3か月で4件の詐欺被害を防いだとして、7月30日、広島市の金融機関に感謝状が贈られました。
【写真を見る】3か月で4件の詐欺を防いで感謝状 広島・安佐北区の地銀支店 表彰決定後に別の3件も防止 「経験上ここまで続いたことはなかった」多発する詐欺行為に戸惑いも
感謝状が贈られたのは、広島銀行可部支店の支店長代理・石崎健さんと、行員の中岡朋子さん、蕪迫奈美さん、石田美智子さんです。
5月22日、窓口を訪れた40代の男性が、石崎さんに対し「警察から銀行口座が犯罪に利用されており、解除のために入金が必要だと言われた」などと伝えました。
振込先の口座が凍結されていたこともあり、不審に思った岩崎さんが警察に通報したことから100万円以上の詐欺被害を未然に防ぎました。
こちらの支店ではこれを含め4件の詐欺被害を3か月の間に防いだといいます。
支店長代理 石崎健さん
「簡単に儲かるとか、簡単に何かが出来るというのは、大体怪しいと思っていただければ」
さらに、感謝状の贈呈が決まってからこの日までに、新たに3件の詐欺被害も防いだということです。
支店長代理 石崎健さん
「私の経験の中ではここまで続いたことはなかったです」
支店長 冨田康誠さん
「うちの支店でこれだけあるということは、他のところにもまだまだあるんだと思う」
広島銀行可部支店は、多発する詐欺行為に戸惑いつつも、「今後も引き続き注意して防止していきたい」としています。
日本郵便中国支社は、広島県尾道市の郵便局長が局内の資金から379万円を横領していたと発表しました。
日本郵便中国支社 砂 孝治 支社長
「関係者のみなさまに多大なるご迷惑とご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます」
横領したのは、尾道市の岩子島郵便局に勤務する30代の男性局長です。日本郵便によりますと、局長は、払い戻しなどに使う資金を金庫へ納める際、5月から6月までに4回横領したことが、本社直轄の「広島検査室」による社内調査で判明しました。
金庫で現金を扱う際は、他の職員が立ち会うことになっていますが、局長はほかの職員に「見なくて良い」などと指示し、帳簿と現金のチェックをさせていなかったということです。
局長は「ギャンブルに使った」などと話していて、きのう付で懲戒解雇されました。被害額は家族が弁済していますが、日本郵便中国支社は警察に被害届を出しています。
酒に酔った状態で高速道路をトラックで運転したとして、広島県警は30日、福井県鯖江市に住む会社員の男(53)を道路交通法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島県警
警察によりますと、男は30日午後6時10分ごろ、広島県庄原市本村町の中国縦貫自動車道下りで、アルコールの影響により正常な運転ができない恐れがある状態で、準中型トラックを運転した疑いが持たれています。
男の呼気からは、基準値の5倍にあたる0.75mg/lのアルコールが検出されたということです。警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
トラックの目撃者から「低速で走行している車がいる」と通報がありました。警察官が現場に到着した際、男は単独事故を起こし、トラックは走行できない状態だったということです。
警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
福山市で高齢の女性が熱中症で亡くなっていたことがわかりました。県内でことし、熱中症で亡くなったのは、初めてです。
熱中症で亡くなったのは、福山市坪生町に住む女性(84)です。消防などによりますと、29日午後3時40分ごろ、女性を訪ねた家族から「自宅で倒れている」と119番通報がありました。
女性は心肺停止の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。発見された当時、女性は屋内に1人でいて、エアコンが作動しておらず、室温は高かったということです。
県によりますと、ことし県内で熱中症で死亡したのは初めてだということです。広島県には30日も11日連続となる熱中症警戒アラートが発表されています。
▽屋外や高温環境の場所での長時間の作業は控え、
▽屋内でも適切にエアコンを使用し、こまめに水分補給をするよう注意してください。
コンビニエンスストアの男性オーナー(47)に頭突きするなどして脅したとして、広島県警は29日、広島市西区に住む自称・建設作業員の男(19)を暴行と脅迫の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島西警察署
警察によりますと、男は6月30日午後10時ごろ、広島市西区東観音町にあるコンビニで、男性オーナーの顔に頭突きするなどし、「しばくけぇの。刺される覚悟で来いよ。警告したけぇの」などと脅迫した疑いが持たれています。
