屋久島の川で25日夕方、身元不明の男性の遺体が見つかりました。
屋久島警察署によりますと25日午後6時ごろ、屋久島町永田の永田川で「川から声と水しぶきの音が聞こえた。川の近くに衣類などがあるが人の姿が見当たらない」と近くの住民から署に通報がありました。通報を受けて警察や消防団などが川の近くを捜索したところ、午後6時半すぎに河口近くの水中に男性が沈んでいるのが見つかりました。男性は心肺停止の状態で病院に搬送され、午後8時すぎに死亡が確認されました。
男性は20代から30代とみられ身長170センチぐらいで、がっしりとした体格ということです。
黒色の短髪で上半身は裸で黒のボクサーパンツを履いていて、靴は履いていなかったということです。
警察で男性の身元の特定を進めるとともに、死因などを調べています。
奄美市で24日、火事があり倉庫2棟などが全焼しました。
奄美警察署によりますと、奄美市名瀬伊津部勝で24日正午ごろ、「倉庫が燃えている」と所有者から119番通報がありました。
火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、この火事で農業・青江耕治さん(77)の畑にあった木造トタン平屋の倉庫2棟およそ175平方メートルと倉庫の前に置いてあった農業用の運搬車1台が全焼しました。
青江さんは出火当時、1人で運搬車の整備作業をしていて火事に気付いて逃げてけがはありませんでした。青江さんは「運搬車を整備中に火が出た」と話しているということで、警察と消防で詳しい出火原因を調べています。
空き地でマットレスなどの廃棄物を焼却した罪に問われている鹿児島県阿久根市の元市長の裁判で、鹿児島地方裁判所は、男に罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
【画像を見る】元阿久根市長に罰金50万円の有罪判決 空き地でマットレスなど焼却 廃棄物処理法違反罪 地裁川内支部「自己流の焼却」
廃棄物処理法違反の罪で有罪判決を受けたのは、阿久根市の元市長で現在、市議会議員の竹原信一被告(66)です。
判決によりますと、竹原被告は去年3月、阿久根市の知人が所有する空き地で、マットレスやいす3脚などを焼却したものです。竹原被告はこれまでに「法令で認められている『軽微な焼却』にあたる」などとして無罪を主張していました。
きょう24日の判決で、鹿児島地裁川内支部の坂口和史裁判官は「焼却の規模は比較的大きく、周辺への悪影響は軽視できない」とした上で、「手間や費用を惜しんで自己流の焼却という手段に出た」などとして、求刑通り罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
判決のあと、竹原市議は会見を開き、「廃棄物処理法に明確な基準がない」と訴えました。
(元阿久根市長・竹原信一 市議)「廃棄物処理法の本来の目的である廃棄物の減量、生活環境の保全の実現に向かっているのか。市民は困っている。どの程度、焼却していいのか。田舎では全く燃やさずに暮らすことなどできない」
控訴については検討中だということです。
強盗事件の被害者の男性に第三者を介して、示談に応じるようしつこく要求したなどの疑いで、指定暴力団四代目小桜一家 傘下組織幹部の男が逮捕・送検されました。警察は、きょう25日、小桜一家の本部事務所を家宅捜索しました。
鹿児島県の不安防止条例違反の疑いで逮捕・送検されたのは、指定暴力団四代目小桜一家 傘下組織幹部で鹿屋市笠之原町の大窪隼人容疑者(39)です。
県警は、25日午前、鹿児島市にある本部事務所を家宅捜索しました。
県警によりますと大窪容疑者は、先月20日ごろ第三者を介して、県内の20代の男性に対し複数回にわたって強盗事件の被害届を取り下げて示談に応じるよう要求するなどした疑いが持たれています。
男性は先月17日、鹿屋市内で暴行を受け現金およそ13万円が入ったバッグを奪われ被害届を提出していました。
県警は、今月、建設作業員の男2人を強盗の疑いで逮捕しました。
大窪容疑者と建設作業員の男2人とは面識があり、県警は、強盗容疑事件と大窪容疑者との関連を調べています。
大窪容疑者の認否について県警は「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
23日午後、鹿児島県南九州市頴娃町の沖合で2人が乗った漁船が転覆し、1人が死亡しました。
指宿海上保安署によりますと23日午後1時42分ごろ、南九州市頴娃町の石垣漁港で釣りをしていた人から「沖合で漁船が転覆している」と118番通報がありました。
転覆したのは「第二和美丸」約1トンで、2人が乗船して石垣港を出港。
沖合で刺し網漁をしていたところ、横波を受けて転覆したということです。
乗っていた2人は海に投げ出され、1人は近くの漁船に救助されましたが、南九州市の漁師、田口俊和さん(79)が、行方不明となりました。
