24日、宮古島市で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、京都府の無職の男が逮捕されました。男は追跡するパトカーを振り切ろうとして住宅の壁に衝突する事故を起こしました。
【写真を見る】宮古島市で飲酒運転の車がパトカーを振り切ろうとして住宅の壁に衝突 車体は大破しブロック壁は一部崩壊 酒気帯び運転の疑いで28歳の男を逮捕
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、京都市山科区の無職、小島皐容疑者(28)です。
警察によりますと、24日午前1時20分ごろ宮古島市平良下里で、「車で飲み屋から出てきた男がコンビニで買い物をしている」と通報がありました。
警察官が現場に向かったところ、小島容疑者が運転する乗用車を発見。停止を呼びかけましたが、小島容疑者は逃走し、右カーブを曲がり切れず住宅の壁に衝突しました。
追跡していたパトカーも壁にぶつかり、助手席に乗っていた巡査長が鼻の骨を折る大けがをしました。
また、小島容疑者が酒を飲んでいることを知りながら、車に同乗したとして、20代から30代の男女3人が道路交通法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで逮捕されました。
小島容疑者は、「酒を飲んで運転した」と容疑を認めているということで、警察は酒を飲んで運転した経緯など、詳しく調べています。
那覇市が所有する土地の権利をめぐる贈収賄事件。事件当時、市議会議長を務めていた久高友弘被告の初公判と、並行して進んでいる贈賄側の裁判についてみていきます。
【写真を見る】久高元議長の裁判始まる 初公判を解説【那覇市有地の所有権めぐる贈収賄事件】
この事件では、贈賄側で3人、収賄側で2人の合計5人が起訴されました。そのうち贈賄側の1人は裁判が開かれる前に死亡していて、もう1人は執行猶予付きの判決が確定しています。
24日の裁判で久高被告は起訴内容を認めましたが、ほかの被告の裁判においても2020年12月と2021年2月の2回にわたって、現金の授受があったことに争いはありません。ただ、その賄賂性についての主張には違いがあります。
久高被告は、私的に使える金銭を受け取ったとして賄賂性を認めていますが、村山被告や小池被告は、賄賂性はないとして無罪を主張していて、久高被告を含む3人の裁判が現在も続いています。
那覇市が所有する土地の権利をめぐる贈収賄事件で、収賄の罪で起訴された那覇市議会の元議長、久高友弘被告の初公判が24日、那覇地裁で開かれ、久高被告は起訴内容を認めました。
【写真を見る】「正しいと思う」久高元議長が5000万円の収賄認める【那覇市有地の所有権めぐる贈収賄事件】
この事件は、那覇市が所有する土地の権利をめぐって、那覇市議会元議長の久高被告とほか4人が贈収賄の罪で起訴されたものです。
起訴状によりますと久高被告は、百条委員会での調査や他の議員への働きかけなど市議会で便宜を図る見返りに、議長室で2020年12月に現金500万円を、翌2021年2月に他の被告と共謀の上、現金4500万円を受け取ったとして収賄の罪に問われています。
24日の初公判で久高被告は、「正しいと思う」と述べ起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、議会を取りまとめるために現金が必要になると贈賄側に説明したと指摘しました。
弁護側は、金銭の受け取りがあったことを認め、その賄賂性について争いはないとする一方、議会をとりまとめるために、ほかの市議に現金を配る必要があると述べたことはなく、金額を指定したことはないと主張しています。
次回の裁判は来月8日で、被告人質問が行われる予定です。
女性職員に抱きついた行為の「口止め」を行った疑いが浮上している、南城市の古謝景春市長に対し、市長を支えてきた与党市議の一部が、26日の市議会本会議で不信任決議案を提出することが分かりました。
【写真を見る】女性に抱きつき「口止め」疑惑の古謝南城市長 26日に与党市議の一部が不信任決議案提出へ これまでに三度否決
南城市議会は25日議会運営委員会を開き、古謝市長を支えてきた与党市議6人の連名による不信任決議案を、26日の本会議に提出することを決めました。
