14日午後、北海道伊達市で、ワゴン車と耕運機に挟まれた状態の50歳前後とみられる男性の遺体が見つかりました。
男性の遺体が見つかったのは、伊達市北黄金町にある住宅の敷地内です。
14日午後4時半ごろ、男性宅に荷物を届けに来た配達員の会社から「配達に行った先で男性が農機具に挟まって、呼びかけに応じない」と警察に通報がありました。
遺体は50歳前後の男性とみられていて、ワゴン車と耕運機に挟まった状態で発見され、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、ワゴン車はバックギアに入ったままだったということで、車に耕運機を積み込む際に何らかの理由で挟まったとみられるということです。
また、男性は一人暮らしとみられていて、目撃者はいませんでした。
警察は、遺体の身元を確認するとともに、男性が死亡した時期や死因について詳しく捜査を進めています。
14日午前、北海道上ノ国町でバギーと軽乗用車が正面衝突し、男性2人が骨折するなどの重傷です。
【現場の画像を見る】山菜採りでバギー運転 林道で軽乗用車と正面衝突
事故があったのは、上ノ国町湯ノ岱の林道です。
警察によりますと、午前10時半ごろ、バギーと軽乗用車が正面衝突しました。
この事故で、バギーを運転していた70代の男性と、同乗していた50代の男性が足を骨折するなどの重傷です。
また、軽乗用車を運転していた80代の男性と、同乗していた70代の妻、友人の女性にけがはありません。
バギーは、山菜採りのために走行していて、軽乗用車は山菜採りと釣りのために走行していたということです。
消防によりますと、現場の林道は湯ノ岱温泉から5キロほど砂利道のカーブで、事故当時の天候は晴れていました。
警察が事故の原因を調べています。
5月30日、札幌市南区のコンビニエンスストアの駐車場で、20代の男性が男女4人から暴行を受ける事件があり、警察は傷害の疑いでアルバイト従業員の19歳の女ら4人を逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住むアルバイト従業員の女(19)と、中央区に住むアルバイト従業員の男(18)、白石区に住む男子高校生(17)と、会社員の少年(17)の計4人です。
4人は共謀のうえ、5月30日午前2時半ごろ、札幌市南区真駒内南町4丁目のコンビニエンスストアの駐車場で、22歳の会社員男性に対し、顔面などを殴打する暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
男性は顔に軽傷を負いました。
現場は被害男性の自宅近くにあるコンビニの駐車場で、店員から「男性が男3人から殴られている」と通報がありました。
警察が駆けつけた際、現場には被害男性のみがいて、容疑者4人は現場にいませんでした。
警察は防犯カメラの映像などから、事件に関与した4人を特定し、9日から13日にかけて逮捕しました。
警察によりますと、19歳の女と18歳の男は被害男性と面識があり、警察は何らかのトラブルがあったとみて調べています。
17歳の男子高校生と少年の2人については、被害男性と面識はありませんでした。
警察は捜査に支障があるとして、4人の認否を明らかにしておらず、暴行の動機や詳しい経緯について調べを進めています。
おととしから去年にかけて、窃盗や大麻グミの所持、同僚に対する傷害などを行ったとして、陸上幕僚監部は東千歳駐屯地に所属していた元自衛官の25歳の男性を札幌区検に書類送検しました。
書類送検されたのは、東千歳駐屯地の第7特科連隊に所属していた25歳の元自衛官の男性です。
陸上幕僚幹部によりますと、元自衛官の男性はおととし12月から去年7月までの間に、東千歳駐屯地内の倉庫からダンボールに保管していた作業服上下や冬用の制服上下、制帽などを盗んだ窃盗の疑い。
また、去年8月、東千歳駐屯地内の居室で大麻グミを所持していた疑い。
さらに去年10月、東千歳駐屯地内の居室で、20代の先輩自衛官の顔面を殴り、打撲のけがをさせた傷害の疑いで13日、札幌区検に書類送致されました。
作業服などの窃盗については去年8月7日、所属部隊が倉庫の片づけをしていた際に、所有者不明のバッグを発見し、中を確認したところ、男性の私物のほかに男性には支給していないはずの冬用の制服などが見つかったことで発覚しました。
東千歳駐屯地の警務隊が男性に事情を聴いたところ、男性は盗んだことを認め「借金の返済のために転売するつもりだった」と説明したということです。
また、大麻グミについては、窃盗事案が発覚した去年8月7日、全員の持ち物検査した際に、この男性の居室から見つかったということです。
男性は警務隊の聴き取りに対し「部外の友人からもらっていた」と所持を認めたということです。
傷害については去年10月、男性が20代の先輩から口の利き方や態度について注意を受けると、腹を立てて、暴行に及んだということです。
男性は、傷害についても認めています。
以上の事案を受けて、陸上幕僚監部は男性を去年10月から他の隊員とは別に行動させて、今年3月17日付で懲戒免職としました。
元自衛官の書類送検を受けて陸上自衛隊第7特科連隊長の西崎心一等陸佐は「今回の事案を深刻に受け止め、隊員指導の徹底を図り、より健全で精強な部隊の育成に邁進してまいります」とコメントしています。
13日夕方、北海道旭川市で97歳の男性が用水路に転落し、意識不明の重体です。
事故があったのは旭川市東旭川町共栄の用水路です。
【画像を見る】「家族が落ちた」97歳の男性が用水路に転落し意識不明の重体
13日午後5時半過ぎ、「自宅近くの用水路に97歳の家族が落ちた。顔も水につかっている。」と消防に通報がありました。
消防が現場に到着した際、97歳の男性はすでに家族によって用水路から引き上げられていましたが、意識不明の重体で病院に搬送されています。
警察と消防で事故の原因を調べています。
13日午後、北海道室蘭市で、90代の女性が運転する車が運転操作を誤り、歩道や植栽を乗り越えて飲食店に突っ込む事故がありました。
【画像を見る】スタバに突っ込んだ90代女性運転の乗用車
事故があったのは室蘭市中島本町1丁目のスーパーの駐車場です。
13日午後3時55分ごろ、90代の女性が乗用車を駐車しようとした際、運転操作を誤り、駐車場の敷地を越えて市道に飛び出しました。
乗用車はその後、信号待ちをしていた車の左後方に衝突したあと、歩道に乗り上げ、植え込みをなぎ倒しながら、約40メートル先のスターバックスコーヒー室蘭店の外壁に衝突しました。
巻き込まれた人やけが人はいません。
警察によりますと、90代の女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。
警察は、運転に不安を感じた際は、「#8080」の安全運転相談窓口への相談を呼びかけています。
12日、北海道北見市の住宅街で、父親を包丁で切りつけた男に警察官が拳銃を発砲しました。
【画像を見る】貫通した弾を捜索する警察
弾は足を貫通し、男は逮捕されました。
道内で13年ぶりの拳銃の使用。事件の経緯を追います。
片山侑樹記者
「事件があったのは閑静な住宅街の中の一軒家です。現場付近の公園では金属探知機で何かを探しています。銃弾でしょうか?」
逮捕された北見市とん田東町の無職・齊藤大佳容疑者(45)は、12日午後7時すぎに自宅にいた80代の父親の首を包丁で切りつけ、殺害しようとした殺人未遂の疑いが持たれています。
事件が発覚したのは容疑者本人の警察への通報でした。
齊藤容疑者の通報
「父親と包丁を使って、けんかになった」
通報を受けて駆けつけたのは5人の警察官。
自宅前の路上には、首から血を流す父親。そして、包丁を手にした齊藤容疑者がいました。
警察官たちが「包丁を捨てなさい」と大声で叫ぶも、齊藤容疑者は興奮した様子で包丁を振りまわします。
そして、静止を聞かずに近づいてきたため、30代の巡査部長が拳銃を1発発砲しました。
発砲音を聞いた男性
「花火だと思った。花火と変わらない音だったから。パンっていう1発だけ」
弾は左足の太ももに貫通。齊藤容疑者は取り押さえられました。
現場近くに住む人
「警察官が20人ぐらいいて捕まった人(齊藤容疑者)がもめていたような抵抗していた感じ。警察がさすまた持って取り押さえていた」
現場では13日、警察官が金属探知機を手に貫通した弾を探す姿が見られました。
父親は首を切られ、重傷ですが命に別状はありません。
警察によりますと、齊藤容疑者は犯行時、酒が入っていて、調べに対し「私がやったことで間違いありません」と容疑を認めているという事です。
現場近くに住む人
「『刃物を持った人がいるので危ないので近づかないでください』と聞いた。警察が話しているのが聞こえた内容は『威嚇射撃なしの発砲』と聞こえた」
道内の警察官の拳銃の使用は、2012年に旭川市で職務質問を受けた男に警察官がナタで切りつけられた事件以来、13年ぶり。
道警は、今回は警察官が刺されるような危険が差し迫り、緊急性が高かったとして、拳銃の使用は現時点で適法であったと話しています。
拳銃の弾は、13日夕方時点で見つかってはいないということです。
13日午後、北海道室蘭市で90代の女性が運転する車が道路を横断して信号待ちの車に接触。
【画像を見る】「アクセルとブレーキを踏み間違えた」スタバに突っ込んだ車
弾みでコーヒー店に衝突する事故がありました。
事故があったのは室蘭市中島本町のスーパーの駐車場です。
13日午後4時ごろ、90代の女性が車を停めようとしたところ、運転操作を誤り、駐車場を飛び出して道路を横断。
信号待ちの車に接触した後、コーヒー店の壁に衝突しました。
この事故によるけが人はおらず、90代の女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。
12日、交際相手の女性の頭部を缶詰で殴打し、太ももをフォークで刺したりするなどして、43歳の自称作業員の男が傷害容疑で逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住む43歳の自称作業員の男です。
この男は12日午前0時ごろから午前7時半すぎにまでの間、交際相手の40代女性の自宅で、女性の顔面を殴ったり、頭部を缶詰で殴ったり、さらに太ももをフォークで刺したりするなどしてけがをさせた疑いが持たれています。
女性は、顔から出血し、太ももに擦り傷などを負いましたが、いずれも軽傷です。
警察によりますと、女性は暴行を受けた後、自宅を離れ、安全な場所から「彼氏から暴行を受けた」と警察に通報しました。
警察の取り調べに対し、男は「暴力をふるったかわからない」と話し、容疑を否認しています。
当時、現場となった女性宅には2人だけがいたということで、警察が事件の経緯を調べています。
今年2月、札幌市中央区のカラオケ店で、面識がない20代女性の上半身を触り、抱きついて暴行を加えたとして、44歳の会社員の男が逮捕されました。
不同意わいせつと暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市に住む44歳の会社員の男です。
この男は今年2月16日午後5時半ごろから午後7時ごろまでの間、札幌市中央区のカラオケ店の個室で、面識がない20代女性の上半身を触るわいせつな行為をし、さらに店の通路で抱きつく暴行を加えた疑いが持たれています。
事件の直後、女性が「男からわいせつな行為をされた」と警察に通報があり、警察はカラオケ店の防犯カメラの映像などから男の容疑を特定し、逮捕しました。
警察の取り調べに対し、男は「弁護士と話す」として、認否を保留しています。
警察が男の動機や事件当時の詳しい状況を調べています。
13日夕方、北海道旭川市で97歳の男性が用水路に転落し、死亡しました。
事故があったのは旭川市東旭川町共栄の用水路です。
【画像を見る】「家族が落ちた」97歳の男性が用水路に転落し意識不明の重体
13日午後5時半過ぎ、「自宅近くの用水路に97歳の家族が落ちた。顔も水につかっている。」と消防に通報がありました。
消防が到着した際、近くに住む山岡留治さん97歳が家族によって用水路から引き上げられ、意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
現場の近くにははしごがあったということで、警察と消防が事故の原因を調べています。
9日午後から10日未明にかけて、北海道森町で男性が殴られてその後死亡した事件で、男性の死因は外傷性ショックだということがわかりました。
【画像を見る】傷害容疑で送検される容疑者
森町の電気設備業、髙谷正雄容疑者(51)は、9日午後から10日未明にかけて、自宅兼店舗で知人男性を殴るなどしてけがをさせた疑いで逮捕・送検され、男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
その後の調べで、死亡したのは、森町に住む川村啓二さん(54)だと判明し、男性の死因は外傷性ショックでした。
髙谷容疑者は当時、酒に酔っていて、「従業員を殴ったら息をしていない」と消防に通報したことで事件が発覚しました。
また、髙谷容疑者が消防に通報するまでに、数時間経過していた可能性があることもHBCの取材でわかっています。
警察の取り調べに対し、高谷容疑者は容疑を認めているということです。
警察は傷害致死の疑いも視野に、髙谷容疑者と男性の関係など、詳しい状況を調べています。
SNSで知り合った「LUNA(ルナ)」と名乗る人物に「資産が増える」と持ちかけられ、北海道旭川市に住む40代の男性が合わせて2400万円分の暗号資産をだまし取られる詐欺事件がありました。
SNS型投資詐欺の被害に遭ったのは、旭川市内に住む40代の男性です。
男性は今年5月5日、SNSの「インスタグラム」で「LUNA(ルナ)」と名乗る外国人女性と知り合い、その後、メッセージアプリの「LINE」に移行してやりとりを続ける中で、「私が運用する暗号資産に投資すれば、資産が倍増できる」と勧誘されました。
男性は、暗号資産を購入できるアプリ「コインチェック」をスマホにインストールするよう指示を受け、5月10日から30日までの間に、合わせて2200万円を複数回に分けて暗号資産に変換し、相手に送信しました。
6月9日、男性はアプリ上で資産が増えているように見えたため、「全額を引き出したい」とルナを名乗る人物に伝えたところ、「手数料として200万円が必要」と言われ、200万円を送金。
ところが、その後「引き出しに失敗した」「もう200万円必要」と求められたことで、男性は不審に思い、警察に相談したところ詐欺事件だとわかりました。
一連のやりとりはすべて英語で行われていて、警察はSNS型投資詐欺事件として調べています。
警察は、詐欺を疑う内容を持ち掛けられた際には、警察相談専用ダイヤル「#9110」まで連絡するよう注意を呼びかけています。
12日夕方、北海道浦河町で、軽乗用車と軽トラックが正面衝突し、40代の男性が骨折する重傷です。
【現場を画像を見る】軽乗用車の女性「曲がり切れずに対向車線にはみ出した
消防によりますと、12日午後5時半ごろ、浦河町荻伏町の道道1025号線で、軽乗用車と軽トラックが正面衝突しました。
この事故で、軽トラックを運転していた40代の男性が両足を骨折、軽乗用車を運転していた20代の女性が首や胸などに軽いけがをして、病院に運ばれました。
