鹿児島市の国道で25日未明、道路を横断していた20代の男性が、乗用車2台にはねられ、死亡しました。
【画像を見る】平和リース球場近くの国道で乗用車などにはねられ20代男性死亡の現場
鹿児島中央警察署によりますと、25日午前1時半ごろ、鹿児島市下荒田4丁目の国道225号で道路を歩いて横断していた男性が、走ってきた乗用車にはねられました。さらに男性は、後続の別の乗用車にもはねられました。
この事故で、はねられた鹿児島市天保山町の無職、河原征也さん(29)が、全身を強く打ち、病院に運ばれましたが、およそ40分後に死亡しました。
現場は、平和リース球場近くの見通しのよい直線道路で、河原さんは、横断歩道のない道路を横断していたとみられています。
警察で、河原さんをはねた乗用車2台の運転手から話を聞くとともに、周辺の防犯カメラを解析するなどして、事故の原因を調べています。
鹿児島市で知人の家からバッグを盗んだ疑いで、鹿児島市の21歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市上荒田町の自称・飲食店従業員の21歳の男です。
鹿児島中央警察署によりますと、男は9月6日午前2時ごろ、鹿児島市内の20代男性の自宅から、現金などが入ったバッグを盗んだ疑いです。男と被害者の男性は知人関係で、男性が交番に「自宅に招き入れた男にバッグを盗まれた」と被害を届け出て発覚しました。
警察が防犯カメラの映像などから男を割り出し逮捕しました。
取り調べに対し男は「盗んだことは間違いない」と容疑を認めているということです。
酒気帯び運転で女性をはね死亡させた疑いで、車を運転していた男が24日、送検されました。
【画像を見る】酒気帯び運転で女性はね死亡させた疑い 霧島市の男(38)を送検
過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで送検されたのは、霧島市隼人町見次の自称飲食業・牧野寛斎容疑者(38)です。
霧島警察署によりますと、牧野容疑者は23日午前4時半前、霧島市の市道で、酒を飲んで車を運転し、霧島市国分重久の飲食店従業員・山下向日葵さん(24)をはね死亡させた疑いがもたれています。
警察の調べに対して、牧野容疑者は「酒を飲んで車を運転し事故を起こしたのは間違いない」と容疑を認めているということです。
10代の女性の体を触るなどした疑いで、警察は24日、瀬戸内町に住む77歳の無職の男を逮捕しました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、瀬戸内町古仁屋の77歳の無職の男です。
県警によりますと、男は10月下旬、鹿児島県内の屋外で、県内に住む10代の女性の体を触るなどわいせつな行為をした疑いです。
女性の家族から警察に通報があり、目撃者の証言や防犯カメラの映像などから男を逮捕したということです。女性にケガはありませんでした。
男と女性に面識はなく、取り調べに対し男は「女性の体を触ったことは間違いない」とおおむね容疑を認めているということです。
警察は余罪があるかも含めて捜査を進めています。
警察官などになりすまし、県内の高齢者から現金をだましとろうとした詐欺や詐欺未遂の疑いで台湾人の男女が逮捕されました。
逮捕されたのは自称台湾国籍の42歳の男と44歳の女です。
県警によりますと女は犯行グループと共謀し今月、南さつま市の80代の女性に対し、警察官になりすまして捜査を装う電話をかけ現金をだまし取ろうとした疑いです。
県警はだまされたふり作戦を開始し、22日、女性の自宅敷地内に置いた現金およそ200万円をとりに来た女を現行犯逮捕しました。
その後、女を調べる過程で出水市の80代の別の女性も現金100万円の被害を受けていることがわかり警察官が現場へ急行。JR出水駅の構内で女性の現金を持ち去ったとみられる台湾国籍の男を発見し、緊急逮捕しました。
県警は2人の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていません。県警は2人が現金を受け取る「受け子」役で、いずれもSNSなどでメンバーを集めるトクリュウによる事件とみて余罪や関連を調べています。
鹿児島市内のコンビニエンスストアの駐車場で、面識のない30代男性に暴行し、脅迫した疑いで、鹿児島市の無職の男(67)が逮捕されました。
