札幌市内の複数の商業施設内で、知人の女性のスカートの中を撮影したとして、会社員の男が再逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで逮捕・送検されたのは、札幌市豊平区の会社員、松栄立雄容疑者(53)です。
松栄容疑者は今年1月から6月にかけて、豊平区と清田区の商業施設あわせて3か所で、知人の50代女性のスカートの中を動画で撮影した疑いが持たれています。
松栄容疑者は容疑を認めているということです。
松栄容疑者は7月10日にも女性の部屋に侵入し鍵を盗んだ疑いで逮捕されており、警察は松栄容疑者が女性にストーカー行為をしていたものと見て捜査しています。
十勝の鹿追町の国道でオートバイとワゴン車が正面衝突しました。この事故でオートバイを運転していた20代の男性が死亡しました。
2日午後1時過ぎ鹿追町東瓜幕西の国道274号で目撃した人から「バイクと車の事故で人が飛んでいるようだ」と通報がありました。
この事故でオートバイを運転していた20代の男性が意識不明の状態で病院に運ばれましたが死亡しました。
ワゴン車に乗っていた30代の女性も両足の痛みを訴え病院に運ばれています。
警察によりますと現場は片側1車線の直線で20代の男性はツーリング仲間と3台ほどで走っていて対向車線にはみ出したとみられています。
警察が当時の詳しい状況を調べています。
札幌・すすきののパブクラブの営業をめぐり他人への名義貸しや無許可営業の疑いで札幌市に住む男女2人が逮捕されました。
風営法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区の土木作業員=村本良太容疑者37歳とすすきののパブクラブ「アレンデール」の店長=長谷川ちひろ容疑者33歳です。村本容疑者は2019年11月ごろからことし5月ごろまで風俗営業許可の名義を他人に貸した疑い、長谷川容疑者はことし5月ごろに村本容疑者の名義を使い無許可でパブクラブを営業した疑いが持たれています。警察は2人の認否を明らかにしていません。
「アレンデール」の実質的経営者は別の詐欺事件などで逮捕・起訴されている「M’sグループ」会長の武藤健太郎被告とみられています。警察は武藤被告を中心とし「M’sグループ」が匿名・流動型犯罪グループを形成し違法に多額の不正な収益を得ていたとみて捜査を続けています。
収入があるにも関わらず、嘘の申告をして6カ月分の生活保護費を不正受給していたとして、飲食店従業員の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕された札幌市中央区の飲食店従業員、端詰昌巳容疑者(55)は、2023年7月からおよそ半年間、札幌市に対し収入があるにも関わらず「ない」と嘘の申告をして、6回にわたり生活保護費およそ60万円を不正受給した疑いがもたれています。
去年11月に札幌市が警察に相談し、事件が発覚しました。端詰容疑者は調べに対し容疑を認めています。
札幌市によると、端詰容疑者は過去にも生活保護の不正受給をしていて、警察は余罪も視野に捜査しています。
北海道岩内町の福祉施設で、児童から預かっていたゲームソフトを盗んだとして、この施設に勤務する60歳の職員の男が逮捕されました。男は容疑を否認しています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、岩内町宮園に住む60歳の男です。
警察によりますと、男は今年1月に岩内町にある勤務先の福祉施設内からNintendo switchのゲームソフト1本(時価5500円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
盗まれたゲームソフトは施設を利用する児童から預かっていたもので、ゲームソフト置き場から無くなっていると施設の園長が警察に相談したことをうけ捜査を開始、7月31日に容疑者の逮捕に至りました。
調べに対し男は「ゲームソフトは持ち出したが盗んではいない」と容疑を否認しています。
31日未明、札幌市東区のコンビニで強盗事件があり、犯人の男が現在も逃走中です。
午前2時半すぎ、札幌市東区北35条東27丁目のコンビニエンスストアで、従業員から「刃物を持った男が来店し金を要求された」と警察に通報がありました。
警察によりますと男は包丁のようなものを従業員に突きつけ「金を出せ」と脅しましたが、従業員が逃げたところ、店にあったエナジードリンク1本を奪い逃げたということです。
当時、店内に客はおらず、従業員にケガはありませんでした。
逃げた男は身長170センチほどで、上下黒だということです。