警察の調べに対し男は「頭突きをしていなければ、しばくとかも言っていません」と容疑を否認しているということです。
男は複数人でコンビニの駐車場付近でたむろしていて、男性オーナーが110番通報した上で注意したところ、男から暴行と脅迫を受けたということです。男はそのまま逃走していましたが、防犯カメラの映像などから特定したということです。
警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
SNSで投資話を持ちかけられた男性が、1700万円をだまし取られる詐欺事件が発生しました。
【画像を見る】事件を捜査する江田島警察署
被害に遭ったのは、広島県江田島市に住む無職の男性(60代)です。
警察によりますと、男性は5月ごろ、投資関連サイトからSNSに誘導されました。そこで、経済アナリストを名乗る人物から、「機関口座から投資を行えば、一般的な口座で行うより利益が出る」などとメッセージが送られ、6月から7月にかけて指定された口座に9回にわたって計1700万円を振り込みました。
入金後、容疑者から示されたホームページを確認すると、口座残高が増え1億9000万円を超えたため、出金しようとしたところ、できなかったということです。さらに「引き落とすには税金がかかる。約600万円ほど必要」などと言われたため、不審に思い警察に相談し被害届を出したということです。
警察は、「『投資』や『必ず儲かる』という言葉には注意が必要です。不安に感じた際は躊躇せず警察に相談しましょう」などと呼びかけています。
包丁を示して男性を脅迫したとして、広島県警は30日、広島市東区山根町に住む男(74)を暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで現行犯逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島東警察署
警察によりますと、男は30日午前7時すぎ、広島市東区の路上で男性(54)に自宅から持ってきた刃渡り約16cmの包丁を示し「お前刺すぞ」などと言って、脅迫した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、男は「包丁は持っていたが『刺すぞ』と言った覚えはない」と供述しているということです。
男性が警察に110番通報し、現場に駆けつけた警察官が現行犯逮捕しました。2人に面識はあるということで、警察は、何らかのトラブルがあったとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。
29日深夜、福山市で、軽乗用車が焼ける火事がありました。車内からは1人の遺体が見つかりました。
【写真を見る】「軽乗用車が燃えている」 福山市で軽乗用車が全焼 車内から一人の遺体が見つかる 広島
火事があったのは、福山市神辺町湯野の路上です。警察と消防によりますと、29日午後11時半ごろ、「軽乗用車が燃えている」と通行人から119番通報がありました。消防車4台が消火にあたり、火はおよそ20分後に消し止められました。この火事で、軽乗用車1台が全焼したほか、運転席から1人の遺体が見つかりました。遺体は損傷が激しく、身元の特定にはいたっていませんが、成人男性の可能性が高いとみられています。警察は身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。
面識のない女性宅に侵入したとして、広島県警は29日、陸上自衛隊海田市駐屯地に所属する隊員の男(47)を住居侵入の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する海田警察署
警察によりますと、男は3月28日午前4時ごろ、女性が住む海田町の集合住宅の一室に侵入した疑いが持たれています。
警察の調べに対して男は「覚えていない」と容疑を否認しているということです。
就寝していた女性が、物音に気付き目が覚めると、侵入していた男を目撃。110番通報しました。男は逃走していました。
女性と男に面識はなかったということで、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
男が所属する海田市駐屯地では、28日も窃盗の疑いで隊員2人が逮捕されており、海田市駐屯地は「今日の逮捕について、現在事実関係を確認中ですが、連日の逮捕事案について誠に遺憾であり、信頼回復に全力で取り組んでまいります」としています。
広島県安芸高田市で27日、バイクが単独でガードレールに衝突して川に転落する事故があり、男性が死亡しました。
【画像を見る】事故を捜査する安芸高田警察署
事故があったのは、安芸高田市美土里町本郷の県道です。
警察によりますと、27日午後1時20分ごろ「ぶつかって川に落ちた」と後続のバイクの運転手から110番通報がありました。
