24日午前1時25分ごろ、宮古島市平良下里の市道で、パトカーの追跡を受けていたレンタカーが右カーブを曲がりきれず、民家の壁に衝突した。レンタカーに乗っていたのはいずれも自称京都府在住の28歳の男性2人で軽傷を負った。
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追跡していたパトカーも壁に衝突し、同乗していた巡査長は尾骨を折るけがをした。運転していた巡査長にけがはない。
宮古島署によると、レンタカーの運転手が飲酒運転をしている疑いがあるとの通報を受け、署員が付近を捜索。レンタカーに停止を求めたところ逃走したため追跡した。署は追跡方法に問題はなかったとみている。
石川署は24日、代金を支払わず1週間以上ホテルに滞在したとして、オーストラリア国籍の容疑者の男(28)を詐欺の疑いで逮捕した。容疑を否認しているという。
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調べでは、同容疑者は15〜23日までの間、恩納村内のホテルで女性と共に宿泊や飲食をしながら、代金51万6750円を支払わなかった疑いがある。
チェックアウトの際、ホテル側にクレジットカードを提示したが使用できず、「2分後に戻ってきて支払う」と述べて外出し、そのまま行方をくらました。
那覇市有地の所有権を巡り、不動産関係者や元総会屋らから計5千万円を受け取ったとして、収賄罪に問われている元那覇市議会議長の久高友弘被告(77)=那覇市=の初公判が24日午前、那覇地裁(小畑和彦裁判長)で始まった。久高被告は「正しいと思う」と起訴内容を認め、弁護側は「公訴事実は争わない」とした。
起訴状などによると、市議会議長だった久高被告は2020年12月と21年2月、議長室で不動産会社代表や元総会屋の男性(82)=贈賄罪で公判中=から2回に分けて現金5千万円を受け取ったとされる。
検察側の調べでは、贈賄側の男性らは市有地の土地登記が誤りであると主張。当時議長だった久高被告や同僚市議らに議会での追及ポイントを指南したとされる。
久高被告は男性らの主張に沿う形で市有地問題を調査する百条委員会の設置を提案するなど市当局に再三働きかけていた。
沖縄県内で米軍関係者による飲酒運転の摘発が相次ぐ中、県警は23日、米兵が酒を飲んだ上で車を運転し、危険性を学ぶ講習会を初めて開いた。飲酒運転根絶につなげるのが狙い。県警によると、米兵のみを対象にした体験講習は全国でも珍しいという。
【写真】運転体験前に酒を飲む米兵ら
講習会は読谷村のカデナ自動車学校で実施し、陸軍兵ら20人以上が参加。6人が午後2時過ぎから約1時間、ビールや酎ハイなどを飲んだ後、自動車学校のコースで運転を体験。ポールにぶつかりそうになり、教官が急ブレーキをかけて中断する場面もあった。
ビールを4杯飲んで運転したマイケル・クラーク少佐(38)は「飲酒後は反応が遅れることが分かった。『飲んだら乗るな』と同僚たちに伝えたい」と語った。
県警交通部の小野寺俊管理官は「飲酒運転させない声かけを軍人や軍属同士で行ってほしい」と話した。今後は海兵隊や空軍などにも対象を広げたいという。
県警によると、2024年の米軍関係者の飲酒運転の検挙は64件。人身事故107件のうち、飲酒絡みは6件(5・6%)で、全国ワーストだった沖縄全体の構成率(2・5%)の倍以上。講習会では、県警担当者が日本の酒気帯び運転の基準値は血中アルコール濃度0・03%で、米国で一般的な0・08%より厳しいことなども説明した。(社会部・豊島鉄博)
【沖縄】エイサーの道ジュネーを巡り、騒音や路上駐車などの通報が増加傾向にあり、今年の旧盆期間中、警察は延べ100人態勢で警戒に当たった。郷土芸能を未来につないでいくため、青年会はどのように対策を模索しているのか。66年の歴史があり、「沖縄全島エイサーまつり」最終日で2年連続の大トリを務めた園田青年会(沖縄市)36代目会長の島袋雄偉(ゆい)さん(23)や青年会関係者に聞いた。(社会部・豊島鉄博)
【写真】ウンケーの夜 エイサーを踊る園田青年会
園田青年会OBによると、旧盆や全島エイサーに向けて以前は午後11時ごろまで練習していたが、15年近く前から午後10時までに短縮。旧盆期間のエイサーも、午前2時過ぎまで行っていたのを同じ時期から午前0時ごろには終了するようにしたという。
