警察官などをかたり犯罪捜査の名目で金を振り込ませる手口で、長崎市の70代女性が現金1892万円をだまし取られました。警察はニセ電話詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは長崎市内に住む無職の女性(70代)です。
警察の調べによりますと7月4日頃、女性宅の固定電話にインターネットセンターの「シムラ」と名乗る男から電話があり、「あなたは犯罪の被害にあっている」「犯人はあなたに1億7000万円を渡して不正に口座を作ってもらったと話している」などと言われたということです。
さらに「警察と代わるので話してください」などと言われ、LINE電話で兵庫県警の「前澤」と名乗る男らから取り調べを受けることになり、「口座にあるお金を調べるために指定する口座に移してください」などと嘘を言われ、これを信じた女性は7月8日、長崎市内の金融機関から指定された口座に現金約990万円を振り込んだということです。
するとさらに「全ての口座の現金を移してください」と言われ、7月28日に別の金融機関から異なる指定口座に現金約900万円を振り込み、合わせて現金1892万円をだまし取られたということです。
警察は、
・捜査のためにお金などを送金するよう要求することはない
・LINE電話などでやりとりをすることはない
として、電話やメールでお金の話をされた必ず家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。
今年4月、わいせつな行為をする目的で10代の女性を車で連れ去りホテルで乱暴したとして、長崎県大村市の男(22)がわいせつ誘拐・不同意性交等の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは長崎県大村市諏訪3丁目に住む会社員の男(22)です。
警察によりますと、男はSNSで知り合った長崎県内に住む女性(10代)に対して「遊ぼう」「ドライブしよう」「サウナに行こう」などと言って誘い出し、今年4月13日、大村市内の駐車場で女性を車に乗せたあとホテルに向かい、ホテル内で女性に乱暴した疑いが持たれています。
事件後に女性が父親とともに大村警察署を訪れ、父親が「娘が性被害に遭ったかもしれない」と申し出たことで事件が発覚。
警察は、女性から話を聞くなどした結果、男の犯行が明らかになったとして、29日に男をわいせつ誘拐・不同意性交等の疑いで逮捕しました。
調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。警察は当時の詳しい状況などを調べています。
長崎県佐世保市でおきた高1同級生殺害事件の発生から、26日で11年を迎えました。
2014年7月26日、佐世保市のマンションで、高校一年生の女子生徒が同級生の女子生徒を殺害した事件は、社会に大きな衝撃を与えました。
【写真を見る】佐世保 高1同級生殺害事件から11年 児童相談所 事件の教訓を継承
この事件をめぐっては、女子生徒を診察した精神科医から「人を殺しかねない」と連絡を受けたにもかかわらず、適切に対応しなかった佐世保の児童相談所も問題となりました。
事件から11年、児童相談所では、職員への研修や所長名での訓話で事件の教訓の継承に取り組みました。
佐世保こども・女性・障害者支援センター 田川 雅章 所長「何年経とうが、節目節目ではこういった話題・研修というのは必要だという風に感じて、当然今後も何らかの形では続けていく必要があるのかなという気がしています」
当時15歳だった加害者の女子生徒の収容期限は去年7月で終了しています。
27日未明、長崎市本原町の木造2階建て集合住宅で火事があり、1室から身元不明の1人の遺体が見つかりました。この部屋には60代男性が住んでいたとの情報があり、現在この男性と連絡が取れていません。
【画像を見る】真夜中に炎を上げるアパート 身元不明遺体見つかる
27日午前1時前、長崎市本原町にある木造2階建て集合住宅の住民から
「アパートの1室が燃えている」と警察に通報がありました。
火は約2時間後の午前2時50分に消し止められましたが、最も燃え方が激しい1階の101号室から、身元不明の1人の遺体が見つかったということです。
この集合住宅には各階5部屋の計10部屋があり、うち7部屋に7人が入居していますが、遺体が見つかった101号室に住む住民と連絡が取れていないということです。この部屋には60代男性が住んでいたとの情報があり、現在警察が確認を進めています。
ほかの6人の住民は火事に気付いて逃げ出し、けがもないということです。
27日未明、長崎市本原町の木造2階建て集合住宅で火事があり、現場から身元不明の1人の遺体が見つかりました。
【画像を見る】真夜中に炎を上げるアパート 身元不明遺体見つかる
現場の集合住宅は各5部屋の計10部屋がありうち7部屋が入居、3部屋が空き部屋。遺体は1階の101号室から見つかったということです。火はおよそ2時間後に消し止められましたが、隣の102号室と上階の201号室にも延焼しているということです。
