27日夜、札幌市東区の路上で、面識のない30代女性に対して、先端に包丁を取り付けた棒を突きつけて脅したとして、43歳の職業不詳の男が逮捕されました。
暴力行為法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む43歳の職業不詳の男です。
この男は27日午後9時7分ごろ、自宅近くの路上で、面識がない30代の女性に対し、先端に包丁を取り付けた棒を複数回突き付け、脅迫した疑いが持たれています。
警察によりますと、男が持っていた棒は長さ約1メートルで、先端に包丁が固定されていました。
女性にけがはありませんでした。
男は現場から立ち去り、その後、被害女性の関係者が「やりのようなもので脅された」と警察に通報し、事件が発覚しました。
男の自宅からは、事件に使用されたとみられる包丁付きの棒が押収されたということです。
警察の取り調べに対し、男は「突きつけてはいない」という趣旨の供述をしていて、容疑を否認しています。
警察が当時の詳しい状況や、男の動機を調べています。
28日午後、北海道伊達市の公共施設の敷地内で、77歳の男性の胸ぐらをつかんで投げ飛ばすなどの暴行を加えたとして、61歳の無職の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、伊達市に住む61歳の無職の男です。
男は28日午後1時すぎ、伊達市梅本町にある「だて歴史の杜食育センター」の敷地内で、77歳の男性の胸ぐらをつかみ、投げ飛ばすなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、事件現場を通りかかった女性から「男が高齢男性に馬乗りになっている」と通報があり、駆け付けた警察官が男をその場で逮捕しました。
男と被害男性に面識はありませんでした。
警察の調べに対し、男は「男性の歩き方に腹が立ち、暴行を加えた」と話していて、容疑を認めているということです。
男性は左頬に擦り傷を負う軽傷で、警察は容疑を傷害に切り替えて、当時の詳しい状況について調べています。
2024年の北海道内の特殊詐欺の被害額は8億円に迫りますが、北海道警は防犯機能付きの電話で注意を呼びかけています。
【画像で見る】警察が特殊詐欺の対策としてすすめる「優良防犯電話」
警察官
「それでは防犯機器を取り付けていきましょう」
機器を取り付けた電話に記者がかけてみると…。
警察電話の音声
「この電話は、振り込め詐欺などの犯罪被害防止のために自動録音されます」
固定電話の音声
「詐欺に注意してください」
大西結衣 記者
「このように、(電話を)かけた側にもかけられてきた側にも警告音が鳴る仕様になっています」
特殊詐欺の対策としてすすめる「優良防犯電話」です。
会話の録音や警告音、注意の呼びかけなどで被害を防ぎます。
優良防犯電話を取り付けた内手進さん(76)
「(最近きた不審な電話は?)『老後にかかるお金もあるので、投資しませんか』とか、(電話が)すぐ警告を発するという措置は、第一段階でシャットアウトしてくれるので非常に便利」
道警は、家族が集まる機会が増える連休中に、特殊詐欺への防犯意識を高めてほしいと話しています。
6日、北海道岩内町のビルで20代の男性2人を棒のようなもので殴ってけがをさせた疑いで暴力団員の男が逮捕された事件で、警察は札幌の暴力団事務所を家宅捜索しました。
【画像】「誠友会」に家宅捜索に入る捜査員
片山侑樹記者
「午前10時です。道警の捜査員が誠友会の事務所に家宅捜索に入ります」
六代目山口組五代目誠友会の構成員、松下孝容疑者(62)は今月6日、岩内町万代のスナックなどが入るビルで後志地方に住む20代の男性2人を棒のようなもので殴り、けがをさせた疑いで24日に逮捕されています。
男性2人は、頭や背中に軽いけがをしました。
警察は、松下容疑者の認否を明らかにしていません。
松下容疑者と男性2人に面識はなく、警察が事件の経緯を調べています。
29日未明、札幌市の歓楽街ススキノのカラオケ店で、24歳の男性従業員の胸ぐらをつかむなどして、酒に酔った男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、住所・職業・氏名・年齢などがすべて不詳の男です。
男は、29日午前3時すぎ、札幌市中央区南5条西4丁目のカラオケ店で、24歳のアルバイト従業員の男性の胸ぐらをつかんだり、拳で首元を押し付けたりする暴行を加えた疑いがもたれています。
従業員の男性にけがはありません。
店から「客に従業員が胸ぐらをつかまれた」と警察に通報があり、駆けつけた警察官が男をその場で逮捕しました。
警察によりますと、男はかなり酒に酔った状態で、取り調べが出来る状態でなく、容疑の認否についても答えていないということです。
警察は、男が酔いから覚めるのを待って、当時の状況を調べる方針です。
29日早朝、北海道小平町の漁港で釣りをしていた男性2人が海に落ちました。2人は親子で23歳の息子は自力で岸に上がりましたが、54歳の父親の行方はわかっていません。
【画像】54歳父親と23歳息子が転落した北海道小平町・臼谷漁港
29日午前4時20分ごろ、小平町の臼谷漁港で「2人の釣り人が落ちて1人は自力で上がった」と目撃者から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、転落したのは、旭川市に住む54歳の男性と23歳の男性の息子で、息子はまもなく自力で岸に上がり病院で手当てを受けています。命に別状はありません。
父親の行方はわかっておらず、警察や消防、海保が捜索にあたっています。
近くでは、ライフジャケット1着が海面で発見されたということです。
29日未明、北海道釧路市で、27歳の女が、元交際相手の部屋の窓ガラスを割ったとして逮捕されました。また、その女を両手で突き飛ばしたとして、27歳の男も逮捕されました。
器物損壊容疑で逮捕されたのは、釧路市の27歳の無職の女です。
女は、29日午前0時10分ごろ、釧路市内の元交際相手の自宅の窓ガラスを拳で殴打して割った疑いが持たれています。
また暴行の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称の釧路市の27歳の会社員の男です。
男は、29日午前0時11分ごろ、自宅近くの路上で元交際相手の27歳の女を両手で突き飛ばす暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、当時2人は釧路市内の路上でトラブルになっていて、目撃者から「男性と女性がもめている」と警察に通報されていました。
そして駆けつけた警察が2人から事情を聴き、それぞれの犯行が確認されたため、2人をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、27歳の無職の女は「窓ガラスを手でたたいて割りました」と話し、容疑を認めているということです。
一方で、27歳の自称会社員の男は「両手で押し戻しただけで暴行を加えたわけではありません」と容疑を一部否認しています。
警察は、2人がもめた原因など事件の経緯を調べています。
28日夜、北海道浦河町で、30代の妻の頬を噛んだとして42歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、浦河町の42歳の漁師の男です。
男は、28日午後8時ごろ、自宅でなんらかの理由で30代の妻ともめると、妻の左頬を噛む暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、当時この家には、3人の子どもがいて、そのうち12歳の長男が「両親がけんかしているので早く来てください」と警察に通報しました。
駆けつけた警察官が、2人から事情を聞き、男の犯行が確認できたため、男をその場で逮捕しました。
噛まれた妻は、頬が赤くなる程度で目立った傷はありません。
取り調べに対し、42歳の漁師の男は「俺がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
この夫婦をめぐって過去にトラブルや相談歴があったかどうかわかっていません。
警察は、夫婦げんかの末に犯行に及んだとみて、当時の詳しい状況を調べています。
28日未明、札幌市白石区で乗用車同士が衝突する事故があり、一方の車に乗っていた女性が意識がない状態で病院へ運ばれました。
【画像】乗用車2台が大破した事故現場
事故があったのは、札幌市白石区東札幌3条4丁目の南郷通で、28日午前0時半ごろ、右折しようとした乗用車と直進してきた乗用車が衝突しました。
警察によりますと、右折しようとした黒いセダンタイプの乗用車には、20代の男性運転手と20代の女性2人が乗っていて、女性2人が病院に運ばれました。
消防によりますと、このうち1人が意識がない状態だったということです。
もう一方の直進してきたシルバーの乗用車を運転していた20代の男性に、けがはありません。
事故は、たまたま通りかかったパトカーが見つけました。
現場は、信号機のある交差点付近で、警察が事故の状況を調べています。
28日未明、北海道函館市のコンビニエンスストアで、缶ビールを盗み、追いかけて来た男性店員に対し頬を殴打したとして、45歳の男が逮捕されました。
事後強盗の疑いで逮捕されたのは、函館市昭和4丁目の自称無職、山内敏彰容疑者45歳です。
山内容疑者は、28日午前3時すぎ、函館市内のコンビニで缶ビール3本(価格933円)を盗み店を出たところを、追いかけて来た36歳の男性店員に対し頬を拳で殴打した疑いが持たれています。
殴られた男性店員に、けがはありません。
警察によりますと、男性店員は山内容疑者が缶ビールを持っていたバッグに入れて、そのまま店を出たため追いかけました。
そして山内容疑者に声をかけると、殴られたということです。
男性店員は「万引き犯を捕まえて若干殴られた」と110番通報し、駆けつけた警察が山内容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、山内容疑者は「ビールを飲みたかったがお金がなく、万引きしたことに間違いない」と供述する一方、「捕まえに来た店員を振りほどこうとしただけ」と話し、店員を殴ったことについては否認しています。
山内容疑者の所持金の具体的な額はわかっていませんが、ビールを買える金は持っていませんでした。
警察は、事件当時の状況を詳しく調べています。
27日深夜、北海道苫小牧市で、同居する60歳の母親の首を絞めたとして、22歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市の22歳の無職の男です。
男は27日午後11時半過ぎ、自宅で同居する60歳の母親に対し、首を両手で絞める暴行を加えた疑いがもたれています。
母親にけがはありません。
当時、家には男と男の両親がいて、犯行を目撃した父親が「息子が暴れている」と警察に通報しました。
駆けつけた警察が、男から事情を聴くなどして犯行を確認し、男をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、22歳の無職の男は「首を絞めたことには間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、詳しい動機は明らかになっていませんが、男と母親は何らかの理由で口論となり、男がカッとなって犯行に及んだとみられています。
これまでにこの家族をめぐるトラブルや相談歴は確認されていません。
警察は、男が日常的に暴力をふるっていなかったかどうかなど詳しく捜査を進めています。
27日午後、札幌市中央区の商業施設で、正当な理由もないのに、カッターナイフを持っていたとして、31歳の男が逮捕されました。
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称、札幌市手稲区に住む31歳の無職の男です。
男は27日午後6時前、札幌市中央区北2条東4丁目にある商業施設で、正当な理由もないのに、刃体の長さ約6.6センチメートルのカッターナイフ1本を所持していた疑いがもたれています。
警察によりますと、施設にある店舗から万引き被害にあったと110番通報を受けて、警察が現場に駆けつけました。
警察が到着した時には、万引きをした人物は現場にいませんでしたが、警察が店の従業員などに話を聞いていた際、男が姿を見せたため職務質問したところ、万引きをしたことをほのめかし、カッターナイフを所持していたため、男をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、31歳の無職の男は「カバンの中にカッターナイフが入っていた理由は分からない」と話し、容疑を否認しています。
警察は、男が刃物を所持していた理由などを詳しく調べるとともに、男が万引きに関与していなかったかどうか捜査を進めています。
15日、札幌市清田区にある無人のコインランドリーで両替機から現金約20万円が盗まれました。
【画像で見る】わずか3分半の犯行…深夜の無人コインランドリー窃盗
犯行の一部始終をカメラが捉えていました。
フードを被り、手にはバールのようなものを持っています。
事件は、客のいない深夜のコインランドリーで起きました。
15日午後11時半ごろ、1人で店にやって来た犯人がバールのようなもので、両替機をこじ開ける様子を店の防犯カメラが捉えていました。
犯人は、カメラを気にする様子もなく両替機をこじ開けると、現金約20万円が入ったボックスを無理やり引きちぎって、持ってきたリュックに押し込み、そのまま立ち去りました。
入店から約3分半の犯行でした。
被害にあったのは、交通量の多い道路に面した札幌市清田区の「きらめきランドリー北野店」です。
梶原小春 記者
「被害にあった両替機は,こじ開けられたような跡で歪んでしまっています」
店は、就労支援事業所が運営していて、翌朝に清掃に訪れた職員が両替機が壊されているのを発見しました。
きらめきランドリー 佐藤行介 社長
「24時間営業なので、こういったリスクは考えていたんですが、まさか(窃盗が)入るとは思っていなかった」
「ついにやられてしまったなと。怒りと悔しさが…」
壊されたのは300万円相当の両替機で、運営会社は警察に被害届を提出しています。
28日未明、札幌市白石区の道道の交差点で乗用車2台が衝突し、女性1人が意識不明の重体、女性1人が重傷です。
【画像】ボンネットから白煙を上げる事故直後の車両
事故直後の映像です。車両から白い煙が立ち上る中、消防隊員が消火活動にあたっています。
事故があったのは、札幌市白石区東札幌2条4丁目の道道の交差点で、28日午前0時半ごろ、直進中の乗用車が右折する乗用車と衝突しました。
右折中の乗用車には、20代の夫婦と友人1人の合わせて3人が乗っていて、この事故で後部座席の女性が意識不明の重体。
また、助手席の25歳の妻も肋骨を骨折し重傷です。
現場は、信号機のある道道の交差点で、警察が事故の原因を調べています。
27日、北海道遠軽町の自動車整備工場で、78歳の男性が、ダンプカーの荷台と車体に挟まれ、死亡しました。
27日朝、遠軽町生田原の自動車整備工場の敷地内で、会社役員の中野廣志さん78歳が、8トンダンプカーの荷台と車体お間に挟まれた状態で見つかりました。中野さんは、運ばれた病院で死亡が確認されました。