このため第十管区海上保安本部の巡視船艇2隻とヘリコプターが捜索したところ、午後3時過ぎに頴娃町の前瀬鼻灯台から約2キロの海上で、ヘリコプターが漂流している田口さんを発見し、救助しました。
田口さんは病院に搬送されましたが、午後4時半ごろ死亡が確認されました。
田口さんと救助された知人男性は救命胴衣を着けていなかったということです。
指宿海上保安署が、転覆した時の状況などを調べています。
空き地でマットレスなどの廃棄物を焼却した罪に問われている阿久根市の元市長の裁判で、鹿児島地方裁判所は、男に罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
【画像を見る】元阿久根市長に罰金50万円の有罪判決 空き地でマットレスなど焼却 廃棄物処理法違反罪 地裁川内支部「自己流の焼却」
廃棄物処理法違反の罪で有罪判決を受けたのは、阿久根市の元市長で現在、市議会議員の竹原信一被告(66)です。
判決によりますと竹原被告は去年3月、阿久根市の空き地でマットレスやいす3脚などを焼却したものです。竹原被告はこれまでに「法令で認められている『軽微な焼却』にあたる」などとして無罪を主張していました。
きょう24日の判決で鹿児島地裁川内支部の坂口和史裁判官は「焼却の規模は比較的大きく、周辺への悪影響は軽視できない」とした上で「手間や費用を惜しんで自己流の焼却という手段に出た」などとして求刑通り罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
判決のあと竹原被告は会見を開き「廃棄物処理法に明確な基準がない」と訴えました。控訴については検討中だということです。
県内に住む50代男性が総額3000万円相当の暗号資産をだまし取られる被害にあったと県警が発表しました。だまされた原因は携帯電話にかかってきた国際電話でした。
【画像で見る】「あなたの暗号資産が凍結されている」国際電話で詐欺 鹿児島県内50代男性が3000万相当の暗号資産だまし取られる被害
県警によりますと男性はことし2月上旬、「+」から始まる国際電話からスマートフォンに着信があり、米国政府機関の外国人職員を名乗る女から日本語で「あなたの暗号資産が凍結されている。凍結解除のサポートをする」などと言われました。
その後、女の同僚を名乗る3人とも国際電話やSNSでやり取りし「暗号資産の凍結解除には暗号資産の送金や資産証明が必要」、「アメリカの大統領が替わり規制が強化された」などと言われ、6月中旬ごろまでの間に総額3000万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送金しだまし取られたということです。男性が8月に「送金した暗号資産が返還されなかった」と警察に相談して発覚しました。
警察は、一度も会ったことのない人物から暗号資産などの送金を要求された場合は詐欺を疑い、すぐに警察や家族に相談するよう呼びかけています。また、国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)に申し込むと、国際電話からの着信を拒否することができます。
南大隅町で22日、ダイビングをしていた男性が漂流しているのが見つかり、死亡しました。
指宿海上保安署によりますと、22日午前11時前、南大隅町の立目崎灯台付近で釣りをしていた人から「沖合で漂流している人がいる」と118番通報がありました。
海上保安署が巡視艇とヘリコプターを出して捜索したところ、通報からおよそ1時間半後の午後0時30分頃に、捜索中のヘリコプターが立目崎灯台からおよそ1.3キロ沖合の海上であおむけの状態で漂流している人を発見し、鹿児島市内の病院に搬送しましたが死亡が確認されました。
死亡したのは福岡県久留米市の63歳の男性で、現場付近でガイドともにダイビングをしていたということです。
海上保安署はガイドから事情を聞くなどして当時の状況を調べています。
鹿児島市の県道で22日午後、横断歩道を渡っていた女性がトラックにはねられ、死亡しました。
鹿児島中央警察署によりますと、22日午後1時半ごろ、鹿児島市住吉町の県道で、横断歩道を渡っていた女性が右から走ってきたトラックにはねられました。
この事故で、中種子町野間の養護教諭・加藤昭代さん(61)が意識不明の状態で搬送されましたが、およそ1時間後に亡くなりました。死因は外傷性ショックでした。
現場は、種子屋久高速船乗り場近くの県道の交差点です。
警察が当時の信号の状況を調べるとともに、トラックを運転していた70代の配送員の男性から話を聞くなどして事故の原因を調べています。
鹿児島県警によりますと、県警の直轄警察犬「ウォルト フォム ネーベル ドルフ号」がきょう22日午前、死亡しました。
