田川市で土木業を経営する男ら2人が40代の男性従業員に10時間正座を強要したうえ、太ももを棒で複数回殴り、けがをさせたなどとして再逮捕されました。
強要と傷害の疑いで再逮捕されたのは、土木業経営の村坂郁夫容疑者(53)と従業員の吉田哲真容疑者(21)です。
警察によりますと村坂容疑者らは去年10月、田川市の村坂容疑者の自宅に同居していた当時47歳の男性従業員に対し、「翌日は仕事が休みなので朝まで正座せい」と強要。
そして畳の上で10時間ほど正座させたうえ、木の棒で太ももを殴るなどし、全治3週間のけがをさせた疑いがもたれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
2人はこの男性従業員を蹴り重傷を負わせたなどとして逮捕され、9月18日付けで起訴されています。
北九州市の女性(67)が、警察官をかたる男らに約1300万円をだまし取られる事件がありました。
警察によりますと、先月29日、北九州市小倉北区に住む教師の女性(67)の携帯電話に、「カードが不正に使われている。秋田県警の警察官と話をしてください」とNTT職員をかたる男から連絡がありました。
女性はSNSに誘導され、秋田県警の警察官や検察官をかたる男らから「犯罪に巻き込まれていないか、紙幣番号を調査します」などと言われ、1282万円をだまし取られました。
女性が秋田県警に電話をしたことで事件は発覚しました。
警察は、SNSで事件の内容を伝えることはなく、捜査のためにお金を用意させることもないと注意を呼びかけています。
佐賀県鳥栖市に住む大学生の男が、福岡市の路上で大麻を所持したとして24日、現行犯逮捕されました。
「アプリを使って購入した」などと話し、容疑を認めています。
警察によりますと、佐賀県鳥栖市の大学生・中尾充宏容疑者(20)は24日午後4時半ごろ、福岡市中央区今泉の路上で、乾燥大麻1袋を所持した疑いがもたれています。
パトロール中の警察官が、顔をそむける仕草をした中尾容疑者を不審に思い、職務質問したところ大麻が出てきたということです。
調べに対し、中尾容疑者は容疑を認めた上で「自分で吸うために買った」「アプリを使って購入した」などと話しています。
中尾容疑者は当時、地元の同級生2人と歩いていましたが、2人は大麻所持について知らなかったとみられ、逮捕されていません。
占星術師として活動し架空の投資話で客から1000万円を騙し取ったとして逮捕された女が、「パワーチャージする」などと告げて46歳の女性から高級腕時計を横領したとして、再逮捕されました。
警察によりますと、飯塚市の無職、春山こと田齊法子容疑者(51)は2022年4月、占いの顧客だった福岡市の46歳の女性に「ハイクラスな腕時計を持っておくことが悪い気を寄せ付けないお守りになる」と告げて時価およそ200万円の腕時計を購入させました。
そして5カ月後に「お守りのパワーが弱くなっているからおまじないをかけてパワーチャージする」と伝えて腕時計を預かり、190万円で質入れして横領した疑いです。
女性は親族と合わせて2億円以上を騙し取られたとみられています。
警察の調べに「黙秘します」と供述しています。
佐賀県の西九州道でとられた交通規制を巡り、警察官に詰め寄った男性が突然倒れ、搬送先の病院で死亡しました。
警察によりますと24日午前11時ごろ、佐賀県武雄市の西九州道下りで、大型トラックが立ち往生したため、西九州道の上下線で通行止め措置がとられました。
佐賀県警高速隊の警察官が現場に出て車の誘導などを行っていたところ、午後0時すぎ、普通乗用車を運転していた嬉野市に住む50代の男性が車から降り、料金などに関して詰め寄り、腕を振り回すなどしたということです。
このため警察官が腕をつかんで制止したところ、男性は突然しゃがみ込んで意識を失い、病院に搬送されました。
男性は24日午後5時半すぎ、死亡が確認されたということです。
警察は遺体を解剖して詳しい死因を調べることにしています。
24日未明、福岡市早良区で酒を飲んで電動キックボードを運転したとして、自称アルバイトの男が現行犯逮捕されました。
警察によりますと、24日午前3時前、福岡市城南区の国道202号で、信号を無視した疑いがある電動キックボードをパトカーで警ら中の警察官が発見しました。
指導しようとしたところ、電動キックボードは蛇行も確認されたため、運転していた男を調べると、吐いた息から基準値の5倍を超えるアルコールが検出されたということです。
警察は福岡市早良区のアルバイト・中村彰容疑者(24)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
「ビール中ジョッキ1杯、日本酒少し、缶酎ハイ1本飲んだ」と話し、容疑を認めています。
知人の少年に銀行口座を作って売却する闇バイトの勧誘を行ったとして、筑紫野市に住む大学生の男が犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、福岡県内の大学に通う筑紫野市の20歳の男は、未成年だった6月、氏名不詳者と共謀のうえ、知人の少年に正当な理由がないのにインターネットバンキングの口座を作って有償で譲り渡す行為をするよう勧誘した疑いがもたれています。
