりやほこりに湿気が加わって電気の通り道ができて発火するもので、消防などはコンセント周りや家具の裏など、ほこりが溜まりやすい場所を定期的に掃除することなどを呼びかけています。
26日夕方、福岡市博多区で、2階建ての住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から、性別不明の1人の遺体が見つかりました。
26日午後5時10分すぎ、福岡市博多区月隈の住宅に住む男性から、「自分の家が火事です」「2階の部屋から出火」「家族が避難できているか不明」などと119番通報がありました。
消防が現場に駆け付け、消火に当たりましたが、火は2階建ての住宅1棟・60平方メートルを全焼し、およそ1時間40分後に消し止められました。
博多警察署によりますと、この火事で、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
また、70代の男性が、市内の病院に搬送されたということです。
警察は、遺体の身元の確認を急ぐと共に、出火原因を詳しく調べています。
26日夕方、福岡市博多区で、2階建ての住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
26日午後5時10分すぎ、福岡市博多区月隈の住宅に住む男性から、「自分の家が火事です」「2階の部屋から出火」「家族が避難できているか不明」などと119番通報がありました。
消防が現場に駆け付け、消火に当たりましたが、火は2階建ての住宅1棟約60平方メートルを全焼し、約1時間40分後に消し止められました。
博多警察署によりますと、この火事で、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
また、70代の男性が、市内の病院に搬送されたということです。
警察は、遺体の身元の確認を急ぐと共に、出火原因を詳しく調べています。
25日夜、福岡市早良区で酒を飲んで車を運転したとして、自称・アルバイトの65歳の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
警察によりますと、25日午後11時半ごろ、福岡市早良区賀茂の国道で飲酒検問を実施し、通行する車の運転手に対してアルコール検査を行っていました。
このうち、軽乗用車を運転する男の呼気から、基準値を超えるアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは福岡市南区に住む、自称アルバイト・有馬正三容疑者(65)です。
警察の調べに対し、有馬容疑者は「昼2時ぐらいに、自宅で350ミリの酎ハイを
1本飲んだ」「体に酒が残っていることをわかっていながら、車を運転したことに間違いない」と容疑を認めているということです。
有馬容疑者は車でアルバイト先に向かっていたと話していて、警察が飲酒運転の経緯を詳しく調べています。
福岡県警では飲酒運転による事故の発生が後を絶たないことから、25日午後11時から、早良警察署、城南警察署、西警察署の3警察署合同で大規模検問を実施し、福岡市内の主要道路3カ所に検問を設け、飲酒運転を取り締まっていました。
25日、北九州市八幡西区のコンビニエンスストアに落ちていた財布を盗んだ疑いで、無職の65歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡西区に住む、無職・藤野勇次容疑者(65)です。
警察によりますと、藤野容疑者は今月19日午後6時ごろ、北九州市八幡西区のコンビニに落ちていた財布を盗んだ疑いが持たれています。
財布には現金7万5千円とキャッシュカードなどが入っていて、持ち主の女性が落としたことにすぐ気づき、警察官とともにコンビニの防犯カメラの映像を確認したところ、男が拾ってそのまま持ち去る様子が映っていたということです。
警察はこの映像などをもとに男の行方を追っていたところ、25日午後3時ごろ、パトロール中の警察官が防犯カメラの男と特徴が似ている藤野容疑者を、犯行現場のコンビニで発見しました。
警察官が職務質問をしたところ、藤野容疑者が犯行を認め、さらに財布を捨てたという供述どおりの場所から盗まれた財布が発見されたため、逮捕したということです。
発見された財布にはキャッシュカードなどは入っていたものの、現金は入っていませんでした。