鹿児島中央警察署によりますと、暴行と脅迫の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市真砂町の無職の男(67)です。
男は今月17日午後11時15分ごろ、鹿児島市内のコンビニエンスストアの駐車場で、その場に居合わせた30代男性の左肩や後頭部を右の手のひらでたたき、足で膝を小突くなどした上、「殺すぞ。殺してやるからな」などと言って脅迫した疑いが持たれています。
当時、男は酒を飲んでいたということです。
取り調べに対し、男は黙秘しているということで、警察は当時の状況などを詳しく調べています。
鹿児島県曽於市のコンビニエンスストアから現金を奪った強盗などの罪に問われている男の初公判が開かれ、検察は拘禁刑5年を求刑しました。
強盗などの罪に問われているのは、鹿児島市新屋敷町の建設作業員・八瀬尾幸一被告(27)です。
起訴状などによりますと、八瀬尾被告は今年7月、曽於市財部町のローソン財部南俣店で店員をカッターナイフで脅し、現金7000円を奪ったとされています。
鹿児島地裁で開かれた初公判で、八瀬尾被告は起訴内容を認めました。
検察は「被告は借金の返済に困り強盗を決意した」と指摘。「客が途絶える夜間を狙い下見もしていて計画的な犯行。再犯のおそれも高い」などとして拘禁刑5年を求刑しました。
一方、弁護側は「公私にわたって監督する元同僚や、雇用を約束する知人もいて再犯の可能性は低い」として執行猶予付きの判決を求めました。
判決は今月31日に言い渡されます。
霧島市で21日午前、8月の集中豪雨による災害復旧のための工事現場でショベルカーが陥没した道路の穴に転落し、乗っていた74歳の作業員の男性が死亡しました。
警察と消防によりますと、21日午前11時半ごろ、霧島市隼人町嘉例川の工事現場で、「深さ4、5メートルの穴に作業員がショベルカーごと転落した。意識がない」と119番通報がありました。
この事故で、ショベルカーに乗っていた霧島市牧園町持松の土木作業員、木佐貫廣美(きさぬきひろみ)さん(74)が病院に運ばれましたが、およそ6時間後に死亡しました。
事故当時、現場には木佐貫さんのほか2人の作業員がいましたが、陥没した道路の穴に転落したところを目撃した人はいませんでした。
現場は、JR嘉例川駅から北に1.5キロほど離れた山中の狭い道路で、木佐貫さんらは、8月の集中豪雨で陥没した道路の復旧作業を行っていたということです。
警察は木佐貫さんの死因とショベルカーが転落した原因を詳しく調べています。
鹿児島市の高齢者福祉施設で入所者を殴った疑いで、当時、施設の職員だった61歳の女が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市の元職員(61)の女です。
鹿児島中央警察署によりますと、元職員の女は先月14日正午ごろ、当時勤務していた鹿児島市内の高齢者福祉施設で、入所する80代女性の顔を平手で複数回殴ったり、髪をつかんだりしたほか、体を足で蹴った疑いがもたれています。
女性にけがはありませんでした。
女性から被害の申し出を受けた施設が警察に通報し、警察が防犯カメラの映像などを捜査していました。
取り調べに対し、元職員の女は「顔を殴ったことは間違いないが、ほかは覚えていない」と容疑を一部否認しています。
警察が動機や余罪について調べています。
志布志市の国道で、きのう19日夕方、信号待ちの車に軽乗用車で追突して逃走したとして、76歳の男がひき逃げの疑いで逮捕されました。
【写真を見る】追突された車のドラレコ映像が逮捕の手がかりに ひき逃げの疑いで76歳男を逮捕 鹿児島・志布志市
ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、肝付町前田の無職・横手秀則容疑者(76)です。
志布志警察署によりますと、横手容疑者は19日午後4時半ごろ、志布志市有明町の国道で軽乗用車を運転中、交差点で信号待ちをしていた乗用車に追突。そのまま逃走した疑いが持たれています。
この事故で、追突された車に乗っていた大崎町の30代男性と未就学児の女の子が、首などに痛みを訴え、病院に搬送されました。
追突された車のドライブレコーダーに映っていた車のナンバーなどから、およそ2時間後、横手容疑者を逮捕しました。
