高齢者が多く利用する山梨県笛吹市の温泉施設で警察官らがSNSを使った詐欺や車上荒らしなどに注意を呼びかけました。
【写真を見る】高齢の利用者が多い温泉施設で詐欺など注意呼びかけ 今年のSNS型詐欺被害は21件、被害額は3億円超
笛吹市のみさかの湯で行われた街頭活動には、笛吹警察署の警察官や県防犯協会笛吹支部の担当者が参加しました。
参加者は施設の利用者にチラシを配りながらSNSでの儲け話や恋愛感情を抱かせるような甘い言葉は詐欺を疑うことや、車の中に貴重品を置かず、窓は閉め切るよう呼び掛けました。
笛吹警察署 生活安全課 小林祐介課長:
「こうした温泉施設で住民や家族と触れ合う機会が多くあるので、全体で防犯意識を高めてもらいたい」
県警によりますと今年県内で確認されたSNS型の投資・ロマンス詐欺の被害は21件で、被害額はすでに3億円を超えて去年の同じ時期を上回り、車上荒らしも増加傾向にあるということです。
5月、山梨県南アルプス市の住宅で16歳の男子高校生が父親を刃物で切りつけ、殺害したとされる事件で、事件直前に高校生は父親から暴言を言われ、突発的に犯行に及んだという趣旨の説明をしていることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
【写真を見る】直前に父親から暴言を言われ、突発的に犯行と説明 殺人の疑いで男子高校生を家裁に送致 山梨
この事件は先月24日、南アルプス市の16歳の男子高校生が自宅で69歳の父親を刃物で切りつけたとして逮捕され、その後父親は死亡し、高校生は殺人の疑いで送検されました。
高校生はこれまでの調べに幼少期から暴言を吐かれるなど父親に関する家庭環境の不満があったという趣旨の供述をし、捜査関係者によりますと事件直前、父親のそばを通った際に暴言を言われ、突発的に犯行に及んだという内容の説明をしているということです。
甲府地検は13日、殺人の疑いで高校生を甲府家庭裁判所に送致し、甲府家裁は今月26日までに少年審判を開き、高校生の処遇を決定します。
明日の天気のポイントを米津龍一気象予報士に聞きます。
米津龍一気象予報士:
あすは「梅雨雲でムシムシ」しそうなんですね。今日と同じようなイメージかと思います。
【写真を見る】梅雨前線 「来週以降、行方不明になるかも」 35度以上の猛暑日の予想も 米津龍一気象予報士が解説
ただ唯一ちょっと違うところもありまして、まず今日の正午、宇宙から見た雲の様子です。
日本列島で白色の部分が雲となっています。
この白い部分が濃ければ濃いほど厚い雲となりまして、山梨は緑色の部分も見えていますよね。ですから、薄い雲だったということがわかるかと思います。
天気は西から東へと変わってきますので、山梨の西の部分にまだまだ雲あり、近づいてくる予想なので、明日もやはり薄雲が広がりやすい状況が続きそうです。
今日と大きく明日は違うのは本州にある高気圧。
この高気圧が次第に東へと明日、移動していきます。そうなると、高気圧は時計回りに風が吹きますから、明日は東寄りの冷たく湿った空気が流れ込んできやすいんです。
これが地上で流れ込んできやすいと、東部・富士五湖は特に雲の素となる空気が入りやすくなるので、もうどんぐり。
中西部に関しては御坂の山で、この冷たく湿った空気が遮られるので、晴れ間がある。そんな形となる見込みです。
■この先の天気と気温
梅雨前線がどうやら来週以降、行方不明になるかもしれないんです。
といいますのも、甲府の16日間先の予報を見ていくと、日曜日、週末は雨ということになりそうなんですよ。ただ、来週以降どうですか。
傘マークないですね、1個もないですよ。
なぜかって言うと、梅雨前線が北上していく予想となっていまして、離れていきそうなんです。
それによって、晴れ間もあるということなんですが、来週は一転気温が高いんです。火曜日、水曜日35℃以上の猛暑日なんです。
関東甲信の梅雨明けの平年は7月19日頃と言われています。こうみると梅雨が開けちゃいますかっていう話ですが、その先はどうでしょう、ということなんですよね。
■1ヶ月予報
1ヶ月予報を見ていきます。
ロマンス詐欺などの被害が相次ぐ中、信用金庫の職員らが13日朝、JR甲府駅前で詐欺への注意を呼びかける街頭活動を行いました。
