25日昼前、山梨県大月市の県道で道路の舗装工事をしていたトラックに男性警備員がはねられ死亡する事故がありました。
【写真を見る】道路の舗装工事現場 警備員がはねられ死亡 工事トラックがバックか 山梨
25日午前11時半ごろ大月市猿橋町の県道で、道路の舗装工事をしていたトラックが交通規制のため道路上にいた警備員をはねました。
この事故で富士吉田市新西原の警備員 安部喜章さん60歳が甲府市内の病院に運ばれましたが、その後 死亡が確認されました。
警察によりますとトラックはバックをしているときに安部さんに衝突したということです。
警察は事故の原因を詳しく調べるとともに、車両を移動させる際には周囲の安全確認を徹底するよう注意を呼びかけています。
山梨県道志村のキャンプ場で2019年9月21日に当時小学1年生の小倉美咲さんが行方不明にりました。
その後、2022年に周辺の捜索で見つかった骨とDNA型が一致し、警察が美咲さんの死亡を確認しました。
【写真を見る】「悲しい過去に区切りを…」小倉美咲さん キャンプ場で行方不明になり6年 母親が現地を訪れ心境語る【コメント】
行方不明から6年がたった21日に母親のとも子さんが現地を訪れ、今の心境を語りました。
小倉とも子さん:
本日は、美咲のためにお集まりいただき ありがとうございます。
2019年9月21日にこの山梨県道志村のキャンプ場で、突然美咲の行方がわからなくなりました。
そこから、今日で6年が経ち、長い間たくさんの方にご心配いただき、ご協力いただき今まで活動してくることができました。
残念ながら願っていた結果にはなりませんでしたが、本当にたくさんの皆さんのおかげで、私達家族も支えられ、今を迎えることができました。
この献花台もボランティアの皆さんや、地主の方のご協力で、3年間設置することができました。
今日この6年目という日に、この悲しい過去に区切りをつけるために、献花台を終了させていただくことにしました。本当に長い間ありがとうございました。
小倉とも子さん:
先ほどお配りした紙にもありますが、美咲は2012年5月13日に私のもとに生まれてきてくれます。美しい花のようにたくさんの方に愛され、美しく楽しい笑顔のある人生を送ってもらいたいという思いで名前を付けました。
本当は美咲が戻ってきて感謝の気持ちをお伝えしたかったのですが、その言葉を言えないことがとても残念です。
私には長女もおりますので、天国で見てる美咲のためにも、少しでも笑顔で家族みんなでこれから生きていきたいと思いますので、これからもご指導よろしくお願いします。今日はお集まりいただき本当にありがとうございます。
とも子さんは献花台で祈りを捧げた後、美咲さんを捜索する辛かった日々について語りました。
小倉とも子さん:
山梨の地に美咲を探すために、70回以上通いました。
たくさんの人のご協力で、72万枚以上のチラシを人の手に渡すことができました。
たくさんの人にご協力いただいて、たくさんの情報をお寄せいただいたのですが、未だに美咲に繋がる情報がありません。
どうか皆様1人1人が、今一度美咲のことを思い出していただいて、当時のことや、今、美咲に関わることなどあれば、大月警察署の方に情報提供をお寄せいただけるとありがたいです。
山梨市の60代の男性がSNSの投資詐欺の被害にあい、現金2310万円をだまし取られました。
【写真を見る】100万円を振り込み➡投資アプリに利益が表示➡更に送金➡2310万円だまし取られる 60代男性がSNS型投資詐欺で被害 山梨
山梨市に住む60代の男性は、今年6月上旬 TikTokで投資について投稿しているアカウントをフォローしたところ「私たちのグループに入りませんか」などとメッセージが届き、LINEグループでやり取りを始めました。
その後、指示を受けて投資アプリをスマートフォンにインストールし指示された口座に100万円を振り込んだところアプリ上で利益が表示されました。
