25日午後、高知自動車道の対面通行区間で、乗用車同士が正面衝突する事故があり、27歳の男性が死亡しました。また、もう一方の車に乗っていた46歳男性が重傷で、4歳の男の子が軽傷を負っています。
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事故があったのは、高知自動車道の、土佐ICと須崎東ICの間の区間です。高知県警によりますと、25日午後4時ごろ、事故の目撃者から「車が正面衝突していて車線を塞いでいる」と警察に通報がありました。
この事故で、下り車線(須崎市方面)を走っていた乗用車を運転していた村田輝さん(27)が、意識不明の重体となっていましたが、その後、搬送先の病院で死亡しました。村田さんの住所は確認中ですが、高知県内と見られています。
また、上り車線(高知市方面)を走っていた乗用車は、46歳の男性が運転手し、4歳の男の子が乗っていましたが、事故後は2人とも救急搬送され、男性は重傷を、男の子は軽傷を負っています。いずれも命に別状はないということです。
県警によりますと、事故後、車はそれぞれの車線を塞ぐような形で止まっていて、2台とも大破に近い破損具合だということです。
現場は、土佐ICから西に3kmほどの対面通行区間で、ほぼ直線の道路です。
警察は目撃情報などから、村田さんの車が車線をはみ出した可能性があるとみて、事故の詳しい原因を調べています。
25日午後、高知自動車道の対面通行区間で、乗用車同士が正面衝突する事故があり、20代とみられる男性が意識不明の重体です。(25日午後7時時点)
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事故があったのは、高知自動車道の土佐ICと須崎東ICの間の区間です。高知県警によりますと、25日午後4時過ぎごろ、事故の目撃者から「車が正面衝突していて車線を塞いでいる」と警察に通報がありました。この事故で、下り車線(須崎市方面)を走っていた乗用車を運転していた、27歳とみられる県外の男性1人が、意識不明の重体になっています。また、上り車線(高知市方面)を走っていた乗用車には46歳とみられる運転手と、4歳とみられる男の子が乗っていて、いずれも救急搬送されましたが、命に別状はないということです。
県警によりますと、事故後、車はそれぞれの車線を塞ぐような形で止まっていて、2台とも大破に近い破損具合だということです。
現場は、土佐ICから西に3kmほどの対面通行区間で、緩やかにカーブしています。
警察は、どちらかの車が車線をはみ出した可能性があるとみて、事故の詳しい原因を調べています。
過去に勤務していた学校の生徒が住む家の敷地内に侵入した疑いで、高知県内の公立中学校に勤務する教諭の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、高知県土佐市に住む中学校教諭の男(28)です。警察の調べによりますと、男は今年8月28日の午後6時45分ごろから午後8時半ごろまでと、翌日29日の午後6時15分ごろから午後7時ごろまでの2回、高知市の40代男性が住む家の敷地内に侵入した疑いが持たれています。
8月29日午後6時45分ごろ、被害者宅の近所の人から「不審な人が覗いている」と警察に通報があり発覚。被害者の家に設置されていた防犯カメラの映像などから男を割り出し、24日夜、逮捕しました。被害者が住む家には、男がかつて勤務していた中学校の生徒が暮らしていたということです。
被害者が住む家には門扉がありますが、当時、その門扉は無施錠で、男は門扉を開けて入ったとみられています。
調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認める供述をしているということで、「目的は覗きだった」という趣旨の話をしているということです。男は去年4月に新規採用となり、高知県南国市の中学校に勤務しています。
高知市の女性が住む家から現金を盗んだ疑いで、栃木県の会社員の男が逮捕されました。男は、女性がトイレに入っている間に現金を盗んだとみられています。
逮捕されたのは栃木県さくら市の会社員の男(22)です。
高知警察署の調べによりますと、男は22日未明、高知市の20代女性の家で女性の財布から現金およそ1万2000円を盗んだ窃盗の疑いが持たれています。
事件当時、男は出張で高知を訪れていて、何らかの経緯を経て初対面の女性と知り合い、女性の家に入りました。
女性の家では2人きりの状態で、男は女性がトイレに入っている間に財布から現金を盗んだとみられています。
男が女性の家から立ち去った後、女性はすぐに現金を盗まれたことに気づき通報。
警察が現場付近の防犯カメラなどを調べて男を特定し、24日逮捕しました。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察が事件の詳しい経緯などを調べています。
