北海道函館市の恵山で7月、山林に猟銃を放置した疑いで、25日、52歳のハンターの男が、逮捕されました。
【画像を見る】男が行方不明になった函館市の山林
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、北海道北斗市に住む52歳のハンターの男です。
男は、7月15日午後5時ごろ、北海道函館市の恵山の山林に猟銃1丁を放置したままその場を離れ、自ら適切に保管しなかった疑いが持たれています。
警察によりますと、猟銃はライフル銃で、実包が1発が残されていたということです。
男は7月15日午前11時ごろ、「山に行く」と家族に告げて外出しました。
その後行方不明となり、捜索中の警察官が山林でケースに入っていない猟銃を発見しましたが、男の発見には至らず、捜索は7月17日に打ち切られました。
ところが、約2か月後の9月9日、男が「遭難者として捜索されていたので来ました」と函館中央警察署に訪れたことで無事が確認されていました。
警察は、山中に残された猟銃と男について捜査を進め、25日、容疑が固まったとして男を逮捕しました。
取り調べに対し男は、「私が銃を放置して、適切な保管をしなかったことに間違いはありません」と容疑を認めているということです。
警察は遭難の経緯や猟銃を放置した理由などについて、さらに調べを進めています。
工場の敷地に容疑者の男が走ります。
すぐ後ろには警察官2人が追いかけます。
その約30秒後、男は、警察官に取り押さえられました。
【画像を見る】ひき逃げ事件現場と逮捕時の防犯カメラ映像
建造物侵入の疑いの現行犯で逮捕された恵庭市のパート従業員、今北知宏容疑者33歳。
なぜ、今北容疑者は警察官に追われていたのか?
きょう午前9時半前、北海道恵庭市の国道36号で車10台が関係し、2人がけがをした多重事故。
今北容疑者は、この事故のきっかけを作った疑いが持たれているのです。
多重事故は、道の駅「花ロードえにわ」のそばの片側3車線の直線道路でおきました。
今北容疑者は、車を暴走させ、まわりの車に次々と衝突。
そして、車を乗り捨て、現場から逃走。最終的に現場からおよそ3キロ離れた工場に逃げ込みました。
今北容疑者は、しばらく逃走を続けますが、最後は、警察官が追いつき、後ろから取り押さえました。
およそ2時間半もの逃走劇を繰り広げた今北容疑者。
警察の調べに対し、黙秘しているということです。
※事件の流れ
午前9時20分、車9台の多重事故のきっかけをつくったとみられています。
この事故のあと、現場近くで白い車を強奪。
その後、近くの中学校のグラウンドに、木をなぎ倒しながら車で突っ込み、車を乗り捨てて逃走。
最初の事故からおよそ2時間半後、およそ3キロ離れた工場で、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されました。
警察は一連の事件に関しても今北容疑者が関与したか、調べています。
札幌市白石区で刃物で切り付けられた男性が、胆振地方のむかわ町の山中から遺体で見つかった事件で、警察は25日捜査本部を設置しました。
【画像】傷害容疑で逮捕された大上文彦容疑者(49)と死体遺棄容疑で逮捕された梅津悠希容疑者(36)
8月、札幌市白石区の路上で刃物で切り付けられた西村隆行さん(55)が行方不明になり、9月19日むかわ町の山中から遺体で見つかりました。
この事件では西村さんを刃物で切り付けた傷害の疑いで大上文彦容疑者(49)が逮捕されたほか、遺体を土の中に埋めて遺棄した疑いで梅津悠希容疑者(36)が逮捕されています。
梅津容疑者は、警察の調べに対し「頼まれて穴を掘った」と話していて、警察は、大上容疑者以外の人物から依頼を受けたとみて更なる共犯者についても捜査を進めています。
警察は、25日、61人態勢の捜査本部を設置し事件の全容解明を急ぐ方針です。
秋の全国交通安全運動に合わせ、北海道警察が北海道全域で一斉に飲酒運転の取り締まりを行いました。
【画像】ドライバーの呼気を検査をする警察官(23日午前0時ごろ・札幌市西区)
飲酒運転の一斉取り締まりは、21日から始まった秋の全国交通安全運動の一環として、22日夜から23日朝にかけ北海道内11か所で行われました。
警察官述べ341人が出動し、20代から50代の7人が酒気帯び運転で摘発されたということです。
北海道内での飲酒運転による事故件数はここ数年、横ばいで、2025年はすでに54件の事故が発生し、3人が死亡、66人がけがをしています。
秋の全国交通安全運動は30日までで、北海道警は引き続き飲酒運転の取り締まりを強化する方針です。
24日、北海道中川町の道路脇で88歳の男性が倒れているのが見つかり、死亡しました。
警察によりますと、男性は23日夜、妻と車でドライブに出かけ、運転中に中川町板谷の道道964号で路外に逸脱する事故を起こしました。
事故を起こした場所は、携帯の電波が通じなかったため、男性は妻に車で待つよう伝えると、徒歩で助けを求めに向かったということです。
事故翌日の24日正午ごろ、事故発生場所から約2キロ離れた道路脇で、「路上で倒れている男性がいる」と警察に通報がありました。
男性はあおむけの状態で倒れていて、目立った外傷はなく、着衣の乱れなどもないということです。
男性には既往歴があり、警察は病死の可能性もあるとみて、男性の死因を調べを進めています。
2025年3月、北海道小樽市の自宅で20代の女性に性的暴行を加えてけがをさせたとして、中国籍の43歳の男が逮捕されました。
不同意性交等傷害の疑いで逮捕されたのは、小樽市築港に住む派遣社員の中国籍の男(43)です。
男は3月24日午前0時半ごろから午前9時ごろまでの間、自宅で20代の女性に対し、性的暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
女性は軽傷だということです。
警察によりますと、事件の翌日、被害女性が北海道警察の性犯罪被害相談電話に通報したことで事件が発覚しました。
警察の取り調べに対し、男は「性交はしたが、同意はしていた」と一部容疑を否認しています。
男と被害女性は、面識があるということです。
警察は事件に至ったいきさつについて、調べを進めています。
24日夕方、北海道豊富町の国道で、名寄高校野球部の生徒が乗っていたバスが全焼しました。
【画像を見る】全焼した名寄高校野球部のバス
事故があったのは、豊富町上サロベツの国道40号です。
24日午後6時半ごろ、「バスのエンジン付近から火が出た」と消防に通報がありました。
警察や消防によると、バスは24人乗りのマイクロバスで、名寄高校野球部の生徒9人と、運転手1人の計10人が乗車していたということです。
バスは、国道40号を稚内市方向に走行していて、走行中に車内から焦げ臭いにおいがしたため、その場で停車。
その後、火が出たということです。
バスは全焼しましたが、生徒らは避難していて、けが人はいませんでした。
警察や消防は、火が出た原因を調べています。
25日午前、北海道恵庭市の国道で乗用車が暴走しあわせて車9台が関係する事故があり2人がけがをしました。
【画像】激しく破損した車両…9台絡む多重事故の現場
警察は、暴走した車を乗り捨て現場から立ち去った男性を付近で発見し、事情を聴いています。
25日午前9時半前恵庭市上山口の国道36号で千歳方向に走行していた乗用車が暴走し、周りの車に次々と衝突。あわせて9台が関係する事故となりました。
この事故で2人が軽いけがをし、暴走した車を運転していた男性は車を乗り捨て現場から逃走しました。
警察が、ひき逃げ事件とみて捜査していたところ、約2時間半後、現場から3キロほど離れた場所で男性を確保。
現在、ひき逃げの疑いなどで現在、事情を聴いているということです。
札幌市内の公園に設置されていた自動販売機を壊し、中から現金約3万円を盗んだとして、17歳のとび職の少年が逮捕、14歳の男子中学生が再逮捕されました。
逮捕されたのは、札幌市東区の17歳のとび職の少年、再逮捕されたのは、住所不定の14歳の男子中学生です。
2人は、6月28日午前2時半頃から午前4時すぎまでの間、札幌市北区の百合が原公園内に設置されていた自動販売機2台の現金投入口をバールで壊し、中から現金約3万1450円を盗んだ疑いが持たれています。
6月28日午前4時頃、近くを通りかかった人から「若い男2人がバールみたいなものを持って自販機をガチャガチャにしている」と110番通報がありました。
警察は、目撃情報などの捜査から2人を割り出し、25日、逮捕しました。
2人のうち、14歳の男子中学生は、8月15日にも同じ公園内の自動販売機4台を壊して現金約7万1940円を盗んだ疑いで5日に逮捕されていて、そのうち2台は、今回、壊されたものと同じ場所に設置されていたということです。
2人は知り合い同士で、警察の調べに対し14歳の男子中学生は「友達と一緒にお金を盗みました」と供述、17歳の少年は「間違いありません。遊ぶ金がほしかった」と、いずれも容疑を認めているということです。
警察によりますと、札幌市北区と東区の公園ではこれまでに同様の被害が約10件あり、警察は少年らの余罪が複数あるとみて、さらに調べを進めています。
25日午前、北海道恵庭市の国道で、少なくとも車9台が絡む事故があり、2人がけがをしました。
【画像を見る】運転手1人が逃走 車9台の多重事故の現場
このうち、乗用車1台の運転手が現場から立ち去っていて、警察はひき逃げ事件とみて捜査しています。
午前9時半前、恵庭市上山口の国道36号で、「2、3回車体を当ててきた」と110番通報がありました。
警察によりますと、走ってきた乗用車が次々と車にぶつかって、少なくとも9台が絡む事故となり、乗用車の運転手は現場から立ち去っています。
この事故で、2人が軽いけがをしたとみられ、警察はひき逃げ事件とみて捜査しています。
23日午前、札幌市の大通公園で10代前半の少年の下半身を触ったとして、42歳の女が逮捕されました。
【画像】不同意わいせつの疑いで42歳の女を逮捕した札幌中央警察署
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む42歳の自称会社員の女です。
女は23日午前10時すぎ、札幌市中央区大通西3丁目の公園で、友人とゲームをしていた10代前半の少年の下半身を服の上から触った疑いがもたれています。
被害に遭った少年が「女性に体を触られた」と警察に通報しました。
警察が現場に駆けつけて、女の行方を探したところ、 少年が話した身なりの特徴に似た女を近くで発見し、女から事情を聴き緊急逮捕しました。
取り調べに対し、42歳の自称会社員の女は、容疑を否認しています。
警察によりますと、女と被害に遭った少年に面識はありませんでした。
警察は、女の動機や普段の生活ぶりなどを詳しく調べています。
22日、北海道深川市の住宅に男2人が空き巣に入り、逃走する際に近所の人を車ではねた強盗傷害事件で、室内カメラに犯行の一部始終が記録されていました。
【画像で詳しく】犯行の一部始終が記録された室内カメラ映像
これは被害にあった住宅の室内カメラの映像です。
2人の男がリビングと台所を行き来し、室内を物色する様子が記録されていました。
手にした透明のケースには1万円札とみられる現金も映っていました。
事件があったのは深川市音江町豊泉の住宅で、22日午後2時ごろ、男2人が空き巣に入ります。
住人は当時外出中でしたが、防犯装置からの報せで異変に気付き、近所の親子に「様子を見てきてほしい」と頼みました。
そして、親子は男2人と鉢合わせしました。
父親
「私が玄関でピンポンを押して、息子はベランダから回れってことで、裏に回った。私が『お前だれだ!』ってデカい声を出した」
息子
「(逃走する)車のミラーを掴んでいたのはそこらへん。そこから入口の辺りまでは捕まえていたのだけど、出るときに自分の家の車との間に挟まって痛みで離してしまった」
結局、男2人は、そのまま車で逃走息子は、腰のあたりに軽いけがをしました。
警察は、強盗傷害事件として男2人の行方を捜査しています。
23日未明、札幌市手稲区で酒を飲んで車を運転したとして、北海道の59歳の男性職員が検挙されました。
北海道によりますと、酒気帯び運転で検挙されたのは、保健福祉部の出先機関に所属する59歳の男性管理職員です。
男性職員は22日、業務を終えた後、午後6時半から午後10時ごろまで、札幌市内の飲食店で酒を飲み、公共交通を使って帰宅後、スマートフォンを紛失したことに気づきました。
そのためスマホを探しに自家用車で出かけ、帰宅する途中に転倒した路上でスマホを見つけて回収。
そして再び自宅に戻る途中の23日午前1時ごろ、札幌市手稲区でパトロール中の警察官に停止を求められ、呼気検査をすると、基準値の約4倍のアルコールが検知されたということです。
北海道保健福祉部の古岡昇部長は「飲酒運転の根絶に取り組んでいる中、その先頭に立って取り組むべき保健福祉部出先機関の職員が検挙されたことは、誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。改めて部内の全職員を対象とした研修を実施するなど、指導を徹底してまいります」とコメントしています。
22日夜から23日朝にかけて、北海道紋別市の駐車場に止めてあった軽乗用車などを盗んだとして、24歳の地方公務員の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、興部町に住む、興部小学校の教諭、髙橋大輝容疑者(24)です。
髙橋容疑者は、22日午後9時半ごろから23日午前5時ごろまでの間に、紋別市落石町4丁目の駐車場で、止めてあった軽乗用車1台(時価約10万円相当)と車内の現金約500円が入った財布を盗んだ疑いが持たれています。
23日午前5時すぎ、興部町内の海水浴場の波打ち際で、軽乗用車のタイヤが一部浸かった状態で放置されているのが見つかり、通りかかった人が警察に通報しました。
警察が調べたところ、髙橋容疑者の関与が浮上。
警察は、軽乗用車が放置された海水浴場から、自宅方向に歩いていた髙橋容疑者に話を聞くなどし、容疑が固まったとして、23日夜、髙橋容疑者を逮捕しました。
警察の調べに対し、髙橋容疑者(24)は「車を盗んだことに間違いない」と容疑を認めていて、「車で早く家に帰りたかった」と話しているということです。
警察は、髙橋容疑者が軽乗用車を盗んだ手口や、犯行に至った経緯を詳しく調べています。