男性はこれを見て信じこみ、9回にわたって合わせて2310万円を振り込みました。
しかし利益分を出金しようとしたところ手数料を支払う必要があると言われ不審に思い、警察に相談して被害が発覚しました。
警察は、関係ない第三者名義の口座へ送金を要求されることや、手数料などさらに高額な金額を要求されることなどはSNS型投資詐欺の特徴として注意を呼びかけています。
知人の女性に「パパ活しているような女」「後悔させてやるよ」などとメールを繰り返し送ったとしてストーカー規制法違反の疑いで30歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】「パパ活しているような女」「後悔させてやるよ」「ブロック解除して」警告後もメール26回 ストーカー規制法違反の疑い 男を逮捕 山梨
逮捕されたのは山梨県富士吉田市の自称 会社員 渡邊大晃容疑者(30)です。
警察によりますと渡邊容疑者は県内の知人女性に対して、8月20日から9月13日までの間に「パパ活しているような女」「お前がしていることを後悔させてやるよ」「ブロック解除して」などと26回にわたりメールを繰り返し送った疑いが持たれています。
警察は8月上旬に女性から相談を受けていて、渡邊容疑者に警告をしていましたが、その後もメールが繰り返されていました。
渡邊容疑者は「何度もメールを送ったのは間違いない」と容疑を認めているということです。
飲酒運転することを知りながら貸した自転車で山梨県甲斐市内で2人乗りしたとして男性2人が摘発され、書類送検されました。
【写真を見る】「知り合いの家でビールを飲んだ」夜中に自転車2人乗り➡職務質問➡酒気帯び運転車両提供容疑などで書類送検 山梨県内で自転車では初
酒気帯び運転車両提供などの疑いで書類送検されたのは、いずれも南アルプス市に住む26歳と32歳の男性です。
警察の調べによりますと飲酒運転することを知りながら32歳の男性が26歳の男性に自転車を貸し、今年4月22日の午後11時過ぎ、甲斐市西八幡の県道で自転車を運転した疑いが持たれています。
パトロール中の警察官が2人乗りの自転車をみつけ職務質問したところ、酒気帯び運転と判明しました。
2人は知人関係で「知り合いの家でビールを飲んだ」などと話し、容疑を認めているということです。
去年11月に道路交通法が改正されてから自転車の酒気帯び運転車両提供容疑で県警が書類送検したのは今回が初めてです。
南アルプスの北岳で男性の遺体がみつかり警察は遭難した登山者とみて身元の確認を進めています。
【写真を見る】南アルプス北岳で男性の遺体発見 遭難した登山者か 警察が身元の確認進める 山梨
23日午後2時ごろ南アルプスの北岳で、警察の山岳救助隊員が沢の中で仰向けに倒れている男性を発見しました。
男性は死亡していて県警のヘリコプター「はやて」が現場に向かい遺体を収容しました。
警察によりますと遺体の周りにザックやヘルメットなどが置かれていて、現場の状況から警察は登山者の遭難とみて身元の確認をすすめ死因などを調べています。
北岳では6月28日の山開きからきょうまでに20件の山岳遭難が発生し、去年の同じ時期を4件上回っているということです。
山梨県道志村のキャンプ場で2019年9月21日に当時小学1年生の小倉美咲さんが行方不明にりました。
その後、2022年に周辺の捜索で見つかった骨とDNA型が一致し、警察が美咲さんの死亡を確認しました。
【写真を見る】「悲しい過去に区切りを…」小倉美咲さん キャンプ場で行方不明になり6年 母親が現地を訪れ心境語る【コメント全文】
行方不明から6年がたった21日のきのう、母親のとも子さんが現地を訪れ、今の心境を語りました。
小倉とも子さん:
本日は、美咲のためにお集まりいただき ありがとうございます。
2019年9月21日にこの山梨県道志村のキャンプ場で、突然美咲の行方がわからなくなりました。
そこから、今日で6年が経ち、長い間たくさんの方にご心配いただき、ご協力いただき今まで活動してくることができました。
