38年前、記者が殺害される襲撃事件があった朝日新聞阪神支局に対し、当時の犯行声明を引用した抗議文などを送ったとして脅迫などの疑いで、38歳の会社員の男が逮捕されました。
脅迫と威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、静岡県富士市に住む会社員の武藤和宏容疑者(38)です。
1987年5月3日、朝日新聞阪神支局は「赤報隊」を名乗る人物に襲撃を受け、銃撃された小尻知博記者(当時29歳)が死亡し、犬飼兵衛記者(当時42歳)が重傷を負いました。
武藤容疑者は今年の同じ日、「令和赤報隊」を名乗り、38年前と同じく「すべての朝日社員に死刑を言いわたす」などと書いた脅迫文や、小尻記者と犬飼記者の写真に穴を開けた書面、おもちゃの銃を阪神支局に送るなどした疑いが持たれています。
警察は武藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、38年前の襲撃事件を模倣した犯行とみて捜査しています。
5月、大阪市鶴見区のコンビニエンスストアの駐車場で、知人男性に集団で暴行を加え車に監禁したとして、生命身体加害略取や監禁容疑で逮捕された20歳の男性5人が3日、不起訴処分となりました。
大阪地検は不起訴にした理由について、「捜査の結果、諸事情を考慮し不起訴処分とした」としています。
住宅で火災、1人が死亡しました。
午前11時すぎ、和歌山県橋本市の住宅で「建物火災で煙と炎がでている」と消防に通報がありました。
火が出たのは鉄骨2階建ての住宅で、約2時間後に消し止められましたが、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察によりますとこの家に住む72歳の男性と連絡が取れていないということです。
また、火元の住宅の隣には重要文化財に指定され、現在も使われている小学校の木造校舎があり、児童らが一時、避難しました。
(高野口小学校・西村文政教頭)「放水した職員の話では、住宅の中に水をいれるのと校舎に燃え移らんようにっていうので、水かけて木造校舎を守る」
児童らにけが人はいないということです。
コメの価格高騰に乗じて、合計200キロのコメを約8万円で買えるなどとウソをつき、女性から現金をだまし取ったとして、男が逮捕されました。
【写真を見る】「コメ200キロを8万円で買える」とウソ…コメ価格の高騰に乗じて現金をだまし取った69歳の男を逮捕
逮捕されたのは住居・職業不詳の緒方稔容疑者69歳です。警察によりますと、緒方容疑者はことし2月から3月にかけ、名古屋市緑区の60歳の女性に、電話やメールで、熊本県産のコメ合計200キロを約8万円で購入できるとウソをつき、現金をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。
女性には、注文したコメの一部しか届いていなかったということです。
ことし3月、別の被害者が緒方容疑者を訪ねて返金を求めたところ、緒方容疑者から暴行を受けたことで事件が発覚し、逮捕に至りました。
警察の調べに対し緒方容疑者は、「何も言いません」と認否を留保しているということです。警察は、緒方容疑者が女性以外にも複数の知人に同様の手口で、金をだまし取っていたとみて余罪を調べています。
六代目山口組傘下の暴力団組員の男が、組長が関わったとされる事件の参考人を「裁判に出廷させるな」などと脅したとして逮捕されました。
【写真を見る】「裁判に出廷させるな」暴力団組員の62歳男を逮捕 組長が関わったとされる事件の参考人の父親(76)を脅した疑い
逮捕されたのは六代目山口組の3次団体の組員、梅村英樹容疑者(62)です。
警察よりますと、梅村容疑者は所属する暴力団の組長らが関与したとされる傷害事件について、先月、参考人の女性の父親(76)に電話をかけ「裁判に出廷するんか」「親父だろ、出廷させるな」などと言って脅した、強要未遂と証人威迫の疑いがもたれています。
女性と父親が警察に相談して発覚しました。
警察は梅村容疑者の認否を明らかにしておらず、ほかにも関わった組員がいるとみて調べています。
岐阜県下呂市の飛騨川で、ボートが転覆したという想定の救助訓練が行われました。
雨の降る中行われたきょうの救助訓練には、下呂市消防本部の職員ら約40人が参加しました。訓練は飛騨川を渡っていたボートが転覆し、5人が流されたという想定で行われ、職員らはボートを使ったり川に潜ったりするなどして懸命に救助活動を行っていました。
【写真を見る】川に入るときはライフジャケット着用を 飲酒したら川に入らない! “ボート転覆”を想定した救助訓練
今後、水難事故が増える時期になることから、下呂市消防本部は川に入るときはライフジャケットを着用することや、バーベキューなどの際にアルコールを摂取したら絶対に川に入らないよう呼びかけています。
きょう昼ごろ、名古屋市南区の集合住宅で首から血を流した高齢女性の遺体が見つかり、警察は事件の可能性があるとみて調べています。
【写真を見る】集合住宅に首から血を流した高齢女性の遺体 夫が殺害後に自殺か 名古屋・南区
警察によりますと、きょう午前11時40分ごろ南区柵下町の集合住宅の一室で、70代くらいの女性が首から血を流して死亡しているのが見つかりました。女性の首には刃物で切られたような傷があり、死後3日か4日ほど経過していました。きょう午前9時前、この部屋に住む77歳の男性と「連絡が取れない」と親族から警察に通報があり、駆けつけた警察官が女性の遺体を見つけました。
玄関は施錠されていました。警察は男性と女性は夫婦とみて、男性の行方を捜していましたが、捜査関係者によりますと、男性は三重県内で死亡していました。自殺とみられます。
(近隣住民)
「(男性は)町内会の祭りのとりまとめをしている人。男性の声もちらちら聞こえるが、女性が怒っている声がすごく聞こえて、窓が開けられなかった」
警察は、男性が妻を殺害した後、自殺を図った可能性があるとみて、詳しいいきさつを調べています。
雲仙・普賢岳の大火砕流から6月3日で34年が経過した。ふもとの島原市では、大火砕流が発生した時刻にあわせて追悼のサイレンが鳴らされ、遺族などが黙とうを捧げた。
【画像】1991年6月3日の雲仙・普賢岳の大火砕流
静岡・浜松市で小学生2人を乗せた車が東名高速道路に転落した事故で、子供2人を放置したうえ逃げた運転手の男(47)をかくまっていた疑いで交際相手とみられる34歳の女が逮捕された。
【画像】壊れた車のすぐ近くで2人の子供が並んで座っている事故直後に撮影された写真
事故を起こし、無免許運転などで逮捕された男だが、高速道路の路側帯に2人の小学生を放置して逃げたことは罪に問われるのだろうか。専門家は「保護責任者遺棄も警察は視野に入れて動くのではないか」と指摘する。
男によって死亡した被害者は4人となった。10代の女性の自殺を手助けした疑いで6月3日、再び逮捕された福島市の男。これまでの事件を含めて振り返る。
【画像】第一の事件現場となった福島県田村市にある林道
千葉県市川市の路上で、女性用の下着を頭に被った姿を面識のない女性に見せたとして、動画配信者の51歳の男が警察に逮捕されました。
【画像】女性用下着も押収された
逮捕されたのは、動画配信者の舘内洋行容疑者(51)です。
舘内容疑者は先月、市川市宮久保の路上で、体操着やブルマーを着て、頭に女性用の下着を被って徘徊し、面識のない女性にその姿を見せた迷惑防止条例違反の疑いがもたれています。
警察によりますと、舘内容疑者は「ぞっくん」という名前で動画配信を行っていて、下着を被って徘徊する様子を自分で撮影しながら、生配信を行っていたということです。
舘内容疑者は、調べに対し容疑を認めていて、「視聴者が興味を抱き、盛り上げて視聴者を増やすためにやった」と供述しているということです。
父親の遺体を自宅に放置していたとして、北海道函館市の兄弟が逮捕されました。
「葬儀代がなかった」などと話しています。
【画像を見る】父親(83)の遺体が放置されたアパート
函館市美原のとび職・工藤正昭容疑者(52)と弟で無職の隆昭容疑者(47)は、5月ごろから6月2日まで自宅アパートの部屋で同居する父親の幸美(83)さんの遺体を放置した疑いが持たれています。
警察によりますと、2日午後5時半ごろ、福祉施設の職員と警察官が幸美さんの安否を確認しようと訪れたところ、幸美さんが死亡しているのを発見しました。
遺体には布団がかけられ、少なくとも死後数日は経っているとみられます。
同じアパートの住人
「『最近父さん見えないね』と言ったら、息子が『23日に亡くなった』って」
調べに対し、2人は容疑を認め「葬儀代がなかった」などと話しているということです。
警察は2人が届け出をしなかったいきさつなどを調べています。
男女7人が逮捕された海田町の強盗致死事件の裁判で主犯格の控訴審が行われ、弁護側は事実誤認だと主張しました。
被告の男(34)は2022年6月、海田町の事務所で当時71歳の男性を監禁して暴行し金を奪ったうえ死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。
一審では無期懲役の判決を受けており、3日の控訴審で弁護側は「一審の判決には事実誤認があり量刑不当だ」と主張し、量刑見直しを訴えました。
また、被告の男は「証言くらいさせろ」「俺の人生だぞ」などと声を荒げ、開廷からわずか数分で退廷を命じられました。
香川県観音寺市の三観広域行政組合南消防署に勤務する20代の男性消防士が、一緒に酒を飲んでいた知人に車を運転させ事故を起こしたとして、3日付けで停職6カ月の懲戒処分を受けました。
3日昼ごろ、鹿児島市で普通乗用車が道路脇のガードパイプに衝突し、運転していた71歳の男性が意識不明の重体となっています。
警察によりますと、3日午前11時50分ごろ、鹿児島市新栄町の交差点付近で普通乗用車が道路脇のガードパイプに衝突しました。この事故で運転していた鹿児島市桜ヶ丘の無職、濱崎勝さん(71)が病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。
現場は見通しのよい交差点で、警察が事故の詳しい原因を調べています。
鹿児島市の国道で3日正午ごろ、乗用車が道路わきのガードパイプに衝突し、運転していた71歳の男性が意識不明の重体です。
鹿児島南警察署によりますと、3日正午ごろ、鹿児島市新栄町の国道225号で、普通乗用車が道路わきのガードパイプに衝突しました。
この事故で、車を運転していた鹿児島市桜ケ丘3丁目の無職・濱崎勝さん(71)が病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
現場は片側2車線の見通しの良い交差点で、当時、濱崎さんは1人で車に乗っていて、走行していた車線の信号は青だったということです。
警察が事故の原因を調べています。
金沢市で5月、78歳の男が運転する車が、通称「山側環状」を逆走し、衝突した車の女性に大けがを負わせ逃走する事件が起きました。
【写真を見る】「ミラーだけじゃなく直接見て安全確認の習慣づけを」逆走事故受け高齢者向けに安全講習会
市内の自動車学校では3日、高齢ドライバーの事故を防ぐため安全講習会が開かれました。
金沢市のエクシール城東で開かれた教室には、65歳から85歳の高齢者ドライバー8人が参加し、教習所内のコースで方向転換など基本的な運転操作を確認しました。
■指導員「ミラーだけじゃなく直接見て確認する習慣づけを」
指導員は大きな問題はないとしましたが、方向転換する際にはいくつか細かい注意点もあったようです。
指導員「直接左後ろ角をミラーだけじゃなくて直接見て確認するように習慣づけてもらうとよかった」
参加者の男性(85)「Q講習受けてみて?緊張した。きちんともっと基本を守らないとダメだと思った」男性(84)「車庫入れが左側が見にくいことで先生のいうような方法が取れていないということで自分でも考えたい」
金沢東警察署・松本里香交通一課長「まず自分の身体能力を見直してもらって自分の(運転の)クセをしっかりと確認して安全な運転をしてもらいたい」
県警では今後も、県内各地の自動車学校に協力してもらい、無料の高齢者講習を開いて安全意識を高めていきたいとしています。
去年9月、同居する母親を包丁で刺し殺害したとして、殺人の罪に問われている男の裁判員裁判で、長崎地裁は、男に懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、長与町の46歳の男です。判決によりますと、男は去年9月、長与町の自宅で同居していた母親の胸や背中などを、包丁で複数回刺し殺害したもので裁判では、刑の重さが争点となっていました。
3日の判決で、長崎地裁の太田寅彦 裁判長は自首が成立するものの母親を包丁で何度も刺した行為は危険かつ残酷で、強い殺意が認められるとして、16年の求刑に対し、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。男の弁護人によりますと、控訴するかは検討中だということです。
別府市で起きた死亡ひき逃げ事件。県警は2日、道交法違反容疑で重要指名手配している八田與一容疑者に対し、新たに殺人と殺人未遂の容疑でも逮捕状を取りました。
2022年6月、別府市の交差点で、バイクに乗っていた男子大学生2人が軽乗用車に追突され、1人が死亡、1人がけがをしました。
警察庁は、八田與一容疑者(28)を、全国で初めてひき逃げの疑いで、重要指名手配に指定して行方を追っています。
県警は2日、殺意が立証できるとして新たに殺人と殺人未遂の容疑で逮捕状を取ったと発表しました。
「現場の道路状況や、時間帯を合わせた走行実験を数回行い、防犯カメラも調べるなどして判断した」ということです。
事件からまもなく丸3年。いまだ逃走を続ける八田容疑者。殺人と殺人未遂の罪が加わることで何が変わるのか?そして遺族の声をお伝えします。
八田與一容疑者については、道路交通法違反、いわゆるひき逃げの疑いで捜査が続けられていましたが、県警は、「殺意が立証できる」として殺人と殺人未遂の容疑を追加しました。
もともと遺族らは、殺人罪への切り替えを訴えて、去年6月におよそ7万7000人分の署名を提出していました。
それには時効が大きく関係しています。「ひき逃げ」の場合、時効は7年成立します。これが「殺人罪」になると時効はなしになります。ここが大きな違いです。
捜査体制に変化はあるのか、2日に開かれた会見で県警捜査一課の松尾次席は、「今までも殺人罪の適用を視野に捜査をしてきた。引き続き県警の総力を挙げて捜査を行いたい」とコメントしました。
さらに今回、殺人と殺人未遂の容疑が追加されたことで、インパクトもあることから、より一層強く、情報提供を呼び掛けていくとしています。
警察には先月末までに全国から9600件の情報提供が入っています。そのうち、「似ている人を見た」などの目撃情報が9073件と、ほとんどを占めています。
内訳は、大分県内で577件、九州で見ると1195件、関東が最も多く、3414件の目撃情報がありました。
亡くなった大学生の母親は、「事件から3年。大きな岩が動き出し、殺人罪での捜査に漕ぎ着けるまでこれほど時間を要するとは思いませんでした。八田與一が逮捕されるまで私たちの戦いは終わりません。引き続きどんな些細な情報でも構いませんので、八田與一の逮捕にご協力いただけますよう心よりお願い申し上げます」とコメントしています。
競争入札の予定価格を業者に伝え、落札させた疑いで元大分市議が逮捕された事件について、前の大分市長である佐藤知事は、法令に違反する事例は「聞いたことがない」とコメントしました。
事件は、去年5月、大分市が発注する公園の除草業務の指名競争入札で、予定価格を業者に伝えた競売入札妨害の疑いで、元大分市議会議員の山本卓矢容疑者が先月23日に逮捕されたものです。
大分市の足立市長は、先週金曜日の会見で、「このような事案が以前から続いているのではないか」と指摘。
一方、2023年まで大分市長だった佐藤知事は、午後の会見で、「市の職員の関与も捜査で明らかになっていない」とした上で、こう話しました。
佐藤知事:
「そういうものがあって、見逃していたり、いいよって言ったら本当に辞職をしないといけないような案件。そういうことについて聞いたこともないし、あったとすると目配りが足りなかったと反省をするべき点もあるかもしれない。大変遺憾で、残念であるという思いもある」
事件は、佐藤知事が大分市長を退任した後に発生したものですが、「実際に何があったのか、注意して見たい」とコメントしました。
去年5月、本島中部の建物で女性に性的暴行を加えようとして、けがをさせた罪に問われている米海兵隊員の男の裁判で3日、被害者の女性が当時の状況を証言しました。
この裁判は、アメリカ海兵隊の上等兵、ジャメル・クレイトン被告が、不同意性交等傷害の罪に問われているものです。
3日は被害者の女性が、別室から証言するビデオリンク方式で裁判に参加しました。
被害女性は検察側からの質問に対して、クレイトン被告に路上で声をかけられた際、何度も自分で帰ると告げたにもかかわらずつきまとわれたと、当時の経緯を説明しました。
後ろから首を絞められた際には「自分ってこうやって死ぬんだ」と思ったと証言し、「できるだけ重い処罰にしてほしい」と述べました。
また事件後、嘔吐が止まらなくなり通院したことを明らかにしました。
女性は弁護側から当時のクレイトン被告の態様について、3日の証言と供述調書での証言が異なる理由を問われると、「事件から一年がたち、全部忘れたい」と気持ちを吐き出しつつ、「一番覚えているところを伝えた」と述べました。
4日は被害女性の関係者への尋問が行われる予定です。
今年5月、以前交際していた24歳の女性に電子マネーを複数回送りつけたり、女性の自宅付近をみだりにうろついたりしたとして20歳の自称派遣社員の男が逮捕されました。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県粕屋町に住む20歳の自称派遣社員の男です。
警察によりますと、男は以前交際していた24歳の派遣社員の女性に対し、5月24日に4回にわたってキャッシュレス決済サービスの送金機能を利用して女性の携帯電話に電子マネー計1万5100円を無断で送金し、受け取りを要求していたということです。
さらに、5月30日午後8時ごろ女性の自宅付近でみだりにうろつくなどのつきまとい行為をした疑いが持たれています。
被害女性は5月に入って別れを告げたあとも男からの電話の着信が続いたため出ないようにしていたということです。
取り調べに対し、男は「僕がやったことに間違いはありません。よりを戻したかった」と話し容疑を認めているということです。
警察は、恋愛感情などが満たされなかった恨みを晴らす目的で犯行に及んだとみて詳しく調べています。
先月、ドイツから覚醒剤1.2キロ余りを旅行かばんに隠して日本に密輸したとして、イギリス国籍の男が逮捕されました。
【写真で見る】イギリス国籍の男 覚醒剤1.2キロ密輸
奥田千里 記者
「男は旅行かばんの側面を二重にして覚醒剤を隠していたということです」
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、イギリス国籍の無職、バーンズ・ジョン・ブライアン・ウィリアム容疑者です。
バーンズ容疑者は先月13日、営利目的で、覚醒剤1.2キロ余り末端価格にしておよそ7350万円相当を旅行用のかばんに隠して福岡空港に持ち込んだ疑いが持たれています。
取り調べに対しバーンズ容疑者は、「バッグは南アフリカ共和国で知人の男から受け取った。中に覚醒剤が入っていたことは知らなかった」などと容疑を否認しています。
今年4月、北九州市八幡西区で、面識がない中学1年の男子生徒(12)に腹を蹴るなどの暴行を加えたとして48歳の無職の男が再逮捕されました。
【写真で見る】面識が無い中1男子生徒に暴行か 48歳無職の男を逮捕した八幡西警察署
男は、面識のない30代の男性に暴行を加えた疑いでこれまで2度逮捕されていて今回が3度目の逮捕となります。
暴行の疑いで再逮捕されたのは、八幡西区に住む48歳の無職の男です。
無職の男は、今年4月12日午前10時20分ごろ、八幡西区紅梅にあるコンビニエンスストアの周辺で中学1年の男子生徒(12)に腹を蹴るなどの暴行を加えた疑いがもたれています。
男子生徒がコンビニに駆けこみ、店員が通報したことで事件が発覚。
暴行を加えた男は事件現場から立ち去っていて、防犯カメラの映像を調べるなどの捜査の結果、無職の男の関与が浮上したということです。
警察によりますと、男子生徒と無職の男は面識が無く、ともに事件の前にコンビニを訪れていて無職の男が店内で男子生徒に因縁をつけたとみられるということです。
取り調べに対し、無職の男は「私を追いかけ、つきまとってきたので教育として子供を追いかけて捕まえましたが、蹴るような暴行はしていません」などと話し、容疑を否認しています。
男は4月に面識が無い35歳の男性に暴行を加えた疑い、5月に面識がない38歳の男性に暴行を加えた疑いで逮捕されていて今回が3度目の逮捕となります。
仲間と共謀して熊本市内の高齢男性から現金をだまし取ろうとしたとして、指示役とみられる暴力団幹部が逮捕されました。
【写真を見る】高齢男性から1000万円詐欺未遂容疑で暴力団幹部の男を逮捕 「口座から反社会勢力に資金が」と嘘 熊本
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、横浜市緑区北八朔町(きたはっさくちょう)に住む指定暴力団「稲川会」系の組幹部 加藤剛(かとう・つよし)容疑者(55)です。
加藤容疑者は2024年10月1日から12日の間に、他の人物と共謀。警察官や金融庁の職員を装って熊本市に住む74歳の男性に電話をかけ、「あなたの口座から反社会勢力の口座に資金が流れている。あなたに逮捕状が出ているため、口座の現金の紙幣番号を確認する必要がある」などとうそを言って、1000万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
74歳の男性は自宅付近で現金を渡すように言われましたが、異変に気付いて警察へ相談し、熊本県警が「受け子」役とみられる千葉市の男(当時44歳)を詐欺未遂の容疑で現行犯逮捕し、直後に近くにいた監視役とみられる横浜市の男(当時54歳)も詐欺未遂の容疑で逮捕していました。
警察はその後の捜査で、「受け子」の男を勧誘したとして、横浜市に住む男(当時55歳)を詐欺未遂容疑で逮捕していて、警察は加藤容疑者が、指示役の男と勧誘役の男に秘匿性の高いアプリなどを使って指示を出していたとみて調べています。
警察は加藤容疑者の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
警察は暴力団が絡む組織的な犯行とみて、他の関与者の有無についても捜査を進めています。
3日午後、長野県松本市で、横断歩道を渡っていた小学6年生の男の子が乗用車にひかれ、右足の骨を折る大けがをしました。
【写真を見る】下校中に横断歩道を渡っていた小学6年の男児が車にひかれ重傷 運転していた男性(78)が病院へ搬送
事故があったのは松本市波田の市道で、3日午後3時半ごろ、横断歩道を渡っていた近くに住む小学6年生の11歳の男の子が、右側から走ってきた市内の78歳の男性が運転する乗用車にひかれました。
この事故で男の子は右足の骨を折る大けがをし、乗用車の男性が市内の病院に搬送したということです。
男の子は友達数人と下校中で、歩道から渡り始めたところで、事故にあいました。
現場に信号機はなく、警察が詳しい状況を調べています。
佐久市の死体遺棄事件で、遺体は母親だったことがわかりました。
死体遺棄の疑いで逮捕された佐久市中込の57歳の女は今年1月ごろから先月30日までの間自宅に遺体を放置した疑いが持たれています。
【写真を見る】佐久市で57歳の女が逮捕された死体遺棄事件 遺体は同居の母親と判明 長野
その後の調べで、遺体は容疑者と2人で暮らしていた当時86歳の母親だったことが分かりました。
警察が引き続き死因や動機などを調べています。
北海道・小樽警察署は2025年6月2日、酒気帯び運転の疑いで自称・小樽市在住のロシア国籍の男(54)を現行犯逮捕しました。
男は2日午後5時半ごろ、小樽市長橋3丁目付近の道路で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いが持たれています。
以前からこの男が飲酒運転をしているという情報が警察に寄せられていて、パトロール中の警察官が男の車を発見したため、職務質問し逮捕に至りました。
警察によりますと、男の呼気からは基準値の3倍を超える量のアルコールが検出されたということです。
調べに対し男は「酒が抜けたと思った」と供述し、容疑を否認しています。
警察は、男が飲酒運転を繰り返していた可能性もあるとみて、飲んだ酒の量などについて捜査しています。
5月、仙台市内の60代の女性が、大阪府警の捜査員を装った男らから「あなたの貯金を調査する必要がある」などと言われ、現金あわせて1050万円をだまし取られました。
【写真を見る】「あなたの貯金を全額調査する必要がある」60代女性が1050万円の特殊詐欺被害 仙台
警察によりますと、5月15日、仙台市宮城野区に住むパートの60代の女性の家に、携帯電話会社を装った自動音声通話があり、案内に従いダイヤルを押したところ、携帯電話会社のカスタマーセンターの担当者を装った男から「あなた名義で契約した携帯電話料金が未納になっている」などと言われました。その後、大阪府警の捜査員を装った別の男に代わると、「あなたは名義を貸した犯人からお金を受け取っている。身の潔白を証明するには、貯金を全額調査する必要がある」などと言われたということです。話を信じた女性は5月16日から26日までの間、警察官を装った男に指定された複数の口座におよそ20回に分けて総額1050万円を振り込んだということです。女性は、「5月27日に調査を終えた一部を返金すると聞いていたが、返金がなく不安になった」と6月1日に警察に相談し、被害が発覚しました。女性は「身に覚えがなかったが警察官と聞いて信じてしまった」と話しているということです。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
高齢者向け介護施設に入居する女性の居室に侵入し、キャッシュカードを盗んだとして、上越市板倉区に住む無職の女(42)が逮捕されました。
警察によりますと、女は当時、介護施設の職員で、ことし2月28日から4月8日までの間に入居者の女性が食事で居室を空けた際に女性の居室に侵入しキャッシュカードを1枚盗んだ疑いがもたれています。
女性の口座のお金がなくなっていることに気付いた被害関係者から警察へ届け出があり、警察が捜査を進めるなかで、女が女性のキャッシュカードから妙高市内のコンビニエンスストアのATMで現金計40万円を払い出した疑いが浮上、5月14日に逮捕されていました。
その捜査の中で、今回の窃盗と住居侵入についても容疑が固まったことから逮捕に至りました。
警察の調べに対し、女は「盗んだことについては間違いありません」と、おおむね容疑を認めているということです。
警察は、女がほかの同様事件にも関与しているとみて捜査を続けています。
加工したバッグに覚せい剤1キロあまりを隠して福岡空港に密輸した疑いで、イギリス人の男が逮捕されました。
職場の同僚の女性を殺害し遺体を山梨県身延町の河川敷に遺棄したなどとされる男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。
【写真を見る】「ホテルに行って欲しい」職場で盗撮36回 検察が動機を指摘 同僚女性を殺害・遺棄で初公判 弁護側「突発的な犯行に近い」と主張
裁判で検察側は男が「一方的に好意を抱いた女性に冷たい態度を取られ、関係が元通りにならないのであれば殺すしかないと考えた」と指摘しました。
殺人や死体遺棄など4つの罪に問われているのは住居不定の元団体職員 小棹将太被告36歳です。
