28日正午前福岡県飯塚市の住宅から全身が白骨化した遺体が見つかり警察が身元の確認を急いでいます。
警察によりますと28日午前11時50分すぎ飯塚市鯰田で「白骨化した死体がある」と目撃者から110番通報がありました。
見つかった遺体は成人とみられ、家屋の中から見つかり全身が白骨化していたということです。
遺体の詳しい損傷具合や死因については現在、捜査中ということです。
また、遺体が見つかった家屋に人が住んでいたかも不明で警察が入居状況を調べるとともに事件、事故、自殺などあらゆる可能性を視野に遺体の身元の確認を進めています。
北九州市に住む高齢女性が携帯電話会社などを騙る男らからおよそ2130万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件がありました。
警察によりますと3月中旬ごろ八幡東区に住む70歳の女性の携帯電話に料金未納などと記載された通知が届きました。
女性が表示された電話番号に連絡すると携帯電話会社やセキュリティ会社を騙る男らから「有料サイトに登録されており使用料が未納」「携帯からウイルスが出ていて被害企業に慰謝料が必要」などと言われました。
信じた女性は指定された銀行口座におよそ50回にわたって現金合わせて2130万円ほどを振り込み、だまし取られたということです。
何度も振り込む女性を不審に思った銀行員が警察に通報し、事件が発覚しました。
警察は「電話でお金は全て詐欺!すぐに相談!110番!」と呼びかけています。
JR博多駅前で女子高生の下着を盗撮しようとしたとして西鉄社員の30代の男が現行犯逮捕されました。
盗撮未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは西鉄の人事部門の社員・小川聖容疑者(30)です。
警察によりますと小川容疑者は27日午前0時半ごろJR博多駅前でタクシー乗り場に歩いて移動していた女子高校生(17)のスカートの中にスマートフォンを差し向け下着を盗撮しようとした疑いが持たれています。
女子高校生本人に気づいた様子はありませんでしたが状況を見ていた会社員の男性(20代)が小川容疑者を取り押さえました。
小川容疑者は「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認しています。
26日夜、福岡県宇美町で酒気帯び運転の疑いで75歳の男が現行犯逮捕されました。
警察は、近くで起きたひき逃げ事件との関連についても調べています。
警察によりますと26日午後10時前、糟屋郡宇美町宇美で「ひき逃げがあった」と、通行人の男性から交番に申し出がありました。
現場はJR宇美駅近くの県道で、60代男性が頭を打っていて病院に運ばれましたが、命に別状はありません。
その後、警察が現場で捜査中、サイドミラーが壊れた軽乗用車が通りがかり、調べたところ、運転していた宇美町の江崎國男容疑者・75歳の吐いた息から基準値の4倍を超えるアルコールを検出し、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
江崎容疑者は容疑を否認する一方、ひき逃げ事件への関与をほのめかしていて、警察が関連を含め調べています。
28日未明、福岡空港近くの駐車場で、車の窓ガラスを鉄パイプで叩き割り、損壊したとして、無職の男が現行犯逮捕されました。
器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不定・無職の吉岡誠容疑者(46)です。
警察によりますと、吉岡容疑者は、午前3時前、福岡空港警察署前の駐車場に停められていたバンタイプの車の運転席側の窓ガラスを鉄パイプで叩き割り、損壊した疑いがもたれています。
当時、車は無人で、けが人はおらず、ほかの車などへの被害もないということです。
現場は一般の車が利用できる駐車場で、空港警察署付近を巡回中の警察官が大きな物音がしたことから向かったところ、鉄パイプを持った吉岡容疑者が立っていて、「あんたがやったんか」とたずねると、「たぶん俺やろ」と答え、また防犯カメラの映像でも犯行が確認されたということです。
その後の警察の調べに対して、吉岡容疑者は「私が壊したかわかりません」と容疑を否認しているということで、警察で動機や経緯について詳しく調べています。
27日夜遅く、柳川市で酒を飲んで軽乗用車を運転したとして、自称・飲食業の男が現行犯逮捕されました。
警察によりますと、27日午後11時半すぎ、柳川市三橋町で前方右側のライトが切れたまま走る軽乗用車を警察が停止させて、運転していた男に職務質問しました。
男から酒の臭いがしたため、調べたところ、吐いた息から基準値の4倍を超えるアルコールが検出され、男は現行犯逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたみやま市の自称・飲食業、中満陵星容疑者(22)は、警察の調べに対して容疑をみとめているということです。
また仕事帰りだったとみられ、「午後4時から10時ごろに、ひとりでハイボール5杯、レモンサワー3杯飲んだ」などと話しているということで、警察で飲酒の経緯を詳しく調べています。
"福岡県内でニセ電話詐欺とSNS型投資ロマンス詐欺による被害が過去最悪のペースで増加していています。
福岡県警は、25日、異例の会見を開き、その手口を公開しました。
福岡県内に住む女性の家にかかってきた電話。
女性が「もしもし」と電話に出ると…。
息子を名乗る男は風邪をひいていると話し、わざとらしい咳払いも。
そして…。
「同窓会のはがき届いてる?」
と女性に問いかけます。
「行こうと思っとるけん、あす届くと思うけん届いたらとっちょいて」と電話を切りました。
そして再び息子を名乗る男から「きのうの同窓会のはがき届いた?」と電話がありました。
女性が「同窓会はいつね?」と問いかけると、「今週末ぐらいにあるけん」と答えた後、
「別で一つお願いがあって。へそくりっていうか急な入金が入ることになったけん、それを預かっとって欲しくて」と急なお金の話が始まります。
「2年前から友達と株をしよったんやけど、その配当金が入ることになったけん、預かっといて欲しくて。」と切り出します。
女性が「いくら入ると?」と聞くと、「300万ちょいぐらい入る。それを自分の口座に入れちゃうと、会社とか副業がばれたらまずいけん、母さんのなんでもいい。証券会社の担当者から電話きたら本人確認されるけん教えちょって」