30日、北海道の様似町の国道に倒れていた70代の女性は、3台の車と衝突していた可能性があることが新たに分かりました。
30日午前3時半ごろ、様似町本町3丁目の国道で軽乗用車の運転手から「何かを踏んづけたかもしれない」などと警察に届け出がありました。
警察によると、町内に住む70代の女性が意識不明の状態で道路に倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。
その後の警察への取材で女性はほかにも別の車2台と相次いで衝突していた可能性があることが新たに分かりました。
警察はそれぞれの車の運転手から話を聞くなどして状況の確認を急いでいます。
車3台にはねられた可能性もあり警察が調べています。
30日未明、北海道の様似町の国道で70代の女性が倒れているのがみつかり病院で死亡が確認されました。
30日午前3時半ごろ、様似町本町3丁目の国道336号で軽乗用車を運転していた60代の女性が「何かを踏んづけたかもしれない、何を踏んだかわからないので確認してほしい」と町内の駐在所を訪れました。
警察が現場を確認したところ70代の女性が意識不明の状態で倒れていて、その後病院で死亡が確認されました。
警察は死亡した女性の身元確認をすすめるとともに女性の死因や女性をはねた車がいないかなど慎重に調べを進めています。
札幌市中央区で会社員の男性がSNSで知り合った女と突然現れた男に殴られ現金を奪われた事件で警察は17歳の女子高校生と20歳の男を逮捕しました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは札幌市中央区の17歳の女子高校生と豊平区の自称・解体工の佐藤舞輝容疑者20歳です。
2人は22日に中央区の駐車場で23歳の男性会社員を殴りけがをさせ財布などを奪った疑いが持たれています。
警察によりますと女子高校生と佐藤容疑者は交際関係で、女子高校生がSNSで知り合った男性を呼び出し佐藤容疑者とともに犯行に及んだとみられています。
警察の調べに対し女子高校生は容疑を認めていますが佐藤容疑者は「財布をとったのは俺じゃない」と一部否認しています。
現場には2人以外にも別の女がいて、警察はこの女についても捜査を進めています。
札幌市中央区で無免許運転で事故を起こし、相手の車の同乗者にけがをさせたうえ、現場から逃走した疑いで、住所不定の25歳の男が逮捕されました。
6月27日午後7時ごろ、札幌市中央区南6条東1丁目の交差点で、「車同士の事故で、相手が逃げた」と事故にあった乗用車の同乗者から警察に通報がありました。
この事故で、車に乗っていた小学校低学年の男児と未就学児の男児が頭にけがをしましたが、軽傷です。
運転していた男性(51)と、他に同乗していた2人にけがはありません。
その後、事件から約1カ月後の7月28日、警察は住所不定、自称会社員の25歳の男を無免許過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕しました。
男は「自分が起こしたことに間違いない」と容疑を認めていて、これまで自動車の運転免許を取得したことはないということです。
警察によりますと、事故は交差点で出会い頭に起きていて、男が運転していた乗用車側に一時停止の標識がありました。
警察が事故の原因や男が逃げた動機などを調べています。
北海道警察本部の偽のウエブサイトが見つかり、道警は警察官を騙った特殊詐欺などの犯罪に使用されるおそれがあるなどとして注意を呼び掛けています。
道警によりますと、今月25日、大阪府警がサイバーパトロールで偽の道警サイトを発見しました。偽サイトは公式の道警サイトにはない「案件検索」という項目があり、特定の数字を入力すると偽の逮捕状などが表示されるということです。このサイトによる相談や被害はいまのところ確認されていません。偽サイトは現在、閲覧できないようになっています。
道警によりますと、今年に入って道内で警察官をかたった詐欺の被害は、先月末までに44件確認されていて、被害額はおよそ3億1800万円にのぼっています。道警は、ウエブサイト上に逮捕状や命令書などの書類を提示することはなく、詐欺被害に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。
29日午後、札幌市南区で自転車に乗っていた60代ぐらいの男性が坂道で転倒し、意識不明の状態で病院に運ばれました。