高知県奈半利町のふるさと納税をめぐる贈収賄事件のやり直しの裁判で、高知地裁は受託収賄などの罪に問われた町の元課長に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
奈半利町の元課長森岡克博被告はふるさと納税の返礼品の有利な取り扱いで、事業者から賄賂を受け取った受託収賄などの罪に問われていました。一審では受託収賄罪は無罪となり、二審の高松高裁では審理が一審に差し戻されたため、やり直しの裁判が行われていて、森岡被告が「息子らの梱包作業賃名目」として受け取ったおよそ180万円について、「作業実態がなかったことを知っていたか」また、「賄賂と認識していたかどうか」などが主な争点となっていました。22日の判決で高知地裁の稲田康史裁判長は作業実態がなかったことを認識していたという検察の主張については「合理的疑いがある」とする一方、賄賂性の認識については、「後輩である共犯者に儲け話がないかを尋ねたこと」や「金銭の振込を要求したこと」また、「事実が発覚しないような工作をしていたこと」を指摘し、「森岡被告と共犯者との間で受託収賄の共謀が認められ共同正犯としての罪責を追うことは明らか」などと認めました。
その上で反省の態度などを考慮し、森岡被告に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
三重県警の刑事を名乗る男からの「あなたは犯罪者だ」などという電話をきっかけに、高知市の40代の男性が150万円をだまし取られたことが分かりました。
高知県警によりますと、10月20日、高知市の40代の男性のスマートフォンに、080で始まる番号で三重県警の「アンドウ」を名乗る男から「あなたは犯罪者だ」「逮捕状が出ている」などという電話がありました。
その後「担当刑事のサカイ」を名乗る男からSNSアプリを登録するよう指示があり、男性はアプリをインストール。「サカイ」とアプリでビデオ通話を開始し、男性の名前が書かれた逮捕状の写真が送られてきたり、「取り調べのため三重県に来てくれ」などと言われたりしたということです。
男性はさらに、検事を名乗る男から「口座が詐欺に使われていないかを調べるために、指示する口座にお金を振り込んでくれ」と言われため、3回にわたって、指定された個人口座に合計150万円を振り込み、だまし取られました。
振り込み後に、アプリのメッセージで「機密保持命令書」という写真が送られてきたためインターネットで調べたところ、詐欺だと気づいたということです。
高知県内では2025年、特殊詐欺による被害が81件発生していて、被害額はおよそ4億4170万円に上っています。(前年同期比:+38件 +約2億5532万円)
県警は「警察官がコミュニケーションアプリを介して連絡やビデオ通話をすることはない」「逮捕状が出ているなどと言われた場合は電話を切って警察に相談を」と注意を呼びかけています。
「動画アプリを見るだけで報酬がもらえる」などというウソで、高知県幡多郡の30代の女性から24万円をだましとったとして、熊本県の51歳の男が逮捕されました。男は口座から金を引き出す「出し子」とみられています。
逮捕されたのは、熊本県山鹿市の51歳の男です。宿毛警察署の調べによりますと、男は共犯者と共謀のうえ、2025年3月、高知県幡多郡の30代の女性から現金24万円をだましとった疑いが持たれています。
女性は2025年3月24日、動画アプリを通じて知り合った人物から、動画のスクリーンショットを撮って送るだけで報酬がもらえる副業や、資産運用の話を持ちかけられ、指示通りに画像を送ったり、現金を振り込んだりしたところ、実際に報酬や収益が振り込まれたということです。
しかしその後「違約金が必要」などと言われ、3月31日までに、合わせて24万円を振り込み、だまし取られたということです。
女性が金を振り込んでいた口座は今回逮捕された男の個人口座だったということです。警察は、男が熊本県内のATMで金を引き出していたところを防犯カメラで確認するなどしたということです。
警察は捜査に支障をきたすとして男の認否を明らかにしていません。男は、だまし取った金を口座から引き出す「出し子」とみられていて、口座には他にも不審な入金履歴が複数あったことから、警察が余罪や共犯者について調べています。
高知市のコンビニエンスストアでタバコ1カートンを盗んだ疑いで、男子中学生2人が逮捕されました。
【写真を見る】店員に話しかけて気を引いているうちに…コンビニでタバコを盗んだか 男子中学生2人を窃盗容疑で逮捕