残念ながら願っていた結果にはなりませんでしたが、本当にたくさんの皆さんのおかげで、私達家族も支えられ、今を迎えることができました。
この献花台もボランティアの皆さんや、地主の方のご協力で、3年間設置することができました。
今日この6年目という日に、この悲しい過去に区切りをつけるために、献花台を終了させていただくことにしました。本当に長い間ありがとうございました。
小倉とも子さん:
先ほどお配りした紙にもありますが、美咲は2012年5月13日に私のもとに生まれてきてくれます。美しい花のようにたくさんの方に愛され、美しく楽しい笑顔のある人生を送ってもらいたいという思いで名前を付けました。
正確な死亡日はわかりませんが、私の知ってる中では7年間の短い生涯だったと思いますが、ここにいるたくさんの方から愛情をいただき、幸せな人生だったと思います。本当にありがとうございました。
本当は美咲が戻ってきて感謝の気持ちをお伝えしたかったのですが、その言葉を言えないことがとても残念です。
私には長女もおりますので、天国で見てる美咲のためにも、少しでも笑顔で家族みんなでこれから生きていきたいと思いますので、これからもご指導よろしくお願いします。今日はお集まりいただき本当にありがとうございます。
山梨県は飲酒運転の人身事故が全国ワーストになり、甲府市で酒酔い運転の危険性の疑似体験が行われました。
【写真を見る】「距離感が全然分からなくなる」 特殊なゴーグルで酒酔い運転を疑似体験 飲酒運転の人身事故が全国ワーストの山梨
疑似体験は笛吹警察署の安全運転コンクールの一環として開かれました。
笛吹市の職員や学校関係者などの参加者は酒酔い状態の視界を再現したゴーグルをつけて飲酒運転の疑似体験も行いました。
実際に記者も体験してみると…
羽田記者:
「距離感が全然分からなくなりますね」
警察官:
「危ないです!このままだとぶつかるので…」
酒酔いの状態だと正常にハンドルを切ることも困難になります。
笛吹警察署 松田俊彦交通課長:
「アルコールは運転に必要な認知・判断・操作能力を著しく低下させますので飲酒運転は絶対にしないようにしていただきたいと思います」
人口10万人当たりの飲酒運転による人身事故の件数は山梨県は全国ワーストで、警察は取り締まりを一層強化しています。
出産直後の赤ちゃんを殺害したとされる母親の裁判で、被告に懲役6年が求刑されました。
検察は命の尊さを顧みない明確な殺意に基づく悪質な犯行と指摘しました。
【写真を見る】「赤ちゃんがいなければ…動機は身勝手である」赤ちゃんを殺害・遺棄の罪 母親に懲役6年求刑 山梨
山梨県甲州市の会計年度職員だった須山真衣被告34歳は2023年11月、勤務先のトイレで出産した女の赤ちゃんの口や鼻を手でふさいで殺害したあと、甲州市内の寺の境内に埋めたとして殺人と死体遺棄の罪に問われています。
甲府地裁で開かれた22日の裁判で検察は「命の尊さを顧みない明確な殺意に基づく悪質な犯行」とし犯行の動機を次のように指摘しました。
検察官:
「赤ちゃんがいなければ実家での生活と仕事が続けられると考えた動機は身勝手である」
検察が求刑したのは懲役6年。
これに対し弁護側は「被告には発達障害のADHD(注意欠如・多動症)があり、事件に一定程度影響した」「深く反省し出所後の支援体制も整っている」として寛大な処分を求めました。
最後に証言台に立った被告はか細い声で次のように述べました。
須山被告:
「しっかりと更生してまともで嘘、偽りのない人生を歩むことを誓います」
判決は9月30日に言い渡されます。
山梨県道志村のキャンプ場で当時小学1年生の女の子が行方不明になってから6年が経ちました。
女の子の母親が現地に設けられた献花台を片付け「つらい過去に区切りをつけたい」と語りました。
【写真を見る】「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村
