ほぼ三面記事

Menu

熊本日日新聞の配信記事一覧

2025年10月23日

16歳未満の子どもにSNSで性的画像送らせる 熊本・球磨村職員、懲戒免職に  

 熊本県球磨村は21日、16歳未満の子どもに交流サイト(SNS)で性的な画像を送信させるなどしたとして、村教育委員会の会計年度任用職員の40代男性を懲戒免職にしたと発表した。処分は同日付。

 村によると、男性職員は2024年5~7月にかけて、SNSで子どもに性的内容を含むメッセージを複数回送信。性的な画像を複数枚返信させたという。今月、村が事実を把握し調査を進めていた。

 子どもの性別、年齢、メッセージや画像の内容などは「被害者の特定につながる」として非公表。

 村教委は男性職員の行為が、地方公務員法が禁じる信用失墜行為に当たると判断した。大瀬克彦教育長は「関係の皆さまに心よりおわび申し上げる。信頼回復に向けて全力で取り組む」とコメントした。(金村貫太)



10/22(水) 14:39

2025年10月23日配信の記事を見る

2025年10月23日

被害者の長女「母を返して」 過失運転致死の罪に問われた被告は… 熊本地裁【法廷で】 

 熊本県南阿蘇村の国道57号で昨年10月、中央線を越えた軽乗用車が対向車と正面衝突した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた宇城市の男性被告(23)の第3回公判が21日、熊本地裁(賀嶋敦裁判官)であった。対向車を運転していて亡くなった阿蘇市の女性=当時(72)=の長女(44)=熊本市=が意見陳述で「私の母を返してください」と悲しみを語った。

 「太陽のような人。孫の成長を楽しみにして、一番下の子が成人するまで生きなければとよく話していた」。証言席で裁判官をまっすぐ見つめ、長女は何度も声を詰まらせた。

 この日の公判はくしくも母の命日だった。「体も心も半分もぎ取られたよう。今も受け止めることができず、悲しみと怒りの中にいます」。親友のような存在で一番の理解者。そんな母に背中を押された気がして法廷に立つことができた。

 前回の被告人質問で事故直前の記憶がないと述べた被告について、長女は「実態解明に向き合う姿勢が見られず、誠意も感じない。厳しい処罰を求める」と訴えた。最終陳述で被告は「一生をかけてできる限りの償いをしていく」と述べ、遺族に深く頭を下げて被告人席へ戻った。



10/22(水) 14:25

2025年10月23日配信の記事を見る

2025年10月19日

はさみで脅したとして男逮捕 熊本市の中心繁華街 熊本中央署

 熊本中央署は17日、熊本市の中心繁華街の公園で男性をはさみで脅したとして暴力行為法違反の疑いで、住所・職業不詳の男(79)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は17日午後7時半ごろ、熊本市中央区辛島町の公園で熊本市の無職男性(35)に、はさみを示して脅迫した疑い。

 署によると、男性が男を取り押さえて110番通報した。容疑者が持っていたのは家庭用のはさみで、男性のけがの有無は不明。事件の経緯を調べている。



10/18(土) 15:55

2025年10月19日配信の記事を見る

2025年10月18日

熊本市の中心繁華街で「はさみ男」逮捕  熊本中央署

 熊本中央署は17日、熊本市の中心繁華街の公園で男性をはさみで脅したとして暴力行為法違反の疑いで、住所・職業不詳の男(79)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は17日午後7時半ごろ、熊本市中央区辛島町の公園で熊本市の無職男性(35)に、はさみを示して脅迫した疑い。

 署によると、男性が男を取り押さえて110番通報した。容疑者が持っていたのは家庭用のはさみで、男性のけがの有無は不明。事件の経緯を調べている。



10/18(土) 15:55

2025年10月18日配信の記事を見る

2025年10月18日

1億円超詐欺事件 「不起訴不当」議決 熊本検察審査会

 融資などの名目で知人から約1億7千万円をだまし取った詐欺の疑いで書類送検され、熊本地検が不起訴処分とした東京都の男性について、熊本検察審査会は「不起訴不当」と議決した。9月25日付。

 議決書は「なお捜査を尽くした上で刑事裁判の当否を判断していただきたい」と指摘した。議決を受け、地検は「必要な捜査を遂げた上、適切に対応する」としている。

 熊本県内の会社経営者の60代男性が昨年7月、熊本県警に告訴していた。告訴状によると、東京都の男性は2017年11月~21年7月、「事業の運転資金を融資してほしい。相応の報酬を支払う」などとうそを言い、約80回にわたり現金を口座に振り込ませるなどして計約1億7千万円をだまし取ったとしている。

 60代男性の代理人弁護士によると、県警の書類送検を受け、地検は昨年11月に嫌疑不十分で不起訴処分とした。60代男性側は今年2月、検審に審査を申し立てていた。(丁将広)



10/18(土) 14:35

2025年10月18日配信の記事を見る

2025年10月16日

写真、位牌、表札…熊本豪雨で所有者不明の「思い出の品」展示 人吉市「最後の機会」

 熊本県人吉市は、2020年熊本豪雨の際に流れ出るなどした持ち主不明の写真や位牌[いはい]、表札などを並べた「思い出の品」展示会を市役所で開いている。20日まで。市は今年いっぱいで返却事業を取りやめる方針で「実物を見ることができる最後の機会」としている。

 展示している「思い出の品」は38点で、八代海沿岸や民家の敷地に流れ着いたものや、災害ごみ置き場にあったものなどさまざま。市外の人が所有していた可能性もある。成人式や結婚の際の記念写真やアルバムのほか、小箱に「支那事變従軍記章」と記された一式や、祭祀に使われるような品々もある。

 市ホームページでは、状態の悪い写真や掛け軸などを含めて全53品を見ることができる。「顔や名前にぼかしを入れているが、当人や家族が見れば分かるはず。心当たりがある人は市役所の展示会や、市ホームページで確認してほしい」と呼びかけている。市行政改革課☎0966(22)2111。(東寛明)



10/16(木) 15:09

2025年10月16日配信の記事を見る