小棹被告は去年4月30日の夜、職場の駐車場で同僚だった当時40歳の女性の首を両手で締めて殺害し、遺体を身延町の河川敷に遺棄したなどとされています。
午前10時に開廷した甲府地裁の初公判。
やや伸びた丸刈りの小棹被告は少しうつむいた様子で証言台に立ち、起訴状に間違いがないか問われると…。
小棹被告:
「ありません」
と述べ、起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察は犯行の動機を指摘します。
検察官:
「同僚の被害女性に一方的に好意を抱いていた」
「一緒にホテルに行って欲しいと言ったことで冷たい態度を取られ、関係が元通りにならないのであれば殺すしかないと考えた」
さらに検察は小棹被告が職場で36回にわたりスマートフォンや小型カメラを使って被害女性を盗撮していたと指摘しました。
また、事件当日は職場から帰る女性を待ち伏せて声をかけたところ「警察を呼ぶ」などと言われたことで首を絞めつけて殺害し、遺体を身延町の河川敷に遺棄したなどと犯行の状況を説明しました。
一方、弁護側は小棹被告は当初話し合いをしようとしただけで、突発的な犯行に近いなどと主張しました。
今回の裁判は犯行の内容に争いはなく罪の重さの量刑が争点となっています。
裁判はあすも開かれ被告人質問などが行われる予定です。
青森県は高血圧症ゼロをめざし、まだ治療していない人が治療を始めた場合などに、抽選で賞品がもらえるキャンペーンを始めました。
「高血圧症」は重症化すると脳卒中や急性心筋梗塞の恐れがあるほか、認知症の発症リスクも高まります。
高血圧の症状がある人は県内全体で36万2千人と、40歳以上の44パーセントを占め、そのうち治療していない人が14万9千人と全体の2割近くいるとされています。
県は先月、都道府県として初めて日本高血圧学会のモデルタウン事業の認証を受けたことから、「高血圧ゼロの県」をめざし取り組みます。
降圧剤により高血圧の治療を始めた人や県民全員を対象に血圧を測定して専用サイトに結果を10回分登録した人に抽選で商品券などが当たるキャンペーンをきょうから始めました。
★宮下知事
「病気に直接アプローチするところはどこかといえば高血圧ということで、寿命に直接アプローチする部分を今回捉えて施策をかたちにした 本当に多くのみなさんに取り組んでいただけることで、確実に死亡率が低くなる」
県は治療を始める人を今年度中に2万人増やすことで、脳卒中など血管に関係する病気で亡くなる人を年間600人減らせると試算しています。
6月1日に秋田県横手市の山に山菜採りに出かけ、その後行方が分からなくなっていた90歳の男性が、3日昼ごろ山林で倒れているのが発見され、その場で死亡が確認されました。
亡くなったのは、横手市安田の無職の男性(90)です。
男性は1日午後1時半ごろから、横手市山内三又の山林に友人とワラビ採りに出かけましたが、夕方になっても戻りませんでした。
3日は午前7時ごろから捜索が再開されましたが、午前10時20分ごろ、山菜採りに訪れていた男性から「林道の近くで人が倒れている」と警察に通報がありました。
約1時間後に警察と消防が現場に駆け付けたところ、倒れていたのは行方不明になっていた男性で、その場で死亡が確認されました。
男性は緩やかな斜面であおむけの状態で見つかり、目立った外傷や動物に襲われた痕跡はありませんでしたが擦り傷がありました。近くには手製のリュックサックなどがあり、中には山菜が入っていました。
2024年3月に秋田県にかほ市で父親の腹などを殴り死亡させたとして傷害致死の罪に問われている33歳の男の初公判が3日、秋田地方裁判所で開かれ、被告は起訴内容を認めました。
起訴されているのは、にかほ市象潟町大砂川の無職・平野遥介被告(33)です。
平野被告は2024年3月、自宅の2階で当時68歳の父親の腹や顔などを殴り、死亡させたとして傷害致死の罪に問われています。
秋田地方裁判所で開かれた3日の裁判員裁判の初公判で、平野被告は検察官が読み上げた起訴状の内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察は「被告は精神的な病を患い、当時は酒を飲んで仕事や病気について父親から嫌みを言われた」と犯行までの経緯を述べた上で、「腹を立て、父親に馬乗りになり、意図的に腹に何らかの暴行を加えて死亡させた」と指摘しました。
一方、弁護側は起訴内容は争わないものの、「馬乗りになって殴った際に偶発的に膝などで腹部が押し付けられた」として情状酌量を求めました。
争点は刑の重さで、判決は6月13日に言い渡されます。
茨城県は3日、福祉相談センター(同県水戸市)で、身体障害者手帳の交付に関する申請書類を紛失したと発表した。書類には障害の部位や程度などを含む個人情報が記載されていた。
県障害福祉課によると、担当者が3月21日に同県八千代町が簡易書留郵便で発送した書類を受理したが、各課ごとに郵便物を分ける箱に入れた後、所在不明となった。郵便局の照会には配達記録が残っていた。
5月26日、同町が審査状況を問い合わせて紛失が発覚。県は家族に謝罪した。手帳交付の審査はできるだけ早急に実施するという。
不倫の示談名目で男性から現金300万円を脅し取ったとして、茨城県警土浦署は3日までに、恐喝の疑いで、千葉県流山市、アルバイト従業員、男(21)を逮捕、茨城県つくば市、飲食店従業員、男(22)=別の恐喝罪で起訴=を再逮捕した。同署は2人の認否を明らかにしていない。
2人の逮捕容疑は昨年12月17日、つくば市内のコンビニ店や同市内を走行中の車内で、栃木県小山市、無職、男性(53)に「不倫したらどうするんだよ」「どう責任取るんだよ」などと言って、示談名目で現金を要求。翌18日までの間に、同市内のコンビニ店駐車場で現金計300万円を脅し取った疑い。
スーパーで見知らぬ男性に足払いするなどの暴行を加えて、足の骨を折るけがを負わせたとして、茨城県警鹿嶋署は3日、傷害の疑いで、同県鹿嶋市、無職、男(81)を逮捕した。同署によると、容疑を否認している。
逮捕容疑は4月29日午後0時半ごろ、同市内のスーパー店内で、同市、無職、男性(73)の胸ぐらをつかんだ上、足払いして転倒させ、左太ももの骨を折る全治不詳のけがを負わせた疑い。2人に面識はなく、いずれも買い物のためにスーパーを訪れていた。
男は犯行後に逃走したが、防犯カメラの映像などから男を割り出した。同署でトラブルの原因などを調べている。
常陽銀行境支店で現金計約5400万円を盗んだとして、窃盗の罪に問われた同行の元行員で、茨城県八千代町大戸新田、無職、山崎麻理子被告(42)の判決公判が3日、水戸地裁下妻支部で開かれ、小林麻子裁判官は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)を言い渡した。
判決理由で小林裁判官は、銀行員の立場を悪用した「犯行態様は悪質」と指摘。被害額も高額で、銀行の社会的信用を損なうことになった点も「看過できない」とした。一方、父親の協力で被害の全額を弁償したり、銀行との間で示談がなされたりしていることなどを考慮し、執行猶予とした。
判決によると、山崎被告は2022年7月4日から23年10月6日までの約1年3カ月の間、計11回にわたり、同支店の出納システムから出金するなどし、同支店長管理の現金計約5400万円を盗んだ。
高齢男性がSNSで知り合った人物からうその投資話を持ち掛けられ、現金およそ7900万円をだまし取られる詐欺事件がありました。県内では、こうした事件が相次いでいます。
警察によりますと、2025年3月、県内に住む70代の男性が偽の投資広告から「春の家庭資産増強計画Z1」と称した偽の投資グループラインに招待され、グループの中心人物となっていた「高橋」を名乗る女から「株式を購入すれば資産が増える」などといったメッセージが届きました。
男性は、この投資話を信じ、指定された口座に16回にわたって現金およそ7900万円を振り込んだということです。
振り込んだあとは、グループLINEに投資額が増えているような画像が送られてきたため信用していましたが、2025年5月、男性が貯まったお金を引き出そうとした際、追加で手数料や税金を要求され、それを不審に思った男性が金融機関に相談したところ事件が発覚しました。
また2025年4月には、那覇市に住む30代の男性が、メールで届いた融資の話を信じ、申し込んだ際に委託金などの名目で請求を受け現金およそ85万円をだまし取られた詐欺事件も発生しています。
警察では「手口が巧妙化していて被害が増えている。不審な点があれば家族や友人などと話し合い、警察に相談してほしい」と呼びかけています。
3日午前1時半ごろ、平塚市高根3丁目の施設駐車場で「男たち5、6人がけんかしている声がする」と近隣住民から110番通報があった。
神奈川県警平塚署によると、いずれも静岡県沼津市の10代男性3人が、複数の男から同駐車場や近くの高麗山公園の駐車場で殴る蹴るなどの暴行を受けて顔にけがを負い、うち2人はスマートフォンと財布を奪われた。
署は強盗致傷事件として調べているが、男性3人は湘南平に遊びに来ていた。暴行を加えた男らは20代ぐらいの4、5人で、自動車とバイク2台に分乗し逃げたという。
およそ1.3キロの覚醒剤をバッグに隠し福岡空港に密輸した疑いで、イギリス国籍の76歳の男が逮捕されました。
警察と税関によりますと、イギリス国籍のバーンズ・ジョン・ブライアン・ウィリアム容疑者(76)は先月14日、覚醒剤およそ1.3キロを福岡空港に営利目的で持ち込み密輸した疑いが持たれています。
覚醒剤は、末端価格にしておよそ7350万円相当にのぼります。
警察の調べに対し、バーンズ容疑者は「バッグは南アフリカで知人の男から受け取った。覚醒剤が入っていたことは知らなかった」と容疑を否認しています。
税関職員が、車いすに乗ったバーンズ容疑者の荷物の少なさを不審に思い調べたところ、二重に細工されたバッグの側面から覚醒剤を発見したということです。
知り合いの男子高校生に暴行を加えてけがをさせたうえ、現金を支払う約束をさせたとして、警察は20代の男女3人を逮捕しました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、糸島市の自称解体作業員、山崎乙珀容疑者(20)ら男女3人です。
警察によりますと、山崎容疑者らは先月26日、福岡市西区にある公園の駐車場で、知人の男子高校生に、顔を殴るなどして打撲などのけがをさせ、「いくら払えるとや」などと因縁をつけ現金6万円を支払う約束をさせた疑いがもたれています。
警察は、3人の認否を明らかにしていません。
警察は、山崎容疑者が、この高校生からほかにも現金を脅し取った可能性があるとみて、調べを進めています。
知人のベトナム人男性らへの強盗や監禁容疑などでベトナム国籍の男ら11人が逮捕されました。
強盗などの疑いで逮捕されたのは福岡県みやま市に住むベトナム国籍の無職ルオン・マイン・ティエン・フン容疑者(27)ら男女11人です。
警察によりますとルオン容疑者らは今年4月、知人のベトナム人男性(当時29)を車で佐賀県の山中へ連れて行き、顔を殴るなどの暴行を加え現金を奪うなどした疑いがもたれています。
また、11人のうちド・ヒュー・チュオン容疑者(23)らは別のベトナム人男性(当時24)への恐喝や強要容疑などでも逮捕されています。
警察は11人の認否を明らかにしていません。
被害にあった2人はいずれも因縁をつけられ金銭を脅し取られていたとみられていて警察は他にも同様の被害者がいる可能性もあるとみて調べを進めています。
大津地検は3日までに、わいせつ誘拐と不同意性交の疑いで滋賀県警草津署に逮捕されていた茨城県つくば市の派遣社員の男性(32)を不起訴処分とした。5月30日付。理由は明らかにしていない。
【写真】オンラインゲームで知り合った少女を大阪市内に呼び出し、16歳未満と知りながら性交した疑い
男性は1月中旬、オンラインゲームで知り合った滋賀県内の少女を大阪市内で連行し、16歳未満と知りながら性交したとして、5月12日に逮捕されていた。
一方、大津区検は5月30日付で、同じ少女の裸の画像を会員サイト(SNS)上に掲載したなどとして、名誉毀損罪で男性を略式起訴した。大津簡裁は同日付で罰金20万円の略式命令を出した。
大津市玉野浦の瀬田川で5月29日に見つかった遺体は、滋賀県警大津署の調べで3日、岐阜県本巣市の女性(48)と判明した。死因は溺死という。
【写真】川にあおむけで浮いた状態で発見
【香港共同】香港警察国家安全部は3日、コンサート会場で爆弾を爆発させると警察に電話し、香港独立を訴える発言をしたなどとして、テロ活動共謀容疑で男女5人を逮捕したと発表した。
香港メディアなどによると、逮捕された35歳の男は5月13日、大型複合施設「啓徳体育園」でのコンサート中に爆弾を爆発させると警察に電話し、香港や台湾の独立を訴える発言をした。爆弾は見つからなかった。
また、香港にある中国政府機関に爆弾を仕掛け、爆発させる準備をしているとの内容の電子メールなどを警察に送った。中国主導で2020年に施行された香港国家安全維持法(国安法)の廃止を求める発言もした。
「令和赤報隊代表」を名乗り、朝日新聞阪神支局におもちゃの銃などを送りつけたとして、兵庫県警は3日、脅迫と威力業務妨害の疑いで会社員武藤和宏容疑者(38)=静岡県富士市松本=を逮捕した。兵庫県警によると、1987年の阪神支局襲撃事件の犯行声明をまねたような中傷文書や、多数の穴が開けられた被害者の写真もあった。県警が詳しい動機を調べる。
逮捕容疑は今年5月3日、静岡県内から兵庫県西宮市の阪神支局宛てにA4用紙3枚の脅迫文とおもちゃの銃を入れた段ボールを送って職員を脅し、業務を妨害した疑い。5月7日に届き、支局長らが確認して県警に届け出た。
「コメ100キロを販売する」などとうそを言い、名古屋市の女性から現金をだまし取ったとして、愛知県警港署は3日、詐欺の疑いで住所、職業不詳の緒方稔容疑者(69)を逮捕した。署によると、「何も言いません」と話している。
逮捕容疑は2月、名古屋市緑区のパート女性(60)に「熊本県産のコメ100キロを4万2千円で販売する」などとうそを言い、3月には追加の100キロ分の注文も受け、自身の口座に計8万2千円を入金させて詐取した疑い。女性が受け取ったのは計20キロだった。
前橋地検は3日、藤岡市が発注した公共工事の一般競争入札で業者に最低制限価格を漏らして落札させたとして官製談合防止法違反などの罪で副市長の塚本英夫容疑者ら2人を起訴しました。
官製談合防止法違反などの罪で起訴されたのは藤岡市の副市長塚本英夫容疑者(57)と藤岡商工会議所の元会頭で藤岡市の建設会社多野産業の社長小坂裕一郎容疑者(70)です。
起訴状によりますと塚本被告は去年6月下旬、市役所で「最低制限価格が6856万1000円だ」と小坂被告に伝え、落札させたとしています。
藤岡市の新井雅博市長は「市政の信頼を失墜させ改めて心から深くお詫び申し上げます。信頼回復に向けて全力で取り組みます」とコメントしました。
渋川市は、運転免許が失効した状態で約1年8カ月にわたり公用車などを運転したとして30代の女性職員を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは、渋川市の総務部に勤務する30代の女性職員です。
市によりますと、この職員は、おととしの7月20日に運転免許が失効したにも関わらず今年4月4日までの約1年8カ月にわたり、公用車や自家用車を運転していたということです。
職員は、自宅に届いていた更新を呼び掛ける通知に気付かなかったということで、職場の上司に報告し事態が発覚したものです。
東毛地域の公立高校で生徒の資格試験の受験手数料を着服したとして33歳の地方公務員が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは栃木県足利市の地方公務員、眞藤寛徳容疑者(33)です。
警察によりますと、眞藤容疑者はことし3月中旬から4月中旬までの間、講師として勤務している東毛地域の公立高校で11回にわたり資格試験の受験手数料として生徒から預かった現金合わせて10万2300円を着服した疑いが持たれています。
眞藤容疑者は資格試験の申し込みや受験手数料の支払いなどを担当していて試験に申し込んだ生徒11人は受験できなかったということです。
警察の調べに対し、眞藤容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は動機や余罪など調べを進めています。
同じ市営住宅の上階の住人を突き飛ばしたとして、兵庫県警須磨署は3日、暴行の疑いで、神戸市須磨区の無職の男(69)を現行犯逮捕した。
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逮捕容疑は同日午後7時ごろ、須磨区の市営住宅で、住人の会社員男性の胸を両手で押す暴行を加えた疑い。調べに対し容疑を認め「上の住人の足音がうるさかった」などと話しているという。
同署によると、男は上階の部屋の足音を注意するため男性方を訪ねた。玄関先で応対した男性に「気のせいではないか」と言われて腹を立てたという。男性は突き飛ばされて尻もちをついたが、けがはなかった。男性の妻が110番した。
神戸・三宮のスナック店経営者からみかじめ料を受け取ったとして、兵庫県警組織犯罪対策課と生田署などは3日、県暴力団排除条例違反の疑いで、特定抗争指定暴力団山口組系組員の男(57)=神戸市兵庫区=と、同組員の男(62)=同市中央区=を逮捕した。
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逮捕容疑は、2022年6~7月、同条例で「暴力団排除特別強化地域」に指定された神戸・三宮地域にあるスナック店の経営者から、みかじめ料としてそれぞれ現金2万円を受け取った疑い。
同課などは2人とともに、現金を支払ったスナック店経営者の女(28)=同区=も同条例違反容疑で逮捕しており、3人の認否を明らかにしていない。
同課によると、組員の男2人は同じ組織に所属しており、他の飲食店などからもみかじめ料を回収していた可能性があるとみて、捜査を続けるという。
神戸市中央区に住む組員の男は、神戸・三宮地域の飲食店計4店舗について、経営者らからみかじめ料を受け取ったとして、5月13日に同条例違反の疑いで逮捕されていた。
「令和赤報隊」を名乗って朝日新聞阪神支局に脅迫文を送り業務を妨害したとして、兵庫県警公安2課と西宮署は3日、脅迫と威力業務妨害の疑いで、静岡県富士市の会社員の男(38)を逮捕した。県警は38年前に発生した阪神支局襲撃事件を模した可能性もあるとみて調べる。
【写真】地下鉄サリン 実行役の軌跡 理由分からぬまま犯行加担
同支局では1987年、目出し帽姿の男が押し入り、散弾銃を発砲する事件が発生。小尻知博記者=当時(29)=が死亡し、犬飼兵衛記者=当時(42)=は重傷を負った。「赤報隊」の名で犯行声明を送り付けた一連の事件は2003年までにすべて時効となった。
男の逮捕容疑は5月3日午後5時50分ごろ、静岡県富士市の運送会社から西宮市の朝日新聞阪神支局に脅迫文などが入った段ボールを送り、同社員の業務を妨害した疑い。県警は認否を明らかにしていない。
同課によると、脅迫文には赤報隊の犯行声明文と同じ記述があり、「反日分子には極刑あるのみである」などと記していた。段ボールには、小尻記者と犬飼記者の写真に多数の穴をあけたA4用紙や、長さ60センチのおもちゃの銃もあった。
県警は段ボールの発送伝票に記された名前や住所から男を特定。今のところ襲撃事件の関連をうかがわせるものは見つかっていないという。
【朝日新聞社広報部の話】朝日新聞阪神支局襲撃事件を想起させる宅配物を同支局に送って脅迫することは許しがたい行為と考えます。今後も兵庫県警の捜査に協力していきます。
3日午後、兵庫県姫路市の無職女性(67)が「924万円をだまし取られた」と県警姫路署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べている。
【動画】「それ詐欺ですよ」新人タクシー運転手、客乗せたまま交番へ
同署によると、女性は4月中旬、自身のスマートフォンでインスタグラムを閲覧中、投資広告をクリック。LINE(ライン)グループに入ると「投資の先生」を名乗る相手に暗号資産の取引や株式投資を勧められ、5月9~26日にかけて計12回、インターネットバンキングを通じて指定口座に振り込んだという。
女性が息子に相談し、被害に気付いた。投資状況が分かるアプリをダウンロードしていたが、偽情報が表示されていたという。
兵庫県警垂水署は3日、信号無視の疑いで、神戸市垂水区に住む会社員の女(18)を現行犯逮捕した。署の調べに「間違いありません」と容疑を認めているという。
【写真】「ひき殺して逃げた車が憎い」事故瞬間の映像をSNSで拡散、情報集まる
逮捕容疑は3日午後0時20分ごろ、神戸市垂水区名谷町猿倉の県道交差点で、バイクを運転して赤信号を無視した疑い。
署によると、バイクの後部座席には職場の同僚の男性(18)が乗っていた。パトカーが男性のヘルメットの着用方法を指導しようと呼び止めたところ、そのまま走り去り、交差点に進入したという。
パトカーが緊急走行に切り替えると、約300メートル先でバイクが転倒し、署員が女を確保。2人は転倒時に擦り傷などを負ったという。
署は「現在のところ必要な追跡行為であったと考えている」とコメントしている。
兵庫県警明石署は3日、明石市藤江の山陽電鉄藤江駅構内で線路内に立ち入り、特急列車を急停止させるなどしたとして、威力業務妨害の疑いで同市の職業不詳の女(53)を逮捕した。
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逮捕容疑は、同日午前5時40分ごろ、同駅構内で踏切の遮断機を押し上げて線路付近に侵入し、走行中の東二見発大阪・梅田行きの特急列車を急停止させるなどした疑い。
同署によると、同駅の監視カメラの映像を見た山電の職員が駆け付けて女を確保し、同署員に引き渡した。調べに対し、意味不明な供述をしているという。
この影響で上下線2本が遅れ、500人程度に影響が出た。
佐賀市金立町の「乳児院みどり園」で職員が刃物で襲われて殺害される事件が発生し、佐賀県内の児童福祉施設の関係者に衝撃が広がった。落ち着いた環境や平穏な生活を通じて子どもたちを支援する中で、職員の安全確保の課題を突き付けた。佐賀県児童養護施設協議会では今後、危機管理などの対応を検討する。
事件は5月31日夕、武雄市の中国籍の女(28)=殺人、銃刀法違反容疑で送検済み=が同園に現れて子どもとの面会を要求し、包丁を取り出して女性職員を切り付けたとされる。同園は、児童相談所から子どもの一時保護を委託されていた。
一時保護中の子どもへの面会は、子どもの福祉の観点から個別的な方針で行われる。今回は夫婦がそろっていることが条件で、母親の女だけでは面会できない条件になっていた。当日は児相に事前の連絡はなく、母親が1人で来園していた。
児童福祉の現場では、過去にも強引な面会を迫るケースがあった。県内のある施設では、子どもの返還を求めた保護者が近くの建物の窓ガラスに椅子を投げ付けて暴れた。職員は身をていして押さえつけたという。別の施設でも、急に子どもの面会を求められて調整していると、保護者が施設のガラスを割り、ナイフを手に「子どもを返せ」と叫ぶ危険な事案もあった。
各施設ではこれまで防犯対策として、不審者への対応訓練などを行っている。施設関係者は「子どもを預からせていただいているという気持ちで業務を行ってきた。保護者が暴れる想定はしていなかったが、それを想定した実践的な訓練の必要が出てきた」と話す。
県児童養護施設協議会の井上和宣会長は「これまでは面会なども保護者に寄り添って柔軟に対応してきた。子どもたちや職員に不安が広がっていないか心配だ」とし、「現状はどの施設にも警備員の配置などはなく安全といえない。絶対に次があったらいけない。現場と行政で事件をどう捉えて変えていくか、真剣に考える必要がある」と強調する。
同会は全国の協議会と情報共有しながら今後の対応策を検討する。(上田遊知、中島幸毅)
【リポート・大川内健人】
「李容疑者の自宅です。この家には、李容疑者と20代の夫、当時1歳の子どもの3人が暮らしていました」
佐賀市の児童福祉施設で職員が切られ、死亡した事件。
2日、容疑者の夫が取材に応じました。
【李容疑者の夫】
「もうちょっと僕が妻のサポートをうまくできていればこんなことにはならなかったのかなと。本当に申し訳ないという気持ちしかない」
【リポート・吉冨綾花】
「容疑者を乗せた車が出てきました。これから身柄が佐賀地検に送られます」
殺人の疑いで逮捕・送検された、中国国籍の李綽楹容疑者。
李容疑者は、大学への留学で来日していました。中国では、高校生のころからパニック障害などで精神科に通っていたといいます。
【李容疑者の夫】
「結婚してからは何の症状も無く落ち着いていたが、武雄市の保育園で何回かトラブルがあってそこからちょっと調子がおかしくなってきていた」
1歳の子どもを預けていた保育園。
事件の前、登園の際に李容疑者から暴言などがあり、園は児童相談所に通報。
その後、佐賀市金立町の児童福祉施設に保護されていました。
そして、事件当日。夕方、李容疑者は夫に電話をかけます。
【李容疑者の夫】
「『今から子どもに会いに行く』と。自分が仕事中だったので、『会えないから諦めて明日にでも一緒に行こう』と言ったんですけど…。その日(31日)は子どもの誕生日だったので…会いたかったのかなと」
事件は、この電話の1時間半後に起きました。
【李容疑者の夫】
「妻が人を刺した。逮捕していると警察から聞いた」
女性職員を突然、包丁で切り付けた李容疑者。
この包丁は、自宅のものでも施設のものでもありませんでした。
施設に向かう途中、“犯行の直前”に準備した可能性もあります。
警察は、事件の経緯などを詳しく調べています。
山形市で少女が誘拐され、上山市の山間部に置かれたテントの中で遺体となって見つかった事件。
警察は、少女の自殺を手助けした疑いで福島県の36歳の男を再逮捕した。
自殺ほう助の疑いで再逮捕されたのは、福島県福島市の無職・岸波弘樹容疑者36歳。岸波容疑者は去年9月、県内に住む10代の少女をSNSで山形市に誘い出し、自分の軽自動車に載せて連れ去った疑いで先月、逮捕されている。
誘拐された少女は事件から3週間後、上山市下生居にある空き家の敷地に設置されたテントの中で、遺体となって見つかった。テントの中には使用済みの練炭も置かれ、周辺の状況から一酸化炭素中毒による自殺とみられている。
警察は、その後の調べで、岸波容疑者が、自殺に使ったテントや練炭を用意するなど少女の自殺を手助けした疑いが強まったとして3日再逮捕した。
岸波容疑者は警察の取り調べには素直に応じているということだが、認否について警察は捜査に支障が出るとして明らかにしていない。警察は、単独犯であるとみて捜査を進めている。
岸波容疑者はこれまでに、福島県内で10代から20代の男女あわせて4人の自殺を手助けしたなどとして、逮捕・起訴されている。
朝日新聞阪神支局に「令和赤報隊代表」を名乗る抗議文や、おもちゃの銃などを送り付けたとして、兵庫県警公安2課は3日、脅迫と威力業務妨害の疑いで、静岡県富士市松本の会社員、武藤和宏容疑者(38)を逮捕した。抗議文は昭和62年の朝日新聞阪神支局襲撃事件の犯行声明をまねたような内容で、事件の被害者2人の写真も同封していたという。
逮捕容疑は5月3日午後5時50分ごろ、同事件の犯行声明を引用した抗議文や、おもちゃの銃などを入れた段ボールを、静岡県内から同支局宛てに発送し、社員らを脅迫。業務を妨害したとしている。同課は認否を明らかにしていない。
同課によると、抗議文は「令和赤報隊代表」と記し、同事件の犯行声明を模していた。5月7日に同支局に届き、支局長らが同日西宮署へ通報。防犯カメラなどの捜査から武藤容疑者の関与が浮上した。段ボールには事件で殺傷された記者2人の写真があり、複数の穴が開けられた状態になっていたという。