警察や消防によりますと、中野さんは午前5時ごろに家を出ましたが、朝食の時間になっても戻らないため、中野さんの妻が工場を見に行き、中野さんを発見しました。
中野さんは1人で作業をしていたみられますが詳しい作業内容はわかっていません。しかし、中野さんの妻と息子は、警察の聞き取りに対し、「何日か前からダンプカーの荷台の調子がおかしいと言っていた」と話していたということです。警察は事故の状況を詳しく調べています。
26日夕方、道北の猿払村の国道でトラックと乗用車が正面衝突し、3人がけがをしました。
警察と消防によりますと、26日午後4時半前、猿払村知来別の国道238号線でトラックと乗用車が正面衝突し、双方の車に乗っていたあわせて3人がけがをしました。このうち、乗用車の30代の女性は消防隊の到着時、意識がもうろうとした状態だったということです。女性はその後回復し、命に別状はないということですが太ももの骨を折る重傷です。
現場は、片側1車線の見通しの良い直線道路で、警察は、いずれかの車両が反対車線にはみ出したとみて事故の原因を調べています。
札幌の80代の女性からキャッシュカード2枚をだまし取ったとして、受け子役の36歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、新潟県の36歳の無職の男です。男は札幌市中央区の80代女性から、キャッシュカード2枚をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、4月3日、女性の家に電話があり、区役所職員を名乗る男が「保険料が多く支払われているので還付します」と伝えました。次に、郵便局員を名乗る男から電話があり、「古いキャッシュカードを回収する。別の従業員が回収しに行く」とつげました。その後、男が従業員になりすまして女性の家を訪れ、キャッシュカード2枚をだまし取ったということです。
女性から通報をうけた警察は、防犯カメラの映像などから男を特定し全国指名手配をしていましたが、青森県内で男を見つけ逮捕しました。
男は「キャッシュカードをだまし取って、その後お金を引き出した」と容疑を認めているということです。キャッシュカードの口座からは現金約34万円が引き出されていて、警察は男が引き出したとみて捜査しています。
函館で酒気帯び運転をしたとして、67歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは旭川の67歳の無職の男です。男は26日午後9時ごろ、函館市港町3丁目付近の市道で、酒気を帯びながら乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は本州から函館に向かうフェリーの中で飲酒し、函館到着後、乗用車を運転して宿泊先に向かう途中、不審車両としてパトロール中の警察官に止められました。警察官が呼気検査を行うと基準値の2倍程度のアルコールが検出されたためその場で逮捕されました。
男は「酒を飲んで車を運転したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
今年2月から4月にかけて、札幌市西区の50代の女性が、厚生労働省や警察などを名乗る男らから1800万円相当の暗号資産をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、札幌市西区の50代の女性は、2月27日厚生労働省の職員を名乗る男から「保険金が悪用されています」などと電話を受けました。
その後、警察官を名乗る男や検察官を名乗る男からも電話があり、「キャッシュカードが犯罪に使われているかもしれないので現金を確認する必要がある」「あなたのカードがマネーロンダリングされている」「逮捕状が出ているため保証金2000万円が必要」「だから他の人には話さないように」などと言われ、暗号資産の口座開設を指示されました。
話を信じた女性は、指示通りに3月から4月15日までの間に、3回にわたって、あわせて1800万円相当の暗号資産を指定された口座に送金したということです。
送金後、女性が同居する家族に相談したところ、詐欺の可能性を指摘され、25日警察に届け出ました。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに、身に覚えのない電話には詐欺を疑い、警察相談電話「#9110」に相談するよう呼びかけています。
北海道教育委員会は、道立の特別支援学校の男性職員が、自身の下半身の画像をインターネット上にアップロードするなどしたとして、男性職員を24日付で懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは、札幌市内にある道立の特別支援学校の寄宿舎指導員を務める42歳の男性職員です。
北海道教育委員会によりますと、男性職員は2023年3月、自宅でわいせつな動画を編集し、自身の下半身の画像をインターネット上にアップロードし、その画像を6000円で販売するなどしました。
男性職員は、ゲームの攻略サイトを見ている途中に、動画の編集者を募集する広告を見つけ連絡を取ったのをきっかけに、わいせつな動画を編集するなどしました。
当初、男性職員は映画の編集か何かと考えていましたが、広告主から送られてきた映像素材はわいせつ動画で、事前に報酬3000円が振り込まれたため「もらったからにはやらなくてはならない」と編集作業をしたということです。
その後、自身の下半身の画像を送るよう要求され、事前に3000円の報酬を振り込まれていたことから断れず、下半身の画像をアップロードしたということです。
道教委の聴き取りに対し、42歳の男性職員は「お金を先に振り込まれてしまって、やらなくてならないと思い、冷静な判断ができなくなってしまった」と説明しているということです。
男性指導員は、わいせつ電磁的記録送信頒布の容疑で逮捕され、札幌簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けていました。
北海道教育委員会は、道央にある中学校の27歳の男性教諭が16歳未満と知りながら少女にキスするなどしたとして、この男性教諭を懲戒免職としました。
道教委によりますと、男性教諭は去年11月から今年1月にかけて、相手が16歳未満の少女と知りながら、少女にキスするなどしました。
道教委の聴き取りに男性教諭は「教員としてではなく、人として許されないことをしてしまった。適切な判断ができなかった自分の弱さが招いた結果を後悔している」と話しているということです。
道教委は、男性教諭は24日付で懲戒免職としました。
凄惨な事件の状況が少しずつ明らかになってきました。
札幌市手稲区の自宅で小学5年生の長男を殺害したとして父親が逮捕された事件。
【画像】外出から帰宅した妻が水を張った浴槽で長男を見つける
逮捕された会社員、厚海慎一容疑者43歳は今月22日、自宅で長男の律くん10歳の首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
律くんの死因は、首を圧迫されたことによる窒息死で、捜査関係者によりますと厚海容疑者は「両手を使って絞めた」「コードでも絞めた」などと供述し、自宅からはコードが押収されたということです。
このほか、事件当時外出していた妻が帰宅した際に、水が張られた浴槽内で律くんを見つけたことも新たに分かりました。
警察は、律くんが殺害されたいきさつなどを調べています。
「闇バイト」に応募して札幌の住宅に強盗に入った罪などに問われた男の裁判で、検察は懲役6年を求刑しました。
【画像を見る】闇バイトで応募…緊縛強盗の罪に問われた男に懲役6年求刑
鈴木陸被告は去年10月、札幌市豊平区の住宅に押し入り住人の男性の手足を粘着テープで縛って現金3万円を奪った罪などに問われています。
25日の論告で検察側は、「被害者の手首には皮下出血があり、強盗における暴行があった」として、懲役6年を求刑しました。
一方、弁護側は「住人の男性が抵抗できないほどの暴行を加えたわけではない」として、強盗罪ではなく恐喝罪にあたると主張。
一部の被害者と示談が成立していることなどを挙げ、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は5月20日に言い渡されます。
26日未明、北海道函館市で、家庭内トラブルの通報を受けて駆けつけた警察のパトカーを蹴ってへこませたとして、27歳の男が現行犯逮捕されました。
器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは、函館市住む自称・解体作業員の男(27)です。
警察によりますと、26日午前1時半過ぎ、男の家族から家庭内でトラブルがあった旨の通報があり、警察官が駆けつけたところ、男が駐車したパトカーを見るや否や、右前方の部分を足で蹴ってへこませたということです。
当時、男は酒に酔っていました。
警察の調べに対し、自称・解体作業員の男(27)は、「感情的になって足蹴りしたので、パトカーが壊れてもおかしくないと思う」と話し、容疑を認めているということです。
26日未明、北海道函館市のお寺に正当な理由なく侵入したとして、自称無職の男(49)が現行犯逮捕されました。
警察は、さい銭を盗む目的だった可能性があるとみて調べています。
建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されたのは、全て自称の函館市に住む無職の男(49)です。
26日午前2時半ごろ、防犯カメラで、男の様子を見ていた寺の住職が「さい銭箱をあさっているような人がいる」と110番通報。
駆けつけた警察官が、男をその場で逮捕しました。
男がいたのは本堂の一角で、誰でも出入りできる場所でした。
警察の調べに対し、自称無職の男(49)は「お寺に入ったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、金品目的だった可能性があるとみて、余罪についても捜査しています。
26日未明、北海道函館市の飲食店で、口論となった男性客の顔を殴りけがをさせたとして、自称飲食店従業員の男(36)が現行犯逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも自称の函館市に住む飲食店従業員の男(36)です。
この男は、26日午前0時半すぎ、函館市松風町の路上で、27歳の男性客の顔を手で殴り、鼻血が出たり唇が切れたりするけがをさせた疑いが持たれています。
警察によりますと、被害にあった男性客は友人2人と、この男が働く飲食店で食事をしていました。
会計時、男性客が友人と店内で口論になったため、男が止めに入りましたが、男性客が男に詰め寄ったことで口論に発展。
店の外の路上で、従業員の男が、男性客の顔を1発殴ったということです。
通報を受け駆けつけた警察官が、男を現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、自称飲食店従業員の男(36)は「ついカッとなって相手の顔を殴ってしまった」と容疑を認めているということです。
当時、2人とも酒を飲んでいたということです。
北海道網走市で、塩酸入りの薬品を配達せずに横領したとして、41歳の会社員の男が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、網走市に住む会社員の男(41)です。
この男は、4月21日、配達業務中に塩酸が入ったボトル20本を配達先に届けず、自宅に保管し横領した疑いがもたれています。
荷物の行方が分からなくなったことから、25日、運送会社の関係者が警察に相談して、事件が発覚しました。
その後の捜査で、男の自宅から、保管されている薬品入りのボトルがみつかったため、警察は男を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、会社員の男(41)は容疑を一部認めているものの、横領については否認しています。
警察は、男の動機や余罪について詳しく調べています。
北海道帯広市で、自宅アパートの部屋に火をつけて放火しようとしたとして、27歳の女が逮捕されました。
現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、帯広市西16条南4丁目の自称・会社員、外山楓果容疑者(27)です。
外山容疑者は、24日午後2時ごろ、自宅である木造2階建てアパートの部屋で、衣類などに火をつけ、ほかの部屋に燃え移らせようとした疑いが持たれています。
この火事で、部屋の一部が焼けたものの、延焼はなく、けが人もいませんでした。
その後、外山容疑者の親族から「自宅で服を燃やした」などと警察に通報があり、警察が捜査をすすめ、翌日25日夜、外山容疑者を逮捕しました。
警察の調べに対し、外山容疑者は「ストレスから家に火をつけた」と話しているということです。
今年3月から4月にかけて、北海道オホーツク地方に住む50代の既婚女性が、著名人を名乗る男からSNSで「好きだよ」などと言われて好意を抱き、電子マネー約1900万円をだまし取られました。
警察は、ロマンス詐欺事件として捜査しています。
被害に遭ったのは、オホーツク地方に住む50代の女性です。
警察によりますと、女性は今年1月下旬、携帯電話に届いた著名人を名乗る男からのメールをきっかけに、男とSNSで交流を始めました。
すると女性は、男から「好きだよ」などというメッセージを送られました。
これを信じた女性は、男に好意を抱き、さらにSNSでの交流を続けようとしたところ、男のマネージャーを名乗る人物から「やり取りを継続するためには、電子マネーでポイントを購入する必要がある」などとSNSで説明を受けました。
女性は3月上旬から4月18日にかけて、複数回にわたり合計約1900万円の電子マネーを購入し、その番号を男らに伝え、だまし取られたということです。
被害に気づいた女性の夫が、24日朝、警察に通報し事件は発覚しました。
警察は、ロマンス詐欺事件として捜査しています。
4月6日未明、北海道岩内町のスナックなどが入るビルで20代の男性2人を棒のようなもので殴り、けがをさせたとして62歳の暴力団員の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、岩内町に住む6代目山口組5代目誠友会の構成員の無職、松下孝容疑者(62)です。
松下容疑者は、6日午前0時ごろ、岩内町のスナックなどが入るビルの通路で、20代の男性2人に対し棒のようなもので殴り、けがをさせた疑いが持たれています。
警察によりますと男性2人は、頭や背中を負傷しましたが、程度は軽いということです。
事件があったその日のうちに、被害者の関係者から警察に通報があり、警察は裏づけ捜査を進め、24日午前松下容疑者を逮捕しました。
松下容疑者と被害を受けた男性2人に面識はありませんでした。
また警察は、松下容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
警察は、事件当時の状況を詳しく調べています。
札幌市で、改造車から外れたタイヤが当時4歳の女の子に直撃し、重体となった事故の裁判で、札幌地裁は車を運転していた男らに有罪判決を言い渡しました。
【画像を見る】違法改造車を運転する男とタイヤ脱落後の車
