10月23日、仙台市内に設置されている知事選挙のポスター掲示板に特定の候補者への誹謗中傷などを落書きしたとして無職の男が逮捕されました。
【写真を見る】宮城県知事選挙ポスター掲示板に落書き「特定の候補者へ誹謗中傷」43歳男を逮捕
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区台原1丁目の無職の男(43)です。警察によりますと、男は10月23日午前10時過ぎ、仙台市青葉区台原5丁目に設置されている知事選挙のポスター掲示板に落書きをした疑いが持たれています。
付近の住民から掲示板に落書きしている男がいると警察に通報があり、駆け付けた警察官が現場近くにいた男を逮捕しました。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。掲示板には特定の候補者への誹謗中傷などが書かれていてその後、青葉区選挙管理委員会が新しく張り替えたということです。警察が動機などを追及しています。
23日に、仙台市青葉区で宮城県知事選挙のポスター掲示板に特定候補への意見など落書きをしたとして、43歳の無職の男が逮捕されました。
【写真を見る】“特定候補への意見をかなりの文字数で落書き”宮城県知事選挙・ポスター掲示板に落書きで43歳無職の男逮捕 仙台
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区に住む43歳の無職の男です。
警察によりますと、男は、23日午前10時過ぎ、仙台市青葉区台原に設置されていた宮城県知事選挙のポスター掲示板に落書きをした疑いが持たれています。
付近の住民から「掲示板に落書きしている男がいる」と、警察に通報があり、駆け付けた警察官が、現場近くにいた男を逮捕しました。
警察の調べに対し男は、容疑を認めているということです。
掲示板に書かれた落書きは、特定候補への意見などが、かなりの文字数で書かれていましたが、現在、その落書きは、選挙管理委員会によって消されています。
仙台市の国分町で無許可で風俗営業をしたとして男5人が逮捕されました。
このうち4人は、客引き行為をしていた疑いでも逮捕されています。
風営法違反の疑いで逮捕されたのは、愛知県豊明市の会社役員の36歳の男、
仙台市青葉区の飲食店従業員の40歳の男、28歳の飲食店店長の男ら合わせて男5人です。
警察によりますと、5人は2025年5月から10月までの間、仙台市青葉区国分町2丁目のガールズバー2店舗で風俗営業の許可得ずに従業員に客の接待をさせていた疑いが持たれています。
5人は、匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウのメンバーと見られていて、このうち愛知県の会社役員の男ら4人は、国分町の路上で客引き行為をしたとして、すでに逮捕されていました。
また、会社役員の男が「指示役」で摘発されたガールズバー2店舗を経営していたとみられています。
警察は、捜査に支障が出るとして、5人の認否を明らかにしていませんが、グループの実態解明や金の流れなどを詳しく調べています。
今年6月、仙台市内の国道交差点で道路を横断していた自転車の女性をはね、死亡させたとして過失運転致死の罪で起訴されていたトラック運転手の男について仙台地方検察庁は、21日、ひき逃げの罪で追起訴しました。
ひき逃げの罪で追起訴されたのは、山形県天童市のトラック運転手・魚住隆浩被告(58)です。
起訴状などによりますと、魚住被告は、9月20日午前5時半頃、大型トラックを運転中、仙台市宮城野区の国道交差点を左折した際、道路を横断していた自転車の68歳の女性をはね、およそ176メートル引きずり死亡させたうえ、事故を認識したのにも関わらずその場から逃走したとされています。
魚住被告は、事故を起こした当初、「気付かなかった」などと話していました。
21日早く、仙台市営地下鉄東西線の大町西公園駅近くの市道でクマ1頭が目撃されました。警察が、住民に注意を呼びかけ、付近をパトカーで警戒しています。
【写真を見る】仙台中心部にクマ出没 地下鉄駅近くの市道で早朝目撃されるも行方不明 住民に注意呼びかけ
中村洋輝記者:
「交通量の多い道路のすぐそばの市道でクマが目撃されたということです」