【写真を見る】「投資」「ロマンス」の2つの詐欺=「トウロマ」に警戒を 信用金庫や警察などが街頭活動 JR甲府駅前
この活動はあさって15日の「信用金庫の日」に合わせて行われたもので、山梨県内の信用金庫の職員や警察官などおよそ40人が参加しました。
そして「必ず儲かります」といったキーワードは詐欺を疑い、特に「投資」と「ロマンス」の2つの詐欺をあわせた「トウロマ」に警戒するようチラシなどを配って呼びかけました。
山梨信用金庫 小野守常勤理事:
「信用金庫は地域に根差した金融機関なので、地域の皆さんの安全を守るためにキャンペーンを実施している」
また信金職員が甲府駅前や店舗周辺の清掃活動も実施しました。
職場の同僚の女性を殺害し遺体を山梨県身延町の河川敷に遺棄した罪などに問われた被告に判決です。
甲府地裁は極めて自己中心的かつ身勝手で短絡的な犯行として被告に懲役20年の判決を言い渡しました。
【写真を見る】「突発的犯行と評価することはできない」同僚女性を殺害、遺棄などの罪 男に懲役20年の判決 甲府地裁
浅川博仁記者:
「まもなく同僚だった女性を殺害したなどされる男に判決が言い渡されます。傍聴席を求め50人以上の人が甲府地裁に集まりました」
13日午後に開廷した判決公判。
やや伸びた丸刈りでスーツを身にまとった男は、少しうつむいた様子で証言台の前に立ちました。
住居不定の元団体職員 小棹将太被告36歳です。
小棹被告は去年4月30日の夜、甲府市の職場の駐車場で、同僚だった当時40歳の女性の首を両手で締めて殺害し、遺体を身延町の河川敷に遺棄したほか、女性のスカート内を盗撮したなど4つの罪に問われています。
小棹被告【被告人質問】:
「もし誤解が解けなければ冷たい態度を取られ続け、被害女性を大切に思っていたので、その後の日々を送っていくことは難しい」
女性に一方的に好意を寄せていた小棹被告。
裁判は検察側が動機は極めて自己中心的で強い非難に値するとして懲役22年を求刑し、弁護側は突発的な犯行に近いなどと主張して適切な刑を決めるよう求め、13日に判決を迎えました。
西野牧子裁判長:
「主文被告人を懲役20年に処する」
判決で西野牧子裁判長は、「ホテルに行きませんか」という言動がセクハラと受け止められ、仕事上の立場が悪くなるなどと考えて及んだ犯行は、極めて自己中心的かつ身勝手で短絡的と指摘しました。
また、事前に遺体を遺棄する場所を検索するなど突発的犯行と評価することはできない、として懲役20年を言い渡しました。
判決言い渡しの際、小棹被告は終始うつむきながら、じっとしていました。
13日午前、山梨県忍野村で軽乗用車と路線バスが衝突する事故があり、バスの乗客の75歳の女性が重傷となっています。
13日午前9時20分ごろ、忍野村忍草の村道で軽乗用車と対向して来た路線バスが衝突しました。
バスには運転手と乗客16人が乗っていて、このうちタイ人の75歳の女性が腰の骨を折る重傷を負いました。
軽乗用車を運転していた女性にケガはありませんでした。
警察によりますと現場は片側1車線の道路で、軽乗用車の右側と対向してきたバスの右側が衝突しているということです。
また、軽乗用車を運転していた女性が「動物を避けようとハンドルを右に切った」と話しているということで、警察が事故の状況を更に調べています。
職場の同僚の女性を殺害し遺体を山梨県身延町の河川敷に遺棄したなどとされる男の裁判員裁判で被告に懲役20年の判決が言い渡されました。求刑は懲役22年でした。
【写真で見る】小棹将太被告 遺棄現場周辺
殺人や死体遺棄など4つの罪に問われていたのは住居不定の元団体職員 小棹将太被告36歳です。
小棹被告は2024年4月30日の夜、職場の駐車場で同僚だった当時40歳の女性の首を両手で締めて殺害し、遺体を身延町の河川敷に遺棄したなどとされています。
甲府地裁で開かれたこれまでの裁判で検察は、小棹被告は女性に一方的に好意を寄せていて「ホテルに行きませんか」などとセクハラと捉えられる行動をとっていたと指摘しました。
こうした言動で小棹被告は女性に冷たい態度をとられることに耐えられないなどと思い、殺害するしかないと考えた動機は極めて自己中心的で強い非難に値するとして検察は懲役22年を求刑していました。
一方、弁護側は突発的な犯行に近いなどと主張し、適切な刑を決めるよう求めていました。
