国土交通省大阪航空局は、航空機に搭乗して行わなければならない飛行検査に、実際には搭乗せずに合格を出し、さらに「航空手当」を不正に受け取っていたとして、40代の男性検査官を停職3か月の処分にしたと発表しました。
国交省大阪航空局によりますと、男性検査官はことし3月から5月上旬にかけて、通常は航空機に搭乗して実施しなければならない小型航空機の耐空証明検査について、実際には搭乗せずに合格を出していたということです。
さらにこの検査官は、航空機に搭乗することで受給される「航空手当」を総額8898円受給していました。
不適切な検査が行われた機体は小型航空機5機で、大阪航空局は「安全性に問題がないことを確認している」としています。
大阪航空局は「安全性の根幹にかかわることで、3月から5月にかけて繰り返し行われており、かなり悪質」として、検査官を停職3ヵ月の処分としました。
航空機検査で停職3ヵ月の処分が出されるのは、国交省や東京航空局などを含めても初めてだということです。
男性検査官は大阪航空局の聞き取りに対し、「公務員としてあるまじき事象だと認識しており、大変申し訳なく思っている」と話しています。
大阪航空局は、「このようなことが二度と起こらぬよう、法令および手順の遵守を徹底するとともに、職員のコンプライアンス意識の向上を図り、再発防止と綱紀保持の徹底に努めて参ります」とコメントしています。
奈良県教育委員会は、生徒の肌に直接触れてマッサージをし精神的苦痛を与えたとして、奈良県立盲学校の男性教諭を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
女児のコンクリ詰め遺体18年間気付かれず・・・「消えた子」を救うには
奈良県教育委員会によりますと、奈良県立盲学校の男性教諭は8月、補習授業の際に生徒と2人きりの状況で、生徒をうつ伏せにして腰から背中、首筋にかけて直接肌に触れてマッサージをしたほか、仰向けの状態でも首やすねなどのマッサージをしたということです。
補習授業はマッサージのやり方を指導するもので、学校の規定では、「生徒の肌に直接触れる」「2人きり」といった指導は禁止されていたということです。
県教委は、生徒に精神的な苦痛を与え体調不良を起こさせたとして、男性教諭を停職6カ月の懲戒処分にしました。
男性教諭は県教委の聞き取りに対し、「生徒のために熱心に指導しようと思った」という趣旨の話をしたということです。
県教委は、「こういったことが起こったことは非常に遺憾。今後このようなことが起こらないよう、信頼回復に努めてまいりたい」としています。
去年7月、大学生だった男性に「月に150万以上の給料が入る」などとうそを言い、特殊詐欺に加担させるためカンボジアへ連れて行ったなどとして、男ら6人が逮捕されました。
所在国外移送目的誘拐の疑いで、今年8月から10月にかけて逮捕されたのは、兵庫県姫路市の無職・八木麗容疑者(51)や、姫路市の飲食店経営・根本真澄容疑者らあわせて6人です。
八木容疑者らは去年6月、当時大学生だった県内に住む男性(当時21歳)を特殊詐欺に加担させるため、「カンボジアでは、軍隊を買収しているから捕まることはない」「平均で月に150万円以上の給料が入る」などとうそを言って、7月に関西国際空港から、カンボジアへ連れて行った疑いが持たれています。
警察によりますと、男性は現地で騙されたことに気が付き、渡航からおよそ1か月後に「身内に不幸があった」とうその説明をして帰国し、警察に保護されました。
逮捕された6人のうち、八木容疑者ら3人は姫路市近辺で特殊詐欺の「かけ子」の勧誘を担当し、残りの根本容疑者ら3人はカンボジアの拠点での「かけ子」の管理や教育などを行っていたということです。
警察は6人の認否を明らかにしていません。
カンボジアの拠点には数十人の日本人のかけ子や、それを管理するアジア系の外国人もいたとみられ、警察は外国人組織が関与してるとみて調べています。
また、兵庫県警は、去年7月から11月までに北海道や和歌山県などで合計3000万円あまりの被害が出ていた特殊詐欺事件にも、根本容疑者ら男ら6人が関与したとして詐欺容疑で複数回、逮捕しています。
9日夜、兵庫県伊丹市の路上で、男子中学生が若い男女数人に襲われ、スマートフォンを奪われてけがをしました。警察は強盗致傷事件として捜査しています。
9日午後9時55分ごろ、「(友人が)20代の男に絡まれた」と110番通報がありました。
警察によりますと、伊丹市中央の路上で14歳の男子中学生が、20歳前後とみられる男女数人から殴る蹴るの暴行を受け、スマートフォンを奪われました。
男子中学生は頭や左肋骨を打撲するなど、全治2週間の軽傷です。
男子中学生は、JR伊丹駅近くの公園で友人たちと談笑していたところ、この男女らに絡まれ口論となり、伊丹市中央の現場まで連れ回されたあと、暴行を受けました。
その後も連れ回されましたがすきを見て逃げ、通行人の携帯電話を借りて自らも110番通報したということです。
警察は強盗致傷事件として、20歳前後の若い男女数人の行方を捜査しています。
大阪弁護士会は8日、依頼者への和解金計1675万円を着服したとして、大阪市中央区に事務所を置く牧尚人弁護士を1年間の業務停止処分としました。
弁護士会によると、牧弁護士は2021年4月に交通事故の示談交渉で被害者に支払われた和解金1400万円と、2024年7月に、飲食店で客から暴行を受けた被害者に支払われた和解金275万円を着服し、事務所の経費や生活費に使っていたということです。
弁護士会は、牧弁護士が着服を認めすでに全額を弁償していることから、刑事告発はしない方針です。
9日、兵庫県豊岡市の城崎温泉にある入浴施設の女湯に侵入したとして、自称ミステリ-作家の男が逮捕されました。男は「女風呂は興奮する」と容疑を認めているということです。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは島根県松江市に住む自称ミステリー作家の藤井尚容疑者(48)です。
警察によりますと、藤井容疑者は9日午前6時20分ごろ、城崎温泉の入浴施設「一の湯」の女湯に侵入した疑いがもたれています。
当時、営業前で女湯には客はおらず、点検作業に来た職員が全裸の男を見つけたということです。
この際、男は「すいませんすいません」と言いながら服を着て徒歩で逃走したといいます。
男を発見した職員によりますと、服を着てジュースを買ってから出るなど、慌てる様子はなかったということです。
警察によりますと、職員から通報を受け、警察官が現場から600mほど離れたJR城崎温泉駅前で藤井容疑者を発見し緊急逮捕したということです。
藤井容疑者は警察の調べに対し「女性用の風呂に興味があり、この時間なら誰もいないだろうと思って勝手に入った。女風呂は興奮する」と容疑を認めています。
温泉は清掃作業員などが出入りする時間帯だったため、正面玄関は施錠されていなかったということです。
ホストクラブを無許可で営業したとして、愛知県警は東海地方最大規模のホストグループを摘発し、代表の男ら3人を逮捕しました。
【写真を見る】“東海地方最大規模”ホストグループ代表の男ら3人逮捕 無許可営業の疑い “売掛金”のトラブル相次ぐ「N1グループ」 名古屋
逮捕されたのは、名古屋市中区の会社役員・田中佑容疑者(43)ら3人です。
警察によりますと3人は去年からことしにかけて、中区でホストクラブを無許可で営業した風営法違反の疑いがもたれています。
警察は3人の認否を明らかにしていません。
田中容疑者は、名古屋・栄4丁目の歓楽街を中心に9店舗のホストクラブを運営する、東海地方最大規模のホストグループ「N1グループ」の代表です。
「N1グループ」では“ツケ払い”で、女性に多額の借金を背負わせる「売掛金」のトラブルに関する相談が相次いでいて、数百万円の売掛金を背負わされたり、「稼げないなら俺の言うことを聞け」とホストに言われ、性風俗店を紹介されたりするケースもあったということです。
死亡事故多発で県下一斉の交通取締りが行われました。
きょう午前、三重県名張市の国道には移動式のオービスが設置され、名張警察署の署員らが乗用車の速度違反に目を光らせました。
【写真を見る】死亡事故多発の三重県で一斉取り締まり 移動式オービスで“速度違反”に目を光らせる 名張市は5人死亡事故が起きたばかり
ここから1キロほど離れた場所では、10月3日、6人乗りの軽乗用車が横転し、高校生を含む男女5人が死亡、16歳の男子高校生が大けがをする事故が起きています。
三重県では交通死亡事故が多発していて、きのうまでに去年の同じ時期に比べて13人多い47人が亡くなっています。警察は重大な事故につながりやすい前方不注意や速度違反をしないよう呼び掛けています。
三重県鳥羽市で、あおさノリの養殖で使う「いかだ」と小屋が全焼しました。
火事があったのは鳥羽市畔蛸町で、消防によりますと、きょう正午過ぎ「いかだが燃えている」と近くを通りかかった人から通報がありました。
【写真を見る】あおさのり養殖“作業用いかだ”と小屋が全焼 約1km離れた海女小屋からもハッキリ黒煙が…ケガ人なし 三重・鳥羽市
所有者によりますと火が出た場所には、養殖したあおさノリを網から外して洗う作業を行う「いかだ」と、その上に建てられていた小屋があり、立ち上る黒煙は、約1キロ離れた海女小屋からもハッキリ見えました。
消防車7台が出動し火は約2時間後に消し止められましたが、「いかだ」と小屋が全焼しました。
出火当時、近くに人はおらず、けが人はいませんでした。消防と警察が出火原因を調べています。
アメリカ・ロサンゼルスで、12人が死亡・約6800棟が焼失した1月の大規模火災に関与したとして、ウーバー運転手の29歳の男が逮捕された。男は高級住宅街近くの山林に放火した疑いがあり、火災後に消防へ通報してから現場に戻り、消火活動を撮影していたという。さらに、数カ月前から犯行を計画していた可能性もあるとみられている。
【画像】甚大な被害が出たアメリカ・ロサンゼルスの大規模な山火事(1月)
富山市や射水市の一般住宅から高級車を盗んだ疑いでブラジル国籍の男2人が逮捕されました。
【写真を見る】高級車窃盗事件でブラジル国籍の男2人を逮捕
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、いずれもブラジル国籍で高岡市野村の職業不詳アントゥネス・ナガサワミシャエル・ミツオ容疑者と、三重県四日市市の建設業ジオゴ・シケイラ・グスタボ容疑者です。
県警によりますと、2人は今年5月に別の人物と共謀し、富山市の住宅に停めてあった
800万円相当の国産SUV車1台を盗んだ疑いがもたれています。
また、ジオゴ容疑者は同じ日に、射水市の住宅に停めてあった1100万円相当のSUV車を盗んだ疑いが持たれています。
2人の認否は明らかにされていません。
県警は匿名流動型犯罪グループトクリュウによる犯行とみて捜査しています。
北海道の寺で、供えられていたお菓子やコーヒーなど7点を盗んだ疑いで、64歳の無職の女が逮捕された。住職に発見されると女は涙を流し「お腹が空いていた」と謝罪したが、身元確認のため免許証の提示を求めると車で逃走したという。
【画像】一直線にお供え物の前に行き、手を伸ばした無職の64歳の女
10月2日午後、北海道釧路市の自動車協会の女子トイレに侵入したとして、32歳の会社員の男が逮捕されました。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、北海道釧路市に住む会社員の男(32)です。
男は、2日午後3時すぎ、釧路市内の釧根自動車協会の女子トイレに正当な理由なく侵入した疑いが持たれています。
警察によりますと、この日、施設の関係者から「女子トイレに男が侵入した」と110番通報がありましたが、警察官が駆けつけたところ、すでに男は立ち去っていたということです。
警察が防犯カメラを解析するなど捜査を進めていたところ、約1週間後の9日、再び施設関係者から「30分前くらいから、以前女子トイレに入った男が来ている」と通報がありました。
警察官が駆けつけると、今度は男がいたため、事情を聴き、逮捕に至ったということです。
調べに対し、会社員の男(32)は「女性のトイレの音を聞くために女性用トイレに入った」と話し容疑を認めているということです。
警察が余罪についても調べています。
9日夜に発表されたノーベル文学賞は、ハンガリーの作家が受賞し、有力候補の村上春樹さんは今年も受賞を逃しました。
【写真を見る】ハルキストたちが集結した美深町
作家・村上春樹さんの小説の舞台とされる北海道北部の美深町(びふかちょう)です。
「ハルキスト」と呼ばれる村上春樹さんのファンが今年こそはと朗報を待ちましたが、惜しくも受賞とはなりませんでした。
ハルキスト
「今年もダメでした」
「村上春樹さんに関しては残念。同時に(受賞した)ハンガリーの作家の作品を手に取ってみたい」
ハルキストたちは、悲願の瞬間を見届けるまで、作品ゆかりのマチに集まり続けます。
9日夕方、北海道空知地方で、40代の父親の顔を複数回殴ったとして、15歳の男子中学生が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、空知地方に住む15歳の男子中学生です。
男子中学生は、9日午後7時半ごろ、自宅で同居する40代の父親の顔を複数回殴る暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、当時、家には父親と男子中学生、それに母親の3人がいましたが、親子で口論となり、暴行に発展したということです。
父親が「もめたから、息子が家を出て行こうとしているので止めてほしい」と警察に通報。
駆けつけた警察官が事情を聞いたところ、暴行の事実がわかったため、男子中学生を現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、男子中学生は「殴ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
この親子を巡っては、過去にも、もめごとで警察が一度相談を受けたことがあるということで、警察が今回のトラブルの経緯を詳しく調べています。
9日夜、札幌市北区の銭湯で、客同士でもめて、相手にけがをさせたとして、57歳の男が現行犯逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、自称札幌市東区の無職で57歳の男です。
男は9日午後8時すぎ、札幌市北区新琴似2条8丁目の銭湯で、面識のない57歳の客の男性の顔を拳で複数回殴るなどした疑いが持たれています。
警察によりますと、男と男性は銭湯の出入り口付近で口論になり、男が暴行したということです。
口論の様子を目撃した人が「客同士がもめている。叩いたりしているみたいです」と警察に通報し、駆けつけた警察官がその場で男を逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「腹が立って殴ってしまいました。反省しています」と容疑を認めているということです。
警察がトラブルに至った経緯などを調べています。
9日夕方、北海道釧路市のスーパーで、飲料水などを万引きしたとして、53歳の女が現行犯逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、釧路市の介護士の女(53)です。
女は9日午後5時すぎ、釧路市新橋大通4丁目のスーパーで、飲料水4点(販売価格合計384円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、女のカバンには飲料水の他にも、多数の食料品が入っていたということです。
女がカバンに商品を入れて店を出るところを目撃した警備員が、女の身柄を確保し「1万円分の食品を盗んだ女を捕まえている」と警察に通報。
駆けつけた警察官が女を現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、女は「お金がなかったので盗んだ」と容疑を認めているということです。
犯行時の女の所持金は1300円で、警察はカバンに入っていた他の食料品についても、このスーパーで盗んだものとみて調べています。
電話で10代の息子を脅迫したとして、札幌市手稲区に住む45歳の父親が逮捕されました。
脅迫の疑いで逮捕されたのは、札幌市手稲区の会社員の男(45)です。
この男は、8日午後8時すぎ、手稲区に住む10代の息子とスマートフォンで通話中、息子に対し「帰ったら殺すからなてめえ」などと言って、脅迫した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は、息子に口外しないように約束していた2人の生活に関することを、息子が周囲に話していたことに腹を立て、脅し文句を言ったということです。
8日、息子本人が「お父さんに脅された」と警察に被害を申告したことで事件が発覚しました。
警察の調べに対し、会社員の男(45)は「息子に言った言葉に間違いない」と容疑を認めているということです。
これまでに、息子から父親に関する警察への相談歴はなく、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。
2024年11月から2025年2月にかけて、室蘭市内の会社のトイレにスマートフォンを設置し、同僚の40代女性の性的な部位を撮影したなどとして、35歳の男が逮捕されました。
撮影処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、室蘭市に住む作業員の男(35)です。
男は、2024年11月と12月、当時勤めていた室蘭市内の会社のトイレ内にスマホを置き、同僚の40代女性の性的な部位を撮影したほか、2025年2月にも同様に撮影しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、2025年3月、被害に気づいた女性が、会社の関係者とともに警察署へ訪れ「盗撮をされたようだ」と訴えました。
警察が捜査をすすめ、10月9日、この会社に勤務していた男を逮捕しました。
警察の調べに対し、作業員の男(35)は「盗撮したことに間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は、男が盗撮を繰り返していたとみて、余罪を追及しています。
罰当たりな犯行を見ていたのは、仏様ではなく…1台の防犯カメラでした。
事件が起きたのはお盆も過ぎた8月28日、札幌市厚別区の納骨堂でした。
防犯カメラには、女が仏像の前に近づき、供物台に手を伸ばす様子が映っていました。
【写真を見る】寺の防犯カメラに映った女
禅聖寺 齋藤秀光住職
「辺りを見回しながら、こちらのさい銭箱に目を向けて、中をのぞき込むように見ながら納骨堂の方に進んで行きました」
防犯システムで気づいた住職が駆けつけると…。
禅聖寺 齋藤秀光住職
「仏さまに手を合わせることなく、お供え物に手を伸ばして、持っていたバッグの中に次々とお供え物を入れていきました」
菓子やドリップコーヒーをバッグにしのばせたまま、寺を出て行った女。
住職の息子が声をかけると、女はこう話しました。
女
「おなかがすいていたので、お供え物を盗んでしまいました」
こう涙ぐみ、供え物を返したということです。
しかし、住職が身分証明書の提出を求めたところ、女がその場を立ち去ったため、警察に通報。7日、逮捕に至りました。
禅聖寺 齋藤秀光住職
「仏教の教えの中に、因果応報という言葉がございます。女性には悪い行いをせず、よい行いを重ねていただきたいと思いました」
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、北海道幕別町の森真由美容疑者(64)で、警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
北海道内の複数の寺では、今年に入ってから、似た背格好と髪型の女が供え物を盗む様子が目撃され、森容疑者が別の事件の関与をほのめかしていることから、警察は余罪があるとみて調べています。
成年後見人として財産管理業務をしていた弁護士が、現金400万円を横領したとして逮捕されました。
広島弁護士会所属の弁護士の男は30代女性の口座から現金400万円を出金し、横領した疑いがもたれています。
男は2009年から女性の成年後見人として財産管理業務を行っていて、広島家庭裁判所の調査では2015年ごろから2023年ごろまでの間に総額約1億3千万円を横領していたということです。
また、警察によると男は家裁に提出する預貯金通帳の写しを偽造していたことがわかっていています。
警察は男が他にも女性から横領していたとみて捜査を進めています。
当時勤務していた小学校で、女子児童のスカートの中にスマートフォンを差し入れたとして広島市の小学校教師の男が逮捕されました。
小学校教師の男(27)は去年10月と今年1月、当時勤務していた小学校内で女子児童のスカートの下にスマートフォンを差し入れ動画を撮影した疑いなどがもたれています。
容疑者の男は「小学校で女子児童のスカート内を撮影したことが複数回あるが、詳しい事情は覚えていない」と話しています。
容疑者の男はこれまでにも商業施設で、10代女性のスカートの中を盗撮した疑いなどで2回逮捕されていました。
男はスマホを2台持っていて、そのうちの1台に盗撮したデータがあったということで、警察は常習的な犯行とみて詳しい捜査を続けています。
当時勤務していた小学校で、女子児童に対しわいせつな行為をしたなどの罪に問われている元教師の男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。
元教師の被告(39)は今年5月、当時勤務していた安佐南区の小学校で誰もいない教室に女子児童を誘い出し、わいせつな行為をしたうえその姿を撮影したなどの罪に問われています。
初公判で被告の男は「私がした最低な行為です」と起訴内容を認めました。
起訴状によりますと被告は今年2月から5月にかけて女子児童2人に対してわいせつな行為をし、複数台のタブレット型のパソコンなどで撮影していたということです。
検察は小学校内での行為で性欲を満たしていたと指摘しました。
宮城県利府町の建物内で、30代の女性を盗撮したとして、山形県の自衛官の男が逮捕されました。
仙台市青葉区の路上で、20代女性の体を触ったとして高校教員の男(38)が逮捕されました。
9月、仙台市泉区で知人女性を刃物で刺した疑いで逮捕送検された30代女性について、仙台地検は不起訴処分としました。
2023年に宮城県南三陸町で見つかった遺体の身元が、東日本大震災で行方不明になっていた岩手県の当時6歳の女の子と判明しました。
仙台市のスポーツ施設で金属製の車止めポールを盗んだ疑いで逮捕された会社員の男が、公園のポールを盗んだ疑いでも再逮捕されました。「金に困っていた」と話しています。
9日夜、南九州市知覧町で、飲食店1棟が全焼しました。けが人はいませんでした。
警察などによりますと、9日午後11時50分ごろ、南九州市知覧町で近くの会社の従業員から「建物が燃えている」と消防に通報がありました。
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、南九州市頴娃町の会社役員・有村育生さんが所有する2階建ての飲食店1棟が全焼しました。
出火当時、飲食店は営業しておらず、店内に従業員もいなかったということです。
けが人はいませんでした。
警察と消防が火事の原因を調べています。
勤務していた会社の口座から800万円あまりを横領したとして鹿児島市の58歳の男が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市高麗町の警備員・坂元格容疑者(58)です。
県警によりますと、坂元容疑者は4年前、勤務していた建築機器関連の会社の預金口座から取引先への支払いを装って、4回にわたりあわせて約835万円を引き出して横領した疑いが持たれています。
当時、坂元容疑者は鹿児島市の事務所で経理を担当していて、社内の調査で事件が発覚したということです。
坂元容疑者は「現金を不正に引き出して着服したことは間違いない」と容疑を認めていて、警察が動機などを調べています。
同居する女性の家に火をつけたとして放火の罪に問われている男の裁判で鹿児島地裁は懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、指宿市の無職・児島松雄被告は去年8月、同居する女性の家で火をつけたティッシュペーパーをカーテン付近に放り投げ住宅を全焼させたとされています。
児島被告は起訴内容を認めていて、検察側は「脳梗塞やうつ病による体調不良から自暴自棄となり、犯行に及んだ」と指摘。「動機が短絡的」などとして懲役5年を求刑した一方、弁護側は精神的に追い詰められていたなどとして執行猶予付きの判決を求めていました。
鹿児島地裁の小泉満理子裁判長は「うつ病にり患していたことは同情の余地があるものの、医師からは完治の見込みも示されていた。被告の意思決定には非難が向けられるべき」などとして懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
南さつま市で8日、軽トラックが電柱に衝突し、運転していた80歳の男性が死亡しました。
警察によりますと、8日午後2時ごろ、南さつま市加世田川畑の市道で、軽トラックが電柱に衝突しているのを前を走っていた車の運転手が気づき、通報しました。
この事故で、軽トラックを運転していた近くに住む無職・泊正宣さん(80)が病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
現場は片側1車線のゆるやかな上り坂で泊さんに目立った外傷はなく、警察は病死の可能性も視野に事故の原因を調べています。
けさ、薩摩川内市の国道で横断歩道を渡っていた女性が軽乗用車にはねられ、死亡しました。
警察は軽乗用車を運転していた65歳の女を現行犯逮捕しました。
過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは薩摩川内市五代町の施設職員小城洋子容疑者(65)です。
警察によりますと、小城容疑者は午前11時ごろ、薩摩川内市御陵下町の国道3号で軽乗用車を運転中に横断歩道を歩いて渡っていた女性をはねたということです。
この事故で女性は頭などを強く打ち病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは薩摩川内市御陵下町の無職三角潤子さん(87)です。
現場は見通しの良い直線道路で、警察の調べに対し、小城容疑者は「歩行者をはねたことは間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
警察が事故の原因を調べています。
「全国地域安全運動」が始まるのを前に、香川県で10日、パトロール隊の出発式が行われました。
【写真】「全国地域安全運動」は10月11日から20日までの10日間行われる
知り合いの女性の自宅周辺をうろつくなどしたとして、高松市の会社員の男(26)が10日、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。
9日夜遅く、鹿児島県南九州市で飲食店1棟が全焼する火事がありました。
けが人はいませんでした。
警察によりますと、9日午後11時50分ごろ、南九州市知覧町郡で「建物が燃えている」と近くの人から消防に通報がありました。
火は約1時間40分後に消し止められましたが、この火事で南九州市頴娃町別府の会社役員・有村育生さん(66)の木造一部鉄骨2階建ての飲食店の店舗1棟が全焼しました。
火が出た時、店は営業時間ではなかったため、中には誰もおらず、けが人はいませんでした。
警察と消防が10日から実況見分を行い、火事の詳しい原因を調べています。
2024年8月、鹿児島県指宿市で内縁の妻の住宅に放火し、全焼させた罪に問われている66歳の男に鹿児島地裁は懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、指宿市開聞仙田の無職・児島松雄被告(66)です。
判決によりますと、児島被告は2024年8月、指宿市開聞仙田の内縁の妻の住宅で複数枚のティッシュにライターで火をつけてカーテンの近くに放り投げるなどして全焼させました。
裁判では量刑が主な争点となっていて、9日の判決公判で鹿児島地裁の小泉満理子裁判長は「内縁の妻の制止を振り払いながら全焼させた行為は非常に危険」と指摘。
その上で「児島被告は脳梗塞や胃がんの診断を受けていたものの、医師からは治る見込みが示されていて、放火を思い立つほど将来を悲観する必要はなかった」などとして、懲役5年の求刑に対し、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
8日午後、鹿児島・沖永良部島の知名町で住宅など2棟が全焼する火事がありました。けが人はいませんでした。
警察によりますと、8日午後3時10分ごろ、知名町知名で「家の中が燃えている」と、この家の住人から119番通報がありました。
火は約2時間半後に消し止められましたが、この火事で、知名町知名の会社経営・福 西興さん(78)の鉄筋コンクリート平屋の住宅1棟と、隣接する鉄骨平屋の建物1棟の2棟が全焼しました。
福さんは1人暮らしで、出火当時外出していましたが、帰宅して煙に気づき、消防に通報したということです。
福さんにけがはなく、警察と消防が、出火原因などを調べています。
8日午後2時前、鹿児島県南さつま市加世田川畑で「軽トラックの単独事故で電柱に衝突した」と、近くを通りかかった人から消防に通報がありました。
この事故で軽トラックを運転していた80歳の男性が心肺停止の状態で病院に運ばれました。
現場は緩やかなカーブで警察が事故当時の状況などについて調べています。
8日午前、鹿児島県薩摩川内市の国道で横断歩道を歩いて渡っていた高齢女性をはねて死亡させたとして、軽自動車を運転していた65歳の女が過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されました。
警察によりますと、8日午前10時50分ごろ、薩摩川内市御陵下町の国道3号で押しボタン式の横断歩道を歩いて渡っていた高齢女性が、直進してきた軽自動車にはねられました。
この事故で近くに住む無職、三角潤子さん(87)が約2時間後に死亡しました。
この事故で警察は軽自動車を運転していた薩摩川内市五代町の施設職員、小城洋子容疑者(65)を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、小城容疑者は「歩行者をはねてけがをさせたことは間違いない」と、容疑を認めているということです。
警察は信号の色など、事故当時の詳しい状況や原因について調べを進めています。
奄美群島で今月4日、男性が毒ヘビのハブにかまれ、死亡しました。ハブによる死者は2014年以来、11年ぶりです。
【写真を見る】道路でハブにかまれ男性死亡 奄美群島で11年ぶり 「気温高く活動が活発」鹿児島
県によりますと、今月4日午後10時半ごろ、奄美群島の道路上で男性が左足首をハブにかまれました。男性は病院に救急搬送され、血清などを使った治療を受けましたが、翌5日に病院で死亡しました。県内でハブにかまれて死亡したケースは、2014年の加計呂麻島以来、11年ぶりです。
ハブは、県内では奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島に生息していて、今年度は8月までに24人がかまれる被害を受けています。
ハブは気温の高い時期に活動が活発なことから、県は
▼道路は中央を歩き
▼不用意に草むらに入らず
▼夜は照明を持って歩くなど、注意を呼びかけています。
■ハブってどんな動物?