判決後に記者会見を開いた、女の子の父親は憤りをあらわにしました。
女児の父親
「(判決は)心情的には、全く納得していないというのが正直なところ」
2023年11月、札幌市西区で、改造した車から外れたタイヤが当時4歳の女の子に直撃した事故。女の子は、今も意識不明のままです。
車は車検を通したあと、付け替えたタイヤを車体からはみ出させる、違法改造でした。
車を運転していた若本豊嗣被告(51)は、過失運転傷害と車を不正改造した罪に。
車の所有者の田中正満被告(51)は、若本被告と不正改造した罪に問われました。
24日に開かれた判決公判で、札幌地裁は。
札幌地裁 渡邉史朗 裁判長
「不正改造の中でも、事故の危険性を高める部類の改造」
「いまだ幼く、未来ある被害者が受けた傷害は非常に重大」
一方で、若本被告は過ちを認め、反省しているなどとして、若本被告に懲役3年、執行猶予5年。
田中被告に罰金20万円を言い渡しました。
女児の父親
「家族の心情としては、子どもが殺されたも同然。被害の大きさと刑罰の大きさのバランスが取れていないと感じている」
被害者参加制度を使って被告に質問するなど、裁判に参加してきた父親。
車の所有者である田中被告が、過失運転傷害罪で起訴されなかったことを不服として、23日に検察審査会へ審査を申し立てています。
札幌市手稲区の自宅で、小学5年生の長男を殺害した疑いで逮捕された43歳の父親が、「両手とコードを使って首を絞めた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
札幌市手稲区の会社員厚海慎一容疑者は、4月22日、自宅で長男の律くん(10)の首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
律くんの死因は、首を圧迫されたことによる窒息死で、捜査関係者によりますと、厚海容疑者は「両手を使って絞めた」「コードでも絞めた」などと供述し、自宅からはコードが押収されたということです。
このほか、事件当時、外出していた妻が帰宅した際に、水が張られた浴槽内で律くんを見つけたことも新たにわかりました。
警察は、厚海容疑者が律くんを殺害した経緯などを調べています。
2024年9月、自分が利用することを装って銀行口座を開設したとして、23歳の介護士の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、長崎県大村市に住む23歳の介護士の男です。
この男は2024年9月24日、共犯者と共謀して、三菱UFJ銀行の口座を第三者に譲渡して利用させる目的であるにもかかわらず、自分が利用するかのように装って開設し、財産上不法の利益を得た疑いが持たれています。
警察によりますと、今年1月、北海道深川市に住む人物が被害にあった投資詐欺事件で、第三者に作らせていた口座を使用していたとして逮捕・起訴された小林義昭被告のスマートフォンから、今回逮捕された23歳の男との『テレグラム』のやり取りが見つかり、逮捕につながったということです。
警察によりますと、小林被告は特殊詐欺グループに売るための口座を第三者に作らせる仲介役とみられていて、SNSで口座の名義人を募集。23歳の男は、小林被告の募集に応募していました。
警察の取り調べに対し、23歳の男は容疑を認めていて、「報酬を数万円もらった」などと話しているということです。
小林被告のスマートフォンからは、他にも、口座開設に関する数十人とのやり取りが見つかっていて、警察は闇バイトの可能性も視野に、第三者の口座を使った特殊詐欺を行っている共犯者がいるとみて、事件の実態解明をすすめています。
16日、札幌市中央区の解体工事現場で時価約11万円の発電機1台を盗んだとして、19歳の会社員の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区に住む19歳の会社員の男です。
男は16日午前8時すぎから午後6時すぎまでの間、札幌市中央区南17条西8丁目の解体工事現場から、発電機1台(時価10万8000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
解体工事を請け負っていた会社の関係者が、発電機が無くなっていることに気付き、インターネットサイトで中古品として販売されているのを発見しました。
通報を受けた警察は、中古品の記録や防犯カメラの映像などから男の犯行を特定し、25日に逮捕しました。
警察によりますと、発電機は解体工事に使われていたもので、手で持ち運ぶことができるくらいの重さだということです。
警察の取り調べに対し、少年は「お金が欲しくて発電機を盗んだ」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、少年が解体工事現場の建物に侵入した方法などを詳しく調べています。
24日夜、札幌市東区の地下鉄駅構内で、10代女性のスカートの中をスマートフォンで撮影しようとしたとして、33歳の介護士の男が逮捕されました。
撮影処罰法未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む33歳の介護士の男です。
この男は24日午後6時半ごろ、札幌市東区の地下鉄東豊線・環状通東駅構内で、スマートフォンを使って、10代女性のスカートの中を撮影しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、事件当時、現場に居合わせた人が「盗撮の犯人を他の人が追いかけて行った」と警察に通報。
男は取り押さえられ、駆けつけた警察官によって現行犯逮捕されました。
警察の取り調べに対し、男は「全く覚えていない」と話し、容疑を否認しています。
警察は、男のスマートフォンの中身を確認するなどして、事件を詳しく調べています。
2024年9月、札幌市のススキノのバーで、女性客のバッグから財布を盗んだとして、自称風俗店従業員の21歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む自称・風俗店従業員の21歳の男です。
男は2024年9月25日午前7時半ごろ、札幌市中央区のススキノのバーで、24歳の女性客のバッグから現金約6000円や身分証などが入った財布(時価約8万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
事件翌日、女性が交番を訪れて「バッグの中から財布が盗まれた」と被害を申告。警察は、店の防犯カメラ映像などから男の容疑を特定し、事件から約7か月後の4月24日逮捕しました。
男と被害女性は、バーの客同士でした。
警察の取り調べに対し、男は「思い出せません」と容疑を否認しているということです。
警察が事件当時の詳しい状況や余罪などについて調べを進めています。
今月4日から8日までの間、北海道帯広市内にあるホテルで、代金を支払えないのに宿泊するなどしたとして36歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職、加藤遼馬容疑者36歳です。
加藤容疑者は、今月4日から8日までの間、帯広市内のホテルで、代金を支払う意思も能力もないのに、4泊したりレストランを利用したりするなどして、約10万円の提供を受けた疑いがもたれています。
8日にホテルの従業員から通報を受けた警察が捜査を進め、容疑が固まったとして25日、加藤容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、加藤容疑者は「間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
当時、加藤容疑者が金を持っていたかどうかわかっていません。
警察は、加藤容疑者がホテルを利用した動機など当時の状況を調べています。
2024年9月、札幌市のススキノのバーで、女性客のバッグから財布を盗んだとして、自称風俗店従業員の21歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む自称・風俗店従業員の21歳の男です。
男は2024年9月25日午前7時半ごろ、札幌市中央区のススキノのバーで、24歳の女性客のバッグから現金約6000円や身分証などが入った財布(時価約8万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
事件翌日、女性が交番を訪れて「バッグの中から財布が盗まれた」と被害を申告。警察は、店の防犯カメラ映像などから男の容疑を特定し、事件から約7か月後の4月24日逮捕しました。
男と被害女性は、バーの客同士でした。
警察の取り調べに対し、男は「思い出せません」と容疑を否認しているということです。
警察が事件当時の詳しい状況や余罪などについて調べを進めています。
去年7月から11月にかけて、北海道函館市で勤務先の高齢者施設の入居者から預かったキャッシュカードを使って、現金約59万円を盗んだとして、50歳の介護士の女が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、函館市中道2丁目の介護士、金原利律子容疑者50歳です。
金原容疑者は、去年7月31日から11月18日までの間に、勤務先の高齢者施設に入居する60代男性のキャッシュカードを使って、函館市内に設置された現金自動預け払い機(ATM)から13回にわたって現金約59万円を盗んだ疑いがもたれています。
今年1月末に高齢者施設の代表から被害届が出されたのを受けて、警察が裏づけ捜査を進めていました。
警察によりますと、金原容疑者は、当時この施設で施設長として勤務していて、立場を利用し入居者から預かったキャッシュカードで犯行に及んでいたということです。
取り調べに対し金原容疑者は「わたしが無断で金をおろしました」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、動機などを詳しく調べています。
北海道の知床半島沖で、観光船が沈没した事故から23日で3年となります。地元の斜里町には、多くの人が献花に訪れました。
【画像を見る】鎮魂と誓いの知床
追悼式典が始まった午後1時。斜里町のウトロ漁港で海を見つめる男性がいました。
■「なんで2人が犠牲にならなきゃいけなかったのか」
3年前のあの日、この場所から「KAZUⅠ」に乗り海に出た元妻と、当時7歳の息子が行方不明に。いまも深い喪失と向き合い続けています。
乗客家族の男性(23日)
「なんで2人が犠牲にならなきゃいけなかったのか。そんなことを考えていました」
2022年4月23日、知床半島沖で「KAZUⅠ」が沈没し20人が死亡、6人が行方不明になった事故。
国の運輸安全委員会は、船のハッチのふたが完全に閉まらない状態で出航し、高い波で海水が船内に流れ込んだことが沈没の原因と結論づけました。
乗客の家族らは、運航会社と桂田精一社長(61)が安全対策を軽くみて事故を起こしたとして、損害賠償を求め提訴。
男性も、この裁判に参加するため、息子の死亡認定を申請しました。
それでも、完全に区切りをつけるには、心が追いつかないと話します。
乗客家族の男性
「それでもやっぱり待ち続けたい。そういう気持ちでいたい」
■式典に桂田社長は姿をみせず
追悼式典には、乗客の家族や関係者およそ120人が出席し、犠牲になった人々に祈りを捧げました。
一方、桂田社長は姿を見せませんでした。
ナギーブ モスタファ記者
「追悼式の会場です。桂田社長からの献花はありません」
桂田社長は去年10月、運航管理者としての義務を怠ったなどとして業務上過失致死の罪で起訴されましたが、初公判の日程は決まっていません。
■観光再生へ問われる“安全”
「安全」が問われたこの3年、マチにはどんな変化があったのでしょうか。
『星の時間』ガイド綾野雄次さん
「ちょうどここ、ここが最後の姿です」
3年前の事故の直前、観光船KAZUⅠの姿を目にした知床のツアーガイド、綾野雄次(あやの・ゆうじ)さん。事故がもたらしたマチの変化をこう振り返ります。
『星の時間』ガイド綾野雄次さん
「空気感はだいぶ変わったよね。うちは影響を感じないが、廃業したところもある」
斜里町ウトロ地区では、コロナ禍で宿泊者数が半減し、さらに追い打ちをかける形で観光船の事故が発生。
今も宿泊者数は、コロナ前の8割にとどまっています。
事故の影響で、一部の観光船事業者は去年、廃業を余儀なくされました。
こうした中、信頼回復への取り組みが始まっています。
知床斜里町観光協会 野尻勝規会長
「観光客を迎えるうえで、各事業者の安全対策に向けての意識が高まった3年間だった」
観光協会と町などが連携し、去年7月に「知床しゃりアクティビティサポートセンター」を設置。
安全対策のため小型船の観光事業者に、救命いかだなどの導入費用を補助するほか、体験観光のリスクや対策をまとめた情報サイトを25日から公開する予定です。
知床斜里町観光協会 野尻勝規会長
「安心して自然観光を利用してもらえることを発信していくことを観光協会として努めた」
知床の原生林です。この日、綾野さんは、東京から訪れた観光客を案内しました。
クマの痕跡を見てまわり、クマと遭遇したときの危険性についても伝えます。
観光船の事故を経て、安全への意識は…
『星の時間』ガイド綾野雄次さん
「変わった意識はない。再確認。知床に開拓の人が来たのが1914年。今年でちょうど111年。その間、ヒグマが日本一が多いところなのに無事故でやっている。この歴史を途絶えさせないように、今までどおり安全にやっていこうと」
東京からの観光客
「さっき見たクマや地形はここにしかない。来てよかった」
「安全な場所を知ったうえで観光したい。町としての取り組みでサポートしてもらえるのは観光客としては嬉しい」
■海保の救助体制
3年前の事故発生当時、ヘリからつり上げ救助を行う機動救難士が配置されているのは、道内では函館航空基地のみでした。
知床半島などの道東エリアと道北エリアは、1時間以内に現場に到着できない空白地帯となっていました。
事故を受けて、海上保安庁は2023年、釧路航空基地に新たに機動救難士9人を配置し、その後、ヘリも3機体制になりました。
それでも道北の一部はまだ「空白地帯」のため、空と海の連携を強化して対応しようとしています。
小樽海上保安部 竹澤歩潜水士
「こちらの巡視船『えさん』は、海上保安庁の中でも大型の巡視船で、2月14日に潜水指定船というものになった」
北海道西部の広い海域で海難救助などを担う小樽海上保安部所属の大型巡視船『えさん』です。
ことし2月、航空基地がない道北エリアの救助体制を強化するため、潜水士用の救助器具などを載せる救難倉庫を新設。
ボンベに空気を充填するコンプレッサーなどを設置し、新たに5人の潜水士が配備されました。
小樽海上保安部 竹澤歩潜水士
「こちらが空気コンプレッサーと言って、潜水士が使用する空気ボンベに空気を圧縮するために必要な機材。他の船でも潜水士がボンベを持っていけば活動できるが、再充填できないので限りがあった」
■海上保安庁が目指す空と海の連携
救助の空白地帯をなくすため、海上保安庁が目指すのは、空と海の連携です。
ヘリコプターが発着できる『えさん』が、ヘリの燃料補給や潜水士の酸素ボンベ補充の中継基地となることで、救助活動の範囲や時間を大幅に広げることができるのです。
小樽海上保安部 竹澤歩潜水士