事故があったのは札幌市南区藻岩下5丁目の市道です。午後2時ごろ、60代ぐらいの男性が乗った自転車が坂道を下っていた際に転倒しました。男性は頭を打ち、意識不明の状態で病院に搬送されました。警察によりますと、男性はヘルメットをつけていなかったとみられています。また近くのゴミステーションに自転車がこすったような跡があったことから、警察は自転車がゴミステーションに衝突した後、転倒した可能性があるとみて、事故の詳しい原因を調べています。
29日午後、札幌市中央区の交差点で、普通乗用車と自転車が衝突する事故がありました。この事故で自転車に乗っていた10代の女性が骨折の疑いで病院に搬送されました。
午後3時まえ、目撃者から「車と自転車の事故で、自転車の10代女性が起き上がれていない」と警察に通報がありました。
警察によりますと、札幌市中央区大通東10丁目の国道12号と南郷通が交わる交差点で、40代の男性が運転する普通乗用車が左折しようとしたところ、同じ方向に走っていた自転車を巻き込んだということです。
この事故で、自転車に乗っていた高校生とみられる10代の女性が右足の骨を折るなどの重傷で病院に搬送されました。
搬送時、女性の意識はあり、会話もできる状態だったということです。
乗用車を運転していた40代の男性と同乗していた40代女性と小学校低学年の男の子にけがはありません。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
28日午後、函館市に住む68歳の男が道路交通法違反(無免許運転)の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは函館市に住む68歳の無職の男です。
警察によりますと、男が無免許で車を運転していると情報が寄せられ、警察官が男の自宅周辺で張り込み捜査を行っていました。
その後、午後9時半ごろ男が車を運転して帰宅したところを警察官が確認し、その場で逮捕したということです。
調べに対し、男は「免許を流したのは事実です」と容疑を認めています。
警察は、運転免許を失効した経緯や余罪について詳しく調べています。
25日から27日にかけ札幌市北区の30代の男性が、警察官を名乗る男らから嘘の逮捕状を送りつけられ、現金およそ2390万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、今月25日、男性のスマートフォンに兵庫県警の警察官を名乗る男から突然電話があり、「あなたに逮捕状が出ている」と言われました。
さらに、「あなたの資産状況を調べなければならない」「事件に関係がないことを証明するためには、お金を振り込む必要がある」などと告げられました。
男性は住所を伝えていなかったにもかかわらず、後日、逮捕状と称する書類が送られてきたということです。
男性はこれを信じ、指示されるがまま、25日から28日にかけて、指定された口座に9回にわたり、合わせておよそ2390万円を振り込んでしまいました。
しかし、28日になって、男から「国庫金融庁に任せてある」と伝えられたことに男性が不審を抱き、調べてみたところ、そのような機関が存在しないことが判明。
これにより、男性は自分が詐欺被害に遭ったことに気づき、警察に届け出たということです。
警察は、警察官が逮捕をほのめかして調査費用などの名目で現金を振り込ませることはありえないとして、安易にお金を振り込んだり個人情報を伝えたりしないよう、注意を呼びかけています。
27日夜、旭川市で乗用車と自転車が衝突する事故があり、自転車に乗っていた帰宅途中の男子高校生が意識不明の状態で病院に搬送されました。
27日午後11時前、旭川市東光16条9丁目の信号機のない市道の交差点で、乗用車と自転車が出会い頭に衝突しました。警察によりますと、この事故で自転車に乗っていた帰宅途中の男子高校生が意識不明の状態で病院に搬送されました。警察は乗用車を運転していた旭川市の会社員=新谷雄介容疑者42歳を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。新谷容疑者は出勤途中で、警察の調べに対し「事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。警察は詳しい事故の原因を調べています。
26日午後、江別市のJR野幌駅の近くで、運行中の路線バスに歩行者がはねられ死亡する事故がありました。
事故があったのは江別市野幌町のJR野幌駅に近い、信号のある交差点です。
26日午後2時半過ぎ、路線バスが交差点を右折して進入した際に歩いていた江別市の渡辺真里子さん70歳をはねました。
渡辺さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