と、女性に口座を教えるよう伝えます。
女性は親族にこのことを話し、被害にあいませんでした。
息子をかたる詐欺だけではなく、堂々と警察を名乗る手口も横行しているようです。
県内に住む女性のもとに警察官を名乗る人物から事件の捜査で、携帯電話やキャッシュカードを押収し、その中に、女性のカードが含まれていたと電話がありました。
警察官を名乗る男は「奈良県の警察本部ではですね、カードが出てきてる以上ね、XXさんがね、このグループのね、資金洗浄に加担している容疑がかかっている状態なんです。」と切り出します。
女性は心当たりがない事を伝えますが。
「このまま放置してしまうとね、マネーロンダリングっていう資金洗浄っていうね。不正に得たお金を口座を転々とすることでお金をキレイにすることを資金洗浄っていうんですけど、その罪が成立した場合ね、逮捕される場合があるんです。」
と続けます。
ニセ電話詐欺が過去最悪のペースで増加していることを受けて福岡県警生活安全部の村田圭介警視は
「要注意ワード。こういったワードが出たら即切断」「とにかく電話に出てしまうと流れに乗ってしまうので、とにかく電話を切っていただきたい。」
と会見で注意を呼びかけました。
福岡県内のニセ電話詐欺ですが、被害が過去最悪のペースで増加しています。
福岡県警によりますと「ニセ電話詐欺」による被害の認知件数は、3月末までに304件、被害額はおよそ12億2000万円となっています。
去年の同じ時期と比べると認知件数は160件増加、被害額は9億8000万円と大幅に増加しています。
そしてそのほとんどが、息子や警察官を騙った“オレオレ詐欺”によるものなんです。
まずは息子を語った詐欺の電話についてですが注目すべきワードがいくつかあります。
「風邪を引いた」「同窓会のハガキ」「株の配当金」「証券会社から連絡がある」
警察はこういった言葉を「要注意ワード」としていて、電話でこのような言葉を言われたらすぐに電話を切る!そして自分から直接息子や家族に確認するよう呼び掛けています。
そしてこちらは警察官を騙った詐欺の電話ですね。
こちらも要注意ワードが出てきています。
「資金洗浄・マネーロンダリング」「逮捕される」
警察を装ってこのような言葉を使って不安をあおり、現金を盗み取ろうとしています。
警察はこのようなワードが出てきたら、すぐに電話を切って、最寄りの警察署に相談するよう呼び掛けています。
福岡県内で26日朝、飲酒運転の疑いで大学生の男が逮捕されました。男のバイクは、パトカーから逃れようと歩道に乗り上げるなどしたということです。
警察によりますと、26日午前4時ごろ、筑紫野市の路上で、ヘルメットを被らずに走る2人乗りバイクを、パトロール中の警察官が見つけ停止を求めました。
バイクは応じることなく、歩道に乗り上げるなどしながら約500mにわたり逃走し、先回りしたパトカーが太宰府市の路上で停止させましたが、さらに逃げようとしてパトカーに衝突しました。
バイクを運転していたのは大学生の岡本来皇容疑者(21)で、飲酒検査の結果、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。容疑を認めています。
警察は、後ろに乗っていた知人女性についても同乗罪の疑いも視野に調べています。
動画配信サイトでポケモンカードを売ると嘘をつき、北九州市の28歳の男性から代金およそ55万円をだまし取ったとして、警察は31歳の無職の男を逮捕しました。
逮捕されたのは、東京都豊島区の無職、出浦裕貴容疑者(31)です。
警察によりますと、出浦容疑者は去年2月から5月にかけて、動画配信サイトでポケモンカードを売るという嘘の内容の動画を複数回配信し、購入を希望した北九州市戸畑区の男性(28)から、現金と電子マネーあわせておよそ55万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
被害男性は、ポケモンカードの代金として、出浦容疑者から指定された口座に2回にわたり現金あわせて20万円を、さらに、電子決済サービスで4回にわたり電子マネーあわせて35万500円分を、それぞれ送金しました。
ところが、ポケモンカードが手元に届かなかったことから、男性は去年6月、警察に被害届を提出しました。
警察の調べに対し、出浦容疑者は「売買の交渉をするだけで、商品が発送されたかどうかは知りませんでした」と容疑を否認しているということです。
警察は、余罪があるとみて捜査しています。
大川市の59歳の男性が、SNSを通じてオンラインショップの経営を持ち掛けられ、およそ1000万円をだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと、大川市に住む自営業の男性(59)は2月、SNSアプリで知り合った女性名義のアカウントから、オンラインショップの経営を勧められ、指示通りアプリをダウンロードしました。
その後、「客から注文を受けると、いったん代金を代わりに支払う必要がある」「後日口座に代金と利益分が入金される」などと説明され指定された複数の口座に8回にわたり、あわせて1004万円を振り込みだまし取られました。
男性は、やり取りを続けるうちに女性名義のアカウントを使う人物に好意を抱くようになったということです。
福岡県内で相次ぐニセ電話詐欺。
中でも海外からの着信から被害につながるケースが後を絶ちません。
被害を未然に防ごうと警察はある呼びかけを行っています。
福岡市南区の運転免許試験場で警察が呼びかけたのは国際電話を休止するサービスの周知です。
ニセ電話詐欺の手口で増えている国際電話からの着信の元を断つため、国際電話の利用を休止する手続きを警察がサポートしています。
南警察署生活安全課防犯係の富松治康警部補は「(詐欺電話は)自宅にかかってくることを発端にしているので根源を断つことが有効。
警察官がサポートすることにより円滑にサービスを受け付けることができる」と話します。
手続きのサポートは警察署や一部の交番でも申し込みが可能ということです。
県内のニセ電話詐欺の被害額は2月末時点で約7.4億円となっていて去年の同じ時期より約5.5億円ほど増えているということです。
内縁の妻の12歳の長男に、羽交い絞めするなどの暴行を加えたとして、27歳の男が現行犯逮捕されました。犬の散歩をめぐり「やるべきことをやっておいたらよかったやん」と注意されたことに激高したということです。
警察によりますと福岡市博多区の27歳の男は、24日午後9時前、同居する内縁の妻の12歳の長男に対し、羽交い絞めするなどの暴行を加えた疑いがもたれています。
