複数の女子中学生に対してわいせつな内容のメッセージをLINEで送るなどしたとして県教育委員会は27歳の公立小学校の男性教諭を25日付けで懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分となったのは、三郷市立立花小学校に勤務する萩原恭平教諭(27)です。
県教育局によりますと、萩原教諭はことし5月25日、インスタグラムを通じてつながった県内の中学校1年の女子生徒3人に対して「エロい話とか好き?」とわいせつなメッセージを送りました。
また、同じ日にこの3人に対して下着姿の画像を送るよう要求したということです。
被害を受けた女子生徒と関わりのある教員が相談を受け、萩原教諭ではないかと気づき、ことし7月に立花小学校の校長に伝わったことで発覚しました。
萩原教諭は19歳の女性になりすましてLINEでメッセージを送っていたということで、県教育局の聞き取りに対し「自身の性的欲求に負けてしまった」と話しているということです。
ことし3月、都内の高齢女性にうその電話をかけて、現金350万円をだましとったとして、特殊詐欺グループのリーダーとみられる暴力団組員の男を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・稲川会系組員で熊谷市柿沼の小林健司容疑者(44)です。
警察によりますと、小林容疑者は、複数人と共謀し、ことし3月、都内に住む当時82歳の女性にうその電話をかけて、現金350万円をだまし取った疑いが持たれています。
調べに対し、小林容疑者は、黙秘しているということです。
小林容疑者は、特殊詐欺グループのリーダーを務め、メンバーにリクルーターや現金の受け取り役の「受け子」を集めさせていたとみられています。
警察はグループには受け子が数十人いたとみて、全容解明を進めています。
24日朝、和光市の交差点で、自転車に乗っていた76歳の女性がトラックにはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
24日午前9時10分ごろ和光市広沢の市道の交差点で、自転車に乗って横断歩道をわたっていた新座市栄の谷留美さん(76)がトラックにはねられました。
この事故で谷さんは頭などを強く打ち病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
警察はトラックを運転していた志木市柏町のトラック運転手 中嶋希樹容疑者(63)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し、中嶋容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は容疑を過失運転致死に切り替え事故の詳しい状況を調べています。
20日、羽生市の貴金属などの買い取り専門店で、店長が包丁のような物で脅され現金5万円余りが奪われた事件で、警察は22日、群馬県に住む60歳の男を逮捕しました。
強盗などの疑いで逮捕されたのは、群馬県明和町の無職 奥沢博樹容疑者(60)です。
奥沢容疑者は20日午後4時半ごろ、羽生市にある貴金属などの買い取り専門店に押し入り、50代の女性店長に包丁のようなを物を突きつけ「殺されたくなかったら金を出せ」などと脅し、女性の腕などを粘着テープで縛ったうえ、現金5万6000円などを奪って逃走した疑いが持たれています。
店長にけがはありませんでした。
警察によりますと、防犯カメラの捜査などから茨城県古河市のビジネスホテルにいた奥沢容疑者を逮捕したということです。
調べに対し、容疑を否認しているということです。
20日夜、さいたま市西区の交差点で、帰宅途中の女子中学生が車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
20日午後7時すぎさいたま市西区水判土の交差点で、横断歩道を歩いて渡っていたさいたま市西区の中学3年生の宮原日菜子さんが、交差点を右折してきたワゴン車にはねられました。
この事故で宮原さんは、頭を強く打ち意識不明の状態で病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。
警察はワゴン車を運転していた、さいたま市大宮区三橋の自称自営業、成田茂実容疑者(47)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対して、成田容疑者は容疑を認めているということです。
警察は容疑を過失運転致死に切り替え、事故の詳しい状況を調べています。
岩槻警察署に迷惑電話を1日に165回かけたとして、蓮田市の41歳の男が逮捕されました。
男は「イライラしてかけた」などと供述しているということです。
偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、蓮田市西新宿の無職 伊藤敬秀容疑者(41)です。
警察によりますと、伊藤容疑者は21日午前9時ごろから午後11時ごろにかけて、岩槻警察署にスマートフォンから165回にわたって迷惑電話を繰り返し、業務を妨害した疑いが持たれています。
伊藤容疑者は、同じ電話番号で21日未明から朝にかけて「車の騒音がうるさい」などと苦情を訴えていましたが、その後も無言電話などをかけていたということです。
調べに対し、伊藤容疑者は「車やバイクの騒音がうるさくイライラしたのでかけた」と容疑を認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
去年9月、川口市で一方通行を逆走して車に衝突し男性を死亡させたとして、危険運転致死などの罪に問われた中国籍の当時18歳の男の裁判員裁判で、さいたま地裁は19日、危険運転致死罪が成立するとして求刑通り懲役9年の判決を言い渡しました。
判決などによりますと、中国籍で当時18歳の男は、去年9月、川口市で酒を飲んで車を運転し一方通行の道路を逆走したうえ、時速およそ125キロで交差点に進入して別の車と衝突し、当時51歳の男性を死亡させたとして危険運転致死などの罪に問われました。
裁判は、危険運転致死罪が成立するかが争点となっていました。
19日の判決で、さいたま地裁の江見健一裁判長は「狭い一方通行の道路を逆走し、制御が困難な速度で交差点に進入した」と指摘しました。
