大阪・関西万博のオフィシャルストアで万博グッズを盗んだとして、少年2人が逮捕された事件で大阪府警は25日、16歳の少女を新たに逮捕しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは福島県に住む女子高校生の少女(16)です。
少女は6月、7月に窃盗の疑いで逮捕された少年2人と共謀の上、大阪・関西万博の会場内にあるオフィシャルストアで、ショッピングバック6点(販売価格1万4520円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
少女は警察の調べに対し、「彼氏を含めたSNSで知り合った知り合い3人と私の4人で、万引きしに行きました」と容疑を認めているということです。
警察は他にも窃盗事件に関与している人物がいるとみて捜査しています。
大阪市の老人ホームで、入居者に殺害された職員の遺族が損害賠償を求めた裁判で、大阪地裁は25日、施設側に安全配慮義務違反があったとして、あわせて3940万円あまりの賠償を言い渡しました。
判決によりますと、大阪市平野区の住宅型有料老人ホームでヘルパーをしていた榊真希子さん(当時68歳)は、夜間に1人で勤務中に入居者の男(当時72歳)にハンマーで殴られ、殺害されました。
男は直後に自殺して不起訴となりましたが、事件の前に別の入居者に暴行を加えていたことから、遺族は2023年、老人ホーム側が危険性を認識しながら榊さんを1人で夜勤に当たらせるなど「安全管理が不十分だった」として、3900万円あまりの損害賠償を求め訴えを起こしていました。
判決で大阪地裁は、施設が「(入居者の男の)粗暴行為に備えて事務室のドアを施錠することを指導したり、一時的に夜間の職員を増やしたりすることを検討することなく、立ち入りが極めて容易な状態にある事務所で職員に1人で勤務させ危害防止措置を実施していなかった」として、老人ホームの運営会社にほぼ原告の請求通り3940万円あまりの賠償を言い渡しました。
特殊詐欺のグループとみられる人物らに、1万4000人あまりの住所や電話番号などの個人情報を販売したとして、8月に大阪府警に逮捕されていた東京の名簿販売業の男性(75)について大阪地検は不起訴処分としました。
地検は不起訴にした理由を明らかにしていません。
きょう午後、名古屋市港区で住宅など2棟が焼ける火事がありました。けが人はいませんでした。
【写真を見る】消防車などが20台あまり出動する火災 住宅など2棟が全焼 名古屋・港区
警察と消防によりますと、きょう午後3時すぎ、港区港栄で「民家の敷地内で火が上がっている」などと119番通報が相次ぎました。
消防車など20台あまりが出動し、火は約3時間で消し止められましたが、この火事で木造2階建ての住宅と、同じ敷地にある木造平屋の事務所が焼けました。いずれも全焼とみられます。
けが人はいませんでした。現場は地下鉄名港線築地口駅から西に300メートルほどの住宅街です。
ことし1月、岐阜県の雪山で見つかったのは、行方不明の女性の遺体でした。警察は、別の死体遺棄事件などで起訴された男女が、この女性の死亡に関与した可能性があるとみて調べています。
【写真を見る】【独自】「寒かったろうな」雪の下から見つかった女性の遺体 別の嘱託殺人罪などで起訴の男女が関与か 被告の男は自分ことを「何でも屋」【2人の女性の死 これまでの経緯】
(柳瀬晴貴記者)
「岐阜県揖斐川町です。人目につかないこちらの山の中で、白骨化した遺体の一部が見つかりました」
捜査関係者などによりますと、ことし1月、岐阜県揖斐川町の雪山で、白骨化した遺体が見つかりました。その後の警察の捜査で、遺体は去年12月から行方不明になっていた岐阜県可児市の30代女性と確認されました。
(第一発見者の猟友会の男性)
「『おじさんあかん!人の頭があるであかんて!』『ウソやろそんなこと!』(と叫んだ)」
発見したのは鹿の駆除を行っていた猟友会で、先週CBCの取材に応じ、当時の様子を語りました。
(猟友会の男性)
「たまたま手負いになった鹿が滑り落ちていって、雪をどかし、そこに(頭蓋骨が)あった」
猟師の男性たちは山中でシカを見つけて発砲。撃たれたシカは雪が積もった斜面を滑り落ちました。すると雪の下から頭蓋骨が現れたといいます。
■「シカがいなければおそらく今でもわからなかった」
(第一発見者の猟友会の男性)
「シカがいなければおそらく今でもわからなかった」
Q未解決のままだったかもしれない?
「100%見つからん。35歳くらいから(40年以上)猟をやっているが、こんなところ、来たことがない」
その後の捜索で周辺から髪の毛や足の骨なども見つかり、行方不明の女性と特定されたということです。
(第一発見者の猟友会の男性)
「かわいそうやった。冷たかったやろうな。寒かったやろうなと思う」
捜査関係者によりますと、防犯カメラの映像などから1月に白骨化した遺体で見つかった、この女性の死亡に関与した疑いがあるとして、女性の知人で岐阜市の無職・立花浩二被告55歳と内縁の妻・神原美希被告35歳の2人を捜査しているということです。
立花被告らは別の女性を殺害した嘱託殺人などの罪で、すでに起訴されています。
盗撮画像の共有事件で神奈川の教員を再逮捕です。
再逮捕された、神奈川県葉山町立中学校の臨時教員、石川勝也容疑者(28)は去年、神奈川県内の施設で、女子児童のスカートの中の下着をスマートフォンで盗撮し、動画をグループチャットに共有した疑いがもたれています。
【写真を見る】「投稿しないとグループから外される」女子児童のスカートの中を盗撮し共有…盗撮教員グループの神奈川県の男(28)再逮捕
調べに対し、石川容疑者は盗撮したことを認めているということです。石川容疑者は9歳と11歳の女児の下着を盗撮し、動画を共有した罪で、すでに起訴されています。
グループチャットには小中学校の教員10人近くが参加していたとみられ、石川容疑者は「グループのメンバーが盗撮動画などを投稿しているのを見て、自分も投稿しないとグループから外されるのではないかと思い、投稿した」と話しているということです。
一連の事件では、石川容疑者のほかにグループの開設者で名古屋市の小学校教諭森山勇二被告(42)ら4人が立件されていて、警察が残るメンバーの特定を進めています。
長野県中野市で男女4人が殺害された事件の裁判。検察側は「4人を殺害した結果は重大で、他に類を見ない悪質な犯行」などとして、青木政憲被告に死刑を求刑した。9月26日、弁護側の最終弁論が行われ、裁判は結審する。
【画像】青木被告の中学・高校時代 事件現場
体罰行為をした50代〜60代の教師3人が9月25日、北海道教育委員会から減給や戒告の懲戒処分を受けた。
25日正午過ぎ、富山県小矢部市で軽自動車がコンビニに設置されたガードパイプに衝突する事故がありました。軽自動車を運転していた97歳の男性と同乗していた90代の女性がともに重傷です。
【写真を見る】97歳男性運転の軽自動車が衝突 「胸の骨を折る重傷」90代女性も大ケガ、コンビニの壁面と窓ガラス損壊
小矢部警察署によりますと、25日午後0時35分ごろ、小矢部市西中のファミリーマート駐車場で、軽自動車が店の側面に設置されたガードパイプに衝突しました。
この事故で、軽自動車を運転していた砺波市の97歳の男性と同乗していた90代の女性の2人が病院に搬送され、ともに胸の骨を折る重傷です。命に別状はないということです。
男性が運転する軽自動車は前進してガードパイプに衝突したということで、事故当時、店内には店員と客がいましたが、ケガはありませんでした。
この事故でガードパイプのほか、店の壁面や窓ガラスが破損したということです。
警察が事故の原因を調べています。
福井鉄道は25日、グループ会社である福鉄商事の50代役員が約7000万円を不正に流用していたと発表した。この役員は10年もの長期にわたって不正流用を続けており、本人も横領を認めている。
北海道函館市の恵山で7月、山林に猟銃を放置した疑いで、25日、52歳のハンターの男が、逮捕されました。
【画像を見る】男が行方不明になった函館市の山林
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、北海道北斗市に住む52歳のハンターの男です。
男は、7月15日午後5時ごろ、北海道函館市の恵山の山林に猟銃1丁を放置したままその場を離れ、自ら適切に保管しなかった疑いが持たれています。
警察によりますと、猟銃はライフル銃で、実包が1発が残されていたということです。
男は7月15日午前11時ごろ、「山に行く」と家族に告げて外出しました。
その後行方不明となり、捜索中の警察官が山林でケースに入っていない猟銃を発見しましたが、男の発見には至らず、捜索は7月17日に打ち切られました。
ところが、約2か月後の9月9日、男が「遭難者として捜索されていたので来ました」と函館中央警察署に訪れたことで無事が確認されていました。
警察は、山中に残された猟銃と男について捜査を進め、25日、容疑が固まったとして男を逮捕しました。
取り調べに対し男は、「私が銃を放置して、適切な保管をしなかったことに間違いはありません」と容疑を認めているということです。
警察は遭難の経緯や猟銃を放置した理由などについて、さらに調べを進めています。
工場の敷地に容疑者の男が走ります。
すぐ後ろには警察官2人が追いかけます。
その約30秒後、男は、警察官に取り押さえられました。
【画像を見る】ひき逃げ事件現場と逮捕時の防犯カメラ映像
建造物侵入の疑いの現行犯で逮捕された恵庭市のパート従業員、今北知宏容疑者33歳。
なぜ、今北容疑者は警察官に追われていたのか?