ハブはクサリヘビ科マムシ亜科ハブ属の毒ヘビです。ハブの毒は出血毒で、かまれると激痛と腫れが広がり、筋肉が溶かされて、ひどい場合は死亡することもあります。
■ハブの生態と行動パターン
ハブの行動は気温に大きく影響されます。18度から27度(特に24度前後)の気温で最も活発となり、30度以上及び10度以下ではほとんど活動しません。年間では4月から6月と9月から10月が最も活動が盛んな時期です。
主な活動時間は日没から夜10時頃までと、朝4時から6時頃までです。
餌の80%以上は野ネズミで、他に鳥類やトカゲ、カエルやイモリなども食べています。ハブの1日の行動範囲は100m以内で、動く速度は約1m/分ですが、逃げるときは素早く動きます。
■攻撃動作の特徴
ハブは待ち伏せて攻撃してきます。S字形にした体を瞬間的に伸ばして相手にかみつくため、全長の3分の2の距離までが攻撃範囲となります。また、ハブは温度が高い物体が接近すると反射的にかみつくという習性があります。
■ハブに咬まれないための7か条
ハブによる咬傷を防ぐために、次の7つの対策を心がけましょう:
1. 道路の中央を歩く
南九州市で9日夜、火事があり、飲食店が全焼しました。
南九州警察署によりますと、きのう9日午後11時45分ごろ、南九州市知覧町郡で「建物が燃えている」と、近くの事務所の従業員から消防に通報がありました。
【写真を見る】「建物が燃えている」深夜に飲食店1棟が全焼 鹿児島・南九州市
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、この火事で、南九州市頴娃町別府の会社役員・有村育生さん(66)が所有する木造一部鉄骨・2階建ての飲食店1棟、およそ460平方メートルを全焼しました。
当時、店に人はおらず、けが人はいませんでした。警察と消防は現場を実況見分し、火事の原因を調べています。
県が奄美市で行政代執行した防災対策工事の費用について、債務者の会社役員が死亡したため、およそ4億4700万円あまりを回収できない状態であることが分かりました。
県は、債務者の納付義務が消滅し、回収を断念する「不納欠損処分」について検討しています。
県によりますと、奄美市住用町の採石場で2004年7月、大規模な斜面の亀裂が発生しました。採石を許可した県は、採石業者に対し、災害防止措置命令を出しましたが、業者が対応できなかったため、代わりに県がおよそ2年かけて、防護柵の設置や、斜面を固める工事を行いました。
県は、この費用を回収するため、採石業者に対し財産調査や面談、督促などを続けてきましたが、今年4月、債務者の会社役員が死亡したため、回収できなくなったということです。
県が回収できたのは、法人の預貯金1001円のみで、回収できていない未済額は、およそ4億4700万円あまりに上るということです。
県は、債務者の納付義務が消滅し、回収を断念する「不納欠損処分」について検討しています。決定すれば、県費から支払われた4億4700万円はもどってきません。
他人のキャッシュカードを使ってATMから現金150万円を引き出し盗んだ疑いで、指宿市の団体職員の男(34)が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、鹿児島県指宿市十町の団体職員の男(34)です。
指宿警察署によりますと、男は去年10月、鹿児島市と指宿市の金融機関のATMから、他人名義のキャッシュカードを使って、3回にわたりあわせて150万円を引き出し、盗んだ疑いが持たれています。
キャッシュカードの持ち主の関係者が被害に気がつき、「銀行口座から多額の現金が引き出されている」と警察に相談し、事件が発覚しました。
取り調べに対し、男は「キャッシュカードの名義人の関係者から依頼を受けてお金を下ろしただけ」と容疑を否認しています。
男は今年9月にも、他人名義のキャッシュカードを使ってATMから24万円を引き出し盗んだ疑いで逮捕されています。
警察は、さらに余罪があるとみてキャッシュカードの入手経路や動機などを調べています。
金メダルを装って純金を密輸か。韓国籍の有名格闘家らが摘発されました。
カメラの前でパンチを繰り出す男。関税法違反などの疑いで逮捕・起訴された、韓国籍の格闘家であるキム・ジェフン被告(35)です。
【写真を見る】グローブをはめてパンチを繰り出すキム容疑者
起訴状によりますと、キム被告は今年1月、共犯者である日本人の男女7人に指示し、韓国から金メッキのメダルを装った純金のメダル7個・約4700万円相当(当時の時価)を密輸しようとした罪に問われています。
男女7人はメダルを首からぶらさげたり、手荷物内に隠したりして、関西空港の入国審査を通過しようとしました。
ところが、大阪税関の職員がメダルを見つけ、問いただすと、こう言い訳したといいます。
「海外で格闘の大会で獲得したメダルです。申告する必要がないと思った」
消費税がかからない国で金を購入し、日本に密輸して売ることで、消費税10パーセント分の利益を得ることが目的だったとみられています。
格闘技イベント「ブレイキングダウン」の出場経験もあるキム被告。警察の取り調べに対し「韓国にいる共犯者から話を持ち掛けられて、報酬目当てにやりました」などと容疑を認めているということです。
霊園の土の中に母親の遺体を遺棄した罪に問われた男。裁判では“埋葬”にあたるか“遺棄”にあたるかが争点となりましたが、判決は「有罪」でした。
【写真を見る】グローブをはめてパンチを繰り出すキム容疑者
吹田市のアルバイト従業員・蔵田隆一被告(71)は、去年11月に奈良市内の霊園で、母親の蔵田光さん(92)の遺体を土の中に埋めて遺棄した罪に問われていました。
遺体は、土の中から右手首と足の一部だけが出ている状態で見つかりました。
埋められていたのは、自らが所有する墓の区画で、裁判で争点となったのは、死んだ母親を霊園に埋めたことが“埋葬”にあたるかという点でした。
これまでの裁判で蔵田被告側は「生前の母親の意向に沿って、遺体を埋めただけで、遺棄の故意はなかった」などと弁護側は無罪を主張。
一方、検察側は「霊園に申し出もせず、遺体が土の中から露出した状態で、埋葬とは認められない」と指摘していました。
10月10日、奈良地裁は「宗教上の埋葬とはいえず、適切な方法による埋葬をできなかった合理的理由は見出しがたく、刑事責任は軽視できない」などとして、懲役1年2か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
兵庫県姫路市の路上で、女性2人の胸を触るなどわいせつな行為をしたとして、陸上自衛官の男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、陸上自衛官の早田裕貴容疑者(29)です。
警察によりますと、早田容疑者は今年9月6日午前4時半すぎ、姫路市内の路上で当時25歳の女性2人に対し、胸をさわるなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
早田容疑者と被害女性のうち1人は以前から面識があり、3人で一緒に歩いていたところ、早田容疑者が突然、行為に及んだということです。
女性の関係者から「わいせつ被害にあった人がいる」と警察に連絡があり、現場周辺の防犯カメラの捜査などから容疑者が浮上したということです。
警察の調べに対し、早田容疑者は「わいせつなことはしていません」と容疑を否認しているということです。
奈良県教育委員会は、奈良県立盲学校で勤務する47歳の男性教諭を懲戒処分しました。
県教委の発表によりますと、男性教諭は今年8月、マッサージを含む実技の補習授業で、生徒と2人きりの状況で、生徒をうつ伏せにして腰から背中、首筋にかけて直接肌に触れるマッサージをしたほか、あおむけの状態で首やすねなどのマッサージをしたということです。
生徒は精神的な苦痛を感じたといい、体調不良で数日間、学校を休んだということです。生徒が補習授業を受けた後、すぐに他の教諭に申し出たことから事案が発覚。
この学校では実技の際のルールとして
・一対一で行わない
・タオルなどをかけ直接肌に触れない
・教室の扉を閉めない、など定められていましたが、守られていなかったということです。
男性教諭は「ルールがあることは理解していたが、生徒のため熱心に指導をしようと思った」と話しているということです。
奈良県教委は、男性教諭を停職6か月の処分とし、指導監督責任として校長を文書訓告したということです。会見では、「教育への信頼を損なう行為で非常に遺憾、信頼回復に努めたい」としています。
韓国から日本に金を密輸しようとしたして、韓国人格闘家が逮捕・起訴されました。
関税法違反などの疑いで逮捕・起訴されたのは、韓国籍の格闘家であるキム・ジェフン被告(35)です。
【写真を見る】グローブをはめてパンチを繰り出すキム容疑者
起訴状によりますと、キム被告は今年1月、共犯者である日本人の男女7人に指示し、韓国から金メッキのメダルを装った純金のメダル7個・約4700万円相当(当時の時価)を密輸しようとした罪に問われています。
男女7人はメダルを首からぶらさげたり、手荷物内に隠したりして、関西空港の入国審査を通過しようとしました。
ところが、大阪税関の職員がメダルを見つけ、問いただすと、こう言い訳したといいます。
「海外で格闘の大会で獲得したメダルです。申告する必要がないと思った」
消費税がかからない国で金を購入し、日本に密輸して売ることで、消費税10パーセント分の利益を得ることが目的だったとみられています。
格闘技イベント「ブレイキングダウン」の出場経験もあるキム被告。警察の取り調べに対し「韓国にいる共犯者から話を持ち掛けられて、報酬目当てにやりました」などと容疑を認めているということです。
「ブレイキングダウン」に出場歴もある韓国出身の格闘家らが逮捕されました。
関税法違反などの疑いで逮捕・起訴されたのは、韓国籍の格闘家、キム・ジェフン被告(35)です。
【写真を見る】グローブをはめてパンチを繰り出すキム容疑者
捜査関係者によりますと、キム被告は、共犯者の日本人7人に韓国から関西空港へ渡航させ、金メダルを装って純金7個、計約3.5キロ、当時の時価で約4700万円相当を密輸しようとした疑いがもたれています。
7人は金メダルを首からぶら下げて、服の中にしのばせるなどしていたということですが、大阪税関の職員が検査で発見し、発覚しました。
キム被告は、格闘技イベント「ブレイキングダウン」の出場経験もあり、警察は密輸グループの実態解明を進めています。
■供述は「金に困っていたので」
キム・ジェフン被告は、運び役のリクルーター役とみられています。
先月18日に関税法違反などの疑いで逮捕され、きのう起訴されたということで、逮捕時の調べに対し、「韓国にいる共犯者から話を持ち掛けられ、金に困っていたので報酬目当てにやりました」と容疑を認めているということです。
金メダルを装った理由については「見つかったときに、大会で獲得したメダルという言い訳ができると(説明された)。」と話しているということです。
警察は、密輸して日本で金を転売することで、消費税分など利ザヤと稼ごうとした犯罪とみて、詳しい背景を調べています
和歌山県串本町にある金融機関の元店長の男が、約1億円を横領した罪で起訴されました。
10月9日、和歌山地検に起訴されたのは、なぎさ信用漁業協同組合連合会・串本営業店の元店長・新田博志被告(44)です。
起訴状によりますと新田被告は9月12日、顧客への払い戻しなどに使うための運営資金の一部である現金1億600万円を店舗から持ち出した罪に問われています。
捜査関係者によりますと新田被告は従業員が帰った後、一括で現金を持ち出したとみられるということです。
和歌山地検は新田被告の認否を明らかにしていませんが、新田被告は逮捕当時の警察の調べに対し、横領した金について「借金返済のために使った」などと話していたということです。
5日、石川県小松市の山間部で土砂崩れが発生し、30代の男性1人が巻き込まれ死亡した事故で、周辺では以前から水晶が採れるということで、県外からも訪れる人が後を絶ちませんでした。
【写真を見る】“水晶の採掘”で 死亡事故が起きた土砂崩れの現場
10日、土地の所有者に許可を得て、その現場を取材しました。
5日の午前9時半ごろ、小松市金平町の通称・水晶山で、愛知県の30代の男性が土砂崩れに巻き込まれ死亡する事故が起きました。
一緒にいた20代の男性は、警察に「水晶を探している途中で土砂崩れにあった」と話しています。
水晶山と呼ばれるこの山、一体、どんな場所なのでしょうか。許可を得て現場に入ると…
記者リポート「至る所で土砂が崩れ、大きな岩が転がり落ちている様子が見受けられます」
同行してくれた金平町の町内会長、出口重隆さんです。
金平町町内会長・出口重隆「ここは水晶山といって鉱山の残土を捨ててある。」
出口さんはこれまでも、県外ナンバーの車が度々停まっているのを目撃したといいます。
金平町町内会長・出口重隆さん「(どこから来る?)名古屋。(なぜ?)ネットか何かで。名古屋の方では(情報が)結構出ていたみたい。2年ほど前から県外ナンバーが上に停めてはここへ掘りに来ていた。ここと2か所あるみたい。私もあまり詳しくないけどここに来るのはよく見た。」
■条例で違法採掘を抑止しても守られない現状…
小松市は古くから地下資源が豊富で、主要な鉱山として今回の現場にほど近い金平金山の他に、尾小屋鉱山、遊泉寺銅山で採掘が行われてきましたが、安い海外産の金や銅が国内に流入したことで、いずれも1970年代までに閉山しました。
こうした歴史を踏まえ、市は独自の石文化が日本遺産に認定された2016年に、違法採掘の抑止などを目的に条例を制定しました。
小松市文化振興課・下濱貴子担当課長「小松市では2016年に「珠玉と歩む物語小松」ということで日本遺産の認定を受けている。日本遺産のPR、鉱物や地下資源の発信だけではなく、未来へ継承するためにこの条例を制定しました」
特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、宮崎市で街頭キャンペーンが行われました。
このキャンペーンは、生命保険協会宮崎県協会と宮崎財務事務所、それに県警察本部が共同で行ったものです。
参加者たちは、宮崎市のデパート前交差点周辺で通行人に啓発用のチラシやウェットティッシュを配って、特殊詐欺への注意を呼びかけました。
(生命保険協会宮崎県協会 山本修司会長)
「地域の皆様の少しでも意識向上であったり、犯罪被害が少しでもなくなっていって平和な社会づくりにつながれば
また、10日は、県警の職員がデザインした特殊詐欺被害防止キャラクター「だまされんG」のパネルも初登場しました。
県警によりますと、県内では、今年、先月末までに特殊詐欺の被害が75件確認され、被害総額はおよそ2億6600万円と、いずれも去年1年間の被害をすでに上回っています。
また、SNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺の被害も深刻で、今年の被害件数は58件、被害総額はおよそ8億5000万円となっています。
元交際相手の女性に、名誉を傷つける動画を他人に見せるとSNSでメッセージを送り、電子マネーを脅し取ったとして、宮崎県延岡市の16歳の少年が恐喝の疑いで宮崎南警察署に逮捕されました。
逮捕されたのは、延岡市に住む建設作業員の16歳の少年です。
警察の調べによりますと、少年は、今月4日から5日にかけて、元交際相手に対し、名誉を傷つける内容の動画を他人に見せるとSNSでメッセージを送り、電子マネー3000円を脅し取った疑いです。
被害者が警察署に訪れ「元交際相手からお金を要求された」と相談したことで、事件が発覚しました。
警察に調べに対し、少年は「脅し取ったことは、間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、犯行の動機を詳しく調べています。
長崎県西海市の岸壁から9月1日、海に転落し行方不明となっていた70代の男性が13日後の9月14日、直線距離で100キロ離れた鹿児島県長島町の磯場に打ち上げられているのが見つかり、死亡が確認されました。
9月14日の朝、鹿児島県長島町蔵之元大崎の磯場で釣りをしていた人から「人が打ちあがっている」と海上保安庁に通報がありました。発見されたのは、年齢不詳の男性で、所持品はなくその場で死亡が確認されました。
天草海上保安署が、遺体の身元を調べていたところ、9月1日長崎県西海市の大瀬戸町漁協前の岸壁から海に転落し行方不明となっていた70代の男性と、身長などの身体的特徴が似ていたことから、遺体のDNA鑑定を実施。10日までに、収容された遺体が西海市大瀬戸町在住の70代の男性であることが判明しました。
男性が海に転落した場所から、遺体が収容された場所までは直線距離で100キロほど離れていますが、天草海上保安署は、過去にも同様の事例があったことから、男性の遺体が、海流に乗って発見場所まで流されてきたのではないかと話しています。
陸上自衛隊水陸機動団所属の23歳の陸士長が、他の隊員宛に届いた宅配物を2度盗んだとして、10日、懲戒免職の処分を受けました。
懲戒免職の処分を受けたのは、陸上自衛隊水陸機動団後方支援大隊所属の23歳の陸士長です。陸上自衛隊相浦駐屯地によりますと、陸士長は2022年3月と4月の2回相浦駐屯地内の施設の入口で、他の隊員宛に届いた荷物2点(1万4千円相当)を盗んだものです。被害にあった隊員から「頼んだ荷物が届いていない」と届出があり陸上自衛隊の警務隊が調べたところ、この陸士長が盗んだことを認めたということです。調べに対し、陸士長は「使用または売却の目的で荷物を盗んだ」と話していて、陸上自衛隊は10日付けで、陸士長を懲戒免職の処分としました。
水陸機動団後方支援大隊の中村美雄隊長は「隊員がこのような事案を起こしたことは誠に残念。今後は隊員に対し、教育・指導の徹底を図り、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
長崎市内に住む60代の自営業の男性が、SNS型投資詐欺で、3,150万円あまりをだまし取られました。
時津警察署によりますと、被害にあった男性は、今年7月上旬、SNSの「X」の広告で、暗号資産による投資に興味を持ち有料コミュニティに入会。その後、実在する投資家を名乗る人物を紹介された男性は、勧められた暗号資産取引アプリで口座を開設し、「J&SNT」という投資アプリで取引を始めました。男性は、投資アプリに短期間で利益が出たよう表示されたため、正規の取引だと信じ込み、7月28日から8月14日までの間に、合計6回にわたり、約3,158万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送金。しかし、8月中旬、暗号資産の引き出しを試みたところ、出来なかったことから、被害に気付いたということです。
警察は、SNS広告を通じた投資話は、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。
長崎市内の飲食店でほかの客が置き忘れた財布を持ち帰り、現金およそ1万6000円をだまし取ったとして、77歳の男が8日、詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、長崎市西琴平町の無職の男(77)です。
警察によりますと男は去年3月4日ごろ長崎市内の飲食店でほかの客が置き忘れていた財布を、自分の物と偽って店員から受け取り、現金およそ1万6000円をだまし取った疑いが持たれています。
男が飲食店を出たあと、財布の持ち主が店に問い合わせたところ、男に渡したと答えたことから、犯行が発覚。
警察が捜査を行った結果、男の犯行が明らかになったとして今月8日、詐欺の疑いで男を逮捕しました。
調べに対し、男は「だましていない」と容疑を否認しているということです。
警察では、余罪もあるとみて、調べています。
キャッシュレス決済で支払ったように装うため、何らかの方法でアプリの決済音を店主に聞かせて、ウイスキーなど2万6000円相当をだまし取ったとして25歳の女が8日、詐欺の疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは長崎県時津町に住む無職の女(25)です。
警察によりますと女はことし5月4日長崎市内にある酒店でウイスキーなど計10点を購入する際に、キャッシュレスアプリ・PayPayで決済を行うと店主に伝え、店舗に設置している決済用のQRコードを読み取り必要事項を入力。その後何らかの方法で決済時に鳴る音を店主に聞かせ、正常に支払いを行ったように見せかけて、総額2万6420円をだまし取った疑いがもたれています。
売上金の明細を見た店員が金額が合わないことに気づき、警察に届け出。警察が女のスマートフォンを確認するなどの所要の捜査を行ったところ、女の犯行が明らかになったとして今月8日、詐欺の疑いで女を再逮捕しました。
女は先月にも同じ手口の、別の詐欺事件で逮捕されていました。
調べに対して女は黙秘しており、警察は余罪も含めて捜査しています。
警察では、同様の事案を防ぐためキャッシュレス決済アプリ・PayPayで決済を行う際、金額入力画面の確認だけでなく、決済完了画面を店員と客の双方で確認するよう呼びかけています。
大村市の公務員の男性に電子マネー29万円相当を送金させてだまし取ったとして男(30)が先月、詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは住所不定無職(本籍岐阜県)の男(30)です。
警察の調べによりますと男はインターネット上で知り合った大村市内の男性公務員(24)に釣り具を買うための費用などとして現金30万円を男性の銀行口座に振り込んだかのように偽った後、電話で「釣りに行けないのであれば振り込んだお金の残りを返金してほしい」などとうそを言い、ことし5月1日から2日までの間、4回にわたって電子マネー29万円相当を送金させて、だまし取った疑いが持たれています。
男性からの届け出を受け、警察が捜査を行った結果、男の犯行が明らかになったことから警察は先月17日、男を詐欺の疑いで逮捕しました。調べに対し、男は容疑を認めているということです。
後輩隊員にセクハラ行為をしたとして海上自衛隊の隊員が停職3か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは護衛艦さわぎりの20代の海士長です。
海上自衛隊によりますと海士長は3年前の11月10日の午後9時半ごろ、後輩隊員に対し、背後から抱きつくなどのセクシャルハラスメント行為を行い、後輩隊員に精神的苦痛を与えたということです。
後輩隊員が上司に被害を相談してセクハラが発覚。海上自衛隊は海士長を9日付で停職3か月の懲戒処分としました。
海士長は「後輩隊員と会話がもりあがり、これくらいは大丈夫だろうと過信して行為におよんだ」と話しているということです。
隊員双方の性別について、海上自衛隊は個人が特定されるとして非公表としています。
長崎県雲仙市の旅館でエアコンの取り替え工事をしていないにもかかわらず、工事代金およそ120万円をだまし取ったとして8日、雲仙市の会社経営の男ら2人が詐欺の容疑で逮捕されました。
【写真を見る】旅館のエアコン工事を装い120万円をだまし取った疑いで会社経営の男ら2人逮捕
逮捕されたのは、雲仙市小浜町の電気工事会社経営の男(66)と、山梨県韮崎市の派遣社員の男(59)です。
警察によりますと2021年、2人は共謀して雲仙市内にある旅館を運営する東京都の会社の担当者に対し、客室のエアコン取替工事が必要だとうその説明をして、実際に工事をしていないにも関わらず、工事代金として現金約120万円を会社経営の男が管理する銀行口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれています。
被害にあった会社には当時、派遣社員の男が勤めていたということです。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが今後、動機などについて詳しく調べる方針です。
10日朝、佐伯市で道路を横断していた男性が車にはねられ、死亡しました。車を運転していた高齢の男が現行犯逮捕されています。
警察によりますと、午前6時半すぎ、佐伯市池船町の交差点で、横断歩道を渡っていた男性が、左折してきた普通乗用車にはねられました。
男性は病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
警察は、車を運転していた佐伯市鶴見の72歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
現場は信号のある交差点で、警察が亡くなった男性の身元の確認と、事故の原因を調べています。
女子生徒の着替えを盗撮したとみられる動画が県内の高校で見つかっていたことが分かりました。
学校は警察に相談しています。
県教委によりますと、9月下旬、女子生徒の着替えの様子を撮影した動画があると県立高校が生徒から相談を受けました。
動画を調べたところ校内で撮られた疑いがあるため警察に通報したということです。
学校は「撮影された時期や撮影機器の設置場所などは捜査中のため詳細は答えられない」と話していて、県教委は「生徒が盗撮に関与した可能性が高い」と話しています。
不安を感じた女子生徒にはスクールカウンセラーへの相談も行うということです。
9日朝、別府市のマンションで足場を組む作業をしていた男性が転落し、意識不明の重体です。
警察によりますと、午前9時すぎ「作業員が転落した」と消防に通報がありました。
転落したのは21歳の男性作業員で、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
当時は作業員4人で外壁工事用の足場を組み立てていて、男性は約19メートルの高さから落ちたということです。
警察が事故の原因を調べています。
8日朝、杵築市のJR中山香駅で、特急列車が人と衝突し、男性が死亡しました。
JR九州や消防よりますと、午前8時前、中山香駅を通過していた博多行きの特急列車が、ホーム付近にいた成人とみられる男性と衝突しました。
男性はその場で死亡が確認されました。
列車にはおよそ120人が乗っていましたが、乗員・乗客にけがはありません。
この事故の影響で、JR日豊線は一時、運転を見合わせましたが、午前9時に再開しました。
特急「ソニック」は上下線あわせて6本が運休し、最大で1時間以上の遅れが出るなど、およそ2000人に影響が出ました。
沖縄市の運送会社の事務所に9日、71歳の男が刃物を持って押し入り、従業員を刃物で脅したうえ金融機関で引き出させた現金約1660万円を奪って逃走したとして、強盗傷害の疑いで逮捕されました。運送会社の関係者によりますと、男はこの会社の元社長だということです。
【画像を見る】元社長が押し入った事務所 鑑識作業が行われる現場
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、うるま市高江洲の無職、德田榮容疑者(71)です。
警察によりますと德田容疑者は9日午後2時過ぎ、沖縄市松本の運送会社事務所で、従業員2人に対し刃物を見せて「金を出せ」と脅迫した後、事務所から連れ出し、車で2か所の金融機関を回り、現金計約1660万円を引き出させました。
従業員2人は事務所で解放されましたが、德田容疑者が両腕を縛っていた粘着テープを切る際に1人が手の平に切り傷をつけられたということです。
德田容疑者は現金を持って軽乗用車で逃走していましたが、うるま市内で同日午後7時過ぎに身柄を確保されました。
運送会社の関係者によりますと、德田容疑者はこの会社の元社長だということです。警察は捜査に支障があるとして、德田容疑者の認否を明らかにしておらず、動機などについて調べを進めています。
9日午後、那覇市の中学校で外壁の塗装工事を行っていた男性作業員が足場から転落して死亡した事故で、男性はおよそ13メートルの高さの足場にいて、シートで覆われていない部分から落下したことが新たに分かりました。
【写真を見る】中学校の外壁塗装工事中の転落死事故 シートに覆われていない部分から13メートル落下と判明 死亡は51歳 会社代表の男性
死亡したのは、那覇市首里の会社代表、謝花守さん(51)です。警察や消防によりますと、9日午後1時40分ごろ、那覇市の安岡中学校の塗装工事現場で、「作業員が足場から転落した」と、一緒に作業していた人から消防に通報がありました。
謝花さんは心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。
謝花さんは建物の3階付近の足場で作業していましたが、バランスを崩して校舎の中庭に転落したということです。転落した部分には、足場の周囲を覆うシートがありませんでした。警察が当時の状況や事故の原因を詳しく調べています。
ことし8月、本島中部の20代の女性に性的暴行を加えたとして、那覇地検は9日、うるま市の社会教育部長の男を起訴しました。
不同意わいせつと不同意性交等の罪で起訴されたのは、うるま市教育委員会で社会教育部長を務める、上運天健被告(52)です。
起訴状などによりますと、上運天被告はことし8月、本島中部の屋外で、20代の女性に対して衣服の中に手を入れて体を触り、また別の場所に移動中、下半身を触るなどの性的暴行を加えた罪に問われています。
検察は公判に支障があるとして、上運天被告の認否を明らかにしていません。
消防によると9日午後1時40分過ぎ、那覇市の市立中学校敷地内の外壁塗装の工事現場で、作業員の50代男性が4階の足場から1階に転落したと、一緒に作業していた人から通報がありました。
【写真を見る】中学校敷地内の工事現場で4階から作業員1人が転落 心肺停止で搬送もその後死亡
男性は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、通報からおよそ40分後に死亡が確認されました。
この学校では今年6月から、校舎の外壁改修工事と屋上の防水工事が行われていて、校舎を覆うように足場が組まれています。
7日午後、南城市の古謝景春市長の後援会事務所の窓ガラスを割ったとして、糸満市に住む57歳の男が建造物等損壊の疑いで現行犯逮捕されました。
【写真を見る】古謝景春南城市長の後援会事務所で窓ガラスが割られる 50代の男を現行犯逮捕 認否や動機不明
男は7日の午後2時15分ごろ、南城市知念にある古謝景春市長の後援会事務所の窓ガラス5枚をつるはしを使って割った疑いが持たれています。
警察によりますと、目撃者が110番通報しましたが、山城容疑者は警察が到着する前に車で逃走。現場から数キロ離れた道路を走っているところを警察が発見し、現行犯逮捕したということです。警察は山城容疑者の認否を明らかにしていません。
那覇市が所有する土地の権利をめぐる贈収賄事件の裁判で、収賄の罪に問われている那覇市議会の元議長、久高友弘被告への被告人質問が8日、那覇地裁で行われました。
【写真を見る】法廷で「詫びても詫び足りない」と謝罪 那覇市の土地巡る贈収賄事件・5000万円の収賄罪に問われている久高友弘元議長
これまでの裁判で久高被告は起訴内容を認めている一方で、5000万円という金額を自ら指定したことや、議会を取りまとめるために、受け取った現金を他の市議に配るといった目的については否定しています。
8日の被告人質問でこの問題に関わった動機について問われた久高被告は、「(土地の帰属を巡る)真実を追及し公平に考えるのが議員の務め」と、動機の純粋さを強調しましたが、一方で受け取ったお金の一部を自宅のアルミサッシの交換費用や車の購入費などに充てたことを認めました。
そのうえで、裁判長から「賄賂を受け取ったことで那覇市政全体が汚いお金で営まれる部分があると見られる」と自身の罪の認識を問われると、「詫びても詫びても足りないくらい」と述べました。
久高被告は疑惑発覚後の2023年の会見では、「天地神明に誓って一銭も受け取っていない」と話していました。
中城湾で6日午後、男性が浮いているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
中城海上保安部によりますと、6日午後1時15分ごろ、釣り人から「人が浮いている」と消防に通報がありました。
消防が駆け付けたところ男性が仰向けの状態で海に浮いているのが見つかり、心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。
亡くなったのは、沖縄市の大城平光さん(89)で、付近の海岸には大城さんのものとみられる車が見つかっています。車の中には釣り道具があったということです。
発見時大城さんは上下作業服姿で、ライフジャケットは着用していませんでした。海上保安部が、大城さんの家族に話を聞くなどして経緯を調べています。
ことし1月、広島県東広島市の住宅で親子3人の遺体が見つかった事件で、警察が、死亡した次男を殺人の疑いで書類送検しました。
【画像を見る】3人の遺体が発見された東広島市の住宅など
この事件は、1月14日、東広島市八本松南の住宅で、この家に住む71歳の父親と69歳の母親、32歳の次男の3人が遺体で見つかったものです。両親はそれぞれ1階と2階にあるベッドで仰向けの状態で、次男は2階の居室で首を吊った状態で見つかっていました。警察は10日、両親を殺害した殺人の疑いで、次男を容疑者死亡のまま書類送検したました。
室内に荒らされた様子はなく、第三者による侵入の形跡も見当たらないことなどから、警察は次男が両親を殺害したあと、自殺を図った可能性もあるとみて、捜査していました。
広島弁護士会の弁護士が業務上横領の疑いできょう送検されました。弁護士は着服した現金を個人的な用途で使っていたとみられてます。
【写真を見る】着服した現金を個人用途で使用か 弁護士(67)を業務上横領容疑で送検「信頼を著しく損なうもの」広島弁護士会の会長がコメント 広島
業務上横領の疑いで送検されたのは、広島弁護士会の弁護士、久行康夫容疑者(67)です。警察によりますと、久行容疑者は、広島家庭裁判所から県内に住む女性の成年後見人に選ばれ、財産を管理していましたが、女性の口座から現金400万円を出金して横領した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、久行容疑者は「今は言う気になれません」と供述しているということです。広島家庭裁判所の調査では、久行容疑者が約1億3000万円を着服していたということです。警察は、着服した現金は個人的な用途で使っていたとみて事件の詳しいいきさつを調べています。
広島弁護士会の藤川和俊会長は、今回の事件を受けて、「報道された内容が真実であるとすれば、弁護士に対する信頼を著しく損なうものであり、重大な事態であると極めて厳粛に受け止めております」とコメントしています。
山陽道上りで9日午後、大型トラックが燃える火事がありました。この影響で、一部区間で通行止めが続いています。
【画像を見る】大きく焼損した大型トラックなど
警察や消防などによりますと、午後3時15分ごろ、三原市の山陽道上りで大型トラックの運転手から「火が出ている」と通報がありました。消防車6台が消火にあたりおよそ1時間20分後に消し止められました。
この影響で上り線は本郷ICー三原久井IC間で、下り線は尾道ICー本郷IC間で通行止めとなりました。
警察によりますと、トラックの運転手は「タイヤがバーストして火が出た」などと説明しているということです。この火事によるけが人はいませんでした。
※情報を更新しています。
成年後見人として管理していた財産から400万円を横領したとして、弁護士の男が逮捕された事件で、警察は男が財産状況を偽造して家庭裁判所に報告していたとみて調べています。
【画像を見る】移送される久行容疑者など
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、広島弁護士会の弁護士、久行康夫容疑者(67)です。
警察によりますと、久行容疑者は、広島家庭裁判所から県内に住む女性の成年後見人に選ばれ、財産を管理していましたが、女性の口座から現金400万円を出金して横領した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、久行容疑者は「今は言う気になれません」と供述しているということです。
広島家庭裁判所の調査では、久行容疑者が約1億3000万円を横領していたとみられています。警察は、現金を着服したことが分からないように、久行容疑者が通帳の写しの金額を偽造して家庭裁判所に提出していたとみて、余罪などを調べています。
10月2日に福岡県築上町の海岸で見つかった男性の遺体の身元について警察は、同じ町内に住む50歳の無職の男性であることを明らかにしました。死亡原因は不詳だということです。
【写真で見る】50歳男性が死亡に至った経緯を捜査 豊前警察署
10月2日午前11時半ごろ、築上町西八田の海岸で護岸工事をしていた作業員の男性が岸壁の下でTシャツとトランクスを着用してうつ伏せに倒れている男性の遺体を発見しました。
身元の特定を進めていた警察は10日、亡くなったのが福岡県築上町に住む無職・奥永直哉さん(50)であることを明らかにしました。
警察によりますと、奥永さんは1人暮らしで、捜索願などは出ていなかったということです。
司法解剖の結果、奥永さんの遺体に外傷はなく死亡原因は不詳でした。
警察は、親族などに話を聞くとともに奥永さんが死に至った経緯について調べています。
9日夜、福岡市博多区の路上で意識不明の状態で倒れている男性が発見され、その後死亡しました。
警察は自殺の可能性が高いと見て捜査を進めています。
9日午後10時頃、博多区博多駅中央街の路上で
近くにいた人から消防に「立体駐車場から転落」と通報がありました。
警察が駆けつけたところ、久留米市の男子専門学校生(19)が
意識不明の状態で倒れていて、病院に運ばれましたが
およそ30分後に死亡が確認されました。
現場はJR博多駅のすぐそばで
ホテルや飲食店が立ち並んでいます。
警察は自殺の可能性が高いと見て
当時の状況を詳しく調べています。
◆悩みを抱える人の相談窓口
厚生労働省は、悩みの相談先として
#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)
電話:0120-061-338
よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
電話:0120-279-338
などSNSを含めた複数の相談窓口を紹介しています。
9日夕方、福岡県大牟田市で酒を飲んで自転車を運転したとして60歳の無職の男が逮捕されました。
男は「公園でカップ焼酎3本を飲んだ」と容疑を認めているということです。
9日午後5時半ごろ、大牟田市田隈の国道でパトロール中の警察官がふらつきながら走る自転車を発見し、停止を求めました。
自転車を運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の4倍を超えるアルコールを検出したため、男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは大牟田市橘に住む無職の男(60)です。
取り調べに対し、男は「午前9時から午後2時頃まで公園でカップ焼酎3本を飲んだ」「運転していたのは自宅に帰るため。出先でついつい飲んでしまいました」などと話し、容疑を認めているということです。
9日朝、列車内で26歳女性の下半身を触ったとして26歳の自称会社員の男が現行犯逮捕されました。
【写真を見る】女性と同乗して痴漢を捜査 26歳男を取り調べている東警察署
福岡県の迷惑防止条例違反(卑猥な行為等の禁止)の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不詳の会社員(自称)の男(26)です。
会社員(自称)の男は9日午前8時ごろ、西鉄貝塚線の名島駅から西鉄貝塚駅に向かう列車内で前に立っていた26歳の会社員の女性の下半身を触った疑いが持たれています。
10月初旬に、女性から痴漢の被害を警察に相談。
9日朝に私服警察官が女性と同じ車両に乗って警戒をしていたところ、女性の下半身を触る不審な男を確認し、西鉄貝塚駅で男を現行犯逮捕したということです。
取り調べに対し、会社員(自称)の男は「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、女性が相談していた痴漢事件についても、会社員(自称)の男が関与した可能性があるとみて捜査しています。
「闇バイト」が背景にあるとみられる事件が後を絶ちません。なぜ若者たちは闇バイトに手を染め抜け出せなくなるのでしょうか。
【写真で見る】元主犯格が語る闇バイトの実態と恐怖
かつて「かけ子」から「主犯格」として犯罪に手を染め逮捕された男性は今、「すべてを失う」と警鐘をならしています。
■特殊詐欺の主犯格として逮捕された男性
フナイムさん
「2015年に特殊詐欺の主犯格として警察に逮捕されました。(闇バイトの若者は)はっきり言って捨て駒ではあります。身代わりみたいなもんですよね」
「闇バイト」の恐ろしさについて語るフナイムさん。名前の由来は刑務所で呼ばれていた番号「2716」からです。
■闇バイトのきっかけは「金融業で稼げる」知り合いからの誘い
フナイムさんが「闇バイト」を始めたのは20代の時。
きっかけは知り合いから「金融業で稼げる」などと誘われたことでした。
フナイムさん
「ベンツ乗ろうよ、ブランド品買おうよ、ロレックスしようよ、そんな甘い言葉を鵜呑みにしてしまった」
軽い気持ちから足を踏み入れた「闇バイト」の世界。当初は特殊詐欺の「かけ子」でしたが、次第に主犯格として闇バイトで集めた若者を管理する立場になりました。
フナイムさん
「『おまえのせいで警察に通報されて、捕まったらおまえだからな、こっちはお金もパーになるし、どうするんだ、責任とれんのか』みたいな感じで(受け子を)詰めてました。相手を恐怖で操るというか」
■月2000万円を稼いだことも
月に2000万円を稼いだこともあったというフナイムさん。しかし、10年前に逮捕されすべてを失いました。