21日午前5時20分頃、仙台市青葉区大手町の市道で近くを通った男性が、体長50cmほどのクマ1頭を目撃しました。
クマが目撃されたのは、仙台市営地下鉄「大町西公園駅」の近くにある「宮城県医師会館」の南側で、その後の行方は分かっていません。
周辺にはマンションやアパートなどが並び、警察が、住民に注意を呼びかけ、付近をパトカーで警戒しています。
10月3日、キノコ採りの女性がクマに襲われて死亡し、一緒にいた女性が行方不明となっている栗駒山の現場近くできょう、クマがわなにかかっていたことが分かりました。現場付近で捕獲・駆除されたクマは5頭目です。
【写真を見る】【クマ情報】不明女性の捜索続く現場付近で新たにクマ1頭捕獲 襲った個体かクマのDNA鑑定進め特定急ぐ 宮城・栗原市
宮城県栗原市の栗駒山では、10月3日、キノコ採り中の70代の女性がクマに襲われて死亡し、一緒にいた別の70代の女性もクマに襲われたとみられ行方不明になっています。
栗原市によりますと、21日午前7時20分頃、現場近くに仕掛けていた箱わなに体長1.2mのオスのクマ1頭がかかっているのが見つかったということです。
クマは、その場で駆除されました。現場近くでクマが捕獲、駆除されたのは5頭目です。
10月15日には、成獣のクマがわなにかかっていて、市では女性を襲った個体かどうか調べるため、21日に岩手大学にDNA鑑定を依頼したということです。
市は、21日駆除した個体についてもDNA型を調べる方針です。
2025年7月から10月にかけて、仙台市内の女性が警視庁の警察官を名乗る男から金と現金、合わせて約3億6000万円をだまし取られた特殊詐欺事件で、女性は男から「金を買うように」指示されていたことが分かりました。
【写真を見る】被害女性が金を買うよう指示受ける…県内最高額の3.6億円だまし取られる特殊詐欺 仙台
この事件は、2025年7月から10月にかけて仙台市太白区に住む無職の70代女性が、警視庁の警察官を名乗る男に「あなた名義の携帯電話が犯罪に使われている」「あなたが犯罪に関わっていないか確認するため全財産を調査する」などと言われ金約18.6キロ=時価3億4800万円相当と現金約1040万円の、合わせて3億5840万円を騙しとられたものです。
その後の警察への取材で女性は、男から資産状況を聞かれた後に「金の方が調査をしやすい」などと言われ金を買うように男から指示をされていたことが分かりました。
女性は買った金や自宅にあった金を指示された通り、仙台市太白区のコインロッカーに入れたところ何者かが持ち去ったということです。
県内で発生した特殊詐欺事件の被害額としては過去最高で警察は金の価値が高騰していることを受けた犯行とみて捜査しています。
20日朝、宮城県の気仙沼市役所の駐車場で焼けた遺体が見つかりました。警察は焼身自殺を図ったとみて調べています。
【写真を見る】「人のようなものが焼けている」警備員が通報 市役所駐車場で発見された焼死体 近くにアルコール容器 宮城・気仙沼市
20日午前6時過ぎ、気仙沼市役所の警備員から「人のようなものが焼けてくすぶっている」と警察に通報がありました。
警察官が駆け付けたところ、庁舎南側の駐車場で焼けて性別の分からない1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、近くには消毒用アルコールの空の容器が落ちていて、警察は焼身自殺を図ったものとみて、遺体の身元の確認を急ぐとともに詳しい状況を調べています。
20日朝、宮城県の気仙沼市役所の駐車場で焼けた遺体が見つかりました。警察は焼身自殺を図ったとみて調べています。
【続報】「人のようなものが焼けている」警備員が通報 市役所駐車場で発見された焼死体 近くにアルコール容器
20日午前6時過ぎ、気仙沼市役所の警備員から「人のようなものがくすぶっている」と警察に通報がありました。
警察官が駆け付けたところ、庁舎南側の駐車場で焼けて性別の分からない1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、近くには消毒用アルコールの空の容器が落ちていて、警察は焼身自殺を図ったとみて遺体の身元の確認を急ぐとともに詳しい状況を調べています。