きょう午前9時半前、北海道恵庭市の国道36号で車10台が関係し、2人がけがをした多重事故。
今北容疑者は、この事故のきっかけを作った疑いが持たれているのです。
多重事故は、道の駅「花ロードえにわ」のそばの片側3車線の直線道路でおきました。
今北容疑者は、車を暴走させ、まわりの車に次々と衝突。
そして、車を乗り捨て、現場から逃走。最終的に現場からおよそ3キロ離れた工場に逃げ込みました。
今北容疑者は、しばらく逃走を続けますが、最後は、警察官が追いつき、後ろから取り押さえました。
およそ2時間半もの逃走劇を繰り広げた今北容疑者。
警察の調べに対し、黙秘しているということです。
※事件の流れ
午前9時20分、車9台の多重事故のきっかけをつくったとみられています。
この事故のあと、現場近くで白い車を強奪。
その後、近くの中学校のグラウンドに、木をなぎ倒しながら車で突っ込み、車を乗り捨てて逃走。
最初の事故からおよそ2時間半後、およそ3キロ離れた工場で、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されました。
警察は一連の事件に関しても今北容疑者が関与したか、調べています。
札幌市白石区で刃物で切り付けられた男性が、胆振地方のむかわ町の山中から遺体で見つかった事件で、警察は25日捜査本部を設置しました。
【画像】傷害容疑で逮捕された大上文彦容疑者(49)と死体遺棄容疑で逮捕された梅津悠希容疑者(36)
8月、札幌市白石区の路上で刃物で切り付けられた西村隆行さん(55)が行方不明になり、9月19日むかわ町の山中から遺体で見つかりました。
この事件では西村さんを刃物で切り付けた傷害の疑いで大上文彦容疑者(49)が逮捕されたほか、遺体を土の中に埋めて遺棄した疑いで梅津悠希容疑者(36)が逮捕されています。
梅津容疑者は、警察の調べに対し「頼まれて穴を掘った」と話していて、警察は、大上容疑者以外の人物から依頼を受けたとみて更なる共犯者についても捜査を進めています。
警察は、25日、61人態勢の捜査本部を設置し事件の全容解明を急ぐ方針です。
県警は第三者を介して被害男性の職場に押し掛けるなどし不安にさせたなどの疑いで暴力団傘下組織幹部の男を24日逮捕し、25日暴力団事務所に家宅捜索に入りました。
25日午前10時ごろ、捜査員およそ10人が段ボールなどを手に鹿児島市にある小桜一家の本部事務所に家宅捜索に入りました。
公衆に不安等を覚えさせる行為の防止に関する条例違反の疑いで逮捕されたのは鹿屋市の指定暴力団四代目小桜一家傘下組織幹部、大窪隼人容疑者(39)です。
警察によりますと先月、鹿屋市で20代の男性が男2人に現金およそ13万円が入ったバッグを奪われる強盗事件が発生しました。
警察は強盗の疑いで20代と10代の男2人を逮捕。
その後、被害男性から「暴力団組員から被害届を取り下げて、示談に応じるようしつこく要求されている」と警察に相談があり、大窪容疑者を第三者を介して複数回にわたり職場に押し掛けるなどしていた疑いで逮捕したということです。
警察は「捜査に支障がある」として大窪容疑者の認否を明らかにしていないほか、強盗事件で逮捕された男2人と大窪容疑者は面識はあったとしていますが、どのような関係性だったかは控えるとしています。
25日夕方、鹿児島県屋久島町の永田川河口付近で川に沈んでいる男性が見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと25日午後6時45分ごろ、屋久島町の永田川の河口付近で、川に沈んでいる男性を近くを通りかかった消防団員が発見しました。
男性は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが午後8時すぎ、死亡が確認されました。
男性に目立った外傷はないということです。警察は身元の確認を進めるとともに事件と事故の両面で調べています。
傘下組織の幹部の男が第三者を利用し、強盗事件の被害者に示談に応じるよう要求した疑いで逮捕されたことを受け、指定暴力団四代目小桜一家の本部事務所の家宅捜索が行われました。
25日午前10時ごろ、県警の捜査員14人が鹿児島市甲突町にある、指定暴力団四代目小桜一家の本部事務所の家宅捜索に入りました。
県不安防止条例違反の疑いで逮捕・送検されたのは、小桜一家の傘下組織幹部・大窪隼人容疑者(39)です。
警察によりますと、大窪容疑者は8月17日に鹿屋市内で発生した強盗事件の被害者の20代の男性に対し、第三者を介して示談に応じるように要求したり、職場に押しかけたりした疑いが持たれています。
この強盗事件の容疑者の男2人は既に逮捕されていて、大窪容疑者は2人と面識があるということです。
25日の家宅捜索は大窪容疑者の逮捕を受け行われたもので約1時間にわたりました。
警察は「捜査に支障がある」として、押収物の詳しい内容や大窪容疑者の認否を明らかにしていません。
屋久島の川で25日夕方、身元不明の男性の遺体が見つかりました。
屋久島警察署によりますと25日午後6時ごろ、屋久島町永田の永田川で「川から声と水しぶきの音が聞こえた。川の近くに衣類などがあるが人の姿が見当たらない」と近くの住民から署に通報がありました。通報を受けて警察や消防団などが川の近くを捜索したところ、午後6時半すぎに河口近くの水中に男性が沈んでいるのが見つかりました。男性は心肺停止の状態で病院に搬送され、午後8時すぎに死亡が確認されました。
男性は20代から30代とみられ身長170センチぐらいで、がっしりとした体格ということです。
黒色の短髪で上半身は裸で黒のボクサーパンツを履いていて、靴は履いていなかったということです。
警察で男性の身元の特定を進めるとともに、死因などを調べています。
兵庫県姫路市のスイミングスクールで女の子らが盗撮された事件で、「検証が不十分」だとして被害者の両親が調停を申し立てました。
(盗撮被害を受けた娘の母親)「今回の調停によって今後の対策、二度と犯罪が起こらないよう、原因究明をしていけたらと思っています」
大阪簡易裁判所に調停を申し立てたのは、兵庫県姫路市の「JSS姫路スイミングスクール」の幼児クラスに娘を通わせていた両親です。両親などによりますと、元インストラクターの吉井一磨受刑者(51)はおととし、この両親の娘を含む、当時このスクールの生徒だった女の子11人の水着をずらし下腹部を撮影した罪などで、懲役4年の実刑判決を受けました。
吉井受刑者は捜査段階の供述や裁判で「十数年くらい前から働いていて、出勤した半分くらいは盗撮をしていた。防犯カメラで監視されることもなくバレるリスクも低いので、都合がよかった」などと述べました。
事件の後、スクール側は対策本部を立ち上げて社内調査を行い、「男性スタッフが女児のトイレの介助はしない」など5つの新たなマニュアルを示したほか、「館内の見回りの強化」など6つの再発防止策を提示しました。
しかし、両親が「対策本部の調査報告書」を開示するよう求めたところ、報告書が作成されていなかったことが分かったということです。
両親は「報告書もない社内調査では事件が検証されたといえない」として「第三者による十分な検証」などを求めています。
(盗撮被害を受けた娘の父親)「最近ニュースの中とかでも出てきますが、子どもたちと接する、塾であったりプールであったりそういった所で、こういった問題が多く出てきていると思います。社会にとって子どもたちは必要な財産だと思いますので、何か一石を投じることになるのではないかということで、声を上げたいと思いました」
スクール側はMBSの取材に対し、「第三者委員会については被害者保護の観点から設置しなかった」としたうえで、「弁護士を通じて対応していく」などとコメントしています。
24日午後、長崎県諫早市のゴルフ場で、ゴルフカートにはねられ死亡した83歳の男性の死因は、窒息(交通外傷)であることが分かりました。
【画像を見る】事故があった小長井カントリー倶楽部
■コースを歩いていてはねられた
事故があったのは、長崎県諫早市小長井町の小長井カントリー倶楽部で、警察によりますと24日午後1時過ぎ、コースを歩いていた男性(83)が走ってきたゴルフカートにはねられました。
男性は意識がない状態で諫早市内の病院へ運ばれ、その後死亡が確認されました。
警察によりますと、男性の死因は窒息(交通外傷)と判明したということです。
当時、男性は知人2人とともにコースを回っていて、このうちの1人の男性(85)がゴルフカートを運転しており、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。警察が事故の原因や詳しい状況を調べています。
■ゴルフカートに免許は不要?
県警によりますと、公道ではない場所では道路交通法が適用されないため、私有地のゴルフ場の場合、法律上は運転免許を持っていなくてもゴルフカートを運転することは可能だということです。
今回の事故で、カートを運転していた男性が免許を持っていたかなどは分かっていません。
9月20日、国東市の住宅が全焼した火災で、焼け跡から見つかった遺体は、この家に住む85歳の女性と分かりました。
火事があったのは、20日の午後8時半ごろ、国東市安岐町の木造2階建ての住宅で、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、住宅は全焼しました。
この家には、40代の息子と母親の2人が暮らしていて、息子は外出中で無事でしたが、現場から1人の遺体が発見されました。
司法解剖の結果、焼け跡から見つかった遺体は母親の木村五月さん(85)と確認されました。
死因は焼死です。
警察と消防は引き続き出火原因を調べています。
24日、宮古島市で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、京都府の無職の男が逮捕されました。男は追跡するパトカーを振り切ろうとして住宅の壁に衝突する事故を起こしました。
【写真を見る】宮古島市で飲酒運転の車がパトカーを振り切ろうとして住宅の壁に衝突 車体は大破しブロック壁は一部崩壊 酒気帯び運転の疑いで28歳の男を逮捕
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、京都市山科区の無職、小島皐容疑者(28)です。
警察によりますと、24日午前1時20分ごろ宮古島市平良下里で、「車で飲み屋から出てきた男がコンビニで買い物をしている」と通報がありました。
警察官が現場に向かったところ、小島容疑者が運転する乗用車を発見。停止を呼びかけましたが、小島容疑者は逃走し、右カーブを曲がり切れず住宅の壁に衝突しました。
追跡していたパトカーも壁にぶつかり、助手席に乗っていた巡査長が鼻の骨を折る大けがをしました。
また、小島容疑者が酒を飲んでいることを知りながら、車に同乗したとして、20代から30代の男女3人が道路交通法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで逮捕されました。
小島容疑者は、「酒を飲んで運転した」と容疑を認めているということで、警察は酒を飲んで運転した経緯など、詳しく調べています。
法律事務所の人物だとうそをつき、現金200万円をだましとったとして、広島県警は三次市三和町福田の海上自衛官・齋藤統太容疑者(27)を詐欺の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、齋藤容疑者は24日午後3時半ごろ、法律事務所の者だとうそを言い、福山市の無職の女性(82)から現金200万円をだましとった疑いがもたれています。
警察の調べに齋藤容疑者は「弁護士のふりをして、お金を受け取ったことに間違いない」と容疑を認めているということです。
23日から24日にかけて数回、女性のもとに、息子になりすました氏名不詳の人物から「現金200万円を至急必要としているので、代わりに行く法律事務所の者に現金を渡してもらいたい」などと電話がありました。齋藤容疑者は女性の自宅を訪れ、現金を受け取ったということです。
女性は現金を渡してまもなく、実際の息子に電話して詐欺に遭っていることに気がつき、その日のうちに警察に届け出ました。
その翌日の25日にも齋藤容疑者が女性に連絡をとってきたことから、警察は「ダマされたふり作戦」を決行。女性の自宅周辺で張り込みをしていたところ、齋藤容疑者に似た人物を発見して追跡しました。JR福山駅周辺で職務質問し、福山東警察署に任意同行したうえで逮捕したということです。
警察は、齋藤容疑者が受け子役とみて、共犯者や事件のいきさつについて調べています。
8日午前、北九州市八幡西区の神社で、さい銭箱の中から現金約2000円を盗んだとして、28歳の自称・自営業の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは北九州市八幡東区に住む、自称・自営業の男(28)です。
男は8日午前5時半すぎ、北九州市八幡西区の神社で本殿に侵入し、さい銭箱の中から現金約2000円を盗んだ疑いが持たれています。
宮司がさい銭の回収に向かったところ、本殿の扉がこじ開けられ、中にあったさい銭箱が動かされているのに気づき、警察に相談して事件が発覚。
警察が防犯カメラの映像を調べるなどの捜査を進めた結果、男の関与が浮上しました。
取り調べに対し男は、「私が神社からさい銭を盗んだことは間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
去年10月、福岡県田川市の自宅で47歳の土木作業員の男性に約10時間にわたって正座を強要したうえ、木の棒で足を複数回殴るなどの暴行を加えてけがをさせたとして53歳の土木業の男ら2人が再逮捕されました。