警察では遺体の身元の確認を急ぐとともに、消防とともに出火原因の調べを進めています。
後払い決済サービスを使った詐欺罪で公判中の男が、保釈後に裁判官の許可を得ずに指定された住居を離れたとして、刑事訴訟法(制限住居離脱)違反の容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは住居不定、無職で東京都三鷹市に本籍がある42歳の男です。
長崎県警と茨城県警の合同捜査によりますと、男は計7人のグループで、SNSなどで知り合った人などにペイリーという後払い決済サービスを登録させ、そのアカウントでスマートフォンおよそ500台を購入して転売、およそ7千万円をだまし取ったとして、去年11月〜ことし3月にかけて電子計算機使用詐欺や組織犯罪処罰法違反などの容疑で逮捕、起訴されました。
男はことし4月15日に長崎地裁で行われた第3回公判後保釈され、その際、「東京都内の所定の住所から裁判官の許可を得ずに3日間を超えて離れない」ことが条件とされましたが、4月16日以降、8日間から最大19日間にわたって住居を離れていたことが確認されたとして、27日、静岡県熱海市内で確保され刑事訴訟法(制限住居離脱)違反の疑いで逮捕されました。
この容疑での逮捕者は長崎県では初めてだということです。
男は今回の逮捕後の調べに対し「弁護士に話してから答えます」などと話し、認否を保留しているということです。
長崎県南島原市で林業を営む会社に対し、重機を販売すると嘘をつき、現金およそ400万円をだまし取った疑いで、福岡市の男3人が詐欺容疑で相次いで逮捕されました。警察が、匿名・流動型犯罪グループの疑いがあると見て捜査を進めています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区の会社役員の男(39)と、以前、部下だったと見られる福岡市中央区の会社員の男(27)、福岡市東区の自称・会社員の男(32)です。
警察によりますと、3人は、2023年9月、長崎県南島原市で林業を営む会社に対し、重機を販売すると嘘をつき、指定した銀行口座に現金およそ400万円を振り込ませ、だまし取った疑いです。
実際に重機が届かなかったことから、この会社の代表取締役の男性(58)が翌月、南島原警察署に届け出、詐欺事件が発覚。
組織犯罪対策課なども含め合同捜査を行った結果、3人の犯行が明らかになったとして、17日から25日にかけて、順次3人を詐欺容疑で逮捕しました。
警察は、捜査にかかわるとして、3人の認否を明らかにしておらず、3人が、匿名・流動型犯罪グループの疑いもあるとみて、捜査を続けています。
25日午後4時前、長崎市で民家の塗装作業をしていた男性作業員(56)が地面に倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。
警察と消防によりますと、事故があったのは長崎市岩瀬道町で、25日午後4時前、2階建て民家で塗装作業をしていた男性(56)が地面に倒れているのを、一緒に作業をしていた作業員が発見し、119番通報しました。
救急が駆けつけた時には男性の意識はなく、長崎市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
男性(56)は、高さ8メートルほどある2階の窓付近で作業をしていたということで、警察は、男性(56)が転落したとみて捜査しています。
25日朝、佐世保市で車が電柱に衝突する事故があり、運転していた男性が意識不明の重体となっています。
25日、午前6時20分ごろ佐世保市日宇町の国道35号で「車線変更をしようとした車が電柱に衝突した」と近くにいた人から警察に通報がありました。
警察によりますと大塔駅方面から佐世保駅方面に向かっていた乗用車が道路脇の電柱に衝突したとみられています。
この事故で、運転していた70代の男性が意識不明の重体で病院に運ばれ、現在、治療を受けています。
現場は片側2車線の見通しのよい直線道路で、警察が事故の詳しい状況を調べています。
25日午前1時ごろ、長崎市の国道を無免許で運転したとして、会社員の男(33)が現行犯逮捕されました。
無免許運転の容疑で現行犯逮捕されたのは、長崎県諫早市貝津町の会社員の男(33)です。
警察によりますと、男は、25日午前1時ごろ、長崎市大黒町の国道202号を、無免許で普通乗用車を運転した疑いです。
男が指定方向外進行の交通違反をしたところを、パトロール中の警察官が発見したことから無免許が発覚。
25日午前1時半過ぎ、男を無免許運転の容疑で現行犯逮捕しました。
男は交通違反を重ねて免許取り消しになっていて、無免許運転を認めているということです。
6月末、長崎県佐世保市の繁華街の路上で、男性(27)の背後から首を絞めるなどの暴行を加えた男(48)が、25日午前、傷害容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは、長崎県松浦市志佐町の職業不詳の男(48)です。