朝日新聞広報部は「事件を想起させる宅配物を同支局に送って脅迫することは許しがたい行為と考える。今後も兵庫県警の捜査に協力していく」とコメントを出した。
62年の事件は5月3日夜、目出し帽の男が支局に押し入り、銃撃された記者2人が殺傷された。報道機関に「赤報隊」を名乗る犯行声明が届き、未解決のまま平成14年に公訴時効が成立した。
岡山南署は3日、不同意わいせつの疑いで岡山市中区、訪問看護師の男(38)を逮捕した。
逮捕容疑は2月1~5日、当時勤務していた岡山県南部の病院で、知人の20代女性=県南部=の背後から近づき、複数回にわたり体を触るなどわいせつな行為をした疑い。「性的な部位は触っていない」と容疑を否認している。
署によると、3月に女性から被害届を受け、関係者への聴取などから容疑を固めた。
静岡県警藤枝署は3日、藤枝市の80代の女性から現金をだまし取ろうとした詐欺グループの一員だとして29歳の男を逮捕しました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、愛知県一宮市の29歳のとび職の男です。警察の調べによりますと、男らのグループは2024年8月下旬、藤枝市内の80代の女性に息子を名乗って電話をかけ、現金をだまし取ろうとしたものの、女性が詐欺に気付いて警察に通報、いわゆる「だまされたふり作戦」で未遂に終わった、ということです。
この時、警戒していた警察官に受け子が逮捕され、その後の捜査で、受け子を犯行に勧誘した「リクルーター」の愛知県一宮市の男も2024年10月に逮捕されています。
さらに今回、この事件の3人目の逮捕者として、愛知県一宮市の29歳のとび職の男が逮捕されましたが、警察によりますと、この男は「リクルーター」を勧誘する役割だったとみられる、ということです。いわば、リクルーターのリクルーターで、警察は詐欺グループがかなり組織化しているとみて、全容解明に力を入れる方針です。
3日、静岡県焼津市中根の交差点で、横断歩道を渡っていた64歳の祖母と孫で6歳の小学生の男の子が乗用車にはねられました。祖母は頭から出血があり、男児も左腕をすりむきましたが、2人とも軽傷です。
警察によりますと、乗用車が交差点を右折する際、反対側から横断歩道を渡っていた2人をはねた、ということです。警察は乗用車を運転していた20歳の男子大学生を、過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。大学生は「ぶつかったのは間違いない」と容疑を認めています。
3日、静岡中央警察署の留置施設で、勾留中の男2人が殴り合い、ともに暴行の疑いで現行犯逮捕されました。
暴行容疑で逮捕されたのは、島田市の32歳の無職の男と静岡市の40歳の建築業の男です。警察によりますと2人は3日午後4時ごろ、それぞれ相手の頭部を便器で殴打したり、顔面を拳で殴ったりする暴行を働いた疑いがもたれています。2人にけがはありません。
警察によりますと、この部屋には2人しかおらず、騒ぎで気づいた警察官が、2人を引き離して現行犯逮捕した、ということです。警察は今後、トラブルの原因などを調べることにしています。
静岡県磐田市の空き地に車のライトなど自動車部品を不法に投棄したとして、61歳の自動車整備業役員の男が3日、逮捕されました。
廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、静岡県磐田市に住む61歳の自動車整備業の役員の男です。警察の調べによりますと、男は5月中旬、他人から借りている空き地に深さ1メートルほどの穴を堀り、車のライトやゴム製のシートなど、廃棄物およそ20キロを埋めた疑いがもたれています。
警察によりますと、一般人からの情報提供により、不法投棄が発覚。男は「やったことに間違いない」として容疑を認めています。
静岡県湖西市の浜名湖で、当時17歳の男子高校生を殺害した罪などに問われている22歳の男の証人尋問が3日、静岡地裁浜松支部で開かれました。
殺人・傷害・監禁の罪に問われているのは、浜松市中央区に住む22歳の無職の男です。起訴状などによりますと、男は去年2月5日、浜松市の知人の家でフィリピン国籍の男と共謀して、当時高校2年生の17歳を暴行し、車のトランクに監禁、その後川に転落させ殺害した罪に問われています。
3日の裁判で行われた証人尋問では、男の母と育ての親である男性が出席。男は両親とは同居はせず、知り合いの男性の家で暮らしていて、生活費もその男性が出していたということです。
証人尋問で男性は「彼は非常にシャイ。自分が甘やかしすぎた。今後、仕事以外は一緒にいるつもり。携帯電話も毎日チェックする」と、出所後も全面的に男の面倒を見ることを主張しました。また、男の母は「今回の事件は友達付き合いが原因。交友関係を監督する」と主張しました。
およそ2600万円相当の金塊をだまし取った疑いで、東京都の70歳の男が3日、警察に再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、東京都葛飾区に住む70歳の無職の男です。男は1月下旬から2月上旬までの間に、氏名不詳者らと共謀し、東京都の75歳の女性から金塊合わせて1700グラム(時価およそ2600万円相当)をだまし取った疑いがもたれています。
警察によりますと、氏名不詳者らが警察官をかたり、女性に「マネーロンダリング事件の被害金があなたに流れている疑いで捜査している」「口座のお金を金塊に変え、警察が調べる」「調査員が取りに行くので金塊を渡してほしい」などと電話をかけました。その後、金塊を購入させた上で、男が女性の自宅を訪れ金塊を受け取ったということです。
男は5月13日に警察官をかたり、静岡県磐田市に住む男性から現金およそ1500万円をだまし取った詐欺の疑いで逮捕されています。
警察は男の認否を明らかにしておらず、組織的な犯行の疑いも含め、捜査を続けるということです。
3日未明静岡県袋井市で、乗用車とバイクが衝突しバイクの運転手が一時意識不明となりました。
3日午前0時前、袋井市国本の国道で乗用車と90CCのバイクが衝突しました。警察によりますと、バイクを運転していた63歳の男性が意識不明で病院に搬送されましたが、その後、意識を取り戻し命に別状はありません。
事故があったのは片側3車線の見通しの良い直線道路で、コンビニの駐車場から左折して、国道に出た乗用車に国道を直進していたバイクが追突したとみられています。
乗用車には運転手を含めて4人が乗っていましたが、けがはなかったということです。
東名高速に転落した車に子どもを残して逃走した男。その男をかくまったとして、今度は内縁の妻が逮捕されました。
◆現場近くの住民:
「いきなり『グシャ』というか『ギャッ』みたいな音が、金属の塊を潰すような音がして、その後『ダーン』と地面に叩きつけられるような音がした」
1日、浜松市中央区で、東名高速に乗用車が転落した事故。警察は2日、無免許運転などの疑いで、自称・御前崎市の無職の男(47)を逮捕しました。
一般道から10メートルほど下の高速道路に落下した乗用車。事故当時、車内には男と一緒に小学生の姉弟も乗っていましたが、男は子どもたちを残し、現場から立ち去っていました。
3日、事件をめぐって新たな動きが…。
警察は男をかくまったとして、浜松市中央区の34歳の無職の女を犯人蔵匿(ぞうとく)の疑いで逮捕。
捜査関係者によると、女は男と一緒に車に乗っていた姉弟の母親で、男の内縁の妻でした。
過去のひき逃げ事件で免許を取り消されていたという男ですが、容疑をおおむね否認しているということです。
警察署内にある留置施設の中で、口論をきっかけに殴り合ったとして、勾留されている男2人が逮捕されました。
【写真を見る】警察署の留置施設で口論から…便座や素手に殴り合ったか 勾留中の男2人を逮捕=静岡県警
暴行の現行犯で逮捕されたのは、静岡県島田市金谷東の無職の男(32)と静岡市葵区東の建築業の男(40)です。警察によりますと、2人は6月3日午後4時頃、静岡中央警察署内の留置施設で、口論からけんかとなり、無職男はプラスチック製の便座を取り外し、相手の頭部を殴った疑いが、建築業の男は素手で相手の顔を殴るなどした疑いがそれぞれ持たれています。2人に目立ったけがはないということです。
警察によりますと、無職男は不同意わいせつの疑いで、建設業の男は窃盗の疑いで逮捕され、静岡中央警察署内にある留置施設に勾留されていました。警察はなぜ、口論になったのかなど事件に至った経緯を調べています。
6月3日午後3時頃、静岡県焼津市の交差点で、横断歩道を渡っていた歩行者2人と車が衝突する事故があり、乗用車を運転していた大学生の男が逮捕されました。
【画像を見る】事故を捜査する焼津警察署
過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、焼津市焼津に住む大学生の男(20)です。警察によりますと、男は3日午後3時頃、焼津市中根の交差点で右折する際に、横断歩道を渡っていた近くに住む女性(64)とその孫にあたる男児(6)に衝突し、けがをさせた疑いが持たれています。
男児は左腕にかすり傷、女性は頭部から出血するなどのけがをしましたが、いずれも軽傷で意識はあるということです。
大学生が「曲がろうとしたときに歩行者が見えず、ひいてしまった」と自ら消防に通報しました。
調べに対し、男は「ぶつかったことは間違いない」と容疑を認めていて、警察は事故当時の詳しい状況を調べています。
浜松市の市道から東名高速に車が転落し、現場から逃走した男が逮捕された事件で、男をかくまった疑いで交際相手とみられる女が逮捕されました。車は女のものとみられ、警察は、男が無免許と知って車を貸したかどうかについても調べる方針です。
【写真を見る】事故現場と事件の捜査をする浜松中央署
6月1日午後、浜松市中央区初生町の市道で車がガードレールなどを突き破り、東名高速上り線に転落した事故。この事故をめぐっては車を運転していた自称・静岡県御前崎市佐倉の無職の男(47)がすでに逮捕されています。
警察は3日、新たに浜松市中央区三方原町の無職の女(34)を逮捕しました。容疑者の男と交際していたとみられる女は事故の後、容疑者の男が逃走した際にかくまった犯人蔵匿の疑いがもたれています。事故を起こした車は、容疑者の女のものとみられています。
捜査関係者によりますと、容疑者の女は、逃走する容疑者の男に滞在場所を提供したということです。
また、事故現場に置き去りにされた2人は容疑者の女の子どもだということです。
警察は、容疑者の女は容疑者の男が無免許と知って、車を貸したかどうかについても調べる方針です。
静岡県内で詐欺電話が多発し、県警が注意を呼び掛けています。
警察によりますと、6月3日午前8時から正午までの間で詐欺電話30件が確認されました。官公庁をかたった詐欺電話が15件、警察官をかたった詐欺電話が11件です。
警察によりますと、官公庁かたりの電話内容は「総務省ですがあなたの電話が使えなくなります。詳しく知りたい方はダイヤル『1』を押してください」「厚労省ですがあなたの名前で大量の睡眠薬が処方されています」などです。
警察官かたりの電話内容は「大阪府警ですが詐欺事件の関係で出頭してもらいたい」「茨城県警ですが、捕まえた詐欺グループの中にあなたの名前があった」「ビデオ通話で香川県警につなぎます」などです。
警察は「サギ電話はあなたの家にも必ずかかってきます」「警察などの官公庁は国際電話や非通知、SNSを使って連絡することは絶対にありません」などと注意を呼び掛けています。
警察官や査察調査員を名乗り、都内に住む75歳の女性から金塊約1.7キロ、時価2600万円相当をだまし取った疑いで、受け子とみられる70歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都葛飾区の無職の男(70)です。
警察によりますと男は、複数の共犯者らと共謀し、1月下旬から2月上旬までの間に、警察官を名乗り、都内に住む75歳の会社員の女性に対し「マネーロンダリング事件の被害金があなたに流れている疑いで捜査している」「口座にあるお金を金に変換し警察で調べる」「査察調査員が取りに行くので金を渡してほしい」などとうその電話をかけ、被害者に金塊を購入させ、その後、だまし取った疑いがもたれています。
男は、受け子役とみられていて、査察調査員と名乗り、直接、女性の自宅を訪れ、金塊約1.7キロ、時価2600万円相当を受け取ったとみられています。
犯人側と連絡が取れなくなった女性が警視庁に被害届を提出したということです。
警察は、男を5月23日、別の事件での詐欺容疑で逮捕していて、その後の調べで、今回の事件に関与した疑いが分かり、逮捕したということです。
警察は、男の認否を明らかにしておらず、共犯者が複数いるとみて調べを進めています。
八千代署は2日、窃盗(払い出し盗)の疑いで船橋市薬円台、元会社員の男(30)を逮捕した。
逮捕容疑は、訪問介護会社に勤務していた昨年9月29日~今年1月26日、八千代市内のATM3カ所で、20回にわたり、訪問先の50代女性のキャッシュカードを使って現金計628万円を引き出して盗んだ疑い。
同署によると「頼まれて下ろした。少しぐらいもらってもばれないと考えた」と供述。容疑者は女性から依頼を受け、日常的に女性の生活費を引き出していたとみられる。1月に女性が同署に「ネットバンキングで身に覚えのない引き出しがある」と相談していた。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
米をお得に販売するなどとうそを言い、名古屋市内の女性から現金をだまし取ったとして69歳の男が逮捕されました。
警察によりますと、緒方稔容疑者(69)は、今年2月名古屋市緑区に住む女性に電話をかけ「熊本県産の米100キロを現金4万2000円で販売する」などとうそを言い、金をだまし取ったなどの疑いがもたれています。
女性の元には、100キロのうち一部の米が届きましたが、その後配送が途切れていたということです。
緒方容疑者は調べに対し、黙秘していますが、警察は他にもスーパーの食品売り場で客に声をかける手口で詐欺を繰り返していたとみて調べています。
3日、富山県射水市の射水平野土地改良区の発注工事をめぐる贈収賄事件で、土木会社から賄賂を受け取ったとして逮捕・起訴された土地改良区の元専務理事の男の初公判が富山地裁で行われました。
【写真を見る】「お金に負けた」元専務理事に求刑懲役1年2か月 土地改良区の工事めぐる贈収賄事件 富山地裁
土地改良法違反の罪に問われているのは、射水平野土地改良区の元専務理事安田克則(やすだかつのり)被告(70)です。
起訴状などによりますと、安田被告は、2022年から2023年にかけ土地改良区が発注した工事で、土木会社が指名競争の入札で落札できるよう便宜を図った見返りに、商品券などあわせて50万円を受け取ったとされています。
きょうの初公判で、安田被告は起訴内容を認め、安田被告が専務理事となった2015年ごろから商品券などを受け取っていたと証言しました。
また、賄賂を受け取った理由については「お金に負けた」と述べました。検察側は「常習性が際立った悪質性の高い犯行」であるとして懲役1年2か月を求刑。また押収された21万円分の商品券と現金以外の被告が使用した29万円を追徴するよう求めました。
一方、弁護側は賄賂は被告人から要求したものではなく、再犯の可能性はないとして寛大な処分を求めるとしました。判決は今月17日に言い渡されます。
3日午後0時半すぎ、越谷市でトラックと病院の送迎車が衝突し、送迎車が用水路に転落しました。
この事故で送迎車に乗っていた患者の73歳の女性が死亡しました。
3日午後0時半すぎ、越谷市西新井で病院の送迎車がトラックと衝突して、用水路に転落しました。
送迎車には6人が乗っていて、患者の70代から80代の男女4人が病院に搬送されました。
このうち、さいたま市緑区の望月秀英さん(73)が腹部を強く打つなどして死亡しました。
また、男性3人が軽いけがをしました。
現場は信号機付きの交差点で、出合い頭に衝突したとみられています。
警察によりますと送迎車を運転していた男性は「左からトラックが来るのはわかっていたが先に行けると思った」という主旨の話をしているということです。
警察が、詳しい事故の状況を調べています。
ことし4月、草加市の住宅に男らが押し入り、腕時計2個などを奪って逃走した事件で、警察は、実行役とみられる男を3日公開手配しました。
住居侵入と窃盗の疑いで、公開手配されたのは、東京都足立区の職業不詳、八木来斗容疑者(21)です。
八木容疑者は、すでに逮捕されている、范真央容疑者(22)などと共謀し、今年4月、草加市新栄の住宅に押し入り、腕時計2個など時価合計5万5000円相当を奪った疑いが持たれています。
警察によりますと、特定の住宅を狙っていたことなどからSNSなどでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」=トクリュウの犯行とみられています。
八木容疑者は身長175センチくらいのやせ型ということで、警察は3日八木容疑者を公開手配し広く情報提供を求めています。
※情報提供先は、草加警察署048ー943ー0110
県が行う新型コロナウイルスのPCR検査の無料化事業で、うその報告をするなど不正な方法で補助金およそ825万円をだまし取ったとして、警察は男3人を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、川越市大袋新田の自称会社員 内田大騎容疑者(27)ら男3人です。
3人は、2022年12月、新型コロナウイルスのPCR検査を無料で受けられる県の事業でうその報告をするなど不正な方法で、県から補助金およそ825万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、3人は検査名義人とは異なる人物から採取された唾液を検体にしていたということです。
警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。
だまし取った補助金は最大で1億2200万円ほどに上るとみられ、警察は全容解明に向け捜査しています。
JR与野駅西口の土地区画整理事業を巡り市の所有する土地を不正に売却したとして、有印公文書偽造と行使の罪に問われているさいたま市の元職員の男が3日、さいたま地裁で開かれた初公判で起訴内容を認めました。
この裁判は去年1月、さいたま市の元職員橋爪秀雄被告(54)が正規の手続きをせずに市長印を使用し、土地の売買契約書を偽造し交付するなどして、民間企業に土地を売却したとして有印公文書偽造と行使の罪に問われているものです。
3日の初公判で、橋爪被告は起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、橋爪被告が、契約の手続きが進展していないことを心苦しく思い、必要な過程を経ずに犯行に及んだと指摘しました。
一方、弁護側は、事実関係に争いはないとしました。
今後は被告人質問を通して、犯行に至るいきさつを明らかにし、情状面で争う方針です。
恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取るいわゆる「ロマンス詐欺」です。岩手県北上市の男性がSNSで知り合った女に投資話を持ちかけられ、現金およそ4600万円をだまし取られました。
ことし4月上旬、北上市の50代の男性は、SNSで女性からメッセージが届き、LINEでやり取りを重ねるうちに、女から「私のおじのアドバイスをもとに投資すれば儲かる」などと投資話をもちかけられ、およそ50万円を振り込みました。
後日、2万8000円の利益が入金され、男性は1回で最大800万円の振り込みを数回、指定された個人名義の口座に行いました。
その後、投資会社の運営を名乗る人物から「異常な利益を得ているため、アカウントを凍結した。解除には20パーセントの検証金が必要」と言われ、さらに数百万円を複数回送金しました。
不審に思って弁護士に相談したところ、詐欺と判りましたが、あわせておよそ4600万円を振り込んだということです。
警察は個人名義の口座への投資は詐欺を疑い、警察や家族に相談するよう注意を呼び掛けています。
2024年7月、高知県内の当時勤務していた小学校の教室で、女子児童を盗撮した罪などに問われている元教諭の男(23)の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
【写真を見る】「性的欲求ではなく、児童への“仕返し”で…」元・小学校教諭(23)の盗撮の理由…授業での“撮影”を装い盗撮、起訴内容を認める【高知】
起訴内容によりますと、元教諭の井後尚之被告(23)は2024年7月、当時勤めていた小学校の教室で、学校のデジタルカメラを使って女子児童の下着や下半身を盗撮した罪と、2024年12月に高知県内の商業施設で女性の下着や下半身を盗撮した罪などに問われています。
3日の初公判で井後被告は「間違いはありません」と起訴内容を認めました。検察官は冒頭陳述で、学校での犯行について「女子児童の下着が見えていることに気づき、授業の撮影を装い盗撮した」と指摘。商業施設の犯行については「女性の背後にしゃがみ込み、携帯電話をスカート内に複数回差し込んだ」と指摘しました。
井後被告は女子児童を盗撮した理由について、「児童からの悪口などに対する仕返しで、性的な欲求を満たす意図は全くなかった」と説明しました。一方で、商業施設での盗撮行為については「性的欲求を満たすためだった」と述べました。
また、検察官が「仕事などでのストレスを抱えたことから学校での犯行に及んだが、なぜ、そのようなことをしたのか?」と聞くと、井後被告は「自分の趣味などでは発散できなかった。犯罪行為をすることでストレスを発散していた」などと答えました。
次回の裁判は6月25日に開かれる予定です。
不正に入手したキャッシュカードを使用し、ATMからおよそ50万円を引き出した疑いで30代と20代のベトナム国籍の男2人が逮捕されました。
逮捕されたのはいずれもベトナム国籍で東京都新宿区の無職の男(33)と東京都清瀬市の無職の男(24)です。中村警察署の調べによりますと、2人は5月14日、東京都新宿区高田馬場にあるコンビニエンスストアのATMから不正に入手したキャッシュカードを使用し、現金およそ50万円を引き出した窃盗の疑いが持たれています。
犯行当日の5月14日午前、四万十市内に住む60代の男性に「税金の還付金を受けられますよ」という電話がかかってきていて、男性は電話による指示に従い、ATMから詐欺に使われている銀行口座に送金。警察が口座を調べたところ、高田馬場のコンビニから現金およそ50万円を引き出されていることがわかり、付近の防犯カメラの映像から警察が2人の犯行を特定。東京都にいたところを逮捕しました。2人は「出し子」とみられています。
警察は捜査に支障が出るとして認否を明らかにしておらず、2人の面識の有無やキャッシュカードの入手経路などについて捜査を進めています。
共犯者と共謀の上、不正アクセスで入手した他人の決済バーコードを使い高知市の量販店で電動工具を購入した疑いで住居不定・無職の男が再逮捕されました。
再逮捕されたのは住居不定の無職の男(37)です。高知県警の調べによりますと、男は共犯者と共謀の上、去年7月、東京都に本社を置くインターネット関連サービス企業のコンピューターに不正アクセス。入手した他人の決済バーコードを使って高知市の量販店でインパクトドライバーなど工具5個(販売価格合計10万2300円)を購入した疑いがもたれています。
男は5月に別の不正アクセス事件で逮捕されていて、警察が余罪を捜査していたところ今回の犯行が明らかになったということです。男は他人の決済バーコードのスクリーンショットをSNSで共犯者に送付。男は相当数の他人の決済バーコードを保有しているとみられています。
調べに対し男は「黙秘します」と供述しているということです。
先月、男女10人が国税電子申告・納税システム(e-tax)を利用して還付金をだまし取った事件で、高知地方検察庁は8人の男女を詐欺の罪で起訴しました。
起訴されたのは東京都の自称自営業の男(40)をはじめ北海道や埼玉などに住む男女8人です。
高知県警の調べによりますと、起訴された8人を含む詐欺グループは、去年4月から今年3月までの間、e-taxを使って税務署に対し虚偽の内容を記載した所得税などの申告書を提出し、還付金をだまし取った疑いが持たれています。
被害は未遂も含めて東京、栃木、愛媛、沖縄の4都県の税務署で発生。東京都の自称自営業の男(40)が「上位者」とみられ、詐欺グループの10人は複数の役割分担をしていたとみられています。県警は匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」による犯行とみていて、捜査対象者は数百人にのぼるとしています。
知人の女性に対し、同意なく“わいせつな行為”をした疑いで、3日、高知県高知市に住む66歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】知人の40代女性に同意なく“わいせつな行為”をしたか、66歳の会社員の男を逮捕…触ったことは認めるも「同意のうえでのことです」と容疑を一部否認【高知】
逮捕されたのは、高知市春野町に住む会社員の男(66)です。高知南警察署の調べによりますと、男は、2025年2月22日の午前10時ごろ、高知市内で、40代の女性にわいせつな行為をした、不同意わいせつの疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は知人同士で、事件当時、女性は同意なく体を触られたということです。女性は、4月下旬になって警察に届け出て、警察が捜査した結果、3日、男を逮捕しました。
警察は被害者保護の観点から、事件の経緯など詳細について明らかにしていません。調べに対し男は、女性の体を触ったことは認めていますが、「同意の上でのことです」と供述し、容疑を一部否認しているということです。
公安委員会の承認を受けずにホストクラブ内のレイアウトを変更したとして、中国籍の男が逮捕されました。
風営法違反(無承認構造変更)容疑で逮捕されたのは東京都新宿区西早稲田に住む中国籍の男(38)で、2024年5月初旬から2025年1月下旬までの間に公安委員会から承認を得ていないにも関わらず自身が浜松市中央区元城町で経営するホストクラブの壁を撤去するなどレイアウトを勝手に変更した疑いです。
同店は2024年5月に開店していて、事件は2025年1月に行われた定期検査の中で発覚しました。
警察は男の認否を明らかにしておらず、動機などを調べています。
静岡中央警察署の留置施設で島田市に住む無職の男と静岡市に住む建築業の男がそれぞれを殴ったとして、いずれも現行犯逮捕されました。
いずれも暴行の現行犯で逮捕されたのは島田市金谷東に住む無職の男(32)と静岡市葵区東に住む建築業の男(40)です。
警察によりますと、無職の男は6月3日午後4時頃、静岡中央警察署の留置場で建築業の男の頭を取り外しが可能な便座で殴りました。
これに対し、建築業の男が無職の男の顔を拳で殴ったということです。
事件は2人の叫び声を看守が聞いたことで発覚し、いずれも容疑を認めています。
警察はトラブルに至った経緯などを調べています。
小学生2人を乗せた車が東名高速道路に転落した事故。事故のあと子供たちを置き去りにして逃走した男をかくまっていた疑いで、6月3日、交際相手とみられる女が逮捕されました。
鈴木衣織里 記者:
こちら現場です。男の運転する車はこちらの柵を突き破り高速道路に転落しました
6月1日、静岡県浜松市中央区の東名の路側帯に車が転落した事故。
無免許運転などの疑いで逮捕された男(47)は事故のあと小学生2人を車内に置き去りにしてその場から逃走しました。
そして3日、男をかくまった疑いで逮捕されたのが浜松市中央区の無職の女(34)。
2人は交際関係にあるとみられています。
目撃者の話では事故のあと1人で斜面をよじ登ってきたという男。
誰かと電話をしながら徒歩で去っていったといいます。