「闇バイトは破滅しか生まない」。
いま講演などを通してその危険性を訴え続けています。
フナイムさん
「被害者はもちろん、加害者もその家族もみんな不幸にしかならない、犯罪をしてお金を手に入れてその一瞬は幸福かもしれないけど、その先の一生を考えたら不幸でしかない、だから(闇バイトは)絶対にやってはいけない」
■実行犯の多くは20代の若者
全国各地に広がる「闇バイト」の事件。2022年からは「ルフィ」などと名乗る指示役が起こした強盗事件が相次ぎました。
警察庁によりますと、闇バイトに応募して実行犯となった多くは、20歳代以下の若者たちでした。
今年5月、知人女性の自宅に侵入し、性的暴行を加えたとされる北九州市職員の男の裁判です。
【写真で見る】不同意性交等の罪について「同意があった」と否認 知人女性の自宅に侵入し性的暴行を加えたとされる北九州市職員の男の裁判
不同意性交等の罪について男は、「同意があった」と否認しました。
起訴状などによりますと、北九州市職員の有重琢也被告(30)は今年5月、小倉北区のマンションで知人女性の部屋に侵入し、性的暴行を加えたとされています。
9日の初公判で有重被告は不同意性交等の罪について「同意があった」と否認しました。
冒頭陳述で検察側は、「女性は恐怖で体が固まりうずくまっていたが、肩を両手でつかんで押し倒し犯行に及んだ」などと主張。
一方、弁護側は有重被告が性的暴行を加えたことなどについて、争う姿勢を示しました。
今年6月、福岡県北九州市の貴金属店からおよそ3200万円相当のネックレスが奪われた事件で、少年2人を含む4人が逮捕されました。
【写真で見る】事件現場 裁判
実行役として関与していたとみられる少年2人。
きっかけとして口にしたのは「闇バイト」でした。
■刃物を持った2人組が金のネックレスなど3200万円相当奪う
強盗事件をめぐって逮捕されたのは、福岡県に住む少年2人と糸島市の左官工・内野遥輝被告(21)、福岡市早良区の会社員高田陸容疑者(26)の4人です。
今年6月5日、小倉北区竪町の貴金属店で刃物を持った2人組に金のネックレス22点、およそ3200万円相当が奪われました。少年2人が「実行役」、内野被告が「回収役」として関与したとみられています。
捜査関係者によりますと、実行役の少年2人は、「闇バイトです。小遣い欲しさにやった」などと話しているということです。
少年2人と内野被告に面識はなく、警察は高田容疑者が、実行犯などを指示役に紹介する役割を担っていたとみて詳しく調べています。
■「ものを運べば6万円を支払う」と言われた
そして9日、内野被告の初公判が開かれました。
ネックレスが入ったリュックを福岡市の公園のトイレで回収したとされる内野被告。
罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めました。
事件の中で内野被告は「ものを運べば6万円を支払う」と指示されていたということです。
内野遥輝 被告
「運ぶだけでお金がもらえるならと思いました。自分自身が物事を深く考えてなさすぎて『やめよう』という考えが思いつかなかった」
検察側は「金欲しさから犯行に及んだ」と主張、拘禁刑2年、罰金30万円を求刑しました。
一方弁護側は「強盗で奪われたものだとは知らなかった」として、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は10月22日に言い渡されます。
今年2月、西鉄久留米駅から三国が丘駅を走る列車で、女子高校生2人の下着を撮影しようとしたとして逮捕されていた男性(63)について、福岡地検久留米支部は起訴しないことを決めました。
男性は今年2月、西鉄久留米駅から三国が丘駅の間を走る列車で、向かい側に座っていた女子高校生2人の下着をタブレット端末で撮影しようとしたとして逮捕されていました。
男性は警察の取り調べに対し、「足を撮影しただけ」と容疑を否認していました。
この男性について、福岡地検久留米支部は、今年3月起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について福岡地検久留米支部は「被害者のプライバシー保護及び二次被害防止の観点から公表しない」とコメントしています。
今年6月、福岡県筑紫野市でゴムひもを使って球を飛ばす「スリングショット」で、同僚が所有する軽乗用車をへこませたとして、逮捕された男性(63)につて福岡区検は起訴しないことを決めました。
男性は今年6月、筑紫野市天山にあるバスの営業所の駐車場でゴムひもを使って球を飛ばす「スリングショット」を使い同僚が停めていた軽乗用車をへこませたとして逮捕されていました。
男性は警察の取り調べに対し、「石を放った記憶はありますが、車に放った記憶はありません」と容疑を否認していました。
この男性について福岡区検は今月3日付けで起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について福岡区検は「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。
今年8月、佐賀県小城市にある店の中で10代の女性に暴行を加えて拒絶できない状態にしてわいせつな行為をしたとして逮捕された男性(40)について佐賀地検は起訴しないことを決めました。
男性は今年8月、小城市小城町にある店の中で10代の知人女性に肩を押したり抱きついたりする暴行を加えて拒絶できない状態にして、胸を触るなどのわいせつな行為をしたとして不同意わいせつの疑いで逮捕されていました。
警察の取り調べに対し、男性は「肩を押したりしたことは間違いありません。ただ、胸を触ったかどうかははっきり覚えていません」などと話していたということです。
この男性について佐賀地検は先月22日付けで起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について佐賀地検は「明らかにしない」とコメントしています。
10月10日、熊本市で軽乗用車と大型バイクが衝突し、大型バイクに乗っていた男性が死亡しました。
【写真を見る】事故直後の現場では、警察官が作業している ドアが凹んだ軽乗用車も
10日午前6時20分ごろ、熊本市西区池上町の県道、通称・西廻りバイパスで「車とバイクの事故です」と目撃者から110番通報がありました。
警察によりますと、熊本市西区谷尾崎方面から右折していた軽乗用車と谷尾崎方面へ直進していた大型バイクが衝突したということです。
消防によりますと、大型バイクに乗っていた男性は意識不明のまま病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
死亡したのは、熊本市西区城山半田に住む会社員、安洪飞さん(45)です。
警察は、軽乗用車を運転していた29歳の女性に話を聞くなどして、当時の状況について調べています。
客に販売した車の売上金を着服したなどとして、中古車販売店の元店長の男が再逮捕されました。
業務上横領と背任の疑いで再逮捕されたのは、熊本県益城町古閑の無職、杉野健一容疑者(53)です。
杉野容疑者は去年11月から今年5月にかけて、当時店長を務めていた熊本市東区の中古車販売店で、客に販売した車2台分の売上115万円を横領するなどした疑いが持たれています。
今年9月2日に店から相談を受けた警察が捜査を進めていました。
杉野容疑者は警察の調べに「間違いない」と容疑を認めているということです。
杉野容疑者は今年9月、路上で60代の女性のバッグを盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕されていました。
警察によりますと、杉野容疑者は熊本県警の元巡査部長で、2012年からこの会社で働いていました。
経営するクリニックで医療ミスを犯し、50代の女性患者を死亡させたとして医師が罪に問われている裁判で、死亡した女性の長女がその無念を訴えました。
【写真を見る】業務上過失致死罪に問われる下田被告 クリニックのHPなど
死亡した女性の長女(30代)「急変した後の対応がきちんとなされていたら、母は一命をとりとめていたと思うと悔しくてたまりません」
当時56歳だった女性は2020年5月、腰痛の治療に訪れた熊本市南区城南町のクリニックで死亡しました。
この事件をめぐり、死亡の原因は医療ミスとして、クリニックの院長で医師の下田幸嗣被告(68)が業務上過失致死の罪に問われています。
■「なぜ母が命を落とさなければならなかったのか」
検察は10月9日の裁判で「腰に麻酔の注射を打った後、女性が激しい痛みを訴えた際、血圧や脈拍をチェックせずに複数の鎮痛剤などを投与した」こと、さらに「状況が深刻になってもすぐに救急要請をしなかった」ことを指摘し、下田被告に禁錮1年6か月を求刑しました。
一方、死亡した女性の長女は被害者参加制度を使って法廷に立ち、被告に「なぜ母が命を落とさなければならなかったのか」と訴えました。
死亡した女性の長女(30代)「ずさんな医療や医師の傲慢さが引き起こした事件。今後二度とないように、医師にはもう一度、医療について考えてほしい」
一方、弁護側は起訴内容をおおよそ認めたうえで「症状の改善を試みていて、放置した訳ではない」として執行猶予付きの判決を求めました。
判決は11月28日に言い渡される予定です。
10月8日夜、熊本市で、60代くらいとみられる男性が軽乗用車にはねられ、意識不明の重体です。
記者「男性は道路中央付近で軽乗用車にはねられ、10mほど離れたところまで飛ばされたとみられています」
午後8時半ごろ、熊本市東区渡鹿の県道で「車と歩行者の交通事故です」と、近くにいた人から119番通報がありました。
この事故で、60代くらいとみられる歩行者の男性が頭を強く打ち、病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
現場は片側一車線の直線道路で、横断歩道はありませんが、男性は当時、道路を渡っていたとみられています。
軽乗用車を運転していた20代の男性は、警察の任意の調べに「衝突する直前に人がいることに気がついた」と話しているということです。
警察は男性の身元の特定を進めるとともに、当時の状況を調べています。
熊本市の男性職員が、女性職員にセクハラ行為をしたとして減給10分の1、3か月の懲戒処分を受けました。
市によりますと男性職員は今年4月以降、業務後に女性職員にセクハラ発言や身体の一部を触ったということです。
被害にあった女性職員から人事課に相談があり明らかになりました。
市の聞き取りに男性職員は「身体的負担を発生させたことは大変申し訳ない」と事実関係を認めた上で「日頃のコミュニケーションの一環だった」と話しています。
また、この他にも、健康福祉局に所属する59歳の男性主任主事は、申請書類の処理を放置して給付できなかったとして、減給10分の1、3か月の懲戒処分を受けています。
「長野へ行く」と言って親族の家を4日に出たまま行方不明になっている東京都の63歳の男性は、10日の捜索でも発見できませんでした。
【写真を見る】「長野へ行く」10日の捜索でも手掛かりなし 4日から行方不明の城巡りが趣味の東京都の63歳男性 一帯は崖や急な斜面でクマの足跡も 長野・飯田市
行方が分からなくなっているのは、東京都東村山市に住む63歳の無職の男性です。
飯田警察署によりますと、男性は、4日の午後2時ごろ、「長野へ行く」と言い残して、自宅近くの東京都内の親族の家を出たまま、行方が分からなくなっているもので、警視庁から、飯田方面の可能性があるとの情報に加え、男性が城の跡地を訪問する趣味があるとの情報をもとに捜索した結果、8日午前、八重河内城(やえごうちじょう)の城跡がある、飯田市南信濃の八重河内地籍の道路脇で男性の乗用車を発見しました。
乗用車が見つかったのは、城跡から直線で400メートルほど離れた場所だということです。
男性の捜索は、9日に続いて10日も、警察官らおよそ10人で、乗用車が見つかった場所から城跡に向かうルートを中心に午前9時半ごろから午後4時前まで行われましたが、手がかりは得られませんでした。
捜索の対象となったエリアは、崖や急な斜面などが広がる山中で、クマの足跡もあったということです。
男性は身長165センチぐらいで、小太り、髪は短く、黒色だということです。
警察では、新しい情報があれば、11日以降も引き続き捜索を行うことにしています。
長野県岡谷市で9月、男が妻をバットで殴りけがをさせた事件で、起訴された男が「殺そうと思って殴った」などと供述していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
殺人未遂の罪で起訴されたのは、岡谷市長地出早の77歳の男です。
起訴状などによりますと、男は9月19日、自宅で70代の妻を木製バットで殴って殺害しようとしたとされています。
捜査関係者への取材で、男が妻の頭を少なくとも5回以上殴り、「殺そうと思って殴った」などと供述していることが新たに分かりました。
検察は男の認否を明らかにしていません。
長野市で9日未明、交通誘導員の男性を軽乗用車ではねたまま、走り去ったとして、運転していた長野市の40歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、長野市篠ノ井布施高田に住む自営業の40歳の男です。
男は、9日午前2時15分ごろ、長野市川中島町御厨の県道で、軽乗用車を運転し、工事現場の交通誘導をしていた長野市の21歳の男性会社員をはねてけがをさせたまま、救護せずに立ち去った疑いです。
男性は頭を打つなどして市内の病院に運ばれましたが、軽傷とみられ、命に別状はありませんでした。
男は、容疑を否認しているということです。
札幌市で2025年10月10日、「安全安心なまちづくりの日」を前にした道民の集いが開かれました。
国際電話の休止方法について紹介する警察庁HP「みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ」
イベントには北海道や北海道警察、各地域の防犯協会などが参加し、10月11日の「安全安心なまちづくりの日」を前に、特殊詐欺被害や、子どもと女性に対する犯罪の防止に向けた機運を高めていました。
北海道・釧路警察署は2025年10月9日、建造物侵入の疑いで釧路市に住む会社員の男(32)を逮捕しました。
男は10月2日午後3時ごろ、釧路市鳥取大通6丁目の釧根自動車協会の建物内で女性用トイレに侵入した疑いが持たれています。
男は女性用トイレに侵入した後、逃走していました。
警察によりますと、男は9日に再び建物を訪れたため、釧根自動車協会の職員が通報し、逮捕に至ったということです。
調べに対し男は「音を聞くために女子用トイレに入った」と容疑を認めています。
警察は余罪についても捜査を進めています。
札幌・北警察署は2025年10月9日、暴行の疑いで自称・札幌市東区の無職の男(57)を逮捕しました。
男は9日午後8時すぎ、札幌市北区新琴似2条8丁目の公衆浴場の入り口付近で、札幌市西区の無職の男性(57)の左頬を拳で3回殴った疑いが持たれています。
男性にけがはありません。
目撃者から「お客さん同士がもめていて、叩いたりしているようだ」と警察に通報がありました。
警察によりますと、二人に面識はないということです。
調べに対し男は「腹が立って殴ってしましました。反省しています」と容疑を認めています。
警察は動機や事件の経緯を調べています。
札幌・手稲警察署は2025年10月9日、脅迫の疑いで自称・札幌市手稲区の会社員の男(45)を逮捕しました。
男は8日午後8時ごろ、同居する10代の息子とスマートフォンで通話中に「帰ったら殺すぞ、てめえ」などと言い、脅迫した疑いが持たれています。
同日に息子が警察署を訪れ、「お父さんに脅された」と相談し、事件が発覚しました。
警察によりますと、男と息子を巡って過去に相談歴などは無かったということです。
調べに対し男は「息子に言った言葉に間違いない」と容疑を認めています。
警察が動機や事件の経緯などについて、詳しく調べています。
ことしのノーベル文学賞の受賞者がきのう(2025年10月9日)夜、発表されました。
道北の美深町ではことしも作家・村上春樹さんのファンが集まり、吉報を待ちました。
林 修太郎記者「美深町のレストランです。大勢のハルキストが集まって発表を待ちわびています」
道北の美深町は村上春樹さんの小説の舞台とされています。
このレストランでは10年以上前から“ハルキスト”と呼ばれるファンが集い、ノーベル文学賞の発表を見守りました。
ファン「また来年」
ことしのノーベル文学賞にはハンガリーの作家、クラスナホルカイ・ラースローさんが選ばれました。
ファン「来年は村上春樹さんではないでしょうか期待したい」「ハルキストはみんな仲間なのでもう一回来年会えたらうれし い」
ファンの目はすでに来年に向いています。
北海道・旭川東警察署は2025年10月9日、東川町の旭岳で8月に見つかった遺体について、小樽市に住む鈴木誠二さん(28)だと判明したと発表しました。
8月22日午後4時半すぎ、ドローンを使って別の行方不明者を捜索していた人が、地獄谷の斜面で横向きに倒れた遺体を発見し、身元の特定が進められていました。
着衣はあったものの遺体の一部は腐敗していて、身分証などの所持品はありませんでした。
警察はDNA鑑定などから遺体は鈴木さんと特定し、また司法解剖の結果、死因は高いところから転落したことによる頭蓋内損傷だと判明したということです。
警察は引き続き、鈴木さんが死亡した経緯について調べています。
北海道・室蘭警察署は2025年10月9日、性的姿態等撮影などの疑いで室蘭市の作業員の男(35)を逮捕しました。
男は2024年11月29日と12月3日、室蘭市香川町の会社の男女兼用トイレにスマートフォンを設置して、同僚の40代女性の性的な部位を撮影した疑いが持たれています。
男は2025年2月18日にも同様の方法で、同じ女性を盗撮しようとした性的姿態等撮影未遂の疑いが持たれていて、このとき女性がスマートフォンの設置に気づき、警察に「盗撮被害にあっているようです」と相談したことで事件が発覚したということです。
調べに対し男は「盗撮したことに間違いありません」と容疑を認めています。
警察は男に余罪があるとみて、当時の詳しい状況を調べています。
9月、宮城県利府町の建物の中で30代の女性の性的な姿を密かに撮影したとして山形県の自衛官の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、山形県東根市に住む陸上自衛隊 神町駐屯地の自衛官の男(44)です。
警察によりますと、この男は9月22日午前9時20分頃から午前10時40分頃までの間、利府町内の建物の中で30代の女性の性的姿態を撮影機器で密かに撮影した疑いが持たれています。
男と女性は面識があったということです。警察は、被害者保護を理由として犯行の詳細を明らかにしていません。警察の調べに対し、「撮影したことは間違いない性的欲求を満たすためだった」と容疑を認めているということです。
男が所属する神町駐屯地の第20普通科連隊連隊長・南條 衛1等陸佐は「国民の生命と財産を守る自衛官がこのような事案を起こし誠に申し訳なく思っております」「今後、隊員個々の身上に応じた服務指導をさらに徹底し同種事案の再発防止及び信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。警察が事件の経緯を詳しく調べています。
10月7日に仙台市内の飲食店で刺身を食べた男性が腹痛の症状を訴え、胃からアニサキスが見つかりました。仙台市は、この飲食店が出した刺身が原因の食中毒と断定し、この店で1日間、生鮮魚介類の提供などを停止させる処分を出しました。
10日に営業の一部停止処分を受けたのは、仙台市青葉区で酒や炉端焼きなどを提供する飲食店です。仙台市によりますと、10月7日午後6時頃、この飲食店を31人の団体が利用し、ヒラメやスズキ、マグロなどの刺身の盛り合わせなどを食べました。
この団体のうち40代の男性1人が8日の午前8時頃に腹痛を発症。9日になっても痛みが続いたため医療機関を受診したところ、胃から寄生虫のアニサキスが見つかったということです。
仙台市は、男性が発症前3日間にこの店の刺身以外に生の魚介類を食べていないことなどから、この店が提供した刺身が原因の食中毒と断定し、10日の1日間、生食用の魚介類の調理と提供を停止する処分としました。
腹痛を訴えた男性は快方に向かっているということで、一緒に飲食をした人でほかに症状を訴えた人はいませんでした。宮城県内で2025年、食中毒が発生したのは20件目、仙台市では6件目です。市はアニサキスによる食中毒の対策として魚介類の内臓の除去やマイナス20℃で24時間以上冷凍することなどを呼びかけています。
9月、仙台市内で同居する女性をナイフで刺し、殺害しようとしたとして逮捕された女性について仙台地方検察庁は不起訴としました。
【写真を見る】諸事情とは?ナイフ殺人未遂容疑で逮捕・容疑認めていた34歳女性が不起訴に 仙台
不起訴となったのは仙台市泉区に住む34歳の無職の女性です。
女性は、9月21日、自宅で同居する60代の女性の背中をナイフで刺し、殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されていました。
当時、取り調べに対し女性は容疑を認めていましたが、仙台地方検察庁は10月10日付けで不起訴としました。理由については「捜査の結果、判明した諸事情を踏まえ、公訴を提起しないこととした」とコメントしています。
2025年8月、仙台市内の路上で20代の女性に対しわいせつな行為をしたとして私立高校の教員の男が逮捕されました。
【写真を見る】不同意わいせつの疑い 38歳の私立高校教員の男を逮捕 深夜の路上で犯行か 仙台
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、仙台市宮城野区岩切分台3丁目の私立高校教員の男(38)です。警察によりますと、男は2025年8月11日午後11時半頃、仙台市青葉区の路上で20代の女性の体を触るなどわいせつな行為をした疑いが持たれています。
女性が被害届けを出し警察が捜査していました。警察は、被害者保護の観点から村上容疑者と女性の関係などを明らかにしていません。警察が事件の詳しい経緯を調べています。
仙台市内で、自宅敷地内にある鶏小屋が壊され飼育していたアヒルが死んでいるのが見つかりました。警察はクマによる被害とみて付近の住民に注意を呼びかけています。
10日午前10時頃、仙台市泉区根白石の住宅で「鶏小屋が壊されている」とこの家に住む人から警察に通報がありました。
警察が駆けつけ確認したところ木製の鶏小屋が壊されていてその中で飼育していたアヒル1羽が死んでいるのが見つかりました。
現場付近にはクマの足跡も残っていて、アヒルにはクマに食べられたような形跡が残っていたということです。鶏小屋では、5羽のアヒルを飼育していたということですが残り4羽の行方は分かっていません。現場付近ではクマの目撃情報が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
2025年8月、仙台市内の路上で20代の女性に対しわいせつな行為をしたとして私立高校の教員の男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは仙台市宮城野区岩切分台3丁目の私立高校教員の38歳の男です。
警察によりますと、男は2025年8月11日午後11時半頃、仙台市青葉区の路上で20代の女性に対し、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
事件後に女性から被害届けが出されていて警察が捜査していました。警察は被害者保護の観点から男と女性の関係などを明らかにしていません。警察が事件の詳しい経緯を調べています。
未成年者誘拐未遂の疑いで逮捕されたのは、埼玉県鴻巣市に住む75歳の無職の男です。警察によりますと、男は8日午前7時20分頃、宮城県気仙沼市内の路上で、面識のない10代の少女に対し、少女が18歳未満であることを知りながら、「車乗ってく?俺もそっち方向だから乗せてくよ」などと声をかけて、車に乗せて誘拐しようとした疑いが持たれています。
声をかけられた少女は男の誘いを拒否したため、誘拐は未遂に終わりました。
【写真を見る】「車乗ってく?」18歳未満と知りながら面識ない少女誘拐しようとした疑い 埼玉県の無職の男(75)逮捕 宮城・気仙沼市
犯行後、少女の関係者から警察に通報があり、事件が発覚しました。警察が周辺への聞き取りなどを行い、男の犯行と特定したうえで、気仙沼市内にいた男を発見し、9日に逮捕しました。取り調べに対し男は「車に乗せようとした事実に間違いありません」と容疑を認めているということです。警察が動機など詳しく調べを進めています。
10月9日午後、宮城県登米市内で住宅1棟を焼く火事がありこの家に住む男性が両手をやけどしました。
【写真を見る】住宅1棟が全焼し70代男性が両手をやけど「爆発音がした」と通報 宮城・登米市
近所の人:
「近所に住んでいるが爆発音で何かあったのかと思ったら煙が出ていて駆け付けたがその時にはすでに火がまわっていた」
10月9日午後2時40分頃、宮城県登米市津山町横山の住宅で「爆発音がして黒煙が見える」と近所の人から消防に通報がありました。
消防がポンプ車など7台で消火にあたり火はおよそ2時間後に消し止められましたが、住宅1棟が焼けて隣接する倉庫などにも延焼したということです。
この火事で、この家に1人で住む70代の男性が両手にやけどをして登米市内の病院に運ばれました。命に別状はないということです。警察が火の出た原因を調べています。
おととし、南三陸町の建設会社で見つかった人の骨の一部が、東日本大震災で行方不明となっていた6歳の女の子のものと判明しました。今後、両親に引き渡されるということです。
【写真を見る】震災14年半、行方不明だった岩手県の当時6歳女児の身元判明 家族のもとへ 宮城
身元が判明したのは、岩手県山田町に住んでいた被災当時6歳の山根捺星さんです。警察によりますと、おととし2月、気仙沼市と南三陸町の3か所で歩道橋などの補修工事に伴い清掃活動が行われました。
作業員が南三陸町の建設会社で回収したものを分別していたところ人骨のようなものを発見し警察に届け出ました。
見つかったのは、下あごの骨の一部でDNA型鑑定や宮城県警では初となるプロテオーム解析と呼ばれる歯のたんぱく質を調べる鑑定により山根さんのものと判明しました。
山根さんは震災当時、自宅で津波に襲われ行方不明になったということです。
震災行方不明者が発見されたのは、宮城県内では2021年3月以来で約4年半ぶりです。
山根さんの両親は、「あきらめていたところに連絡をいただき驚きましたが大変嬉しい気持ちです」とコメントしているということです。見つかったご遺骨は今後、両親に引き渡されるということです。
魚沼市の越後駒ヶ岳で7日、身元不明の男性が発見され、救助されましたが約2時間後、死亡が確認されました。
その後の捜査で9日、死亡した男性は東京都世田谷区に住む52歳の男性と判明しました。死因は多発外傷でした。
ことし9月27日午後、2人の男性が越後駒ヶ岳でロッククライミング中、1人の男性が滑落し、その後、連絡がとれなくなったと110番通報がありました。
通報したのは同行していた埼玉県の20代の男性で、この男性にケガはありませんでした。行方の分からなくなった52歳の男性については警察と消防が9月28日から捜索、救助活動を行っていました。
その後、10月2日に民間の山岳救助隊が行方不明になった男性を捜索していたところ、現場付近で男性を発見しました。発見された場所は岩壁と雪の間で、男性は頭部の損傷が激しく意識はなかったということです。
10月7日午後、民間の山岳救助隊などが男性を発見場所から引きあげ県警航空隊がヘリコプターで収容。その後、警察が身元の捜査を行っていました。
がんなどの治療で使われる医療用麻薬について、主治医の承諾なしに処方せんを作成し患者に投与したとして、新潟市は女性看護師などの懲戒処分を発表しました。
10月8日付けで処分を受けたのは新潟市民病院の30代の看護師(減給1か月)と20代の看護師(戒告)の2人、さらにその管理監督責任者(文書注意)です。
市の発表によりますと去年8月、患者の痛みを抑えるために投与されている医療用麻薬で、主治医から出された増量を指示する処方せんの内容について30代の看護師が主治医に確認しようとしたところ、主治医と連絡がとれなかったため、患者に投与中の薬剤がなくなりかけていたことから投与中のものと同じ内容の処方せんを作成し、その内容で患者に投与するよう20代の看護師に指示し、指示通りに患者に医療用麻薬を投与していました。
薬の量を変更し投与するには主治医の確認が求められていましたが、処方せんの確認について薬の投与に至るまでのチェック機能が働かなかったとしています。
当時、この看護師の投与による患者への影響はなく、患者はすでに退院しているということです。
病院は「同様の事態を二度と起こさぬよう職員に対し、公務員及び医療従事者としての自覚を喚起し、より一層、再発防止に向けた指導を徹底する」としています。
酒に酔って寝込んだ女性に性的暴行を加え、その様子を携帯電話で撮影したとして、19歳と20歳の男、合わせて3人が逮捕されました。
不同意性交、性的姿態等撮影の疑いで8日午後6時過ぎに逮捕されたのは群馬県榛東村の自衛官(19)と東京都葛飾区の大学生(20)、新潟市中央区の専門学校生(20)の3人の男です。
警察によりますと3人は、村上市にある高校を卒業した同級生で、ことし8月10日午前2時半頃から午前5時ころまで、新潟駅周辺の店舗で酒に酔って眠っていた知り合いの10歳代の女性に性的暴行を加え、その様子を携帯電話で撮影しました。
警察は、女性からの相談を受け、防犯カメラを解析するなど捜査していました。
警察は、捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。
7日、佐渡市和木の標高約670メートルの山中で身元不明の遺体が見つかりました。その後の警察の捜査で、遺体は9月28日から行方が分からなくなっていた神奈川県川崎市の81歳の男性と判明しました。
警察によりますと7日午前10時半、登山者から「山中に人が倒れている。反応がない」などと通報があり、警察が現場に駆け付けると男性は登山口から約500メートルほどの場所で仰向けで倒れていて、着衣に乱れはなく近くにリュックサックが残されていました。
現場付近では9月28日、「大佐渡石名 天然杉」の写真を撮影するために1人で訪れていた神奈川県川崎市の81歳の男性が行方不明となっていて、警察や消防が捜索を行っていました。
警察は死因の特定を進めています。
福岡県大牟田市で9日夕方、酒を飲んだ状態で自転車を運転した疑いで無職の男(60)が現行犯逮捕されました。
大牟田警察署によりますと9日午後5時40分ごろ、大牟田市田隈の国道で、ふらつきながら歩道を走行する自転車をパトカーが発見しました。
自転車に乗っていた男を呼び止めアルコール検査をしたところ、呼気から基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたため酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは大牟田市の無職山下昌彦容疑者(60)です。
調べに対し山下容疑者は「市内の公園で焼酎カップを飲み、自宅に帰る途中だった」と容疑を認めています。
福岡県北九州市のアパートの一室に押し入り衣服を奪った上、女性にケガをさせた疑いで、男女5人が逮捕されました。
今年6月、福岡県北九州市の貴金属店から金のネックレスなど3200万円相当が奪われた事件で、実行役の少年など4人が逮捕されていたことが分かりました。
強盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、福岡県大牟田市に住む無職の少年(16)とみやま市に住む無職の少年(17)の2人です。
警察によりますと、2人は今年6月、北九州市小倉北区竪町の貴金属店に押し入り、刃物のようなものを突きつけて「金を出せ」などと脅し、金のネックレスなど3200万円相当を奪った疑いです。
住宅展示場のモデルハウスに飾られていたハンドバッグを盗んだ疑いで8日、医師の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは宇部市の65歳の医師の男です。
山口警察署によりますと男は5日午後、山口市内の住宅展示場でモデルハウスに飾られていたハンドバッグ1個(時価2万円相当)を盗んだ疑いです。
届け出を受け、警察が防犯カメラの映像などを捜査したところ男の関与がわかったということです。
調べに対し男は「後で返すつもりでバッグを持ち出した」と容疑を否認しているということです。
警察は余罪があるのではないかとみて犯行の動機などを詳しく調べています。
福岡市の路上でポリ袋入りの乾燥大麻を所持していた疑いで9日、34歳の自営業の女が逮捕されました。
女は容疑を否認しています。
中央警察署によりますと9日午前4時ごろ、福岡市中央区平尾で「けんかをしている人がいる」と目撃者から通報がありました。
警察がかけつけると、もめごとになっている2人の周りに持ち物が散乱していて、そのうちの女がチャック付きのポリ袋を拾って右ポケットに入れたのを警察官が確認しました。
中に入っていた植物片を調べたところ大麻とわかり、女を大麻所持の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは福岡市中央区の自営業、岡本敦子容疑者(34)で、調べに対し「人からもらったものなので検査するまで何かわかりませんでした」などと容疑を否認しているということです。
警察が入手の経緯などを詳しく調べています。
福岡県糸島市で酒を飲んだ状態で車を運転した疑いで9日、19歳の自称アルバイトの女が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
糸島警察署によりますと9日午前2時半ごろ、糸島市波多江の国道202号線で蛇行しながら運転している普通乗用車をパトロール中の警察官が発見しました。
運転していた女から酒のにおいがしたため調べたところ、呼気から基準値を上回るアルコールが検出されたため女を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは自称、佐賀県唐津市のアルバイトの女(19)で、調べに対し「酒を飲んで運転したことは間違いありません」と容疑を認め、「缶チューハイを3本ぐらい飲んだ」などと説明しているということです。
車には酒を飲んだ状態の20代男性が同乗していて、警察は酒気帯び運転の同乗罪も視野に2人の飲酒の経緯や量などを詳しく調べています。
福岡県北九州市でアパートの一室に押し入り、衣服を奪った上、女性にけがをさせた疑いで男女5人が逮捕されました。
強盗致傷などの疑いで逮捕されたのは、自称 名古屋市中区の飲食店従業員、石井佑弥容疑者(21)、北九州市小倉南区の古川清悠容疑者(21)、行橋市の古川未海容疑者(23)、大阪・寝屋川市の解体工の和田拓海容疑者(21)、行橋市の建設作業員の少年(19)の5人です。
警察によりますと5人は共謀して3月、北九州市小倉南区のアパートの一室に押し入り、寝ていた女性(当時39)に鉄パイプのようなものを振りかざして「金を出せ」などと脅した上、女性の腕をドアではさんで抵抗されないようにしてスウェットズボン1着を奪った疑いです。
女性は腕にけがをしました。
当時、現場近くに容疑者らの車があり、複数の防犯カメラの映像をつなぎ合わせるリレー捜査などで5人の関与が浮上したということです。
警察は5人の認否を明らかにしていません。
容疑者5人は知り合いで、被害者の女性と面識はないということです。
当時、女性は「男2人に窓ガラスを割られた」と通報していて、警察は犯行の動機や5人の役割分担などを詳しく調べています。
「詐欺に関わっている疑いがある」などとという警察官をかたる男からのウソの電話を信じ、甲府市の70代の女性がおよそ4750万円をだまし取られました。
【写真を見る】「詐欺に関わっている疑いがある」 石川県警かたる男から電話 70代女性が暗号資産およそ4750万円相当の被害 山梨
4月下旬、甲府市の70代の女性の家に石川県警の警察官などをかたる男から電話があり「あなたの保険証が石川県で使われ、詐欺に関わっている疑いがある」「お金を捜査する必要があり暗号資産を預けてほしい」などと伝えました。
女性は指示どおりに口座を開設し、7回にわたっておよそ4750万円相当の暗号資産を送金しました。
その後、相手と連絡が取れなくなり 詐欺に気づいたということです。
県内では今月、警察官などをかたる電話やSNSをきっかけにしたニセの投資で数千万円から1億円をだましとられる巨額詐欺被害が相次いで確認されています。
9日夕方、山梨県北杜市の県道で道路を横断していた95歳の女性が軽トラックにはねられました。
【写真を見る】「高齢の女性をはねてしまった」夕方の県道 道路横断中の95歳女性が軽トラックにはねられる 女性は意識不明の重体 山梨・北杜市
女性は意識不明の重体です。
9日午後5時ごろ、北杜市長坂町の県道で「高齢の女性をはねてしまった」と軽トラックを運転していた男性から通報がありました。
この事故で近くに住む清水あつ子さん95歳が骨盤や頭を強く打つなどして意識不明の重体となっています。
警察によりますと清水さんは道路を歩いて横断していたところ、左から来た軽トラックにはねられたということです。
事故のあった現場は信号機や横断歩道がない丁字路交差点で警察で事故の原因を詳しく調べています。
重大事故につながる飲酒運転をなくそうと、山梨県警が一斉交通取り締まりを行いました。
【写真を見る】一斉交通取り締まり 飲酒運転で3人を摘発 その他チャイルドシート未着用など2人を摘発 山梨
この取り締まりは悪質で危険な飲酒運転を根絶するため、曜日、時間帯、場所を限定することなく取り締まりを行っているもので、今回は9日に県下27か所で行われました。
その結果、酒気帯び運転で3人が摘発され、このうち1人は自転車を運転していました。
また、チャイルドシート未着用と一時停止違反で2人を摘発しました。
警察では秋の行楽シーズンを迎え、外出しての飲酒機会が増えますが、家族や職場で飲酒運転は絶対に“しない” “させない”気運を高めるよう呼びかけています。
山梨県北杜市で軽トラックが歩行者をはね、女性が意識不明の重体の模様です。
警察などによりますと9日午後4時50分ごろ、北杜市長坂町大井ヶ森の道路で軽トラックが歩いていた女性をはねたました。
【写真を見る】【速報】女性が意識不明の重体の模様 軽トラックにはねられる 山梨・北杜市
消防によりますと女性は90代で、意識がない状態で甲府市の病院に運ばれました。
警察が事故の状況を調べています。
なお、事故現場付近は全面通行止めになっていましたが、午後7時35分頃に解除されました。
飲酒運転の根絶に役立ててもらおうと、交通安全にかかわる事業を行う団体が酒に酔った状態の視界になるメガネなどを山梨県警に贈りました。
【写真を見る】「視界グニャグニャ」飲酒メガネを警察に寄贈 飲酒運転根絶に向け活用 山梨
山梨県は人口10万人当たりの飲酒運転による人身事故の件数が全国ワーストと深刻な問題となっていて、県警が特別部隊を編成し、夜通しで飲酒運転の取り締まりを行っています。
こうした状況を受け、県安全運転管理者協議会は飲酒運転の根絶に向けて役立ててもらおうと酒に酔った状態の視界になるメガネなどを県警本部の今橋敦交通部長に贈りました。
実際に飲酒メガネをかけて歩いてみると…
西垣友香キャスター:
「まず視界が白くぼやけていてグニャグニャ曲がっているんですよね。距離感が分からないんですよ。物がどこにあるかとか、目の前に何があるかとか、これで運転すると思うとかなり怖いですね」
飲酒運転の死亡事故率は飲酒をしていない場合に比べおよそ7.4倍と危険性が極めて高くなっています。
警察は飲酒運転根絶のため、飲酒の機会が増える年末に向けて取り締まりを強化しています。
8日朝早く甲府市の市道で酒を飲んで車を運転したとして、38歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】住宅の塀に衝突 酒気帯び運転の疑い 38歳の飲食店経営の男を現行犯で逮捕 山梨
逮捕の直前、男は住宅の塀に衝突する事故を起こしていました。
8日午前5時20分ごろ、甲府市高畑2丁目の市道で乗用車が住宅の塀に衝突したと、通行人の女性から通報がありました。
けが人はいませんでした。
通報を受けて駆け付けた警察官が事故を起こした車を運転していた男から酒のにおいがするのを確認し、呼気を調べたところ基準値を大幅に上回るアルコールが検出されたため、その場で逮捕しました。
酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたのは38歳の飲食店経営の男で「店で酒を飲んだ」と話しているということです。
今月11日から始まる全国地域安全運動、犯罪被害防止の取り組みなどを話し合う初めての会議が行われました。
【写真を見る】全国地域安全運動事前ミーティング シンガーソングライター伸太郎さんが偽警察詐欺に注意を呼びかける曲を披露 山梨
伸太郎さん:
「♪本物はスマホで取り調べ絶対しない」
やまなし防犯大使のシンガーソングライター伸太郎さんが偽警察詐欺に注意を呼びかけるオリジナルソングを披露したこの会議、10月11日から始まる全国地域安全運動を前に初めて行われたもので、山梨県内各警察署が参加しました。
10日間の期間中、電話詐欺や侵入盗などを抑止するため、90を超える街頭活動や安全教室が県内各地で行われます。
なお運動の初日には笛吹市で、「偽物にだまされないように」ものまね芸人のゆうたろうさんらを招いて詐欺防止の啓発グッズを配布するということです
8月、新潟市中央区のテナントビルの店舗で、意識のないの女性に対してみだらな行為をした疑いで、20歳の男2人と19歳の自衛官の男1人が8日に逮捕されました。