調べに対し、藤野容疑者は「落ちている財布を盗んだことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
25日未明、福岡県久留米市で、職務質問に応じずパトカーから逃走し事故を起こした車を運転していた42歳の男が、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
警察によりますと、25日午前1時ごろ、久留米市通町で、パトロール中の警察官が、赤信号で停車中の普通乗用車に乗った男に職務質問をしようとしたところ、男が車で逃走しました。
警察官はパトカーで追いかけましたが見失い、約3分後にガードレールなどに突っ込み前方部分が大破した車を発見したということです。
車を運転していた男の呼気から基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、久留米市の自称会社員・盛裕治容疑者(42)です。
盛容疑者は顔を擦りむくケガをしましたが、ほかに巻き込まれた人はいないということです。
調べに対し盛容疑者は「酒を飲んで交通事故を起こしたことに間違いありません」と認めています。
福岡県みやま市で農業機械2台を盗んだ疑いで23日、介護士の男ら2人が逮捕されました。
買い取り店に持ち込んで換金していたということです。
窃盗の疑いで逮捕されたのは筑後市の介護士、谷川正樹容疑者(31)と住居不定、無職の鷹尾雄晴容疑者(27)です。
柳川警察署によりますと2人は今年5月、みやま市高田町で倉庫の外に置かれていた手押しの耕運機と草刈り機を1台ずつ(時価計15万円相当)盗んだ疑いです。
持ち主の家族から被害の届け出があり警察が調べていたところ、それぞれ福岡県内と県外にある買い取り店に持ち込まれ換金されていたことがわかり、2人が店に示した運転免許証や防犯カメラ映像などから関与が浮上したということです。
2人は知人どうしとみられ、谷川容疑者は「農機具を盗んだという認識はありません。頼まれて農機具を業者に売る手伝いをしたことがあります」などと容疑を否認する一方、鷹尾容疑者は容疑を認め「草刈り機と耕運機を盗んだことに間違いありません。お金がなかったので盗んだ機械を売って生活していました」などと話しているということです。
柳川警察署の管内では今年、農業機械が盗まれる同様の被害が今回含め3件確認されていて、警察は関連を調べることにしています。
福岡県吉富町で飲酒運転をした疑いで23歳の女が逮捕されました。
逮捕されたのは、福岡県吉富町に住むアルバイト・杉本凛容疑者(23)です。
豊前警察署によりますと、杉本容疑者は7月16日午前2時ごろ、吉富町の道路で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑いです。
杉本容疑者は大分県中津市のスナックでアルバイトとして働いていて、事件当時、勤務先のスナックから数人を車に乗せて帰宅中でした。
自宅に着くまでに同乗者らを送り、1人で運転していた際に墓石や住宅の壁などにぶつかる事故を起こし、事故に気づいた近くの住人が「寝ぼけていて車をぶつけた人がいる。『血が止まらない』と言っている」と110番通報しました。
警察が駆け付けたところ、杉本容疑者は顔面を打つケガをしていて、呼気からは基準値を超えるアルコールが検出され、捜査の結果、逮捕に至りました。
調べに対し、杉本容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、「焼酎を何杯か飲んだ」という趣旨の供述をしているということです。
警察は、杉本容疑者の詳しい飲酒の経緯や、事故前に車に乗っていた人たちに対する飲酒運転同乗の疑いについても調べています。
福岡県久留米市の駐車場に止められていた高級外車1台を盗んだ疑いで22日、名古屋市の60歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは名古屋市港区の職業不詳、野村直樹容疑者(60)です。
久留米警察署によりますと野村容疑者は6月10日午後、久留米市東櫛原町の駐車場に止められていたミニバンタイプのベンツ1台など3点(時価合計91万5000円相当)を盗んだ疑いです。
持ち主の公務員の男性(49)から被害の通報を受け、警察が複数の防犯カメラの映像をつなぎ合わせて足取りを追う「リレー捜査」を進めたところ、野村容疑者の関与が浮上しました。