そして、きょうの判決で小棹被告に懲役20年が言い渡されました。
11日午前、山梨県の富士スバルラインで乗用車と観光バスが正面衝突する事故がありました。
この事故で、乗用車に乗っていた外国人の男女6人が病院に運ばれ、運転の男性が重傷、同乗の5人も重傷とみられています。
【コマ送り画像で見る】観光バスのドラレコに映った衝突の瞬間
11日午前10時すぎ、富士山の麓と5合目を結ぶ富士スバルラインで乗用車と観光バスが正面衝突しました。
警察によりますと、この事故で乗用車に乗っていた6人の外国人が病院に運ばれました。
このうち、運転をしていた23歳のパキスタン人男性が右足骨折の重傷、10代〜40代のアメリカ人の男女5人も重傷と見られています。
観光バスには乗客18人と日本人の運転手が乗っていて、けが人はいませんでした。
現場は5合目から3kmほど下ったカーブのある道で、観光バスのドライブレコーダーには乗用車がセンターラインを越えて観光バスに衝突した様子が映されていました。
また事故の影響で富士スバルラインは午前10時20分から全線で通行止めとなりましたが、午後8時に解除されました。
警察が事故の状況と乗用車に乗っていた6人の関係を調べています。
11日午前、山梨県の富士スバルラインで乗用車と観光バスが正面衝突する事故があり、乗用車に乗っていた男女6人が病院に運ばれました。
【写真を見る】観光バスと正面衝突 なくとも5人重傷か 乗用車の外国人6人が病院搬送 山梨・富士スバルライン
事故の影響で富士スバルラインは通行止めとなっています。
11日午前10時すぎ、富士山の麓と5合目を結ぶ富士スバルラインで乗用車と観光バスが正面衝突する事故がありました。
県道路公社などによりますと、この事故で乗用車に乗っていた10代から40代の外国人合わせて6人が病院に運ばれました。
このうち少なくとも5人が重傷と見られています。
観光バスには中国人18人と日本人の運転手が乗っていてけが人はいませんでした。
現場は5合目から3kmほど下ったカーブのある道で、乗用車がセンターラインを越えて対向してきた観光バスに衝突したとみられます。
また事故の影響で富士スバルラインは午前10時20分から全線で通行止めとなりました。
観光客は:
「通れない。仕方ない」
「富士山を見るために来たのに行けないと聞いて悲しい」
なお、富士スバルラインの通行止めはあす解除される予定です
11日午前、山梨県の富士スバルラインで乗用車と観光バスが正面衝突する事故があり、乗用車に乗っていた男女6人が病院に運ばれました。
【写真を見る】観光バスと正面衝突 少なくとも5人重傷か 乗用車の外国人6人が病院搬送 山梨・富士スバルライン
事故の影響で富士スバルラインは通行止めとなっています。
11日午前10時すぎ、富士山の麓と5合目を結ぶ富士スバルラインで乗用車と観光バスが正面衝突する事故がありました。
県道路公社などによりますと、この事故で乗用車に乗っていた10代から40代の外国人合わせて6人が病院に運ばれました。
このうち少なくとも5人が重傷と見られています。
観光バスには中国人18人と日本人の運転手が乗っていてけが人はいませんでした。
現場は5合目から3kmほど下ったカーブのある道で、乗用車がセンターラインを越えて対向してきた観光バスに衝突したとみられます。
また事故の影響で富士スバルラインは午前10時20分から全線で通行止めとなりました。
観光客は:
「通れない。仕方ない」
「富士山を見るために来たのに行けないと聞いて悲しい」
なお、富士スバルラインの通行止めはあす解除される予定です
11日午前、富士スバルラインで観光バスと乗用車が衝突する事故があり、3人ほどが重傷の模様です。
【写真を見る】富士スバルラインで事故 6人けが、このうち3人ほどが重傷か 観光バスと乗用車が衝突 山梨
山梨県道路公社などによりますと11日午前10時過ぎ、富士山5合目に通じる富士スバルラインの4合目付近で観光バスと乗用車が衝突しました。
県道路公社などによりますと乗用車に乗っていた6人けが、このうち3人ほどが重傷とみられるということです。
スバルラインは現在通行止めとなっています。