不信任決議案は全ての議員の3分の2以上が出席したうえで、4分の3以上が賛成すると可決されるため、議長を含め19人の南城市議会では議員全員が出席した場合、15人以上の賛成で可決されます。
今回議案を提出する一部与党議員と野党・中立の議員などを合わせると14人となるため、残り5人の与党議員のうち1人でも賛成するか退席した場合、不信任決議案は可決されることになります。
古謝市長に対する不信任決議案が与党側から提出されるのは初めてで、残り5人の与党議員の動向が注目されます。
ー与党側から不信任案が出されることが決まった。受け止めを。
▼古謝景春 南城市長
「・・・・」
記者の問いかけには応じず、無言で別室に入っていきました。仮に不信任決議案が可決された場合、古謝市長は10日以内に辞職するか議会を解散しなければなりませんが、これまでのところ辞職を否定し、議会の解散に踏み切る構えを見せています。
古謝市長をめぐっては、ことし5月に市の第三者委員会が職員へのセクハラを認定し、再発防止のためには古謝市長が今後「市政に関与しないことが最も有効」だとして、辞職を提言していました。
しかし古謝市長は辞職せず、先月から今月にかけて女性職員に対し「口止め」や「告発者探し」を自ら行っていたことを疑わせる音声記録の存在が明らかとなっていて、この女性職員は休職に追い込まれています。
収入があるのに「無収入」だと虚偽の申請をし、生活保護費268万円を不正に受給したとして、沖縄市に住むパート従業員の男が逮捕されました。
【写真を見る】「生活保護費だけでは生計が苦しかった」無収入だと虚偽申告し268万円を不正受給 パート従業員の男を詐欺の疑いで逮捕
詐欺の疑いで逮捕されたのは沖縄市のパート従業員、比嘉輝匡容疑者(57)です。
警察によりますと比嘉容疑者は去年10月までのおよそ2年間、仕事に就いて給与を得ていたにも関わらず、求職活動中で無収入などと虚偽の申請をし、生活保護費あわせて268万円を不正に受給した疑いがもたれています。
警察の調べに対し比嘉容疑者は、「生活保護費だけでは生計が苦しかった」と容疑を認めているということです。
比嘉容疑者は去年6月の課税調査で収入があることが発覚し、市がことし、詐欺罪で告訴していました。
市は、比嘉容疑者が不正受給した生活保護費の全額返還を求めています。
那覇市が所有する土地の権利をめぐる贈収賄事件で、2023年12月、収賄の罪で起訴された那覇市議会の元議長、久高友弘被告(77)の初公判が24日、那覇地裁で開かれ、被告は起訴内容を認めました。
この事件は、市が所有する土地の権利をめぐって、久高被告のほか4人が、贈収賄の罪で起訴されたものです。
起訴状によりますと、久高被告は、百条委員会での調査や他の議員への働きかけなど、市議会で便宜を図る見返りに、市議会議長室で2020年12月に現金500万円を翌2021年2月に他の被告と共謀の上、現金4500万円を受け取った収賄の罪に問われています。
24日の初公判で、久高被告は「正しいと思う」と述べ、起訴内容を認めました。
この事件をめぐっては、死亡した1人を除く3人の裁判が始まっていて、そのうち1人の判決が確定。2人は現在も那覇地裁で審理が続けられています。
22日朝、南城市の民家1棟が半焼する火事があり、この家に住んでいた79歳の男性が死亡しました。
【写真を見る】民家が半焼し住人男性が死亡 南城市の住宅地
消防と警察によりますと、22日午前7時15分ごろ、南城市佐敷屋比久の住宅地で「白い煙が見える」と周辺の住民から通報がありました。
消防車4台が出動し通報からおよそ40分後に火は消し止められ、コンクリート造りの平屋建て住宅1棟が半焼しました。
この火事で、この家に住む與那嶺正國さん(79)が心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、通報からおよそ1時間後死亡が確認されました。
警察と消防が火事の原因について調べを進めています。
先月30日、沖縄本島中部の20代の女性に、性的暴行を加えたとして、うるま市役所で社会教育部長を務める男が逮捕されました。
【写真を見る】うるま市教育委員会幹部の逮捕受けうるま市長が会見し謝罪
不同意わいせつと不同意性交等の容疑で逮捕されたのは、うるま市教育委員会の社会教育部長、上運天健容疑者(52)です。