興部町教育委員会によりますと、髙橋容疑者は興部小学校の5年生の担任で、町教委は「事実関係を確認した上で、処分を検討し、児童や保護者にも説明します」としています。
23日夜、北海道名寄市の車庫で、74歳の男性が、家庭用除雪機と棚の間に挟まれ死亡しました。
死亡したのは、名寄市西13丁目南1丁目に住む、阿部誠一さん(74)です。
23日午後6時半ごろ、近くを通りかかった人から「除雪機に挟まれて意識がない人がいる」と消防に通報がありました。
警察によりますと、阿部さんは、自宅の車庫内で、腹部に除雪機のハンドル部分が食い込み、背中側は棚に挟まれた状態だったということです。
阿部さんは、意識がない状態で病院に運ばれましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、除雪機はギアがバックに入っていて、エンジンがかかった状態でした。
阿部さんは、ひとり暮らしでした。
警察は、阿部さんが除雪機の試運転の際に操作を誤ったとみて、事故の原因を詳しく調べています。
北海道紋別市内で軽乗用車などを盗んだとして、24歳の小学校教諭の男が逮捕されました。
【画像】送検される髙橋大輝容疑者(24)
興部小学校の教諭、髙橋大輝容疑者は、22日夜から23日早朝までの間に、紋別市内のアパートの駐車場に停めてあった軽乗用車と車内にあった現金約500円入りの財布を盗んだ疑いが持たれています。
23日早朝、アパートから約14キロ離れた興部町内の海水浴場で、波打ち際に放置された軽乗用車を通りかかった人が見つけて警察に通報。
警察官が海水浴場から自宅に向かって歩いていた髙橋容疑者を発見し、警察署で事情を聴いたところ、犯行を認めたため逮捕しました。
髙橋容疑者は調べに対し、「車で早く家に帰りたかった」と話しているということです。
22日、北海道深川市で、男2人が空き巣に入り、近所の人を車ではねた事件で、男らが乗って逃げた車には別のナンバープレートが貼り付けられていたことがわかりました。
【画像を見る】室内カメラに映った男ら 現金盗む
22日午後2時ごろ、深川市音江町豊泉で、留守中の住宅に男2人が侵入して現金などを盗み、逃げる際に近くに住む男性を車ではね軽傷を負わせました。
はねられた男性の父親が、逃げる車の特徴を目撃していました。
はねられた男性の父親
「(逃げた車は)白の軽乗用車。ガムテープで違うナンバープレートを上から留めていた。右に曲がって旭川方面に逃げた」
警察は強盗傷害事件として、男2人の行方を追っています。
北海道むかわ町の山中で、行方不明だった男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された男が「頼まれて穴を堀った」と話していることがわかりました。
【画像を見る】「頼まれて穴を掘った」と供述している梅津悠希容疑者(36)
この事件は、8月、札幌の路上で刃物で切り付けられた西村隆行さん(55)が行方不明になり、むかわ町の山中で遺体で見つかったものです。
死体遺棄の疑いで逮捕された梅津悠希容疑者(36)は、警察の調べに「頼まれて穴を掘った」と話していることが新たにわかりました。
また、被害者の西村さんについて「全く知らない人」と供述しています。
この事件では、行方不明になる直前の西村さんへの傷害の疑いで大上文彦容疑者も逮捕されていて、2人は、むかわ町の遺棄現場で合流していました。
しかし、2人は親しい関係ではなく、警察は大上容疑者以外の人物から依頼を受けたとみて、捜査を進めています。
9月8日夜、札幌市清田区の市道で、法定速度を123キロ超過して乗用車を運転したとして、50歳の会社員の男が逮捕されました。
【写真】公開された男の車両
道路交通法違反(速度超過)の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む会社員の男(50)です。
男は9月8日午後8時半ごろ、札幌市清田区清田4条4丁目付近の羊ケ丘通りで、法定速度が時速60キロのところ、123キロ超過し時速183キロのスピードで、乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は北広島から札幌方向に走行していて、警察の移動式オービス(速度違反自動取締装置)による取り締まりで逮捕に至りました。
調べに対し、男は帰宅途中だったと説明した上で、「翌日、室蘭に朝釣りにいくのに、早く家に帰って寝たかった」と話し、容疑を認めているということです。
123キロの速度超過は、北海道警察交通指導課による移動式オービスによる検挙においては、過去最高の超過だということです。
22日午後、北海道の旭川東警察署の駐車場で、60代の男性を投げ飛ばすなどした疑いで、20歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称の旭川市に住むアルバイトの20歳の男です。
男は22日午後3時ごろ、旭川東警察署の駐車場で、60代のアルバイトの男性を投げ飛ばすなどの暴行を加えた疑いがもたれています。
被害に遭った男性がけがをしたかどうかは明らかになっていませんが、会話は可能で、命に別状はありません。
警察によりますと、2人は面識がなかったとみられますが、何らかの理由でもめ事になり男は犯行に及んだということです。
その様子を目撃した警察官が、男をその場で逮捕しました。
男は警察の調べに対し、「相手を投げました」と容疑を認めているということです。
警察は、2人がもめた原因など事件のいきさつを詳しく調べています。
22日夜、北海道旭川市の住宅で火事があり、魚を焼いていたとみられる60代の男性が意識不明の重体です。
【画像】60代の男性が重体となった住宅火災の現場
火事があったのは旭川市神楽岡10条2丁目の住宅です。
22日午後8時半ごろ、警報器が煙を感知し、警備会社の職員が駆け付けたところ、家の中で倒れている男性を発見しました。
現場には消防車など10台が出動し、通報からおよそ1時間後に火は消し止めれました。
消防によりますと、この火事で60代の男性が意識不明の重体です。
当時、男性は1階台所のグリルで魚を焼いていたとみられ、警察と消防が火の出た原因を調べています。
北海道小樽市の国道で、当時大学院生だった男性(当時24)が、飲酒運転の車に正面衝突されて死亡した事故から1年。
【画像】事故現場に立ち会う飲酒運転をした男性会社員(当時32)
亡くなった大学院生の両親が悔しい胸の内を明かしました。
田中友規さんの母
「どれだけ泣き叫んだところで、本人はもう二度と目を覚ましてくれないので。もう虚しさと悔しさだけ」
1年前の9月22日、事故は起こりました。
ドライブレコーダーに記録された映像には、片側2車線の中央寄りの車線を走る白い車が突然、反対車線にはみ出します。
正面から衝突された黒い車。
この車を運転し死亡した、札幌市の大学院生・田中友規さん(当時24)です。
釣りが大好きで、この日も翌週、友人と行く釣りの下見に行った帰りに事故に遭いました。
田中さんは当時、化学系の研究職を目指して就職活動中でした。
田中友規さんの母
「とにかく勉強、勉強って頑張っていた子なので。あの子の努力が就職という形で実を結ばなかったのが本当に悔しい。」
一方、事故を起こしたのは男性会社員(当時32)。
警察によりますと事故を起こす2時間前まで酒を飲んでいて、飲酒の時間は11時間半以上に及んでいました。
道警によりますと飲酒運転の件数は3年前まで減少傾向でした。
しかし近年は増加傾向で、今年はすでに54件も発生しています。
髙石洋子さん。22年前、当時16歳の息子・拓那さんを飲酒ひき逃げ事件で亡くしました。
以来、学校や企業で命の大切さや車を運転する際の自覚について講演をしています。
髙石洋子さん
「飲酒運転ってなくせると私は思っている。お酒を飲んだら車両を運転しなきゃいいだけのことを、それをできないでいる大人の人たちに気づきを与えるのは、周りにいる人たちの力もすごく必要だと思っている」
事故の犠牲になった田中さんの両親が、今思うことは…。
田中友規さんの母
「ただ一つ。人殺しとしか言いようがない」
田中友規さんの父
「事故を引き起こした方は処分保留ですから、普通の方々と一緒、時間止まっていないんですよ向こうは。こっちは止まっているんです」
田中友規さんの母
「うちの子はできなかったこと全て奪っておいて、いま彼は本人だとバレなければ楽しく過ごせる。すぐ社会に出てくるような世の中は納得いかない」
今回の飲酒運転事故で田中さんを死亡させた男性会社員は現在、処分保留で釈放されています。
これは、拘置期間をフルに使って捜査しても起訴できる証拠が得られなかったことを意味していて、今後の捜査の厳しさを表しています。
■保護者説明会で明らかになった柘野容疑者の不適切行為
・北斗中学校の保護者会 校長の音声
「本校の職員が大きな事件を起こしてしまいました。教職員への信用が失われたような状態になってしまいました」
【画像で見る】柘野容疑者の不適切行為の数々
北海道の施設で、少女の性的な動画を盗撮した疑いで逮捕された千歳市の中学校教諭、柘野啓輔(つげの・けいすけ)容疑者(41)。
クラス担任や部活動の顧問を務めていた現役教員の逮捕を受けて19日、学校は保護者に事件の経緯を説明しました。
その中で、柘野容疑者について、赴任した2021年からこれまでに、複数の生徒からセクハラ行為の申告や相談があったことを明らかにしました。
・北斗中学校の保護者会での校長(音声提供:保護者)
「『友だちの生徒が頭をポンポンと触られて気持ち悪かった』や『部活中に寝そべってスマホをいじっていたので盗撮ではないかと疑った』」
柘野容疑者が赴任して4年半。
卒業生も柘野容疑者の不適切な行為や言動に不快感を抱いていたことが、取材でも分かりました。
卒業生(19日)
「部活のときに、ズボンを脱いで『短パンになれ』と言われた。当時からセクハラ先生という感じのあだ名はあった。ずっと携帯をいじっていて、こちらにカメラを向けていているようなしぐさをしてきて、撮っているのかな?みたいな。本当に気持ち悪い」
説明会では、子どもがセクハラの被害に遭ったことを吐露する保護者もいました。
・保護者が話した内容(取材による再現)
「進路相談、先生と生徒が1対1で懇談する機会があると思うが、柘野先生からここでは言えないぐらいのとても恥ずかしい言葉をかけられた」
■盗撮用カメラの確認作業には、柘野容疑者も参加
保護者らからは「校内での盗撮や、生徒の被害はなかったのか」という質問に対し、学校側は「捜査中で私たちにも分からない」と答えるにとどまる一方、7月に、校内に盗撮用カメラが仕掛けられていないかを確認する作業に、柘野容疑者も加わっていたことも明らかにしました。
・北斗中学校の保護者会での校長(音声提供:保護者)
「複数で調査に当たることになっているんですよね。正直な話、そこに柘野容疑者も、もちろん関わっていたのは事実であります」
柘野容疑者が、中学校にカメラを仕掛けていたかは明らかになっておらず、逮捕後にも、校内を目視で確認し、カメラは見つからなかったと説明しましたが、保護者からは「正直信用できない」といった不満の声が上がりました。
説明会に参加した保護者
「捕まった先生が調べているからね。それがね自分で隠したものなら分かるだろうし、そこら辺はどうなんだろう」
「問題のある先生が、ずっと何年もいるわけで、それはどうなのかという感じはする」
「たびたび問題が報告されていたらしい。それに対して対応がぬるいのかなというのが正直な気持ち」
柘野容疑者は、6月にすでに逮捕されている名古屋市の教員らが作った、子どもたちの盗撮画像を共有しあうグループに加担した疑いが持たれています。
■盗撮被害防止について専門家は…
子どもたちを、盗撮被害から守るにはどうしたらいいのか。
防犯設備士の資格を持ち、防犯アドバイザーの京師美佳(きょうし・みか)さんは、「教師への性善説を捨て、防犯カメラなど物理的に抑止する対策が必要」だと強調します。
防犯アドバイザー 京師美佳さん
「先生は聖職であり、正しい人間であるはずだという意識が根本にあると思う。そういった考えが現場での物理的抑止というものを制していると思う。物理的に犯行を行うことができない状況を作らない限りは、少なくもならないし止まらないと考えている」
■明らかになった柘野容疑者の不適切行為
堀啓知キャスター:
学校の先生という職業は、信頼している職業の1つだと思っていたが、年頃の子どもを育てている立場からすると、憤りはあります。何を信じていいんだろうと。
堀内大輝キャスター:
柘野容疑者はどんな人物だったのか。19日の学校の説明会と取材で、数々の不適切な行為が明らかになりました。
柘野容疑者が赴任した2021年から、女子生徒や保護者から不快や不安を訴える相談があったということです。
具体的には…
▼2021年
・先生が指定するユニフォームの丈が短くて嫌だ
▼2024年
・頭をポンポンと触られて気持ち悪かった
・部活動中、寝そべってスマホを捜査していた。盗撮ではないか などです。
学校側は、その都度、厳重注意をした上で、担任から外したり、顧問を複数にしたりして対応したと説明しています。
堀啓知キャスター:
これだけ多くの訴えがあったけれども、学校側は厳重注意だけにとどまっていたということです。
コメンテーター 鶴岡慎也さん:
娘を持つ父親として、許せない行為だと思う。やった本人が一番悪いが、そういう言動や行動があったなかで、こういう事案が起こった。行政や学校の対応が正しかったのか、検証はするべき。
■被害防止のため対策と抑止策は…
堀啓知キャスター:
子どもを盗撮から守るために、北海道や札幌市はどんな対策をとっているのでしょうか。
堀内大輝キャスター:
後を絶たない教員による盗撮やわいせつ事案ですが、今回の事件を受けて、北海道教委は9月から、札幌市教委は8月から、北海道内の公立学校などで、『教職員の教室などへの私物スマホ持ち込み禁止』にしています。
1か月経過して、現状がどうなのか、札幌市教委に取材したところ「スマホを管理職に預けたり、職員室の机に置いたりはせず、引き出しやカバンに入れるなどしている。教職員の信頼に委ねているのが実態」ということです。
防犯アドバイザーの京師美佳さんによりますと…
・教職員に対する定期的な持ち物チェック
・校内に防犯カメラを設置し、対策を「見せる」ことが防犯の抑止につながる としています。
コメンテーター 鈴井貴之さん:
スマホのせいじゃないですよね。教職員の意識が改善されないといけない。学校は比較的狭い組織なので、独自のルールの甘さが生まれてくる環境でもあると思う。子どもたちに大きな影響を与える大人は、親と先生。自覚とともに、組織として学校単位で、どう改善していくかということを考えてもらいたい。
堀啓知キャスター:
アドバイザーのような存在が必要な可能性もあるのでは。柘野容疑者にかかわった子どもたち、教えてもらった子どもたちは、相当傷ついていると思います。根本的な対策が必要だと思います。
8月、札幌で刃物で切り付けられた男性が行方不明となった事件で、新たな展開です。
男性は19日にむかわ町の地中から遺体で見つかり、逮捕者は2人になりました。
【画像】梅津容疑者の供述に基づいて地面を掘り起こすす捜査員
しかし警察は遺体の遺棄に関し、ほかにも関与した人物がいるとみて捜査していることがわかりました。
■刃物で切りつけられた西村さんが遺体で地中で見つかる
8月2日、札幌市白石区で刃物で切りつけられた後、行方がわからなくなっていた西村隆行さん55歳。
この傷害事件から48日後の9月19日、北海道むかわ町で変わり果てた姿で見つかりました。
遺体は深さ約4メートルの地中に埋められていたのです。
西村さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕されたのが、苫小牧市の会社員・梅津悠希容疑者36歳。
■傷害などの容疑で逮捕されている大上文彦容疑者「病院へ連れて行く」
事件をめぐっては、西村さんへの刃物で切りつけた傷害の疑いで大上文彦容疑者49歳も逮捕されています。
大上容疑者は西村さんを刃物でけがをさせた後、自分の車に乗せ立ち去っていましたが、現場に居合わせた目撃者にこんなことを言っていました。
大上容疑者
「病院に連れて行く」
しかしそれは…ウソでした。
数時間後、大上容疑者と梅津容疑者はむかわ町の現場で合流していたのです。
■西村さんの婚約者に告げた“ウソ”
一方で、何日も戻らない西村さんを心配した西村さんの婚約者の女性に、大上容疑者は電話でこう伝えていました。
大上容疑者
「血は止まっていましたから」
婚約者
「本人と連絡はとれないということですね?私たちは」
大上容疑者
「とれないですよ。1週間ぐらいしたら電話かかってくるんでしょ。特に何もご心配なく、本人の意思もあって(船に乗って)行っていますので」
■警察はさらに共犯者がいるとみて捜査
梅津容疑者は大上容疑者について「事件前から知っている」と話していますが、親しい関係ではなかったとみられています。
また、捜査関係者によりますと、梅津容疑者の供述内容や犯行前後の連絡状況などから、警察は遺体の遺棄にさらなる共犯者がいるとみて捜査していて、事件のいきさつについても調べを進めています。
8月、札幌市白石区で刃物で切り付けられた男性が行方不明となった事件で新たな展開です。不明だった男性は19日に遺体で見つかり、逮捕者は2人になりました。
【画像】送検時の大上文彦容疑者(49)と梅津悠希容疑者
その後の取材で、警察は遺体の遺棄に関し、ほかにも関与した人物がいるとみて捜査していることがわかりました。
8月2日、傷害事件の後、行方がわからなくなっていた西村隆行さん(55)。
西村さんは事件から48日後の9月19日、北海道むかわ町で変わり果てた姿で見つかりました。
遺体は、深さおよそ4メートルの地中に埋められていたのです。
西村さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕されたのが、苫小牧市の会社員・梅津悠希容疑者(36)。
事件をめぐっては、西村さんへの傷害の疑いで大上文彦容疑者(49)がすでに逮捕されています。
大上容疑者は、8月2日札幌市白石区で西村さんを刃物で切りつけてけがをさせた後、西村さんを自分の車に乗せて立ち去っていました。
その際、大上容疑者は現場に居合わせた人にこんなことを言っていました。
「病院に連れて行く」
しかしそれは…ウソでした。
数時間後、大上容疑者と梅津容疑者はむかわ町の現場で合流していたのです。
一方で、何日たっても戻らない西村さんを心配した西村さんの婚約者の女性に、大上容疑者は電話でこう伝えていました。
大上容疑者
「血は止まっていましたから」
西村さんの婚約者
「本人と連絡はとれないということですね?私たちは」
大上容疑者
「とれないですよ。なんともない状態で一応、船に乗せていますので。1週間ぐらいしたら電話かかってくるんでしょ。特に何もご心配なく、本人の意思もあって行っていますので」
梅津容疑者は大上容疑者について、「事件前から知っている」と話していますが、親しい関係ではなかったとみられています。
また、捜査関係者によりますと、梅津容疑者の供述内容や犯行前後の連絡状況などから、警察は遺体の遺棄についてさらに共犯者がいるとみて捜査していて、事件のいきさつについて詳しく調べています。
去年7月、札幌市白石区のマッサージ店で、30代の女性客にみだらな行為をした疑いで、店を経営する50歳の男が逮捕されました。
不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区のマッサージ店を経営する50歳の男です。
男は、去年7月22日午前11時ごろから午後1時30分ごろまでの間、経営する札幌市白石区のマッサージ店で、30代の女性客に対しみだらな行為をした疑いが持たれています。
今年2月、関係機関から情報を得た警察が、女性から話を聴くなど裏付け捜査を進め、9月22日に男を逮捕しました。
取り調べに対し、男は「不同意ではやっていない」と容疑を否認しています。
警察は、当時の状況や余罪の有無などを調べています。
22日午後、北海道深川市の住宅に男2人が侵入して現金などを盗み、近所の男性を車ではねて逃走しました。警察が強盗傷害事件として捜査しています。
【画像】事件現場と強盗傷害事件として捜査している深川警察署
事件があったのは、深川市音江町の53歳の男性宅です。
22日午後2時ごろ、留守中の男性宅に男2人が侵入して現金などを盗み、近所に住む37歳の男性を車ではねてそのまま逃走しました。
消防によりますと、はねられた男性は腰のあたりを打ち、軽傷です。
警察によりますと、はねられた男性は当時外出していたこの家の住人男性から頼まれて家の様子を確認しに行ったところ、男2人が逃げるところに遭遇し、車ではねられたということです。
警察は2人の男が乗っていた車や逃げた方向などについて確認を進めるとともに、付近の防犯カメラを調べるなどして行方を追っています。
23日午後、北海道美幌町で、高齢女性が運転する乗用車が路上駐車している車に追突したのをきっかけに、さらにその前に停まっていた車も巻き込む玉突き事故がありました。
この事故によるけが人はいません。
事故があったのは、美幌町東2条南4丁目の住宅街です。
警察によりますと、23日午後1時40分ごろ、高齢女性が運転する乗用車がUターンしようとした際、無人で路上駐車していた車に追突し、はずみでその前に停まっていた別の車にも衝突しました。
3台が絡んだこの事故による、けが人はいません。
最初に追突した車を運転していた高齢女性は、警察の聴き取りに「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と説明をしているということです。
女性は、知人宅から帰宅途中で、酒や薬の影響はないということです。
警察は、高齢ドライバーに対して慎重な運転操作をするよう、注意を呼びかけています。
22日、北海道深川市の住宅に男2人が侵入して現金などを盗み、近所に住む男性を車ではねて逃走した強盗傷害事件で、この住宅の防犯カメラには、男2人が物色する様子が記録されていました。
【画像】室内を物色する男2人の防犯カメラ映像(提供:住人男性)
事件があったのは、深川市音江町の53歳の男性宅です。22日午後2時ごろ、男2人が侵入し、現金などを盗んで逃げました。
警察によりますと当時、外出していた男性が、自宅に何者かが侵入していることに何らかの方法で気づき、近所に住む知人の男性に「様子を見てきてほしい」と連絡しました。
知人の男性が駆けつけたところ、逃げようとする男2人と遭遇し車ではねられました。男性は、腰のあたりを打撲する軽傷です。
男性宅に設置された防犯カメラには、靴を履いたまま室内を物色する男2人の姿が記録されていました。
2人は黒っぽい上着にジーンズのようなズボンをはき、1人は赤い手袋、もう1人は黒っぽい手袋を着用していました。
警察が、強盗傷害事件として逃げた男2人の行方を追っています。
北海道むかわ町の山中で、8月から行方不明だった男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された男が、男性について「全く知らない人」と話していることが分かりました。
【画像】送検時の梅津悠希容疑者36歳と大上文彦容疑者49歳
この事件は先月2日、札幌市白石区の路上で刃物で切りつけられたあと行方不明になっていた西村隆行さん55歳がむかわ町の山中で遺体で見つかったものです。
死体遺棄の疑いで逮捕された梅津悠希容疑者36歳は、警察の調べに対し「重機を使って穴を掘った」と説明した上で、西村さんについては「全く知らない人」と話していることが分かりました。
事件をめぐっては、西村さんへの傷害の疑いで大上文彦容疑者49歳も逮捕されていて、大上容疑者と梅津容疑者はむかわ町の現場で合流していました。
2人は親しい関係ではなかったとみられ、警察は別の共犯者がいるとみて捜査しています。
22日午後、北海道深川市の住宅に男2人が侵入して現金などを盗み、近所に住む男性を車ではねて逃走しました。警察が強盗傷害事件として捜査しています。
【画像】強盗傷害事件があった現場
22日午後2時ごろ、深川市音江町豊泉の住宅に男2人が侵入し、現金などを盗んで逃げました。
警察によりますと当時、外出していた住人の男性が、自宅に何者かが侵入していることに何らかの方法で気づき、近所に住む知人の男性に「様子を見てきてほしい」と連絡しました。
知人の男性が駆けつけたところ、逃げようとする男2人と遭遇し車ではねられました。
男性は、腰のあたりを打撲する軽傷です。
警察が、強盗傷害事件として逃げた男2人の行方を追っています。
胆振のむかわ町の山中に男性の遺体を遺棄した疑いで逮捕された男が、男性への傷害容疑ですでに逮捕された男について、「事件前から知っている」と、話していることがわかりました。
【写真を見る】むかわ町の男性遺棄事件 容疑者2人は事件前からの知り合い 遺体は地中約4メートルに…重機で穴掘ったか
苫小牧の会社員、梅津悠希容疑者は8月3日の未明、むかわ町の山中に、西村隆行さんの遺体を遺棄した疑いで、9月21日に送検されました。
西村さんをめぐっては8月、札幌市白石区の路上で刃物で切りつけた疑いで、大上文彦容疑者が逮捕されています。
その後の警察の調べで、梅津容疑者が大上容疑者について「事件前から知っている人」と話していることが新たにわかりました。
捜査関係者によりますと、遺体は重機で掘ったとみられる深さ4メートルほどの穴に埋められていて、警察が詳しいいきさつを調べています。
21日午後、北海道旭川市で交際関係にある女性を脅迫したとして、無職の52歳の男が逮捕されました。
脅迫の疑いで逮捕されたのは、自称旭川市在住の無職の男、52歳です。
男は21日午後3時半ごろ、旭川市内の交際関係にある40代の女性宅で、「お前を殺すから」と女性を脅迫をした疑いが持たれています。
女性が被害直後に110番通報、駆けつけた警察官が女性と男から事情を聞き、容疑が固まったとして21日夜、男を逮捕しました。
調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
男は逮捕時、酒に酔っていて、警察が犯行の動機や経緯を詳しく調べています。
22日未明、北海道苫小牧市で、無免許の上、酒気を帯びた状態で車を運転したとして、自称会社員の36歳の男が逮捕されました。
酒気帯びと無免許運転の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む自称会社員の男、36歳です。
男は22日午前0時ごろ、苫小牧市表町1丁目付近の道路を酒気を帯びた状態で、また無免許で乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、現場は苫小牧警察署の近くで、署で勤務していた警察官が「ドン」という物音を聞き、様子を見に行ったところ、車が縁石に乗り上げる単独事故を起こしていました。
運転席の男から酒の臭いがしたため、警察官が呼気検査を行うと、基準値の2倍以上のアルコールが検出され、無免許であることも判明。男はその場で逮捕されました。
さらに車は他人の名義だったということです。
調べに対し、36歳自称会社員の男は「無免許運転の上、お酒を飲んで車を運転したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は無免許期間や車を運転していた目的など、捜査を進めています。
21日午後、札幌市東区で同居する6歳の息子の胸倉を掴む暴行を加えたとして、無職の42歳の父親が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む無職の男、42歳です。
男は21日午後5時50分ごろ、自宅で同居する小学1年生の6歳の息子の胸倉を掴む暴行を加えた疑いが持たれています。
息子にけがはありませんでした。
警察によりますと、男は被害に遭った息子のほか、2人の子どもと妻の5人暮らしで、犯行直後に妻が「夫が子どもに暴力をふるった」と通報、駆けつけた警察官にその場で逮捕されました。
調べに対し、男は「息子の胸倉をつかんだ」と容疑を認めているということです。
男は犯行当時、飲酒しており、警察は犯行の動機や経緯について詳しく調べています。
21日午後、北海道石狩市で元妻の髪の毛を掴んで頭を壁にたたきつけたとして、自称無職の43歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、住所、職業いずれも自称の、札幌市北区に住む無職の男、43歳です。
男は21日午後9時ごろ、元妻の女性が住んでいる石狩市内の住宅で女性の髪の毛を掴み、頭を壁に複数回たたきつける暴行を加えた疑いが持たれています。
女性は額に擦り傷を負う軽傷です。
警察によりますと、女性は犯行直後に「元夫ともめている。頭をなぐられた」と通報。