「口座を売る仕事を紹介してほしいと言われ紹介した。勧誘はしていない」と容疑を一部否認しています。
男は「口座を売ってくれる人を探すバイトがある」などと持ち掛けて氏名不詳者を教え、知人の少年がSNS上で連絡を取ってネットバンキングをインストールしたスマホとキャッシュカードを郵送し、数十万円規模の報酬を得ていたということです。
その後、口座が凍結されたことで少年が親とともに警察署に出頭し事件が発覚しました。
警察は少年についても犯罪収益移転防止法違反容疑で調べています。
福岡県みやま市で、酒気を帯びて車を運転したとして男が現行犯逮捕されました。行方不明者として届け出があり、警察が車を運転しているところを発見したところ、飲酒運転だったということです。
酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、自称・佐賀県神埼市の下川誠也容疑者(28)です。
警察によりますと、下川容疑者は23日午後8時ごろ、みやま市瀬高町で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑いが持たれています。
下川容疑者は、23日、家族から行方不明の届け出があり、警察が捜していたところ、友人の車に乗って柳川市の方向へ向かっていることがわかったということです。
警察が車を見つけ停止を求めたところ、酒の臭いがするため調べると、吐いた息から基準値を超えるアルコールが検出されました。
「間違いありません」と容疑を認めています。
警察で詳しい事情を聴いています。
23日夜遅く、福岡県行橋市で酒を飲んで車を運転したとして、49歳の男が現行犯逮捕されました。「なぜ飲酒運転で逮捕されたのかわかりません」と容疑を否認しています。
警察によりますと、23日午後11時すぎ、行橋市の住宅街の狭い道路をスピードを出して走る軽乗用車をパトカーで警ら中の警察官が発見しました。
停車を求めると、運転していた男の目が充血し飲酒運転が疑われるため、飲酒検知を行ったところ、吐いた息から基準値の2倍を超えるアルコールが検出されたということです。
警察は行橋市の自称自営業・有門功太郎容疑者(49)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
「運転前にお酒は飲んでいないので、なぜ飲酒運転で逮捕されたのか分かりません」と容疑を否認しています。
福岡市東区のコンビニエンスストアで現金を奪おうとしたとして、55歳の男が現行犯逮捕されました。店員から断られると、自ら「警察を呼んで」と求めたということです。
警察によりますと、(すべて自称)住所不詳の作業員・柏田英司容疑者(55)は24日午前4時すぎ、福岡市東区舞松原のコンビニで現金を奪おうとした疑いがもたれています。
23歳の男性店員に「強盗です。お金を下さい」と脅しましたが、「お金はありません」と断られると「警察を呼んでほしい」と求めたということです。
男性店員からの「おかしなお客さんが来てお金を下さいと言っている」との110番通報で警察が駆け付けると、柏田容疑者が容疑を認めたため、現行犯逮捕しました。
柏田容疑者が持っていたバッグの中にはさみが入っていましたが、犯行に使うことはなく、けが人はいませんでした。
「刑務所に入りたかった」と話しているということです。
去年8月、福岡市早良区で車とバスが衝突し、女の子2人が死亡した事故で24日、福岡地裁は、過失運転致死傷の罪に問われた母親に、禁錮3年・執行猶予5年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、太宰府市の無職、古賀千尋被告(33)は去年8月、福岡市早良区東入部の国道で軽乗用車を運転中、カーナビをわき見して対向車線の路線バスと正面衝突。
後部座席にいた7歳と5歳の娘2人を死亡させ、バスの乗客ら4人を負傷させるなどの罪に問われていました。
今年7月の初公判で古賀被告は、起訴内容を認めていました。
24日、福岡地裁の今泉裕登裁判長は判決公判で、「幼くして前途ある人生を絶たれた2人の無念は、察するに余りある」と指摘する一方、「自らの不注意で最愛の2人のわが子を失い、自責の念や喪失感にさいなまれている」とも述べ、禁錮3年・執行猶予5年を言い渡しました。
24日未明、福岡市東区のコンビニエンスストアで現金を奪おうとしたとして、55歳の男が現行犯逮捕されました。
強盗未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、福岡市東区舞松原の無職、柏田英司容疑者(55)です。
警察によりますと柏田容疑者は24日午前4時すぎ、自宅近くのコンビニで「強盗です。お金を下さい」と、男性店員を脅し、「お金はありません」と断られると、「警察を呼んでほしい」と求めたということです。
「おかしなお客さんが来てお金を下さいと言っている」という110番通報で警察が駆け付け、現行犯逮捕しました。