警察によりますと、男は2014年にひき逃げ事件を起こし免許取り消しになっていて、今回運転していたのは他人名義の車でした。
男と一緒に働いたことがあるという人は「優しくて面倒見がいい人。見た目がいいからモテていた。4~5回くらい結婚していて5~6人子供がいる。浜松の方に彼女がいるから(置き去りにされたのは)その子供かな。車は持っていないから彼女の車だと思う」と話していました。
警察は免許を持っていない男が交際相手である女の車を借りて事故を起こした可能性もあるとみて詳しく調べています。
焼津市で車を運転中、右折する際に横断歩道を渡っていた小学1年の男児と一緒にいた祖母をはねてケガをさせたとして、同市に住む大学生の男が現行犯逮捕されました。
過失運転致死傷の現行犯で逮捕されたのは焼津市焼津に住む大学生の男(20)で、6月3日午後3時頃、同市中根の交差点で横断歩道を渡っていた小学1年の男児(6)と一緒にいた祖母(64)をはねてケガをさせました。
警察によりますと現場は信号のある交差点で、小1の男児は左腕を擦りむく軽いケガ、祖母も頭から出血しているものの軽傷ということです。
調べに対して大学生の男は「歩行者とぶつかったことに間違いない」と容疑を認めています。
名古屋市南区にある集合住宅の一室で2025年6月3日、首から血を流した女性の遺体が見つかりました。この部屋の世帯主で夫とみられる男性は、県外で死亡していました。
【動画で見る】世帯主の男性は県外で死亡…集合住宅の一室で妻とみられる女性が死亡 男性に殺害された可能性も視野に捜査
警察によりますと6月3日午前11時40分ごろ、南区柵下町にある集合住宅の一室で、首から血を流して倒れている70代くらいの女性が見つかり、その場で死亡が確認されました。
この部屋の世帯主は77歳の男性で、死亡した女性は男性と2人で暮らす妻とみられるということです。
女性の遺体が見つかった際、男性は不在で連絡が取れなくなっていましたが3日、県外で死亡した状態で発見されたということです。
警察は妻とみられる女性の身元確認を進めるとともに、男性が殺害した可能性も視野に、経緯などを調べています。
射水平野土地改良区が発注した工事を巡る贈収賄事件で起訴された土地改良区の元専務理事の初公判が富山地方裁判所で開かれ、即日結審し、検察は懲役1年2カ月を求刑しました。
土地改良法違反の罪に問われているのは、射水平野土地改良区の当時の専務理事、安田克則被告(70)です。
起訴状などによりますと、安田被告は2022年の7月から2023年の12月にかけて、射水平野土地改良区が発注する工事の指名競争入札で便宜を図る見返りとして、射水市内の土木会社2社のそれぞれの社長から、商品券など合わせて50万円分を受け取ったとされています。
安田被告は被告人質問で「誘惑に負けて、受け取ってしまった」と起訴内容を認めました。
裁判は即日結審し、検察は懲役1年2カ月を求刑した一方、弁護側は「同種の事件と比べ、受け取った金額は必ずしも高額ではない」などとして、寛大な判決を求めました。
判決は今月17日に言い渡されます。
今年1月、江別市で小学生の息子を踏みつけたり殴ったりの暴行を加え、けがをさせたとして、30歳の母親が傷害の疑いで逮捕されました。29歳の夫も傷害ほう助の疑いで逮捕されています。
江別市の派遣社員の女(30)は、今年1月24日午後10時ごろ、自宅で小学生の息子の腹を両足で踏みつけた上、顔面を平手で殴打するなどして、けがをさせた疑いが持たれています。男の子は、頭と顔に全治1週間から2週間の軽傷を負いました。
事件の4日後、児童相談所から「小学校に通う男の子が母親から暴力を振るわれているようだ」と通報があり、警察が捜査を進めていました。警察の調べに対して女は、「言うことを聞かないので暴力を振るいました」と容疑を認めています。
また、当時現場にいて、暴行を認識していたにも関わらず止めずに放置したとして、29歳の夫も傷害ほう助の疑いで逮捕されました。男は、被害にあった男の子の養父だということです。男は「暴力を振るわれても仕方ないと思って、止めませんでした」と、容疑を認めています。警察は、日常的な暴力がなかったかも含め、調べを進めています。
勤務先の工場からレーザーマーカーといわれる高額な機械を盗み出したとして、北海道苫小牧市に住む31歳の元従業員の男が窃盗の疑いで逮捕されました。
男は3月13日から3月31日までの間、当時勤務していた市内の自動車部品製造会社の工場から、レーザー光を使って印字やマーキングを行う機器「レーザーマーカー」2台、時価計約1250万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は2月12日に勤務先からコンプレッサー7台(約133万円相当)を盗んだとして、5月7日に逮捕されていました。
盗んだレーザーマーカーを売却していた事実が確認されたため再び逮捕されました。
調べに対し男は「レーザーマーカーを盗んで売った」と容疑を認めています。
警察は余罪などをさらに詳しく調べています。
小学生の息子(10代)に暴行を加え、けがを負わせたとして、母親で派遣社員の女(30)が傷害の疑いで6月3日、逮捕されました。
また、この暴行を止めなかったとして、養父の会社員の男(29)も傷害ほう助の容疑で逮捕されました。
女は1月24日、北海道江別市にある養父の男の自宅で、息子の腹を両足で踏みつけ、顔面を殴打するなどした疑いがもたれています。
息子は頭部と顔面を打撲するけがをしました。
その後、児童相談所から虐待の疑いで通報があり、警察が調べを進め、女と養父の男をそれぞれ逮捕しました。
調べに対し女は「言うことを聞かないので暴力を振るった」と話し、容疑を認めているということです。
また男も「暴力を振るわれても仕方がないと思って止めなかった」などと話し、と容疑を認めているということです。
警察は、男も暴力を振るっていた疑いがあるとみて、捜査を続けています。
ベトナム人技能実習同士でトラブルか。同僚の男性を包丁で刺して殺害しようとした疑いで22歳の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、北海道帯広市に住むベトナム人の技能実習生の男(22)です。
男は2日午後6時ごろ、帯広市内にある社宅で、同居するベトナム人技能実習生の10代男性を包丁で刺して殺害しようとした疑いがもたれています。
男性は頭部や腹部から出血し病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
男は調べに「殺意はなかった、包丁持って振り回したら当たっただけだ」などと話し、容疑を否認しているということです。
2人は仕事仲間で、警察は技能実習生同士で何らかのトラブルがあったとみて詳しく調べています。
100kgのコメを格安で売ると持ちかけ、現金をだまし取った疑いで男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の緒方稔容疑者(69)です。
警察によりますと、緒方容疑者は今年2月、名古屋市緑区のパートの女性(60)に「熊本県産のコメ100kgを4万2000円で販売する」とうそをいい、現金4万2000円を口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれています。
さらに、翌月にもこの女性からコメ100kgの代金として4万円を振り込ませてだまし取ったということです。
緒方容疑者から実際に渡されたコメは計20kgだけだったといいます。
警察の調べに対し、緒方容疑者は「何も言いません」と話しているということです。
警察によると、去年夏ごろから今年3月にかけて、愛知県内のスーパーの食品売り場で「コメ100kgを4万円から5万円で販売する」と声をかけられるなどして現金をだまし取られる被害の相談が十数件寄せられているといい、関連を調べています。
3日昼ごろ、名古屋市南区の集合住宅で、70代ぐらいの女性が死亡しているのが見つかりました。
警察によりますと午前11時40分ごろ、南区柵下町の集合住宅の一室で、女性が死亡しているのを警察官が見つけました。
女性は70代ぐらいで、血を流してうつぶせの状態で倒れていました。
この部屋に住む男性(77)の親族から「男性と連絡が取れない」と通報があったため、警察官が訪れていました。
捜査関係者によりますと男性は行方がわからなくなっていましたが、他の県で死亡している状態で見つかりました。
男性と死亡した女性は同居していたとみられ、警察は男性が女性を殺害した後、自殺したとみて経緯を詳しく調べています。
仙台市泉区のホームセンターで水道部品を盗み、車で逃走する際に警備員にけがをさせたとして登米市の46歳の男が逮捕されました。
3日昼頃、仙台市内のホームセンターで水道部品などを盗んだうえ、車で逃走する際に追いかけてきた警備員の男性にけがをさせたとして会社員の男が逮捕されました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、登米市米山町西野の会社員・及川達也容疑者(46)です。警察によりますと、及川容疑者は3日午後0時40分頃、仙台市泉区のホームセンターでネジなどの水道部品2袋(販売価格合計594円相当)を盗んだうえ、逃走するため乗用車を発進させた際、及川容疑者を追いかけて運転席のドアにしがみついていた警備員の61歳の男性を振り落とし、腰に打撲などのけがをさせた疑いが持たれています。
その後、男性は仙台市内の病院に運ばれましたが、会話が可能な状態で命に別状はないということです。犯行後、及川容疑者は現場からそのまま車で逃走しましたが、警察が防犯カメラの映像などから車を特定し、逮捕しました。
取り調べに対し、及川容疑者は「間違いありません」などと容疑を認めているということです。警察が動機など詳しく調べを進めています。
北上署は3日、同署管内の50代男性が約4600万円をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺が発生したと発表した。県内では投資などをかたるSNS型詐欺の被害が後を絶たず、同署では注意喚起している。
同署によると、4月上旬から5月下旬までの間、男性はフェイスブックで知り合った女性と通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡を取り合っている際、「伯父のアドバイスを基に投資すれば、もうかることができる」などと投資の話を持ち掛けられた。
伯父を名乗る者からラインで指示された個人名義の銀行口座に約50万円を振り込むと、利益分2万8000円が入金されたという。
信じ込んだ男性は、複数の個人名義の口座に数百万円単位の振り込みを数回行った。その後、投資会社運営を名乗る者から「異常な利益を得ているため、アカウントを凍結した」などとラインで連絡があり、男性に凍結解除のために「検証金」を要求。男性は数百万円を複数回入金したが解除されなかったため、弁護士に相談して詐欺が発覚した。
県警によると、県内のSNS型詐欺の認知件数は18件で、被害額は約1億2000万円(4月末現在)。同署管内では1件を認知し、被害額は三百数十万円となっていた。
同署では「被害届を出さない人もおり、認知件数は氷山の一角にすぎない」とし、「SNS上で金銭を要求されたり、個人名義の口座に振り込みを指示されたりする場合は詐欺の可能性が極めて高い。怪しいと思ったらすぐ警察に相談してほしい」と訴える。
麻薬のMDMAの結晶およそ1億7000万円相当を密輸しようとした罪で、香港出身の女が起訴されました。
香港出身のラウ・ベッリン被告(62)は、5月7日、麻薬「MDMA」の結晶約14キロをカナダから関西空港に密輸しようとした関税法違反の罪に問われています。
大阪税関によると、ラウ被告はスーツケースの中を見せるよう促した職員に「カギの開け方がわからない」と答えたため、不審に思った職員が検査したところ、ズボンに包まれたMDMAの結晶が見つかったということです。
関西空港ではMDMAの結晶の摘発は初めてで、これらの結晶は約1億7000万円相当の錠剤に精製できるということです。
ラウ被告は調べに対し、「MDMAだとは知らなかった」と話しているということです。
警察署内にある留置施設の中で、口論をきっかけに殴り合ったとして、勾留されている男2人が逮捕されました。
【写真を見る】警察署の留置施設で口論から…便座や素手で殴り合ったか 勾留中の男2人を逮捕=静岡県警
暴行の現行犯で逮捕されたのは、静岡県島田市金谷東の無職の男(32)と静岡市葵区東の建築業の男(40)です。警察によりますと、2人は6月3日午後4時頃、静岡中央警察署内の留置施設で、口論からけんかとなり、無職男はプラスチック製の便座を取り外し、相手の頭部を殴った疑いが、建築業の男は素手で相手の顔を殴るなどした疑いがそれぞれ持たれています。2人に目立ったけがはないということです。
警察によりますと、無職男は不同意わいせつの疑いで、建設業の男は窃盗の疑いで逮捕され、静岡中央警察署内にある留置施設に勾留されていました。警察はなぜ、口論になったのかなど事件に至った経緯を調べています。
1日、愛知県岡崎市の商業施設で、靴の中に隠した小型カメラで、女性のワンピースの中を盗撮したとして、43歳の男が逮捕されました。
性的撮影処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、尾張旭市に住む、自営業の酒井敦巳容疑者(43)です。
警察によりますと、酒井容疑者は1日午後5時ごろ、岡崎市の商業施設で、従業員の女性(27)のワンピースの下に、小型カメラを差し入れ、盗撮した疑いが持たれています。
靴に穴をあけ、中に小型カメラを仕込んでいたとみられています。
女性から、「盗撮されたかもしれない」と岡崎警察署に通報があり、防犯カメラの解析などから酒井容疑者が浮上しました。
調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は約70枚のSDカードを押収していて、解析を進めています。
あわせて200キロの米を販売するとウソを言って、女性から現金8万2千円をだまし取ったとして、69歳の男が逮捕されました。
【動画で見る】「コメ200kgを販売する」とウソか…60歳女性から8万2千円騙し取った疑い 69歳男逮捕 女性には一部しか届かず
逮捕されたのは住居、職業不詳の緒方稔容疑者(69)です。
警察によりますと緒方容疑者は今年2月から3月にかけて、名古屋市緑区に住む60歳の女性に、熊本県産の米あわせて200キロを販売すると電話やメールでウソをつき、現金8万2000円をだまし取った疑いが持たれています。
女性のもとには注文した米の一部しか届かなかったということです。
米の価格高騰が続く中、緒方容疑者は去年から名古屋市内のスーパーなどで「米100キロを4〜5万円で販売する」などと買い物客に声をかけていたということです。
調べに対して緒方容疑者は「何も言いません」と認否を留保してます。
警察によりますと、山岳遭難が発生したのは、福島県檜枝岐村にある燧ヶ岳です。3日午後8時半ごろ、山小屋の従業員から警察に通報がありました。
遭難したのは、台湾人10人グループのうち男女3人で、行方が分からなくなっていることから、警察は消防と合同で4日明朝に捜索活動を行う予定です。
北海道北斗市のホームセンターでガソリン携行缶を万引したとして、函館市追分町に住む36歳の自称無職の男が窃盗の疑いで逮捕されました。
男は2月21日、北斗市のホームセンターで、20リットル用のガソリン携行缶1点(販売価格3828円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は店内の棚からガソリン携行缶を手に取り、そのままレジを通らずに店外へ持ち出しました。
その後、店側が防犯カメラの映像を確認したことで万引の被害が発覚。
4月7日には、映像と似た服装の男が再び店を訪れたことから、車のナンバーを控えて警察に通報しました。
警察は車両情報などから捜査を進め、6月2日に男を逮捕しました。
調べに対し男は「店に行ったことはあるが、万引きしたことはない」と容疑を否認しているということです。
警察は、余罪の有無や動機などについても慎重に捜査を進めています。
小松市は3日、同僚の男女4人に対し3時間以上にわたって一方的に高圧的な非難・叱責(しっせき)を行うパワハラ行為があったとして、市民病院医療技術部の30代技師を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。当時、管理監督者だった60代主幹も指導監督不適正で戒告とした。処分は5月20日付。
市によるとパワハラがあったのは2022年2月で、技師は勤務終了間際の時間帯に、同世代の同僚4人を個室に一斉に呼び出し、「給料に見合った仕事をしていない」などと叱責した。以前から4人の勤務姿勢に不満があったという。
市民病院は昨年4月から日本ハラスメント協会(大阪市)に相談業務を委託しており、同6月以降、同僚4人から順次相談があった。技師と同僚は今も同じ職場で働いている。市は個人の特定につながるとして技師の性別、詳細な所属などは明らかにしていない。
宮橋勝栄市長は「遺憾の極みであり、市民の皆さまに深くおわびする」とし、改めて綱紀粛正を徹底するとコメントした。
100kgのコメを格安で売ると持ちかけ、現金をだまし取った疑いで男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の緒方稔容疑者(69)です。
警察によりますと、緒方容疑者は今年2月、名古屋市緑区のパートの女性(60)に「熊本県産のコメ100kgを4万2000円で販売する」とうそをいい、現金4万2000円を口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれています。
さらに、翌月にもこの女性からコメ100kgの代金として4万円を振り込ませてだまし取ったということです。
緒方容疑者から実際に渡されたコメは計20kgだけだったといいます。
警察の調べに対し、緒方容疑者は「何も言いません」と話しているということです。
警察によると、去年夏ごろから今年3月にかけて、愛知県内のスーパーの食品売り場で「コメ100kgを4万円から5万円で販売する」と声をかけられるなどして現金をだまし取られる被害の相談が十数件寄せられているといい、関連を調べています。
3日夜、大阪府池田市の路上で男子高校生2人が20代女性を後ろから羽交い絞めにした上、「金をだせ」などと脅迫しとして、警察に緊急逮捕されました。
強盗未遂の疑いで緊急逮捕されたのは大阪府内に住む17歳と16歳の男子高校生です。
2人は3日午後8時ごろ、池田市石橋の路上で女性を後方から羽交い絞めにした上、「金をだせ」などと脅迫した疑いがもたれています。
警察によりますと、2人が羽交い絞めにした際、被害にあった女性はスマートフォンで電話をしているかのように装い、2人に対し「通話をしている」と言ったところ何も奪わずに逃走したということです。
その後、女性からの通報を受け、周囲を警戒していた警察官が男子高校生2人を発見し、緊急逮捕しました。
男子高校生2人は「金を奪おうとしたことにまちがいない」と容疑を認めています。警察は、詳しい動機などを調べています。
きょう未明、名古屋市中川区で男性が乗用車にはねられ死亡しました。
警察によりますと、きょう午前0時半すぎ中川区高畑の交差点に男性が倒れているのを通行人が見つけ、警察に通報しました。
【写真を見る】乗用車にはねられ交差点に倒れていた男性(49)が死亡 運転していた男(35)を現行犯逮捕 名古屋・中川区
倒れていたのは名古屋市守山区の会社役員、加藤宏規さん(49)で、病院に運ばれましたが全身を強く打っていて約1時間後に死亡しました。
加藤さんは、この直前に近くの路上で乗用車にはねられていて、警察は運転していた名古屋市港区の会社員、田中健太容疑者(35)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに田中容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
千葉・市川市で体操着にブルマー、頭に女性用下着をかぶった異様な格好で住宅街を歩き回っていた51歳の男が迷惑防止条例違反で逮捕された。
【画像】「ぞっくん」こと舘内容疑者の動画配信での姿はコチラ(5月19日、千葉・市川市)
男は「放課後の魔術師ぞっくん」の名前でその様子を生配信、「盛り上げて視聴者を増やしたかった」と話している。
発生から2年がたった中野市の4人殺害事件。9月に始まる見通しの裁判には、青木被告の両親も出廷する予定であることが、支援する団体への取材でわかった。団体の代表は、「両親の証言は次の犯罪を防ぐために必要な情報」だとしている。
【画像】中学・高校時代の青木被告
3日午前11時21分ごろ、富山県高岡市内の住宅で、自称パート従業員の男が警察官に暴行を加え、現行犯逮捕されました。
【画像】高岡警察署の警察官が「顔面に頭突き」される
公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、高岡市大野の自称パート従業員の40歳の男です。
警察によりますと、「付近の家で男が暴れている」との110番通報で現場に駆けつけた警察官に対し、男は顔面に頭突きをしたほか、胸ぐらをつかむなどの暴行を加え、警察の職務執行を妨害した疑いがもたれています。
男は胸ぐらをつかんだことは認めているものの、「頭突きはしたが、当たっていない」と一部容疑を否認しているということです。
事件の詳しい経緯や動機について高岡警察署が調べを進めています。
埼玉・越谷市で病院の送迎車が用水路に転落し4人が死傷した事故で、運転手が逮捕された。
【画像】用水路に転落した病院送迎車
3日、越谷市で病院の送迎車がトラックに衝突して用水路に転落し、患者の望月秀英さん(73)が死亡し、3人が負傷した。
過失運転致死の疑いで逮捕された山崎義昭容疑者(64)は、「トラックが来るのが分かったが、先にいけると思った」と供述している。
「格安をうたった仕出し弁当による詐欺に遭った」との訴えが、5月から神奈川県内で相次いでいる。その“詐欺”の一部始終が映された映像をFNNは独自で入手した。
【画像】中古車販売店に現れた“仕出し弁当詐欺”の一部始終
被害を訴えている多くが自動車関係の工場で、その犯行に共通していたのが、仕出し弁当の注文書の問い合わせ先に書いてあった「茅ヶ崎市観光協会」という文字だった。一体、何が起きているのだろうか。
SNSでうその投資話を持ちかけて、釧路市に住む60代男性から現金300万円をだまし取ったとして、中国籍の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定で無職、中国籍の李宇晨容疑者(35)です。
李容疑者は、2023年10月から11月にかけて、何者かと共謀して、釧路市内に住む60代の男性に、SNSのメッセージ機能で架空の投資話を持ちかけ、現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、男性は、SNSで株式に関する投稿を閲覧していた際、「投資はもうかる」という内容の動画を見つけ、動画内のリンクからLINEへ移動し、やり取りを始めたということです。
その後、男性は取り引きのためのプラットフォームをダウンロードし、「今では、資金が増え、収益がずいぶん上がったことが明らかに感じられます」などのメッセージを受け取りました。
金の取り引きができると信じた男性は、2023年10月から11月にかけて、7回にわたって、あわせて約1070万円を振り込んだということです。
取り引き内容がわかるサイトでは、もうけがあるような表示があったため、「現金化したい」と頼んだところ、手数料や税金などの名目で、金の振り込みを要求されました。
しかし、一向に現金化できなかったため、不審に思い、12月、警察に相談、だまされていたことが分かりました。
被害に遭った男性が入金した銀行口座などから、李容疑者が浮上。
裏付け捜査を進め、事件発覚から約1年半後の6月3日、詐欺容疑で李容疑者を逮捕しました。
警察は、李容疑者の余罪について裏付け捜査を進めるとともに、共犯者についても追及することにしています。
3日午後、札幌市中央区のスーパーで、鶏肉とバターを盗んだとして、アイルランド国籍の49歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住むアイルランド国籍の大学講師の男(49)です。
警察によりますと、男は、札幌市中央区にあるスーパーで、鶏肉とバター(販売価格合計1102円)を盗んだ疑いがもたれています。
店の関係者が「食品を万引きした60代くらいのヨーロッパ系の外国人を確保しています」と警察に通報、男はその場で逮捕されました。
警察によりますと、犯行当時、男の所持金は、1万円以上あったということです。
警察の取り調べに対し、アイルランド国籍の大学講師の男(49)は、通訳を介して「万引きした事実は間違いないことです」と容疑を認めているということです。
警察は、男の動機や当時の状況を詳しく調べています。
3日夕方、札幌市白石区のスーパーで、洗剤を盗んだとして、自称派遣社員の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む自称派遣社員の男(55)です。
警察によりますと、男は、3日午後5時過ぎ、札幌市白石区平和通3丁目北にあるスーパーで、スニーカー用の洗剤1点(販売価格1408円)を盗んだ疑いが持たれています。
スーパーの警備員が、男が持っていたバッグの中に、洗剤を入れるところを目撃。
男が店の外へ出たところで、警備員が男に声をかけ、「万引き犯を確保している」とスーパーの店長が警察に通報、男は現行犯逮捕されました。
警察の取り調べに対し、自称派遣社員の男(55)は「万引きをしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、犯行当時、男の所持金は6万4000円でした。
警察は、男の動機や余罪の有無について調べています。
今年1月、北海道江別市の自宅で、小学生の息子に暴行を加えけがをさせた疑いなどで、30歳の母親と29歳の父親が逮捕されました。
警察によりますと、江別市に住む派遣社員の母親(30)は、11月24日午後10時ごろ、自宅で小学生の息子の腹を両足で踏みつけ、顔をビンタするなどの暴行を加えけがをさせた傷害の疑い、また、会社員の父親(29)は、暴行を止めず、息子を助けなかった傷害ほう助の疑いが持たれています。
息子は、頭や顔に全治1週間から2週間のけがをしました。
息子が暴行を受けた4日後、児童相談所が「小学校に通う男児が母親から暴力を振るわれているようだ」と警察に通報。
警察が、裏付け捜査を進め、事件の約4か月後に2人を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、派遣社員の母親(30)は「言うことをきかないので、暴力を振るいました」などと話し、会社員の父親(29)は「暴力を振るわれても仕方ないと思って止めませんでした」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、父親は、母親の再婚相手だということです。
警察は、日常的な暴力がなかったかどうか捜査を進めています。
仙台市泉区のホームセンターで水道部品を盗んで車で逃走する際、制止しようとした警備員にけがをさせたとして46歳の男が逮捕されました。
2日午後、広島市の市道で軽乗用車の単独事故があり、運転していた高齢男性が死亡しました。
【画像を見る】事件を捜査する広島南警察署
警察によりますと、2日夜、広島市南区出島の市道で、軽乗用車が防潮堤の横にあるコンクリート壁に衝突しました。
この事故で、運転していた同区皆実町に住む岡平勝昭さん(85)が胸などを強く打っていて、病院に運ばれましたが、翌3日夜、死亡が確認されました。