「知床はとても大きい事案だったが、事案に大小はないと考えているので、ひとつひとつの事案に全力で対応していきたい」
一人でも多くの命を救うために、救助体制の強化が進められています。
■海難救助“空白地帯”解消へ
ことし2月、巡視船『えさん』に潜水士5人が配属されました。さらに今年度中には千歳航空基地に初めてヘリコプター2機が配置され、函館航空基地のヘリも1機増やして3機体制に。
空と海が連携することで道北エリアをカバーしようという狙いです。
■7月洋上慰霊計画
7月には洋上慰霊も計画されています。
羅臼町の漁師・桜井憲二さん(61)ら、行方不明者の捜索にあたってきたボランティアグループが7月に乗客家族を招いた洋上慰霊を計画しています。
観光船のチャーター代や乗客家族の交通費などを賄うため、去年11月から寄付を募っていて、全国からおよそ1000件、目標金額を上回る1300万円の寄付が寄せられているということです。
事故から3年が経ちますが、残された家族の悲しみが癒えることはありません。
北海道知床半島沖で観光船『KAZUⅠ』が沈没した事故から、23日で3年が経ちました。
20人死亡6人行方不明の知床観光船沈没から3年「やっぱり待ち続けたい…」当時7歳の息子と元妻が犠牲になった男性が抱える深い喪失感 追悼式に運航会社の桂田社長は姿見せず 北海道斜里町
家族を失った悲しみは、いまも残ったままです。
追悼式典が始まった23日午後1時。北海道斜里町のウトロ漁港で、海を見つめる男性がいました。
3年前のあの日、この場所から『KAZUⅠ』に乗り、海に出た元妻と、当時7歳の息子が行方不明になりました。
いまも男性は、深い喪失と向き合い続けています。
乗客家族の男性
「なぜ2人が犠牲にならなきゃいけなかったのか、そんなことを考えていました」
2022年4月23日、北海道知床半島沖で『KAZUⅠ』が沈没し、20人が死亡、6人が行方不明になった事故。
国の運輸安全委員会は、船のハッチのふたが完全に閉まらない状態で出航し、高い波で海水が船内に流れ込んだことが、沈没の原因と結論づけました。
乗客の家族らは、運航会社と桂田精一社長が、安全対策を軽くみて事故を起こしたとして、損害賠償を求め提訴。男性も、この裁判に参加するため、息子の死亡認定を申請しました。
それでも、完全に区切りをつけるには、心が追いつかないと話します。
乗客家族の男性
「それでもやっぱり待ち続けたい。そういう気持ちでいたい」
追悼式典には、乗客の家族や関係者、約120人が出席し、犠牲になった人々に祈りを捧げました。
事故当時、斜里町長として対応にあたった馬場隆さんは、強い思いを言葉にします。
斜里町 馬場隆 前町長
「(自分にできることは)多くの人に、この事故を語り継ぐ機会が得られれば、語り継ぐ役目を担おうと決意している」
一方、桂田社長は姿を見せませんでした。
ナギーブ モスタファ記者
「追悼式の会場です。現在までのところ、桂田社長からの献花はありません」
桂田社長は去年10月、運航管理者としての義務を怠ったなどとして、業務上過失致死の罪で起訴されましたが、初公判の日程は決まっていません。
札幌市で改造車から外れたタイヤが当時4歳の女の子に直撃し重体となった事故の裁判で、札幌地裁は、車を運転していた男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
【画像を見る】タイヤ直撃女児重体 車運転の男(51)らに判決
2023年、札幌市西区で改造車から外れたタイヤが当時4歳の女の子に直撃、女の子は今も意識不明の重体です。
車を運転していた若本豊嗣被告(51)は、過失運転傷害と車を不正改造をした罪に、車の所有者の田中正満被告(51)は若本被告と不正改造をした罪に問われています。
24日の判決で、札幌地裁は「改造は事故の危険性を高めるもので非常に悪質」とした一方、若本被告は過ちを認め反省しているなどとして、若本被告に懲役3年執行猶予5年、田中被告に罰金20万円を言い渡しました。
2023年10月、札幌市西区で不正に改造された車から脱落したタイヤが、当時4歳の女の子を直撃し、女の子が重体となっている事故の裁判で、札幌地方裁判所は24日、車を運転していた男に対し懲役3年執行猶予5年、車の所有者の男に対し、罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。
【画像を見る】タイヤが脱落した改造車
札幌市西区の若本豊嗣被告(51)は、2023年10月、不正に改造された田中正満被告(51)が所有する軽乗用車を運転中、脱落したタイヤが当時4歳の女の子を直撃し、女の子に頚髄損傷などの重傷を負わせた過失運転傷害などの罪に問われています。
24日午前、札幌地裁は、「2人が行った車の改造は事故の危険性を高めるもので非常に悪質だが、若本が行った作業としてはタイヤをホイールに装着して渡したのみ、改造の中核になったとは言えない」と指摘。一方で「被害者に対し入院費用200万円を払っているほか、過ちを認めて再び運転しないなど反省をしている」などとして、若本被告に対し、懲役3年執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡しました。
また基準に合わないタイヤを装着するなど車を不正に改造したとして、道路運送車両法違反の罪に問われている田中被告に対し、札幌地裁は、罰金20万円(求刑罰金20万円)を言い渡しました。
女の子は、現在も意識不明の重体です。
女の子の父親は、2025年1月の初公判後の会見で「事故の原因は単なる整備不良であるという言葉で済ませたくない」と話し、車の所有者である田中被告が、過失運転傷害の共犯として起訴されなかったことに「自分の無責任な趣味で人の人生を奪っておいて、その程度の責任しか問われないのは間違っている」などと話していました。
4月、同居している交際相手の女性を蹴ったなどして、38歳の会社役員の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区に住む会社役員の男(38)です。
警察によりますと、この男は、4月4日ごろ、同居している交際相手の30代女性を蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
女性の被害状況を聞いた人から「けがをした人がいる」と警察に通報があり、事件が発覚。
警察は、女性に話を聞くなどし、男の容疑を固め、約20日後の23日逮捕しました。
警察の取り調べに対し、会社役員の男(35)は「全く違います」と容疑を否認しています。
警察によりますと、女性は、当時、ろっ骨を骨折していて、警察は、今回の事件との因果関係を調べるとともに、当時の状況を捜査しています。
未成年であることを知りながら、10代少女を誘い出し親権者に無断で連れ回したなどとして、札幌の45歳の男が逮捕されました。
未成年者誘拐の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む会社員の男(45)です。
警察によりますと、この男は、23日にSNSで知り合った石狩地方に住む10代少女を、未成年であることを知りながら、親権者に無断で車で連れ出し、自分の支配下に置いた疑いが持たれています。
23日、女性の親族が警察に「娘が家に帰ってこない」という旨の相談をして、事件が発覚。
警察が捜査をすすめるなかで、恵庭市黄金中央4丁目に駐車中の男の車を警察官が発見、男を現行犯逮捕しました。
警察によりますと、男と少女は、車内に2人きりだったということです。
警察の取り調べに対し、会社員の男(45)は「女の子を連れ回しました」と容疑を認めているということです。
警察は、男が少女を連れ出したいきさつや余罪について調べています。
24日正午前、北海道オホーツク地方の紋別市にある燻製工場から火が出て、工場がほぼ全焼しました。けが人はいません。建物から噴き出す真っ赤な炎と黒い煙。
【画像】真っ赤な炎が噴き出し、立ち上る黒煙…魚介類の燻製工場がほぼ全焼
24日正午前、紋別市真砂町2丁目にある燻製工場から煙が見えると、目撃者から消防に通報がありました。
火は2時間半ほど後に消し止められましたが、工場はほぼ全焼しました。
当時、工場では魚介類のくん製を作っていて、警察によりますと、中には4人の従業員がいましたが、全員、逃げて無事でした。
警察と消防が火の出た原因を調べています。
札幌市手稲区の自宅で、小学5年生の長男を殺害した疑いで、23日逮捕された43歳の父親が「殺すつもりで息子の首を絞めた」などと供述していることが分かりました。
【画像を見る】「殺すつもりで息子の首を絞めた」父親(43)が供述
札幌市手稲区の会社員、厚海慎一容疑者は、22日、自宅で長男の律くん(10)の首を絞めるなどして殺害した疑いでけさ、送検されました。
律くんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死でしたが、父親の厚海容疑者が取り調べに対し「殺すつもりで息子の首を絞めた」などと供述しているということです。
厚海容疑者が自ら110番通報し、律君は、脱衣所で服を着た状態で倒れているところを発見されました。
警察は、引き続き、殺害に至ったいきさつなどを調べています。
全国の郵便局で配達業務の点呼に法令違反の不備が相次いで発覚した問題で、北海道内では9割近くの郵便局で「不適切な点呼」が行われていたことが分かりました。
【画像を見る】道内の郵便局9割近くで「不適切な点呼」判明
この問題は、全国の郵便局で配達員に義務付けられている飲酒の有無など確認する点呼が適切に行われていなかったものです。
日本郵便が調査した結果全国の75%にあたる2391の郵便局で点呼に不備があり、北海道内では集配業務を行う275の郵便局うち9割近くにあたる239の郵便局で「不適切な点呼」が行われていたということです。
総務省と国交省は、日本郵便からの報告に基づき、法令違反が認められた場合は「車両停止」などの行政処分を行うなど必要な対応を検討する方針です。
札幌市手稲区で小学5年生の男の子が父親に殺害された事件で、男の子の死因が窒息死だったことがわかりました。
【画像を見る】殺害された男児 死因は窒息死
手稲区の会社員・厚海慎一容疑者(43)は、22日の午前8時ごろから午後1時半ごろの間に、自宅で長男の律くんの首を圧迫するなどして殺害した疑いが持たれています。
死亡した律くんは、司法解剖の結果、頸部圧迫による窒息死だったことがわかりました。
子どもが同じ小学校に通う人
「なんで子どもを巻き込むのかな。やりきれない気持ち」
捜査関係者によりますと厚海容疑者は、妻と律くんと3人暮らしで、当時、妻は外出中。
犯行時は2人きりだったものとみられています。
22日午後、札幌市東区の国道の交差点で軽乗用車が右折するトラックと衝突し、軽乗用車の2歳の女の子が心肺停止の状態で病院に運ばれました。
【画像を見る】2歳女児が心肺停止 トラックと軽乗用車が衝突した事故現場
事故があったのは、札幌市東区東雁来10条3丁目の国道275号と市道が交わる交差点で、22日午後1時ごろ、直進中の軽乗用車が右折するトラックと衝突しました。
時崎愛悠 記者
「交差点内にはガラスの破片が散乱していて、事故の激しさが伺えます」
警察などによりますと、この事故で軽乗用車に乗っていた2歳の女の子が心肺停止の状態で病院に運ばれました。
また、運転していた60代の女性もけがをして、病院で手当てを受けています。
現場は、信号機のある交差点で、警察が事故の状況を調べています。
22日、札幌市手稲区で10歳の息子の首絞めるなどして殺害した疑いで、43歳の自称会社員の男が逮捕されました。
【画像を見る】10歳の息子の首を圧迫して殺害した現場など
殺人の疑いで逮捕されたのは、札幌市手稲区手稲本町1条2丁目の自称会社員、厚海慎一容疑者(43)です。
厚海容疑者は22日午前8時ごろから午後1時半ごろにかけて、自宅で小学5年生の息子・律くん(10)の首を圧迫するなどの方法で殺害した疑いが持たれています。
警察によりますと、事件後、厚海容疑者は「息子を殺してしまった」と自ら警察に通報していました。
警察官が厚海容疑者の自宅に到着した際、律くんの意識はなく、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察の取り調べに対し、厚海容疑者は容疑を認めているということです。
警察は、遺体の司法解剖を行って死因を特定する方針で、殺人に至った動機などについても詳しく調べています。
22日午後、札幌市東区の交差点で軽乗用車とトラックが衝突し、2歳の女の子が心肺停止状態で、病院に運ばれました。
【画像を見る】2歳女児が心肺停止状態で病院搬送
事故があったのは、札幌市東区東雁来10条3丁目付近の国道275号線と市道が交わる交差点で、22日午後1時すぎ、事故の当事者から「交通事故で、車の中で意識がない」と消防に通報がありました。
警察や消防などによりますと、直進してきた軽乗用車と右折してきたトラックが衝突し、軽乗用車に乗っていた2歳の女の子が心肺停止の状態で病院に運ばれました。
取材した映像には、軽乗用車の後部座席にチャイルドシートが映っていましたが、事故当時の女の子の状況については、まだわかっていません。
また、軽乗用車を運転していた60歳の女性もけがをして、病院で手当てを受けています。
トラックを運転していた58歳の男性運転手にけがはないということです。
現場は、信号機のある交差点で、警察が詳しい状況を調べています。
22日、札幌市手稲区で、男が小学5年生の長男を殺害した事件は、同居する妻の外出中に起きたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
【画像を見る】10歳長男を殺害…43歳父親を逮捕
札幌市手稲区の自称会社員・厚海慎一容疑者(43)は、22日午前8時ごろから午後1時半ごろの間に、自宅で長男の律くん(10)の首を圧迫するなどして殺害した疑いが持たれています。
厚海容疑者は、犯行後「息子を殺してしまった」と自ら警察に通報していました。
近所の人
「休みの日とか遊びに連れていってあげたりしていて、普通にお父さんをしている感じ」
捜査関係者によりますと厚海容疑者は、妻と律くんと3人暮らしで、当時、妻は外出中でした。
厚海容疑者は容疑を認めているということで、警察が、捜査をすすめています。
22日、札幌市手稲区で、男が小学5年生の長男を殺害した事件は、同居する妻の外出中に起きたことが捜査関係者への取材でわかりました。
札幌市手稲区の自称会社員・厚海慎一容疑者(43)は、22日午前8時ごろから午後1時半ごろの間に、自宅で、長男の律くん(10)の首を圧迫するなどして殺害した疑いが持たれています。
厚海容疑者は犯行後「息子を殺してしまった」と自ら警察に通報していました。
厚海容疑者について、近所の人は「休みの日とか遊びに連れて行ってあげたりしていて。普通にお父さんをしている感じ」と話しています。
捜査関係者によりますと、厚海容疑者は、妻と律くんと3人暮らしで、当時、妻は外出中でした。
2024年8月、北海道函館市の漁港で、知人男性の顔を殴るなどし、けがを負わせたとして、札幌の19歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む会社員の男(19)です。