8日、山梨県笛吹市の国道20号で逆走する車が確認され、あわや正面衝突という危険な状況をドライブレコーダーがとらえていました。
国道20号では先月から逆走車が相次いで確認されています。
【写真で見る】突然、現れる逆走車 コマ送り画像など
笛吹市御坂町、8日午前10時半ごろ、片側2車線の国道20号を走る車。
カーブに差し掛かったその時…。
「うお、危ね!」
目の前に突然現れた逆走車。急ブレーキの影響で、車内にあったフィギュアも横倒しに…。
あわや正面衝突という危険な状況です。
松島直輝アナウンサー:
「こちら逆走があった国道20号です。現場は緩やかなカーブがあり昼間の時間帯は交通量も多く、中には非常にスピードを出す車もあります」
逆走車が目撃された甲府方面に向かう道路を実際に走行してみると…。
松島アナウンサー:
「こちらカーブの先の部分、少し見通しが悪くなっていて、急に車が出てくると非常に危険を感じます」
目撃した人によりますと逆走した車を運転していたのは70代から80代の人物で反対車線から合流するように甲府方面の車線に侵入してきたということです。
国道20号では先月以降、逆走車が相次いで確認されています。
先月14日夜には笛吹市石和町の橋の上で。
さらに、17日には甲州市勝沼町でも確認されました。
逆走してしまった場合は、中央分離帯が左にあること、矢印が進行方向とは逆、看板が裏側を向いていることなど、いつもとは違う景色に気づくことが重要です。
今年2月、甲府市の路上で60代の男性に暴行を加え、頭蓋骨骨折などのけがをさせた疑いで男2人が逮捕されました。
男性は意識不明の状態です。
【写真を見る】頭蓋骨骨折などで60代男性が意識不明 男2人を逮捕 路上で暴行を加えた疑い 飲食店でトラブルか 山梨
傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも兵庫県姫路市の自称=配管工 轟翼容疑者39歳と山口学容疑者47歳です。
2人は今年2月24日未明、甲府市丸の内の路上で県内の60代男性に対し、頭や顔に暴行を加え、頭蓋骨骨折などのけがをさせた疑いがもたれています。
警察は通行人からの通報で男性を見つけ、危害を加えられた痕があることから捜査し、防犯カメラの映像などから男2人を割り出して容疑が固まり、9日に逮捕しました。
2人は仕事で県内に来ていて、捜査関係者によりますと事件前に2人と男性は同じ飲食店にいて、そこで何らかのトラブルがあったとみられています。
2人は酒を飲んでいたということです。警察は2人の認否を明らかにしていません。
被害男性は現在も入院中で、意識不明の状態だということです。
暴力団員であることを隠し山中湖村のホテルに宿泊したとして指定暴力団「住吉会」系組幹部の男ら5人が逮捕されました。
【写真を見る】「住吉会」2次団体総長ら男5人逮捕 暴力団員であることを隠し山中湖村のホテルに宿泊の疑い 香港マフィアとみられる男らと盃を交わしたか
捜査関係者によりますと詐欺の疑いで逮捕されたのは指定暴力団「住吉会」の2次団体「二代目武州伊勢野一家」の総長・田島和幸容疑者53歳と準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバー・白井加次郎容疑者51歳ら男5人です。
田島容疑者らは2023年3月、宿泊約款などで反社会的組織の宿泊を禁じている山中湖村のホテルに暴力団員であることを隠し、宿泊した疑いが持たれています。
田島容疑者らは複数人の香港マフィアとみられる男らと組織としての連携を約束するいわゆる「盃を交わす」ための会合を行っていたとみられます。
白井容疑者は去年9月、新型iPhoneを買い占めようとして別の転売グループとトラブルとなり、店の営業を妨害したとして逮捕されていました。
その際に押収されたスマートフォンを解析した結果、盃を交わしている動画があり今回の事件が発覚したということです。
職場の同僚の女性を殺害し遺体を山梨県身延町の河川敷に遺棄したなどとされる裁判で、被告は「女性に冷たい態度をとられ続ければ、その後の日々を送っていくことは難しい」などと犯行に至った経緯を明らかにしました。
【写真を見る】告白のつもりで「一緒にホテルに行ってくれませんか?」「もし誤解が解けなければ…」被告が経緯を語る 同僚女性を殺害・遺棄の裁判 甲府地裁