警察によりますと、男は、2025年6月29日午前2時前、佐世保市上京町の繁華街の路上で、佐世保市大和町の会社役員の男性(27)の背後から首を絞めたり、後ろに引っ張ったりするなどの暴行を加え、男性に全治約1週間の頸椎捻挫を負わせたものです。
男性(27)が翌日、警察に届け出たことから警察が捜査した結果、男(48)の犯行が明らかになったとして、25日午前11時半前、男を傷害容疑で逮捕しました。
男は「男性には一切触れてもいない。暴力などふるっていない」と容疑を否認しているということです。
男と男性は面識があり、それぞれ複数人のグループで現場にいたということで、警察が、当時の状況などを詳しく調べています。
3日、長崎市の民家の駐車場に停めてあった軽トラックを盗んだ疑いで、無職の男(76)が逮捕されました。
窃盗容疑で逮捕されたのは、長崎市長浦町の無職の男(76)です。
警察によりますと、男は、3日午前10時半ごろ、長崎市横尾3丁目の民家敷地内の駐車場に、エンジンキーをつけた状態で停めてあった長崎市滑石1丁目の会社が所有する軽トラック1台(時価85万3千円相当)を盗んだ疑いです。
関係者からの届け出を受け警察が捜査した結果、男の犯行が明らかになったことから、25日午前11時半すぎ、窃盗容疑で男を逮捕しました。
男は「鍵がついたままの軽トラックを盗んだことに間違いありません」と容疑を認めているということで、警察が、余罪がないかも含め捜査を進めています。
長崎県佐世保市消防局は、2024年7月に大麻を所持していたとして現行犯逮捕された消防士の男(29)を25日付で懲戒免職処分としました。
25日付で懲戒免職となったのは、佐世保市消防局西消防署の消防士の男(29)です。
佐世保市消防局によりますと、男は、2024年7月21日、長崎県西海市で大麻を所持したとして、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕されました。
その後 刑事事件として起訴され 公判中ですが、このほど 男が、佐世保市消防局の聴取に対し、大麻の所持を認めたことから、25日付で懲戒免職処分としました。
また、管理監督者として、消防局長と、西消防署の署長・副署長・署長補佐を 文書訓告としました。
これを受け、消防局長は「住民の皆様の信用を著しく損なうものであり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。今一度、公務員としての職員教育を徹底し、一丸となって皆様の信頼回復に務めてまいります」とコメントを発表しています。
25日早朝、長崎県佐世保市で、乗用車が電柱に衝突する事故があり、運転していた男性(79)が死亡しました。
25日午前6時20分ごろ、長崎県佐世保市日宇町の国道35号で「車線変更をしようとした車が電柱に衝突した」と、後続車に乗っていた人から警察に通報がありました。
警察によりますと、大塔駅方面から佐世保駅方面に走っていた乗用車が、道路脇の電柱に衝突し、運転していた佐世保市内の男性(79)が意識不明の状態で佐世保市内の病院に搬送されましたが、約2時間半後、死亡が確認されました。
警察が、死因や事故の原因を捜査しています。
現場は、片側2車線の見通しの良い直線道路で、事故後、佐世保向けの車線が約2時間半にわたって規制となり、通勤時間と重なったことから最大2キロの渋滞が発生しました。
10代の女性にわいせつ行為をしたとして23日、長崎県佐世保市に住む男が不同意わいせつの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは長崎県佐世保市に住む無職の男(28)です。
警察によりますと男はことし2月9日午後6時45分頃、佐世保市内の路上で10代の女性にわいせつ行為をした疑いが持たれています。
女性がその日のうちに警察へ届け出たことで事件が発覚。
女性の話や防犯カメラの映像などから男の犯行が明らかになったとして警察は今月23日、不同意わいせつの疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し男は容疑を認めているということです。
佐世保市で起きた高一同級生殺害事件から今年で11年となるのを前に、加害者と被害者の生徒が通っていた高校で「全校集会」が開かれました。
【写真を見る】佐世保高一同級生殺害事件から今月26日で11年 加害者・被害者が通っていて高校で「命について考える」集会
殺害された女子生徒と加害者の女子生徒の2人が通っていた高校では、事件発生の日を前にした毎年この時期に全校集会を開き命について考える機会を作っています。
2014年7月26日、当時高校1年生だった女子生徒が同級生を殺害した事件は今年で発生から11年を迎えます。
校内放送を通じて行われた集会で、校長は「命の横のつながり」という言葉を使い周りの人と共感することの大切さを訴えました。
校長講話「私たち一人一人が持っているこのかけがえのない命。今日この日を改めて一人一人が命の大切さについて考え、思いを深めていく機会としてください」