18日午後4時40分頃、宮城県気仙沼市浪板の県道交差点で、通りかかった人から「道路上に人が倒れている」と通報がありました。警察によりますと、倒れていたのは80代の男性で軽乗用車にはねられたとみられています。男性は意識があるものの、会話ができない状態だということです。
【写真を見る】軽乗用車に80代男性はねられ会話できない状態 運転手の70代男現行犯逮捕 宮城・気仙沼市
軽乗用車を運転していたのは70代の男で、警察は過失運転傷害の疑いで男を現行犯逮捕しました。現場は、三陸自動車道の「気仙沼鹿折IC」近くの、信号機がない見通しの良い十字路交差点で、警察が事故の原因を詳しく調べています。
18日午後4時40分頃、宮城県気仙沼市浪板にある県道大島浪板線の交差点で気仙沼市中みなと町の無職・畠山昭太郎さん(83)が、南進してきた軽乗用車にはねられました。畠山さんは、骨盤を折るなどの重傷を負って気仙沼市内の病院に運ばれましたが、数時間後に死亡が確認されました。
警察は、軽乗用車を運転していた気仙沼市磯草の無職・小松貞夫容疑者(76)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
【写真を見る】軽乗用車に83歳男性はねられその後死亡 運転手の76歳男現行犯逮捕 宮城・気仙沼市
現場は、三陸自動車道の気仙沼鹿折IC近くの信号機がなく、見通しの良い十字路交差点です。警察は、容疑を過失運転致死に切り替えるとともに、事故の原因について詳しく調べています。
19日午後4時40分頃、気仙沼市浪板にある県道大島浪板線の交差点で、気仙沼市中みなと町の無職・畠山昭太郎さん(83)が南に向かって進んでいた軽乗用車にはねられました。
【写真を見る】交差点で男性(83)が軽乗用車にはねられ死亡 運転していた無職の男(76)を逮捕 宮城・気仙沼市
この事故で畠山さんは骨盤を骨折するなどして病院に運ばれましたが数時間後に死亡しました。
警察は、軽乗用車を運転していた気仙沼市磯草の無職の男(76)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
現場は三陸道気仙沼鹿折IC近くにある信号機がない交差点で警察は男の容疑を過失運転致死に切り替え、事故の原因を詳しく調べています。
2025年8月、金融協会の職員になりすまして、高齢の女性からキャッシュカード1枚を盗んだとして福島県に住む男が再逮捕されました。警察は、男は特殊詐欺グループの受け子とみて調べを進めています。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、福島市に住む43歳の飲食店従業員の男です。警察によりますと、男は仲間と共謀のうえ、今年8月20日に仙台市青葉区に住む80代の女性からキャッシュカード1枚を盗んだ疑いが持たれています。男の仲間とみられる人物が金融協会職員になりすまして女性に電話をかけ「キャッシュカードを新しくする必要があるため職員が訪問する」などとうその説明をしました。
その日のうちに、今回逮捕された男が金融協会職員になりすまして女性の自宅を訪問。女性から受け取ったキャッシュカードを封筒に入れ、女性が目を離したすきに別の封筒とすり替えたとみられています。
男は女性に「まだ封筒を開けないでください」と言って立ち去りました。翌日、女性が不審に思って封筒を開封したところ、中にトランプカードが1枚入っていて被害に気付いたということです。
警察の調べに対し男は「弁護士が来てからしゃべります」などと話しているということです。
男は、女性のキャッシュカードを使って現金50万円を引き出した疑いで先月29日にも逮捕され処分保留となっています。警察は、男は特殊詐欺グループの受け子とみて詳しく調べることにしています。
2024年10月、息子になりすまし仙台市の80代の女性から現金100万円を奪ったとして指定暴力団の組員の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは指定暴力団道仁会の組員で無職の男(24)です。
警察によりますと、男は2024年10月、共犯者らと共謀して仙台市宮城野区の80代の女性に息子を装って「不倫関係の女性を妊娠させた。示談金を貸してほしい」などとうその電話をかけ女性から現金100万円をだまし取った疑いが持たれています。