男は、内縁の妻と、その長男を含めた3人の男の子と5人で暮らしていて、24日は、飼い犬を散歩に連れて行くよう求められたことで、内縁の妻と口論になりました。
そして長男から「やるべきことをやっておいたらよかったやん」と言われたことに腹を立て、犯行に及んだということです。
長男にけがはありません。
警察の調べに、男は「時間の使い方を注意されたことに腹が立って羽交い絞めしたりしました」と容疑を認めています。
25日未明、北九州市門司区で酒を飲んで車を運転したとして、41歳の男が現行犯逮捕されました。男は免許を持っておらず、警察は無免許運転の疑いでも追送致する方針です。
警察によりますと25日午前0時半ごろ、北九州市門司区の市道で、ふらつく軽乗用車をパトカーで警ら中の警察官が発見しました。
停車を求め、運転していた男を調べると、基準値の2倍近いアルコールが検出され、自称山口県下関市の建設業・金森友寛容疑者(41)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
「飲酒運転したことは間違いありません」と容疑を認めています。
金森容疑者は免許を持たずに車を運転していて、警察は無免許運転の疑いでも立件する方針です。
25日未明、福岡市中央区でタクシー運転手の男性に暴行したとして、28歳の女が現行犯逮捕されました。女はかなり酒に酔っていて、料金を請求され「それがどうした」と激高し、犯行に及んだということです。
警察によりますと、福岡市城南区に住む28歳の女は、25日午前1時20分ごろ、福岡市中央区赤坂で、乗っていたタクシーの男性運転手に対し、腕をつかむ暴行を加えた疑いがもたれています。
女は中央区舞鶴で乗車し、早良区西新に行くよう求めましたが、中央区赤坂に差し掛かったところで車を止めるよう指示しました。
運転手の男性が料金670円の支払いを求めると、「それがどうした」と怒り出し、体を叩いたり、服を引っ張ったりしたということです。
女の吐いた息からは1リットルあたり1・1ミリグラムのアルコールが検出され、警察の調べに「もうどうでもいい」と話しているということです。
福岡県内でニセ電話詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺による被害が過去最悪のペースで増加していて警察が注意を呼び掛けています。
福岡県警によりますと、「ニセ電話詐欺」による被害の認知件数は3月末までに304件、被害額はおよそ12億2000万円で去年の同じ時期と比べて倍以上の増加と過去最悪のペースとなっています。このうち警察官を騙って「資金洗浄」や「逮捕状」という言葉で不安をあおって現金をだまし取ったり、息子を騙って現金をだまし取る“オレオレ詐欺”の手口が最も多いということです。
また、SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数は138件被害額はおよそ16億4000万円となっていて警察が注意を呼び掛けています。
23日夜、北九州市でタクシーを利用した男が、料金を払わずに逃げたうえ、追いかけてきた運転手の男性の顔面を殴ったとして強盗容疑で現行犯逮捕されました。
警察によりますと自称・江上壽弥容疑者(29)は23日午後10時50分ごろ、小倉北区魚町からタクシーに乗り、若松区赤崎町まで利用しましたが、乗車料金4050円を払わず逃走し、追いかけてきた男性運転手の顔面を拳で数発殴った疑いがもたれています。
男性運転手は顔面が赤くはれるけがをしましたが、江上容疑者を取り押さえ、駆け付けた警察官に引き渡しました。
江上容疑者の吐いた息から基準値の7倍近いアルコールが検出され、警察の取り調べに「そのことはまったく知りません」と容疑を否認しています。
その一方で「でもお金は払います」と話しているということです。
福岡県糸島市で23日、道路を横断中の女性が普通乗用車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、23日、午後6時ごろ糸島市神在西の国道202号で「車と歩行者の事故」と目撃した女性から110番通報がありました。
事故があったのは片側1車線の道路で、商業施設の駐車場から右折して出ようとした普通乗用車が、道路を横断しようとした女性をはねたとみられています。
女性は横断歩道のない場所を渡っていたとみられ、救急隊が到着した時には意識がありましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は女性の身元の確認を進めるとともに、詳しい事故の経緯を調べています。
24日未明、福岡県粕屋町で酒を飲んで車を運転したとして、26歳の女が現行犯逮捕されました。飲酒運転は認めながらも「アルコールが入ったチョコを食べた」と主張しています。
警察によりますと、24日午前3時すぎ、糟屋郡粕屋町の県道で、警ら中のパトカーを追い抜こうとした普通乗用車が、大きく膨らみ中央車線をはみ出したのを不審に思った警察官が停車を求めました。
運転していた女から酒の臭いがするため事情を聴くと「飲んでない。アルコールが入ったチョコを食べた」と主張したということです。
呼気検査をしたところ、基準値の2倍を超えるアルコールが検出され、警察は糟屋郡篠栗町の無職の女(26)を、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕後の調べでは「飲酒運転したことは間違いありませんが、私にお酒が残っているような感覚はありません」と話しているということです。
通夜で留守の家を狙い現金を盗んだとして、75歳の男が逮捕・起訴されました。
新聞の「おくやみ欄」を見て空き巣に入る家を探していたとみられています。
窃盗などの罪で起訴されたのは、久留米市の無職・笹野邦俊被告(75)です。
警察によりますと、笹野被告は、去年11月、佐賀県上峰町で通夜で留守となっている住宅に侵入し、現金30万円を盗んだ罪に問われています。
2022年6月ごろから福岡県・筑後地方で通夜で不在の家を狙った空き巣被害が複数確認されていて、捜査線上に笹野被告が浮上したということです。
笹野被告は新聞の「おくやみ欄」から通夜が行われる家を探し犯行に及んでいたとみられています。
警察の調べに対し、笹野被告は容疑を認め、「生活費が必要だった」と話しているということです。
