鳥栖署は28日、ストーカー規制法違反の疑いで、鳥栖市今泉町、パート従業員の男(63)を逮捕した。
逮捕容疑は24日、知人の40代女性の自宅に押しかけて駐車中の車の後部ワイパーにブラジャー1点をかけ、28日にも車の後部ワイパーと別の駐車している車のドアミラーに女性用ショーツを1点ずつかけて性的羞恥心を害するものを知り得る状態に置いた疑い。同署によると、容疑を認めているという。
同署によると、2月16日に女性から「車に下着がかけられている」と届け出があり、その後も含めて相談が計7回あった。
佐賀北署は24日、佐賀市の60代男性が約350万円をだまし取られる「SNS型ロマンス詐欺」事件が発生したと発表した。
同署によると1月18日、男性のSNS(交流サイト)に台湾と日本のハーフの女性を装う人物からメッセージが届き、男性は約1カ月にわたってほぼ連日、相手とメッセージのやりとりをした。「外国為替アナリストをしている」「240から300パーセントの利益を得られる」などと投資を勧められ、3月22日までの間に指定の口座に計約350万円を振り込んだ。
連絡が途絶えたため同署に相談し、詐欺が発覚した。
佐賀北署は24日、佐賀市の60代男性が約350万円をだまし取られる「SNS型ロマンス詐欺」事件が発生したと発表した。
同署によると1月18日、男性のSNS(交流サイト)に台湾と日本のハーフの女性を装う人物からメッセージが届き、男性は約1カ月にわたってほぼ連日、相手とメッセージのやりとりをした。「外国為替アナリストをしている」「240から300パーセントの利益を得られる」などと投資を勧められ、3月22日までの間に指定の口座に計約350万円を振り込んだ。
連絡が途絶えたため同署に相談し、詐欺が発覚した。
鳥栖市の自宅で当時生後2カ月の息子の頭を壁に打ち付けて大けがを負わせたとして、傷害罪に問われた父親(29)は23日、佐賀地裁(山田直之裁判官)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。判決は5月14日。
検察側は冒頭陳述で、育児休暇を取って子ども2人の育児に専念する中、普段通りにたばこが吸えないことなどからストレスを募らせたと指摘した。被告人質問で被告は「(子どもの)ミルクの吐き戻しが多く、そのたびに服を変えることが育児のストレスだった」と述べた。
検察側は論告で「頭部以外にも骨折が認められ、虐待の常習性が明らかで、極めて身勝手な犯行」と非難した。弁護側は最終弁論で「子どもが今後、後遺症を患ったとしても(元妻側に)介護費の支払いをサポートする誓約をしている」などと指摘した。
起訴状によると、1月5日、自宅アパートで息子の頭をキッチンカウンターの壁に数回打ち付け、約2カ月の入院を要し、視野狭窄(きょうさく)、四肢まひなどの後遺症が残存する見込みのけがを負わせたとしている。
鳥栖市の自宅で当時生後2カ月の息子の頭を壁に打ち付けて大けがを負わせたとして、傷害罪に問われた父親(29)は23日、佐賀地裁(山田直之裁判官)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。判決は5月14日。
検察側は冒頭陳述で、育児休暇を取って子ども2人の育児に専念する中、普段通りにたばこが吸えないことなどからストレスを募らせたと指摘した。被告人質問で被告は「(子どもの)ミルクの吐き戻しが多く、そのたびに服を変えることが育児のストレスだった」と述べた。
検察側は論告で「頭部以外にも骨折が認められ、虐待の常習性が明らかで、極めて身勝手な犯行」と非難した。弁護側は最終弁論で「子どもが今後、後遺症を患ったとしても(元妻側に)介護費の支払いをサポートする誓約をしている」などと指摘した。
起訴状によると、1月5日、自宅アパートで息子の頭をキッチンカウンターの壁に数回打ち付け、約2カ月の入院を要し、視野狭窄(きょうさく)、四肢まひなどの後遺症が残存する見込みのけがを負わせたとしている。
佐賀南署は21日、佐賀市の50代男性が投資話を持ちかけられて910万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。また、佐賀北署は同市の60代女性が200万円の被害に遭うニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。