逮捕されたのは、自衛官の男(19)と東京都葛飾区に住む大学生(20)、新潟市中央区に住む専門学生(20)の3人です。警察によりますと、3人の男は8月10日午前2時30分ごろから午前5時ごろの間、新潟市中央区のテナントビルの店舗においてアルコールを摂取し、寝むりこみ意思を示すことが難しい状態にある10代の女性に対してみだらな行為をして、その様子をスマートフォンで撮影した疑いがもたれています。
被害者が新潟警察署に相談したことで発覚しました。警察は、3人の認否を明らかにしていません。3人は地元の同級生で、被害者とは面識があったということです。
新潟市民病院は、医療用麻薬を不適切に処置したとして30代と20代の看護師を懲戒処分しました。
新潟市民病院によりますと2024年8月、30代の看護師が患者の痛みを抑えるために投与されている医療用麻薬について、処方の内容を主治医に確認せずに処方箋を作成し、20代の看護師が医療用麻薬を投与しました。
主治医が作成した増量を指示する処方箋の内容について確認を取ろうとしましたが、主治医と連絡が取れなかったことから、30代の看護師が患者が投与中のものとを同じ内容の処方箋を作成しました。また、20代の看護師はそれを知ったうえで投与しました。
看護師が処方箋を作成することはできないため、別の医師が処方箋に主治医の署名がないことに気付き発覚。患者に健康上の被害はなかったということです。
病院は、30代の看護師を減給1カ月とし、20代看護師を戒告としたほか、管理監督責任者である部次長級職員を文書注意としました。
病院事業管理者は「厳格な取り扱いをしなければならない医療用麻薬について、このような不適切な処置を行ってしまい、市民の皆様の市民病院に対する信頼を著しく損なう結果となりましたことについて深くお詫び申し上げます。今後は同様の事態を二度と起こさぬよう、再発防止に向けた指導を徹底してまいります」とコメントしています。
知人の女子児童にわいせつな行為をしたとして、東北町の珠算塾経営の男が逮捕されました。
逮捕されたのは東北町塔ノ沢山 小川原光治容疑者57歳です。
小川原容疑者は、ことし7月19日から8月22日に、自宅で知人の女子児童にわいせつな行為をした不同意わいせつの疑いが持たれています。
事件は8月23日に被害関係者が警察に通報し、発覚しました。
警察によりますと、犯行当時被害者のほかにも児童がいる状況でした。
小川原容疑者は調べに対し容疑を認めています。
警察は動機や余罪などを詳しく調べています。
今月3日 七戸町の障がい者支援施設で同じ部屋に入所する男性の首を絞めて殺害しようとした疑いで57歳の男が逮捕された事件です。
室内を映した防犯カメラに男が首を絞める様子が映っていたことが新たに分かりました。
七戸町の無職米内山明容疑者57歳の身柄はきょう検察庁に送られました。
米内山容疑者は今月3日午後8時すぎ七戸町の障がい者支援施設で、同じ部屋に入所する57歳の男性の首を両手で絞めて殺害しようとした殺人未遂の疑いです。
これまでの調べで障がい者支援施設の室内を映した防犯カメラに米内山容疑者がベットであおむけに寝ている男性の首を絞めている様子が映っていたことが新たに分かりました。
捜査当局は寝込みを襲った犯行とみて本格的な取り調べに入り動機の解明を急いでいます。
秋田県内では詐欺被害が相次いでいます。男鹿市に住む男性は、投資の名目で現金約1000万円をだまし取られました。また、秋田市や北秋田市でも100万円を超える詐欺被害が発生しています。
男鹿市に住む70代の男性は7月上旬、スマートフォンで「AI株式診断」と検索して見つけた株式投資に関するサイト内で、2つのLINEグループに招待されました。
男性は8月上旬にLINEグループで「3カ月で利益率600%を達成した」などのメッセージが複数投稿されたため、それを信じ「投資を始めたい」とメッセージを送信すると、投資用アプリをインストールし指定口座に投資資金を送ることを求められました。
男性は、指示通りに10月3日までの間に10回にわたり計約1000万円を振り込み、だまし取られました。
10月7日に金融機関から警察に男性が詐欺被害に遭っている可能性があるとの情報提供を受け、被害が明らかになりました。
この他、秋田市に住む30代の男性は、警察官を名乗る男から電話があり、現金187万円をだまし取られました。
また、北秋田市に住む60代の男性は、国民年金機構の職員を名乗る男から自宅に電話があり、現金110万円をだまし取られるなど、県内各地で詐欺被害が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
10代の女性にわいせつな行為をしたとして8日夜、秋田県の男鹿地区消防署の消防士の男が不同意性交等の疑いで逮捕されました。
不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、男鹿地区消防署大潟分署に勤務する消防士の男(23)です。
容疑者の男は4月、秋田県北部の宿泊施設で、SNSで知り合った10代の女性にわいせつな行為をしました。
10代の女性の関係者から通報があったということです。
男は容疑を一部否認しています。
逮捕を受け、男鹿地区消防一部事務組合の杉本正人消防長は「消防職員としてあるまじき行為。消防行政に対する信頼を著しく失墜させる事態となりましたことに深くおわび申し上げます」とコメントしています。
秋田県横手市に住む50代の男性が、出会い系サイトで知り合った相手に嘘の副業を勧められ、現金564万円をだまし取られました。
横手市に住む50代の男性は9月上旬、出会い系サイトで日本人女性を名乗る相手と知り合い、無料通信アプリLINEでやりとりをする中で、相手に好意を抱くようになりました。
すると男性は、相手からブランド品を販売するショッピングサイトの仲介業を勧められ、副業として始めました。
客が注文した商品の代金を男性が立て替えると、立て替えた代金に手数料を上乗せした分が利益になると言われたため、立て替え金として10月7日までに指定された法人と個人名義の口座に8回、現金計564万7200円を振り込みました。
警察に金融機関から情報が寄せられ、男性に確認したところ、詐欺被害が明らかになりました。
秋田市の50代の女性が、SNSで知り合った相手から嘘の投資話を勧められ、現金1200万円をだまし取られました。
秋田市に住む50代の女性は7月、投資に関するサイトを通じて知り合った、実業家の「前澤友作」を名乗る相手とLINEでやりとりを始めました。
女性は相手と連絡を取り合う中で、株取引のセミナーを運営している人物を紹介され、投資について教わるようになりました。女性は株式投資の指南を受けると、相手を信用するようになり、指示に従って投資用のアプリをインストールしました。
その後、女性はアプリ内のカスタマーセンターから指定された口座に数百万円を振り込んだところ、アプリ上で利益が確認できたことから、さらに4回振り込み、現金合わせて1200万円をだまし取られました。
10月7日に金融機関から情報が寄せられた警察が女性に確認したところ、詐欺被害が明らかになりました。
高校バレーボールの強豪、秋田県横手市の雄物川高校男子バレーボール部で、監督による部員への体罰があったとみられ、県バレーボール協会は、監督をバレーボールの指導員として1年間の謹慎処分としました。
関係者によりますと、9月30日、横手市の雄物川高校男子バレーボール部の部員の親の知人とする人から「知人の息子が暴力に耐えかねて寮を飛び出した」という情報が県バレーボール協会に寄せられました。
翌10月1日に県バレーボール協会が学校に確認したところ、学校は「事案を把握し調査している」と回答しました。
これを受けて協会は、4日に雄物川高校の校長同席のもと緊急の倫理委員会を開き、学校の調査報告を事実と認めました。
協会は、バレーボール部の宇佐美大輔監督を6日付でバレーボール指導員として1年間の謹慎処分としました。
雄物川高校のOBである宇佐美監督は監督就任11年目で、現役時代は日本代表のセッターとして活躍。2008年の北京五輪に出場した経験を持ちます。
宇佐美監督は2日以降、指導から外れていて、現在は自宅待機中とみられます。
雄物川高校は取材に対し「関係者に調査中」とし、県教育委員会は「暴力に関する事案は把握しているが、学校の調査結果を待っている状況」としています。
なお、17日に開幕する春の高校バレー県大会では、コーチがチームの指揮を執る見込みです。
静岡県警は9日、今年の県警警察官の逮捕者が過去10年で最多の5人になり、全国的にも事件捜査に関して国民の信頼を損なう事案が相次いでいるとして、危機意識を共有するための臨時署長会議を県警本部で開いた。久田誠本部長は「組織の規律が緩んでいる」と強い懸念を示し、真に実効性のある不祥事防止策や適正捜査の推進を指示した。
久田本部長は、交番女性用トイレに設置した小型カメラで女性職員を盗撮したとして静岡南署前刑事1課長の男性警部(45)を建造物侵入と性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の容疑で9月に逮捕したことに触れ、「幹部警察官が盗撮という深刻な人権侵害で逮捕され、極めて遺憾。これまで全国の警察を挙げて取り組んでいた警察改革の精神が形骸化していないか」と踏み込んだ。その上で、部下職員が業務の基本やルールを順守しているかあらためて確認し、部下とのコミュニケーションの取り方も見つめ直すよう求めた。
適正捜査の推進に関しては、横浜市の機械製造会社「大川原化工機」を巡る冤罪(えんざい)事件やストーカー被害を訴えた川崎市の女性(20)が殺害された事件を踏まえ、捜査員が声を上げやすい環境づくり▽ストーカーなど人身関連事案への組織的な対応の徹底―などを指示した。
県内全28警察署の署長と県警本部の部長、所属長ら約70人が参加し、松永由弥子県公安委員長から「警察の原点に立ち返ってほしい」との訓示も受けた。
静岡市葵区の繁華街で開かれていた「夜店市」の歩行者天国で2023年8月、当時2歳の男児を含む7人に乗用車で突っ込んで殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われた無職の被告(28)=同市駿河区=の裁判員裁判の第2回公判が8日、静岡地裁(丹羽芳徳裁判長)で開かれた。証人尋問では、男児のベビーカーを持ち上げ、車との衝突を回避した当時の状況について父親が「あと1秒遅れていたら、息子がひかれていた。息子の死を覚悟した瞬間だった」と証言し、被告に厳しい処罰を訴えた。
起訴状などによると、被告は23年8月11日午後5時55分ごろ、夜店市会場で男児を含む男女7人に向け、殺意をもって、自身の乗用車を時速14~19キロで進行させたが、4人に全治1~2週間のけがを負わせて殺害の目的を遂げなかったとされる。
袋井署は8日、詐欺の疑いで袋井市浅羽、会社員の男(60)を逮捕した。逮捕容疑は自治会の自主防災隊長を務めていた2022年5月、出納担当者に対して、防災備品の購入費を前倒しで支払ってもらいたい旨のうそを言い、自治会費約29万円をだまし取った疑い。同署によると、領収書のない不透明な支出があるとして、自治会関係者が24年4月に同署に相談した。同署は余罪があるとみて調べている。
静岡市葵区の繁華街で開かれていた「夜店市」の歩行者天国で2023年8月、当時2歳の男児を含む7人に乗用車で突っ込んで殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われた無職の被告(28)の裁判員裁判の初公判が7日、静岡地裁(丹羽芳徳裁判長)で開かれた。被告は「人を殺すつもりでやったわけではない」と起訴内容を一部否認し、弁護側は傷害罪の成立を主張した。
検察側は冒頭陳述で、被告が借金などがある中で抑うつ気分や消えてなくなりたいといった気持ちを抱く状態になっていたと指摘。当日は「逃げたい」「死にたい」と思いながら車で街中を周り、事件現場付近を7回通過。夜店市で楽しそうにしている人を見て「みんなめちゃくちゃになればいい」と考え、犯行を決意したとした。警察官には「彼女との関係でむしゃくしゃしていた。人が死んでもいいと思っていた」と供述したと説明した。
弁護側は車が「低速度」にとどまった状況などを踏まえて「殺そうとしている行動として自然だろうか」と指摘。「殺人未遂は死刑も含む非常に重い罪。適用してよいのか」と訴えた。
車に後ろから衝突された被害女性の一人は証人尋問で事件当時を「地獄絵図のよう。震えが止まらなかった」と振り返った。体の痛みだけでなく精神的にも大きなダメージを負ったといい「反省し、重い処罰で2度と忘れることのないようにしてほしい」と述べた。
起訴状などによると、被告は23年8月11日午後5時55分ごろ、歩行者天国だった夜店市会場で路上に設置されていたテーブルセットで食事などをしていた2歳男児を含む男女7人に向け、殺意をもって、自身の乗用車を時速14~19キロで進行させたが、4人に全治1~2週間のけがを負わせて殺害の目的を遂げなかったとされる。
経済的な事情で病院の受診をためらい県内で少なくとも2人が死亡しています。
一体どういった事例だったのか、そしてその改善策について提言がありました。
県庁で記者会見を行ったのは、県内の医療機関などで作る石川県民主医療機関連合会のメンバーです。
その中で報告されたのは…
「経済的な理由での手遅れ死亡事例」
団体によると、県内に住む70代の女性は年金がなく、家族ともトラブルになっていたため絶縁状態になっていました。
そのため住民票も移せず、保険証がない状態のときに転倒して徐々に動けなくなっていきました。
この女性は経済的な理由で病院の受診を控えていて、最終的には救急搬送された際にガンが見つかり、およそ9か月後に死亡しました。
早く受診をしていれば助かった可能性がある命です。
石川県民間医療機関連合 柳沢深志副会長:
「お金が払えないために病院に行けなかったとか、経済的負担があるために治療をためらってしまったとかそういうことは本来あってはならない事例。」
こういったケースは去年1年間で全国23の都道府県で48件、県内では少なくとも2件の事例があったということです。
団体は次のような改善策を提示しています。それが「国保一部負担減免制度」の周知です。
これは収入が減った場合など一定の条件を満たせば医療費が免除、または猶予される制度です。
また、能登半島地震の被災者でもこのようなケースがある可能性はあるとして
県が今年6月末で打ち切った医療費の窓口負担免除を再開するよう求めています。
【いなべ】乗用車に火を付けたとして、三重県警は9日、建造物等以外放火の疑いで、伊勢市曽祢2丁目、無職山村麻衣子容疑者(33)と夫で派遣社員の優馬容疑者(37)を逮捕した。
逮捕容疑は先月26日午後11時ごろ、いなべ市員弁町大泉の駐車場で、麻衣子容疑者の元夫(34)の乗用車に火を付けて全焼させた疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。
県警によると、麻衣子容疑者と元夫は離婚した後もトラブルが続いていたという。県警は防犯カメラの映像などから麻衣子容疑者らを特定。動機や役割分担などを調べている。
三重県内で交通死亡事故が相次いだことを受け、三重県警は9日、県内38カ所で一斉交通取り締まりを実施した。3日未明に5人が死亡する事故が起きた名張市内の国道では、警察官が速度違反を取り締まった。
県警によると、県内では今年、8日までに交通死亡事故が42件発生し、前年同期比13人増の47人が亡くなった。8月には死亡ひき逃げ事件が連日発生するなど、11人が亡くなり、9月にも4人が死亡した。
今月3日に名張市上小波田の国道165号であった事故では、6人が乗った軽乗用車がカーブを曲がりきれずに横転。16―23歳の男女5人が死亡した。県警は、軽乗用車が50キロの規制速度を大きく超えて走行していたとみている。
9日の一斉取り締まりで、名張市内の国道165号では、事故現場から約1キロ離れた交差点付近など2カ所で速度違反の取り締まりを実施。移動式の速度違反取り締まり装置(オービス)などを用い、計7件の速度違反を摘発した。
県警交通指導課の堀畑守民課長補佐は「県内では飲酒や速度超過が原因とみられる死亡事故が多発している。交通ルールを守り、緊張感を持った運転を心がけてほしい」と話した。
【四日市】空き家に侵入して貴金属などを盗んだとして、三重県警は9日、邸宅侵入と窃盗の疑いで、愛知県大治町三本木柳原のアパートで同居し、ベトナム国籍とみられる無職の男4人を逮捕した。
逮捕したのは、いずれもベトナム国籍のユーン・ヴー・フォン(30)▽レ・ディン・ホア(26)▽グエン・ヴァン・アイ(29)―の3容疑者と自称同国籍の自称グエン・ヴァン・バン容疑者(30)。
逮捕容疑は先月10日午後11時半ごろ―翌11日午前0時40分ごろ、四日市市別名1丁目の空き家に侵入し、現金約75万円と指輪など8点(時価合計270万円相当)を盗んだ疑い。
県警によると、8月ごろから北勢で空き家を対象にした窃盗事件が相次いでおり、他の被害への関与や4人の役割分担などを調べている。県警は「捜査に支障がある」として、4人の認否を明らかにしていない。
【四日市】三重県警四日市北署は8日、器物損壊の疑いで、四日市市富田一色町、無職樋口忠郎容疑者(72)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午後8時半ごろ―同9時15分ごろ、同町の男性(75)宅前路上で、男性が所有する植木鉢4鉢(時価合計4千円相当)を地面にたたきつけて壊した疑い。
同署によると、男性の家族から110番があり、駆け付けた署員が植木鉢をたたきつけようとする樋口容疑者を目撃したという。「植木鉢につまずいて割ってしまった」と容疑を否認している。
【伊勢】特殊詐欺被害を未然に防いだとして、三重県警伊勢署は7日、伊勢市黒瀬町のJA伊勢中央支店浜郷の店長大山薫さん(48)と、職員の梅本まどかさん(49)に感謝状を贈った。
9月12日午後2時40分ごろ、市内の70代女性が来店し、窓口でATMの出金限度額の制限解除などを申し出た。手続き中、女性が何度も店外へ出て携帯電話で通話する様子を梅本さんが不審に思い、大山店長に報告。女性に事情を聞いてもつじつまが合わず、一度は帰宅した女性の自宅を訪ね、かたくなに「詐欺ではない」という女性を説得して、署へ通報し、被害を未然に防いだ。
同店で濵井良太署長が感謝状を手渡した。濵井署長は、管内で詐欺被害が大幅に増加していることに触れ「予断を許さない状況で、対策しても食い止めることが難しい。しっかりと被害者の話を聞き対応していただいた」と感謝した。
同店が詐欺被害防止で感謝状を受けるのは、6月に続き2回目。大山店長は「詐欺の被害が増えていると実感する。ちょっとした『気づき』を大切に、職員全員に声かけの対応を確認したい」と話した。
同署によると、管内の特殊詐欺被害件数は、今年8月末時点で31件(前年同期比19件増)、被害額は1億9千万円(同1億5千万円増)と急増している。
三重県亀山市の新名神高速道路を逆走して玉突き事故を引き起こし、6人に重軽傷を負わせたとして、危険運転致傷などの罪に問われたペルー国籍の無職ロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス被告(35)=滋賀県長浜市小堀町=に対し、津地裁(湯川亮裁判官)は8日、懲役1年6月(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
判決などによると、ロッシ被告は5月18日午前11時ごろ、亀山市安坂山町の新名神高速下り鈴鹿トンネル付近を乗用車で逆走し、走行車両を妨害。車4台が絡む玉突き事故を引き起こし、6人に脊髄損傷などのけがをさせたとされる。
また、ロッシ被告は事故後に逃走したほか、逆走の約7時間前には名古屋市内で飲酒運転をしていたとして、道交法違反(救護・報告義務、酒気帯び運転)の罪にも問われていた。
湯川裁判官は判決で、ロッシ被告が複数の店で飲酒してから高速道路に入り、目的地を通り過ぎてから逆走したことを踏まえて「経緯に酌むべき点がない」と強調。「飲酒運転の発覚を恐れて逆走を再開したといい、身勝手な意思決定は強い非難に値する」と述べた。
「逮捕されたくないとの身勝手な考えで現場から逃走した」と説明。事故後も約9キロにわたって逆走を続けたことなどから「交通ルールを軽視する態度は限度を超えている」と指摘した。
その上で、翌日に自ら出頭したことや加入していた自動車保険による被害弁償が見込まれることなどを考慮しつつ「執行猶予は相当ではない」と結論付け、実刑判決を言い渡した。
ベトナム人同士の子に日本国籍を取得させるため虚偽の認知届を提出したとして、茨城県警つくば署と県警組織犯罪対策2課、外事課の合同捜査班は9日までに、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、愛知県名古屋市、自称飲食店店長、男(45)ら男女3人を逮捕した。男はブローカーとみられ、県警は在留資格などを目的とする外国人から報酬を受け取っていた可能性もあるとみて調べている。
ほかに逮捕されたのは、ベトナム国籍で栃木県栃木市、無職、女(28)=同罪で起訴=と名古屋市、会社員、男(46)=同。県警は3人の認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は2024年12月から今年3月までの間、女と交際相手の同国籍男性との子を、会社員の男との間にできた子として認知する虚偽の届けなどを当時住んでいた栃木県内の市役所に提出。子の日本国籍を不正に取得し、同4月、戸籍にうその記録をさせた疑い。
日本人の男性が認知すれば子は日本国籍を得られる仕組みを悪用し、会社員の男が父親役で虚偽の手続きを行い、その後、女は「定住者」の在留資格を申請していたとみられる。
県警は、胎児の偽装認知の見返りにブローカーの男らが報酬を受け取っていた可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べている。県警が別事件の捜査中、女の携帯電話に今回の事件に関わるメッセージが残っていたのが端緒となった。
茨城県警牛久、神栖両署と県警機動捜査支援課、捜査3課の合同捜査班は9日、窃盗と建造物侵入の疑いで、栃木県小山市、無職、男(21)を逮捕した。捜査3課によると、「身に覚えがない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は9月1日午後11時ごろ、茨城県神栖市内の美容室=同市、男性(44)経営=に侵入し、現金700円が入ったレジスター1台(1万円相当)を盗んだ疑い。同課によると、男は車で現場へ向かい、工具を使って出入り口のガラス扉を破壊し、鍵を開けて侵入していたという。8月中旬以降、県南、県西、鹿行地域で美容室を狙った同様の被害を少なくとも計40件把握しており、同課は余罪を含め調べている。
茨城県高萩市安良川のアパートで住人の男性=当時(78)=が殺害された事件で、殺人容疑で6日逮捕された同居のめいで無職、女(57)が、家庭内で生活や仕事などを巡るトラブルがあったという趣旨の供述をしていることが8日、捜査関係者への取材で分かった。
市内の工事会社で働いていた男性は今年に入り退職しており、県警は女が経済的に困窮していた可能性もあるとみて動機などを調べている。
県警によると、女は2日、自宅で男性の胸や腹、背中を数十回にわたってハンマーで殴るなどして殺害した疑いがある。「殺すつもりはなかった」と殺意を否認している。
犯行当日の同日、2人が住むアパートの前を通ったという近所の60代女性は「部屋で女性が甲高い声を張り上げていたのを聞いて驚いた」と話した。
県警高萩署は8日、殺人容疑で女を水戸地検に送致した。女は午前7時すぎ、留置先の県警日立署で、Tシャツにマスク姿で移送車両に乗り込んだ。
茨城県坂東市が発注する下水道工事の随意契約を巡る汚職事件で、業者から賄賂を受け取ったとして収賄の罪に問われた元市下水道課職員の戸高千利被告(52)=同市中里=の判決公判が8日、水戸地裁であり、有賀貞博裁判官は懲役1年、執行猶予3年、追徴金約14万円(求刑懲役1年、追徴金約14万円)を言い渡した。供与された軽乗用車の没収も命じた。
判決理由で有賀裁判官は「公共の事業の公正さをないがしろにし、これに対する社会の信頼を損なわせる犯行」と指摘。「賄賂を収受するに至った経緯や動機も安易かつ利欲的であり、酌むべき事情はない」と批判した。
判決によると、戸高被告は、市が発注する下水道工事費用の積算業務や見積もり業者の選定などを担当していた2023年6月から24年12月ごろまでの間、管渠(かんきょ)工事などの随意契約で、市内の特定の業者が受注できるよう便宜を図り、見返りとして計6回にわたり現金3万円や軽乗用車、車の修理費用など約27万円相当の賄賂を受け取った。
■内部調査「黙認ない」
9月の初公判で戸高被告は、設計金額(予定価格)を業者に漏らす不正行為について、当時の上司ら職場が黙認状態だったと主張。戸高被告が業者に便宜を図っていたとする上司や部下の供述調書も証拠として提出された。
一方、市側は初公判後に関係する職員を対象に聞き取りを実施した結果、「周囲が不正を把握していた事実は確認されなかった」としている。
再発防止策として、市はこれまで、職員対象のコンプライアンス研修などを実施。技官だった戸高被告が事実上1人で工事の設計業務を担っていたことから、事前に技術職員がダブルチェックする体制を強化したという。
■市長「信頼回復に全力」
元職員が収賄罪で有罪判決を受けたことを受け、木村敏文市長は8日、「再発防止の観点から職員の服務規律、法令順守の徹底を図るとともに、引き続き信頼回復に向けて全力で取り組んでいく」とのコメントを出した。
8日午前7時44分ごろ、茨城県ひたちなか市笹野町3丁目の「セブン―イレブン笹野店」に男が押し入り、店長の女性(58)にはさみのようなものを突き付け「刺すぞ、1万円出せ」などと脅した。女性と店内にいた来店客の男性(28)が男を取り押さえ、別の来店客からの通報を受けて駆け付けた県警ひたちなか署員に引き渡した。女性と男性は取り押さえる際、手のひらや指を切るけがを負った。
強盗致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは同市、無職、男(76)。同署によると、「行くところがなくて、刑務所に入りたかった」などと話し、容疑を認めている。
8日午前10時10分ごろ、北上市和賀町岩崎新田の夏油大橋から北に約1キロの国有林で、クマによるものとみられる傷がついた男性の遺体が発見された。現場付近では7日にキノコ採りに山に入った男性が行方不明になっており、北上署では山中でクマに襲われたとみて身元の確認を急いでいる。
同署によると、行方不明の男性は7日午前7時ごろから同町にキノコ採りに出掛けていたが、夕方になっても帰宅せず、家族が同地内を探したところ、現場付近の林道で無人の車を発見したため同署に通報した。
釜石署は16日、窃盗の疑いで宮古市崎鍬ケ崎のアルバイトの女(45)を再逮捕した。
再逮捕容疑は7月14日午後5時ごろ、釜石市内の商業施設で、巾着1点(販売価格千数百円)を盗んだ疑い。署によると容疑を否認している。
女は同じ施設内のスーパーで同日、買い物かご数点(同千数百円)を盗んだ窃盗の疑いで8月27日に逮捕され、盛岡地検遠野支部が9月16日、処分保留で釈放した。
10日午前5時半ごろ、松山市持田町3丁目の男性(63)方から出火、木造2階建てを焼いた。焼け跡から遺体が見つかり、松山東署は連絡が取れていない住人の男性の可能性もあるとみて身元などを調べている。
9日に沖縄市松本の運送会社で発生した強盗事件で、県警は同日、運送会社の女性従業員2人を脅して現金約1660万円を奪い、女性1人に軽傷を負わせたとして、うるま市の無職の男(71)を強盗致傷の疑いで緊急逮捕し、10日に発表した。捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
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県警によると、男は9日午後2時5分ごろから午後3時20分ごろまでの間、運送会社の事務所で50代と60代の女性従業員に包丁を示して「金出せ」などと脅迫。車で従業員らを連れ出し、本島中部の金融機関2カ所で60代女性に現金計約1660万円を出金させ、事務所に戻り50代女性の両腕を縛っていたガムテープとみられる物を切る際、手に切り傷を負わせた疑いがある。
男は逃走していたが、うるま市内で同日午後7時15分ごろ、逃走に使っていたとみられる車両を警察官が発見。付近に男がおり、約2時間後に緊急逮捕した。その後、複数の刃物が押収されたという。
関係者によると、男は以前、運送会社で勤務していたという情報もある。県警が詳しい経緯を調べている。
9日午後3時15分ごろ、沖縄県座間味村の古座間味ビーチで「男性が溺れて意識がない」と118番通報があった。那覇海上保安部によると、観光で訪れた中国籍の20代男性が、浜から約2メートル離れた水深約1・5メートルの場所で沈んでいるのを友人が発見した。
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村内の診療所で治療を受けて意識を取り戻した後、再び意識を失い心肺停止になった。治療で心拍は再開したが意識不明のまま自衛隊ヘリで沖縄本島に移送された。本島南部の病院で治療を受けている。
8日午後4時50分ごろ、沖縄市松本5丁目の運送会社事務所で「包丁を持った男に現金を取られた」と関係者から110番通報があった。県警によると、男は刃物を所持し、軽乗用車で逃走。同日午後7時15分ごろ、確保された。奪われた現金は数百万円とみられる。当時、事務所には人がいたが、けがはなかったという。
9日午後1時45分ごろ、沖縄県那覇市の市立中学校で、改修工事をしていた作業員から、別の作業員が「4階から1階に転落した」と119番通報があった。那覇市消防局や那覇署によると、改修工事の足場から50代男性が転落した。心肺停止の状態で本島中部の病院へ搬送されたが、午後2時半ごろ、死亡が確認された。
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同中学校では今年6月から校舎の外壁塗装や屋上の防水工事が行われており、校舎を覆うように足場が組まれていた。男性は資材の搬入をしていたとみられる。
沖縄市の国道330号沿いで1日、散歩中の男性から財布をひったくったとして、沖縄署は7日、同市の解体工の容疑者の男(25)を窃盗の疑いで逮捕した。認否を明らかにしていない。
国際通りのベンチでひったくり バイクで逃走
署によると、容疑者は1日午前4時ごろ、同市胡屋2丁目の国道330号沿いの歩道で、散歩中の同市の飲食店従業員男性(21)の背後から近づき、現金2万1千円などが入った財布を奪った疑いがある。
8日午前8時10分ごろ、北谷町美浜3丁目付近の路上で、軽自動車が付近を横断中だった北谷町の女性(76)を転倒させた後、救護をせず立ち去った。女性は救急搬送され、腰部骨折などの疑いがあるという。沖縄署がひき逃げ事件として調べている。現場は信号のない交差点で片側1車線。現場を離れたのはシルバー系統の車だという。
道路で「女性が倒れている」 70代女性が死亡
沖縄署は8日、県外の警察官などをかたる特殊詐欺で、本島中部に住む自営業の30代女性が現金約100万円をだまし取られたと発表した。
警察官かたる人物から指示され…大学生、590万円だまし取られる
署によると7日、女性の携帯電話に県外の警察官や検事らを装った人物から「銀行口座が詐欺に使われている」などと連絡があった。LINEのビデオ電話に誘導され、警察官を装う人物が警察手帳のようなものを示し「逮捕状が出ている」とうそをつき、女性は2回現金を送金した。
10月9日午後、沖縄市で強盗事件が相次いで発生しました。警察が、それぞれの事件で70代の男2人を逮捕し、犯行動機などを調べています。
強盗致傷の疑いで緊急逮捕されたのはうるま市の無職、德田榮容疑者(71)です。
県警によりますと德田容疑者は10月9日午後2時すぎ沖縄市松本の会社事務所に「金出せ」などと包丁を持って押し入り、女性従業員2人を車に乗せ金融機関2カ所で出金させた現金約1660万円を奪い女性従業員の左手にけがをさせた疑いが持たれています。
德田容疑者は金融機関を回ったあと、再び事務所に戻り、女性従業員の両腕を縛っていたガムテープを刃物で切る際にけがをさせたということです。
発生から約7時間後、うるま市内で目撃証言と一致する車が見つかり、警察が周辺にいた德田容疑者の身柄を確保しました。男の認否については明らかにされていません。警察は、德田容疑者と被害者の間に面識があった可能性があるとみて捜査を続けています。
また、10月9日午後6時頃沖縄市美里のスナックでビール1本の代金を支払わず50代の男性従業員の胸を殴るなどの暴行を加えたとして、自称・沖縄市の無職柴引和夫容疑者(77)が強盗の容疑で逮捕されました。
柴引容疑者は「殴っていない」と容疑を否認しているということです。
10月9日午後、那覇市の中学校敷地内の工事現場で、50代の男性作業員1人が4階から転落する事故があり、心肺停止の状態で病院に搬送されましたがその後、死亡しました。
山本真帆記者「こちらの中学校では塗装工事をしていた作業員が4階の足場から1階に落下したということです」
警察や消防などによりますと10月9日午後2時前那覇市銘苅の安岡中学校敷地内の工事現場で、作業員から「4階の足場から1階に転落した」と消防に通報がありました。
転落したのは、50代の作業員の男性で、頭などを強く打ち心肺停止の状態で病院へ搬送され通報から約40分後に死亡が確認されました。現場では、2025年夏頃から校舎の老朽化に伴い外壁の塗装工事などで足場が組まれ男性は、その4階部分から約8m下の地面に転落したということです。
警察は、死亡した男性が、作業中に何らかの理由で転落したとみて事故の詳しい状況を調べています。
2025年9月、麻薬の成分を含む植物片などを県内に密輸入しようとしたとして、台湾出身の男が麻薬取締法違反の容疑で逮捕・送検されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、台湾出身の自称・自営業リン・イーショー容疑者(27)です。
警察や沖縄地区税関によりますと、リン容疑者は2025年9月22日、麻薬成分のケタミンを含む植物片17.09グラムを県内に密輸入しようとした疑いがもたれています。
入国審査で税関職員がリュックサックの中にタバコのケース2箱を見つけ、中身を確認したところ白い紙で包まれた麻薬成分のケタミンを含む植物片17.09グラムが入っていたということです。
男は観光目的で沖縄を訪れていて、警察や税関の調べに「ケタミンが入っているとは思わなかった」と容疑を否認しているということです。
警察は、男を2025年9月24日に送検し、地区税関は10月8日付けで那覇地検に告発しています。
辺野古新基地建設をめぐり2024年、名護市で土砂搬出していたダンプカーに2人が接触した事故で、重傷を負った女性が、ダンプ所有会社などを相手に損害賠償を求める裁判を起こしました。
この事故は、2024年6月辺野古新基地建設で使用する土砂を搬出している名護市安和の桟橋付近で、搬出に抗議していた女性と男性警備員がダンプカーに接触し、警備員が死亡し、女性が足を骨折するなどの重傷を負ったものです。
女性は、けがの治療費や入院費、そして後遺症が残ったとして、ダンプカーの運転手や車を所有する会社などを相手に1500万円あまりの損害賠償を求める裁判を那覇地裁に起こしました。
提訴後、女性の代理人である三宅俊司弁護士が取材に応じ今回の提訴について次のように答えました。
三宅俊司弁護士は「本来だったら沖縄防衛局が一番の当事者になるが民事賠償請求では、彼らを巻き込むことは難しい。ただこの事件の背景として彼らのそういった行為があるんだということはこの訴訟の中でも背景事情として明確に主張しています」と話しました。
また女性の姉が代理でメッセージを朗読し、「この死亡事故は、沖縄防衛局による安全性を無視して工事を急がせた結果、ダンプ2台を一度に出すという危険な行為よって起きたもの」と国の責任について訴えました。
この事故を巡っては、県警は、女性への事情聴取を行い、関係者によりますと、女性を重過失致死容疑で書類送検する方針で捜査を進めていて起訴を求める「厳重処分」の意見をつける方向で調整しているということです。
2025年10月7日、本島に住む女性が、県外の警察官や検事を装う男からのうその電話を信じ、現金およそ100万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
警察によりますと、2025年10月7日午後4時ごろ、本島中部に住む30代女性のもとに、県外の警察官や検事を装う男から「銀行で口座を作った覚えはないか」「口座が犯罪に使われていないか調べる」などと、うその電話がありました。
その後、女性は、ビデオ通話に誘導され、男らに警察手帳のようなものを見せられたうえ「送金しなければ逮捕されるおそれがある」などと脅されたということです。
話を信じた女性は、指定された口座に合わせておよそ100万円を振り込んだということです。指定された口座が個人名義であったことに不審に思った女性が警察に相談したことで事件が発覚しました。
県警は、「警察官が電話などで金を要求することは絶対にない。振り込む前に家族や友人、警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。
7日午後、南城市知念安座真にある古謝景春市長の後援会事務所の窓ガラスが割られ建造物損壊の疑いで自称・農業の男が現行犯逮捕されました。建造物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは糸満市の自称・農業山城直人容疑者(57)です。
警察によりますと山城容疑者は7日、午後2時45分ごろ南城市知念安座真にある古謝景春市長の後援会事務所を訪れ窓ガラス5枚を持参したつるはしで割った疑いが持たれています。
通行人から「男が窓ガラスを割って逃げた」と通報があり、警察官が、現場の事務所からおよそ3キロ離れた住宅街の路上で、目撃証言と一致する軽トラックを見つけ男に事情聴取したところ、窓の損壊に関与したと特定ができたため現行犯逮捕しました。
警察は認否について、今後の捜査に支障があるとして明かしていません。市長のセクハラ問題や市議会解散との関連などを視野に、犯行の経緯を調べています。
自転車の酒気帯び運転をしたとして、神奈川県は9日、県土整備局のグループリーダーの男性職員(44)を停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。処分は同日付。自転車の酒気帯び運転で県が職員を懲戒処分とするのは初めてという。
県によると、男性職員は6月20日夜、同僚と私的な飲み会を横浜市内で開き、ビールとサワーを計3杯飲んだ。厚木市内の自宅に帰宅後、菓子を購入するために自宅から約2キロ離れたコンビニへ自転車で向かった。
その際、県警第二交通機動隊による検問で、呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。本人の申告により県は事案を把握したといい、県人事課の聞き取りに「ちょっとだけならという軽率な気持ちだった」と話したという。
同課の担当者は「自転車含め、飲酒運転は危険性を伴う。職員に対しては改めて注意を周知していきたい」としている。
9日午前5時45分ごろ、大磯町大磯の照ケ崎海岸で、「友人が海に流された」と110番通報があった。東京都羽村市、無職の男性(67)ら3人が波にさらわれ、男性は南西に約1・9キロ離れた海上で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。他の2人は自力で岸に戻った。
大磯署によると、男性は友人2人と釣りに来ており、釣る場所を選ぶために海岸沿いを歩いていたところ、3人とも波にさらわれた。
当時は強風注意報と波浪注意報が発表されていた。湘南海上保安署によると、同7時の現場付近の波の高さは2メートルだった。
偽造免許証で金融機関の口座を開設しようとしたなどとして、神奈川、岐阜、富山の3県警合同捜査本部は8日までに、偽造有印公文書行使などの疑いで、職業不詳の男(36)=埼玉県蕨市=、留学生の男(36)=東京都北区=らベトナム国籍の男女計6人を逮捕した。合同捜査本部は両容疑者が指示役となり、集団で偽造免許証を使い口座を開設していたとみて調べている。
【写真で見る】神奈川県警などに押収された偽造免許証
他に逮捕されたのは、職業不詳の男(31)=埼玉県川口市=、同(34)=同=、職業不詳の女(23)=同=、無職の男(26)=埼玉県戸田市=の4容疑者。
36歳の職業不詳の男の逮捕容疑は、共謀して6月16日、口座開設用アプリを使って偽造免許証で口座を開設しようとした、としている。
神奈川県警国際捜査課は6人の認否を明らかにしていない。
同課によると、36歳の男2人を指示役とするグループは昨年10月~今年6月、メンバーの顔写真を使った日本人名義の偽造免許証で少なくとも一つの金融機関で10口座以上開設したとみている。開設に伴って入手したクレジットカード機能付きキャッシュカードで現金を借り入れたり、スマートフォンを購入したりしていたとみられる。
合同捜査本部は、埼玉県内の拠点から複数の金融機関のキャッシュカードを押収しており、開設した口座からは不審な入出金記録も確認されているという。
盛岡市で土砂災害警戒情報が出された8月20日夜、内舘茂市長が公用携帯電話を庁舎に置いて翌朝まで連絡が取れなかった問題で、市長は7日の定例記者会見で、退庁後に知人と飲酒を伴う会食をしていたことを明らかにした。これまでは「体調が優れず、風邪薬を飲んで自宅で寝ていた」と述べ、飲酒について説明していなかった。
同市では8月20日午後4時53分、線状降水帯が発生する恐れがあるとの予測が出され、市は午後7時44分に災害警戒本部を設置。市長は午後6時ごろから市内で知人とビールや焼き鳥などを飲食し、午後9時ごろ帰宅したという。