警察はこれまでに笹野被告が関わった窃盗事件などを14件(被害総額約860万円)確認していて、そのうち10件が通夜で不在の家を狙った犯行だったということです。
また、笹野被告と共謀して空き家に侵入し水晶や貴金属などを盗んだとして知人の竹下明被告(73)も逮捕・起訴されています。
23日夜、北九州市でタクシーの料金を支払わずに運転手の男性を殴ったとして29歳の男が強盗の疑いで現行犯逮捕されました。
強盗の疑いで逮捕されたのは、北九州市若松区の会社員、江上壽弥容疑者(29)です。
警察によりますと、江上容疑者は、23日午後11時すぎ、小倉北区から自宅近くまでタクシーを利用し、乗車料金4050円を支払わずに逃げようとして男性運転手の顔を複数回殴った疑いがもたれています。
男性は顔に軽いけがをしましたが、江上容疑者を取り押さえ、駆け付けた警察官に引き渡しました。
江上容疑者は当時、酒に酔っていて、調べに対し、「そのことはまったく知りません」と容疑を否認するいっぽうで、「お金は払います」とも話しているということです。
大麻を使用した疑いで24日、美容師の男(24)が逮捕されました。
大麻の「使用罪」での逮捕は福岡県警では初めてです。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、大分県の美容師・吉岡良馬容疑者(24)です。
警察によりますと吉岡容疑者は去年12月から今年4月にかけて大麻を使用した疑いがもたれています。
去年2月に福岡市中央区で、警察官が吉岡容疑者に職務質問した際、乗っていた車の中から液体大麻が発見されていて、その後の尿検査で陽性反応が出たということです。
警察の調べに対し、吉岡容疑者は「私が使用したことは間違いありません」と容疑を認めています。
去年12月に大麻の「使用罪」が施行されて以降の逮捕は福岡県警としては初めてです。
殺人未遂の疑いで逮捕・送検された先の福岡地検で首を吊り意識不明となっていた容疑者の男。
21日死亡が確認されました。
警察は自殺を図ったとみて調べています。
警察によりますと19日午後4時半ごろ、福岡地方検察庁内の同行室と呼ばれる取り調べの待機部屋で、容疑者の男(45)が衣服で首を吊り、意識を失っているのを巡回中の警察官が見つけました。
その後、搬送されましたが21日死亡が確認されました。
男は6日、志免町の路上で女性の首を絞めるなどした殺人未遂の疑いで18日逮捕され翌日、福岡地検に送検されたばかりでした。
10分前に警察官が巡回した時は異常は見られなかったということです。
福岡県警は「結果を重く受け止め状況を詳細に調査しています」とコメントしています。
西南学院大学の准教授の男が通勤中に自分のカバンを通行人にぶつけた疑いで再逮捕されました。
男は容疑を否認しています。
暴行の疑いで再逮捕されたのは西南学院大学の准教授、平木真朗容疑者(59)です。
警察によりますと平木容疑者は2日午前、福岡市早良区西新の路上で自転車に乗っていた女性(53)にすれ違いざまに自分のカバンをぶつけた疑いがもたれています。
平木容疑者はこの犯行の直後に、自転車に乗っていた男子高校生にも同様の犯行をした疑いですでに逮捕されていました。
通勤中の犯行とみられ警察の調べに対し「逮捕された事実は記憶にありません」と容疑を否認しています。
現場付近では他にも同様の被害相談が寄せられていて警察が余罪についても調べを進めています。
ペットカメラが男を捉えたということです。
同僚の女性の部屋に侵入し、下着などを盗もうとしたとして、理学療法士の男が逮捕されました。
警察によりますと、福岡市西区の理学療法士・市橋陸容疑者(26)は今月16日午後6時すぎ、西区内のアパートに住む作業療法士の女性(30)の部屋に侵入し、下着などを盗もうとした疑いがもたれています。
女性が、部屋に設置したペットカメラをモニターしていたところ、男が侵入し、物色する様子が映ったため、110番通報しました。
市橋容疑者もペットカメラに気づいた様子で、何も取らずに逃げたということです。
その後の映像の精査で、同じ病院に勤める市橋容疑者が浮上し、21日夕方、警察が任意同行を求めたところ、侵入したことを認めたため逮捕しました。
一方で「女性の下着を見たり触ったりはしましたが、盗むつもりはありませんでした」と窃盗未遂容疑については否認しています。
部屋には鍵がかけられていましたが、市橋容疑者は女性の鍵の番号を控え合鍵を作っていたということです。
警察で動機など詳しく調べています。
ペットカメラに映ったのは物色する男の姿だったということです。同僚の女性の部屋に侵入し、下着などを盗もうとしたとして、理学療法士の男が逮捕されました。
警察によりますと、福岡市西区の理学療法士・市橋陸容疑者(26)は今月16日午後6時すぎ、西区内のアパートに住む作業療法士の女性(30)の部屋に侵入し、下着などを盗もうとした疑いがもたれています。
女性が、友人の家で自分の部屋に設置したペットカメラをモニターしていたところ、男が侵入し、物色する様子が映ったため、110番通報しました。
市橋容疑者もペットカメラに気づいた様子で、何も取らずに逃げたということです。
その後の映像の精査で、同じ病院に勤める市橋容疑者が浮上し、21日夕方、警察が任意同行を求めたところ、侵入したことを認めたため逮捕しました。
一方で「女性の下着を見たり触ったりはしましたが、盗むつもりはありませんでした」と窃盗未遂容疑については否認しています。
部屋には鍵がかけられていましたが、市橋容疑者は女性の鍵の番号を控え、合鍵を作っていたということです。
警察で動機など詳しく調べています。
21日夜遅く、北九州市小倉北区で、2人組の男がタクシー運転手の男性を殴ってけがをさせ、料金を払わずに逃げる強盗致傷事件がありました。
警察によりますと、21日午後11時半すぎ、北九州市小倉北区黒原で、タクシーに客として乗っていた男2人が、2690円の料金を払う際に「お金がない。近くに家があるので取ってくる」とタクシーを離れました。
2人は間もなく戻ってきたものの、男性運転手(68)と会話を交わしている最中に、そのうちの1人が男性運転手の顔面を殴り、2人とも走って逃げたということです。
男性運転手は口元を切る軽傷です。
逃げた2人はいずれも20歳代で、身長160センチくらい。
殴った男は黒髪の短髪で黒色っぽい上着に黒色ジャージを履き、もう1人は茶髪で黒っぽい上下に、白色のマスクをつけていたということです。
警察で強盗致傷事件として2人の行方を捜しています。