この事件を巡っては、2024年12月に受け子の男が逮捕されていて、その後の捜査で男の関与が強まったとして警察が10月16日、逮捕しました。
警察の調べに対し、男は黙秘しているということです。男は、特殊詐欺グループの中でリクルーターの役割を担っていたとみられています。警察は、他にも複数の共犯者がいるとみて捜査を進める方針です。
宮城県丸森町立舘矢間小学校の教諭容疑者の男(25)が、迷惑行為防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されました。
【写真を見る】小学校の男性教諭 盗撮目的でスマホを差し向けた疑いで現行犯逮捕 宮城・大河原町
警察によりますと、男は10月15日午後7時頃、宮城県大河原町内の商業施設で面識のない10代の女性のスカートの中を撮影する目的で、スマートフォンを差し向けた疑いが持たれています。
目撃者からの通報を受けた警察が、その場にいた男を現行犯逮捕しました。警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
2023年、宮城県南三陸町で見つかった人の骨の一部が東日本大震災で行方不明となっていた当時6歳の女の子のものと分かり、10月16日、家族のもとに14年7か月ぶりに引き渡されました。
【写真を見る】「私たち4人家族だったよね」震災不明の娘が14年7か月ぶりに帰宅。遺骨、家族とともに故郷へ 宮城
身元が判明したのは、震災当時6歳だった山根捺星(やまね なつせ)さんです。10月16日は父、朋紀さんと母の千弓さん、そして、兄の大弥さんが遺骨を受け取るため南三陸警察署を訪れました。
捺星さんは震災の発生当時、岩手県山田町の自宅で津波に襲われて行方不明になりました。2023年、南三陸町の建設会社で見つかった下あごの骨の一部がDNA鑑定などの結果から9月、捺星さんのものと判明しました。
震災から約14年7か月経った10月16日、母、千弓さんに捺星さんの遺骨が手渡されました。
山根 千弓さん:
「手がかかる子だったが、それでももっと子育てしたかった」
山田町では震災の地震や津波で143人が行方不明となりました。直線距離で約100キロ離れた南三陸町で奇跡の再会を果たしました。
山根 千弓さん:
「たった6年間という短い娘を育てた(時間の)短さを改めて感じています。
にこにこしてママーて言っているかなと想像しています」
山根 千弓さん:
「やっぱり私たち4人家族だったよね」
捺星さんは家族とともに、故郷の山田町に帰ります。
捺星さんは生きていれば2025年6月に21歳になっていました。
同級生の成人式があった際には、母の千弓さんが式に参加できない娘のことを思いたくさんの花を買い仏壇に供えたということです。
これからは家族4人でゆっくり過ごしてほしいですね。
14日未明、仙台市内の自宅で面識のある女性の顔を殴り打撲のけがを負わせたとしてミュージシャンの男が逮捕されました。男は「押し倒したが殴っていない」と容疑を否認しています。
傷害の疑いで逮捕されたのは仙台市青葉区大町2丁目のミュージシャンの男(50)です。警察によりますと、男は14日午前0時半頃、自宅で面識のある40代の女性に対して顔を素手で殴る暴行を加えて顔に打撲を負わせた疑いがもたれています。被害関係者がすぐに110番通報をしましたが男は現場から立ち去っていたということです。
警察の調べに対して、男は「押し倒したが殴ってはいない」と容疑を否認しています。警察は、被害者保護のため2人の詳細な関係性を明かしていませんが2人の間に何らかのトラブルがあったとみて事件の経緯を調べています。
特殊詐欺を防ごうと年金支給日に合わせ、15日、宮城県富谷市内の銀行で、警察が高齢者らに特殊詐欺に対する注意を呼びかけました。
【写真を見る】特殊詐欺防止呼びかけ「国際電話の着信止めることができる」年金支給日にあわせ宮城県警
特殊詐欺電話の多くが国際電話からかかってくるということで、国際電話の休止も呼びかけられました。
キャンペーンが行われたのは富谷市の七十七銀行明石台支店です。
宮城県警大和警察署の署員らが年金を受け取りにきた高齢者らにチラシやトイレットペーパーなどを配りながら特殊詐欺の被害にあわないよう注意を呼びかけました。
宮城県警によりますと、2025年の特殊詐欺の被害件数は9月末現在で2024年の同じ時期より17件多い279件となっています。