会長の島袋さんが青年会に入ったのは2021年。「園田青年会のエイサーには昔から憧れていた。友達の誘いもあって入った」と振り返る。
そんな島袋さんが学んだのは「エイサーだけじゃない」青年会のさまざまな活動の大切さだという。地域の清掃や敬老会などの行事に参加している他、高齢者の福祉施設へのエイサー訪問も毎年恒例だ。「地域の支えがないと、エイサーはできない。地域の方々を一番優先している」
だからこそ、地域に配慮して午前0時ごろ以降は道ジュネーをしないように決めている。最近は県外からの観光客など見物人も増えており、見物人にも車道に出ないこと、ごみのポイ捨てをしないことを呼びかけている。
「通報が増えていることは時代の流れもあると思う。時代に合わせて青年会としてやり方を変えないといけない」。それぞれの青年会でしっかりルールを作り、守っていくことが大切だと主張する。
地域の若い世代にいい影響を与えていくのが青年会の役目と話す島袋さん。「先輩たちがつないできた歴史がある。もっともっと盛り上げて、次の世代にバトンをつないでいきたい。そうしていくことで、沖縄のエイサーを引っ張っていく最先端の存在であり続けたい」と話した。
21日午前2時10分ごろ、北谷町北谷の国道58号の交差点で、右折しようとした乗用車と対向車線を直進してきた乗用車が衝突した。
小6や高校生に衝突 「大丈夫?」と声をかけて走り去る
直進してきた車の助手席に乗っていた女性(62)が心肺停止の重体で本島中部の病院へ搬送された。車を運転していた米海兵隊の男性(33)は頭などを強く打ち本島中部の病院に搬送されたが、命に別条はない。
沖縄署によると、現場は片側4車線の信号がある十字路交差点。会社員男性(20)が運転する乗用車が宜野湾市方面から北中城村瑞慶覧方面に右折しようとしたところ、対向車線を直進してきた車と衝突し、直進車はスピン。助手席側がガードレールにぶつかった。会社員男性にけがはない。
19日午後8時55分ごろ、那覇市天久の商業施設の駐車場で目撃者から「複数台の事故が起きている」と110番通報があった。
【写真】「ドーン」立体駐車場を突き破った車
少なくとも車両4台が絡む多重衝突事故が発生。那覇市消防局によると、20代の女性1人が意識のある状態で病院に搬送されたという。
現場は商業施設の駐車場で、買い物客の車両が多く並ぶ。自身の車が衝突で破損した浦添市の50代女性は、買い物から駐車場に戻ると停車していた軽自動車の向きが90度変わっていたという。
「警察官からは、男性の運転する車がブレーキとアクセルを踏み間違えたと説明があった。車の中にいた愛犬が無事だったことがなにより」と涙ぐんだ。
県外の80代女性から現金などをだまし取ったとして、那覇署は16日、那覇市の無職少年(19)を詐欺容疑で逮捕した。特殊詐欺で現金を受け取る「受け子」という。認否を明らかにしていない。
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署によると、少年は2024年12月、何者かと共謀し、福岡県小郡市の80代女性の自宅に息子を装い「税金を滞納した」「国税局に支払わないと逮捕される」と電話。その後、女性宅を訪れて、キャッシュカード2枚と現金10万円をだまし取った疑い。女性からの通報で発覚した。
少年は神戸市の80代女性からキャッシュカードと通帳をだまし取り現金200万円を引き出したとして今年8月に詐欺と窃盗の疑いで逮捕されていた。
宮古島市内で昨年7月、80代の知人女性の自宅に侵入し、包丁で刺し殺害しようとしたとして、殺人未遂と住居侵入の罪に問われた住所不定の無職の被告(54)の裁判員裁判初公判が16日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)であり、被告は起訴内容を認めた。
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検察側の冒頭陳述などによると、被告は10年以上前に親戚に連れられ宗教施設を訪れ、信徒となった。被害女性は施設関係者として被告に食事を提供するなどした。昨年7月、被告はこの女性宅に現れ「殺しに来た」と言い、持っていた包丁で女性の胸や腹部を刺したとしている。
17日には被告を鑑定した精神科医の証人尋問や被告人質問が予定されている。