21日夜遅く、北九州市小倉北区で男2人が料金を払わずにタクシー運転手を殴り、けがをさせて逃走しています。
警察によりますと21日午後11時半すぎ北九州市小倉北区黒原で男2人が「お金がない。近くに家があるので取ってくる」とタクシーを離れました。
2人は戻ってきた後運転手の男性(68)と世間話をしている最中、いきなり1人が運転手の顔面を殴り、2人とも走って逃げたということです。
料金2690円は払われず運転手は口元を切る軽傷です。逃げた男はいずれも20代で身長160センチくらい。
1人は黒髪の短髪で黒色っぽい上着に黒色ジャージ、もう1人は茶髪で黒っぽい上下に白いマスクだったということです。
警察で強盗致傷事件として2人の行方を捜しています。
”東京都警察”をかたった電話が発端で、82歳の男性がニセ電話詐欺の被害に遭いました。
警察によりますと、福岡市南区に住む無職の男性(82)は、16日夕方、”東京都警察”の警察官を名乗る男から自宅に電話があり、「あなたの携帯電話番号が犯罪に使用されている」などと言われました。
さらに携帯電話のSNSに誘導され、別人とみられる警察官を名乗る男から”取り調べ”として「銀行預金の正当性を確認するため、こちらが指定する口座に振り込む必要がある」と告げられ、17日正午ごろ、金融機関の窓口で600万円を振り込んだということです。
その後も資産の額をたずねられたことから、不審に思った男性が20日、警察に相談し、事件が発覚しました。
警察では”電話でお金はすべて詐欺、すぐに相談110番!”と注意を呼びかけています。
福岡市早良区のコインランドリーで女性用の下着を盗もうとしたとして、20日、26歳の男が張り込んでいた警察に現行犯逮捕されました。「過去にも同じコインランドリーで下着を盗んだことがある」などと容疑を認めています。
警察によりますと、福岡市早良区の26歳の会社員の男は、20日午後10時すぎ、早良区内のコインランドリーで女性用の下着を盗もうとした疑いがもたれています。
このコインランドリーでは、今月14日に別の女性のブラジャーが盗まれる事件があり、被害届を受けた警察が張り込んでいたところ、男がやってきて、盗もうとしたところを現行犯逮捕したということです。
「盗もうとしたことは間違いありません」と容疑を認め、「過去にも同じコインランドリーで女性用の下着を盗んだことがある」と話しているということです。
警察で余罪について調べを進めています。
”東京都警察”の警察官を名乗る男からの電話を発端に、福岡市に住む82歳の男性がニセ電話詐欺の被害に遭いました。
警察によりますと、16日、無職の男性(82)の自宅に”東京都警察”の警察官を名乗る男から電話があり、「あなたの携帯電話番号が犯罪に使用されている」などと言われました。
さらに携帯電話のSNSに誘導され、別の警察官を名乗る男から”取り調べ”として「銀行預金の正当性を確認するため、預金を振り込む必要がある」などと告げられ、翌17日、金融機関の窓口で600万円を振り込んだということです。
その後、資産の額を尋ねられたことから、不審に思った男性が20日、警察に相談し、事件が発覚しました。
警察は「電話でお金はすべて詐欺、すぐに相談110番!」と注意を呼びかけています。
福岡県みやま市で、介護士の妻の首をナイフで刺し殺害しようとした疑いで、67歳の夫が現行犯逮捕されました。
「介護のことで口論が絶えなかった」と話しているということです。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、みやま市瀬高町の無職・今村吉彦容疑者(67)です。
警察によりますと、今村容疑者は21日午前6時ごろ、みやま市の自宅で介護士の妻(63)の首を十徳ナイフで刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。
妻は朝食を作るため、台所にいたところを後ろから刺されたとみられていて、首の後ろに深さ2センチ程の傷を負いましたが、命に別状ないということです。
今村容疑者は犯行後、自ら警察に「妻ともめた首をナイフで刺した」と通報。
警察の調べに対し刺したことは認めるものの「殺すつもりはありませんでした」と殺意を否認しています。
また、今村容疑者は体が不自由で妻から介護を受けていたということですが、「言いたいこともなかなか言えない」「口論が絶えなかった」などと話しているということです。
警察は犯行に至った経緯など詳しく調べています。
佐賀県唐津市の海で19日午前、ダイビングをしていた男性が浮いているのが見つかり、運ばれた病院で死亡が確認されました。
唐津海上保安部によりますと19日午前11時ごろ、唐津市鎮西町波戸の波戸岬付近で、「ウェットスーツに足ひれの人が仰向けで浮いている」と釣りをしていた人から118番通報がありました。
浮いていたのは唐津市に住む70代の男性で、引き上げられ病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
男性は3人でダイビングをしていたということです。
唐津海上保安部が原因などを詳しく調べるとともに、「スキューバダイビングをする際には体調管理に努め、単独行動を避けてグループなど複数で行動を」と呼びかけています。
北九州市のコンテナターミナルの駐車場で19日午前、停められていた車から物を盗もうとしたとして、68歳の無職の男が現行犯逮捕されました。
警察によりますと19日午前9時半すぎ北九州市門司区太刀浦海岸にあるコンテナターミナルの駐車場で、男が軽乗用車のドアを開け車内を物色しているのを、軽乗用車の持ち主の男性が見つけました。
男性が声をかけたところ、男は「金目のものがないか探していた」と認めたため、北九州市門司区の無職・梶山嘉一郎容疑者(68)が逮捕されました。
警察の調べに対し梶山容疑者は容疑を認めています。
軽乗用車は鍵がかかってなかったということです。
佐賀県伊万里市で19日午前、車2台が正面衝突する事故があり、軽乗用車を運転していた78歳の男性が死亡しました。
警察によりますと、19日午前11時ごろ、佐賀県伊万里市山代町の国道で、軽乗用車と普通乗用車が正面衝突しました。
この事故で、軽乗用車を運転していた伊万里市の松尾健一さん(78)が、意識不明の状態で病院に運ばれ、およそ1時間後に死亡が確認されました。
後部座席に乗っていた松尾さんの孫で9歳の女の子も頭を強く打っていて、搬送先の病院で意識がなくなったということです。
普通乗用車を運転していた女性(37)も、病院に運ばれましたが命に別状はないということです。