このうち65歳以上が45.9%を占めています。
このほか、希望する人には国際電話を休止する申し込み手続きも案内されました。
「国際電話の着信も止めることができる。無償で設置できる手続きで、携帯を持っているなら、手続きは2、3分で終わる」
宮城県警大和警察署 生活安全課・福田優輔課長
「国際電話の休止手続きは簡単に行えるので、被害防止のために休止手続きをお願いします」
大和警察署によりますと、特殊詐欺被害につながる電話の半数は国際電話からかけられているということで、特に警察官を装う詐欺や投資を促す詐欺に注意してほしいと話しています。
2022年に宮城県石巻市の障害者支援施設で入浴介助を受けた女性が全身に重いやけどを負って死亡した件で、警察は、入浴介助をしていた職員ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
【写真を見る】38歳女性入浴時太ももの皮膚めくれる火傷で死亡 介助した障害者施設職員ら3人を業務上過失致死容疑で書類送検 宮城・石巻市
石巻市の障害者支援施設「ひたかみ園」では2022年12月、入所していた阿部加奈さん(当時38)が職員2人の介助を受けて風呂に5分間入浴した際、太ももの皮膚がめくれるなどのやけどをして、死亡していました。
施設の事故報告書などによりますと、風呂は湯と水を別の蛇口から出すタイプで、職員が水面の温度計で40℃の表示を確認していましたが、湯舟の実際の温度は、50℃前後だったと推測されています。
阿部さんの遺族は、2024年2月に入浴介助を担当した40代と20代の女性職員2人と現場責任者の30代の男性1人を刑事告訴していて、警察は15日、この3人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
警察によりますと3人とも容疑を認めているということです。
阿部さんの遺族は「娘の無念を晴らすためにやってきた。今は一歩二歩前に進んだような気持ちです」とコメントしています。
10月13日、仙台市太白区に住む40代の女性が警察官を名乗る男に「資金を調査する必要がある」などと言われ現金およそ300万円をだまし取られました。
【写真を見る】「偽の逮捕状」ビデオ通話で見せられ40代女性が特殊詐欺被害…警察官装う男に300万円だまし取られる 仙台
警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは、仙台市太白区で1人暮らしをしている40代の会社員の女性です。
警察によりますと10月13日、女性の携帯電話に警察官を名乗る男から電話があり、「あなたの名義で口座が作られていて詐欺に使われている」などと言われました。
その後、別の警察官を名乗る男にはLINEのビデオ通話で偽の逮捕状を見せられ、「あなたは犯罪に加担している。容疑を晴らすために資金の調査が必要」などと言われたということです。
話を信じた女性は男の指示に従い、指定された口座に現金およそ300万円を振り込みました。
その後、男から「再度別の口座を調査する必要がある」などと言われたことから不審に思った女性が警察に相談し、事件が発覚したということです。
警察が特殊詐欺事件として捜査を進めています。
2022年、石巻市内の障害者支援施設で入浴介助を受けていた女性が全身に重いやけどを負い、その後、死亡した事案についてです。
警察が業務上過失致死の疑いで職員3人を書類送検する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
宮城県石巻市門脇の障害者支援施設「ひたかみ園」では、2022年12月、入所していた阿部加奈さん(当時38)が、職員2人の介助を受けて風呂に5分間入浴した際、太ももの皮膚がめくれるなどのやけどをし、その後、死亡しました。
阿部さんの遺族は、2023年2月に当時、入浴介助を担当した女性職員2人と現場責任者の男性1人を刑事告訴していて、警察が業務上過失致死の疑いで近く書類送検する方針を固めたことが、関係者への取材で分かりました。
施設の事故報告書などによりますと、風呂は、湯と水を別の蛇口から出すタイプで、職員が水面の温度計で40℃との表示を確認していましたが、実際は50℃前後だったと推測されていて、阿部さんの死因は敗血症でした。