横手容疑者は、「青信号なのに相手の車が止まっていたのでぶつかってしまった」と一部、容疑を否認しているということです。
警察が当時の状況を詳しく調べています。
大麻とMDMAを使用したなどとして、鹿児島県垂水市の無職の少年(19)と、男子高校生(19)が逮捕されました。
麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで10月20日までに逮捕されたのは、垂水市の無職の少年(19)と男子高校生(19)です。
2人は先月下旬、県内などで大麻とMDMAを使った疑いが持たれています。
警察によりますと、無職の少年の自宅の捜索で大麻が見つかり、警察は先月28日、少年を大麻を所持した疑いで現行犯逮捕しました。
少年と、交遊関係のある男子高校生の尿を調べたところ、2人の大麻とMDMAの使用が分かったということです。2人とも容疑を認めているということです。
また、無職の少年は覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反の疑いでも逮捕されていますが、「覚せい剤は使用していない」と容疑を否認しています。
警察が入手経路などを調べています。
志布志市の国道で、きのう19日夕方、信号待ちの車に軽乗用車で追突して逃走したとして、76歳の男がひき逃げの疑いで逮捕されました。
【写真を見る】ドラレコ映像が逮捕の手がかりに 30代男性と未就学女児が乗る車に追突 ひき逃げの疑いで76歳男を逮捕 鹿児島・志布志市
ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、肝付町前田の無職・横手秀則容疑者(76)です。
志布志警察署によりますと、横手容疑者は19日午後4時半ごろ、志布志市有明町の国道で軽乗用車を運転中、交差点で信号待ちをしていた乗用車に追突。そのまま逃走した疑いが持たれています。
この事故で、追突された車に乗っていた大崎町の30代男性と未就学児の女の子が、首などに痛みを訴え、病院に搬送されました。
追突された車のドライブレコーダーに映っていた車のナンバーなどから、およそ2時間後、横手容疑者を逮捕しました。
横手容疑者は、「青信号なのに相手の車が止まっていたのでぶつかってしまった」と一部、容疑を否認しているということです。
警察が当時の状況を詳しく調べています。
今、インスタグラムやXなどのSNSで「なりすまし」の偽アカウントが問題となっています。
【画像を見る】MBCタレントにもなりすましアカウント…「いかのおすし」で特殊詐欺を防ぐ?
特に注意が必要なのが、著名人などになりすましてうその投資話を持ちかける詐欺。騙されないためのキーワードはあの「いかのおすし」です。
■MBCタレントのなりすましアカウントも…
MBCタレントの野口たくおさん。SNSで日々の番組の裏話や出来事をアップしています。
ところが、今年6月ごろ。
(野口たくおさん)「『野口さん、偽アカウントが出てますけど、これ野口さんではないですよね?』と話を聞いて。インスタグラムの顔やプロフィールなどまったく僕と同じものがアップされていて、投資話を持ちかけているというのを実際に見た」
野口さんのアカウントによく似たインスタグラムの「なりすましアカウント」。右が野口さん本人のアカウントで、左は「なりすましアカウント」です。
本物のアカウントはアカウント名が「takuo.」となっていますが、なりすましアカウントでは「takuo」となり、ドットがついていません。
しかし、プロフィールの文章や顔写真などは同じで、一見、見分けがつきません。
■なりすましアカウントをフォローしてみると…
(記者)「野口さんのなりすましアカウントをフォローしたところ、このようなメッセージが送られてきました」
「注目株、上昇株情報、トレードスキルなどを無料で共有します」という投資を勧めるメッセージです。
なぜか「66」と返信するように求められ、試しに返信すると、年齢やLINEの名前、またはLINEのQRコードをたずねるメッセージが。無視していると、返信を催促する文言が送られてきました。
野口さんのまわりでは、このなりすましアカウントをフォローしたことで、投資を勧める不審なダイレクトメッセージを受けた人が20人ほどいるといいます。幸い、被害に遭った人はいませんでした。
■SNSの利点を悪用…
(野口たくおさん)