【写真】元気な姿のウォルト号「やんちゃだが能力は非常に高い」表彰で指導係の顔をなめるかわいい一面も
ウォルト号は1歳のオスのシェパードで、今年7月の現場デビューから2か月連続で行方不明者を発見し、県警から表彰を受けていました。
表彰式で好物のサツマイモを贈られると、指導係の顔をなめるなど、かわいらしい一面もありました。
ウォルト号は、感染症の疑いで今月19日から姶良市内の動物病院で治療を受けていましたが、22日午前9時27分に死亡が確認されたということです。
直轄警察犬を管理する県警鑑識課は「短い期間だったが、県民の安心安全のために尽くした優秀な警察犬だった。天国でゆっくり休んでほしい」とコメントしています。
薩摩川内市のコンビニエンスストアで缶酎ハイ1本を盗んだ疑いで53歳の男が逮捕されました。男は「覚えていない」と容疑を否認しています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定・無職の53歳の男です。
薩摩川内警察署によりますと、男は19日午後11時半ごろ、薩摩川内市のコンビニエンスストアで177円の缶酎ハイ1本を盗んだ疑いが持たれています。
コンビニの従業員から「不審な男がいて万引きをしたかもしれない」と110番通報がありました。警察が店内に設置された防犯カメラの映像を確認したところ、男の不審な動きが映っていたということです。
その後、捜査中の警察官が市内の路上で男を発見。任意で話を聞き容疑が固まったため20日午後、男を逮捕しました。
取り調べに対し男は「覚えていない」と容疑を否認しています。
種子島で18日夕方、ビニールハウスの中で耕運機と支柱の間に男性が挟まれているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
種子島警察署によりますと18日午後6時ごろ、西之表市国上にあるビニールハウスの中で、耕運機とハウスの支柱の間に近くに住む農業・河本健さん(75)が挟まれているのを、訪ねてきた親族が見つけ119番通報しました。
河本さんは病院に搬送されましたがおよそ1時間後に死亡が確認されました。
発見時、河本さんは、耕運機のハンドルと金属の支柱の間に胸を挟まれていて、耕運機のエンジンはかかった状態でした。警察は、ハウス内で農作業中に、何らかの原因で挟まれた可能性があるとみて当時の状況を調べています。
鹿屋市で先月、男性から現金13万円が入ったバッグを奪ったなどとして、警察は建設作業員の男2人を逮捕しました。
強盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも建設作業員で、本籍・北海道で住居不詳の川久保響容疑者(24)と、志布志市の男(19)です。
鹿屋警察署によりますと、2人は先月17日未明、鹿屋市内の屋外で20代の男性に対して、「殺してやろうか」などと言って頭突きなどの暴行を加え、現金およそ13万円が入ったバッグなどを奪った疑いが持たれています。
川久保容疑者と男は知人で、どちらも男性と面識はなく、男性が近くの交番に被害を届け出ました。関係者からの聞き取りや防犯カメラの解析などから川久保容疑者と男が浮上したということです。
2人の認否について警察は「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
警察は他にも共犯者がいるとみて、詳しい経緯などを調べています。
指宿市で今年6月、温泉の排水路に転落した男性が全身にやけどをして死亡した事故を受け、指宿市は市内7か所に転落防止柵などを設置する方針であることが分かりました。
指宿市大牟礼で今年6月、道路脇の排水路に市内に住む30代の男性が転落しました。排水路には源泉の湯が流れ込んでいて、男性は全身にやけどをして死亡しました。
この事故を受け、指宿市は市内全域の排水路を調査し、安全対策が必要な場所が7か所あったということです。いずれの場所も水路にふたがなく、45度以上の排水が流れていました。
市は、7か所に転落を防止する柵やネット、危険を知らせる看板などを設置する方針で、これにかかる費用を盛り込んだ追加の補正予算案を現在開会中の市議会に提案するとしています。
なお、事故のあった排水路沿いには当時、高さ80センチほどのガードレールがありましたが、市は先月、長さ120メートルにわたって、高さ1.1メートルの柵を新たに設置しています。
7月の参院選で、従業員らに投票の見返りに現金を渡す約束をしたとして、鹿児島市のパチンコ店「モリナガ」の社長らが逮捕された事件です。
【写真を見る】パチンコ会社大規模買収事件 社長らがモリナガ従業員ら107人に投票見返りに現金約束疑いで再逮捕
社長ら3人がモリナガの従業員ら107人にも同様の約束をしたとして、きょう16日に再逮捕されました。
