28日夜、兵庫県丹波篠山市の交差点で、トレーラーと自転車が衝突する事故があり、自転車の男性が意識不明の重体です。
警察によりますと、28日午後7時ごろ、兵庫県丹波篠山市大沢の国道の交差点で、直進したトレーラーと道路を横断していた自転車が衝突しました。
現場は信号のない交差点で、トレーラーが横断歩道を通過したところ、大きな音がしたため運転手が降りると、トレーラーの下に自転車が挟まり車の前に男性が倒れていたということです。
自転車に乗っていたとみられる80代くらいの男性は右耳あたりから血を流していたということで、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
警察は、トレーラーを運転していた運送会社勤務の男(58)を過失運転致傷で現行犯逮捕しました。警察の調べに対し、男は「大変なことをしてしまった」と話しているということです。
28日早朝、滋賀県東近江市で男性が運転する車が歩行者の70代の女性をはね、女性は死亡しました。男性は近隣の病院に勤務する医師で、夜勤明けで別の勤務先に移動中でした。
28日午前7時頃、東近江市中里町の国道と県道が交わる交差点で、「高齢女性と接触しました」と消防に通報がありました。
警察によりますと、40代の男性が運転する車が右折しようとしたところ、横断歩道を渡っていた近所に住む70代の女性と衝突したということです。
車を運転していた男性は、東近江市内の病院に非常勤として勤務する医師で、夜勤を終え、別の勤務先の病院に向かっている途中でした。男性医師はその場で通報するとともに女性に心臓マッサージを施しましたが、女性は脳内出血に加え、腰などの骨が折れていて、午後6時前、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察に対し、男性医師は「進行方向をよく見ておらず、女性に気付かなかった」と話していて、警察は事故の原因や当時の状況を調べています。
名古屋市の70代の男性がSNSでうその投資話を持ち掛けられ、6000万円あまりをだまし取られました。
【写真を見る】SNSで投資詐欺 70代男性が6300万円あまりをだまし取られる 資産形成に関するグループのアカウントに友達申請 名古屋・名東区
警察によりますと、名東区に住む70代の無職の男性はことし1月頃、インターネットで「投資グループ」と検索したところ、資産形成に関するLINEグループのアカウントを見つけ友達申請しました。
すると、グループの女やその上司を名乗る人物からうその投資話を持ち掛けられ、2月から4月にかけて現金約6332万円をだまし取られました。男性が女らに指示されインストールしたアプリ上では、利益が出ているように表示されていたため、一部を現金化しようとしたところ、「手数料を払う必要がある」などと言われ、指定された複数の口座に入金を求められたということです。男性が弁護士に相談し発覚。警察が詐欺の疑いで調べています。
防犯カメラが捉えていたのはバイク店を狙った窃盗事件の一部始終でした。わずか5分の犯行、大胆不敵なその手口とは。
【写真を見る】わずか5分間の犯行 大胆不敵なバイク店を狙った窃盗事件 防犯カメラが捉え“一部始終” 「お客さんの思いが詰まったバイクが…」 愛知・春日井市
これは愛知県春日井市にあるバイク販売店の防犯カメラの映像です。
今月22日午前3時ごろ、店の前に1台のワゴン車が現れました。降りてきたのはフードのようなものを被った2人組。バールをドアの隙間に差し込むと…
あっという間にドアが開き、店内に侵入しました。
まずはバイクを持ち出そうとしますが…出入口に設置された盗難防止用のバーに阻まれます。
バイクをあきらめると狙いを部品に切り替えます。マフラーにタイヤ…手当たり次第に持ち出し次々と車に積んでいきます。
わずか5分ほどの犯行でした。
(ガレージヤマダ 山田康夫社長)
「(警備会社から)電話があってすぐに駆けつけた。シャッターも開いていてパトカーも何台もいてもう本当に見たことない映像」
盗まれたのはバイク用品100点ほど。被害額は約380万円に上ります。
■盗まれた商品にはお客さんのものも…「どう弁償しようか…」
(ガレージヤマダ山田康夫社長)
「新品は買い直せるが、お客さんの商品を持っていかれている。思いの詰まったものを持っていかれてるので、どう弁償しようか…」
店主はSNSで情報提供を呼びかけ、犯行に使われたとみられる車を名古屋市緑区で発見。しかし、車内は…消火剤まみれになっていました。指紋など証拠を隠滅するためとみられます。
(ガレージヤマダ山田康夫社長)
「防犯には自信を持っていたがあっけなく入られてしまった。今度からは絶対入られないように業者と手を組んで考えている」
愛知県内の店舗や事務所を狙った侵入盗はことしに入り(1〜3月まで)131件発生していて、去年の同じ時期と比べ10件増えています。警察は、大型連休で店を閉める際にも現金を置いたままにしないことや戸締りの徹底を呼びかけています。
27日夜、札幌市東区の路上で、面識のない30代女性に対して、先端に包丁を取り付けた棒を突きつけて脅したとして、43歳の職業不詳の男が逮捕されました。
暴力行為法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む43歳の職業不詳の男です。
この男は27日午後9時7分ごろ、自宅近くの路上で、面識がない30代の女性に対し、先端に包丁を取り付けた棒を複数回突き付け、脅迫した疑いが持たれています。
警察によりますと、男が持っていた棒は長さ約1メートルで、先端に包丁が固定されていました。
女性にけがはありませんでした。
男は現場から立ち去り、その後、被害女性の関係者が「やりのようなもので脅された」と警察に通報し、事件が発覚しました。
男の自宅からは、事件に使用されたとみられる包丁付きの棒が押収されたということです。
警察の取り調べに対し、男は「突きつけてはいない」という趣旨の供述をしていて、容疑を否認しています。
警察が当時の詳しい状況や、男の動機を調べています。
28日午後、北海道伊達市の公共施設の敷地内で、77歳の男性の胸ぐらをつかんで投げ飛ばすなどの暴行を加えたとして、61歳の無職の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、伊達市に住む61歳の無職の男です。
男は28日午後1時すぎ、伊達市梅本町にある「だて歴史の杜食育センター」の敷地内で、77歳の男性の胸ぐらをつかみ、投げ飛ばすなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、事件現場を通りかかった女性から「男が高齢男性に馬乗りになっている」と通報があり、駆け付けた警察官が男をその場で逮捕しました。
男と被害男性に面識はありませんでした。
警察の調べに対し、男は「男性の歩き方に腹が立ち、暴行を加えた」と話していて、容疑を認めているということです。
男性は左頬に擦り傷を負う軽傷で、警察は容疑を傷害に切り替えて、当時の詳しい状況について調べています。
2024年の北海道内の特殊詐欺の被害額は8億円に迫りますが、北海道警は防犯機能付きの電話で注意を呼びかけています。
【画像で見る】警察が特殊詐欺の対策としてすすめる「優良防犯電話」
警察官
「それでは防犯機器を取り付けていきましょう」
機器を取り付けた電話に記者がかけてみると…。
警察電話の音声
「この電話は、振り込め詐欺などの犯罪被害防止のために自動録音されます」
固定電話の音声
「詐欺に注意してください」
大西結衣 記者
「このように、(電話を)かけた側にもかけられてきた側にも警告音が鳴る仕様になっています」
特殊詐欺の対策としてすすめる「優良防犯電話」です。
会話の録音や警告音、注意の呼びかけなどで被害を防ぎます。
優良防犯電話を取り付けた内手進さん(76)
「(最近きた不審な電話は?)『老後にかかるお金もあるので、投資しませんか』とか、(電話が)すぐ警告を発するという措置は、第一段階でシャットアウトしてくれるので非常に便利」
道警は、家族が集まる機会が増える連休中に、特殊詐欺への防犯意識を高めてほしいと話しています。
10日、覚せい剤使用の疑いで逮捕された大学生の2人が大麻を使用したとして再逮捕されました。「使用罪」での逮捕は県警では初めてです。
福山市の容疑者の男(20)と三原市の男(20)は先月8日から9日までの間、広島県内かその周辺で大麻を使用した疑いがもたれています。
2人は「間違いありません」と容疑を認めていてSNSを通じて入手し、加熱して吸引したと供述しています。
警察によりますと尿検査から大麻成分が検出されたということです。
去年12月に改正麻薬取締法が施行され、大麻の不正な使用が禁止されてから県警では初めての逮捕だということです。
2人は10日に覚せい剤使用の疑いで逮捕されたあと起訴されていました。
関係団体の口座からおよそ68万円を着服したとして、薩摩川内市の職員が懲戒免職処分を受けました。
処分を受けたのは薩摩川内市に勤めていた主任で、市と川薩地区のスポーツ推進委員協議会の事務局運営に携わっていました。
市によりますとこの職員は去年4月から11月にかけて、自身が通帳を管理する協議会の口座から現金を不正に引き出すなどしあわせておよそ68万円を私的に流用していたということです。
上司の印鑑を本人が不在の際に押すなどして伝票を不正に作成していて、今年3月、別の職員に引き継ぎをする際に発覚しました。「ローンの返済やギャンブルなどに使った」と話しているということです。
薩摩川内市は28日付けで懲戒免職処分とし、当時の所属部課長など4人を戒告処分としました。
利息を含め全額返済されていて、刑事告訴は検討していないということです。
鹿児島県薩摩川内市は、市役所本庁の職員が関係団体の口座から約68万円を不正に引き出したなどとして、懲戒免職処分にしたと発表しました。
28日付で懲戒免職処分となったのは、薩摩川内市役所本庁に勤務する職員です。
薩摩川内市によりますと、この職員は、2024年4月から11月までの間に、担当する市のスポーツ推進委員協議会などの口座から約68万円を不正に引き出すなどしていました。
3月、業務の引き継ぎの際、口座からの不明な引き出しが判明し、発覚しました。
職員は「ギャンブルや生活費に使っていた」と話しているということです。
薩摩川内市では、職員の所属や性別、年齢について、社会復帰への妨げになるなどとして明らかにしていません。
また、被害金額が弁済されているとして、刑事告発は検討していないとしています。
薩摩川内市・田中良二市長
「誠に遺憾であり、市民の皆様、並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」
鹿児島県薩摩川内市のスポーツ関連団体の口座から67万円余りを流用したとして、市の職員が懲戒免職処分を受けました。
(薩摩川内市 田中良二市長)「市民や関係者に深くお詫び申し上げます」
きょう4月28日付で懲戒免職処分となったのは、薩摩川内市の市長部局に所属する主任です。
主任は去年4月から11月にかけ、毎年市が負担金を払っている川薩地区スポーツ推進委員協議会などの口座から、67万7800円を私的に流用しました。今年3月、事務の引継ぎをした際に不正が発覚しました。
聞き取りに対し、「ギャンブルや生活費のローンに充てた」と話しているということで、全額を返済しています。
田中市長と古川英利副市長は、給与を2か月間10%減額する条例改正案を6月定例市議会に提案する方針です。
法務局に提出するうその文書を作った疑いなどで書類送検された鹿児島ユナイテッドFCの徳重剛前代表について、鹿児島地方検察庁は今月28日付けで不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは、鹿児島ユナイテッドFCの徳重剛前代表です。
徳重前代表は2020年6月、自分も含め8人いる鹿児島ユナイテッドFCの理事のうち、男性理事名義の印鑑を使ってうその辞任届をつくった疑いなどで書類送検されていました。
鹿児島地検は有印私文書偽造の疑いなどで捜査していましたが、きょう4月28日付けで不起訴処分としました。理由について鹿児島地検は明らかにしていません。
徳重前代表は先月、代表を辞任し、現在は取締役として業務にたずさわっています。
兵庫県丹波篠山市の国道の信号がない交差点で大型トレーラーが自転車に乗った男性をはね男性が意識不明の重体です。警察はトレーラーの運転手を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
28日午後7時ごろ、兵庫県丹波篠山市の国道176号の信号のない交差点で大型トレーラーの運転手から「自転車と事故です」という119番通報がありました。
消防と警察によりますと、現場には80代とみられる男性が倒れていて、病院へ搬送されましたが、意識不明の重体だということです。また、男性が乗っていた自転車はトレーラーの下で見つかりました。
警察は運転手の古井康雄容疑者(58)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対して、古井容疑者は「大変なことをしてしまった」などと話しているということで、警察は横断中の自転車に乗った男性を大型トレーラーがはねたとみて、事故当時の状況などを詳しく調べています。
滋賀県東近江市の交差点で、横断歩道を渡っていた78歳女性が、医師の男性が運転する車にはねられ、意識不明の重体で病院へ搬送されましたが、その後死亡しました。警察は事故の状況を調べています。
28日午前7時ごろ、滋賀県東近江市中里町にある国道と県道が交わる信号機がある交差点で、「車と歩行者の事故です」と消防に通報がありました。
警察によりますと、大阪府吹田市の40代男性が運転する車が交差点を右折しようとしたところ、横断歩道を渡っていた近所に住む78歳女性をはねたということです。
女性はその場で転倒し、脳内出血や腰の骨を折るなどして意識不明の重体で病院へ搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
車を運転していた男性は非常勤の医師で、近くの病院で夜勤を終えた後、別の病院へ勤務のために向かう途中だったということです。
警察に対して、医師は「進行方向をよく見ていなかった」などと話しているということで、警察は医師から話を聴くなどして、事故原因を調べています。
大阪・関西万博の会期中は毎日入れる「通期パス」の割引コード。早い時期に来た人限定ですが、転売が相次いでいます。
万博会場の外にある建物に連日、大勢の人が集まっていますが、そのお目当ては…
(来場者)「通期パスの割引コード。ちょっとは安くなっているので良いかなと」
(来場者)「1回目はちょっとケチって夜券で午後5時以降から入っちゃった。楽しかったので、またお昼から来たいなと思って」
5月31日までに来場した人限定で配られる通期パスの割引コードです。チケットを提示するともらえ、専用サイトで割引コードを入力すると、3万円の通期パスが2万4000円で購入できます。5月までの早いうちの来場を促すほか、リピーターの獲得を目指して無料で配られていますが、問題となっているのが、割引コードの転売です。
(記者リポート)「こちらのサイトにはなんと3000円を超える商品も出品されています」
