5月16日、熊谷市の質店に2人組の男が押し入り金券を奪ったうえ、店長の男性に暴行を加え逃走した強盗致傷事件で、警察は公開手配していた男を逮捕しました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、住所・職業不詳の中島美智定容疑者(65)です。
中島容疑者は、熊谷市筑波の質店に押し入り、ショーケースを壊して商品券など475点およそ36万円相当を奪ったうえ店長の男性をバールで殴り、およそ1か月のけがをさせた疑いが持たれています。
この事件では、中島容疑者と一緒に店に押し入ったとして、若山啓治被告(69)がすでに逮捕・起訴されています。
警察は5月29日に公開手配していましたが、13日午後3時すぎ、神奈川県横浜市の路上を1人で歩いていた中島容疑者を発見し逮捕しました。
調べに対し、中島容疑者は「泥棒に入ったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
去年12月、志木市のマンションの一室に押し入り現金およそ4830万円などを盗んだとして県警は、13日までに20歳の男ら4人を逮捕しました。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは東京都江戸川区の自称アルバイト小林真翔容疑者(20)ら男4人です。
県警によりますと、小林容疑者らは去年12月27日の午後、志木市中宗岡のマンションの一室に窓ガラスを割って押し入り、現金およそ4830万円と金庫など15点時価あわせて420万円相当を奪った疑いが持たれています。
この一室には70代の夫婦が2人で暮していますが、事件当時、不在だったということです。
県警は、現場付近の防犯カメラの映像などから4人を特定しました。
県警は、共犯事件として4人の認否を明らかにしていません。
事件が特定の被害者を狙っていたことや、逮捕した男らが秘匿性の高いアプリを使っていることなどから県警は、SNSなどでつながるトクリュウ=「匿名・流動型犯罪グループ」の犯行とみて捜査していて、4人の他に指示役がいるとみて調べています。
県警の繁華街・歓楽街総合対策推進本部は、13日夜、大宮駅、西川口駅、川越駅、所沢駅、草加駅、熊谷駅、春日部駅周辺の7か所の繁華街で、一斉警戒・取締りを行い、6ヵ所であわせて6人を不当な客引きをした疑いで、現行犯逮捕しました。
県迷惑行為防止条例違反の疑いで、現行犯逮捕されたのは、大宮駅南銀座地区で逮捕された東京都大田区の無職・小林群容疑者(35)ら男6人です。
6人は、13日夜、県内6か所の繁華街でそれぞれ、警戒中の捜査員に声をかけ、客引きをした疑いが持たれています。
県警の保安課によりますと、ことしに入ってから4月末までに客引きや苦情などの通報が県警に73件よせられていてこのうち、半分以上が今回取り締まった7つの地域からということです。
県警は、ぼったくりの被害などにあわないためにも繁華街などでの客引き行為には応じないよう呼びかけています。
5月、匿名・流動型犯罪グループと見られる地域不良グループを抜けようとした当時19歳の男性に暴力を振るい、アパートで監禁したとして警察は、11日25歳の男を逮捕しました。
生命身体加害略取、傷害などの疑いで逮捕されたのは、春日部市東中野の会社員 伊原愛樹容疑者(25)です。
伊原容疑者は地域不良グループの一員で5月12日、仲間と共謀しグループから抜けようとした当時19歳の男性を大宮駅西口の2階デッキで暴行を加えて連れ去り、更に春日部市内で暴行を加えたうえ、越谷市南町のアパートで監禁した疑いが持たれています。
男性は、暴行により、顔や、左腕などに全治3週間のケガをしました。
警察は、捜査に支障があるとして伊原容疑者の認否を明らかにしていません。
警察は、伊原容疑者が所属する地域不良グループが、秘匿性の高いアプリを使っていることなどから「匿名・流動型犯罪グループ」=トクリュウとみて調べています。
越谷市内に住む親子に「屋根の一部が壊れている」などと嘘を言い、修理代金として現金およそ291万円をだまし取ろうとした疑いで、リフォーム会社の役員や従業員ら10人が12日逮捕されました。
詐欺未遂などの疑いで逮捕されたのは、川口市の合同会社ReLifeの代表 栗原祐希容疑者ら男女10人です。