公職選挙法違反の買収の疑いで再逮捕されたのは、パチンコ店「モリナガ」と「デルパラ」の運営会社社長で東京都の李昌範容疑者ら3人です。
警視庁や鹿児島県警などの合同捜査本部によりますと、3人は今年7月の参院選に自民党の比例代表で立候補した阿部恭久氏を当選させるため、モリナガの社員やアルバイト107人に現金3000円から4000円を支払う約束をした疑いがもたれています。
モリナガでは、県内8店舗の店長が従業員らが撮影した投票用紙の画像などをモリナガ本部に送り、幹部らに投票状況を報告していたということです。
3人の認否については明らかにしていません。
警察によりますと、デルパラとモリナガの従業員あわせて250人以上に見返りを約束したとみられ、投票用紙を送るなど買収を承諾した従業員などについても公職選挙法違反の疑いがあるとみて任意で調べを進めています。
鹿児島市の桜島で16日午前、海岸近くのテントの中から、身元不明の遺体が見つかりました。
鹿児島中央警察署によりますと、16日午前11時半ごろ、鹿児島市桜島赤水町の海岸近くの国立公園内の遊歩道を通りかかった人から「橋の下にテントがあり、人の生活感がある」と警察に通報がありました。
警察が駆けつけたところ、テントの中で人が倒れているのを発見し、その後、死亡が確認されました。発見された遺体は腐敗が進んでおり、身元や性別などはわかっていません。
警察は、司法解剖を行い、遺体の身元や死因を調べるとともに、事件・事故の両面で捜査しています。
鹿児島県の桜島の海岸近くで16日、身元不明の遺体が見つかりました。
鹿児島中央警察署によりますと、16日午前11時半ごろ、鹿児島市桜島赤水の海岸近くの遊歩道を通りかかった人から「橋の下にテントがあり、人の生活感がある」と警察に通報がありました。
警察が駆けつけたところ、テントの中で人が倒れているのを発見し、その後、死亡が確認されました。
発見された遺体は腐敗が進行していたということで、身元や性別などはわかっていません。
警察は遺体の身元や死因を調べるとともに、事件・事故の両面で捜査する方針です。
警察官になりすまし、京都府の女性から現金およそ104万円を盗んだとして、40代の男が再逮捕されました。県警は、SNSなどでメンバーを集める匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウによる事件とみて捜査しています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職・重松英史容疑者(49)です。
県警によりますと、重松容疑者は2019年、男6人と共謀し、警察官などになりすまして京都府の当時70代の女性に「被害者名義の口座から不正に出金されており、キャッシュカードを預ける必要がある」などとうその電話をかけ、キャッシュカードを盗みとり現金およそ104万円を引き出した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、重松容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
重松容疑者は、鹿児島県姶良市に住む当時80代の女性からも同様の手口でキャッシュカードを盗み、あわせておよそ120万円を引き出した疑いで先月、逮捕されていて、2回目の逮捕です。事件後、重松容疑者はフィリピンに逃亡していましたが、今年2月に当局に拘束されていました。
県警は、SNSなどでメンバーを集める匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウによる事件とみて捜査しています。
鹿児島市田上台の住宅でひとり暮らしの女性が殺害された強盗殺人事件は、未解決のままきょう9月16日で25年です。
【写真を見る】鹿児島市田上台強盗殺人事件 未解決のままきょう16日で25年 県警が情報提供を呼びかけ
この事件は、2000年9月16日夜、鹿児島市田上台の住宅で荒木スミエさん当時73歳が、首を絞められ殺害されたものです。
室内には物色したような跡があり、警察は強盗殺人事件として現在も専従の捜査員6人で捜査を続けていますが、解決には至っていません。
情報提供はおととしは2件、去年は5件、ことし1件に留まっていて16日は鹿児島中央駅前で県警の捜査員らがチラシを配り協力を呼びかけました。
「怖い。早く犯人が見つかってほしい。早く解決してほしい」
「のうのうと犯人は生きている。怖い、野放しにするのはよくない」
(鹿児島西警察署 重田克久刑事官)「犯人の検挙に必ず結び付けていきたい。そのためにみなさんに情報提供をお願いしたい」
情報は鹿児島西警察署、電話099-285-0110で受け付けています。
鹿児島県長島町の海岸で14日午前、身元不明の男性の遺体が見つかりました。
天草海上保安署によりますと、14日午前9時すぎ、長島町蔵之元の海岸で「磯場に人が打ちあがっている」と、近くで釣りをしていた人から海保に通報がありました。
