す山口県下関市に住む70代の無職の女性が、
息子を名乗る男らによるオレオレ詐欺の被害に遭いました。
被害額は250万円です。
下関警察署によりますと、7月初旬、女性の自宅に息子を名乗る男から
「同窓会の案内が来たら教えて」という電話がありました。
その後、7月29日に同じ男や証券会社を名乗る男から
「株で儲けたお金をへそくりにしたいので、口座を貸してほしい」
「息子さんは株で儲けたお金を脱税している」
「今日中に280万円を支払えば起訴されない」などと言われました。
女性は話を信じ、税理士を名乗る男に現金250万円を手渡したということです。
警察では、家族を名乗る人から「金を準備してほしい」
「第三者にお金を渡してほしい」などと言われた場合は、
本人かどうか確認し、一人で判断せず家族や警察に相談するよう呼びかけています。
うそ電話詐欺の「受け子」として下関市の高齢女性から50万円をだまし取ったとして
大学生が逮捕されました。
逮捕されたのは、福岡市西区の18歳の男子大学生です。
警察によりますと大学生は30日、詐欺グループと共謀し
下関市の80代女性に孫をかたるうその電話をかけ
現金50万円をだまし取った疑いが持たれています。
大学生は弁護士事務所の関係者を装い、
女性の自宅で現金を受け取ったということです。
下関市では詐欺が疑われる電話が相次いでいて
警戒中だった警察官が職務質問して事件が発覚しました。
大学生は容疑を認めているということで警察は余罪があるとみて捜査しています。
山口警察署によりますと、先月から今月にかけ、
山口市の40代男性が「SNS型ロマンス詐欺」の被害にあい、
暗号資産844万円相当をだまし取られました。
男性はSNSを通じて知り合った女性を装う人物から
「先物取引の勉強を教えます」と持ちかけられ、指示されたアプリをダウンロード。
「元本が必要」「暗号資産に交換して送金して」などと言われ、
複数回にわたって送金し騙し取られたということです。
また、下関市では80代女性が「ウソ電話詐欺」の被害に遭いました。
女性の家に「息子」を名乗る男や「証券会社の職員」を名乗る男から電話がありました。
「口座が凍結された」「解除に700万円必要だ」などという話を信じ、
女性は指定された下関市内の公園で
現金270万円とキャッシュカード1枚を手渡したということです。
警察では、SNSで知り合った相手から投資話が出たら詐欺を疑うよう
注意を呼びかけています。
また家族を名乗る電話があった場合は、
本人かどうか確認し、一人で判断せず家族や警察に相談するよう呼びかけています。
20日夜、阿武町でミニボートで海釣りに出た男性2人が行方不明となりました。
20日午後11時ごろ、阿武町の筒尾海水浴場でキャンプをしていた男性から「一緒にいた2人がミニボートで沖に釣りに出かけたが帰ってこない」と海上保安庁に通報がありました。
萩海上保安署によりますと、行方不明となっているのは宇部市の70代の男性と福岡県筑前町の60代の男性です。20日午前8時ごろにミニボートに乗って釣りに出たということです。
海上保安庁は巡視艇と航空機による捜索を行っていて、21日正午過ぎに2人が乗っていたミニボートを発見しました。しかしミニボート周辺で2人は確認できず、捜索が続いています。
山口県防府市に住む飲食店店員の40代の女性が
SNSを利用した投資詐欺で約470万円の被害にあいました。
女性は今年3月末、SNS上で著名人を名乗るアカウントと繋がり、
投資グループに招待されました。
そして「投資の先生」や「アシスタント」を名乗る人物から
「今はチャンスに満ちた時期」「短期間で利益の最大化を目指す」などと言われました。
信じた女性は4月から5月にかけ、
5回にわたって指定された銀行口座に振り込みました。被害額は約479万9000円。
防府警察署は「SNSで著名人を騙る投資詐欺が多発している」として
注意を呼びかけています。
またSNSで知り合った相手から金の話が出たら詐欺を疑い、
すぐに警察や家族に相談するよう呼びかけています。