三川町のショッピングセンターで、女子トイレに侵入し火をつけたとして54歳の男が逮捕された。
建造物侵入と非現住建造物等放火・器物損壊の疑いで逮捕されたのは、本籍が富山で住所不定・無職の田村寛之容疑者(54)。
警察によると、田村容疑者は8月27日午後9時すぎ、三川町にあるショッピングセンターの女子トイレに侵入。
ライターで、手洗い場にあるペーパータオルに火を点け壁などを燃やしたほか、個室トイレのトイレットペーパーにも火を点けて、トイレットペーパーホルダーを壊した疑いが持たれている。
警察の調べに対し、田村容疑者は容疑を認めていて、「うさ晴らしで火を点けた」と話している。
警察は今後、余罪についても調べを進める方針。
田村容疑者は町内のコインランドリーに火を点けた疑いで8月にも逮捕されている。
山辺町の女性がSNSで知り合った韓国人を名乗る男から、現金や暗号資産など合わせて約700万円相当をだまし取られた。
被害にあったのは山辺町に住む40代の女性で、2025年6月、SNSで韓国人の「パク」と名乗る男と知り合い、恋愛感情を抱くようになった。
その後、パクから「短期先物取引は利益を得られる」と誘われ、指定された口座に現金30万円を振り込んだ。
さらに女性は指定されたアドレスに、4回にわたり計676万円分の暗号資産を送ったという。
女性はパクから教えられていた運用サイトを確認したところ利益が出ていたため、「出金したい」と伝えたが、「さらに現金を振り込まないと出金できない」と言われ被害に気づいた。
警察は、SNSなどで知り合った人からの「必ずもうかる」という投資の勧誘に注意を呼びかけるとともに、現金を要求されたら家族や警察に相談してほしいとしている。
8月に酒田市で横断歩道を渡っていた女子中学生がはねられ、現在も意識不明となっている事故で、山形地検酒田支部は「過失運転致傷」の罪でドライバーの男を起訴した。
過失運転致傷の罪で起訴されたのは、酒田市の無職・佐藤幸史被告(62)。
起訴状によると、佐藤被告は8月28日、酒田市亀ヶ崎の十字路交差点で車を運転中、停止した前の車を追い越し、横断歩道を歩いて渡っていた女子中学生をはねたとされている。
女子中学生は頭を強く打ち、現在も意識が戻っていない。
警察は、軽自動車を運転していた佐藤被告を「過失運転致傷」の疑いで現行犯逮捕。
その後、より刑が重い「危険運転致傷」の疑いに切り替えて送検していた。
しかし検察はその後の捜査をうけ「危険運転致傷」での起訴を見送り、9月17日に「過失運転致傷」の罪で起訴した。
21日から「秋の交通安全県民運動」が始まるのに先立ち、山形市で県警や交通安全協会などが出発式を行った。
(山形聖マリアこども園の園児)
「私たちは絶対道路で遊びません」
「飛び出しは絶対しません」
秋の交通安全県民運動は、日没が早まるこの時期に毎年行われている。
19日に山形市役所で行われた出発式には、県警や交通安全協会などから約70人が参加した。
県警によると、2025年に県内で発生した交通事故は1695件で、2024年より27件増えている。
このうち飲酒運転による事故は、2024年より4件増えて12件となっている。
(山形市市民課・斎藤駿伍主任)
「日没が早まるこれからの季節は、夕方から夜間にかけて交通事故が多くなる。車を運転をする人は早めのライトの点灯し、歩行者は夜光反射材をつけ、道路を横断する際は安全を確認してから横断してほしい」
交通安全運動では、「飲酒運転の撲滅」や「自転車のヘルメット着用促進」を重点項目として掲げている。
交通安全運動は、21日から9月末まで行われる。
2025年6月、高畠町の牧場の敷地内から油圧ショベルを盗んだとして逮捕された男2人が、福島県内でも同様の窃盗を行った疑いで再逮捕された。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、ベトナム国籍で宮城・富谷市の自称輸出業・グエン・ラム・ズン容疑者(53)と、福島・南相馬市の無職・欅田光輝容疑者(69)。