今月26日で発生から11年となる佐世保高1同級生殺害事件。学校では生徒へのアンケートや教職員への研修を行い事件との向き合いを続けています。
299人が犠牲となった長崎大水害から23日で43年となり、土石流により大きな被害が出た長崎市の川平地区では慰霊祭が行われました。
【写真を見る】死者・行方不明者299人の長崎大水害から43年 土石流で34人犠牲の川平地区で慰霊祭
地区に建てられた慰霊塔の前で毎年行われている慰霊祭、ことしは約20人が参加しました。
43年前の長崎大水害では降り始めから翌日までの雨量が572ミリに達し、長与町役場では国内の観測史上最大となる時間雨量187ミリを記録。死者・行方不明者は299人にのぼりました。
長崎市川平地区では土石流が発生し、住宅などが押し流され34人が犠牲となりました。
長崎市では午前11時にサイレンが鳴らされ、住民らは黙とうを捧げ水害で亡くなった人たちの霊を慰めました。
尾﨑フミ子さん「いつも仲良くしていた友だちが(亡くなった)」「大波止まで流されてなかなか見つけきれなくて大変な思いをしました」
松本幸一自治会長「継承するというのが一番難しいと思うんですね」「どういった形で表現すればいいのか、ただ怖い怖いだけでは」「やっぱり事前に何ができるかというのを考えていかないといけない」
いつ起こるか分からない災害にどう備えるか、参加した住民は命を守る防災・減災について改めて考えていました。
長崎県佐世保市で21日、自宅を放火しようとしたとして、60歳の男が現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは佐世保市三川内町に住むトラック運転手の男(60)です。
警察の調べによりますと男は21日午前6時頃、木造2階建ての自宅の1階にある仏間のすだれに着火用のライターで火を付けた疑いがもたれています。
男は火を付けたあと自ら水をかけて消火し、焼けたのはすだれと近くの廊下の一部に留まっていて、男にけがはなかったということです。
男は自ら119番通報し、消防から連絡を受けた警察は捜査の結果、男の犯行が明らかになったとして現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し男は容疑を認めているということで、警察は詳しい動機などを調べることにしています。
長崎県内の自宅で交際相手で30代女性の顔を殴るなどしてケガをさせたとして、22日、45歳の会社員の男が傷害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、諫早市に住む会社員の男(45)です。
警察によりますと、22日午前1時ごろ、男は諫早市の自宅で交際相手で30代女性の顔面を殴るなどの暴行を加え、下口唇に全治2週間のケガをさせた疑いがもたれています。
女性からの通報を受け駆け付けた警察官が2人から話を聞くなどして、男の犯行が明らかになったとして、男を傷害の疑いで逮捕しました。
当時2人は酒を飲んでいて、口論になったということです。
警察の調べに対し男は「グーで殴った。頭を押して倒した」などと話し、容疑を認めているということです。
長崎県内に住む10代の知人女性に対し女性の自宅で乱暴したとして19歳の男が不同意性交等の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは長崎市に住む無職の男(19)です。
警察によりますと男は、先月22日、県内に住む10代の知人女性の自宅で女性に乱暴をした疑いがもたれています。
女性から相談を受けた児童相談所が先月24日に警察へ届け出て発覚。
警察は男から話を聞くなどして男の犯行が明らかになったとして22日、男を不同意性交等の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し男は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
ことし4月集合住宅のエレベーター内で女子児童にわいせつな行為をしたとして今月19日、長崎市に住む24歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは長崎市かき道に住むインターネットカフェ店員の男(24)です。
警察によりますと、男は、ことし4月28日午後3時頃、長崎市内の集合住宅のエレベーター内で、女子児童にわいせつな行為をした疑いが持たれています。
被害関係者からの通報で事件を認知した警察は、関係者の話や防犯カメラの映像などから男の犯行が明らかになったとして、今月19日、男を不同意わいせつの疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し男は「話したくない」と答えているということです。男は今月17日、道路運送車両法違反の疑いで逮捕されていました。
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