2019年の台風19号による豪雨被害から6年となった12日、甚大な被害を受けた宮城県丸森町では献花台が設けられ、遺族らが亡くなった人に静かに手を合わせました。
【写真を見る】台風19号豪雨被害から6年 11人死亡、1人行方不明の宮城県丸森町で追悼式典
献花台が設けられた丸森町役場では、午前10時に黙とうが捧げられ、丸森町の保科郷雄町長が追悼の言葉を述べました。
保科郷雄丸森町長「互いを支えあう絆をこれからも大切にし、誰一人取り残さない町づくりを着実に進めて参ります」
その後、遺族や町の職員らが、亡くなった人の冥福を祈り花を手向けました。
丸森町では2019年10月の台風19号による豪雨で、県内で最も多い11人が死亡、1人が行方不明になっています。
台風19号豪雨被害で家族3人を亡くし妹一人が行方不明天野民子さん「4人分の石碑を建てた。ずっと通って話しかけている。この6年ずっと同じことを続けてきたので、これからもずっと4人の墓場ではないが、守っていきたい」
参列した人は静かに手を合わせながら、災害のない日常を願っていました。
宮城県栗原市の栗駒山でキノコ採りの女性がクマに襲われて死亡し、一緒にいた別の女性が行方不明となってから1週間です。警察は女性の捜索を続けていますが、未だ手掛かりはありません。一方、加美町は相次ぐクマ出没を受け、非常事態宣言を出しました。
【写真を見る】栗駒山“クマ襲撃” 不明女性の手がかりなし…被害急増で「非常事態宣言」宮城・加美町
栗原市の栗駒山では10月3日、キノコ採りをしていた市内に住む自営業・志水春江さん(75)がクマに襲われ死亡しました。
志水さんと一緒に山に入った70代女性が行方不明になっていて、警察はこの女性もクマに襲われた可能性があるとみて、10月10日も捜索しましたが依然、見つかっていません。
栗原市や猟友会は現場付近に箱わなを設置し、これまで2頭の子グマを捕獲しましたが、志水さんを襲った個体ではないと見られます。
石川敬貴・加美町長:
「同時多発的にクマが出没している状況」
一方、加美町は町内でクマの目撃が相次いでいることを受け、10月9日、人的被害を防ぐためクマ出没対策本部を設置するとともに非常事態宣言を出しました。
加美町によりますと、9月、町内でのクマの出没件数は18件で、10月9日までに13件と急増しています。
石川敬貴・加美町長:
「自分たちの命を守ってもらいたいという思いで、少し強めだが非常事態宣言を出させてもらい、クマに警戒することを住民に分かってもらいたい」
加美町の非常事態宣言の期間は11月30日までです。宮城県内では2025年度、クマによる人身被害が3件起きていて、県は散歩や農作業など外出する際、鈴やラジオでクマに人の存在を知らせるよう呼びかけています。
今年8月、仙台市内の路上で20代の女性にわいせつな行為をしたとして、市内の私立高校に勤める教諭の男が逮捕された事件で、男が犯行当時、酒に酔った状態だったことが新たに分かりました。
不同意わいせつの疑いで逮捕された東北高校の教諭・村上和宏容疑者(38)の身柄は11日午前、仙台地方検察庁に送られました。
警察によりますと、村上容疑者は今年8月11日午後11時半頃、仙台市青葉区の路上で20代の女性の体を触るなどわいせつな行為をした疑いが持たれています。
女性が被害届を出し警察が捜査していました。
警察は、被害者保護の観点から2人の関係などを明らかにしていませんが、犯行当時、村上容疑者が酒を飲んで酔った状態だったことが警察への取材で新たに分かりました。
警察が事件の詳しい経緯を調べています。
11日朝、仙台市内のJR東北本線の踏切で男性が列車にはねられ死亡しました。
11日午前6時半頃、仙台市若林区河原町2丁目にあるJR東北本線の行人塚踏切で「列車が人と接触した」とJRから消防に通報がありました。
消防などによりますと、男性1人が仙台空港アクセス線の上り列車にはねられ、その場で死亡が確認されました。
警察が当時の状況を詳しく調べています。
この影響で東北本線、常磐線、仙台空港アクセス線が一部区間でおよそ1時間半にわたり運転を見合わせ、上下合わせて20本の列車が運休し、乗客およそ6800人に影響が出ました。