男は駆けつけた警察官にその場で逮捕されました。
調べに対し、「髪の毛をつかんでおでこを壁に何回かたたきつけてけがをさせてしまいました」と容疑を認めているということです。
犯行時、自称無職の43歳の男は酒に酔っていて、警察は動機などについて捜査を進めています。
今年7月、北海道紋別市で、20代の知人男性にわいせつな行為をしたとして、道立高校の35歳の教諭の男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、紋別市に住む道立高校教諭、岩川倭容疑者(35)です。
岩川容疑者は7月6日午後11時ごろ、オホーツク地方に住む20代の知人男性宅で、男性に対しわいせつな行為をした疑いがもたれています。
被害に遭った男性から今月2日、警察に被害申告があり、警察は裏づけ捜査を進め、容疑が固まったとして22日、岩川容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、岩川容疑者は「そんなことはしていません」と容疑を否認しています。
警察は、事件の詳しい経緯を調べています。
岩川容疑者が勤務していた学校によりますと、これまで岩川容疑者と生徒とのトラブルなどの報告はなかったということです。
北海道教育庁の伊賀治康総務政策局長は「道立学校の教員が不同意わいせつの疑いで逮捕されたことは、誠に遺憾です。今後、事実関係を確認したうえで、厳正に対処します」とコメントしています。
北海道石狩市や当別町などを管轄する石狩北部地区消防事務組合は22日、救急隊が現場の住宅を間違い、到着がおよそ4分遅れたと発表しました。救急の対象としていた男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
19日午前9時ごろ、当別町に住む人から「50歳代、男性、倒れて意識と呼吸がない」と119番通報を受けたため、当別消防署から救急隊が出動しました。
その際、男性の住宅を間違い、隣接する別の住宅へ向かったことにより、救急隊の到着がおよそ4分遅れました。
消防によりますと、指令が示した現場の地図に誤りはありませんでしたが、現場は団地で同じ外観の建物が複数並んでいたため、消防隊は奥の建物が男性の住宅だったにもかかわらず、手前の建物に到着したということです。
救急の対象となっていた50代男性は、通報時点で心肺停止状態で、その後病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
到着の遅れと死亡との因果関係は、現在確認中ということです。
石狩北部地区消防事務組合の髙橋一洋消防長は「救急隊の経路確認不足により現場到着の遅延を招き、心からお詫び申し上げます。住民の皆様の信頼を損ねたことにつきまして、深く反省するとともに、今後は再発防止の徹底を図り、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
20日夜、北海道深川市で酒気を帯びた状態で車を運転したとして56歳の男が逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、深川市に住む56歳の会社員の男です。
男は、20日午後6時すぎ、ワンボックスタイプの乗用車を運転中、深川市1条付近の交差点を右折する際、横断歩道を渡っていた60代男性をはねました。
はねられた男性がけがをしたかどうか明らかになっていませんが、病院に運ばれていません。
男から「事故を起こした」と通報を受けた警察が駆けつけたところ、男が酒臭いことに気づき呼気検査をすると、基準値の3倍のアルコールが検出されました。
その場で逮捕された56歳の会社員の男は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、男がいつ、どこで、どれだけ酒を飲んだのかなど当時の状況を詳しく調べています。
逮捕の直前まで教壇に立ち続けていた北海道千歳市の中学校教諭、柘野啓輔容疑者(41)。
「短パンになれと言われた」「撮っているのかな?」柘野啓輔容疑者(41)の評判
柘野容疑者
「他人の投稿に感化され、軽い気持ちで投稿した」
千歳市の中学校教諭、柘野容疑者(41)は、道内の施設で少女の性的な姿を動画で盗撮し、SNSのグループチャットで共有した疑いで、19日、身柄を検察庁に送られました。
愛知県や神奈川県などの教員グループが、女の子の盗撮画像などをSNSで共有していたとされる事件。
柘野容疑者は5人目の逮捕者でした。
荒木颯太記者
「柘野容疑者の逮捕を受け、生徒たちからは驚きの声が聞こえました」
生徒(18日取材)
「ショックはあります。悲しいです」
生徒(19日取材)
「男女差別がひどかった。女子だけ成績がちょっと良いみたいな」
中学校では2年の学級担任のほか、バドミントン部で顧問も務めていた柘野容疑者。
以前、バドミントン部で指導を受けた卒業生は。
バドミントン部で指導を受けた卒業生
「部活のときにズボンを脱いで『短パンになれ』と言われた」
「当時から“セクハラ先生”という感じのあだ名はあった」
「ずっと携帯をいじっていて、カメラを向けてくるようなし仕草とかしてきて、撮っているのかな?みたいな」
「本当に気持ち悪い」
地域の住民にも不安が広がっています。
小学生の保護者
「信頼している先生がそういうことをしていたら、安心して預けられない」
道の教育委員会は、柘野容疑者の逮捕を受け、緊急の対策会議を開きました。
道教育委員会・中島俊明教育長
「盗撮など一切の性暴力から児童生徒を守るという決意をもって、取り組みの徹底をお願いします」
7月、校内に盗撮用のカメラがないか点検を行ったばかりですが、今回の逮捕を受け、改めて9月末までに点検を行うよう指示。
さらに、教職員に私物のスマートフォンを教室内に持ち込ませないなど、盗撮防止の研修を行うよう市町村の教育委員会に通知しました。
■中学校では保護者会が始まる
荒木颯太記者 現地リポート
先ほど午後6時から、北斗中学校の体育館で保護者説明会が始まりました。
部活動などの放課後活動は中止し、全校生徒はすでに下校済みです。
説明会の対象は全学年の保護者で、事実関係や再発防止策、生徒のケアについての説明と質疑応答が行われるということです。
説明会に参加する中学1年生の子どもを持つ保護者に話を聞いたところ、「柘野容疑者は過去にも問題があったと聞いている。そのときの対応は果たして適切だったのか。また、再発防止策をどう取るのかを厳しく追及したい」と話していました。
また、他の保護者たちからも、とにかく真相を知りたいという声が多く聞かれました。
保護者が納得するような細かい事実関係の説明、また再発防止に向けた改善策は話されているのでしょうか。
教育の場への信頼をどう取り戻すのかが問われます。
8月、札幌市白石区の路上で男性が刃物で切り付けられ、
行方が分からなくなっていた事件で、19日にむかわ町で身元不明の遺体が見つかり、
警察が関与したと見られる別の30代の男から事情を聞いています。
この事件は8月2日の夜、札幌市白石区の会社役員、大上文彦容疑者(49)が
知人の西村隆行さん(55)を刃物で切り付け、けがをさせた疑いで逮捕され、
事件後、西村さんの行方がわからなくなっていました。
捜査関係者によりますと、
この事件について調べを進める中で、関与したとみられる30代の男を任意で事情聴取し、
男の供述に従ってむかわ町旭岡付近の草地を掘り起こしたところ、
19日午後6時ごろに遺体が見つかりました。
遺体の性別や詳しい状態は分かっていません。
警察が身元を特定するとともに、男が一連の事件にどう関与したのか調べを進めています。
19日朝、札幌市白石区で以前交際していた30代女性からスマートフォン1台を盗んだとして、30歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む30歳の会社員の男です。
警察によりますと、男は19日午前7時50分ごろ、札幌市白石区の路上で以前交際していた30代の女性から、スマートフォン1台(時価5万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
男は、女性の自宅付近で待ち伏せしていて、出勤途中の女性に「金を返せ」などと告げると、女性からスマートフォンを取って逃走したということです。
事件の後、女性が「元彼に携帯電話を盗られた」と警察に通報し、警察は捜査を進め19日夜、自宅にいた男を逮捕しました。
取り調べに対し、30歳の会社員の男は「返して欲しいお金の担保にするために奪い取った」と話し、容疑を認めているということです。
また「交際中に使った旅行代を返して欲しい」などと供述しているということです。
警察は、当時の状況や事件の経緯を詳しく調べています。
8月、札幌市白石区の路上で男性が刃物で切り付けられ、行方がわからなくなっていた事件で、19日北海道むかわ町で身元不明の遺体が見つかり、警察は36歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
【画像】梅津容疑者の供述をもとに掘り起こす捜査員(19日・北海道むかわ町)
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市美園町4丁目の会社員、梅津悠希容疑者36です。
梅津容疑者は、8月3日午前0時20分ごろから午前4時ごろまでの間、むかわ町旭岡の私有地に、氏名、年齢、性別不明の遺体を埋めて遺棄した疑いが持たれています。
この事件は8月2日夜、札幌市白石区の会社役員、大上文彦容疑者49歳が知人の西村隆行さん55歳を刃物で切り付け、けがをさせた疑いで逮捕され、事件後、けがをした西村さんは、大上容疑者の車に乗せられたまま行方がわからなくなっていました。
捜査関係者によりますと、この事件を調べる中で、梅津容疑者を事情聴取し、供述に従ってむかわ町旭岡付近の草地を掘り起こしたところ、19日午後6時ごろに遺体が見つかりました。
警察は、遺体は不明になっている西村さんとみて身元の特定を進めるとともに、梅津容疑者が一連の事件にどう関与したのか調べを進めています。
19日、北海道胆振地方のむかわ町で身元不明の遺体が見つかりました。警察は、札幌市で男性が刃物で切り付けられた後、身元がわからなくなっていた事件との関連を調べています。
【画像】30代の男の供述をもとに掘り起こす捜査員
8月2日、札幌市白石区の路上で、西村隆行さん(55)が知人の49歳の男に刃物で切り付けられた後、行方がわからなくなっていました。
捜査関係者によりますと、この事件に関与したとみられる別の30代の男に任意で事情聴取を行い、その供述を元に、むかわ町の草地を掘り起こしたところ、19日午後6時ごろ身元不明の遺体が発見されたということです。
警察が身元の特定を急ぐとともに、男から事情を聴き詳しい経緯を調べています。
全国の教諭グループの盗撮画像の共有事件で、新たに逮捕された教諭が勤務する北海道千歳市の中学校で19日、保護者説明会が行われました。
【画像】送検される柘野啓輔容疑者(19日愛知県警天白警察署)
柘野啓輔容疑者(41)が勤務する千歳市立北斗中学校では19日夜、保護者を対象に事件の説明会が開かれました。
保護者
「たびたび問題が報告されていたらしい。結構有名というか。それに対して対応がぬるいかな」
柘野容疑者は、道内で少女の性的な姿を動画で盗撮し、SNSで共有した疑いで19日、送検されています。
8月、札幌市白石区の路上で男性が刃物で切り付けられ、行方がわからなくなっていた事件で、19日むかわ町で身元不明の遺体が見つかり、警察は関与したと見られる30代の男から事情を聴いています。
【画像】30代の男の供述をもとに掘り起こす捜査員
この事件は8月2日夜、札幌市白石区の会社役員、大上文彦容疑者(49)が知人の西村隆行さん(55)を刃物で切り付け、けがをさせた疑いで逮捕され、事件後、西村さんの行方がわからなくなっていました。
捜査関係者によりますと、警察がこの事件について調べを進める中で、大上容疑者とは別の30代の男を任意で事情聴取しました。
男の供述に従って、むかわ町旭岡付近の草地を掘り起こしたところ、19日午後6時ごろに遺体が見つかりました。
遺体の性別や詳しい状態はわかっていません。
警察は遺体の身元を特定するとともに、30代の男が一連の事件にどう関与したのかやすでに逮捕されている大上容疑者との関係など、慎重に調べを進めています。
19日、北海道胆振地方のむかわ町で地中から見つかった遺体は、8月に札幌市内で刃物で切り付けられた後、行方がわからなくなっていた55歳の男性と判明しました。
【画像】送検時の大上文彦容疑者と遺体が見つかったむかわ町の現場
警察によりますと、遺体で見つかったのは、札幌市豊平区の職業不詳、西村隆行さん55歳です。
西村さんは8月2日、札幌市白石区の路上で、知人の大上文彦容疑者49歳に刃物で切り付けられ車に乗せられた後、行方がわからなくなっていました。
警察は、事件のあと大上容疑者と合流していた梅津悠希容疑者36歳の供述をもとにむかわ町の現場を掘り起こしたところ、19日午後6時ごろに地中から遺体が見つかり、遺体は西村さんと判明しました。
警察は、西村さんに対する傷害など疑いで大上容疑者を、遺体を遺棄した疑いで梅津容疑者をそれぞれ逮捕していて、事件の経緯を詳しく調べています。
8月、札幌市白石区で男性が刃物で切り付けられその後、行方が分からなくなっている事件で警察は36歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
苫小牧市の会社員梅津悠希容疑者(36)は8月3日午前0時半ごろから午前4時ごろまでの間、むかわ町旭岡の山の中に性別と年齢がわからない遺体を遺棄した疑いがもたれています。
警察が任意で事情聴取を行い、梅津容疑者の供述をもとに現場を掘り起こしたところ、19日午後6時ごろに身元不明の遺体が見つかりました。
8月2日には、札幌市白石区の路上で、会社員の西村隆行さん(55)が知人の大上文彦容疑者(49)に刃物で切り付けられたあと、車に乗せられ行方がわからなくなっています。
その後の捜査で大上容疑者の車はむかわ町で梅津容疑者の車と合流し、遺棄現場に向かったことがわかりました。
警察が遺体は西村さんとみて、身元の特定を進めています。