殺人や死体遺棄などの罪に問われているのは住居不定の元団体職員 小棹将太被告36歳です。
4日の被告人質問で小棹被告は裁判長に促され、うつむきながら証言台の前に座りました。
弁護士:
「被害女性に対してどのような気持ちを抱いていましたか?」
小棹被告:
「最初は単なる同僚だったが、優しくて気が利くところから異性として意識するようになった」
小棹被告は恋愛感情を抱いたころから盗撮を始め、告白のつもりで「一緒にホテルに行ってくれませんか?」などと伝えたものの、女性が職場に相談して事件当日に上司から話を聞かれたと説明しました。
その日の終業後、小棹被告は誤解を解くために職場の駐車場で女性を待っていたとしていますが…。
小棹被告:
「もし誤解が解けなければ冷たい態度を取られ続け、被害女性を大切に思っていたので、その後の日々を送っていくことは難しい」
「会社で自分の立場が悪くなると頭をよぎったと思う」
小棹被告はその後、女性から「警察を呼ぶ」などと言われたことで首を絞めつけて殺害し、遺体を身延町の河川敷に遺棄したなどとされています。
裁判はあすも開かれ、求刑などが行われ結審する予定です。
職場の同僚の女性を殺害し遺体を山梨県身延町の河川敷に遺棄したなどとされる男の裁判で検察は懲役22年を求刑しました。
【写真で見る】小棹将太被告 遺棄現場周辺を捜査する警察
殺人や死体遺棄など4つの罪に問われているのは住居不定の元団体職員 小棹将太被告36歳です。
小棹被告は去年4月30日の夜、職場の駐車場で同僚だった当時40歳の女性の首を両手で締めて殺害し、遺体を身延町の河川敷に遺棄したなどとされています。
これまでの裁判で小棹被告は起訴内容を認め、恋愛感情を抱いたころから盗撮を始め、告白のつもりで「一緒にホテルに行ってくれませんか?」などと伝えたこと、
また、「もし誤解が解けなければ冷たい態度を取られ続け、被害女性を大切に思っていたので、その後の日々を送っていくことは難しい」などと殺害に至る経緯を法廷で明かしていました。
裁判で検察は、被告が事件当日に職場から帰る女性に声をかけたところ、「警察を呼ぶ」などと言われたことで首を絞めつけて殺害したと指摘していました。
そして、きょうの裁判で検察は「犯行は強固な殺意に基づく極めて危険かつ悪質なもの。動機は自己中心的で身勝手」などとして小棹被告に懲役22年を求刑しました。
今回の裁判は犯行の内容に争いはなく、弁護側は小棹被告は当初話し合いをしようとしただけで突発的な犯行に近いなどと主張し、罪の重さの量刑が争点となっています。
5日午後、山梨県山中湖村の国道で乗用車と自転車がぶつかり、自転車を運転していた50代とみられる男性が意識不明の重体の模様です。
【写真を見る】「50代くらいの男性が意識がない」国道で乗用車とぶつかる 自転車の男性が意識不明の重体の模様 山梨
警察によりますと5日午後2時ごろ、山中湖村の国道413号、通称 道志みちで「車と自転車の事故で、自転車を運転していた50代くらいの男性がけがをして意識がない」と目撃者から消防に通報がありました。
男性は意識不明の重体の模様です。
ロードバイクとみられる自転車は山中湖方面に向かって走行していて、対向車とぶつかったとみられています。
警察が事故の状況を調べています。
山梨県富士吉田市の駐車場や路上で27歳の男性に殴る、蹴るなど暴行を加え、さらに一緒にいた女性から現金6万円を脅し取ったとして男女5人が逮捕された事件で、警察は新たに17歳の少年を逮捕しました。
【写真を見る】新たに17歳の少年を逮捕 集団暴行と恐喝の疑いで19歳〜22歳の男女5人が逮捕された事件 山梨
逮捕されたのは富士吉田市の自称アルバイトの少年(17)です。
この事件は2月12日から13日にかけて、富士吉田市上吉田にある駐車場や路上で当時27歳の男性に殴る、蹴るなどの暴行を加え、一緒にいた当時19歳の女性から現金6万円を脅し取った疑いで19歳から22歳の男女5人が逮捕されたものです。
この事件で被害男性は頭がい骨骨折などの重傷を負いました。
警察は防犯カメラの映像などから容疑者5人と少年を特定しました。
そして3日に5人を逮捕しましたが、少年は3日に家にいなかったため、きょう5日に逮捕しました。
警察は少年の認否を明らかにしていません。