市内では雨量が増えて土砂災害警戒情報が午後10時5分に発令され、災害警戒本部は災害対策本部に格上げされた。市長は同50分ごろ、個人の交流サイト(SNS)に災対本部の情報を再投稿したが、登庁しなかった。
市職員は翌21日午前0時前後に約20回、市長の私用携帯に電話したがつながらなかった。公用携帯は市長室に置いてあった。
市長は定例会見で「公務を終えた午後6時ごろ、体調は悪くなかった。(飲酒を伴う会食をして)帰宅した後、妻から熱っぽいのではと言われ、風邪薬を飲んだ」と弁明。「この日しか都合が合わず1カ月前から約束をしていた」「キャンセルするべきだった」と謝罪した。
電子マネーを使った特殊詐欺被害を防ごうと、県警生活安全企画課と泉署は9月30日、仙台市泉区のローソン仙台八乙女1丁目店で、来店客に注意を呼びかける声かけの訓練を行った。
みちのくプロレス(岩手県滝沢市)のプロレスラー新崎人生さん(58)が被害者役を務め、電子マネー10万円分を購入しようと来店。対応した店員はパソコンがウイルス感染したとの虚偽表示で金をだまし取る「サポート詐欺」を疑い、県警などが作成したチェックシートで新崎さんに購入目的を確かめるなど、被害を防ぐ手順を確かめた。
対応した店員の赤松光さん(23)は「訓練で学んだことを生かし、実際に同じような機会があれば、お客さんに寄り添い親身に対応したい」と話した。新崎さんは「特殊詐欺防止に向けて皆さんと一緒に戦っていく」と力を込めた。
大阪府茨木市で解体中のアパートから見つかった白骨化した遺体の身元について大阪府警は2000年に失踪した住人女性と発表しました。
先月13日午後、茨木市下中条町にある2階建てのアパートの解体工事現場で、1階の床下から、死後10年以上が経ったとみられる白骨遺体が見つかりました。
大阪府警は10日、この遺体はこのアパートの住人で2000年から行方が分からなくなっていた女性であると発表しました。
失踪当時、女性は58歳で女性は遺書を残していたということです。
女性が自分で点検口から床下に入ったとみられ、警察は事件性はないとみています。
兵庫県警の警察官2人が大麻を所持したとして逮捕された事件で、先輩格の巡査部長が一緒に勤務していた巡査に金銭と引き換えで大麻を手渡した疑いがあることが新たに分かりました。
兵庫県警の巡査部長・岩城裕貴容疑者(42)ら2人は今月、自宅で大麻を所持していた疑いで逮捕されました。
捜査関係者によると、先輩格の岩城容疑者が、以前に明石警察署で一緒に勤務していた巡査・加藤力登容疑者(24)に大麻を手渡していて、金銭のやり取りもあったことが分かりました。
同様に逮捕されたバー経営者・紺谷研容疑者(43)にも、岩城容疑者が大麻を手渡していたということです。
兵庫県警は金銭と引き換えに大麻を手渡していた疑いがあるとみて、入手ルートなどを追及しています。
いわゆる「パパ活」で知り合った少女にわいせつな行為をした疑いで逮捕された大阪府警の警視の男が、別の少女2人にもわいせつな行為をしていた疑いがあることが新たにわかりました。
大阪府警・生活安全特別捜査隊の警視、辻本浩嗣被告(53)は6月下旬、府内のカラオケ店の個室で13歳未満の少女に体を触るなどのわいせつな行為をした疑いで逮捕されました。
大阪府警の捜査によると、辻本被告が同じ個室にいた16歳未満の少女にもわいせつな行為をした疑いがあることが新たに分かりました。
2人の少女は知人で、カラオケ店にも2人で向かい、辻本被告と会ったということです。
さらに、辻本被告は7月にも別の13歳未満の少女に対してわいせつな行為をした疑いがあることもわかり、調べに対して辻本被告はいずれについても認めています。
大阪地検はこれら3件の不同意わいせつ罪で辻本被告を在宅起訴しました。
大阪府警は辻本被告を懲戒処分する方針です。
警察官などをかたって高齢者などに電話をかける特殊詐欺グループの男らが電話の「かけ子」として男性を拠点があるカンボジアに誘拐したとして逮捕されました。
国外移送目的誘拐などの疑いで逮捕されたのは、姫路市の無職・八木麗容疑者(51)ら男女7人です。
八木容疑者らは去年6月ころ姫路市内で「月150万円以上の給料が入る」などと、大学生の男性を、高齢者などに電話をかける「かけ子」として勧誘し、カンボジアに誘拐した疑いがもたれています。
警察によると、男性は一度カンボジアに連れていかれましたが「身内に不幸があった」と言って帰国し、警察に保護されていました。
警察は八木容疑者らが特殊詐欺グループの「リクルーター」で、上位には指示役の外国人がいるとみて捜査しています。
大阪府堺市で資産家の男性が住むマンションに侵入し、部屋の玄関扉をバールでこじ開けて侵入しようとした疑いで男ら3人が逮捕されました。
邸宅侵入などの疑いで逮捕されたのは無職の稲岡泰良容疑者(25)と18歳の男、16歳の少年です。
3人はことし6月、堺市のマンションで資産家の男性(70代)の部屋の玄関扉をバールでこじ開け、侵入しようとした疑いがもたれています。
警察によると、3人は男性の部屋に現金が入った金庫があることを知り、犯行に及んだとみられます。
調べに対し、稲岡容疑者は「全く覚えがない」と容疑を否認していますが、他の2人は容疑を認めています。
警察は匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」の犯行とみて調べています。
和歌山県串本町の金融機関で、金庫にあった運営資金1億円余りを横領した罪で元店長の男が起訴されました。
男は直筆で「こんなことになり本当にごめんなさい」と手紙を残していました。
業務上横領の罪で起訴されたのは、なぎさ信用漁業協同組合連合会串本営業店の新田博志被告(44)です。
新田被告は先月12日、顧客への払い出しなどのために店内の金庫で保管されていた運営資金1億600万円を、私的に使うために横領した罪に問われています。
連休明けの16日に出勤した従業員が金庫を確認すると現金の代わりに「こんな形で皆さまを裏切ることになり、本当にごめんなさい」と新田被告直筆の手紙が金庫の中に残されていました。
その後、無断欠勤を続けた新田被告は先月19日に東京の警察署に知人に付き添われて出頭し逮捕に至りました。
警察の当初の調べに対し、「借金の返済で、ほとんど使ってしまいました」などと容疑を認めていました。
兵庫県豊岡市の城崎温泉で、女湯に侵入していた疑いで、自称・ミステリー作家の男が逮捕されました。「女性が入っていたかもしれないと考えると興奮する」などと供述しています。
警察によると、9日午前6時20分すぎ、豊岡市城崎町の「一の湯」で、開業前の点検をしていた市職員から、「男性が女風呂に入っていた。今もいる」と警察に通報がありました。
男が女湯の中で全裸で立っていて、その後、服を着て立ち去ったということです。
警察が付近を捜索すると、JR城崎温泉駅前にいたため、建造物侵入の疑いで緊急逮捕しました。
男は島根県松江市に住む48歳の男で、警察の調べに対し、「私はミステリー作家だ」と話しています。
男は容疑を認め、「女性用の風呂に興味があり、この時間なら誰もいないだろうと思い、勝手に入った。この風呂に、女性が入っていたかもしれないと考えると興奮する」と供述しているということです。
当時は、清掃業者が入るため玄関の鍵が開いていて、男が発見されたのは、午前7時に温泉が開業する30分ほど前でした。
警察は、詳しい動機を追及しています。
和歌山地検田辺支部は9日、なぎさ信用漁業協同組合連合会串本営業店(和歌山県串本町串本)の店長だった新田博志容疑者(44)=串本町=を業務上横領罪で起訴した。
【1億600万円横領疑い 信漁連串本営業店、店長を逮捕、和歌山県新宮署の記事はこちら】
起訴状などによると、新田被告は9月12日、自己の用途に使う目的で、店の金庫から現金1億600万円を横領したとされる。
なぎさ信漁連(本店=兵庫県明石市)は9月19日、新田被告を同日付で懲戒解雇したと発表していた。
福岡県大牟田市で酒を飲んで自転車を運転したとして、60歳の男が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
警察によりますと、大牟田市の無職・山下昌彦容疑者(60)は9日午後5時40分ごろ、大牟田市田隈の歩道を酒気を帯びた状態で自転車に乗った疑いがもたれています。
警ら中のパトカーがふらつきながら走る自転車を見つけ、乗っていた山下容疑者の呼気から基準値の4倍を超えるアルコールが検出されました。
山下容疑者は「午前9時ごろから午後2時ごろまでコンビニで買ったカップの焼酎3本を公園で飲んだ」と説明。
「自転車で出かけて出先でついつい飲んでしまいました」と容疑を認めているということです。
福岡市の路上で3月、社員旅行中に70代の男性に暴行を加え財布を奪ったとして、会社員の男3人が再逮捕されました。
強盗の疑いで再逮捕されたのは、神奈川県と東京都の当時19歳から18歳だった会社員の男ら3人です。
警察によりますと3人は3月、福岡市博多区博多駅前の路上で、自転車に乗っていた73歳の男性を後ろから襲って転倒させ、脇腹を複数回足蹴りするなどしたうえ、現金およそ9万円が入った財布を奪った疑いがもたれています。
3人は当時、社員旅行で関東から福岡を訪れていて、この事件のおよそ20分前にも別の男性に暴行を加え金品を奪おうとしたとして先月逮捕されていました。
警察は共犯事件のため、3人の認否を明らかにしていません。
6月に北九州市のジュエリーショップが仮面をかぶった2人組の男に襲われた直後の映像です。
この事件では総額3200万円相当のネックレスが奪われていましたが、警察は9日までに少年ら3人を逮捕しました。
警察は「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆるトクリュウによる組織的犯行とみていますが詳しい犯行の手口が見えてきました。
警察によりますと、大牟田市の16歳の少年とみやま市の17歳の少年は共謀して6月、北九州市小倉北区竪町のジュエリーショップに押し入りました。
そして少年らは刃物で店員を脅し、ネックレス22点、時価総額3200万円相当を奪った疑いが持たれています。
わずか数分での犯行。2人はその後、タクシーに飛び乗り、70キロ以上離れた福岡市内へと向かいます。
公園のトイレにリュックサックを隠したのは16歳の少年。もう一人はタクシーで待機し、犯行後は博多駅へと向かい自宅に帰ったということです。
そしてこれを回収したとして、糸島市の左官工の男(21)も逮捕・起訴されています。
3人とも「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認め、「SNSで指示を受けた」と話していることから、警察は「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」による組織的な犯行とみて詳しく調べる方針です。
福岡県筑紫野市の駐車場で、ゴムの力を使って弾を放つ「スリングショット」を使って、同僚の車のドアを破損させたとして逮捕されていた男性について、福岡地検は3日付けで不起訴処分としました。
理由は「諸般の事情を総合的に考慮した」としています。
警察によりますと、長崎県職員でバス運転手の男性(63)は6月、筑紫市内の駐車場で、スリングショットを使って同僚の軽乗用車のドアを破損させたとして、器物損壊の疑いで9月9日に逮捕されていました。
男性(63)は逮捕当時、警察の調べに対し、「駐車場で石を放った記憶はあるが、被害者の車に向かって放った記憶はない」などと話し、容疑を否認していました。
北九州市のジュエリーショップで6月、総額3200万円相当のネックレスが奪われた事件で、警察は9日までに少年ら3人を逮捕しました。
警察によりますと、大牟田市の16歳の少年とみやま市の17歳の少年は共謀して6月、北九州市小倉北区竪町のジュエリーショップに押し入り、店員を刃物で脅してネックレス22点、時価総額3200万円相当を奪った疑いが持たれています。
2人はその後タクシーで逃走。
16歳の少年がネックレスの入ったリュックサックを福岡市内の公園のトイレに隠し、それを回収したとして、糸島市の左官工の男も逮捕・起訴されています。
警察の調べに3人とも容疑を認め、「SNSで指示を受けた」と話していることから、警察は「匿名・流動型犯罪グループ」、いわゆる「トクリュウ」による組織的な犯行とみて詳しく調べる方針です。
高校生に暴行を加えてタバコなどを奪ったうえ、全裸で土下座をさせたとして、男子高校生2人を強盗傷害などの疑いで逮捕です。
「被害に遭った少年は暴行を受けたうえ、この遊具の辺りで全裸で土下座を強要されたということです」
警察によりますと、宇美町と福岡市に住む高校生の少年2人は7月23日深夜、春日市内の公園で福岡市の男子高校生(16)の顔や頭に殴る蹴るの暴行を加え、金を要求しました。
そして所持品を出させてタバコやライターを奪い取り、「全裸で土下座しろよ」と強要。
服を脱がせて土下座させた疑いが持たれています。
高校生は顔の骨が折れるなどの重傷を負いました。
少年2人は友人への「態度が悪い」という理由で、SNSを通じて高校生を呼び出したとみられています。
警察の調べに「タバコはもらっただけ」などと供述し、容疑を一部否認しているということです。
9日未明、福岡県糸島市の国道で酒を飲んで車を運転したとして、19歳の女が現行犯逮捕されました。警察は一緒に乗っていた男性も同乗罪を視野に調べています。
警察によりますと9日午前2時半ごろ、糸島市波多江の国道202号で、ふらつきながら走る普通乗用車をパトカーで警ら中の警察官が発見しました。
飲酒運転が疑われるため停車を求めたところ、運転していた女から酒の臭いがしたということです。
飲酒検知を行ったところ、吐いた息から基準値を超えるアルコールが検出され、警察は自称・佐賀県唐津市の19歳のアルバイトの女を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
「間違いありません」と容疑を認め「きのう午後10時ごろ、自宅で350mlの缶酎ハイを3本飲んだ」と話しているということです。
車には知人の20代の男性が乗っていて、警察は同乗罪の可能性も視野に調べています。
京都府警宇治署は9日、京都府宇治市の無職女性(69)がSNS(交流サイト)上で投資話を持ちかけられ、現金約2500万円をだまし取られたと発表した。SNS型投資詐欺事件として調べている。
同署によると女性は7月15日ごろ、インターネット上の投資広告に促され、SNS内のグループに入会。「買い付けはAI(人工知能)で自動で行う」などと資金の運用を勧められ、8月21〜27日に約1500万円を計4回に分けて指定口座に振り込んだ。さらに「未公開株に当選した」などのメッセージも受けて9月26、29日、計約1千万円を送金したという。
京都市教育委員会は9日、自身が勤務する中学校で女子生徒を盗撮したとして、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで逮捕された男性教諭(43)を懲戒免職処分にしたと発表した。
【写真】名古屋ではカメラ30台押収
京都市教委によると、男性教諭は5月14日の放課後、京都市右京区の中学校運動場で清掃活動中だった女子生徒のスカート内をスマートフォンで撮影した。目撃していた別の生徒が保護者に相談して発覚した。6月4日に逮捕され、9月16日に右京簡裁から罰金70万円の略式命令を受けた。
京都市教委の聞き取りに対して「ニュースで見聞きするような動画が本当に撮影できるのかという考えが頭に浮かび、好奇心が湧き上がることをやめられなかった」と話しているという。
滋賀県甲賀署などは9日、詐欺の疑いで、茨城県つくば市、解体作業員の男(26)を逮捕した。特殊詐欺グループの「受け子」とみて調べている。
逮捕容疑は9月26日、氏名不詳者らと共謀し、滋賀県甲賀市在住の無職女性(72)宅に警察官を名乗って電話をかけ、銀行のキャッシュカード16枚をだまし取った疑い。
同署によると、少なくとも1300万円が引き出されたという。男は刑事をかたって女性からカードを受け取っていた。容疑を認めているという。
滋賀県長浜市木之本町金居原の国道303号で8日、八草トンネルの入り口で倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されたオートバイの運転手は、滋賀県警木之本署の調べで9日、香川県丸亀市、無職男性(52)と判明した。同署はトンネル入り口に衝突したとみて調べている。
【写真】事故現場のトンネル
投資名目で不正に現金を預かったとして、京都府警右京署は8日、出資法違反(預かり金禁止)の疑いで京都府京田辺市の資産管理事務所代表取締役の男(76)=岐阜県土岐市=と、息子の同取締役の男(43)=京田辺市=を逮捕した。
2人の逮捕容疑は共謀し、金融庁の許可を受けずに元本保証と高配当をうたい、2022年12月、知人の夫妻から計1980万円を振り込ませて預かった疑い。
同署によると、2人は夫妻に対し「米国債に投資すれば、元本保証の上、年5%の利率で配当を受けられる」などと勧誘したという。代表取締役の男は「お金を借りただけ」などと容疑を否認し、取締役の男は容疑を認めているという。
8日午前7時50分ごろ、京都市左京区高野上竹屋町の川端通で、登校中の小学3年の女児(8)がオートバイにはねられ、右脚骨折の重傷を負った。
【地図】事故が起きた京都市左京区高野上竹屋町
京都府警下鴨署によると、オートバイは同区のサービス業男性(30)が運転しており、信号のない交差点を横断中だった女児に衝突したという。男性も転倒して腰を負傷した。現場は片側1車線の直線道路。
販売したスマートフォンの代金を二重払いさせて現金をだまし取ったとして、京都府警木津署は8日、詐欺の疑いで、京都府木津川市の携帯電話販売店員の男(33)を逮捕した。
【地図】京都府木津川市
逮捕容疑は、9月20日午前10時40分〜午後0時45分ごろの間、勤務する木津川市の携帯電話販売店で、京都府和束町の無職男性(89)がスマートフォンを購入した際、代金の7万6780円を現金で受け取りながら、男性に無断でキャッシュレス決済でも請求し、現金分をだまし取った疑い。
同署によると、男性は購入後に明細を見て現金払いになっていないことに気づいたという。
福島県警は10日、用務員として勤務する小学校で女子児童のスカート内を盗撮しようとしたとして、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで、同県磐梯町の会計年度任用職員栗田陽平容疑者(41)を逮捕した。容疑を認めている。
東京メトロは10日、社員に不適切な言動をしたとして前社長の山村明義取締役が辞任したと発表した。内部窓口に8月に通報があり、外部弁護士が調査した結果、不適切な言動が事実だと認定した。指名・報酬委員会で辞任が妥当と判断し、この日の取締役会で辞任届を受理した。
山村氏は調査過程で自身の責任を重く受け止め、辞任の意向を示していたという。不適切な言動がパワハラに当たるのかなどを含め、詳細に関しては明らかにしていない。
法令順守体制に不備があったとして、小坂彰洋社長が月額報酬の20%を2カ月、リスク管理などを担当する上原淳副社長も10%を1カ月、それぞれ自主返納する。
日本学生野球協会は10日に開いた審査室会議で高校8件、大学1件の処分を決め、愛媛・宇和高の監督が部員への体罰や危険行為、報告義務違反で9月9日から18カ月の謹慎処分を受けた。顔や腹部を殴打したほか、グラウンドに正座させた部員にノックの打球を当てるなどの行為があった。
静岡・藤枝北高の監督は長期間にわたって多数の部員に暴言や体罰を繰り返したとして、7月28日から18カ月の謹慎処分。熊本・秀岳館高では部長が暴言と報告義務違反で8月17日から4カ月の謹慎が科された。
6日午前9時20分ごろ、岐阜県各務原市川島小網町の木曽川で、釣りに来ていた各務原市の無職男性(76)が、川に遺体が浮いているのを見つけ119番した。遺体は20〜30代の男性とみられ、目立った外傷はなかった。身元につながる所持品はなく、各務原署が身元や死因などを調べている。
署によると、遺体は身長約170センチの中肉で、いずれも黒色の長袖Tシャツ、長ズボン、スニーカーを身に着けていた。あおむけの状態で見つかった。
現場は各務原大橋から約30メートル下流で、水深約20センチ。
4日午後2時ごろ、岐阜県美濃市前野の長良川で、フィリピン国籍で名古屋市のアルバイトの女性(31)が遊泳中に流された。一緒に来ていた同僚に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は溺死。
関署によると、女性は正午ごろからアルバイト先の同僚8人とバーベキューに来ていた。雨の中、川に入った女性3人が流され、2人は自力で岸にたどりついたが、女性は15メートルほど流され、男性2人に岸に引き上げられたが意識不明の心肺停止の状態だった。
現場は美濃橋付近で、川幅約60メートル、深さ約1・5メートル。やや増水しており、流れは速く濁っていた。ライフジャケットは着けていなかった。
岐阜県警多治見署は3日、多治見市の50代の女性パート従業員が交流サイト(SNS)で投資に勧誘され、暗号資産498万円相当をだまし取られたと発表した。SNS型投資詐欺とみて調べている。
署によると、女性は先月10日ごろ、マッチングアプリで知り合った男から「仕事以外で稼げる」と投資話を持ちかけられ、指示されるまま暗号資産取引用アプリを登録。購入した暗号資産を、指定された送金先に送信したという。出金しようとすると残高がゼロだったため、詐欺を疑った女性が署に相談して発覚した。
桐生市役所の新庁舎建設に関する設計業務の入札を巡り、加重収賄などの罪に問われている元副市長の初公判が8日、さいたま地裁で開かれ、元副市長は起訴内容を認めました。
起訴状によりますと、桐生市の元副市長森山享大被告(52)は、桐生市の新庁舎建設に関し、入札事務を監督する立場だった2020年8月から12月までの間に、特定の会社に審査委員の氏名などの秘密事項を漏らし謝礼として10万円分の商品券を受け取った加重収賄などの罪に問われています。
さいたま地裁で8日、開かれた初公判で森山被告は起訴内容を認めました。検察側は論告で森山被告が違法性を認識していたとして「入札の公平性を害する悪質な犯行。結果も重大だ」と指摘し、懲役1年6カ月と追微金10万円を求刑しました。
一方、弁護側は最終弁論で森山被告が事件を重く受け止め、反省している点を考慮すべきだと訴えました。情状酌量を求めて即日結審しました。判決は11月25日に言い渡される予定です。
群馬県藤岡市が発注した公共工事をめぐって、官製談合防止法違反などの罪に問われた建設会社の元社長に対し、前橋地裁は7日、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
官製談合防止法違反と公競売入札妨害の罪に問われているのは、藤岡市の建設会社・多野産業の元社長で、藤岡商工会議所の元会頭の小坂祐一郎被告(70)です。
起訴状によりますと小坂被告は、市が去年7月に行った体育館の改修工事の一般競争入札で、副市長から最低制限価格を教えてもらい、同じ額で落札したとしています。これまでの公判で検察側は懲役1年6カ月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
7日の公判で柴田裕美裁判官は、「入札の公正・信頼を大きく害し、個人的な思い入れから犯行に及んだ」と指摘。一方で、「事実を認めて反省し、役職を辞任し一定の社会的責任を取っている」として、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。なお、被告の弁護人は判決後の取材に対し、控訴しない方針を明らかにしました。
10日午前8時15分ごろ、兵庫県尼崎市塚口本町1、阪急電鉄塚口駅のエスカレーターで、男が前に立つ女性のスカートにスマートフォンを差し入れているのを通行人の男性会社員(48)が気付き、取り押さえた。
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県警尼崎北署によると、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで現行犯逮捕されたのは同市の会社員の男(27)。「間違いない」などと容疑を認めているという。
路上で女性の体を触ったとして、兵庫県警姫路署は10日、不同意わいせつの疑いで同県姫路市の陸上自衛官の男(29)を逮捕した。署の調べに「わいせつな行為はしていません」と否認しているという。
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逮捕容疑は9月6日午前4時半ごろから4時45分ごろまでの間に、同市の路上で、帰宅中だった20代の女性2人の胸を触るなどわいせつな行為をした疑い。
同署によると、女性側が署に通報。付近の防犯カメラの映像などから男が浮上した。男は2人の女性のうち、1人とは知り合いだったという。
特殊詐欺を未然に防いだとして、兵庫県西脇署はJAみのり西脇支店(同県西脇市西脇)に署長感謝状を贈呈した。8月27日、西脇市内の60代の女性が同支店を訪れ、「還付金があると言われた」と伝えたため、対応した職員が特殊詐欺を疑い、西脇署に通報した。
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同署によると同日、女性宅に自動の音声ガイダンスで「日本年金機構の者です。年金の預かり金がある。手続きしないともらえない可能性がある」などと電話があり、女性が指示された番号を押すと、年金機構の職員を名乗る男につながった。男は「年金機構からの支給が4万円ほどある。金融機関へ通帳と印鑑を持っていき、受け取ってほしい」と話したという。
贈呈式では同署の田中義之署長が、西川健太郎支店長(54)に感謝状を手渡した。田中署長は「西脇署管内でも特殊詐欺被害が増加する中、JA職員の方々が被害者から話を聞くなど連携して対応していただいたことに深く感謝し、心強く思っています」とお礼を述べた。
西川支店長は「なかなか声かけが難しい場面もありますが、お客さまの被害を防ぐため、これからも職員にはしっかりと声かけをしていくように伝えます」と話した。(金井恒幸)
兵庫県警垂水署は9日、現住建造物等放火の疑いで、神戸市垂水区の無職の男を(63)を逮捕した。
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逮捕容疑は同日午後2時半ごろ、自宅の県営住宅の一室で、ライターでマフラーに火を付け、畳や衣類などを焼損させた疑い。容疑を認めている。
同署によると、出火後、男が近くのコンビニの店員に「自宅に火を付けた。警察に連絡して」と伝えた。県営住宅には約30世帯が住んでいるという。
20代男性に「稼げる仕事がある」と持ちかけ、特殊詐欺のかけ子グループが拠点を置くカンボジアへ連れて行ったとして、兵庫県警などは9日までに、国外移送目的誘拐の疑いで、グループ幹部や現地にかけ子を送り込む「リクルーター」の男ら計6人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
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捜査関係者によると、男性は昨年7月にカンボジアへ到着後、仕事が特殊詐欺のかけ子と知った。逃げられず、しばらく日本国内に特殊詐欺の電話をかける役に従事したが、グループに「家族が亡くなった」とうその説明をして帰国し、警察に保護された。
県警は、リクルーターの男らが姫路市周辺でかけ子の勧誘をしていたとみて捜査。男らは男性に飛行機のチケットを手配し、カンボジアへ連れて行った疑いがある。逮捕された6人にはリクルーター役の2人や、その2人に対する指示役がいるとみている。
8月上旬、男ら5人を同容疑で逮捕。詐欺容疑で複数回、再逮捕していた。一部は既に起訴されている。9日夜にはさらに男1人を逮捕。男性をスカウトした経緯や背後関係を調べ、事件の全容解明を進める。
西宮署は8日、西宮市内の不動産業の男性(81)が還付金名目で現金約900万円をだまし取られたと発表した。ATMで送金させられたとして、同署は電子計算機使用詐欺の疑いで調べる。
【写真】特殊詐欺にあった被害男性のメモ
同署によると、男性宅に5月8日、大手銀行職員を名乗る男から「保険の還付金がある。ATMで手続きしてください」などと電話があった。男性は指示に従い、同10日までに11回にわたりATMを操作して計約900万円を振り込んだ。「手続きが失敗したから再度操作して」などと指示され、何度も送金させられたという。
男性の家族が預金通帳を確認して不審な送金に気付き、被害が発覚した。
勤務先の葬儀場でお布施などを盗んだとして、川西署は8日、窃盗の疑いで、大阪市の元従業員の男(68)を逮捕した。調べに「盗んだことに間違いない」と容疑を認めているという。
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逮捕容疑は6月10日午前、当時勤めていた川西市の葬儀場で、喪主の親族の男性(58)からお布施や戒名代が入った封筒2枚を預かり、計10万円を抜き取って盗んだ疑い。
同署によると、男は葬儀直前、自ら封筒を預かると申し出たという。葬儀後、喪主らが住職に金額を確認すると、封筒2枚に計50万円を入れていたが、それぞれ5万円ずつがなくなっていたという。
図書館で面識のない女児の胸を触ったとして、明石署と県警生活安全特別捜査隊は9日、不同意わいせつの疑いで同市の会社員の男(40)を逮捕した。
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逮捕容疑は8月28日午後4時40分ごろ、明石市大明石町1のあかし市民図書館で、小学6年生の女児(12)に本棚の陰からわざとぶつかり、胸を両手で触った疑い。調べに容疑を認めているという。
同署によると、女児が同館職員に相談して被害が発覚。防犯カメラの映像から男の関与が浮上した。カメラには、被害発生前に本棚周辺を行ったり来たりするなど、不審な動きをする男の姿が映っていたという。
8日午後、淡路市の自営業女性(73)が「警察官を名乗る男らに50万円をだまし取られた」と淡路署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べる。
【写真】キャッシュカード盗まれた女性が語る「詐欺盗」の手口
同署によると同日午前10時半ごろ、女性の携帯電話に運送会社社員を名乗る男から「荷物にキャッシュカードが入っていた。送るのは違法」と連絡があった。女性が覚えがないと伝えると、福島県警の警察官を名乗る別の男からLINE(ライン)のビデオ通話で「告訴されており、現金を預ければ手続きを停止できる」と言われたという。
女性は通話しながら、市内のATMから指定された口座に50万円を振り込み。着信番号を不審に思い、届け出たという。
兵庫県警宝塚署は9日、宝塚市内の男性会社員(58)が、パソコンウイルスのサポート費用の未払い金名目で現金80万円をだまし取られたと発表した。詐欺の疑いで調べている。
【写真】「オレオレ詐欺」見抜いた私の警戒心かいくぐる手口 被害女性が語る
同署によると、8日午後1時20分ごろ、男性の携帯電話に「+1」で始まる電話番号から着信があった。NTTファイナンスを名乗る男は「1年前に契約しているようだ。個人情報保護委員会から電話がある」などと話し、その後に同委員会を名乗る男から「料金の未払いがある。調査するので一度料金を支払う必要がある。終了後に返金する」と説明したという。
男性は1年ほど前、パソコンの画面にウイルス感染の警告メッセージが表示された記憶があり、指示に従って同市内のコンビニのATMで2回にわたり指定先の口座に計80万円を振り込んだという。
送金した後、同委員会についてネット検索した際、やりとりしていた電話番号と正式な電話番号が異なることに気付いた。同委員会に問い合わせたところ、詐欺被害が分かった。
交流サイト(SNS)で知り合った何者かにうその投資を勧められ、現金と暗号資産(仮想通貨)を合わせて1448万円を詐取されたとして、神戸市須磨区に住む会社員女性(43)が9日、兵庫県警須磨署に被害を届けた。
【写真】被害女性が語る詐欺の手口
署によると、女性は7月下旬にフェイスブックで投資家を名乗る何者かと知り合った。LINE(ライン)でやりとりする中で「一緒に世界一周旅行したいね。いいもうけ話があるよ」と持ちかけられ、8月8日にインターネットバンキングで現金100万円を振り込んだ。
さらに暗号資産の投資を勧められ、指定されたアドレスに1348万円分を送金。女性は、家族と相談して詐欺を疑ったという。
兵庫県豊岡市城崎町、城崎温泉街の外湯「一の湯」の女湯に無断で侵入したとして、県警豊岡署などは9日、建造物侵入の疑いで松江市の自称ミステリー作家の男(48)を緊急逮捕した。調べに「この風呂に女性が入っていたかもしれないと考えると興奮する」と容疑を認めているという。
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逮捕容疑は、同日午前6時20分ごろ、同町湯島の温泉施設内の女性用浴室に正当な理由なく侵入した疑い。
同署によると、従業員の女性が営業開始前の女湯内に全裸で立つ男を発見した。「すみません」と言い、服を着て歩いて立ち去ったという。
施設は当時、清掃作業員などの出入りのため、正面玄関を無施錠にしていた。男はJR城崎温泉駅前にいるところを確保された。
無施錠の軽トラックから腕時計を盗んだとして、兵庫県警飾磨署は9日、窃盗の疑いで姫路市の無職の男(77)を現行犯逮捕した。調べに対し「盗んだことに間違いありません」などと容疑を認めている。
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逮捕容疑は同日午前10時40分ごろ、姫路市飾磨区中浜町3の建設現場で、軽トラックの助手席から腕時計1個(約8千円相当)を盗んだ疑い。
同署によると、大工の男性が建設現場で作業中、物音に気付き、駐車していた軽トラックの助手席を確認すると腕時計がなくなっていた。近くにいた男を呼び止めると、盗んだことを認めたため、同僚の男性が110番したという。
男は「たばこを盗もうと思って車を探していた」などと話しているという。
特殊詐欺の「受け子」や「出し子」の役割でキャッシュカードや現金をだまし取るなどしたとして、兵庫県警灘署は9日、詐欺と窃盗、電子計算機使用詐欺の疑いで、住所不定無職の男(25)を逮捕した。署の調べに「警察官になりすましてお年寄りからキャッシュカードをだまし取り、お金を引き出したり別の口座に振り込んだりしたことに間違いない」と容疑を認めているという。
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逮捕容疑は1月8日午後、何者かと共謀して神戸市灘区に住む女性(83)の自宅を訪問し、キャッシュカード3枚をだまし取った疑い。そのカードをATMで使って100万円を引き出し、さらに別の口座に99万8千円を送金した疑いも持たれている。
署によると、女性宅に警察官を装った何者かから「口座に犯罪で使われたお金が振り込まれている」などと電話があった。その後に警察官を名乗る男が訪ねてきてカードを持ち去った疑いがあるという。
「静かなる相場師」という名前のLINE(ライン)グループに招待され、株の投資名目で現金200万円をだまし取られたとして、神戸市中央区に住む契約社員の女性(44)が9日、兵庫県警葺合署に被害を届けた。
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署によると、女性は8月14日、LINEグループ「静かなる相場師」に突然招待された。加わると、別の参加者を装うアカウントから「一緒に投資しませんか」「勉強会に参加しませんか」などとメッセージが送られてきたという。
その後、さらに別のライングループに招待され、「株投資で利益が出せる」などと持ちかけられた。女性は9月22日~10月6日、その資金として計6回、何者かの口座に送金したという。
女性は、貯金が少なくなったことや追加の入金を要求されたことなどから家族に相談した。
アルバイト先の飲食店で同僚の財布を盗んだとして、兵庫県警有馬署は9日、窃盗の疑いで、神戸市北区に住むアルバイトの女(19)を逮捕した。署の調べに対して「間違いない」と容疑を認めているという。
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逮捕容疑は8月17日午後3時40分~9時40分ごろ、北区内の飲食店で、アルバイト中にバックヤードの机に置いてあった別のアルバイトの女性(20)のかばんから、現金2万2千円が入った財布(約9万5千円相当)を盗んだ疑い。
署によると、なくなった財布と似たものを女が使っているのに女性が気付いて署に連絡した。署は、当日の勤務状況などから女が関与した疑いが強いと判断したという。
JR三ノ宮駅のエスカレーターで女子高校生を盗撮したとして、兵庫県警生活安全特別捜査隊と葺合署は9日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで、神戸市須磨区に住む会社員の男(43)を逮捕した。県警の調べに対して「制服の女子高生のスカート内を撮影するためにスマホを差し入れた」と容疑を認めているという。
【写真】JR駅の盗撮相次ぐエスカレーター
逮捕容疑は5月21日午前10時20分ごろ、JR三ノ宮駅構内の上りエスカレーターで、前に立っていた高校生のスカートにスマートフォンを差し入れて撮影した疑い。
署によると、高校生が盗撮されていると感じて振り返り、立ち去っていく何者かの写真を撮って近くの交番に届けたという。県警は、この写真データや周辺の防犯カメラの映像を解析するなどして男が関与した疑いが強まったと判断した。
埼玉県警越谷署は9日、越谷市の自営業男性(58)がSNS型投資詐欺で約4678万円をだまし取られたと発表した。
女性会社員、2億1785万円を失う 友人から現金を借りて54回送金「利益が大きすぎ」…友人に相談し詐欺発覚
日本郵便関東支社は9日、新越谷郵便局(埼玉県越谷市)の40代男性局員が、自分が受取人ではない郵便物2通を管理者に報告せず、私物の通勤用かばんに隠匿していたと発表した。同社は10月8日付で男性局員を懲戒解雇とした。
懲戒処分…消防署員ら12人、食品を配送していた 副業禁止のはずが 最大15万円の報酬、5人は減給処分に
埼玉県警朝霞署は9日、不同意わいせつ容疑で、富士見市西みずほ台2丁目、会社員の男(30)を再逮捕した。
終電なし…男に触られる女性、寝過ごしてカラオケ店へ 再び男が現れて強制性交「盗撮写真をばらまくぞ」
9日午後3時42分ごろ、埼玉県志木市の東武東上線柳瀬川駅構内で、ホームにいた20代ぐらいの男性が池袋発川越市行き下り急行列車(10両編成)にはねられ、死亡した。
東武東上線、前日も女性死亡…2日連続事故 昼過ぎの駅で そして翌日は男性死亡 死亡した女性は30代か
東武鉄道によると、東武東上線は9日午後3時43分ごろ、柳瀬川駅で発生した人身事故の影響により、志木―川越市間で運転を見合わせていたが、午後5時15分ごろ運転を再開した。
人身事故があった東武練馬駅の位置【地図あり】
埼玉県さいたま市西区の住宅で昨年9月18日、男らが押し入った強盗事件に実行役として関与したとして、住居侵入や強盗致傷などの罪に問われた、いずれも無職の男(35)、男(25)、男(21)の裁判員裁判の初公判が2日、さいたま地裁(小池健治裁判長)で開かれた。いずれも「間違いありません」と起訴内容を認めた。
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佐賀南署は9日、佐賀市の30代男性が約220万円をだまし取られる「SNS(交流サイト)型ロマンス詐欺」事件が発生したと発表した。
同署によると、男性は昨年5月ごろにSNSで知り合った女性をかたる人物から「光熱費が足りない」「自転車でひかれた。皮膚移植の手術もしないといけない」などと言われ、今年7月までに161回にわたって指定の口座などに現金や電子マネー計約219万円を送金した。家族から詐欺ではないかと指摘され、警察に届け出た。
佐賀県内の60代女性が5億円をだまし取られたニセ電話詐欺事件。佐賀地裁で8日に行われた被告(21)=横浜市=の初公判では、検察側の冒頭陳述などから現金の引き渡しが周到に計画されていた事件当時の状況が浮かび上がった。
「佐賀から横浜に荷物を運ぶだけで報酬10万円」。被告は知人からそう紹介され、「詐欺の仕事かもしれない」と思いながらも引き受けた。3月下旬ごろ、指示に従って佐賀県へ向かい、女性の自宅付近に待機した。
現金の受け取り役の男が女性からだまし取ったり、別の男に渡したりしていて、持ち逃げしないよう見張るのも被告の役割だった。現場から少し離れた路上で大金が入ったバッグを受け取り、横浜市へ戻って指定の公園の公衆トイレで別の回収役にバックを渡した。見返りとして得たのは10万円だった。
公判では、女性が金融機関を訪れてバッグを持って出て行く様子が映った防犯カメラの記録なども示された。「5億円以上のお金をだまし取った犯人を許すことはできない。捕まえて厳しく処罰してください」との女性の供述調書が読み上げられた。(取材班)
佐賀県内の60代女性が5億円以上をだまし取られたニセ電話詐欺事件を巡り、現金の回収役などで関わったとして詐欺罪に問われた横浜市の無職(21)は8日、佐賀地裁(山田直之裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。事件の公判が開かれたのは初めて。
検察側は冒頭陳述で、被告が事件に加担した経緯について「詐欺の仕事かもしれないと認識しつつ、知人から(回収役を)引き受けた」と説明した。現金を受け取る「受け子」役らの動向を見張り、回収した現金入りのバックを横浜市まで持ち帰って別の人物に引き渡したことも明らかにした。