警察によりますと、上運天容疑者は、先月30日未明、本島中部の屋外で、20代の女性の体を触るなどし、女性が抵抗した後も続けて性的暴行に及んだ疑いが持たれています。
今月1日、女性の知人から警察に相談があり関係者に話を聴くなどして捜査を進めた結果、上運天容疑者を特定したということです。
警察は捜査に支障があるとして、上運天容疑者の認否を明らかにしていません。
▼中村正人うるま市長
「誠に申し訳ございませんでした」
教育行政に関わる幹部職員の逮捕を受け、うるま市は19日会見し、被害者とその家族に謝罪したうえで、中村正人市長が信頼回復に務めたいと述べました。
先月30日、沖縄本島中部の20代の女性に、性的暴行を加えたとして、うるま市役所で社会教育部長を務める男が逮捕されました。
【写真を見る】【速報】うるま市の社会教育部長を不同意性交等の容疑で逮捕 女性の体触り抵抗されても性的暴行か
不同意わいせつと不同意性交等の容疑で逮捕されたのは、うるま市の社会教育部長、上運天健容疑者(52)です。
警察によりますと、上運天容疑者は、先月30日未明、本島中部の屋外で、20代の女性の体を触るなどし、女性が抵抗した後も続けて性的暴行に及んだ疑いが持たれています。
今月1日、女性の知人から警察に相談があり関係者に話を聞くなどして捜査を進めた結果、上運天容疑者を特定したということです。
警察は捜査に支障があるとして、上運天容疑者の認否を明らかにしていません。
警察官が犯人を逮捕するための技術「逮捕術」を競う大会が、那覇市で開かれました。
今月12日に那覇市で開かれた県警の逮捕術大会にはおよそ180人が参加し、個人戦のほか警察署や県警本部のチーム対抗戦が行われました。
【写真を見る】「逮捕術」沖縄ナンバー1は誰だ!犯人から抵抗を受けた際に安全かつ効果的に制圧する技競う
「逮捕術」は警察官が犯人から抵抗を受けた際に安全かつ効果的に制圧し逮捕するための技術です。
空手や剣道などの要素を組み合わせ、素手同士だけではなく長さの異なる棒を持った相手とも組み手を行ってポイントを競います。
大会では選手がポイントを奪うたびに歓声があがり、会場は部活動さながらの熱気に包まれていました。
先月30日、沖縄本島中部の20代の女性に、性的暴行を加えたとして、うるま市役所で社会教育部長を務める男が逮捕されました。
【写真を見る】うるま市の社会教育部長を不同意性交等の容疑で逮捕 女性の体触り抵抗されても性的暴行か
不同意わいせつと不同意性交等の容疑で逮捕されたのは、うるま市教育委員会の社会教育部長、上運天健容疑者(52)です。
警察によりますと、上運天容疑者は、先月30日未明、本島中部の屋外で、20代の女性の体を触るなどし、女性が抵抗した後も続けて性的暴行に及んだ疑いが持たれています。
今月1日、女性の知人から警察に相談があり関係者に話を聴くなどして捜査を進めた結果、上運天容疑者を特定したということです。
警察は捜査に支障があるとして、上運天容疑者の認否を明らかにしていません。
18日朝早く、浦添市の民家1棟が全焼する火事がありました。
RBCのスクープ投稿に寄せられた映像には、激しい炎とともに黒煙が立ちのぼっている様子が確認できました。
【写真を見る】激しい炎と立ちのぼる黒煙「家から炎と煙が出ている」浦添市で住宅1棟が全焼 住民の親子2人は無事
消防によりますと、18日午前5時45分ごろ、浦添市勢理客の民家の住人から「家から炎と煙が出ている」と消防に通報がありました。
消防車5台が出動し、通報からおよそ5時間後に火は消し止められましたが、木造の民家1棟が全焼しました。消防によりますと、火が出た際、家の中に住人の親子2人がいましたが、避難してけがはないということです。
警察と消防が火事の原因を調べています。
16日、沖縄市で自動車解体所が全焼する火事がありました。隣の住宅にも延焼しましたが、けが人はいなかったということです。
【写真を見る】ガソリンタンクに引火か…車から取り外した廃材など積み上げる作業中に火事 自動車解体所が全焼
消防によりますと、16日午後3時ごろ沖縄市知花の自動車解体所で「建物内から煙と炎が見える」と通行人から119番通報がありました。
消防車13台が出動し通報から、およそ3時間後に火は消し止められました。
この火事で自動車解体所が全焼し隣接する住宅の一部にも延焼しましたが、けが人はいませんでした。
現場では車から取り外した廃材やガソリンタンクを積み上げる作業中だったということです。