千葉県の小倉美咲さんは小学1年生だった2019年9月、道志村のキャンプ場で行方が分からなくなりました。
3年前、周辺の捜索で見つかった骨とDNA型が一致し警察が死亡を確認しました。
行方不明から6年がたった21日のきのう、母親の小倉とも子さんが現地を訪れ献花台に手をあわせました。
母・小倉とも子さん:
「中学校という新しいスタートを同級生がきった時は、みんなに『おめでとう』と言うことができて、つらかった過去にひとつの区切りをつけようと思うことができた」
とも子さんは献花台を整理して撤去し、その近くに花が好きだった美咲さんを想って選んだキンモクセイやヤマボウシなど4本の木を植樹しました。
小倉とも子さん:
「ある時 急に出てきてさ、すごく成長しちゃった。(鉢に)に『美咲』って書いてある」
現地に植えた1本は美咲さんが育てていたアサガオの鉢から自然と芽が出た苗木です。
小倉とも子さん:
「たくさんの方の想いがあったから今この時を迎えられたと思っています。本当にありがとうございました」
小倉とも子さん:
「ただ、当時美咲に何があったのか全く何も分かっていません。美咲の無念を晴らすためにも親として皆様のお力をお借りできないかと再度ご協力をお願いしたいと思っています」
警察は今後も事件と事故の両面から捜査を続けるとしています。
また、これまで活動してきたボランティアの捜索チームは新たに山岳経験者などを募集し、手がかりを探す活動を継続するとしています。
山梨県の南アルプス・農鳥岳を目指して登山をしていた70代の男性が、悪天候により同行者とはぐれ、遺体で見つかりました。
【写真を見る】県警ヘリ「はやて」が遺体を収容 遭難した男性は静岡県の71歳 南アルプス・農鳥岳
21日、警察は県警ヘリ「はやて」で男性の遺体を収容。
その後、遺体は静岡県の71歳の男性と分かりました。
警察によりますと17日午前7時ごろ、70代の男性が2人の同行者とともに山梨県早川町奈良田の登山口から大唐松山を目指して登山を始め、山頂に登頂した後 下山する予定でしたが、下山道が急傾斜だったため農鳥岳を目指す行程に変更し、大唐松山の山中でビバークして一夜を過ごしました。
18日の午前6時ごろ、農鳥岳を目指し登山を再開しましたが、午後4時ごろ悪天候の影響で同行者2人とはぐれてしまい、この2人が山小屋を通じて警察に通報しました。
警察の山岳救助隊などが男性を捜索し、19日の午後2時前に農鳥岳の山中で、男性とみられる遺体を見つけました。
険しい地形と悪天候のため、この日に遺体は収容できず、21日に県警ヘリ「はやて」が遺体を収容しました。
その後、収容された遺体は静岡県島田市の無職 三浦武志さん(71)と分かりました。
警察では死因を調べています。
9月21日、山梨県甲斐市の県道で原付バイクと軽乗用車が正面衝突し、バイクを運転していた20代の男性が骨折の大けがをしました。
【写真を見る】原付バイクと軽乗用車が正面衝突 バイクの運転手が一時意識不明の重体 山梨県甲斐市
21日午前9時40分ごろ、甲斐市富竹新田の県道で甲府方面に向かっていた原付バイクが向かいから来た軽乗用車と正面衝突しました。
この事故で、バイクを運転していた近くに住む会社員の男性(24)が意識不明の重体で甲府市内の病院に運ばれました。
警察によりますと、男性はその後、意識が回復しましたが、肋骨や胸の骨を折る大けがだということです。
現場は片側1車線の見通しの良い直線で、警察が事故の原因を詳しく調べています。
60代の男性がマッチングアプリを通じて好意を抱いた女性から家電製品の販売事業に誘われ、現金約382万円をだまし取られました。
【写真を見る】「二人の将来のために車を買いたい」60代男性が現金約382万円を送金 SNS型ロマンス詐欺で被害 山梨
被害にあったのは甲府市に住む無職の60代男性です。
男性は8月19日、知人から紹介されたマッチングアプリに登録し、マッチした相手と別のSNSで連絡を取り合うようになりました。