さらに「道路や速度の状況を認識していて、故意に欠けるところもない」などとし、危険運転致死罪の成立を認めました。
そのうえで「運転は無謀なもので、落ち度のない被害者の生命が奪われたのは理不尽であり、刑事責任は誠に重大」と述べ、求刑通り懲役9年を言い渡しました。
去年9月、川口市で一方通行を逆走して車に衝突し男性を死亡させたとして危険運転致死などの罪に問われている中国籍の当時18歳の男の裁判員裁判で、さいたま地裁は19日、求刑通りの懲役9年の判決を言い渡しました。
判決によりますと、中国籍で当時18歳の男は、去年9月、飲酒運転で、時速およそ125キロで一方通行を逆走し、川口市仲町の交差点で当時51歳の男性が運転する車と衝突し、男性を死亡させたとしています。
裁判では、危険運転致死罪が成立するかが争点となっていましたが、19日の判決で、さいたま地裁の江見健一裁判長は、危険運転致死罪をみとめ、求刑通り懲役9年を言い渡しました。
ことし4月、さいたま市桜区のマンションで、高校1年生の女子生徒が殺害された事件で、さいたま地検は、殺人の疑いで逮捕された容疑者の男について、ことし4月30日から開始し、7月30日付で延長していた鑑定留置を11月上旬まで再延長しました。
谷内寛幸容疑者(25)は4月14日、さいたま市桜区のマンションの出入り口付近で、高校1年生の女子生徒を包丁で刺し殺害したとして、殺人の疑いで逮捕されました。
さいたま地検は、4月30日から谷内容疑者の刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置をし、7月30日付で今月中旬まで延長していましたが、今月12日付で、11月上旬まで再延長しました。
16日夕方、熊谷市の県道の交差点で、自転車に乗っていた市内に住む14歳の女子中学生が乗用車にはねられ、意識不明の重体です。
16日午後4時半すぎ、熊谷市西野にある県道の交差点で、自転車に乗って道路を横断していた市内に住む14歳の女子中学生が乗用車にはねられました。
この事故で女子中学生は頭などを強く打ち、病院に搬送されましたが意識不明の重体です。
警察は乗用車を運転していた熊谷市田島の無職 宮沢錦之助容疑者(81)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し、宮沢容疑者は「自転車とぶつかる事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、詳しい状況を調べています。
現場はJR籠原駅からおよそ5キロの信号機のない交差点です。
県教育委員会は、盗撮やストーカー行為などで、県立川越特別支援学校に勤務する33歳の男性教諭のほか、所沢市の公立小学校と、春日部市立葛飾中学校の男性教諭の合わせて3人を11日付けで懲戒免職としました。
県教育局によりますと県立川越特別支援学校に勤務する佐藤直也教諭(33)は、去年7月ごろからことし6月にかけて、同僚の女性職員に対し、着替えの様子を撮影する目的で女性更衣室の個別ロッカーの中に小型カメラを設置したほか、GPS付きの発信機を女性の車に取り付け、自宅を特定するなどのストーカー行為に及んでいました。
さらに、職員室で女性のかばんから無断で鍵を取り出して合鍵を作成し、ことし6月、女性職員の自宅に侵入したところ同居人と鉢合わせたことで、事案が発覚しました。
佐藤教諭は「女性を性的対象として見るようになり、行為がエスカレートしてしまった」と話しているということです。
このほか、県教育委員会は、児童への盗撮行為で、所沢市の公立小学校の斉藤維人教諭(48)と、過去に勤務していた別の小学校で私的な書籍を学校会計で購入したなどとして春日部市立葛飾中学校の藤浪大教頭(47)を11日付けで懲戒免職としています。
ことし5月、警察の業務システムで調べた知人男性の自宅にパトカーで向かい、車内で男性とその妻から現金を脅し取ろうとしたとして11日、起訴された鴻巣警察署の55歳の警部補について県警は停職6か月の懲戒処分としました。
停職6か月の懲戒処分となったのは、鴻巣警察署地域課の警部補、岡田英之被告(55)です。
岡田被告は鴻巣署のパソコンで知人男性とその妻の氏名や住所を不正に照会した上で、ことし5月にパトカーで男性の自宅を訪れ、車内で2人から現金を脅し取ろうとするなどしたとして恐喝未遂などの罪に問われています。
県警の聞き取りに対し岡田被告は、「自制心が効かなかった。何十年も昔のことを今更持ち出し、相手に迷惑を掛けてしまった」と話しているということです。
岡田被告は11日付けで、依願退職しています。
県警の齋藤克也首席監察官は「職員に対する指導、教養を徹底し、再発防止に取り組み、信頼回復に努める」とコメントしています。
10日未明、八潮市の木造2階建て住宅で火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
10日午前3時半ごろ、八潮市大曽根の住宅で「家から火が出ている」と通りがかった男性から110番通報がありました。
火はおよそ2時間後に消し止められましたが、木造2階建て住宅の2階部分が激しく燃え、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、この家には宮崎たえ子さん(74)が1人が住んでいて、火事のあと連絡が取れていないということです。
警察は、見つかった遺体は宮崎さんとみて身元の確認を進めるとともに、出火の原因を詳しく調べています。
先月、都内のリサイクル会社に侵入し、配電盤などで使用する銅製の部品「銅バー」およそ120キロを盗んだとして、37歳の男が逮捕されました。
窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、朝霞市三原の無職 加藤正和容疑者(37)です。
加藤容疑者は、先月8日午前4時15分ごろから5時15分ごろまでの間、東京都世田谷区の非鉄金属リサイクル会社の敷地に侵入し、銅バーおよそ120キロ、時価およそ17万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
加藤容疑者は、盗んだ銅バーを県内の買い取り業者に売っていて、これまでにも金属を100回以上売っていました。
調べに対し、加藤容疑者は「金に換えるため盗みました」と容疑を認めているということです。
警察は、県西部でも同様の被害を複数確認していて、関連を調べています。