警察によりますと、男は知人と共謀し、2024年8月30日深夜、函館市湯川1丁目の漁港で、北斗市内に住む、知人男性(21)の顔を殴るなどの暴行を加えてけがをさせた疑いが持たれています。
男性は、男らから棒状のもので頭を殴る、拳で顔を数回殴る、腹を足で蹴る、頭を踏みつけるなどの暴行を受け、全治1週間のけがを負いました。
被害男性はその日のうちに警察に被害届を提出。
男は犯行後、行方がわからなくなっていましたが、警察は、防犯カメラや関係者の供述などから、男の居場所を特定し、事件から約8か月経った22日、男を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、会社員の男(19)は「顔面を殴ったりしました」と容疑を認めているということです。
警察は、共犯者とみられる知人についても捜査を進めているほか、何らかのトラブルがあったとみて詳しく調べています。
22日午後、北海道旭川市のスーパーマーケットで、インスタントコーヒーなど万引きしたとして、53歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、旭川市に住む無職の男(53)です。
男は、22日午後2時半すぎ、旭川市旭町1条7丁目のスーパーマーケットで、インスタントコーヒー、インスタント味噌汁、せんべい、ハンドソープの4点(販売価格計595円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、店員が不審な動きをしていた男を防犯カメラで見つけ監視していたところ、男は売り場の棚から商品を次々と持参したエコバッグに入れて、そのまま店の外に出たということです。
警備員が男を呼び止めて取り押さえ、警察に通報しました。
警察の取り調べに対し、無職の男(53)は「現金を1円も持っていないので金に困って盗んだ」などと話し、容疑を認めているということです。
逮捕時、男の所持金は0円でした。
警察は、余罪がないか調べています。
23日未明、札幌市中央区のすすきのの飲食店で、居合わせた30代の男性客の顔を殴ったとして、59歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、全て自称の京都府京都市に住む自営業の男(59)です。
男は、23日午前0時半ごろ、札幌市中央区南5条西3丁目にある飲食店で、居合わせた30代の男性客の顔を拳で殴った疑いが持たれています。
殴られた男性にけがはありません。
当時、店は営業中で、被害男性が「暴力受けた」とその場で警察に通報。
駆けつけた警察官が、男をその場で逮捕しました。
警察の取り調べに対し、自称自営業の男(59)は「暴力を振るっていません」と話し、容疑を否認しています。
警察によりますと、男と被害に遭った男性客に面識はなく、男は酒に酔っていて、何らかの理由で暴行に及んだとみられています。
警察は、事件のいきさつを詳しく調べています。
22日、札幌市東区の交差点で、軽乗用車と右折のトラックが衝突し、2歳の女の子が意識不明の重体です。
【画像を見る】軽乗用車と右折のトラックが衝突した現場
22日午後1時ごろ、札幌市東区東雁来10条3丁目の交差点で、直進の軽乗用車と右折してきたトラックが衝突しました。
この事故で、軽乗用車に乗っていた2歳の女の子が心肺停止で搬送され意識不明の重体、軽乗用車を運転していた60歳の祖母が腹痛を訴えています。
現場は国道275号線と市道が交わる信号機のある交差点で、警察が事故の状況を調べています。
23日未明、札幌市手稲区で、10歳の息子の首を絞め殺害したとして、43歳の父親が逮捕されました。
【画像を見る】43歳父親が10歳息子を殺害
逮捕されたのは札幌市手稲区に住む自称、会社員、厚海慎一容疑者(43)です。
厚海容疑者は、22日午前8時ごろから午後1時半ごろにかけて、自宅マンションで小学5年生の息子の律くん(10)の首を圧迫するなどして殺害した疑いが持たれています。
厚海容疑者は犯行後、「息子を殺してしまった」と自ら警察に通報。
警察が駆けつけた際、律くんの意識はなく、搬送先の病院で死亡が確認されました。
取り調べに、厚海容疑者は容疑を認めているということです。
警察は犯行に至った動機など捜査を進めています。
22日午後、札幌市東区の交差点で軽乗用車とトラックが衝突し、2歳の女の子が心肺停止で病院に運ばれ、意識不明の重体です。
事故があったのは、札幌市東区東雁来10条3丁目付近の国道275号線と市道が交わる交差点で、22日午後1時すぎ、事故の当事者から「交通事故で、車の中で意識がない」と消防に通報がありました。
【画像を見る】2歳女児が心肺停止状態で病院搬送
警察や消防などによりますと、直進してきた軽乗用車と右折してきたトラックが衝突し、軽乗用車に乗っていた2歳の女の子が心肺停止で病院に運ばれ、意識不明の重体です。
警察によりますと、軽乗用車の後部座席にチャイルドシートがありましたが、事故当時の女の子が車のどこに乗っていたかは、まだわかっていません。
また、軽乗用車を運転していた60歳の祖母もけがをして、病院で手当てを受けています。
トラックを運転していた58歳の男性運転手にけがはないということです。
現場は、国道275号線と市道が交わる信号機のある交差点で、警察が詳しい状況を調べています。
札幌市手稲区で小学5年生の男の子が、父親に殺害された事件で、男の子が通う小学校の保護者の間に、動揺の声が広がっています。
「なんで子ども巻き込むのかなって」小学5年生の息子を殺害した容疑の父親(43) 近所では“普通のお父さん”という評判も…妻が外出中に犯行か 札幌市手稲区
時崎愛悠記者リポート
「事件があった現場では規制線が張られ、捜査員が到着しました」
札幌市手稲区の自称・会社員、厚海慎一容疑者は、22日午前8時ごろから午後1時半ごろの間に自宅で、長男の律くんの首を圧迫するなどして、殺害した疑いが持たれています。
厚海容疑者は犯行後「息子を殺してしまった」と自ら警察に通報していました。
近所の人
「休みの日とか遊びに連れて行ってあげたりしていて。普通にお父さんをしている感じ」
子どもを同じ幼稚園に通わせていた女性
「律くんは元気に駆け回る子だった印象ですね。よく公園とかで元気に1人、元気いっぱい走っていたような子だった」
突然の訃報に、律くんが通う小学校にも動揺が広がっていて、下校時には、子どもに付き添う保護者たちの姿も…。
子どもが同じ小学校に通う人
「親が子どもを…っていうのが、一番想像がつきにくい、一番悲しいですよね」
子どもが同じ小学校に通う人
「なんで子どもを巻き込むのかなって。何がそうさせちゃったのか、やりきれない部分はある」
捜査関係者によりますと、厚海容疑者は、妻と律くんと3人暮らしで、当時、妻は外出中。
犯行時は、2人きりだったものとみられています。
厚海容疑者は容疑を認めているということで、警察が事件に至った経緯や動機などの捜査を進めています。
22日夕方、札幌市厚別区の路上で、小学5年生の男の子が突然、見知らぬ男に顔面を平手で殴られました。男はそのまま逃走し、警察は暴行事件として男の行方を追っています。
【画像】小学5年男児が顔面を殴打された現場付近(札幌市厚別区)
事件があったのは、札幌市厚別区もみじ台東4丁目の「もみじの丘小学校」前の路上です。
22日午後5時前、小学5年生の10歳の男の子が前から歩いてきた男に突然、胸倉をつかまれ、平手で顔面を殴られました。
男の子に、けがはありませんでした。
帰宅した男の子から話を聞いた母親が、警察に通報して事件が発覚しました。
男の子は、友達と遊ぶために近所の公園に1人で向かっている途中でした。
警察によりますと、男の子と逃げた男に面識はなく、男が突然「ちょっと待てや」などと男の子に声をかけて犯行に及んだということです。
男は50歳くらいで身長170センチほど、がっちりとした体型で上下緑のジャージ姿だったということで、「もみじ台東公園」方向に歩いて逃げました。
警察は暴行事件として、男の行方を追っています。
22日夜、北海道の松前港で、海中から男性の遺体が見つかりました。
遺体は、21日から釣りに出かけたまま行方不明になっていた84歳の男性であることが分かりました。
【画像を見る】男性の遺体が見つかった松前港
警察によりますと、22日午後5時半ごろ、「祖父が釣りに行って帰らない」という通報を受けました。
警察や海保などが、松前町弁天の松前港を捜索していたところ、通報から約5時間後の午後10時半ごろ、「松前港外防波堤灯台」の手前50メートル付近の海の中で、潜水士が遺体を発見しました。
その後、遺体は、松前町に住む無職、佐々木利光さん(84)であることが分かりました。
発見当時、佐々木さんはライフジャケットを身に着けていませんでした。
警察によりますと、佐々木さんには、転落した際にできたとみられる外傷があったということで、警察は、佐々木さんが誤って海に落ちた可能性があるとみて、詳しく調べています。
現場は、地元の釣り客もよく訪れる場所だということです。
23日未明、札幌市中央区のすすきのの飲食店で、居合わせた30代の男性客の顔を殴ったとして、59歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、京都府京都市に住む自営業の男(59)です。
男は、23日午前0時半ごろ、札幌市中央区南5条西3丁目にある飲食店で、居合わせた30代の男性客の顔を拳で殴った疑いが持たれています。
殴られた男性にけがはありません。
当時、店は営業中で、被害男性が「暴力受けた」とその場で警察に通報。
駆けつけた警察官が、男をその場で逮捕しました。
警察の取り調べに対し、自営業の男(59)は「暴力を振るっていません」と話し、容疑を否認しています。
警察によりますと、男と被害に遭った男性客に面識はなく、男は酒に酔っていて、何らかの理由で暴行に及んだとみられています。
警察は、事件のいきさつを詳しく調べています。
20日午前、北海道新ひだか町で、正当な理由なく75歳の男性宅に侵入したとして、80歳の無職の男が逮捕されました。
住居侵入の疑いで逮捕されたのは、新ひだか町に住む80歳の無職の男です。
男は20日午前10時前、75歳の男性の家に、正当な理由なく侵入した疑いが持たれています。
警察によりますと、被害男性宅は男の自宅と道路を挟んだ向かい側にあり、男は無施錠だった玄関から靴を脱いで、家の中に侵入したということです。
男の侵入に気付いた被害男性の妻が、「隣の人がいきなり入って来た」と警察に通報。
男は駆けつけた警察によって、その場で逮捕されました。
警察の取り調べに対し、男は容疑を認めているということです。
警察は、男が男性宅に侵入した動機や、被害男性の間にトラブルなどが無かったかなどを詳しく捜査しています。
21日午前、北海道苫小牧市の路上で、軽トラックを運転していた73歳の自称塗装業の男が、警察官によるアルコールの呼気検査を拒否したとして逮捕されました。
道路交通法違反(飲酒検知拒否)の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む73歳の自称塗装業の男です。
男は21日午前8時半すぎ、苫小牧市晴海町付近で軽トラックを運転し、警察官に停止させられた際、警察官が呼気検査を求めたにもかかわらず、拒否した疑いが持たれています。
警察によりますと、事件当日の午前8時半前、男が立ち寄った先の関係者から「酒を飲んで運転していると思われる人が来ている」と警察に通報がありました。
通報を受け、警察官が現場に向かっていたところ、通報内容に似た車が走行しているところを発見。
停止させると、男からアルコールの臭いがしたため、呼気検査を求めたところ、男は拒否したということです。
警察の取り調べに対し、男は「面倒だから応じなかった」と容疑を認めているということです。
警察は、男の飲酒量やどこで飲んでいたかなどについて詳しく捜査を進め、余罪についても調べています。
21日、北海道岩見沢市の病院の駐車場で、81歳の女性患者が車にひかれ、けがをしました。警察は運転していた男を逮捕しました。
【画像を見る】女性患者(81)が車にひかれた病院の駐車場
21日午前11時半ごろ、岩見沢市8条西20丁目にある病院の駐車場で、歩いていた81歳の女性患者が、バックしてきた軽乗用車にひかれ、一時、下敷きになりました。
女性患者は頭を打ちましたが、意識はあるということです。
警察は車を運転していた会社員、坂本毅容疑者(51)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
容疑を認めているということです。
3月、北海道空知地方に住む16歳未満の少女に性的暴行を加えたとして、22歳の大学生が逮捕されました。
不同意性交などの疑いで逮捕されたのは、自称・札幌市中央区に住む、大学生の男(22)です。
男は、SNSで知り合った空知地方に住む16歳未満の少女に対して、16歳未満であることを知りながら、うそをついて、3月10日、美唄市内の路上で面会したうえ、岩見沢市内の宿泊施設でを性的暴行を加えた疑いが持たれています。
2人の間に金銭のやりとりはなかったとみられ、少女にけがはありません。
被害にあった翌日の3月11日朝、被害少女の母親から警察に「娘がSNSで知り合った男から被害を受けたようだ」と通報があり、警察がSNSのやりとりなどから捜査を進めていましたが、容疑が固まったとして、約1か月半後の4月21日、男を逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「概ね間違いありませんが、一部違うところがあります」と容疑を一部否認しています。
警察は、余罪の有無も含め調べています。
2023年、使用した覚醒剤の影響で、車を運転中に事故を起こし同乗していた赤ちゃんに重傷を負わせた罪に問われた女の裁判で、札幌地裁は、女に懲役2年8か月の実刑判決を言い渡しました。
【画像を見る】33歳の女に懲役2年8か月の判決
起訴状などによりますと、苫小牧市の無職、大崎紬被告(33)は、2023年8月下旬から9月4日にかけて、使用した覚醒剤の影響で、苫小牧市の道路を運転中に電柱に衝突、同乗していた当時生後1か月の娘に重傷を負わせた危険運転傷害の罪などに問われています。
覚醒剤を使用した罪について、大崎被告は、初公判で「覚醒剤だと認識して使用した覚えは一切ない」と起訴内容を否認していて、「知人が麦茶に覚醒剤を入れた」などと主張していました。
また、危険運転傷害の罪についても、「薬物の影響下の運転とは言えず、その認識もない」と主張していました。
4月22日に開かれた判決公判で、札幌地裁は、覚醒剤を使用した罪については、「4~6月しか会っていない」という知人の証言などから、大崎被告の主張を退けました。
また、危険運転傷害の罪については、「任意の尿検査の結果などから、大崎被告が、事故前日の朝に睡眠薬14~76錠を服用(医者の指示では1度の服用で1~2錠)したこと」、「事故の前、交通量の少ない深夜にもかかわらず、時速15~20キロの低速度で走行、その後も中央分離帯をはみ出して走行したこと」、「信号が青に変わっても10~20秒間発進せず、時速50~60キロで急発進するなどの不審な走行をしたこと」、「事故を起こした後、警察官に『ミンザイ(=睡眠剤)いっぱい飲んだ』と話していたこと」などから、大崎被告が睡眠剤を多量に服用し正常な運転が困難な状態で、当時生後1か月の娘に傷害を負わせたと指摘。