「実際、僕の友人に金融関係に詳しい人がいて、(なりすましから)来たから本当に僕かと思って返信したら投資話が来て、『あれっ、たくお投資始めたのかい』と」
鹿児島市の中心部で去年11月、4人が車にはねられ、1人が死亡した事故です。17日、過失運転致死傷の罪に問われている女の初公判が開かれ、起訴内容を認めました。
うなだれるような様子で証言台に立った、鹿児島市の無職・吉崎順子被告(85)。過失運転致死傷の罪に問われています。
起訴状などによりますと、吉崎被告は去年11月、鹿児島市下荒田1丁目の交差点を乗用車で右折する際、横断歩道や歩道を歩いていた4人をはね、姶良市の今西和隆さんを死亡させ、3人に足の骨を折るなどのけがを負わせたとされています。
事故当時、吉崎被告は警察の調べに対し、「ブレーキを踏むつもりが、誤ってアクセルを踏んでしまった」と、容疑を認めていました。
17日、鹿児島地裁で開かれた初公判で吉崎被告は起訴内容を認め、「本当に大変なことをしてしまった。自分が生きているのがつらく、本当に申し訳ない」と、声を震わせながら、何度も謝罪しました。
検察は、吉崎被告が2016年以降、人身事故を含むあわせて5件の事故を起こしていたと指摘。検察官からブレーキを踏み間違えた原因を問われると、「ブレーキを踏んでいたのに、なんで足が右のアクセルにいったのか自分でも分からない」と述べました。
17日は、亡くなった今西さんの姉も証言台に立ち、「過去に事故を起こして免許返納しなかったことに驚いた。弟はどうして死ななければならなかったのか」と涙ながらに訴えました。
次回の公判は12月1日です。
今、インスタグラムやXなどのSNSで「なりすまし」の偽アカウントが問題となっています。
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特に注意が必要なのが、著名人などになりすましてうその投資話を持ちかける詐欺。騙されないためのキーワードはあの「いかのおすし」です。
■MBCタレントのなりすましアカウントも…
MBCタレントの野口たくおさん。SNSで日々の番組の裏話や出来事をアップしています。
ところが、今年6月ごろ。
(野口たくおさん)「『野口さん、偽アカウントが出てますけど、これ野口さんではないですよね?』と話を聞いて。インスタグラムの顔やプロフィールなどまったく僕と同じものがアップされていて、投資話を持ちかけているというのを実際に見た」
野口さんのアカウントによく似たインスタグラムの「なりすましアカウント」。右が野口さん本人のアカウントで、左は「なりすましアカウント」です。
本物のアカウントはアカウント名が「takuo.」となっていますが、なりすましアカウントでは「takuo」となり、ドットがついていません。
しかし、プロフィールの文章や顔写真などは同じで、一見、見分けがつきません。
■なりすましアカウントをフォローしてみると…
(記者)「野口さんのなりすましアカウントをフォローしたところ、このようなメッセージが送られてきました」
「注目株、上昇株情報、トレードスキルなどを無料で共有します」という投資を勧めるメッセージです。
なぜか「66」と返信するように求められ、試しに返信すると、年齢やLINEの名前、またはLINEのQRコードをたずねるメッセージが。無視していると、返信を催促する文言が送られてきました。
野口さんのまわりでは、このなりすましアカウントをフォローしたことで、投資を勧める不審なダイレクトメッセージを受けた人が20人ほどいるといいます。幸い、被害に遭った人はいませんでした。
■SNSの利点を悪用…
(野口たくおさん)
「実際、僕の友人に金融関係に詳しい人がいて、(なりすましから)来たから本当に僕かと思って返信したら投資話が来て、『あれっ、たくお投資始めたのかい』と」
南さつま市の沖合の海で、18日午前、友人らとダイビングしていた福岡県の男性が行方不明となっています。
行方が分からなくなっているのは、福岡県に住む60代の男性です。
串木野海上保安部によりますと、男性は18日午前6時半ごろに南さつま市の坊泊漁港を出港し、午前10時ごろから、友人5人といっしょに、南さつま市の野間半島から北北西およそ1キロの沖合の海で、ダイビングをしていました。
その後、友人らはおよそ30分後にダイビングを終え、船に戻りましたが、男性だけが浮上してこなかったということです。