柏田容疑者が持っていたバッグには、はさみが入っていましたが、犯行には使わず、けが人はいませんでした。
警察の調べに対し、柏田容疑者は容疑を認め、「刑務所に入りたかった」と話しているということです。
福岡県のトランポリン事業を巡る贈収賄事件の裁判で、元福岡県議会議員に5500万円余りの賄賂を渡したとされる会社役員の男に懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと北九州市の会社役員鬼木義美被告(66)は、「ケア・トランポリン」を使った福岡県の助成事業を巡り、当時県議だった片岡誠二被告(59)に合わせて5518万円を渡したとして、贈賄の罪に問われていました。
きょうの判決公判で福岡地裁小倉支部の三芳純平裁判長は、「公金により自社が不当な利益を得ることを企図して高額な賄賂を供与した点は、厳しい非難に値する」とした上で、「謝罪の意思を示している」などとして、懲役2年6カ月執行猶予4年を言い渡しました。
22日から秋の交通安全運動が始まっている中で、警察官の不祥事です。
福岡県警南警察署の警察官が、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
福岡県警那須重人首席監察官:「秋の交通安全県民運動に取り組んでいる中、本件警察署員がこのような犯罪で逮捕されましたこと、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。」
警察によりますと福岡県警南署地域第一課の巡査部長飛永裕範容疑者(50)は22日午前4時前、柳川市の路上で酒を飲んで車を運転した疑いがもたれています。
パトロール中の警察官が量販店の駐車場からウィンカーを出さずに出てきた軽乗用車を見つけ飛永容疑者に職務質問したところ、吐いた息から基準値およそ2倍のアルコールが検出されました。
警察の調べに対し「昨夜飲酒したが、酒は抜けていると思っていた」と容疑を否認しています。
福岡県内ではきのうから秋の交通安全県民運動が始まっていて、那須重人首席監察官は「大変重く受け止めている。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしています。
麻薬の「ケタミン」およそ42キロを福岡空港に密輸したとして、タイ国籍の女3人が逮捕されました。
ケタミンの密輸量として、全国で過去最多の押収量ということです。
警察と門司税関によりますと、自称会社員、グリンスバン・モンチター容疑者らタイ国籍の23歳の女3人は今月4日、ポリ袋に入ったケタミン合わせておよそ42キロをスーツケースに隠し、福岡空港へ密輸した疑いが持たれています。
3人は先月30日にタイからマレーシアに渡航後、シンガポールを経て来日。
何者からかスーツケースごと受け取り、中を開けずに持ち運んだとみられます。
税関の手荷物検査で発覚しました。
グリンスバン容疑者は「私のものではない」などと容疑を否認し、ほかの2人は容疑を認めているということです。
パトカーを見て、通りに出るのをためらう様子が伺えたということです。みやま市で酒を飲んで車を運転したとして、78歳の男が現行犯逮捕されました。
警察によりますと22日午後10時前、みやま市でパトカーで警ら中の警察官が、商業施設の敷地から国道に出ようとした軽乗用車に気付きました。
パトカーは車の直前を通過しましたが、その後も出ようとしなかったため、不審に思い様子を伺っていたところ、しばらくして国道に出てきたため停車を求めたということです。
運転していた男の吐いた息から基準値を超えるアルコールが検出され、警察はみやま市瀬高町の自営業・木山良一容疑者(78)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに「納得がいきません。きのうの昼1時ごろ、缶ビールを1本飲みましたが、お酒は抜けていると思って車を運転しました」と容疑を否認しています。
車内には3分の2ほど飲まれた焼酎の1.8リットル紙パックがあったということです。福岡県粕屋町で酒を飲んで車を運転したとして、会社員の男が現行犯逮捕されました。
警察によりますと21日午後11時過ぎ、糟屋郡粕屋町で「後輪のタイヤがパンクし蛇行運転する車両。事故が起きそうで危険」と目撃者から110番通報がありました。
警察が付近を捜索したところ、ふらつきながら走る普通乗用車を発見し停止を求めました。
運転していた男の呼気から基準値の2倍を超えるアルコールが検出され、福岡市西区の会社員・稗田秀幸容疑者(56)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに「21日の昼ごろに飲酒したが、その後車内で寝たので体にアルコールが残っていないと思って車を運転した」と容疑を否認しています。
稗田容疑者はキャンプに行っていたと話し、運転していた車からは焼酎の1.8リットル紙パックが4本見つかり、そのうち1本は3分の2ほど飲まれていたということです。
無許可で乗客を運送し料金をとる、いわゆる“白タク行為”を行った疑いで特定危険指定暴力団工藤会幹部の男らが逮捕されました。