起訴状によると、氏名不詳者らと共謀して3月18日から同27日までの間、女性に電話で検察官になりすまして「犯罪収益取得の疑いを調査するため、現金を預ける必要がある」などとうそを言い、女性の自宅で2回にわたって計約2億円を受け取り、だまし取ったとしている。
県警によると、女性は2〜3月、警察官や検察官などを装うニセ電話詐欺の手口で約5億3540万円をだまし取られた。これまでに受け子役や見張り役などをしていたとみられる20〜70代の男計6人を逮捕している。(取材班)
伊万里署は8日、有田町の40代女性が約400万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると昨年10月、女性がサイトのアンケートに答えると「10億円当選しました」との表示が出た。その後、担当者を装う人物との当選金を受け取る手続きのやりとりで「10億円を受け取るためには、情報をデータバンクに登録する必要がある。登録料としてギフトカードを購入し、コード番号を送らなければならない」などと言われた。
女性は今年8月までに85回にわたって電子ギフトカード計約395万円分を購入し、コード番号を伝えた。当選金を受け取れなかったため弁護士に相談し、同署に被害を届け出た。
佐賀県警は7日、大麻密売事件を巡って麻薬取締法違反(営利目的譲り渡し)などの容疑で、福岡県小郡市の自称会社員の男(32)や同県うきは市の無職の男(31)ら男女15人を逮捕したと発表した。このうち小郡市の男は密売人、うきは市の男は大麻の栽培役とみている。
佐賀県警組織犯罪対策課によると、昨年2月に鳥栖署が盗品等処分あっせん容疑で逮捕した男2人の証拠品を調べる中で、大麻に関する情報を入手した。佐賀、福岡両県警の合同捜査で昨年3月以降、みやき町や基山町などの18〜42歳の15人を逮捕した。このうち10人は密売人の客だった。
一連の捜査で乾燥大麻約267グラム(末端価格約133万5千円相当)、覚醒剤約1・4グラム(同約8万1千円)などを押収している。
大町町のふるさと納税事業を巡る贈収賄事件で、贈賄罪に問われた業者側の被告(67)=江北町=の公判が7日、佐賀地裁(山田直之裁判長)であり、検察側は懲役10月を求刑した。弁護側は罰金刑が相当と訴え、結審した。判決は11月19日。
検察側は論告で「自社の売り上げ確保のためにプロポーザルを是が非でも勝ち取ろうと考えた」と指摘。謝礼で賄賂を渡したとして「動機、経緯は身勝手かつ自己中心的」と非難した。弁護側は「情報提供がなくても(被告の)会社が受注していたことは確実だった」などと主張した。
起訴状によると、ふるさと納税事業の業務委託のプロポーザルに関し、「オフィスPDC」の代表だった被告は2022年12月、他の参加事業者の企画提案書の画像を当時町企画政策課長(60)=加重収賄罪で公判中、懲戒免職=から提供を受け、翌23年に10万円を渡したとしている。
佐賀北署は7日、佐賀市の20代女性が約340万円相当をだまし取られる「SNS(交流サイト)型投資詐欺」事件が発生したと発表した。
同署によると、女性は5月下旬ごろ、SNSを通じて株式投資関連のグループに招待され、グループ内で投資の「エリートチーム」への参加を促された上、「もし100万円を使って取引すれば、1カ月後に利益が倍増する可能性がある」などと投資を持ちかけられた。7月2日までに指定のコインアドレスに計約340万相当の暗号資産を送金し、だまし取られた。
6日午前10時40分ごろ、白石町坂田の県道で、軽乗用車がガードレールに衝突しているのを通行人が発見し、119番した。軽乗用車を運転していた同町深浦の女性(83)は、搬送先の病院で死亡が確認された。
白石署によると、現場は見通しのよい片側1車線の直線。軽乗用車は道路沿いのガードレールにぶつかり、前部が破損していた。原因などを調べている。
6日午前8時ごろ、小城市小城町の県道佐賀外環状線で、横断歩道を歩いて渡っていた近くの女性(82)がライトバンにはねられ、頭などを強く打ち、搬送先の病院で約5時間後に死亡が確認された。
小城署によると、現場は見通しのよい片側1車線の直線。同署はライトバンを運転していた福岡市博多区東比恵2丁目、自称会社員の男(49)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで現行犯逮捕した。今後、過失致死容疑に切り替えて捜査する。
複数の男と共謀し県内の60代の女性から現金約2億円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた男の初公判が開かれ、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、横浜市に住む無職・橋口彪翔被告21歳は今年3月、複数人と共謀した上で検察官などになりすまし、県内に住む60代の女性から現金2億円あまりをだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。
8日佐賀地裁で開かれた初公判で橋口被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
また、橋口被告は今年2月から3月にかけて同じ60代女性から現金約2億円をだまし取ったとして7日付で詐欺罪で追起訴されています。
橋口被告は、受け子などの見張り役や受け子が取ったお金を受け取る回収役を担っていたとされ事件の被害額は約5億円とされています。
橋口被告と共謀しこの事件で逮捕・起訴された他の男たちの公判も今後予定されています。
大町町のふるさと納税の業務委託をめぐる贈収賄事件で、元課長に現金を渡した罪に問われている男の裁判で、検察は懲役10か月を求刑しました。
起訴されているのは、江北町の会社員米原正彦被告67歳です。
米原被告は大町町のふるさと納税の業務委託の入札をめぐり、当時の企画政策課長・古賀壯被告から“別の業者”の企画提案書を受け取り、その見返りとして現金10万円を渡した贈賄の罪に問われています。
米原被告は初公判で黙秘していましたが、起訴内容を認めていました。
裁判は7日結審し、検察側は、「公務員の職務の公正を害する程度が極めて大きく、国民の信頼をも破壊する悪質なもの」などとし、懲役10か月を求刑。
一方、弁護側は、「金額が少額ですでに社会的制裁を受けている」として罰金刑を求めました。
判決は11月19日に言い渡されます。
元課長の古賀被告には、すでに懲役1年6カ月などが求刑されていて、10月28日に判決が言い渡されます。
大麻の密売や栽培、購入をしたとして佐賀や福岡など合わせて15人が逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いなどで逮捕されたのは、福岡県の11人と佐賀県の3人、大分県の1人の合わせて15人です。
このうち、福岡県小郡市の自称会社員・矢野智架容疑者32歳は大麻の密売、福岡県うきは市の無職・明里健輝容疑者31歳は大麻の栽培をしていた疑いが持たれています。
また、みやき町と基山町の20代から40代の男女3人は大麻を購入した疑いです。
この事件は、去年2月、別の容疑で逮捕された、福岡県久留米市の男2人が大麻を所持していたことから、県警と久留米警察署が合同捜査を行っていたものです。
これまでに乾燥大麻など合わせて約270グラムが押収されています。
斜面が崩落した影響で通行止めとなっている日本海東北道の遊佐比子インターチェンジで追突事故が発生した。この事故で、追突した車に乗っていた42歳の男性が死亡した。
9日午前6時50分ごろ、日本海東北道・上りの遊佐比子ICで、本線の道路上に止まっていたトラックに軽ワゴン車が追突した。
消防によると、この事故で、軽ワゴン車を運転していた遊佐町当山の水道工事業・高橋恒平さん(42)が、意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡した。
死因は出血性ショックだった。
日本海東北道は8日、斜面の盛り土が崩落した影響で、遊佐比子ICから酒田みなとICまで全面通行止めが続いている。
事故現場は崩落した場所の近くで、警察によると、「通行止め」を知らせる看板を積んで本線上に停められていた無人のトラックに、秋田方面から走ってきた高橋さんの車が突っ込んだという。
警察は、高橋さんが病気などにより意識を失った可能性も含め、事故の詳しい原因を調べている。
斜面が崩落した影響で、8日から通行止めとなっている日本海東北道の遊佐比子インターチェンジ付近で追突事故が発生し、50代の男性が意識不明の重体となっている。
9日午前7時15分ごろ、日本海東北道・上りの遊佐比子IC付近で、道路上に止まっていたトラックに軽ワゴン車が追突した。
消防によると、この事故で、軽ワゴン車を運転していた50代の男性が意識不明の重体となっている。
日本海東北道は、8日に斜面の盛り土が崩落した影響で、遊佐比子ICから酒田みなとICまで全面通行止めが続いている。
事故現場は崩落した場所の近くで、警察によると、「通行止め」を知らせる看板を積んで本線上に止めていた無人のトラックに、男性の軽ワゴン車が突っ込んだという。
警察が事故の詳しい原因を調べている。
女子大生になりすまし、男性から現金をだまし取ったとして、警視庁少年事件課は詐欺の疑いで、宮城県仙台市の高校1年の男子生徒(15)を再逮捕した。調べに「オンラインカジノを続けるため、たくさんのお金が欲しかった」と話し、容疑を認めている。
恋愛感情につけこむ「ロマンス詐欺」の手口で、男子生徒は「だました男性は30人以上、500万円になると思う」と話している。
再逮捕容疑は、令和6年8月~7年3月、30代男性に、架空の女子大生になりすまし、71回にわたって電子マネーを送金させるなど計134万5千円をだまし取ったとしている。男性とはインターネット上の掲示板で知り合い、ネット上で見つけたわいせつな動画を送るなどして送金させていた。
同課によると、男子生徒は中学1年のころにオンカジを始めたとみられる。熱中していたゲームアプリでより有利な条件でプレーするため、SNSで販売されていた高額なアカウントを購入しようとしたのがきっかけだったという。男子生徒は8月以降、同じ男性に対する別の詐欺容疑で2回、逮捕されていた。
兵庫県姫路市の路上で20代女性2人にわいせつな行為をしたとして、姫路署は10日、不同意わいせつの疑いで、陸上自衛隊姫路駐屯地所属の自衛官の男(29)を逮捕した。同署によると「わいせつなことはしていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は9月6日午前4時半~4時45分ごろ、同市内の路上で、いずれも25歳の女性2人に対して胸を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。
署によると、防犯カメラの捜査などから男の関与が浮上した。男は女性2人のうち1人と面識があり、事件当時は3人で話しながら歩いていたという。署は経緯などを詳しく調べている。
姫路駐屯地は取材に「現在詳細を確認中のためコメントは差し控える」としている。
2025年10月9日の夜、兵庫県伊丹市の路上で男子中学生が若い男女数人から頭などを殴られ、スマートフォンを奪われました。
特殊詐欺グループのかけ子として働かせようと20代の男性を拠点となっているカンボジアに連れて行ったなどとして兵庫県警は男ら6人を逮捕しました。
兵庫県神戸市は、所有者不明の空き家を売却した際に、国に納めていた余剰金を各自治体が活用できるよう政府に要望したと発表しました。
自宅で大麻を所持していたとして兵庫県警の警察官が逮捕されていたことが分かりました。
8日午後10時45分ごろ、岡山県吉備中央町西、農業川野克己さん(66)方から出火。いずれも木造2階の母屋と離れの2棟(1階計約300平方メートル)を全焼した。
岡山北署によると、川野さんは妻らと3人暮らしで、いずれも逃げ出して無事だった。川野さんが隣接する倉庫にあったコンバインの付近から火が出ているのに気付き、家族が119番した。原因を調べている。
7日午後6時5分ごろ、岡山県真庭市美甘の国道181号で、歩いていた同所、小売業河内節子さん(91)が岡山県真庭郡、男性会社員(52)のトラックにはねられ、全身を強く打ち死亡した。
真庭署によると、現場は横断歩道や信号がなく、片側1車線の緩やかなカーブ。詳しい状況を調べている。
岡山県高梁市内の病院で昨年7月、看護師の女性(39)を刃物で刺し殺そうとしたとして、殺人未遂罪などに問われた高梁市、作業員の男(33)の裁判員裁判で、岡山地裁は7日、懲役8年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
判決理由で本村暁宏裁判長は「鋭利なナイフで無防備な被害者を攻撃し続けた。人命を軽視するもので強い非難に値する」と指摘。交際解消後も女性への思いを断ちきれず、被害妄想的な思い込みから殺害を決意した動機に触れ「自己中心的で身勝手。同情の余地はない。同種事案の中でも重い部類に属する」とした。
判決では昨年7月8日、女性の腹や胸をナイフで4回刺し、殺害しようとした。女性は後遺症を伴う重傷を負った。
岡山市中区今在家の防災ステーションに塗料で文字を大書したとして、岡山中央署は7日、器物損壊の疑いで、同市東消防署予防係消防士長の男(60)=同市中区=を逮捕した。
逮捕容疑は5月6日午前3時20分ごろ、旭川河川敷にある国土交通省の「旭川今在家河川防災ステーション」駐車場で、白色のスプレー塗料で「国の土地だ 市消防に専有の権利はない」(縦約0・6メートル、横約13・0メートル)とアスファルトに大書し汚損した疑い。「やっていない」と容疑を否認している。
署などによると、駐車場を管理するステーション内の市中消防署から通報があり、防犯カメラ映像などから容疑を固めた。
男は1985年の採用で、2024年4月から現職。市消防局は「残念で重く受け止める。事実関係を確認して厳正に対応する」としている。
岡山県玉野市の史跡・常山城跡にある「常山女軍」の慰霊碑など44基が倒された事件で、玉野署は7日、礼拝所不敬の疑いで倉敷市、高校2年男子(17)を逮捕した。
【写真】「幸運アンバサダー」の松永鈴帆さん
逮捕容疑は、知人で会社員の男(22)=倉敷市、礼拝所不敬罪などで起訴=ら3人と共謀。5月31日未明、常山城跡(玉野市宇藤木など)で慰霊碑や石仏を蹴り倒すなどした疑い。容疑を認めている。
署によると、9月上旬に逮捕した男らの取り調べなどから容疑を固めた。
岡山市内の路上で少女7人に卑わいな言動をしたとして、岡山西署は7日、岡山県迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動)の疑いで、岡山市北区、無職の男(26)=児童買春・ポルノ禁止法違反罪などで起訴=を再逮捕した。逮捕は4回目。
再逮捕容疑は昨年3月22日~今年7月8日の間、4回にわたり、10代少女5人と10歳未満の女児2人の計7人=いずれも県南部=に卑わいな言動をしたほか、わいせつな画像を見せつけた疑い。「(卑わいな言動は)よく思い出して話すかどうか決める。(見せつけたのは)一見男性器にみえる犬の画像だった」と供述している。
男はこれまでに、別の少女4人にみだらな行為やわいせつ行為をしたとして逮捕された。岡山市立岡山中央小の元講師で、9月30日に懲戒免職処分となっている。
知人女性の携帯電話にメッセージを送信し、面会を要求したとして、強要未遂の容疑で男が逮捕されました。この男は恐喝未遂の疑いでも先月逮捕されています。
強要未遂の疑いで逮捕されたのは、静岡県富士市に住む無職の男(43)です。男は7月中旬、知人で県東部に住む20代の女性に面会を要求するメッセージを送った疑いが持たれています。女性が警察に届けたため、面会要求は未遂に終わりました。
男は先月19日、20代女性に金を要求した恐喝未遂の疑いでも逮捕されています。警察は男の認否を明らかにしていません。
9日夜、静岡県菊川市で発生したひき逃げ事件で、73歳の男が逮捕されました。男は容疑を一部否認しています。
過失運転致傷と道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、掛川市に住むパート従業員の男(73)です。警察の調べによりますと、男は9日午後8時ごろ、乗用車を運転中に菊川市内で自転車に衝突。そのまま逃走した疑いが持たれています。自転車に乗っていた40代の男性は、側溝に転落して軽傷を負いました。
警察は周囲の防犯カメラの映像などを捜査して車を特定。さらに警察官が現場近くに停車していた不審な車を見つけ、職務質問した所、容疑者の男だったということです。男は「何かにぶつかったことは認知していたが、人だと思っていなかった」と容疑を一部否認しています。
静岡県伊豆の国市で9日60代の男性が年金事務所員を名乗る男からの電話で現金250万円をだまし取られました。警察が注意を呼びかけています。
9日午後5時半頃伊豆の国市に住む60代男性の自宅に、三島年金事務所を名乗る男から電話がありました。
警察によりますと、男性は「年金の余剰金を返却するのでATMで手続きをしてほしい」などと説明され、男に指示された通り市内の金融機関のATMを操作したところ、他人の銀行口座に現金250万円が振り込まれたということです。
警察は「年金の戻りがある」という言葉や、ATMに行って操作させる指示は詐欺であると注意を呼びかけています。
また、詐欺電話を避けるためには国際電話利用休止の申し込みを勧めています。
静岡市の路上に止めていた自転車の前かごから財布を盗んだとして、62歳の男が9日、逮捕されました。
窃盗容疑で逮捕されたのは、静岡市駿河区の62歳の無職の男です。警察の調べによりますと、男は9月23日午後3時ごろ、静岡市葵区の路上に止めていた33歳の女性の自転車の前かごから、現金1万4000円が入った財布を盗んだ疑いがもたれています。警察によりますと、男は女性が自転車から少し離れたすきを見て、犯行に及んだとみられています。警察は周辺の防犯カメラを確認するなど所要の捜査を行い、男の逮捕に至った、ということです。警察の調べに対して、男は「私がやった覚えがある事件です」と容疑を認めている、ということです。
9日午後8時前、静岡県菊川市で自転車に乗っていた男性が車に追突され、けがをする事故がありました。車はそのまま逃走したことから警察はひき逃げ事件として調べています。
警察によりますと、30代から40代ぐらいの男性が、菊川市赤土の市道を自転車で走行中、車に追突され側溝に転落しました。男性は警察に「車に追突された。車がそのまま逃げた」と通報。駆け付けた警察官に胸と背中の痛みを訴え、救急車で病院に搬送されました。
男性は逃走した車の特徴などは確認しておらず、警察がひき逃げ事件として捜査しています。
静岡市のドラッグストアで商品の洗剤のふたを開けたとして、79歳の女が逮捕されました。この店では頻繁に商品にいたずらされていて、警察官が張り込んでいました。
器物損壊容疑で逮捕されたのは静岡市葵区の79歳の無職の女です。警察によりますと、女は9日午前9時ごろ、葵区内のドラッグストアで、洗濯用洗剤のふたを開けた疑いがもたれています。この店では最近、頻繁に商品がいたずらされていて、警戒していた警察官が女を現行犯逮捕しました。警察の調べに対して、女は「触っただけ」と容疑を否認している、ということです。
2025年に入って警察官が5人逮捕されるなど不祥事が相次いでいることを受け、静岡県警は臨時署長会議を開き、綱紀粛正を図りました。
会議には静岡県警本部長ら幹部と、県内28の警察署長らおよそ70人が出席しました。
県警では今年に入って過去最多タイとなる5人の警察官が逮捕されています。
冒頭の訓示で松永由弥子公安委員長は、9月交番の女性用トイレを盗撮したとして警部が逮捕された事件に触れました。
松永由弥子公安委員長
「男性警部が逮捕された事案に関しては、組織内で非違事案防止に取り組んでいるところであり、大変心を痛めています」
また9月赴任した久田誠県警本部長は。
久田誠本部長
「飲酒運転や不正口座開設など、国民の取り締まり要望が非常に強く、全国警察が総力を挙げて取り締まりに注力している犯罪であり、全県民の信頼を損なう重大な事案であります」
臨時の警察署長会議の開催は不祥事が相次いだ2023年以来です。
10月9日夜、静岡県菊川市の市道で、車を運転中、前方を走る自転車に追突し、そのまま逃げたとして、70代のパート従業員の男が警察に逮捕されました。男は企業の従業員を車で送迎する仕事の最中だったということです。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、菊川市中方のパート従業員の男(73)です。容疑者の男は、9日午後7時40分頃、菊川市赤土の市道で車を運転し、前方を走る同市内に住む契約社員の男性(42)の自転車に追突、相手にけがをさせたものの、そのまま逃走した疑いが持たれています。被害者の男性は側溝に転落し、胸や背中を打つなどのけがをしましたが、命に別状はないということです。
現場は片側一車線の見通しの良い直線で、警察が付近の防犯カメラの映像などから逃げた車の行方を追っていたところ、パトロール中の警察官が事故車両を発見、近くにいた男に話を聞き、逮捕しました。容疑者の男は「何かにぶつかったことは間違いない」と話しているということです。
警察によりますと、事故を起こした車両には、数人が乗っていて、容疑者の男は企業で働く従業員を車で送迎する仕事の最中だったということです。
10月9日夜、静岡県菊川市の市道で、自転車の男性に車が接触し、側溝に転落した男性が軽いけがをしました。車はそのまま逃走したため、警察はひき逃げ事件として捜査しています。
9日午後7時40分頃、菊川市赤土の市道で、自転車に乗っていた30〜40代の男性に後ろから走ってきた車がぶつかり、車はそのまま逃走しました。
男性は側溝に転落し、胸や背中を打つなど軽いけがをしました。
警察によりますと、男性から警察に「車に追突された。車はそのまま逃げた」と通報があったということですが、男性は接触した車を見ておらず、車の特徴などは不明ということです。
警察はひき逃げ事件として、付近の防犯カメラの映像などをもとに、捜査しています。
警察官の逮捕が相次いでいることを受け静岡県警は臨時の警察署長会議を開きました。県警トップは「警察のあるべき姿を取り戻す」と訓示を述べています。
【写真を見る】警察官の逮捕が相次ぎ…本部長「あるべき姿を取り戻す」臨時警察署長会議 =静岡県警
10月9日の臨時会議には公安委員会のメンバーと県警トップの久田誠本部長や県内28の警察署長、本部の幹部らが集まりました。
静岡県警をめぐっては9月、静岡南警察署に所属する警部の男が交番で盗撮をした疑いで逮捕されるなど、2025年に入って5人の警察官が逮捕されていて8人が懲戒処分を受けています。
<静岡県警 久田誠 本部長>
「いまこそ誇りと使命感を持って国家と国民に奉仕するという警察のあるべき姿を取り戻す」
久田本部長はこのように述べ県民からの信頼回復に向けて
・警察職員の綱紀粛正の徹底
・実効性のある不祥事防止対策
などについて方針を示しました。
今後、各警察署では10月9日の会議で示された内容に沿って具体的な対策を講じていくことになります。
2025年に入ってから逮捕された静岡県警の警察官です。
1月には、銀行口座の不正開設の疑いと住宅の敷地に侵入した疑いであわせて2人が逮捕され、5月、6月とそれぞれ1人、9月には交番で盗撮をした疑いで1人が逮捕されました。
2025年に入って5人の警察官が逮捕されていて、8人が懲戒処分を受けています。県民からの信頼回復にむけ綱紀粛正の徹底が大きな課題となっています。
10月8日夜、静岡県富士宮市で歩いていた女性に車がぶつかって軽いけがをさせ、そのまま逃走しました。警察はひき逃げ事件として捜査しています。
8日午後8時頃、富士宮市杉田の市道で、歩いていた静岡県富士市に住む会社員の女性(21)に、後ろから走ってきた車がぶつかり、車はそのまま逃走しました。
車の左側のミラーが女性の腕にぶつかり、女性は腕を打撲するけがをしました。
警察によりますと、車は白色だったということです。
警察は、ひき逃げ事件として逃げた車の行方を調べています。
10月8日午後、静岡県焼津市の国道150号交差点で、車2台と、自転車が絡む事故があり、自転車に乗っていた80代の男性が重体、それぞれの車を運転していた男性が重軽傷を負いました。
8日午後2時頃、焼津市三和の国道150号の交差点で、軽乗用車とワンボックスカーが出合い頭に衝突し、さらに軽乗用車が交差点を走っていた電動アシスト自転車に衝突しました。
この事故で、電動アシスト自転車に乗っていた同市中新田に住む無職の男性(87)が頭部を打ち重体、軽乗用車を運転していた同市五ケ堀之内の無職の男性(76)が全身を打ち重傷、ワンボックスカーを運転していた、同市下小田の会社員の男性(35)が軽いけがをしました。
現場は信号機のある交差点で、警察が事故の詳しい原因を調べています。
宇都宮市緑が丘小で24日の給食で出されたおかずに、ホチキスの針1本が混入していたことが25日、市教委への取材で分かった。
市教委によると、4年生の児童1人がモヤシとニンジン、ニラが入った「おひたし」を口に入れた際、異物に気付いたという。ホチキスの針は約1センチで、児童はすぐに口から出してけがなどはなかった。
仙台市は10月10日、市内の居酒屋で、刺身の盛り合わせを食べた40代の男性がアニサキスによる食中毒を発症したと発表した。
市によると、食中毒が発生たのは、青葉区の居酒屋「伊達な仙台炉端強次朗」。
40代の男性は7日午後6時ごろ、この店でヒラメやスズキ、マグロなどの刺身盛り合わせを食べた。
その約14時間後の8日午前8時ごろ、腹痛を発症し、翌日9日に医療機関を受診したところ、アニサキスが摘出された。
男性は、発症前の3日間で他に、魚介類の生食をしていなかったことなどから、市保健所はこの店の刺身が原因と断定し、冷凍処理されたものを除く生食用の魚介類の提供を1日間停止する処分とした。
男性は、入院はしておらず、快方に向かっているという。
また、男性は当時、31人のグループで居酒屋を利用していて、他の30人には食中毒の症状は見られていない。
宮城県内では今年に入り、この男性を含めて、314人が食中毒を発症している。
今年8月、青葉区内の路上で、20代の女性に対し、わいせつな行為をしたとして私立高校の教師の男が、逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、東北高校の教師の男(38)です。
警察によりますと、男は今年8月11日午後11時半ごろ、青葉区内の路上で、20代の女性に対し、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
警察は、被害者保護の観点などから、男の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、男は当時、酒に酔った状態だったということで、当時の状況を詳しく調べています。
2025年9月、仙台市泉区の住宅で60代の女性の背中を刃物で刺したとして逮捕・送検された30代の女性について、仙台地検は不起訴処分としました。
10月10日付けで不起訴処分となったのは、仙台市泉区の30代の女性です。
女性は9月21日午後2時ごろ、泉区に住む60代の大学講師の女性の自宅リビングで、女性の背中をナイフで突き刺した殺人未遂の疑いで逮捕・送検されていました。
警察の調べに対し、逮捕・送検された女性は容疑を認めていて、刺された女性は病院に運ばれましたが、命に別条はありませんでした。
仙台地検は処分の理由について「捜査の結果、判明した諸事情を踏まえ、公訴を提起しないこととした」としています。
宮城県栗原市の山林で、クマに襲われたとみられる女性が死亡し、別の女性が行方不明となってから、10月10日で1週間です。現場では10日も捜索が続けられています。
記者リポート
「事故発生から1週間。現場では警察がパトカーで巡回し捜索にあたっています」
栗原市では10月3日、キノコ採りをしていた志水春江さんが山の中で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
一緒に来ていた別の70代の女性は行方不明となり、2人はクマに襲われたとみられています。
発生から10日で1週間。警察などは2次被害防止のため山の中には入らず、パトカーとドローンで女性の捜索を続けていますが、これまでに手がかりは見つかっていません。
また、現場の近くでは箱わなが2基設置されましたが、これまでに子グマ2頭が捕獲されたものの、志水さんを襲ったとみられるクマは捕獲されていないということです。
おととし、宮城県南三陸町で見つかった身元不明の遺骨が、東日本大震災で行方不明となっていた岩手県の当時6歳の女の子のものであることが分かりました。
身元が判明したのは岩手県山田町の山根捺星さん、当時6歳です。
山根さんの遺骨はおととし2月、南三陸町にある建設会社が歩道橋の補修後に行った分別作業の際に見つかり、警察が身元の確認を進めていました。
警察がDNA型鑑定などを行った結果、山根さんの下あごの骨の一部だと分かったということです。
山根さんの遺骨は後日、家族に引き渡される予定で、家族は「諦めていたところに連絡をいただき驚きましたが、大変うれしい気持ちです」とコメントしています。
東日本大震災の発生から10月11日で14年7カ月となります。
仙台市宮城野区のスポーツ施設から車止め用のポールを盗んだとして逮捕・起訴された男が、公園のポールを盗んだ疑いで再逮捕されました。
警察によりますと、青葉区台原の会社員・佐藤健一容疑者(57)は、今年5月から8月の間に、宮城野区の公園からステンレス製の車止めポール2本などを盗んだ疑いが持たれています。
佐藤容疑者は、スポーツ施設から車止めポール1本を盗んだとして逮捕・起訴されていました。
仙台市内では52カ所の公園で合わせて136本のポールが盗まれていて、被害総額は820万円に上ります。
調べに対し佐藤容疑者は容疑を認めていて、「少なくとも50カ所から盗んだ」と供述しているということです。
宮城県警南三陸警察署は、南三陸町内で見つかった身元不明の遺体について、東日本大震災で行方不明となっていた岩手県の当時6歳の少女であることが判明したと発表した。2011年3月の発災から、約14年7カ月経っての身元特定となる。
警察によると、2023年2月17日、南三陸町志津川の建設会社が歩道橋の補修作業後に周辺の清掃を行い、事務所内で分別作業をしていたところ、人骨のようなものを発見。警察に届け出た。
発見されたのは下あごの骨の一部や数本の歯で、警察はミトコンドリアDNA型の鑑定や、歯のたんぱく質を調べる「プロテオーム解析」を東北大学大学院歯学研究科と共同で実施。
その結果、岩手県山田町に住んでいた当時6歳の少女であることに「矛盾しない」と確認された。少女は震災当時、幼稚園児で、自宅で津波に巻き込まれたとみられ、行方不明になっていた。
遺体の発見を受け、警察は遺族関係者に今後、引き渡しを予定している。
遺族は次のようなコメントを寄せている。
「清掃していただいた方々、清掃した収集物を分別して発見してくださった方、諦めずに調査していただいた警察の方々に大変感謝しています。
諦めていたところに連絡をいただき驚きましたが、大変うれしい気持ちです」
身元特定の決め手となった「プロテオーム解析」は、歯のたんぱく質を調べて性別を鑑定する手法。宮城県では初めて活用されたという。
仙台市内の公園で車止め用のポールなどを盗んだとして、57歳の会社員の男が再逮捕された。男はすでに別のスポーツ施設での窃盗事件で起訴されている。
再逮捕されたのは、仙台市青葉区に住む会社員の男(57)。警察によると、男は今年5月12日から8月13日ごろにかけて、仙台市宮城野区内の公園で、ステンレス製の車止めポール2本と南京錠2つ(計5万9千円相当)を盗んだ疑いがもたれている。
男は「私がやったと思います」と容疑を認め、「生活費や借金返済に充てた」と供述しているという。盗んだポールは、県内の産業廃棄物買い取り業者に持ち込み、換金していたとみられる。
仙台市内ではこれまでに52カ所の公園で計136本のポールがなくなっており、被害総額は約820万円にのぼる。
男は取り調べに対し、「少なくとも50カ所から盗んだ」とも話しており、警察が裏付け捜査を進めている。
仙台市の地下鉄南北線を走行中の車内で、48歳の男が突然、下半身を露出する事件が発生した。警察は公然わいせつの疑いで男を現行犯逮捕した。
事件が起きたのは、10月8日夜。地下鉄南北線の仙台駅から北仙台駅までの約7分間、48歳の男は乗客の女性の目の前で、突如としてベルトを外しズボンを下ろしたという。
車内には数人しかおらず、空席も目立っていた。にもかかわらず、男はわざわざ座っていた女性の前に立ちはだかり、陰部を露出。その異様な行動に、女性は勇気を振り絞り「北仙台駅で降りるよ」と声をかけたが、男は立ち去ろうとした。
その様子を見ていた別の乗客の男性がすぐさまホームで男を取り押さえ、通報を受けて駆けつけた警察官が現行犯で逮捕した。
逮捕されたのは、仙台市宮城野区に住む48歳の男。警察によると、酒を飲んだ状態だったという。取り調べに対し、男は「公然わいせつといわれるようなことは一切していません」と容疑を否認している。
警察は、事件の経緯や動機について、詳しく調べを進めている。
仙台市宮城野区役所に勤める37歳の男が、路上で10代の女性にわいせつな行為をしたとして逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、宮城野区役所、総務課統計選挙係の係長、門脇将史容疑者(37歳)です。
警察によりますと、門脇容疑者は今年8月27日午後11時半ごろ、青葉区の路上で面識のない10代の女性の体に接触するなどして、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
警察は被害者保護の観点から、門脇容疑者の認否を明らかにしていません。
仙台市は10月8日午後、緊急の会見を開き謝罪しました。
「今後、警察の捜査の状況を踏まえ厳正に対処してまいります。誠に申し訳ございませんでした」
仙台市によりますと、門脇容疑者は2022年度から現在の部署に配属され、主に選挙関係の事務全般を担当していて、事件の日は午後から市役所本庁舎で知事選挙の会議に出席していたということです。
仙台市は警察の捜査状況などを踏まえ、今後、処分を検討するとしています。
10月8日午後、千葉県船橋市の路上で横断歩道を渡っていた女性がトラックにひき逃げされた事件で、千葉県警は10月9日、埼玉県の運転手の男を過失運転致傷などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは埼玉県加須市の運送会社の運転手、間中龍斗容疑者(24)です。
警察によりますと、間中容疑者は10月8日午後1時半ごろ、船橋市浜町の信号機のある交差点を大型貨物トラックで走行中に、横断歩道を渡っていた市内在住の68歳の女性をひいて、けがをさせたにもかかわらず、そのまま逃げた疑いが持たれています。
女性は、腕の骨を折るなど大けがをしましたが、命に別条はないということです。
調べに対し間中容疑者は「歩行者にぶつかり、けがをさせた認識はない」と容疑を否認しています。
県警は、目撃者の話や周囲を走っていた車両のドライブレコーダーの映像などから、間中容疑者を特定しました。
現場は、JR南船橋駅から西に約100メートルの大型商業施設が立ち並ぶエリアです。
10月8日午後、船橋市で横断歩道を渡っていた女性が車に轢かれました。
車はそのまま逃走したため、千葉県警はひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。
県警や消防によりますと、8日午後1時半ごろ、船橋市浜町の信号機のある交差点で、「トラックと歩行者の事故」と目撃者から110番通報がありました。
この事故で横断歩道を渡っていた60代の女性が、腕などに大けがをして病院に搬送されました。
事故を起こしたとみられるトラックは現場から逃走していて、県警はひき逃げ事件として車の行方を追うとともに、事故のいきさつを調べています。
現場は、JR南船橋駅から西に約100メートルの大型商業施設が立ち並ぶエリアです。
10月8日午後、千葉県八千代市で自転車がトラックにはねられる事故があり、小学生とみられる男の子が死亡しました。
事故があったのは、八千代市大和田新田の片側一車線の県道です。
千葉県警によりますと、この事故で小学校高学年くらいの男の子が、大型のトラックにはねられて頭などを強く打ち、現場で死亡が確認されました。
男の子は当時、ガードレールのない歩道を自転車で走行していて、前から来た高校生が乗る自転車とすれ違う際にバランスを崩し、車道側に倒れたとみられています。
また現場の状況から、男の子はヘルメットを着用していなかったとみられています。
県警はトラックを運転していた20代の男性から話を聞くなどして、事故のいきさつを調べています。
現場は、東葉高速鉄道「八千代緑が丘駅」から南西に約1キロの民家や集合住宅が立ち並ぶ地域です。
他人の土地に許可なく残土を搬入したなどとして、千葉県木更津市の会社役員の男が逮捕されました。
不動産侵奪の疑いで逮捕されたのは、木更津市の土木会社「柊建」の代表取締役、伊良波翔太容疑者(28)です。
千葉県警によりますと、伊良波容疑者は2023年10月から11月にかけて、袖ケ浦市が所有する土地のほか、個人5人が所有する袖ケ浦市内のテニスコート約5面分に当たる土地に、勝手に残土などを搬入した疑いが持たれています。
調べに対し伊良波容疑者は「他人の土地を侵害したとは思っていない」と容疑を否認しているということです。
県警は、2023年12月20日に土地の所有者の1人から「ダンプ数台が土を捨てている」との110番通報を受け、ダンプカーの運転手への聞き取り捜査などから、事件が発覚しました。
県警は余罪の有無などを調べています。
9日午前3時20分ごろ、松戸署に男性が訪れ「友人が殴られ捕まっている」と通報した。
同署によると、9日午前1時15分ごろ、松戸市松戸の民泊施設に宿泊中だったマレーシア国籍の男性(32)の居室に男2人組が侵入し、ハンマーとみられるものでこの男性の顔などを殴った。その後、現金とスマートフォンを奪って逃走。男性は顔などにけがを負ったという。
男2人組は20代ぐらいとみられ、台湾語を話していたという。同署は強盗致傷事件として男2人の行方を追っている。
8日午後1時半ごろ、千葉市若葉区の県営住宅で「2階の室内から黒煙が出ている」と別の部屋の住人の女性から119番通報があった。千葉東署と千葉市消防局によると、2階の一室が焼け、この部屋に住む女性(63)が搬送先の病院で死亡が確認された。同署が詳しい出火原因を調べている。
同署によると、火は通報から約1時間後に消し止められた。
小学生の女児5人に性的暴行を加えたなどとして、不同意性交致傷や児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた被告(33)=東京都江戸川区=の裁判員裁判の論告求刑公判が7日、千葉地裁(池田知史裁判長)であった。検察側は「卑劣で悪質な犯行」として懲役28年を求刑した。弁護側は「懲役14年が相当」とした。判決は14日。
検察側は論告で、7~11歳の女児5人に連続的に性的暴行を加えた被告の犯行を「極めて卑劣で悪質。あえて児童だけを狙った狡猾(こうかつ)で鬼畜の所業」と非難した。
弁護側は、被告が再犯を防ぐための治療に前向きに取り組んでいるなどとして「被告の取り組みを評価してほしい」と求めた。
最終意見陳述で被告は「取り返しのつかないことをしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
被害者側の意見陳述や意見の代読も行われ「被告がどんな処罰を受けても事件をなかったことにはできない。娘と私たち家族の傷が癒えることはない」「事件を忘れた日はない。思い出すたびに気が狂いそうになる」などと心情を吐露した。
起訴状などによると、被告は昨年4~10月、下校中の小学生の女児5人に対し、県内のアパートや空き家の敷地内に連れ込んで性的暴行を加えたなどとされる。また、女性2人のスカートの下にスマートフォンを差し入れて下着を盗撮したとされる。被告は、いずれの起訴内容も認めている。(井田心平)
(本紙・千葉日報オンラインでは容疑者実名)
◇配信当初、関係のない写真が掲載されていたため、修正・差し替えました。お詫びして訂正いたします。
船橋東署は1日、船橋市の無職女性(55)が現金計約1600万円をだまし取られる電話de詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、9月18~20日ごろ、女性の携帯電話などに警察官をかたる男らから「あなたにマネーロンダリングの疑いがある」「疑いを晴らすため、資金を調査する必要がある」などとうその電話があり、女性は指定された銀行口座に現金を振り込んだ。
その後、女性が男らとビデオ通話をしているのを見た夫に詐欺と指摘され、女性が同署に相談した。
8日午後1時25分ごろ、船橋市浜町2の市道交差点で「トラックと歩行者の事故」と目撃女性から110番通報があった。60代ぐらいの女性が腕などから出血しており重傷を負った。トラックは現場から立ち去っており、船橋署はひき逃げ事件としてトラックの行方を追うとともに、詳しい状況を調べている。
同署によると、女性は歩いて横断歩道を渡っていた。トラックは銀色っぽい冷蔵・冷凍車だったという。現場はJR南船橋駅近くの信号機がある十字路。
(藤田泰彰)
行徳署は5日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで浦安市、自称個人事業主の男(34)を逮捕した。
逮捕容疑は5日午前7時20分ごろ、市川市相之川3の市道で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑い。
同署によると「覚えていないが、状況的に自分が運転して事故を起こしたんだと思う」と供述している。