【写真で見る】部下の男性を精神的に支配か 事件現場となった村坂容疑者の自宅
土木業の男は同じ土木作業員の男性などに対する2件の傷害事件ですでに逮捕・起訴されています。
傷害と強要の疑いで再逮捕されたのは福岡県田川市千代町に住む土木業・村坂郁夫容疑者(53)と福岡県直方市上境に住む建設作業員・吉田哲真容疑者(21)です。
村坂容疑者ら2人は
(1) 去年10月26日午後4時半ごろから翌27日午前2時半ごろまでの約10時間にわたり自宅で一緒に暮らす土木作業員の男性(当時47)に危害を加える旨を告知して脅し正座をさせ続けた疑い
(2) 同じ時間場所で土木作業員の男性に木の棒で足を複数回殴るなどして全治3週間のけがをさせた疑い
が持たれています。
村坂容疑者は、同じ土木作業員の男性などに対する2件の傷害事件ですでに逮捕・起訴されていて、一連の事件は去年11月に土木作業員の男性が病院に救急搬送された後、死亡したことをきっかけに発覚しました。
亡くなった土木作業員の男性は、村坂容疑者の下で働き始めた後、仕事のミスよるものとされる借金を抱え、おととし10月ごろから村坂容疑者の自宅で暮らすようになったとみられています。
一連の事件は村坂容疑者が首謀したとみられていて警察は村坂容疑者が土木作業員の男性を日常的な暴力により精神的に支配していたとみて他の余罪についても調べています。
長野県中野市で25日午前、横断歩道を渡っていた88歳の女性が軽トラックにはねられ意識不明の重体です。
事故があったのは、中野市諏訪町の県道で、25日午前10時半ごろ、近くに住む88歳の女性が横断歩道を渡っていたところ、右折してきた軽トラックにはねられました。
女性は、長野市内の病院に搬送されましたが、頭を強く打つなどして意識不明の重体です。
軽トラックを運転していた市内の66歳の男性にけがはありませんでした。
現場は信号機のある交差点で、警察が事故の原因を調べています。
北海道・小樽警察署は2025年9月24日、不同意性交致傷の疑いで小樽市築港に住む中国国籍の男(43)を逮捕しました。
男は3月24日午前0時40分ごろから午前9時ごろまでの間、自宅で20代の女性に対し性的暴行を加え、けがをさせた疑いがもたれています。
警察によりますと、男と女性は面識があり、女性は被害にあった翌日に警察の性犯罪被害相談電話に「無理やり性被害にあった」と相談し事件が発覚したということです。
警察は、女性に残された体液のDNA鑑定などを行い、男を特定して逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「性交はしたが同意していた」と容疑を一部否認しています。
【現場の状況】
北海道恵庭市上山口の国道36号では、車が複数の車に衝突。
あわせて10台が衝突し、2人がけがをするひき逃げ事件が発生しました。
【画像】事故を起こした車が逃走し…2人搬送 恵庭市の国道でひき逃げ事件
車の運転手は現場から逃走。
その直後、市内では白い車が奪われる強盗事件が発生しました。
その車は近くの中学校のグラウンドに侵入し、運転手の男は車を乗り捨てて逃走しています。
その後、警察は近くの工場に侵入したとして、今北知宏容疑者33歳を逮捕しました。
警察は今北容疑者がひき逃げ事件と強盗事件にも関与しているとみて捜査しています。
車の間をすり抜ける1台の車。
衝突する直前とみられ、かなりのスピードが出ているようにもみえます。
【画像】事故を起こした車が逃走し…2人搬送 恵庭市の国道でひき逃げ事件
9月25日午前9時20分ごろ、恵庭市上山口の国道36号であわせて車10台が衝突しました。
複数の事故車両で3車線の道路が塞がっています。
(被害者)「突然衝撃。すごいスピードですり抜けて走っていった、次から次へとぶつかって。茶色の車から人が降りて向こうに走っていった。すごい勢いで走っていった、慌てていて」
こちらが次々に車に衝突したとみられる車です。
警察によりますと 運転手は車を残したまま現場から逃走したということです。
現場は道の駅「道と川の駅 花ロードえにわ」に近い国道36号で、札幌方面から千歳方面に向かう車線で発生しました。
自衛隊の車両を含むあわせて10台が衝突して、このうち50代の女性など2人が病院に搬送されました。
いずれも命に別条はありません。
警察はひき逃げ事件として捜査していましたが…
およそ2時間半後、警察は恵庭市戸磯の工場敷地内にいたパート従業員・今北知宏容疑者33歳を、建造物侵入の疑いで逮捕しました。
ひき逃げ事件の直後、近くの路上では白い乗用車が男に奪われる強盗事件があり、被害にあった男性がその状況を語りました。
(被害者)「男が逃げていったんですよ。中道に入ったところでその男とばったり会って、向こうが「なんだこのやろー」みたいな感じで、扉を開けられてつかみ合いになって、この辺を殴られて「わー」と思ったら、僕の車にそのまま乗って逃げていった。ここもぶつけていると思うが、血がこういう風に流れていて、僕のところに向かってきたときには目をむいて、ただものじゃないなと。ここが剥離骨折、この辺も随分殴られたのでぼこぼこしている」
(山本記者)「男は木をなぎ倒してグラウンドに侵入し切株につっこみました」
奪われた白い車はその後、恵庭市の恵明中学校のグラウンドで見つかりました。
学校によりますと午前9時25分ごろ、この白い車がグラウンドのネットに衝突し、運転手の男は現場から逃走したということです。
調べに対して今北容疑者は黙秘していますが、警察はひき逃げ事件と強盗事件にも関与しているとみて捜査しています。
2025年7月、北海道函館市恵山で行方不明になったあと、9月9日になって無事が確認されたハンターの男が、恵山の山林にライフル銃を放置したとして逮捕されました。
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、北斗市に住む52歳の男です。
男は2025年7月、函館市高岱町の山林にライフル銃1丁を放置した疑いがもたれています。
男は当時、「山に行く」と家族に告げたあと自宅に戻らず行方不明となっていましたが、9月9日になって函館中央署を訪れ、「遭難者として捜索されていたので来ました」などと話し、無事が確認されていました。
警察によりますと、ライフル銃は男の車の近くで見つかり、銃には実弾一発が装填されていたということです。
男は「私が銃を放置して適切な保管をしなかったことに間違いありません」と容疑を認めています。
先月31日、山口市内で当時26歳男性から現金約1万円が入ったバッグを奪い、けがをさせた強盗致傷の疑いで、27歳の男と18歳の男女のあわせて3人が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、山口県宇部市に住む解体作業員・村重智成容疑者(27)といずれも山口県山陽小野田市に住む解体作業員の18歳の男女、あわせて3人です。
警察によりますと、村重容疑者ら3人は先月31日午後8時ごろ、山口市内の路上で走行中の自転車を足蹴りして転倒させ、運転していた当時26歳の男性から現金約1万円が入ったバッグを奪い、けがをさせた疑いが持たれています。
自転車の男性は転倒する際に腰を打つなど、全治2週間のけがをしました。
村重容疑者ら3人は面識があり、知人とみられていて、警察は3人の認否について明らかにしていません。
被害関係者から届け出を受けて事件が発覚し、警察が防犯カメラなどを捜査して、村重容疑者らを割り出したということです。
架空の投資話を持ちかけ現金をだまし取った疑いで逮捕された占い師の女が、知人の腕時計を横領した疑いで再逮捕されました。
総額20億円をだまし取ったとみられる女の手口を取材しました。
25日昼前、山梨県大月市の県道で道路の舗装工事をしていたトラックに男性警備員がはねられ死亡する事故がありました。
【写真を見る】道路の舗装工事現場 警備員がはねられ死亡 工事トラックがバックか 山梨
25日午前11時半ごろ大月市猿橋町の県道で、道路の舗装工事をしていたトラックが交通規制のため道路上にいた警備員をはねました。
この事故で富士吉田市新西原の警備員 安部喜章さん60歳が甲府市内の病院に運ばれましたが、その後 死亡が確認されました。
警察によりますとトラックはバックをしているときに安部さんに衝突したということです。
警察は事故の原因を詳しく調べるとともに、車両を移動させる際には周囲の安全確認を徹底するよう注意を呼びかけています。
きのう夕方、むつ市で青信号の横断歩道を渡っていた男子中学生を、乗用車ではねてけがをさせたとして、55歳の男が現行犯逮捕されました。
逮捕されたのは、むつ市金谷2丁目の会社員 畑中武容疑者55歳です。
現場は苫生小学校近くの信号機がある横断歩道で、警察によりますと、当時、歩行者用の信号機は青だったということです。
調べに対し、畑中容疑者は容疑をおおむね認めています。
警察が詳しいいきさつなどを調べています。
八戸市のみちのく記念病院を巡る殺人隠蔽事件で、当時の理事長の男は初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は「病院を守りたくて事件を隠蔽した」と指摘しました。
★青森放送 木下玲斗 記者
「元理事長の男が裁判所へと入っていきます」
起訴内容によりますと、みちのく記念病院を運営する医療法人の当時の理事長・石山隆被告と、弟で医師の石山哲被告の2人が、おととし3月院内で起きた殺人事件を隠そうと、虚偽の診断書を遺族に渡した罪に問われています。
死亡診断書には当時、認知症の疑いで入院していた医師の名前がありました。
この医師の名前が書かれた死亡診断書は、2021年4月からおととし3月までに作成されたもので200枚以上に上り、死因の7割が「肺炎」でした。
青森地方裁判所で開かれた初公判で隆被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は哲被告から「白血球の数値が高いから肺炎でいけるんじゃない?」と言われたことを指摘。
看護師の供述調書を読み上げ、隆被告が「殺人事件はなかったことにする 何を守るのか俺は病院を守る」と発言したとしています。
虚偽の診断書については、隆被告の指示で作成され、看護師の手の上に認知症の医師「みとり医」の手を置き、書かれたものだと指摘しました。
弁護側は公訴事実について争わない方針ですが、看護記録の改ざんなどには隆被告が関わっていないと主張しました。
争点は量刑となる見込みです。
次の裁判は今月29日に開かれ、結審する予定です。
SNSに関連した詐欺被害が相次ぎました。
アプリ上で投資の利益が発生したように見える詐欺では、県内で過去2番目に高い、およそ1億円の被害がありました。
むつ警察署によりますと、ことし6月県内に住む50代の男性が「AI株式診断」というLINEアカウントや実在する証券会社を名乗る人を通して、投資とアプリのインストールを勧められました。
男性は13回にわたり、指定された口座にあわせて7,690万円を振り込みました。
アプリ上では、およそ5億円の利益が出たように見えていたということです。
その後、出金するためには1,800万円が必要と言われて振り込み、あわせて9,490万円を騙し取られました。
警察によりますと、県内では特殊詐欺として過去2番目に高い被害額です。
また八戸警察署によりますと、ことし7月から8月にかけて県内に住む60代の男性が、SNSを通して親近感を抱いた女に暗号資産取引を持ちかけられ、およそ3,864万円をだまし取られました。
警察は「必ずもうかる」などと投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があると注意を呼びかけています。
先月、むつ市の住宅で高齢の男性が脇腹などを刺され殺害された事件です。
警察はきょう被害者の弟を殺人の疑いで逮捕しました。
★青森放送 太田修平 記者
「男が病院から出てきました。これから殺人事件について詳しく事情を聞くとみられます」
★青森放送 一戸亮太 記者
「弟を乗せたとみられる車が、むつ警察署に入ります」
殺人の疑いで逮捕されたのは、むつ市川内町宿野部の坂井守容疑者70歳です。
この事件は先月14日、むつ市川内町宿野部で坂井勇さん75歳が、弟の守容疑者の自宅の一階の居間で腹から血を流して亡くなっているのが見つかりました。
司法解剖の結果、死因は右の脇腹近くを鋭利な刃物のようなもので刺されたことによる呼吸困難と出血性ショックと判明し、警察が殺人事件として捜査していました。
捜査関係者によりますと、警察官が臨場した際に、守容疑者は遺体のそばに上半身裸の状態でいたということです。
その後の調べで現場に第三者が侵入した形跡が見られないことなどから、警察は守容疑者が勇さんを殺害した疑いが固まったとして、きょう青森市内の病院で逮捕しました。
遺体を明らかに移動した形跡が見られないことから、殺害現場は1階の居間と見られています。
また現場からは包丁などの刃物が数十本押収され、凶器の特定を急いでいます。
警察は裁判員裁判の対象事件として、守容疑者の認否を明らかにしていません。
警察が詳しいいきさつや動機などを調べています。
25日朝、秋田県三種町の国道で軽乗用車同士が正面衝突する事故があり、一方の車を運転していた79歳の男性が亡くなりました。
事故があったのは三種町鹿渡の国道7号線で、25日午前9時10分ごろ、五城目町方向から能代市方向に走行していた軽乗用車と、対向してきた軽乗用車が正面衝突しました。
この事故で、能代市方向に走行していた車を運転していた秋田市に住む79歳の男性が、心肺停止の状態で能代市内の病院に搬送され、約3時間後に亡くなりました。
もう一方の車を運転していた三種町の64歳の女性は軽いけがをしました。