男性の友人から118番通報を受け、串木野海上保安部の巡視艇1艇と十管本部のヘリコプター1機が出動し付近の海域を捜索していますが、男性は見つかっていません。男性は、ダイビング経験40年以上のベテランで、上下黒のダイビングスーツを着ていて、灰色の酸素ボンベを背負っていたということです。
現場周辺の海は、深さ12メートルから25メートル前後で、当時、波は穏やかだったということです。
今後、消防や地元の漁協関係者も加わり、捜索を続けるということです。
沖永良部島の知名町の職員が飲酒運転をしたとして、停職7か月の懲戒処分を受けました。
停職7か月の懲戒処分となったのは、知名町上下水道課の22歳の男性主事です。
知名町によりますと、男性主事は、今月3日の午後7時ごろから町役場の同僚およそ10人と酒を飲み始めました。
そして翌日の4日午前1時ごろまで、6時間にわたり複数の飲食店で酒を飲んだ後、近くに停めていた自分の車を1人で運転し自宅に戻ろうとしたところ街路樹に衝突。事故に気づいた住民が110番通報し、駆け付けた警察官の調べで、飲酒運転が発覚しました。
町の聞き取りに対し男性主事は、「酒はどれくらい飲んだかわからない」「今回の事故は、自分の考えが甘かった。公務員としての自覚が足りなかった」と話しているということです。
知名町の今井力夫町長は「信頼を大きく損ねる結果となり、心からお詫び申し上げます。公務員であることを自覚し、綱紀粛正の徹底、町民への信頼回復に向け精励したい」とコメントしています。
鹿児島県警の巡査部長が、無断で他人の後ろ姿や尻付近を撮影したとして減給処分を受けていたことがわかりました。
懲戒処分となったのは県警の巡査部長です。
県警によりますと、巡査部長は県内でことし、正当な理由がないにもかかわらず、スマートフォンを使って服を着た他人の後ろ姿や尻付近を無断で撮影したもので、県警は県の不安防止条例違反に該当する行為としています。
県警はこの巡査部長を今年8月8日付で1か月の減給処分としました。県警は「公表する事案ではなくコメントは控える」としています。
県警では今年で5人目の懲戒処分です。
鹿児島市で去年11月、4人が車にはねられ1人が死亡した事故で、過失運転致死傷の罪に問われている女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。
過失運転致死傷の罪に問われているのは鹿児島市下荒田4丁目の無職・吉﨑順子被告(85)です。
起訴状などによりますと吉﨑被告は去年11月、鹿児島市下荒田1丁目の交差点を乗用車で右折する際、横断歩道や歩道を歩いていた4人をはね、姶良市の今西和隆さん(当時37)を死亡させ、3人に足の骨を折るなどのけがを負わせたとされています。
吉﨑被告は事故当時、警察の調べに対し「ブレーキペダルを踏むつもりが、誤ってアクセルペダルを踏んでしまった」と容疑を認めていました。
きょう17日、鹿児島地裁で開かれた初公判で、吉﨑被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。
弁護側は起訴内容について争わない方針です。
鹿児島市で、きょう17日未明、マンションの一室を全焼する火事がありました。警察は、この部屋に住む71歳の男を現行犯逮捕しました。
【写真を見る】マンションの自室に放火した疑いで71歳の男を現行犯逮捕 鹿児島市
鹿児島中央警察署によりますと、きょう17日午前0時ごろ、鹿児島市城南町のマンションの一室で火事があり、およそ21平方メートルが全焼しました。火はおよそ30分で消し止められ、けが人はいませんでした。
この火事で、警察は、焼けた一室に住む無職・末川廣哲容疑者(71)を現住建造物等放火の疑いで現行犯逮捕しました。
末川容疑者は、「火をつけたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
マンションは4階建てで、延焼は確認されていませんが、住民が避難するなど現場は一時、騒然となりました。警察が動機などを調べています。
鹿児島市で去年11月、4人が車にはねられ1人が死亡した事故で、過失運転致死傷の罪に問われている女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。
【写真を見る】4人死傷事故の初公判 被告の女は起訴内容認める 検察「2016年以降5件の事故起こす」 鹿児島