8月、札幌市白石区の路上で男性が刃物で切り付けられ、行方がわからなくなっていた事件で、19日北海道むかわ町で身元不明の遺体が見つかり、警察は36歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
【画像】梅津容疑者の供述をもとに掘り起こす捜査員(19日・北海道むかわ町)
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市美園町4丁目の会社員、梅津悠希容疑者36歳です。
梅津容疑者は、8月3日午前0時20分ごろから午前4時ごろまでの間、むかわ町旭岡の私有地に、氏名、年齢、性別不明の遺体を埋めて遺棄した疑いが持たれています。
この事件は8月2日夜、札幌市白石区の会社役員、大上文彦容疑者49歳が知人の西村隆行さん55歳を刃物で切り付け、けがをさせた疑いで逮捕され、事件後、けがをした西村さんは、大上容疑者の車に乗せられたまま行方がわからなくなっていました。
捜査関係者によりますと、この事件を調べる中で、大上容疑者と合流していた梅津容疑者を事情聴取し、供述に基づいてむかわ町旭岡の草地を掘り起こしたところ、19日午後6時ごろに遺体が見つかりました。
警察は20日午後、見つかった遺体について不明になっていた西村さんと判明したと発表しました。
警察は、梅津容疑者が一連の事件にどう関与したのか調べを進めています。
教員グループが女の子の画像などをSNSで共有していたとされる事件。5人目の逮捕者は、北海道千歳市の中学校教諭でした。
【画像を見る】「自分も盗撮をしてみたいと思った」5人目の逮捕者
下和田歩記者
「容疑者が飛行機から降りてきました。捜査員に連れられゆっくりと階段を降りていきます」
18日午後1時すぎ、愛知県の中部空港に移送されたのは、千歳市立北斗中学校の教諭、柘野啓輔容疑者(41)です。
警察によりますと、柘野容疑者は少女の性的な姿を動画で盗撮し、グループチャットで共有した疑いがもたれています。
警察の調べに対し、柘野容疑者は「ネットで他人が撮影した動画をみて、自分も盗撮をしてみたいと思った」などと話し、容疑を認めているということです。
千歳市教育委員会は「これまで築き上げてきた安心安全な教育環境が大きく損なわれることとなり、非常に重く、深刻に受け止めています。
再発防止のために全力を尽くしてまいります」とコメントしています。
7月、札幌市中央区の知人女性の自宅に侵入し、現金などを盗んだとして、26歳の無職の男が逮捕されました。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む26歳の無職の男です。
男は7月29日午後10時ごろから30日午前9時ごろまでの間、札幌市中央区にある20代知人女性の自宅マンションに侵入し、現金30万円やタブレットなど(時価合計7万8000円)を盗んだ疑いが持たれています。
30日に被害女性が「タブレットや現金を盗まれたと思う」と警察に通報。警察が防犯カメラなどを精査したところ、被害品の一部を所持する人物を発見し、男の特定に至りました。
警察によりますと、男はマンションの窓から部屋に侵入したということですが、鍵がかかっていたかどうかなどはわかっていません。
事件当時、女性宅には誰もいませんでした。
警察の取り調べに対し、男は「内容は合っていますが、金額が少し違うと思います」と容疑をおおむね認めているということです。
警察は、男の動機などについて捜査しているということです。
18日夕方、北海道小樽市の商業施設で、10代前半の少女にわいせつな行為をしたとして、17歳の男子高校生が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、小樽市に住む17歳の男子高校生です。
男子高校生は18日午後5時50分ごろ、北海道小樽市築港の商業施設内で、面識のない10代前半の少女に対して、わいせつな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、男子高校生は少女の後ろから体を触り、被害関係者から頼まれた人が警察に通報したということです。
警察は、容疑者が未成年であることから、認否を明らかにしていません。
警察は、男子高校生の動機などについて詳しく捜査していくということです。
教諭の逮捕を受け、北海道の教育委員会は緊急の対策会議を開き、校内に盗撮用のカメラがないか。9月末までに点検することなどを決めました。
【教員盗撮画像共有事件】逮捕された北海道の中学校教諭・柘野啓輔容疑者(41)
北海道教育委員会 中島俊明教育長
「盗撮など一切の性暴力から児童・生徒を守るという決意をもって取り組みの徹底をお願いします」
19日午前に開かれた、道教委の緊急対策会議には、市町村の教育委員会の担当者らがオンラインで出席しました。
道教委は7月、校内に盗撮用のカメラがないか点検を行ったばかりですが、今回の逮捕を受け、改めて9月末までに点検を行うことを決めました。
さらに、教職員に私物のスマートフォンを教室内に持ち込ませないなど盗撮防止の研修を行うよう、市町村の教育委員会に通知することにしています。
札幌市教育委員会も先ほど、市内の学校に同じ内容の通知を出したということです。
札幌市の中学校に勤務する61歳の男性用務員が、酒気帯び運転で事故を起こし、懲戒免職となりました。
17日付で懲戒免職となったのは、札幌市立厚別中学校で用務員として勤務する61歳の男性です。
札幌市教育委員会によりますと、この男性は、8月22日夕方から午後7時ごろまでの間、自宅で焼酎の水割りを5杯ほど飲んで寝てしまい、午後10時ごろに起きて、車を運転しました。
その際、飲食店の駐車場で停車中の車に衝突する事故を起こしたということです。
駆けつけた警察官が呼気を調べたところ、基準値の約4倍にあたるアルコールが検出され、その場で酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。
また、札幌市立の中学校と高校では、それぞれ50代と60代の男性教諭が、生徒の頭を強く叩くなどの体罰で、減給1か月の懲戒処分となっています。
札幌市教育委員会は「あらゆる機会を捉えて服務規律の確保を徹底し、不祥事の根絶に向けて全力を挙げて取り組んでまいります」とコメントしています。
16日、札幌市白石区で自転車に乗っていた男性を車ではねて死亡させたとして、65歳の男が逮捕されました。
【画像を見る】クレーン車と自転車が衝突した現場
過失運転致死の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区川北の会社員・開米良二容疑者(65)です。
開米容疑者は、16日午後3時半すぎ、札幌市白石区東米里で、クレーン車を運転して左折しようとした際、自転車に衝突し、自転車に乗っていた白石区川下の会社員・三戸晶達さん(31)を死亡させた疑いが持たれています。
警察の取り調べに対し、開米容疑者は「事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
当初、現場付近に自転車と衝突した車両がなく、警察は、目撃情報などから車両を特定し、逮捕に至りました。
ひき逃げの疑いも視野に、引き続き調べています。
札幌市東区の路上で下半身を露出し、10代後半の女性に見せつけたとして、48歳の男が逮捕されました。
公然わいせつの疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む48歳のアルバイト従業員の男です。
男は9月15日午後11時すぎ、札幌市東区東苗穂10条3丁目の路上で下半身を露出し、面識のない10代後半の女性に見せつけた疑いが持たれています。
警察によりますと、当時、被害女性が路上を歩いていたところ、後ろに人の気配を感じ、振り返ると下半身を露出した状態の男がいたということです。
男は徒歩で逃走しました。
その後、女性が「下半身を出している男がいた」と警察に通報。警察は、防犯カメラの映像などから男を特定し、事件2日後に逮捕しました。
警察の取り調べに対し、男は「裸になって見せつけた」と容疑を認めているということです。
警察は、男に複数の余罪があるとみて、捜査を進めています。
2022年、北海道南部の森町で、ゴーカートが見物客に突っ込み、当時2歳の男の子が死亡した事故で、両親らが18日、イベントを主催した自動車販売会社などに対し、約1億3000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
【画像を見る】ゴーカート突っ込み2歳児が死亡…両親らが提訴
この事故は2022年9月、森町で開かれたイベントで、当時小学6年の女子児童が運転するゴーカートが見物客に突っ込み、当時2歳の男の子が死亡するなどしたものです。
代理人弁護士によりますと、男の子の両親らは、イベントを主催した函館市の自動車販売会社と運営を委託された千歳市の会社が安全配慮義務を怠ったとして、両社を相手取り慰謝料など約1億3000万円の損害賠償を求める訴えを18日に函館地裁に起こしました。
事故をめぐっては2024年2月、コースを囲むなどの措置を講じなかったなどとして、警察がイベントを主催した会社の男性会社員と運営を委託された会社の男性会社役員を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しています。
イベントを主催した会社は、HBCの取材に「改めてお悔やみ申し上げます。今後も誠心誠意対応していきたい」とコメントしました。
教員グループ“盗撮画像共有”事件で、愛知県警は17日、新たに北海道千歳市立中学校の41歳の教諭の男を逮捕しました。
【画像を見る】教員グループ“盗撮画像共有”事件 すでに4人が立件
性的姿態撮影処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、千歳市立北斗中学校の教諭、柘野啓輔容疑者(41)です。
警察によりますと、柘野容疑者は、少女の性的な姿を動画で撮影し、グループチャットで共有した疑いが持たれています。
警察の取り調べに、柘野容疑者は「ネットで他人が撮影した動画を見て、自分も盗撮をしてみたいと思った」などと話し、容疑を認めているということです。
逮捕を受けて、北海道教育委員会は、「道内の教員が児童生徒を盗撮したグループの一員との疑いで逮捕されたことは、学校教育に対する信頼を著しく損なうものであり、誠に遺憾です。今後、詳細を確認した上で厳正に対処し、根絶に向け取り組んでまいります」とコメントしています。
教員グループの“盗撮画像共有”事件では、小中学校の教員10人近くがグループチャットに参加していたとみられていて、今回で5人目の逮捕者となりました。
2021年8月ごろ、SNS上で「お金くばり」をかたるアカウントを発見し、自身の銀行口座情報を部外者に譲渡したとして航空自衛隊千歳基地の20代の空士長が、20日間の停職処分となりました。
停職20日間の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊千歳基地第2航空団の、航空システム通信隊移動通信群第3通信隊に所属する20代の空士長です。
航空自衛隊千歳基地第2航空団によりますと、空士長は2021年8月ごろ、SNS上で「お金くばり」をかたるアカウントを発見し、応募しました。
その後、空士長は、担当者を名乗る人物から「金銭の受け取りに関わるため」と言われ、自身の銀行口座番号と暗証番号を書いたメモを送るように依頼されたため、指定の場所に郵送したということです。
約1年後の2022年9月15日、東京都の野方警察署が、千歳基地内にある空士長の物品を差し押さえ、捜査を実施。空士長を詐欺の疑いで逮捕しました。
空士長は、2023年2月6日に不起訴処分となりました。
不起訴処分後、空士長は勤務しながら航空自衛隊から調査を受け、「遊興費が欲しかった」などと話しているということです。
第2航空団司令兼ねて千歳基地司令の渡邉正人空将補は「千歳基地に所属する隊員が本事案を生起させたことは誠に遺憾です。今後、さらなる規律の維持に努め、このような服務規律違反を再び生起させることのないように教育・指導に努めていく所存です」とコメントしています。
16日午後3時半すぎ、札幌市白石区東米里の道道で、「自転車がぐちゃぐちゃになっている。車両はおらず、被害者は声かけに反応しない」と、通りかかった人から警察に通報がありました。
【画像を見る】自転車の男性死亡 “ひき逃げ”か
警察によりますと、成人の男性が現場に倒れていて、運ばれた病院で死亡が確認されました。
近くには、信号機のある交差点があり、警察は現場の状況から、男性が自転車に乗っていて、交差点で車にはねられたひき逃げ事件とみて調べています。
2025年3月、北海道士別市の住宅から火が出て、親子3人が死傷した火事で、警察は、死亡した男性の妻を、男性に対する殺人と放火の疑いで、16日逮捕しました。
【画像を見る】自宅を放火…玄関付近に複数のポリタンク
逮捕されたのは、士別市西2条15丁目の岩崎明子容疑者(76)です。
警察によりますと、岩崎容疑者は、2025年3月25日未明、当時住んでいた自宅に火をつけ、夫の信幸さん(当時81)を急性一酸化炭素中毒で殺害した疑いが持たれています。
住宅は全焼し、岩崎容疑者と、40代の娘もやけどを負いました。
警察は、家族への聞き取りなどの捜査を踏まえ、岩崎容疑者の回復を待って、事件から約半年経った16日逮捕しました。
警察の調べに対し、岩崎容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
住宅の玄関付近には、複数のポリタンクが残されていて、警察は火をつけた手段や動機などさらに調べを進めています。
北海道旭川市で、母親とみられる女性の遺体を自宅に放置したとして、逮捕・送検された60歳の男が「調子が悪くて通報しなかった」などと話していたことがわかりました。
【画像を見る】送検される山岡豪容疑者(60)
山岡豪容疑者(60)は、15日までに、旭川市春光5条8丁目の自宅の居間に、母親とみられる女性の遺体を放置した疑いが持たれています。
警察によりますと、山岡容疑者は、15日、消防に自ら通報した際、「3月9日に母親が倒れているのを見つけた。調子が悪くてずっと通報しなかった」と話していたということです。
警察が詳しいいきさつを調べています。
2024年12月、SNSで知り合った女子高校生に現金を渡す約束をして、いかがわしい行為をしたとして、北海道旭川市に住む51歳の男が逮捕されました。