現場は「道の駅ことおか」から南方に約400メートルの見通しの良い片側一車線の直線道路で、事故当時雨が降っていました。
5年前の12月、金沢市内の繁華街で当時19歳の元少年が飲酒運転で2人をひき逃げし死傷させた事件。遺族は元少年に加え、同乗者などに対して損害賠償を求め裁判を起こしていました。
きょう金沢地裁で判決が言い渡され裁判所は元少年の責任は認定しましたが、同乗者らへの請求は棄却しました。
暮れも押し迫った2020年12月26日早朝。
金沢市片町で当時19歳の元少年は酒に酔った状態で車を運転し、男性1人をはねた直後に赤信号を無視して交差点に進入。
横断歩道を渡っていた太田久美子(おおたくみこ)さん(当時78)をはねて死亡させた上、逃走したとして危険運転致死などの罪に問われていました。
一審で金沢地裁は懲役14年を言い渡し二審の名古屋高裁金沢支部も元少年の控訴を棄却、その後、刑は確定しました。
太田さんの遺族は元少年に加え車に同乗していた3人も飲酒運転を止める義務があったなどとしておよそ5800万円の損害賠償を求め裁判を起こしていました。
9月25日の判決で金沢地裁の土屋毅(つちやつよし)裁判長は、元少年は赤信号を無視する意図があったとして原告の訴えを認め、4800万円あまりの支払いを命じました。
一方で同乗者らに対して土屋裁判長は「本件事故が飲酒によるアルコールの影響で発生したとみることには疑問が残る」として同乗者らには事故の予見ができなかったと判断。1回目の事故が発生したあとに車から降ろすよう求めていた事などから同乗者らの責任は認めませんでした。
判決を受け遺族は…。
太田久美子さんの長男裕之さん
「どうしても納得できない部分もあるので素直には(母に)報告できないかもしれないです。相手側からは一度も直接の謝罪はないですし反省の態度も全く我々には感じられなかったので正直…怒りしかないですね心の底からそういう(謝罪の)気持ちがあるのであればこれまでも謝罪の機会はあったと思うんですけどこれまでに全くないってことはそういう気持ちもなかったんだろうなと。今回の裁判では同乗者や使用人に対しての責任は認められなかったんですけど決して彼らに全く責任がないというわけではないと思いますので「自分たちは全然悪くなかった」とかそういう風には絶対思ってほしくないですし事件のことを絶対忘れてもらっては困りますし母のことを絶対忘れないでほしいと思います」
知人男性に睡眠薬などを飲ませ、現金やキャッシュカードを奪ったとして、茨城県警鹿嶋署は25日までに、昏酔強盗の疑いで、同県鹿嶋市、無職、女(24)と同県神栖市、パート従業員、女(26)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は共謀し、4月4日午後6時ごろ、鹿嶋市内のカラオケ店で、睡眠薬などを混入した飲料水を同市、会社員、男性(44)に飲ませて昏酔状態にさせた上、同8時半ごろまでに、男性方で、現金15万円と男性名義のキャッシュカード3枚を奪った疑い。
同署によると、男性から同署に被害届があり、防犯カメラなどから2人が浮上した。女2人は知人同士。男性は無職の女と知人だった。同署で詳しい動機や状況を調べている。
9月24日、宮古島市で酒気帯び運転の車と追跡していたパトカーが住宅の壁に衝突する事故があり、警察は運転していた観光客の男を逮捕しました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、京都府の無職・小島皐容疑者(28)です。警察によりますと、9月24日午前1時すぎ「飲み屋から出てきた男が飲酒運転をしようとしている」と目撃者から通報がありました。
警察が捜索したところ、宮古島市平良下里の市道で小島容疑者が運転する車を発見。停止を求めましたが応じなかったため、追跡を開始したということです。
その後小島容疑者が運転する車と追跡中のパトカーは右カーブを曲がり切れず住宅の壁に衝突。この事故で小島容疑者が肘を擦り、同乗していた男性が頭を切るケガをしたほか、パトカーに乗っていた警察官が鼻の骨を折る重傷です。
小島容疑者からは基準値を超えるアルコールが検出され、警察がきのう夕方、酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。調べに対し小島容疑者は「酒を飲んで運転しました」と容疑を認めています。
宮古島警察署は今回の追跡に関して「問題はなかったが、事故防止安全運転を徹底するよう指導していく」とコメントしています。
「ポケモンカード」を盗んだとして、中原署は25日、窃盗の疑いで、川崎市中原区に住む会社員の男(29)を逮捕した。
【画像で見る】ポケモンカードが盗まれた川崎市中原区の地図と事件を捜査する中原警察書(資料写真)
逮捕容疑は、6月6日午前1時45分ごろ、同区木月2丁目のコンビニで、ポケットモンスターのトレーディングカード76パック(販売価格計2万2040円)を盗んだ、としている。
署によると、男は「コンビニに行ってカードは購入したが、盗んでいない」と供述、容疑を否認している。
男はコンビニに納品された折り畳み式コンテナから、棚に陳列前のポケモンカード「ブラックボルト」と「ホワイトフレア」をそれぞれ2箱ずつ計4箱(1箱20パック)取り、セルフレジで4パック分だけ会計して、そのほかは盗んだという。
神奈川県警少年捜査課と茅ケ崎署は25日、傷害の疑いで、藤沢市に住む高校2年の男子生徒(16)と茅ケ崎市に住むアルバイトの少年(17)を逮捕した。
【画像で見る】事件があった神奈川県茅ヶ崎市の地図と事件を捜査する茅ヶ崎警察書(資料写真)
逮捕容疑は、5月24日午後6時5分から同7時10分ごろまでの間、同市内の公園で、同市在住の高校1年の女子生徒(15)の顔面などを殴打する暴行を加え、2週間のけがを負わせた、としている。
署によると、ともに容疑を認めている。
3人はいずれも非行グループのメンバーで、署はメンバーの間でトラブルがあったとみている。
詐欺に悪用されるおそれがあると知りながら、およそ1万5千件の個人情報を販売した疑いで逮捕された名簿会社の社長について、大阪地検は不起訴処分としました。
大阪府警は先月12日、特殊詐欺に悪用されるおそれがあると知りながら、およそ1万5千件の名簿データを、詐欺グループに18万円ほどで販売し、詐欺行為を助けた疑いなどで東京都の名簿会社の男性社長(75)を逮捕していました。
大阪地検はきょう=25日、男性を不起訴処分にしたと発表しました。
不起訴の理由は明かしていません。
宝塚市に住む78歳の女性が今年4月、検察官を語る男から「あなたに犯罪の容疑がかけられている」などと言われ、約1億2300万円をだまし取られていたことが分かりました。
警察によると、今年4月、宝塚市に住む78歳の女性のもとに検察官を名乗る男から電話があり、男は「特殊詐欺の犯人を逮捕し取り調べたところ、あなたからキャッシュカードを購入し犯行に使ったと供述している」などと話しました。
男はさらに 「あなたに犯罪の容疑がかけられている、口座に入っているお金が犯罪資金でないか調べる必要がる」などと告げたということです。
その後、女性は電話で指示された口座に、5月から9月にかけて18回にわたりインターネットバンキングに計1億2300万円を振り込んで騙し取られたということです。
女性は当初「8月に返還する」と言われていたにもかかわらず返金がなかったことや、9月に入っても振り込むよう指示が来たことから不審に思い警察に相談し、詐欺が発覚しました。
25日朝、大阪の新御堂筋でバイクのすり抜けなど危険な運転の一斉取り締まりが行われました。
【取り締まられた人】「めっちゃむかつくわ~」
【警察官】「通勤時間帯の取り締まり、しばらく誘導します」
大阪の大動脈、新御堂筋。
白バイなど9台が出動し、警察が一斉摘発を行ったのは、車の間をすり抜け、はみ出し禁止を示す黄色のセンターラインを超えるバイク。
こうした危険運転、いわゆる「すり抜け運転」が、新御堂筋では朝や夕方の混雑する時間帯に増えるといいます。
警察によると、新御堂筋ですり抜け運転をしていたバイクが、壁に衝突した勢いで本線上から落下するなど、2021年と22年には死亡事故が相次ぎました。
24日、取材班が現場を訪れたときも…
【記者リポート】「通勤時間もあってか、車通りがとても多く、道がかなり混雑しています」
リポートの直後にも危険運転をするバイクが…
【記者リポート】「バイクがすり抜けていきます、すごいスピードで車の間を通っていきます。今1台、黄色いラインを越えて中央を走っていきました。何度もイエローラインを越えて、車の間を縫うようにして前に進んでいます」
大阪府ではことし、バイクによる事故が増加していて、運転手が死亡したケースは先月末までで23人と、去年の同じ時期より4人多いということです。
【記者リポート】「今、バイクが一台、線を越えて、走行しました」
25日朝の取り締まりでは、3時間でバイク5台などに青切符が交付されました。
【大阪府吹田警察署・知見恭子交通課長代理】「すり抜け運転については、ほかの車との接触の可能性があり、危険な運転になります。しっかり安全運転を心がけて思いやりのある運転を宜しくお願いします」
警察は、今後も取り締まりを強化していくとしています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年9月25日放送)
道路にロープを張り、自転車の男性を転倒させ、けがをさせた罪に問われた男の裁判で、大阪地裁堺支部は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
ことし5月、大阪府羽曳野市の防犯カメラ映像。
自転車で走って来た男子大学生が突然転倒しました。
実はこの直前に、男が道路にロープを張る様子も映っていたのです。
道路にロープを張り男子大学生(20)にけがをさせた罪で起訴された松見優希被告(23)に対して、25日、大阪地裁堺支部で判決が言い渡されました。
井谷喬裁判官は「私生活がうまくいかないストレスを誰かに迷惑をかけることで解消しようとした」とした上で、「出来心のいたずらではすまされず、相応に悪質な犯行」と指摘。
一方で、「反省の様子がうかがえる。自業自得であるとはいえ一定の社会的制裁を受けている」などとして、懲役2年6カ月、保護観察付きの執行猶予4年を言い渡しました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年9月25日放送)
田川市で土木業を経営する男ら2人が40代の男性従業員に10時間正座を強要したうえ、太ももを棒で複数回殴り、けがをさせたなどとして再逮捕されました。
強要と傷害の疑いで再逮捕されたのは、土木業経営の村坂郁夫容疑者(53)と従業員の吉田哲真容疑者(21)です。
警察によりますと村坂容疑者らは去年10月、田川市の村坂容疑者の自宅に同居していた当時47歳の男性従業員に対し、「翌日は仕事が休みなので朝まで正座せい」と強要。
そして畳の上で10時間ほど正座させたうえ、木の棒で太ももを殴るなどし、全治3週間のけがをさせた疑いがもたれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
2人はこの男性従業員を蹴り重傷を負わせたなどとして逮捕され、9月18日付けで起訴されています。
京都区検は25日までに、飲酒運転をしたとして道交法違反容疑で書類送検された大阪国税局の20代男性職員を略式起訴した。8月29日付。京都簡裁は9月2日付で罰金50万円の略式命令を出した。
起訴状によると、5月5日、京都市南区内で乗用車を酒気帯び状態で運転した、としている。
大津市横木2丁目の国道161号で22日、オートバイを運転中に側壁に衝突して高架下に転落して死亡した男性は、滋賀県警大津署の調べで25日、京都市山科区、職業不詳の男性(58)と分かった。
大津地検は25日までに、男性から現金116万円を脅し取り、滋賀県草津市のアパートに監禁したとして、恐喝と監禁の疑いで逮捕された男性(32)を不起訴処分にした。22日付。理由は明らかにしていない。
兵庫県警西宮署は25日、投資関連の詐欺が相次ぎ、同県西宮市の看護師の女性(58)が約2500万円を、同県尼崎市の会社員の男性(62)が約660万円をだまし取られたと発表した。いずれも交流サイト(SNS)を通じて知り合った何者かにだまされており、同署が特殊詐欺事件として調べている。
【ウマい話には裏がある】詐欺師が狙う“簡単投資”の罠…
同署によると女性は6月13日、インスタグラムで株の投資広告をクリックし、LINE(ライン)グループに招待された。グループ内の指南役や外資系投資銀行役員を名乗る人物らに指示され、7月14日~9月22日の間に計5回、指定された口座に現金を振り込んだ。教えられた専用サイト上では利益が出ていたという。
その後、「情報漏えいがあってプロジェクトを中止する。資金の引き上げには手数料が必要」「現金の郵送費」などと言われ、さらに2回振り込んだが、現金が届かないため弁護士に相談し詐欺に気付いたという。
男性は「TikTok(ティックトック)」の広告をクリックし、LINEで知り合った何者かに指示されて現金を振り込んだ。サイト上では利益が出ており、現金を引き出そうとすると「税金が必要」と言われ、郵便局で振り込もうとしたところ、局員に指摘されて詐欺に気付いた。
兵庫県加古川市のアルバイトの女性(20)が25日午前、株式投資名目で現金91万円をだまし取られたと、県警加古川署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べる。
【写真】水路のニシキゴイ差し上げますから盗らないで!