日本人女性を名乗る相手と連絡を取り合う中で「結婚を前提にやり取りをしたい」「二人の将来のために車を買いたい」などと言われ、男性は好意を持つようになりました。
その後、女性から家電製品販売の共同経営を強く勧められるようになりました。
その中で、大手家電量販店の商品を購入し、作成したアカウントに掲載、その商品を顧客が購入すれば商品代金と利益が振り込まれると説明を受けました。
男性はアカウントに掲載する商品を購入するために、8月30日から9月5日までの間に7回にわたり、指示された個人名義の口座に382万3000円を送金しました。
しかし、毎回指定される口座が異なることを不審に感じた男性は、警察に相談し被害が発覚しました。
警察ではSNS型ロマンス詐欺の特徴として、以下の2点を挙げ、注意を呼びかけています。
「連絡を取り合うようになった面識のない相手から、儲け話を持ちかけられる」
「関係のない、個人や法人名義の口座への送金を要求される」
警察は9月15日から21日の1週間で山梨県内で8人を飲酒運転で摘発したと公表しました。
【写真を見る】酒気帯び運転 8人を摘発、このうち3人は事故で発覚 9月15日〜21日の摘発状況 山梨
警察によりますと8人はいずれも酒気帯び運転で、男が6人、女が2人でした。
また、このうち3人は事故で酒気帯び運転が発覚しました。
■摘発状況(日時・市町村・路線・年齢・性別)
(1)15日22時 中央市 市道 40代女
(2)16日6時 甲府市 市道 20代男
(3)16日8時 甲府市 県道 20代女
(4)16日23時 甲府市 国道52号 60代男
(5)17日11時 大月市 国道139号 40代男
(6)19日20時 甲府市 市道 60代男
(7)20日14時 甲府市 県道 50代男
(8)20日21時 中央市 農道 60代男
*(1)、(6)、(8)は交通事故 その他は検問と職務質問
このうち、自転車は(4)と(6)で、(6)は自損事故を起こし、駆けつけた警察官に摘発されました。
警察は飲酒運転の根絶を図るため、曜日、時間帯、場所を限定しないで飲酒検問を実施するとしています。
警察は、全国の統計によると飲酒運転の死亡事故率は飲酒なしの場合に比べ約7.4倍と極めて高く、死亡事故につながる危険性が高くなると飲酒運転の危険性を指摘しています。
なお、県警は各警察署が9月中に実施する飲酒運転の取締りについて、一部の日程や重点場所などを公表しています。
山梨県の南アルプス・農鳥岳を目指して登山をしていた70代の男性が、悪天候により同行者とはぐれ、遺体で見つかりました。
警察によりますと、17日午前7時ごろ、70代の男性が、2人の同行者とともに山梨県早川町奈良田の登山口から大唐松山を目指して登山を始め、山頂に登頂した後、下山する予定でしたが、下山道が急傾斜だったため農鳥岳を目指す行程に変更し、大唐松山の山中でビバークして一夜を過ごしました。
そして、18日の午前6時ごろ、農鳥岳を目指し登山を再開しましたが、午後4時ごろ悪天候の影響で、一緒に登山をしていた2人とはぐれてしまったため、この2人が山小屋を通じて警察に通報しました。
警察の山岳救助隊などが男性を捜索し、19日の午後2時前に農鳥岳の山中で、男性とみられる遺体を見つけました。
険しい地形と悪天候のため、遺体は収容できず、警察は天候の回復を待って収容に向かう予定です。
人口10万人あたりの飲酒運転による人身事故の件数が山梨県が全国ワーストとなり、県は2年ぶりに飲酒運転事故防止警報を出しました。
【写真を見る】人口10万人あたりの飲酒運転事故 山梨が全国ワースト 全国平均のおよそ3倍 県が警報 県警は取り締まりを一層強化
飲酒運転による人身事故は、19日に開かれた秋の全国交通安全運動の出発式で県警の仲村健二本部長が明らかにしました。
県と県警によりますと今年1月から8月までに県内で起きた飲酒運転による人身事故は去年の1.4倍の27件に増えました。