現場は片側1車線のカーブにあり、軽乗用車の女性は「曲がり切れずに対向車線にはみ出した」と話しているということです。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
3年前、北海道知床沖で発生した観光船沈没事故の民事裁判で、運航会社の桂田社長は、当日の出航判断について「過失はない」との考えを示しました。
【画像を見る】事故から3年以上経過 運航会社側は「社長の過失はない」と主張
26人が死亡、行方不明になっている観光船『KAZUⅠ』の沈没事故の民事裁判では、乗客の家族らが、運航会社と桂田社長は「安全対策を怠った」として約15億円の損害賠償を求めています。
12日、札幌地裁で2回目の弁論が開かれました。
会社側は、事前に提出した書面で「死亡した豊田船長が正午までにウトロに帰港可能なコースを選択するものと考え、出航の中止指示を行わなかった」として、桂田社長の過失はなかったと主張しました。
次回の弁論は、9月4日です。
12日午後、札幌市北区の商業施設内で、10代の女性客のスカートの中を盗撮したとして、17歳の少年が逮捕されました。
性的姿態等撮影の容疑で逮捕されたのは、石狩市に住む17歳の会社員の少年です。
少年は12日午後5時すぎ、札幌市北区北39条西4丁目にある商業施設で、10代女性客の背後から近づき手に持っていたスマートフォンをスカート内に差し入れ、盗撮した疑いがもたれています。
犯行を目撃していた店の警備員が、店を出た少年に声をかけて取り押さえ、店舗関係者が「盗撮した者を捕まえている」と警察に通報しました。
取り調べに対し17歳の会社員の少年は「僕がやったことに間違いはない」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、当時の状況や余罪の有無を詳しく調べています。
12日夜、北海道北見市で45歳の男が父親に対し、包丁で切りつけるなどしてけがをさせ、殺人未遂の疑いで逮捕されました。警察によりますと、警察は男を逮捕する際、拳銃1発を発砲し、太ももに命中したということです。
【画像】殺人未遂容疑で齊藤大佳容疑者を逮捕した北見警察署
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、北見市とん田東町の自称無職、齊藤大佳容疑者45歳です。
齊藤容疑者は、12日午後7時ごろから午後7時35分ごろまでの間、北見市とん田東町の80代の父親宅の前で、父親に対し包丁を振り回して切りつけるなどして殺害しようとした疑いが持たれています。
父親は首から出血するけがをし、命に別状はないということですが、詳しいけがの程度はわかっていません。
齊藤容疑者は父親と同居していたとみられ、自ら「親父と包丁を使ってけんかになった」と警察に通報し、警察が現場に到着した時、齊藤容疑者と父親は家の前の路上にいたということです。
その際、齊藤容疑者は包丁を持っていたため、警察が「包丁を捨てなさい」と叫ぶと、齊藤容疑者は包丁を持って近づいてきたため、警察が齊藤容疑者に向けて拳銃1発を発砲しました。
警察は、齊藤容疑者をその場で銃刀法違反容疑で逮捕しましたが、拳銃の弾が齊藤容疑者の太ももに命中していて治療のため釈放。治療後に、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
取り調べに対し、齊藤容疑者は「私がやったことで間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、事件の経緯や当時の状況を詳しく調べています。
12日夕方、北海道東川町で無免許で車を運転していたとして、66歳の男が逮捕されました。
無免許運転の疑いで逮捕されたのは、東川町に住む66歳の大工の男です。
男は12日午後4時半前、東川町南2丁目で無免許で自家用車の軽ワゴン車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、過去の取り扱いによって男が無免許であることを知っていた警察官が、軽ワゴン車を運転する男を目撃し、停車させて、男をその場で逮捕しました。
車に、同乗者はいませんでした。
取り調べに対し、66歳の大工の男は「ほとんど運転していない」と容疑を一部否認しています。
警察は、男が運転した経緯を詳しく調べています。
今月3日、札幌市中央区で車が燃えた火事について12日、56歳の男が車に火をつけた疑いで逮捕されました。
【画像】事件発生時の現場で焼損した乗用車を調べる警察や消防
放火の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区の無職花田隆一容疑者56歳です。
花田容疑者は今月3日、札幌市中央区南6条西26丁目のマンション駐車場で、乗用車1台に火をつけた疑いが持たれています。
防犯カメラの映像から花田容疑者が浮上したことで12日逮捕され、花田容疑者は調べに対し「車に火をつけた」と容疑を認めているということです。
また車の所有者は花田容疑者の元上司であり、周囲にはなんらかの液体がまかれていたということです。
警察が火をつけた方法や、詳しい動機を調べています。
赤ちゃんの遺体を遺棄したとして12日、家裁送致された北海道石狩市の少女は、「自宅で産んだ」と話していることがわかりました。
今年3月から4月にかけて石狩市の住宅の敷地に生まれたばかりの男の赤ちゃんの遺体を遺棄したとして17歳の少女は、12日家庭裁判所に送致され、今月25日までの観察措置になりました。
捜査関係者によりますと、少女は「自宅で産んだ」などと話していることが新たにわかりました。
また、一緒に住んでいた家族は少女の妊娠に気付いていなかったとみられています。
6月、札幌市で職場の元上司だった男性の車に放火した疑いで、56歳の男が逮捕された事件で、車には可燃性の液体がまかれていたことがわかりました。
【画像を見る】元上司の車に放火した容疑で送検される男
札幌市豊平区の無職花田隆一容疑者(56)は6月3日、札幌市中央区のマンションの駐車場で、乗用車1台に放火した疑いで13日、送検されました。
警察によりますと、車の所有者は花田容疑者の元上司の男性で、車には可燃性の液体がまかれていたということです。
花田容疑者は「車に火をつけた」と容疑を認めているということで、警察が事件の動機やいきさつなどについて詳しく調べています。
北海道室蘭市にある日本製鋼所M&Eは12日、2018年に構内に資材倉庫を建設する際、従業員が室蘭市に提出する書類を偽造していたと発表しました。偽造が発覚したきっかけは、今月3日に起きた火災でした。
【画像を見る】火災がきっかけで書類の偽造発覚
同社によりますと、2018年当時、構内の資材倉庫の建設工事で、本来室蘭市に提出する建築確認申請書類を従業員が偽造したうえ、室蘭市に提出せずそのまま社内で申請済みとして処理していました。
偽造が発覚したきっかけは、今月3日に起きた火災で、消防が焼損した資材倉庫に関する書類を調べている際、室蘭市が保存しているはずの書類が見つからず、その後、社内から偽造した書類が見つかったということです。
同社は、偽造に関わった従業員をすでに特定しているということで、公文書偽造容疑で刑事告訴することも視野に、偽造した理由や経緯、関与した人物がほかにいないか調査しています。
同社は「再発防止や関係者の処分などを厳正に実施していく」とコメントしています。
今月3日、札幌市中央区で元上司の車に火をつけた疑いで56歳の男が逮捕された事件で、警察は2人の間にトラブルがなかったか動機を調べています。
【画像】放火された元上司のRV車(3日・札幌市中央区)
札幌市豊平区の無職・花田隆一容疑者56歳は、今月3日、札幌市中央区南6条西26丁目のマンションの駐車場で、車1台に火をつけた疑いで13日正午すぎ、身柄を検察庁に送られました。
焼損した車は国産の高級RV車で、警察によりますと、車の所有者は花田容疑者の元上司の男性(71)で、周囲にはなんらかの液体がまかれていたということです。
取り調べに対し、花田容疑者は「車に火をつけた」と話し、容疑を認めているということです。
警察は火をつけた方法や、2人の間にトラブルがなかったかなど詳しい動機や事件のいきさつを調べています。
今年3月から5月にかけて、北海道函館市に住む60代の女性がマッチングサイトで知り合った男性から暗号資産約3千450万円以上をだまし取られました。道内ではほかにも60代男性が114万円をだましとられるなど、いわゆる「ロマンス詐欺」が相次いでいます。
【画像】ロマンス詐欺事件として捜査している函館西警察署と網走警察署
◆「将来の交際のための費用」がきっかけ…60代女性が3千万円超被害
警察によりますと、今年3月、函館市に住む60代の女性はマッチングサイトで、貿易会社勤務を名乗る男性と知り合い、SNSでやりとりを始めました。
その後、将来の交際のための費用として暗号資産の投資を持ちかけられ、女性は指定された口座に2回にわたり合計143万円を振り込むと、まもなくして振り込んだ金額以上の金額が女性の口座に入金されました。
その後さらに男性から「別の暗号資産ならもっと利益を出せる」などと持ち掛けられ、女性は4月から5月の間に指定された暗号資産アドレスに8回にわたり、約3千450万円を送金しました。
女性は、送金した分を引き出そうとしましたが、取り引きサイトから「出金に金がかかる」「リスク保証金がかかる」などと言われたことから不審に思い、5月10日に警察に被害を届け出て事件が発覚しました。
◆シンガポール出身の日本人女性を名乗る人物に好意を抱いた60代男性
オホーツク地方に住む60代の男性は、先月3日から26日までの間、SNSのダイレクトメッセージで知り合ったシンガポール出身の日本人女性と名乗る人物から切手を購入し売れば儲かるなどと勧められました。
男性は、この人物とメッセージを交わすうちに恋愛感情が生まれ、5月26日から31日までの間に、指定された口座に複数回にわたりあわせて現金約114万円を送金し、だまし取られました。
男性は、このシンガポール出身の日本人女性を名乗る人物から、保証金として400万円の支払いを求められたことから不審に思い、今月12日に交番に相談し被害が発覚しました。
警察は、SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談してほしいと注意を呼びかけています。
12日夜、北海道北見市で父親を包丁で切りつけた男に警察官が拳銃を発砲し、弾は左足に命中。男は、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
【画像】警察官が発砲“切り付け男”逮捕の現場
逮捕されたのは、北見市とん田東町の無職齊藤大佳容疑者45歳です。
齊藤容疑者は、12日午後7時すぎ、自宅にいた80代の父親を包丁で切りつけた殺人未遂の疑いが持たれています。
駆けつけた警察官が「包丁を捨てるよう」声をかけたところ、齊藤容疑者は、包丁を手に近づいてきたため、拳銃を1発発砲。
弾は左足のふとももに命中し、齊藤容疑者は、取り押さえられました。
・発砲音を聞いた男性
「花火だと思った。花火と変わらない音だったから、パンっていう1発」
父親は首を血を流すけがをしましたが、命に別状はありません。
調べに対し、齊藤容疑者は容疑を認めているということです。
道警は、拳銃の使用について「適法であった」と話しています。
12日夜、北海道北見市で45歳の男が父親に対し、包丁で切りつけるなどしてけがをさせ、殺人未遂の疑いで逮捕されました。警察によりますと、警察は男を逮捕する際、拳銃1発を発砲し、太ももに命中したということです。
【画像】殺人未遂容疑で齊藤大佳容疑者を逮捕した北見警察署
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、北見市とん田東町の自称無職、齊藤大佳容疑者45歳です。
齊藤容疑者は、12日午後7時ごろから午後7時35分ごろまでの間、北見市とん田東町の80代の父親宅の前で、父親に対し包丁を振り回して切りつけるなどして殺害しようとした疑いが持たれています。
父親は首から出血するけがをし、命に別状はないということですが、詳しいけがの程度はわかっていません。
齊藤容疑者は父親と同居していたとみられ、自ら「親父と包丁を使ってけんかになった」と警察に通報し、警察が現場に到着した時、齊藤容疑者と父親は家の前の路上にいたということです。
その際、齊藤容疑者は包丁を持っていたため、警察が「包丁を捨てなさい」と警告するも、齊藤容疑者は包丁を持って近づいてきたため、警察が齊藤容疑者に向けて拳銃1発を発砲しました。
警察は、齊藤容疑者をその場で銃刀法違反容疑で逮捕しましたが、拳銃の弾が齊藤容疑者の太ももに命中していて治療のため釈放。治療後に、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
取り調べに対し、齊藤容疑者は「私がやったことで間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、事件の経緯や当時の状況を詳しく調べています。
北海道森町で男性が知人に顔を殴られ、その後、死亡した事件で、容疑者が消防に通報したのは、事件の数時間後とみられることが新たにわかりました。
【画像を見る】送検される容疑者 被害者は「言いなりだった」との情報も
森町の電気設備業・髙谷正雄容疑者(51)は、9日から10日未明にかけて、森町の店舗兼住宅で、知人の50代くらいの男性の顔を殴るなどしてけがをさせた疑いで11日午後、身柄を検察庁に送られました。
麻原衣桜記者
「近くに住む人によりますと、被害者は髙谷容疑者と2人で働いていて、いつも髙谷容疑者の言いなりだったということです。」
事件は、髙谷容疑者自身の消防への通報で発覚。
男性は、病院に運ばれましたが死亡しました。
当時、髙谷容疑者は酒に酔っていて、男性を殴った後、通報までに数時間経っていた可能性があることが新たにわかりました。
容疑者を知る人
「酒を飲んだら口がよくない。だからけんかっ早い」
調べに対し、髙谷容疑者は容疑を認めていて、警察は男性の身元や動機を調べています。
去年7月、北海道函館市の朝市にある飲食店2店舗に侵入し、それぞれの店舗から現金を盗んだとして10日、元従業員の49歳の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の作業員、倉橋健司容疑者49歳です。
倉橋容疑者は、去年7月5日午前2時ごろ、函館市若松町の函館朝市にある飲食店に侵入し現金約3万円を盗み、その後に侵入した別の飲食店からも現金約3万3600円を盗んだ疑いが持たれています。
被害にあった2つの店舗は同じ経営者で、倉橋容疑者はこれらの店の従業員でしたが、事件当時は退職していました。
被害に気づいた店主が警察に通報し、警察は防犯カメラなどの捜査で倉橋容疑者を特定。
行方を追っていた警察は、兵庫県内で作業員として働いている倉橋容疑者を見つけ、10日逮捕しました。
取り調べに対し、倉橋容疑者は「やっていない」と容疑を否認しています。
警察は、現金の保管場所を知っていた倉橋容疑者が、閉店後を狙って犯行に及んだとみて、動機などを調べています。