不審車両の情報提供があり、署員が調べたところ、対向車線側の電柱に衝突した容疑者の車を見つけた。容疑者は助手席で1人寝ており強い酒の臭いがしたことから、同署は防犯カメラなどを捜査していた。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
8日午後4時5分ごろ、八千代市大和田新田の県道で、自転車に乗っていた小学生ぐらいの男児が別の自転車とすれ違いざまに転倒し、10トントラックにはねられる事故があった。男児は現場で死亡が確認された。
八千代署はトラック運転手の男性(23)=船橋市=や自転車に乗っていた男子高校生=県内=に話を聞くなどして、男児の身元や事故の詳しい原因を調べている。
同署によると、事故を目撃した男性が「10トントラックと自転車の事故」と119番通報した。現場は歩道がある片側1車線道路。高校生と男児はともにヘルメットをかぶっていなかったとみられる。
八千代市の商業施設内で盗撮をしたとして性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで逮捕された千葉市消防局緑消防署の男性消防士(28)について、千葉地検は6日、不起訴処分とした。「事件に関する一切の事情を考慮した」としている。
八千代署によると、6月12日に女子高校生=千葉県内=の背後からスマートフォンをスカートの中に差し入れ、盗撮した疑いで7月28日、逮捕された。容疑を認めていた。
地検は翌29日、釈放し、在宅で捜査を進めていた。
千葉県警は6日、未成年者誘拐の疑いで埼玉県毛呂山町、自称派遣社員の男(55)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は3日、オンラインゲームで知り合った女子中学生=千葉県内=が未成年者だと知りながら「明日何時にあえる」などのメッセージを送って誘惑し、4日午後0時40分~6日午前0時45分ごろ、県内のコンビニで自分の車に乗せて東京都内のコンビニまで連れ回した疑い。
県警によると、容疑を認めている。この中学生の家族が県警に通報し、防犯カメラなどの捜査で容疑者らが乗った車を見つけた。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)
千葉中央署は6日、現住建造物等放火未遂の疑いで千葉市中央区、無職の男(62)を逮捕した。
逮捕容疑は4日午後4時半~5日午前0時半ごろ、同区の木造2階建てアパートの女性(27)が居住する一室で、室内にあった紙片に火を付け、放火しようとした疑い。
同署によると「面白半分でやった。無施錠の窓を開け、火を付けた」などと容疑を認めている。当時、女性は外出していてけが人はいなかった。室内の壁などの一部が焦げた。容疑者と女性に面識はなかった。
5日、容疑者に職務質問し、捜査を進めていた。現場周辺では不審火が数件確認されていて、同署は関連を調べる。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
名古屋市栄の繁華街でホストクラブを無許可で営業したとして、経営者の男ら3人が逮捕されました。
【画像】ホストクラブ「L-CROWN」(提供:愛知県警)
風営法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、ホストクラブなどを運営するN-1グループの会長で、名古屋市中区に住む田中佑容疑者(43)ら男3人です。
警察によりますと、田中容疑者らは去年から今年にかけ、中区栄のホストクラブ「L-CROWN」を無許可で営業した疑いがもたれています。
去年10月ごろ、客の女性から売掛金に関する相談が警察に寄せられたことで今回の容疑が発覚しました。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、営業許可を受けている別のホストクラブの閉店後に客を「L-CROWN」に連れて行き、さらに売り上げを稼ぐ目的があったとみて調べを進めています。
N-1 グループをめぐっては女性客から売掛金についての相談が複数寄せられていて、性風俗店を紹介されるケースもあったということです。
ミャンマーを拠点とする特殊詐欺グループに、愛知県内に住む16歳の男子高校生をかけ子として紹介した罪などに問われている男の初公判が名古屋地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。
検察側は、懲役5年を求刑しました。
起訴状などによりますと、住居不定・無職の丸杉龍実被告は、去年10月から12月にかけて愛知県内に住む16歳の男子高校生をタイに移送する目的で、「海外で稼げる仕事がある」などと言って誘い、中部国際空港から出国させ、特殊詐欺グループにかけ子として紹介するなどした罪に問われています。
10日、名古屋地裁で開かれた初公判で、丸杉被告は起訴内容について間違いがないか問われると、「ないです。大丈夫です」と認めました。
続いて、検察側は、丸杉被告が、「男子高校生を出国させた後も、連絡をとりあい『報酬について不満がある』と連絡を受けると、上司と交渉していた」などと指摘。
その上で「未成年が海外に興味を持っていることにつけ込んでいて悪質」などとして懲役5年を求刑しました。
弁護側は寛大な判決を求めました。
判決は、11月19日に言い渡される予定です。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、岡崎市に住む19歳の無職の男です。
警察によりますと、男は今年6月、豊田市福受町の「グッドフェローズ豊田南店」で、商品3点を万引きしたうえ、呼び止めた男性店員の顔を数発殴るなどの暴行を加えて、けがをさせた疑いがもたれています。
男性店員は、首や腰などに全治5日のけがをしました。
男は当時、現場から逃走していていましたが、店の防犯カメラなどの捜査から逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
三重県いなべ市の住宅の駐車場に止められた乗用車に火を放ち全焼させたとして、三重県伊勢市の夫婦が逮捕されました。
放火の疑いで逮捕されたのは、三重県伊勢市曽祢の派遣社員・山村優馬容疑者(37)と妻の麻衣子容疑者(33)です。
警察によりますと、2人は2025年9月26日夜、いなべ市の住宅の駐車場に止められた乗用車に火をつけて全焼させた疑いが持たれています。付近の防犯カメラの映像などから2人の関与が浮上したということです。
警察によりますと、車の所有者は、麻衣子容疑者の元夫の34歳の男性で、これまでに2人の間のトラブルについて警察へ相談していたということで、動機などを慎重に調べています。
警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
起訴状などによりますと、名古屋市北区に住むホストクラブ経営者・尾石康雄被告は、今年7月、店の売掛金約100万円を回収する目的で、当時29歳の女性客の自宅マンションに押しかけ、玄関ドアの前から「おーい、おーい」と呼び掛けて脅したなどの罪に問われています。
9日、名古屋地裁で開かれた初公判で、尾石被告は起訴内容について問われ行為は認めた上で、売掛金の回収目的については否認しました。
続く冒頭陳述で、検察側は尾石被告が女性の祖父を保証人にした借用書を書かせていたなどと指摘しました。
一方、弁護側はSNSでの女性とのやりとりについて一部のみが証拠として提出されていると主張し、すべてを開示するよう求めました。
7日夜、名古屋市中区の大須商店街で商品を万引きした上、制止した男性を殴り、けがをさせたとして14歳の男子中学生が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、住居不詳の14歳の男子中学生です。
警察によりますと、男子中学生は7日午後7時20分ごろ、中区の大須商店街にある衣料品店で、ベスト1着を盗んだ上、制止した男性の顔面を殴り、けがをさせた疑いがもたれています。
殴られた男性は、近くの店の店員で、顔の骨を折る重傷です。
制止して殴られた男性:
「1回殴られてこれは 逃がしては駄目だと思って、きつく確保しようとしたけど、もう一発殴られて、取ろうとしていた商品を脱ぎ捨てて逃げていった。形成手術が必要と言われるほどひどく殴られました」
男子中学生は、9日未明、名古屋市内の警察署に出頭していて、調べに対し「ものを盗んだのは違うけど、殴って逃げたのは間違いない」などと容疑を一部否認しています。
また、警察は現場から逃走したもう一人からも事情を聴いているということです。
富山県の住宅に停めてあった高級SUVを盗んだとして、ブラジル国籍の男2人が窃盗などの疑いで逮捕されました。
【写真を見る】1100万円相当の高級SUVなどを窃盗 転売目的かブラジル国籍の男2人を逮捕 富山
窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれもブラジル国籍で三重県四日市市の建設業、ジオゴ・シケイラ・グスタボ容疑者(26)と、富山県高岡市野村の職業不詳、アントゥネス・ナガサワ・ミシャエル・ミツオ容疑者(31)です。
警察によりますと、2人はことし5月26日の夜から翌日の朝までの間、別の人物と共謀し、富山市内の住宅に停めてあった高級SUV1台を盗んだ疑い、ジオゴ容疑者は同じ時間帯に、射水市内の住宅で高級SUVを盗んだ疑いがもたれています。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、いずれも転売目的の犯行とみられるということです。
高級SUVの窃盗はことしに入り、全国で増加していて警察は組織的な犯行とみて余罪を調べています。
9日午後、自転車の中学生同士が接触する事故があり1人が腕の骨を折る重傷です。
9日午後3時45分ごろ、「自転車同士の事故。腕をけがしている」と自転車に乗っていた中学生の母親から110番通報がありました。
【写真を見る】男子中学生の自転車が接触する事故…1人が腕を骨折 母親から警察に通報 富山・射水市
事故があったのは富山県射水市堀岡古明神の市道で、警察によりますと、ともに西向きに走っていた男子中学生の自転車同士が接触したということです。
この事故で1人が転倒し、病院に運ばれましたが、腕の骨を折る重傷とみられます。
中学生は2人も帰宅途中で現場は中央線や歩道のない市道でした。
警察は事故の原因などを詳しく調べています。
富山湾の上市川河口付近で、男性が仰向けで倒れているのが見つかり、男性はその場で死亡が確認されました。警察が身元の確認を進めています。
【写真を見る】「人のようなものが見えた」早朝の富山湾沿岸に身元不明の遺体 身長170センチで中肉の男性、青いシャツに黒ズボンの姿 富山・滑川市
9日午前6時ごろ、富山県滑川市に住む男性から「上市川河口の左岸あたりで人のようなものが見えた」と警察に通報がありました。
警察と消防が滑川市魚躬の現場に駆け付け、上市川左岸の河口付近で仰向けで倒れている男性を発見、その場で死亡を確認しました。
男性は大人で身長170センチくらいの中肉です。
服装は半袖の青色のシャツと黒の長ズボンに黒色の靴を履いていたということです。
目立った外傷や服装の乱れはなく、警察は身元の確認などを進めています。
富山県内で覚せい剤を所持、使用したとして滋賀県の解体作業員の男が逮捕されました。
覚醒剤取締法違反の疑いで9月21日に逮捕されたのは、滋賀県大津市の解体作業員、森本重美容疑者(64)です。
【写真を見る】覚醒剤を使用した疑い…滋賀県の64歳解体作業員の男を逮捕 無車検の車運転で検挙から覚醒剤事件へ 富山
富山中央警察署によりますと、森本容疑者は、9月8日、富山市内の商業施設の駐車場で覚醒剤およそ0.2グラムを所持したほか、8月下旬から9月8日までの間、富山県内かその周辺で覚醒剤を使用した疑いが持たれています。
森本容疑者は、無車検の車を運転したとして、9月9日に道路運送車両法違反の疑いで逮捕されていました。
8日午前、富山県砺波市の北陸自動車道で名古屋刑務所のバスが燃える火事がありました。現場近くでは手錠をした人物が高速道路を歩く姿が確認されていて、名古屋刑務所は「車両トラブルがあった」としています。
【写真を見る】黒煙と炎に包まれる刑務所マイクロバス 北陸道で車両全焼 けが人なし一時通行止めに 富山
燃え盛る炎と黒い煙に包まれた車。8日午前11時ごろ、砺波市の北陸自動車道で撮影された映像で、燃えたのは名古屋刑務所のマイクロバスです。
現場近くでは、手錠をした人物と刑務官とみられる男性3人が道路を歩く姿が映っています。
警察などによりますと8日午前10時40分ごろ、北陸自動車道下り線の小矢部ジャンクションから砺波インターチェンジの間で、走行中のマイクロバスから出火する火事があり、通行人が消防に通報しました。
火はおよそ1時間後に消し止められましたが、車両を全焼し、小矢部ー砺波インターチェンジ間が一時、通行止めとなりました。
バスには6人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
名古屋刑務所はバスの火災について「車両トラブルがあった」としています。
警察と消防が、詳しい出火原因を調べています。
20歳未満の飲酒を防ごうと、大宮駅で、地元の高校生らが、注意を呼びかけました。
9日、午前7時から大宮駅周辺で実施したキャンペーンには、大宮開成高校の生徒や、大宮小売酒販組合の組合員など50人以上が参加しました。
2022年4月1日から、成人年齢は18歳に引き下げられましたが、20歳未満は脳や体が発育段階にあり、飲酒は、脳や肝臓、心臓などに悪い影響を及ぼすとして、年齢制限は、20歳が維持されています。
参加者らは、通学途中の学生らに対して、啓発品を配り、20歳未満の飲酒防止を呼びかけていました。
去年9月さいたま市西区の住宅で高齢の親子を縛り現金などを奪ったとして強盗致傷などの罪に問われている3人の男の裁判員裁判がさいたま地裁で開かれ、検察側は、懲役12年と、懲役9年を求刑しました。
起訴状などによりますと、矢作雄馬被告(35)ら3人は、去年9月、ほかの人物と共謀してさいたま市西区の住宅で、この家に住む80代の母親と60代の娘に対し粘着テープで口を塞いで、両手を縛るなどの暴行を加えけがをさせたとしています。
また、「金を出せ」などと脅し、現金10万円余りと財布を奪って逃げた強盗致傷などの罪に問われています。
9日の論告で、検察側は被告人らの犯行は、指示役の指示のもと、組織的で計画性が高いと指摘しました。
その上で、「被害者が無防備、無警戒な時に凶器を持ち物色し、怪我を負わせたことは、粗暴かつ危険なもの」と述べ矢作被告に懲役12年、飯野被告ら2人に懲役9年を求刑しました。
一方、弁護側は、「被告人らは恐怖心から指示に従っていた」「被害者の怪我の程度は軽く、被害額が特に少ない」などとして飯野被告に懲役5年、矢作被告ら2人は懲役4年が妥当であると主張しました。
北上市の山林で8日、クマに襲われたとみられる遺体が見つかった被害の続報です。クマの生態に詳しい専門家は、山に行く場合、十分な装備の持参を呼びかけています。
岩手大学 山内准教授
「基本的に山に行く場合には、クマの生息域に足を踏み入れるので、まずは自分の存在を知らせる、鈴とかラジオとか。必要に距離を詰めてきたり、襲う態勢に入ってきた場合には、クマ撃退スプレーを やっぱり山に行く場合には持参してもらいたい」
8日、北上市和賀町の入畑ダム付近の北側にある山林で、損傷の激しい男性の遺体が見つかりました。遺体の腹部には、クマのものとみられるひっかき傷が複数あり、現場付近ではクマの鳴き声やガサガサと動く音も確認されました。
この山林には、金ケ崎町六原の無職・照井千代美さん73歳が7日からキノコ採りに出かけ、行方不明となっています。
警察は遺体の服装の特徴が照井さんと一致したことなどから、遺体は照井さんとみて、死因と身元の確認を急いでいます。
これを受けて9日、北上市は遺体が見つかった山林の近くにクマの出没に注意を促す看板を設置しました。
今回の被害について、クマの生態に詳しい岩手大学の山内准教授は、「前もって対策をする必要がある」と話しています。
岩手大学 山内准教授
「クマが非常に多い地域なので、今までの被害があったらわなを仕掛けてクマをとりにいくという、後手後手の対策ではなくて、もうちょっと先手を打つような対策を、例えば調査をして過密にいるのであれば捕獲をかけるとか、対策を今後していく必要があると思う」
出没や被害が相次ぐクマ。こちらは、雫石町長山の住宅に設置された防犯カメラが7日、とらえた映像です。
クマは5分ほどで立ち去ったということですが、翌日の深夜も。住人は、「連日、玄関先にクマが現れて非常に怖い。いつ自宅内に入ってくるか冷や冷やしている」と話しています。
キノコ採りやもみじ狩りで山に出かける人も多い秋のシーズン。山に入る場合は、クマの生息域に足を踏み入れることを十分意識し、装備を整えてクマを警戒することが必要です。
2023年に宮城県で見つかった東日本大震災の身元不明者の遺骨などが、山田町の女の子であることが分かりました。
警察によりますと、身元が判明したのは、山田町の山根捺星さん当時6歳です。
2023年2月、宮城県南三陸町の建設会社が事務所で収集物の分別をしていたところ、下あごの骨の一部や数本の歯が見つかり、DNA型の鑑定などから身元が特定されて9日、警察が発表しました。
山根さんは震災当時、祖母と自宅にいたところ、津波に巻き込まれ、行方不明になっていたということです。
警察は今後、遺骨などを両親に引き渡すことにしています。
金券類の買い取りを装い、一関市の40代の男性などあわせて7人に対し、貸金業としての登録を受けずに金銭の貸し付けを行ったとして、県外の男ら5人が逮捕されました。
逮捕されたのは、東京都の職業不詳、阿部誠己容疑者30歳と、宮城・新潟などの男あわせて5人です。
警察によりますと、5人は去年の12月頃からことしの4月までの間、ホームページで「金券類を高額で買い取る」などとうたい、貸金業としての登録を受けずに一関市の40代の男性など県内外の7人に対し、現金を貸し付けた貸金業法違反の疑いがもたれています。
去年8月、サイトを利用して取り引きをした人から相談を受けた弁護士事務所が警察に情報を提供し、今回の事件が発覚しました。
5人は資金の獲得を目的として組織され、収益の流れが匿名化されていることから匿名・流動型犯罪グループ通称「トクリュウ」とみられるということです。
サイトを利用して取り引きをした人は全国で6000人ほど、県内にも数十人いるとみられ、貸付金はおよそ7億円にのぼる見込みです。
貸し付けた金額の倍程度の額の金券類を利用者に郵送させていたことから、警察は出資法違反も視野に調べています。
8日、岩手県山田町の山林にキノコ採りに出かけた87歳の女性が遺体で見つりました。
警察は滑落した可能性もあるとみて、調べています。
亡くなったのは山田町織笠の農業、中村シツさん87歳です。
中村さんは8日午後1時ごろ、自宅近くの山林に1人でキノコ採りに出かけました。
しかし、帰ってこないことを心配した家族が、近所の人と捜したところ、午後5時前、自宅からおよそ100メートル離れた山林内の沢近くで倒れているのが見つかりました。
その後、消防に通報しましたが、中村さんはその場で死亡が確認されました。
警察と消防によりますと、クマにひっかかれたような傷などはないものの、頭部を損傷し、出血した状態で見つかったということです。
警察は中村さんが滑落した可能性もあるとみて、亡くなった原因を調べています。
ことし5月、盛岡市で70代の女性が車にひかれ亡くなった事故で、女性をはねた車を運転していた46歳の女が8日、逮捕されました。
過失運転致死と道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、紫波町の飲食店従業員、稲垣佳織容疑者46歳です。
稲垣容疑者はことし5月、盛岡市手代森の国道396号で道路にいた安念裕子さん当時73歳を車ではね、その後放置し死なせた疑いが持たれています。
警察は、事故現場近くの防犯カメラに映っている車を調べたところ、発生から5か月が経って、稲垣容疑者の逮捕につながりました。稲垣容疑者は、容疑について一部認めているということです。
8日午前、北上市の山林で損傷の激しい男性の遺体が見つかりました。遺体には複数の爪痕があり、警察は、きのこ採りに出かけ行方不明となっていた73歳の男性がクマに襲われたとみて捜査しています。
熊谷記者
「遺体が発見されたのは、あちらにある入幡ダムの北側にある林道です。胴体にはクマのような爪痕があったということです」
警察によりますと、8日午前10時ごろ、北上市和賀町岩崎新田の入畑ダム付近の北側にある山林で、頭部と胴体が離れた男性の遺体が見つかりました。
遺体の腹部には、クマのものとみられるひっかき傷が複数あり、現場付近ではクマの鳴き声やガサガサと動く音も確認されたということです。
この山林には、金ケ崎町六原の無職・照井千代美さん73歳が7日からキノコ採りに出かけていて、行方不明となっています。
警察は、8日午前7時ごろから捜索を始め、午前10時ごろ、照井さん車の近くで遺体を発見。遺体の服装の特徴が照井さんと一致し、ズボンのポケットからは、照井さんの車のものとみられる鍵が見つかっていて、警察は遺体は照井さんとみて身元の確認を急いでいます。
北上市では、ことし7月、市内和賀町山口地区で80代の女性が住宅の居間でクマに襲われ死亡しています。
7日夜、盛岡市で創業400年以上の老舗そば店などが全焼する火事がありました。地域の人は、「町の宝物が燃えてしまった」と肩を落としています。
盛岡の中心部で激しい炎が上がりました。屋根から噴き出す火柱が、夜空を赤々と照らしています。
成田記者
「午後11時半を過ぎた本町通です。建物から火があがっています」
7日午後11時半ごろ、盛岡市本町通のそば店「橋本屋本店」で「厨房の天井から火が出た」と住んでいる人から消防に通報がありました。
火はおよそ5時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で木造2階建てのそば店が全焼。隣にあった衣料品店にも火が燃え移り、この店も全焼しました。
近所の人
「小さい爆発音がボン、ボンってなって火の粉が燃え上がって、これが広がったら怖いなと感じた」
そば店には2世帯6人が住んでいましたが、全員避難し、けが人はいませんでした。
江戸時代の1618年に創業した橋本屋。歴史を感じる店内。そして、そばはもちろん、アツアツのなべ焼きうどんなどその味が長年、地元の人に愛されてきました。
今野記者
「時刻は午前6時半を過ぎました。火はほぼ消し止められましたが、中では消防による消火活動が続いています」
店の中は焼け焦げ、真っ黒に。警察や消防によりますと、火事が起きる前、そば店では翌日の仕込み作業を行っていて、店の人が火を消して居住スペースに移ったあと、厨房が燃えたということです。常連客は…
常連客
「ちょっと、見て、思わず泣き崩れてしまいました。あまりの居心地の良さに、よく仕事のあとでちょっとほっとしたいなとか、きょうくたびれて夜ご飯は主人と二人で食べたいなというときについ寄ってた」
本町振興会 松本静穀会長
「本町の宝物だと思っているので、是非、また何とか立ち直ってもらえればと思っている」
親しんできた店の変わり果てた姿に、町の人は肩を落としました。
8日未明、山田町で男性から「妻を殺してしまった」と警察に通報がありました。警察が現場に駆け付けた時夫婦2人が血を流し、意識不明の状態で倒れていて警察は夫婦間の殺人未遂事件として調べています。
警察によりますと、8日午前3時ごろ、山田町豊間根に住む62歳の男性から「妻を殺してしまった」と警察に通報がありました。
警察が自宅に駆け付けると、男性は腹から、58歳の妻は背中から血を流して倒れていて、2人とも意識不明のまま宮古市内の病院に搬送されました。
警察は、夫婦間の殺人未遂事件として調べています。
7日夜、盛岡市で創業400年以上の老舗そば店などが全焼する火事がありました。けが人はいませんでしたが、地域の人は「残念」と肩を落としていました。
盛岡の中心部で激しい炎が上がりました。
成田大輔記者
「午後11時半を過ぎた本町通です。建物から火があがっています」
7日午後11時半ごろ、盛岡市本町通のそば店「橋本屋本店」で「火が出た」と消防に通報がありました。
火は約5時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で木造2階建てのそば店と、隣にあった衣料品店が全焼しました。
そば店には2世帯6人が住んでいましたが、当時、いた人は避難し、けが人はいませんでした。
江戸時代の1618年に創業した橋本屋。
毎朝仕込む、出汁が人気で地域に愛されてきました。
近所の人
「橋本屋さんがもう崩れ落ちて、食べに行っていたのに残念」
警察によりますと、火事が起きる前、店では翌日の仕込み作業を行っていました。
中継です。
今野あさひ記者
火事の現場です。現場は中心市街地にあり、現在片側通行にして警察と消防が焼けた跡を詳しく調べています。
長年地域の人から愛されてきたお店ということもあり、現場の前では、朝から多くの人が足を止め、中には目に涙を浮かべる人の姿もありました。
近所の人は「橋本屋はこの地域の憩いの場で宝物だった。店の人はショックだろうがなんとか頑張ってほしい」と話していました。
盛岡市の内舘市長が、8月20日の大雨の際、翌朝まで連絡が取れなかった問題で、大雨当日の夜、知人と飲酒を伴う会食をしていたことが分かり、陳謝しました。
記者会見で内舘市長
「市民のみなさまに不安を抱かせてしまいましたこと、改めて心からおわび申しあげます」
内舘市長は8月20日、線状降水帯予測が出ていたにも関わらず、午後6時に退庁し、午後9時ごろまで知人と飲酒を伴う会食をしていたことを明らかにし、陳謝しました。
この間、市職員に向けた防災対応の一斉メールを受信し、認識はしていたということで、帰宅後、体調がすぐれず薬を飲んで就寝したということです。
この問題で、内舘市長は9月、「具合が悪かったため薬を飲んで寝てしまった」とだけ説明していました。
9日、高知県仁淀川町で、2階建ての倉庫が全焼する火事がありました。怪我人はいません。倉庫を所有する男性が、スズメバチの巣を駆除しようと火をつけ、燃え広がったということです。
火事があったのは、仁淀川町高瀬の山あいにある倉庫です。佐川警察署の調べによりますと、9日午後6時30分ごろ、89歳の男性が所有する倉庫が火事になり、その後消防に通報がありました。
火は、およそ2時間後の午後8時25分に消し止められましたが、この火事で倉庫が全焼しました。怪我人はいません。
倉庫は、1階部分が鉄骨で建てられ、2階部分がビニールハウスとなっていて、1階には漬物や毛布などが置かれていました。
警察によりますと、所有者の男性は、1階にスズメバチの巣があったため駆除しようとマッチに火をつけたところ、誤って毛布に火が移ってしまい、火事になったということです。
警察と消防は、火事の詳しい状況について調べています。
11日から始まる「全国地域安全運動」を前に高知市で防犯に関する式典が開かれ、警察官が特殊詐欺の対策などについて講演しました。
【写真を見る】2025年に入り75件の被害が発生 特殊詐欺被害防ぐため警察官が講演「事前の対策が重要」
「安全安心なまちづくりの日 高知県民のつどい」には県内各地の地域安全協会や企業、県警などから約100人が参加しました。式では個人などの長年の防犯活動が表彰されたほか、県警・生活安全企画課の近藤秀明課長補佐が「特殊詐欺の現状と対策」をテーマに講演しました。県内では今年に入り特殊詐欺による被害が75件発生していて、国際電話からの接触が7割近くを占めているということです。
(高知県警 生活安全企画課 近藤秀明 課長補佐)
「国際電話の利用休止など犯人からの電話を受けない対策。そうすることで犯人からの電話さえ受けなければ詐欺被害に遭うこともまずありません。ですのでそういった事前の対策が重要だということになります」
式ではこのほか、県防犯協会が9日から購入の補助事業を始める防犯機能が付いた電話の説明も行われました。
18歳未満の卒業生に性的な写真の送信要求や自身の性的な写真の送信などを繰り返したとして、静岡市教育委員会は10月10日、中学校の男性教師を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは元プロサッカー選手で静岡市の公立中学校に勤務する男性教師(34)です。
男性教師は2023年4月から2025年6月にかけて、メッセージアプリを使って自身が勤務していた学校の卒業生など18歳未満の女子生徒複数人に対してデートに誘いだしたほか、性的な写真を送るよう求めたり、自身の性的な部位が写った写真を送信したりする行為を繰り返し行いました。
静岡市教育委員会の中村百見 教育長は「市民の信頼を1日も早く取り戻せるよう、再発防止に向けて学校現場と教育委員会が一丸となって取り組んでいく」などとコメントしています。
市内外で盗撮行為を繰り返したとして、静岡市教育委員会は10月10日、小学校の男性教師を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは静岡市の公立小学校に勤務する男性教師(60)です。
男性教師は2023年から約2年間にわたり、市内外の食料品販売店や駅、電車内で繰り返し盗撮行為に及びました。
静岡市教育委員会によると盗撮の回数は実に40~50回に及び、いずれも女性のスカートの中をカメラで撮影していたということです。
静岡市教育委員会の中村百見 教育長は「市民の信頼を1日も早く取り戻せるよう、再発防止に向けて学校現場と教育委員会が一丸となって取り組んでいく」などとコメントしています。
同居する89歳の母親に殺虫スプレーを吹きかけてケガをさせた疑いで、静岡県裾野市に住む58歳の男が傷害の疑いで緊急逮捕されました。
逮捕されたのは裾野市茶畑に住む、無職で58歳の男です。
警察によりますと、男は9日午後5時頃に自宅で、同居する89歳の母親に対し顔面に殺虫スプレーを吹きかける暴行を加えて傷害を負わせた疑いが持たれています。母親は軽傷だということです。
母親から連絡を受けた関係者が110番通報して警察官が現場へ向かい、男を傷害容疑で逮捕しました。
この家が何人暮らしか確認中だということです。また容疑を認めているかどうかは捜査上明らかにできないとしています。
警察は男が犯行に至った動機や当時の状況について詳しく調べています。
警察官による不祥事が相次ぐ静岡県警で“臨時”の幹部会議が開かれました。
10月9日午後、県警本部に集まったのは久田誠 本部長や本部の幹部、県内28署の署長など計69人。
静岡県警・久田誠 本部長:
このような非常に厳しい現状について危機意識を共有するとともに、県民からの信頼回復に向けた取り組みを強化するため急きょ開催するもの
本部長が口にしたのは警察官の不祥事への強い危機感。
2025年、警察官の逮捕者は過去最多に上り、懲戒処分も相次いでいます。
1月には浜松中央署の元巡査長が詐欺の疑いで逮捕。
2月には裾野署で元巡査長が女性用の下着を盗んだとして逮捕されました。
5月には浜松中央署の警部補が捜査書類をねつ造した疑いで逮捕され…
6月に静岡中央署の巡査が事故を起こすと、酒気帯び運転が発覚して逮捕されました。
そして9月、静岡南署の元刑事一課長が交番の女性用トイレに盗撮目的で小型カメラを仕掛けたとして逮捕され、逮捕者は2年前と並び過去最多の5件に。
また、逮捕されたもの以外にも不同意わいせつの疑いでの書類送致のほか、捜査資料が盗難被害にあったり、拳銃をトイレに置き忘れたりと不祥事が相次いでいます。
こうした事態に県民は…
県民:
私たちの安全どこに頼めばいいとなってしまうので、警察も人なので、警察官としての意識をしっかり持ってもらう必要があると思う
県民:
自浄作用ができていて隠蔽しない。もし悪いことが起きてしまった場合はきちんと表に出す。どうやって改善していくかを私たちに提示してくれる組織づくりを望む
10月9日、会議ではルールの順守を徹底することや職場でのコミュニケーションを工夫するよう指導され、今後それぞれの部署が対策を検討する方針です。
今年1月、東広島市の住宅で親子3人の遺体が見つかった事件で、警察は両親を殺害した疑いで死亡していた次男を書類送検しました。
この事件は今年1月、東広島市八本松南の住宅で、この家に住んでいた当時71歳の父親と69歳の母親、それに32歳の次男あわせて3人が死亡しているのが見つかったものです。
両親はそれぞれ1階と2階のベッドであおむけに倒れていて、次男は首を吊った状態だったということです。
警察は、死亡していた次男が、両親の首を手で絞めて殺害したとして、殺人の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。
次男は両親を殺害した後、自殺を図ったとみられています。
教室で女子児童のスカートの中を盗撮した疑いなどで、広島市の小学校教師の男が再逮捕されたことを受け、男が当時、勤務していた学校で保護者説明会が開かれました。
9日、全校児童の保護者を対象に開かれた説明会にはおよそ120人が出席しました。
警察によりますと、広島市西区の小学校教師、根来弘馬容疑者は、去年10月、当時勤務していた学校の階段の踊り場で、女子児童のスカートの中にスマートフォンを入れて盗撮しようとし、今年1月にも、教室で別の児童に同様の行為に及び下半身を盗撮した疑いがもたれています。
説明会で学校側は、根来容疑者が使っていたタブレット端末や教室の点検を行った結果、異常はなかったと説明。
その上で、スクールカウンセラーによる児童の心のケアにも力を入れると話したということです。
【保護者】
「絶対に繰り返すことのないよう、保護者としては祈りたいので、根絶に努めていただきたいと思っております」
成年後見人として管理していた女性の財産を横領したとして、弁護士の男が逮捕された事件で、男は、後見人を務めた複数の人から財産を横領していたとみられる事がわかりました。
業務上横領の疑いで、9日、送検された弁護士の久行康夫容疑者(67)は、7年前、成年後見人として、管理していた県内に住む30代の女性の口座から、現金400万円を横領した疑いがもたれています。
久行容疑者は、女性の成年後見人として広島家庭裁判所から選任されていて、着服がばれないよう、預貯金通帳の写しを偽造して家裁に提出していたということです。
捜査関係者への取材で、久行容疑者は、成年後見人を務めた複数の人から、同様の手口で財産を着服していたとみられることがわかりました。
今年7月下旬に、被害女性の後任の成年後見人を務めた弁護士の届け出で事件が発覚した後、久行容疑者の事務所は廃業しています。
家庭裁判所の調査では、久行容疑者の横領の総額は1億3000万円にのぼるとみられ、警察は余罪があるとみて捜査しています。
8日未明、広島市中区の路上で10代の女性のスカートをまくりあげたとして、広島ホームテレビのグループ会社に勤務する番組ディレクターの男が逮捕されました。
警察によりますと、県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたホームテレビ映像の小野貴之容疑者(48)は、8日午前1時半ごろ、広島市中区三川町の路上で、10代の女性のスカートをまくり上げた疑いがもたれています。
女性が現場近くの交番に届け出たことで被害が発覚。小野容疑者は当時酒に酔った状態で、警察の調べに対し「全く覚えていません」と容疑を否認しています。
ホームテレビ映像によりますと、小野容疑者は今年2月に中途入社し、ディレクターとして広島ホームテレビの番組の制作を担当していたということです。
逮捕をうけてホームテレビ映像は「詳細を確認して厳正に対処する」とコメントしています。
和歌山市の、不正な会計処理を公益通報した男性職員が自殺した問題を受け、市は内部公益通報受付窓口として、新たに庁内対応員を置くことや、窓口以外への通報があった場合の対応整備などを行います。
名古屋・栄の繁華街で無許可でホストクラブを営業した疑いで、経営者の男ら3人が逮捕されました。
【動画で見る】客との“売掛金トラブル”から発覚…名古屋の繁華街でホストクラブを無許可で営業した疑い 経営者ら3人を逮捕
栄地区でホストクラブなどを運営する「N−1グループ」会長・田中佑容疑者(43)ら3人は、栄4丁目のホストクラブ「L−CROWN」で、許可なく男性従業員に客の接待をさせるなどの風俗営業をした疑いが持たれています。
去年10月、売掛金を巡って客の女性と店がトラブルになり、警察に相談が寄せられたことをきっかけに無許可営業の疑いが発覚したということです。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、条例で営業が禁止されている深夜、グループの店からL−CROWNに客を移動させて営業を続けていたとみて調べています。
愛知県豊田市の書店で今年6月、商品のアダルトグッズを万引きしようとした男が店員にケガをさせた強盗致傷事件で、逃走していた19歳の男が逮捕されました。
【動画】通報されそうになると豹変…アダルトグッズ3点を万引きしようとして店員を数回殴りケガさせたか 19歳男を逮捕
逮捕されたのは岡崎市に住む19歳の無職の男で、今年6月、豊田市福受町にある書店でアダルトグッズ3点を万引きしようとし、店員の男性(当時45)を殴りケガをさせた疑いが持たれています。
警察によりますと、男は店員の男性に止められて一度は万引きを認めたものの、警察に通報されそうになると態度を変え、商品を手放し、顔を数回殴って逃げたということです。
店員の男性は顔や首などに軽いケガをしました。
男は周辺の防犯カメラの映像などから特定されたということで、調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。
元夫の車に放火したとして、33歳の女と現在の夫が逮捕されました。
警察によりますと、逮捕されたのは伊勢市の無職・山村麻衣子容疑者(33)と夫の優馬容疑者(37)で、先月26日、いなべ市の駐車場に停めてあった車に放火した疑いが持たれています。
【動画で見る】駐車場にあった“元夫”の車に放火か 33歳女と現在の夫を逮捕 離婚後トラブルの相談が警察に
車は山村容疑者の元夫(34)のもので、離婚したあと警察にはトラブルの相談があったということです。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、犯行の動機など詳しく調べています。
※画像は三重県警提供
愛知県犬山市の入鹿池で起きた自衛隊機の墜落事故。10月9日、中谷防衛大臣が初めて現場を訪れました。
【動画で見る】自衛隊機が墜落し2人が死亡…愛知県犬山市の入鹿池を中谷防衛相が初めて訪問 地元の人に声をかけ謝罪する場面も
2025年5月、入鹿池に航空自衛隊機の練習機が墜落し、隊員2人が死亡した事故では、貸しボートがおよそ4カ月半にわたって休業するなどの影響が出ました。
9日午後、入鹿池を初めて訪れた中谷防衛大臣は、自衛隊関係者から現場の説明を受けたあと、貸しボートの組合長らと面会しました。
また、居合わせた地元の人にも声をかけ、「ご迷惑をお掛けし申し訳ない」と謝罪する場面も見られました。
中谷大臣は犬山市の原市長とも面会し、「『さらなる安全確保に万全を期すとともに、地元に信頼される自衛隊であるように』と隊員に訓示した」と伝えていました。
10月7日に大須商店街で起きた強盗致傷事件で、中学生が逮捕されました。
警察によりますと、住居不詳の14歳の男子中学生は7日夜、中区大須3丁目の洋服店で1万6280円のベストを万引きし、止めようとした男性(33)の顔を殴ってケガをさせた疑いで逮捕されました。
【動画で見る】商店街で起きた強盗致傷事件…14歳中学生を逮捕 洋服店でベストを万引きし男性の顔殴って重傷負わせた疑い
男性(33)は近くの店の店員で、顔の骨を折る重傷です。
男子中学生(14)は、9日未明に名古屋市内の警察署に出頭していて、「物を盗んだのは違うけど、殴って逃げたのは間違いない」と容疑を一部否認しています。
また、共犯とみられるもう1人の男も別の警察署に出頭していて、警察が事情を聴いています。
徳島中央署は、交流サイト(SNS)で相手に好意を抱かせて金銭をだまし取るSNS型ロマンス詐欺の被害を未然に防いだとして、多家良郵便局(徳島市)の野口睦美主任(52)に署長感謝状を贈った。
署などによると、6月23日、市内の40代男性が85万円を振り込もうと窓口を訪れた。野口さんが事情を聴くと、振り込む理由が曖昧で、LINE(ライン)でやりとりをしている相手が外国語を翻訳したような不自然な日本語を使っていたことから詐欺だと判断。男性を説得し、近くの駐在所へ行くよう促した。
男性のラインに6月上旬、国外に住む日本名の女性を名乗る人物から突然メッセージが届いたのが発端となった。
9月30日に署で贈呈式があり、船本佳輝署長が感謝状を手渡した。野口さんは「高額のお金の出し入れの際は、用途などを聞くようにしている。役に立てて良かった」と話した。
10月上旬に栃木県の西部にある建物の中で、県内に住む10代の少女の体を触るわいせつな行為をしたとして、鹿沼警察署は9日、不同意わいせつの疑いで県の西部にある公立学校の教員で鹿沼市上殿町に住む67歳の男を逮捕しました。
警察によりますと、少女の関係者から警察に被害の申告があったということです。
調べに対し男は「触ったことは間違いないが相手が触ってほしいと思っていたので触った」などと容疑を否認しているということです。
栃木県内では先月から9日までに交通死亡事故が多発し、「交通死亡事故多発警報」が発令されています。栃木県警はこれに歯止めをかけようと9日、緊急の対策会議を開きました。
県警本部は9日、交通死亡事故を抑止するため、県や運送事業者などを集めた緊急の対策会議を開いて、杉本孝県警本部長が協力を呼びかけました。
県内では9月23日から、10月3日までの11日間で7件の交通死亡事故が発生し、7人が亡くなっています。このため発令されていた交通死亡事故多発警報が3度延長される異例の事態となっていて、県交通安全対策協議会の会長を務める福田富一知事も、事故防止を呼び掛ける「緊急アピール」を発出し、市と町や関係機関など合わせておよそ150の団体に通知を行っています。