野村容疑者が車に乗り込んで運転して持ち去り、車は野村容疑者宅の倉庫で発見されたということです。
調べに対し野村容疑者は黙秘しているということです。
警察は犯行に至った経緯や持ち去りの手口など詳しく調べています。
今年5月、タクシーの車内で泥酔している女性客に性行為などをした疑いで、42歳の運転手の男が逮捕されました。
不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、福岡市南区のタクシー運転手・高山直樹容疑者(42)です。
粕屋警察署によりますと、高山容疑者は今年5月14日午前0時20分ごろから午前1時半ごろまでの間、福岡県古賀市のコインパーキングに停めたタクシーの車内で、泥酔していた乗客の20代女性に性行為などをした疑いが持たれています。
事件の直前、高山容疑者は、福岡市中央区の飲食店の前で、泥酔していた女性とその友人2人のあわせて3人をタクシーに乗せて出発し、友人2人が途中下車して女性と2人きりになった後に犯行に及んだとみられています。
高山容疑者は犯行後、女性を自宅まで送りましたが、その後女性から「タクシーの運転手からわいせつな被害にあった」と警察に通報があり、事件が発覚しました。
警察の調べに対し、高山容疑者は「黙秘します」と話しています。
警察によりますと、タクシーのGPS機能が犯行時間帯だけ切断されていたということで、警察は高山容疑者が証拠隠滅を図った可能性もあるとみて、詳しく調べています。
24日朝、福岡県北九州市のアパートで火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
24日午前6時15分ごろ、北九州市八幡西区楠木で「建物から煙と火が見える」と消防に通報が相次ぎました。
2階建てのアパートの2階の一室から火が出て、消防が消火に当たり約1時間40分後に消し止められました。
焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
この部屋には70代の男性がひとり暮らしをしていて、火事の後、男性と連絡が取れていないということです。
警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに、火事の原因を詳しく調べています。
現場はJR折尾駅から北東に約1キロの住宅などが立ち並ぶ一角です。
福岡市の国道で酒を飲んだ状態で車を運転したとして24日、自称美容師の女が逮捕されました。
東警察署によりますと24日午前1時半ごろ、福岡市東区箱崎の国道3号線でライトをつけずにふらつきながら走行する軽乗用車をパトロール中の警察官が発見しました。
停止を求めると酒のにおいがしたため、運転していた女を調べたところ、呼気から基準値を上回るアルコールが検出され、酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは福岡県田川市の自称美容師、江島奈々子容疑者(25)です。
調べに対し江島容疑者は「酒を飲んだけれども抜けていると思った」と話していて、警察は飲酒の量や経緯などを詳しく調べています。
福岡市の自民党福岡県連で、出入り口のドアに赤い塗料を吹きつけた疑いで、64歳の無職の男が逮捕されました。
男は今年5月にも同様の事件で逮捕されていました。
建造物損壊の疑いで逮捕されたのは、福岡市中央区の無職・大石貴容疑者(64)です。
警察によりますと、大石容疑者は7月22日午後3時半ごろ、福岡市博多区にある自民党福岡県連の出入り口のドアに赤い塗料を吹き付けた疑いです。
事件直後、自民党福岡県連が福岡県警に「県連事務所のドアにスプレーをかけられる被害にあっている」と通報し、その後、防犯カメラ捜査などで大石容疑者が関与した疑いが強まり逮捕に至りました。
調べに対し、大石容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
自民党福岡県連では、今年5月にも赤いスプレーのようなものが吹き付けられる被害があり、近くでスプレー缶を持っていた大石容疑者が発見されて建造物損壊の現行犯逮捕され、その後、釈放されていました。
当時の調べに対し、大石容疑者は「自民党に腹が立ち自民党政権を終わらせたいと思った」と話していました。