今年3月、札幌市手稲区にあるリサイクルショップ2店舗からそれぞれギターを盗んだとして11日、31歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定のとび職、川尻慎也容疑者31歳です。
川尻容疑者は、3月25日午後6時すぎ、札幌市手稲区にあるリサイクルショップでギター1本(販売価格12万8000円)を盗み、また3月30日午後1時40分ごろには、札幌市手稲区の別のリサイクルショップでギター1本(販売価格16万5000円)を盗んだ疑いが持たれています。
被害に気づいた店の関係者が警察に通報し、警察は窃盗事件として捜査。
ギターを持ったままレジを通さずに店を出る川尻容疑者が防犯カメラに記録されていたことから、警察は裏づけ捜査を進め、11日川尻容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、川尻容疑者は「盗んだことは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、動機や余罪の有無などを調べています。
今年4月、札幌市厚別区で80代の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして11日、38歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職、前田将吾容疑者38歳です。
前田容疑者は4月30日、氏名不詳の人物と共謀し、札幌市厚別区の80代女性に還付金を返還するなどとウソをついて、女性からキャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、前田容疑者らは、女性に区役所職員を装って電話をかけて「還付金が2万4860円あります」、「還付金を返す手続きをするので人を行かせます」などと事前に言って、女性宅を訪れた前田容疑者が「還付金を返す手続きにキャッシュカードが必要なので預からせていただきます」とウソをつき女性を信じ込ませていたということです。
前田容疑者は、その後すぐにキャッシュカードで現金自動預け払い機(ATM)から100万円を引き出していました。
キャッシュカードを渡した男が戻ってこないことを不審に思った女性が金融機関の職員に相談し、職員が警察に「高齢女性がキャッシュカードを渡してしまい。100万円引き出されてしまった」と通報したことで事件が発覚しました。
取り調べに対し、前田容疑者は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
前田容疑者は、別の窃盗事件と詐欺事件でも逮捕されていて、警察は、余罪があるとみて引き続き捜査しています。
12日未明、札幌市手稲区の歩道で、泥酔して警察官を殴るなど暴行を加え職務を妨害したとして、53歳の男が逮捕されました。
公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、札幌市手稲区53歳の職業不詳の男です。
男は12日午前2時17分ごろ、札幌市手稲区手稲本町1条3丁目の歩道で、40歳の男性警察官に対し、頬を掌で殴打する暴行を加え、警察官の職務の執行を妨害した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は事件直前まで、近くの飲食店で飲酒していて、店の関係者から「客が酔って手に負えない」と警察に通報されていました。
そして駆けつけた警察官が店から出た男に事情を聴いていたところ、男は犯行に及んだため、その場で逮捕されたということです。
取り調べに対し、53歳の職業不詳の男は容疑を否認していますが、泥酔しているため詳しい供述を聞けていないということです。
警察は、事件の経緯などを調べています。
去年12月から今年3月にかけて、一緒に入浴した20代の女性をスマートフォンで撮影したとして23歳の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、住所が自称の札幌市中央区に住む23歳の飲食店従業員の男です。
男は去年12月5日から今年3月7日までの間、札幌市北区の20代の知人女性の住むアパートで、知人女性が入浴する様子をスマートフォンで撮影した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は当時、女性と交際関係にあったかどうか明らかになっていませんが、女性と一緒に入浴した際、スマートフォンを浴室に持ち込んで、犯行に及んでいたということです。
入浴している様子が記録された動画が出回っていることに気付いた女性が4月7日に警察に「知人に盗撮されました」と相談したことで事件が発覚。
警察は、裏付け捜査を進め、11日男を逮捕しました。
取り調べに対し、23歳の飲食店従業員の男は「私がやったことに間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、余罪の有無や動機などを調べています。
11日夜、北海道南部の森町で密漁した毛ガニを所持していたとして、森町の漁師の男4人が逮捕されました。
【画像】男4人が乗っていた漁船2隻と公開された証拠品(提供:函館海上保安部)
北海道漁業調整規則違反の疑いで逮捕されたのは、いずれも森町の漁師で、第三十五日東丸の船長、平井直人容疑者41歳と甲板員の平井翔英容疑者26歳、第八順宝丸の船長、富原博文容疑者54歳と甲板員の佐藤俊哉容疑者25歳の男4人です。
4人は、11日午後8時46分ごろ、森町の砂原漁港に係留した船に、知事の許可を得ずに獲った毛ガニを所持した疑いが持たれています。
函館海上保安部によりますと、当時4人は漁船2隻に分かれて乗っていて、日東丸には424匹(約151.6キロ)、順宝丸には469匹(157.9キロ)を所持していました。
付近をパトロールしていた海保の職員が、毛ガニが入った箱を積んだ不審な2隻を発見し、4人から事情を聴いたところ「獲りました」と密漁したことを認めたため、その場で4人を逮捕しました。
この日は、毛ガニ漁の解禁日前だったということです。
海保は、4人の具体的な供述を明らかにしていませんが、販売目的で毛ガニを密漁したとみて詳しく調べています。
北海道旭川市内の書店で10日午後、客の下着を盗撮しようとしたとして、自称アルバイト従業員の24歳の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは、旭川市に住む自称アルバイト従業員の24歳の男です。
男は、10日正午ごろ、旭川市内の書店で、スマートフォンで客の下着を撮影しようとした疑いがもたれています。
犯行を目撃していた書店の警備員が男を取り押さえ、従業員が警察に「盗撮の被疑者を確保している」と110番通報しました。
男のスマートフォンに被害者は写っていませんでしたが、警察の調べに対し、男は、「女性のスカートの中を盗撮しようとしたことに間違いはありません」と容疑を認めているということです。
警察は、男の余罪も含め、詳しい経緯を調べています。
北海道苫小牧市で、小学生の息子の頬を平手打ちしてけがをさせたとして、34歳の父親が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む会社員の父親(34)です。
父親は、7日午後9時ごろ、苫小牧市内の自宅で、小学生の息子の頬を平手打ちしてけがをさせた疑いが持たれています。
息子は軽傷です。
警察によりますと、9日、児童相談所から「けがをしている児童を保護して病院に連れて行っている」と警察に通報があり、事件が発覚。
その後の捜査で、容疑が固まったとして、34歳の父親を傷害容疑で逮捕しました。
父親(34)は「間違いありません」「子どもが約束を守らなかった」と容疑を認めているということです。
警察が、日常的な暴力がなかったかどうか、詳しく調べています。
札幌市中央区で、近くを歩いていた10代女性をビルに連れ込んで性的暴行を加えたとして、30歳の会社員の男が逮捕されました。
不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区美園3条1丁目の会社員、中條勝樹容疑者(30)です。
中條容疑者は、5月15日午前8時から8時半にかけて、札幌市中央区南5条西3丁目の飲食店が入ったビルのエレベーターホールに、面識のない10代女性を連れ込み押し倒し、性的暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、目撃者が「女性が被害にあったようだ」と警察に通報。
警察官が駆けつけた際、中條容疑者は現場から逃走していましたが、防犯カメラの捜査などから中條容疑者を特定、約1か月後の6月10日、逮捕に至りました。
警察によりますと、中條容疑者は「お酒の飲みすぎで覚えてない部分がある」と容疑を一部否認しています。
警察が当時の状況を慎重に調べています。
今年3月、北海道石狩市の住宅に侵入し、現金1万円を盗んだとして、37歳の会社員の男が逮捕されました。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、石狩市の会社員の男(37)です。
男は、3月28日午前8時ごろから午後6時ごろまでの間に、石狩市内の住宅に侵入し、現金1万円を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、28日午後6時過ぎに帰宅した住人が、1階の床に砂ぼこりがあるのを不審に思い、窓を見ると鍵が開いていました。
その後、現金の保管場所を見ると、1万円が盗まれているのがわかり、警察に通報しました。
警察は家に設置してあるペットの見守りカメラに写っていた男の行方を捜査し、特定。
事件から約3か月たった6月10日、男が犯行を自供したことなどから逮捕に至りました。
被害にあった住人は、出かける際、すべての鍵を施錠して出たということですが、警察が自宅に駆けつけた時は、1か所だけ鍵が開いた状態でした。
鍵が壊された形跡はないということです。
また、犯行当時、住宅には誰もおらず、男と被害にあった住人に面識はないということです。
警察の調べに対し、会社員の男(37)は「遊ぶお金が欲しかった」と容疑を認めているということです。
男は「ほかにもやっている」と余罪をほのめかす供述をしていて、被害住宅の周辺では複数の空き巣被害があることから、警察は男との関連を慎重に調べています。
今年4月、札幌市の地下鉄構内にある広告板のガラスを割ったとして、35歳の警備員の男が逮捕されました。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住む、35歳の警備員の男です。
男は4月1日午後11時ごろ、札幌市営地下鉄・東西線の琴似駅構内で、北洋銀行が所有する広告板のガラスを壊した疑いが持たれています。
ガラスが割られたことに気づいた駅の職員から「構内に設置している広告板のガラスが割られている」と警察に通報がありました。
警察によりますと、男はガラスを割ったあと、その場を立ち去っていました。
警察は、駅構内や周辺の防犯カメラ映像などから男の容疑が固まったとして、事件から約2か月後の6月11日に逮捕しました。
警察の取り調べに対し、男は「パンチをして広告板を割りました」と容疑を認めているということです。
当時、男は酒を飲んでいて、友人と一緒にいたということです。
警察は、事件に至った経緯などを調べています。
北海道南部の森町で、知人の男性の顔を殴りけがをさせた疑いで、51歳の男が逮捕されました。
殴られた男性はその後死亡しました。
【画像を見る】50代くらいの男性が殴られ死亡した現場
傷害の疑いで逮捕されたのは、森町の電気設備業・髙谷正雄容疑者(51)です。
髙谷容疑者は、9日午後から10日未明にかけて、森町の店舗兼住宅で、知人の50代くらいの男性の顔を殴るなどしてけがをさせた疑いが持たれています。
男性は、心肺停止の状態で病院に運ばれその後、死亡しました。
髙谷容疑者自身が「従業員を殴ったら息をしていない」と消防に通報し、事件が発覚しました。
髙谷容疑者は、当時酒に酔っていたということです。
容疑者を知る人
「酒を飲んだら口がよくない。だからけんかっ早い」
調べに対し、髙谷容疑者は容疑を認めているということで、警察が死亡した男性の身元と事件のいきさつを調べています。
札幌市内の商業施設で4月、エスカレーターで女性のスカートの中を盗撮したり、駐輪していた自転車に体液をかけたりした疑いで50歳の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区の50歳の会社員の男です。
男は4月4日と7日、札幌市中央区北4条西2丁目の商業施設の上りエスカレーターで、女性3人のスカートの中を、後ろから小型カメラで撮影した疑いがもたれています。
また、4月28日には、札幌市北区新川3条18丁目の商業施設の駐輪場で、40代の男性の自転車に、自分の体液をかけた疑いがもたれています。
警察によりますと、札幌市内の商業施設では、過去にもこの男の盗撮が疑われるような状況があったことから、関係者が男をマークしていたということです。
犯行があった商業施設と、別の商業施設の関係者から「男がいる」と警察に通報があり発覚。
警察は防犯カメラの映像を解析するなどして容疑を固め、男を逮捕しました。
調べに対し、男は「自己満足のためにやった」と容疑を認めているということです。
警察は同種の余罪があるとみて、さらに調べを進めています。
今年2月、インターネット掲示板に「殺す」などと投稿して38歳の女性を脅迫したとして、北海道芽室町に住む42歳の農業の男が逮捕されました。
脅迫の疑いで逮捕されたのは、芽室町に住む42歳の農業の男です。
男は今年2月8日から12日までの間、帯広市に住むFMラジオのパーソナリティを務める38歳の女性に対し、インターネット掲示板で「殺す」などと投稿し、脅迫した疑いが持たれています。
今年3月下旬、女性自ら警察に被害を相談し、事件が発覚しました。
警察は、通信記録などを捜査し、男の容疑が固まったとして、今月10日夜に逮捕しました。
警察の取り調べに対して、男は「書き込みしたことに間違い」と容疑を認めているということです。
男は直接の女性と面識がなく、警察は動機などについて詳しく調べています。
9日夕方、札幌市の地下鉄車両内で10代女性のスカートをまくり上げたとして、17歳の男子高校生が逮捕されました。
北海道迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む17歳の男子高校生です。
男子高校生は9日午後3時40分ごろ、札幌市営地下鉄・東豊線『北13条東駅』から『さっぽろ』駅を走行している車両内で、面識のない10代女性に対し、後ろからスカートをまくりあげた疑いが持たれています。
目撃者が駅員を通じて警察に通報し、駆けつけた警察が現行犯逮捕しました。
警察の取り調べに対し、男子高校生は黙秘しているということです。
警察は動機や余罪について調べを進めています。
5月、北海道函館市の商業施設で10代女性のスカートの中を盗撮しようとしたとして、30歳の自称パート従業員の男が逮捕されました。
撮影処罰法違反未遂の疑いで逮捕されたのは、函館市に住む30歳の自称パート従業員の男です。