職場の同僚の女性を殺害し遺体を山梨県身延町の河川敷に遺棄したなどとされる男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。
【写真を見る】「ホテルに行って欲しい」職場で盗撮36回 検察が動機を指摘 同僚女性を殺害・遺棄で初公判 弁護側「突発的な犯行に近い」と主張
裁判で検察側は男が「一方的に好意を抱いた女性に冷たい態度を取られ、関係が元通りにならないのであれば殺すしかないと考えた」と指摘しました。
殺人や死体遺棄など4つの罪に問われているのは住居不定の元団体職員 小棹将太被告36歳です。
小棹被告は去年4月30日の夜、職場の駐車場で同僚だった当時40歳の女性の首を両手で締めて殺害し、遺体を身延町の河川敷に遺棄したなどとされています。
午前10時に開廷した甲府地裁の初公判。
やや伸びた丸刈りの小棹被告は少しうつむいた様子で証言台に立ち、起訴状に間違いがないか問われると…。
小棹被告:
「ありません」
と述べ、起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察は犯行の動機を指摘します。
検察官:
「同僚の被害女性に一方的に好意を抱いていた」
「一緒にホテルに行って欲しいと言ったことで冷たい態度を取られ、関係が元通りにならないのであれば殺すしかないと考えた」
さらに検察は小棹被告が職場で36回にわたりスマートフォンや小型カメラを使って被害女性を盗撮していたと指摘しました。
また、事件当日は職場から帰る女性を待ち伏せて声をかけたところ「警察を呼ぶ」などと言われたことで首を絞めつけて殺害し、遺体を身延町の河川敷に遺棄したなどと犯行の状況を説明しました。
一方、弁護側は小棹被告は当初話し合いをしようとしただけで、突発的な犯行に近いなどと主張しました。
今回の裁判は犯行の内容に争いはなく罪の重さの量刑が争点となっています。
裁判はあすも開かれ被告人質問などが行われる予定です。
オンラインゲームで知り合った男性から、ゲームの大会参加の申請を行うマネージャーを紹介するなどとウソを言い、電子マネーおよそ60万円をだまし取ったとして住居不定無職の34歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】「オンラインゲームのマネージャーを紹介する」などとウソ 詐欺などの疑い 34歳の男を逮捕 山梨
SNS型投資詐欺などの疑いで逮捕されたのは住居不定、無職の馬場政徳容疑者(34)です。
馬場容疑者はオンラインゲームで山梨県に住む男性と知り合いました。
馬場容疑者は男性とゲームのチャット機能やSNSで連絡を取りあい、男性がオンラインゲームの大会申請を行うマネージャーを探していることを知ると、「8万円を払えばマネージャーを紹介する」とウソを言い、8万円分の電子マネーを送金させました。
さらに、「100万円投資すれば300万円くらい儲かる」「俺が70万円用意するから30万円を用意してほしい」とSNSでの投資を勧め、電子マネー51万9000円をだまし取った疑いです。
馬場容疑者はすでに福岡県で横領や詐欺の疑いで逮捕されていて、その後、山梨に移送され4日に逮捕されました。
警察の調べに対し馬場容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
山梨県富士吉田市の駐車場や路上で27歳の男性に殴る、蹴るなど暴行を加え、さらに一緒にいた女性から現金6万円を脅し取ったとして、19歳から22歳の男女5人が逮捕されました。
【写真を見る】集団で暴行の疑い 男性が頭がい骨骨折などの重傷 19歳〜22歳の男女5人を逮捕 一緒にいた女性から現金6万円恐喝容疑も 山梨
逮捕されたのは大月市の自称アルバイト 野尻勇宝容疑者(20)、富士河口湖町の自称アルバイト 本庄梨紅容疑者(22)、山中湖村の介護士 長田天果容疑者(20)、富士吉田市の自称会社員の男(19)、大月市の自称とび職の男(19)の男女5人です。
5人は2月12日の午後10時頃から13日の午前1時30分頃までの間に、富士吉田市上吉田にある駐車場で当時27歳の男性に対し殴る、蹴るなどの暴行を加えました。