道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、工藤会幹部小川幸司容疑者(55)と無職貞清一寛容疑者(49)です。
警察によりますと、小川容疑者らは共謀して去年9月、北九州市門司区で無許可で普通乗用車に乗客をのせ門司区内を運送し料金を取るいわゆる“白タク行為”を行った疑いがもたれています。
警察が別の詐欺事件を捜査している中で、小川容疑者と貞清容疑者のやり取りを調べたところ今回の行為が発覚したということです。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
小川容疑者らは北九州市内の範囲で門司区内の運送が1000円、その他は各行政区に応じて加算し最大6000円の料金体系で“白タク行為”を行ったと見られています。
2022年10月から去年11月までに月に10回程度行っていたとみて、警察は余罪を調べています。
秋の交通安全運動の最中、福岡県警の警察官が、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
警察によりますと福岡県警南署地域第一課の巡査部長飛永裕範容疑者(50)は22日午前4時前、柳川市の路上で酒を飲んで車を運転した疑いがもたれています。
パトロール中の警察官が量販店の駐車場からウィンカーを出さずに出てきた軽乗用車を見つけ飛永容疑者に職務質問したところ、吐いた息から基準値およそ2倍のアルコールが検出されました。
警察の調べに対し「21日夜に飲酒したが、酒は抜けていると思っていた」と容疑を否認しています。
福岡県内では21日から秋の交通安全県民運動が始まっていて、那須重人首席監察官は「大変重く受け止めている。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしています。
北九州市小倉南区のホテルで、紙巻きの大麻を所持していたとして、小学校講師の33歳の男が逮捕されました。
麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、北九州市立小学校の講師、溝部裕二容疑者(33)です。
溝部容疑者は20日午前10時ごろ、北九州市小倉南区のホテルの部屋で、紙巻きの大麻1本を所持した疑いが持たれています。
溝部容疑者は当時、派遣型風俗店を利用していて、不審に思った従業員から連絡を受けた店のスタッフが、110通報しました。
通報を受けた警察が調べたところ、ビニール袋に入った紙巻き大麻(大麻を含有する植物片0.356g)1本が見つかり、21日未明に逮捕されました。
警察の調べに対し、男は「気持ちよくなるために大麻を持っていた」と話し、容疑を認めています。
警察は、入手経路などを詳しく捜査するとしています。
また、溝部容疑者の逮捕を受けて21日午後、北九州市教育委員会は、「深くお詫びし、事実関係を確認のうえ、厳正に対処してまいります」とコメントしました。
20日未明、福岡県で飲酒運転の疑いで男女2人が相次いで逮捕されました。
警察によりますと、午前2時すぎ、大牟田市の大正町1丁目交差点付近で、蛇行して走る軽乗用車を警察が発見し、停止させました。
警察が調べたところ、軽乗用車を運転していた女の吐いた息から、基準値の5倍近いアルコールが検出され、女は酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
逮捕された大牟田市の自称・契約社員、田中真帆容疑者(25)は、警察の調べに対して、「普通に車を運転していただけでお酒は飲んでいません」と、容疑を否認しているということです。
軽乗用車には、田中容疑者の知人とみられる20代男性も乗っていて、警察で同乗罪の可能性もあるとみて、調べています。
一方、午前3時半ごろ、北九州市八幡西区瀬坂の国道3号で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転したとして、遠賀郡遠賀町の自称・会社役員、河村喬容疑者(47)が現行犯逮捕されました。
河村容疑者からは基準値の2倍のアルコールが検出されていて、「角ハイボール350ml缶を一本飲んだ」などと話し、容疑を認めているということです。
大野城市の69歳の男性が警察官をかたる男らから2200万円余りをだまし取られたことが分かり、警察が詐欺の疑いで捜査しています。
警察によりますと8月31日、大野城市に住む69歳の男性の携帯電話に国際電話の番号で「あなたの口座がマネーロンダリングに使用されている」と警視庁の警察官を名乗る男から電話がありました。
男性はその後検事を名乗る男からSNSでニセの逮捕状を示され、「口座に事件で使用された金が入ってないか確認する」などと言って騙され、あわせて2200万円余りを振り込んだということです。
その後、再び検事を名乗る男から「春日警察署を訪ねてください」と言われ、男性が実際に春日署を訪ねて事件が発覚しました。
警察は詐欺事件として捜査し、国際電話番号を悪用したニセ電話詐欺に注意を呼び掛けています。