家族や知人以外の第三者への譲渡は禁止されている割引コード。使えるのは1回きりであるため、転売されているコードが使用済みの場合、購入者が詐欺の被害に遭う危険性があります。
(博覧会協会 高科淳副事務総長)「転売ということ自体はわれわれとしては想定していないし、やめてくれと」
博覧会協会は今後、割引コードの出品を禁止するよう、サイト運営元に依頼するなどして対策を強化していくということです。
覚醒剤と合成麻薬のMDMAを含む錠剤1錠を所持したほか、大麻を使用した疑いで宮崎市に住む作業員の17歳の少年が警察に逮捕されました。
【写真を見る】覚醒剤と合成麻薬のMDMAを含む錠剤1錠を所持したほか、大麻を使用した疑いで17歳の少年を逮捕
17歳の少年は今月16日、関係者から警察に「透明の袋に入ったピンク色の錠剤を見つけた」と通報があり、覚醒剤と合成麻薬のMDMAを含む錠剤1錠を所持していたとして覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されました。
さらに、その後の調べで少年の体内から大麻の成分が検出されたため警察はきょう少年を再逮捕しました。
少年は、大麻使用については「大麻は吸っていません」と容疑を否認しているということです。警察は、入手経路などについて詳しく調べています。
28日未明、宮崎県の小林警察署で逮捕・留置中だった60代の男性が死亡しました。死因は捜査中です。
【写真を見る】小林警察署で逮捕・留置中の60代男性が死亡 「トイレに行きたい」と申し出のあと意識もうろうに
死亡したのは、小林警察署に留置されていた60代の男性です。
28日午前2時15分ごろ、留置施設内のトイレに自由に行けるにもかかわらず、男性から「トイレに行きたい」と申し出があり、男性が腰痛持ちだったことから、警察官4人が介助に入りました。
その際、男性の呂律が回らない状態で、警察官の問いかけに対して受け答えがままならならず、意識がもうろうとしていたため、小林市内の病院に緊急搬送されましたが、およそ4時間15分後に死亡が確認されました。
死因は捜査中だということです。
警察は、留置管理に問題がなかったも含めて捜査しています。
26日、栃木県の高速道路で逆走により3人が死亡する事故がありました。
もし、逆走している車に遭遇したら、私たちドライバーはどう対応すればいいのでしょうか。
26日、栃木県那須塩原市の東北自動車道で逆走した車が他の車と正面衝突するなど複数の事故が発生。
この事故であわせて3人が死亡、10人が重軽傷を負いました。
(JAF宮崎支部 川野 修さん)
「いくらエアバッグだとか付いていても、その衝突の破壊力というのは遥かに上回るものだから、亡くなる可能性が非常に高い」
JAFの機関誌『JAFMate』では、一方通行など狭い一般道を含めて逆走してくる車に遭遇したと答えた人の割合は26%と、およそ4人に1人が逆走車に遭遇したことがあると回答。
このうち、およそ8%が高速道路で遭遇していました。
また、県警察本部によりますと、県内で去年1年間に逆走者による物損事故が2件起きたということです。
(JAF宮崎支部 川野 修さん)
「追い越し車線を逆走して来る車が多いと言われているので、基本的には高速道を走る際は走行車線を走っていると思うが、追い越しの際に、追い越した後、ずっと追い越し車線を走るのではなくて、しっかり走行車線に戻ってもらいたい」
高速道路でお互いの車が100キロで走行していたとして、100メートルの距離で避けられるまでの時間はわずか2秒足らず。走行車線を走るだけでなく、基本的な運転の心がけが大事だということです。
(JAF宮崎支部 川野 修さん)
「車間距離を取ること。車間距離を取ると前方が見やすくなる。視界が広がるので、その辺が一番重要なことかなと思う」
逆走している車を見つけた場合、警察は近くのパーキングエリアやサービスエリアなどにある緊急電話を使って通報、もしくは、同乗者が110番通報するよう求めています。
そして、逆走による事故の加害者にならないためにも、連休中に慣れない土地を訪れる際は、事前の計画が何より大切です。
山陽新幹線は28日、午後6時ごろから約2時間にわたって新大阪駅〜博多駅間で運転を見合わせ、一部列車を運休にするなどしました。
【写真を見る】「小さな音がした」山陽新幹線のトンネルで遺体の一部見つかる 前日に接触した可能性も 乗務員の証言で再調査し発見 事故の影響で約2時間運転見合わせ 約3万6000人に影響 JR西日本 広島・尾道市
この事故について、JR西日本は、広島県尾道市西藤町の山陽新幹線のトンネル内で遺体の一部が見つかったと発表しました。
JR西日本によりますと、27日午後11時半ごろ、広島県東区にある車庫で、運行を終えた新幹線の車両に血のようなものがついているのが見つかりました。
JR西日本は警察に連絡するとともに、28日未明から始発までの間、山陽新幹線の全線の線路で確認作業を行ったということです。
その際、異常は見当たりませんでしたが、28日午前10時半ごろ、車両を前日に運転していた乗務員から「鳥と当たったような小さな音がした」と報告があったため、改めてトンネル内を確認したところ、遺体の一部が見つかったということです。
現場は新尾道駅から東に約4キロ離れた場所にあるトンネルで、付近は立ち入りができないということです。
警察が遺体の身元を確認するとともに、事故の原因を調べています。
この事故で、上下線合わせて24本が運休、同69本が最大約2時間30分遅れ、約3万6000人に影響しました。
28日正午ごろ、福岡県飯塚市にある廃墟に近い状態となっている住宅で白骨化した性別不明の遺体が見つかりました。
警察は身元の特定を急ぐとともに死亡時期や死亡原因などについて捜査を進めています。
28日正午ごろ、飯塚市鯰田にある廃墟に近い状態となっている1階建ての住宅にいた人から「白骨化した死体がある」と警察に通報がありました。
駆けつけた警察が住宅の中を調べたところ、着衣があったとみられる白骨化した遺体を発見したということです。
見つかった遺体は性別不明で死後数年が経過しているとみられています。
警察は遺体の身元の特定を急ぐとともに死亡時期や死亡原因などについて捜査を進めています。
熊本県警は、飲み会の後に同僚にパトカーで自宅まで送迎させた20代の男性巡査長と、酒気帯び運転をした30代の女性巡査長をそれぞれ停職1か月の処分としました。
■飲み会の送迎にパトカー 知人女性に不適切な行為も
熊本県警によりますと、男性巡査長は去年(2024年)10月、勤務時間外に同僚4人と一般の知人女性の合わせて6人で食事をした際、知人女性に不適切な行為をしたうえ、午前2時ごろに帰宅する際には勤務中の同僚2人をパトカーで呼び出し、この巡査長を含む3人をそれぞれの自宅まで送らせました。
女性が翌日、別の警察官に一連の経緯を話したことで発覚しました。
県警の聞き取りに対し、男性巡査長は「タクシーが捕まらないと思い、親しい同僚を呼んだ」と話しているということですが、実際にはタクシーを呼ぼうともしていなかったということです。
パトカーが送迎にかかった時間は20分ほどで、この間に出動はありませんでしたが、県警はこの送迎に使ったパトカーのガソリン代などについて「請求する予定はない」としていて、女性に対する不適切な行為の具体的な内容についても「女性のプライバシーに配慮する必要がある」として、明らかにしていません。
■「アルコールが抜けていない」認識あった
一方、30代の女性巡査長は今年2月の朝、自家用車で警察署に出勤した際、酒の臭いに気付いた同僚が調べたところ、検出されたのは基準値を下回るアルコール分でした。
しかし、検査したのが運転から1時間ほど後だったことから、県警は自宅から警察署までの道のり1.6キロは基準値を上回る状態だったとして、女性巡査長を酒気帯び運転の疑いで書類送検したうえで、停職1か月の懲戒処分としました。
女性巡査長は警察の調べに対し、「アルコールが抜けていない認識はあった」と容疑を認めていて、28日付けで依願退職しています。
大島誠吾(おおしま/せいご)首席監察官は「今回の飲酒に絡む不適切行為と飲酒運転は、警察職員としてあるまじき行為で、県民の皆様に深くおわびします。この事態を厳粛に受け止め、全職員に対する指導をさらに徹底し、信頼回復に全力を尽くします」とコメントしました。
春本番を迎え、さまざまな種類の“山菜”が顔を出しています。
レジャーとしても親しまれる山菜採りですが、事故にあわないために身を守る知識が大切です。
天ぷらにすると絶品のタラの芽や、酢味噌あえなどで人気の高いウドなどー
北海道函館市の青果店にはいまが旬の山菜がずらりと並びます。
中でも一番売れているのがー
(むさしや本店 上田真也さん)「やっぱりギョウジャニンニクです。僕も大好きですし。今の時期しか食べられないものなので」
独特の香りで人気が高いギョウジャニンニク。
しかし、山で自分で採るときにはこんな注意が必要です。
(吉岡記者)「ギョウジャニンニクに見えますが、強い毒を持つ毒草なのです」
札幌市内で開かれた山菜と間違いやすい毒草の展示イベントです。
ギョウジャニンニクによく似た毒草・イヌサフランには強力な毒があるといいます。
(北海道立衛生研究所 髙橋正幸博士)「葉っぱ数枚でも重篤な症状になる可能性があると言われています」
画面右がギョウジャニンニク、画面左がイヌサフラン。
葉のかたちが似ていて、区別するのは至難の業です。
2024年、イヌサフランの誤食によって札幌市内で2人が亡くなるなど、過去5年連続で死亡事故が発生しています。
よく似た毒草をどのように見分けたらよいのでしょうか。
(北海道立衛生研究所 髙橋正幸博士)「こちらはギョウジャニンニク。まず根元を見ていただきたいです。ギョウジャニンニクは根元が赤紫色。一方、毒草であるイヌサフランは根元が緑色になっています」
根元の色が緑色になっているイヌサフランは、絶対に食べてはいけません。
また、匂いで判断するのも有効です。
ギョウジャニンニクの独特のニンニク臭に比べ、イヌサフランはー
(吉岡記者)「ニンニク臭は全くしないですね、よくある雑草というか草の香り」
見た目と匂いをよく確かめてから採るのが重要です。
(札幌市民)「怖いけどおいしいのよね」
(札幌市民)「気を付けないとダメだなと思います」
そして、山菜採りの危険は誤食だけではありません。
札幌市はリアルなクマの毛皮を展示し、山菜採りで遭遇した場合の対策を訴えます。
(札幌市環境局 藤田将さん)「クマをもし見かけてしまったら、走って逃げるのは大変危険な行為。ゆっくりと後ずさりするのが一番良いと言われています」
(室蘭警察署地域課 近藤謙作課長)「4月から6月にかけてクマも冬眠から覚めてエサを求めて歩き回る。一番注意が必要」
山菜採りが本格化するこれからのシーズン。
様々な危険を想定しながら細心の注意が必要です。
28日朝、宮城県石巻市内の自宅で高校生の息子の背中をナイフで刺すなどし殺害したとして父親が逮捕されました。
中村洋輝記者
「殺害された高校生の息子は事件前日の部活動の練習を休んでいたということです」
警察によりますと、石巻市流留の会社員佐々木嘉志(よしゆき)容疑者(48)は28日午前7時頃、自宅で、同居する高校1年生の息子、慧太さん(15)の背中をナイフで刺し、首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
午前8時頃、知人に連れられた佐々木容疑者が「息子を殺した」と警察を訪れ現場に駆け付けた警察官が部屋で倒れている慧太さんを見つけました。
慧太さんは病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
慧太さんの友人
「すごく明るくていつもにこにこしていた。まだ現実かどうか分からない」
佐々木容疑者と慧太さんは2人暮らしで、警察が動機や事件の経緯を調べています。
28日午前7時頃、宮城県石巻市流留の会社員・佐々木嘉志(よしゆき)容疑者(48)が自宅で同居する高校1年生の息子、佐々木慧太さん(15)の背中を調理用ナイフで刺して首を絞めるなどし、殺害した殺人の疑いで逮捕されました。
【写真を見る】【速報】「息子を殺した」と出頭 15歳高校生の息子を刺すなどして殺害の疑い48歳会社員の男を逮捕 宮城・石巻市
警察によりますと、父親の佐々木容疑者は午前8時頃、知人と2人で「息子を殺した」と石巻警察署を訪れたということです。
駆け付けた警察官が、自分の寝室で意識を失って倒れている慧太さんを発見しましたが、搬送先の病院で約3時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、佐々木容疑者と慧太さんは2人暮らしだったということです。
現場は、石巻市沿岸の住宅や店などが立ち並ぶ場所です。
死体遺棄の疑いで逮捕・送検された宮城県岩沼市土ケ崎(どがさき)4丁目の職業不詳・佐藤蓮真(れんま)容疑者(21)は、4月12日午後7時40分から午後8時45分頃までの間に岩沼市下野郷(しものごう)の海岸に仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。
【写真を見る】保育士遺体遺棄容疑で逮捕 キックボクサーの男「”事件当日”チケット渡すために会った」事件発覚後も練習参加 依然警察は「認否明らかにせず」宮城・岩沼
佐藤容疑者の自宅から遺体発見現場までは直線距離で5キロ、車で20分ほどの場所です。
現場付近は人通りが少なく夜には真っ暗となりますが佐藤容疑者は、事件前にも訪れるなど土地勘があったと見られています。
近所の人
「びっくりしました。まさか近所の人が…」
「ここの人だとは思わなかったでも土地勘ないとできないと思ってた」
キックボクシングの選手だったという佐藤容疑者。
関係者によりますと、行仕さんは、佐藤容疑者と知人の間柄で何度か試合の観戦に訪れていたということです。
また、行仕さんが事件に巻き込まれたことを伝えた際、佐藤容疑者は「その日は事件当日試合のチケットを渡すため会った」と話し、事件発覚後も練習に参加していたということです。
警察は、佐藤容疑者と行仕さんが軽乗用車で一緒に海岸に行ったと見て調べています。
警察は佐藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、佐藤容疑者が行仕さんの殺害にも関わっているとみて調べを進めています。
行仕さんは、胸などを刃物のようなもので刺され殺害されたことがわかっていますが凶器などはいまも見つかっていません。
事件の全容解明が待たれます。
26日夜、新潟市北区のペットサロンが管理する犬舎で火事がありました。飼育されていた犬など約100匹が死んだとみられています。
大きく燃え上がる炎。
火事があったのは新潟市北区島見町にある犬舎です。
警察によりますと、26日午後9時ごろ、通行人から「火事です」と消防に通報がありました。
消防車など11台が駆けつけ、火は約4時間後に消し止められましたが、鉄骨一部木造の平屋建ての犬舎が全焼しました。
この犬舎は新潟市北区のペットサロンが管理している飼育施設で、ペットサロンによると、当時、飼育されていた犬など約100匹がいたということです。
この火事により、ほとんどが死んだとみられています。
また、出火当時は中に人はおらず、けが人はいませんでした。
施設関係者の親族