自民党福岡県連によると、参院選投開票日の7月20日、県連事務所に大石容疑者とみられる男が訪れ、「またやるぞ」と犯行予告ともとれる言葉を残し、立ち去ったということです。
福岡県田川市で義理の妹に暴行を加えケガをさせた疑いで、土木建築会社の社長の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、田川市の土木建築会社社長・村坂郁夫容疑者(53)です。
警察によりますと、村坂容疑者は去年5月、田川市の自宅で、同居する義理の妹(当時31)の頭を風呂桶を使って複数回殴り、全治19日のケガをさせた疑いが持たれています。
調べに対し、村坂容疑者は容疑を否認しています。
去年11月、村坂容疑者の元で働いていた40代男性が意識不明の状態で病院に搬送され、その後死亡する事案があり、警察は事件の疑いを視野に捜査していました。
この捜査の過程で、義理の妹に対する傷害事件が判明しました。
警察は引き続き、40代男性が死亡した経緯についても詳しく調べています。
福岡県田川市に住む高齢女性から、息子や法律事務所関係者になりすまして現金をだまし取ろうとした疑いで、“受け子”の34歳の男が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、福岡市南区の無職・池谷文明容疑者(34)です。
田川警察署によりますと、池谷容疑者は氏名不詳の人物らと共謀し、6月4日午後1時ごろ、田川市に住む女性(87)の自宅に複数回にわたって電話をかけ、女性の息子や法律事務所の関係者になりすまして「税金の滞納が2年くらい残っている」「税金を払わなかったら息子君が逮捕されるかもしれない」「法律事務所の関係者に100万円を渡してもらいたい」などとウソを言い、現金をだまし取ろうとした疑いです。
池谷容疑者は秘匿性の高い通信アプリで指示役から指示を受け、4日夜、“受け子”として法律事務所の関係者になりすまし女性宅を訪問するつもりでしたが、間違えて、隣りにある女性の親戚宅を訪問しました。
親戚の女性が不審に思い警察に通報したことで池谷容疑者の逮捕に至りました。
調べに対し、池谷容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、「私は指示役に指示された家に行ってお金をだまし取るつもりでしたが、私が家を間違えたためお金をだまし取ることができず失敗に終わりました」と供述しているということです。
池谷容疑者と指示役は面識がなく、ほかにリクルーター役もいるとみられ、警察は組織的犯行の全容解明に向け捜査しています。
福岡県中間市で軽自動車を運転中、対向車線の車と衝突する事故を起こし、相手の男性にけがをさせたまま立ち去った疑いで22日、31歳の男が逮捕されました。
過失運転致傷などの疑いで逮捕されたのは福岡県水巻町の建設業、上野佑輔容疑者(31)です。
折尾警察署によりますと上野容疑者は4日午前6時すぎ、中間市中間で軽自動車を運転中、対向車線の普通乗用車と正面衝突し、運転していた男性(51)にけがをさせたまま、現場から立ち去った疑いです。
男性は約2週間のけがをしました。
上野容疑者が運転していたのはレンタカーで、警察が約1時間後に自宅を訪ねたところ上野容疑者は酒を飲んだ状態で、呼気から酒気帯び運転となる基準値の約5倍のアルコールが検出されたということです。
現場の遺留品や付近の防犯カメラの映像などを捜査し、上野容疑者の逮捕に至りました。
調べに対し上野容疑者は「交通事故を起こして現場から逃げたことは間違いありません」などと容疑を認めているということです。
警察は飲酒運転の疑いもあるとみて飲酒の量や経緯も含めて捜査することにしています。
無免許で車を運転して原付バイクと衝突する事故を起こし、運転手の男性に大けがをさせたまま立ち去った疑いで22日、福岡市の26歳の男が逮捕されました。
無免許過失運転致傷などの疑いで逮捕されたのは福岡市中央区の無職、井上淳也容疑者(26)です。
博多警察署によりますと井上容疑者は6月23日夜、福岡市博多区博多駅前で軽自動車を運転中、交差点を右折する際に、対向車線を走ってきた原付バイクと衝突する事故を起こし、そのまま立ち去った疑いです。
原付バイクを運転していた30歳の男性は頭の骨などを折り、3カ月の大けがをしました。
警察がひき逃げ事件として捜査していたところ、現場付近の防犯カメラの映像などから井上容疑者の関与が浮上しました。