逮捕されたのは高知市の男子中学生(15)と住居不定の男子中学生(14)です。高知警察署によりますと、2人は共謀のうえ、10月15日の午後11時10分ごろ高知市内のコンビニエンスストアでタバコ1カートンを盗んだ疑いが持たれています。2人のうち1人が店員に話しかけて気を引いているうちに、もう1人がカウンターの後ろに陳列されていたタバコを盗んだということです。翌日、タバコが無くなっていることに気づいたオーナーが警察に届け出。警察が店内の防犯カメラなどを捜査し2人を特定しました。
調べに対し高知市の男子中学生は「自分は関係ない」などと容疑を否認している一方、住居不定の男子中学生は「盗んだことに間違いない」などと容疑を認めているということです。事件当日は2人の友人の少年1人も一緒に店を訪れていて、警察は少年からも任意で話を聞いています。
19日、信号無視をしながらパトカーの追跡から逃走したとして逮捕された男が逃走前、宿泊施設で宿泊代などを支払わずに逃げていたことが分かりました。警察は20日にこの男を強盗容疑で逮捕しました。
【写真を見る】パトカーに追跡され道路交通法違反で逮捕された男(33)を強盗の疑いでも逮捕 逃走前に宿泊施設で宿泊代などを支払わずに逃げたか
高知市相生町の無職・大山龍二(おおやま・りゅうじ)容疑者(33)は19日、高知市で停止を求めたパトカーの追跡から信号無視をするなどして逃走。パトカーに接触する事故を起こし道路交通法違反の疑いで逮捕されていました。
高知南警察署の調べによりますとその後の捜査で、大山容疑者は逃走前、自身が宿泊した宿泊施設で宿泊代や飲食代、合わせて2万8750円を支払わず、制止しようとした施設のマネージャーを車で退けたことが分かりました。
警察は20日、強盗容疑で大山容疑者を逮捕。大山容疑者は「間違いありません」と容疑を認める供述をしているということです。警察は、動機などについて詳しく調べています。
19日午後、高知市で、緊急走行で追跡中の車が、信号無視をしながら逃走し、パトカーと接触する事故があり、運転していた男が逮捕されました。
【写真を見る】パトカーの追跡受けていた車が信号無視しながら約5キロ逃走 途中でパトカーとの接触事故も 高知市の無職の男(33)逮捕 警察「緊急走行は適切だった」【高知】
逮捕されたのは高知市の無職の男(33)です。警察の調べによりますと、19日午後2時前、高知市の路上で、パトカーが110番通報を受け探していた車を発見。停止を求めたものの応じなかったため、緊急走行で追跡しました。
その後、車は信号無視をしながら逃走。途中、行き止まりとなりUターンした際に、パトカーと接触する事故を起こしました。しかし、車は事故後も逃走を続け、約5キロ逃走したところで再び行き止まりとなり停止。運転していた男は道路交通法違反の疑い(信号無視)で現行犯逮捕されました。
警察は、高知市内の宿泊施設で無銭宿泊をしたとの110番通報を受け、通報者から聞いていた車のナンバーを警ら中のパトカーに伝え探していたところ、車を発見。停止を求めたものの、逃走したということです。
調べに対し、男は「パトカーから逃げるために信号無視をした」と、容疑を認める供述をしているということです。警察は緊急走行について「適正であったと考えている」としています。
無免許運転と無免許運転をほう助した疑いで20歳の男と18歳の少年が逮捕されました。
逮捕されたのは、高知市の無職の男(20)と住居不定・職業不詳の少年(18)です。警察の調べによりますと、男(20)は無免許で乗用車を運転した疑いが、少年(18)は、男が無免許で運転することを知りながら車を貸した、無免許運転ほう助の疑いが持たれています。
2人は16日午前6時40分ごろ、高知県芸西村の国道55号で、停止していたトラックに追突する事故を起こしましたが、その場から走り去り、車を乗り捨てて逃走。車には2人のほかに2人の同乗者がいて、同乗者の話などから無免許運転とほう助の疑いが浮上し、警察が2人を何度も呼び出そうとしたものの、応じなかったことなどから逮捕に至ったということです。
男が運転していた車は、少年名義で借りていたレンタカーだということです。警察は捜査に支障をきたすとして2人の認否を明らかにしていません。
酒気帯び運転の疑いで書類送検された陸上自衛隊の男性自衛官について、高知駐屯地(高知・香南市)は、停職5か月の懲戒処分としました。男性自衛官は退職願を提出しています。
処分を受けたのは、陸上自衛隊第50普通科連隊・3等陸曹の男性自衛官(34)です。高知駐屯地によりますと、男性自衛官は今年1月の深夜、香南市野市町の国道で酒を飲んだ状態で車を運転したとして5月に書類送検されました。
男性自衛官は、高知県南国市の居酒屋で同僚と酒を飲んだ後、1人で帰宅する途中、追突事故を起こし、現場から走り去っていました。高知駐屯地は男性自衛官を21日付けで停職5か月の懲戒処分としました。男性自衛官は21日、退職願を提出したということです。
第50普通科連隊の水関謙作(みずせき・けんさく)連隊長は、「隊員には順法精神について改めて教育し、同種事案の絶無を図る」とコメントしています。