「生まれたばかりの、こんなかわいいのがみんな死んでしまった。漏電じゃないかな、なんて言ってるけど、火なんて使わないからね。ストーブも使わないしさ」
警察や消防が火事の原因を調べています。
山梨県早川町初鹿島の山から収容された遺体は静岡県焼津市の77歳の男性と分かりました。
【写真を見る】遺体で収容された男性は静岡県の77歳の男性と判明 昆虫採集に出掛け19日から捜索 山梨・早川町
警察は「早川町に昆虫採集に出掛けたまま帰らない知人の車を発見した」という通報を19日に受けて以降、初鹿島地内の山を捜索していました。
そして、険しい沢で遺体を発見、25日に収容、身元の確認を進めていました。
その結果、遺体は警察が探していた静岡県焼津市の77歳の男性と分かりました。
男性の死因は多発外傷で、警察では男性は滑落し死亡したとみています。
男性の遺体が発見された現場付近からは虫を採集する網が回収されているということです。
新発田市の大型商業施設で婦人服を盗み、女子トイレに侵入した疑いで56歳の男が逮捕されました。
窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、新潟市東区に住む56歳の無職の男です。警察によりますと、男は3月10日午後3時半ごろ新発田市にある大型商業施設内の衣料品店で、女性用の春物コートなど3点(販売価格合計2万438円)を盗み、その後、女子トイレに侵入した疑いがもたれています。30分ほどして女子トイレから出てきた男を、店の関係者が警察に通報しました。
男は容疑を認めていて、警察は動機や余罪などを調べています。
秋田県由利本荘市で27日、自宅前で草取りをしていた90代の女性が、バックしてきた車にはねられ死亡しました。車を運転していたのは義理の息子でした。
事故があったのは由利本荘市矢島町の市道で、27日午後1時10分ごろ、70代の男性が運転する軽ワゴン車が住宅の敷地からバックで出たところ、草取りをしていた女性をはねました。
はねられたのは、この家に住む94歳の女性で、骨盤を折るなどして病院に運ばれましたが、約14時間半後に死亡しました。
運転していた男性は死亡した女性の義理の息子で、けがはありませんでした。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
茨城県警ひたちなか署と県警機動捜査支援課、捜査3課の合同捜査班は28日、窃盗罪などで公判中の同県水戸市、解体工、被告の男(38)が、県内11市町村の消防団詰め所などで窃盗(未遂含む)など91件を繰り返していたことを裏付けたと発表した。被害は発電機など約370点(約560万円相当)に上る。
捜査3課によると、男は2024年3月ごろから同11月ごろまでの間、主に市町村が設置する消防団詰め所や防災倉庫などから、発電機や投光器、チェーンソーなどを盗んだとされる。
手口は地図アプリで「消防団詰め所」などと検索して犯行場所を選んだ上で、車で現場に向かい、夜間を中心に単独で犯行を繰り返した。無施錠の入り口からの侵入のほか、バールなどを使って鍵や窓ガラス、シャッターを壊して侵入した。盗品は売却し、生活費や遊興費、覚醒剤の購入費に充てていた。
裏付けた犯行の市町村別件数は、ひたちなか市の27件が最も多く、次いで鉾田市17件、水戸市12件だった。
28日午前9時40分ごろ、川崎市川崎区東扇島の新築倉庫の工事現場で「作業中にものが落ちてきた」と119番通報があった。50代の男性作業員が火気を扱う器具を使った際に起きた爆発に巻き込まれ、鉄骨の下敷きになった状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。他4人が頭から出血するなど重軽傷を負った。
【動画と写真で見る】作業員4人が負傷し、1人が地下に転落した川崎市川崎区東扇島の事故現場
神奈川県警川崎臨港署などによると、死亡した男性はガスバーナーで作業中、何らかの理由でガスに引火し爆発が起き、コンクリートの床に穴が開き地下へ数メートル転落。影響で建物2階にあった横10メートルほどの鉄骨が落下し、下敷きになったとみられる。
また、爆風で吹き飛んだコンクリート片などにより、別々に作業していた男性作業員の10~20代の3人が軽傷、70代の1人が重傷を負った。
現場は工場や物流倉庫などが多くある京浜工業地帯の一画。署が詳しい事故原因を調べている。
28日夕方、京都府長岡京市の交差点で事故があり、子供3人を含む7人が病院に運ばれました。いずれも意識はあるということです。
午後5時ごろ、長岡京市勝竜寺の交差点で、「車の衝突事故で子供を含むけが人がいます」と事故の関係者から消防に通報がありました。
警察などによると、男性の運転するトラックが、信号待ちをしていた軽自動車に突っ込み、そのはずみで軽自動車は前にいた別の軽自動車にぶつかったということです。
この事故で、トラックの運転手と軽自動車2台に乗っていた子供3人と女性3人の、合わせて7人が病院に運ばれました。
このうち女性1人が腰の骨を折るなど重傷です。
警察は、トラックの運転手から話を聞くなどして事故の詳しい原因を調べています。
28日正午前福岡県飯塚市の住宅から全身が白骨化した遺体が見つかり警察が身元の確認を急いでいます。
警察によりますと28日午前11時50分すぎ飯塚市鯰田で「白骨化した死体がある」と目撃者から110番通報がありました。
見つかった遺体は成人とみられ、家屋の中から見つかり全身が白骨化していたということです。
遺体の詳しい損傷具合や死因については現在、捜査中ということです。
また、遺体が見つかった家屋に人が住んでいたかも不明で警察が入居状況を調べるとともに事件、事故、自殺などあらゆる可能性を視野に遺体の身元の確認を進めています。
北九州市に住む高齢女性が携帯電話会社などを騙る男らからおよそ2130万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件がありました。
警察によりますと3月中旬ごろ八幡東区に住む70歳の女性の携帯電話に料金未納などと記載された通知が届きました。
女性が表示された電話番号に連絡すると携帯電話会社やセキュリティ会社を騙る男らから「有料サイトに登録されており使用料が未納」「携帯からウイルスが出ていて被害企業に慰謝料が必要」などと言われました。
信じた女性は指定された銀行口座におよそ50回にわたって現金合わせて2130万円ほどを振り込み、だまし取られたということです。
何度も振り込む女性を不審に思った銀行員が警察に通報し、事件が発覚しました。
警察は「電話でお金は全て詐欺!すぐに相談!110番!」と呼びかけています。
日本郵便は28日、新宿郵便局(東京都新宿区)の配達員が27日の集配業務中にオートバイを飲酒運転していたと発表した。酒気帯びの有無をチェックする法定の点呼を受けずに出発したことに管理者が気づき、配達先で確認して判明した。呼気から1リットル当たり0.05ミリグラムのアルコールが検出された。
日本郵便は「飲酒運転は決して許されない悪質な行為であり、事態を真摯に受け止める」とのコメントを出した。社内規定に基づき厳正に対処する。
日本郵便は、集配業務を担う全国の郵便局のうち75%の局で法定点呼業務が適切に実施されていなかったと23日に発表したばかりだ。
熊本県警は28日、県内の飲食店で知人女性に不適切な行為をし、会食後に巡回中のパトカーを呼び出して自宅まで送らせたとして、警察署捜査係の20代男性巡査長を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
男性巡査長は昨年10月2日午後9時~3日午前2時ごろ、警察官5人と知人女性1人が参加した飲食店の会食で、女性に「品位に欠く不適切な行為」をしたという。女性が翌日、巡査長の同僚に相談して発覚した。行為の詳細は「女性のプライバシーへの配慮」として明らかにしていない。
会食後、巡査長は同じ署の同僚2人が巡回していたパトカーを呼び出した。後部座席に巡査長と女性、別の20代男性警察官の計3人が同乗し、それぞれの自宅まで送らせた。送迎に要した約20分間に110番通報はなかったとしている。
巡査長は「女性に申し訳ないことをした」「タクシーがつかまらないだろうと思い、安易にパトカーを呼んでしまった」と話しているという。
鳥栖署は28日、ストーカー規制法違反の疑いで、鳥栖市今泉町、パート従業員の男(63)を逮捕した。
逮捕容疑は24日、知人の40代女性の自宅に押しかけて駐車中の車の後部ワイパーにブラジャー1点をかけ、28日にも車の後部ワイパーと別の駐車している車のドアミラーに女性用ショーツを1点ずつかけて性的羞恥心を害するものを知り得る状態に置いた疑い。同署によると、容疑を認めているという。
同署によると、2月16日に女性から「車に下着がかけられている」と届け出があり、その後も含めて相談が計7回あった。
県内で相次ぐ警察官などをかたる詐欺を連携して未然に防いだとして佐賀銀行の女性行員3人に感謝状が贈られました。
伊万里警察署と有田防犯協会から感謝状が贈られたのは佐賀銀行行員の山口啓子さん、江口理絵子さん、清水和美さんの3人です。
3月、山口さんは銀行の窓口で1000万円を自分のネット口座に振り込もうとする女性に預金の使用目的を確認しました。
女性が奈良の警察官や検察官を名乗る人から指定された口座に預金を移すよう指示をされたと話しため詐欺を疑い、清水さんと江口さんの3人で連携し、本店の犯罪対策室や警察に連絡をして被害を防いだということです。
【佐賀銀行有田支店 山口啓子さん】
「未然に防げたということはやっぱりよかったなと思いますし身近でこういうことが起こるっていうことがちょっと怖いなと思いました」
【佐賀銀行北方支店 江口理絵子さん】
「最初の金額と使い道が一致しないというところが不審に思ったところです。佐賀銀行の行員としてとても誇りに思います」
対応した行員によりますと電話で検察に確認したところ検察官を名乗った氏名の人物は奈良の検察にはいなかったということです。
栃木県那須塩原市の東北自動車道で3人が死亡した多重事故では、逆送した車が近くの黒磯板室インターチェンジ(IC)から誤進入した可能性が指摘されている。高速道路での逆走は全国で相次いでおり、道間違いが発端となるケースは、およそ半数を占める。警察庁や国土交通省が利用者に注意喚起している。
【写真】正面衝突し大破した2台の乗用車 東北道で逆走、3人死亡
黒磯板室ICでは、信号で右折して上り線に入る構造で、逆走につながる左折は標識で禁止されていた。ただ、左折を遮る構造物はなく、誤進入などによる逆走が起こり得る状態だった。
国交省のまとめによると、高速道路の逆走事案は毎年、200件程度発生している。令和5年は224件で、このうち物損事故は31件、死傷事故は8件あった。
要因別では、高速道路の出口に誤って進入▽ICやジャンクション(JCT)などで分岐を間違える▽一般道から高速道路に誤進入-など、道間違いが発端となる逆走が全体の約5割を占めた。また、事故に発展した39件のうち、ICやJCTで逆走を開始したケースは27件と約7割に上った。
警察庁など関係機関は、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)の出入口付近、IC付近などでは、標識や道路表示をしっかりと確認するよう呼びかけている。
【カイロ=佐藤貴生】イスラエル軍は28日、前日に続きイスラム原理主義組織ハマスを標的にパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラ(電子版)は少なくとも17人が死亡したとし、27日からの攻撃による死者は70人に達したと伝えた。
両者の停戦協議を仲介するカタールのムハンマド首相は27日、ハマスはイスラエルが戦闘終結に応じるなら人質全員を解放する意向だが、イスラエルは終戦への姿勢を明言せず人質の解放を求めていると指摘。「どう戦闘を終わらせるか」が交渉のカギだと述べた。協議では進展もみられるが、最終的に合意するかは不透明だとしている。
一方、イスラエル軍は27日、レバノンの首都ベイルート南郊のダヒエを爆撃して建物を破壊した。親イラン民兵組織ヒズボラが「精密誘導ミサイル」を隠していたと主張した。
ヒズボラが拠点を置くレバノンと、イスラエルは昨年11月に停戦で合意したが、イスラエル軍はしばしばレバノンを攻撃。レバノンのアウン大統領は停戦合意を仲介した米仏に対し、イスラエルの攻撃をやめさせるよう求めた。
静岡市葵区の会社事務所で、クレジットカードが盗まれる被害があり、元従業員の31歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕された北海道北見市に住む31歳の無職の男は去年8月から9月ごろまでの間に、勤務していた静岡市葵区の会社事務所からクレジットカード1枚を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は去年9月ごろから行方が分からなくなっていて、2月下旬に社長が被害届を出しました。男がこのカードを使用したことが分かり、逮捕に至ったということです。警察が詳しい経緯を調べています。
静岡県御殿場市で3月下旬、女性をめぐるトラブルから19歳の男性を暴行した疑いで、16歳から18歳の男3人が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、御殿場市に住む18歳の無職の男と18歳の解体工の男、それに小山町に住む16歳の建設作業員の少年の3人です。御殿場警察署によりますと、3人は3月下旬、市内の路上や公園で県東部地区に住む19歳の飲食店従業員の男性に殴る蹴るなどの暴行を加えたということです。男性は、顔面打撲や切り傷などの軽傷です。被害者の男性は容疑者のうち2人と顔見知りで、知人の女性をめぐるトラブルがあったということです。警察で詳しい状況を調べています。
浜松市中央区の飲食店の駐車場で男性を刃物で切り付けたとして指名手配されていた男が逮捕されました。
浜松市中央区の元暴力団員・の男(51)は25日未明、浜松市中央区領家の飲食店の駐車場で、50代の男性を刃物で切りつけたとして、殺人未遂の疑いで指名手配されていました。
警察は、28日昼頃一人で出頭してきた男を浜松東警察署で逮捕したと発表しました。
警察は男が出頭してきた理由や認否について明らかにしていません。
男を巡っては、犯人隠避の疑いで市内の47歳の無職の男と同じく47歳のアルバイト従業員の女性が逮捕されましたが、女性はすでに釈放されたということです。
被害者の男性は容体が安定し会話は可能だということで、警察は容疑者との間で何らかのトラブルがあったものとみて調べを進めています。
静岡県富士宮市で10代の女性の体を触ったなどとして逮捕された80代の男が、同じ女性にキスをしようとしたとして再逮捕されました。
不同意わいせつ未遂の疑いで再逮捕された富士宮市の82歳の無職の男は、3月中旬、10代の女性にキスをしようとしたものの、抵抗されて未遂に終わった疑いがもたれています。男は2月中旬、市内の路上で同じ女性の体を触ったとして不同意わいせつの疑いで、4月11日に逮捕されていました。警察の調べに対して男は容疑を否認しています。
4月25日、浜松市中央区で50代の男性が刃物で切り付けられた殺人未遂事件について警察は、28日、元暴力団員の男を逮捕しました。男は、全国に指名手配されていて警察署には歩いて出頭してきたということです。