佐賀県・吉野ヶ里町町長からのパワハラを訴えていた元課長が、死亡した問題。
第三者委員会がパワハラと認定したことを受け、町長が会見を開きました。
そこで語ったこととは。
吉野ヶ里町・伊東 健吾町長
「誠に申し訳ありませんでした」「二度と同じことが起きないよう、ここにお誓い申し上げます」
遺族などによりますと、佐賀県 吉野ヶ里町で財政協働課長を務めていた男性(当時58歳)は去年4月、
町長からの叱責により、うつ病を発症。
その後、休職期間中だった去年11月に失踪し、
3日後、佐賀市の林道で死亡しているのが見つかりました。
「町長と意見が合わずキツイ対応を取られることがある」
「自分の命に代えてでも訴える」
休職中、遺族に漏らしていた言葉や、死の直前に遺したメッセージ。
しかし、町側の内部調査では、業務上、必要かつ相当な範囲を超えたものではない」などとして、
パワハラと認定しませんでした。
一方、3人の弁護士で組織された第三者委員会の調査結果が、
16日提出されました。 その内容は…。
第三者委員会は「『俺が代えてやる』『もう7⽉で代われ』『建設課に代わればいい』
これらの発言はパワーハラスメントである」
第三者委員会は、「パワハラ」と認定しました。
「自らの意に反論する管理職に対する報復的な色合いが強いというべきである」
今年4月、KBCの取材に応じた伊東町長は…。
吉野ヶ里町 伊東 健吾町長
記者「ご自身の認識としてはいかがですか?」
「『(パワハラを)しましたよ』と言わなければいけないでしょうか?」
記者「いえ、ご自身の認識がどうなのかを」
伊東町長「私はパワハラと思っていません」
パワハラを明確に「否定」していましたが、
18日午後3時に始まった会見では…。
吉野ヶ里町 伊東 健吾町長
「言葉に書けば、やっぱりパワハラ的な要素があります。これは認めます」
「言わなきゃよかった」
「(今後は)できるだけ気は長く、言葉は使いながら今後 歩いていきたいと思っています」
パワハラがあったことを認めました。
その上で、自身の進退については、明言を避けました。
町のトップが起こした問題に、町民は…。
吉野ヶ里町民「重く受け止めないといけないと思う」
「パワハラになるということ自体を自覚していないので、発言とかを聞いていたら」
Q(吉野ヶ里町は)認めていなかったが第三者委はパワハラを認定
「甘いんじゃないか。なあなあな所があったのかなと思う。今時それは通用しない」
吉野ヶ里町民
「内輪じゃなくて違う立場からみてもらった方がいい」
伊東町長は、遺族に会って直接お詫びをしたいとした上で、
臨時議会を開き、町長・副町長の減給のための条例を提出するとしています。
18日夜、福岡県糸田町の平成筑豊鉄道糸田駅近くの道路で酒を飲んで車を運転した疑いで、52歳の無職の男が逮捕されました。
警察によりますと、18日午後8時前、平成筑豊鉄道糸田駅近くの道路で「車両が土手に落ちそうになっている」と付近の住民から110番通報がありました。
警察が現場に駆けつけると、軽自動車が川ののり面に後部のタイヤが脱輪した状態で停車していたということです。
運転していた男の吐いた息から酒の臭いがしたため調べると、基準値2倍以上のアルコールが検出され、警察は運転していた田川郡川崎町の無職井上健二容疑者を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに「間違いありません」と容疑を認めていて、家でウイスキー炭酸割りを500ミリリットル以上飲んだと話しているということです。
今年2月から4月にかけ、北九州市や行橋市で不良グループ同士のトラブルから12人が逮捕されました。
そのうち少年2人は殺人未遂の疑いで逮捕されています。
警察によりますと、北九州市に住む建設作業員の19歳の少年ら2人は、今年3月、北九州市小倉南区の駐車場で、20代の男性2人を車でひき殺そうとした殺人未遂などの疑いが持たれています。
他にも、監禁や強盗傷害などの疑いで、少年や男女合わせて10人が17日までに逮捕されています。
SNSのやり取りを巡ってトラブルに発展したということで、リーダー格とみられる少年は警察の調べに容疑を否認し、車を運転していた少年は「車を走らせたが、ひいて殺すつもりはない」と容疑を一部否認しています。
北九州市に住む30代の男性が、警察官をかたる男らに2500万円あまりを騙し取られたことが分かり、警察が詐欺の疑いで捜査しています。
警察が公開したニセの「逮捕状」には男性の本名が「被疑者」として記載されていました。
警察によりますと9月8日、北九州市小倉南区の30代の男性の携帯電話に、愛知県警の警察官をかたる男から、「資金洗浄事件の犯人宅を家宅捜索したところ、あなたの銀行カードが出てきた」などと電話がありました。
男らはSNSでニセの逮捕状などを示し、「あなたの全財産を調査する必要がある」などと言って騙し、7回にわたってあわせて2511万円を、毎回違う名義の口座に振り込ませました。
男性はその後、男たちと連絡が取れなくなり、弁護士に相談して事件が発覚しました。
警察は「警察官がSNSで事件の内容を伝えることはない」と注意を呼び掛けていて、詐欺事件として捜査しています。