2日午後8時ごろ、岡平さんは自宅を出たということですが、その後帰宅しなかったことから、家族などが捜索。午後10時10分ごろ、壁にぶつかっている軽乗用車と乗っている岡平さんを発見し、通報したということです。
事故当時、同乗者はいなかったということで、警察は事故の詳しい原因を調べています。
4日、佐賀県白石町の農道で無免許で軽乗用車を運転したとして、55歳の派遣社員(自称)の男が現行犯逮捕されました。
【写真で見る】30年にわたり無免許運転の可能性も・・・ 55歳男を逮捕した白石警察署
男は30年前に飲酒運転で事故を起こし、免許の取消処分を受けたあと免許を再取得していなかったということです。
「無免許運転している人がいる」との通報を受けていた警察が、4日午前8時すぎ、佐賀県白石町新開で走行する通報内容と特徴がよく似た乗用車を発見しました。
警察が停止を求め、軽乗用車を運転していた男に職務質問したところ免許を持っていないことが発覚したため、男を道路交通法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは佐賀県上峰町に住む派遣社員(自称)の55歳の男で取り調べに対し、容疑を認めたうえで「飲酒運転で交通事故を起こして取り消された」などと話しているということです。
警察によりますと、男は30年前の1995年7月に運転免許の取消処分を受けて以降、免許を再取得していないということです。
警察は、男が軽乗用車を通勤に使用していたとみて調べています。
ベトナム人の男性2人から金品を奪い取ったなどとして、福岡県みやま市に住むベトナム国籍の男女ら11人が逮捕されました。
強盗や恐喝などの疑いで逮捕されたのは、みやま市に住むベトナム国籍の、ルオン・マイン・ティエン・フン容疑者ら男女11人です。
ルオン容疑者らは今年4月から先月にかけて、ベトナム国籍の会社員の男性2人に暴行を加え、現金や腕時計を奪い取るなどした疑いが持たれています。
警察はルオン容疑者ら男女11人の認否を明らかにしていません。
警察は金銭などのトラブルをきっかけに、被害者の男性たちが脅されていたとみて詳しく調べています。
3日夕方、福岡県大牟田市で酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転したとして自称作業員の男(56)が現行犯逮捕されました。
3日午後4時半ごろ福岡県大牟田市の片側2車線の県道で軽乗用車が速度を上げてパトカーを追い抜きました。
その際、軽乗用車を運転する男がパトカーの警察官を気にする素振りをしたため不審に思った警察が停止を求めて男の呼気を調べたところ基準値を上回るアルコールを検出。
福岡県大牟田市の自称作業員の男(56)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
取り調べに対し男は午後2時半ごろにスロット店でレモン缶チューハイ350ミリリットル1缶を飲んだことを認めたうえで「お酒が残っていながら車で帰りたかった」などと話し容疑を認めているということです。
3日未明、福岡県大牟田市で事情聴取を受けていたミニパトカーの中から、デジタルカメラ1台を盗んだとして、64歳の無職の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは福岡県大牟田市の無職の男(64)です。
男は3日午前2時半ごろ福岡県大牟田市で無銭飲食事件の関係者として事情聴取を受けていたミニパトカーの車内からデジタルカメラ1台(2万9000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男が車を降りた約7時間半後に車内からデジタルカメラが無くなっていることに警察官が気づきました。
それから約1時間後に男を市内で発見し、所持品検査したところデジタルカメラが見つかったということです。
取り調べに対し、男は「私は盗難していませんし、デジタルカメラは見てもいません」と話し、容疑を否認しています。
警察は、デジタルカメラの中に別の窃盗事件などで撮影した画像13枚が保存されていたものの「個人を特定するようなものはない」としています。
車の中で、女性にわいせつな行為をしたとして、60代の男が逮捕されました。
男は容疑を否認しています。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、パキスタン国籍で飲食店経営の、自称・アリババ、本名・モハマド エーサン容疑者(61)です。
モハマド容疑者は5月9日の未明、熊本市中央区の駐車場に止めた車の中で、面識のない20代の女性に対し、体を触ったりキスをしたりする、わいせつな行為をした疑いが持たれています。
女性が県警に相談し、警察は女性の話や周囲の防犯カメラの映像から、モハマド容疑者を特定したということです。
警察の調べに対してモハマド容疑者は、「そのようなことをした記憶はなく、2〜3か月前から頭がおかしく、痺れていて覚えていない」と容疑を否認しています。
北海道・帯広警察署は2025年6月3日、傷害の疑いで帯広市東4条南25丁目に住む無職の男(63)を逮捕しました。
男は6月2日午後4時50分ごろ、帯広市西16条南31丁目に住む無職の男性(46)の自宅敷地内で、男性をバットで殴るなど暴行を加え、けがをさせた疑いがもたれています。
6月2日、目撃者から「バットで人を殴っている」と110番通報がありました。
警察によりますと、男と男性は知人で、何らかの理由で男性の自宅を訪ねた男が野球のバットで男性の頭部を殴ったということです。
男性の命に別条はありません。
警察の調べに対し男は「バットを使って殴っていない」と容疑を否認していて、警察は当時の状況を調べています。
北海道・旭川中央警察署は2025年6月3日、ガス漏出等の疑いで旭川市7条西6丁目に住む無職の男(25)を逮捕しました。
男は6月3日午後5時20分ごろ、旭川市7条西6丁目の自宅アパートで、自分の部屋にプロパンガスを流出させ、
同じアパートに住む居住者らの生命、身体、財産に危険を生じさせた疑いがもたれています。
警察によりますと、アパートの住人からアパートの管理会社に「午前中から大声で騒いでいる人がいてうるさい」と相談があり、
管理会社が午後4時ごろ、警察へ騒音苦情の相談をしました。
警察が現場へ向かったところ、現場には消防も到着していて、消防隊がガスを検知したということです。
警察や消防が、アパートの住人らを避難させ、けが人はいませんでした。
男は、部屋のガスコンロの根元のホースを外してプロパンガスを流出させたとみられています。
警察の調べに対し「わざと漏らしたわけじゃない。なぜ漏れたかは言いたくない」と容疑を否認しているということです。
札幌方面・江別警察署は2025年6月3日、江別市野幌寿町に住む派遣社員の女(30)を傷害の疑いで、会社員の男(29)を傷害幇助の疑いで、それぞれ逮捕しました。
女は2025年1月24日午後10時ごろ、江別市野幌寿町の自宅で小学生の男の子(10代)の腹部を両足で踏みつけ、顔面を殴打するなどの暴行を加えてけがさせた疑いがもたれていて、
男は女の暴行を認識しながら静止せず、放置するなどして犯行を容易にして幇助した疑いがもたれています。
男の子は打撲の軽傷で、警察によりますと、女は実母、男は養父だということです。
1月28日に児童相談所から「母親から暴力を振るわれているようだ」と相談があり、事件が発覚しました。
警察の調べに対し、女は「言うことを聞かないので暴力を振るいました」、男は「暴力を振るわれても仕方ないと思って止めませんでした」とそれぞれ容疑を認めているということです。
2025年6月3日午後、乗用車がバイクに追突する事故がありました。
この事故で、バイクを運転していた男性が全身打撲で複数骨折する重傷です。
【現場の画像】バイクが乗用車の下敷きに…運転手の男性が病院搬送 交通量の多い国道36号 札幌市豊平区
1台のバイクが、乗用車の下敷きになっています。
事故があったのは、札幌市豊平区豊平3条4丁目付近の国道36号です。
6月3日午後5時ごろ、信号待ちをしていたバイクに乗用車が追突しました。
この事故で、バイクを運転していた30代の男性が、病院に搬送されましたが、全身打撲し、複数骨折する重傷です。
警察によりますと、乗用車を運転していたのは70代の男性で、現場は片側2車線の交通量の多い直線道路でした。
警察は、詳しい事故の原因を調べています。
高額の電子マネーカードを購入しようとしていた客が特殊詐欺被害に遭うのを未然に防いだとして、家電量販店の従業員2人が警察から感謝状を受け取りました。
感謝状を受け取ったのは札幌市内の家電量販店の従業員、市岡しおりさんと西野耕平さんです。
2人は2025年4月、60万円分の電子マネーカードを購入しようとしていた客から話を聞いた際、
特殊詐欺を疑い警察に相談し被害を未然に防いだとして、札幌・中央警察署長から感謝状が贈られました。
その後、警察官らが2人の勤務する店舗で、特殊詐欺への注意を呼びかけました。
(札幌・中央警察署 生活安全一課 石崎隆之課長)「SNSで会ったことのない人からお金を要求された場合はすぐに振り込まず、#9110に相談をお願いします」
道内では5月、SNS上で嘘の投資話を持ち掛けられた札幌市東区の男性が、4億600万円をだまし取られる事件もあったばかりです。
2025年6月3日午後、札幌市豊平区で小学生3人が乗用車にはねられる事故がありました。
【中継】道路横断で小学生3人 乗用車にはねられ負傷 押しボタン式信号機のある交差点 札幌市
3人は命に別条なく、警察は乗用車を運転していた78歳の女を現行犯逮捕しました。
事故があったのは札幌市豊平区月寒東2条2丁目の東北通です。
6月3日午後4時ごろ、道路を横断していた小学生5年生の男の子と小学1年生の男の子と女の子のあわせて3人が乗用車にはねられる事故がありました。
3人は手やひざの痛みを訴えていますがいずれも打撲の軽傷です。
警察は、乗用車を運転していた佐立早苗容疑者・78歳を過失運転致傷の疑いで、現行犯逮捕しました。
現場は押しボタン式の信号機がある交差点で警察は事故の原因を詳しく調べています。
不同意わいせつ事件が発生したのは、札幌市清田区清田7条4丁目の住宅街です。
2025年6月3日午後11時ごろ、被害にあった40代の女性から「後ろから抱きつかれ、わいせつな行為をされた」と110番通報がありました。
警察によりますと、女性が1人で道路を歩いていたところ、後ろから来た男に上半身を触られる被害にあったということです。
女性が「やめて!」と叫ぶと、男は逃走したということです。
警察は逃げた男の行方を追っています。
<男の特徴>
・20代~30代
・中肉
・上下黒色系の服装
3日午後、福岡県大牟田市で酒を飲んで会社の車を運転したとして、56歳の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
警察によりますと、3日午後4時半ごろ、大牟田市上官町で片側2車線の県道をパトカーが走行していたところ、もう一方の車線を走っていた軽乗用車がパトカーを追い抜きました。
警察官の停止に応じた軽乗用車でしたが、「なんで停めるとや」と言って扉を開けた運転手の男から酒の匂いがしたため、検査を実施。
基準値を超えるアルコールが検出されたため、警察が男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、大牟田市萩尾町の自称作業員・中嶋浩二容疑者(56)で、「スロットの店でレモンチューハイお酒を飲み、お酒が残っていながらも車で帰りたかったため運転しました」と話しているということです。
中嶋容疑者が運転していたのは会社名義の車で、警察は飲酒運転の経緯を詳しく調べています。
ことし4月、青森市の国道交差点で、酒気を帯びた状態で死亡事故を起こしたとして、警察は運転していた23歳の男を危険運転致死傷などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは鶴田町鶴田の無職 長内良容疑者23歳です。
長内容疑者はことし4月11日の午前2時すぎ、青森市野内の国道4号と県道が交わる交差点で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、十字路交差点の赤信号を無視してトラックと衝突する事故を起こし、2人を死傷させた危険運転致死傷の疑いが持たれています。
この事故で乗用車の助手席に乗っていた八戸市沢里の岩舘まゆきさん23歳が、全身を強く打つなどして死亡しました。
またトラックを運転していた55歳の男性も大けがをしていました。
警察は事故の後の捜査で長内容疑者から基準値を超えるアルコールが検出されていたことなどから、危険運転致死傷の容疑を固め、長内容疑者の回復を待って、けさ逮捕しました。
警察が詳しいいきさつを調べています。
浜松市中央区の市道で乗用車がガードレールを突き破って東名高速道に転落した事故で、事故後に現場から逃げた男(47)=道交法違反容疑で逮捕=をかくまったとして、浜松中央署は3日、犯人蔵匿の疑いで同区三方原町、無職の女(34)を逮捕した。
女の逮捕容疑は1日午後1時半ごろから2日午前10時半までにかけて、男を逃れさせる目的でかくまった疑い。同署によると、2人は知人関係で、事故後から男が同署に確保されるまでの間に、同市の建物内に一緒にいたという。
男は1日午後1時半ごろ、無免許で乗用車を運転し、同区初生町の市道の曳馬野橋付近でガードレールなどに衝突して橋の脇から東名高速道上りの路側帯に転落する事故を起こし、同乗の小学生2人を放置して現場から逃げていた。関係者によると、小学生2人は女の子どもとみられる。
京都府警木津署は2日、住居侵入と強盗致傷の疑いで、住所不定、無職の男(76)を逮捕した。
逮捕容疑は2日午後6時40分ごろ、京都府精華町の男性(78)宅に侵入して財布や腕時計などを盗み、帰宅した男性の顔を殴るなどして鼻骨骨折などのけがを負わせた疑い。同署によると、容疑を認めているという。
埼玉県越谷市で病院の送迎車とトラックが衝突し、1人が死亡、4人が負傷した事故で、越谷署は4日までに自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、送迎車を運転していた同県杉戸町、団体職員山崎義昭容疑者(64)を逮捕した。
逮捕容疑は3日午後0時35分ごろ、越谷市西新井の市道交差点を走行中、出合い頭にトラックと衝突し、送迎車に乗っていた望月秀英さん(73)=さいたま市緑区=を死亡させた疑い。
県警によると、他に70~80代の男性3人と、容疑者自身が軽傷を負った。トラックの男性運転手(48)=三郷市=にけがはなかった。
捜査で訪れた火災現場で現金290万円を盗んだとして、警視庁は4日、窃盗の疑いで千葉県柏市、警視庁捜査1課警部政野亮二容疑者(51)を再逮捕した。同庁によると、出火原因の調査を担当していた。
逮捕容疑は2024年1月、東京都内の火災現場で現金約290万円を盗んだ疑い。
政野容疑者は22年10月中旬、東京都渋谷区にあるアパートの火災現場で現金約300万円を盗んだ疑いなどで、今年5月に逮捕された。
捜査で訪れた火災現場で現金290万円を盗んだとして、警視庁は4日、窃盗の疑いで警視庁捜査1課警部政野亮二容疑者(51)を再逮捕した。
岐阜中署は3日、詐欺の疑いで横浜市港北区新羽町、無職の男(23)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年4月、交流サイト(SNS)を通じて知り合った岐阜市の男性(45)に「高級腕時計を定価で仕入れるつてがある。中古相場は2千万円なので、転売して利益を得られる」などとうそを言い、計700万円をだまし取った疑い。
署によると、男性が返金を求めても応じなかったため、署に相談した。谷容疑者は同様の手口で現金をだまし取ったとして、1月に県外の警察に逮捕されている。
3日午後0時35分ごろ、埼玉県越谷市西新井の市道交差点で、岩槻南病院(さいたま市岩槻区)の送迎車とトラックが出合い頭に衝突。6人乗車していた送迎車は弾みで道路脇の用水路に転落し、病院利用者の男女4人が負傷、このうち70代の女性が搬送先の病院で死亡が確認された。越谷署で身元や事故原因を調べる。
事故現場の写真
埼玉県警所沢署は3日、強盗致傷の疑いで、所沢市東所沢2丁目、航空自衛隊入間基地隊員の男(45)を再逮捕した。入間基地によると、男は同基地第4補給処の1等空曹。
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佐賀市金立町の「乳児院みどり園」で職員が刃物で襲われて殺害される事件が発生し、佐賀県内の児童福祉施設の関係者に衝撃が広がった。落ち着いた環境や平穏な生活を通じて子どもたちを支援する中で、職員の安全確保の課題を突き付けた。佐賀県児童養護施設協議会では今後、危機管理などの対応を検討する。
事件は5月31日夕、武雄市の中国籍の女(28)=殺人、銃刀法違反容疑で送検済み=が同園に現れて子どもとの面会を要求し、包丁を取り出して女性職員を切り付けたとされる。同園は、児童相談所から子どもの一時保護を委託されていた。
一時保護中の子どもへの面会は、子どもの福祉の観点から個別的な方針で行われる。今回は夫婦がそろっていることが条件で、母親の女だけでは面会できない条件になっていた。当日は児相に事前の連絡はなく、母親が1人で来園していた。
児童福祉の現場では、過去にも強引な面会を迫るケースがあった。県内のある施設では、子どもの返還を求めた保護者が近くの建物の窓ガラスに椅子を投げ付けて暴れた。職員は身をていして押さえつけたという。別の施設でも、急に子どもの面会を求められて調整していると、保護者が施設のガラスを割り、ナイフを手に「子どもを返せ」と叫ぶ危険な事案もあった。
各施設ではこれまで防犯対策として、不審者への対応訓練などを行っている。施設関係者は「子どもを預からせていただいているという気持ちで業務を行ってきた。保護者が暴れる想定はしていなかったが、それを想定した実践的な訓練の必要が出てきた」と話す。
県児童養護施設協議会の井上和宣会長は「これまでは面会なども保護者に寄り添って柔軟に対応してきた。子どもたちや職員に不安が広がっていないか心配だ」とし、「現状はどの施設にも警備員の配置などはなく安全といえない。絶対に次があったらいけない。現場と行政で事件をどう捉えて変えていくか、真剣に考える必要がある」と強調する。
同会は全国の協議会と情報共有しながら今後の対応策を検討する。(上田遊知、中島幸毅)
山形市で少女が誘拐され、上山市の山間部に置かれたテントの中で遺体となって見つかった事件。警察は、少女の自殺を手助けした疑いで福島の36歳の男を再逮捕した。
自殺ほう助の疑いで再逮捕されたのは、福島県福島市の無職・岸波弘樹容疑者(36)。
岸波容疑者は2024年9月、県内に住む10代の少女をSNSで山形市に誘い出し、自分の軽自動車に載せて連れ去った疑いで5月に逮捕されている。
誘拐された少女は事件から3週間後、上山市下生居にある空き家の敷地に設置されたテントの中で、遺体となって見つかった。
テントの中には使用済みの練炭も置かれ、周辺の状況から一酸化炭素中毒による自殺とみられている。
警察はその後の調べで、岸波容疑者が自殺に使ったテントや練炭を用意するなど、少女の自殺を手助けした疑いが強まったとして3日に再逮捕した。
岸波容疑者は警察の取り調べに素直に応じているということだが、認否について警察は捜査に支障が出るとして明らかにしていない。
警察は、単独犯であるとみて捜査を進めている。
岸波容疑者はこれまでに、福島県内で10代~20代の男女計4人の自殺を手助けしたなどとして、逮捕・起訴されている。
3日の韓国大統領選で勝利した李在明(イ・ジェミョン)大統領は、韓国で「『土のさじ』をくわえて生まれてきた」と表現される貧民層の出身。党内の非主流派だったが次第に存在感を高め、幾度もの政治生命の危機を乗り越えて大統領まで上り詰めた。
李氏は南東部慶尚北道安東(アンドン)で、5男4女の7番目の子供として生まれた。自叙伝によると、父親が賭博にのめりこんで土地を失い、一家でソウル近郊の城南(ソンナム)市に移住した。母親が公衆便所の掃除で生計を立て、李氏自身も小学校卒業後は少年工として勤務。プレス機械に手首を挟まれて障害者認定を受け、後遺症は現在も残る。
「眠気に勝つため机に画鋲をまき勉強した」。工場勤務のかたわら独学で高卒認定試験に合格し、特待生として大学に入学。卒業後は人権派弁護士の道に進み、市民運動を経て政界入りした。
2010年に城南市長に就任すると、6千億ウォン(約622億円)超に上る市の巨額債務を約3年半で完済するなど行政手腕を発揮。「牛を捕まえる辺境のノミ」を自称して17年大統領選の党内予備選に出馬し、存在感を高めた。22年大統領選では尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領と0・73%差の大接戦を演じ、次期大統領の本命候補として名声を確実にした。
飲酒運転や公選法違反などの罪で前科4犯。20年には、道知事選で虚偽の事実を公表したとして当選を無効とする2審判決が出されたが、最高裁が2審を破棄して窮地を逃れた。24年1月には南部釜山での選挙活動中に刃物で首を刺され、搬送される事件もあった。
家族は、大学でピアノを専攻した妻の金恵京(キム・ヘギョン)氏と、息子が2人。金恵京氏は李氏の過去の選挙運動にからみ、党関係者らに違法に食事を提供した罪で罰金150万ウォン(約15万円)の1、2審判決を受けている。長男は常習賭博などの罪で罰金500万ウォンの略式命令を受けた。
血液型はB型。李明博(イ・ミョンバク)元大統領(在任08~13年)から尹氏までの韓国大統領はいずれもB型で、今回で5人連続となる。
警視庁捜査1課の警部が、臨場した火災現場で現金を盗んでいたとして逮捕された事件で、警視庁は4日、別の火災現場からも現金を盗んだとして、警部を再逮捕した。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、政野亮二容疑者(51)。捜査1課の「火災犯捜査」で長年、出火原因調査を担当していた。容疑を認め、「このようなことをしてしまい申し訳なく思っている。ただただ謝り、盗んだお金を弁済したい」と供述しているという。
再逮捕容疑は令和6年1月、東京都港区の集合住宅の一室が燃えた火災で、現金約290万円を盗んだとしている。この火災では、1人暮らしの70代女性が死亡していた。失火とみられる。
政野容疑者は4年10月、東京都渋谷区のアパートの火災現場で現金約300万円を盗んだ疑いなどで、今年5月に逮捕されていた。警視庁は4年10月から7年2月にかけ、約10件計約900万円を盗んだとみて調べている。
強盗目的で男性に暴行を加えるなどしたとして、警視庁武蔵野署は強盗致傷の疑いで、東京都三鷹市の男子高校生(17)と、同市のアルバイトの少年(17)を逮捕した。男子高校生は「間違いありません」と容疑を認め、アルバイトの少年は「脅したことに間違いないが、殴ってはいない」と供述している。
逮捕容疑は、共謀して強盗を企て、5月11日午前2時40分ごろ、武蔵野市吉祥寺南町の路上で、通行人の男性(28)に対し、すれ違いざまに肩をぶつけて因縁をつけ、顔や腹部を殴るなどの暴行を加え、全治1週間程度の傷害を負わせたとしている。男性が大声で助けを求めたため、何も取らずにそのまま逃走した。
署によると、事件直後に男性が110番通報し、警察が現場周辺の防犯カメラ映像を解析した結果、少年らの関与が浮上した。2人は中学の同級生で、当時は酒を飲んでいたという。
ウクライナに接するロシア西部ブリャンスク州とクルスク州で線路上に架かる橋が崩落し、列車が脱線した事件に関し、露捜査機関「連邦捜査委員会」は3日、橋の崩落を「ウクライナの指示で実行されたテロ」と断定したと発表した。崩落現場から爆発物の痕跡などが発見されたとも主張した。タス通信が伝えた。
橋の崩落は5月31日夜から今6月1日未明にかけてそれぞれ発生。ブリャンスク州では乗客388人が乗った列車が脱線し、7人が死亡、100人以上が負傷した。クルスク州では貨物列車が脱線し、3人が負傷した。
連邦捜査委は「テロリストたちが数百人の市民に被害を与えようと綿密に事件を計画したのは明らかだ」と指摘。計画者と実行者を特定し、刑事責任を追及するとした。(小野田雄一)
浜松市の東名高速に乗用車で落下し、そのまま逃げたなどとして道路交通法違反の疑いで逮捕された男が4日送検されました。
●和田佳代子記者:
「無免許運転などの疑いで逮捕された男を乗せた車が浜松中央警察署を出ます。これから地検浜松支部に身柄が送られます」
送検された自称・御前崎市の無職の男(47)は、1日、無免許運転で東名高速に車を落下させ同乗していた子ども2人と車を残したまま逃走した疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと車は、3日、男をかくまったとして犯人蔵匿の疑いで逮捕された内縁の妻の女(34)の名義ということです。
警察は内縁の妻の女が、男の無免許を知っていたかどうかも含めて捜査しています。
静岡県伊東市で内縁の妻に暴行しけがをさせたとして、東京都渋谷区の自称・会社役員の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、東京都渋谷区恵比寿に
住む自称・会社役員の男(79)の男です。
警察の調べによりますと、男は5月24日午後6時ごろ、伊東市内で内縁の妻の女性(65)を振り払って転倒させけがをさせた疑いを持たれています。
女性は軽傷だということです。
事件は女性が警察に通報して発覚しました。
警察は男の認否を明らかにしていません。
静岡県藤枝市の新東名高速道路で無免許で車を運転し、事故を起こした疑いでパキスタン国籍の男が逮捕されました。
無免許運転の疑いで逮捕されたのはパキスタン国籍で、自称・名古屋市港区在住の自称・会社員の男(32)です。
警察の調べによりますと、男は3日午後1時半ごろ藤枝市の新東名高速道路で普通乗用車を運転中、道路左側の壁に衝突し、そのはずみで後続車両に衝突しました。
駆けつけた警察官が男に事情を聞いたところ、無免許で運転したことが分かり、逮捕されました。
男は警察の調べに対し、容疑を認めています。
静岡県藤枝市の自宅で16歳年上の妻の顔を殴りけがをさせたとして、23歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは藤枝市駅前に住む会社員の男(23)です。
男は5月19日午前7時ごろ、自宅で妻(39)を投げ飛ばしたうえ、顔を殴ってけがをさせた疑いが持たれています。
男は親族からの通報により逮捕されました。
男は容疑を認めているということです。
静岡県湖西市の浜名湖で、男子高校生を殺害した罪などに問われている被告の裁判で、被告は「感情的になって被害者を殴った」などと話しました。
起訴状などによりますと、浜松市中央区の無職の被告(22)は2024年2月、知人の家でフィリピン国籍の男と共謀して当時高校2年生の男性(17)に暴行し、車のトランクに監禁、その後川に転落させ殺害した罪に問われています。
3日の裁判の被告人質問で、被告は「自分の友達が隣で泣いていたため、感情的になり被害者を殴った」などと答えました。
浜松市の市道から東名高速に車を転落させ児童を残して逃走し、無免許運転などの疑いで逮捕された男が6月4日、送検されました。
【写真をみる】送検される容疑者の男を乗せた車と事故現場=浜松市
無免許運転などの疑いで送検されたのは、自称・静岡県御前崎市の無職の男(47)です。男は6月1日午後1時半頃、浜松市中央区の市道から無免許で児童2人を乗せて運転していた車を東名高速の上り線に転落させる事故を起こしたにもかかわらず、警察に通報せずに逃げた疑いが持たれています。
この事件を巡っては、男の交際相手とみられる浜松市中央区の無職の女(34)が犯人蔵匿の疑いで逮捕されていて車は女のものとみられています。