19日午後、高知市で、緊急走行で追跡中の車が、信号無視をしながら逃走し、パトカーと接触する事故があり、運転していた男が逮捕されました。
【写真を見る】パトカーの追跡受けていた車が信号無視しながら約5キロ逃走 途中でパトカーとの接触事故も 高知市の無職の男(32)逮捕 警察「緊急走行は適切だった」【高知】
逮捕されたのは高知市の無職の男(33)です。警察の調べによりますと、19日午後2時前、高知市の路上で、パトカーが110番通報を受け探していた車を発見。停止を求めたものの応じなかったため、緊急走行で追跡しました。
その後、車は信号無視をしながら逃走。途中、行き止まりとなりUターンした際に、パトカーと接触する事故を起こしました。しかし、車は事故後も逃走を続け、約5キロ逃走したところで再び行き止まりとなり停止。運転していた男は道路交通法違反の疑い(信号無視)で現行犯逮捕されました。
警察は、高知市内の宿泊施設で無銭宿泊をしたとの110番通報を受け、通報者から聞いていた車のナンバーを警ら中のパトカーに伝え探していたところ、車を発見。停止を求めたものの、逃走したということです。
調べに対し、男は「パトカーから逃げるために信号無視をした」と、容疑を認める供述をしているということです。警察は緊急走行について「適正であったと考えている」としています。
19日午前、高知県大豊町で住宅と隣接する会社の事務所が全焼する火事がありました。この火事によるけが人はいません。
警察と消防によりますと、19日午前10時40分ごろ、近くにいた人から「家が燃えているようだ」と消防に通報がありました。火は約1時間半後に消し止められましたが、この火事で50代の男性と妻が暮らす鉄骨の平屋建ての住宅と、隣接する「リバーランプラス」の事務所、合わせて約120㎡が全焼したほか、ラフティングなどのサービス利用者が所有する車1台も全焼しました。この火事によるけが人はいません。
火事は男性がラフティングのため1時間ほど離れていた時に発生し、男性によりますと、当時、住宅と会社には誰もいなかったということです。火元は住宅とみられていて、警察が火事の詳しい原因を調べています。
量販店の駐車場で、車のタイヤをパンクさせたとして、自称会社員の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれも自称で高知県四万十市の会社員の男(45)です。警察の調べによりますと、男は19日午前5時25分ごろ、四万十市にある量販店の駐車場で、20代男性が所有する乗用車のタイヤ1本をパンクさせた、器物損壊の疑いが持たれています。
現場の駐車場では2025年7月以降、今回の被害を含め、同じような手口で車のタイヤがパンクさせられる被害が数回発生。警察官が張り込みを行い、警戒していたところ、男が千枚通しのような道具で左後輪のタイヤを刺し、パンクさせているところを発見し、現行犯逮捕しました。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認める供述をしているということです。警察は男と被害者の関係性や、これまでに起きた被害との関連など調べを進めています。
マッチングアプリで知り合った香川県の女性に「交際しませんか」などと嘘の話をもちかけ、現金10万円をだまし取ったとして、高知駐屯地所属の自衛官の男が逮捕されました。
【写真を見る】マッチングアプリで知り合った女性に嘘の話をもちかけ10万円詐取の疑い 高知駐屯地の自衛官の男(23)を逮捕
逮捕されたのは陸上自衛隊高知駐屯地の自衛官、野村悠人容疑者(23)です。警察の調べによりますと、野村容疑者は7月17日から25日にかけて、マッチングアプリで知り合った香川県の女性に対し、LINE通話で「交際しませんか」「俺にお金を預けてくれたら運用して増やすことができるよ」などと嘘の話をもちかけ、現金10万円をだまし取った疑いが持たれています。女性は、7月31日に丸亀警察署に被害届を提出。警察が野村容疑者のスマホの履歴などを調べるなど捜査を進め、16日逮捕しました。
調べに対し野村容疑者は「間違いありません」と容疑を認める供述をしているということです。警察は余罪があるとみて捜査を進めることにしています。
自衛官の逮捕を受け陸上自衛隊高知駐屯地の水関謙作司令は「今後、警察の捜査に最大限協力するとともに、判明した事実に基づき厳正な処分と再発防止策を講ずる所存です」とコメントしています。
9月下旬から10月上旬にかけて、コミュニケーションアプリで知り合った女性から「サイト内で動画を注文する必要がある」などという嘘の話で、高知市の30代男性がおよそ107万円をだまし取られたことが分かりました。
高知県警によりますと、男性は9月29日から30日にかけて、コミュニケーションアプリで「新田由美子」と名乗る女性にメッセージを送信。その女性から「動画アプリで動画を再生してスクリーンショットを送ってくれたらお礼をします」などと言われ、実際に150円の報酬を受け取りました。