一方で、重傷を負った当時生後1か月の娘に事故の影響が残っていないことなどから、札幌地裁の井戸俊一裁判長は、検察の懲役4年の求刑に対し、懲役2年8か月の判決を言い渡しました。
この日、大崎被告は、黒のトレーナー姿で入廷。
公判中は時折、見上げたりうつむいたりしていましたが、判決が言い渡された時には、裁判長を見てうなずいていました。
22日午後、札幌市東区の国道の交差点で軽乗用車が右折するトラックと衝突し、軽乗用車の2歳の女の子が心肺停止の状態で病院に運ばれました。
【画像を見る】2歳女児が心肺停止 トラックと軽乗車が衝突した事故現場
事故があったのは、札幌市東区東雁来10条3丁目の国道275号と市道が交わる交差点で、22日午後1時ごろ、直進中の軽乗用車が右折するトラックと衝突しました。
時崎愛悠 記者
「交差点内にはガラスの破片が散乱していて、事故の激しさが伺えます」
警察などによりますと、この事故で軽乗用車に乗っていた2歳の女の子が心肺停止の状態で病院に運ばれました。
また、運転していた60代の女性もけがをして、病院で手当てを受けています。
現場は、信号機のある交差点で、警察が事故の状況を調べています。
今年1月、北海道北斗市の知人宅に侵入し、マイクセットなど11点(時価合計約17万4000円)を盗んだとして、19歳と21歳の男2人が逮捕されました。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、北斗市に住む19歳の会社員の男と、函館市に住む21歳の会社員の男です。
2人は今年1月26日午後5時ごろから午後8時までの間、北斗市内のアパート2階に住む21歳の知人男性の家に無施錠の窓から侵入し、マイクセット一式やスニーカー、釣り具など計11点(時価合計約17万4000円)を盗んだ疑いが持たれています。
被害に気が付いた男性は、2月8日に警察署を訪れ、被害を申告したということです。
警察は、男性から話を聞くなどして捜査を進め、4月14日に19歳の男を、22日に21歳の男を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、男2人は「2人で部屋に入り盗んだ」と話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、男2人は職場の同僚で、盗んだ物はリサイクルショップに売却していたということです。
警察は、2人が侵入した手段や余罪などについて捜査を進めています。
22日午後、札幌市東区の交差点で軽乗用車とトラックが衝突し、2歳の女の子が心肺停止状態で、病院に運ばれました。
【画像を見る】2歳女児が心肺停止状態で病院搬送
事故があったのは、札幌市東区東雁来10条3丁目付近の国道275号線と市道が交わる交差点で、22日午後1時すぎ、事故の当事者から「交通事故で、車の中で意識がない」と消防に通報がありました。
警察や消防などによりますと、直進してきた軽乗用車と右折してきたトラックが衝突し、軽乗用車に乗っていた2歳の女の子が心肺停止の状態で病院に運ばれました。
取材した映像には、軽乗用車の後部座席にチャイルドシートが映っていましたが、事故当時の女の子の状況については、まだわかっていません。
また、軽乗用車を運転していた60代の女性もけがをして、病院で手当てを受けています。
トラックの男性運転手にけがはないということです。
現場は、信号機のある交差点で、警察が詳しい状況を調べています。
19日夜から20日未明にかけ火事が相次ぎました。
19日午後11時すぎ北海道函館市千代台町のアパートから火が出ました。
近くに住む人から「1階から火と煙が見えた」と消防に通報がありました。
警察などによりますと火元となった、1階の部屋から年代・性別不明の1人の遺体が見つかりました。
この部屋には89歳の男性が1人で暮らしていますが連絡がついていません。
また、20日午前0時半すぎ札幌市豊平区豊平3条7丁目のアパートでも火事がありました。
消防によりますとこの火事で男性1人が意識不明の状態で病院に運ばれました。
20日、北海道函館市の住宅で33歳の男が、親族の51歳の男性を殴ってけがをさせた疑いで、その場で逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、函館市湯浜町の33歳の会社員の男です。
男は20日午後6時40分ごろ、自宅で親族3~4人と酒を飲んでいて、そのうちの1人の51歳の男性の顔を殴ってけがをさせた疑いが持たれています。
男性は、鼻血を出す軽傷です。
警察によりますと、男と殴られた男性は同じ会社で働いていて、一緒に酒を飲んでいた際、何らかの理由でもめて、その場にいた別の親族が「飲酒した2人がもめだした」と警察に通報しました。
その場で逮捕された33歳の会社員の男は、取り調べに対し「殴ったことに間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、もめた原因など事件の経緯を詳しく調べています。
北海道釧路市の市立釧路総合病院は21日、病院に勤務する30代の男性医師が酒気帯び運転をしたと発表しました。
【画像を見る】30代男性医師が酒気帯び運転 ビールジョッキ3杯程度を飲んで帰宅
酒気帯び運転をしていたのは、市立釧路総合病院に勤務する30代の男性医師です。
病院によりますと、男性医師は17日の勤務後、繁華街の末広の飲食店で、ビールをジョッキ3杯程度飲み、車を運転して帰宅。
途中、パトカーに止められ、呼気検査をしたところ、基準値以上のアルコールが検出されたということです。
市立釧路総合病院 藤岡佳世 事務局長
「市民の皆さまの信頼を損ねたことについて、深くお詫び申し上げます」
警察の判断を待って、釧路市の職員賞罰等審査委員会が医師の処分を決定するということです。
19日午前、北海道オホーツク地方の遠軽町で、軽乗用車と乗用車が正面衝突し、66歳の女性が意識不明の重体です。
【画像】高齢ドライバー同士の車が正面衝突した現場
19午前10時ごろ、遠軽町生田原の国道242号線で、町の中心部に向かって走っていた軽乗用車と反対車線から来た乗用車が正面衝突しました。
この事故で軽乗用車を運転していた66歳の女性が意識不明の重体です。
また、乗用車を運転していた高齢の男性が胸の痛みを訴えて病院に運ばれました。
現場は、片側1車線のゆるやかなカーブで、警察はどちらかが反対車線にはみ出したとみて調べています。
シリーズ「罪と償い」。少年時代、非行に走った青年が、とある男性と出会い立ち直りました。そこで得た「気づき」を見つめます。
【画像】牧師との出会いで気づいた「弱さ」翔之介さんの壮絶人生
♪All Right!!
「他人と比べ自分が嫌に。そんな自分を許してほしい 問題なら絶対に起きる でも大丈夫そこに気付きがある」
クリスチャンのラッパー、翔之介さん。28歳。
十字架を背に、音楽で祈りを捧げます。
■家出、けんか、ススキノの客引きで逮捕も…
母子家庭で育ち、遊び場は自宅のあるすすきの。
中学に入ると、家出を繰り返し、喧嘩に明け暮れる日々でした。
高校は中退し、客引きで逮捕されたことも。
・翔之介さん(28)
「『太陽館ビル』は客引きだったころ毎日来ていて。3回ぐらい捕まってますね、客引きで。よくここで乱闘とかになったり、ある人にぼこぼこにさせられたこともあるし。しょっちゅう、いつも顔腫れてるみたいな」
これは2017年、札幌での成人式の様子です。
式の途中で踊り出す翔之介さんの姿がHBCのライブラリー映像にありました。
■“元暴力団の牧師”との出会い
翔之介さんは、現在ススキノの不動産管理会社で働いています。
主な仕事は、ススキノにあるビルのテナント管理や誘致。
・翔之介さん
「これ気になります?ちょっと気になります。これいけます?」
この日は、退去したテナントの修繕の見積もりを出します。
・内装業者
「元気。元気の塊ですね。結構真面目っぽいんですけど、ざっくばらんに話してもらえるので、ナイスガイです」
日曜日の夜、翔之介さんの姿はススキノの教会にありました。
ここには、翔之介さんが非行から更生するきっかけとなった人がいます。
「元暴力団の牧師」でした。
■「やっぱり俺もわかってほしかったですよ。誰かに…」
ススキノに佇む教会。ゴスペルが響く中、翔之介さんの姿がありました。
ここは、「シロアム・キリスト教会」。
ススキノで悩める人たちの駆け込み寺として、11年前に開かれました。
牧師の鈴木啓之さん59歳です。
・牧師 鈴木啓之さん
「自分の家族がいる、妻がいる、子どもがいる、守らなければならない、そう思った瞬間に自分が握っていたのは聖書ではなく刃物だった…」
17歳で暴力団の世界に飛び込みました。
そして、暴行事件などを起こし実刑判決を受けること2回。
合わせて3年服役した後、ボロボロの状態で駆け込んだ教会で、信仰に目覚めました。
現在は、刑務所の教誨師や牧師として活動しています。
翔之介さんが、初めて教会に来た時のことを、こう振り返ります。
・牧師 鈴木啓之さん
「彼が礼拝の中で泣いてるわけですよ。何か人生の転機を迎えようとしてて、必死で何かを模索してるんだろうなと思えて」
・翔之介さん
「鈴木先生の話を聞いていると、今まで隠していたものだったり、自分の中で覆っていた鎧みたいなのとかがどんどん剥がされていくような。鈴木先生に相談すると『今のお前の状況、手に取るようにわかるよ』って。やっぱり俺もわかってほしかったんですよ。誰かに。わかってくれる人がそばにいる」
・牧師 鈴木啓之さん
「自分の弱さを見透かされている、私もそうだったんですよ。初めて教会飛び込んだ時に愛されてるはずなんてないと思っていた自分を愛して下さってる方がいるんだっていうのを知らされながら、あなたの醜いところも汚いところも弱いところも、それでも神様はあなたを愛しているんだって。心開きなさい。自分は弱いと認めなさい」
■「こんな俺で大丈夫なんだから。必ず脱出の道はある」
ここで、自分の弱さを認めた翔之介さん。自身の成長について語ります。
・翔之介さん
「忍耐って言葉大嫌いだったんですけど、黙って話きいてあげようとか、お前それ違うよって言うんじゃなくて、そうだよなってその人の気持ちを分かってあげようとする気持ちだったりとか」
・牧師 鈴木啓之さん
「聞く耳がだいぶできたよな。人の話聞かなかったもんな」
・翔之介さん
「全然、聞かなかったです」
・牧師 鈴木啓之さん
「悪いものに依存している人が、悪くないものに依存して、今の依存から脱却できるようになったら、宗教だっていいし、なんだっていいじゃないかと。その人がいい方向に向いて行けるならそんな場所にこの場所がなってほしいと正直思う」
・翔之介さん
「全然大丈夫。こんな俺で大丈夫なんだから。大丈夫。必ず脱出の道はある」
♪All Right!!
「全然大丈夫 今すぐ消し去ろうぜその恐怖 道に迷った時でさえも 自分が嫌になりそうなときも 君は愛されるため生まれた 願い全て叶えられるんだ」
◇元家庭裁判所調査官 品田一郎氏
「目の前の成功経験として更生したロールモデルがあるのは、有意義。こういう場所が増えることが、失敗した若者のためになる」
◇シロアム・キリスト協会
・札幌市中央区南7条西8丁目 LC拾八番館5階
・電話 011‐206‐4925
・礼拝 毎週日曜午後7時~
20日未明、札幌市南区の地下鉄真駒内駅で、自動ドアを蹴って壊した疑いで、自称27歳の男が逮捕されました。「酔ってやってしまった」と話しているということです。
警察によりますと、20日午前0時半すぎ、札幌市南区の地下鉄南北線真駒内駅で、「入口自動ドアを足蹴りした男がいる」と、駅の職員から110番通報がありました。
警察官が駆け付けたところ、北側改札前にある自動ドア1枚が割られていて、警察は、駅構内にいた男を器物損壊の疑いで現行犯逮捕しました。
男は、自称・札幌市南区に住む27歳の会社員で、警察の取り調べに対し、「今回のことは酔ってやってしまったことです。よく覚えていない。ドアを蹴ったのは間違いないが、理由についてはわからない」と容疑を一部否認しています。
男の呼気からは、飲酒運転となる基準値の5倍のアルコールが検出され、警察が引き続き調べています。
19日夜、北海道釧路市の店舗で、互いに殴り合いけがをさせたとして60代の男2人が逮捕されました。2人は同じ会社の同僚でともに来店していたということです。
警察によりますと、19日午後10時すぎ、北海道釧路市の店舗の従業員から「店の中でお客さんがケンカしている、殴りあっている」と110番通報がありました。
警察官が駆け付けたところ、男2人が互いに顔を殴りあっていて、駆け付けた警察官が、2人をそれぞれ傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
2人はいずれも釧路市内に住む会社員の、66歳の男と64歳の男で、警察の調べに対し、2人とも容疑を認めているということです。
66歳の男は前歯を折るけが、64歳の男は鼻から出血するけがをしました。
2人は同じ会社の同僚でともに来店し、逮捕された当時はかなり酔っていたということで、警察は酔いがさめるのを待って調べを進める方針です。
無免許運転で逮捕された女が、その3日前、職場に偽造した運転免許証を提示したとして、再逮捕されました。
偽造有印公文書行使の疑いで、19日、再逮捕されたのは、北海道豊頃町に住む介護福祉士の女です。
警察によりますと、女は14日、勤め先の介護施設に対し、偽造した運転免許証を提示した疑いが持たれています。
女は、17日午後8時半すぎに、無免許状態で車を運転した疑いで逮捕されていました。
無免許運転の捜査の過程で今回の偽造が判明したということです。
女は2年前から無免許だったとみられています。
警察の取り調べに対し、女は「悪いこととわかっていながら偽造した免許証を見せました」と話し、容疑を認めているということです。
警察は共犯者の有無や余罪などを調べています。
17日朝、札幌市中央区で衝突事故を起こし、相手の男性にけがをさせたにもかかわらず、その場から逃走したとして24歳の男が逮捕されました。
過失運転傷害と当て逃げなどの疑いで逮捕されたのは、札幌市清田区清田2条1丁目の無職、林樹(はやしたつき)容疑者24歳です。
林容疑者は、17日午前6時40分ごろ、札幌市中央区北2条西11丁目の道道で、乗用車を運転中、Uターンしようとした際、反対車線からきた乗用車と衝突しました。
この事故で、乗用車を運転していた47歳の男性が、首をねんざするなどけがをしましたが、林容疑者はその場から逃走した疑いが持たれています。
けがをした男性が「当て逃げされ、相手が逃げている」と警察に通報し、警察は捜査のうえ、林容疑者を割り出し18日夜逮捕しました。
取り調べに対し、林容疑者は「間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、逃げた動機など当時の状況を調べています。
去年6月、札幌市中央区の自宅があるアパートに火をつけたとして、44歳の女が逮捕されました。
【画像】ペット用カートが焼損する不審火の現場
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区南7条西13丁目の職業不詳、片山朗子容疑者44歳です。
片山容疑者は去年6月1日、自宅があるアパートに火をつけた疑いが持たれています。
この火事で、2階共用部分に置かれた段ボールなどが焼けました。
