岐阜県警大垣署は18日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)と児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、大垣市南若森町、学習塾経営の容疑者(47)を逮捕した。
逮捕容疑は8月17日ごろ〜同24日ごろの間、経営する同市内の学習塾のトイレで、小型カメラを使って、塾に通う10代の女子3人の性的姿態を撮影し、動画データをパソコンに保存して、児童ポルノを製造した疑い。
署によると、容疑者はトイレの掃除用ブラシのカバー内にカメラを設置していた。約6年前から少なくとも200件以上、同様の犯行を繰り返していたという。塾に通う別の生徒の保護者が110番した。
容疑者は学習塾で主に小学生〜高校生の個別指導、小中学生のグループ授業をしていた。
岐阜県警人身安全対策課と岐阜北署は17日、脅迫と県迷惑防止条例違反の疑いで、名古屋市熱田区比々野町、契約社員の男(47)を逮捕した。
逮捕容疑は8月7〜11日、交流サイト(SNS)を通じて岐阜県内の10代女性に対し、「1人で家にいる時は、気を付けろ」などのメッセージを複数回送信し、行動を監視していると思わせるようなことを告げる嫌がらせ行為を行った疑い。
署によると、2人はSNS上で交流し、直接の面識はなかった。女性が「SNSでフォローしていた男性が家に来るかもしれない」と交番に被害を届け出た。
東海道新幹線の岐阜羽島-米原(滋賀県)間の線路内に立ち入ったとして、岐阜県警垂井署は17日、新幹線特例法違反の疑いで、いずれも自称の中津川市蛭川、無職の容疑者(82)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は17日午後8時5分ごろ、不破郡関ケ原町山中の東海道新幹線の線路内に立ち入った疑い。
署などによると、同日午後7時35分ごろ、JR東海から「新幹線の線路内に人が立ち入っている。上り線の線路内で座っている」と110番があった。男性職員が線路内を探していたところ容疑者を発見し、確保した。列車とは接触しておらず、容疑者にけがはなかった。容疑を認めている。署は動機や侵入経路などを調べている。
JR東海によると、同日午後7時32分に同区間の上下線で運転を見合わせ、同8時55分に運転を再開。午後10時30分時点で上下計76本に遅れが生じ、約6万1千人に影響が出ている。
岐阜県警北方署は11日、本巣郡北方町の50代の女性会社員がマッチングアプリで知り合った男に勧められた投資話に乗り、約8千万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。SNS型投資詐欺とみて調べている。
署によると、女性は今年4月中旬に知り合った男からメッセージで「暗号資産に投資すればもうかるよ。いろいろ教えてあげようか」などと持ちかけられ、5月15日〜7月24日に偽の投資サイト内で指定された口座に、インターネット口座から20回にわたって現金計約8千万円を送金した。
女性が投資資金を工面するために家族に相談したところ詐欺ではないかと指摘され、7月28日に署に相談した。女性は独身で、1人暮らしだという。男は「45歳」で「海外出張中」としており、1度も会ったことはなかったが、交流サイト(SNS)を通じてやりとりを重ねるにつれ親近感を抱いたという。
岐阜県警捜査1課と加茂署は10日、不同意わいせつの疑いで、愛知県一宮市南小渕、建築業の容疑者(54)を再逮捕した。
再逮捕容疑は7月1日午前6時50分ごろ、美濃加茂市内の駅駐輪場で、自転車を止めようとした10代女性の背後から抱きつく、わいせつな行為をした疑い。
署によると、女性の保護者から「娘が胸を触られた」と110番があった。容疑者は女性と面識はなく、容疑を否認している。
容疑者は、美濃加茂市内で別の10代女性にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつ容疑で8月19日に逮捕されていた。
岐阜県警各務原署は9日、各務原市の60代の自営業男性が副業の勧誘をきっかけに約2126万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として調べている。
署によると、男性は交流サイト(SNS)で知り合った人物から「音楽を聴いて画面のスクリーンショットを送るだけで報酬がもらえる」と副業を勧められ、少額の報酬を得られたため、費用を支払い副業を続けた。その後「実行タスクに誤りがある」などと言われてトラブル解決費や保証金を求められ、8月26日から9月5日までに電子マネー利用権の提供や指定された口座への振り込みで約2126万円をだまし取られた。
金融機関から県警に協定に基づく情報提供があり、被害が分かった。
岐阜市は8日、柳津公民館(同市柳津町宮東)と日置江公民館(同市日置江)、同館併設の日置江連絡所で、6日夕方から7日午前にかけてガラス戸が相次いで壊され、金庫などにあった現金計約7万5千円が盗まれたと発表した。7日に岐阜羽島署と岐阜南署に被害届を提出した。
市によると、いずれもガラスの一部を割って侵入する手口で、鍵のかかった金庫などに保管していた現金が盗まれた。金庫には自治会が地域の団体からコピー機使用料として徴収した現金が入っており、被害額は柳津公民館が約6万円、日置江公民館が約1万円。日置江連絡所は、市が釣り銭として保管していた5千円がなくなっていた。
7日午前に両公民館にそれぞれ出勤した職員が、館内が荒らされているのを発見した。施設は防犯カメラを設置していたが、向きが変えられたり壊されたりしていたという。