9月、宮城県利府町の建物の中で30代の女性の性的な姿を密かに撮影したとして山形県の自衛官の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、山形県東根市に住む陸上自衛隊 神町駐屯地の自衛官の男(44)です。
警察によりますと、この男は9月22日午前9時20分頃から午前10時40分頃までの間、利府町内の建物の中で30代の女性の性的姿態を撮影機器で密かに撮影した疑いが持たれています。
男と女性は面識があったということです。警察は、被害者保護を理由として犯行の詳細を明らかにしていません。警察の調べに対し、「撮影したことは間違いない性的欲求を満たすためだった」と容疑を認めているということです。
男が所属する神町駐屯地の第20普通科連隊連隊長・南條 衛1等陸佐は「国民の生命と財産を守る自衛官がこのような事案を起こし誠に申し訳なく思っております」「今後、隊員個々の身上に応じた服務指導をさらに徹底し同種事案の再発防止及び信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。警察が事件の経緯を詳しく調べています。
10月7日に仙台市内の飲食店で刺身を食べた男性が腹痛の症状を訴え、胃からアニサキスが見つかりました。仙台市は、この飲食店が出した刺身が原因の食中毒と断定し、この店で1日間、生鮮魚介類の提供などを停止させる処分を出しました。
10日に営業の一部停止処分を受けたのは、仙台市青葉区で酒や炉端焼きなどを提供する飲食店です。仙台市によりますと、10月7日午後6時頃、この飲食店を31人の団体が利用し、ヒラメやスズキ、マグロなどの刺身の盛り合わせなどを食べました。
この団体のうち40代の男性1人が8日の午前8時頃に腹痛を発症。9日になっても痛みが続いたため医療機関を受診したところ、胃から寄生虫のアニサキスが見つかったということです。
仙台市は、男性が発症前3日間にこの店の刺身以外に生の魚介類を食べていないことなどから、この店が提供した刺身が原因の食中毒と断定し、10日の1日間、生食用の魚介類の調理と提供を停止する処分としました。
腹痛を訴えた男性は快方に向かっているということで、一緒に飲食をした人でほかに症状を訴えた人はいませんでした。宮城県内で2025年、食中毒が発生したのは20件目、仙台市では6件目です。市はアニサキスによる食中毒の対策として魚介類の内臓の除去やマイナス20℃で24時間以上冷凍することなどを呼びかけています。
9月、仙台市内で同居する女性をナイフで刺し、殺害しようとしたとして逮捕された女性について仙台地方検察庁は不起訴としました。
【写真を見る】諸事情とは?ナイフ殺人未遂容疑で逮捕・容疑認めていた34歳女性が不起訴に 仙台
不起訴となったのは仙台市泉区に住む34歳の無職の女性です。
女性は、9月21日、自宅で同居する60代の女性の背中をナイフで刺し、殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されていました。
当時、取り調べに対し女性は容疑を認めていましたが、仙台地方検察庁は10月10日付けで不起訴としました。理由については「捜査の結果、判明した諸事情を踏まえ、公訴を提起しないこととした」とコメントしています。
2025年8月、仙台市内の路上で20代の女性に対しわいせつな行為をしたとして私立高校の教員の男が逮捕されました。
【写真を見る】不同意わいせつの疑い 38歳の私立高校教員の男を逮捕 深夜の路上で犯行か 仙台
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、仙台市宮城野区岩切分台3丁目の私立高校教員の男(38)です。警察によりますと、男は2025年8月11日午後11時半頃、仙台市青葉区の路上で20代の女性の体を触るなどわいせつな行為をした疑いが持たれています。
女性が被害届けを出し警察が捜査していました。警察は、被害者保護の観点から村上容疑者と女性の関係などを明らかにしていません。警察が事件の詳しい経緯を調べています。
仙台市内で、自宅敷地内にある鶏小屋が壊され飼育していたアヒルが死んでいるのが見つかりました。警察はクマによる被害とみて付近の住民に注意を呼びかけています。
10日午前10時頃、仙台市泉区根白石の住宅で「鶏小屋が壊されている」とこの家に住む人から警察に通報がありました。