同署によると、女性は15日、交流サイト(SNS)に掲載されていたラベル貼りの副業の広告を見て相手方と知り合い、株式投資を勧められ、同日中に5千円を電子決済で支払った。その後もSNSでやりとりを重ね、16日までに計6回にわたり、91万円をインターネットバンキングで指定された口座に振り込んだ。
6回目に68万円を振り込んで報酬を得ようとしたところ、税金がかかると言われて不審に思い、家族に相談して、被害に気付いたという。
兵庫県宝塚市の民家で2020年6月、男女4人がクロスボウ(洋弓銃)で撃たれて死傷した事件で、殺人と殺人未遂の罪に問われた無職の男(28)の裁判員裁判初公判が25日、神戸地裁(松田道別裁判長)であった。男は起訴内容を認めたが、弁護側は精神障害の影響で判断能力が著しく低下した「心神耗弱」の状態だったと主張した。
【図】被告と被害者の関係
4人を殺傷した行為について検察側と争いはなく、責任能力の程度と量刑が今後の争点になる。
起訴状によると、20年6月4日午前5時ごろから10時10分ごろまでの間、宝塚市の自宅で祖母=当時(75)=と弟=同(22)、母=同(47)=の頭部にクロスボウの矢4本を発射して殺害し、伯母(55)の首にも矢1本を撃って骨折など全治約3カ月の重傷を負わせたとされる。
検察側は冒頭陳述で、より殺傷能力が高い大型のクロスボウを選び、側頭部の骨が比較的薄いとのインターネット情報を参考にして、狙いを定めたと指摘。試射を繰り返し、殺害する順番を状況に応じて変更するなど計画的で合理性もあり、「完全責任能力があった」と主張した。
事件に至った経緯について、男は大学に進学し警察官などを目指したが、母が弟からの暴力でシェルターに避難するなど家庭内トラブルで不安定になったと説明。将来への希望が持てなくなり、「殺害して(自分の)苦悩を第三者に知らせようとした」とした。家族間の事件では量刑が軽くなると考え、「死刑判決を受けるため、伯母の殺害も企てた」と述べた。
一方、弁護側は、母親から愛情を与えられず、被告をさげすんでいた弟の存在も生活環境を不安定にしたと主張。「積み上げたものを全て無にしてしまいたい」との特性がある自閉スペクトラム症(ASD)が、被告の動機の形成に影響し、家族関係を終わらせ、死刑になって「間接的に自殺したい」と考えたとした。
被告人質問や精神鑑定をした医師の証人尋問を経て、10月31日に判決が言い渡される予定。
24日午後0時10分ごろ、武雄市東川登町袴野の西九州自動車道で、交通規制の対応をしていた警察官2人の前で嬉野市の50代男性が倒れ、救急搬送された。嬉野市内の病院で4時間半後に死亡が確認された。司法解剖の結果、死因は急性虚血性心疾患だった。
武雄署によると、現場は武雄南料金所周辺で、大型トラックの立ち往生に伴って通行止めの交通規制が行われていた。対応していた佐賀県警高速隊の30代男性巡査長2人に対し、乗用車から降りてきた男性が詰め寄ったり、腕を振り回したりした。巡査長は規制に関して説明し、腕をつかむなどした。応対中に男性がしゃがみ込んで倒れた。
佐賀労働基準監督署は25日、労働安全衛生法違反の疑いで、金属などの加工、製品製造を行う日本タングステン(本社・福岡市)と作業責任者の50代男性を佐賀地検に書類送検した。
書類送検容疑は昨年10月28日、同社基山工場(基山町)で、合金の原料を合わせる混合機の洗浄作業を行っていた従業員の30代男性が回転部分に巻き込まれて死亡した労働災害について、回転部分に覆いを設けるなどの危険防止措置を講じなかった疑い。
小城署は25日、脅迫の疑いで、多久市北多久町多久原、無職の男(53)を逮捕した。
逮捕容疑は15日午後7時半ごろ、多久市役所で、50代男性職員に対して「殺すぞ」「多久に住めんごとすっぞ」などと言って脅した疑い。「殺すぞなどと言って脅迫した覚えはない」と容疑を否認している。
同署によると、職員が「男性が怒鳴るなどしている」と同署に通報した。男は飲酒していて泥酔状態だったという。
鳥栖市に住む60代の男性がSNSでウソの投資話を持ち掛けられ、約1000万円をだまし取られました。
今年7月、鳥栖市に住む60代男性がSNSで知り合った女性から「金融関係の仕事でFXなどの取引をしている」「安全で損失の心配はない」とうその投資話を持ち掛けられました。
男性は指定された口座に20万円を送金し、携帯電話に指定のアプリをインストールしました。
男性は、このあと12回にわたり約1000万円の暗号資産をアプリに送金し、だまし取られました。
アプリの残高が想像以上に増えたことを男性が不審に思い、被害が発覚したということです。
三川町のショッピングセンターで、女子トイレに侵入し火をつけたとして54歳の男が逮捕された。
建造物侵入と非現住建造物等放火・器物損壊の疑いで逮捕されたのは、本籍が富山で住所不定・無職の田村寛之容疑者(54)。
警察によると、田村容疑者は8月27日午後9時すぎ、三川町にあるショッピングセンターの女子トイレに侵入。
ライターで、手洗い場にあるペーパータオルに火を点け壁などを燃やしたほか、個室トイレのトイレットペーパーにも火を点けて、トイレットペーパーホルダーを壊した疑いが持たれている。
警察の調べに対し、田村容疑者は容疑を認めていて、「うさ晴らしで火を点けた」と話している。
警察は今後、余罪についても調べを進める方針。
田村容疑者は町内のコインランドリーに火を点けた疑いで8月にも逮捕されている。
兵庫県宝塚市の住宅で令和2年6月、家族ら4人をボーガン(クロスボウ)で撃って殺傷したとして、殺人や殺人未遂の罪に問われた無職、野津英滉(ひであき)被告(28)の裁判員裁判の初公判が25日、神戸地裁(松田道別裁判長)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。弁護側は「心神耗弱状態だった」として、責任能力を争う姿勢を示した。
【別の写真】ボーガン事件容疑者「急所狙った」
野津被告の公判期日は4年10~11月にいったん指定されたが、被告の心身の不調を理由に取り消されていた。
検察側は冒頭陳述で、母親からの愛情を感じられなかったことなどから被告が家族3人に不満を募らせ、「将来の展望を奪われた」と考えていたと指摘。3人を殺して死刑になろうと考え、確実に死刑になるため伯母の殺害も計画したとした。
事件前にはナイフも購入していたが、ボーガンの方が「(実行に)抵抗が少ない」と考えたとも指摘。自宅付近のブロック塀などで試し打ちもしており、「計画性が高い。強固な殺意を持って犯行に及んだ」として、完全責任能力が認められると主張した。
これに対し、弁護側は被告について「ストレスの多い厳しい家庭環境だった」とした上で、事件当時は発達障害の影響を強く受け、心神耗弱状態だったと主張した。
起訴状によると、被告は2年6月4日、自宅で同居していた祖母の好美(よしみ)さん=当時(75)=と弟の英志(ひでゆき)さん=同(22)、別居する母親のマユミさん=同(47)=の頭部をボーガンで撃って殺害し、伯母(55)にも首に矢を命中させて重傷を負わせたとされる。
ボーガンは引き金を引いて装塡(そうてん)された矢を発射する仕組み。事件を機に規制を求める声が高まり、4年の改正銃刀法の施行で所持が原則禁止された。
■殺傷後に規制強化、重大事件は封じ込め
兵庫県宝塚市の4人殺傷事件をきっかけに銃刀法が改正され、ボーガンの所持が許可制になるなど規制が強化された。令和4年の改正法施行後、ボーガンによる殺傷事件は把握されておらず、重大事件の抑止につながっている。
ボーガンは和弓と比べ操作が簡単とされ、警察庁の報告書では、拳銃に匹敵する威力があるとの実験結果もある。同庁によると、平成22年から令和2年までにボーガンが使用された事件の摘発件数は計37件、殺人などの生命や身体を害する事件は16件に上った。
政治資金規正法違反(虚偽記入)罪に問われた元参院議員、大野泰正被告(66)らの公判が行われた東京地裁の法廷の傍聴席に25日、自民党の稲田朋美衆院議員も姿を見せた。稲田氏、大野被告ともに旧安倍派に所属していた。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る一連の不記載事件で、旧安倍派の国会議員が傍聴するのは異例だ。
この日は旧安倍派の松本淳一郎元会計責任者(78)=同罪で有罪確定=に対する証人尋問が行われ、派閥側と大野被告側でどのようにカネのやりとりがあったかなどについて質問が行われた。
閉廷後、産経新聞の取材に応じた稲田氏は、「(不記載事件の)裁判を以前から傍聴したいと思っていた」とし、「真実を解明しない限り、この問題のけじめがつかない」と強調。松本氏の証言については「誠実に答えていた印象だ」と語った。
起訴状によると、大野被告らは、大野被告の政治団体「泰士会」の平成30年~令和4年分の収支報告書に、旧安倍派から受け取った計約5100万円を記載しなかったとされる。
大阪・関西万博会場内のオフィシャルストアでグッズを万引したとして、大阪府警捜査3課は25日、窃盗の疑いで福島県の女子高校生(16)を逮捕した。「彼氏とSNSで知り合った人と私の4人で万引しに行きました」などと容疑を認めている。
【画像】万博会場限定「たまごっち」や「金色貯金箱」が高額転売…フリマサイトに高値で出品された関連グッズ
府警は8月、万博会場内でグッズを万引したとして、窃盗容疑で東京都の無職少年(16)と埼玉県の男子高校生(16)を逮捕。女子高生を含む4人組の窃盗グループとみて、もう1人の行方を追っている。
府警によると、男子高校生は「高く売れる鉄道模型を万引するためだった」と供述。グループは公式キャラクター「ミャクミャク」のカチューシャや鉄道模型など、計173点(総額約74万円相当)を転売目的で盗んだとみられる。
女子高校生の逮捕容疑は共謀し、6月11日午後、万博会場内でショッピングバッグ6個を盗んだとしている。
兵庫県宝塚市に住む70代の女性が検察官をかたる男から現金およそ1億2300万円をだまし取られていたことが分かりました。
特殊詐欺事件で現金200万円をだまし取ったとして、広島県警福山東署は25日、詐欺の疑いで同県三次市、海上自衛官の男(27)を逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳者と共謀。23日から24日にかけ、同県福山市の女性(82)に、息子になりすまして複数回電話をかけ「至急現金が必要。代わりに行く法律事務所の者に渡してもらいたい」とうそを言い、24日午後3時半ごろ、女性方で現金200万円を詐取した疑い。「弁護士のふりをしてお金を受け取ったことに間違いない」と容疑を認めている。
藤枝警察署は25日、不同意わいせつの疑いで静岡県藤枝市茶町に住む30歳無職の男を逮捕した。
警察によると男は25日午後3時頃、藤枝市内の路上で前を歩いていた静岡県中部在住の20代女性の胸を触って、そのまま逃走した疑い。しかし、被害にあった女性が男が走り去る姿を携帯電話で撮影。警察に「胸を触られました、ちかんです」と通報したうえで携帯電話で撮影した姿も提供した。そして約4時間後、警察が藤枝市内で女性が撮影した服装に酷似した男を発見、午後7時すぎに男を緊急逮捕した。
被害女性と男に面識はなく、警察に調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているという。
免許停止中に消防車などを運転し有罪判決が確定した静岡市消防局の職員について、静岡市は9月25日、地方公務員法に基づき失職したと発表しました。
失職したのは、無免許運転の罪で懲役8か月、執行猶予3年の有罪判決が確定した静岡市消防局の26歳の男の職員です。
男性職員は、免許停止中だったにも関わらず2025年5月27日と6月4日の2回、静岡市葵区内で消防車を緊急走行させたほか、通勤の際にも自家用車を運転していました。
静岡市は25日、刑が確定したことから、地方公務員法に基づきこの職員が失職したと発表しました。
静岡市消防局の成澤央久消防局長は「職員が市民の皆様の信頼を損なう行為を行い、深くお詫び申し上げます。一層の綱紀粛正を図り、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
2025年9月30日まで、「つける見つける反射材とライトで安全確保」をスローガンに「秋の全国交通安全運動」が行われています。日没が早くなるこれからの時期、気を付けたい注意点を取材しました。
【写真を見る】夜間の死亡事故 右からの横断者は左の“3倍” 秋の交通安全運動で県警が警鐘「見えない=見られていない」=静岡
30日まで実施される「秋の全国交通安全運動」の2025年のスローガンは「つける見つける反射材とライトで安全確保」。
日没が早くなるこれからの時期、夜間の事故を減らそうという狙いです。静岡県警が調査した過去10年間の歩行者の事故件数では、日没が早くなる9月から事故が増加する傾向にあります。
静岡県警は、夜間の運転の注意点を知ってもらおうと講習会を開きました。
<警察官>
「対向車のライトの先に(人が)入ると特に上半身がみえない」
夜間、車の運転では、どのようなことに気を付けるべきなのか。
<社会部 田島かのん記者>
「全くこの位置では見えない。このくらい(横断歩道の直前)まで来てやっと人がいるのがわかります」
<静岡県警本部 交通企画課 堀井泰孝管理官>
「暗い服でいると見つけるのが困難ですね」
暗い色の服装の歩行者はドライバーからの発見が遅れてしまいます。
<田島記者>
「今、反射材の光が見えました。やはり反射材を付けているとわかりやすいです」
<堀井管理官>
「懐中電灯や光るものを持っていると、かなり手前から認識ができて事故を回避することができると思います」
反射材や懐中電灯を持っていれば、ドライバーは約100メートル手前から認識することができるといいます。歩行者は明るい服装や反射材などの着用が事故を防ぐポイントです。
一方、ドライバーはヘッドライトの使い分けが重要です。ロービームは約40メートル先までしか照らせないのに対し、ハイビームは約100メートル先まで照らすことができます。
さらに、歩行者が道路を横断中にも注意すべき点があります。
「左を見て。対向車が見えない。歩行者からして車がみえないということは、車からも見えない」
宇都宮市緑が丘小で24日の給食で出されたおかずに、ホチキスの針1本が混入していたことが25日、市教委への取材で分かった。
市教委によると、4年生の児童1人がモヤシとニンジン、ニラが入った「おひたし」を口に入れた際、異物に気付いたという。ホチキスの針は直径約1センチで、児童はすぐに口から出してけがなどはなかった。
名古屋市の教員らが児童を盗撮し、SNSグループに共有していたとされる事件で、すでに起訴されている神奈川県の教員の男が別の女の子の下着を盗撮しSNSグループに共有したとして再逮捕されました。
再逮捕されたのは神奈川県の中学校に勤務する教員石川勝也容疑者(28)です。
警察によりますと、石川容疑者は2024年、神奈川県内の施設で13歳未満の女の子の下着を盗撮し、その動画を教員らが参加するSNSグループに共有した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、石川容疑者は、容疑を認めているということです。
また、これまでの調べに「グループのメンバーが女児の盗撮動画などを投稿しているのを見て自分も投稿しないとグループから外されるのではないかと思った」などと供述していることが分かりました。
事件をめぐってはSNSグループを管理していた名古屋市の小学校教諭森山勇二容疑者(42)など愛知や神奈川、北海道の教員ら5人が摘発されていて、愛知県警は、残るメンバーについても捜査を進めています。