複数のバイクでツーリング中、右カーブにさしかかった際に、1台がガードレールに衝突したということです。
この事故で、バイクを運転していた広島市佐伯区海老山町の男性(54)が、約3m下の川に転落。複数箇所を骨折するなどして、病院に運ばれましたが、約2時間半後に死亡が確認されました。
現場は片側1車線の右カーブで、当時は晴れていて路面は乾燥していたということです。
警察は、事故の原因を調べています。
ピアッサー1個を盗んだとして、広島県警は28日、陸上自衛隊員の男2人を逮捕しました。
【写真を見る】陸上自衛隊員2人を窃盗容疑で逮捕 未明のディスカウントストアでピアッサー盗んだか 広島
窃盗(万引き)の疑いで逮捕されたのは、陸上自衛隊海田市駐屯地に所属する20歳と19歳の隊員です。
警察によりますと2人は、4日午前4時10分ごろ、広島市中区新天地のディスカウントストアでピアッサー1個を盗んだ疑いが持たれています。
防犯カメラ映像の捜査などから、2人を特定したということです。警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。
2人は同僚とみられていて、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
2人の逮捕を受けて、陸上自衛隊海田市駐屯地の村上賢治一等陸佐は「現在、事実関係を確認中ですが、厳正に受け止め再発防止に向けた、さらなる服務指導の徹底強化を図り、信頼回復に全力で取り組んで参ります」とコメントしています。
広島県警は、列車内で10代の女性2人の身体を触ったとして、県迷惑防止条例違反の疑いで広島県警に勤務する幹部職員の男(58)を逮捕しました。
県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、広島市佐伯区海老園に住む、広島県警の職員で科学捜査研究所の管理官として勤務する田中雅史容疑者(58)です。
県警によりますと、田中容疑者は4月17日の午前7時20分から30分頃までの間に、JR山陽線の列車内で女性(10代)の太ももを触った疑いと、4月22日にも同時間帯のJR山陽線の列車内で、別の女性(10代)の尻を触った疑いがもたれています。
田中容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しています。
女性2人が被害を訴えて事件が発覚したということです。
広島県警の則宗啓司首席監察官は「本件は、警察職員としてあるまじき行為であり、被害に遭われた方、その関係者や県民の皆様に心よりお詫び申し上げます。今後、事実関係を調査の上、厳正に対処してまいります」としています。
※速報段階の情報です。情報は随時更新します。
売春の相手を紹介し、場所を提供したとして、広島県警は25日、風俗店店長の男(32)と従業員の男(57)を売春防止法違反(周旋、場所提供業)の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島中央警察署
警察によりますと、2人は14日、広島市中区弥生町のソープランドで、女性従業員2人に、売春の相手方として男性客を紹介したほか、売春することを知りながら事業として場所を提供した疑いが持たれています。
警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。
従業員の男は14日に客引きしたとして、風営法違反の疑いで逮捕されていました。警察が同日、店舗の捜索に入ったところ、売春行為を確認したということです。
警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
渡航先のタイで購入した大麻を所持・使用したとして、海上保安大学校(広島県呉市)は25日、22歳の職員2人と23歳の学生1人に対して懲戒処分を実施しました。
【写真を見る】海上保安大学校 職員2人と学生を懲戒処分に 滞在先のタイで大麻所持・使用 3人とも同日付で辞職
海上保安大学校によりますと、3人はことし3月、プライベートで渡航し、滞在していたタイで、共同で購入した大麻を所持・使用したということです。
4月上旬に警察から薬物に関する調査依頼があって発覚しました。
職員2人は停職12ヶ月、学生は停職10ヶ月の懲戒処分をそれぞれ受けましたが、3人とも25日付けで辞職したということです。
海上保安大学校 筒井直樹校長コメント
「この度、海上保安庁の幹部養成機関である当校において、薬物に手を染めるといった許されない非行行為を行う職員及び学生が出たことは大変遺憾であり、国民の皆様からの信頼を著しく失墜させたことを心からお詫び申し上げます。国民の皆様の信頼を取り戻すよう、職員及び学生に対する教育指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」