男は5月19日午後5時半ごろ、函館市の商業施設で、スマートフォンを使って10代女性のスカートの中を盗撮しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、男は買い物をしていた女性の背後から近づき、ショルダーバッグの上にスマートフォンを置いてスカート内に差し入れていました。
事件の後、被害女性から「盗撮されたかもしれない」と警察に通報があったということです。
警察は、付近の防犯カメラ映像などから男の容疑を特定し、事件から約20日後に逮捕しました。
警察の取り調べに対し、男は「弁解することはありません。盗撮しました」と話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、男が盗撮した画像を確認できていないことから、画像の保存場所や余罪などについて調べています。
航空自衛隊は10日、16歳未満であることを知りながら少女とみだらな行為をしたとして、千歳基地の20代の3等空曹を懲戒免職としました。
【画像を見る】千歳基地の3等空曹が懲戒免職 2月に不同意性交容疑で逮捕
懲戒処分を受けたのは、千歳基地の北部高射群第10高射隊に所属する20代の3等空曹です。
航空自衛隊によりますと、3等空曹は2月7日午後10時ごろから8日午前7時ごろまでの間、旭川市内のホテルで16歳未満の少女と知りながら性交しました。
3等空曹は2月9日、不同意性交の疑いで逮捕されていて、警察署から航空自衛隊の部隊に連絡があったということです。
警察によりますと、少女は福岡県に住んでいて、3等空曹とはSNSを通じて知り合っていました。
航空自衛隊は6月10日付で、この3等空曹を懲戒免職としました。
航空自衛隊の聞き取りに対し、3等空曹は「処分を重く受け止め、深く反省しています」と話しているということです。
第2航空団司令兼ねて千歳基地司令の田中信隆空将補は「このような事案が生起したことは誠に遺憾です。また、国民の皆さまのご期待を裏切るような事案を生起させてしまい、大変申し訳なく思っています。繰り返し、指導教育を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
帯広に住む女性の部屋から現金7万8000円を盗んだとして、元交際相手の22歳の男が東京で逮捕されました。
逮捕されたのは住所不定・無職の22歳の男です。
5月3日、帯広市内の集合住宅に住む23歳の女性が、自室の現金の保管場所から、現金およそ7万8000円がなくなっているのに気づき、警察に「元交際相手にお金をとられた」と届け出ました。現金を最後に確認した4月19日から、現金がなくなっていた5月3日の間、男は女性の部屋に自由に出入りできる状態だったということです。
警察は男の容疑が固まったことから逮捕状をとり、行方を捜していましたが、7日、男が東京都内の警察署に金を借りようと訪れたことから男の素性がわかり逮捕につながりました。
調べに対し男は「自分で使うために彼女の金を盗みました」と容疑を認めているということです。警察は男が犯行後に東京に行ったいきさつなどについて調べを進めています
8日、パレスチナ自治区のガザで働く看護師などを名乗り、北海道釧路市に住む40代の男性から、現金約1800万円をだまし取ろうとしたとして、愛知県名古屋市の47歳の女が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、名古屋市北区杉栄町3丁目の自称清掃員、永松久美子容疑者、47歳です。
永松容疑者は、ほかの人物と共謀して、ガザの戦場で働く看護師の女性などと装って、釧路市に住む40代の男性とSNSで連絡のやり取りを行い、8日、市内で現金およそ1800万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
警察によりますと、男性は永松容疑者と面識はなく、今年3月上旬、男性宛てにSNS上でガザの戦場で働く看護師の女性を装い、「飛行機がないとここから出られない」「戦場から去りたい」などとメッセージを送ってきました。
男性が返答すると、今度は看護師の上司の将軍を名乗る者から、「女性が戦場を離れるためには航空券代を支払はなければならない」「選択肢は2つあります。ガザから日本へ直行するプライベートジェットで費用は1万7500ドル。2番目はガザからドバイに乗り継ぎ費用は1万3000ドルです。代理人が受け取りに行きます」などと現金を要求。
不審に思った男性は6月上旬、警察に相談しました。
警察が「騙された作戦」を展開し、SNSでやり取りを続けた結果、永松容疑者側が釧路市内の現金の受け渡し場所を指定。
8日、男性に扮した警察官が、現金の受け渡し場所に現れた永松容疑者をその場で逮捕しました。
警察の取り調べに対し、永松容疑者は「お金を受け取ろうとしたが、詐欺のお金だとは知らなかった」と容疑を否認しています。
警察は、永松容疑者が受け子で、ほかに共犯者がいるとみて捜査を進めるとともに、永松容疑者の余罪についても調べています。
8日夜、札幌市東区のショッピングセンターで、財布を盗んだとして、62歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む62歳の無職の男です。
この男は8日午前10時すぎ、札幌市東区北31条東15丁目のショッピングセンターの売り場で、財布1個(販売価格7590円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は午後、同じショッピングセンター内にある別の買取店に来店。
換金しようとしましたが、窃盗の情報が店側に共有されていたため、店の関係者が「財布が万引きされた」と警察に通報しました。
警察は、ショッピングセンター内の防犯カメラの映像などから男の窃盗容疑を固め、8日午後10時前、男を逮捕しました。
取り調べに対し、62歳の無職の男は「財布を万引きして金にしようと思っていた」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、男の余罪がないか調べています。
8日夜、北海道北見市で34歳の知人男性の顔面を殴ったとして、58歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、北見市に住む58歳の会社員の男です。
男は、8日午後6時半ごろ、北見市西三輪1丁目の自宅敷地内で、知人の34歳の男性の顔面を拳で殴打する暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、男は被害を受けた男性と何らかのトラブルとなっていたということで、双方の知人から「揉め事が起きている」と通報を受け、駆けつけた警察がその場で男を逮捕しました。
逮捕時、男は酒に酔っていたということです。
男性にけがはありません。
取り調べに対し、58歳の会社員の男は「殴ったことに間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、トラブルの理由など動機を調べています。
札幌市内の商業施設で4月、エスカレーターで女性のスカートの中を盗撮したり、駐輪していた自転車に体液をかけたりした疑いで50歳の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区の50歳の会社員の男です。
男は4月4日と7日、札幌市中央区北4条西2丁目の商業施設の上りエスカレーターで、女性3人のスカートの中を、後ろから小型カメラで撮影した疑いがもたれています。
また、4月28日には、札幌市北区新川3条18丁目の商業施設の駐輪場で、40代の男性の自転車に、自分の体液をかけた疑いがもたれています。
警察によりますと、札幌市内の商業施設では、過去にもこの男の盗撮が疑われるような状況があったことから、関係者が男をマークしていたということです。
犯行があった商業施設と、別の商業施設の関係者から「男がいる」と警察に通報があり発覚。
警察は防犯カメラの映像を解析するなどして容疑を固め、男を逮捕しました。
調べに対し、男は「自己満足のためにやった」と容疑を認めているということです。
警察は同種の余罪があるとみて、さらに調べを進めています。
北海道警は6日から7日にかけ、全道一斉に飲酒運転の取締りを行い13件を検挙しました。
【写真で見る】飲酒運転の全道一斉取締り
飲酒運転の取締りは、砂川市で一家5人が死傷した飲酒ひき逃げ事件から6日で10年が経ったのにあわせて、全道一斉に行われたものです。
札幌市豊平区の市道では、7日未明に、警察官が通りかかった車を一台一台止めて、飲酒運転をしていないか確かめました。
この全道一斉取締りでは、6日夜から7日午前にかけて500人を超える警察官が出動し、20代から50代の男女、あわせて13件の飲酒運転を検挙しました。
北海道空知地方に住む70代の女性から現金500万円をだまし取ろうとした疑いで、57歳の男が逮捕されました。
【画像を見る】70代女性、2000万円以上をだまし取られたか
逮捕されたのは大阪市の無職、林泰正容疑者(57)です。
6日、林容疑者と共謀する人物が、空知地方に住む70代の女性の家に、警察官を装って電話をかけ「犯罪に関与していないことを証明するために現金を預かる必要がある」とうその話をしました。
同じ日に林容疑者が女性宅を訪れ、偽物の警察手帳や裁判所の令状を提示して、現金500万円をだまし取ろうとしたところ、警戒中の警察官に逮捕されました。
女性はこれまでに複数回、同様の手口で2000万円以上をだまし取られたとみられ、警察は、林容疑者の余罪についても調べています。
北海道砂川市で家族5人が死傷した飲酒ひき逃げ事件から10年。現場の国道に被害者の同級生らが献花に訪れました。
【画像】家族5人死傷した飲酒ひき逃げの現場で献花する同級生たち
2015年6月6日、砂川市の国道で飲酒運転の車2台がカーチェイスをしながら赤信号を無視して交差点に進入し、軽ワゴン車に衝突。
軽ワゴン車に乗っていた永桶弘一さん(当時44)一家5人が死傷しました。
事件から10年が経った7日は、亡くなった恵さん(当時高校3年)の同級生らが事件現場を訪れ花を手向けました。
同級生
「いろんな人が悲しい思いをしたと思う。これからも飲酒運転は絶対にしてはいけないということを伝えていきたい」
道内の飲酒運転による事故は、去年までの10年間で1万1000件以上発生し、死者は83人に上っています。
5日、北海道旭川市の歓楽街「3・6街」にある飲食店で、みかじめ料を要求し、応じなかった店員に対し顔面を平手打ちする暴行を加えるなどしたとして46歳の暴力団員の男が逮捕されました。
恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、旭川市5条通6丁目に住む、六代目山口組二代目旭導会構成員、井上亮平容疑者(46)です。
井上容疑者は、5日午前3時55分ごろから午前7時49分ごろまでの間、旭川市3条通6丁目にあるバーで、40代の男性店員に対し、みかじめ料を要求し、応じなかった店員の顔面を平手打ちする暴行を加えるなどした疑いが持たれています。
男性店員にけがはありませんでした。
店の関係者が、その日のうちに警察に「ヤクザから暴力を受けてみかじめ料を要求された」と通報し、事件が発覚。警察は裏づけ捜査を進め、容疑が固まったため、7日井上容疑者を逮捕しました。
井上容疑者が容疑を認めているかどうか、警察は明らかにしていません。
警察によりますと、井上容疑者は、男性店員に暴行を加えたあとも、しつこくみかじめ料を要求しましたが、店員は応じなかったということです。
警察は、井上容疑者の余罪の有無や暴力団が組織的に関わっていないかどうかなど調べています。
7日午後、北海道苫小牧市のショッピングセンターでプラモデルを盗んだ疑いで53歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む53歳の自称無職の男です。
男は、7日午後3時52分ごろ、苫小牧市柳町3丁目のショッピングセンターで、ロボットのプラモデル1点(販売価格3278円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、このショッピングセンターでは前日にも万引き被害があったため、警察官が店内で警戒していたところ、前日の防犯カメラに記録された男が来店していて、警察官が声をかけるとプラモデルを隠し持っていました。
警察は、男から事情を聴き、犯行が確認されたため男をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、53歳の自称無職の男は「プラモデルを盗みました」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、前日にあった万引きとの関連の有無や、男のふだんの生活実態を慎重に調べています。
オホーツク海に面した北海道枝幸町で、ウニ漁をしていた女性が海に浮かんだ状態で見つかり、運ばれた病院で死亡が確認されました。
死亡したのは枝幸町目梨泊の漁師で、73歳の女性です。
8日午前6時10分ごろ、枝幸町目梨泊の海岸でウニ漁していた人が、仲間の女性が岸から30メートルの海の上に浮かんでいるのを見つけ消防に通報しました。女性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察や海上保安部によりますと、女性は同僚と3人ほどで、水深1メートルの沿岸を歩きながら、箱メガネで水中をのぞいてウニをとる漁をしていたということです。
女性はライフジャケットはつけていませんでしたが、浮力があるドライスーツを着用していました。警察が女性の死因などを調べています。
北海道砂川市の国道で、一家5人が死傷した”あの”飲酒ひき逃げ事件から6月6日で10年。「飲酒運転を許さない」誓いを新たにする日です。
【画像】家族5人死傷した“砂川飲酒ひき逃げ事件”から10年、誓いを新たにする日
赤いカーネーションの鉢植え。10年もの間、行き交う車をそっと見守って来ました。
・荒木颯太記者
「あちらのカーネーションは、亡くなった高校生の先生たちが大切に守ってきました。また、10年が経った6日も、たくさんの花が手向けられています
2015年6月6日、午後10時半すぎ。砂川市の国道12号線の交差点を、青信号で進行していた軽ワゴン車と、赤信号を無視したRV車が、衝突しました。
RV車は、時速100キロを超える猛スピードで、飲酒運転でした。
交差点の手前の防犯カメラに映っていたのは、RV車など2台の車。
飲食店をはしごする際に、カーチェイスをしていたのです。
運転していた男2人は懲役23年の刑が確定しました。
軽ワゴン車に乗っていた家族5人のうち、永桶弘一さん(当時44)、妻の文恵さん(当時44)、高校3年生の恵さん、高校1年生の昇太さんの4人が死亡。
中学1年生だった次女も、一命をとりとめたものの、重い障害が残りました。
現場で、遺留品などを調べる警察官たち。その中に、現在、函館西警察署で交通事故の捜査を担当している 亀田康剛係長の姿もありました。
・函館西警察署 亀田康剛 交通捜査係長
「焼けた車と新聞やチラシが散乱していて焼け焦げた匂いがただよっていた。被害者の家族や友人の話も聞いていたので、何としても無念を晴らしたいと思って捜査していました」
ただ、悲惨な事件の後も、悪質な飲酒運転は後を絶ちません。