佐賀南署によると昨年10月21日ごろ、SNS(交流サイト)の投資に関する広告を通じて知り合った男から「あなたが投資したお金が放置されている。運用しますか」と投資を勧められた。紹介された別のSNSで「投資金がハッカーに狙われている」「マネーロンダリングの疑いがかけられていて、晴らすために手続き費用が必要」などと言われた。今年1月までの間、投資や保険料といった名目で指定の口座に17回にわたって計910万円を送金し、だまし取られた。
佐賀北署によると4月17〜18日、女性の携帯電話に法務局職員や警察官などをかたる男から連絡があり、「国際マネーロンダリング事件であなたの携帯電話が使われている。逮捕されて半年間の勾留になる」「優先的に調査されるよう協力する。指定の口座に金を振り込んで」と告げられた。
18日には女性の自宅に封筒に入った逮捕状が届いた。女性は同日に計200万円を振り込んだ。口座の名義が外国人だったことを不審に思って同署に相談し、発覚した。
武雄署は21日、ニセ電話詐欺事件に関与したとして、詐欺の疑いで福岡市の男子高校生(18)を逮捕した。
逮捕容疑は共謀して3月2〜3日、武雄市の80代女性に電話で息子や証券会社社員を名乗って「息子の証券の300万円を口座に振り込むが、違法になる」「(仕事が)クビにならないよう弁護士費用を貸してほしい」などとうそを言い、女性の自宅で140万円をだまし取った疑い。「黙秘する」と供述している。
同署によると、高校生は現金を受け取る「受け子」役だったとみられる。SNS(交流サイト)などでつながる匿名・流動型犯罪グループ(匿流、トクリュウ)による犯行の可能性も視野に捜査している。
佐賀県警は17日、県内の60代女性が警察官などを名乗る手口で約5億3540万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。事件に関与した疑いで、県警は神奈川県横浜市の自称アルバイト従業員の男(25)を逮捕した。
発表によると2月13日から3月27日までの間、女性の携帯電話に警察官や通信会社社員を名乗る人物から電話があり、「あなた名義の口座が詐欺に使われており、逮捕状が出ている」「拘束するかしないかは検事が決める」などとうその内容を言われ、自宅で計6回にわたって計約5億3540万円をだまし取られた。
男は氏名不詳者らと共謀して3月22日、女性から1億4100万円をだまし取った疑いが持たれている。県警は16日に逮捕した。
佐賀南署は16日、佐賀市の60代男性が139万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると2月18日、男性の携帯電話に警察官を名乗る男から電話があり、「あなたはオレオレ詐欺に関与しているので出頭してもらいたい」「3千万円の損害賠償が発生する」と言われた。その後、ビデオ通話を通じて警察手帳のような物を見せられ、「(犯罪に)口座が使われているかもしれない。残高を全額移して」などと告げられた。男性は指定された口座に送金した。
男性が「お金を送った後、連絡が取れなくなった」などと同署に届け出て、発覚した。
神埼署は16日、神埼市の20代女性が約200万円をだまし取られる「SNS型ロマンス詐欺」事件が発生したと発表した。
同署によると、女性は昨年4月ごろ、SNS(交流サイト)を通じてアメリカ居住の韓国人男性を名乗る人物と知り合った。同6月上旬ごろに「ブランド品を10点ほどプレゼントとして送った」などと言われ、荷物を送る際のサポート費用として指定の口座に約37万円を送金した。
その後も「他にも関税がかかる」「配送料が別に必要だ」などと要求され、今年1月までに計約165万円分の電子ギフト券を購入してコード番号を伝え、だまし取られた。
「やくざの家だから金は最低でも1億はある。1億取って来い」。唐津市の住宅で起きた「闇バイト」の強盗事件。実行役とされる被告の男(20)の初公判で、検察側の冒頭陳述などから指示の内容など事件当時の状況が浮かび上がった。
被告は、1月19日夜に唐津市に入って偽名でホテルに宿泊し、翌20日に同市内のダムにタクシーで向かって指示役と落ち合った。事前に着替えや無線イヤホン、マスクなどを持ってくるよう指示されていた。
唐津市の住宅には家人の60代女性がいて、塗装業者を装って侵入した。「女性の首を締めて動けないようにして、ガムテープで腕をぐるぐる巻きにして動きを封じろ」などと指示を受け、応じた。
家の中で「金はどこや」「まだあるやろ、出せ」と家人を脅した。指示役からイヤホン越しに「包丁で刺さなくてもいいから、突き付けて」と言われ、家人を台所に連れて行って包丁を示した。住人から空気清浄機がある所に案内され、機器の中に入っていた現金約500万円を奪った。