また7月までの人口10万人あたりの件数は全国平均のおよそ3倍の3.03件で全国ワーストということです。
このため県は19日、飲酒運転事故防止警報を出し、市町村と関係機関が一体となって防止対策を実施すると発表しました。
県がこの警報を出すのは2023年9月以来、2年ぶりです。
また県警は9月21日から30日までの秋の全国交通安全運動の期間中、飲酒運転の根絶などを重点目標に取り締まりを一層強化することにしています。
機械の撤去作業中、3メートル以上の高さから落下し男性作業員が死亡した事故で、甲府労働基準監督署は19日、墜落防止の措置を講じなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いで運送会社と代表取締役を書類送検しました。
【写真を見る】「作業効率を優先した」機械の撤去作業中、作業員が落下し死亡 神奈川の会社と代表取締役を書類送検 墜落防止の措置を講じなかった疑い 山梨
書類送検されたのは神奈川県に本店がある運送会社 マユミ重機と代表取締役(57歳)です。
この事故は今年1月、山梨県南アルプス市の製造会社で、プラスチックなどの材料を溶かし成形する射出成形機の撤去作業中に起きたものです。
30代の男性作業員は高さ3メートル以上の場所で射出成形機の部品に両足を掛けて分解作業を行っていましたが、部品とともに墜落し死亡しました。
甲府労働基準監督署は2メートル以上の高さがあり、墜落の危険があったにも関わらず、ハーネスや胴ベルトの使用など墜落防止の措置を講じなかったとして労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
監督署によりますと事故当日、代表取締役も現場に立ち会っていましたが、「作業効率を優先した」と容疑を認めているということです。
労働基準監督署は労働災害の発生防止を重点課題としていて、「重大な労働災害を引き起こす原因となる違反行為に対しては、今後も厳正に対処する」としています。
山梨県市川三郷町の80代男性の自宅を訪れ、キャッシュカード3枚を盗んだ疑いで26歳の男が現行犯逮捕されました。
【写真を見る】″日中に若い男がスーツ姿で道路を歩いて″➡不審に思い職務質問➡キャッシュカード3枚の窃盗容疑で男を現行犯逮捕 詐欺の受け子か 山梨
被害者の自宅を出てからまもないスピード逮捕のきっかけは、警察官の職務質問でした。
17日午前11時ごろ 市川三郷町の80代男性の自宅に家電量販店の従業員を名乗り「クレジットカードでテレビを買った覚えはないか」、また警察官を名乗る者は「カードが不正に使われているから、口座を凍結する必要がある」などと電話がありました。
更に金融機関職員を名乗る電話で「どこの金融機関に口座があるか。残高と暗証番号を教えて欲しい。これから職員が伺う」などと言われました。
そして、午後0時10分ごろ、金融機関の職員を名乗る男が自宅を訪れ、男性が席を離れた隙にキャッシュカード3枚を盗みました。
一方、警察は市川三郷町を含む峡南地域で詐欺電話の通報が相次いでいたことから、警戒をしていました。
すると警戒中の警察官が日中に若い男がスーツ姿で道路を歩いているのを見かけ、不審に思い男に声を掛けました。
男はおどおどした様子で、更にキャッシュカードを3枚持っていたことから問い質すと、男は盗んできたことを認めたため、午後0時半ごろ 現行犯逮捕されました。
男が被害者の自宅を出てまもないスピード逮捕でした。
逮捕されたのは住所不定、無職の平山力斗容疑者(26)です。
平山容疑者は「金がなかった」などと話し、容疑を認めているということです。
警察では平山容疑者は詐欺グループの受け子とみて、余罪などを調べることにしています。
民家のすぐ裏の畑に、転がったハチミツの巣箱とクマのものと思われるフンが見つかり、クマが出没した可能性があるとして市は注意を呼びかけています。