調べに対し井上容疑者は「無免許で車を運転して事故を起こしてしまったことや事故の後、けがをした相手の救護をせずに逃げたことは間違いありません」と容疑を認め、無免許だったため逃げたという趣旨の供述をしているということです。
井上容疑者は事故直後、車から降りていったん被害者のもとに行きましたが、その後走り去り、警察に通報もしていなかったということです。
井上容疑者に免許の取得歴はなく、車は当時勤務していた会社の所有でした。
警察は事故に至った経緯などをさらに詳しく調べています。
20日、山口県阿武町で、海水浴場からゴムボートで釣りに出かけた福岡県筑前町の男性ら2人が行方不明となり、海上保安署などが捜索しています。
20日午後11時前、阿武町の筒尾海水浴場でキャンプをしていた夫婦から「同行していた2人が船外機付きのゴムボートに乗って沖へ釣りに出かけたが帰ってこない。遭難したかもしれない」と118番通報がありました。
萩海上保安署によりますと、行方不明になっているのは福岡県筑前町に住む60代の男性と山口県宇部市の70代の男性の2人で、20日午前8時ごろ出発して沖合に出た後、北上したとみられるということです。
海保は、巡視艇と航空機を現場海域に派遣し、男性2人の捜索を続けています。
福岡県の古賀市選挙管理委員会は市内の投票所で女性が母親になりすまして参議院議員選挙の投票をした疑いがあるとして警察に通報したと発表しました。
発表によりますと20日午後3時42分ごろ古賀市の第4投票所、青柳小学校の体育館を訪れた女性が母親の投票所入場整理券を受付係に渡しました。
受付係が名前を読み上げたところ「はい」と返事をしたことから母親本人だと誤認して、受付処理を行ったということです。
女性は選挙区と比例代表の投票用紙を受け取り投票しました。
投票終了後、年齢に違和感を覚えた受付係が庶務係に報告し庶務係が女性に確認したところ母親の娘であることが発覚しました。
この女性は古賀市外の住所地で投票を済ませていたということです。
古賀市選管は公職選挙法違反(詐欺投票)の疑いがあるとして警察に通報しました。
選管は投票された投票用紙について「正しく記載されていれば有効票として扱う」とした上で、「必要に応じて本人確認を徹底するなど再発防止に努め、公平公正な選挙の執行に取り組んでまいります」としています。
20日午前、北九州市門司区で酒を飲んで車を運転したとして自称・介護士の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
警察によりますと、20日午前9時20分ごろ、北九州市門司区羽山の市道で「車が側溝に落ちている」と目撃した人から通報がありました。
警察が駆け付け、車を運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の6倍を超えるアルコールが検出されたため酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは北九州市若松区に住む自称・介護士の麻生雄太郎容疑者(36)で、調べに対し「酒は飲んだが、アルコールは抜けていると思った」などと話しています。
逮捕現場近くの国道3号線では当時「道路脇の柱が倒れている。車の破片が散乱している」などと事故の通報も相次いでいて、警察は、麻生容疑者との関連についても調べています。
今年5月、福岡市城南区の路上で、男性から手提げバッグをひったくった疑いで、自称アルバイトの50歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定、自称・アルバイトの澤野彰容疑者(50)です。
警察によりますと、澤野容疑者は今年5月、福岡市城南区鳥飼の路上で、男性会社員(78)から、現金7万5千円などが入った手提げバッグを、バイクで追い越しざまにひったくった疑いです。
警察は、現場付近の防犯カメラの映像をつなぎ合わせて足取りを追う「リレー捜査」で、澤野容疑者を特定したということです。
調べに対し澤野容疑者は、「城南区に行ったこともありませんし、ひったくりもしていません。逮捕された事実が間違っています」と容疑を否認しています。
福岡市内では今年6月、わずか1時間の間に、女性を狙ったひったくり事件が4件起きています。
バイクで追い越しざまにバッグを奪う犯行の手口や、バイクで逃げた男の特徴が似ていることから、警察は澤野容疑者との関連を調べています。