置き去りにされた2人の子どもは女の実の子どもだということです。
静岡県内で相次ぐ飲酒運転による重大事故を受け、県警は、5月30日から6月1日までの3日間、県内全域で飲酒取締りを強化し、6件の酒気帯び運転を検挙しました。
静岡県内では5月に入り、飲酒運転による重大事故が相次いでいます。これを受け、警察は、5月30日から6月1日までの間、県内28か所ある全ての警察署の管内で、3日間合わせて92か所で飲酒検問を行い、飲酒取締りを強化しました。
その結果、6件の酒気帯び運転を検挙したと発表しました。
また検問において、その他の理由で23件が検挙されており、その内訳は、無免許運転が2件、免許不携帯が16件、一時停止違反が1件などとなっています。
5月30日には、静岡県伊東市内の検問で、現場付近を大型トラックを無免許運転した疑いで、住所、職業いずれも自称で伊東市吉田に住む飲食店従業員の男(50)が現行犯逮捕されています。
警察は、「酒気帯び運転は悪質な犯罪。車を運転するときはお酒を飲まないよう徹底し、飲酒運転根絶に協力してほしい」と呼び掛けています。
静岡市清水区に住む70代の女性が、警察官をかたる人物から「旦那名義の通帳に入金して被害にあった者がいる」などと言われ、キャッシュカード7枚をだまし取られる詐欺事件がありました。
被害にあったのは、静岡市清水区に住む70代のパート従業員の女性です。
警察によりますと、6月2日、女性の自宅に警察官をかたる男から「あなたの旦那名義の通帳に入金して被害にあった者がいる」「女性が回っているので自宅に来たらカードを見せてほしい」などと電話がありました。
女性は、その後、自宅を訪れた30〜40代くらいの女にキャッシュカード7枚を手渡しました。その際、女は、女性の隙をみて、キャッシュカードをトランプとすり替えて封筒にしまい、キャッシュカードを盗み取ったということです。
女性はその後、別居する娘に連絡し、娘が詐欺だと気づいて封筒の中身を確認したところトランプだったことから警察に連絡しました。
盗られたキャッシュカードの口座は、その後すぐに利用を停止しましたが、それまでの間に約100万円が引き出されてしまったということです。
警察は「『現金やキャッシュカードを用意して欲しい』は詐欺の可能性があります」「必ず家族や警察に相談して下さい」と注意を呼び掛けています。
新東名高速道で乗用車を無免許運転した疑いで、パキスタン国籍の男が6月4日、逮捕されました。高速道路運転中に事故を起こしたことで、無免許運転が明らかになりました。
無免許運転の疑いで逮捕されたのは、パキスタン国籍で、住所、職業いずれも自称の名古屋市港区西屋敷に住む会社員の男(32)です。警察の調べによりますと、男は6月3日午後1時40分頃、静岡県藤枝市内の新東名高速道路・上り線で乗用車を無免許運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は乗用車を運転中、側壁に衝突し、さらに後続車にも接触する事故を起こしました。この事故でけが人はいませんでした。
警察が調べたところ男の無免許運転が明らかになり、男を逮捕しました。調べに対し男は無免許で運転したことを認めているということです。
2025年5月、静岡県藤枝市の自宅で39歳の妻を投げ倒し顔面を殴る暴行加えけがをさせた疑いで、23歳の男が6月3日、逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、藤枝市に住む会社員の男(23)です。警察によりますと、男は5月19日午前7時頃、自宅で妻(39)を投げ倒し、さらに顔面を殴打して軽傷を負わせた疑いが持たれています。
6月3日に妻が警察に被害届を提出し、警察が男を逮捕しました。
警察の調べに対し男は殴ったことは認めているということです。警察は暴行に至った詳しい経緯など調べるとしています。
2024年11月頃、覚醒剤を使用した疑いで、指定暴力団稲川組八代目大場一家組員の男が6月3日、逮捕されました。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団稲川組八代目大場一家組員で静岡市清水区蒲原新田に住む建設作業員の男(48)です。警察の調べによりますと、男は2024年11月中旬頃、覚せい剤を使用した疑いが持たれています。
警察によりますと、車内が見えにくい仕様になっている不審な車を警察が発見し男に職務質問、採尿検査をしたところ覚醒剤の陽性反応が出たということです。男は一時所在不明となっていましたが、6月3日に発見され、逮捕されたということです。
警察の調べに対し男は覚醒剤を使用したことを認めているということです。警察は今後、覚醒剤使用の経緯など詳しく調べるとしています。
宮城県白石市の官製談合事件で、山田市長は有罪判決を言い渡された職員を懲戒免職処分にし、幹部職員を集めて再発防止を呼びかけました。
白石市 山田裕一市長
「白石市の信用は失墜したが、ここから再度、市民や関係者の信頼を取り戻せるように取り組んでいきたい」
白石市の山田裕一市長は6月3日、幹部職員30人を前に訓示し、官製談合事件に関与した職員を懲戒免職処分にしたことを報告しました。
この事件はおととし9月、上下水道事業所の当時の係長が工事の予定価格を業者に漏らし、落札させたなどの罪に問われたものです。仙台地裁は5月、職員に懲役1年2カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
白石市は8月末までに再発防止策をまとめることにしています。
宮城県岩沼市で保育士の女性が殺害された事件で、凶器とみられるナイフから検出された血液が保育士の女性のDNA型と「矛盾しない」という鑑定結果が出たことが分かりました。
岩沼市の無職・佐藤蓮真容疑者(21)は、4月12日夜、岩沼市の防潮堤の上で、太白区の保育士・行仕由佳さん(35)を刃物で複数回刺し、殺害した疑いがもたれています。調べに対し、佐藤容疑者は黙秘や否認をしています。
事件の後、佐藤容疑者の自宅近くにある公園の茂みの中から凶器とみられるナイフが見つかり、ナイフから血液反応が出ていました。
捜査関係者によりますと、鑑定の結果、ナイフの血液と行仕さんのDNA型が「矛盾しない」ことが分かったということです。
警察はさらにナイフの鑑定を進め、指紋の特定などを急いでいます。
仙台市泉区のホームセンターで商品を盗んだ上、警備員の制止を振り切って車を発進させ、けがをさせたとして、警察は46歳の会社員を強盗致傷の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、登米市米山町に住む会社員の男(46)です。警察によりますと、3日午後0時40分ごろ、泉区内のホームセンターの警備員の男性から「万引きした犯人に車から振り落とされた」と110番通報がありました。
男性は、男が水道部品2袋(販売価格計594円)を盗むところを目撃し、車に乗り込む際に声をかけたところ、運転席のドアに手をかけていたにもかかわらず、男が車を発進させ、振り落とされたということです。男性は、腰などに軽いけがをしました。
男はそのまま車で逃走し、警察は、車のナンバーや防犯カメラの映像などから身元を割り出し、3日夜、男を強盗致傷の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めています。逮捕された際、男は商品を購入できるだけのお金を持っていたということで、警察が詳しい動機などを調べています。
6月3日未明、千葉県富津市で店舗兼住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
火事があったのは富津市大堀の店舗兼住宅で、3日午前1時過ぎ、この家に住む50代の男性から「家が燃えている」と119番通報がありました。
県警や消防によりますと、建物は一部鉄骨の木造2階建てで、消防車など5台が出動し、火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、約300平方メートルが全焼し、1階部分から年齢や性別のわからない1人の遺体が発見されました。
この家に住む小松すみ子さん(75)と連絡が取れず、県警は、遺体は小松さんとみて身元の確認を急いでいます。
小松さんは通報者の男性と親子2人暮らしで、火事に気付き一旦は屋外に避難したものの、荷物を取りに室内に戻ったとみられています。
県警は、出火原因などを調べています。
コメを安く販売するなどとうそを言い、現金をだまし取ったなどとして69歳の男が逮捕されました。警察は男が同様の犯行を20人以上に繰り返していたとみて調べています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは住居・職業不詳の緒方稔容疑者(69)です。
警察によりますと、緒方容疑者は今年2月、緑区の60歳の女性に対し「熊本県産の米100キロを4万2000円で販売する」などとうそを言い、女性から現金をだまし取ったなどの疑いがもたれています。
調べに対し、緒方容疑者は黙秘しているということです。
女性は2回にわたり計約8万円の現金を緒方容疑者に振り込んでいて、20キロ分のコメが届いた後、配送が途絶えたということです。
警察は、緒方容疑者が去年の夏ごろから今年3月にかけて20人以上に同様の犯行を繰り返していたとみて、調べを進めています。
4日未明、名古屋市中川区で49歳の男性が乗用車にはねられ、死亡しました。
警察によりますと、4日午前0時半ごろ、中川区高畑の市道で男性が乗用車にはねられました。
はねられたのは、守山区に住む会社役員加藤宏規さん(49)で、全身を強く打ち、病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡しました。乗用車の運転手にけがはありませんでした。
警察は乗用車の運転手から話を聞くなどして、事故の原因を調べています。
2日夜、広島市南区にある護岸用のコンクリートの柱に乗用車が衝突し、運転していた高齢男性が搬送先の病院で3日夜、死亡しました。
警察によりますと、2日午後10時過ぎ、広島市南区出島にある防潮扉が設置されている護岸用のコンクリートの柱に、軽自動車が衝突しているのを運転していた男性の家族らが発見し救急に通報しました。
運転していたのは、広島市南区皆実町に住む無職、岡平勝昭さん(85)で、胸の骨を折っていて意識がある状態で病院に搬送されましたが3日夜、死亡したということです。死因は腸を損傷したことによる敗血症性ショックでした。
どういう状況で車が衝突したのかまだ分かっておらず、警察は家族などから事情を聞き、岡平さんが現場で運転していた目的や事故の詳しい経緯について調べています。
6月4日未明、名古屋市中川区で、49歳の会社役員の男性が、走ってきた乗用車にはねられ死亡しました。
警察によりますと、4日午前0時半ごろ、中川区高畑2丁目で市道を歩いていた守山区に住む会社役員の加藤宏規さん(49)が、乗用車にはねられました。
加藤さんは全身を強く打つなどしておよそ1時間後に死亡し、乗用車を運転していた港区の会社員、田中健太容疑者(35)が過失運転致傷の現行犯で逮捕されました。
現場には歩道がありますが、警察によりますと、加藤さんは車道にいたということで、警察が当時の状況を調べています。
オンラインゲームを通じて知り合った当時13歳の少女に現金を渡してみだらな行為をしたとして22歳の会社員の男が逮捕されました。
【動画で見る】オンラインゲームで知り合った13歳少女に「会ってみない?」3万円渡してみだらな行為か 22歳会社員の男逮捕
逮捕されたのは、東京都に住む会社員、田西隼人容疑者(22)です。
警察によりますと、田西容疑者は去年11月、16歳未満であることを知りながら当時13歳の少女に現金3万円を渡して、名古屋市港区内のホテルでみだらな行為をした疑いが持たれています。
田西容疑者と少女はオンラインゲームのチャット機能を通じて知り合い、やり取りの中で田西容疑者から「会ってみない」などと誘ったということです。
調べに対して田西容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は動機や事件に至った経緯などを詳しく調べています。
虚偽の申請で医療費を受給したとして2015年に懲戒免職処分となり、長崎県に処分取り消しを求めた訴訟で昨年12月に勝訴が確定した元県立小浜高教諭の林田耕二さん(63)が3日、県庁で会見した。勝訴確定で処分が取り消しとなった後、県教委は林田さんに謝罪。林田さんは「教員としてきちんと(職務を)終えたい」と語り、再任用で現場に復帰したい意向を示した。
確定判決によると林田さんは2013年に同校ボクシング部顧問として指導中、生徒のパンチで目を負傷したとして公務災害の認定を受け、約120万円を受給。その後、外部からの情報提供を受けて県教委が調査し、15年7月に免職とした。林田さんは19年1月に提訴。長崎地裁は処分を取り消す判決を出し、福岡高裁もこれを支持した。最高裁が昨年12月20日付で県の上告を退け確定した。
林田さんは「10年間の主張が正義だったと立証できてうれしい」とした一方、県側に対し「最初に敗訴した時に、なぜ証言(の真偽)を追求しなかったのか」と疑問視した。現在、諫早市の企業に勤めているが「多くの教え子が復活を待ち、激励もしてくれた。絶対応えたい」と話した。
県教委は会見前に対応を説明。これによると、岩坪正裕高校教育課長らが5月までに林田さんに謝罪。22年3月末に定年退職したとみなし、それまでの給与相当額や退職手当を今後、精算して支払う。岩坪課長は「家族や関係者にもご負担をかけ、申し訳ない。今後も真摯(しんし)に対応したい」と述べた。再任用は65歳までで県教委が対応を検討する。
きのう夕方、愛媛県今治市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。警察は、この家に住む48歳の女性の可能性があると見て身元の確認を進めています。
きのう午後6時半ごろ、「向かいの家の1階が燃えている」と近所の住民から消防に通報がありました。
火事があったのは今治市郷本町1丁目の石川美智さん(48)の木造平屋建ての住宅で、火はおよそ40分後に消し止められましたが住宅は全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと石川さんは一人暮らしで、火事のあと石川さんと連絡が取れていないということです。
警察は、遺体は石川さんの可能性があるとみて身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。
山形県内の少女が連れ去られ、その後、遺体で見つかった事件で、警察は3日、少女の自殺を手助けした疑いで福島市の無職・岸波弘樹容疑者を再逮捕しました。
▽ハンマーでPC破壊し隠ぺい工作か?募る「いわき信組」巨額不正融資問題
警察によりますと、岸波容疑者は2024年9月、山形県上山市内の山中で、自殺の意思を持った山形県内在住の10代の少女に対し、テントや練炭を準備するなどし、自殺が出来るよう手助けした疑いが持たれています。
警察は、「捜査に支障が出る」として、岸波容疑者の認否を明らかにしていません。
暴行の疑いで逮捕されたのは須賀川市の無職の男(72)です。
警察によりますと、男は5月19日に須賀川市内の路上で男性(40代)の手を叩く暴行をした疑いがもたれています。
▽ハンマーでPC破壊し隠ぺい工作か?募る「いわき信組」巨額不正融資問題
2人に面識はなく、事件当時、男は車に乗っていて、被害男性は自転車に乗っていたところ、何らかのトラブルに発展し、事件に至ったと警察はみていて、当時の状況を詳しく調べています。
警察の調べに対し男は容疑を否認しているということです。
3日午後8時20分ごろ、福島県檜枝岐村の燧ケ岳に入山した台湾人グループ10人のうち、男性2人、女性1人の計3人が行方不明になっていると、燧ケ岳の山小屋の従業員から110番通報があった。
南会津署によると、グループは同日朝にこの山小屋を出発。途中で登頂を諦め、山小屋に引き返すとの連絡が入った。7人は山小屋にたどり着いたが、女性1人が体調不調を訴えたためその場に残り、付き添った男性2人とともに連絡が取れていないという。
同署は4日早朝から消防と合同で捜索する。
親族の男性を殺害しようとしたとして、郡山署は3日午前7時5分ごろ、殺人未遂の疑いで郡山市安積町笹川字西長久保の無職の男(52)を逮捕した。
逮捕容疑は2日午後11時40分ごろ、男の自宅で、親族の30代男性を殺害しようと男性の頭部を金づちのようなもので複数回殴り、頭に傷や左手に打撲のけがを負わせたが、未遂に終わった疑い。
同署によると、男は「金づちでは殴っていない」と容疑を否認しているという。また、男は「(男性が)言うことを聞かなかった」と男性の態度に腹を立てたという趣旨の供述をしているという。
6月3日の北海道内は火事が相次ぎました。稚内市では3階建ての空き家が全焼しています。
6月3日午後5時半ごろ、稚内市萩見2丁目の3階建ての空き家で「2階の換気扇から黒煙が出ている」と消防に通報がありました。火はおよそ7時間後に消し止められましたが、空き家は全焼しました。この火事によるけが人はいません。
また、室蘭市茶津町では室蘭製鋼所の内部にある月島機械工場で「黒煙と火が見える」と消防に通報がありました。消防によりますと、この火事で工場はほぼ全焼しました。けが人はいません。
警察と消防は4日にも実況見分を行う予定です。
北海道苫小牧市の住宅街で6月4日朝、クマが目撃されました。
周辺では3日、目撃が相次いでいて、警察と苫小牧市が警戒を強めています。
「(クマは)まだ見つかっていないです。住宅街なので危険だと思います」(苫小牧市の担当者)
クマが目撃されたのは、苫小牧市明野元町の住宅街近くを流れる明野川とみられています。
4日午前7時20分ごろ、「川でクマを見たようだ」と目撃者から聞いた人が警察に通報しました。
警察が駆け付けた時にはクマの姿はなく、痕跡もありませんでした。
市内では3日深夜から未明にかけ、近くの拓勇東町2丁目と拓勇西町7丁目でも体長1.5メートルから2メートルほどのクマが相次いで目撃され、公園に足跡が残っていました。
警察と市が周辺をパトロールするなど警戒を強めています。
4日未明、名古屋市中川区で道路にいた男性が車にはねられ死亡しました。
午前0時半ごろ、中川区高畑2丁目の市道で、道路上にいた男性が乗用車にはねられました。
男性は守山区の会社役員、加藤宏規さん(49)で、近くの病院に運ばれましたが、事故から約1時間後に多発性外傷で死亡しました。
警察は乗用車を運転していた港区の会社員の男(35)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
現場は信号のある交差点の付近とみられていて、警察は車を運転していた男から話を聴くなどして事故の原因を詳しく調べています。
名古屋市中川区で4日未明、男性が車にはねられて死亡する事故がありました。
4日午前0時半ごろ、名古屋市中川区高畑2丁目の市道で、道路を渡ろうとしていた40代くらいの男性が乗用車にはねられました。
男性は近くの病院に運ばれましたが、約1時間後に多発性外傷で死亡しました。
警察は、乗用車を運転していた名古屋市港区の会社員の男(35)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
警察は、死亡した男性の身元の確認を急ぐとともに、詳しい事故の原因を調べています。
女性に対する不同意性交致傷の罪で起訴された在沖米海兵隊上等兵の被告の男の第2回公判で、被害に遭った女性が3日、那覇地裁の法廷で証言した。ビデオリンク方式が採用されたが、証言を中断する場面もあり、負担の重さをうかがわせた。女性は「トラウマ(心的外傷)になり、人としゃべるのも怖くなった」とも明かし、被害の深刻さが改めて浮き彫りになった。
【争点の表あり】米兵女性暴行公判
不動産会社の代表取締役になりすまし、建物の売買代金をだましとったなどとして、「地面師」とみられる男ら男女3人が逮捕されました。
東大阪市に住む会社役員の福田裕容疑者(52)と住居不定で職業不詳の粂陵平容疑者(24)ら男女3人は、去年1月、他人になりすまして印鑑登録証明書の交付を受けるなどした偽造有印公文書行使などの疑いが持たれています。
この他、福田容疑者は、不動産会社の代表取締役を装って、いずれも40代の不動産会社経営の男性2人から建物3棟の売買代金、合わせて約14億5000万円をだまし取った詐欺の疑いも持たれています。
警察は3人の認否について明らかにしていません。
警察によりますと、大阪市内で不動産賃貸業を営む70代の女性が自身の会社登記を確認したところ、粂容疑者が取締役に就任していたことに気づき、弁護士を介して警察に相談したことで事件が発覚したということです。
警察は地面師グループとみて実態の解明を進めています。
中学校のグラウンドで10代女性の下着を撮影しようとしたとして地方公務員の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは、京都府亀岡市に住む地方公務員の男(43)です。
警察によりますと男は先月14日、京都市右京区にある中学校のグラウンドで、当時10代の女性のスカート内をスマートフォンで盗撮しようとした疑いがもたれています。
名古屋市守山区で19歳の男性が無免許で車を運転し、街路灯に衝突して死亡した事故で、無免許と知りながら車を貸した疑いで男が逮捕されました。
【写真を見る】無免許と知りながら…19歳男性に車を貸したか 19歳の自営業の男を逮捕「免許を持っていると思っていた」
この事故は先月13日未明、守山区吉根で乗用車が道路脇の街路灯に衝突し、運転していた19歳の男性が死亡、助手席に乗っていた17歳の男子高校生が軽傷を負ったものです。
男性は運転免許を持っておらず、スピードの出しすぎでハンドル操作を誤ったとみられます。警察は、男性が無免許で運転すると知りながら自分の車を貸したとして、道交法違反の疑いで男性の知人で守山区に住む19歳の自営業の男を逮捕しました。
男は事故当時、男性から借りたオートバイを同じく無免許で運転し、男性が運転する車の後ろを走っていました。男は警察の調べに対し「免許を持っていると思っていた」と容疑を一部否認しています。
2024年に最高裁が「懲戒免職」となった男性教師の処分の取り消しを認めたことを受けて、長崎県教育委員会は男性の再任用に向けて手続きを進めている。
【画像】県教委は処分後の給与や退職金の支払いに向けて協議中
北海道内では、6月2日朝にかけて日高や北海道東部沖で地震が相次ぎここ20日間で、震度4の揺れが5回も発生している。
この連続する地震は、巨大地震への前触れなのだろうか…
父親の遺体を自宅に放置したとして、北海道函館市の兄弟が逮捕された事件で、父親の死因は肺がんだったことがわかりました。
【画像を見る】兄弟が父親の遺体を自宅に放置 死因は肺がんと判明
函館市美原の工藤正昭容疑者(52)と弟の隆昭容疑者(47)は、5月ごろから6月2日まで自宅アパートの部屋で同居する父親の幸美さん(83)の遺体を放置した疑いで4日、送検されました。
調べに対し、2人は、「葬儀代がなかった」などと話し容疑を認めているということです。
4日の司法解剖の結果、父親の死因は肺がんだったことがわかりました。
警察は、遺体を放置したいきさつなどを調べています。
2024年11月から12月にかけて、高文連の運営費約258万円を横領したとして、北海道立高校の52歳の教員の男が再逮捕されました。
業務上横領の疑いで再逮捕されたのは、住所不定の札幌英藍高校の教員、對馬光容疑者(52)です。
對馬容疑者は、2024年11月から12月にかけて、札幌市北区のATMで、事務局長を務める北海道高等学校文化連盟石狩支部の演劇専門部の口座から、複数回にわたりキャッシュカードを使い、合わせて約258万円を引き出し、横領した疑いが持たれています。
警察によりますと、對馬容疑者は、部の予算や決算、各種支払いなど会計業務を処理する権限を持っていましたが、今年1月下旬に行方がわからなくなりました。
関係者が確認したところ、通帳やキャッシュカードがなくなっていることがわかり、警察に被害を届け出たということです。
對馬容疑者は、高文連の運営費約13万円を横領した容疑で、5月にすでに逮捕されています。
警察の取り調べに対し、對馬容疑者(52)は「横領しようと思ってお金を下ろしてはいない」と容疑を否認しています。
警察は、さらに余罪がないかどうか詳しく調べています。
2日夜、広島市南区出島で85歳の男性が車でコンクリートの壁に突っ込む事故があり、左胸の骨を折るなどし病院に搬送されていましたが3日死亡しました。
2日夜広島市南区出島1丁目の市道で軽自動車がコンクリートの壁に突っ込む事故がありました。
この事故で運転していた岡平勝昭さん(85)が左胸の骨を折るなどし病院に搬送されましたが3日死亡しました。
警察によりますと岡平さんが外出して帰ってこなかったため家族やヘルパーが探していたところ事故しているのを発見したということです。
この事故で県内の交通事故死者数は今年に入り24人となりました。
警察は事故の詳しい原因を調べています。
高松南署は4日、滋賀県東近江市の会社員の男(23)を詐欺の疑いで逮捕しました。
調べによりますと、男はSNSに、2024年2月に東京で開催された男性アイドルグループのライブチケットを譲渡すると嘘の書き込みをし、チケット2枚の購入を申し込んできた神奈川県厚木市の女性(当時25)とショートメッセージでやりとりし、チケット代金及び手数料として2月2日に現金1万8900円を指定した銀行口座に振り込ませてだまし取った疑いです。
警察は5月、同様の手口で高松市の女性から約2万円をだまし取った疑いで男を逮捕し、余罪を調べていました。
調べに対し、男は「嘘の投稿をしてお金をだまし取りました」などと容疑を認めているということです。
垂水市で、うそ電話詐欺を未然に防いだとして、コンビニエンスストアの女性店長に、警察から感謝状が贈られました。
鹿屋警察署長から感謝状を贈られたのは、垂水市のローソン垂水市木店の店長、北川佳子さん(54)です。
北川さんは、今年4月、来店した60代の男性から、ATMの操作方法や電子マネーカードの購入方法を質問されたことを不審に思い、男性にうそ電話詐欺の可能性を指摘し、警察に相談するよう思いとどまらせたということです。
(ローソン垂水市木店 北川佳子店長)「まずは身近な方とか、コンビニの店員さんとかにお話をしてみたほうがいいと思う」
(垂水幹部派出所 鎌田考博所長)「非常に鹿児島県内でも架空料金請求詐欺は、割合が非常に高い傾向があります。支払い方法をコンビニで電子マネーを買ってくださいという指示をされた典型的なもの(詐欺)です」
県警によりますと、今年に入ってからのうそ電話詐欺の被害は、4月末時点で、県内で100件、およそ3億5350万円で、去年の同じ時期に比べ、65件、2億8000万円あまり増加しています。
垂水市で、うそ電話詐欺を未然に防いだとして、コンビニエンスストアの女性店長に、警察から感謝状が贈られました。
「あなたは的確な判断と、適切な声かけにより、うそ電話詐欺被害を未然に防止しました」
鹿屋警察署長から感謝状を贈られたのは、垂水市のローソン垂水市木店の店長・北川佳子さん(54)です。
北川さんは、今年4月、来店した60代の男性から、ATMの操作方法や電子マネーカードの購入方法を質問されたことを不審に思い、男性にうそ電話詐欺の可能性を指摘し、警察に相談するよう思いとどまらせたということです。
(ローソン垂水市木店 北川佳子店長)「その方に『ちょっとおかしいんじゃないんですか』と言ったら、『やっぱりおかしいよね』という感じで言われたので、まずは身近な方とか、コンビニの店員さんとかにお話をしてみたほうがいいと思います」
(垂水幹部派出所 鎌田考博所長)「非常に鹿児島県内でも架空料金請求詐欺は、割合が非常に高い傾向があります。支払い方法をコンビニで電子マネーを買ってくださいという指示をされた典型的なもの(詐欺)です」