【写真を見る】「畑に転がったハチミツの巣箱が」クマ出没か 住民が通報 現場にクマのものと思われるフン 甲府市
クマが出没したとみられるのは、甲府市古関町にある上九一色郵便局から芦川をはさんで南側にある民家付近です。
市によりますと17日午後7時頃、民家の裏にある畑から物音がして様子を見に行った住民が畑に設置されたハチミツの巣箱が転がっているのを発見。
住民はクマが出た可能性があるとして警察や市に通報しました。
18日朝になり、通報を受けた警察や市の職員、猟友会で現場を確認したところ、クマのものと思われるフンを発見しました。
市は防災無線で注意喚起を行い、警察と付近をパトロールする対応を取りました。
警察は16日に山梨県下一斉の飲酒運転取締りを実施し、酒気帯び運転で3人、シートベルト未着用で2人を摘発しました。
【写真を見る】酒気帯び運転 3人を摘発、このうち1人は自転車 シートベルト未着用も2人 22カ所で県下一斉取締り 山梨
警察によりますと16日の一斉取締りは県下22カ所で実施されました。
その結果、酒気帯び運転で3人を摘発しました。
内訳は車が2人で、自転車が1人でした。
また、シートベルト未着用で2人を摘発しました。
県警は各警察署が9月中に実施する飲酒運転の取締りについて、一部の日程や重点場所などを公表しています。
警察は飲酒運転の根絶を図るため、曜日、時間帯、場所を限定しないで飲酒検問を実施するとしています。
女性に対し3回にわたって「どこかで話しましょう」などとメールを送り、また駅で女性の前に立ちふさがり腕を掴む暴行を加えたなどとして、ストーカ規制法違反の疑いで東京都に住む43歳の会社員の男を逮捕しました。
【写真を見る】「やったことは間違いないが、好意はない」女性にメールや、立ちはだかり腕をつかむなど ストーカー行為の疑い 東京都の43歳の会社員の男を逮捕 山梨
逮捕されたのは東京都八王子市の会社員、奈良耕生容疑者(43)です。
警察によりますと奈良容疑者は山梨県内在住の20代女性に対し、恋愛感情その他の好意の感情、またはそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を満たす目的で、2024年12月3日から2025年8月6日までの間につきまとい行為などを反復し、ストーカー行為をした疑いがもたれています。
具体的には、4つの疑いが持たれています。
パソコンから「希望があったら言ってください」「どこかで話しましょう」などのメールを3回にわたり送った疑い。
そして、東京都内の駅で女性の前に立ちはだかり、立ち去ろうとする女性の腕を掴むなどの暴行を加え、追いかけるなどしてつきまといをした疑い。
更に、待ち伏せや、女性がいる場所に置いておくといった方法で、2回にわたって女性にギフトカードを受け取らせた疑い。
その上、女性から拒まれたにも関わらず、2回にわたってメールを送信した疑いが持たれています。
警察によりますと、奈良容疑者は「やったことは間違いないが、好意はない」と容疑を一部否認しています。
奈良容疑者と被害女性は知人同士で、去年12月下旬に女性から相談を受け、警察は口頭で警告していたということです。
山梨県警は8日から14日の1週間で6件の飲酒運転を摘発しました。
警察の発表によりますと、10日に2人が摘発され、1件目は午前2時に笛吹市の市道で60代の男が、2件目は午後2時に甲府市の県道で60代の男でした。
11日はいずれも笛吹市で3人が摘発され、3件目は午後1時に市道で70代の男、4件目は午後3時に市道で70代の男 5件目は午後5時に県道で30代の男でした。
6件目は14日午前0時に南アルプス市の県道で50代の男が摘発されました。
このうち2件目、4件目、5件目は交通事故で飲酒運転が発覚しました。
警察では飲酒運転をなくそうと、曜日、時間帯、場所を特定せず検問を行っています。
今後も公開している飲酒検問のほか、非公開の飲酒検問などにより、飲酒運転根絶対策を強力に推進していくとしています。