県警によりますと、栗原容疑者らは去年5月、越谷市大沢に住む70代の女性に秋元ハウジングの営業担当を名乗り、「屋根の一部が壊れている」などと嘘を言い、70代の女性とその息子からおよそ291万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。
このリフォーム会社では、おととし11月から去年の7月までに、同様の手口で関東の1都5県でおよそ700件、およそ8億円の契約を確認していて、県警は詐欺事件の可能性もあるとみて調べています。
ことし4月、川口市の住宅に2人組の男が押し入り、73歳の男性が脅されて現金や金庫が奪われた事件で、警察は実行役とみられる21歳の男を逮捕しました。
強盗などの疑いで逮捕されたのは、東京都葛飾区の無職 ハサンムナッジ容疑者(21)です。
ハサン容疑者は仲間と共謀し、ことし4月、川口市川口の住宅に押し入り73歳の男性を脅し、現金およそ8万7500円と時価総額285万円相当の金庫2台などを奪った疑いが持たれています。
警察は、捜査に支障があるとしてハサン容疑者の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、秘匿性の高いアプリを使っていることなどから「匿名・流動型犯罪グループ」=トクリュウの犯行とみられています。
事件をめぐっては、ハサン容疑者とすでに逮捕された中国籍の男以外に少なくとも2人が逃走しているということで、警察は、行方を追うとともに指示役がいるとみて調べています。
5月ドラム缶に妻の遺体を遺棄したとして死体遺棄の疑いで逮捕された夫を県警は11日、殺人の疑いで再逮捕しました。
殺人の疑いで再逮捕されたのは、住居不定・無職の保谷仁容疑者(51)です。
保谷容疑者は、2011年7月17日、一緒に住んでいたアパートで妻の美治さん(当時39)の頭部を凶器で複数回殴り殺害した疑いが持たれています。
調べに対し、保谷容疑者は容疑を認めていて、動機について「妻に対する愛情を抱いていたが口論が絶えず、もう終わりにしたい、妻が消えていなくなってほしいと思った」と供述しているということです。
県警は10日、現場となったアパートを現場検証しました。
県警によりますと死因は、頭蓋骨骨折を伴う頭蓋内損傷ということで保谷容疑者の供述などから凶器は工具類とみて調べています。
保谷容疑者は美治さんを殺害後、契約した所沢市のトランクルームに、遺体をドラム缶の中に入れて隠していましたが当時、保谷容疑者は周囲に対して、美治さんの失踪を装っていたということです。
事件は、今年4月、吉川市のリサイクル会社で回収してきたドラム缶から女性の遺体が見つかったものです。
県警は、ドラム缶を回収した所沢市のトランクルームを契約していた保谷容疑者を4月に道路運送車両法違反で逮捕し、5月に死体遺棄の疑いで再逮捕していました。
8日、さいたま市緑区の特別養護老人ホームで、利用者の80代の女性の顔を殴るなどし、けがをさせたとして介護士の男が逮捕されました。
男は「仕事のストレスなどからイライラしてやった」と話しているということです。
傷害の疑いで逮捕されたのは、さいたま市緑区松木の介護士 伊東雄治容疑者(30)です。
警察によりますと、伊東容疑者は8日午前4時20分ごろから4時34分ごろまでの間、さいたま市緑区の特別養護老人ホーム「あすなろの郷浦和」で、82歳の女性に対し顔を殴るなどの暴行を加え、頭に全治2週間程度のけがを負わせた疑いが持たれています。
伊東容疑者は、廊下にいた女性を抱きかかえて連れ戻しベッドに投げつけたあと、殴ったということです。
女性がけがをしていると施設から連絡を受けた親族が9日、警察に通報し発覚しました。
警察の調べに対し、伊東容疑者は「仕事のストレスなどからイライラしてやった」と話し、容疑を認めているということです。
警察は詳しいいきさつなどを調べています。
10日未明、鴻巣市内の県道で高齢の男性が血を流して倒れているのが見つかりました。
男性は頭などを打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は現場の状況などからひき逃げ事件として捜査しています。
10日午前3時40分ごろ、鴻巣市大芦の県道で通行人の男性から「血を流した人が自転車と一緒に倒れている」と110番通報がありました。