鹿児島県警によりますと、今年に入ってからのうそ電話詐欺の被害は、4月末時点で、県内で100件、およそ3億5350万円で、去年の同じ時期に比べ、65件、2億8000万円あまり増加しています。
大麻を使用したとして、鹿屋市の会社員の男が逮捕されました。去年、大麻に関する法律が改正されて以降、大麻を使用した疑いでの逮捕者は鹿児島県内で初めてです。
麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、鹿屋市札元2丁目の会社員の男(28)です。
鹿屋警察署によりますと、男は、先月、国内で大麻を使用した疑いが持たれています。
先月中旬、鹿屋警察署に、大麻が入ったボディバッグが拾得物として届けられ、その後、「落とし物はないですか」と男が鹿屋警察署を訪問。
男が話す落とし物の特徴と大麻が入ったボディバッグが一致したため、警察が男の尿を調べたところ、大麻の使用が分かったということです。
大麻については、去年12月に改正法が施行され、これまでの「所持」や「譲渡」に加え、新たに「使用」も禁止されました。
大麻使用疑いでの逮捕者は、法改正後、県内で初めてです。
警察の調べに対し、男は、概ね容疑を認めているということです。
警察で大麻の入手先などについて調べています。
38年前の襲撃事件の模倣犯か。朝日新聞阪神支局に脅迫文などを送りつけたとして、静岡県の男を逮捕です。
脅迫と威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、静岡県富士市の会社員・武藤和宏容疑者(38)です。
武藤容疑者は5月3日、兵庫県西宮市にある朝日新聞阪神支局に、脅迫文やおもちゃの銃などが入った荷物を送りつけ、業務を妨害した疑いが持たれています。
兵庫県警によりますと、荷物には、1987年5月3日に発生した阪神支局襲撃事件で射殺された小尻知博記者(当時29)や、重傷を負った同僚記者の顔写真に穴を開けた紙も同封されていたということです。
また、脅迫文には襲撃事件の際に出された「赤報隊」と名乗る犯行声明を引用したうえで、「令和赤報隊」と書かれていたということです。
兵庫県警は武藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、襲撃事件を模倣した可能性もあるとみて、事件のいきさつを詳しく調べています。
女子生徒の下着を盗撮しようとしたとして、京都市立の中学校の教諭が逮捕されました。
逮捕されたのは京都府亀岡市の中学校教諭・高橋正次容疑者(43)です。
警察によりますと、高橋容疑者は5月14日、勤務先の京都市立の中学校のグラウンドで、女子生徒の後ろからスマートフォンをスカートの中に向け、下着を撮影しようとした疑いが持たれています。
当時、女子生徒は課外活動中で、高橋容疑者が盗撮しようとしていたところを、別の生徒が見つけたということです。
取り調べに対し高橋容疑者は「動画を撮影していて、偶発的にうつっただけで、盗撮したわけではない」と容疑を否認しています。
警察は、高橋容疑者が同様の行為を繰り返していたとみて調べを進めています。
暴力団幹部が“トクリュウ”を用心棒にしていたか。集団で脅迫した疑いで逮捕です。
暴力行為等処罰法違反(集団的脅迫)の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団山口組系「一心会」会長の能塚恵容疑者(64)ら6人です。
警察によりますと能塚容疑者らは去年6月、大阪・ミナミの路上で、20代の男性を集団で取り囲み、「やったれ。殺したれ」などと脅迫した疑いがもたれています。
能塚容疑者らは、客引き行為をしていた男性に立ち去るように求めましたが、男性が応じなかったため、用心棒にしていたとみられる匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる”トクリュウ”のメンバーを集め、男性を取り囲んだということです。
警察は能塚容疑者らの認否を明らかにしていません。
警察によりますと、4日午後4時半前に、神戸市営地下鉄三宮駅の谷上方面行きのホームで、「駅員が殴られた」や「運転士が殴られた」「顔面を殴られた」などの110番通報が相次いだということです。
警察官がかけつけると、市営地下鉄の運転士とみられる男性が倒れていたということで、男性のけがの程度などは不明です。
殴ったとみられる人物が逃走している可能性があるということで、警察が付近を捜査し、さきほど傷害の疑いで男を逮捕したということです。
神戸市交通局によりますと、一連の影響で、神戸市営地下鉄の西神・山手線は最大15分ほど遅延していたということです。
神戸市営地下鉄で迷惑行為を繰り返したとして、偽計業務妨害・威力業務妨害の疑いで46歳の無職の男が逮捕されました。
男は「そんな行為は一切していない」と容疑を否認しているということです。
警察によりますと、今年3月12日、神戸市営地下鉄・新長田駅の駅員から「不審な行為をしている男がいる」と110番通報がありました。
駆け付けた警察官が事情を聞いたところ、隣の中央市場駅で男が非常停止ボタンを押し、駅員の制止を振り切って地下鉄に乗り、新長田駅まで移動してきたということです。
警察が遡って捜査すると、男はさらに4つの迷惑行為をしていた疑いが発覚、偽計業務妨害などの疑いで逮捕されました。
・3月5日午後、みなと元町駅に止まっている列車の側面に、蜘蛛のように張り付き、そこから線路に転落して駅員に自身を助け出させた疑い
・3月10日午後みなと元町駅に入ってくる電車の前に足を出し、接触しなかったものの電車の運行を妨害した疑い
・3月10日午後新長田駅で危険が無いにもかかわらず列車の非常停止ボタンを押すした疑い
・3月11日午後中央市場駅で電車が出発する際に扉に自身の身体を挟み、ドアの開閉を妨害した疑い
逮捕された男は調べに対し「そんな行為は一切していない」と容疑を否認しているということで、警察は詳しい経緯を調べています。
大阪市内にある店舗兼共同住宅などを所有する法人の代表取締役になりすまして、去年2月下旬~3月上旬の間、40代男性らに対して、計14億5000万円で物件を売却する売買契約を締結し、だまし取ったとして、大阪府東大阪市の会社役員の52歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府東大阪市に住む会社役員の福田裕容疑者(52)です。
警察によりますと、福田容疑者は去年2月下旬~3月上旬の間、大阪市中央区内にある店舗兼共同住宅3軒について、所有する不動産賃貸業を目的とする法人の代表取締役になりすまし、40代男性らに対して、売買契約を締結し、計14億5000万円をだまし取った疑いがもたれています。
福田容疑者と職業不詳で住居不定の粂陵平容疑者(24)らは物件を所有する法人登記について、去年1月下旬に粂容疑者が代表取締役に選任されたとする虚偽の臨時株主総会の議事録などを提出し、虚偽の内容で登記申請を行った有印私文書偽造・同行使などの疑いでも今年5月に逮捕されていました。
去年2月、会社法人代表の70代女性が、登記事項を確認した際に、登記簿から自身が代表から外れていて粂容疑者になっていることに気づいたことから、事件が発覚したということです。
兵庫県の斎藤知事は午後3時から定例の記者会見を行っています。
県の第三者委員会は、告発した元県民局長の私的な情報を元総務部長の井ノ本知明氏が3人の県議に漏えいしたと認定し、「知事および元副知事の指示のもと行われた可能性が高い」と指摘しました。
【LIVE】斎藤元彦知事の記者会見 文書問題について質疑が続いている
県は井ノ本氏を刑事告発せず停職3か月の懲戒処分としていて、これに対し県議会の4会派(自民・維新・公明・ひょうご県民連合)はきのう、井ノ本氏の行為が地方公務員法の守秘義務違反に当たるとして、刑事告発するよう県に申し入れています。
去年5月、沖縄本島中部の建物で女性に性的暴行を加えけがをさせた罪に問われている米海兵隊員の男の裁判員裁判で、3日目は被害者の友人の証人尋問が行われました。
この裁判は、去年5月、本島中部の建物でアメリカ海兵隊の上等兵、ジャメル・クレイトン被告(22)が成人女性に性的暴行を加えようと腕で首を絞め付けるなどしてけがをさせたとして、不同意性交等傷害の罪に問われているものです。
4日開かれた証人尋問では、事件前夜から事件後にかけて被害者の女性と電話やメッセージでやり取りをしていた友人が証言台に立ちました。
友人は検察側の証人尋問に対し、事件前日の夜から事件当日に被害者と別れるまでの経緯を説明した上で、被害者から「レイプされそうになった。首を絞められて殺されそうになった」とスマートフォンアプリでメッセージを受け取っていたことを証言しました。
また、事件発生直後に、被害者が被告人の犯行の一部を警察に話さなかった理由について問われると、被害者から「その時は男の警察ばかりで言いづらかった」と聞いたことを明らかにし、後日改めて女性警察官に伝えたと述べました。
これまでの裁判で、被告人は「性交をしようとしたことがない」などと無罪を主張しています。
5日は被告人質問が行われる予定です。
名護市に住む70代の男性がうその投資話をもちかけられ、およそ7900万円をだまし取られました。
【写真を見る】7900万円だまし取られる詐欺事件 国内株買うよう勧めるうその投資話で70代男性が被害
警察によりますと、名護市に住む70代の男性はことし3月、インターネットに表示された投資の広告にアクセスしたところ、LINEグループに招待されました。
男性は国内株式を買うよう勧められ、ことし3月から先月にかけて、16回にわたり指定された口座におよそ7900万円を入金したということです。
男性が口座から引き出そうとした際にLINEグループで「口座が凍結されている」などとして引き出せなかったことから被害が発覚しました。
警察は「SNSで知り合った人から投資の話が出たら必ず詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。
10代の少女を自宅まで連れ去ったとして、広島県警は4日、大阪府吹田市の無職の男(37)を未成年者誘拐の疑いで逮捕しました。
【写真を見る】「娘がいなくなった」10代の少女を誘拐した疑いで無職の男(37)を逮捕 広島
警察によりますと、男は先月28日午前、広島県内に住む少女に甘い言葉をかけて大阪市内まで誘い出し、自宅などに連れ去り誘拐した疑いが持たれています。調べに対し、男は「間違いない」と容疑を認めているということです。
5月28日に少女の母親が「娘がいなくなった」と警察に届け出。防犯カメラなどから女性が男の家にいることを特定しました。捜査員が6月4日、少女を保護し、一緒にいた男を逮捕しました。少女にけがはなく、監禁などもされていなかったということです。
警察は男と少女が知り合った経緯など、事件の詳しいいきさつを調べています。
4日午後、福岡県みやま市で川に浮いている女性が見つかり、その場で死亡が確認されました。
4日午後2時45分ごろ、みやま市瀬高町の矢部川で男性から「うつ伏せの人形のようなものが浮いている」と110番通報がありました。
警察と救急隊が現場に駆けつけましたが、うつ伏せの状態で川に浮いている女性が見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、女性の遺体は、見た目が50代から60代で目立った外傷はなく持ち物もなかったということです。
警察は、身元の特定を急ぐとともに女性が死亡した経緯などを詳しく調べています。
4月に福岡県春日市に住む85歳の女性から現金190万円をだまし取ったとして県内の高校に通う17歳の女子生徒が逮捕されました。
女子生徒は「友達から『おばあちゃんからお金を受け取るいい仕事がある』と誘われた」などと話しているということです。
詐欺の疑いで逮捕されたのは福岡県久留米市に住み、県内の高校に通う17歳の女子生徒です。
女子生徒は今年4月10日、いわゆるニセ電話詐欺の「受け子」として春日市に住む85歳の女性から現金190万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、女性に息子をかたる男から電話があり、「株に失敗して損失が出た。損失分のお金を支払わないと犯罪者になる」とうその話をされました。
話を信じた女性は同日午後4時すぎ、自宅近くの路上で息子の代理で法律事務所職員をかたる女子生徒に現金190万円を渡したということです。
その後、女性が本物の息子と連絡を取ったことで被害が発覚しました。
取り調べに対し女子生徒は「事実のとおり間違いありません」と容疑を認めたうえで「友達から『いい仕事を見つけた。おばあちゃんからお金を受け取って他の場所に置く仕事』と誘われた」などと話しているということです。
警察は、女子生徒がいわゆる闇バイトに加担したとみて調べています。
4日午後、福岡県飯塚市にある住宅の庭で倒れていた70代の男性が妻が運転する車にひかれ死亡しました。
4日午後1時前、飯塚市目尾にある住宅にいた女性から「庭で転倒していた73歳の夫を気づかずに車でひいてしまった」と119番通報がありました。
ひかれたのは女性の70代の夫とみられる男性で、病院に運ばれましたがその後死亡しました。
女性は帰宅後に家の前に駐車しようとして車を前進させたところ、夫とみられる男性が倒れていることに気づかずそのままひいたとみられています。
警察は、男性が庭に倒れていた原因や事故当時の状況について詳しく調べています。
去年、北九州市で、大型ダンプカーで上司の男性をひき殺したなどとされる男の裁判員裁判です。
【写真で見る】ダンプカー殺人事件裁判員裁判 事件現場
被告人質問が行われ、男は「怒られると思いカッとなってしまった」などと当時の心境を語りました。
殺人などの罪に問われている福岡県築上町の無職、高橋博行被告。
去年10月小倉南区の採石場で勤務中、大型ダンプカーで上司の山崎雄二さんをひき殺したほか、別の男性2人をひき殺そうとしたとされています。
初公判で起訴内容を認めた高橋被告。
4日の被告人質問で当時の状況について、「ダンプカーを運転中に山崎さんから『止まって下さい』と言われ、怒られると思いカッとなってしまった」と述べました。
そして、「途中で我に返ったが、取返しのつかないことをしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱい」と涙ながらに語りました。
裁判は5日結審し、今月12日に判決が言い渡されます。
佐久市で、1日夕方に自宅を出たまま行方が分からなくなっていた70歳の男性が、
市内で3日ぶりに発見されました。けがなどはなく命に別状はないということです。
【写真を見る】3日ぶりに70歳男性を発見 1日夕方に家を出たまま行方不明に 長野・佐久市
行方が分からなくなっていたのは、佐久市甲に住む70歳の無職の男性です。
佐久警察署によりますと、男性は、1日の午後5時ごろ、自宅を出たまま行方が分からなくなっていたもので、3日午前、家族から警察に届け出がありました。
4日午後2時半ごろ、市内の川沿いに倒れていたところを捜索していた消防職員が見つけたということです。
男性は市内の病院に運ばれましたが、けがなどはなく命に別状はないということです。
4日午前、箕輪町の交差点で、軽トラックと乗用車が出合い頭に衝突し、軽トラックを運転していた91歳の女性が意識不明の重体のもようです。
【写真を見る】交差点で軽トラックと乗用車が出合い頭に衝突 軽トラック運転の91歳女性が意識不明の重体 81歳男性が軽いけが 長野・箕輪町
4日午前10時45分ごろ、箕輪町中箕輪の十字路の交差点で、91歳の女性が運転する軽トラックと、81歳の男性が運転する普通乗用車が出合い頭で衝突しました。
この事故で、91歳の女性が意識不明の重体とみられます。
普通乗用車を運転していた81歳の男性も軽いけがをしました。
県道と町道が交差する信号機のない交差点で、女性の側に一時停止の標識があるということです。
警察で事故の状況を詳しく調べています。
今年4月、宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性を殺害し遺体を遺棄したとして知人の男が逮捕された事件で、男の自宅近くの公園で発見されたナイフから検出された血液が、女性のDNA型と矛盾しないとの鑑定結果が出たことがわかりました。
【写真を見る】「ナイフから検出の血液は被害者DNA型と矛盾しない」保育士殺人・死体遺棄事件 宮城・岩沼市
この事件は、岩沼市土ケ崎4丁目の無職、佐藤蓮真容疑者(21)が、今年4月12日夜、岩沼市下野郷の海岸で、仙台市太白区の保育士、行仕由佳さん(35)の胸などを刃物で複数回刺して殺害し、遺体を遺棄した疑いで逮捕されたものです。
岩沼市内の佐藤容疑者の自宅近くにある公園で発見された凶器とみられるナイフからは血液反応が出ていましたが、その後の捜査関係者への取材で、この血液が行仕さんのDNA型と矛盾しないとの鑑定結果が出たことがわかりました。警察は、ナイフが、殺害に使われた凶器の可能性があると見て裏付け捜査を進めています。佐藤容疑者は処分保留となった死体遺棄容疑については否認し、殺人容疑については取り調べに対し黙秘しているということです。
4日、阿賀野市の会社事務所に窃盗目的で侵入し、未遂に終わったとして無職の70代男が逮捕されました。
窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、新潟市南区の無職の男(77)です。
警察によりますと、男は3日午後11時55分ごろ、阿賀野市の自動車整備業者の会社事務所に窃盗目的で侵入し、物色中に従業員に発見され、未遂に終わったということです。
従業員から「知らない男が入ってきた」と通報があり事件が発覚しました。
警察がくわしく調べています。
男は「盗む目的で入った」と容疑を認めています。
ストーカー規制法違反の疑いで、石川県に住む自営業の男(42)が4日、逮捕されました。
警察の調べによりますと、男は恋愛感情などの感情を充足する目的で今年3月下旬、40代女性の携帯電話に「気持ちを教えて欲しい」と、義務のないことを要求するメッセージを送信し、知人男性と共謀して4月中旬に2回、燕市内の商業施設・駐車場などで被害女性の車や姿を携帯電話で撮影して見張り、ストーカー行為をした疑いです。
女性からの相談を受け、警察が捜査していました。
男と女性は元交際相手ということです。
調べに対し男は、行為は認めているものの、「好意の感情はありません」と容疑の一部を否認していて警察がくわしく調べています。
詐欺の疑いで、新潟市中央区に住む飲食店経営の男(56)が4日、逮捕されました。
男は、既に死亡した伯母との養子縁組を成立させようと考え、伯母の死を秘して養子縁組届けを提出したり、伯母の死亡診断書を改ざんするなどして、市役所の戸籍情報システムに不実の記録をさせた疑いで5月に逮捕されていました。
警察の調べによりますと今回は、相続名目で伯母名義の預金をだまし取ろうと考え、2020年9月上旬、新潟市中央区内の金融機関で、不正に記録させた戸籍謄本を含む相続関係書類を提出して相続人を装い、伯母名義の口座から自分名義の口座に計2291万9117円を振り込ませ、だまし取った疑いです。
伯母の代理人弁護士から2024年8月に告発があり、警察は5月に逮捕した容疑を捜査する中で今回の疑いが浮上したということです。
調べに対し男は、行為は認めているということですが警察は捜査に支障があるとして認否の詳細を明らかにしていません。
ニセ電話詐欺で福岡県内に住む高齢女性から現金をだまし取った疑いで、4日、17歳の女子高校生が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡県久留米市に住む女子高校生(17)です。
春日警察署によりますと、女子高校生は氏名不詳の人物らと共謀し、4月10日、福岡県春日市に住む85歳の女性に、息子になりすました人物が電話をかけ「株に失敗して損失が出た。損失分のお金を支払わないと犯罪者になる」とウソを言いました。
女性は息子が現金を至急必要としていると信じ込み、女子高校生は10日の午後4時17分ごろから21分ごろまでの間に、春日市の女性宅近くの路上で、息子の代わりに来た法律事務所の職員になりすまし、女性から現金190万円をだまし取った疑いです。
女性の実の息子から「母親が被害にあっているようだ」と警察に相談したことで事件が発覚し、防犯カメラ捜査などの結果、女子高校生の逮捕に至りました。
調べに対し、女子高校生は「間違いありません」「お金が欲しくてやった」などと容疑を認め、「4月に友人から『いい仕事を見つけた。おばあちゃんからお金を受け取ってほかの場所に置く仕事』と誘われた」と話しているということです。
また女子高校生は、指示役の人物から秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示を受けていて、この人物と面識はないということです。
警察は、女子高校生と共謀した人物の特定など詐欺グループの全容解明を進めています。
オンラインゲームで知り合った男性から、ゲームの大会参加の申請を行うマネージャーを紹介するなどとウソを言い、電子マネーおよそ60万円をだまし取ったとして住居不定無職の34歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】「オンラインゲームのマネージャーを紹介する」などとウソ 詐欺などの疑い 34歳の男を逮捕 山梨
SNS型投資詐欺などの疑いで逮捕されたのは住居不定、無職の馬場政徳容疑者(34)です。
馬場容疑者はオンラインゲームで山梨県に住む男性と知り合いました。
馬場容疑者は男性とゲームのチャット機能やSNSで連絡を取りあい、男性がオンラインゲームの大会申請を行うマネージャーを探していることを知ると、「8万円を払えばマネージャーを紹介する」とウソを言い、8万円分の電子マネーを送金させました。
さらに、「100万円投資すれば300万円くらい儲かる」「俺が70万円用意するから30万円を用意してほしい」とSNSでの投資を勧め、電子マネー51万9000円をだまし取った疑いです。
馬場容疑者はすでに福岡県で横領や詐欺の疑いで逮捕されていて、その後、山梨に移送され4日に逮捕されました。
警察の調べに対し馬場容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
山梨県富士吉田市の駐車場や路上で27歳の男性に殴る、蹴るなど暴行を加え、さらに一緒にいた女性から現金6万円を脅し取ったとして、19歳から22歳の男女5人が逮捕されました。
【写真を見る】集団で暴行の疑い 男性が頭がい骨骨折などの重傷 19歳〜22歳の男女5人を逮捕 一緒にいた女性から現金6万円恐喝容疑も 山梨
逮捕されたのは大月市の自称アルバイト 野尻勇宝容疑者(20)、富士河口湖町の自称アルバイト 本庄梨紅容疑者(22)、山中湖村の介護士 長田天果容疑者(20)、富士吉田市の自称会社員の男(19)、大月市の自称とび職の男(19)の男女5人です。
5人は2月12日の午後10時頃から13日の午前1時30分頃までの間に、富士吉田市上吉田にある駐車場で当時27歳の男性に対し殴る、蹴るなどの暴行を加えました。
その後、被害男性の車に数名が乗り込み、自分たちの車についていくよう指示し、人目につかない路上に移動し、さらに暴行を加えました。
その上、「靴と服が汚れたからクリーニング代を払え」などと脅し、市内のコンビニへ移動。
被害男性と一緒にいた当時19歳の女性にATMで現金6万円をおろさせ、脅し取った疑いが持たれています。
一連の暴行で被害男性は頭がい骨骨折などの重傷を負いました。
防犯カメラの映像などから容疑者5人を特定し逮捕しました。
警察は5人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、被害者の男女と容疑者の男4人は面識がなく、長田容疑者と被害女性が知人同士だったということで、事件のいきさつなどを調べています。
大麻を不正に使ったとして麻薬取締法違反の疑いで山梨県笛吹市の無職の男が逮捕されました。
【写真を見る】大麻を不正に使った疑い 元力士の22歳の男を逮捕 法改正後、山梨県内では初の逮捕者
逮捕されたのは笛吹市石和町の無職 ムニルオグル 武蔵容疑者22歳です。
警察によりますとムニルオグル容疑者は今年4月上旬から21日までの間に、山梨県内や、その周辺で大麻を不正に使った疑いが持たれています。
笛吹市内に「不審な車両がある」という110番通報があり、警察が車内にいたムニルオグル容疑者の様子から薬物の使用について調べたところ、大麻の使用が分かりました。
ムニルオグル容疑者は「使ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
大麻はこれまでの「所持」などに加えて、「使用」を禁止した改正法が去年12月に施行されました。
改正麻薬取締法の施行以降、大麻を不正に使った疑いでの逮捕者は、山梨県内でこれが初めてです。
ムニルオグル容疑者は元力士でした。
沖縄県の名護署は3日、SNS型投資詐欺で、70代男性が約7900万円をだまし取られたと発表した。
特殊詐欺に遭わないチェックテスト
署によると今年3月、男性がインターネット上で投資関係の広告をクリックした際、「春の家庭資産増強計画Z1」というLINE(ライン)グループに招待された。
その後グループ内で、女性らしき名前のアカウントから主に説明を受け、株購入の名目で5月中旬までに指定口座へ16回にわたって現金を振り込んだ。別のアプリ画面のスクリーンショットが送られてきて、利益が増えているように見せかけられていたという。
「金を引き出すには手数料がかかる」などと言われて不審に感じた男性が、銀行に相談。銀行から連絡があり、被害が発覚した。
本部署は3日、県外の警察官や検事らを装った特殊詐欺で、名護市の30代女性が現金約200万円をだまし取られたと発表した。
【写真】詐欺被害に遭った女性「まさか私が…自殺も考えた」
署によると5月14〜21日、女性の携帯電話に携帯電話業者をかたる人物から「あなたの携帯電話から迷惑メールが送信されている」などと連絡があり、秘匿性の高い通信アプリに誘導。
その後、アプリを介して県外の警察官や検事を装う人物から「詐欺グループのリストに名前が載っている」「保釈保証金を支払わないと勾留される」と送金を求められ、女性は3回にわたり、指定口座に計約200万円を振り込んだ。
兵庫県の斎藤知事の疑惑をめぐる問題で、NHK党の立花党首がSNSの投稿により兵庫県議会の議員の名誉を毀損した疑いなどで書類送検されました。
立花党首は4日午後、関西テレビの取材に応じました。
【NHK党 立花孝志党首】「私としては無罪を確信しております」
NHK党の立花孝志党首は、去年11月、自身のYouTubeやXに、「奥谷議員は悪人」「県の元幹部が死亡した原因を隠ぺいしている」という趣旨の内容を投稿。
斎藤知事の告発文の調査を行う百条委員会の委員長を務めた奥谷謙一県議は、立花党首の投稿で、名誉が毀損されたとして刑事告訴していました。
さらに去年11月の知事選挙中には、奥谷県議の自宅兼事務所の前で、立花党首は「ひきこもってないで出て来いよ」「あまり脅しても奥谷さんが自死されても困る」などと演説していました。
【NHK党 立花孝志党首】「この先ずっとこの家に閉じこもっておくんですか。出て来い奥谷!ほんとに」
【NHK党 立花孝志党首】「あんまり脅しても、奥谷さんが自死されても困るので」
奥谷県議は、業務を妨害されたなどとして被害届を出していました。
捜査関係者によると兵庫県警は4日、立花党首を名誉毀損や威力業務妨害などの疑いで、神戸地検に書類送検したということです。
立花党首は関西テレビの取材に対し、「奥谷県議の名誉を毀損する発言はした」としたうえで、演説については脅迫などにはあたらないと話しました。