児童買春の疑いで逮捕されたのは、旭川市に住む51歳の自営業の男です。
男は2024年12月2日、旭川市内で、SNSで知り合った当時16歳の女子高校生に現金を渡す約束をして、いかがわしい行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、同じ時期に同様の事件を捜査中に、男が関与する今回の事件が浮上。捜査を進めたところ容疑が固まったとして男を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、男は「高校生だとは聞いていたが、詳しい年齢は知りませんでした」と容疑を一部否認しているということです。
警察は、男の余罪などについて調べています。
札幌市東区の住宅16日、妻に暴行し、けがをさせた疑いで46歳の夫が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む46歳の会社員の男です。
男は、9月7日午後9時ごろから午後10時半ごろまでの間、自宅で30代の妻に対し、腕などをつかんで引きずるなど暴行し、けがをさせた疑いがもたれています。
妻は、両ひじや尻、背中などを打撲するけがです。
男の犯行の翌日の9月8日に、関係機関から「夫からDVを受けた女性がいる」と警察に通報があり、事件が発覚しました。
警察が男から事情を聴いたところ「間違いありません」と、容疑を認めたため逮捕しました。
警察によりますと、男について、これまでに被害の相談はないということです。
一方で、事件当時、男は酒を飲んでいて、警察は日常的に暴力を振るっていなかったかどうか調べを進めています。
中学生を車ではねて死亡させ、違法に逮捕・起訴されて精神的苦痛を受けたとして、札幌の男性が国と北海道にあわせて330万円の損害賠償を求めた裁判で、 国と北海道は請求棄却を求めました。
【画像を見る】国と北海道は請求棄却求める
札幌の74歳の男性は、2022年、当時13歳の女子中学生を車ではねて死亡させた罪に問われましたが、2024年1月、札幌地裁は「自殺の可能性を否定できない」として、無罪を言い渡しました。
訴状によりますと、女子中学生が車の前に自ら飛び込む様子が防犯カメラに記録されていたのに、男性は、違法に逮捕・起訴され
精神的苦痛を受けたとしています。
原告側の弁護士によりますと、16日に札幌地裁で開かれた初弁論で、国と北海道は請求棄却を求めたということです。
16日夜、北海道滝川市のJR函館線で、男性が貨物列車と接触し死亡しました。
16日午後10時20分ごろ、北海道滝川市黄金町のJR函館線の踏切で、男性が旭川方向から来た貨物列車と接触しました。
【画像を見る】貨物列車と人が接触 成人男性死亡
警察によりますと、男性は成人で、列車の前側で救助されましたが、その場で死亡が確認されました。
運転士は「線路に人がいてぶつかった」と話していて、警察が事故の原因を調べています。
事故の影響でJRは、函館線と千歳線で普通列車2本の運休を決めています。
北海道北広島市の生活困窮者向けの宿泊施設に放火し、男女2人を焼死させたとして、放火と殺人の罪に問われた元入所者の70歳の男の裁判員裁判で、札幌地裁は無罪判決を言い渡しました。
【画像を見る】判決言い渡し後、男は「おかしい、2人の命を奪っているんですよ」と発言
元入所者の70歳の男は2022年9月、北広島市の生活困窮者向け宿泊施設に火を放ち、管理人ら2人を殺害した罪に問われています。
裁判員裁判では、刑事責任能力の有無が争点となり、検察は懲役30年を求刑。
弁護側は、心神喪失状態で責任能力がなかったとして無罪を主張していました。
9月17日の判決で、札幌地裁は「善悪に従って判断する能力や自身をコントロールする能力を失っていた疑いが残る」と指摘。心神喪失だったと認定し、無罪を言い渡しました。
元入所者の男は、判決を言い渡された後、「おかしい、2人の命を奪っているんですよ」と言いながら被告人席に戻りました。
札幌市内の公園で3月、帰宅途中の女性に抱きついてけがをさせたとして、30代の男が17日、逮捕されました。
不同意わいせつ傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区の30代の会社員の男です。
警察によりますと、男は3月、札幌市中央区の中島公園で、帰宅途中の20代の女性に後ろから抱きついてわいせつな行為をし、肘などに擦り傷を負わせた疑いがもたれています。
事件後、男はその場から逃走し、女性が自ら「男に抱きつかれた」と110番通報していました。
警察は、防犯カメラの捜査などから男が浮上し、事件から約半年が経過した17日に男を逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「全く身に覚えがない」と容疑を否認しています。
警察はさらに詳しい状況を調べています。
北広島の生活困窮者向け宿泊施設に火をつけ、男女2人を殺害した罪などに問われている男の裁判員裁判で、札幌地裁は17日、無罪判決を言い渡しました。
【画像を見る】放火殺人を問われていた男に無罪判決
生活困窮者向け宿泊施設に入所していた70歳の男の被告は2022年9月、施設に火を放ち、管理人ら2人を殺害したとして、放火と殺人の罪に問われていました。
裁判は、刑事責任能力の有無が争点で、検察側は「せん妄由来の思い込みはあっても、通報などを選ぶ余地はあり、放火の意思決定は人命軽視も甚だしい」として懲役30年を求刑。
一方、弁護側は、心神喪失状態で責任能力がなかったとして無罪を主張していました。
札幌地裁は17日の判決で「善悪に従って判断する能力や自身をコントロールする能力を失っていた疑いが残る」と指摘。心神喪失だったと認定し無罪を言い渡しました。
北海道北部の士別市で3月、自宅に火をつけ夫を殺害した疑いで逮捕・送検された妻は「一緒に死のうと思った」 と供述していることがわかりました。
【画像を見る】放火殺人の疑い 死亡した夫の妻を送検
身柄を検察庁に送られたのは、士別市の無職、岩崎明子容疑者です。
岩崎容疑者は、3月25日の未明、士別市内の自宅に火をつけ、夫の信幸さんを急性一酸化炭素中毒で殺害した疑いがもたれています。
岩崎容疑者は、調べに対し「私がやったことに間違いありません」と容疑を認め、「一緒に死のうと思った」 と話しているということです。
住宅は全焼し、岩崎容疑者と40代の娘もやけどを負いました。
警察は岩崎容疑者が火をつけた方法や、犯行に至った経緯などを 慎重に捜査しています。
札幌市白石区で、16日夜、道路を横断していた高齢の女性が軽乗用車にはねられ死亡しました。
【画像を見る】道路を横断していた高齢女性が車にはねられる
事故があったのは、札幌市白石区栄通13丁目の通称・東北通で、16日午後7時ごろ、高齢の女性が道路を横断中、左から来た軽乗用車にはねられました。
女性は90代くらいで、頭から出血し、病院で死亡が確認されました。
警察は、軽乗用車を運転していた厚別区の介護士、大畠康子容疑者72歳を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに大畠容疑者は「前をよく見ずに運転していたので歩行者に気づくのが遅れた」と話しているということです。
現場は、横断歩道や信号機のない道路で、警察が当時の状況を調べています。
札幌市白石区の路上で16日、倒れていて死亡が確認された男性は、近くに住む31歳の会社員だったことがわかりました。警察はひき逃げ事件として調べています。
【画像を見る】死亡したのは31歳会社員 ひき逃げ事件として調べ
16日午後3時半すぎ、札幌市白石区東米里の道道で、男性が倒れているのを通りかかった人が見つけました。
男性は、白石区川下の会社員、三戸晶達さんで、運ばれた病院で死亡が確認されました。
三戸さんが倒れていた近くに壊れた自転車があり、警察は、三戸さんが自転車に乗っていたところ車にはねられたひき逃げ事件とみて、はねた車の特定を急いでいます。
現場は、札幌ジャンクションから東に2キロほどの交通量の多い道道で、近くには信号機のある十字路交差点があります。
15日午後、北海道小樽市で女性が運転する大型バイクが転倒し、女性は意識不明の状態で病院に運ばれましたがその後死亡が確認されました。
事故があったのは、小樽市張碓町の国道5号線です。
15日午後1時半ごろ、一緒にツーリングをしていた夫から「バイクの単独事故でけが人がいます」と消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、女性は搬送時、出血が見られ意識がない状態で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されたというこです。
15日午後、北海道小樽市で30代くらいの女性が運転する大型バイクが転倒し、女性は意識不明の状態で病院に運ばれました。
事故があったのは、小樽市張碓町の国道5号線です。
15日午後1時半ごろ、一緒にツーリングしていた家族から消防に「バイクの単独事故でけが人がいます」と通報がありました。
警察や消防によりますと、女性は搬送時、出血がみられ意識がない状態だったということです。
現場は、札幌方向に向かう片側2車線の女性から見て緩い左カーブです。
現場の状況から女性はカーブを曲がり切れず、中央分離帯に衝突したとみられています。
札幌市北区の住宅で16日未明、40代の女性が就寝中の部屋に男が押し入り、金品を要求されましたが、何も取らずに逃げました。
警察は強盗未遂事件として、逃げた男の行方を追っています。
札幌市北区新琴似のマンションの一室で、16日午前3時すぎ、被害者に通報を頼まれた近所に住む男性から「強盗です、警察を呼んでくれと言っている女性がいる」と警察に通報がありました。
警察によりますと、1人暮らしの40代女性が就寝中、窓から見知らぬ男が入って来たということです。
侵入した男は「金目のものを出せ、大声を出すな」と女性に要求したものの、「そんなものないよ」と女性が返したところ、男はそのまま何も取らずに逃げたということです。
40代の女性にけがはありません。
逃げた男は、年齢は20~30代くらいで黒色系フード付きコートを着用していたということです。
警察は、強盗未遂事件として逃げた男の行方を追うとともに、付近の防犯カメラなどの映像を確認するなどして事件の詳しい状況を調べています。
北海道旭川市で、母親とみられる遺体を自宅に放置したとして、60歳の男が逮捕されました。
【画像を見る】遺体が見つかった住宅
山岡豪容疑者は、15日までに、旭川市春光5条8丁目の自宅に遺体を放置した疑いが持たれています。
15日、山岡容疑者から「3月9日に母親が倒れているのを見つけた」などと消防に通報があり、警察が1階の仏間から布団がかけられた女性の遺体を発見しました。
遺体は、腐敗がかなり進み、死後、時間が経っているとみられています。
警察によりますと、山岡容疑者は90代の母親と2人暮らしで、母親とは連絡が取れていません。
調べに対し、山岡容疑者は容疑を認めているということです。
警察は、遺体が母親の可能性もあるとみて確認を進めています。
北海道小樽市で15日夜、酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転したとして、自称・無職の54歳の男が逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、住所不詳、自称・無職の54歳の男です。
男は、15日午後11時半すぎ、小樽警察署付近の道路で酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転した疑いがもたれています。
警察によりますと、男は、軽乗用車を運転して小樽警察署に来署。駐車場でクラクションをしきりに鳴らしていたということです。
署員が男に声をかけたところ、酒の臭いを認めたため、呼気検査を実施し、基準値以上のアルコールが検出されたということです。
付近の防犯カメラに道路を走行する軽乗用車が映っていたことなどから、その場で男を逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「運転していないと思う」と容疑を否認しているということです。
当時、男は運転免許証を携帯していなかったということです。
警察は、無免許運転の可能性もあるとみて、軽乗用車の所有者なども含め、さらに調べを進めています。
16日、札幌市北区のアパートに男が押し入り、部屋にいた女性に金目のものを要求しましたが、何も取らずに逃げました。
警察が男の行方を追っています。
【画像を見る】男が押し入ったアパート
事件があったのは、札幌市北区新琴似の4階建てアパートで、午前3時すぎ、鍵のかかっていなかった2階の窓から男が押し入りました。
男は、部屋で寝ていた40代の女性の口をふさぎ「金目のものを出せ、大声を出すな」と脅しましたが、女性が「そんなものはない」と答えると、窓から飛び降りて逃げました。
男は、そのあと、玄関から逃げたとみられています。
女性にけがはなく、取られたものもありませんでした。
逃げた男は20代から30代くらい、フードつきの黒っぽいコートを着ていて、警察が強盗未遂事件として行方を追っています。
2025年3月、北海道士別市の住宅から火が出て、親子3人が死傷した事件で、警察は、死亡した男性の妻を、男性に対する殺人と放火の疑いで、16日逮捕しました。
【画像を見る】自宅を放火…玄関付近に複数のポリタンク
逮捕されたのは、士別市西2条15丁目の岩崎明子容疑者(76)です。
警察によりますと、岩崎容疑者は、2025年3月25日未明、当時住んでいた自宅に火をつけ、夫の信幸さん(当時81)を急性一酸化炭素中毒で殺害した疑いが持たれています。
住宅は全焼し、岩崎容疑者と、40代の娘もやけどを負いました。
警察は、家族への聞き取りなどの捜査を踏まえ、岩崎容疑者の回復を待って、事件から約半年経った16日逮捕しました。
警察の調べに対し、岩崎容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
住宅の玄関付近には、複数のポリタンクが残されていて、警察は火をつけた手段や動機などさらに調べを進めています。
16日午後3時半すぎ、札幌市白石区で自転車と車の事故があり、車は現場から逃走しています。