警察が駆けつけると、久喜市上内に住む須貝三郎さん(89)が頭から血を流して、壊れた自転車とともに路上で倒れていました。
須貝さんは病院に搬送されましたが、頭を強く打っていて、およそ3時間後に死亡が確認されました。
警察は現場の状況などから、車が須貝さんをはねてそのまま走り去ったとみて捜査しています。
一方、9日午前、富士見市の路上で女性が車と衝突し、意識不明の重体となったひき逃げ事件で、警察は、富士見市諏訪の自営業 川口佳誉容疑者(40)を逮捕しました。
川口容疑者は、9日午前7時半ごろ、富士見市諏訪の丁字路交差点で乗用車を運転し、道路を渡っていた76歳の女性をはねてそのまま逃げた疑いが持たれています。
警察によりますと、目撃者の証言や現場の状況などから川口容疑者の犯行を特定したということです。
調べに対し、川口容疑者は容疑を一部否認しているということです。
9日朝、富士見市の交差点で、76歳の女性が車にはねられ意識不明の重体です。
車は現場から逃走していて、警察はひき逃げ事件として捜査しています。
9日午前7時50分ごろ、富士見市諏訪の丁字路交差点で「高齢女性が路上に倒れている」と、女性から119番通報がありました。
警察によりますと、現場は信号機のない丁字路交差点で、右折しようとした車が道路を横断していた近くに住む76歳の女性をはね、そのまま走り去ったということです。
女性は頭などを強く打ち、意識不明の重体です。
警察は、ひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。
9日午前、富士見市の路上で女性が車と衝突し、意識不明の重体となったひき逃げ事件で、警察は10日40歳の女を逮捕しました。
過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕されたのは富士見市諏訪の自営業、川口佳誉容疑者(40)です。
川口容疑者は、9日午前7時半頃、富士見市諏訪の丁字路交差点で乗用車を運転し、道路を渡っていた76歳の女性をはねてそのまま逃げた疑いが持たれています。
女性は頭を強く打っていて意識不明の重体です。
警察によりますと、目撃者の証言や現場の状況などから川口容疑者の犯行を特定したということです。
調べに対し、川口容疑者は「歩行者とぶつかる交通事故を起こしたが、救急車が着く前に現場を離れた」と容疑を一部否認しているということです。
5月、三郷市で男子児童4人がひき逃げされ重軽傷を負った事件で、さいたま地検越谷支部は、酒を飲んだ状態で車を運転していた中国籍の男(42)を6日付けで起訴しました。
ひき逃げなどの罪で起訴されたのは、中国籍で三郷市早稲田の解体工 鄧洪鵬被告(42)です。
起訴状などによりますと、鄧被告は酒を飲んだ状態で車を運転し、男子児童4人を車ではねてけがを負わせたうえ、飲酒の発覚を免れようとそのまま逃げた罪に問われています。
一方、さいたま地検越谷支部は、鄧被告が酒を飲んだ状態と知りながら車に同乗した疑いで逮捕されていた中国籍の25歳の男性を不起訴処分としました。
さいたま地検越谷支部は「警察と共に捜査を尽くしたが、起訴しないという判断に至った」としています。
県教育委員会は、勤務先の学校内で女子生徒に対しみだらな行為をしたとして公立高校の32歳の男性教諭を5日付けで懲戒免職処分としました。
県教育局によりますと、県南部地区の公立高校に勤務する32歳の男性教諭は、ことし1月31日午後9時50分ごろから10時20分ごろにかけて、校内の面談室で自身が勤める高校に通う女子生徒に対し、みだらな行為をしたということです。
女子生徒が3月、学校側に申告し発覚しました。県教育局の聞き取りに男性教諭は、面談で2人きりになり「流れでやってしまった」と話しているということです。
また、行為については、2人とも同意していたということです。
インターネットで確定申告や納税を行うシステムを利用して現金およそ1375万円をだまし取ったとして警察は、45歳の女を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、さいたま市北区の団体職員小金沢ちあき容疑者(45)です。