【写真を見る】事件現場を捜査する警察
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団山口組系國領屋一家の元組員で浜松市中央区幸の無職の男(51)です。警察によりますと、容疑者の男は4月25日午前1時ごろ、浜松市中央区の喫茶店の駐車場で50代の男性の左足を刃物で切り付け殺害しようとした疑いがもたれています。
切り付けられた男性は國領屋一家の組員で、病院に運ばれましたが命に別状はないということです。容疑者の男は事件の後、逃走し、警察が全国に指名手配していました。
写真を公開して情報提供を呼びかけていたところ、28日正午ごろ、容疑者の男が1人で歩いて浜松東警察署に出頭してきたため逮捕に至りました。
この事件を巡っては、逃走の際に容疑者の男が使った車を移動させ、捜査を妨害したとして47歳の男が犯人隠避の疑いで逮捕されています。また、事情聴取に応じず捜査を妨害した疑いで47歳の女が逮捕されましたが、この女については釈放されています。
警察は容疑者の男の犯行の動機や逃走後の行動などについて詳しい調べを進めています。
4月28日、宮城県大和町にあるため池で高齢とみられる女性の遺体が発見されました。警察が身元の特定を進めています。
記者リポート
「遺体は田んぼのわき道を抜けた、人けのない深さ約1mの池で見つかったということです」
遺体が見つかったのは、大和町小野にあるため池です。28日午前9時半ごろ、近くに住む人から「人がため池に浮いている」と110番通報がありました。
警察によりますと、浮いていたのは60代から80代ぐらいとみられる女性で、通報から約1時間半後に引き揚げられましたが、その場で死亡が確認されました。女性は服を着た状態で外傷はなく、少なくとも死後1週間以上経過していると見られています。
警察は、女性の身元の特定を進めるとともに、誤って池に転落した可能性があるとみて、詳しく調べています。
宮城県岩沼市の海岸で殺害された保育士の女性の遺体が見つかった事件で、警察は21歳の知人の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。事件当日、何があったのか。男の足取りが少しずつ明らかになってきました。
宮城県警 宮澤伸育刑事部長
「本日、死体遺棄の疑いで、被疑者を逮捕しました」
事件は発覚から2週間で急展開を迎えました。4月13日、岩沼市下野郷の海岸で太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が胸などを刺されて殺害されているのが見つかった事件。警察は、行仕さんの遺体を遺棄した疑いで、岩沼市土ケ崎4丁目の職業不詳・佐藤蓮真容疑者(21)を逮捕しました。
警察によりますと、佐藤容疑者は12日午後7時40分から午後8時45分ごろまでの間に、遺体を遺棄した疑いがあるということです。
記者リポート
「午後8時半の行仕さんの遺体が発見された現場。警察によりますと、佐藤容疑者はこの時間帯に、行仕さんの遺体を遺棄したということです。周囲には明かりはなく、ライトを消すと、このように周りの状況が分からなくなるほど暗くなります」
人目につかない場所で、2人に一体何があったのでしょうか。警察への取材で佐藤容疑者の足取りが、少しずつ明らかになってきました。
遺体が発見される前日12日の動きはこうです。
12日午後7時ごろ、佐藤容疑者は行仕さんと複数回電話をしていました。その頃、行仕さんは一人で外出しています。
そして、佐藤容疑者は電話をしていた時間帯に、行仕さんの自宅近くを車で訪れていたことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
その後、行仕さんの自宅から約14キロ離れた岩沼市の海岸近くで、2人の姿が確認されています。
午後7時40分ごろ、一人でいる行仕さんが防犯カメラに映っていました。警察はこの記録が、行仕さんの生存していたことを示す最後の姿だとしています。
その約1時間後の午後8時45分ごろ、今度は佐藤容疑者が一人で車を運転する姿が防犯カメラに記録されていました。
キックボクシングの選手だったという佐藤容疑者。佐藤容疑者が所属するジムの関係者によりますと、佐藤容疑者の試合に行仕さんが観戦に訪れていたこともあるそうです。
捜査関係者によりますと、佐藤容疑者は、過去にも行仕さんとSNSでメッセージをやり取りしていましたが、調べに対し「行仕さんとは知人関係で、交際していない」と話しているということです。
警察は、佐藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、殺人の疑いも視野に入れ事件の詳しい経緯を調べています。
28日午後、岐阜県多治見市で、大型トラックと自転車が衝突し、自転車に乗っていた男性(36)が意識不明の重体です。
警察によりますと、28日午後6時半ごろ、多治見市明和町の市道で、南に向かって走っていた大型トラックと自転車が衝突しました。
この事故で、自転車に乗っていた多治見市に住む男性(36)が病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。
大型トラックの運転手は、当時、荷物の配達中で、けがはありませんでした。
現場は、片側1車線の直線道路で、警察は、大型トラックの運転手から当時の状況を聞くなどして、事故の原因を調べています。
今月26日、下呂市の30代男性が「岐阜県警」をかたる特殊詐欺により185万円を振り込む被害がありました。男性は「岐阜県警察」と表記されたアカウントを本物と信じ込み被害にあったということです。県警は28日、そのアカウントを公開し、再発防止を訴えています。
警察によりますと、被害に遭ったのは下呂市の30代の自営業男性で、26日午前11時45分ごろ、男性の携帯電話に警視庁を名乗る男から「特殊詐欺で逮捕された中からあなたの口座で入出金に不正利用がありました」などの電話がありました。
その後、岐阜県警を名乗る男から、「岐阜県警察」と表記されたアカウントからのビデオ通話で連絡があり、「詐欺に使われた紙幣の番号と、 あなたの資産の紙幣の番号を照合したいので金を振り込んで 欲しい」などと言われたということです。
男性は市内のATMを使って指定された振込先に2回にわたって、合わせて185万円を送金しました。男性は振り込んだ後、相手と連絡がつかなくなったことで不審に思い110番し、だまされたことに気づいたということです。
警察は男性の携帯電話に残っていたニセのアカウントを公開し、注意を呼びかけています。
浜松市中央区で暴力団の組員が刃物で切られた殺人未遂事件で、警察は指名手配していた元暴力団組員の男を逮捕しました。
逮捕されたのは浜松市中央区幸に住む無職の男(51)で、4月25日未明、中央区領家にある喫茶店の駐車場で指定暴力団 山口組系國領屋一家の組員(50代)を刃物で切りつけ殺害しようとした疑いです。
警察は現場の状況や防犯カメラに記録された映像などから男を指名手配し行方を追っていましたが、28日昼過ぎにひとりで歩いて浜松東警察署に出頭してきました。
男は以前、被害者と同じ暴力団に所属していて、警察は動機などを調べています。
一方で男が容疑を認めているかについては明らかにしていません。
静岡県浜松市で暴力団組員が刃物で切られた殺人未遂事件で、警察は指名手配していた元暴力団組員の男を逮捕しました。28日昼過ぎ、1人で出頭してきたということです。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは浜松市中央区幸の無職の男(51)です。
男は4月25日未明、浜松市中央区領家の喫茶店の駐車場で指定暴力団山口組傘下の國領屋一家の組員(50代)を刃物で切りつけ、殺害しようとした疑いがもたれています。
警察は現場の状況や防犯カメラの映像などから男の犯行と断定し、公開指名手配をして行方を追っていました。
そして28日昼過ぎ、男は浜松東警察署に1人で歩いて出頭してきたということです。
男は被害者と同じ暴力団の元組員で事件当時周辺にいた人は言い争うような声を聞いていて、警察は犯行の経緯など詳しく調べています。
28日午後5時50分ごろ、山陽新幹線は「福山ー新尾道」間で、人と接触したため、約2時間にわたり、全区間で運転を見合わせました。
JR西日本によりますと、27日夜、広島県広島市東区矢賀にある山陽新幹線の車庫で、運行終了後に新幹線の車両を確認したところ、血のようなものが付着していたということです。
また28日午前10時半ごろ、のぞみ号の乗務員から「きのう、鳥とあたったような小さな音がした」という報告があり、音がした現場付近を確認したところ、広島県尾道市西藤町のトンネル内で遺体の一部を発見し、運転を見合わせたということです。
福山市と三原市に住む大学生2人が、大麻を使用した疑いで逮捕されました。
去年12月の法改正で大麻の「使用」に罰則が設けられて以降、広島県警としては初の逮捕者となります。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、福山市の大学生小林真弥容疑者(20)と、小林容疑者の友人で三原市に住む大学生の男(20)です。
警察によりますと、小林容疑者ら2人は先月8日から翌9日までの間に、県内かその周辺で大麻を使用した疑いが持たれています。
2人は覚せい剤を使用したとしてすでに逮捕・起訴されていて、尿検査で覚せい剤の陽性反応とともに、大麻の成分も検出されたことから再逮捕となりました。
2人はいずれも容疑を認めていて、「SNSを通じて大麻を入手した」と話しているということです。
大麻の「使用」についてはこれまで罰則はありませんでしたが、若者による使用の増加を受けて去年12月の法改正で禁止されました。
「大麻使用」容疑での逮捕は県警としては初めてです。
資産形成についてインターネットで調べていた名古屋市の男性が、LINEグループで投資を持ちかけられたことをきっかけに、現金6000万円以上をだまし取られました。
【動画を見る】「ウソかなと思いつつも…」60代男性が騙されるまで 過去最悪被害の“ロマンス詐欺" 写真があることで「会った気に」 キャンペーン「SNSな人々」第3回-1
警察によりますと名古屋市名東区に住む70代の男性は、2025年1月中旬ごろ、インターネットで投資に関するサイトなどを閲覧していたところ、資産形成についての相談を受けるLINEアカウントを見つけ登録しました。
男性はその後、このLINEグループで、実在する会社の社員を名乗る女などから投資を持ち掛けられ、4月21日までに複数回にわたり、現金およそ6332万円を指定された口座に振り込んだということです。
男性は現金を引き出そうとした際に「税金がかかる」などといわれたことを不審に思い、弁護士に相談して詐欺と気付きました。
警察は、SNSだけでやりとりしている人を簡単に信用せず、「投資に詳しい人を紹介する」などと言われたら詐欺を疑うよう呼びかけています。
26日の夜、那須塩原市の東北自動車道で逆走した乗用車が向かって来る別の車と正面衝突するなどして3人が死亡し10人がけがをした事故。
逆走した車が誤って侵入したとみられるインターチェンジを取材すると見えてきたこととは。
26日午後10時ごろ那須塩原市の東北自動車道の上り線で逆走した乗用車が向かって来る別の車と正面衝突し、この事故によって発生した渋滞にトラックが突っ込んで複数台の車が巻き込まれました。
この事故で逆走した乗用車を運転していた宇都宮市峰町に住む前原勇太さん(42)と逆走車と正面衝突をした乗用車を運転していた岩手県北上市に住む平岡勝利さん(56)、それに渋滞にトラックが突っ込む事故に巻き込まれた埼玉県川越市に住む長嶋弓子さん(60)の3人が死亡しました。
ほかにも2人が大けがを負い、8人が軽いけがを負っています。
警察によりますと、今回の衝突事故が起きる前後に黒磯板室インターチェンジの近くで車が逆走しているという通報が11件相次いでいたということです。
これにより警察では、このインターチェンジから高速道路に侵入し、逆走した可能性もあるとみています。
黒磯板室インターチェンジでは、料金所を通過したあとに東京方面へと進むと信号機付きの交差点にさしかかります。
記者
「交差点には矢印や赤い舗装などで進行方向が示されていますが、こちらの交差点を間違えて左折してしまうと高速道路を逆走することになります」
こちらの交差点では、東北道の上り線に合流する道と東北道の上り線から料金所へ進む道が交差しています。
逆走した乗用車は、この交差点を左折して高速道路に侵入した可能性があるということです。
逆走につながる左側の道には左折をしないように「進入禁止」と書かれた看板や標識が設置されていますが、構造的には左折し高速道路への侵入が可能な状態になっています。
逆走した乗用車は正面衝突を起こす前の午後10時ごろ、黒磯板室インターチェンジの近くで別の車と接触事故を起こしています。
その後乗用車は、2キロ余り逆走して別の乗用車と正面衝突を起こし2台が巻き込まれました。
さらにこの事故によって発生した渋滞にトラックが突っ込み、事故渋滞で停車していた複数台がまき込まれました。
警察の現場検証では、道路には目立ったブレーキ痕がなかったことも明らかになり、逆走した乗用車は減速せずに事故を起こした可能性があるということです。
警察では引き続き付近の監視カメラの映像を解析するなどして、逆走の経緯や事故の状況を詳しく調べています。
おととし、日本維新の会の上野蛍元富山市議が県議選に出馬した男性に現金を要求して、受け取っていた問題で、富山地方検察庁は上野氏を不起訴処分としました。
この問題は、おととし4月、上野蛍元富山市議が県議選で次点で落選した 党公認候補の男性に現金を要求して45万円を受け取っていたとされるものです。
これに神戸学院大学の上脇博之教授は「県議選立候補者から選挙運動の報酬を受け取ったことは公職選挙法に違反する」とし、富山地検に告発状を送っていました。
告発は今月25日に受理されましたが、富山地検は同じ25日中に「不起訴処分」としました。
地検は不起訴とした理由を明らかにしていません。
今治市内の消防署に勤める職員が、松山市内で酒気帯び運転をした疑いで、警察に検挙されました。
今治市消防本部によりますと、検挙されたのはきょうの午前中で、職員が勤務先の消防署に自分で連絡したことで事態が発覚したということです。
職員は休みだったきのう松山市内で酒を飲んでいて、きょうは出勤日でした。
今治市消防本部では、幹部職員に対し、緊急で消防長による訓示を行ったということで、検挙された職員については詳細な事実が分かり次第厳正に処分するとしています。
今治市の徳永繁樹市長は「このような事態が起こったことは誠に遺憾」としたうえで、「信頼回復に向けて職員育成と組織土壌の改良に取り組む」とコメントしています。
きのう徳島県の吉野川で起こった、水難事故。救助された四国中央市に住む男の子の意識は、いまも戻っていないということです。
河川財団が警察庁のデータを基に作成したグラフでは、場所ごとに見た水難事故による死者数は、河川が48.2%と多く、次いで湖沼地、海などとなっています。
気温が上がり、川辺で遊ぶ機会が増えてくるこの時期、命を守るために注意すべきポイントは。
西条警察署の藤岡信行地域課長です。
西条警察署 藤岡信行地域課長:
Q.川の危険なところは?