道内の飲酒運転事故は、去年までの10年間で11117件も発生。死者は83人に上ります。
・函館西警察署 亀田康剛 交通捜査係長
「あの事故を防ぐために何ができるんだろうなということを今でも考えさせられる。飲酒運転をする人たちがいなくなるように活動を進めていこうと考えてます」
事件の前に男たちが酒を飲んでいた、砂川市の繁華街。飲酒運転の温床になったとされる駐車場は、事件の後、一般の利用を禁止しました。
・柳通り商店街 高橋章会長
「(事件の)以降はもう市の方でも防犯カメラを1台2台と…。対策はそういう感じでやっていますよ」
それでも、いまだに酒を飲んでハンドルを握ろうとする人が…。
飲食店協会の会長、石田健太さんは、店で酒を飲んだ客が車で帰ろうとしていることに気づき、飲酒運転を防いだことがあります。
・砂川社交飲食協会 石田健太会長
「より多くの人が悲しむことがないように、飲酒運転はどうしたらなくせるかをより考えて、突き詰めてやっていきたい」
「黙とう、始め」
6日午後に開かれた「飲酒運転撲滅集会」には、およそ230人が参加しました。
亡くなった永桶恵さんの高校時代の担任だった小田島数幸さん。若くして人生を絶たれた、恵さんをしのびました。
・恵さんの高校の担任 小田島数幸さん
「恵は…今、28歳になるんですね、生きていたら。9年も10年も11年も追悼の思いは全く変わらないという意識でおりました」
■後を絶たない「飲酒運転事故」
【2015~2024年『道内の飲酒事故』】
・3年前の2022年までは事故件数は減少傾向でしたが、ここ数年は、残念ながら増加傾向にあります。
【2015~2024年 死者数の合計 83人】
・砂川市の事件があった2015年も含めて、去年までの10年間で83人も飲酒事故によって亡くなっています。
■飲酒運転で検挙されたドライバーの主な供述
・捕まらないと思った/事故を起こさない/バレないと思った
・このくらいの飲酒なら大丈夫だと思った
・(前日に飲んで)もう抜けていると思った
■別の飲酒運転で次男が犠牲になった江別市の高石洋子さん
「ある日子どもを亡くすということは恐怖。『辛い』『悲しい』ではなく”とてつもないこと”」
「飲酒運転をしてはいけないというのは当たり前」
「免許は車を楽しく運転できるものだと思わず、一緒に乗る人の命も守る、本当に大変なことだと頭に入れて欲しい」
「飲酒運転」は絶対にダメ。これは全ドライバーにとって当たり前のこと。『きょうこの日だから』ではなく、いつも、心にとめて飲酒運転をなくしていきましょう。
6日午前、札幌市東区のスーパーで、木炭1箱を盗んだとして、41歳の女が現行犯逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む無職の女(41)です。
女は、6日午前9時半ごろ、札幌市東区のスーパーで、木炭1箱(販売価格599円)を盗んだ疑いが持たれています。
女が木炭の入った箱を棚からおろして買い物カートに乗せ、会計をせずに店を出たのを店の関係者が目撃。
店の外で女に声をかけて、店の従業員が「食品1万円以上を万引きした40代女性を捕まえている」と警察に通報、女は現行犯逮捕されました。
警察によりますと、逮捕当時、女の所持金は数百円で、木炭のほかに飲料水や菓子も持っていたということです。
女は、商品の一部を清算した後に、未清算の商品をカートに乗せ、それらを盗もうとしたとみられています。
警察の調べに対し、無職の女(41)は、「お金がなかった」と話していて、「炭などたくさんのものを万引きした」と容疑を認めているということです。
警察が余罪についても詳しく調べています。
6日夜、北海道雨竜町で、元妻の女性の首を両手で絞めたとして、44歳の男が現行犯逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、雨竜町に住む清掃員の男(44)です。
男は、6日午後6時すぎ、雨竜町の路上に駐車していた車の中で、元妻で40代女性の首を両手で絞める暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、男と女性は同居していて、当初は家の中で口論をしていました。
途中で、女性は車に逃げ込み、知人に「元夫ともめている」と電話で相談。
男が女性を追いかけて車に乗り込み、車を数百メートル走らせた先の路上で、女性の首を絞めたということです。
女性の知人から通報を受けた警察が現場に駆けつけ、男をその場で逮捕しました。
警察の調べに対し、清掃員の男(44)は「女性の浮気を疑っていた」という趣旨の話をしていて、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
5日夜、札幌市西区で、妻に対し、刃物を持って「俺はもう容赦しないよ」などと脅したとして、26歳の夫が逮捕されました。
脅迫の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区に住むアルバイト従業員の男(26)です。
男は、5日午後9時ごろ、自宅で同居する20代の妻に対し、刃物を持ちながら「俺はもう容赦しないよ」「お前冗談だと思ってる?」などと脅迫した疑いが持たれています。
翌日午後、妻緒の親族が警察に被害を相談し調べに対し、アルバイト従業員の男(26)は「『刃物を持って容赦しない』などと言ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、この夫婦は話し合いをしていたということで、警察は、犯行の動機や詳しい事件のいきさつについて調べています。
北海道下川町が100パーセント出資する一般財団法人「下川町ふるさと開発振興公社」で、2024年度の決算に、約2400万円の不明金があったことが分かりました。
下川町が所有する五味温泉などの指定管理者「下川町ふるさと開発振興公社」によりますと、5月、監査を委託している会計事務所から、五味温泉事業部の2024年度の決算監査で、現金出納帳と伝票の金額が合わないとの指摘がありました。
その後の内部調査で、経理担当の職員に確認したところ、不正な会計処理をほのめかす発言があったということです。
公社は、5月26日に警察に被害届を提出し、職員を自宅待機させて、事実確認を行っています。
7日午前、札幌市東区の平屋建ての工場から火が出て、男性2人が病院に運ばれ手当てを受けています。
【画像を見る】火事があった看板などを製造する工場
7日午前9時半ごろ、札幌市東区本町2条10丁目の看板などを製造する工場で、「シンナーに引火して爆発した」と工場の従業員から消防に通報がありました。
火は約20分後にほぼ消し止められましたが、この火事で、工場の床約30平方メートルが焼けました。
消防によりますと、工場内にいた3人のうち、50代と60代の男性2人がけがをして病院で手当てを受けています。
警察と消防が火が出た原因を調べています。
空知地方に住む70代の女性から現金500万円をだましとろうとした疑いで、大阪府の57歳の男が現行犯逮捕されました。
警察の「だまされたふり作戦」が、容疑者逮捕につながりました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪市淀川区に住む無職の林泰正容疑者(57)です。
6日、林容疑者と共謀する人物が、空知地方の70代の女性の家に電話をかけ、警視庁の警察をかたり「犯罪に関与していないことを証明するためには現金を預かる必要がある」とうその話をしました。
女性は、指示どおり現金500万円を用意。
林容疑者は「受け子」として、白いワイシャツに黒いズボンで女性の自宅を訪れ、偽物の警察手帳や裁判所の令状を提示して、現金500万円をだまし取ろうとしていたところを、警戒していた警察官に逮捕されました。
これは、警察による“だまされたふり作戦”。
警察は事件の前日、ある金融機関から「特殊詐欺の被害にあっている疑いがある口座がある」と通報を受けました。
警察の捜査で、口座の持ち主が70代の女性であることがわかり、女性に話を聞いたところ、詐欺の電話がかかってきていることが分かりました。
警察は、林容疑者が女性の家に現れるのを待ち伏せし、6日午後、金を受け取りに来たところを現行犯逮捕しました。
林容疑者はレンタカーで女性の家に来ていたということです。
警察の調べに対し、林容疑者は「借金返済と遊ぶための金が欲しかった」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、この70代女性のもとには、4月下旬から、警察をかたって金を要求する電話があり、女性は、これまでに複数回、金をだまし取られたとみられていて、被害総額は2000万円以上にのぼるということです。
警察は、林容疑者の余罪や共犯者についても詳しく調べています。
5日夜、北海道千歳市の市営住宅で火事があり、男性1人が心肺停止の状態です。
火事があったのは、千歳市富丘4丁目の平屋建ての市営住宅です。
【画像を見る】男性1人が心肺停止となってる火災現場
5日午後6時半すぎ、付近の通行人から「建物から大量の煙が出ている」と消防に通報がありました。
現場は1棟に4世帯が入居できる長屋のような住宅で、建物の中から年代不明の男性が救出されましたが、心肺停止の状態です。
また、50代後半の女性が気道熱傷の疑いで病院に搬送されました。
火は約2時間半後に消し止められましたが、4世帯すべてが焼けました。
警察が火の出た原因を調べています。
4日午後、北海道苫小牧市のフェリーターミナルで、20歳の男性の頭部を空き缶で叩くなど暴行を加えたとして、韓国籍の38歳の男が逮捕されました。
男は「衝動が抑えきれなかった」と容疑を認めているということです。
暴行の疑いで現行犯逮捕されたのは、韓国籍で自称・無職の38歳の男です。
この男は6月4日午後4時5分ごろ、苫小牧市入船町1丁目のフェリーターミナル施設内で、20歳男性の頭部を手に持っていた空き缶で殴り、頭髪を引っ張る暴行を加えた疑いが持たれています。
20歳の男性は当時、フェリーに乗船するため、ターミナル内で複数人と待機していたということです。
男が暴行を加えた直後、被害男性の周囲にいた人たちが男を取り押さえ、フェリーターミナルの職員が「男が大声をあげている」と警察に通報しました。
男は駆け付けた警察官に引き渡されました。
警察の取り調べに対し、韓国籍の38歳の男は「衝動が抑えきれず叩いた」と容疑を認めているということです。
韓国籍の男は観光客とみられていて、被害男性との間に面識はありませんでした。
警察が、男の動機や事件のいきさつを調べています。
20代の夫にロープの購入を促し、北海道函館市の林の中で自殺を手助けしたとして、滋賀県に住む24歳の女が逮捕されました。
自殺ほう助の疑いで逮捕されたのは、滋賀県彦根市に住む24歳の無職の女です。
女は20代の夫とともに自殺しようと決意し、6月1日ごろから3日ごろまでの間、自殺で使用するロープの購入を夫に促し、函館市亀田中野町の林の中で、自殺を手助けした疑いが持たれています。
3日午前、女の父親から「娘と夫が亀田で自殺を図ったようだ」と警察に通報があり、警察官が現場に駆けつけると、林の中で女を発見。
女から事情を聴き、その後、夫の遺体を発見しました。
20代の夫の首にはロープの痕があり、5日の司法解剖の結果、死因は首が閉まったことによる縊死であることがわかりました。
警察は、女の認否や動機、函館市で犯行におよんだ理由を明らかにしていません。
北海道旭川市の住宅から盗まれた、約1400万円相当の金貨などを盗品と知りながら買い取ったとして,、中国籍の男が逮捕されました。
【画像を見る】警察が公開した押収品は約1000万円分の金貨やインゴット
逮捕された中国籍の古物商・李海福容疑者(45)は2024年11月、時価合計約1427万円相当の金貨やインゴットなど約78点が盗まれたものであると知りながら、すでに逮捕されている男と共謀して、約1259万円で買い取った疑いが持たれています。
警察によりますと、金貨などは2024年11月に旭川市内の住宅から盗まれたもので、窃盗容疑で男3人が逮捕されています。
警察は、李容疑者の認否を明らかにしていませんが、余罪や組織性などについて詳しく調べています。
札幌市東区の工事現場に侵入し、電動工具3点を盗んだとして、42歳の板金工の男が再逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、札幌市東区の板金工、原口貢容疑者(42)です。
原口容疑者は4月26日午後5時半ごろから28日午前7時半ごろまでの間、札幌市東区で建設中だった会社事務所に侵入し、エアコンプレッサーなど電動工具3点(時価合計約10万円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、建設中の会社事務所は、ほぼ完成していましたが、玄関と裏口のドアが設置されておらず、ビニールシートで覆われている状態でした。
原口容疑者は、裏口から建物内に侵入。電動工具を持ち出したということです。
4月28日午前8時ごろ、被害に気が付いた工事関係者が「工事現場から電動工具が盗まれた」と警察に通報し、事件が発覚しました。
札幌市東区では4月25日、別の工事現場でも電動工具などが盗まれる事件が発生していて、警察が捜査。
この事件では盗品がリサイクル店で発見され、警察が店に残されていた身分証明書などから原口容疑者を逮捕していました。
余罪を捜査する中で、原口容疑者がほかの電動工具もリサイクル店に売っていたことがわかり、今回の事件が判明しました。
警察の取り調べに対し、原口容疑者は「高く売れる電動工具を盗んで売った」と容疑を認めているということです。
現場周辺では、同様の被害が複数発生していることから、原口容疑者の関連を含めて捜査を進めています。
5月24日、札幌市東区の交差点で、51歳の男性が車にはねられたひき逃げ事件で、52歳の男が逮捕されました。
【画像を見る】ひき逃げ事件があった現場
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区の運送業、内山秀和容疑者(52)です。
内山容疑者は5月24日、札幌市東区の交差点で、自転車に乗っていた51歳の男性を軽ワゴン車ではね、重傷を負わせたにもかかわらず、その場から走り去った疑いが持たれています。
調べに対し、「事故を起こしたということはありません」と容疑を否認しています。
今年3月、札幌市中央区で、50代の女性に対し、約4時間半にわたって暴行を加え重傷を負わせたとして、57歳の女と27歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む、無職の女(57)と無職の男(27)です。
2人は共謀して、3月27日午後7時ごろから午後11時半ごろまでの間、自宅で、50代の女性に対し、蹴るなどの暴行を加えて骨折させ、全治1か月以上の重傷を負わせた疑いが持たれています。
女性の親族が、4月「家族が洗脳されて暴力を受けている」と警察に相談したことで、事件が発覚しました。
警察によりますと、逮捕された男(27)は被害女性の長男でしたが、現在は、女(57)の養子になっているということです。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察は、犯行の動機やいきさつについて、慎重に捜査しています。