小金沢容疑者は、2019年2月から21年1月にかけてインターネットで確定申告や納税を行うシステムeーTaxを利用し、虚偽の内容の確定申告書などを提出し、国税局から所得税の還付金として現金およそ1375万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、小金沢容疑者は、音楽関係のアドバイザーを名乗り、実在する音楽関係の会社から所得を得たという虚偽の申告書を提出していました。
警察の調べに対し、小金沢容疑者は「うその確定申告をして還付金を受け取ったことは間違いないが犯罪だとは思っていなかった」と容疑を一部否認していて、「金銭的に生活が困窮していた」などと話しているということです。
去年5月、川口市でタクシーの運転手に拳銃を発砲し現金を奪おうとしたとして、強盗殺人未遂などの罪に問われている男の裁判員裁判で検察側は懲役23年を求刑しました。
起訴状などによりますと、川口市の無職 瀬川好一被告(69)は去年5月、川口市の路上で停車中のタクシーの車内で、運転手の男性に拳銃を突きつけて「金を出せ」などと脅し、応じなかった男性に発砲して重傷を負わせたとして、強盗殺人未遂などの罪に問われています。
初公判で瀬川被告は「強盗目的はなかった」と、起訴内容の一部を否認していました。
5日の論告求刑公判で検察側は、瀬川被告が拳銃のスライドを引いた状態でポケットに入れていたことや生活に困窮し知人に強盗を持ちかけていたことなどから「強盗目的があった」と指摘し、懲役23年を求刑しました。
一方、弁護側は瀬川被告が被害者を撃った後、車内を物色していなかったことなどから「強盗目的ではなかった」とし、懲役12年が相当と主張しました。
最終意見陳述で瀬川被告は「被害者にあのようなけがをさせてしまい、大変後悔しています。住民の皆さまにも恐怖を与えたことを反省しています」と述べました。
判決は、6日言い渡されます。
5日午後、新座市の生活支援施設で40代の男性を包丁で刺して殺害しようとしたとして、29歳の男が逮捕されました。
刺された男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
5日午後3時45分ごろ、新座市栗原の生活支援施設で「金銭トラブルで相手を刺した」と110番通報がありました。
警察が駆けつけると、施設に住む40代の男性が1階の部屋で倒れていて、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
警察は「私が刺しました」と話したことなどから、この施設の2階に住む無職の清水寛太容疑者(29)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、清水容疑者は男性の上半身を文化包丁で刺したとみられ、調べに対し「お金のことで口論になった」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は死亡した男性の身元の確認を進めるとともに、事件のいきさつなどを調べています。
4日正午前、三郷市の団地の一室で男性1人の遺体が見つかりました。
男性の顔には傷があり警察は事件の可能性もあるとみて捜査しています。
4日正午前、三郷市彦成の団地の一室で「父親が室内で倒れており、意識、呼吸がない」と40代の娘から通報がありました。
警察が駆けつけると、この部屋に住む無職の74歳の男性が仰向けの状態で顔から血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、男性の顔には傷があり、部屋には鍵がかかっていなかったということです。
また、男性には40代の息子もいますが、連絡が取れていないということです。警察は、事件の可能性もあるとみて捜査しています。
4日午前、三郷市の団地の一室で、74歳の男性が顔から血を流し死亡していたのが見つかった事件で、警察は男性の顔を殴るなどの暴行を加えたとして45歳の息子を逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、無職の峰藤明容疑者(45)です。
警察によりますと、峰藤容疑者は6月1日午後7時35分ごろから4日の午前11時35分ごろまでの間、三郷市彦成の団地の一室で74歳の父親の顔を殴るなどの暴行を加え、けがを負わせた疑いが持たれています。