「川における水難事故は毎年のように発生しておりますので、川に対する危険性を正しく理解する必要があります」
西条市を流れる加茂川では、去年、当時小学5年だった女の子がおぼれて死亡したほか、過去には園児、そして高校生が犠牲となる水難事故が起こっています。
西条警察署 藤岡信行地域課長:
「水面は穏やかそうに見えても、川の石は滑りやすく水の流れは複雑です。急に深みにはまる場所もあります」
ほかにも、水流による水圧が想像以上に強いことや、水温が低く足がつりやすいなど、目に見えない危険が潜んでいるといいます。
年間700人前後が亡くなっている水の事故に遭わないために…
西条警察署 藤岡信行地域課長:
「保護者が同伴している場合でも、深みや流れが強い場所「危険」と書いている場所には近づかないこと、水に入る際はライフジャケットを着用すること、体調が悪いときや飲酒しているときには水に入らないことなどをお願いしたいと思います」
最大11連休のゴールデンウィークとあって車での移動が増えるなか、注意したいのが高速道路の逆走です。東北道では逆走により3人が死亡する事故も起きています。
福島市の国道4号で車4台が絡む多重事故 6人が救急搬送 36歳男性が大けが
■井上朔実記者
「日が差して気温も上がってきました安達太良SAです。こちらでは県外ナンバーの車もきょうは多く見られます」
本宮市にある東北道上りの安達太良サービスエリアです。平日の午前中でも、家族連れでにぎわっていました。
■岩手県奥州市から訪れた人
「きょう有給で、11連休にしてもよかったんですけど、仕事が詰まっていたので。今も電話はなってますけど、無視してます」
■宮城県名取市から訪れた人
「お仕事休みとって4連休にしてきました。旅館に泊まりに行きます」
この大型連休中も多くの人が車で移動しながら、旅行や観光を楽しんでいるようですが、その東北道で痛ましい事故が起きました。
おととい26日の夜、栃木県那須塩原市の東北道上りで逆走の車と別の車が正面衝突するなど、4台が絡む事故があり男性2人が死亡。この事故による渋滞が引き金となって別の事故も発生し、一連の事故で3人が亡くなっています。
なぜ、高速道路で逆走事故が起きてしまうのでしょうか。
■福島県警 高速隊 伊藤太幸 副隊長
「普段行かない、初めて行くような場所に行ったときに気持ち的に焦っ、たり、行く先がよくわからずキョロキョロしてしまったりして間違った方向に入ってしまうおそれがある」
ネクスコ東日本のイメージ映像をみると、逆走の原因はさまざまですがよくあるのが合流部分です。
方向を変え逆走してしまうケースがあるといいます。
また、サービスエリアなどから本線へ戻る際に進行方向を誤り逆走するケースも。
思い込みや勘違いから「逆走」につながることが多く、ネクスコ東日本によりますと逆走事案のうち、およそ4割の運転手が「逆走に気づいていなかった」そうです。
■福島県警 高速隊 伊藤太幸 副隊長
「(逆走は)各インターチェンジ、サービスエリア、パーキングエリアなどではどこでも起こりうる可能性はある、十分に注意してもらえれば」
逆走事故で死に至る確率は高速道路での事故全体に比べ約15倍に跳ね上がるというデータも。
複雑な道路構造の場合、逆走に気づかなかったりパニックになったりすることも考えられますが高速道路上には、逆走を防ぐ道路標識が整備されているため、これらを見落とさないよう落ち着いて運転することが大切です。
■福島県警 高速隊 伊藤太幸 副隊長
「間違いなく標識、標示はしっかりされている、しっかり見ていただければ間違うことはないと思う」
県警は万が一にも逆走してしまった場合は速やかに路肩に停車し、警察への通報を呼び掛けています。
高速道路での逆走事案は毎年200件ほど発生していて、30歳未満が1割を占めるなど必ずしも高齢者に限った事案ではないそうです。
4月28日に開かれた「交通事故防止緊急エリアサミット」には、警察や各地区の交通安全団体など約40人が出席した。
福島県警察本部の武藤孝雄交通部長が「交通事故抑止活動をその地域にあった、特性に応じた対策を地道にかつ、継続して実施をしていく必要があると思っております」と挨拶した。
県内では2025年、3月末までの間に790件の交通事故が発生し、17人が亡くなっていて過去5年間で最も多くなっている。
目標の死亡事故『年間50人以下』を上回るペースとなっているため、県警察本部では「危機的状況」としていて、事故防止に向けた対策を強化することにしている。
27日夜、札幌市東区の路上で棒の先に包丁などを付けた手作りの「やり」を女性に突きつけて脅した疑いで43歳の男が逮捕されました。
札幌市東区の職業不詳、竹中学容疑者(43)は、27日午後9時すぎ、札幌市東区北丘珠3条2丁目の路上で、タクシーから降りた31歳の女性に刃物を突きつけ脅迫した疑いが持たれています。警察によりますと、竹中容疑者が突きつけたのはおよそ1mの棒の先端に包丁などを取り付けた手作りの「やり」だったということです。
竹中容疑者と女性に面識はなく、警察の調べに対し竹中容疑者は「突きつけてはいません」と容疑を否認しています。
名古屋市名東区に住む70代の男性が、SNSをきっかけにした投資詐欺の被害に遭い、現金約6300万円をだまし取られていたことがわかりました。
警察によりますと、名東区の70代の男性は1月ごろ、投資に興味があったことから資産形成に関するSNSのグループアカウントに自ら参加しました。
その後、グループのメンバーの女性を名乗るアカウントや、その上司を名乗る人物のアカウントから投資話を持ち掛けられたということです。
男性は、指定されたアプリを通して指示されるままに複数回にわたり、現金を振り込みました。
アプリ上では利益が出ているように表示されていたため、男性が現金化しようとすると、グループのメンバーから「手数料が必要」としてさらに現金の振り込みを求められるなどしたということです。
男性は振り込みを繰り返し、現金あわせて約6332万円をだまし取られました。
不審に思った男性が弁護士に相談したところ、詐欺と指摘され、被害が発覚しました。
警察は、SNSだけでやりとりしている相手を簡単に信用せずに、「必ず儲かる」「投資に詳しい人を紹介する」などと言われたら、詐欺を疑ってほしいと呼びかけています。
「逆走事故から身を守る」。多くの人が高速道路を利用するゴールデンウィークですが週末に大きな事故も起きてしまいました。その原因とみられる「逆走」。全国でも相次いでいるといいます。
国土交通省によりますと、高速道路での逆走事案は全国で毎年200件前後、単純計算で2日に1回の頻度で起きているといいます。
そのうち約3割は、自分が逆走しているという認識すらなかったというデータも――
「逆走車に遭遇したら怖いなと思いますし、気が動転したら自分も起こしかねないので、そういうところは気を付けたい」(香川から静岡に帰省中)
Q.「ヒヤリ」とした経験は
「全然知らない道で遠方に旅行している時に『一方通行だった』というパターンはあります」(香川から静岡に帰省中)
「前の車が車線変更して、目の前に逆走車が来たらどうしようもないですよね」(東京から愛知・豊明市に帰省中)
28日夜、大阪市西成区の南海電鉄高野線の線路内で、83歳の女性が電車にはねられ死亡しました。
28日午後8時半ごろ、南海電鉄・木津川駅近くの線路内で、西成区に住む83歳の女性が岸里玉出発汐見橋行きの普通電車にはねられました。女性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、運転士が線路に座り込んでいる女性を発見してブレーキをかけましたが、間に合わずに衝突したということです。
現場は、一番近い踏切から20メートルほどの場所で、女性がどのように線路に立ち入ったかは分かっていません。
警察は女性の身元を調べています。
岐阜県多治見市で28日、トラックが自転車をはねる事故があり、36歳の男性が意識不明の重体です。
【写真を見る】トラックが自転車をはね男性(36)が意識不明 岐阜県多治見市
警察によりますと、28日午後6時30分ごろ多治見市明和町で大型トラックが自転車をはねる事故がありました。
この事故で自転車を運転していた36歳の男性が意識不明の重体です。
警察は大型トラックを運転していた愛知県あま市の会社員、井出基之容疑者(51)を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
現場は片側一車線の市道でトラックと自転車は同じ方向に進んでいたということです。
警察が事故の原因を調べています。
28日午後、兵庫県丹波篠山市の国道の信号がない交差点で自転車に乗った81歳男性が大型トレーラーにはねられる事故があり、男性は死亡しました。警察はトレーラーの運転手を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
28日午後7時ごろ、兵庫県丹波篠山市の国道176号の信号のない交差点で大型トレーラーの運転手から「自転車と事故です」という119番通報がありました。
消防と警察によりますと、現場には市内に住む81歳の男性が倒れていて、意識不明の重体で病院へ搬送されましたが、その後死亡しました。また、男性が乗っていた自転車はトレーラーの下で見つかりました。
警察はトレーラーの運転手の古井康雄容疑者(58)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対して、古井容疑者は「大変なことをしてしまった」などと話しているということで、警察は横断中の自転車に乗った男性を大型トレーラーがはねたとみて、事故当時の状況などを詳しく調べています。
28日夜、福岡県糸島市で酒を飲んで車を運転したとして、79歳の無職の男が現行犯逮捕されました。
男は「自宅で酒を飲んで運転しました」と容疑を認めているということです。
28日午後6時前、糸島市南風台の住宅街で、「男2人が揉めている」と目撃した男性から110番通報がありました。
警察によりますと、2人は70代と20代で、近くのスーパーの駐車場で口論になり、70代の男が乗用車に乗って逃走。
20代の男性も車で追跡し、700メートルほど離れたところで追いつき、揉めていたということです。
警察官が駆けつけると、70代の男から酒臭がしたため、呼気を調べたところ、基準値の3倍のアルコールが検出されたため、その場で現行犯逮捕しました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、糸島市美咲が丘に住む無職の79歳の男です。
取り調べに対し男は、「自宅で酒を飲んで運転しました」と容疑を認めているということです。
知人女性の車のワイパーにブラジャーや女性用ショーツを掛けるなどのストーカー行為をしたとして、63歳のパート従業員の男が逮捕されました。
男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、佐賀県鳥栖市今泉町に住むパート従業員の63歳の男です。
男は今月24日、知人の40代の女性の自宅に押しかけ、駐車してあった女性の車の後部ワイパーにブラジャー1点を掛けたほか、28日には、女性の車の後部ワイパーと、さらに別の車のドアミラーにも女性用のショーツをそれぞれ1点掛けるなどのストーカー行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、2月16日に女性が「車に下着が掛けられている」と警察に相談。
これまでに合わせて7回、同様の被害があったということです。
取り調べに対し男は、「女性の車に下着を掛けたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
北海道・美幌警察署は2025年4月28日、傷害の疑いで網走に住むアルバイト従業員の男(67)を逮捕しました。
男は4月28日、同居する60代の妻の胸部を足で蹴る暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
妻は左胸部を打撲する軽傷です。
匿名の人物が警察に通報し事件が発覚しました。
警察によりますと、男は妻と口論の末に犯行に及んだということで、調べに対し男は「蹴ってけがをさせたことに間違いありません」と容疑を認めています。
警察が当時の状況や過去の相談歴を調べています。
北海道・浦河警察署は2025年4月28日、暴行の疑いで浦河町に住む漁師の男(42)を現行犯逮捕しました。
男は4月28日午後8時ごろ浦河町の自宅で,同居する30代の妻の頬を噛む暴行を加えた疑いが持たれています。
妻は頬が赤くなっていますが、大きなけがはありません。
同居している10代の息子が「早く来てください 両親が喧嘩している」と110番通報があり、事件が発覚しました。
調べに対し男は「やったことに間違いはありません」と容疑を認めています。
警察は当時の詳しい状況を調べています。
湘南鎌倉総合病院(鎌倉市)で2014年に手術を受けた50代男性が腕の神経がまひする後遺障害を負ったのは、病院側が手術前検査などの注意義務を怠ったためだとして、病院を運営する医療法人徳洲会(大阪府)に約6960万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、横浜地裁(藤岡淳裁判長)は28日までに、病院側の過失を認め、徳洲会に約1380万円の賠償を命じた。23日付。
男性は21年に提訴した。判決などによると、男性は14年1月、左脇などのしこりを訴えて同病院を受診。同病院医師はリンパ節腫の疑いと診断し、左脇の腫瘍の摘出手術をして生体検査することを決めた。ところが男性は手術後に左手の動きが戻らなくなり、橈骨(とうこつ)神経まひと診断された。その後、生体検査の結果、医師の見立てとは異なりリンパ節腫ではなく神経の腫瘍だったと判明した。
藤岡裁判長は判決で、医師は神経の腫瘍を疑って手術に先立ちMRI検査をすべきだったのに怠ったと指摘。MRI検査をして神経腫瘍と診断していれば摘出手術は実施されず、男性にまひが生じることもなかったなどと判断した。
男性の代理人の寺田正主弁護士は「当然に過失が認められる事案だ」などと話した。徳洲会側は「判決内容を精査し、適切に対応したい」などとしている。
【ニューデリー共同】ロイター通信は28日、パキスタンのハワジャ国防相がインドによる侵攻が差し迫っているとの認識を示したと報じた。厳戒態勢を敷き、「部隊を増強した」とも述べた。インドはパキスタンとの係争地カシミール地方の自国支配地域で起きたテロをパキスタンによる犯行だとみなし、両国の対立が激化している。