この事故で、警察は路線バスを運転していた上條澄輝容疑者27歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
事故当時、路線バスは乗客を乗せて運行中でした。
警察が事故の原因を詳しく調べています。
26日午後、江別市のJR野幌駅の近くで、運行中の路線バスに歩行者がはねられ死亡する事故がありました。
事故があったのは江別市野幌町のJR野幌駅に近い、信号のある交差点です。
26日午後2時半過ぎ、路線バスが交差点を右折して進入した際に歩いていた江別市の渡辺真里子さん70歳をはねました。
渡辺さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
この事故で、警察は路線バスを運転していた上條澄輝容疑者27歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
事故当時、路線バスは乗客を乗せて運行中でした。
警察が事故の原因を詳しく調べています。
25日、北海道警察は偽の道警サイトを発見しました。特殊詐欺などの犯罪に巻き込まれる可能性があるなどとして注意を呼び掛けています。
発見された偽の道警サイトは本物の道警サイトにはない案件検索のページがあり
特定の数字を入力すると偽物の逮捕状などが出てくるということです。
最近では警察官をかたる詐欺が増えていてSNSなどでURLを送りつけ偽サイトから偽の逮捕状に誘導させ現金を振り込ませる手口が確認されています。
このサイトによる相談や被害はいまのところ確認されていないということですが
道警はサイト上で逮捕状や命令書など書類を提示することはなく詐欺被害に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。
今年4月、札幌市内の病院で鑑定留置中だった男の逃走を手助けしたなどとして大阪市の会社役員の男が逮捕・送検されました。
今年4月、札幌市の病院で自殺ほう助の疑いで逮捕され鑑定留置されていた26歳の会社員の男が、2階の窓から飛び降り逃走しました。
この時、病院で見張りをして男の自宅にタクシーで送り届けたとして、警察は大阪市の会社役員・富田種博容疑者74歳を逃走援助などの疑いで逮捕しました。
警察によりますと富田容疑者と男は同じ会社に勤めていました。
警察の調べに対し富田容疑者は「退院すると聞いていた」「逃走させたり隠したりするつもりはなかった」と容疑を否認しています。
26日未明、帯広市のグループホームで利用者の男が職員を殺意を持って刃物で刺したとして殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは帯広市西17条北1丁目の男性専用の障がい者向けグループホーム利用者の自称・会社員、山本富士雄容疑者(54)です。
警察によりますと、山本容疑者は午前3時半頃、施設の職員=山田弘空さんの背中を包丁で刺し殺害しようとした疑いがもたれています。山田さんは病院に運ばれましたが命に別状はありません。また、犯行に使われた包丁は台所から持ち出されたものだということです。
調べに対し山本容疑者は「山田さんを包丁で刺した」と容疑を認めています。
警察は動機などについて詳しく調べています。
今年4月、札幌市内の病院で鑑定留置中だった男の逃走を手助けしたなどとして大阪市の会社役員の男が逮捕・送検されました。
今年4月、札幌市の病院で自殺ほう助の疑いで逮捕され鑑定留置されていた26歳の会社員の男が、2階の窓から飛び降り逃走しました。
この時、病院で見張りをして男の自宅にタクシーで送り届けたとして、警察は大阪市の会社役員・富田種博容疑者74歳を逃走援助などの疑いで逮捕しました。
警察によりますと富田容疑者と男は同じ会社に勤めていました。
警察の調べに対し富田容疑者は「退院すると聞いていた」「逃走させたり隠したりするつもりはなかった」と容疑を否認しています。
オホーツク管内に住む80代の女性が、「捜査機関の関係者」を名乗る人物から現金3000万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
警察によりますと、今年5月上旬ごろ、女性の自宅の電話に「捜査機関の関係者」を名乗る人物から「事件の犯人があなたから口座を買ったと言っている」「捜査のためお金を調べる」などと連絡がありました。
その後、女性はSNSに誘導され、「新しい口座を作ったから、その口座にお金を入れてほしい」などと指示を受け、指定された銀行口座に3回にわたり、あわせて3000万円を振り込んだということです。