父親と連絡が取れなくなった40代の長女が、4日、部屋を訪れたところ父親があおむけで顔から血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されたということです。
警察の調べに対し、峰藤容疑者は「父の顔を殴ったことは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
また、動機について峰藤容疑者は「父から怒鳴られたことが原因」と話していて、警察が詳しい状況を調べています。
3日午後0時半すぎ、越谷市でトラックと病院の送迎車が衝突し、送迎車が用水路に転落しました。
この事故で送迎車に乗っていた患者の73歳の女性が死亡しました。
3日午後0時半すぎ、越谷市西新井で病院の送迎車がトラックと衝突して、用水路に転落しました。
送迎車には6人が乗っていて、患者の70代から80代の男女4人が病院に搬送されました。
このうち、さいたま市緑区の望月秀英さん(73)が腹部を強く打つなどして死亡しました。
また、男性3人が軽いけがをしました。
現場は信号機付きの交差点で、出合い頭に衝突したとみられています。
警察によりますと送迎車を運転していた男性は「左からトラックが来るのはわかっていたが先に行けると思った」という主旨の話をしているということです。
警察が、詳しい事故の状況を調べています。
ことし4月、草加市の住宅に男らが押し入り、腕時計2個などを奪って逃走した事件で、警察は、実行役とみられる男を3日公開手配しました。
住居侵入と窃盗の疑いで、公開手配されたのは、東京都足立区の職業不詳、八木来斗容疑者(21)です。
八木容疑者は、すでに逮捕されている、范真央容疑者(22)などと共謀し、今年4月、草加市新栄の住宅に押し入り、腕時計2個など時価合計5万5000円相当を奪った疑いが持たれています。
警察によりますと、特定の住宅を狙っていたことなどからSNSなどでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」=トクリュウの犯行とみられています。
八木容疑者は身長175センチくらいのやせ型ということで、警察は3日八木容疑者を公開手配し広く情報提供を求めています。
※情報提供先は、草加警察署048ー943ー0110
県が行う新型コロナウイルスのPCR検査の無料化事業で、うその報告をするなど不正な方法で補助金およそ825万円をだまし取ったとして、警察は男3人を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、川越市大袋新田の自称会社員 内田大騎容疑者(27)ら男3人です。
3人は、2022年12月、新型コロナウイルスのPCR検査を無料で受けられる県の事業でうその報告をするなど不正な方法で、県から補助金およそ825万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、3人は検査名義人とは異なる人物から採取された唾液を検体にしていたということです。
警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。
だまし取った補助金は最大で1億2200万円ほどに上るとみられ、警察は全容解明に向け捜査しています。
JR与野駅西口の土地区画整理事業を巡り市の所有する土地を不正に売却したとして、有印公文書偽造と行使の罪に問われているさいたま市の元職員の男が3日、さいたま地裁で開かれた初公判で起訴内容を認めました。
この裁判は去年1月、さいたま市の元職員橋爪秀雄被告(54)が正規の手続きをせずに市長印を使用し、土地の売買契約書を偽造し交付するなどして、民間企業に土地を売却したとして有印公文書偽造と行使の罪に問われているものです。
3日の初公判で、橋爪被告は起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、橋爪被告が、契約の手続きが進展していないことを心苦しく思い、必要な過程を経ずに犯行に及んだと指摘しました。
一方、弁護側は、事実関係に争いはないとしました。
今後は被告人質問を通して、犯行に至るいきさつを明らかにし、情状面で争う方針です。