警察が駆けつけ確認したところ木製の鶏小屋が壊されていてその中で飼育していたアヒル1羽が死んでいるのが見つかりました。
現場付近にはクマの足跡も残っていて、アヒルにはクマに食べられたような形跡が残っていたということです。鶏小屋では、5羽のアヒルを飼育していたということですが残り4羽の行方は分かっていません。現場付近ではクマの目撃情報が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
2025年8月、仙台市内の路上で20代の女性に対しわいせつな行為をしたとして私立高校の教員の男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは仙台市宮城野区岩切分台3丁目の私立高校教員の38歳の男です。
警察によりますと、男は2025年8月11日午後11時半頃、仙台市青葉区の路上で20代の女性に対し、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
事件後に女性から被害届けが出されていて警察が捜査していました。警察は被害者保護の観点から男と女性の関係などを明らかにしていません。警察が事件の詳しい経緯を調べています。
未成年者誘拐未遂の疑いで逮捕されたのは、埼玉県鴻巣市に住む75歳の無職の男です。警察によりますと、男は8日午前7時20分頃、宮城県気仙沼市内の路上で、面識のない10代の少女に対し、少女が18歳未満であることを知りながら、「車乗ってく?俺もそっち方向だから乗せてくよ」などと声をかけて、車に乗せて誘拐しようとした疑いが持たれています。
声をかけられた少女は男の誘いを拒否したため、誘拐は未遂に終わりました。
【写真を見る】「車乗ってく?」18歳未満と知りながら面識ない少女誘拐しようとした疑い 埼玉県の無職の男(75)逮捕 宮城・気仙沼市
犯行後、少女の関係者から警察に通報があり、事件が発覚しました。警察が周辺への聞き取りなどを行い、男の犯行と特定したうえで、気仙沼市内にいた男を発見し、9日に逮捕しました。取り調べに対し男は「車に乗せようとした事実に間違いありません」と容疑を認めているということです。警察が動機など詳しく調べを進めています。
10月9日午後、宮城県登米市内で住宅1棟を焼く火事がありこの家に住む男性が両手をやけどしました。
【写真を見る】住宅1棟が全焼し70代男性が両手をやけど「爆発音がした」と通報 宮城・登米市
近所の人:
「近所に住んでいるが爆発音で何かあったのかと思ったら煙が出ていて駆け付けたがその時にはすでに火がまわっていた」
10月9日午後2時40分頃、宮城県登米市津山町横山の住宅で「爆発音がして黒煙が見える」と近所の人から消防に通報がありました。
消防がポンプ車など7台で消火にあたり火はおよそ2時間後に消し止められましたが、住宅1棟が焼けて隣接する倉庫などにも延焼したということです。
この火事で、この家に1人で住む70代の男性が両手にやけどをして登米市内の病院に運ばれました。命に別状はないということです。警察が火の出た原因を調べています。
おととし、南三陸町の建設会社で見つかった人の骨の一部が、東日本大震災で行方不明となっていた6歳の女の子のものと判明しました。今後、両親に引き渡されるということです。
【写真を見る】震災14年半、行方不明だった岩手県の当時6歳女児の身元判明 家族のもとへ 宮城
身元が判明したのは、岩手県山田町に住んでいた被災当時6歳の山根捺星さんです。警察によりますと、おととし2月、気仙沼市と南三陸町の3か所で歩道橋などの補修工事に伴い清掃活動が行われました。
作業員が南三陸町の建設会社で回収したものを分別していたところ人骨のようなものを発見し警察に届け出ました。
見つかったのは、下あごの骨の一部でDNA型鑑定や宮城県警では初となるプロテオーム解析と呼ばれる歯のたんぱく質を調べる鑑定により山根さんのものと判明しました。
山根さんは震災当時、自宅で津波に襲われ行方不明になったということです。
震災行方不明者が発見されたのは、宮城県内では2021年3月以来で約4年半ぶりです。
山根さんの両親は、「あきらめていたところに連絡をいただき驚きましたが大変嬉しい気持ちです」とコメントしているということです。見つかったご遺骨は今後、両親に引き渡されるということです。