沖縄県警与那原署は16日、俗に「笑気麻酔」と呼ばれる指定薬物エトミデートを含むリキッドなどを所持したとして、浦添市の建築作業員の少年(19)を医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。
【写真】エトミデートが含まれるリキッド
署によると、少年は7月6日未明、与那原町与那原の路上でエトミデートを含む液体約0・75グラムを所持した疑いがある。少年が通行人ともめているとの110番通報を受け、署員が現場に駆け付けた。
少年が目の前で吸引し、支離滅裂な言動を繰り返したため、所持品を調べて発覚した。
エトミデートを含む危険ドラッグは医療で用いる笑気(亜酸化窒素)とは別物。
【うるま】うるま市川崎自治会(名嘉良知英区長)が管理するオープンガーデンの一画で、少年野球チーム「川崎タイガース」の父母会が4年前に設置した親シーサー2体と子どもシーサー8体が交通安全を呼びかけている。
【写真】ガレッジセール・ゴリさんがジャングリア沖縄に登場!シーサー役の声優に
オープン ガーデンは県道8号と県道224号が交差する交差点にあり、交通量が多い。川崎タイガース父母会の又吉法尚さん(52)は「息子たちがチームを卒業する記念にシーサーを作り、交通安全を願って設置した。役立っているようでうれしい」と語った。
シーサーのそばにはバットを持ったシーサーが「飲酒運転やめましょう」と笑って呼びかける看板もあり、運転手らを和ませている。(仲地清通信員)
14日午後5時25分ごろ、沖縄県北中城村瑞慶覧の国道330号の丁字路交差点で右折しようとした乗用車と直進してきた原付きバイクが衝突した。原付きを運転していた会社員の女性(40)=宜野湾市=はくも膜下出血や右顔面骨折の重傷で、意識のない状態で本島中部の病院へ搬送された。
沖縄署によると、現場は片側2車線の信号のある丁字路交差点。乗用車はライカム交差点方面から沖縄ろう学校方面に右折しようとしたところ、対向車線を走行してきた原付きバイクとぶつかった。乗用車を運転していた会社員の男性(18)=名護市=にけがはない。
14日午後2時20分ごろ、「沖縄県浦添市西洲の防波堤で、飛び込みをしていた男性1人が負傷した」と消防から第11管区海上保安本部に118番通報があった。
【動画】漂流4時間「死ぬかと思った」
那覇海上保安部によると、午後1時50分ごろ、県立高校2年の男子生徒(16)が海に飛び込み、続いて飛び込んだ別の生徒の尻が頭にぶつかった。頭部への衝撃で、先に飛び込んだ男子生徒は一時意識を失った。すぐに回復し、友人らによって近くの消波ブロックへ引き上げられ、市内の病院へ搬送された。
男子生徒は高エネルギー外傷と化学性肺炎により1週間の入院となったが、命に別条はない。事故現場は立ち入り禁止区域だった。
同保安部によると、けがをした生徒を含む男子生徒11人で飛び込みを行っていた。全員同じ高校の同級生。
14日午前4時15分ごろ、沖縄県嘉手納町嘉手納の国道58号で、250ccバイクを運転していた高校生(18)=豊見城市=が信号機の柱に衝突した。嘉手納署によると、高校生は頭を強く打ち、心肺停止状態で本島中部の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
【写真】高校生ら3人が乗ったバイクが、車と正面衝突した事故現場
現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。高校生の運転するバイクは読谷村から嘉手納ロータリー向けに走行していた。高校生はヘルメットを着用していたという。署が詳しい事故原因を調べている。
14日午後5時25分ごろ、沖縄県北中城村瑞慶覧の国道330号の丁字路交差点で右折しようとした乗用車と直進してきた原付きバイクが衝突した。原付きを運転していた会社員の女性(40)=宜野湾市=はくも膜下出血や右顔面骨折の重傷で、意識のない状態で本島中部の病院へ搬送された。
沖縄署によると、現場は片側2車線の信号のある丁字路交差点。乗用車はライカム交差点方面から沖縄ろう学校方面に右折しようとしたところ、対向車線を走行してきた原付きバイクとぶつかった。乗用車を運転していた会社員の男性(18)=名護市=にけがはない。
浦添署は12日、交流サイト(SNS)を使って恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」で、本島中部に住む契約社員の50代女性が暗号資産160万円相当をだまし取られたと発表した。