5月、北海道小樽市で、高校生の娘の肩を包丁で突くなどしてけがをさせたとして、58歳の無職の母親が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、小樽市に住む、無職の母親(58)です。
母親は、5月29日午前10時ごろ、小樽市の自宅で、高校生の娘の肩を包丁で突くなどの暴行を加え、全治15日のけがをさせた疑いが持たれています。
高校生の娘が暴行を受けた直後、市内の交番を訪れ「母親から虐待を受けました」と被害を訴えました。
警察によりますと、母親は、学校を休んでいることや友人関係のことで、娘と口論になり、包丁を持ち出したとみられています。
警察の取り調べに対し、無職の母親(58)は「包丁でついたけど、けがはさせていない」と一部容疑を否認しています。
警察は、女の動機や暴行を加えたいきさつなどについて調べています。
6月5日夜、北海道千歳市の市営住宅の一室が全焼し、男女2人が死傷した火事で、焼け跡から見つかった遺体はこの家に住む59歳の男性であることが分かりました。
【画像を見る】2人が死傷した市営住宅火災の現場
5日午後6時半すぎ、千歳市富丘4丁目の平屋建ての市営住宅の一室から火が出て、部屋の内部が全焼しました。
この火事で、台所近くの焼け跡から男性1人の遺体が見つかり、検視の結果、遺体はこの家に住む縄野祐晃さん(59)であることがわかりました。
また、外に逃げた50代の妻は、右の肩や腕にやけどを負いましたが命に別状はありません。
市営住宅は4つの部屋が連なる平屋建てでほかの3つの部屋は空き家でした。
台所付近の焼け方が激しく、警察と消防で火が出た原因を調べています。
北海道砂川市で一家5人が死傷した飲酒ひき逃げ事故から、6日で10年が経ちました。
市内では、集会が開かれるなど飲酒運転の根絶に向けて誓いを新たにしました。
【画像を見る】時速100キロ超の飲酒運転の車が…事故当時の現場など
事故の現場となった、砂川市の国道12号線、歩道に手向けられた花が道行く車を見守っています。
2015年6月6日の夜、飲酒運転の車が赤信号を無視して、時速100キロを超える猛スピードで交差点に進入。
永桶弘一さん家族5人が乗った軽ワゴン車と衝突し、弘一さんを含む4人が死亡、当時中学校1年生の次女が大けがをしました。
砂川市内で開かれた「飲酒運転撲滅集会」は、事故を風化させないため、事故の翌年から毎年この日に行われていて、10年目となる2025年は約230人が参加しました。
死亡した永桶恵さんの高校の元担任 小田島数幸さん
「恵は…いま28歳になるんですね。生きていたら。9年も10年も11年も、追悼の思いは全く変わらないという意識です」
集会では、亡くなった長女の恵さんが通っていた高校の元担任、小田島数幸さんによる講演なども行われ、参加者一人一人が悲しみを繰り返さないために、何ができるかを改めて胸に問いかけました。
5日夜、北海道千歳市の市営住宅の一室がほぼ全焼し、この部屋にいた男性1人が死亡、女性1人がやけどを負いました。
【画像を見る】市営住宅で火事 男女2人が死傷 夫婦か
5日午後6時半すぎ、千歳市富丘4丁目の平屋建ての市営住宅の一室から火が出て、部屋の内部がほぼ全焼しました。
この火事で台所の近くで倒れていた男性1人が死亡し、部屋から逃げて外にいた50代の女性がやけどを負いました。
火元とみられる部屋は夫婦で暮らしていて、死亡したのは女性の夫とみて、警察が身元を確認しています。
市営住宅は4つの部屋が連なる構造で、このうち西の端の部屋から出火しました。
ほかの3つの部屋は空き家でした。
台所付近の燃え方が激しく、警察と消防で原因を調べています。
北海道赤平市の山中に山菜採りに出かけ、5日から行方が分からなくなっていた60代の男性6日朝、無事に発見されました。
【画像を見る】一夜明けて…無事発見された60代男性
岩見沢市に住む68歳の男性は、5日午前10時半ごろ、1人で自宅を出て赤平市幌岡町の山中に入ったあと、昼すぎに「タケノコを採り終わったら帰る」と家族に連絡したのを最後に、行方が分からなくなっていました。
男性の家族から連絡を受け、警察や消防が6日朝から捜索を始めたところ、自力で下山する男性を取材中のHBCのカメラマンが発見しました。
男性にけがはありません。
発見された男性
「ちょっと迷ってしまった。携帯電話を車に置いて来てしまった。ここは電波が通らない。夕方5時くらいに(霧雨が)降ってきて、諦めて寝ていた」
北海道警は、山菜採りで山に入るときは携帯電話を持って複数人で入山するよう、注意を呼びかけています。
5月24日、札幌市東区の交差点で、51歳の男性が車にはねられたひき逃げ事件で、52歳の男が逮捕されました。
【画像を見る】ひき逃げ事件があった現場
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区の運送業、内山秀和容疑者(52)です。
内山容疑者は5月24日、札幌市東区の交差点で、自転車に乗っていた51歳の男性を軽ワゴン車ではね、重傷を負わせたにもかかわらず、その場から走り去った疑いが持たれています。
調べに対し、「事故を起こしたということはありません」と容疑を否認しています。
20代の夫にロープの購入を促し、北海道函館市の林の中で自殺を手助けしたとして、滋賀県に住む24歳の女が逮捕されました。
自殺ほう助の疑いで逮捕されたのは、滋賀県彦根市に住む24歳の無職の女です。
女は20代の夫とともに自殺しようと決意し、6月1日ごろから3日ごろにかけて、自殺で使用するロープを購入し、函館市亀田中野町の山の中で、自殺を手助けした疑いが持たれています。
3日午前、女の父親から「娘と夫が亀田で自殺を図ったようだ」と警察に通報があり、警察官が現場に駆けつけると、山の中で女を発見。
女から事情を聴き、その後、夫の遺体を発見しました。
20代の夫の首にはロープの痕があり、5日の司法解剖の結果、首をつって死亡したことがわかりました。
警察は、女の認否や動機、函館市で犯行に及んだ理由を明らかにしていません。
4日午後、北海道北斗市のスーパーで、珍味などの食品を盗んだとして82歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、函館市に住む82歳の無職の男です。
男は4日午後4時20分ごろ、北斗市久根別のスーパーで、珍味4個と冷凍エビ1パック(販売価格合計3598円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男がレジを通さずに商品を持って店外へ出たところをスーパーの警備員が目撃し男を取り押さえ、警察に通報しました。
そして、男は駆けつけた警察に引き渡され、その場で逮捕されました。
取り調べに対し、82歳の無職の男は「私が万引きしたことに間違いない」と話し、容疑を認め「食べたかったが、お金を使いたくなかった」と供述しているということです。
当時、男に所持金があったかどうか明らかになっていませんが、警察は、盗んだ手口など犯行の経緯を調べています。
SNSを通じてうその投資話を持ちかけ、北海道釧路市に住む60代の男性から現金300万円をだまし取ったとして、中国籍の男が逮捕、送検されました。
【画像】送検される住所不定・無職で中国籍の李宇晨容疑者35歳
住所不定・無職の中国籍、李宇晨容疑者35歳は、おととし、何者かと共謀し、釧路市に住む60代の男性にSNSで架空の投資話を持ちかけ、現金300万円をだまし取った詐欺の疑いで、5日、送検されました。
男性は投資で得た利益を引き出そうとした際に「現金が必要」と持ち掛けられ金を振り込みました。
しかし、一向に現金化されなかったため、不審に思い、警察に相談したことで事件が発覚。
男性は同様の手口でほかにも770万円ほどをだまし取られていて、警察が、関連や共犯者の有無について調べを進めています。
去年10月、北海道千歳市のリサイクル店に偽物の貴金属を買い取らせ現金をだましとったとして、暴力団員の41歳の男が逮捕されました。男は、同じ手口による詐欺事件で5月に逮捕されていて、逮捕は2度目です。
詐欺容疑で再逮捕されたのは、札幌市豊平区美園4条4丁目に住む暴力団六代目山口組二代目大石組構成員、平野真仁容疑者41歳です。
平野容疑者は、すでに逮捕されている男3人と共謀し、去年10月、千歳市のリサイクル店に偽物の14金合金製リングを買い取らせて現金19万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察は、平野容疑者が容疑を認めているかや、買い取らせた偽物の材質などは明らかにしていません。
平野容疑者は去年11月に、室蘭市のリサイクル店でも、同様の手口で現金をだまし取ったとして今年5月に逮捕されていて、警察は余罪を捜査する中で、今回の容疑も固まり、4日再逮捕しました。
警察によりますと、同様の詐欺被害は、去年8月から11月にかけて北海道内で約30件確認されていて、被害総額は約400万円に上るということです。
警察は、平野容疑者は犯行グループから実行役を派遣する「指示役」とみていて、ほかにも犯行に関わった実行役は複数いるとみて行方を追うとともに、犯行グループの全容解明を進めています。
3日朝、北海道深川市で、30代の妻の首を絞めてけがをさせたとして中国国籍の37歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、深川市に住む中国国籍で37歳の飲食店従業員の男です。
男は3日午前7時半ごろから午前8時ごろまでの間に、深川市内の自宅で、同居する30代の妻の首をつかんで絞めるなど暴行し、けがをさせた疑いがもたれています。
妻は、首を強く圧迫されたことによる全治2週間のけがをしました。
警察によりますと、被害を受けた妻が警察に「だんなから暴力を振るわれた」と被害を届け出たことで事件が発覚。
警察は、男から事情を聴くなど裏付け捜査をすすめ、容疑が固まったため4日午後、男を逮捕しました。
取り調べに対し、中国国籍の37歳の飲食店従業員の男は「私がしたことに間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、この夫婦をめぐる相談歴やトラブルはこれまでにないということです。
警察は、男が犯行に至った動機や、日常的な暴行がなかったかなど事件の経緯を調べています。
5月30日、交際相手のきょうだいの通帳から無断で現金50万円を引き出して盗んだとして、25歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む25歳の無職の男です。
男は5月30日ごろ、交際する女性のきょうだいの通帳を無断で持ち出し、札幌市豊平区内の郵便局の現金自動預け払い機(ATM)から現金50万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。
2日午前、被害に気づいたきょうだいが警察に「口座から身に覚えのないお金が引き出されている」と被害を届け出て、警察が捜査していたところ、男が警察署に出頭。
警察は、男から事情を聴くなど裏付け捜査を進め、容疑が固まったとして3日未明に男を逮捕しました。
取り調べに対し、25歳の無職の男は「ATMからお金を下ろしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、男が交際する女性はきょうだいと同居していて、男はたびたび女性宅に出入りしていたということです。
警察は、男が通帳の保管場所や暗証番号をどうやって知ったかなど、犯行の経緯を調べています。
5月21日午後、北海道苫小牧市のアパートで、車庫のシャッターの鍵穴に接着剤のようなものを詰めて使えなくしたとして、68歳の女が逮捕されました。
器物損壊容疑で逮捕されたのは、苫小牧市に住む68歳の無職の女です。
女は5月21日午後1時半ごろ、自宅があるアパートの別の住人が借りている車庫のシャッターの鍵穴に接着剤のようなものを詰めて使用不能にした疑いが持たれています。
被害に遭った住人から「車庫の鍵穴にボンドのようなものが詰められている」と110番通報があり、事件が発覚。
警察が周辺の聞き込みや、防犯カメラの映像を解析した結果、同じアパートに住む女が浮上し、容疑が固まったとして4日、逮捕しました。
取り調べに対し、68歳の無職の女は「私は何もしていません」と容疑を否認しています。
警察によりますと、女と被害にあった住人の間にトラブルはなかったということで、警察は女が犯行に至ったいきさつを調べています。
1400万円以上の金貨やインゴットなどを盗まれたものであると知りながら買い取ったとして、45歳の中国籍の男が逮捕されました。
【公開】警察が押収した金貨やインゴットの一部
盗品等有償譲受けと組織犯罪処罰法の疑いで逮捕されたのは、東京都八王子市台町2丁目に住む会社役員で中国籍の李海福容疑者(45)です。
李容疑者は2024年11月22日、金貨やインゴット(時価合計約1427万円)など、約78点が盗まれたものであると知りながら、共犯者と共謀し、約1259万円で買い取った疑いが持たれています。
警察によりますと、共犯者は李容疑者が経営する古物店の元従業員で、現在は業務委託関係にあたります。
李容疑者が買い取った金貨やインゴットなどは、2024年11月に北海道旭川市の住宅から現金約350万円と耐火金庫、その中に保管されていた金貨やインゴットなど約100点(時価合計約1431万円)が盗まれたものでした。
警察は、旭川市での窃盗事件で逮捕した容疑者を調べていく中で、李容疑者の関与が浮上。
一連の事件を捜査していくと、李容疑者が経営する古物店から盗品のインゴットと金貨47枚が見つかり、逮捕に至りました。
警察は、李容疑者の認否や動機を明らかにしていませんが、余罪や組織性など詳しく調べています。
北海道函館市に住む60代の女性が、SNSで知り合った男を名乗る者から投資話を持ちかけられ、現金約1030万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
函館市内に住む60代の女性は、2024年12月ごろから2025年5月22日までの間に、東京都在住の「佐藤雄大」を名乗る者から「フェイスブック」のダイレクトメッセージが届きました。
この人物は、女性と何度かやり取りをしたあと、連絡手段を「LINE」に切り替えて連絡を取り合うようになり、「私の妻であれば幸いです」などと、女性との結婚をほのめかすメッセージを送り、好意を抱かせました。
その後、女性は「お金を増やすために投資をしよう」などと勧められ、2月1日から3月28日までの間に、指定された口座に19回に渡って、合計約1030万円を振り込みました。
5月22日に、女性が現金を何度も送金していることを不審に思った金融機関が警察に情報提供し、事件が発覚しました。
警察が女性に確認をとったところ、現金をだまし取られていたことに気付いていなかったということです。
警察は、道内でも被害が急増している「SNS型ロマンス詐欺事件」として捜査しています。
SNSでうその投資話を持ちかけ、北海道釧路市の60代の男性から300万円をだまし取ったとして、中国籍の男が逮捕・送検されました。
【画像を見る】検察庁に身柄が送られた中国籍の男(35)