事故が起きたのは片側1車線の直線道路で、軽乗用車が中央線をはみ出したとみられていて、警察が詳しく調べています。
殺人未遂の疑いで逮捕・送検されていた45歳の男が首を吊った状態で見つかり意識不明の重体です。
警察は自殺を図ったとみて調べを進めています。
警察によりますと19日午後4時半ごろ福岡地方検察庁内の取り調べのために待機する部屋で、容疑者の男(45)が衣服で首を吊り、意識を失っているのを警察官が見つけました。
福岡市内の病院に搬送され現在も治療が続けられています。
男は6日、糟屋郡志免町の路上で女性の首を絞めるなどした殺人未遂の疑いで逮捕され福岡地検に送検されたばかりでした。
10分前に警察官が巡回した時は異常は見られなかったということです。
福岡県警は「当時の監視体制を含めて詳細を確認している」とコメントしています。
北九州市八幡西区で、無職の女が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、警察が18日、発見された遺体は女の母親と発表しました。
警察によりますと、北九州市八幡西区西鳴水の無職・生山芳子容疑者(67)は、去年の夏ごろから自宅の一室に遺体を遺棄したとして16日、逮捕されました。
見つかった遺体はミイラ化していて、身元の特定が進められていた中、警察は18日、遺体が生山容疑者の母親・涼子さん(91)であると発表しました。
調べに対し、生山容疑者は容疑を認め、「故意に殺したと思われるのが怖かった」などと話していて、警察が動機などを詳しく調べています。
大牟田市内の病院トイレで女性を盗撮しようとしたとして、警察は18日、臨床検査技師の男(36)を逮捕しました。
久留米市の臨床検査技師・栗原友哉容疑者(36)は、先月、大牟田市にある病院内にカメラを設置し、女性の下着姿を撮影しようとした疑いがもたれています。
警察によりますと、カメラは長方形のもので、モバイルバッテリーに偽装したとみられます。
カメラに気付いた30代の女性が回収し、警察署に相談したことで事件が発覚しました。
警察の調べに栗原容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は、動機のほかに余罪の有無も含めて詳しく調べる方針です。
現金でおよそ5億3450万円を犯人グループに手渡していました。
佐賀で起きた特殊詐欺事件。
相次ぐ被害で連日報じられている中、なぜ騙されるのかそのポイントを専門家に聞きました。
一連の事件の起こりは今年2月、佐賀県に住む60代の女性にかかってきた一本の電話です。
通信会社名乗る男「あなたが契約している電話番号が迷惑番号に登録されている」「詐欺に使われていて被害届が出ているので警察に電話をまわします」電話口は通信会社の社員を名乗る男。
そのあと電話やビデオ通話などに次々と登場人物が出てきます。
刑事A、刑事B、検事。
刑事を名乗る男「逮捕状が出ている」
検事を名乗る男「あなたの行動を監視する。ネットや人と接触をしないように」
そしてその4日後、あらためて女性に検事を名乗る男から電話がありました。
検事を名乗る男「優先調査をするために、身柄拘束から資金拘束に変える。警察職員が自宅に向かう」
女性はその後、6回にわたって現金を警察を名乗る男に渡したといいます。
その額合わせて、およそ5億3450万円。
検事など捜査機関が次々登場する今回の事件、元東京地検などで検事を務めた三角亘平弁護士によると通常の捜査ではありえない点が満載だという。
三角弁護士「令状を取って逮捕することを決めているんだったら、告知したら逃げられる」「あなた明日逮捕しますよ。あるいは令状出ていますよ。こんな連絡をすることはない」
Q現金で受け取りに行きますというのは?「100%ないです。現金受け取りというのは、証拠を残さないための詐欺の典型的な手口です」
警察によると女性はまったく詐欺だと気づいていなかったといいます。
なぜ騙されてしまったのでしょうか。
三角弁護士「警察に確認してみたら捕まるかも。検察に確認してみたら即逮捕なのかもという、心理的な障壁を利用されているなと思う」
「うっかり口座を使われていたのが仮に真実だったとしても、過失の詐欺罪はないので、捕まることはあり得ないので、警察・検察から連絡がいくことはない」
この事件をめぐって佐賀県警は一部容疑に関与した疑いで神奈川県横浜市の自称アルバイト・田中俊晃容疑者(25)を逮捕しました。
事件の全容解明へ捜査が続きます。
福岡市に住む50代の女性が、警察官などを名乗る男らから現金2500万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件がありました。
警察によりますと、今月2日、早良区に住む女性(50代)の携帯電話に警視庁の警察官を名乗る男から「マネーロンダリングにあなたの口座が使用されている」などと電話がありました。
女性はその後、警察官や検察官を名乗る男らから「疑いを晴らすためにお金を振り込むように」と言われ、指定された口座に計2500万円を振り込みだまし取られました。
また、佐賀県では女性(60代)が似た手口で約5億円をだまし取られる事件があり、見張り役とみられる男が16日、逮捕されました。
警察が注意を呼びかけています。
詐欺で得た犯罪収益約2900万円のマネーロンダリングに関与したとして、中国籍の夫婦が逮捕されました。
組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれも中国籍で大阪市の会社役員・許丁容疑者(37)と、妻の朱暁慶容疑者(36)です。
警察によりますと、2人は2023年6月、投資詐欺でだまし取られた約2900万円の犯罪収益を、自身の会社口座に振り込ませる際、取引先からの正当な振り込みであるかのように装った疑いがもたれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
また、同じ口座には同様の犯罪収益とみられる総額33億円の入金が確認されているということです。
警察は、振り込まれた金がカンボジアに拠点を置く中国人詐欺グループに送金されたとみて実態解明を進めています。
被害総額は5億3500万円を超え、特殊詐欺として佐賀県で過去最高額ということです。佐賀県に住む女性がニセ電話詐欺に遭い、見張り役とみられる男1人が逮捕されました。