岐阜県多治見市で車いすの男性がはねられ死亡しました。
警察と消防によりますと、25日午後2時半ごろ、岐阜県多治見市前畑町の県道で「トラックと車いすの事故」などと110番通報がありました。
車いすに乗っていた60代から70代ぐらいの男性が、県道を横断していたところ、走ってきた車にはねられたとみられています。
男性は、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
車は、現場からそのまま逃走していて、警察が、ひき逃げ事件として行方を追っています。
消防などによりますと、25日午後3時ごろ、名古屋市港区港栄で「民家の敷地内で火が上がっている」などと119番通報が相次ぎました。
消防車など23台が出動し、火は約3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅と南側に隣接する事務所が全焼したということです。
けが人はいませんでした。
現場は、名古屋市営地下鉄名港線築地口駅から西へ300メートルほどの民家やマンションが立ち並ぶ住宅街です。
警察と消防が出火の原因を調べています。
97歳の男性が運転する車がコンビニエンスストア建物に衝突、同乗していた90代の女性ともに重傷を負う事故が、富山県小矢部市でありました。
【写真を見る】コンビニ外壁に軽乗用車が衝突 運転していた97歳男性と同乗の90代の女性 胸を骨折する重傷 富山・小矢部市
小矢部警察署によりますと、25日午後0時35分頃、ファミリーマート小矢部西中店で97歳の男性が運転する軽自動車が店舗の壁に衝突しました。
衝撃で店舗の窓ガラス1枚が割れ、壁の一部が壊れました。
車を運転していた97歳の男性と同乗していた90代の女性ともに胸の骨を折る重傷です。
事故当時、店内には客と店員がいましたが、けがはありませんでした。
警察は詳しい状況について引き続き調べています。
乾燥大麻を所持した疑いで、富山県警は19歳の男ら2人を逮捕しました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは小矢部市清水の会社員、小西空我容疑者(22)と、小矢部市の会社員で19歳の男の2人です。
【写真を見る】大麻所持で19歳の男ら2人逮捕 「一緒に使うために持っていた」 逆走の車の中から乾燥大麻 富山
2人は8月31日、富山市宝町1丁目の路上で、乾燥大麻およそ0.9グラムを所持した疑いで逮捕され、その後の捜査で乾燥大麻およそ0.5グラムを持っていたことも分かり、9月18日に再逮捕されました。
警察によりますと8月31日午前1時ごろ、一方通行を逆走した車をパトカーが追跡して停車させ、職務質問したところ、車内から大麻とみられる乾燥植物片を発見。鑑定の結果、大麻であることが判明しました。
警察の調べに対し2人は「一緒に使うために大麻を持っていた」と容疑を認めているということです。
2人は友人関係で、警察は大麻を使用するために所持していたとみて入手先を捜査しています。
25日朝、富山県滑川市で住宅を全焼する火事がありました。この火事によるけが人はいません。
【写真を見る】富山県滑川市で住宅全焼 けが人なしも消火に6時間要す 白煙が長時間立ち上り騒然
25日午前8時半ごろ、滑川市田中新町の大工、原田篤信さん(52)の住宅から「白い煙が見える」と、付近住民から消防に通報がありました。
消防車両あわせて17台が出動し、火は約6時間かかって消し止められましたが、原田さんの住宅1棟が全焼しました。
この火事によるけが人はいません。
現場は滑川市役所近くの住宅街で、住宅からは白煙が立ち上り一時騒然となりました。
警察と消防は26日、実況見分を行い詳しい出火原因を調べます。
複数の女子中学生に対してわいせつな内容のメッセージをLINEで送るなどしたとして県教育委員会は27歳の公立小学校の男性教諭を25日付けで懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分となったのは、三郷市立立花小学校に勤務する萩原恭平教諭(27)です。
県教育局によりますと、萩原教諭はことし5月25日、インスタグラムを通じてつながった県内の中学校1年の女子生徒3人に対して「エロい話とか好き?」とわいせつなメッセージを送りました。
また、同じ日にこの3人に対して下着姿の画像を送るよう要求したということです。
被害を受けた女子生徒と関わりのある教員が相談を受け、萩原教諭ではないかと気づき、ことし7月に立花小学校の校長に伝わったことで発覚しました。
萩原教諭は19歳の女性になりすましてLINEでメッセージを送っていたということで、県教育局の聞き取りに対し「自身の性的欲求に負けてしまった」と話しているということです。
ことし3月、都内の高齢女性にうその電話をかけて、現金350万円をだましとったとして、特殊詐欺グループのリーダーとみられる暴力団組員の男を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・稲川会系組員で熊谷市柿沼の小林健司容疑者(44)です。
警察によりますと、小林容疑者は、複数人と共謀し、ことし3月、都内に住む当時82歳の女性にうその電話をかけて、現金350万円をだまし取った疑いが持たれています。
調べに対し、小林容疑者は、黙秘しているということです。
小林容疑者は、特殊詐欺グループのリーダーを務め、メンバーにリクルーターや現金の受け取り役の「受け子」を集めさせていたとみられています。
警察はグループには受け子が数十人いたとみて、全容解明を進めています。
高知県宿毛市の県立病院に勤務する男性看護師が、四万十市の市道で酒気帯び運転の疑いで摘発されていたことが分かりました。
【写真を見る】「四万十市と黒潮町で酒を飲んだ」酒気帯び運転の疑い 幡多けんみん病院の男性看護師(28)摘発
摘発されたのは「県立幡多けんみん病院」に勤務する男性看護師(28)です。県警によりますと25日午前6時50分ごろ、四万十市渡川の市道で、パトロール中の警察官がスピードが出ている車を見つけ停止させました。その際、運転していた男性看護師から酒の匂いがしたため検査したところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたということです。男性看護師は、四万十市と黒潮町で酒を飲んだ後、帰宅途中で、容疑を認めているということです。
男性看護師の摘発を受け、幡多けんみん病院経営事業部の橋本立部長は「7月にも当院の看護師が酒気帯び運転で摘発されていて、注意喚起を図っていたにもかかわらず、同じ事案が発生したことを大変申し訳なく思っている」とコメントしています。
◆県立病院を運営する高知県公営企業局・澤田昌宏局長コメント
職員に対しては、従来から折に触れ飲酒運転等の根絶など、交通法規の遵守について注意喚起をしてきました。本年7月にも職員が酒気帯び運転により摘発され懲戒処分を行い、飲酒運転の根絶について、職員の自覚を促してきたところですが、再び職員がこのような事案を起こし、県民の皆様の信頼を損なう事態を招きましたことにつきまして、深くお詫びを申し上げます。
また、今回の事案につきましては、事実確認を行った上、厳正に対処してまいります。今後、このような事態が起きないよう、交通法規等の遵守はもちろんのこと、職員の服務規律の徹底を改めて行ってまいります。
2024年2月、高知県黒潮町を車で走行中に男性をはねて死亡させた罪に問われていた警察官の男に禁錮2年6か月、執行猶予4年の判決が言い渡されました。
判決によりますと元警察官の藤堂克典被告は2024年2月、黒潮町を車で走行中、ダッシュボードに固定した携帯電話のゲーム画面を注視するなど脇見をし、50代の男性をはねて死亡させた過失運転致死の罪が認められました。高知地裁中村支部の中山裕貴裁判官は「台座に取り付けたスマートフォンでゲームをしていて、台座の角度を調整するために脇見運転をしていた」、「犯行の悪質性を誤魔化そうと、床に落ちたスマートフォンを拾い上げるために脇見運転をしていたと事実と異なる説明をしたこともあった」などと指摘。一方で、犯行を認めボランティア活動に参加していることや、公益性の高い団体に100万円を寄付していることなどを考慮し、禁錮2年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
判決を受け、亡くなった男性の遺族の代理人は「極めて残念」と話した上で、控訴については「検察官に働きかけるか検討中」とコメントしています。
兵庫県尼崎市で男性を拉致・監禁したあと、刃物で突き刺し殺害した疑いで、24日、暴力団組員の男ら4人が再逮捕されました。男性の遺体は大川村またはその周辺に遺棄されたと見られ、兵庫県警が捜査を進めています。
【写真を見る】兵庫・尼崎男性殺人事件 遺体は高知県大川村またはその周辺に遺棄か 容疑者の1人に土佐町在住の女(28)も
再逮捕された指定暴力団「東組」傘下の組員、三谷晃平容疑者(27)ら男4人は、2025年6月、兵庫県尼崎市の路上などで23歳男性の顔面などを殴ったり蹴ったりした上、大阪府能勢町の家屋で足を刃物で突き刺し、殺害した疑いがもたれています。警察は、男性を拉致・監禁したなどの疑いで2025年7月以降に三谷容疑者ら男女10人を逮捕。男性の遺体はまだ見つかっていませんが、容疑者らの携帯電話の捜査などから、殺害されたあとに車何台かに乗せ換えられながら京都府を経由し、高知県内に遺棄されたとみられています。
一連の事件を巡っては土佐町に住む無職、大坪美砂被告(28)が共謀の上、男性の遺体を大川村またはその周辺の場所まで運搬し、遺棄した疑いで逮捕・起訴されています。
詐欺被害を繰り返し防いだとして、静岡中央警察署は銀行と郵便局の担当者を特殊詐欺被害防止マイスターに認定し感謝の思いを伝えました。
特殊詐欺被害防止マイスターに認定されたのは静岡銀行瀬名支店の堀江真弓さんと静岡七間郵便局の大吉唯之さんで、水嶋春彦 署長から認定証が贈られました。
県警は繰り返し被害防止に貢献した人を”マイスター”に認定する制度を導入していて、2人はそれぞれ8月のほか、2024年6月と2025年2月に詐欺を防いでいます。
静岡銀行瀬名支店・堀江真弓さん:
皆さんの貴重な預金なので、それを守ることができたのはとても良かったと感じております
静岡七間郵便局・大吉唯之 局長:
会社の中でも情報共有して、より一層本当にやっていきたいと、身が引き締まる思いです
9月25日はこのほか4人に感謝状が贈られました。
そのうちの1人、静岡銀行の本多さんは2023年マイスターに認定され、これまでに5回被害防止に関わっています。
アンテナを高くし詐欺の傾向の情報収集を心がけていると話します。
静岡銀行瀬名支店・本多位知子さん:
話をとにかく深堀りして、少しでも疑問に思うことはお客様にまず聞く、その上でどうかなと疑わしいなと自分で感じるところがあったら(対応している)
県警は、現在は特に通信事業者や警察官をかたる詐欺に注意が必要と呼びかけていて、金融機関などの協力を得ながら被害防止に努めたいとしています。
大麻を販売する目的で所持していたとして、男子高校生ら3人が逮捕されました。警察は、大麻の密売グループとみて調べています。
【動画で見る】乾燥大麻を販売する目的で所持か 男子高校生ら3人を逮捕 大麻リキッドも押収し“密売グループ”とみて捜査
逮捕されたのは、伊勢市の土木作業員・河村真麻容疑者(29)と、松阪市の17歳の男子高校生ら3人です。
警察によりますと、3人は今年7月、共謀して松阪市のスーパーの駐車場で、乾燥大麻およそ76グラムを販売目的で所持した疑いが持たれています。
警察はそれぞれの認否を明らかにしていませんが、大麻所持の疑いですでに逮捕されている少年(17)とのSNSのやりとりなどから、密売グループとみられる3人を特定したとしています。
3人が使用する車からも乾燥大麻や大麻リキッドが押収されていて、警察が入手経路などを調べています。
児童を盗撮した画像を共有していたとみられる中学校教師が再逮捕されました。「自分も投稿しないとグループから外されると思った」と供述しています。
【動画で見る】“盗撮共有グループ”メンバーの中学校教師「自分も投稿しないと外されると思った」女児に対する盗撮等の容疑で再逮捕
再逮捕された横浜市に住む中学校教師・石川勝也容疑者(28)は去年、神奈川県内の施設で女子児童のスカートの中をスマートフォンで盗撮し、動画を教師らのSNSグループに共有した疑いがもたれています。
石川容疑者は当時、神奈川県葉山町の公立小学校に勤務していて、警察によりますと「ほかのメンバーが女児の盗撮動画などを投稿しているのを見て、自分も投稿しないとグループから外されると思った」などと供述しているということです。
教師10人ほどが参加していたとみられるグループからは、これまでほかに名古屋市の小学校教師・森山勇二被告(42)ら4人が逮捕されていて、被害児童はのべ30人ほどに上るとみられています。
2人目の被害者が浮上です。岐阜県本巣市の山中で見つかった女性の遺体をめぐり、嘱託殺人などの罪で起訴された男女が、別の女性が変死体で見つかった事件にも関与した疑いがあることが分かりました。
【動画で見る】“もう1人の被害者”の可能性…山中で白骨化していた30代女性 別の女性への嘱託殺人等の罪で起訴の男女を再逮捕の方針
数々の殺人事件を捜査してきた愛知県警の元警視に、今後の捜査のポイントについて聞きました。
岐阜県多治見市で25日午後、車いすに乗った高齢男性がはねられて死亡し、警察がひき逃げ事件として調べています。
【動画で見る】トラックが走り去る…車いすの71歳男性が交差点ではねられ死亡 警察が運転手を特定しひき逃げの疑いも視野に事情聴く
警察と消防によりますと、午後2時半ごろ、多治見市前畑町の横断歩道のない交差点で、車いすとトラックの事故があったと目撃者から110番通報がありました。
車いすに乗っていた71歳の男性は頭から出血していて、救急搬送の際は会話ができる状態でしたが、病院で死亡しました。
事故を起こしたとみられるトラックは現場から走り去っていましたが、警察はその後運転手を特定し、ひき逃げの疑いも視野に事情を聞いています。
那須地区消防組合は25日会見を開き、消防本部の男性消防士が自宅で大麻を所持、栽培した疑いで逮捕・起訴されていたとして、謝罪しました。
発表によりますと、休職している消防副士長の29歳の男性職員は今年5月、自宅で大麻を所持したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕・起訴されました。
さらに6月には、自宅で大麻を栽培した疑いで再逮捕・起訴されていました。
職員が逮捕、起訴されたことについて那須地区消防組合は25日記者会見を開いて消防本部の東泉真一消防長ら幹部3人が謝罪を行い経緯などについて説明しました。
今年4月に薬物に関する情報が消防本部に寄せられたことから、警察と弁護士に相談し、情報を集めたところ、逮捕に至ったということです。
消防副士長は2017年4月に採用され2021年12月から体調を崩して休職と復職を繰り返していました。
消防本部としての処分は、裁判の判決を踏まえ行うとしています。
「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆるトクリュウが関与するとみられる特殊詐欺事件の初公判が開かれ、被告の男らは起訴内容を認めました。
計画から50年“奥羽新幹線” 福島で検討会発足…実現性は?