海上保安署の職員が岩場で男性がうつ伏せで倒れているのを発見し、その後、死亡が確認されました。
発見された男性は身長162センチで、年齢は分かっていません。上半身は服を着ておらず、紺色の長ズボンと灰色の靴下を身に着けていて、所持品は見つかっていないということです。
海上保安署は男性の身元の特定を進めるとともに、死因などを調べています。
鹿児島県の沖永良部島・和泊町の海岸の岩場で14日朝、女性が遺体で見つかりました。周辺の宿泊施設ではきのう13日から宿泊客1人が行方不明となっていて、警察が身元や死因を調べています。
【写真を見る】海岸の岩場に女性遺体「宿泊客と連絡とれない」と警察に連絡も 身元調べる 鹿児島・沖永良部島
沖永良部警察署によりますと、13日午後6時半ごろ、和泊町内の宿泊施設から「宿泊客1人と連絡がとれない」と、警察に連絡がありました。
警察が周辺を捜索していたところ、14日午前7時半ごろ、和泊町の北側にある岬・半崎近くの岩場で、身元不明の女性の遺体がうつ伏せの状態で見つかりました。
女性は身長およそ160センチの黒髪で、年齢は40代から50代とみられています。灰色のTシャツに黒色の長ズボンを身に着け、白色の靴を履いていて、目立った外傷はないということです。
警察は、見つかった遺体が行方不明になっている宿泊客の可能性も含め、身元や死因を調べています。
肝付町で13日午前、リサイクル工場の屋根で作業していた70代の男性が地面に転落し死亡しました。
肝付警察署によりますと13日午前10時前、肝付町後田のリサイクル工場で「屋根から男性が落ちた」と一緒に作業していた同僚から119番通報がありました。
屋根から転落した鹿屋市吾平町の会社員・松相光春さん(77)が意識不明の状態で病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
当時、松相さんは高さおよそ7メートルの屋根の上で、換気扇の取り替え作業をしていたところ、スレート素材の屋根が抜けてコンクリートの地面に落下したということです。ヘルメットは着用していませんでした。
警察は一緒に作業していた同僚に話を聞くなどして、当時の詳しい状況などを調べています。
県内では12日、交通事故が相次ぎ、鹿児島市と南さつま市であわせて2人が死亡しました。
【▶画像をみる】現場は片側1車線の左カーブ 鹿児島県内で死亡事故相次ぐ 男性2人死亡
鹿児島西警察署によりますと12日午後6時半ごろ、鹿児島市犬迫町の県道で、乗用車が道路脇のブロックに衝突し、運転していた鹿児島市上谷口町の無職・篠原孝さん(81)が死亡しました。
現場は片側1車線の左カーブで警察が当時の状況を調べています。
一方、南さつま市金峰町の県道20号で12日午後11時半ごろ、乗用車の単独事故があり運転していた南九州市川辺町の会社員・橋口溜成さん(30)が、頭などを強く打ち死亡しました。
現場は片側1車線の緩やかな左カーブで、警察はカーブを曲がり切れずに道路脇の木に衝突した可能性が高いとみて、事故の原因を調べています。
鹿児島県南さつま市の県道で12日、乗用車の単独事故があり運転していた男性(30)が死亡しました。
【画像を見る】カーブ曲がり切れずに道路脇の木に衝突か 乗用車運転していた男性(30)死亡 鹿児島・南さつま市
南さつま警察署によりますと12日午後11時半ごろ、南さつま市金峰町の県道20号で通行人から「事故です。車が道路をふさぐような形で止まっている」と警察に通報がありました。
この事故で、乗用車を運転していた南九州市川辺町の会社員・橋口溜成さん(30)が、頭などを強く打ち病院に運ばれましたがおよそ5時間後に死亡しました。
現場は片側1車線の緩やかな左カーブで、警察は橋口さんがカーブを曲がり切れずに道路脇の木に衝突した可能性が高いとみて、事故の原因を調べています。
地震が相次ぐトカラ列島近海で海上保安庁が初めて海底を調査し、震源のまわりで噴気が活発に上がっていることが分かりました。
これは、十管本部が12日の会見で明らかにしたものです。
トカラ列島近海では今年6月以降、地震が相次いでいて、十島村の悪石島で震度1以上の揺れを2300回以上観測しています。7月3日には一連の地震で最大の震度6弱を観測しました。
こうした中、海上保安庁は7月31日から6日間、悪石島、小宝島、宝島にかけての震源付近の海底を測量船で調査しました。調査の結果、震源とその北西沖およそ60キロのあわせて17か所で、海底からガスや熱水が活発に上がっていることが分かりました。
(海上保安庁・沿岸調査課 南宏樹課長補佐)「火山活動が広範囲に存在する可能性が明らかになった。群発地震との関係については正直分からない」
海上保安庁は今後、海底のマグマの動きも含め、群発地震の原因を調べていくことにとしています。