県内では今月に入り交通死亡事故が相次いでいます。こうした中、加賀市の死亡事故現場では、警察などが合同点検を行いました。
加賀市小坂町では、7月26日午前9時すぎ、横断歩道を横断中の72歳の男性が、80歳の男性が運転する車にはねられ死亡しました。
29日、現場周辺では、警察官や地元の住民など8人が集まり、危険な場所がないか点検しました。県内は今月に入り交通事故で5人が死亡するなど、死亡事故が急増しています。
点検の結果、高齢の運転手でも認識しやすいよう、横断歩道があることを示す道路標識を、1.5倍ほど大きくするよう、道路を管理する県に求めることを決めました。
大聖寺警察署 小坂裕署長:
(運転手に対して)一般的な広報・啓発していくことも大事ですし、あとは、この場所で二度と事故が起きないようにこの場所だったらどのようなこと(対策)ができるかを今ほど検討してきた..。警察としては交通安全上、非常に危機感をもって交通事故抑止に取り組んでいかなければならないと考えています。
県警では、県内の各事故現場で取り締まりを強化し、死亡事故防止に努めることにしています。
石川県小松市の路上で10代の女性に声をかけ車で誘拐した上車内でわいせつな行為をした疑いで小松市の無職の20代の男が逮捕されました。
わいせつ誘拐と不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは小松市梯町の23歳の無職の男です。
警察によりますと男は6月10日午後4時ごろ小松市内の道路を歩いていた県内に住む10代の女性に「どうする?乗っていく?」などと声をかけ男が運転する車に女性を乗せて誘拐した上、車内でわいせつな行為をした疑いが持たれています。
男と被害者の女性は面識がなく、女性は小松市内で開放されたということです。
男は6月13日に不同意わいせつ未遂、7月2日に住居侵入と性的姿態等撮影の疑いで逮捕されていて、警察が男から押収したドライブレコーダーの記録から今回の事件が発覚しました。
調べに対して男は「まちがいない」と容疑を認めていて、警察が余罪を引き続き調べています。
26日午前9時過ぎ、加賀市で横断歩道を歩いていた70代の男性が軽ワゴン車にはねられ死亡しました。
26日午前9時15分ごろ加賀市小坂町(かがしこさかまち)の交差点で横断歩道を歩いていた近くに住む無職の72歳の男性が左から直進してきた軽ワゴン車にはねられ死亡しました。
警察は車を運転していた加賀市山中温泉東桂木町の80歳の会社役員を過失運転致傷の疑いで現行犯で逮捕しました。
調べに対し、容疑者は「横断中の歩行者をはね、けがをさせたことは間違いない」と話しているということです。警察は事故の原因を調べています
23日明け方、野々市市の建築工事会社の加工場で4棟を全焼した火事は屋内の電気配線から出火した可能性が高いことが分かりました。
この火事は、きょう午前3時半ごろ野々市市清金1丁目にある建築工事会社サカシタ工建の加工場で「平屋建ての建物から出火した」と消防に通報があったものです。火は加工場内にある平屋建ての2棟と物置などを全焼し、およそ1時間半後に消し止められました。けが人はいませんでした。
付近の住民:
3時半近くで花火打ちあがったような、ボンボンって何回か聞こえた。
警察と消防が実況見分した結果、屋内の電気配線から出火した可能性が高いことが分かったということです。
21日夜、白山市内の交差点でタクシーとバイクが衝突し、バイクを運転をしていた男性が死亡しました。
記者:
「きのう事故があった、白山市乾町の交差点に来ています。見通しがよく、交通量の多いこちらの場所で事故がおきました」
21日午後8時30分ごろ白山市乾町(いぬいまち)にある国道8号、乾町交差点で野々市市方面に直進していたバイクと反対車線から右折しようとしたタクシーが衝突しました。
この事故でバイクを運転していた白山市源兵島町に住む西銘英利さん(27)が全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。死因は、出血性ショックでした。
現場は片側2車線の右折矢印がついた信号交差点で警察はタクシーを運転していた70代の男性に話を聞くなどして詳しい事故の原因を調べています。