全身黒の服装マスク姿で証言台に立ったのは、過失運転致死傷の罪に問われている鹿児島市下荒田4丁目の無職・吉﨑順子被告(85)です。
起訴状などによりますと吉﨑被告は去年11月、鹿児島市下荒田1丁目の交差点を乗用車で右折する際、横断歩道や歩道を歩いていた4人をはね、姶良市の今西和隆さん(当時37)を死亡させ、3人に足の骨を折るなどのけがを負わせたとされています。
きょう17日開かれた初公判で、吉﨑被告は起訴内容を認め、弁護側は起訴内容については争わない方針を示しました。
冒頭陳述で検察は吉﨑被告が75歳を超えた2016年以降、人身事故を含むあわせて5件の事故を起こしていたと指摘。
被告人質問で、吉﨑被告は検察官からブレーキを踏み間違えた状況を問われ、「いつも気をつけていたが、ブレーキを踏んでいたのに、なんで足が右の(アクセル)にいったのか自分でも分からない」と述べました。
次回の裁判は12月1日です。
「腕時計の購入代金を出してもらえれば、利益を加えて返す」などと言って信用させ、県内の女性から現金およそ350万円などをだまし取ったとして15日、横浜市の男が詐欺の疑いで逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは横浜市北区の無職、戸野谷紘亮(とのたに・こうすけ)容疑者(23)です。
肝付警察署などによりますと戸野谷容疑者は、共謀者らとともに去年9月、肝付町の30代女性に、「200万円の腕時計を500万円で売ることができる。お金を準備するため、クレジットカードを貸してほしい」と持ち掛け、クレジットカード2枚をだまし取った疑いがもたれています。
さらに、この女性に、「800万円の腕時計の購入代金を出せば利益を加えて返す」などと嘘を言い、現金およそ350万円をだまし取ったとされています。女性は戸野谷容疑者と鹿児島空港で待ち合わせて受け渡したということです。
被害女性が、今年1月に戸野谷容疑者が、東京で詐欺容疑で逮捕されたというニュースを見て警察に相談し、事件が発覚しました。
戸野谷容疑者は「現金などをだまし取ったことに間違いない」と、容疑を認めているということです。
錦江町で16日火事があり、空き家1棟が全焼しました。
警察や消防によりますと16日午前7時すぎ、錦江町神川を通りかかった人から「家から煙が上がっている」と119番通報がありました。
【画像を見る】普段から物置として使用「家から煙が上がっている」錦江町で火災 木造平屋の空き家1棟全焼
火はおよそ1時間後に消し止められましたが、この火事で会社員・壹岐英光さん(75)の木造平屋の空き家1棟およそ120平方メートルが全焼しました。
壹岐さんは焼けた空き家の隣の家に妻と2人暮らしで、出火当時1人で家にいましたがけがはありませんでした。
壹岐さんは空き家を物置として利用していて、15日も使ったということです。
警察と消防で火事の原因を調べています。
※英光さんの「英」は「4画くさかんむり」
鹿児島県日置市の私道で13日、軽乗用車が男性をはねた事故で、死亡した男性の身元が判明しました。
【写真を見る】軽乗用車にはねられ死亡 男性の身元判明 鹿児島・日置市
日置警察署によりますと、13日午後7時半ごろ、日置市東市来町養母の私道で近くに住む会社員の男性(65)が運転する軽乗用車に男性がはねられ、およそ2時間後に死亡しました。
亡くなったのは事故現場の近くに住む無職・福田勝洋さん(80)で、死因は外傷性出血性ショックでした。
警察は軽乗用車を運転していた男性に話を聞くなどして事故の原因を調べています。
鹿児島県霧島市の医療法人の口座からおよそ80万円を自身が管理する口座に振り込み横領した疑いで、警察は元職員の男を逮捕しました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、宮崎県都城市の元職員の男です。
霧島警察署によりますと、男は霧島市の医療法人の職員として勤務していた去年5月から9月までの間に、法人の口座から自身が管理する口座に数回にわたって現金を振り込み、あわせておよそ80万円を横領した疑いが持たれています。
今年1月、法人が、男が管理する口座に不正に送金していることに気づいて発覚しました。
調べに対し、男は「送金したのは間違いないが法人の了解をもらっていた」と容疑を否認しています。