その後、高額報酬がもらえる期限付きの仕事を紹介されましたが、「その仕事に失敗した」と一方的に告げられ、違約金として約43万円を指定された口座に送金し、だまし取られたということです。
また、この男性は別のコミュニケーションアプリでも詐欺被害にあっています。9月27日から10月8日にかけて、近場の女性を紹介してくれるという書き込みを見て「いいね」をしたところ、「にずかこぞの」と「田村結衣」「木子」という女性を紹介されました。
女性と連絡を取り合う中で「会員カードの活性化のために1万円を払ってくれ」「サイトで動画の注文をしてくれたら20%のバックが出る」などと言われ、指定された口座におよそ63万円を送金しだまし取られたということです。
高知県警は「複数回にわたって違約金など金銭の要求があった場合は詐欺だと疑ってほしい」などと注意を呼び掛けています。
高知県内で特殊詐欺被害が相次いでいて、今年の被害額は約4億3798万円に上っています。
県警によりますと2025年9月、高知市の男性(40代男性)がSNSで流れてきた「個人事業主を対象にした融資」という広告をきっかけに、「株式会社プラクティスの中村」とのやりとりを始めました。男性は中村に800万円の融資を依頼したところ、保証金として約46万円を要求され指定口座に振り込み。
さらに中村から「供託金を振り込んで欲しい」「金は正規の契約後戻ってくる」などと言われ、男性は合計80万円を振り込んだということです。
【警察の呼びかけ】
融資を前提に保証金や供託金等のさまざまな名目で現金振込を要求する業者は、最初から詐欺を目的に接触してきます。貸金業登録をしていない業者の広告やメールには注意してください
また去年8月、高知県土佐市の60代男性が動画アプリを見ていたところ、Riko(りこちゃん)というアカウントからメッセージが届き、やりとりを始めました。
男性はその後、コミュニケーションアプリで「りこちゃん」から「広告を閲覧し、証明として撮影したスクリーンショットを指定されたところに送信すると収入が得られる」と説明を受け、その通りにスマホを操作したところ、約5万円が振り込まれたということです。さらに指定口座にお金を振り込むと貰える金額が増えるという説明を受け、6回に渡り合計約372万円555円を振り込みました。
【警察の呼びかけ】
SNSで知り合った者からの副業の斡旋や儲け話は、詐欺を疑うこと副業を開始または、より高額の報酬を得られる副業をするための登録料を要求された場合は詐欺。特に低額の報酬を支払うことにより被害者を信用させる手口に注意。
女性職員に対し、後ろから抱きついて体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、高知医療センターの科長が停職9か月の懲戒処分を受けました。
【写真を見る】女性職員の胸や尻を触ったか…高知医療センターの科長がセクハラで停職9か月の処分、科長は「黙示的に認めており、ハラスメントであるとは考えてない」
停職9か月の処分を受けたのは、高知医療センターの薬剤局に勤める科長です。高知医療センターを運営する高知県・高知市病院企業団によりますと、科長は2025年9月までの間、2人きりの状況で、女性職員の胸や尻などを複数回触ったほか、周りに人がいる状況でも、後ろから抱きついて胸を触ったということです。
職員から上司への相談で科長の行為が発覚。病院企業団は聞き取りの結果、「極めて悪質なわいせつ行為で、著しい精神的苦痛を与えた」として、セクハラと認定。科長を停職9か月の懲戒処分としました。
科長は「セクシャルな行為であるとは認識しているが、女性職員は黙示的に認めており、ハラスメントであるとは考えてない」とセクハラを否定しているということです。
2025年度の高知医療センターでの懲戒処分は、データが残っている2002年度以降で、最も多い2件となっています。
高知県・高知市病院企業団の村岡晃企業長は「病院をあげて服務規律の徹底に取り組んでいる最中に起きた不祥事により、県民、市民のみなさまの信頼を損ねることとなり深くお詫び申し上げる。今後は、組織一丸となってハラスメントの防止と失われた信頼の回復に努める」とコメントしています。
なお、病院企業団は「公表基準に満たない」として、科長の性別と年齢を明らかにしていません。
一時停止違反でパトカーに追跡されていた高知市の10代の男が、車で塀などに接触する事故を起こしました。男は無免許運転だったことが判明し、現行犯逮捕されています。
高知県警交通機動隊によりますと、17日の午前0時50分ごろ、覆面パトカーで警ら中だった警察官が、一時停止違反をした軽乗用車を発見しました。
サイレンを鳴らし、赤色灯を点けた緊急走行で停止を求めましたが、軽乗用車は逃走。警察が5分ほど追跡したところ、軽乗用車は高知市幸町で民家のコンクリート塀などに接触し、停まったということです。
