14日午後0時半ごろ、徳島県阿波市市場町切幡古田の徳島自動車道で、トラックと乗客乗員計13人の高速バスが正面衝突し、バスが炎上した。県警によると、トラックの男性運転手とバス乗客の計2人の死亡が確認された。他にバスの乗客の男女5人が重傷、男女6人が軽傷を負い、バスの男性運転手もけがをして病院に搬送された。
県警によると、現場は片側1車線の対面通行の直線道路。トラックは西、バスは東へ走行中に正面衝突した。センターライン上にはポールが等間隔に並び、ガードレールやロープはなかった。亡くなった乗客の性別は不明で、県警が身元の確認を進める。
バスを運行する伊予鉄バス(松山市)によると、松山市の営業所を午前9時40分に出発し、神戸市中央区の繁華街・三宮に向かっていたという。県警や地元消防が詳しい事故状況を調べている。
現場は徳島道土成―脇町インターチェンジ(IC)間。両IC間は上下線で通行止めとなった。