依頼者から金をだまし取ったなどとして詐欺などの罪に問われた元弁護士の男の裁判で、福岡地裁は17日懲役8年の判決を言い渡しました。
この裁判で福岡市の元弁護士小山格被告(48)は2020年から2022年にかけて依頼者など6人についてうその請求書を作成し金をだまし取ったり、和解金を横領したりするなど詐欺や業務上横領などの罪に問われていました。
17日の判決公判で福岡地裁の井野憲司裁判長は、「被害額があわせて7600万円もの高額に達している」としたうえで、「弁護士の立場と専門知識を悪用し、犯行を繰り返した」、「市民の権利を擁護する弁護士にあるまじき卑劣な犯行」として、求刑通り懲役8年を言い渡しました。
架空の投資セミナーの参加料を振り込もうとした高齢男性に声をかけ、詐欺被害を防いだ銀行員の女性に、感謝状が手渡されました。
小倉北警察署から感謝状が贈られたのは、福岡銀行北九州営業部の上田智加子さん(60)です。
上田さんは8月、70代の男性客が「知人に振り込む」と言いながら、スマホで見せた投資セミナーの画面に詐欺を疑い話を聞きました。
男性は、「投資セミナーの参加料を振り込む」「クレジットカードを作って、シンガポールに送るとお金が振り込まれる」などと話したため、上田さんは振り込みを思いとどまらせ、警察に通報しました。
福岡県警によりますと、県内のニセ電話詐欺の被害額は7月末時点で、およそ30億円と過去最悪ペースで増えていて、注意を呼びかけています。
福岡県朝倉市などで、ビニールハウスにある銅線を盗んだ疑いで、16日までに男4人が逮捕されました。警察が余罪を調べています。
警察によりますと窃盗の疑いで逮捕された久留米市の無職・大野寛太容疑者(20)、大石来知容疑者(21)ら男4人は先月、朝倉市のビニールハウスの銅線や、久留米市のビニールハウスの銅線ケーブルを盗んだ疑いがもたれています。
今年5月から8月にかけて、ビニールハウスの銅線を狙った窃盗被害が付近で相次いでいて、警察が警戒していたところ、大石容疑者の自宅駐車場(久留米市)にあった車から、銅線が見つかったということです。
警察の調べに対し、大野容疑者ら3人は容疑を認めていますが、中野太陽容疑者(20)は容疑を否認しています。
今回の事件を含めて、八女市などで同様の被害が28件発生していて、警察は余罪を調べています。
北九州市小倉北区で14日、停車中の車に追突して、運転手にけがをさせたにもかかわらず、逃げたとして、22歳の男が逮捕されました。
警察によりますと北九州市小倉南区の建設業、平尾海斗容疑者(22)は14日正午前、小倉北区京町で、停車中の車に追突し、運転手の男性にけがをさせたにもかかわらず、逃走した疑いがもたれています。
目撃者の情報などから警察は逃走した車を割り出し、任意で平尾容疑者から話を聞いていました。
この事故の直前、平尾容疑者は現場のすぐ近くで他にも2件の追突事故を起こしていたということです。
警察の調べに対し「別件の追突事故でパニックになり、その場から逃げた」と、容疑を認めています。
福岡県古賀市の建設現場で15日、作業員の男性が建物と作業車の間に挟まれ死亡しました。
警察によりますと15日午前10時ごろ、古賀市玄望園の物流倉庫の建設現場で、「作業員が作業台と建物に挟まれた」と119番通報がありました。
挟まれたのは、うきは市の41歳の会社員の男性で心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、およそ1時間後、死亡が確認されました。
男性は垂直昇降作業車に乗って1人で作業していましたが、天井部分の鉄骨と作業車の手すりの間に首を挟まれたということです。
警察は、男性が操作や目測を誤った可能性もあるとみて、労災事故の疑いも視野に詳しい状況を調べています。
16日未明、福岡県鞍手町で自転車の高齢女性が車に衝突され、死亡する事故がありました。
警察や消防によりますと、午前3時半前、鞍手郡鞍手町小牧で、軽乗用車が、車道で前を走っていた自転車に追突しました。
自転車を運転していたのは80代くらいとみられる高齢女性で、呼吸をしていない意識不明の状態で病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡が確認されました。
現場は、JR鞍手駅からほど近い片側1車線の直線道路で、警察で女性の身元確認を急ぐとともに、軽乗用車を運転していた男性(23)から話を聴くなどして、事故の状況を詳しく調べています。
電動キックボードを飲酒運転した疑いで女(23)が現行犯逮捕されました。
警察によりますと、15日午前4時前、福岡市南区向野の通称”高宮通り”で、警察がふらつきながら走る電動キックボードを停止させました。
運転していた女から酒の臭いがしたため、調べたところ、女の吐いた息から基準値を超えるアルコールが検出され、女は酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
逮捕された福岡市城南区の自称・アルバイト、山下ほの果容疑者(23)は、警察の調べに対して、「お酒は抜けていると思った」と容疑を否認しているということです。