署によると、女性は8月にインスタグラムで知り合った人物からLINEに誘導された。暗号資産に関する投資話を持ちかけられ、4回にわたって暗号資産160万円相当を送金した。アプリ上では利益が出ているように表示されたという。その後、投資イベントの参加費300万円を要求され、不審に思った女性が警察に相談した。
自身がオーナーを務めていた飲食店の20代女性従業員に性的暴行したとして、不同意わいせつ、不同意性交の罪に問われた那覇市の無職の男の被告(59)の初公判が10日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。
路地裏に連れ込み性的暴行の容疑 41歳の男を逮捕 沖縄県警 面識のない20代女性が被害
検察側の冒頭陳述などによると2023年11月、那覇市のテナントビルのエレベーター内で終業後の女性従業員にキスをし、その後車内や自宅玄関先で性的暴行に及んだとされる。
検察側は他の従業員の供述から、被告がオーナーの立場を利用して複数の従業員に性的接触をし、態度が気に入らなければ減給などしてきたと指摘。現在店長で被告の長男は証人尋問で「(父親のそのような行為は)聞いたことがない。(店舗運営者として)深く反省している」と述べた。
沖縄県教育委員会は11日、学校行事などで撮影された生徒の写真や生徒が交流サイト(SNS)に投稿した写真に性的な文言を付けて、不特定多数の人が閲覧できるようSNSに投稿したなどとして、本島の県立高校に勤務する実習助手の30代男性を懲戒免職処分にした。
校舎内で女子中学生にキスした疑い 教育補助員の60代男を逮捕 沖縄県警
学校人事課によると、男性は4〜7月ごろ、生徒の写真に性的な文言を付け加えて匿名のX(旧ツイッター)から投稿を繰り返した。さらに、わいせつな内容に加工されることを知りながら、卒業アルバムに掲載された卒業生の写真を他者に提供し、この人物が加工後に投稿した画像に性的な文言を付けリポスト(転載)したという。
男性は学校行事で生徒の写真を撮影する係だった。「信頼を失う行為をした。本当に申し訳ない」などと反省しているという。
SNSを見た卒業生の被害者家族から6月に相談があり発覚した。同課は在校生と卒業生15人程度の被害を確認している。被害者は警察にも相談している。
県教委は同日付で再発防止に向けた文書を県立学校と、市町村教委に出した。県立学校長研修会でも再発防止を呼びかける。半嶺満教育長は本年度に入りわいせつ事案による教職員の処分が相次いでいることを謝罪した上で「被害に遭われた生徒の心のケアを行うとともに、教職員の綱紀粛正の徹底と再発防止に努める」とコメントを発表した。
沖縄自動車道で酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとして、県警は13日、米軍キャンプ・ハンセン所属で海兵隊伍長の容疑者(20)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。「昨晩飲んだが、酒が抜けたと思っていた」と容疑を一部否認している。
【記者ルポ】飲酒運転を体験 「まだ酔っていない」はずが
県警によると、同容疑者は13日午前6時15分ごろ、沖縄市の自動車道北向け車線で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いがある。県警が速度超過の車を見つけ停止させたところ、同容疑者の呼気から基準値の約3倍のアルコールが検知された。
今年に入り、自動車道での酒気帯び運転容疑の逮捕者は3人目。このうち2人は米軍関係者という。
沖縄ハーバービューホテル(那覇市)は12日、1階の「Lounge&Bar」をリニューアルオープンした。開業50周年を機に全館リニューアルを進めている。
【完成イメージ】沖縄ハーバービューホテルが大規模改修
ロビーラウンジにはバーが新設され「語らいのひとときを彩る、くつろぎの空間」を演出する。ホール70席、バーカウンター13席。
まろやかな酸味とうまみが広がる上質な味わいのビーフステーキストロガノフや県産食材を使ったペペロンチーノなどのフード、ホテル開業50周年記念カクテル「リボーン」などのドリンクが充実している。
問い合わせは同ホテル、電話098(853)2119。