警察などは何らかの原因でガソリンタンクに引火したとみて、出火の原因を調べています。
県内で若年層を中心に広がっている指定薬物「エトミデート」を含む液体を所持した疑いで16日、19歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】大声で独り言を叫ぶ19歳の男を逮捕 ゾンビタバコ「エトミデート」所持か 電子タバコのような形状の薬物らしき液体を吸引
医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、浦添市に住む19歳の建築作業員の男です。
警察によりますと、今年7月、与那原町与那原の路上で「口論になって騒いでいる人がいる」と通行人から110番通報がありました。
警察が駆けつけたところ男が大声で独り言を叫んでいて、電子タバコのような形状の薬物らしき液体を吸引していたということです。警察がこの液体を押収し鑑定した結果、健康被害や異常行動を引き起こす指定薬物「エトミデート」と判明し、16日、男を逮捕しました。
警察は捜査に支障があるとして男の認否について明らかにしておらず、薬物の入手経路などを調べています。
エトミデートは「ゾンビタバコ」「笑気麻酔」などと呼ばれ、今年に入って県内では10代の逮捕者が相次いでいます。
那覇市が所有する土地の権利をめぐる贈収賄事件で、2023年12月、収賄の罪で起訴された那覇市議会の元議長、久高友弘被告(77)の初公判の日程が、今月24日に決まりました。
この事件は、市が所有する土地の権利をめぐって、久高被告のほか4人が贈収賄の罪で起訴されたものです。
起訴状によりますと、久高被告は、百条委員会での調査や他の議員への働きかけなど、市議会で便宜を図る見返りに、市議会議長室で2020年12月に現金500万円を翌2021年2月に他の被告と共謀の上現金4500万円を受け取った収賄の罪に問われています。
起訴から1年9か月あまりが経ち、久高被告の初公判の日程が、今月24日に決定しました。
この事件をめぐっては、死亡した1人を除く3人の裁判が始まっていて、そのうち1人の判決が確定。2人は現在も那覇地裁で審理が続けられています。
那覇市が所有する土地の権利をめぐる贈収賄事件で、2023年12月、収賄の罪で起訴された那覇市議会の元議長、久高友弘被告(77)の初公判の日程が、今月24日に決まりました。
この事件は、市が所有する土地の権利をめぐって、久高被告のほか4人が贈収賄の罪で起訴されたものです。
起訴状によりますと、久高被告は、百条委員会での調査や他の議員への働きかけなど、市議会で便宜を図る見返りに、市議会議長室で2020年12月に現金500万円を翌2021年2月に他の被告と共謀の上現金4500万円を受け取った収賄の罪に問われています。
起訴から1年9か月あまりが経ち、久高被告の初公判の日程が、今月24日に決定しました。
この事件をめぐっては、死亡した1人を除く3人の裁判が始まっていて、そのうち1人の判決が確定。2人は現在も那覇地裁で審理が続けられています。
糸満市内の公園整備をめぐり、業者から冷蔵庫とエアコンを受け取ったなどとして、市職員の男が収賄の疑いで逮捕された事件。なぜ事件へと発展したのか、構図をみていきます。
【写真を見る】【公園整備めぐる贈収賄事件】チェック体制は機能していたのか?糸満市が11日に会見
上原容疑者は、糸満市建設課の職員として公園の整備に関わっていました。一方の知念容疑者は、石垣市に本社を置く、公園の建設や設備の施工を行う会社の役員です。
知念容疑者の会社の特約店となっている遊具製造会社の遊具が、糸満市に採用されるよう、有利な取り計らいを受けたいという思惑を知りながら、上原容疑者は、去年の7月と今年3月の2回にわたって家電製品を受け取ったとされます。
糸満市は上原容疑者の逮捕をうけて、11日会見を開きました。
▼當銘真栄市長
「市民の皆様の信頼を裏切ることになり、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
市によりますと上原容疑者は土木系の技術職として採用され、事件当時は係長として公園建設などの設計図作成に携わり、去年は3件の公園工事に関わっていたということです。