両国は核兵器保有国で、3度戦争したことがある。ハワジャ氏は、核使用の可能性について「国の存続が直接脅かされる」場合に限ると述べた。
テロは22日に起き、武装集団が観光客ら26人を殺害した。ロイターは、容疑者のうち2人はパキスタン人だとインドが発表したと報道した。
きょう未明、愛知県岡崎市で廃墟となったホテルから白骨化した遺体が見つかりました。遺体を見つけたのは、肝試しに来た若者のグループでした。
【写真を見る】廃墟となったホテルの客室から白骨化した遺体 肝試しに来ていた若者のグループが見つける 愛知・岡崎市
警察によりますと、きょう午前3時前、岡崎市鉢地町にある廃墟となったホテルで、肝試しをしていた若い男性のグループが2階の客室で白骨化した遺体を発見し警察に通報しました。
遺体は白っぽいシャツに黒っぽいズボン、黄色いスニーカーを履いていて、年齢・性別は分からないということです。
この建物は元々ホテルとして使われていましたが、10年以上前には廃墟になっていたとみられます。
遺体が見つかった客室にはペットボトルが置かれるなど生活の痕跡があり、遺体のそばにはロープがあったということで、警察は遺体の身元などを調べています。
29日未明、愛知県岡崎市の廃墟で白骨化した遺体が見つかりました。
警察によりますと、29日午前2時45分ごろ岡崎市鉢地町の廃墟で、肝試しをしていた男性グループが2階の室内で白骨化した年齢・性別の分からない遺体を発見し、警察に通報しました。
この廃墟は名鉄・本宿駅から南に2.5キロのところにある元々ホテルだった建物で、ネットなどの書き込みから少なくとも2013年には廃墟になっていたとみられます。
遺体は白っぽいシャツに黒っぽいズボン、黄色いスニーカーを履いていたということです。
部屋にはペットボトルがあるなど、誰かが生活をしていた形跡が残されていて、ドアノブにはロープがつながれていました。
警察は遺体の身元や事件性の有無などを調べています。
29日未明、名古屋市中村区のアパートでティッシュなどが燃える不審火がありました。
警察や消防によりますと、29日午前1時30分ごろ、名古屋市中村区にある3階建てのアパートの1階共用通路で「ティッシュなどが燃えている」と住民の女性から通報がありました。
消防車など12台がかけつけ、火は約10分後に消し止められましたが、通報した32歳の女性が煙を吸って病院に運ばれました。
燃えていたのはティッシュやチラシなど約30センチ四方で、建物などへの延焼はありませんでした。
警察は放火の可能性もあるとみて詳しく調べています。
三重県伊勢市で軽貨物車と軽乗用車が正面衝突する事故があり、57歳の男性の死亡が確認されました。
警察によりますと28日午後6時前、伊勢市横輪町の県道で西に進んでいた軽貨物車と東に進んでいた軽乗用車が正面衝突する事故がありました。
軽貨物車を運転していた57歳の男性は意識不明で病院に運ばれ、死亡が確認されました。
軽乗用車を運転していた58歳の男性は全身を打ち軽いけがをしていて、警察の調べに対し「対向車がはみ出てぶつかってきた」と話しているということです。
現場は片側一車線の緩やかなカーブで、警察は事故の原因を調べています。
6日、北海道岩内町のビルで20代の男性2人を棒のようなもので殴ってけがをさせた疑いで暴力団員の男が逮捕された事件で、警察は札幌の暴力団事務所を家宅捜索しました。
【画像】「誠友会」に家宅捜索に入る捜査員
片山侑樹記者
「午前10時です。道警の捜査員が誠友会の事務所に家宅捜索に入ります」
六代目山口組五代目誠友会の構成員、松下孝容疑者(62)は今月6日、岩内町万代のスナックなどが入るビルで後志地方に住む20代の男性2人を棒のようなもので殴り、けがをさせた疑いで24日に逮捕されています。
男性2人は、頭や背中に軽いけがをしました。
警察は、松下容疑者の認否を明らかにしていません。
松下容疑者と男性2人に面識はなく、警察が事件の経緯を調べています。
29日未明、札幌市の歓楽街ススキノのカラオケ店で、24歳の男性従業員の胸ぐらをつかむなどして、酒に酔った男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、住所・職業・氏名・年齢などがすべて不詳の男です。
男は、29日午前3時すぎ、札幌市中央区南5条西4丁目のカラオケ店で、24歳のアルバイト従業員の男性の胸ぐらをつかんだり、拳で首元を押し付けたりする暴行を加えた疑いがもたれています。
従業員の男性にけがはありません。
店から「客に従業員が胸ぐらをつかまれた」と警察に通報があり、駆けつけた警察官が男をその場で逮捕しました。
警察によりますと、男はかなり酒に酔った状態で、取り調べが出来る状態でなく、容疑の認否についても答えていないということです。
警察は、男が酔いから覚めるのを待って、当時の状況を調べる方針です。
29日早朝、北海道小平町の漁港で釣りをしていた男性2人が海に落ちました。2人は親子で23歳の息子は自力で岸に上がりましたが、54歳の父親の行方はわかっていません。
【画像】54歳父親と23歳息子が転落した北海道小平町・臼谷漁港
29日午前4時20分ごろ、小平町の臼谷漁港で「2人の釣り人が落ちて1人は自力で上がった」と目撃者から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、転落したのは、旭川市に住む54歳の男性と23歳の男性の息子で、息子はまもなく自力で岸に上がり病院で手当てを受けています。命に別状はありません。
父親の行方はわかっておらず、警察や消防、海保が捜索にあたっています。
近くでは、ライフジャケット1着が海面で発見されたということです。
29日未明、北海道釧路市で、27歳の女が、元交際相手の部屋の窓ガラスを割ったとして逮捕されました。また、その女を両手で突き飛ばしたとして、27歳の男も逮捕されました。
器物損壊容疑で逮捕されたのは、釧路市の27歳の無職の女です。
女は、29日午前0時10分ごろ、釧路市内の元交際相手の自宅の窓ガラスを拳で殴打して割った疑いが持たれています。
また暴行の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称の釧路市の27歳の会社員の男です。
男は、29日午前0時11分ごろ、自宅近くの路上で元交際相手の27歳の女を両手で突き飛ばす暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、当時2人は釧路市内の路上でトラブルになっていて、目撃者から「男性と女性がもめている」と警察に通報されていました。
そして駆けつけた警察が2人から事情を聴き、それぞれの犯行が確認されたため、2人をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、27歳の無職の女は「窓ガラスを手でたたいて割りました」と話し、容疑を認めているということです。
一方で、27歳の自称会社員の男は「両手で押し戻しただけで暴行を加えたわけではありません」と容疑を一部否認しています。
警察は、2人がもめた原因など事件の経緯を調べています。
28日夜、北海道浦河町で、30代の妻の頬を噛んだとして42歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、浦河町の42歳の漁師の男です。
男は、28日午後8時ごろ、自宅でなんらかの理由で30代の妻ともめると、妻の左頬を噛む暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、当時この家には、3人の子どもがいて、そのうち12歳の長男が「両親がけんかしているので早く来てください」と警察に通報しました。
駆けつけた警察官が、2人から事情を聞き、男の犯行が確認できたため、男をその場で逮捕しました。
噛まれた妻は、頬が赤くなる程度で目立った傷はありません。
取り調べに対し、42歳の漁師の男は「俺がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
この夫婦をめぐって過去にトラブルや相談歴があったかどうかわかっていません。
警察は、夫婦げんかの末に犯行に及んだとみて、当時の詳しい状況を調べています。
28日、尾道市で山陽新幹線の線路内から遺体の一部が見つかり、新大阪と博多の間で運転見合わせとなり約3万6千人に影響が出ました。
古武家朋哉記者「午後7時45分です、まもなく運転再開するということですが改札前は多くの人で混雑しています」
警察によりますと28日夜、尾道市西藤町の新幹線の線路内で年齢性別不明の遺体の一部がみつかりました。
山陽新幹線は新大阪・博多駅間で上下合わせて24本が運休、69本が最大2時間半ほど運転を見合わせ、約3万6千人に影響が出たということです。
前日にもJRから「新幹線の車両に血痕がついている」などと通報があり、警察は新幹線が人をはねたとみて調べています。
都城市の交差点で、軽乗用車と大型トラックが衝突する事故があり、軽乗用車を運転していた男性が死亡しました。
【写真を見る】都城市高城町で軽乗用車と大型トラックが衝突 男性が死亡
事故があったのは、都城市高城町の市道交差点で29日午前6時前軽乗用車と大型トラックが衝突しました。
この事故で軽乗用車を運転していた近くに住む会社員 久保田一彦さん50歳が全身を強く打ち、市内の病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
現場は、片側一車線の点滅信号がある交差点で警察は、大型トラックを運転していた男性に話を聞くなどして詳しい事故原因を調べています。
SNSで知人男性を脅すメッセージを複数回送ったとして28日、長崎市の男(43)が脅迫の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは長崎市に住む塗装業の男(43)です。
警察によりますと男は、去年4月21日から5月4日にかけて自営業の知人男性(50代)に対し「今から復讐するけんな」などと脅す内容のメッセージを、SNSで複数回送った疑いがもたれています。
被害関係者からの相談をうけた警察は、メッセージの履歴や被害者の話などから男の犯行が明らかになったとして、28日、男を脅迫の容疑で逮捕しました。
調べに対し男は「脅迫文を送ったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は動機などを詳しく調べることにしています。
福岡市内に住む85歳の女性がNTTの職員を名乗る人物などから現金およそ1800万円をだまし取られました。
女性は50代の息子と住んでいましたが、電話をかけてきた人物から口止めされ相談できなかったということです。
4月18日、福岡市東区に住む85歳の女性の自宅の固定電話にNTTの職員を名乗る人物から「固定電話が使えなくなる」などと電話がありました。
さらに別の男から「あなた名義で携帯電話が契約されている。詐欺グループがあなた名義の通帳を持っていた。その通帳に被害金を振り込んだ人がいる。あなたが犯罪に加担していないことを証明するためにお金を確認する必要がある。指定する口座に全財産を入金すれば無実が証明できる」などと言われ、女性(85)は18日から25日までの間、3回にわたり現金あわせて1782万円を男が指定する銀行口座に振り込みだまし取られました。
28日に金融機関から警察に高額出金の情報が寄せられ、事件が発覚。
警察によりますと、女性は50代の息子と住んでいましたが、男から「誰にも言ってはいけない」などと口止めされ、息子に相談することはなかったということです。
警察は、「電話でお金の話はすべて詐欺。すぐに相談。110番」と注意を呼びかけています。
大麻を使用したとして、19歳の男が再逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、熊本市に住む無職で19歳の男です。男は4月17日ごろ、大麻を使用した疑いが持たれています。
【写真を見る】大麻使用の疑いで19歳男を再逮捕 詐欺事件の調べで「液体入りのカートリッジ」押収 熊本
男はこの日に別の詐欺事件で逮捕されていて、警察は、男の自宅から大麻リキッドのような液体が入ったカートリッジを押収していました。
その後、男の尿を鑑定した結果、陽性だったため再逮捕し、使用した場所について調べを進めています。
法改正後、大麻使用の疑いで20歳未満が逮捕されるのは熊本県内で初めてです。
調べに対し、男は「大麻を吸ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
北アルプスで遭難が相次ぎ、3人の行方が分かっていません。
北アルプス爺ヶ岳周辺では、28日午後、それぞれ別に登山していた神奈川県川崎市の55歳の男性と、松本市の40歳の男性が下山してこないと連絡がありました。
【写真を見る】北アルプスで遭難相次ぎ3人が行方不明 大型連休に入り10件の遭難発生…1人死亡7人重軽傷 滑落や転倒で行動不能に…「ホワイトアウト」の道迷いや「低体温症に」注意
一方、北アルプス大天井岳では、東京都大田区の48歳の男性が山頂近くを縦走していて滑落し、救助の要請がありました。
長野県内の山岳では大型連休に入り、これまでに行方不明の3件を含め10件の遭難が相次いでいます。
26日以降、北アルプス涸沢で静岡県の60歳の男性が死亡し、救助された人は5人が重傷、2人が軽傷となっています。
長野県警は、春山登山は、天候が悪化してホワイトアウトによる道迷いや低体温症のリスクがあるとして注意を呼びかけています。
北海道・留萌警察署は2025年4月29日、釣りをしていた親子が海中に転落する事故が発生したと発表しました。
海中転落があったのは留萌小平町の臼谷漁港です。
午前4時半まえ、目撃者から「男性2名が海中に転落している」と消防に通報がありました。
海中に転落したのは父親(54)と息子(23)の2人で、このうち息子は自力で岸に上がり、命に別条はありませんが、父親はまだ見つかっていません。
警察によりますと、2人は当時釣りをしていて、竿が落ちそうになり、バランスを崩して転落したとみられていて、2人はいずれも救命胴衣を着用していなかったということです。
現在も警察や海上保安部、消防が男性の行方を探しています。
4月28日、宮城県石巻市内の自宅で、高校生の息子を殺害したとして逮捕された父親が、息子が寝ているところを襲った可能性があることが新たに分かりました。
【写真を見る】「寝ているところを襲ったか」自宅で高校生の息子を殺害した疑い 逮捕の父親 宮城・石巻市