警察によりますと、今年2月から3月にかけ、佐賀県に住む60代の女性の携帯電話に「あなた名義の口座が詐欺に使われており、逮捕状が出ている」などと、長野県警の警察官や検事を名乗る男らから連絡がありました。
女性は、男らから言われるまま6回にわたり、現金合計約5億3540万円を自宅を訪れた人物に手渡し、だまし取られたということです。
被害女性が親族に相談して警察に被害届を出し、事件が発覚しました。
6回のうちの1回、約1億4100万円をだまし取ったとして、16日、神奈川県横浜市の自称アルバイト・田中俊晃容疑者(25)が逮捕されました。
田中容疑者は見張り役とみられ、防犯カメラの捜査などから浮上したということです。
「3月に佐賀に行ったことは間違いないが、現金は受け取っていないし、わからない」と容疑を否認しています。
警察は犯行グループの全容解明に向け捜査を進めています。
福岡県久留米市で、小学校教師の妻を殺害したなどとして、一審で懲役16年の判決を受けた男の控訴審判決で、福岡高裁は18日、弁護側の控訴を棄却しました。
判決によりますと、渡邉司被告(43)は、2023年9月、久留米市の自宅で、妻で小学校教師の彩さん(当時35歳)の首を圧迫して殺害し、死体を遺棄した罪に問われていました。
一審の福岡地裁での裁判員裁判で、渡邉被告は死体遺棄は認める一方「妻は自殺だった」と主張しましたが、殺害を認定する懲役16年の判決が言い渡され、弁護側が控訴していました。
18日、福岡高裁で開かれた控訴審判決で、松藤和博裁判長は、「原判決にはおおむね不合理な点はなく、結論は支持できる」として、控訴を棄却しました。
福岡県志免町の路上で女性の首を腕で締め付けて殺害しようとしたとして、45歳の男が逮捕されました。
警察によりますと、逮捕された福岡市の竹下候久容疑者(45)は、6日午後10時ごろ、志免町の路上で帰宅中の女性(20)の首を腕で締め付けて体を持ち上げ殺害しようとした疑いが持たれています。
女性は竹下容疑者と面識がないと話しているということで、周辺の防犯カメラ映像などから竹下容疑者の関与が浮上し、逮捕に繋がりました。
竹下容疑者は、「逮捕された理由がわかりません」と容疑を否認しています。
志免町では15日、女性が何者かに「殺したくないからおとなしくしろ」と言われて暴行される事件が起きていて、警察が関連を調べています。
竹下容疑者は2007年に若い女性13人を襲い、現金を奪ったとして懲役17年の判決を受けていました。
きっかけは、フリーダイヤルからの自動音声、「2時間以内に携帯電話が止まります」というメッセージでした。
警察によりますと、先月20日、福岡市南区に住む公務員の30代女性の携帯電話に、フリーダイヤルの自動音声で「2時間以内に携帯電話が止まります」というガイダンスが流れました。
女性が停止措置のための指示に従ったところ、「NTTドコモ」社員を名乗る女とみられる人物から、「あなた名義の契約電話で詐欺メールが送信され被害が多発している」などと電話がありました。
その後も、警視庁捜査第二課の警察官や検察官を名乗る人物から、
「あなたに多数の容疑がかかっている」
「逮捕前の保釈保証金として430万円を振り込む必要がある」
などと言われ、8回にわたり、合計1639万円を指定された口座に振り込んだということです。
今月14日に警察官を名乗る人物から通信履歴など携帯電話のデータを削除するように指示され、不審に思い警視庁に電話したことで詐欺事件が発覚しました。
福岡県警によりますと、16日、県内ではこのほか、ニセ電話詐欺の被害が2件、明らかになっています。
警察は、電話で「お金」はすべて詐欺、捜査のために送金させることはありませんと注意を呼びかけています。
ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、粕屋町の銀行に勤務する女性に警察から感謝状が送られました。
粕屋警察署から感謝状を贈呈されたのは、福岡銀行粕屋支店の大宅美佳さん(56)です。
警察などによりますと大宅さんは先月、来店した高齢女性がキャッシュカードを解約して50万円を引き出した後、すぐに再発行を申し出たのを上司に報告するなどし詐欺被害を未然に防ぎました。
女性の受け答えがあいまいな上に対応中に不審な電話があったということです。
大宅さんは「電話口でちょっと大きな男性の声がしたのでちょっとなんかおかしいなって」と不審に思った理由を話します。
警察によりますと去年1年間で福岡県内で起きたニセ電話詐欺の被害額は、23億円あまりと統計開始史上、最悪となっていて警察が注意を呼びかけています。
大宅さんが対応した高齢女性ですがまず、銀行にやってきて50万円引き出した後、キャッシュカードを解約。今後は通帳だけの取引にすると言って帰りました。
大宅さんが「詐欺かも?」と気づいたポイントが2つあります。
1.数分後女性が戻ってきてキャッシュカードを「やっぱり作りたい」と話しました。
理由は「私の都合で」。
いくつか質問するとはっきり答えられなかった。
2.対応中に女性の携帯に着信があり表示は末尾が「0110」。
女性が出ると電話口からも漏れ聞こえるほどの大きな男性の声が。
警察によると女性の携帯電話には末尾が「0110」の番号から、ほかにも何回か着信履歴があったということです。
大宅さんはこれらを不審に思い、上司に相談して警察へとつないだということです。
普段からお客さんからのヒアリングを大切にしていて、詐欺撲滅に銀行で一丸となって取り組んでいるということです。
詐欺の手口も日々巧妙化していますが、周りの人の気づきで少しでも防いでいけるようしていきたいですね。
16日夜、北九州市八幡西区の団地の一室で、女性の遺体をそのままにしていたとして、67歳の女が逮捕されました。
遺体は女の母親と見られ、警察が調べています。
警察によりますと、女性の遺体が見つかったのは北九州市八幡西区西鳴水の団地の一室で、死体遺棄の疑いでこの部屋に住む無職の生山芳子容疑者(67)が逮捕されました。
近所の人から警察に「この1カ月、生山容疑者の姿を見ない」と安否確認を求める連絡があり、16日、警察や消防の救急隊などが部屋を訪ねたところ、女性の遺体を発見しました。
部屋にいた生山容疑者は高齢の母親と同居していて、警察の調べに対し「遺体は母親で、去年夏ごろ亡くなった。殺したと思われたくなかった」などと、そのままにしていた理由を話し、容疑を認めているということです。
久留米市で17日朝、飲酒運転の疑いで42歳の会社員の男が逮捕されました。
「アルコールが残っていないと思った」と容疑を否認しています。