15日未明、佐賀県鹿島市で、36歳の男性が乗用車にはねられ、死亡する事故がありました。
警察によりますと、15日午前0時45分ごろ、鹿島市古枝甲の県道で、「人をはねてしまったかもしれない」と、普通乗用車を運転していた20歳の大学生の女性から、警察に通報がありました。
現場の県道路上には、近くに住む臨床工学技士・手登根 拓哉さん(36)が倒れていて、その場で約20分後、死亡が確認されました。
乗用車運転の女性と同乗していた知人の女性にけがはありません。
現場は、片側1車線の直線道路で、乗用車は南の方角へ走行中に路上で衝突したとみて、警察で、事故の経緯を詳しく調べています。
佐賀県で起きた被害総額5億円のニセ電話詐欺事件を巡り、受け子の管理役とリクルーターの男2人が新たに逮捕されました。
警察によりますと、今年3月までに佐賀県に住む女性(60代)の携帯電話に警察官などを騙る男らから連絡がありました。
女性はその後、自宅を訪れた人物に対し、6回にわたり現金約5億3500万円を手渡し、だまし取られたということです。
このうち1億4100万円をだまし取ったとして、いずれも無職の山下太郎容疑者(36)と武田浩二容疑者(54)が詐欺の疑いで逮捕されました。
それぞれ受け子の管理役とリクルーターとして、受け子に報酬を渡すなどしていたとみられています。
この事件を巡っては、受け子の見張り役とみられる田中俊晃被告(25)が詐欺罪で起訴されています。
男は「万引きが止められない」などと話しています。
福岡市城南区のスーパーマーケットで13日、総菜2点を万引きしたとして、男が現行犯逮捕されました。
警察によりますと、住所・職業ともに不詳の男(66)は、13日午前10時半すぎ、福岡市城南区七隈のスーパーで、かぼちゃ煮と高野豆腐の卵とじ(計492円)を万引きした疑いがもたれています。
男は、商品をポケットに入れたまま店の外へ出たところ、保安員に声をかけられ、その後、駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。
警察の調べに対し、男は容疑を認めた上で「総菜を食べたかった」と話しているということです。
男はさらに「万引きが止められない」とも供述していて、警察が余罪についても調べる方針です。
福岡県宇美町の町道で12日、無免許のうえ酒を飲んで車を運転したとして、64歳の男が現行犯逮捕されました。
警察によりますと、糟屋郡宇美町で12日午後7時ごろ、「車が単独で事故を起こしている」「駐車場内の植木鉢や車にぶつかっている」と通行人の女性から110番通報がありました。
通報を受け警察官が駆けつけたところ、軽乗用車に正面衝突している軽乗用車が見つかり、車に乗っていた男から酒の臭いがしたため調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出されました。
また、男は「1年以上前に飲酒運転で警察に捕まって、免許を取り消された」と話していて、警察は宇美町の自称自営業松永泰秀容疑者(64)を、酒気帯び運転と無免許運転の疑いで現行犯逮捕しました。
松永容疑者は、まず駐車場にある植木鉢にバックでぶつかり、その後、前に進んで町道を挟んだ向かい側の駐車場に止まっていた車に衝突したとみられています。
けが人はいませんでした。
松永容疑者は容疑を認めていて、「日本酒のカップ酒を1本飲んだ」「雨が降っていたので居酒屋に車で向かっていた」などと供述しているということです。
福岡市のアパートで寝ていた20代女性に性的暴行をしようとしてけがをさせたとして、35歳の男が逮捕されました。
警察によりますと、福岡市西区の職業不詳、山下慎司容疑者(35)は5日午前0時過ぎ、西区のアパートで1人暮らしの20代女性宅に侵入し、寝ていた女性の腕をつかみ、「いいよね。だめじゃないよね」などと告げて性的暴行をしようとし、右腕に軽傷を負わせた不同意性交等致傷などの疑いが持たれています。
女性が大声を上げて抵抗すると、山下容疑者は玄関から走って逃げました。
2人に面識はなく、近くの防犯カメラの映像などから山下容疑者が浮上しました。
山下容疑者は「黙秘します」と話しているということです。
国道202号を走っていた乗用車は、蛇行していたということです。
警察によりますと、12日午前1時前、糸島市高田の国道202号で、普通乗用車が蛇行しているのを警察が発見し、停止させました。
乗用車を運転していた男から酒の臭いがしたため、調べたところ、吐いた息から基準値の5倍近いアルコールが検出され、男は酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
逮捕された糸島市に住む自称・会社員、池田義裕容疑者(57)は、警察の調べに対して容疑を認めているということです。
警察で、飲酒の経緯など詳しく調べています。
酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、指定暴力団系組員の男でした。