住所不定・無職の中国籍、李宇晨容疑者(35)は2023年、何者かと共謀し、釧路市に住む60代の男性にSNSで架空の投資話を持ちかけ、現金300万円をだまし取った詐欺の疑いで、5日、身柄が検察庁に送られました。
男性は、「投資で得た利益を引き出すには現金が必要」と持ち掛けられ、計7回、指定された口座に現金を振り込みました。
しかし、利益を引き出せないことを不審に思い、警察に相談。事件が発覚しました。
被害額は1070万円におよび、警察が関連や共犯者の捜査を進めています。
父親の遺体を自宅に放置していたとして、北海道函館市の兄弟が逮捕されました。
「葬儀代がなかった」などと話しています。
【画像を見る】父親(83)の遺体が放置されたアパート
函館市美原のとび職・工藤正昭容疑者(52)と弟で無職の隆昭容疑者(47)は、5月ごろから6月2日まで自宅アパートの部屋で同居する父親の幸美(83)さんの遺体を放置した疑いが持たれています。
警察によりますと、2日午後5時半ごろ、福祉施設の職員と警察官が幸美さんの安否を確認しようと訪れたところ、幸美さんが死亡しているのを発見しました。
遺体には布団がかけられ、少なくとも死後数日は経っているとみられます。
同じアパートの住人
「『最近父さん見えないね』と言ったら、息子が『23日に亡くなった』って」
調べに対し、2人は容疑を認め「葬儀代がなかった」などと話しているということです。
警察は2人が届け出をしなかったいきさつなどを調べています。
SNSでうその投資話を持ちかけて、釧路市に住む60代男性から現金300万円をだまし取ったとして、中国籍の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定で無職、中国籍の李宇晨容疑者(35)です。
李容疑者は、2023年10月から11月にかけて、何者かと共謀して、釧路市内に住む60代の男性に、SNSのメッセージ機能で架空の投資話を持ちかけ、現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、男性は、SNSで株式に関する投稿を閲覧していた際、「投資はもうかる」という内容の動画を見つけ、動画内のリンクからLINEへ移動し、やり取りを始めたということです。
その後、男性は取り引きのためのプラットフォームをダウンロードし、「今では、資金が増え、収益がずいぶん上がったことが明らかに感じられます」などのメッセージを受け取りました。
金の取り引きができると信じた男性は、2023年10月から11月にかけて、7回にわたって、あわせて約1070万円を振り込んだということです。
取り引き内容がわかるサイトでは、もうけがあるような表示があったため、「現金化したい」と頼んだところ、手数料や税金などの名目で、金の振り込みを要求されました。
しかし、一向に現金化できなかったため、不審に思い、12月、警察に相談、だまされていたことが分かりました。
被害に遭った男性が入金した銀行口座などから、李容疑者が浮上。
裏付け捜査を進め、事件発覚から約1年半後の6月3日、詐欺容疑で李容疑者を逮捕しました。
警察は、李容疑者の余罪について裏付け捜査を進めるとともに、共犯者についても追及することにしています。
3日午後、札幌市中央区のスーパーで、鶏肉とバターを盗んだとして、アイルランド国籍の49歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住むアイルランド国籍の大学講師の男(49)です。
警察によりますと、男は、札幌市中央区にあるスーパーで、鶏肉とバター(販売価格合計1102円)を盗んだ疑いがもたれています。
店の関係者が「食品を万引きした60代くらいのヨーロッパ系の外国人を確保しています」と警察に通報、男はその場で逮捕されました。
警察によりますと、犯行当時、男の所持金は、1万円以上あったということです。
警察の取り調べに対し、アイルランド国籍の大学講師の男(49)は、通訳を介して「万引きした事実は間違いないことです」と容疑を認めているということです。
警察は、男の動機や当時の状況を詳しく調べています。
3日夕方、札幌市白石区のスーパーで、洗剤を盗んだとして、自称派遣社員の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む自称派遣社員の男(55)です。
警察によりますと、男は、3日午後5時過ぎ、札幌市白石区平和通3丁目北にあるスーパーで、スニーカー用の洗剤1点(販売価格1408円)を盗んだ疑いが持たれています。
スーパーの警備員が、男が持っていたバッグの中に、洗剤を入れるところを目撃。
男が店の外へ出たところで、警備員が男に声をかけ、「万引き犯を確保している」とスーパーの店長が警察に通報、男は現行犯逮捕されました。
警察の取り調べに対し、自称派遣社員の男(55)は「万引きをしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、犯行当時、男の所持金は6万4000円でした。
警察は、男の動機や余罪の有無について調べています。
今年1月、北海道江別市の自宅で、小学生の息子に暴行を加えけがをさせた疑いなどで、30歳の母親と29歳の父親が逮捕されました。
警察によりますと、江別市に住む派遣社員の母親(30)は、11月24日午後10時ごろ、自宅で小学生の息子の腹を両足で踏みつけ、顔をビンタするなどの暴行を加えけがをさせた傷害の疑い、また、会社員の父親(29)は、暴行を止めず、息子を助けなかった傷害ほう助の疑いが持たれています。
息子は、頭や顔に全治1週間から2週間のけがをしました。
息子が暴行を受けた4日後、児童相談所が「小学校に通う男児が母親から暴力を振るわれているようだ」と警察に通報。
警察が、裏付け捜査を進め、事件の約4か月後に2人を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、派遣社員の母親(30)は「言うことをきかないので、暴力を振るいました」などと話し、会社員の父親(29)は「暴力を振るわれても仕方ないと思って止めませんでした」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、父親は、母親の再婚相手だということです。
警察は、日常的な暴力がなかったかどうか捜査を進めています。
父親の遺体を自宅に放置したとして、北海道函館市の兄弟が逮捕された事件で、父親の死因は肺がんだったことがわかりました。
【画像を見る】兄弟が父親の遺体を自宅に放置 死因は肺がんと判明
函館市美原の工藤正昭容疑者(52)と弟の隆昭容疑者(47)は、5月ごろから6月2日まで自宅アパートの部屋で同居する父親の幸美さん(83)の遺体を放置した疑いで4日、送検されました。
調べに対し、2人は、「葬儀代がなかった」などと話し容疑を認めているということです。
4日の司法解剖の結果、父親の死因は肺がんだったことがわかりました。
警察は、遺体を放置したいきさつなどを調べています。
2024年11月から12月にかけて、高文連の運営費約258万円を横領したとして、北海道立高校の52歳の教員の男が再逮捕されました。
業務上横領の疑いで再逮捕されたのは、住所不定の札幌英藍高校の教員、對馬光容疑者(52)です。
對馬容疑者は、2024年11月から12月にかけて、札幌市北区のATMで、事務局長を務める北海道高等学校文化連盟石狩支部の演劇専門部の口座から、複数回にわたりキャッシュカードを使い、合わせて約258万円を引き出し、横領した疑いが持たれています。
警察によりますと、對馬容疑者は、部の予算や決算、各種支払いなど会計業務を処理する権限を持っていましたが、今年1月下旬に行方がわからなくなりました。
関係者が確認したところ、通帳やキャッシュカードがなくなっていることがわかり、警察に被害を届け出たということです。
對馬容疑者は、高文連の運営費約13万円を横領した容疑で、5月にすでに逮捕されています。
警察の取り調べに対し、對馬容疑者(52)は「横領しようと思ってお金を下ろしてはいない」と容疑を否認しています。
警察は、さらに余罪がないかどうか詳しく調べています。
北海道北広島市の集合住宅の郵便受けから水道の検針票1枚を盗んだとして、2日、56歳の男が再逮捕されました。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、札幌市白石区に住む自称、業務請負業の56歳の男です。
男は5月2日から13日までの間、北海道北広市大曲の集合住宅の郵便受けから時価5円相当の水道の検針票を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は、2023年12月に札幌市豊平区で窃盗の疑いで逮捕されていて、男の自宅から水道検針票を見つけたということです。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、男が個人情報を盗む目的で検針票を盗んだとみて、詳しい動機や余罪など調べています。
地下鉄の車内で女性の体を触ったとして、北海道警察は2日、札幌市に住む76歳の男を不同意わいせつの疑いで再逮捕しました。
男は、4月24日午前8時30分頃、札幌市営地下鉄東豊線の環状通東駅から北13条東駅の区間を走行中の電車内で、隣に立っていた30代女性の体を触った疑いが持たれています。
当時、車内は満員だったということです。
北13条東駅に到着後、女性が駅員に被害を訴え、駅員が警察に通報しましたが、男はその場を立ち去っていて、行方がわからなくなっていました。
約20日後の5月13日、男が同じ地下鉄東豊線の車内で隣に立っていた女性の体を触ったとして、乗客の男性が取り押さえ、警察が現行犯逮捕していました。
警察は防犯カメラ映像などから、4月24日の事件についても男の容疑が固まったとして、2日、再逮捕しました。
男は警察の調べに対し、容疑を否認しているということです。
警察は余罪も含め、さらに調べを進めています。
1日、妻の顔面を殴るなどの暴力を加え、けがをさせたとして、54歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、札幌市豊平区の自称会社役員の54歳の男です。
男は1日正午すぎ、自宅の部屋で、40代の妻の顔面や胸、両腕を殴ったり、蹴ったりする暴行を加え、ケガをさせた疑いがもたれています。
警察によりますと、当時、男は妻と何らかのトラブルになって犯行に及んだとみられ、「夫に殴られた」と妻が豊平署で被害を訴え犯行が発覚したということです。
男は自宅へ駆け付けた警察官によって、緊急逮捕されました。
警察の取り調べに対し、自称会社役員の54歳の男は「弁解の余地はありません」と容疑を認めています。
1日、北海道の音更町で、48歳の男が、自宅で知人の41歳の男を殴った疑いで逮捕されました。
また、殴られた41歳の男も、駆けつけた警察官に対する公務執行妨害の疑いで逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、音更町の48歳の地方公務員の男で、警察官への公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、音更町の41歳の会社役員の男です。
地方公務員の男は、自宅で知人の会社役員の男の顔面を殴打した疑いが持たれていて、会社役員の男は駆けつけた警察官の腕に噛みつき、けがを負わせた公務執行妨害の疑いが持たれています。
警察によりますと、午後9時56分ごろ、関係者が「2人がつかみあってもめている。2人とも飲酒をしている」と警察に通報がありました。
当時2人は公務員の男の自宅で一緒に酒を飲んでいて、会社役員の男は駆けつけた警察官から事情を聴かれていたところ、激しく暴れ、警察官の左上腕に噛みつき、出血させるけがを負わせたため、公務執行妨害の疑いでその場で逮捕されました。
また、公務員の男も会社役員の男を殴ったとして、その場で逮捕されました。
取り調べに対し、地方公務員の48歳の男は「つかみ合いになってもみくちゃになった。相手の顔に手があたったかもしれないが、殴ろうとしたわけではない」と容疑を否認しています。
また会社役員の41歳の男も「俺は何もやっていません」と容疑を否認しています。
警察は2人がトラブルになった経緯などを詳しく調べています。
1日、札幌でインドネシア人の男が、自宅で同僚の男性に刃物を突きつけた疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、札幌市北区屯田に住む建築業の技能実習生で、インドネシア国籍の20歳の男です。
技能実習生の男は、同僚の23歳の男性に対し、包丁を突きつけた疑いが持たれています。
警察によりますと、1日午後6時半すぎ、別の同僚から「外国人の実習生が包丁を持っている」と通報があり、
駆けつけた警察官がその場で男を逮捕しました。
男は職場の飲み会で酔ったため、同僚の男性らによって自宅へ運ばれていました。
その後、同僚の男性らが再び男の自宅へ様子を見に行くと、男が外国語を話しながら包丁を持って突きつけてきたということです。
同僚らにけがはありませんでした。
取り調べに対し、20歳の技能実習生の男は、「私は誰にも包丁を示していない」と容疑を否認しています。
警察は事件の経緯などを詳しく調べています。
北海道帯広市の大型ショッピングセンターで、38歳の男が、靴に仕込んだ小型カメラで女性のスカートの中を盗撮しようとした疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは南富良野町の自称、介護福祉士の38歳の男です。
警察によりますと、男は1日午後3時半すぎ、帯広市内の大型ショッピングセンターで30代の女性のスカートの中を撮影しようとした疑いが持たれています。
女性の近くにいた夫が、「店の中で靴にカメラを付けた男がいる。たぶん、妻が盗撮されたと思う」と警察に通報しました。
その後、女性の夫が男を取り押さえ、駆けつけた警察がその場で男を逮捕しました。
警察の調べに対し、自称、介護福祉士の38歳の男は、「靴に隠した小型カメラで女性のスカートの中を盗撮しました」と容疑を認めているということです。
警察はほかにも余罪がないか捜査を進めています。
1日、北海道北見市の住宅で、男が交際相手の女性の腕をつかんで壁に押し付け、けがをさせたとして警察に逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、北見市錦町の42歳の不動産経営の男です。
警察によりますと、男は1日午前6時半ごろ、交際相手の43歳の女性の自宅で、女性の両腕をつかんで壁に打ち付け、ひじや腕にすり傷を負わせた疑いが持たれています。
事件の発生から1時間後、被害を受けた女性が「彼氏から暴力を受けた」と警察に通報しました。
警察の調べに対し、42歳の不動産経営の男は「彼女に暴力を加えていません」と容疑を否認しています。
過去に相談歴などはなく、警察は男が犯行に至った経緯などを詳しく調べています。
1日、北海道苫小牧市の公園で、40代から60代の男が小学校低学年の女の子に後ろから抱きつくなどしてその場から逃げ、警察が行方を追っています。
1日午前10時すぎ、苫小牧市拓勇東町の公園で、「小学生の女の子が後ろから誰かに抱きつかれた」と目撃者から警察に通報がありました。