その後、被害男性の車に数名が乗り込み、自分たちの車についていくよう指示し、人目につかない路上に移動し、さらに暴行を加えました。
その上、「靴と服が汚れたからクリーニング代を払え」などと脅し、市内のコンビニへ移動。
被害男性と一緒にいた当時19歳の女性にATMで現金6万円をおろさせ、脅し取った疑いが持たれています。
一連の暴行で被害男性は頭がい骨骨折などの重傷を負いました。
防犯カメラの映像などから容疑者5人を特定し逮捕しました。
警察は5人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、被害者の男女と容疑者の男4人は面識がなく、長田容疑者と被害女性が知人同士だったということで、事件のいきさつなどを調べています。
大麻を不正に使ったとして麻薬取締法違反の疑いで山梨県笛吹市の無職の男が逮捕されました。
【写真を見る】大麻を不正に使った疑い 元力士の22歳の男を逮捕 法改正後、山梨県内では初の逮捕者
逮捕されたのは笛吹市石和町の無職 ムニルオグル 武蔵容疑者22歳です。
警察によりますとムニルオグル容疑者は今年4月上旬から21日までの間に、山梨県内や、その周辺で大麻を不正に使った疑いが持たれています。
笛吹市内に「不審な車両がある」という110番通報があり、警察が車内にいたムニルオグル容疑者の様子から薬物の使用について調べたところ、大麻の使用が分かりました。
ムニルオグル容疑者は「使ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
大麻はこれまでの「所持」などに加えて、「使用」を禁止した改正法が去年12月に施行されました。
改正麻薬取締法の施行以降、大麻を不正に使った疑いでの逮捕者は、山梨県内でこれが初めてです。
ムニルオグル容疑者は元力士でした。
3年前、山梨県南アルプス市で無免許で乗用車を運転し、事故を起こして2人にけがをさせ、立ち去ったとされるベトナム人の男の裁判で男に懲役2年6か月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。
【写真を見る】無免許運転で事故 車炎上、2人にけがをさせ逃走 ベトナム国籍の男に執行猶予付きの有罪判決
無免許過失運転傷害などの罪に問われたのはベトナム国籍で東京都に住むグエン カイン トゥン被告27歳です。
判決によりますとグエン被告は3年前の6月、南アルプス市内で無免許で乗用車を運転して対向車に衝突し、2人にけがをさせ立ち去ったなどとしました。
事故で乗用車は河川敷に転落してほぼ全焼しました。
2日の判決で甲府地裁の西野牧子裁判官は「取り調べで事故への関与を否定するなどの姿勢は強い非難に値する」などとした一方、最終的に罪を認め弁償をして被害者と示談しているとして懲役2年6か月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
去年4月、職場の同僚だった女性の首をしめて殺害し、遺体を山梨県身延町の河川敷に遺棄したとされる男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。
【写真を見る】「関係が元通りにならないのであれば殺すしかないと思った」検察が指摘 同僚女性を殺害・遺棄で初公判 元団体職員の男は起訴内容を認める 甲府地裁
殺人や死体遺棄などの罪に問われているのは甲府市の元団体職員 小棹将太被告36歳です。
起訴状などによりますと小棹被告は去年4月、職場の駐車場で同僚だった当時40歳の女性に対し殺意を持って首を両手で絞めるなど窒息死させ、遺体を身延町の河川敷に遺棄したなどとされています。
きょう甲府地裁で開かれた初公判で、裁判長から起訴内容について「内容に違っているところはありますか?」と聞かれると、小棹被告は「ありません」と述べ、起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察側は、女性は小棹被告に一方的に好意を寄せられ困惑していることを職場に相談していて、小棹被告は関係が元通りにならないのであれば殺すしかないと思ったなどと指摘。
弁護側は小棹被告は犯行当日、当初、話し合いをしようとしただけで突発的な犯行に近いなどと主張しました。
裁判は午後も行われます。