その後の調べで、軽乗用車を運転していた10代の男は無免許運転だったことが判明し、道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されました。「間違いない」と容疑を認める供述をしているということです。
また、軽乗用車には他にも10代の男女が乗っていて、警察が道路交通法違反に当たるか任意で調べています。3人にケガはなかったということです。
高知県警は緊急走行について「適正であったと考えている」とコメントしています。
5月、アメリカから麻薬を密輸した疑いで、アメリカ出身の寿司職人として須崎市の初代観光大使だった男が逮捕されました。男は9月末に大麻所持で逮捕されていて、今回が再逮捕となります。
【写真を見る】アメリカ出身の寿司職人として市の観光大使なども務めた男が麻薬密輸の疑いで再逮捕【高知】
再逮捕されたのは、アメリカ国籍で高知県須崎市西糺町の職業不詳、デイビッド・ブハダナ容疑者(39)です。
高知県警によりますと、デイビッド容疑者は、今年5月上旬から中旬にかけて、関係者と共謀のうえ、アメリカから関西空港へ若干量の麻薬を発送させ国内に密輸した疑いがもたれています。
5月下旬、高知県警が神戸税関からの情報を受けて開始した捜査によってデイビッド容疑者が大麻を所持している疑いが強まり9月末に逮捕しました。
その後、関西空港で押収されていた麻薬の検査を実施するなどした結果、デイビッド容疑者の密輸の疑いが強まったため、14日、デイビッド容疑者を再逮捕しました。
高知県警は認否について、「今後の捜査・公判に支障をきたす恐れがある」として明らかにしていません。
警察麻薬の使用の有無などの余罪や動機、共犯者の役割について詳しく調べています。
デイビッド容疑者はアメリカ出身の寿司職人として、2月に須崎市の初代観光大使に就任していました。
2025年の被害額が4億3000万円を超えている特殊詐欺。高知県東部と西部の警察署がそれぞれの地元の有名商品とコラボして被害防止を呼びかけました。
【写真を見る】「ウマい話にご用心」特殊詐欺への注意呼びかけ 高知県東西の警察署が地元『有名商品』とコラボ
15日は年金支給日。安芸警察署の警察官が安芸市の銀行を訪れた人に特殊詐欺の被害防止などを呼びかけるため配っていたのは…
県警と馬路村農協がコラボし、ラベルに「ウマい話にご用心」と書かれた「ごっくん馬路村」です。安芸警察署管内の馬路村で製造され、全国的な知名度がある「ごっくん」の人気は「地元」でもバッチリのようで、配り始めから30分ほどで用意したおよそ50本がなくなりました。安芸警察署管内での2025年の特殊詐欺の被害の発生件数は2件ですが、被害額は2024年のおよそ7倍です。
(年金受給者)
「やっぱりうれしいです。帰って冷やさんとそのまま座っていただきます」
(安芸警察署 刑事生活安全課 徳久亮介 課長)
「特殊詐欺が県内・全国的にとても増えている状況です。高齢者の集まる会合であったり様々な人の集まる場所で、積極的に広報活動を実施していきます」
一方、西部の中村警察署がコラボしたのは「土佐銘菓 泰作さん」四万十市の「藤家」が手がけるお菓子で、羊羹をクッキーではさんでいます。
コラボの「泰作さん」には、「+の電話番号には出られんで」、「その話、ほんまかえ」、「ざまに相談しちょかないかんで」と詐欺の「たいさく3箇条」が書かれています。この日は大勢の買い物客が訪れる「フジグラン四万十」で配られました。
中村警察署管内でも特殊詐欺の被害は2024年の倍に増えています。
(訪れた人)
「お菓子に3箇条という形でつけるのは、すごく斬新だなと思いますね。親しみがあるものにこうやってやってくれると、すごくわかりやすいんじゃないかなと思いますね」
(中村警察署 刑事生活安全課 本田将夫 課長)
「詐欺電話がかかってくれば、まず電話に出ないということを徹底してもらいたいと思います。出たとしても、うのみにしないということと、出た場合は家族や警察などへ相談していただけたらと思います」
高知県教育委員会は、不同意性交等の罪で起訴された元高知県馬路村立馬路中学校臨時講師の畠中崇良被告(29)に対し、16日付けで退職手当の支払いを差し止める処分を決めました。
高知県教育委員会によりますと、畠中被告は今年7月21日午前3時頃、高知市内の宿泊施設の敷地内において、高知県内在住の20代女性に対し不同意性交等を行った疑いで、9月10日に逮捕、10月1日に不同意性交等罪で起訴されました。県教委は9月30日に畠中被告の臨時講師としての任用期間が満了となり、更新は行っていません。
県教委は「退職した者に対し、まだ当該一般の退職手当等の額が支払われていない場合において、当該退職をした者が基礎在職期間中の行為に係る刑事事件に関し起訴をされたときに退職手当の支払いを差し止める」とする条例に基づき、16日付けで畠中被告の退職手当の支払いを差し止める処分を決めました。