取り調べに対し、片山容疑者は「まちがいありません」と話し、容疑を認めています。
このアパートでは、4月11日にも4階の廊下に置かれていたペット用カートが焼ける不審火があり、警察によりますと、片山容疑者は関与をほのめかしているということです。
警察は、動機や余罪についても詳しく捜査を進めています。
稚内海上保安部は、稚内港に入っていたロシアの貨物船の乗組員の36歳の男を大麻所持の疑いで逮捕・送検しました。
【画像】船内で発見された大麻を含有する植物片
麻薬取締法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、ロシア船籍の貨物船「KHOKUTATSU MARU No1」の乗組員イーゴリ キセリョフ容疑者36歳です。
キセリョフ容疑者は、私物のバッグの中に大麻片0.17グラムを所持していた疑いが持たれています。
稚内海上保安部が16日にサハリンからウニを運んできた貨物船を立ち入り検査した際、植物片を見つけ、鑑定の結果、大麻と判明したということです。
海上保安部は、容疑者の認否を明らかにしていません。
19日午前、北海道オホーツクの遠軽町で軽乗用車と乗用車が正面衝突し、66歳の女性が意識不明の重体です。
【画像】高齢ドライバー同士の2台が正面衝突した現場
事故があったのは、遠軽町生田原の国道242号線で、19日午前10時ごろ、町の中心部に向かって走っていた軽乗用車と反対車線からきた乗用車が正面衝突しました。
2台の車にはそれぞれ、運転手1人が乗っていて、軽乗用車を運転していた66歳の女性が意識不明の重体です。
また、乗用車を運転していた高齢の男性は胸の痛みを訴えて病院に運ばれました。
現場は片側1車線のゆるやかなカーブで、路面は乾燥していました。
警察は、どちらかが反対車線にはみ出したとみて事故の原因を調べています。
去年6月、札幌市中央区の共同住宅に火をつけた疑いで、住人の44歳の女が逮捕されました。
【画像】ペット用カートが焼けた不審火の当時の現場
この共同住宅では今月11日にも不審火があり、女は関与をほのめかしているということです。
職業不詳、片山朗子容疑者44歳は去年6月1日、自らが住んでいる札幌市中央区南7条西13丁目の共同住宅に火をつけた疑いが持たれています。
2階の共用部分に置かれていた段ボールなどが焼け、片山容疑者は警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
この共同住宅では今月11日にも4階の廊下に置いてあったペット用カートが焼ける不審火がありました。
警察によりますと、片山容疑者はこの不審火についても関与をほのめかしていて、警察が余罪を調べています。
19日午前、札幌市東区にある木造2階建ての事務所兼住宅で火事があり、午前11時すぎにほぼ消し止められました。けが人はいません。
【画像】事務所兼住宅が焼けた火災現場
19日午前9時すぎ、札幌市東区中沼町で「2階建ての建物が燃えている」と、通りかかった人から消防に通報がありました。
火は午前11時すぎにほぼ消し止められ、木造2階建ての建物の内部およそ70平方メートルが焼けました。
この火事によるけが人はいません。
警察と消防によりますと、建物は1階が事務所、2階が住宅になっていて、中には壊れた車や一斗缶などがあったということです。
警察と消防が火の出た原因を調べています。
18日夜、札幌市の歓楽街すすきので、飲食店のドアをひざ蹴りして壊したとして55歳の男が逮捕されました。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区の55歳の無職の男です。
男は、18日午後7時半ごろ、札幌市中央区南6条西6丁目にあるバーの出入口をひざ蹴りして、ドアのガラスを壊した疑いが持たれています。
警察によりますと、犯行を目撃した人が「扉を足蹴りして破壊した」と通報があり、駆けつけた警察が男をその場で逮捕しました。
当時、男は酒を飲んでいて、取り調べに対し「ドアを蹴って壊したことは、間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
男が店や店の客とトラブルになっていたという情報はなく、店の40歳の女性オーナーとも面識はありませんでした。
警察は、男の事件前の足取りや犯行動機などを調べています。
いつまでも学び、成長を続けたい。そんな42人の高齢者が17日、北海道江別市の学びの場に入学しました。平均年齢は「75歳」です。
入学者42人の平均年齢は75歳 人生の学び舎で何度目かの青春を
17日、江別市の公民館で開かれた生涯学習の学びの場「聚楽学園」の入学式です。
入場してきたのは、42人の新入生。平均年齢は75歳。
聚楽学園は、江別市教育委員会が設置した高齢者大学を卒業すると進学できる、いわば「大学院」です。
学園生が力を合わせて自主運営していて、ことしで開設50周年を迎えました。
新入生代表 笠井正和さん(71)
「人生100年を目指し、8年という長い期間ではあるが、同期の仲間42人とともに頑張ります」
社交ダンスやコーラスといった7つの専攻講座に加え、詐欺被害の防止や相続などの教養講座もあります。
新入生(81)
「ぴかぴかの1年生だと思って」
新入生(83)
「僕の年代は認知症が一番心配なものですから、太極拳を習うことによって、運動神経が少しでも維持できるのはと思っています」
毎年、野外研修や学園祭も開いていて、何度目かの青春を味わえるのです。
広がるのは知識だけではありません。
新入生(83)
「(目標は)仲間づくりですね。一番は」
「一人で暮らしていますから、ここに来るのが何よりも楽しみです」
平均年齢75歳の新入生が卒業するのは、8年後。
ピカピカの1年生たちは、新たな仲間との出会いと学び続ける幸せに、胸を躍らせています。
17日夜、北海道余市町で水産加工会社が全焼する火事がありました。けが人はいませんでしたが、現場は一時騒然となりました。
【画像】炎上する水産加工会社と消火する消防隊
火事があったのは、余市町港町の水産加工会社です。
17日午後10時すぎ「煙が出ていて火災のようなにおいがする」と目撃者から消防に通報がありました。
火はおよそ6時間半後に消し止められましたが、2階建ての水産加工会社が全焼したほか、電線や向かいの住宅2棟の窓枠が焼け、付近の住宅など約400戸が一時停電しました。
けが人はいません。
近隣住民「びっくりした。バーンバーンって音して、見たら煙が出ていた」
警察と消防が火の出た原因を調べています。
17日朝、札幌市白石区のアパートの駐車場で、ライトバン1台などを盗んだとして、43歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称の札幌市白石区のアルバイト従業員、七田恒介容疑者43歳です。
七田容疑者は、17日午前8時前、札幌市白石区のアパートの駐車場から、71歳の女性が所有するライトバン1台など4点(時価合計50万7000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、女性は車内を暖めようと車のエンジンをかけて車を離れ、約3分後に車に戻ったところ、車がなくなっていたため、警察に通報したということです。
警察は、札幌市内でこのライトバンを発見し、捜査車両でサイレンを鳴らさずに追跡。
約60キロ離れた余市町の路上で停車して車を降りた七田容疑者に声をかけて、逮捕しました。
七田容疑者は、捜査車両の追跡には気づかず、何らかの理由で余市町に向かったということです。
取り調べに対し、七田容疑者は容疑を認めているということで、警察が詳しい動機を調べています。
去年2月、札幌市南区定山渓の温泉施設の脱衣所から高級ブランド・ロレックスの腕時計を盗んだとして、28歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市清田区の無職、本間勇貴容疑者28歳です。
本間容疑者は、去年2月6日、札幌市南区定山渓温泉の温泉施設の男性用脱衣所で、56歳の男性が所有するロレックスの腕時計(時価100万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
本間容疑者は、この事件の約2か月後の去年4月、この腕時計をフリマアプリで売ったとして、4月16日に逮捕されていて、取り調べをすすめる中で、窃盗の容疑も固まったとして、17日に再逮捕されました。
警察によりますと、腕時計は脱衣所のカゴの中に入っていて、本間容疑者は、所有者の男性が入浴している隙に犯行に及んだとみられます。
取り調べに対し、本間容疑者は「ロレックスの時計を盗んだことは間違いありません」と容疑を認めていて、「金銭苦で転売する目的だった」と供述しているということです。
警察は、フリマアプリの使用状況を調べるなどして、余罪がないか調べています。
17日夜、北海道余市町で水産加工会社が全焼する火事がありました。警察と消防が出火原因を調べています。
【画像を見る】激しく燃え上がり、全焼した水産加工会社
建物全体を包み込むように激しく燃え上がる真っ赤な炎。
火事があったのは、余市町港町の水産加工会社です。
17日午後10時すぎ、「煙が出ていて火災のようなにおいがする」と近隣の住民から消防へ通報がありました。
近所の人
「びっくりした。バーンって音がして、見たら煙が出ていた」
火は約6時間半後に消し止められましたが、2階建ての水産加工会社が全焼し、電線や向かいの住宅2棟の窓枠が焼けました。
けが人はいません。
警察と消防が実況見分を行い、火が出た原因を調べています。
北海道千歳市にある航空自衛隊千歳基地、第2航空団は18日、基地内で飲酒運転したなどとして自衛官3人を停職処分としました。
【画像を見る】航空自衛官が飲酒運転、口座情報漏えいなどで懲戒処分3件
■飲酒運転の27歳空士長は停職4か月
第2航空団によりますと、整備補給群整備隊に所属する27歳の空士長(性別非公表)は2022年11月、基地内で飲酒運転し、基地内の消火栓に衝突する事故を起こしました。
この日、空士長は、午後7時半から約2時間にわたって、ビールを大ジョッキ3杯、特大サイズのハイボールを2杯飲んでいました。
飲酒した後、空士長は基地内でごみを出している同僚を見て、手伝おうと車を運転し、事故を起こしたということです。
第2航空団は、この空士長を18日付で停職4か月としました。
■自己名義のキャッシュカードを郵送した22歳空士長は停職20日
整備補給群整備隊に所属する22歳の空士長(性別非公表)は、2024年10月下旬、SNSで40万円が当たったというメッセージを受け取ったのをきっかけに、入金先として部外者に自己名義の銀行口座のキャッシュカードを郵送し、暗証番号を伝えました。
その後、この口座が凍結されたため銀行に問い合わせ、警察からも事情を聴かれたということです。
この口座が何らかの犯罪に利用されたとみられています。
第2航空団は、この空士長を18日付で停職20日としました。
■飲酒運転の30歳3等空曹は停職3か月
作戦情報隊電波情報収集群に所属する30歳の3等空曹は、去年3月、基地内で飲酒した後、車を運転し、基地内で車を脱輪させる事故を起こしました。
自衛隊の調べに対し、3等空曹は「新しく買ったドライビンググローブを装着したくなり運転した」などと説明しているということです。
第2航空団は、この3等空曹を18日付で停職3か月としました。
北海道千歳市にある陸上自衛隊、北千歳駐屯地の第1特科団に所属する20代の3等陸曹が、苫小牧市や恵庭市内で部外者の尻を触るなどわいせつな行為をしたとして、懲戒免職となりました。
【画像】第1特科団がある北千歳駐屯地(
懲戒免職となったのは、第1特科団第301観測中隊の20代の3等陸曹(性別非公表)です。
第1特科団によりますと、3等陸曹は、2023年3月から10月にかけて、苫小牧市と恵庭市で複数の部外者に対し尻を触るなどわいせつな行為をしました。
第1特科団は、警察からの連絡で把握したということですが、3等陸曹が起訴されたかどうかなどはわかっていません。
ただ3等陸曹と被害者とは、示談が成立しているということです。
自衛隊の調べに対し、3等陸曹は「労務上のストレスがあった。自らの性的欲求でやった」などと説明しているということです。
第1特科団長の井上亙陸将補は「今回の事案を真摯に受け止め、隊員指導の徹底を図り、健全な部隊の育成に邁進していく」とコメントしています。
処分は18日付です。
18日朝、札幌市中央区で横断歩道を渡っていた50代の女性が軽乗用車にはねられました。女性は頭や耳から出血していて重傷とみられます。
【画像】横断歩道を渡っていた50代女性がはねられた現場
18日午前7時ごろ、札幌市中央区宮の森1条11丁目の北一条・宮の沢通の交差点で、横断歩道を渡っていた50代の女性が右から来た軽乗用車にはねられました。
女性は、頭や耳から出血して重傷とみられますが、病院に運ばれた時は会話ができる状態だったということです。
軽乗用車を運転していた50代の男性にけがはありません。
現場は、見通しのいい交差点で、軽乗用車は緩やかな下り坂から北一条・宮の沢通に左折した際、女性をはねたとみられます。
警察は、男性から話を聞き当時の状況を調べています。
北海道石狩市の住宅の敷地でバッグに入った赤ちゃんの遺体が見つかった事件。
背景には、何があったのでしょうか。
【画像を見る】「にんしんSOSほっかいどう」の取り組み
時崎愛悠 記者
「男の子が見つかったバッグは、灯油タンクの下に置かれていたということです」
13日、石狩市花川南の住宅の敷地に置かれた、A4サイズのバッグの中から、生後間もない男の赤ちゃんの遺体が見つかりました。
司法解剖の結果、赤ちゃんに目立った外傷はなく、死後、数日から数週間経過しているとみられます。
胎盤とへその緒がついた状態だったことから、赤ちゃんは病院などではない場所で生まれ、適切な処置を受けなかったと考えられます。
予期せぬ妊娠で悩む女性を救う札幌の「にんしんSOSほっかいどう」です。
妊婦の中には、相手の男性や家族に頼れず、周囲に妊娠を打ち明けられない「孤立妊婦」がいると話します。
にんしんSOS ほっかいどうサポートセンター 田中佳子 所長
「『怒られるかと思った』と、たくさんの妊婦が言う。生きてきた中で、助けてもらった経験がなくて、(悩みを)言ったら怒られたとか」
ここでは、北海道や札幌市の委託を受けて、24時間365日、妊娠にまつわる相談を受け付けていて、居場所のない妊婦が無償で住める施設を併設し、継続した生活支援も行っています。
にんしんSOS ほっかいどうサポートセンター 田中佳子 所長
「赤ちゃんの命を救うには、お母さんを救わなければいけない。なんとかなると思う。相談してくれたら、みんな全力で助ける」
■「にんしんSOSほっかいどう」
電話:080-4621-7722
妊娠の相談や居場所のない妊婦の支援などを行っていて、メールやLINEでも相談ができ、女性の相談員が24時間365日、対応しています。
北海道美唄市の水道工事をめぐる贈収賄事件で、贈賄側の業者による工事の入札率が80%前後と目立って低かったことが捜査関係者などへの取材でわかりました。
【画像を見る】贈収賄事件の見返りは4泊5日の沖縄旅行
この事件は、美唄市上下水道課の元課長補佐、本田強志容疑者(53)が「サニー設備工業」の社長、伊藤義則容疑者(66)と役員の磯田諭容疑者(51)に便宜を図った見返りに、旅行や飲食の代金を得るなど、3人が贈収賄に関わったとして、逮捕・送検されたものです。