殺人の疑いで逮捕・送検された石巻市流留の会社員・佐々木嘉志容疑者(48)は、28日午前7時頃、自宅で同居する高校1年生の息子、慧太さん(15)の背中をナイフで刺し、首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
慧太さんの友人:
「すごく明るくていつもニコニコしていた。まだ現実かどうか分からない」
岩槻日菜記者:
「鑑識が到着し、これから現場検証がはじまります」
佐々木容疑者と慧太さんは2人暮らしで、捜査関係者によりますと、現場に争った形跡はなく、佐々木容疑者が慧太さんの寝ているところを襲った可能性があることが新たに分かりました。
佐々木容疑者は容疑を認めていて、警察は29日、司法解剖をし、死因の特定を進めるとともに、動機などを詳しく調べています。
福岡市の63歳の女性が、「+44」から始まるイギリスの国際電話番号から電話をかけてきた外国人を名乗る男らに、約150万円の暗号資産をだまし取られるニセ電話詐欺事件がありました。
城南警察署によりますと、4月25日、福岡市城南区に住む63歳の女性の携帯電話に、『イギリス人』を名乗る男から、「キャンペーンをしているので、暗号資産を22万円分購入してほしい」などと電話がありました。
暗号資産の購入経験がある女性は、暗号資産取引の営業と勘違いをして、男が指定するアドレスに送金しました。
すると翌日、同僚を名乗る『イギリス人』の男から電話があり、「購入した暗号資産の返還のためには、別の暗号資産を購入しないと戻ってこない」などと説明され、女性は3回にわたり暗号資産を購入。
さらにその後、別の『イギリス人』を名乗る男から、電話で「あなたはだまされている。暗号資産を取り戻したいなら私の言う通りすればいい」「取り戻すためには暗号資産を送らなければいけない」と言われ、2回にわたり購入しました。
その後も、男から何度も入金の指示をされることを不審に思った女性が、4月28日に城南警察署に相談し、被害が発覚しました。
最終的に女性は、2日間で6回にわたり、合計148万円9000円相当の暗号資産を購入したということです。
『イギリス人』を名乗る男らからの着信は、すべて「+44」から始まるイギリスの国際電話番号でした。
警察は、「面識のない人からのお金の話は大変危険。“電話でお金はすべて詐欺”なので、すぐに110番してほしい」などと注意を呼びかけています。
浜松市中央区の店舗駐車場で50代男性が刃物で切り付けられた事件で、浜松東署と静岡県警捜査4課は28日、殺人未遂容疑で指名手配していた元指定暴力団山口組国領屋一家幹部、同区幸2丁目、無職野嶋秀樹容疑者(51)を逮捕した。関係者によると同日、同署に出頭した。野嶋容疑者は切り付けるのに日本刀を使用したとみられる。
逮捕容疑は25日午前1時ごろ、同区領家の店舗駐車場で男性を刃物で切り付けて殺害しようとした疑い。県警は認否を明らかにしていない。
県警などによると、男性は国領屋一家の幹部。左足に重傷を負ったが、命に別条はないとされる。2人の間に何らかのトラブルがあったとみられる。同署などは25日、野嶋容疑者の逮捕状を取って指名手配し、顔写真を公開した。野嶋容疑者は28日正午ごろ、1人で歩いて出頭。抵抗する様子はなかったという。
野嶋容疑者は事件後、現場から車で逃走して行方をくらましていた。同署などはこれまでに、容疑者の関係者の男女2人を犯人隠避容疑で逮捕した。県警は容疑者が使用したとみられる車両を押収し、逃走後の足取りなどを調べている。
三重県警は25日、SNS(交流サイト)で投資話を持ちかけて金をだまし取る「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害者を対象にしたアンケート結果を発表した。回答者の約6割が詐欺の手口を知っていたと答えた。
県警によると、アンケートは昨年10月―今年3月、県警に被害届を提出した120人に依頼し、35%に当たる42人から回答があった。回答者の被害額は20万円―約1億2500万円。
回答者の64・3%に当たる27人が詐欺の手口を「知っていた」と回答。24人が新聞やテレビなどの「報道」を通じて知っていたと答え、「警察」(5人)、「行政」(3人)「家族・知人」(同)と続いた。
だまされた理由として、25人が登録した偽の投資サイトに「利益が表示されていた」と回答。「自分が被害に遭うと思っていなかった」(23人)、最初の入金後に「利益を受け取ることができた」(13人)という答えもあった。
また、家族や知人などに相談せず被害に遭った人は90・5%に当たる38人。被害に遭う前から投資などの資産運用をしていた人は半数に当たる21人だった。
生活安全企画課の担当者は「詐欺の手口は少しずつ変化するため、手口を知っていても被害に遭う人がいる。SNSで知り合った人からお金の話が出たら、家族や警察などに相談してほしい」と呼びかけている。
【四日市】新型コロナウイルス対策の助成金を不正に受給したとして、三重県警四日市南署は28日、詐欺の疑いで、鈴鹿市一ノ宮町、三重労働局元非常勤職員森本利彦容疑者(53)と四日市市七つ屋町、海上運送会社「タカトモ」代表岡孝典容疑者(48)を再逮捕した。
逮捕容疑は令和2年7月―8月、同社の従業員を休業させたように偽装した同年5月分の書類を提出し、三重労働局から雇用調整助成金(雇調金)と緊急雇用安定助成金計約147万円をだまし取った疑い。同署は2人の認否を明らかにしていない。
同署によると、森本容疑者は当時、三重労働局の非常勤職員で、社会保険労務士として同社と顧問契約を結んでいたという。2人は同年4月分の雇調金など約72万円を不正受給したとして、今月8日に詐欺容疑で逮捕されていた。
特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、伊勢原署は24日、中南信用金庫高森支店(伊勢原市高森)に感謝状を贈った。
【写真で見る】感謝状を受け取る吉川菜摘さん=24日、伊勢原署
署によると、3月11日午前9時ごろ、市内在住の80代女性が窓口を訪れ「リフォーム代で200万円が必要」と申し出たため、窓口担当・吉川菜摘さんらが振込先や請求書などの確認を求めると、女性は一度退店。その後に再来店し「ATMの限度額を上げたい」などと申し出てきたため、吉川さんが同署へ通報し、詐欺と分かった。
女性宅には前日に長男を装った男から「カバンと携帯電話をなくした」「お金を下ろすときに家電を買うと言ってくれ」などと連絡があったという。
感謝状を受け取った吉川さんは「お客さまの預金を守ることができて良かった。今後もコミュニケーションを大切に接客していきたい」と話した。
キャバクラの女性従業員を蹴ってけがを負わせたとして、伊勢佐木署は28日、傷害の疑いで、横浜市議の梶村充容疑者(76)=同市泉区弥生台=を現行犯逮捕した。署によると、同容疑者は「店の女の子を蹴ってはいません」と供述、容疑を否認している。
【画像で見る】梶村容疑者が選出された横浜市泉区の地図
逮捕容疑は、同日午後11時5分ごろ、同市中区福富町仲通のビル内で、キャバクラの女性従業員(45)の左足を蹴って打撲のけがを負わせた、としている。
署によると、同容疑者はキャバクラで12万円の料金を請求され、5万円を支払い「残りは次回に支払う」と言って店を出たところ、追いかけてきて立ちふさがった女性従業員の足を蹴ったという。別の従業員が110番通報し、駆け付けた署員が逮捕した。同容疑者は1人で来店し、飲酒していた。
同容疑者は同市泉区選出で7期目。自民党に所属し、党市連幹事長や市会議長などを歴任した。
「同じ証拠」で判断されながら、1審で無罪、2審で逆転有罪となった、20年前の強盗殺人事件。
「神戸質店事件」と呼ばれるこの事件で、無期懲役で収監中の受刑者が、ことし6月、冤罪の救済活動を行う団体「イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)」の支援を受け、大阪高裁に裁判のやり直し「再審」の請求を申し立てる予定だ。
再審が実現するかどうか、カギを握るのは「目撃証言」。心理学者の科学的アプローチによって、厚く、重いとされる「再審の扉」を開くことはできるのだろうか。
3回にわたってお伝えするうちの第1回。
(関西テレビ・司法キャップ 菊谷雅美)
電子マネーをだまし取る特殊詐欺の被害を食い止めたとして、京都府警亀岡署は、いずれも亀岡市大井町のコンビニ2店のアルバイト店員に感謝状を贈った。
ファミリーマート亀岡大井町店では、3月5日夜に井内ここ捺さん(21)、石田愛梨さん(20)、柴田輝さん(20)が連携して防いだ。
勤務中の井内さんが60代女性から店内端末「ファミポート」で入金した4万円分の送金方法が分からないと相談された。偶然店に来た石田さんと柴田さんも協力し、送金の指示内容を確認するうちに「国税庁」を名乗るサイトのアドレスが不自然なことに気付いた。
井内さんは「ほかのお客さんの対応もあったので、2人が来てくれてよかった」と振り返った。
セブン―イレブン亀岡大井店では、大学4年関口宏登(ひろと)さん(21)が阻止した。同24日、1万円分の電子マネーカードを購入しようとした70代女性が「買ってと言われた」とつぶやいたのを聞き逃さず、事情を聞いて110番した。
大学で社会福祉を学び、高齢者と接してきた経験が生きたと感じる。「これからも怪しいと感じたら声を掛けたい」
同店は2022年10月にも特殊詐欺被害を阻止したとして、府警から感謝状を受けた。上川徹也店長(53)は「スタッフが普段からお客様と会話を交わしている点が良かったのかも」と話した。
飲食店従業員の脚を蹴り、けがを負わせたとして、神奈川県警伊勢佐木署は28日、傷害の疑いで横浜市議会議員梶村充容疑者(76)=同市泉区=を現行犯逮捕した。署によると「蹴っていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は28日午後11時5分ごろ、同市中区福富町仲通のビル敷地内で、飲食店の女性従業員(45)の左脚を蹴ってけがを負わせた疑い。
署によると、会計の一部を支払わずに退店。追いかけてきた従業員を暴行したという。
市議会のホームページによると、梶村容疑者は現在7期目で、2015~17年に議長を務めた。
岐阜県警多治見署は28日、暴行と県迷惑行為防止条例違反の疑いで、多治見市滝呂町、会社員の男(24)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年12月24日午前7時25分ごろ、多治見市内の路上で、県内に住む10代女性を待ち伏せし、背後から何らかの液体をまいたほか、今月5日午前7時25分ごろと、同7日午前7時10分ごろにも同市内の路上で同じ女性を待ち伏せした疑い。女性にけがはなかった。
署によると、液体をまかれた直後に女性が母親と署に相談し、防犯カメラの映像などから容疑者が浮上した。女性は容疑者と面識がないという。
特殊詐欺の「受け子」としてキャッシュカードをだまし取ったとして、兵庫県警尼崎南署は28日、詐欺の疑いで住所不定、無職の男(24)を逮捕した。
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逮捕容疑は2024年9月24日、何者かと共謀し、同県尼崎市の無職女性(70)の自宅に警察官を名乗って「お金を引き出されている」「今からカードを取りに行く」などと電話し、同日、女性宅を訪れキャッシュカード9枚をだまし取った疑い。調べに対し「私のやったことに間違いない」と容疑を認めている。
女性は同日、知人に相談して被害に気付いたが、その後、キャッシュカードから約200万円が引き出されていたという。
28日午後7時ごろ、兵庫県丹波篠山市大沢の国道176号で、自転車で横断中だったとみられる同市の男性(81)がトレーラーにはねられ、搬送先の病院で死亡した。
【写真】阪急神戸線の踏切でうずくまる94歳女性、電車にはねられ死亡 現場に手押し車とみられる部品 運転見合わせで7万6500人影響
県警篠山署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、トレーラーを運転していた会社員の男(58)=明石市=を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。同署は容疑を過失致死に切り替えて調べる。
同署によると、現場は丁字の交差点で信号機はないという。
29日午前0時半過ぎ、兵庫県西宮市甲子園網引町の県道で、自転車に乗っていた女性(37)が「人が倒れている」と110番した。県警甲子園署によると、歩道上に50歳ぐらいの男性と自転車が倒れていた。男性は頭から出血し、意識不明の状態で病院に搬送されたという。
【写真】加古川市の「危ない交差点」 優先道路と勘違いし、車が出合い頭に衝突 踏切近く渋滞も事故の一因に
同署によると、男性と通報者の女性は、片側2車線の県道を挟む形で、自転車で同じ方向に走っており、「ガチャン」という物音に気付いた女性が見ると男性と自転車が倒れていた。女性は付近で車や人は見ていないと説明しており、同署が詳細を調べている。
28日夜遅く静岡県富士市の西富士道路で、乗用車がガードレールに衝突し、50代の男性が死亡する事故がありました。
事故があったのは富士市天間の西富士道路下り線で、28日午後11時50分ごろ目撃者から「車がガードレールにぶつかった。単独事故が起きている」などと警察に通報がありました。
この事故で富士宮市の職業不詳の男性(58)が 救急搬送されましたが、頭を強く打つなどしており、搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場は片側2車線で警察は現場の状況を詳しく調べています。
26日にSNSを使って16歳未満の少女に対して
わいせつな目的で面会を要求したとして、自称・愛知県在住の派遣社員の男が逮捕されました。
十六歳未満の者に対する面会要求等の疑いで逮捕されたのは、自称・愛知県知立市に住む自称・派遣社員の男(23)
男は26日SNSで知り合った女性が16歳未満と知りながら、SNSを利用してわいせつな目的で面会を要求した疑いがもたれています。
女性の周辺の人物からの通報で事件が発覚しました。
警察は容疑者の認否を明らかにしていません。
28日夜静岡県三島市のJR三島駅に設置された公衆電話を破壊した疑いで無職の55歳の男が現行犯逮捕されました。
器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは、三島市萩の無職の男(55)です。