警察によりますと、男は、親と公園で遊んでいた小学校低学年の女の子に対し、親が一瞬、目を離した隙に、後ろから抱きついて逃げました。
女の子にけがはありません。
当時、女の子は親から目の届く距離にいて、公園に来ていた複数の家族連れが犯行を目撃しているということです。
男は40代から60代の小太りで、身長は175センチぐらい、頭髪は白髪交りで上下青色のジャージを着用し、徒歩で逃げたということです。
警察が男の行方を追っています。
銀行職員を装い、札幌市西区の80代女性から不正にキャッシュカードをだまし取った疑いで、25歳の男が再逮捕されました。警察は預貯金詐欺事件の受け子とみて詳しく調べています。
1日に詐欺の疑いで再逮捕されたのは、住所不定、無職の片岡飛稀容疑者25歳です。
警察によりますと、今年3月、女性のもとに区役所職員を名乗る男から「医療費の還付金があります」と電話がありました。
さらに、銀行職員を名乗る男からも電話があり「口座番号や暗証番号を教えてください」「暗証番号が違うのでキャッシュカードを預からなければなりません」などと女性に語りました。その後、片岡容疑者が銀行職員を装って女性宅を訪れ、キャッシュカード1枚をだまし取りました。
片岡容疑者は、だまし取ったキャッシュカードで現金100万円を引き出したとして、すでに窃盗の疑いで5月に逮捕されています。この事件の捜査の過程で、詐欺の容疑も固まり、再逮捕されました。取り調べに対し、片岡容疑者は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。警察は女性宅に電話をした共犯者の行方を含め、事件の全容解明を急いでいます。
5月、北海道函館市の40代の男性が、出会い系サイトの関係者を名乗る人物から金銭を要求され、約127万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、5月16日から19日にかけて、男性が出会い系サイトを閲覧し、登録されていた女性にメッセージアプリのテレグラムを通じて交際を申し込みました。その後、出会い系サイトの関係者を名乗る人物から「女性と会うためには入金が必要である」などと言われ、電子マネーや口座振り込みなどの方法で、複数回にわたって送金し、計約127万円をだましとられました。
不審に思った男性は5月31日に警察署を訪れ、被害を届け出ました。警察は、「SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺と疑って」と注意を呼びかけています。
2日午後、北海道小樽市で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、54歳のロシア国籍の男が現行犯逮捕されました。
男は「アルコールが抜けたと思った」と容疑を否認しています。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、ロシア国籍で自称・小樽市幸に住む車両輸出業の54歳の男です。
警察によりますと、この男は2日午後5時38分ごろ、小樽市長橋3丁目の市道「長橋大通」で、酒を帯びた状態で乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、この男が飲酒運転をしている情報が過去に複数件寄せられていて、警察が警戒していたところ、男が運転する車を発見。
停車させた際、男から酒の臭いがしたため、検査を行ったところ、基準値を超えるアルコールが検出されました。
男はロシア語で「お酒を飲んだ後、寝たのでアルコールは抜けたと思った」と話し、容疑を否認しているということです。
警察はどこでどれだけ酒を飲んだのかなど、事件の詳しいいきさつを調べています。
2日午後、北海道帯広市の住宅で、同居する会社の同僚を包丁で刺して殺害しようとしたとして、22歳のベトナム人技能実習生の男が逮捕されました。
【画像を見る】容疑者が同僚たちと暮らしていた自宅 いったい何が
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、帯広市西18条北2丁目に住むベトナム国籍の技能実習生、ディン・ミン・ホアン容疑者(22)です。
警察によりますと、ディン容疑者は2日午後6時10分ごろ、同じ会社で働くキム・ヴァン・ドンさん(19)らと同居する住宅で、キムさんを包丁で刺した疑いが持たれています。
目撃者から「男性が頭から出血している」と消防を通じて警察に通報が入りました。
キムさんは頭部や腹部に刺し傷や切り傷があるものの、意識はあるということで、病院に搬送されて治療を受けています。
警察が現場に到着した際、ディン容疑者は室内にいて、事情を聞いたところ容疑が固まったということです。
警察の取り調べに対し、ディン容疑者は「包丁を持って振り回したら当たった」と話し、殺意については否認しているということです。
現場となった住宅には複数の同僚が一緒に暮らしていて、当時、ほかにも2人の同僚がいましたが、けがはありませんでした。
凶器となった包丁は住宅の敷地内で見つかっていて、警察は動機や事件の経緯を調べています。
2025年3月、北海道苫小牧市にある自動車のエンジン製造会社の工場から、レーザーマーカー2台を盗んだとして、この工場に勤務していた31歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市拓勇西町3丁目の無職、黒滝冬樹容疑者(31)です。
黒滝容疑者は、今年3月13日午後1時40分ごろから3月31日午前10時19分ごろまでの間、苫小牧市柏原の「いすゞエンジン製造北海道」の工場から、レーザーマーカー2台(時価合計約1250万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
4月14日、会社関係者から「工場からレーザーマーカーが盗まれた」という趣旨の相談が警察にあり、事件が発覚しました。
警察は捜査を経て、盗まれたレーザーマーカーが売却されていたことを確認。記録などから黒滝容疑者を特定したということです。
黒滝容疑者は犯行当時、この工場で勤めていて、警察の取り調べに対し「レーザーマーカー2台を盗んで売った」と容疑を認めているということです。
黒滝容疑者は今年2月から3月かけても、同じ工場からコンプレッサー7台を盗んだ容疑で逮捕されていて、警察は盗んだ手口や余罪の有無についても詳しく捜査を進めています。
北海道函館市で、83歳の父親が死亡していると知りながら、遺体を自宅に放置していたとして、同居する52歳と47歳の息子が逮捕されました。
【画像を見る】「葬式のお金が貯まるまでは…」父親の遺体を遺棄した兄弟 自宅アパートでいったい何が
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、函館市美原1丁目のとび職、工藤正昭容疑者(52)と、弟で無職の工藤隆昭容疑者(47)です。
警察によりますと、2人は5月ごろから6月2日までの間、同じアパートで暮らす父親の工藤幸美さん(83)が死亡していると知りながら、自宅の一室で遺体を放置していた疑いが持たれています。
2日午後2時35分ごろ、函館市の福祉施設の職員から「本日午後5時半ごろ、安否確認に行くので警察も同行してほしい」と警察が相談を受けました。
その後、警察官が施設職員らと現場を確認したところ、2階建てアパートの一室で、布団をかけられた状態の工藤幸美さんが死亡した状態で発見されました。
遺体発見時、正昭容疑者(52)と隆昭容疑者(47)は自宅にいて、警察が事情を聞いたところ、容疑が固まったとして、2人を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、兄の工藤正昭容疑者(52)は「葬式のお金が貯まるまでは、父さんをそのままにしておこうと思いました」と供述。
弟の工藤隆昭容疑者(47)は、「葬儀代のお金がなかったので、父の遺体を家に放置していました」などと話し、2人は容疑を認めているということです。
遺体に目立った外傷はないものの、少なくとも死後、数日が経過しているとみられています。
警察は届出をしなかった経緯を調べるとともに、死因についても今後の解剖で明らかにする方針です。
札幌市南区に住む50代の男性がSNSで知り合った日本人女性を名乗る者から投資話を持ち掛けられ、現金660万円をだまし取られました。
警察はSNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。
札幌市南区に住む50代の男性は4月下旬から5月28日までの間、日本人女性を名乗る者からフェイスブックのダイレクトメッセージを通じて、男性の体調を心配する内容のメッセージが届きました。
男性は何度かやり取りをしたあと、メッセージアプリ『LINE』で連絡を取り合う仲になり、安定して儲かる投資話を持ち掛けられました。
男性は日本人女性を名乗る者の話を信じ、4月29日から5月28日にかけて、10回以上に渡って現金計660万円を指定した口座に振り込みました。
今月2日、男性の口座から現金が数十回引き出されていることを不審に思った銀行側が警察に情報提供したことで事件が発覚しました。
銀行が男性に確認したところ、詐欺被害に気付いていなかったということです。
警察はロマンス詐欺事件として詳しく捜査していくとともに、SNSで知り合った相手から現金を要求された場合には詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」に電話するよう呼びかけています。
札幌市のすすきので、私服の女性警察官にホストクラブの客引きをしたとして、19歳の大学生の男が逮捕されました。
北海道迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む19歳の大学生の男です。
男は4月30日午後9時半ごろ、札幌市中央区南5条西4丁目付近の歩道で、私服の女性警察官に対し、「初回のご利用は無料です」「一軒だけ行かないですか」などと言って、ホストクラブの客引きをした疑いが持たれています。
警察は、男をその場で逮捕せず、詳しい捜査を経て、事件から約1か月後の6月3日に逮捕しました。
警察の取り調べに対し、大学生の男は「ホストクラブや相席のお客さんになるよう客引きをしていました」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、男の余罪なども含めて調べを進めています。
SNS型ロマンス詐欺の被害を未然に防いだとして、札幌市の家電量販店の副店長と従業員に感謝状が贈られました。
【画像で見る】ビックカメラの店員がロマンス詐欺被害防止
札幌中央警察署の高橋俊彦署長から感謝状が贈られたのはビックカメラ札幌店の市岡しおり副店長と従業員の西野耕平さんです。
従業員の西野さんは4月28日、来店した50代の女性客から「Appleギフトカード60万円分を購入できますか」と尋ねられ、その高額さに不審に思い、利用用途を聞いたところ、「海外に住んでいる夫のパソコンの修理に使う」と言われたということです。
パソコンの修理でギフトカードを使うことはないと思った西野さんは、ギフトカードが必要になった経緯を女性客に聞くと、詳しい利用用途を把握していなかったため、詐欺を疑い、副店長の市岡さんに相談しました。
西野さんと市岡さんは、一度警察に相談し、問題がなければそのまま買ってもらおうと話し合い、女性客に了承を得たうえで110番通報。
警察官が駆け付け、詐欺被害が未然に防がれたということです。
警察によりますと、女性客は『Facebook』で知り合った自称海外在住者とのやり取りの中で『Appleギフトカード』を求められ、面識はありませんでした。
今回の被害防止について市岡副店長は、「60万円という金額は、店舗にとって大きな売り上げになるが、目先の売り上げではなく、お客様の大切なお金を守ることができて良かった。売り場の最前線で働く従業員が、このような被害を防ぐ意識を持っていることを非常に誇りに思う」と話しています。
また、従業員の西野さんは「被害を防げたことは、うれしいというよりも安心。良かったなと感じている。疑問に思ったことはそのままにしないように心がけている」と話しています。
道警は、詐欺かもしれないと思った時には相談ダイヤル「#9110」へ相談するよう呼びかけています。
北海道日本海沿岸の断層で引き起こされる地震や津波による被害想定が初めて公表されました。
【画像を見る】北海道日本海側の沿岸地域
最悪のケースで約7500人が津波に巻き込まれるなどして死亡すると想定されています。
北海道日本海側の地震は太平洋側と比べて、震源が陸地に近いため揺れが大きく、津波の到達時間が早いという特徴があります。
道は、北海道日本海沿岸の15の断層により、それぞれ引き起こされる地震とそれに伴う津波の被害想定を初めて算定し、3日に公表しました。
それによりますと、最悪のケースでは道内であわせて約7500人が津波に巻き込まれるなどして死亡すると想定されています。
また、建物の被害は最大で約1万6000棟が全壊すると想定されています。
津波による死者が最も多いのは、最大12メートルの津波が想定される稚内市で約4000人。
また、後志地方の島牧村では最大24.4メートルの津波で、人口約1400人のうち8割以上が死亡すると想定されています。
ただ、これらの数字は津波からの早期避難率が20パーセントと低かった場合の想定で、道は「避難時間の短縮などさまざまな取り組みにより、被害を軽減することができる」として、日頃から災害に備えるよう道民に呼びかけています。
陸上自衛隊は3日、第2師団司令部付隊の55歳の陸曹長を1か月減給30分の1の懲戒処分としました。
【画像を見る】隊員の健康診断の結果を紛失した55歳の陸曹長が減給処分
1か月減給30分の1の懲戒処分を受けたのは、第2師団司令部付隊の55歳の陸曹長です。
旭川駐屯地司令職務室によりますと、陸曹長は2024年5月ごろ、隊員の健康診断結果が記された行政文書の紛失に気が付いたにもかかわらず、上司への報告手続きを怠っていました。
紛失から1年が経過した2025年5月16日、所属隊員の異動に伴って問い合わせがあった際に、健康診断の結果が紛失していることが発覚しました。
陸曹長は「いずれ見つかると思ったため報告しなかった」と話しているということです。
父親が死亡していると知りながら遺体を自宅に放置した疑いで、北海道函館市の52歳と47歳の兄弟が逮捕されました。
【画像を】なぜ遺体を放置 「葬儀代がなかった」52歳と47歳の兄弟
函館市美原のとび職、工藤正昭容疑者(52)と、弟で無職の隆昭容疑者(47)は、5月ごろから6月2日まで、自宅アパートの部屋で同居する父親の幸美さん(83)の遺体を放置した疑いが持たれています。
警察によりますと、2日午後5時半ごろ、福祉施設の職員と警察官が、幸美さんの安否を確認しようと訪れたところ、幸美さんが死亡しているのを発見しました。
遺体には布団がかけられ、少なくとも死後数日は経っているとみられます。
同じアパートの住人
「『最近父さん見ないね』って言ったら、息子が『23日に亡くなった』って」
調べに対し、2人は容疑を認め「葬儀代がなかった」などと話しているということです。
警察は、2人が届け出をしなかった経緯などを調べています。