詐欺や窃盗などの罪で起訴されているのは、福島市の会社役員 羽根田治被告(45)と福島市の飲食店経営 松浦毅司被告(41)です。
起訴状によりますと、2人は2025年4月、市役所職員などになりすまし、埼玉県の70代の女性からキャッシュカードをだまし取り、現金100万円を引き出したなどとされています。初公判で2人はいずれも起訴内容を認めました。
まだ9月ですが、道内では早くも除雪機を買い求める人が増えています。こうした中、名寄市ではおととい、除雪機と棚の間に挟まれ70代の男性が死亡しました。除雪機の試運転中だったと見られています。
近江谷真由記者)
「店内には除雪機がずらりと並んでいます。すでに完売しているものもあります」。
札幌市内のホームセンター。除雪機の予約は7月ごろから始まり、今シーズン用意したおよそ200台のうちすでに100台が売れているといいます。今月末までは除雪機が1万5000円割引になるキャンペーンを行っていて、先月後半から売り上げをのばしているそうです。
ジョイフルエーケー屯田店 島崎慎吾副店長)
※崎は正しくは「たつさき」
「数年前の豪雪からお客様の意識も早まって、価格の低い小型機だとか、あとは今期の新型機も徐々に販売につながっています」。
冬支度への意識が高まる中、名寄市では23日に痛ましい事故が。74歳の男性が車庫で除雪機と棚に挟まれ死亡しました。警察によりますと除雪機はエンジンがかかったままでギアがバックに入っていたということです。男性が試運転で除雪機を前に進めようとした際に操作を誤った可能性があるということです。
NITE(製品評価技術基盤機構)によりますと、2023年度までの10年間に除雪機による死傷事故は38件発生。うち32件は誤使用や不注意による事故だということです。NITEは一酸化炭素中毒になる恐れがあるため、必ず屋外で使用すること、ハンドルから手を離すと自動的に走行が止まる安全機能を無効化しないこと、電源をオンにしたままその場を離れないことなど注意を呼びかけています。
猛スピードで走る1台の車。午前9時半ごろ、北海道恵庭市上山口の国道36号周辺で撮影された防犯カメラの映像です。車はこの直後に事故を起こしたとみられます。
大原麻潤記者)
「事故の当事者によると、現場に残されている茶色の車から男が出てきて、そのまま千歳方向に走って逃げたということです」。
午前9時半ごろ、恵庭市上山口の国道36号で陸上自衛隊の車両など車9台が絡む玉突き事故がありました。巻き込まれた車に乗っていた2人が病院に運ばれましたが命に別状はありません。現場は見通しの良い直線道路です。
追突された車の運転手)
「(茶色の車が)自衛隊の車の横をすっていって、すごいスピードでしたから。自衛隊の人が大声を上げて「逃げるな!」って言ったらしいが、すごい勢いで走っていった。慌てたというか、動転してただ逃げるだけの感じ」。
事故現場からおよそ200メートル離れた恵明中学校では白い車が敷地内に侵入していたことがわかりました。
警察は事故現場からおよそ3キロ離れた工場の敷地に侵入した疑いで恵庭市のパート従業員、今北知宏容疑者(33)を現行犯逮捕しました。今北容疑者は警察の調べに対し黙秘しているということです。
警察によりますと事故直後に現場付近で男性から「車から引きずり出されて車を盗まれた」と通報がありました。今北容疑者が事故を起こしたあとに、車を盗み、中学校に侵入。その後工場の敷地に侵入したとみて捜査をしています。
函館市の山で7月から行方がわからなくなり、9月に無事が確認されたハンターの男が、猟銃を山に放置したとして逮捕されました。
北海道函館市で、ハローワークに放火しようとした罪などに問われている男にたいし、函館地方裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
9月25日午前、北海道恵庭市の国道で起きた車9台が絡む事故。
事故を起こした運転手が車を置いたまま立ち去っていましたが、警察は建造物侵入の疑いで運転手を逮捕しました。
8月、北海道札幌市の路上で刃物で切り付けられ、行方不明になっていた男性の遺体が、胆振のむかわ町の空き地で見つかった事件で、北海道警は9月25日、61人態勢の捜査本部を設置しました。
2020年12月に金沢市で発生した連続ひき逃げ事件で亡くなった太田久美子さん=当時(78)、同市=の遺族が、運転手の元少年(24)=服役中=や同乗者ら計5人に約5800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で金沢地裁は25日、飲酒運転した元少年に約4860万円の賠償を命じた。土屋毅裁判長は、争点となっていた同乗者の「共同不法行為」の成否については「(元少年の)飲酒の事実を認識しつつ同乗したとしても、ほう助行為に当たるとは認められない」として遺族側の請求を棄却した。
【写真】連続ひき逃げ事件現場の実況見分を行う捜査員=21年、金沢市片町1丁目
訴状によると、遺族側は「同乗者3人は元少年が飲酒した状態で車を運転すれば、事故を起こす危険性があることを予見できた」と指摘。運転を中止するよう求めるどころか送迎を求めており、共同不法行為責任を負うと主張していた。
土屋裁判長は判決理由で、事故が飲酒の影響で発生したかどうか疑問が残るとした上で「同乗した時点で事故を予見できたとは認められない」と結論付けた。さらに、「同乗者1人が停車を求めていたのに、元少年が応じなかった」とする被告側の主張を認定。ほう助行為には当たらないとした。
一方で、赤信号をことさらに無視していないとする元少年の主張に対し、「供述を裏付ける証拠が見当たらない」として賠償を命じた。車の名義人で元少年の雇い主の男性については、遺族側が指摘していた自動車損害賠償保障法違反には当たらないとした。
閉廷後、太田さんの長男裕之さん(60)が取材に応じ、「同乗者の責任は認められなかったが、決して自分たちに罪はないと思わないでほしい」と話した。控訴するかどうかについては「弁護士と相談して決めたい」と述べるにとどめた。
事故は20年12月26日の早朝に発生。片町の老舗すし店「蛇之目寿司」の女将(おかみ)だった太田さんは開店準備のため店に向かう途中、徒歩数分の距離にある交差点ではねられ、死亡した。
★共同不法行為 複数の加害者が同時に被害者に損害を与えた際、加害者側が連帯して損害に対する賠償責任を負う。民法第719条に規定されている。金沢市連続ひき逃げ死亡事件では、遺族側が「同乗者は元少年の飲酒を認識していながら、運転を中止させなかった」などと訴えていた。
観光の国際展示会「ツーリズムEXPOジャパン」が25日、愛知県国際展示場(愛知県常滑市)で始まった。石川県からは県と県観光連盟が地震で被災した能登の観光地をアピールしたほか、金沢市内の主要ホテルでつくる金沢ホテル懇話会が初めて出展した。
【写真】石川の地酒や文化観光の魅力をPRした各ホテルの社長や支配人(金沢ホテル懇話会提供)
愛知県で初開催となり北陸の発信にも力を入れている。県と県観光連盟のブースには、県内市町など8団体が参加。連盟が昨年12月から公開している「今行ける能登デジタルマップ」を紹介し、県の担当者らが能登への来訪を呼び掛けた。
金沢ホテル懇話会は各ホテルの社長や支配人がつまみ細工の制作体験などを実施し、金沢での文化観光の魅力をアピールした。県内の地酒の試飲会も行った。
石川、富山など中部9県も共同でブースを設けた。会期は28日まで。会場には27、28日、能登半島地震復興応援フェア(北國新聞社後援)と題したエリアも設けられる。
25日夜、愛知県西尾市の交差点で歩行者と普通貨物車が衝突する事故があり、歩行者の男性が重体です。
25日午後8時45分ごろ、西尾市中畑町の信号のある交差点で、「車と歩行者の事故、歩行者は意識なし」と消防から110番通報がありました。
警察によりますと、北に向かって歩いていた30代くらいの男性と右折しようとしていた普通貨物車が衝突し、歩行者の男性が病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
警察は、普通貨物車を運転していた自営業の男(58)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕し、事故の詳しい原因を調べています。
通報を受けたにもかかわらず救急車を出動させず、路上生活する男性を死亡させたとして、岐阜県土岐市の消防士3人が書類送検されました。
業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、土岐市北消防署の37歳と48歳、52歳の男性消防士3人です。
警察によりますと、3人は今年1月に「路上生活する男性(当時58歳)が倒れている」という通報を受けたにもかかわらず救急車を出動させず、過失によって男性を低体温症で死亡させた疑いが持たれています。
3人は容疑を認め、「単に寝ているだけかもしれない」「緊急性がないものと思った」などと供述しているということです。
警察は3人を起訴するように求める「厳重処分」の意見をつけて書類送検しています。
8日午前、北九州市八幡西区の神社で、さい銭箱の中から現金約2000円を盗んだとして、28歳の自称・自営業の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは北九州市八幡東区に住む、自称・自営業の男(28)です。
男は8日午前5時半すぎ、北九州市八幡西区の神社で本殿に侵入し、さい銭箱の中から現金約2000円を盗んだ疑いが持たれています。
神社の関係者がさい銭の回収に向かったところ、本殿の扉がこじ開けられ、中にあったさい銭箱が動かされているのに気づき、警察に相談して事件が発覚。
警察が防犯カメラの映像を調べるなどの捜査を進めた結果、男の関与が浮上しました。
取り調べに対し男は、「私が神社からさい銭を盗んだことは間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
北海道・釧路警察署は建造物侵入と窃盗の疑いで標茶町に住む無職の女(32)を逮捕しました。
女は2024年9月8日午前1時から11日午後8時半までの間、釧路市内の閉店後のバーに侵入し、「ニッカ竹鶴21年(時価約10万円)」など、ウイスキーとバーボン計7本(時価合計19万2千円相当)を盗んだ疑いがもたれています。
当時、店が被害に気づき通報していて犯人の行方を追っていました。
店のドアは施錠されていたということです。
女は釧路市内の住宅から、知人が外出した隙にプレイステーション4やコントローラーを盗んだ疑いで今月初めに逮捕されていて、その捜査の過程で女が浮上しました。
店のドアは施錠されていたということです。
女は「ウイスキーを盗んだが7本は盗んでいない」と容疑を一部否認しているということです。
警察は動機や余罪を追及する方針です。
北海道・帯広警察署は2025年9月25日、窃盗の疑いで札幌市豊平区の無職の男(22)を逮捕しました。
男は2025年5月26日、午後7時すぎ、帯広市のスーパーで、玩具1個(販売価格7128円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男が盗んだのはコーヒーセットの玩具で、翌日に従業員が「おもちゃが盗まれた」と警察に通報しました。
その後、男の行方を捜査したところ、男は別の事件で、大阪府西成警察署で勾留中ということがわかり、9月25日、逮捕に至りました。
調べに対し男は「万引きしたことに間違いありません」と容疑を認めています。