2人は共謀して2025年5月31日~6月1日にかけて、福島・二本松市にある建築会社の製材所で、油圧ショベル1台・時価約150万円相当を盗んだ疑いが持たれている。
2人は2025年6月、高畠町竹森の牧場でも油圧ショベル1台を盗んだ疑いで、8月に逮捕されていた。
警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていない。
いずれの犯行も転売目的とみられていて、警察は余罪についても慎重に調べを進めている。
別の車のナンバープレートをつけて車を運転したとして、ベトナム国籍の男3人が逮捕された。
道路運送車両法違反の疑いで18日に逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍の3人。
無職 チン・ヴィエット・シー容疑者(32)
無職 グエン・ヴァン・ハイン容疑者(40)
自称解体工 ホアン・ヴァン・チュン容疑者(31)
3人は9月16日午前6時ごろ、上山市金瓶にある山形上山インターチェンジの料金所付近で、別の車両で登録されたナンバープレート2枚を普通乗用車の前面・後面につけて運転した疑いが持たれている。
3人は9月16日に「不法残留」の疑いでも逮捕されていて、2回目の逮捕となる。
警察官が職務質問しようとした際、車には4人が乗っていて、一時逃走したが3人はその後確保された。
しかし、同じ車に乗っていた東南アジア系の男1人は現在も逃走していて、警察が行方を追っている。
山形県と秋田県にまたがる鳥海山で、15日から行方が分からなくなっていた30代の男性と小学生2人が、16日無事発見された。3人ともけがはないという。
鳥海山で行方が分からなくなっていたのは、東京・江東区の32歳の運送業の男性と、いずれも酒田市に住む小学6年の12歳のめいと、小学3年の9歳のおいの3人。3人は、15日朝、「小学生2人の父親」と「もう1人のきょうだい」の合わせて5人で鳥海山の鉾立口から入山。
山頂まで登った後、父親と子ども1人は先に下山したが、その後、残る3人と連絡が取れなくなり、15日午後6時半ごろ「3人とはぐれた」と警察に通報した。
警察が16日午前5時半から、捜索隊10人と県警ヘリコプターを出して捜索を進めたところ、県警ヘリが御浜小屋近くの登山道を歩く3人を発見し、7時15分ごろ救助隊が3人と合流した。警察によると、いずれもけがはないという。
ただ、小学3年生のおいは体力消耗で歩行が困難だったため県の消防防災ヘリ・「もがみ」で病院に運ばれ手当てを受けている。3人は「ガスがかかって道に迷った」と話しているという。
8月に南陽市で発生した強盗致傷事件について、山形地検は寒河江市の会社員の男を傷害の罪で起訴した。
16日、傷害の罪で起訴されたのは、寒河江市の会社員・渡邊湧陽被告(25)。
起訴状などによると、渡邊被告は8月26日、南陽市川樋の十分一山で、置賜地方に住む20代の男性に対しハンマーなどで複数回たたくなどの暴行を加え、全治約3週間のけがをさせた。
渡邊被告は現金や免許証などを奪ったとして「強盗致傷」の疑いで逮捕されたが、山形地検は「傷害」の罪に切り替え起訴している。
また、渡邊被告とともに逮捕された18歳の会社員の男と、16歳の建設作業員の少年は16日時点で起訴されていない。
山形と秋田にまたがる鳥海山で、15日から行方がわからなくなっていた30代の男性と小学生2人が、16日無事発見された。3人ともけがはないという。
鳥海山で行方がわからなくなっていたのは、東京・江東区の32歳の運送業の男性と、いずれも酒田市に住む小学6年のめい(12)と、小学3年のおい(9)の3人。
3人は15日朝、「小学生2人の父親」と「もう1人のきょうだい」の計5人で鳥海山の鉾立口から入山。
山頂まで登った後、父親と子ども1人は先に下山したが、その後、残る3人と連絡がとれなくなり、15日午後6時半ごろ「3人とはぐれた」と警察に通報した。
警察が16日午前5時半から、捜索隊10人と県警ヘリコプターを出して捜索を進めたところ、県警ヘリが御浜小屋近くの登山道を歩く3人を発見。