来店した客のロマンス詐欺被害を未然に防いだ郵便局と局員に25日、広島南警察署から感謝状が贈られました。
【写真を見る】「契約書と写真が送られてきたから大丈夫」 送金先は外国人女性 不審に思った郵便局員が通報しロマンス詐欺被害を未然に防止 広島
感謝状が贈られたのは、広島市南区の宇品郵便局と、局員の大倉幸史郎さんと祝原淳子さんです。
警察によりますと5月14日、60代の男性がSNSで知り合った海外の女性に振り込みをしようと来店。不審に思った大倉さんと祝原さんが送金目的を尋ねると「外国人女性が会いに来るので、事前に荷物を送ってもらうための費用を払いたい」「女性とは会ったことはないが、契約書や写真が送られてきたので大丈夫だと思う」などと話したことから、警察に通報。およそ67万円の詐欺被害を未然に防ぎました。
宇品郵便局が感謝状を受け取るのは、今回が3回目です。
宇品郵便局 大倉幸史郎さん
「お話の中で矛盾点というか不審な点が浮かび上がった。基本動作と言いますか、そういったことが大切だなと」
広島南警察署は2024年2月、宇品郵便局を含む25の郵便局と協定を締結。24年度に被害を未然に防止した件数は、前年度の1件から4件に増えました。同署は「今後も緊密に連携を取り合い、被害防止に努めたい」としています。
26日未明、尾道市の民家が全焼する火事があり、6人がけがをして、1人の行方がわかっていません。また1人の遺体が発見されました。
【写真を見る】因島で火災 民家全焼で6人がケガ 1人の遺体発見 広島・尾道
火事があったのは尾道市因島中庄町です。26日午前3時半すぎ、「二階建ての建物から炎が見える」と付近の住民から通報がありました。
ON(近所の住民)
「ボンと鳴って、地震が起きたのかと思った。外国人も火事だ、火事だと言っていた」
尾道市消防局では、消防車などあわせて15台を出動させて消火にあたり、およそ1時間後に火は消し止められましたが、木造二階建ての民家1棟が全焼しました。
関係者などによりますと、民家には、同じ因島にある船舶部品メーカーのベトナム人5人が住んでいて、火事があった時には2人が遊びに来ていたということです。
警察などによりますと、6人はけがで病院に運ばれるなどしましたが、男性1人と連絡がとれていません。また、現場からは1人の遺体が発見されました。
警察では、遺体の身元を確認するとともに、火事の原因などについて調べを進めています。
25日午前、広島県府中町の県道で、原付バイクが縁石に衝突し転倒。運転していた男性が意識不明の重体です。
【画像を見る】事故を調べる広島東警察署
警察と消防によりますと、25日午前10時15分ごろ、府中町山田の県道84号で、北に向かって走っていた原付バイクが縁石に衝突し、転倒しました。
この事故で、原付バイクを運転していた広島市安芸区中野に住む男性(56)が頭を強く打ち、広島市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
付近を通りかかった人から、「バイクが道路脇に突っ込んで、人が倒れている」と119番通報があり、事故が発覚しました。
現場は下り坂の先にあるカーブで、警察は原付バイクがカーブを曲がりきれずに縁石に衝突したとみて、事故の詳しい原因を調べています。
衣服を着けていない女性の画像をSNSに投稿したとして、広島県警は23日、府中町清水が丘に住むアルバイトの男(27)を児童ポルノ法違反の疑いで逮捕しました。
【写真を見る】服を着ていない女性(10代)の画像をSNSに投稿か 児童ポルノ法違反の疑いでアルバイトの男(27)を逮捕 広島
警察によりますと、男は1月、スマホで2回にわたって、女性(10代)の裸の画像をSNSに投稿し、不特定多数の利用者が見られる状態にした疑いが持たれています。
警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察が、別の名誉毀損事件の捜査で男の携帯電話を調べていたところ、今回の事件が発覚しました。
男と女性はSNS上のみで面識があったということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。
6月に庄原市で女性が殺害された事件、犯人はまだ捕まっていません。発生から1ヶ月を前に、警察が現場付近の巡回パトロールを行いました。
【写真を見る】「いつまでこういう生活が続くのか」 庄原市東城町の殺人事件から1ヶ月を前に現場周辺で一斉捜索 22日までに情報提供が約50件 広島
米田健太郎 記者
「事件からまもなく1ヶ月が経ちます。規制範囲は縮小されましたが、いまだ規制線は貼られたままです」
事件発生から1ヶ月を前に、警察は23日、住民の不安を軽減するため周辺の15世帯を巡回しました。
この事件は、6月24日の午後5時半ごろ、庄原市東城町粟田の住宅で、この家に一人で住む矢吹定代(84)さんが、頭から血を流して倒れ、死亡していたものです。