県警は、今後交通指導のほか移動式の速度違反取り締まり装置も活用して、特にスピード違反について取り締まりを強化します。また、午後4時からの車のライト点灯や運転中に歩行者の発見に努めるよう、ドライバーなどへチラシで呼びかけることにしています。
9月23日から今月3日までの11日間に、栃木県内で7件、7人が亡くなる交通死亡事故があり、交通死亡事故多発警報が延長されていることを受け、福田富一知事を会長とする栃木県交通安全対策協議会は7日、改めて交通ルールの遵守を呼び掛ける緊急アピールを発出しました。
今年5月、那須塩原市に住む61歳の女性がSNSを通じて招待された投資の情報交換をするグループチャットに参加しました。
女性は相手から指定されたサイトで取引口座を開設し、6月に現金50万円を送金したところサイト上で利益が出たように表示されたことから、自宅近くで待ち合わせた男に複数回に渡って現金を手渡し、合わせて835万円をだまし取られました。
那須塩原警察署は、SNS型投資詐欺事件として調べています。
8日朝、高岡市の用水路で80代の女性の遺体が見つかりました。
遺体で見つかったのは高岡市六家の無職、六田恭子さん(89)です。
8日午前8時45分ごろ、近くの用水路で仰向けに倒れているのを探していた家族が発見し、119番通報で駆けつけた救急隊員がその場で死亡を確認しました。
警察によりますと、用水路は幅約40センチ深さ約30センチで、発見時は約10センチの水深があったということです。
海上自衛隊佐世保地方総監部は9日、後輩隊員にセクハラ行為をしたとして、護衛艦さわぎりの20代海士長を停職3カ月の懲戒処分にした。
総監部によると、2022年11月10日夜、勤務中の後輩隊員に対し、しつこくプライベートの質問をしたり、背後から抱きつくなどして精神的苦痛を与えた。口止めも求めた。後輩隊員が上司に相談し発覚した。「会話が盛り上がり、これくらいは大丈夫と過信した」と話しているという。
長崎県の大石賢吾知事は9日の定例記者会見で、自身の政治資金問題について、長崎地検が告発事案を嫌疑不十分で不起訴処分としたことを踏まえ、改めて説明する機会を設ける考えを示した。
同問題を巡っては、大石氏が後援会に2千万円を「架空貸し付け」して、返済金の一部を受け取ったとされる疑惑が浮上。地検は先月12日、疑惑に関する告発事案を不起訴処分とした。告発した弁護士らは処分を不服とし、検察審査会に申し立てた。
県議会は6日の定例会最終本会議で、疑惑の真相究明を図る調査特別委員会(百条委)を設置する動議を否決。外間雅広議長は「知事自ら説明責任を果たすことを強く求める」と苦言を呈した。
会見で大石氏は「議長の言葉も踏まえ、何らかの形で県民にお伝えしたい」と述べ、説明の機会を「できるだけ早く」設ける意向を示した。
一方、来年2月の知事選について、大石氏は10日に記者会見を開くと発表。再選に向けて立候補を正式に表明する。
長崎県雲仙市の旅館でエアコンの取り換え工事をしていないにもかかわらず、工事が完了したように虚偽報告し、旅館の運営会社(東京都)から約120万円をだまし取ったとして、雲仙署は8日、詐欺の疑いで、同市小浜町南木指、電気工事会社経営、男性容疑者(66)ら2人を逮捕した。
逮捕されたのはほかに、山梨県韮崎市富士見3丁目、派遣社員、男性容疑者(59)。
同署によると、2人は共謀して客室エアコンの取り換えが必要だとだました上で、工事が完了したように報告。2021年4月30日、約120万円を振り込ませて詐取した疑い。当時、男性容疑者は運営会社の社員だったという。同署は2人の認否を明らかにしていない。
けさ、松山市で住宅1棟を全焼する火事がありました。
焼けた民家の中から1人の遺体が見つかっています。
火事があったのは松山市持田町3丁目の前田研さん(63)の住宅で、きょう午前5時半頃「家が燃えていて1階と2階の窓から煙と炎が出ている」と通行人から消防に通報がありました。
この火事で木造2階建ての住宅1棟が全焼し、屋内から身元の分からない1人の遺体が見つかっています。
警察によると、この家に1人で住んでいた前田さんと連絡が取れていないということです。
近所に住む人
「(家の中に)煙が入ってきたんですよ。それでこれただごとやない思って。2回くらい爆発音がした」
現場は近くに幼稚園や小学校などがある住宅密集地ですが、近隣への延焼はないということです。
警察は、遺体が前田さんの可能性があるとみて身元の確認を進めるとともに、出火原因など詳しい状況を調べています。
佐賀県警鳥栖署は9日、ストーカー規制法違反の疑いで、佐賀市の無職の男(20)を逮捕した。逮捕容疑は9月25日午後4時45分ごろ、県内の元交際相手の10代女性宅に押しかけた上に、同6時半ごろ~11時55分ごろ、面会を求めるメッセージを8回送信し、電話を8回かけた疑い。家族から相談を受け、捜査していた。
■ 五條堀さんの情報提供を求める県警のチラシ
海上自衛隊佐世保地方総監部は9日、後輩隊員にセクハラをしたとして、護衛艦「さわぎり」所属の20代海士長を停職3カ月の懲戒処分とした。総監部によると、海士長は2022年11月10日夜、当時所属した別の部隊で、勤務中の後輩に背後から抱きつき、肩に手を回して写真を撮影した。口外しないようにも求めたという。
■ AVは幻想。現実ではない【しもじもの話】
長崎県警時津署は8日、詐欺の疑いで、時津町西時津郷の無職の女(25)を再逮捕した。再逮捕容疑は5月4日、長崎市の酒屋のレジで、実際には支払っていないのにスマートフォン決済アプリ「PayPay」の支払い音を聞かせ、ウイスキーなど10点(2万6千円分)をだまし取った疑い。署によると、黙秘しているという。
■ 八田與一容疑者の顔写真を載せ、情報提供を呼びかけるカード
8日午前6時50分ごろ、長崎市中心部に架かる女神大橋で、同市晴海台町の会社員(37)が運転するバイクが転倒。全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。大浦署によると、ガードパイプに接触し、転倒したとみられる。
■ 五條堀さんの情報提供を求める県警のチラシ
6日午前10時45分ごろ、佐賀県白石町の県道で、同町の83歳女性が軽乗用車を運転中にガードレールに衝突、搬送先の病院で死亡が確認された。白石署によると、軽乗用車の単独事故で、死因は出血性ショック。現場は見通しの良い片側1車線の直線。同乗者はなく、軽乗用車の前部が破損していた。
■ 八田與一容疑者の顔写真を載せ、情報提供を呼びかけるカード
福井県警大野署と県警組織犯罪対策課は10月6日、詐欺の疑いで金沢市、建設業の男(34)を逮捕したと発表した。同署によると、男は特殊詐欺グループの「受け子」とみられ、福井県大野市の50代女性が被害に遭った事件を含め4府県で計5件、計約6280万円を詐取したとみられる。
逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀し昨年10~11月、大野市の50代女性に警察官などをかたって「犯罪に関与した疑いがかけられている」「あなたの預金口座からお金が引き出される恐れがあり、裁判所で預かる」などとうその電話をかけ、女性宅の軒下に置かせた現金1636万3千円入りの紙袋を持ち去ってだまし取った疑い。
このほか愛媛、神奈川県、京都府の70~80代の男女計4人から警察官などをかたる手口で現金計4650万円やキャッシュカード、通帳をだまし取った疑い。
同署によると、大野市の事件が端緒となり、5月8日から10月6日までに5度逮捕した。
詐欺の疑いで逮捕されたのは中国籍で横浜市に住む内装業の男(41)です。
警察によりますと男は、何者かと共謀して警察官になりすまし、福島県いわき市に住む男性(70代)に電話やSNSで接触し「あなたの免許証が偽造され勝手に口座が作られている。あなたは犯罪に加担しているかもしれないので、あなたの口座を差し押さえてお金を預かる必要がある」と伝えたうえで、男性から現金約270万円をだまし取った疑いがもたれています。
▽「雨の降り方も極端化している」来春から「危険警報」新設
男はすでに別の詐欺未遂事件で逮捕されていて、警察が関連を調べていたところ、今回の容疑が浮上したということです。警察の調べに対し男は容疑をおおむね認めているということで、警察が事件の全容解明を進めています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、棚倉町に住む六代目山口組系暴力団員の男(48)です。
警察によりますと男は10月9日、知人女性(40)を殴るなどの暴行をし肋骨を折るけがをさせた疑いがもたれています。現場は男の自宅で、何らかの理由で女性が男の家に行ったところ、被害にあったとみられています。
▽「雨の降り方も極端化している」来春から「危険警報」新設
警察の調べに対し男は殴ってけがをさせたことは認めているということです。
警察が詳しい経緯を調べています。
郡山市は10月10日、交通事故を起こしたとして職員2人の懲戒処分を発表しました。
発表によりますと、男性職員(50代)は、私用で運転中にコンビニエンスストアの駐車場で車両右側にいた歩行者と接触し、けがをさせたということです。市はこの男性職員を戒告の処分としました。
▽「雨の降り方も極端化している」来春から「危険警報」新設
また、会計年度任用職員の女性(40代)は、車で通勤中に助手席からマスクが落下したことに気を取られ、対向車線を走っていた車両と衝突する事故を起こし、運転手に全治2か月のけがをさせたということです。市は、女性職員を減給10分の1(1か月)の懲戒処分としました。
郡山市は、交通法規の遵守や安全運転の徹底について改めて職員を指導し、再発防止に努めるとしています。
窃盗(万引き)の疑いで逮捕されたのは、須賀川市の無職の男(43)です(住所・職業・年齢いずれも自称)。
▽「雨の降り方も極端化している」来春から「危険警報」新設
警察によりますと男は6月24日の夜、須賀川市内のコンビニエンスストアでタバコ9箱(販売価格計5220円)を万引きした疑いがもたれています。
この店舗では、店員の前側にたばこが陳列されていて、男はそこから盗んだとみられています。
警察の調べに対し男は容疑を認めていて、警察が動機などを詳しく調べています。
磐梯町の小学校で女子児童の下着を撮影しようとした疑いで、41歳の用務員の男が逮捕されました。
キノコ採りをしていたらクマと目が合い急に突進…持っていたナタで応戦 福島・檜枝岐
性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは、磐梯町の会計年度任用職員、栗田陽平容疑者41歳です。警察や町役場などによりますと、栗田容疑者は、8日午前10時ごろ、用務員として働いている勤務先の小学校で、女子児童のスカートの中の下着をスマートフォンで撮影しようとした疑いがもたれています。児童から寄せられた情報などにより、栗田容疑者の犯行が明らかになったということです。警察の調べに対して栗田容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
知人女性から現金約180万円をだまし取った疑いで男2人が逮捕されました。
逮捕された郡山市の自称・塗装業の東條圭容疑者(30)と鏡石町の解体工・樽川竜容疑者(27)は、2024年11月、知人女性(当時20代)に「交通事故の示談金が必要になった」とうそを言って、現金約180万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。
▽「雨の降り方も極端化している」来春から「危険警報」新設
警察の調べに対し樽川容疑者は容疑を認める一方、東條容疑者は「だますつもりはなかった」と容疑を否認しています。
南相馬警察署によりますと、7日~8日にかけて、管内の一般家庭の電話に、詐欺の疑いがある電話が8件かかってきているとして、警察が注意を呼びかけています。
▽「雨の降り方も極端化している」来春から「危険警報」新設
主な内容は、警視庁の警察官を名乗る人物から「あなたの口座が犯罪に利用されている。誰にもこの話をしてはいけない。これから東京に来て欲しい」と電話があり、住所、氏名、口座番号、預金残高、自宅に保管中の現金といった個人情報を聞かれたということです。
このほかにも大手通信業者を名乗る人物から「明日携帯電話が使えなくなります。氏名、住所、年齢を教えてください」と電話があり、その後に東京の検察庁や警視庁の警察官を名乗る人物から電話があったということです。
警察は、
■警察官がアプリのトーク機能でやり取りをしたり、送金を指示したりしない
■電話でお金や個人情報の話をされたら、一旦電話を切って家族等に相談すること
■国際電話の利用休止申請をすること
■留守番電話や撃退装置(自動録音機)を活用すること
■不審な電話を受けたら、警察に相談することを呼びかけています。
10代の女性の下着を撮影しようとした疑いで、福島県磐梯町の会計年度任用職員の男が逮捕された。
逮捕されたのは、磐梯町の会計年度任用職員・栗田陽平(くりたようへい)容疑者(41)。
警察によると、栗田容疑者は10月8日、会津地方にある学校で階段をのぼっていた10代女性に対し、後ろからスマートフォンをスカートの中に差し向け下着などを撮影しようとした疑い。
調べに対し栗田容疑者は「下着を撮影することが目的だった」などと供述し、容疑を認めている。
栗田容疑者の逮捕を受けて、磐梯町では10日午後1時から会見を開くことにしている。
起訴状などによると、ベトナム国籍のホアンフーホアン被告とマイヴァンシー被告は、2024年5月に福島県南会津町の住宅に押し入り、60代の女性を縛りケガをさせた上、現金2万円とネックレスを奪ったなどとされている。
10月8日の初公判で、ホアン被告は身上を聞かれた際に大声で怒鳴り進行を妨げたとして、裁判長から退廷を命じられた。
その後、本人不在で行われた罪状認否では、ホアン被告の弁護人が「被害金額の一部に争いがある」などと起訴内容を一部否認した。
一方、マイ被告は、起訴内容を認めた。
冒頭陳述で、検察側は県をまたいで犯行を重ねていた常習性や計画性などを指摘。
一方、弁護側は2人が技能実習生として来日後、経済的に苦しい生活が続いていたなどと情状酌量を求めた。
裁判は10月9日も開かれる。
福島県郡山市の40代男性から9日、交流サイト(SNS)を通じて知り合った人物から投資話を持ちかけられ、現金450万円をだまし取られたと郡山北署に届け出があった。同署は詐欺事件とみて調べている。
同署によると、7月上旬、男性が「AI投資」というインターネットの記事を見つけ接続すると、LINE(ライン)に誘導され、投資関係を名乗る男とのやりとりが始まった。男性は男から勧められた投資アプリをインストールし、指定口座にインターネットを通じ200万円を振り込むと、投資アプリ上では利益が出たように表示されたという。
その後、男から「株の当選分の入金が完了していない」と言われ、男性は250万円を振り込んだが、さらに現金を要求されたため不審に思い同署に相談した。
会津の学校で10代女性の下着などを盗撮しようとしたとして、猪苗代署は10日午前2時25分ごろ、性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで磐梯町磐梯字町在家、磐梯町会計年度任用職員の男(41)を逮捕した。福島県警によると、男は「下着を盗撮しようと思った」などと供述し、容疑を認めているという。
逮捕容疑は、8日午前10時15分ごろ、会津の学校で10代女性の下着などを盗撮しようと、スカート内に携帯電話機を差し向けたが、目的を遂げなかった疑い。
8日午前8時50分ごろ、福島県会津坂下町字舘ノ下の国道49号で、同町字松ノ目、女性(62)の軽乗用車が道路脇の縁石や案内標識板支柱などに衝突した。女性の軽乗用車に同乗していた同町白狐字中原甲、母親(86)が脊髄損傷の重傷とみられる。女性はあばら骨を折る軽傷。
会津坂下署によると、現場は片側1車線の見通しの良い直線道路。母親は後部座席に乗っていた。同署が原因を調べている。
#社会
福島県南会津町など本県を含む4県の山間部で昨年4~5月、住宅に侵入し現金を奪ったなどとして、強盗致傷などの罪に問われた、いずれもベトナム国籍で群馬県藤岡市、無職の男(27)と住所不定、無職の男(24)の裁判員裁判初公判が8日、福島地裁(島田環裁判長)で開かれた。24歳男は起訴内容を認め、27歳男の弁護側は強盗致傷罪などの成立は争わないとした上で、南会津町の事件で奪った現金の額など起訴内容の一部を否認した。
27歳男は冒頭「なめてんじゃねえぞ」などと叫び続けて退廷を命じられ、そのまま審理が進んだ。
検察側は冒頭陳述で、技能実習生として入国した2人は、それぞれ実習先から逃げ出し、昨年4月ごろに知人を通じて知り合ったと説明。金欲しさから県をまたいで強盗を繰り返したと指摘した。
27歳男の弁護側は、過酷な実習先で経済的に追い詰められていたとして情状酌量を求めた。南会津町の事件で奪った現金の額は、検察側が主張する2万円ではなく1万8000円とした。
起訴状によると2人は共謀し昨年4月30日~5月14日、栃木県日光市、長野県松本市、群馬県安中市、南会津町の住宅計4軒に押し入り、刃物で脅して住人の手足を縛り、現金計約27万円などを奪ったとしている。松本市と南会津町の住人に対しては縛った際に手首などに7日間のけがをさせた。奪ったキャッシュカードで40万円を引き落とした罪でも起訴されている。
公判では、9、14の両日に栃木県の事件、15、17の両日に長野、群馬、福島の3県の事件を審理する。
福島県会津若松市のパチンコ店から強盗を装う男らが現金約2668万円を盗んだ事件で、地検会津若松支部は8日、盗品等運搬の疑いで逮捕された埼玉県春日部市、会社員の男(20)を処分保留で釈放した。任意で捜査を続ける。
男は、8月12日午前6時45分ごろ~同8時ごろの間、実行役の1人と盗まれた現金を車で運んだとして、盗品等運搬の疑いで逮捕された。
事件を巡っては、これまでに窃盗と建造物侵入の罪で運転手役や被害者役、指示役、現金運搬役の男6人が起訴されたほか、強盗役の男(19)を初等・中等(第1種)少年院送致とする保護処分が決定している。
福島県福島市の携帯電話ショップで勤務していた男が客のSIMカードを盗んでクレジットカード情報を取得し、電子決済して商品をだまし取ったとされる事件で、福島署は8日午後1時15分ごろ、盗みや不正アクセス禁止法違反、詐欺の疑いで山形県米沢市、派遣社員の男(31)=同罪で起訴=を再逮捕した。同署によると、男は容疑を認めている。
再逮捕容疑は、3月4日ごろ~同15日ごろの間、派遣社員として勤めていた携帯電話ショップで、客の70代男性から預かった携帯電話のSIMカード1枚を盗み、盗んだSIMカードを入れた自らの携帯電話で、業務内で客から得ていた認証情報を入力し、携帯電話会社のサーバーに不正にアクセスした疑い。また同1~12日の間、別の60代と70代の男性客計2人のクレジットカード情報を登録した自らの携帯電話で、山形県内の家電量販店で3回電子決済し、マッサージ器など計7点(計約15万円)をだまし取った疑い。
捜査関係者によると、男は「遊ぶ金が欲しかった」と供述しており、だまし取った商品の一部をリサイクルショップで転売し、現金化していた。同様の手口による被害総額は90万円程度に上るとみられる。
高速道路上で車が逆走しているとの想定で、道内で初めてとなる訓練が10日、苫小牧市で行われ、関係機関への連携方法などが確認されました。
ネクスコ東日本による訓練は、道央道の苫小牧中央インターチェンジで行われ、道路管制センターから逆走車両の情報提供を受け、関係機関への連絡、後続車両の安全確保などの手順を確認していました。
ネクスコ東日本によりますと、2023年には全国の高速道路で224件の逆走の事案が発生していて、逆走車を発見した場合、警察への通報や最寄りのサービスエリアなどの非常電話から連絡してほしいとしています。
■東日本高速道路 北海道支社交通管理課 大山秀幸課長「逆走車がどういった形で起きるかというのは、やはり予断を許さないとこもありますので、訓練の結果を日頃の実動に生かしていただければと思ってます」
8日、喜茂別町役場で火炎瓶のようなものが投げられ放火されそうになった事件で、逮捕された男は、過去に道路の拡幅工事を巡り、町とトラブルになっていたことがわかりました。
札幌市北区の無職・重田勇容疑者86歳は、8日午後1時半ごろ、喜茂別町役場1階で、町長室近くにある執務室に火炎瓶のようなものを投げて放火しようとした疑いが持たれています。
すぐに役場の職員が消火にあたり、けが人はいませんでした。
重田容疑者は元町民で20年ほど前に、国道の拡幅工事にともなう立ち退きで、金額をめぐって町とトラブルになっていたことが喜茂別町長への取材で新たにわかりました。
また、最近は役場を訪れて、「役場で火をつけて死んでやる」などとと言っていたということです。
重田容疑者は容疑を認めていて、警察が詳しい経緯を調べています。
10日朝、釧路市のアパートで火事がありました。
いまのところ、けが人や逃げ遅れた人の情報は入っていません。
午前9時半前、釧路市鳥取南5丁目の2階建てアパートで、「1階から火が見える」と、このアパートに住む女性から消防に通報がありました。
消防車など11台が出動し、火はおよそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、アパートの内部を焼くなどしています。
他の建物への燃え移りはなく、今のところ、けが人や逃げ遅れた人の情報も入っていないということです。
消防や警察が火が出た原因を調べています。
連日、日本人の受賞に沸くノーベル賞ですが、まもなくノーベル文学賞が発表されます。
毎年受賞が期待されている村上春樹さんの作品とゆかりが深い場所で、今年もファンがその瞬間を今か今かと待ちわびています。中継を結びましょう。現地から武内さん。
武内一平ディレクター)
はい。村上春樹に憧れて15年。村上春樹さんのファンであります武内がお伝えします。
私は今、道北の美深町のレストランの中にいます。実はここには町内外から多くの村上春樹さんのファン、通称「ハルキスト」が集まってきています。
なぜこの美深町に皆さんが集まっているかと言いますと、実はこの村上春樹さんの作品「羊をめぐる冒険」、美深町がモデルになっているのではないかとファンの間では密かに言われているんです。
あまりにもこの作品に出てくる街がこの美深町と共通点が多すぎてファンの間では聖地になっています。
皆さんにお話を伺ったんですけれども、今年こそはノーベル賞を取るんじゃないかと皆さんかなり期待の声、たくさん聞かれました。
私たちは発表が行われる予定の午後8時まで、このレストランの美味しいジンギスカンと、美味しいクラフトビールをいただきながら待ちたいと思います。
知床沖の観光船沈没事故で業務上過失致死の罪で起訴された運航会社社長の桂田被告の初公判が早ければ来月中旬にも行われる可能性があることが関係者への取材でわかりました。
起訴状などによりますと知床遊覧船の社長、桂田精一被告は2022年4月、知床沖で起きた観光船沈没事故で悪天候が予想されるなか、運航管理者として運航の中止を指示しなかったことにより観光船「KAZUI」が沈没し乗客乗員を死亡させた業務上過失致死の罪で起訴されています。
関係者によりますと、桂田被告の初公判について釧路地裁は早ければ来月中旬にも行いたいと関係者らに示していたことが新たにわかりました。初公判の前に現在、争点整理の詰めの作業が行われていて、関係者によりますと釧路地裁は遅くとも年内には初公判を開きたいという意向も示しているということです。
10月10日、札幌市手稲区の一般住宅で火事があり、住人2人が煙を吸うなどしけがをしました。
火事があったのは札幌市手稲区金山1条4丁目付近の一般住宅です。
10日午後4時ごろ、「家が火事です」と住人から消防に通報がありました。
女性用トイレに侵入したとして、北海道釧路市に住む32歳の会社員の男が建造物侵入の疑いで逮捕されました。
男は10月2日午後3時ごろ、釧路市内の自動車関連の一般社団法人の施設内で、女性用トイレに侵入した疑いが持たれています。
事件当時「女性用トイレに入っている不審な男がいる」と施設側から通報が寄せられていましたが、警察官が駆け付けた時にはすでに男は逃走していました。
警察によりますと男は当時、女性用トイレの個室にまで侵入していたということです。
事件から1週間後の9日午後に再び男が目撃されたため、施設側が「女性用トイレに入ったと思われる男がいる」と110番通報。
警察官が駆け付け、男性用トイレの個室にこもっていた男に任意同行を求め、その後、容疑を認めたため逮捕しました。
調べに男は「用を足す音を聞くために入った」などと話しています。
男は9日にも女性用トイレに入っていた可能性があり、警察は男に余罪があるとみて調べています。
北海道札幌市北区の住宅街で10月9日夜、女性がクマを目撃しました。
「クマはこの辺りで目撃され、その後北に立ち去ったということです」(蒲生美緒 記者)
9日午後6時10分ごろ、札幌市北区篠路町上篠路で、車を運転していた女性から「住宅の敷地内で子グマっぽい動物を見た」と通報がありました。
クマは体長90センチほどで、女性と約10メートルの距離でした。
臨時休館が続く北海道北見市の木工関連の施設で約1000万円に及ぶ不適切な会計処理が発覚しました。
北見市の「オホーツク木のプラザ」は決算作業で不正経理が発覚し、春から休館が続いていました。
その後の調査で、暖房の燃料費などの未払い分を次の年度の予算で補填する不適切な会計処理が10年近く続き、1000万円ほどに上ることが分かりました。
横領はなかったとしています。
「(担当職員は)会計的なことをよく分からないと話している。分からないなりにやってきてこういう事態を招いて申し訳ない(と話している)」(オホーツク森林産業振興協会 坂下孝理事長)
施設側は「会計業務を軽視していた」と認めた上で、再発防止策を講じ、11日から営業を再開する方針です。
9月、散歩中の男性がクマに襲われた札幌市西区で10月9日朝、クマ1頭が駆除されました。
【衝撃】エゾシカに食らいつくヒグマ
北海道上川地方の東川町にある旭岳で、8月に見つかっていた性別不明の遺体が、小樽市勝納町に住む職業不詳の28歳の男性だったと判明しました。
8月22日、旭岳でドローンを飛ばしていた人が横向きに倒れる男性を発見しました。
警察によりますと、男性は発見当時、年齢や性別が分からない状態でした。服装は黒い長袖のシャツに、黒っぽいスノーブーツを履き、身分証などは持っていませんでした。
その後、DNA鑑定などで身元が判明。死因は高所からの転落による頭蓋内損傷だと分かりました。また、男性は8月上旬には死亡していたとみられています。
警察は死亡に至った経緯を調べています。
10日午前9時半ごろ、珠洲市高屋町の農道で、男性がエンジン付きの運搬車の下敷きになっていると119番通報があった。男性は救助されて珠洲市総合病院に搬送されたが、意識不明だという。
【写真】横転した運搬車
現場は海沿いにある集落から高台に向かう農道で、運搬車は土砂を運搬しており、単独で事故を起こしたとみられる。付近の住民によると、現場近くに男性の農地がある。珠洲署が事故原因を調べている。
●空き家の貴金属や仏具狙い 邸宅侵入の疑い
能登半島地震の被災家屋を狙い、金品を盗む事件が七尾市や中能登町で相次ぎ、七尾署と石川県警が邸宅侵入の疑いで複数のベトナム人を逮捕していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。両市町では貴金属や仏具、金庫などが盗難に遭っており、窃盗グループが能登に入り込んだとみられる。同署などは余罪を追及するとともに、他にも共犯者がいないかを調べている。
捜査関係者によると、8月、七尾市田鶴浜地区で指輪やネックレスなどのアクセサリーが盗まれる被害があった。七尾市、中能登町では今年に入り、被災して空き家となった家屋から金品が盗まれる被害が約20件確認されているという。
これを受け、七尾署や県警はパトロールを強化。ベトナム人が窃盗目的で住宅に侵入したことを特定し、逮捕に至ったという。窃盗グループは、住民が避難し、人が住んでいない家屋などで犯行を繰り返したとみられる。
地震の被災家屋を狙った窃盗事件では、石川、富山など5県警の合同・共同捜査本部が昨年にベトナム国籍の男5人を逮捕。石川、富山を含む8県で計170件の窃盗を重ね、被害額は約2500万円に及んだ。5人は「泥棒がしやすいと思って被災地に行った」などと供述していたという。
石川県警によると、宝達志水町以北9市町における今年1〜8月の刑法犯認知件数(暫定値)は、前年同期と比べ約1・5倍(164件増)の467件となっている。このうち窃盗は130件増の334件と約1・6倍となり、全体の約7割を占めている。
市町別で刑法犯認知件数が最も多いのは七尾市の122件(前年同期比58件増)で、輪島市108件(48件増)、羽咋市62件(16件増)と続く。窃盗は多い順に輪島市80件(35件増)、七尾市78件(42件増)、羽咋市45件(19件増)。
●損壊、施錠できず
県警によると、地震で損壊して玄関の施錠ができなくなるなど、外からの出入りが容易な空き家への侵入盗が増えているという。
県警は輪島、珠洲両署に職務質問技能の高い職員を配置。9月11日には両署管内で、県警本部や金沢市内の3署、白山署などが合同で大規模検問を初めて実施した。きめ細かい巡回や被災地以外からの応援派遣などを受け、引き続き警戒を強める方針だ。
今年5月、三重県亀山市の新名神高速道路で乗用車が逆走し、避けようとした車が巻き込まれた事故で、危険運転致傷と道路交通法違反の罪に問われていたペルー国籍の男に対し、津地方裁判所は8日、懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
危険運転致傷と道路交通法違反の罪に問われていたのは、ペルー国籍のロッシ・クルーズジョン・エリアス被告(35)です。
起訴状などによりますと、エリアス被告は今年5月、名古屋市内で酒を飲んだ上で車を運転し、新名神高速道路の下り線を逆走。車4台が絡む追突事故を起こし6人にケガをさせた罪に問われていました。
津地方裁判所で開かれた裁判で湯川亮裁判官は「約9キロもの距離を逆走し続け、犯行の約7時間前には酒気帯び運転にも及んでおり交通ルールを軽視する態度は限度を超えている」としてエリアス被告に懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
三重県名張市の国道で軽乗用車が横転し5人が死亡した事故で、司法解剖の結果、5人は頭や胸などを強く打ったことにより死亡したことが判明したほか、少なくとも1人からアルコールが検出されたことがわかりました。
この事故は、10月3日の未明、名張市上小波田の片側一車線の国道で、男女6人が乗った軽乗用車が横転し、名張市内に住む10代から20代の男女5人が死亡し男子高校生1人が大けがをしたものです。
警察によりますと、事故で死亡した5人の司法解剖が5日までに終わり、その結果、5人は頭や胸などを強く打ったことにより死亡したことがわかりました。
また、遺体からアルコールが検出されたこともわかりましたが、警察は、捜査に支障あるとして何人からアルコールが検出されたかは明らかにしていません。
事故を起こした車は、死亡した20歳の男性が所有していましたが、事故当時、誰が運転していたかは特定できていないということで、警察は大けがをして入院中の男子高校生から話を聞くとともに付近の防犯カメラなどの映像の分析を進めています。
積極的な声かけで、特殊詐欺被害を未然に防いだ三重県津市内のコンビニエンスストア3店舗に、津警察署から感謝状が贈られました。
このうちミニストップ河芸町西千里店では、来店した80代の女性が30万円分のギフトカードを購入しようとしていることに対し、不審に思った店長が声をかけて警察に通報し、詐欺の被害を未然に防ぎました。
三重県内では今年に入ってから8月末までの特殊詐欺の被害件数が去年の同じ時期と比べて116件増え322件に。被害額も約6億9000万円増えているということです。
9月、三重県鈴鹿市の質店に、バールの様なものを持った男が押し入り、店主らから現金など約2万円を奪って逃走した事件で、6日までに暴力団組員の男ら2人が逮捕されました。
強盗の疑いで逮捕されたのは、住居不定の暴力団組員谷口健太容疑者(39)と、鈴鹿市の飲食業・大谷秀幸容疑者(52)の2人です。
警察の調べによりますと谷口容疑者ら2人は。9月28日の午後3時半頃、鈴鹿市阿古曽町の住宅を兼ねた質店に覆面をかぶって押し入り、バールの様なもので高齢の夫婦を脅し、現金1万7000円と商品券5000円相当を奪って逃走した疑いが持たれています。
防犯カメラの映像や周辺の聞き込みから谷口容疑者と大谷容疑者が浮上し、逮捕に至ったということです。
質店に押し入ったのは谷口容疑者一人で、大谷容疑者は現場周辺での見張り役か逃走を手助けした疑いがあるということです。
警察は共犯事件のため2人の認否を明らかにしておらず、組織的な犯罪の可能性もあるとして捜査を進めることにしています。
ミャンマーを拠点とした特殊詐欺事件で、「かけ子」の高校生らを組織に紹介した罪に問われている男が、初公判で起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、住居不定の無職・丸杉龍実被告(32)は、去年11月から12月に名古屋市の男子高校生ら3人を、ミャンマーを拠点とした特殊詐欺のグループに「かけ子」として紹介した、職業安定法違反などの罪に問われています。
初公判で、丸杉被告は起訴内容を認めました。
検察側は、「少年に海外で快適な生活を送れると信じ込ませ、特殊詐欺の組織に人材供給した悪質な犯行」として、懲役5年を求刑しました。
弁護側は、寛大な判決を求めています。
判決は11月19日の予定です。
名古屋市中区で無許可でホストクラブを営業したなどとして、代表の男ら3人が逮捕されました。
風営適正化法違反の疑いで逮捕されたのは、ホストクラブを運営するN−1グループの会長、田中佑容疑者(43)ら男3人です。
警察によりますと田中容疑者ら3人は、去年5月ごろから今年1月までと、2月から7月までの間、名古屋市中区栄でホストクラブ「L-CROWN」を無許可で営業した疑いが持たれています。
警察は、3人の認否を明かにしていません。
警察には女性客から「数百万円の売掛金を作らされた」「ホストから性風俗店を紹介された」などの相談が複数寄せられていました。
名古屋市の大須商店街で、商品を万引きし、制止した男性を殴って大けがをさせたとして、14歳の男子中学生が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、住所不詳の男子中学生(14)です。
警察によりますと、男子中学生は7日午後7時20分ごろ、中区大須の衣料品店で、ベスト1着(販売価格約1万6000円)を万引きして逃走しようとした際、制止した近くの店の男性店員(33)を殴って、けがをさせた疑いが持たれています。
男性は顔の骨を折る大けがをしました。男子中学生は午前2時半ごろに市内の警察署に出頭し、調べに対し、「物を盗んだのは違うけど殴って逃げたのは間違いない」と容疑を一部否認しています。
現場からは男子中学生のほかにも男1人が逃走していて、警察はこの人物からも事情を聴いています。
カンボジアの拠点で特殊詐欺に関与したとして日本人が逮捕された事件で、指示役とみられる中国籍の男女2人が、別の拠点でも特殊詐欺に関与していた可能性があることがわかりました。
中国籍の王少凡容疑者(33)とスン・ジアシュエン容疑者(22)は5月、他の人物と共謀して愛知県知多市の男性(48)に警察官などをかたる電話をかけ、現金合わせて500万円をだまし取った疑いで9日に送検されました。
2人は摘発されたカンボジアの拠点で、「かけ子」である日本人29人への指示役と通訳を担っていたとみられています。
警察への取材で、2人は摘発後も複数回、東南アジアに渡航していたことがわかりました。
また拠点からの詐欺電話と同じような電話が、摘発後も続いていたということで、警察は2人が別の拠点でも特殊詐欺に関与していた可能性があるとみて捜査しています。
カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件をめぐり、日本人の「かけ子」に指示を出していたとみられる中国籍の男女2人が逮捕されました。
組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれも中国籍の王少凡容疑者(33)とスン・ジアシュエン容疑者(22)です。
警察によりますと、2人は5月、他の人物と共謀して愛知県知多市の男性(48)に警察官などをかたる電話をかけ、現金合わせて500万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
この事件をめぐっては、カンボジアの拠点から「かけ子」をしていたとみられる日本人29人が逮捕されています。
警察は、2人が拠点で「かけ子」に指示を出していた中国系犯罪組織のメンバーで、さらに日本語に通訳する役割も担っていたとみて調べを進めています。
教師のグループが女子児童の盗撮画像を共有したとされる事件で、名古屋地検は北海道の中学校教師の男を盗撮未遂などの罪で起訴しました。
性的姿態等撮影未遂などの罪で起訴されたのは、北海道の中学校教師、柘野啓輔被告(41)です。
起訴状などによりますと柘野被告は去年10月、北海道内の施設で女性のスカートの中をスマートフォンで撮影しようとした罪などに問われています。
柘野被告は当初、16歳未満の少女の性的な動画を盗撮し、教師らが参加するSNSのグループに共有したなどの疑いで逮捕・送検されましたが、名古屋地検は盗撮した罪については未遂に切り替えて起訴し、共有した罪については不起訴処分としています。
名古屋地検は、柘野被告の認否や処分の理由を明らかにしていません。
9日に沖縄市松本の運輸会社の事務所で発生した強盗事件で、沖縄県警は10日、現金約1660万円を奪った上、50代女性従業員にけがを負わせたとして、強盗致傷容疑でうるま市の無職の男(71)を逮捕した。捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。
【現場写真】規制線張り、警察官が鑑識作業
9日午後1時40分ごろ、那覇市の市立中学校で、校舎の外壁改修の工事をしていた建設会社代表の男性(51)=那覇市=が、建物3階部分に設置された足場から約13メートル下の地面に転落した。男性は心肺停止の状態で本島中部の病院に搬送されたが、9日午後2時28分に死亡が確認された。那覇署が事故原因を調べている。
台風23号、11日にかけ本島北部や奄美地方に近づく 連休イベント一部中止も 沖縄
与那原署は8日、元交際相手の50代女性=県内在住=に対して、自宅に押し掛けるなどの行為を反復して行ったとして、ストーカー規制法違反容疑で公立中学校非常勤講師で宜野湾市の男(55)=米国籍=を逮捕した。
中学教諭、男性に不同意わいせつ容疑
名護労働基準監督署は8日、名護市の畜産農場で浄化槽で作業をしていた労働者をフォークリフトに取り付けた搬器に乗せた上で上昇させ、用途外で使用したとして、南城市の食肉関連企業と当該事業場長を労働安全衛生法違反の疑いで那覇地検名護支部に書類送検した。
那覇大綱挽の市民フェスは初日中止 台風23号接近 沖縄
9日午後4時50分ごろ、沖縄市松本の運輸会社事務所で「包丁を持っている男に現金を取られた」と会社関係者から110番通報があった。
【現場写真】現金数百万円が奪われた現場
沖縄署は7日、北谷町美浜の町道で、道交法違反の疑いがあるバイクを追跡していたパトカーの前に立ちはだかり、捜査を妨害したとして、公務執行妨害容疑で自称飲食店従業員の少年(16)=北谷町=を現行犯逮捕した。
【進路を見る】どうなる台風23号
沖縄署は8日、北中城村安谷屋の飲食店駐車場に駐車中の車のリアワイパーを折り曲げて壊したとして、器物損壊容疑で米海軍軍属の家族で同村の無職の容疑者(30)を逮捕した。捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。
【写真特集1】暴れる米兵、騒然とする現場 日米合同パトロール
特殊詐欺被害を未然に防いだとして福知山署は9月30日、京都府福知山市大江町河守の京都北都信用金庫大江町支店(森下和成支店長)と同支店職員の仲野里香さん(55)、同金庫篠尾支店長の水口慎太郎さん(52)に感謝状を贈った。客の相談で違和感を見逃さず、警察に通報したことが被害防止につながった。
同署によると8月12日、同町内の80代女性宅に警視庁を名乗る人物から「指示に従わなければ口座を凍結する」などと脅す電話があり、女性は大江町支店のATM(現金自動出入機)を訪れ、口座凍結前に預金を引き出そうとした。しかし、一日の利用限度額を超過し引き出せなかったため、窓口にいた仲野さんに相談した。
女性から話を聞いた仲野さんは特殊詐欺を疑い、その日、支店長代理を務めていた水口さんに報告。水口さんが警察に通報し、仲野さんとともに詐欺の可能性があることを女性に説明し理解を得たことで被害を防いだ。
感謝状は京都府警本部から大江町支店に、福知山署から仲野さんと水口さんに贈られた。贈呈式は同支店であり、同署生活安全課の橋本圭司課長がそれぞれに手渡した。
橋本課長は「特殊詐欺は引き出した現金を別の口座へ送金させる事例が一般的だが、『口座を凍結する』という部分に違和感を覚え、被害阻止に動かれたのは非常に良かった」と称賛した。
仲野さんは「普段から特殊詐欺には注意しようと、支店内でも共有しており、今回被害を防げてほっとしている」と語り、森下支店長(49)は「特殊詐欺は多種多様化しているため、我々も最新の手口を常に把握するのは難しい。だからこそ、今後もお客様とのコミュニケーションを大切にし、地域に根付いた金融機関として、みなさまの大切な財産を守っていきたい」と話している。