ほぼ三面記事

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河北新報の配信記事一覧

2025年07月28日

「振り込む前に頭を冷やせ!」 山形県警、冷やしシャンプーの理容室に特殊詐欺防止ポップ設置<みちのく>

 ◇…「振り込む前に頭を冷やせ!」。山形県警村山署管内にある理容室55店舗に、何やらユニークなメッセージが書かれたポップが掲示されている。

 ◇…山形の夏の風物詩「冷やしシャンプー」の人気にあやかり、店を利用する地域住民に特殊詐欺への関心を高めてもらおうと、同署と県冷やしシャンプー推進協議会が連携した。

 ◇…今年の県内の特殊詐欺被害額は、6月末で約2億8000万円と過去最悪のペース。冷酷非道な詐欺集団に、冷や水を浴びせる一手となるか。(山形)



7/28(月) 15:15

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2025年07月23日

にぎわう夏の鳥海山 天空のカルデラ湖、咲き誇るニッコウキスゲ、涼をもたらす滝…

 秋田県とまたがる山形県の最高峰、鳥海山(2236メートル)が夏山シーズンを迎えた。日本海から天空へと一気に立ち上がる独立峰は見どころ満載。変化に富んだ登山ルートが人々を引きつける。

【写真】咲き誇るニッコウキスゲ

 雪渓の残るカルデラ湖周辺では、雪解けを待ちかねていたチョウカイフスマ、チョウカイアザミなど固有の高山植物が群落を形成。あふれ出す湧き水が山麓に幻想的な景観を生み出す。

 宿泊もできる山頂付近の御室小屋(鳥海山参籠所)は8月末まで営業の予定。(矢野奨)



7/23(水) 11:30

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2025年07月23日

身元不明遺体から似顔絵作成、技術を伝承 宮城県警で「復顔法」職員講習会 「年齢による顔の変化、普段から観察を」

 損傷の激しい身元不明遺体の写真などから生前の似顔絵を作成する「復顔法」の講習会が16日、県警本部であった。東日本大震災の犠牲者の似顔絵を描いて身元特定に貢献し、県警の鑑識技能伝承官を委嘱されている安倍秀一さん(75)が講師を務めた。

 本部や各署の警察官10人が参加。安倍さんから加齢による顔の変化などの講義を受けた後、ある県で見つかった男性遺体の写真や解剖結果の説明を踏まえ、似顔絵を鉛筆で描いた。

 鑑識課の男性巡査部長(46)は「生前の顔を想像して描くのは難しく、参加するたびに発見がある。身元不明遺体を少しでも早く家族の元に返せるよう技能向上に努めたい」と話した。

 安倍さんは「人の顔が年齢に応じてどう変わるかなどを普段から観察することが大切。そうすれば遺体の状態や解剖結果を踏まえ、生前の顔をある程度判断できる」と助言した。

 講習会は2012年から毎年開催している。県警は震災で亡くなった身元不明者99人の似顔絵を作成して公開。安倍さんは93人を担当し、うち24人は似顔絵がきっかけとなり身元特定につながった。



7/23(水) 10:38

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2025年07月21日

クマ目撃の通報はLINEを使って 福島市が「公式」活用をPR

 福島市内で出没が相次ぐクマの情報をいち早く把握しようと、市は公式LINE(ライン)を通じ、目撃した市民が簡単に通報できる仕組みを整えた。出現場所の近隣の学校や住宅街への注意喚起に生かすほか、添付されたクマの画像を個体の識別に役立てる。

 道路や公園の不具合、不法投棄、不審電話などを通報できるシステムの項目に「クマ目撃情報」を追加した。公式LINEからアクセスし、クマを見た日時と場所などを送信する。

 ただ市民の通報先は警察署が優先で、市も画面上でその趣旨を伝える。その上でシステムの活用と、安全な場所からクマを撮影した場合の画像提供を呼びかける。

 市によると、市内での4~6月のクマ目撃は62件で、過去5年間の平均25・6件の2倍を上回った。住宅街への出没も増えており、市は危機管理対策本部を設置して対策強化に取り組んでいる。



7/21(月) 12:07

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