矢吹さんは後頭部を中心に殴られ、頭蓋骨は折れていたということで、何者かが強い殺意をもって犯行に及んだとみられています。警察は翌日、捜査本部を設置し、現在も捜査が続けられています。
現場近くで作業する人
「早く突き止め捕まえてほしいとみんな思っている。1ヶ月経ってまだ捕まっていない。いつまでこういう生活が続くのか」
庄原警察署 吉田和生警備課長
「何よりやはり被疑者の検挙、これを一日も早くという声を頂戴しておりますので、警察としても一丸となって捜査に従事しています」
捜査本部には、22日までにおよそ50件の情報が寄せられています。
広島市で母親にけがをさせたとして、男が逮捕された事件。警察は23日、亡くなった母親の司法解剖をおこない、死因は出血性ショックと発表しました。
【写真を見る】日常的な暴行の可能性も 死亡した母親(89)の死因は出血性ショックと判明 息子(60)が暴行後母親が死亡した事件 広島
傷害の疑いでけさ送検されたのは、広島市南区皆実町に住む無職の男(60)です。
警察によりますと男は21日、自宅で同居する母親(89)の背中を殴ったり、左足を蹴ったりして、けがをさせた疑いがもたれています。
警察の調べに対し男は容疑を認めていて、「母親が食事をうまく食べられないことで口論になった」と話しているということです。
男はここ数年、母親の食事や風呂などの介護をしていたとみられています。
母親はその後、自宅のベッドであおむけの状態で亡くなっていました。
警察は23日、司法解剖を実施。母親の死因は出血性ショックと発表しました。全身に皮下出血がみられるほか体の一部に骨折などが認められたということです。
警察は、母親が日常的に暴行されていた可能性もあるとみて、傷害致死の疑いを視野に捜査を進めています。
酒気を帯びて軽乗用車を運転したとして、広島県警は22日、福山市多治米町に住む運転代行業の男(65)を道路交通違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕しました。
【写真を見る】運転代行業の男(65)が酒気帯び運転か 交差点で他の車に追突し判明 広島
警察によりますと、男は22日午後2時ごろ、福山市沖野上町の市道で、軽乗用車を酒気帯び運転した疑いがもたれています。
警察の調べに男は容疑を認めているということです。
男が運転する軽乗用車が、交差点で信号待ちをしていた乗用車に追突。事故の通報を受け現場に駆けつけた警察官が事情を聴いていたところ、男の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたことから、現行犯逮捕したということです。
事故によるけが人はいませんでした。
男は23日に釈放され、警察は引き続き任意で詳しいいきさつを調べています。
収入があるのに虚偽の申請をして3年間で約455万円の生活保護費を受給したとして、広島県警は23日、広島市安佐南区川内に住む韓国籍で会社員の男(60)を詐欺の疑いで逮捕しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島中央警察署
警察によりますと、男は2017年10月ごろから2021年2月ごろまで、就労し給与を得ていたにも関わらず、収入を得ていない旨の虚偽の申請書を広島市中福祉事務所に提出。2018年から2021年までの間に、生活扶助費として計約233万円、住宅扶助費として計約114万円、医療扶助費として計約108万円を、それぞれ不正に受給した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
2023年に福祉事務所から警察に「不正受給の疑いがある」旨の相談が何度も寄せられたことから捜査したということです。
警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
広島県東広島市高屋台の自動車部品工場で23日、作業をしていた会社員の男性が死亡する事故がありました。
警察と消防によりますと、23日午後7時半ごろ、倒れている男性を発見した上司から、「男性が意識もうろう状態」などと119番通報がありました。
倒れていたのは竹原市新庄町に住む会社員の西田将司さん(29)で、上半身を強く圧迫されるなどして心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。死因は出血性ショックでした。
当時西田さんは、1人で天井に設置してあるクレーンを使って、重さが少なくとも1.4tあるロール状の鋼板を置き場から機械まで運ぶ作業をしていたということです。現場の状況などから、機械を囲っている金網とクレーンで運んでいた鋼板の間に身体を挟まれた可能性が高いとみられています。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、当時の状況や会社の安全管理体制などについて捜査しています。