3日、越谷市でトラックと衝突した病院の送迎車が用水路に転落し1人が死亡・4人がけがをした事故で、3日夜遅く、送迎車を運転していた64歳の男が逮捕されました。
3日午後0時半すぎ、越谷市西新井の市道交差点で病院の送迎車が出会い頭にトラックと衝突して、用水路に転落しました。
送迎車には6人が乗っていて、このうちさいたま市緑区の望月秀英さん(73)が腹部を強く打つなどして死亡しました。
また、男性4人が軽いけがをしました。
警察は3日夜遅く、過失運転致死の疑いで送迎車を運転していた杉戸町目沼の団体職員、山崎義昭容疑者(64)を、逮捕しました。
調べに対し、山崎容疑者は「死に至らしめてしまい申し訳ありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、山崎容疑者は、事故後の現場検証で「左からトラックが来るのはわかっていたが先に行けると思った」と話していたということです。
警察は、詳しい事故の状況を調べています。
ことし4月、草加市内の学習塾に全裸の男が侵入し現行犯逮捕された事件で、警察は自宅で覚醒剤を所持したとして覚醒剤取締法違反の疑いで男を再逮捕しました。
逮捕は3回目です。
覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、蕨市中央の建設作業員、西村大輔容疑者(48)です。
西村容疑者は、4月24日、自宅で覚醒剤およそ0.004グラムを所持した疑いが持たれています。
調べに対し、西村容疑者は容疑を認めていて、「嫌なことを忘れたいという気持ちから覚醒剤を使った」などと話しているということです。
ことし4月21日、川口市や蕨市、さいたま市、草加市で、死亡ひき逃げなど20件以上の事件や事故が発生し、1人が死亡、10人が重軽傷を負いました。
警察は一連の事件、事故に西村容疑者が関わっているとみて、引き続き捜査しています。
去年5月、川口市で現金を奪うためタクシーの運転手に拳銃を発砲したとして強盗殺人未遂などの罪に問われている男の裁判員裁判の初公判が2日、開かれ、男は、起訴内容の一部を否認しました。
起訴状などによりますと、川口市の無職 瀬川好一被告(69)は去年5月、川口市内でタクシーに乗車中、運転手の男性に拳銃を突きつけて「金を出せ」などと脅したとしています。
さらに、男性の左胸を拳銃で撃ち、およそ全治3か月の重傷を負わせたとして強盗殺人未遂などの罪に問われています。
2日の初公判で、瀬川被告は、殺意を持って発砲したことは認めたものの、「強盗の目的はなかった。『金を出せ』と言ったことはありません」と起訴内容の一部を否認しました。
冒頭陳述で検察側は瀬川被告が、「カードローンで600万円ほどの負債を抱えていて家賃や電気代、携帯料金を滞納していた」とした上で、事件前の5月8日と23日に知人に電話で拳銃の強盗を持ちかけていたと述べました。
一方、弁護側は、「タクシーの運転の仕方が気になって、運転手に注意したが無視されたと思い、拳銃で脅かして謝罪させようと思った。拳銃を向けたとき被害者の反応に思わずかっとなり、撃ってしまった」と、強盗については、否定しました。
判決は、6月6日に言い渡されます。
4月から夏休みにかけて電車内での痴漢被害が増えることから、県警や鉄道会社などが2日、JR大宮駅で、痴漢被害防止を呼びかけました。
2日のキャンペーンには、警察官や鉄道会社職員、県鉄道痴漢犯罪防止連絡協議会に加入する中高生などが参加しました。
出発式では、はじめに、県警地域部の杉村周一部長から、「普段から鉄道を利用される学生の皆さまが、痴漢犯罪防止に向けた声を大きく上げて頂き、痴漢犯罪撲滅に向けた気運が高まっていく」ととあいさつしました。
続いて昨年度募集した痴漢犯罪防止ポスターで最優秀賞などを受賞した高校生3人に痴漢撲滅PR大使の、委嘱状が手渡され、痴漢撲滅宣言を行いました。
この後、参加者は、駅の利用者にうちわやティッシュなどの啓発品を配り、痴漢防止を呼びかけました。
キャンペーンは6月15日まで行われ、制服警察官の見回りや私服警官が電車に乗るなどして痴漢への警戒を強めるということです。
31日夜、久喜市の木造2階建て住宅が全焼する火事があり、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。