14日夕方、高知県四万十市で倉庫が全焼する火事がありました。けが人はいません。
火事があったのは、高知県四万十市具同の倉庫です。警察と消防によりますと、14日午後4時21分ごろ、持ち主の70代男性から「倉庫が燃えています」と消防に通報がありました。
【写真を見る】「倉庫が燃えています」と消防に通報 高知県四万十市で倉庫を全焼する火事 けが人なし
消防車など8台が出動し消火活動にあたり、火は約1時間半後に消し止められましたが、火元とみられる倉庫が全焼したほか、隣接するアパートの壁の一部を焼きました。この火事によるけが人はいません。警察が出火の原因などを調べています。
カード契約のノルマ達成や息子の心臓の手術費用名目で、知人らから現金をだまし取った罪に問われていた女に懲役6年の実刑判決が言い渡されました。
判決によりますと、棚橋理香被告は夫と共謀の上、知人に対し「長女が勤めている銀行を辞めるには、カード契約のノルマを達成する必要があり、すぐに解約するのでカードを作成してほしい」と嘘をつき、個人向けローンカードをだまし取った罪や、息子の心臓の手術費用名目で現金をだまし取った罪など、合わせて29の罪が認められました。
高知地裁の奥野育美裁判官は「被害金額が多額で結果が重大である」としたほか、「規範意識が欠如している」と指摘。一方で、棚橋被告が被害の一部を弁償していることなどから懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
愛媛県の特別支援学校に勤務する教諭の男が、高知県内に住む16歳未満の少女にみだらな行為をした疑いで逮捕されました。逮捕されたのは愛媛県立今治特別支援学校の教諭、箱田善久容疑者(33)です。
警察の調べによりますと、箱田容疑者は2025年7月24日午前6時ごろ、高知県内のホテルで高知県内に住む16歳未満の少女にみだらな行為をした不同意性交等の疑いが持たれています。少女の家族が警察に相談し事件が発覚しました。警察が少女から話を聞くなど捜査した結果、14日朝、箱田容疑者を逮捕しました。箱田容疑者と少女はSNSを通じて知り合ったとみられています。調べに対し箱田容疑者は「16歳未満とは知らなかった」と容疑を一部否認する供述をしているということです。
「県立学校の職員としてあるまじき行為であり、被害者に遭われた方に心よりおわび申し上げます。まことに申し訳ございませんでした」
教諭の逮捕を受け愛媛県教育委員会は事実が確認されたら厳正に処分する方針を示しました。
高知市上下水道局の職員の男が職場の高知市上下水道局に侵入し、職員の机から現金を盗んだ疑いで、逮捕されました。
逮捕されたのは高知市上下水道局・下水道整備課の主任の男(42)です。
高知南警察署の調べによりますと、男は9月28日午前5時ごろ、自身が勤める上下水道局に侵入し、職員2人の机の中から現金750円を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、上下水道局では数カ月前から現金が盗まれる被害が連続して発生していて、警察が防犯カメラや盗まれた部屋への入室履歴を確認したところ、男の犯行の疑いが強まり、逮捕したということです。
調べに対し、男は容疑を認めていて、警察は上下水道局内の他の窃盗被害にも男が関与しているとみて捜査を進めています。
職員の逮捕を受けて、高知市上下水道局は「深くお詫びいたします。捜査に全面協力するとともに今後の対応を検討してまいります」とコメントしています。
高知県須崎市の工場に置かれていたおがくずから作られる固形の燃料2.5トンが全て燃える火事がありました。
この火事で工場の壁なども焼けましたが、けが人はいませんでした。火事があったのは須崎市上分丙の工場です。
須崎警察署によりますと、13日の午前6時ごろ会社の関係者が出勤したところ、工場内の原料倉庫に保管してあった窯入れ前の「オガライト」が全て燃え灰の状態になっているのを発見しました。現場にはまだ火の粉が残っていたということです。
「オガライト」とはおがくずを圧縮し棒状にした燃料で、この工場ではオガライトから「オガ炭」を作っていました。
火は会社関係者がホースで消し止めましたが、台車に積んであったオガライト原料2・5トンが全て燃えたほか、工場内の原料倉庫のコンクリート地面と壁の一部が焼けました。
(焼損延べ面積:約30平方メートル)
他の建物への延焼はなく、けが人もいません。
オガライトは12日の午前8時ごろ、出火場所となった位置に移動させていましたが、その際異常はなく、その後工場は施錠され、機械警備も入っていました。
なお、オガライトは製造過程で高温になるということです。
警察が詳しい火事の原因を調べています。