酒気を帯びて軽乗用車を運転したとして、広島県警は22日、福山市多治米町に住む運転代行業の男(65)を道路交通違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕しました。
【写真を見る】酒気帯び運転の疑いで運転代行業の男(65)を逮捕 交差点で他の車に追突し判明 広島
警察によりますと、男は22日午後2時ごろ、福山市沖野上町の市道で、軽乗用車を酒気帯び運転した疑いがもたれています。
警察の調べに男は容疑を認めているということです。
男が運転する軽乗用車が、交差点で信号待ちをしていた乗用車に追突。事故の通報を受け現場に駆けつけた警察官が事情を聴いていたところ、男の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたことから、現行犯逮捕したということです。
事故によるけが人はいませんでした。
警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
広島市で21日、同居する母親を殴ったり蹴ったりしてけがをさせたとして、60歳の息子が逮捕されました。母親は亡くなっています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、広島市南区皆実町の無職の男(60)です。
警察によりますと男は21日、自宅で同居する89歳の母親の背中を殴ったり、左足を蹴ったりして、けがをさせた疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は容疑を認めていて、「ずっと介護をしていて口論になった」という趣旨の話をしているということです。母親は自宅のベッドで寝た状態で死亡が確認されました。
警察は、男が負わせたけがと、母親の死亡に因果関係があるかなど、事件のいきさつについて調べています。
広島市西区で21日未明、自転車が歩行者に衝突する事故がありました。歩行者の女性は足の骨を折る重傷で、自転車はそのまま逃げています。
【写真を見る】「自転車と接触した可能性がある」と通報 女性が骨折 ひき逃げ容疑で捜査 広島
事故があったのは広島市西区のJR横川駅南口のロータリーです。警察によりますと、午前0時半ごろ、帰宅途中の女性(52)が歩道を歩いていたところ、走ってきた自転車と正面衝突しました。
女性の親族が「自転車と接触した可能性がある」と消防に通報したことで事件が発覚しました。女性は左足を骨折する重傷です。
自転車は成人女性が運転していたとみられ、そのまま南の方向に逃げたということです。警察は防犯カメラやドライブレコーダーを確認するなどし、逃げた自転車の行方を追っています。
ボンネットに男性がしがみついた状態で、車を走らせたとして、広島県三次市の男が警察に逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、三次市三次町に住む無職の男(56)です。
警察によりますと、男は三次市十日市東で19日午後6時前、会社員の男性(49)がボンネットにしがみついた状態であることを知りながら、軽乗用車をおよそ100メートルにわたって、殺意を持って走らせた疑いが持たれています。
調べに対して男は「車を発進させたことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認しているということです。
2人には6月中旬ごろ、別の交通上のトラブルがあったということで、警察が事件の詳しいいきさつを捜査しています。
広島市の小学校の教室で先月、女子児童にわいせつな行為をしようとしたなどとして逮捕されていた教員の男が、別の女子児童にわいせつな行為をしたとして再逮捕されました。
【画像を見る】中島容疑者(視聴者提供画像ほか)
わいせつ誘拐と監禁、不同意わいせつ、性的姿態等撮影、児童買春・児童ポルノ法違反の疑いで再逮捕されたのは、広島市立小学校の教諭、中島健夫容疑者(39)です。
警察によりますと、中島容疑者は、5月30日、広島市内の小学校で、10歳未満の女子児童に、「顔色が悪いけ、教室で休みんさい」とウソを言って無人の教室に誘い込んで、手で女子児童の目を覆ってわいせつな行為をしたうえ、その様子を動画で撮影するなどした疑いが持たれています。
中島容疑者は「間違いありません」と容疑を認めたうえで、動機について「性的欲求を満たすため」と話しているということです。
中島容疑者は先月、別の女子児童に対してわいせつな行為をしようとしたなどとして逮捕されていました(7月18日付・処分保留で釈放)。この事件の捜査で、今回の容疑が判明したということです。
広島市教育委員会は「警察との連携を図りながら、事実関係を確認し厳正に対処します」としています。
※速報段階の情報です。情報を更新しています。