今月8日、北九州市八幡西区の神社に侵入し、さい銭箱から現金約2000円を盗んだ疑いで、28歳の男が逮捕されました。
窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡東区に住む自称・自営業、井手尾駿容疑者(28)です。
警察によりますと、井手尾容疑者は今月8日午前5時40分ごろ、北九州市八幡西区にある涼天満宮に侵入し、さい銭箱から現金約2000円を盗んだ疑いが持たれています。
神社の関係者が建物の扉がこじ開けられ、さい銭箱が動いていることに気づき、箱の中がからになっていたことから警察に被害を届け出ました。
警察の調べに対し、井手尾容疑者は「私が神社のさい銭箱からさい銭を盗んだことに間違いありません」と容疑を認めています。
警察は周辺の防犯カメラの映像などを捜査して、井手尾容疑者を割り出したということです。
元交際相手からのストーカー被害を訴えていた川崎市川崎区の女性(20)が殺害された事件を巡り、神奈川県警は25日、ストーカーを含む人身安全関連事案の対応時に、危険度を4段階で判定する運用を開始したと明らかにした。凶器を所持しての押し掛け行為や執拗(しつよう)な付きまといなどを確認した場合は、危険度が最も高いと判断。被害者保護を徹底して最悪の事態を防ぐ。
同日開かれた県議会防災警察常任委員会で県警幹部が報告した。人身安全関連事案を取り扱った署員が作成する「初動対応チェック表」に、危険度が高い順にA~Dを記入する欄を新設。8月4日に全54署で試行的に運用し始めたという。
介護中の夫(91)を自宅で殺害したとして、川崎署は25日、殺人の疑いで、川崎市川崎区日進町、自営業の妻(86)を逮捕した。署によると、妻は「介護に疲れて主人の首を締めた」と供述、容疑を認めている。署が詳しい状況を調べている。
逮捕容疑は、同日午前9時半ごろから同11時40分ごろまで間、自宅居間で、夫の首を絞めて殺害した、としている。
署によると、買い物から帰宅した同居する長女(57)が、居間に置かれた介護ベッドの上で首にネクタイが巻かれた状態の夫を見つけ、110番通報した。発見時、妻は自殺しようとベランダで自身の首と手首を切っていた。
兵庫県姫路市のスイミングスクールで女の子らが盗撮された事件で、被害者の両親が再発防止の強化を求めて調停を申し立てました。
大阪簡易裁判所に調停を申し立てたのは3年前にJSS姫路スイミングスクールに娘を通わせていた両親です。
判決文などによると、スクールのインストラクターだった吉井一磨受刑者(51)は教え子の女の子らにわいせつ行為をし、児童ポルノを製造したとして懲役4年の判決が確定し、服役しています。
事件後、スクール側は見回りの強化や女性職員の増員など再発防止策を提示しましたが、女の子の両親は「検証が不十分」として第三者による原因分析などを求めています。
スクールの運営会社は「コメントについては差し控えます」としています。
介護していた91歳の夫を殺害したとして、川崎署は25日、殺人の疑いで川崎市川崎区、自営業吉原陽子容疑者(86)を逮捕した。「介護に疲れた」と供述しているという。
逮捕容疑は25日午前、自宅で夫の清さんの首を絞め、死亡させた疑い。
介護していた91歳の夫を殺害したとして、川崎署は25日、殺人の疑いで川崎市の自営業の女(86)を逮捕した。「介護に疲れた」と供述している。
藤枝市の路上で、面識のない女性の後をつけ、突然胸を揉んだとして、同市に住む無職の男が緊急逮捕されました。
不同意わいせつ容疑で9月25日に逮捕されたのは藤枝市茶町に住む無職の男(30)で、同日午後3時、同市の路上で面識のない女性(20代)の後をつけ、女性が振り向いたところ突然胸を揉んだ疑いです。
事件は女性から「いきなり胸を触られた。痴漢です。犯人が逃げています」と110番通報したことで発覚し、警察が調べたところ、25日夜に男を発見し緊急逮捕に至りました。
調べに対して男は容疑を認めているということです。
岐阜県下呂市の消防団の男性団員が、団の口座からおよそ160万円を私的に流用したとして懲戒免職されました。
【動画を見る】大きな音でも衝突事故も…救急の現場が実感「救急車のサイレンに気付かれない」車の快適性やクレームも関係か
下呂市によりますと、消防団の会計担当だった20代の男性団員は今年4月から6月にかけ、団名義の口座から合わせて158万円9000円を引きだし私的に流用していました。
口座には市や自治会からの助成金などが振り込まれていて、先月、団員らの詰所のガス代が未払いになっていたことで流用が発覚しました。
男性団員は「借金の返済に充てた」と話していますが、全額を弁済したため、消防団は刑事告訴はしないということです。
消防団は今月11日付で男性団員を懲戒免職とし、通帳と印鑑を別の団員が管理するなど再発防止に努めるとしています。
札幌市北区の公園に設置された自動販売機2台から現金約3万円を盗んだとして、14歳の男子中学生と17歳のとび職の少年が窃盗の容疑で逮捕されました。
2人は共謀して6月28日午前2時30分ごろから午前4時10分ごろまでの間、札幌市北区の百合が原公園にある自動販売機2台の現金挿入口をバールのような工具で壊し、現金合計約3万1000円を盗んだ疑いがもたれています。
6月28日午前4時10分ごろ、「若い男2人がバールのようなものを持って自販機をガチャガチャにしている」と付近を通った人が通報。警察が捜査を進めていて、9月24日に17歳の少年を、9月25日に14歳の中学生をそれぞれ逮捕しました。
調べに対し、14歳の中学生は「友達と一緒にお金を盗みました」、17歳の少年は「間違いありません。遊ぶ金が欲しかった」と、2人とも容疑を認めています。
警察によりますと、2人は地元の先輩後輩の関係。14歳の中学生は、ほかの自販機荒らしに関与したとして逮捕されています。
札幌市内では同様の手口の事件が約10件確認されていて、警察は2人の関与を調べています。
北海道北広島市に住む会社役員宅の車庫からスクーターを盗んだとして、少年2人が9月24日、逮捕されました。
2人はいずれも北広島市に住む建設作業員の16歳の少年。2024年10月9日午後6時ごろから10月10日午前6時10分までの間に、スクーター1台(時価4万5000円相当)を盗んだ疑いがもたれています。
警察によりますと、シャッターが半分開いていて、男性のスクーターが見えたことから盗み出しました。
2024年10月10日午前7時30分ごろ、男性から「車庫からバイクが盗まれました」と通報があり、被害が発覚しました。
スクーターは2か月後の12月21日、札幌市内の公園で発見されました。ナンバープレートが外され、鍵穴はこじ開けられ、配線が露出していました。
2人は9月4日に自動車の窃盗の疑いでも逮捕されています。
調べに「車庫の中から原付を盗みました」「足として使うために盗みました」などと話し、容疑を認めています。
警察は余罪があるとみて慎重に捜査をすすめています。
暴力団員であることを隠して夏祭りに別人名義で露店を出店したとして9月24日、暴力団幹部ら2人が詐欺の疑いで捕されました。
逮捕されたのは、北海道釧路市に住む指定暴力団・住吉会富田一家8代目幹部の男(53)と、同じく釧路市に住む車検代行業の男(69)です。
2人は共謀して7月19日から21日までの間、中標津町の「中標津神社例大祭」に、車検業者の名義で出店を申請し、露店営業の権利をだまし取った疑いがもたれています。
警察によりますと、2人は知人で、祭り期間中はスイーツ系の露店を営業していました。
調べに対し、2人とも「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は詳しい経緯を調べています。
25日午前8時38分ごろ、滑川市田中新町の大工原田篤信さん(52)方から出火、木造2階建て住宅を焼いて午後2時53分に消し止めた。全焼とみられる。1人暮らしの原田さんは外出しており、けが人はいなかった。
【写真】煙をあげる住宅の消火活動にあたる消防署員
滑川署によると、付近住民から「白い煙が家の2階から見える」と県東部消防組合に通報があった。署と組合が26日、実況見分して出火原因を調べる。
2020年12月に金沢市で発生した連続ひき逃げ事件で亡くなった太田久美子さん=当時(78)、同市=の遺族が、運転手の元少年(24)=服役中=や同乗者ら計5人に約5800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で金沢地裁は25日、飲酒運転した元少年に約4860万円の賠償を命じた。土屋毅裁判長は、争点となっていた同乗者の「共同不法行為」の成否については「(元少年の)飲酒の事実を認識しつつ同乗したとしても、ほう助行為に当たるとは認められない」として遺族側の請求を棄却した。
【写真】連続ひき逃げ事件現場の実況見分を行う捜査員=21年、金沢市片町1丁目
訴状によると、遺族側は「同乗者3人は元少年が飲酒した状態で車を運転すれば、事故を起こす危険性があることを予見できた」と指摘。運転を中止するよう求めるどころか送迎を求めており、共同不法行為責任を負うと主張していた。
土屋裁判長は判決理由で、事故が飲酒の影響で発生したかどうか疑問が残るとした上で「同乗した時点で事故を予見できたとは認められない」と結論付けた。さらに、「同乗者1人が停車を求めていたのに、元少年が応じなかった」とする被告側の主張を認定。ほう助行為には当たらないとした。
一方で、赤信号をことさらに無視していないとする元少年の主張に対し、「供述を裏付ける証拠が見当たらない」として賠償を命じた。車の名義人で元少年の雇い主の男性については、遺族側が指摘していた自動車損害賠償保障法違反には当たらないとした。
閉廷後、太田さんの長男裕之さん(60)が取材に応じ、「同乗者の責任は認められなかったが、決して自分たちに罪はないと思わないでほしい」と話した。控訴するかどうかについては「弁護士と相談して決めたい」と述べるにとどめた。
事故は20年12月26日の早朝に発生。片町の老舗すし店「蛇之目寿司」の女将(おかみ)だった太田さんは開店準備のため店に向かう途中、徒歩数分の距離にある交差点ではねられ、死亡した。
★共同不法行為 複数の加害者が同時に被害者に損害を与えた際、加害者側が連帯して損害に対する賠償責任を負う。民法第719条に規定されている。金沢市連続ひき逃げ死亡事件では、遺族側が「同乗者は元少年の飲酒を認識していながら、運転を中止させなかった」などと訴えていた。
25日午後、岐阜県多治見市で車いすに乗った男性をダンプカーではね死亡させたにもかかわらず逃走したとして、運送業の男が逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、多治見市の運送業の男(52)です。
警察によりますと男は25日午後2時半ごろ、多治見市前畑町の県道でダンプカーを運転中、車いすに乗った男性(71)と衝突し死亡させたにもかかわらず、現場から逃走した疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は容疑を否認しています。
目撃者の証言や防犯カメラの映像などから男が運転していたダンプカーが浮上し、警戒していた警察官が走行中のダンプカーを発見、逮捕に至ったということです。
現場は横断歩道のない片側1車線の道路で、男性は車いすに乗って道路を横断していたということです。
男は仕事のためダンプカーを運転していたということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。