31日午後6時45分ごろ、久喜市北青柳の鈴木匡治さん(78)の住宅で「建物から黒煙が出ている」と近くに住む男性から119番通報がありました。
火はおよそ4時間後に消し止められましたが、この火事で木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。
警察によりますとこの家には、鈴木さんと70代の妻が2人で暮らしていて火事のあと、2人と連絡が取れていないということです。
警察は、見つかった遺体は、この2人の可能性が高いとみて身元の確認をすすめるとともに火事の原因を調べています。
去年9月、「闇バイト」で集まった男らがさいたま市西区の住宅に押し入り、高齢の親子を縛り現金などを奪った事件で、強盗致傷などの罪に問われた実行役の27歳の男に対し、さいたま地裁は30日、懲役7年の判決を言い渡しました。
判決によりますと、岩元一騎被告(27)は去年9月、ほかの人物と共謀し、さいたま市西区の住宅に押し入り、80代の母親と60代の娘を縛って暴行し、現金10万円余りを奪ったとして強盗致傷などの罪に問われました。
30日の判決で、さいたま地裁の室橋雅仁裁判長は「被害者に、殺されるのではないかという恐怖心を与え、被害者の精神的苦痛は大きい」と指摘しました。
そのうえで、被害者の手を縛るなど暴行を加えたことや物色をしたことは、「指示役の指示に従ったとはいえ、重要な役割を果たしていて刑事責任は重い」として、懲役10年の求刑に対し懲役7年の判決を言い渡しました。
5月16日、熊谷市の質店に2人組の男が押し入り金券を奪ったうえで、店長の男性に暴行を加え逃走した事件で警察は、逃げているもう1人の男を、29日公開手配しました。
強盗致傷の疑いで、公開手配されたのは、中島美智定容疑者(65)です。
中島容疑者は、既に逮捕されている若山啓治容疑者(69)と共謀し、5月16日午前2時すぎ、熊谷市筑波の質店に押し入り、ショーケースを壊し、商品券や株主優待券など475点、およそ36万円相当を奪いました。
その上で63歳の男性店長に、バールで殴るなどの暴行を加えおよそ1か月のけがをさせた疑いが持たれています。
中島容疑者は、現場から走って逃走し、行方が分からなくなっていました。
中島容疑者は、身長175センチくらいで、体格は普通ということで警察は29日中島容疑者を公開手配し、広く情報提供を求めています。
去年8月、ふじみ野市の美容室に侵入し、現金1万円を盗んだとして、県警は29日、29歳の男を逮捕しました。
県内では同じ時期に、美容室を狙った窃盗事件が未遂も含めて13件発生していて、県警は男が関与しているとみて捜査を進めています。
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職の三塚大魁容疑者(29)です。
県警によりますと、三塚容疑者は去年8月18日午前2時ごろ、ふじみ野市の美容室の正面のガラス扉を工具でこじ開けて侵入し、現金1万円を盗んだ疑いが持たれています。
調べに対し、三塚容疑者は「認否は保留します」と話しているということです。
去年8月12日から18日までに、鶴ヶ島市や熊谷市それに杉戸町などあわせて9つの市と町にある美容室で、売上金などが盗まれる被害が未遂も含め13件相次いでいて、被害額はあわせて158万円にのぼるということです。
県警は、いずれも三塚容疑者が関与しているとみて詳しく調べています。
4月、川口市の住宅に2人組の男が押し入り、73歳の男性を脅して現金や金庫を奪い逃走した事件で、警察は22歳の中国籍の男を逮捕しました。
強盗などの疑いで逮捕されたのは、中国籍で住所不定・無職の范真央容疑者(22)です。
警察によりますと、范容疑者は4月1日、仲間とともに川口市川口の住宅に押し入り、73歳の男性に対し「けがしたくなかったら、おとなしくしろ。金はどこにある」などと脅し、現金およそ8万7500円と時価総額285万円相当の金庫2台などを奪って逃走した疑いが持たれています。
男性にけがはありませんでした。
警察は、捜査に支障があるとして范容疑者の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、現場からは范容疑者の他に少なくとも2人が逃走しているということで、警察は行方を追うとともに、指示役がいるとみて調べています。