男は、取引業者の選定や業者への支払いを担当していたということで、警察で動機や詳しい経緯を調べています。
13日夜、日置市で高齢とみられる男性が、軽乗用車にはれられ死亡しました。
日置警察署によりますと13日午後7時半ごろ、日置市東市来町養母の道路で、近くの会社員(65)が運転する軽乗用車に男性がはねられ、およそ2時間後に死亡しました。
死亡したのは高齢の男性とみられていますが、身元はわかっていません。
現場はセンターラインのない幅3メートルほどの道路で、見通しはよくなかったということです。
軽乗用車を運転していた男性は「音に気付いて止まったら男性が倒れていた」と話しているということです。
現場の道路は、軽乗用車を運転していた男性の自宅に通じていて、行き止まりになっていたということです。
警察は死亡した男性の身元の確認を急ぐとともに、事故の状況を調べています。
出水市の工場で13日夜、火事があり、倉庫1棟が全焼しました。けが人はいませんでした。
【写真を見る】出水市で工場の倉庫1棟が全焼 肥料用の資材焼ける 鹿児島
出水警察署によりますと13日午後11時半ごろ、出水市平和町のマルイファームバイオマス事業部出水工場で、「工場の火災報知器が鳴っていて、オレンジ色の炎が見える」と通りがかかった人から119番通報がありました。
火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、この火事で鉄筋平屋の倉庫およそ40平方メートルが全焼し、隣接する倉庫の壁が焼けました。当時、工場は稼働しておらずけが人はいませんでした。
工場では肥料を製造していて、全焼した倉庫には肥料を入れるビニール袋が置かれていたということです。
警察と消防で火事の原因などを調べています。
13日夜、日置市で高齢とみられる男性が軽乗用車にはれられ、死亡しました。
日置警察署によりますと13日午後7時半ごろ、日置市東市来町養母の道路で、近くの会社員の男性(65)が運転する軽乗用車に高齢とみられる男性がはねられ、およそ2時間後に死亡しました。車にはねられた男性の身元はわかっていません。
【画像を見る】軽乗用車にはねられ男性死亡の現場 男性の身元は確認中
現場はセンターラインのない幅3メートルほどの道路で、見通しはよくなかったということです。
軽乗用車を運転していた男性は「音に気付いて止まったら男性が倒れていた」と話しているということです。
警察は死亡した男性の身元の確認を急ぐとともに、事故の状況を調べています。
鹿児島県の湧水町で10日夕方、火事があり、住宅1棟が全焼しました。
伊佐湧水警察署によりますと、10日午後4時すぎ、湧水町恒次で「家が燃えていて、屋根まで火が達している」と近くの住民から消防に通報がありました。
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、この火事で、農業・植村勝美さん(78)の木造平屋の住宅1棟、およそ120平方メートルが全焼しました。
植村さんは、妻と長男夫婦の4人暮らしで、出火当時、妻が家にいましたが、火事に気づいて逃げ出し、けがはありませんでした。
植村さんの妻は出火当時、夕食を準備していて、「パチパチと音がして風呂場に行くと、まき風呂から火があがっていた」と話しているということです。
警察が火事の詳しい原因を調べています。
奄美群島で今月4日、男性が毒ヘビのハブにかまれ、死亡しました。ハブによる死者は2014年以来、11年ぶりです。
【写真を見る】道路でハブにかまれ男性死亡 奄美群島で11年ぶり 「気温高く活動が活発」鹿児島
県によりますと、今月4日午後10時半ごろ、奄美群島の道路上で男性が左足首をハブにかまれました。男性は病院に救急搬送され、血清などを使った治療を受けましたが、翌5日に病院で死亡しました。県内でハブにかまれて死亡したケースは、2014年の加計呂麻島以来、11年ぶりです。
ハブは、県内では奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島に生息していて、今年度は8月までに24人がかまれる被害を受けています。
ハブは気温の高い時期に活動が活発なことから、県は
▼道路は中央を歩き
▼不用意に草むらに入らず
▼夜は照明を持って歩くなど、注意を呼びかけています。
■ハブってどんな動物?