28日午後8時過ぎJR三島駅の職員から「公衆電話を壊した男を確保している」と通報があり、駆け付けた警察官がその場で現行犯逮捕しました。
男はJR三島駅に設置された公衆電話の本体を受話器で叩きつけ破壊した疑いがもたれています。
警察によりますと、男は容疑を認めていて、電話口の対応が悪かったためイライラして受話器を壊したと供述しているということです。
島田市の55歳の男が酒気帯び運転で、正面から来た車に衝突し、会社員の男性にけがをさせたとして逮捕されました。
過失運転致傷と酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、島田市川根町家山に住む無職の男(55)です。
警察の調べによりますと、男は28日午後2時ごろ島田市内で、軽乗用車を片側一車線の道路をはみ出しながら運転し、正面から来た車に衝突しました。
車を運転していた会社員の男性は首などを打つ軽いけがをしました。
警察が調べたところ男の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
警察は男の認否を明らかにしていません。
28日静岡県御殿場市に住む70代の女性が、息子を名乗る男からの電話で現金120万円をだまし取られました。
28日午前10時45分頃御殿場市に住む70代の女性の家に息子を名乗る男らから電話がありました。
電話で男は「現金書留の送り先を間違えて取引先に送れなかった。きょう中に現金を用意して取引先に送らなければならない。現金を用意できないか。」と要求しました。
そして28日午後5時20分頃御殿場駅周辺で、息子の仕事仲間の部長の娘を名乗る女に、現金120万円を手渡したということです。
警察は「荷物を間違えて送ってしまったは詐欺と疑ってください」と呼びかけています。
静岡県湖西市の飲食店で、面識のない客に暴行を加えたとしてブラジル国籍の42歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、愛知県豊橋市に住むブラジル国籍の工員の男(42)です。
男は26日午後10時頃、湖西市内の飲食店で面識のない40代の男性客の頭を殴りけがをさせた疑いが持たれています。
店員からの「けんかをしているようだ。」という110番通報で事件が発覚しました。
被害にあった男性は知人の女性と食事をして、男に殴られ軽いけがをしました。
警察は男の認否を明らかにしていません。
静岡県沼津市に住む40代の男性会社役員が、SNSで知り合った投資研究会を名乗るグループに投資を勧誘され、およそ3000万円をだまし取られました。
沼津市の40代の男性会社役員は3月下旬、LINEで知り合った投資研究会を名乗る人物から、「特別枠で株式を購入できる」などと勧誘されました。
その後、4月上旬までの間にネットバンキングや銀行振込など4回にわたって被疑者の指定する口座に金を振り込み、被害額は合わせておよそ3000万円にのぼるということです。
男性は実在する資産運用会社の株を提案されたことで信用してしまったということです。
警察は「SNS上で知らない相手から投資の話がでたら詐欺」「『必ず儲かる』は詐欺」そして、「個人口座へ正規な投資でお金を振り込むことは絶対にありません」と注意を呼びかけています。
4月28日夜、静岡県の西富士道路で乗用車がガードレールにぶつかる単独事故がありました。乗用車を運転していた58歳の男性が死亡しました。
警察によりますと、28日午後11時45分頃、富士市天間の西富士道路下り線で乗用車がガードレールに衝突しました。
この事故で、乗用車を運転していた富士宮市の男性(58)が頭を打つなどし、運ばれた病院で死亡が確認されました。
現場は片側2車線の自動車専用道路で、乗用車は左右のガードレールに交互にぶつかっていたということです。警察は事故が起きた原因を詳しく調べています。
静岡県沼津市の会社役員の男性(40代)が、SNSを通じて知り合った人から株式の購入を勧められ、現金約3000万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
【写真】事件を捜査する沼津警察署
警察によりますと、男性は3月下旬頃、SNSを通じて知り合った「投資研究会」を名乗る人から「特別枠で株式を購入できる」などと勧誘され、4月下旬までの間、複数回にわたって、指定する口座に現金あわせて約3000万円を振り込んだということです。
男性の家族が疑いを持ったことから、男性が警察に相談し、被害にあったことが分かりました。
警察は「SNS上で知らない相手から投資の話が出たら詐欺!」「『必ず儲かる』は詐欺!」「個人口座へ正規な投資でお金を振り込むことは絶対にありません!」などと注意を呼び掛けています。
2024年夏、静岡市葵区の職場からクレジットカードを盗んだ疑いで31歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは北海道北見市に住む無職の男(31)です。警察によりますと、男は2024年8月から9月の間に、当時勤めていた静岡市葵区にある会社の事務所からクレジットカード1枚を盗み取った疑いが持たれています。
クレジットカードは北海道で使われていた履歴が残っていて、スタッドレスタイヤの交換費用の支払いなど少なくとも数十万円が使われていたということです。クレジットカードは男から押収されていて、警察に調べに対し、男は「盗んでいない。預かっただけ」などと容疑を否認しています。
警察は、男がどのようにクレジットカードを盗んだかなどを調べています。
宮城県岩沼市の海岸に女性の遺体を遺棄したとして逮捕された男が、「現場の海岸を過去に訪れたことがある」と供述していることが新たに分かりました。
岩沼市土ケ崎4丁目の佐藤蓮真容疑者(21)は4月12日の夜、保育士の行仕由佳さん(35)の遺体を、岩沼市内の海岸に遺棄した疑いが持たれています。
佐藤容疑者は、警察の調べに対し「現場の海岸を過去に訪れたことがある」と供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
関係者によりますと、佐藤容疑者はキックボクシングの選手で、行仕さんは過去に、佐藤容疑者の試合を観戦したこともあるということです。警察は事件の詳しい経緯を調べています。
宮城県石巻市の自宅で4月28日、15歳の高校生の息子を刃物で刺すなどして殺害したとして父親が逮捕された事件で、息子の体には複数の刺し傷があったことが新たに分かりました。
石巻市流留の会社員・佐々木嘉志容疑者(48)は28日午前7時ごろ、自宅で、息子の高校1年生・慧太さん(15)の背中を刃物で刺し、ロープで首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
佐々木容疑者は事件の約1時間後、知人に連れられ、石巻警察署に「息子を殺した」と自首しました。調べに対し、佐々木容疑者は「間違いない」と容疑を認めているということです。
慧太さんの同級生
「高校で一番最初に会った友達で、一番最初にできた新しい友達。すごく明るくていつもニコニコしている。本当なのかなって友達なんで、まだ現実かどうか分からない」
警察によりますと、慧太さんは寝室のマットレスに倒れた状態で見つかり、体には複数の刺し傷があったことが新たに分かりました。
佐々木容疑者と慧太さんは2人暮らしで、警察が事件の詳しい経緯を調べています。
4月28日夜、仙台市内のバス停の標識柱を油性ペンで黒く塗りつぶしたとして、47歳の会社員の男が逮捕されました。周囲では去年10月から同様の被害が相次いでいて、警察が関連を調べています。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、仙台市泉区に住む会社員の男(47)です。警察によりますと、男は4月28日午後8時40分ごろ、泉区にあるバス停の停留所に設置された標識柱を油性ペンで黒く塗りつぶし、使用できないようにした疑いがもたれています。
泉区では去年10月ごろから同様の事案が相次いでいて、警察が警戒を強化していたところ、28日に男が現れ、犯行に及んだところを現行犯逮捕したということです。
警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。警察はこれまでの事件との関連を含め、余罪についても捜査しています。
28日午後、三重県伊勢市で軽自動車同士が衝突する事故があり、男性(57)が病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
警察によりますと、28日午後5時50分ごろ、伊勢市横輪町の県道で、軽自動車が対向車線を走っていた軽乗用車と衝突しました。
この事故で、軽自動車を運転していた南伊勢町に住む男性(57)が、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
対向車を運転していた度会町の男性(58)は、全身を打撲するけがをしました。
男性は、事故のあと「対向車がはみ出てきた」などと警察に通報していて、警察は、現場の状況などから軽自動車が対向車線にはみ出したとみて、当時の状況を調べています。
七戸警察署(洞内友美署長)は25日、七戸町の城北こども園(蛯名千年人園長)の園児14人を「特殊詐欺被害防止一日広報大使」に任命した。園児はイオン七戸十和田駅前店で来店客に対し、特殊詐欺に遭わないよう「気を付けてください」と注意を呼びかけた。
署内で行われた任命式で、洞内署長が園児一人一人に平仮名で書かれた任命書を交付。同店へ移動後、特殊詐欺の手口を示したチラシやPR用ポケットティッシュなどのグッズが入った袋50セットを来店客に手渡した。
同園の髙田美悠ちゃん(5)と小原蒼央ちゃん(5)は「受け取ってもらえてうれしかった」とはにかんだ。
洞内署長は「子どもたちの力を借り、多くの人にチラシを受け取ってもらえた。電話やメールがおかしいなと思ったらすぐ警察に連絡してほしい」と述べた。
4月28日の午後、猪苗代町で横断歩道をわたっていた62歳の女性をはねた過失運転致傷の疑いで、77歳の女が現行犯逮捕されました。
郡山市で乗用車と衝突した原付バイク運転の73歳女性が重傷・福島県
過失運転致傷の容疑で現行犯逮捕されたのは北塩原村に住む77歳の無職の女です。
警察によりますと逮捕された女は4月28日の午後2時半分頃、軽乗用車を運転し、猪苗代町の県道・猪苗代停車場線を猪苗代方面から福島市方面に向け左折する際、横断歩道を横断していた猪苗代町の62歳の女性に衝突し、左下腿部骨折などの重傷を負わせた疑いです。
逮捕された女に怪我はありませんでした。
通行人からの110番通報を受け、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されました。
現場は信号のある交差点で、左折する車に対しても歩行者に対しても青信号だったということです。
逮捕され女は「発見が遅れてしまった」と容疑を認めているということです。
栃木県那須塩原市の東北自動車道上り線で26日夜に乗用車が逆走するなどして13人が死傷した多重事故を受け、福島県警は28日、誤進入による逆走の危険性があるインターチェンジ(IC)が県内に8カ所あるとして路面表示や標識の緊急点検に着手した。那須塩原の事故で逆走車が進入した可能性が高い黒磯板室ICは「平面交差」と呼ばれる構造。県内の平面交差の8ICでも逆走による重大事故が発生しかねず、現状の対策で十分かどうか関係機関との協議を急ぐ。
県警によると、県内の高速道路・自動車専用道路にある平面交差の8ICは【図】の通り。常磐自動車道は新地、常磐双葉、大熊、磐越自動車道は西会津と田村スマート、東北中央自動車道「相馬福島道路」は伊達中央と霊山、あぶくま高原道路は石川母畑。いずれのICも、本線に合流するため平面交差を通る必要がある。
このうち、相馬福島道路・霊山ICの平面交差は、運転手の目に付きやすい場所に進行方向を明記した表示板があり、走行すべきレーンの路面を色分けしてある。通行車両は一時停止した後、朱色の路面表示に従って右折して本線に向かうが、構造的には左折が可能で青色の路面を走行すると逆走となる。路面表示の一部は経年劣化などにより消えかかっており、夜間は特に視認性が良くない。
29日早朝、北海道小平町の漁港で釣りをしていた親子が海中に転落し父親の行方が分からなくなっています。
29日午前4時すぎ、小平町の臼谷漁港の西側の堤防の突端付近で「海に人が落ちたようだ」と近くにいた人から消防に通報がありました。
警察によりますと海に転落したのは旭川市から釣りに来ていた二本柳裕樹さん(54)と息子の匠海さん(23)で匠海さんは自力で陸に這い上がって無事でしたが裕樹さんの行方がわかっていません。
■捜索にあたった地元漁師:
Qこの時期の海水の冷たさは?
「冷たいですよまだ。うちらでも水の中に手を入れたら指が動かなくなる
」
2人は匠海さんが釣竿を海に落としそうになった際にバランスを崩し転落したと見られています。
妻の頬を噛んだ男が暴行の現行犯で逮捕されました。
逮捕されたのは北海道浦河町に住む42歳の漁師の男です。
男は4月28日午後8時頃、自宅で妻と口論となり、妻の頬を噛みました。
2人の喧嘩を見ていた10代前半の息子が「お父さんとお母さんが喧嘩している、警察官、来てください」などと110番通報し、男は駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。
警察によりますと、男は妻と酒を飲んでいる最中に、なんらかの理由で口論となり、暴行に及んだということで、妻は軽いけがをしました。
調べに男は「"殴ったらよくない"と、手を出さないように意識していたが、結果として妻の頬を噛んでしまった」という趣旨の話をしているということです。
「ズーズー」。何の音かと思ったら、音源は動物の影。目撃者はヒグマと思って通報しましたが、現場からはエゾシカの足跡がみつりました。
【写真】名士が捕獲したクマ…よみがえる頭かじられた記憶「大根のようにガリガリガリ」
現場は札幌市中央区宮の森の山林です。
4月28日午前10時ごろ、付近を通りがかった男性が110番通報しました。
「三角山西側の登山口付近で『ズーズー』という音が聞こえた。山の方を見ると黒い影が見えた」
現場周辺には病院や小学校・公園などがあります。
警察が周辺を捜索しましたが、クマは発見されず痕跡もなく、通報はこの1件だけです。
その後、札幌市が現地調査を実施したところ、比較的新しい『シカ』の足跡が見つかったということです。
市は男性が目撃したのは、シカの可能性があるとしていて、警察は周辺でのパトロールを続けていくとしています。