本田容疑者は2021年7月から2024年7月までの、市発注の6件の入札で、最低制限価格を伊藤容疑者らに伝達。
そのうち、サニー設備工業が落札した5件の工事は、いずれも1000万円を超える高額なものでした。
捜査関係者や市の入札記録によりますと、事件に関係した5件の工事でのサニー設備工業の入札率は、いずれも80%前後で、ほかの業者と比べて目立って低く、本田容疑者が便宜を図ったとみられています。
美唄市民
「一般的に3年に1回くらい配置転換があるのに、配置転換せずにいた市も問題」
本田容疑者が受けた見返りは、2024年11月の4泊5日の沖縄旅行。
美唄市によりますと、この時、本田容疑者は持病を理由に1か月の休暇を取っていました。
そして逮捕の4日前、警察が水面下の捜査を続ける中、本田容疑者は突然、美唄市から引っ越すような不自然な動きをしていました。
近所の人
「12月か1月くらいに(外壁を)修理したばかりなのに、引っ越すなんて変だなと思っていた」
警察が、癒着の実態解明を進めています。
去年11月、盗まれたものであると知りながら、金貨など時価約1400万円相当を有償で譲り受けたとして、41歳の男が逮捕されました。
盗品等有償譲受けと組織犯罪処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、東京都中野区の会社役員、小見昭仁容疑者41歳です。
小見容疑者は去年11月22日、東京都台東区上野5丁目に止めた車内で、盗まれたものであると知りながら、金貨など78点(時価約1427万1770円相当)を有償で譲り受けて、犯罪収益等を得た疑いが持たれています。
警察によりますと、金貨などはこの1週間前に旭川市内から盗まれたもので、事件を捜査していた警察が小見容疑者を割り出し、裏付け捜査を進め、16日に逮捕しました。
警察は、小見容疑者が容疑を認めているかどうかや、いくらで譲り受けたかなどを明らかにしていません。
警察は、小見容疑者が、旭川市内での窃盗事件にも関与していたとみて、事件の全容を調べています。
なお旭川市内で起きた窃盗事件をめぐっては、これまでに小松勇一容疑者(35)、小松直斗容疑者(24、藤川太一容疑者(46)、菅信人容疑者(55)の4人が逮捕されています。(※年齢はいずれも逮捕時)
小松勇一容疑者と小松直斗容疑者は兄弟で、小松勇一容疑者は窃盗グループの主犯格で、事件ごとに仲間を変えて金庫破りや事務所荒らし、自動車窃盗などを繰り返していたとみられています。
小松容疑者らが関与した事件は、75件被害総額は2000万円に上っているということです。
去年4月、海外の高級ブランド、ロレックスの腕時計を盗品であると知りながら、携帯電話のフリマアプリで売却して処分をあっせんしたとして16日、28歳の男が逮捕されました。
盗品等処分あっせんの疑いで逮捕されたのは、札幌市清田区の28歳の無職の男です。
男は去年4月28日、ロレックスの腕時計(時価100万円相当)を盗品であると知りながら、携帯電話のフリマアプリで53万円で売却し、処分をあっせんした疑いが持たれています。
警察によりますと、腕時計は札幌市南区の温泉施設で盗まれたもので、この窃盗事件の捜査中に2024年6月に愛知県内の質店で発見されました。
その後の警察は男を割り出し、容疑が固まったとして16日に男を逮捕しました。
取り調べに対し、28歳の無職の男は「フリマアプリを使って売却しました」と話し、容疑を認めているということです。
また動機については、「金に困っていた」などと供述しているということです。
警察は、男がこの腕時計の窃盗にもかかわったとみて裏付け捜査を進めています。
SNS上で知り合った16歳の女子高校生に対し、北海道函館市のホテルでいかがわしい行為をしたとして、22歳の黒松内町役場職員の男が逮捕されました。
北海道青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、黒松内町役場の池本拓真容疑者(22)です。
池本容疑者は2024年6月17日、函館市内のホテルで、SNSで知り合った市内に住む16歳の女子高校生といかがわしい行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、今年に入って警察官がサイバーパトロールを行っていたところ、事件の疑いがある女子高校生のSNSの投稿を発見。
女子高校生から話を聞き、池本容疑者を犯行を特定したということです。
池本容疑者と女性はSNSで知り合い、交際関係ではありませんでした。
池本容疑者が勤務する黒松内町役場によりますと、事件があった2024年6月17日、池本容疑者は通常の勤務だったということですが、犯行現場の函館市のホテルは役場から100キロ以上離れた場所でした。
逮捕される前の4月1日以降の勤務についても通常通り出勤していたということです。
池本容疑者の逮捕を受けて、黒松内町の新川雅幸副町長はHBCの取材に「逮捕には驚いている。事実確認をして内容を確認していく」とコメントしています。
警察の取り調べに対し、池本容疑者は女子高校生が18歳未満だとを知っていたと話していて、「間違いありません。性的欲求を満たしたかった」と容疑を認めているということです。
警察は、池本容疑者が女子高校生と何回会っていたかなど、余罪についても詳しく調べています。
16日正午ごろ、北海道室蘭市で、70代女性が運転する軽乗用車がコンビニエンスストアに突っ込み、運転していた女性が軽傷を負いました。店にいた客などにけがはありませんでした。
【画像を見る】コンビニに突っ込んだ軽乗用車
事故があったのは、北海道室蘭市高砂町4丁目のコンビニエンスストアで、16日正午ごろ、「車が店に突っ込んだ」とコンビニの従業員から110番通報がありました。
警察によりますと、70代女性が運転する軽乗用車がコンビニに衝突し、女性は腰を痛める軽傷を負いました。
後部座席に同乗していた70代男性にけがはなく、店内にいた客などにも巻き込まれた人はいませんでした。
当時、女性はコンビニに立ち寄り、車を駐車しようとしていたということです。
ブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性
警察は、70代女性がブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性があるとみて、調べています。
警察は、高齢ドライバーに対し、車を運転する際はアクセルやブレーキのペダル操作を慎重に行うよう呼びかけているほか、安全運転相談窓口「#8080」をでは、運転に不安がある高齢者や運転を心配している家族からの相談を受け付けています。
北海道帯広市で、29歳の女性を縛るなどして車に乗せ北広島市内まで不法に監禁し、女性の顔などにけがをさせたとして、40代の男2人が逮捕されました。
逮捕監禁傷害の疑いで逮捕されたのは、住所・職業ともに自称の札幌市西区に住む土木作業員、南法宏容疑者(44)と、札幌市白石区に住む自称・会社員の太田慶士容疑者(45)です。
南容疑者らは、共謀して、14日午前11時半ごろから午後11時ごろまでの間に、帯広市内の29歳の女性の自宅で、女性を縛るなどして車に乗せ、北広島市内まで女性を不当に監禁した上、顔などにけがを負わせた疑いが持たれています。
14日午後2時ごろ、女性の母親から「娘がいなくなった」と通報があり、警察が女性を探していたところ、北広島市内のコンビニエンスストアの駐車場で女性と南容疑者を発見、南容疑者をその場で逮捕しました。
一方、共犯とみられる太田容疑者は、事件翌日の15日、警察署に出頭、逮捕に至りました。
警察によりますと、南容疑者は、太田容疑者と被害女性の双方と面識がありましたが、被害女性と太田容疑者の間に面識はなかったということです。
警察の調べに対し、南容疑者は「車に乗せたまま連れ回したが、逃げられないようにはしていない」と一部容疑を否認している一方、太田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、南容疑者らと女性の関係性や、犯行の動機、経緯などについて詳しく調べを進めています。
札幌市西区で、元妻の女性に果物ナイフを突き付け「ぶっ殺すぞ」などと脅したとして 72歳の男が逮捕されました。
暴力行為法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区に住む無職の男(72)です。
この男は、15日午後11時半すぎ、札幌市西区に住む60代の元妻の女性の自宅で、女性に対し、刃体の長さ約10センチの果物ナイフを突き付け、「ぶっ殺すぞ」などと脅した疑いが持たれています。
「元夫と酒を飲んでいたところ、包丁を持ち出した」と女性から通報があり、駆けつけた警察が男をその場で逮捕しました。
女性にけがはありません。
警察の調べに対し、無職の男(72)は「テレビのチャンネルを何度も変えるから頭にきた」と話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、当時、2人は、一緒に酒を飲んでいたということです。
警察が、詳しい経緯を調べています。
2月、北海道北見市内のホテルで、10代の女性にみだらな行為をしたとして、32歳の男が逮捕されました。
不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、岩見沢市に住む無職の男(32)です。
男は2月23日、北見市内のホテルで10代の女性にみだらな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、男と女性はSNSを通じて知り合い、直接会うのはこの日が初めてでした。
被害から3日後、女性が両親と警察署を訪れ「性被害を受けた」と申告して、事件が発覚。
警察が捜査を進め、容疑が固まったとして、事件から約2か月後の4月15日、男を逮捕しました。
警察の調べに対し、無職の男(32)は「未成年とわかっていて性交をしました」と容疑を認めているということです。
警察は、男の動機や余罪について調べています。
2024年12月、北海道栗山町の飲食店に侵入し、レジスター1台を盗んだとして、46歳の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、室蘭市に住む会社員の男(46)です。
男は、2024 年12月19日夜から20日朝にかけて、栗山町内の飲食店に侵入し、レジスター1台(時価15万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
レジスターの中に、現金は入っていませんでした。
警察の調べに対し、会社員の男(46)は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、男は、金銭目的で犯行に及んだとみられ、他の窃盗にも関与したことをほのめかしていますが、今のところ、付近で同様の被害は確認されていないということです。
警察は、事件が発覚した経緯を明らかにしていませんが、男が盗んだレジスターの行方や、共犯者の有無などを詳しく調べています。
15日午前、北海道小樽市内の国道で、赤信号を無視したとして、64歳の女が現行犯逮捕されました。
道交法違反(信号無視)の疑いで逮捕されたのは、札幌市手稲区に住む無職の女(64)です。
この女は、15日午前10時半すぎ、小樽市朝里2丁目付近の国道5号線で、札幌方向に乗用車で走行中、赤信号を無視した疑いが持たれています。
取り締まり中の警察が目撃し、女に声をかけましたが、女は無視して逃走。
警察が追跡し、約9キロ離れた場所で女を逮捕しました。
警察の調べに対し、女は「信号は見ていた。赤信号の無視はしていない」と容疑を否認しています。
警察が、当時の状況について慎重に調べています。
15日夕方、北海道苫小牧市の歯科クリニックで、男性歯科医師の顔を殴ったとして、49歳の患者の男が現行犯逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む無職の男(49)です。
男は15日午後4時ごろ、苫小牧市内の歯科クリニックで、男性歯科医師(41)の顔を拳で殴る暴行を加えた疑いが持たれています。
歯科医院の従業員から「患者が暴れて医師が叩かれた」と警察に通報があり、駆けつけた警察が男をその場で逮捕しました。
歯科医師にけがはありません。
警察の調べに対し、無職の男(49)は「治療が痛かったから、わからせたかった」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、当時の状況を詳しく調べています。
北海道登別市で、元同僚の女性に対し、「電話ってできる?」などとメールを送り、面会を要求するなどのストーカー行為をしたとして、会社員の男(34)が逮捕されました。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、登別市に住む会社員の男(34)です。
男は、4月10日と12日、元同僚の40代女性に対し「電話ってできる?」「やり直してください」などと複数回メールを送り、面会や交際などを要求するなどのストーカー行為をした疑いが持たれています。
被害にあった女性から申し出があり、警察が裏付け捜査を進め、容疑が固まったとして、男を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、会社員の男(34)「交際関係になりたかった」という趣旨の話をしていて、容疑を認めているということです。
この女性は、2024年10月に、2度にわたって警察に相談していて、警察は男に対し警告を出していました。
警察が、男の余罪を調べています。
15日午前、北海道江別市の商業施設で陰部を露出したとして、北海道警察の39歳の巡査部長が逮捕されました。
【写真を見る】「下半身を出した人がいる」チャックを下げ露出…女性従業員が目撃 公然わいせつ容疑で逮捕されたのは北海道警察本部の39歳巡査部長「ストレスがあった」
公然わいせつの疑いで逮捕されたのは、北海道警察本部、地域企画課の巡査部長、齊藤光則容疑者39歳です。
齊藤容疑者は、15日午前10時50分ごろ、江別市の商業施設でズボンのチャックを下げて陰部を露出した疑いが持たれています。
警察によりますと、齊藤容疑者が陰部を露出しているのを女性従業員が目撃。
その後、齊藤容疑者は退店しようとしたため店の従業員が追跡し、店舗関係者が「下半身を出した男がいる」と110通報しました。
齊藤容疑者は、車で現場から立ち去っていましたが、追跡していた従業員が車のナンバーなどを警察に伝え、警察は齊藤容疑者を特定し、裏付け捜査を進め、容疑が固まったため15日夜、逮捕しました。
この日、齊藤容疑者は休みで、1人で来店していました。
取り調べに対し、齊藤容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、「ストレスがあった」などと供述しているということです。
現職の警察官の逮捕を受けて道警の佐々木博信監察官室長は「警察官として言語道断の行為であり、関係者の方々には深くお詫び申し上げます。今後の捜査結果を踏まえ厳正に対処致します」とコメントしています。