偽物のロレックスをブランド品買取店に売却し、現金290万円を騙し取った疑いで男2人が逮捕されました。
逮捕されたのは神奈川県のIT関連業の男(28)と北海道の建設業の男(26)です。
高知県警によりますと、2人は2024年の9月6日、共犯者と共謀の上、偽造されたロレックス社製の腕時計を北海道札幌市内のブランド品買取店に売却し、現金290万円を騙し取った疑いがもたれています。
2人はすでに別のe-Taxを悪用した詐欺事件の容疑者として逮捕されていて、警察が証拠を精査していたところ今回の犯行の可能性が浮上したということです。
男らが売却したのは偽物のロレックス1本で、北海道の建設業の男がブランド品買取店に持ち込んだということです。
神奈川県のIT関連業の男はこれまでの取材で、偽物のロレックスを使用した犯罪グループの上位者であることが分かっています。
高知県警は2人の認否について「今後の捜査・公判に支障をきたす恐れがある」として明らかにしていません。
一連の偽物のロレックスを使用した詐欺事件では9道府県に被害が及んでいます。
12日夜、高知県安田町の県道で軽乗用車が田んぼに転落し、20代の男性が意識不明の重体です。
事故があったのは安田町西島(にしじま)の県道安田東洋線です。
安芸警察署の調べによりますと12日夜10時50分ごろ県道を北に向かって走っていた軽乗用車が進行方向の左側の田んぼに転落しました。
軽乗用車は田んぼに車の天井を下にした状態で転落し、運転していた近くに住む職業不詳の小島飛馬(おじま・とうま)さん21歳が高知市の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
軽乗用車には20代の女性も乗っていましたが軽傷で命に別状はありません。
現場はセンターラインのない直線道路で、日中は見通しは良いものの、付近に街灯などがないため夜間はかなり暗くなるということです。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
ベランダに干してあった女性の下着を盗んだ疑いで、高知市の26歳男が逮捕されました。
逮捕されたのは高知市の日雇い作業員の男(26)です。警察の調べによりますと、男は10月12日午前3時55分ごろ、高知市内に住む20代女性の下着4点を盗んだ窃盗の疑いが持たれています(時価4000円相当)。
付近では今年夏ごろから女性の下着が盗まれる同様の被害が約10件発生。警察官が付近を警戒していたところ、男がアパート1階のベランダに干してあった女性の下着を外から取っているところを発見。その場で現行犯逮捕しました。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認める供述をしているということです。警察はこれまでに発生した同様の被害との関連や、動機について調べを進めています。
9日、高知県仁淀川町で、2階建ての倉庫が全焼する火事がありました。怪我人はいません。倉庫を所有する男性が、スズメバチの巣を駆除しようと火をつけ、燃え広がったということです。
火事があったのは、仁淀川町高瀬の山あいにある倉庫です。佐川警察署の調べによりますと、9日午後6時30分ごろ、89歳の男性が所有する倉庫が火事になり、その後消防に通報がありました。
火は、およそ2時間後の午後8時25分に消し止められましたが、この火事で倉庫が全焼しました。怪我人はいません。
倉庫は、1階部分が鉄骨で建てられ、2階部分がビニールハウスとなっていて、1階には漬物や毛布などが置かれていました。
警察によりますと、所有者の男性は、1階にスズメバチの巣があったため駆除しようとマッチに火をつけたところ、誤って毛布に火が移ってしまい、火事になったということです。
警察と消防は、火事の詳しい状況について調べています。
11日から始まる「全国地域安全運動」を前に高知市で防犯に関する式典が開かれ、警察官が特殊詐欺の対策などについて講演しました。
【写真を見る】2025年に入り75件の被害が発生 特殊詐欺被害防ぐため警察官が講演「事前の対策が重要」
「安全安心なまちづくりの日 高知県民のつどい」には県内各地の地域安全協会や企業、県警などから約100人が参加しました。式では個人などの長年の防犯活動が表彰されたほか、県警・生活安全企画課の近藤秀明課長補佐が「特殊詐欺の現状と対策」をテーマに講演しました。県内では今年に入り特殊詐欺による被害が75件発生していて、国際電話からの接触が7割近くを占めているということです。
(高知県警 生活安全企画課 近藤秀明 課長補佐)
「国際電話の利用休止など犯人からの電話を受けない対策。そうすることで犯人からの電話さえ受けなければ詐欺被害に遭うこともまずありません。ですのでそういった事前の対策が重要だということになります」
式ではこのほか、県防犯協会が9日から購入の補助事業を始める防犯機能が付いた電話の説明も行われました。