ハブはクサリヘビ科マムシ亜科ハブ属の毒ヘビです。ハブの毒は出血毒で、かまれると激痛と腫れが広がり、筋肉が溶かされて、ひどい場合は死亡することもあります。
■ハブの生態と行動パターン
ハブの行動は気温に大きく影響されます。18度から27度(特に24度前後)の気温で最も活発となり、30度以上及び10度以下ではほとんど活動しません。年間では4月から6月と9月から10月が最も活動が盛んな時期です。
主な活動時間は日没から夜10時頃までと、朝4時から6時頃までです。
餌の80%以上は野ネズミで、他に鳥類やトカゲ、カエルやイモリなども食べています。ハブの1日の行動範囲は100m以内で、動く速度は約1m/分ですが、逃げるときは素早く動きます。
■攻撃動作の特徴
ハブは待ち伏せて攻撃してきます。S字形にした体を瞬間的に伸ばして相手にかみつくため、全長の3分の2の距離までが攻撃範囲となります。また、ハブは温度が高い物体が接近すると反射的にかみつくという習性があります。
■ハブに咬まれないための7か条
ハブによる咬傷を防ぐために、次の7つの対策を心がけましょう:
1. 道路の中央を歩く
南九州市で9日夜、火事があり、飲食店が全焼しました。
南九州警察署によりますと、きのう9日午後11時45分ごろ、南九州市知覧町郡で「建物が燃えている」と、近くの事務所の従業員から消防に通報がありました。
【写真を見る】「建物が燃えている」深夜に飲食店1棟が全焼 鹿児島・南九州市
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、この火事で、南九州市頴娃町別府の会社役員・有村育生さん(66)が所有する木造一部鉄骨・2階建ての飲食店1棟、およそ460平方メートルを全焼しました。
当時、店に人はおらず、けが人はいませんでした。警察と消防は現場を実況見分し、火事の原因を調べています。
県が奄美市で行政代執行した防災対策工事の費用について、債務者の会社役員が死亡したため、およそ4億4700万円あまりを回収できない状態であることが分かりました。
県は、債務者の納付義務が消滅し、回収を断念する「不納欠損処分」について検討しています。
県によりますと、奄美市住用町の採石場で2004年7月、大規模な斜面の亀裂が発生しました。採石を許可した県は、採石業者に対し、災害防止措置命令を出しましたが、業者が対応できなかったため、代わりに県がおよそ2年かけて、防護柵の設置や、斜面を固める工事を行いました。
県は、この費用を回収するため、採石業者に対し財産調査や面談、督促などを続けてきましたが、今年4月、債務者の会社役員が死亡したため、回収できなくなったということです。
県が回収できたのは、法人の預貯金1001円のみで、回収できていない未済額は、およそ4億4700万円あまりに上るということです。
県は、債務者の納付義務が消滅し、回収を断念する「不納欠損処分」について検討しています。決定すれば、県費から支払われた4億4700万円はもどってきません。
他人のキャッシュカードを使ってATMから現金150万円を引き出し盗んだ疑いで、指宿市の団体職員の男(34)が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、鹿児島県指宿市十町の団体職員の男(34)です。
指宿警察署によりますと、男は去年10月、鹿児島市と指宿市の金融機関のATMから、他人名義のキャッシュカードを使って、3回にわたりあわせて150万円を引き出し、盗んだ疑いが持たれています。
キャッシュカードの持ち主の関係者が被害に気がつき、「銀行口座から多額の現金が引き出されている」と警察に相談し、事件が発覚しました。
取り調べに対し、男は「キャッシュカードの名義人の関係者から依頼を受けてお金を下ろしただけ」と容疑を否認しています。
男は今年9月にも、他人名義のキャッシュカードを使ってATMから24万円を引き出し盗んだ疑いで逮捕されています。
警察は、さらに余罪があるとみてキャッシュカードの入手経路や動機などを調べています。