警察では、全国の統計によると飲酒運転の死亡事故率は飲酒なしの場合に比べ約7.4倍と極めて高く、死亡事故につながる危険性が高くなると飲酒運転の危険性を指摘しています。
12日夜、山梨県甲府市で道路を横断していた78歳の男性が、軽乗用車にはねられ重体となっています。
【写真を見る】道路を横断中の78歳男性 軽乗用車にはねられ意識不明の重体 山梨・甲府市
12日午後7時ごろ、甲府市徳行2丁目の市道で、道路を横断していた男性が、軽乗用車にはねられました。
はねられたのは、甲府市高畑2丁目の岡部三男さん(78)で、頭や骨盤を骨折し意識不明の重体となっています。
現場は、近くに信号機がない片側一車線の直線道路で、警察によりますと岡部さんは横断歩道のないところを渡っていたということです。
警察が、事故原因を調べています。
自転車に乗った10代女性に対して尻や胸を触るなどわいせつな行為をした疑いで山梨県内の高校生が逮捕されました。
【写真を見る】男子高校生を逮捕 自転車に乗った10代女性の尻や胸を触ったわいせつ行為の疑い 山梨
不同意わいせつ容疑で逮捕されたのは昭和町に住む男子高校生(18)です。
警察によりますと男子高校生は8月19日に甲斐市の路上を自転車で通行中の10代女性に近づき、尻や胸を触るわいせつな行為をした疑いが持たれています。
女性は帰宅の途中で、けがはありませんでした。
その日の内に女性が110番通報をし、警察が防犯カメラの画像など調べるなど捜査をしたところ、男子高校生が浮上、容疑が固まったため、きょう13日未明に逮捕しました。
男子高校生は警察の調べに対して「触ったことに間違いない」と話している一方で、方法については一部否認しているということです。
男子高校生と被害女性に面識はなく、警察は余罪についても調べることにしています。
2023年に出産直後の赤ちゃんを殺害し、寺の境内に埋めたとされる母親の初公判が開かれ、検察側は母親が5年前に別の赤ちゃんの遺体も埋めていたことを明らかにしました。
【写真を見る】別の赤ちゃん「5年前にも遺体を寺に埋めていた」検察が指摘 赤ちゃん殺害、遺棄の罪 34歳の母親が初公判 甲府地裁
甲州市の会計年度職員だった須山真衣被告34歳は2023年11月、勤務先の女子トイレで出産した女の赤ちゃんの口や鼻を手でふさいで殺害したあと、父親が住職を務める寺の境内に埋めたとして殺人と死体遺棄の罪に問われています。
12日に甲府地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
その後の冒頭陳述で検察側が明らかにしたのは…
検事:
「被告は5年前にも自身が出産した赤ちゃんの遺体を寺に埋めていた。捜査では、その遺体は発見されなかった」
また検察は誰が父親か分からない子どもを妊娠したと知られたら勤務先を辞め、実家を出ていかなければならなくなると考えて、相談や受診をしなかったと指摘しました。
一方、弁護側は、被告には発達障害のADHDがあり、犯行に一定程度影響したことや、深く反省して社会復帰の支援体制も整っていると主張しました。
裁判は罪の重さが争点で、被告人質問などを経て9月30日に判決が言い渡される予定です。
警察は11日に山梨県下一斉の飲酒運転取締りを実施し、酒気帯び運転で1人、免許不携帯で3人を摘発しました。
【写真を見る】酒気帯び運転で1人、免許不携帯で3人を摘発 21カ所で県下一斉取締り 山梨
警察によりますと11日の一斉取締りは県下21カ所で実施されました。
その結果、酒気帯び運転で1人を摘発しました。
また、免許不携帯で3人を摘発しました。
県警は各警察署が9月中に実施する飲酒運転の取締りについて、一部の日程や重点場所などを公表しています。
警察によりますと免許不携帯の3人は警察が事前に発表していた取締りで摘発されました。
警察は飲酒運転の根絶を図るため、曜日、時間帯、場所を限定しないで飲酒検問を実施するとしています。