警察によりますと、17日午前5時ごろ久留米市通町で、パトカーを避けるように運転する不審な軽乗用車をパトロール中の警察官が発見し、呼び止めました。
運転していた男の吐く息を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出され、自称会社員の園圭三容疑者(42)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
園容疑者は出勤中で、警察の調べに「体内にアルコールが残っていないと思った」と容疑を否認しています。
今年の福岡県内の飲酒運転検挙件数は692件と、去年の同じ時期に比べ1.7倍ほどに増えています。
大野城市の宗教施設に相談に訪れた女子中学生に、キスや抱きつくなど、わいせつな行為をした疑いで、施設の管理者とみられる男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、糟屋郡篠栗町の職業不詳・矢野俊光こと矢野浩正容疑者(63)です。
警察によりますと、矢野容疑者は、今年2月、大野城市にある宗教施設に相談に訪れた10代の女子中学生に、キスや抱きつくなど、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
矢野容疑者は施設の管理者で、相談を受ける立場にあったとみられていて、女子中学生は母親と学校に関する相談で訪れていましたが、矢野容疑者から「2人で話がしたい」と別室に連れていかれ、被害に遭ったということです。
女子中学生は被害を知人に相談し、知人を通じて被害を知った母親が警察に相談して事件が発覚しました。
警察の調べに対し、矢野容疑者は「キスをしたりハグをしたことは間違いありません」と容疑を認めています。
この宗教施設では、今回被害に遭った女子中学生の他にも、複数の人が矢野容疑者に相談に訪れていたということで、警察が余罪についても調べを進めています。
ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、粕屋町の銀行に勤務する女性に警察から感謝状が送られました。
粕屋警察署から感謝状を贈呈されたのは、福岡銀行粕屋支店の大宅美佳さん(56)です。
警察などによりますと大宅さんは先月、来店した高齢女性がキャッシュカードを解約して50万円を引き出した後、すぐに再発行を申し出たのを上司に報告するなどし詐欺被害を未然に防ぎました。
女性の受け答えがあいまいな上に対応中に不審な電話があったということです。
大宅さんは「電話口でちょっと大きな男性の声がしたのでちょっとなんかおかしいなって」と不審に思った点について話しました。
警察によりますと去年1年間で福岡県内で起きたニセ電話詐欺の被害額は、23億円あまりと統計開始史上、最悪となっていて警察が注意を呼びかけています。
ニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺による被害を防ごうと佐賀県警が年金支給日に合わせて呼びかけました。
「被害が多くなっていますので、ご注意下さい」
佐賀銀行本店で行われた啓発活動には警察官や銀行員などおよそ40人が参加しました。
年金支給日に合わせて高齢者などを狙った特殊詐欺が発生することを想定しチラシや啓発グッズなどが配られました。
佐賀南警察署生活安全課長重松俊和警部は「県内でもニセ電話詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺が増えており今年も増加傾向は変わっていません。SNSや電話でお金を請求されたら詐欺を疑って下さい」と呼びかけました。
警察によりますと今年に入っての佐賀県内でのニセ電話詐欺などによる被害額は2月末時点でおよそ1億円。
特にニセ電話詐欺は去年の同時期に比べて倍のペースで被害が増加しています。
みやま市で14日、車3台に衝突する事故を起こした後、酒気帯び運転の疑いで逮捕された県職員の男は、過去に、アルコール依存症の治療を受けていたことが分かりました。
県は15日午後、会見を開き、「大変申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
「春の交通安全県民運動」の最中に発生した不祥事。
県によりますと、逮捕された県土整備事務所の技術主査の男(48)は、メンタルの不調を訴え、1月後半から約3カ月の自宅療養中だったということです。
また、去年5月までアルコール依存症の治療を受けていたことが明らかにされました。
過去には、酒を飲み職員間でトラブルになったこともあったということです。
職場では「断酒」を口にしていたと言いますが、15日、接見した県土整備事務所幹部に、「酒を飲んで買い物に出てしまった」「県民や関係者に申し訳ない」と話したということです。
福岡県の職員の男が酒を飲んで車を運転したとして、14日現行犯逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、福岡県土整備事務所の菊次英樹容疑者(48)です。
警察によりますと菊次容疑者は14日午後3時ごろみやま市瀬高町下庄で酒を飲んで普通乗用車を運転した疑いが持たれています。
菊次容疑者は乗用車2台と接触したあと、近くの商業施設の駐車場で停車している乗用車にぶつかる事故を起こしその後、停車したということです。
けが人はいませんでした。
菊次容疑者の吐いた息からは基準値の5倍を超えるアルコールが検出されたということです。
警察の調べに対し、菊次容疑者は「焼酎の水割りをグラス2杯から5杯ほど飲んだ」と話し、容疑を認めています。
職員の逮捕に福岡県は「極めて遺憾なことで大変申し訳なく思っている」とコメントしています。
「令和ゆかりの場所」として知られる太宰府市の神社で、さい銭泥棒の瞬間を防犯カメラが捉えていました。
1月20日の未明に撮影された映像です。
さい銭泥棒とみられる男の手には、棒のようなものが見えます。
神社によると、これは先端に粘着テープを付けた針金だということです。
警察によりますと、およそ500円を盗んだとして緊急逮捕されたのは住所不定無職の男(71)で、警察の調べに「食べ物やたばこを買うお金が欲しかった」と容疑を認めています。
被害を受けた太宰府市の坂本八幡宮は、元号「令和」の由来となった宴が開かれた場所とされています。
男は「この神社で他にもやった」という趣旨の話をしていて、警察が余罪も調べています。