7時15分ごろ救助隊が3人と合流した。
警察によると、いずれもけがはないという。
ただ、小学3年生のおいは体力消耗で歩行が困難だったため県の消防防災ヘリ「もがみ」で病院に運び手当てを受けている。
3人は「ガスがかかって道に迷った」と話しているという。
天童市の県道交差点で車同士が出合い頭に衝突した事故で、意識不明の重体となっていた軽トラックを運転していた72歳の女性が亡くなった。
死亡したのは天童市蔵増の無職・齋藤孝子さん(72)。
この事故は9月12日午後6時すぎ、天童市蔵増の県道交差点で、軽トラックと普通乗用車が出合い頭に衝突したもの。
軽トラックを運転していた齋藤さんは、意識不明の状態で病院に運ばれたが、14日午後4時半ごろ、低酸素脳症で亡くなった。
普通乗用車を運転していた山形市の公務員の男性にけがはなかった。
酒田市で酒気帯び運転の疑いで検挙されたのは、酒田市の齋藤美昭市議。
齋藤市議は、12日午後9時ごろ、酒田市本町の港橋そばで縁石に乗り上げる事故を起こし、齋藤市議が自分で警察に通報した。
その後、かけつけた警察官が検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出された。
齋藤市議は、市内で開かれた所属する委員会の懇親会に参加していて、終了後に自分で車を運転し帰宅しようとしたという。
(酒田市議会・佐藤猛議長)
「齋藤市議は、市民に深い失望の念を与えたことに対し深い反省の弁を述べていた。運転代行を呼んだが、来るまでに時間かかるので『魔が差してしまった』と言っていた」
齋藤市議は議長に対し「きょう(13日)付けで議員を辞職したい」と申し入れている。
酒気帯び運転の疑いで検挙されたのは、酒田市の齋藤美昭市議。
齋藤市議は、12日午後9時頃、酒田市本町の港橋そばで縁石に乗り上げる事故を起こし、齋藤市議が自分で警察に通報した。
その後駆け付けた警察官が検査をしたところ基準値を超えるアルコールが検出された。
齋藤市議は市内で開かれた所属する委員会の懇親会に参加していて、終了後に自分で車を運転し帰宅しようとしたという。
(酒田市議会・佐藤猛議長)
「(齋藤市議は)市民に深い失望の念を与えたことに対し深い反省の弁を述べていた。運転代行を呼んだが、来るまでに時間かかるので『魔が差してしまった』と言っていた」
齋藤市議は議長に対し「きょう付けで議員を辞職したい」と申し入れている。
9日に川西町で発生し、10日に68歳の男が逮捕された強盗事件。男は犯行当時、所持金を1円も持っていなかったことが新たにわかった。
強盗の疑いで逮捕されたのは、川西町時田の無職・松浦昭一容疑者(68)。
警察によると、松浦容疑者は9日午後9時40分ごろ、川西町上小松のコインランドリーの駐車場で、車の中で洗濯が終わるのを待っていた57歳の女性にカッターナイフを突きつけ、現金500円を奪って車で逃走した。
10日午後、警察が米沢市内のパチンコ店にいた松浦容疑者を発見し逮捕した。
松浦容疑者は、調べに対し容疑を認めているという。
また、松浦容疑者は犯行当時、所持金を1円も持っていなかったことが新たにわかった。
松浦容疑者の車からはカッターナイフ1本が押収されていて、犯行に使ったものかどうかなど警察が詳しく調べている。
9日夜、川西町で発生した男が女性を脅し現金500円を奪って逃げた強盗事件の続報。警察は逃走していた60代の男を逮捕した。
事件があったのは、川西町上小松のコインランドリー。
9日午後9時40分ごろ、57歳の女性がコインランドリーの駐車場に停めた車の中で洗濯が終わるのを待っていたところ、突然男が運転席のドアを開け、カッターナイフのようなものを突きつけながら「金を出せ」と脅した。
男は現金500円を奪って車で逃走し、女性にけがはなかった。
事件当時、店にほかの客はいなかったという。
その後の捜査で、警察が聞き込みや防犯カメラの映像を解析した結果、10日午後、逃走していた60代の男を米沢市内で逮捕した。
警察の調べに対し男は容疑を認めているという。警察は犯行の動機などについて詳しく調べている。