24日に女性が金融機関を訪れ、さらに現金を振り込もうとしたところ、対応した行員が不審に思い声をかけ、行員からの通報で事件が発覚しました。
女性はそこで初めて詐欺だと気付いたということです。
警察は「警察官などの公務員から現金を要求された場合は、詐欺を疑い警察に相談してください」と注意を呼びかけています。
北海道・石狩市内の住宅で50代の兄の首を包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いで、48歳の男が逮捕・送検されました。
殺人未遂の疑いで逮捕・送検されたのは、石狩市の無職、上杉充容疑者(48)です。
上杉容疑者は22日夜、石狩市花畔の自宅で51歳の兄の首を包丁で切りつけ殺害しようとした疑いが持たれています。切りつけられた兄が「弟に刺された」と通報し、駆けつけた警察官が上杉容疑者を現行犯逮捕しました。
兄は病院に運ばれ、治療を受けていて命に別状はありません。
上杉容疑者は「殺そうとは思っていない」と話し、容疑を否認しているということです。
24日ひる前、函館市で歩行者の男性が歩道に乗り上げた乗用車にはねられました。男性は意識不明の重体です。
前田愛奈記者)
「奥から走ってきた乗用車は歩道に乗り上げ歩いていた男性をはねたということです」。
午前11時半すぎ、函館市桔梗町で「RV車が会社の柱に衝突して付近に男性が倒れている」と警察に通報がありました。
警察によりますと市道を走っていた乗用車が歩道に乗り上げ、70代の男性をはねた後、電柱に衝突しました。はねられた男性は意識不明の重体です。
警察は運転手の70代男性に話を聞くなどして事故の原因を調べています。
23日夜遅く、北海道当別町の道道脇の草地で、男性が死亡しているのが見つかりました。そばには大型バイクがあり、警察は事件と事故の両面で捜査しています。
23日午後11時すぎ、当別町青山奥の道道で車で通りかかった男性から「道路脇の草地で人のようなものが倒れている」と警察に通報がありました。
警察が駆けつけたところ、青山ダム付近のS字カーブの草地で、年齢不詳の男性が死亡しているのがみつかり、近くには排気量1200ccの大型バイクがあったということです。
警察は、男性の身元の特定を急ぐとともに、事件と事故の両面で死亡した経緯を詳しく調べています。
同僚の印鑑を使うなどして訴状などを捏造した罪に問われていた元弁護士の男の裁判で札幌地裁は男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
札幌弁護士会に所属していた井上大造被告39歳は、5年前、依頼を受けた民事訴訟を提訴せず放置していたことを隠すため無断で同僚の印鑑などを使って、訴状や答弁書などを捏造し、使用した罪に問われていました。
22日の裁判で札幌地裁の藤井俊彦裁判官は「偽造文書と見破ることは容易ではなく、犯行態様は巧妙かつ悪質」とした上で「弁護士登録を取り消し、反省の態度を示している」などとして懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を言い渡しました。
22日夜、石狩市の住宅で51歳の兄の首を包丁で切りつけて殺害しようとしたとして、48歳の男が現行犯逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは石狩市花畔の無職・上杉充容疑者48歳です。上杉容疑者は22日午後7時半ごろ、自宅で51歳の兄の首を包丁で切りつけて殺害しようとした疑いが持たれています。兄は病院に搬送され治療をうけていますが、意識はあり会話可能だということです。切りつけられた兄が「弟に包丁で刺された」と通報し、駆け付けた警察官が上杉容疑者を現行犯逮捕しました。上杉容疑者は警察の調べに対して「殺そうとは思っていない」と容疑を否認しています。上杉容疑者と兄は別々に住んでいて、警察は事件の経緯や動機を調べています。
陽炎が立ち上る北見市内。
道内はきょうも危険な暑さが続いています。
駅前を歩く人たちは日傘を刺すなどして厳しい日差しから少しでも逃れようとしていました。
永山友菜記者:「普段は多くの子どもたちが遊んでいるこちらの公園では、暑さが厳しすぎるせいか誰もいない状況です。手元の温度計を見ると39℃を超えています。」
市民:「初めて体験する感じ。熱中症にも気をつけなければという気温になってきた。」
道内は広い範囲で朝から気温がぐんぐん上がり、午後3時までの最高気温はオホーツクの美幌町で道内で今年1番となる38・2℃、佐呂間町で37.9℃と体温を上回る暑さとなりました。