その後、指示役から報酬として帯が付いていない約100万円の札束を受け取った。知人宅に身を寄せるなどして逃亡生活を送ったが、約1週間後に鹿児島県内で逮捕された。
唐津市の暴力団関係者の住宅で1月に発生した強盗事件を巡り、強盗などの罪に問われた住所不定、建設作業員の男(20)は14日、佐賀地裁(松村一成裁判官)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は、被告が知人から「闇バイト」を紹介され、実行役として指示を受けながら犯行に加担していたことを明らかにした。
公判で検察側は、被告が指示役から「やくざの家だから、最低1億(円)は取って来い」などの指示を受けたと供述していることも示した。
検察側の冒頭陳述によると、被告は1月中旬ごろに知人から闇バイトを紹介されて応じた。同20日に指示役が運転する車に乗り、伊万里市の会社事務所で盗みをした後、唐津市の住宅に侵入して「無線イヤホン越しの指示に従い、犯行に及んだ」とした。
起訴状によると、氏名不詳者と共謀して1月20日午後1時20分ごろから午後2時ごろまでの間、唐津市材木町の住宅で、門扉を開けた住人の60代女性の首に腕を巻き付けて絞めて侵入、両手首を粘着テープで縛るなどし、約500万円や財布を奪ったとしている。また同日午前、伊万里市の会社事務所に侵入し、スーツケース2個を盗んだとしている。
小城署は12日、覚醒剤取締法違反(営利目的所持)と麻薬取締法違反(大麻所持)の疑いで、佐賀市本庄町袋、暴力団組員の男(62)を逮捕した。
逮捕容疑は3月22日午後8時35分ごろ、伊万里市内で、営利目的で覚せい剤約7・404グラムと、大麻を含有する植物片約0・693グラムを所持した疑い。「覚せい剤は自分で使用するために持っていた。大麻は自分で使うつもりはなかった」と容疑を否認している。
同署によると、事件捜査の一環で伊万里市内で男の車を発見し、中から覚せい剤と植物片が見つかった。男が4月12日に佐賀南署に出頭したため逮捕した。余罪などを調べる。
佐賀南署は11日、佐賀市の80代女性が電話通信会社社員や警察官を名乗る男らから約160万円をだまし取られるニセ電話詐欺が発生したと発表した。
同署によると3月21〜24日、女性の携帯電話に情報セキュリティー法人の職員などをかたる男から電話があり、「サイトに登録していて、料金の支払いを延滞している」「支払わなければ、家宅捜索や取り調べをして逮捕するかもしれない」などと告げられた。
4回にわたってATMから指定された金融機関の口座に送金し、だまし取られた。同25日に女性が「相手の言う通りに振り込んでしまった」などと被害を届け出た。
佐賀県警は、面識のない通行人に言いがかりをつけたとして、県警本部に勤務する50代の警視を本部長訓戒の処分にした。佐賀新聞による公文書開示請求で11日、分かった。処分は3月6日付。
監察課によると、警視は1月ごろ、同僚と飲酒した後に1人で帰宅中、通行人に言いがかりをつける不適切な言動をしていた。警視は事実関係を認め、反省の態度を示しているという。懲戒処分ではないとして所属など詳細は明らかにしていない。同課は「職務倫理や管理職の在り方の指導を徹底する」としている。
また、2022〜23年度に複数の職員に対して威圧的な言動をするパワハラがあったとして、県警本部に勤務する50代の警部を所属長訓戒とした。
唐津署は10日、唐津市の70代女性が息子や証券会社社員をかたる男らから約1200万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、3月5〜18日、1人暮らしの女性の自宅に証券会社社員などをかたる男から電話があり、「息子の口座が凍結されて、税金が払われていない」「脱税した分の700万円を支払わなければ逮捕される」と女性は告げられた。弁護士事務所の関係者を装った若い男らに、自宅や周辺の路上などで10回にわたって現金計約1160万円を手渡し、26万円相当の貴金属も渡した。
息子に連絡を取った際に詐欺が分かり、被害を届け出た。
白石署は9日、白石町の40代女性が100万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると3月14日、女性の携帯電話に国際電話の番号で通信会社の職員を名乗る男から連絡があり、「あなたの携帯電話番号の利用停止要請が警察から来ている」などと告げられた。SNS(交流サイト)のビデオ通話で警察官を装う男性から「あなたの銀行口座も詐欺事件に使われている」などと言われ、保釈保証金として指定の口座に100万円を振り込んだ。
消費生活センターに相談した後に同署を訪れ、詐欺が発覚した。