警察によりますと、11日午後10時半ごろ、飯塚市楽市の国道200号で、法定速度を超過して走る普通乗用車を警察が発見、停止するよう求めました。
乗用車は、1キロほど走った後、ファストフード店の駐車場に入り停車、警察が運転していた男に職務質問しました。
その際、酒の臭いがしたため、調べたところ、男の吐いた息から基準値の3倍を超えるアルコールが検出され、男は現行犯逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された指定暴力団・二代目浪川会傘下組織組員の玉井祐磨容疑者(28)で、警察の調べに対して容疑を認めているということです。
交通事故の患者の通院日数を水増しし保険金をだまし取ったとして逮捕された整骨院グループ会社経営の男らが、自賠責保険を悪用し限度額の120万円近くまで請求していたことが新たに分かりました。
男らは福岡県内でも同様の手口で不正請求を繰り返していたとみられ、警察が余罪を調べています。
「午後1時過ぎです、東警察署から松尾容疑者が出てきました。フードをかぶっていて表情は伺えません。」
逮捕・送検されたのは、福岡市にある整骨院グループ会社の代表取締役、松尾和則容疑者(45)と従業員の柔道整復師、田仲智美容疑者(38)です。
警察によりますと松尾容疑者らはおととし、交通事故でけがをしたとして沖縄県宜野湾市の整骨院に訪れた女性の通院日数を水増しした嘘の施術証明書を作成し、損害保険会社からおよそ40万円をだまし取った疑いが持たれています。
松尾容疑者らの手口は自賠責保険を悪用するもので、今回の逮捕容疑の40万円と合わせ、限度額の120万円に近い金額を保険会社に請求していたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は事件の舞台となった沖縄の店舗だけでなく、福岡県内の3店舗でも同様の保険金詐欺があったとみていて、余罪についても調べを進めています。
福岡県新宮町に住む高齢の女性が、警察や検察官を名乗る人物から現金約6800万円をだまし取られる、ニセ電話詐欺事件が発生しました。
警察によりますと、今年5月、糟屋郡新宮町に住む83歳の女性の自宅の固定電話に、警察や検察官を名乗る男から電話がありました。
男らは「あなた名義で通帳や携帯電話が契約されている」、「ヤクザの親分が通帳等を作ってもらった報酬として、あなたに400万円渡したと話している」などと話したということです。
さらに「お札の番号を調べる必要がある」として、5月から8月にかけて、女性にATMで毎日限度額まで現金を下ろさせ、週に1回程度まとめて自宅前の路上に現金を置くよう指示し、合わせて約6800万円をだまし取ったということです。
女性は男らに「誰にも言ってはいけない」、「銀行から聞かれたらリフォーム代と回答するように」と言われていたため、実際に銀行が多額の引き出しについて女性に確認した際にも、詐欺と気付くことが出来なかったということです。
男らからは「9月始めに返す」と言われていましたが、現金の返却が無かったため、11日、女性が最寄りの交番を訪れ、詐欺が発覚したということです。
警察は、警察官や息子をかたるニセ電話詐欺に、注意するよう呼びかけています。
電子決済サービス「PayPay」などのバーコード画面を共有させて、商品を購入したとして、11日までに福岡県内に住む中国国籍の男女ら7人が逮捕されました。
被害総額は約680万円です。
警察によりますと、粕屋郡志免町に住む会社経営の男(32)ら中国籍の男女7人は去年4月以降、県内の家電量販店などで、ゲーム機など約270点をPayPayなどの他人のアカウントのバーコード決済で購入し、合わせて約680万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
指示役だった別の中国籍の人物らが、偽サイトで販売しているように装った商品の代金を返金する名目で、アカウントを持つ人にバーコード画面を共有させ、実行役の7人がそれを使って家電量販店などで決済を行い、購入した商品を転売していました。
アカウントを悪用された人は、26都府県の58人に上ります。
警察の調べに対し7人は、いずれも容疑を認めたということです。
13日深夜から14日早朝にかけて、福岡市で自転車の飲酒運転が相次ぎ、男2人が現行犯逮捕されました。
警察によりますと、13日午後11時半すぎ、福岡市東区馬出の歩道で、パトロール中の警察官が2人乗りの自転車を見つけ、停車させました。
運転していた男の呼気からは、基準値の7倍を超えるアルコールが検出され、警察は福岡市博多区に住むネパール国籍の留学生・バンダリ・ビシャル容疑者(23)を、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
「祭りで飲んだ」と話し、容疑を認めています。
福岡市中央区警固でも、14日午前4時半すぎ、自転車の酒気帯び運転の疑いで、中央区草香江の自称飲食店従業員・原山翔容疑者(43)が現行犯逮捕されています。
呼気からは基準値の6倍近いアルコールが検出されていて、「職場でビールやシャンパンを飲んだ」と話し、容疑を認めています。