市ではこれまで複数人で決裁をチェックすることで、癒着が起きない体制をとっていたとしていますが、當銘市長は「こういうことが起きた以上、抜けているところがあった」と市の落ち度を認め、再発防止策を徹底すると強調しました。
沖縄県警と福岡県警、熊本県警の合同捜査本部は、今月10日、自動車の自賠責保険にかかる水増し請求をして保険金をだまし取ったとして、整骨院グループの代表ら2人を逮捕したと発表しました。
詐欺の容疑で逮捕されたのは、整骨院グループ会社「World Reformation」の代表取締役、松尾和則容疑者(45)と、柔道整復師、田仲智美容疑者(38)です。
沖縄県警によりますと、2023年12月25日ごろ、松尾容疑者と田仲容疑者は共謀の上、ある利用者の施術期間を実際より7日長く記載した嘘の証明書を発行。那覇市の保険会社から約40万円をだまし取った疑いが持たれています。
県警は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていませんが、田仲容疑者の同僚だった男性にも事件への関与について事情を聴いているということです。
事件は、被害にあった保険会社から「水増し請求をしている整骨院がある」との情報提供を受けて発覚。店舗のある福岡と熊本の県警と合同捜査本部を設置して捜査を進めていたということです。合同捜査本部は組織的な犯行の可能性もあるとみて調べを進めています。
糸満市内の公園整備をめぐり業者に便宜を図る見返りに冷蔵庫とエアコンを受け取ったなどとして、糸満市の職員の男が収賄の疑いで逮捕されました。
収賄の疑いで逮捕されたのは、糸満市職員の上原千尋容疑者(43)です。
警察によりますと公園や道路整備の入札などに関わっていた上原容疑者は、市内の2件の公園整備をめぐり、業者に便宜を図った見返りとして販売価格にして23万円あまりの冷蔵庫やエアコンを受け取った疑いが持たれています。
また、贈賄の疑いで那覇市の会社役員、知念邦雄容疑者(53)が逮捕されています。
警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。
▼當銘真栄 糸満市長
「市民の皆様に、大変ご迷惑ご心配をおかけしたことに対して、本当に申し訳ない。お詫び申し上げたいと思います。」
糸満市はきょう午後、記者会見を開き一連の経緯について説明する予定です。
糸満市内の公園整備をめぐり、業者に便宜を図る見返りに、冷蔵庫とエアコンを受け取ったなどとして、警察は収賄の疑いで糸満市職員の男を、贈賄の疑いで那覇市の会社役員の男を逮捕したと発表しました。
それぞれ収賄と贈賄の疑いで10日夜逮捕されたのは、糸満市職員の上原千尋容疑者(43)と、那覇市の会社役員、知念邦雄容疑者(53)です。
警察によりますと、公園や道路整備の入札などに関わっていた上原容疑者は、市内の公園整備をめぐり、知念容疑者の取引先の遊具製造会社の遊具が採用されるよう便宜を図り、その見返りとして去年7月、販売価格18万円あまりの冷蔵庫1台を受け取った疑いが持たれています。
また、別の公園整備をめぐって知念容疑者に便宜を図り、その見返りとして今年3月、販売価格5万円あまりのエアコンを受け取った疑いも持たれています。
警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしておらず、贈収賄にいたったいきさつを詳しく調べています。
沖縄県嘉手納町の国道で14日、オートバイを運転していた男子高校生が電柱に衝突し死亡しました。
【写真を見る】【写真】オートバイが電柱に衝突し男子高校生が死亡 後続車の運転手「バイクが電柱に向かっていった」 警察が事故原因調べる
警察によりますと、事故があったのは嘉手納町嘉手納の国道58号で、午前4時15分ごろ、南向きに走行していたオートバイが進行方向の左側にある電柱に衝突しました。
この事故で、オートバイを運転していた豊見城市に住む18歳の高校生、豊見山翔琉さんが頭の骨を折るなどして心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、事故からおよそ2時間半後に死亡が確認されました。
オートバイの後ろを走っていた車の運転手は「バイクが電柱に向かっていった」と話していて、豊見山さんは走行中に何らかの原因で電柱に衝突したとみられています。
現場は片側2車線のゆるやかな直線道路で、警察が事故の原因を調べています。