【画像を見る】自転車×車「ぐちゃぐちゃになっている」成人男性が死亡
事故があったのは、札幌市白石区東米里の道道です。
16日午後3時半すぎ、「自転車がぐちゃぐちゃになっている。車両はおらず、被害者は声かけに反応しない」と付近を通りかかった人から警察に通報がありました。
警察によりますと、この事故で、自転車に乗っていた成人男性が意識不明の重体で病院に運ばれましたが、死亡しました。
自転車と衝突したとみられる車は、その場から立ち去っているということです。
警察は、事故の詳しい状況を調べるとともに、ひき逃げの可能性も視野に逃げた車の行方を追っています。
北海道士別市の住宅で3月、家族4人が住む住宅から火が出て1人が死亡した火災で、警察は16日、死亡した81歳の男性の76歳の妻を現住建造物放火・殺人の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】火災があった住宅に大量のポリタンク
逮捕されたのは、北海道士別市の無職、岩崎明子容疑者76歳です。
岩崎容疑者は、3月25日早朝、自宅に火を放って全焼させ、夫の信幸さん81歳を殺害した疑いが持たれています。
信幸さんの死因は急性一酸化炭素中毒でした。
当時、現場からはポリタンクが見つかっていたことから、警察は事件と事故の両面で調べていました。
警察の取り調べに対し、岩崎容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は動機などについて、さらに調べを進めています。
15日未明、札幌市豊平区の幌平橋の下で50代くらいの男性が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。警察は、事件・事故などあらゆる面で調べています。
男性が見つかったのは、札幌市豊平区中の島1条1丁目の幌平橋の下の河川敷です。
15日午前1時ごろ、通りかかった人から警察に「豊平川右岸通りのコンクリートの上で人が倒れている」と通報がありました。
倒れていたのは50代くらいの男性で、運ばれた病院で死亡が確認されました。
現場は、中島公園近くを流れる豊平川に架かる橋で、頭から血を流し、あおむけの状態で倒れていたということです。
警察は、男性が何らかの理由で橋の上から落ちたとみて、身元や死因の特定を急ぐとともに、事件・事故などあらゆる面で調べています。
14日夜、北海道赤井川村のコンビニエンスストアで、店の女性従業員の首を絞める暴行を加えたとして、62歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む62歳の無職の男です。
男は14日午後8時ごろ、赤井川村のコンビニの敷地で、50代の女性従業員の首を両手で絞める暴行を加えた疑いが持たれています。
女性にけがはありません。
現場に居合わせた別の従業員から「酔っぱらった60代の男が来店して家に帰らないと言っている」と通報があり、駆けつけた警察が、犯行を確認して男をその場で逮捕しました。
男は逮捕当時、暴れて抵抗するそぶりを見せ、取り調べに対し「覚えていない」と容疑を否認しています。
警察によりますと、男は犯行前、現場近くで開かれていた祭りに行っていて、酒を飲んで酔っていたということです。
警察は、事件の経緯など当時の状況を調べています。
14日夜、北海道千歳市で、国道を横断していた80代くらいの女性が乗用車にはねられ意識不明の重体です。
【画像】横断中の女性がはねられた事故現場
14日午後10時前、千歳市花園2丁目の国道337号線を横断していた80代くらいの女性が、北から南方向に走行していた乗用車にはねられ意識不明の状態で病院に運ばれました。
女性は今も意識が戻っていません。
警察は乗用車を運転していた香川国洋容疑者55歳を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
現場は、信号や横断歩道のない道路で警察が詳しい事故の原因を調べています。
16日午前、北海道北広島市にあるパークゴルフ場の駐車場で、70代の男性が運転する乗用車が暴走し、街路灯に衝突しました。男性は駐車する際に、アクセルとブレーキを踏み間違えたということで、警察が注意を呼びかけています。
【画像】高齢ドライバーがペダル操作を誤り街路灯に衝突した乗用車(提供:北海道警察)
事故があったのは、北広島市富ヶ丘にある「きたひろサンパークパークゴルフ場」の駐車場です。
16日午前9時すぎ、乗用車を運転していた70代の男性から「アクセルとブレーキを踏み間違えてしまった」と警察に110番通報がありました。
警察によりますと、男性は、バックで駐車場に停めようとした際、アクセルとブレーキを踏み間違えて、アクセル全開で近くの街路灯に衝突したということです。
乗用車には運転していた男性のほか、同乗者2人がいましたが、けが人はいません。また巻き込まれた人や車もいません。
警察は、高齢ドライバーに向けて、慎重な運転操作に努めるよう呼びかけています。
15日午後、北海道小樽市で30代女性が運転する大型バイクが転倒し、女性は意識不明の状態で病院に運ばれました。
事故があったのは、小樽市張碓町の国道5号線です。
15日午後1時半ごろ、一緒にツーリングしていた家族から消防に「バイクの単独事故でけが人がいます」と通報がありました。
警察や消防によりますと、女性は搬送時、出血がみられ意識がない状態だったということです。
現場は、札幌方向に向かう片側2車線の女性から見て緩い左カーブです。
現場の状況から女性はカーブを曲がり切れず、中央分離帯に衝突したとみられています。
15日朝早く、札幌市手稲区の国道で自転車が乗用車と衝突し、自転車に乗っていた63歳の女性が死亡しました。
【画像】ボンネットやフロントガラスが損傷した乗用車
15日午前5時半すぎ、札幌市手稲区稲穂2条2丁目の国道5号線で、自転車と乗用車が衝突しました。
この事故で自転車に乗っていた大西茂子さん(63)が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は、乗用車を運転していた松原光輝容疑者(25)を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
警察が、事故の原因を調べています。
14日午前、北海道寿都町の温泉施設に不法に侵入したとして、28歳の男が逮捕されました。盗撮目的だったとみられています。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、黒松内町に住む28歳の会社員の男です。
男は14日正午ごろ、寿都町の温泉施設の屋根に登って不法に侵入した疑いが持たれています。
警察によりますと、施設の露天風呂に入浴していた女性が、上の方から伸びている手に気づき「盗撮されたかもしれない」と従業員に報告しました。
従業員が警察に「客が盗撮されたと言っているので来てほしい」と通報し、駆けつけた警察が施設にいた不審な男を発見。
男や被害を申し立てた女性などから話を聴き、容疑が固まったとして、男を緊急逮捕しました。
14日未明、北海道弟子屈町で、面識のない21歳の女性宅に侵入したとして、近所に住む43歳の男が逮捕されました。
住居侵入の疑いで逮捕されたのは、弟子屈町に住む43歳の自称酪農作業員の男です。
男は14日午前3時50分ごろ、自宅近くの面識のない21歳女性の家に、侵入した疑いが持たれています。
女性が帰宅して玄関を開けたところ、室内に人の気配を感じたため、勤務先の上司に連絡しました。
そして上司が警察に「部下宅に誰かが入り込んでいるかもしれない」と通報し、駆けつけた警察が男を発見し、事情を聴くなど裏付け捜査を進め、14日夜に男を逮捕しました。
取り調べに対し、43歳の自称酪農作業員の男は「入ったことは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
13日夕方、札幌市手稲区のJR函館線・星置駅とほしみ駅の間で人身事故があり、手稲と小樽の間が一時運転見合わせになりました。
【画像を見る】人身事故があったJR函館線・ほしみ駅付近
13日午後5時半ごろ、「小樽方向に走る快速エアポートが駅の手前の地点で人と接触したようだ」とJRの職員から、警察に通報がありました。
警察などによりますと、札幌市手稲区のJRほしみ駅から札幌方向に200~300メートルの地点で、新千歳空港発小樽行きの快速エアポート131号と、男性とみられる人物が接触したとみられ、その場で死亡が確認されました。
JR北海道によりますと、この事故で、函館線の手稲と小樽の間が約2時間にわたって運転見合わせとなり、エアポート16本を含む46本が運休したほか、最大で2時間40分の遅れが出て、約9000人に影響が出ました。
警察は、死亡した人物の身元の確認を急ぐとともに、事故の状況を調べています。
12日から13日にかけて、未成年と知りながら、10代後半の少女を誘拐したとして、札幌市厚別区に住む41歳の男が現行犯逮捕されました。
未成年者誘拐の疑いで現行犯逮捕されたのは、札幌市厚別区に住む無職の男(41)です。
男は、9月12日夜から13日未明までの間、未成年と知りながら、青森県の10代後半の少女を誘い出し、親権者に無断で自宅に連れていき、誘拐した疑いが持たれています。
12日午後11時すぎ、男の配信内容から「未成年者が成人男性の家に泊りに行っているようだ」と他県の女性が警察に通報しました。
警察がその情報をもとに、男の自宅を突き止めて、少女と男が居間にいたところを発見し、男は現行犯逮捕されました。
警察によりますと、男はSNSを通じて数か月前に少女と知り合い、メッセージのやり取りなどをしていましたが、会うのはこの日が初めてだったということです。
少女にけがはなく、少女は青森から北海道にやって来て、男の自宅の近くで合流したとみられています。
警察の調べに対し、無職の男(41)は「事実については間違いない。ただし誘拐にあたるとは思っていなかった」と話し、容疑を一部
否認しています。
警察が、男の動機や余罪について詳しく調べています。
13日早朝、札幌市北区の飲食店で、交際相手の30代女性の頬を平手打ちしたとして、40歳の男が現行犯逮捕されました。
暴行の疑いで現行犯逮捕されたのは、自称札幌市東区に住む、自称無職の男(40)です。
男は、13日午前5時半ごろ、札幌市北区にある飲食店で、交際相手の30代女性に対し、左頬を平手打ちする暴行を加えた疑いが持たれています。
目撃者から「客同士がもめている」と通報を受けて駆けつけた警察が、その場で男を逮捕しました。
警察によりますと、2人は酒を飲んでいたということです。
調べに対し、自称無職の男(40)は「交際している女の人の顔を右手ではたいたことに間違いない」と容疑を認めているということで、動機については「女性が家の鍵を渡してくれなかったから」と話しているということです。
2人を巡っては、これまでに警察への相談歴があり、警察が男の余罪などについても詳しく調べています。
12日夜、札幌市北区の交差点で、乗用車とバイクが衝突し、バイクを運転していた38歳の男性が重傷を負いました。
【画像を見る】全焼したバイクと衝突した乗用車
12日午後7時すぎ、札幌市北区新川5条20丁目の交差点で、通行人から「車とバイクの事故、バイクが炎上中」と消防に通報が入りました。
警察によりますと、乗用車と左から来たバイクが衝突し、バイクを運転していた38歳の男性が骨盤を骨折するなどの重傷を負いました。
乗用車を運転していた62歳の男性にけがはありません。
この事故でバイクが炎上し、約1時間後に消し止められましたが、バイクは原形をとどめないほど焼け、ほぼ全焼です。
警察によりますと、現場は信号のない交差点で、乗用車側に一時停止の標識があったということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。
12日夕方、北海道三笠市で住宅から火が出て、住人の70代と90代の男女2人がやけどを負うなどして病院に運ばれました。
【画像を見る】火事があった木造2階建て住宅
12日午後4時ごろ、三笠市いちきしりの木造2階建ての住宅から火が出ました。
この火事で、住宅の内部をほぼ全焼したほか、住人の70代の男性と90代の女性がやけどを負うなどして病院に運ばれました。
2人とも意識もあり、会話ができる状態だということです。
警察は火が出た原因を調べるとともに、けがをした男女2人の身元の確認を進めています。
自分の車の中で面識のない20代の女性を無理やり乱暴したなどして、52歳の会社員の男が再逮捕されました。
【画像を見る】送検される平井明雄容疑者(52)
札幌市南区の会社員平井明雄容疑者(52)は、2025年6月、自分の車の中で面識のない20代の女性を無理やり乱暴し、その様子をスマホで撮影した疑いで再逮捕され、11日、送検されました。
今回の事件は、平井容疑者が同じく車の中で犯行に及んだ別のわいせつ事件の捜査の過程で発覚しました。
警察は、女性を車に連れ込んだいきさつなどを調べています。
3年前、北海道北広島市の生活困窮者向け宿泊施設に、火をつけ男女2人を殺害した罪などに問われている男の裁判員裁判で、10日、検察側は懲役30年を求刑しました。
【画像】炎上する施設と荻野正美被告(初公判のスケッチ)
起訴状などによりますと、荻野正美被告(70)は、2022年9月、北広島市にある生活困窮者向け宿泊施設で、施設を運営するNPO法人の理事長で、管理人として住み込んでいた盛誠逸さん(当時71)を殺害しようと考え、自分の部屋などに灯油をまいて火をつけて、施設を全焼させ、盛さんと入居者の黒川敏江さん(当時51)を焼死させて殺害した罪に問われています。
裁判は、刑事責任能力の有無が争点で、検察側は「せん妄由来の思い込みはあっても通報などを選ぶ余地はあり、放火の意思決定は人命軽視も甚だしい」として、懲役30年を求刑。
一方、弁護側は「激しい妄想や幻覚による恐怖心に支配され、被告人自身が止められるものではない」心神喪失状態で責任能力がなかったとして、改めて無罪を主張しました。
10日の公判で「私が生きている間に恨んでください。そして呪ってください。2人を亡くしたことすべて現実です」と法廷に響く大きな声で泣きながら述べた荻野被告。
事件当時、荻野被告の中で何が起きていたのか。公判での発言を振り返ります。
■被告人質問(5日)
◇弁護側
・殺害された盛さんはどのようなことをしていた?