異例の暑さに学校も対応に追われています。
北見市内では全ての小学校で体育の授業を中止し、一部の小学校では1・2年生の児童の保護者に送り迎えを依頼する事態となりました。
保護者:「信じられない暑さですね、こんなに暑くなるとは、きのうもプール授業あったんですけど中止になっちゃいました。」「教室にしかクーラーついてなかったりするみたいなので、なるべく水分を取るようには促しているんですけど。」
この暑さで警戒が必要なのは熱中症です。斜里町ではきょう熱中症の疑いで90代の女性が死亡しました。消防によりますと女性の部屋にはエアコンがなく窓も閉まっていたということです。
こちらは北見市内の市営住宅に1人で住む70代の女性。自宅にはエアコンがなく扇風機2台で暑さをしのいでいますが、室内の温度は30℃を超えています。
北見市の70代女性:「ここ5、6年はずっと暑いですよね。(Qクーラーがなくて過ごしているが暑さ厳しいですよね?)なんとかいろいろ工夫してしのいでいます。」「日中は汗かくからひたすら足を冷やして、洗面器に(水を)入れて10分ぐらい冷やしている。」
また、暑さから身を守るためペットボトルなどを冷凍庫で凍らせ、体にあてて過ごしているということです。
気象台などは熱中症の危険性が高まっているとして、オホーツクと十勝、釧路・根室、石狩・空知・後志地方に熱中症警戒アラートを発表しています。小まめに水分や塩分を取り、冷房を使うなどの熱中症対策が必要です。
北海道労働局は16日、令和7年上半期(6月末現在)の道内における労働災害の発生状況(速報値)を発表しました。
労働災害による死亡者数は28人にのぼり、前年同期の22人から6人増加したことになります。
一方で、休業4日以上の死傷者数は3,130人で、前年同期から330人減少しています。
◇死亡災害、建設業と林業で多発
死亡者数28人を業種別に見ると、「建設業」が8人(全体の28.6%)と最も多く、次いで「林業」が5人(17.9%)でした。このほか、「陸運業」と「清掃・と畜業」がそれぞれ3人となっています。
事故の型別では、「墜落、転落」が10人(35.7%)で最多となり、次いで「交通事故(道路)」が7人(25.0%)、「激突され」が5人(17.9%)と続いています。
6月には新たに2人の死亡災害が報告され、1人は清掃・と畜業での「はさまれ、巻き込まれ」、もう1人は陸運業での「交通事故(道路)」でした。
◇休業4日以上の死傷者数は減少、「転倒」が最多
死亡者数が増加した一方、休業4日以上の死傷者数は3,130人と、前年同期比で9.5%の減少となりました。
業種別では、「保健衛生業」が531人(17.0%)で最も多く、次いで「商業」が467人(14.9%)、「製造業」が452人(14.4%)となっています。
事故の型別で見ると、「転倒」が1,174人(37.5%)と突出して多く、次いで「墜落、転落」が444人(14.2%)、「動作の反動、無理な動作」が318人(10.2%)でした。
◇労働局、緊急要請で対策強化を呼びかけ
死亡災害が多発している事態を受け、北海道労働局は既に令和7年1月30日付で関係団体に対し「死亡労働災害撲滅ための緊急要請」を行っています。
同局は、「基本的な安全活動の着実な実施・確認という原点に立ち返り、労使が協力して死亡労働災害撲滅に取り組む必要がある」として、職場内の安全衛生活動の総点検と、安全な作業手順の徹底を強く呼びかけています。
20日朝、北見市の国道でトラックと軽乗用車が正面衝突する事故があり軽乗用車の男性が死亡しました。
警察はトラックの運転手でベトナム国籍の男を逮捕しています。
事故があったのは、北見市仁頃町の国道333号です。
警察によりますと、20日午前8時半ごろトラックが対向車線にはみ出し、軽乗用車と正面衝突しました。
この事故で軽乗用車を運転していた男性が死亡し、助手席の女性が骨折の重傷です。
警察は、トラックを運転していたベトナム国籍のグエン・ミン・トリ容疑者を過失運転致死の疑いで現行犯逮捕しています。
北広島市で起きた住宅火災で、夜になって焼け跡から遺体が見つかりました。
この家の住人と見られています。
19日午後5時半ごろ、北広島市高台町4丁目の2階建て住宅で、近くに住む人から「建物から黒煙が出ている」と消防に通報がありました。
警察によりますと、火はおよそ5時間半後に消し止められましたが、焼け跡の2階から男性の遺体が見つかりました。
また住人の70代の女性が両腕にやけどを負って病院に搬送されています。
この家には、この女性と弟が住んでいて、警察は遺体の男性は弟とみて身元の確認を急ぐと共に、火の出た原因を調べています。