荻野被告
「身のまわりの足りない生活用品、個人の相談、いろいろなことに気を遣ってくれていました」
「親身になって世話をしていただきました」
・あなたにとって盛さんは?
荻野被告
「父親のような信頼のおける優しい人でした」
・盛さんと口論、トラブルになったことは?
荻野被告
「ありません」
・事件以前に盛さんを殺したいと思ったことは?
荻野被告
「ありません」
・盛さんに恨みや不満を抱いていたことは?
荻野被告
「全くありません」
・いろいろとお世話をしてくれた盛さんに対してどういう気持ちですか?
荻野被告
「ただただ優しく接してくれて…ごめんなさい。というしかないです」
・入居していた黒川さんに対しては?
荻野被告
「なんの関係もない、2回か3回しか話したことがない、まだ若い51歳の黒川さんの命を奪ったことは本当に申し訳ないと思っております」
・入居者でけがをされて財産を失った人、隣の家などにも被害が出ています。
荻野被告
「何ができるのか、どうすることが償いになるのか。申し訳ないという気持ちでいっぱいです」
◇検察側
・盛さんに対して不満や嫌悪感は全くなかった?
荻野被告
「全くありません」
・過去の取調べで、「嫌いなものは嫌いなんだ。生理的に無理なんだ」という意味の発言をしていたが?
荻野被告
「わかりません」
・取調べのときは本心で話したのでは?
荻野被告
「本心だと思います」
・施設への不満は?
荻野被告
「多少あった、食事の事と衛生面」
「食事は量が少なく、いつも同じようなもので味が薄かったり濃かったり。衛生面では、食事を作ってくれる女性が、コロナ禍にもかかわらずマスクをつけないで食事をつくっていた」
■初公判「どうして本当の自分に戻ることが出来なかったのか…」
2日の初公判で荻野被告は、起訴内容を認めたうえで、次のように語りました。
・荻野被告
「どうしてこのような事件を起こしてしまったのか。どうして本当の自分に戻ることが出来なかったのかそれもわかりません」
冒頭陳述で検察は「施設の管理人が入居者や被告の子どもを殺していると考え、敵を取ろうと火をつけた」と指摘。
そして荻野被告に何らかの精神障害の影響はありつつも、善悪などを判断できる責任能力がどの程度、低下していたか判断してほしいと裁判員らに求めました。
一方、弁護側は、犯行時、荻野被告は「幻覚、妄想の圧倒的影響による心神喪失の状態」で責任能力はないとして無罪を主張しました。
2日の初公判では、当時施設に住んでいた男性への証人尋問が行われ、荻野被告は事件の1週間ほど前から「様子がおかしくなって、叫んだりしていた」と証言しました。
■公判で明らかになった犯行の動機や経緯
【動機】
管理人の男性らが被告の子どもなどを殺害してその死体を解体していて、自分も殺されると思いこみ、その前に男性を殺そうなどと考えた
【経緯】
□2021年1月荻野被告が施設に入居
□2022年9月ごろから異常な言動が現れる
「お月様が逆立ちしなさい」
「宇宙から電波が来るからガードしてほしい」
「戦争だ。お前が死ぬか親爺が死ぬか選べ」
施設内をパンツ姿で歩き回ったり、理由がないのにインターフォンを押すなど…
□2022年9月30日本件犯行
灯油のポリタンクを開けて、荻野被告の部屋や廊下に灯油をまき火をつける
「逃げろ。何やってんだ」と叫びながら逃げる
駆け付けた警察官に「俺が火をつけた、俺を逮捕してくれ」と告げ、両腕を突き出す
□逮捕後の留置場での様子
意味不明の発言を繰り返し注意される
「馬鹿が。親父のせいでこんな目にあったんだ」
「戦争が始まるぞ。毒ガス6パック持ってこい」などと発言
□被告人の思い込みの要旨
施設の中で数人が入居者を殺害し、次は自分が殺害される番だと思っていた
1階の部屋に男性の死体が放置されているのを見た
死体の解体を手伝わされ、拒めば殺されるという話を聞いた
自分の部屋の前で足音が聞こえ、自分が殺される番が来たと思った
■遺族の供述調書
10日の公判で検察側は、犠牲になった盛さんと黒川さんの遺族の供述調書を読み上げました。
盛さんの弟は「兄が荻野被告に何をしたというのか。事実無根の妄想で殺されたように思う。到底許すことはできない」と強調しました。また黒川さんの姪は「生きるために最低限必要なことを得て、やっとここまで来たのになぜ死なないといけなかったのか。被告を適切に裁いて欲しい」と訴えました。
判決は17日に言い渡される予定です。
12日夜、札幌市北区で乗用車とオートバイが衝突する事故があり、30代とみられる男性ライダーがけがをし病院で手当てを受けています。
【画像】信号機のない交差点で乗用車と衝突し炎上したオートバイ
事故があったのは、札幌市北区新川の信号機のない交差点で、12日午後7時ごろ、通りかかった人から「車とバイクの事故、バイクが炎上中」と消防に通報が入りました。
消防によりますと、この事故で、オートバイを運転していた30代とみられる男性がけがをし病院で手当てを受けています。
男性は運ばれる際、意識があったということです。
オートバイと衝突した乗用車側にけが人はいないということです。
オートバイは衝突した直後に炎上し、ほぼ全焼しおよそ1時間後に消し止められました。
オートバイはナンバーの形状から125㏄から250㏄の軽二輪とみられています。
警察は、双方の進行方向など事故の状況を調べています。
北海道釧路市のホテルで、宿泊代を払うつもりもないのに7泊したとして13日、21歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の21歳の無職、入江晴紀容疑者(21)です。
入江容疑者は、釧路市内のホテルに6日から13日まで7泊し、宿泊料金とサウナ利用代の合計14万3500円相当を支払わなかった疑いが持たれています。
警察によりますと、ホテルが部屋替えの際に、入江容疑者にこれまでの代金の精算を要請すると、所持金が少なく支払い能力がないことが判明し、「無銭宿泊している人がいる」と通報しました。
入江容疑者は、1泊2万円の部屋に宿泊し、3500円のサウナを1回利用していましたが、所持金は約2万5000円でした。
その場で逮捕された入江容疑者は、取り調べに対し「支払うつもりはあった」と一部容疑を否認しています。
警察は、入江容疑者がホテルを利用した経緯などを調べています。
12日夜、北海道鹿追町で50代の妻の顔を殴る暴行を加え、けがをさせたとして56歳の男が逮捕されました。
傷害の容疑で逮捕されたのは、鹿追町に住む地方公務員の56歳の男です。
男は、12日午後10時ごろ自宅で50代の妻のおでこや頬を殴る暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
殴られた妻は、下唇を切るけがをしました。
妻が「夫から殴られた」と警察に通報し、警察は裏づけ捜査を進め、13日午後男を逮捕しました。
取り調べに対し、56歳の地方公務員の男は、容疑を認めているということです。
警察によりますと、事件当時、男は酒を飲んでいたということです。
またこの夫婦について、これまでに相談やトラブルはないということです。
警察は、男が妻を殴った経緯や動機などを調べています。
13日午後、札幌市東区で30代の知人女性が車のドアをつかんでいる状態で、わざと車を急発進させてけがをさせたとして、36歳の男が逮捕されました。
【画像】傷害容疑で36歳の男を逮捕し取り調べている札幌東警察署
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む36歳の会社員の男です。
男は13日午後2時半過ぎ、札幌市東区本町の歩道で、30代の知人女性が車のドアをつかんでいるのに、わざと車を急発進させてけがをさせた疑いが持たれています。
女性は、両ひじや両ひざを擦りむく軽いけがをしました。
警察によりますと当時、男は後部座席に乗っていた女性を助手席に乗るように促し、女性が車を降りて助手席のドアを開けようとすると、女性を無視し車を急発進させたということです。
男はそのまま車で現場を走り去っていて、被害者の女性が「車で引きずられた」と警察へ通報しました。
警察は、女性が覚えていた車のナンバーなどから男を特定し、容疑が固まったとして、13日夜に緊急逮捕しました。
2人はSNSで知り合い、当日初めて会ったということです。
取り調べに対し、36歳の会社員の男は「女性がすぐ近くにいることはわかっていたが、車を急発進させた」と容疑を認めているということです。
警察は、事件に至ったいきさつや動機について調べを進めています。
13日午後、札幌市東区のアパートで、30代の知人男性を包丁で刺して傷を負わせたとして、61歳の男が逮捕されました。
傷害の容疑で逮捕されたのは、札幌市東区に住む61歳の職業不詳の男です。
男は、13日午後4時半ごろ、アパートの自室で30代の知人男性に対し、包丁で左腕を突き刺して傷を負わせた疑いが持たれています。
警察によりますと、被害に遭った男性の傷の程度は明らかになっていませんが、命に別状はないということです。
事件当時、男は知人男性と2人で酒を飲んでいたところ、何らかの原因で口論となり、自宅にあった包丁を持ち出して犯行に及んだということです。
「包丁で刺された」と被害に遭った男性からの通報で駆けつけた警察が、その場で男を逮捕しました。
取り調べに対し、61歳の職業不詳の男は「俺は関係ない」と容疑を否認しています。
警察は、事件に至ったいきさつや、動機などを調べています。