【NHK党 立花孝志党首】「演説の内容・ボリューム・時間、どれにおいても適切な選挙運動の範ちゅう。司法の判断がこれは有罪となれば、潔く場合によっては刑務所に行くことについても致し方ない」
そして改めて「無罪を確信している」と強調しました。
朝日新聞阪神支局に、38年前の襲撃事件の犯行声明を引用した文書などを送りつけ、業務を妨害した疑いなどで、会社員の男が逮捕されました。
静岡県富士市の会社員武藤和宏容疑者(38)は5月3日、朝日新聞阪神支局におもちゃの銃や脅迫文が入った段ボール箱を送りつけ、業務を妨害した疑いなどがもたれています。
38年前のこの日、阪神支局に押し入った男が散弾銃を乱射し、当時29歳の記者が死亡する事件があり、段ボール箱には多数の穴があいた被害者の写真が入っていたということです。
また、脅迫文には、38年前の事件の「赤報隊」と名乗る犯行声明を引用した上で「令和赤報隊」と書かれていて、警察は武藤容疑者が当時の事件を模倣した疑いがあるとみて捜査しています。
滋賀県警東近江署は4日、滋賀県東近江市で登山中に遭難した滋賀県竜王町の男性(76)が山中で心肺停止状態で発見され、死亡が確認されたと明らかにした。
【詳細な地図】死亡した男性が発見された現場のある土倉岳
同署によると、男性は1日午前から同市君ケ畑町付近から1人で登山していたが、下山予定時刻を過ぎても連絡が取れず、家族が同日夜に119番した。警察や消防が捜索を続けていた4日午前10時40分ごろ、同市茨川町の土倉岳の谷で見つかった。同署によると、滑落した可能性があるといい、司法解剖して死因を調べる。
出資すれば高配当が得られるとの名目で多額の現金を不正に集めたなどとして、京都府警生活保安課と山科署は4日、出資法違反(預かり金禁止)と金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、東京都の会社役員の男ら男女5人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。府警は、5人が元本保証と高配当をうたって全国の約1万5千人から60億円以上を集めていたとみている。
【写真】京都府警山科署
捜査関係者によると、容疑者らは金融庁の登録を得ずに、2021年ごろから、京都市の男性らに出資を募り、多額の現金を不正に預かった疑いが持たれている。
金融商品を扱う場合は国への登録が必要で、無登録で営業すると罰則の対象となる。また、許可を得た金融機関以外の事業者が不特定多数から預かり金を受ける行為は、出資法で禁じられている。
捜査関係者の説明では、5人はインターネット上やセミナーなどで、潜水艇を活用した事業など複数のファンドへの出資を呼びかけていた。出資者には運用成果を配当するなどのメリットを強調し、出資者が別の出資者を集めると利益を上乗せするなどと勧誘していたとみられる。
また勧誘にあたっては、元本保証をうたい、一口10万円で「月利15%」などと高配当をアピールして、全国から60億円以上を集めていたという。
府警が府民から相談を受けて捜査していた。
高配当が得られるとうたい、無登録で事業への出資を勧誘して金を集めたとして、京都府警は4日、出資法違反などの疑いで、東京都の会社社長ら男女5人を逮捕した。全国約1万5千人から約66億円を集めたとみて調べている。
山形県の10代女性が連れ去られ遺体で見つかった事件で、自殺ほう助容疑で再逮捕された福島市の無職岸波弘樹容疑者(36)が、交流サイト(SNS)で女性が自殺願望を記した投稿にメッセージを送っていたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。別の10~20代の男女4人に対する自殺ほう助などの罪で起訴されており、山形県警は同様の手口を繰り返したとみて調べている。同日、容疑者を送検した。
容疑者は昨年9月、同県上山市の空き家敷地内で、女性が練炭で自殺するのを手伝った疑いが持たれている。捜査関係者によると、女性の投稿を見てSNSのメッセージ機能などを使ってやりとりし、誘い出したとみられる。
非合法の風俗街だった兵庫県尼崎市の旧「かんなみ新地」(神田南通3)の跡地を売買できると見せかけ、同市名義の文書を偽造したとして、県警捜査2課と尼崎南署などは4日、有印公文書偽造・同行使の疑いで、会社役員の男(50)=同市=と不動産業の男(69)=神戸市灘区=を逮捕した。
【写真】全ての店が閉店した「かんなみ新地」
2人の逮捕容疑は共謀し、神戸市の女性(77)に旧かんなみ新地の跡地を買い入れ、尼崎市に転売できるとうたい、2023年3~6月ごろ、跡地売買の仲介で認可を得ているなどと装う同市名義の文書4通を偽造し、女性に提出した疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。
同署によると、女性は跡地の買い入れ資金として計約2億円を支払ったという。県警は詐欺容疑も視野に捜査する。旧かんなみ新地は21年11月、風営法に基づく市と警察の警告を受け一斉閉店した。
西宮労働基準監督署は4日、労働安全衛生法違反容疑で、大阪市の「関電エネルギーソリューション」と同社尼崎事業所の男性所長(61)を神戸地検に書類送検した。
【写真】車が10m転落、70代の男女3人けが 温浴施設の駐車場
書類送検容疑は、2024年10月8日、神戸市東灘区の産業廃棄物処理場で、当時59歳の男性作業員が屋根でソーラーパネルの点検作業をする際に転落防止措置を取らなかった疑い。
署によると、作業員は天窓を踏み抜き、高さ16・7メートルから落下して死亡した。会社や所長が、歩み板を置いたり網を張ったりするよう指示していなかった疑いがあるという。
兵庫県警生活安全特別捜査隊と灘署は4日、不同意わいせつの疑いで、神戸市東灘区に住む投資家の男(67)を逮捕した。県警の調べに「エステマシンの使い方を説明しただけ」などと話しているという。
【写真】SNS発端 少年ら50人巻き込む傷害事件に
逮捕容疑は5月5日午後11時10分~20分ごろ、神戸市灘区のスポーツ関連施設で20代の女子大学生にわいせつな行為をした疑い。
署によると、女性は「(男が)膝に手を置き、太ももを触ってきた」などと説明しているという。署は、男と女性に面識がなかったとみている。
神戸市営地下鉄海岸線の駅で、停車中の電車にしがみつくなどしたとして、兵庫県警兵庫署は4日、神戸市西区に住む無職の男(46)を威力業務妨害容疑で逮捕した。署の調べに「そんな行為は一切していないと思います」と容疑を否認している。
駅で女性と駅員がトラブル 快速が運行停止
逮捕容疑は、3月5~11日、海岸線みなと元町駅や中央市場駅で、停車中の車両にしがみつき、線路に転落して救助されたり、駅に入ってきた車両の前にホームから足を出したりと3回にわたって業務を妨げた疑い。
男は3月10、12日、新長田駅と中央市場駅のホームで、異常が発生していないのに非常ボタンを押した疑いも持たれており、署は偽計業務妨害容疑でも逮捕。神戸市交通局の職員からの通報を受け、防犯カメラの映像などから男が関与した疑いが強いと判断したという。
新紙幣への両替を受け付けるなどとうそを言い、顧客から現金をだまし取ったとして、埼玉県警は4日、詐欺の疑いで、群馬銀行元行員の男(25)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
銀行員が自殺…怒鳴る上司「数字上がらぬ」、未経験で限界だった25歳 遺族「命落とすまで数字追うのか」
埼玉県さいたま市の土地が不正に売却された事件で、有印公文書偽造・同行使の罪に問われた、元市与野まちづくり事務所所長補佐兼区画整理係長の会社員男(54)=鴻巣市=の初公判が3日、さいたま地裁(小池健治裁判長)で開かれた。男は罪状認否で「特にございません」と起訴内容を認めた。
あきれた女、“クロエ”サンダル買って「サイズ違う、返金して」…まさかの返品で逮捕 派遣社員35歳
勤務する中学校でスマートフォンを使って女子生徒の下着を盗撮しようとしたとして、京都府警右京署は4日、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで、京都府亀岡市河原町の中学校教諭、高橋正次容疑者(43)を逮捕した。容疑を否認し「スマホで撮っていた動画に偶発的に写っただけ」などと供述しているという。
【Xで話題】 「性犯罪マップ」と呼ばれるデータベース
逮捕容疑は5月14日午後3時50分ごろ、京都市右京区の中学校のグラウンドで、清掃美化活動中だった生徒のスカート内にスマホを向け、下着を盗撮しようとしたとしている。
同署によると、犯行を目撃した他の生徒が家族に伝え、事件が発覚した。同署が詳しい経緯を捜査する。
【台北=西見由章】中国当局が民主化運動を武力弾圧した天安門事件から4日で36年。当時、学生たちが戦車にひき殺された現場を目の当たりにした呉仁華氏(68)は、いまだ謎が多い事件の実相を研究者として追究してきた。「中国が経済発展した後も専制体制の残虐性は変わっていない」。中国の政治状況への無関心が広がる台湾で、警鐘を鳴らし続けている。
【写真】1989年6月5日、北京の天安門広場近くの大通りで、戦車の前に立ちはだかる男性
■学生と一緒に事件に遭遇
1989年6月3日夜、自由と民主を求めて数万人の学生たちが座り込む北京・天安門広場に戒厳部隊が四方から迫っていた。中国政法大の教員だった呉氏は当時32歳。学生と一緒に現場にいたが、広場に接する長安街の西側で火の手が上がり、銃声も響いた。学生たちを守ろうと立ちはだかる市民に戒厳部隊が発砲を始めていた。
「すでに民衆にも犠牲が出ている。ここで退けば道義にもとる」。翌4日午前5時半ごろまで、呉氏を含む2、3千人が広場に残ったが、進入してきた兵士たちに棍棒や銃床で殴られ、混乱の中で撤退を開始。広場から西へ1キロ余り、長安街を各自の大学へと向かう学生たちに惨劇は起きた。
■「撤退中の隊列」に突っ込んだ戦車
隊列の後方から車両番号「106」の戦車が突入してきた。轟音の中、逃げ惑う学生たち。隊列の前方にいた呉氏は高さ1・3メートルほどの鉄柵を乗り越えて歩道に逃れたが、間に合わなかった学生は戦車の下敷きとなったり、柵との間に挟まれたりして11人が命を落とした。「撤退中の隊列に戦車が突っ込んでくるとは誰も予想していなかった」
現場に残された遺体は悲惨だった。手足が潰れ、頭部の半分がなくなり、自転車と一緒に押し潰されてハンドルが胴体に突き刺さったままの者も。徒歩で大学に戻ると、戦車に殺された5人の亡きがらが講義棟に運び込まれていた。傍らでひざまずき「永遠に忘れない」と涙を流し誓った。
■戦車と乗員を突き止める
呉氏の長く孤独な戦いが始まった。90年2月に広東省珠海からマカオに泳いで密航し、米国に亡命。母校の北京大や同大学院で専攻した文献学の知識を生かして天安門事件の資料を集め、著書などを通じて世界に発信してきた。「加害者」である戒厳部隊の実態を執念で調べ上げた。
インターネットの登場で資料収集は飛躍した。退役軍人のチャットグループなどを長年追い続け、106号の乗員を突き止めたときは「パソコンのキーボードに突っ伏して泣いた」。戦車は天津警備区所属だった。
2つのグループの拠点が一斉摘発され、100人以上が逮捕されたSNS型投資詐欺事件で、大阪府警は4日、新たに詐欺の疑いでリクルーター役の自称飲食店経営、李虎雄容疑者(42)=韓国籍、大阪市東淀川区小松=ら男3人を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は令和5年12月~昨年1月、沖縄県の20代男性会社員から投資名目で約150万円をだまし取ったとしている。
府警によると、李容疑者らは投資を誘うメッセージなどを送る「打ち子」らを採用するリクルーターとして活動し、だまし取った資金の一部を管理していたとみられている。
詐欺事件を巡っては、府警が昨年7月に大阪市内などにある2つのグループの活動拠点を一斉摘発し、これまでに108人を逮捕していた。府警は中心人物とみられる住居不詳の会社役員、池宮悠仁容疑者(29)ら男4人を公開手配し行方を追っている。
38年前、記者が銃撃される事件があった朝日新聞阪神支局に当時の犯行声明文を引用した脅迫文などを送り付けたとして、静岡県に住む会社員の男が逮捕されました。
本格的に水に親しむシーズンを前に、静岡県水難事故防止対策協議会は「水難事故注意報」を発令しました。
県によりますと、県内で水難事故は1月から5月25日までに9件(12人)発生していて、そのうち4人が死亡、1人が行方不明となっています。
2024年と比べて3件多く(昨年比+6人)、死者・行方不明者ともに1人増えています。
暑さが本格化し、水難事故が増えるシーズンを迎えるにあたり、早期に事故の発生を防ぐため、県水難事故防止対策協議会は、「水難事故注意報」を発令しています。期間は、6月1日から6月30日までで、危険な場所に近づかないことや飲食後、睡眠不足、疲労等の体調不良時には水に入らないこと、子どもから目を離さないことなどを呼びかけています。
静岡県裾野市のアパート敷地内から時価15万円相当のタイヤを盗んだとして、パラグアイ国籍の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、裾野市に住むパラグアイ国籍の男(55)です。警察によりますと、男は3月上旬、市内のアパート敷地内にあったタイヤ4本を盗んだ疑いがもたれています。
「タイヤが盗まれた」などと被害関係者からの届け出で事件が発覚し、盗まれたタイヤは4本合わせて時価15万円相当だということです。
警察は捜査に支障があるとして男の認否や動機を明らかにしていませんが、共犯者や余罪も含め捜査しています。
2025年4月、病室内のトイレ以外で排泄した患者に清掃などをさせたり、注意した上司に威圧的な行動をしたりした、静岡県立こころの医療センターの係長級の男性職員が停職2週間の懲戒処分を受けました。
静岡県立病院機構によりますと、6月4日付で停職2週間の懲戒処分となったのは、静岡県立こころの医療センターに勤務する、係長級の医療従事者の男性職員(55)です。
男性職員は4月25日、病室内のトイレ以外の場所で排せつしてしまった入院患者に、本来させるべきではない室内の清掃や排せつ後の掃除を患者に任せて、退室したということです。患者は下半身裸の状態で、約25分間にわたり病室に取り残されました。その後、病室に戻った職員は、水をあふれさせてしまった患者の右腕のひじ付近を平手でたたいたということです。
これらの行為を目撃した上司が翌日、病院に報告しましたが、職員はどんな報告をしたのか強い口調で詰め寄るとともに、上司の上着の袖を引っ張るといった乱暴で威圧的な行動を行いました。
県立病院機構は、これらの行為は患者を衰弱させ、ネグレクト(放棄・処置)や身体的虐待につながりかねないものであるとして、懲戒処分を下しました。
男性職員は、「虐待の意図はなかったが、もう少しフォローが必要だった」などと話しているということです。
2022年、静岡県御殿場市内の住宅に侵入し下着を盗んだ罪などに問われていた元・警察官の男に対し、静岡地方裁判所は2025年6月4日、懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
【写真を見る】下着窃盗などの罪で元警察官に有罪判決が言い渡された4日の法廷の様子=静岡地裁
判決を受けたのは、裾野警察署地域課に勤務していた被告の男(30)です。
判決によりますと、被告は2022年に御殿場市内の住宅2軒に侵入して女性用の下着合わせて8点を盗むなどしました。
4日の判決公判で静岡地裁の益子元暢裁判官は「警察に対する信頼を揺るがしかねない悪質な犯行」などと指摘しました。
一方で、被告と被害者らの間で200万円の示談が成立していることなどを挙げ、懲役2年6か月の求刑に対し、懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
被告は2025年3月、県警を依願退職しています。
宮城県岩沼市で保育士の女性が殺害された事件で、凶器とみられるナイフから検出された血液が保育士の女性のDNA型と「矛盾しない」という鑑定結果が出たことが分かりました。
岩沼市の無職・佐藤蓮真容疑者(21)は、4月12日夜、岩沼市の防潮堤の上で、太白区の保育士・行仕由佳さん(35)を刃物で複数回刺し、殺害した疑いがもたれています。調べに対し、佐藤容疑者は黙秘や否認をしています。
事件の後、佐藤容疑者の自宅近くにある公園の茂みの中から凶器とみられるナイフが見つかり、ナイフから血液反応が出ていました。
捜査関係者によりますと、鑑定の結果、ナイフの血液と行仕さんのDNA型が「矛盾しない」ことが分かったということです。
警察はさらにナイフの鑑定を進め、指紋の特定などを急いでいます。
薄手の服装になる夏を前に、電車内での痴漢や盗撮行為に注意を呼び掛けるキャンペーンが6月3日、千葉県市原市内の駅で行われました。
警察庁が定める15日までの痴漢撲滅強化月間に合わせて行われたこのキャンペーン。
学生などの帰宅時間と重なる午後4時半過ぎ、JR五井駅の改札前に、東海大学付属市原望洋高校など市原市内にある高校の生徒、あわせて30人余りが集まりました。
生徒たちは、駅を利用する学生や会社員に「痴漢被害に気を付けてください」などと声をかけながらパンフレットなどが入ったグッズを配りました。
県警によりますと、2024年1年間に 県内で検挙された痴漢の件数は73件で、そのうちの約半数の36件が電車内で発生していたということです。
市原警察署生活安全課の藤野宜英警部補は「被害者も、被害を見た人も痴漢には声を上げ、見逃さないよう徹底してほしい」と呼びかけています。
今年4月、名古屋市千種区で女の子(6)にわいせつな行為をしたうえ、けがをさせたなどとして、男(40)が再逮捕されました。
不同意性交致傷などの疑いで再逮捕されたのは、名古屋・南区の無職・加藤大地容疑者(40)です。
警察によりますと、加藤容疑者は今年4月、千種区の集合住宅の通路で、女の子(6)に対し、わいせつな行為をしたうえ、軽傷を負わせ、その様子をスマートフォンで撮影した疑いがもたれています。2人に面識はなかったということです。
加藤容疑者は、去年12月、女の子(当時7)にわいせつな行為をした疑いなどでこれまでに2回逮捕されていて、警察が押収したスマホなどを確認したところ、今回の事件が発覚しました。
調べに対し、黙秘しているということです。
新名神高速を逆走したなどとしてペルー国籍の男が逮捕された事件で、4日、実況見分が行われました。
駆け付けた警察官の顔面に頭突きをしたとして、自称パート従業員の40歳の男が公務執行妨害の疑いで6月3日、逮捕されました。男は容疑を一部否認しています。
【写真を見る】警察官の顔面に頭突きか…40歳の男「頭突きは当たっていない」公務執行妨害で現行犯逮捕 富山・高岡市
逮捕されたのは、富山県高岡市に住む自称パート従業員の男です。
警察によりますと、男は6月3日午前11時21分頃、高岡市内の住宅で、駆け付けた20代の巡査の顔面に頭突きをし、胸倉をつかむ暴行を加え職務の執行を妨害した疑いがもたれています。
警察官にケガはありませんでした。
20代巡査は、近所の住民からの「付近の家で男が暴れている」との110番通報を受けて駆け付けたもので、複数の警察官で対応していました。
調べに対し男は、胸ぐらはつかんだが、頭突きは当たっていないと、容疑の一部を否認しているということです。
同署では、事件の詳細について引き続き調べを進めています。
3日、越谷市でトラックと衝突した病院の送迎車が用水路に転落し1人が死亡・4人がけがをした事故で、3日夜遅く、送迎車を運転していた64歳の男が逮捕されました。
3日午後0時半すぎ、越谷市西新井の市道交差点で病院の送迎車が出会い頭にトラックと衝突して、用水路に転落しました。
送迎車には6人が乗っていて、このうちさいたま市緑区の望月秀英さん(73)が腹部を強く打つなどして死亡しました。
また、男性4人が軽いけがをしました。
警察は3日夜遅く、過失運転致死の疑いで送迎車を運転していた杉戸町目沼の団体職員、山崎義昭容疑者(64)を、逮捕しました。
調べに対し、山崎容疑者は「死に至らしめてしまい申し訳ありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、山崎容疑者は、事故後の現場検証で「左からトラックが来るのはわかっていたが先に行けると思った」と話していたということです。
警察は、詳しい事故の状況を調べています。
全国的に警察をかたる詐欺の被害が増えていることを受け、警察庁と全国の警察が連携して被害抑止を呼びかけています。
この広報活動は、警察庁と全国の都道府県警が連携して、2日から8日まで集中的に行っています。
警察をかたる詐欺は、ことし1月から3月まで、全国の被害金額が、およそ171億6000万円。県内では警察をかたる詐欺を含むオレオレ詐欺の被害金額が、4月末現在で、1億8000万円あまりで、去年の同じ時期より大幅に増えています。
広報では、警察がSNSを利用して連絡することはないこと、捜査を理由にお金を要求することはないことなどを呼びかけていて、県警では、このような場合、「詐欺を疑い、警察に相談してほしい」としています。
国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用した詐欺事件で、男5人が再逮捕されました。今回立件されたのは北海道、沖縄での事件で被害総額はおよそ189万円です。
再逮捕されたのは東京都の自営業、小笠原惇容疑者(40)や住所不定無職の少年(17)のほか、北海道などに住む男5人です。
高知県警の調べによりますと、5人は2024年6月から2025年3月までの間、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用して、税務署に対して虚偽の内容を記載した所得税などの申告書を提出し、還付金およそ189万円をだまし取った疑いがもたれています。
被害にあったのは北海道、沖縄の2道県です。県警はこれまでに、同様の手口の事件で10人を逮捕していて、今回の5人は一連の捜査の中で容疑が固まったということです。
一人がe-Taxの利用に伴う、識別番号・暗証番号を入手し、別の共犯者が虚偽の確定申告を実施していたとみられます。
小笠原容疑者が「上位者」とみられ、だまし取った金の多くが小笠原容疑者に流れていたとみられます。県警は「捜査に支障をきたす」として5人の認否を明らかにしていません。いまだに捜査対象者は数百人にのぼるということで県警が事件の全容解明を進めています。
路上で少女の背後から体液をかけ、衣服を汚したとして浜松市中央区に住む工員の男が逮捕されました。
器物損壊容疑で逮捕されたのは浜松市中央区入野町に住む工員の男(25)で、5月中旬、路上で面識のない少女(10代)の背後から自らの体液をかけて、衣服を汚損した疑いです。
少女は当初、被害に気付いていませんでしたが、その後、身に覚えのない衣服の汚れを不審に思い、家族が警察に通報したことで事件が発覚し、警察は防犯カメラの映像や少女への聞き取りなどから男を割り出しました。
これまでに男が体液をどのように掛けたのかはわかっておらず、警察は認否についても明らかにしていません。
浜松市中央区で橋の脇から車が東名高速に転落した事故のあと、現場に置き去りにされた児童2人の母親について、以前、児童相談所にネグレクトを疑う情報提供が寄せられていたことがわかりました。
逃走男を匿った疑い…”交際相手”の女を逮捕 高速に車で転落するも車も”小学生2人”も放置 男の過去は?「4~5回くらい結婚していて…」
6月1日、浜松市中央区初生町で車がフェンスを突き破り東名高速の路側帯へと転落した事故で、警察は同月2日、車を放置し現場から逃げたとして道路交通法違反(無免許運転、危険防止措置義務違反・事故不申告)容疑で自称・御前崎市佐倉に住む無職の男(47)を逮捕しました。
この事故をめぐっては、車に男のほか小学生の女児(8)と男児(7)の姉弟も乗っていましたが、男は2人を置き去りにしていたことがわかっていて、警察は逃走する男を匿ったとして、6月3日に姉弟の母親で浜松市中央区三方原町に住む無職の女(34)を犯人蔵匿等容疑で逮捕しています。
捜査関係者などによりますと、逮捕された男と女は交際関係にあり、女については以前、児童相談所にネグレクトを疑う情報提供が寄せられていました。
女と同じ集合住宅に住む人の話では、子供たちだけで長時間留守番させられる姿や反対に子供たちだけで夜にコンビニへ買い物に行かせられる姿を度々目撃したほか、男児が「お母さんごめんなさい」と叫ぶ声が聞こえることもあったということです。
また、部屋の前には多数のゴミが置かれ住民の間で問題視されていて、家の中からは壁や床を叩くような大きな騒音が聞こえ、別の近隣住民も「大きな声や怒鳴り声がよく聞こえてきた」と話します。
さらに、近くで飲食店を営んでいる店主は「朝帰りしている時もあった。子供が2人だけで遊ぶなど、育児放棄気味で心配だった」と口にしました。
患者への虐待につながりかねない行為などをした男性職員について、静岡県立こころの医療センターは6月4日付で停職処分としました。
停職2週間の停職処分を受けたのは静岡県立こころの医療センターに勤務する係長級の男性職員(55)です。
この男性職員は4月25日、病室内に設置されたトイレ以外の場所で排泄をしてしまった患者に対して、本来はさせるべきではない室内の掃除や排泄物の処理を強要しました。
また、この患者を約25分にわたり下半身裸の状態で病室に置き去りにしたほか、服を着るよう促す際、右ひじの付近を平手打ちしたこともわかっています。
男性職員はさらに、一連の行為を目撃していた上司が病院に報告したため、強い口調で「話を聞きたい」と詰め寄った上に、上着の袖を引っ張るなどの乱暴で威圧的な行為に及びました。
病院側の聞き取りに対して、男性職員は「注意を促す行動で虐待の意図はなかった。自分で出来る作業と判断した」と釈明する一方、「適切な行動ではなかったと反省している」と話しているということです。
県立こころの医療センターはすでに病棟の責任者が本人や家族に対して謝罪していて、大橋裕 院長は「人権・尊厳を重んじて信頼回復に努める」とコメントしています。
浜松市中央区初生町で車がフェンスを突き破り東名高速の路側帯へと転落したものの、車を放置し現場から逃げたとして、警察は道路交通法違反(無免許運転、危険防止措置義務違反・事故不申告)容疑で6月2日に自称・御前崎市佐倉に住む無職の男(47)を逮捕しました。
逃走男を匿った疑い…”交際相手”の女を逮捕 高速に車で転落するも車も”小学生2人”も放置 男の過去は?「4~5回くらい結婚していて…」
男は事故を起こした後、同乗していた小学生の女児(8)と男児(7)の姉弟を現場に置き去りにしていて、警察は逃走した男を匿ったとして同月3日に姉弟の母親で浜松市中央区三方原町に住む無職の女(34)を犯人蔵匿等容疑で逮捕しています。
こうした中、逮捕された女について、以前、児童相談所に「ネグレクトの可能性がある」と情報提供があったことが新たにわかりました。
捜査関係者によると、逮捕された男と女は交際関係にあったということです。
静岡県浜松市で小学生2人を乗せた車が東名に転落した事故で、無免許運転や現場から逃走した疑いなどで逮捕された男の身柄が検察に送られました。
送検されたのは自称・御前崎市の無職の男(47)で、6月1日浜松市中央区で車を無免許運転して東名に転落する事故を起こし現場から逃走した疑いがもたれています。
これまでの調べで男は2014年に起こしたひき逃げ事件で免許取り消しになっていて、今回事故を起こした車は他人名義のものだということです。
当時車には小学生2人が乗っていましたが現場に置き去りにされていました。
警察は男をかくまった疑いで交際相手とみられる女(34)も逮捕・送検していて、事故前後の状況を詳しく調べています。
5月13日、名古屋市守山区で車で事故を起こし、無免許で運転していた19歳の男性が死亡、助手席の17歳の男子高校生がケガをした事故で、車を貸した19歳の知人の男が6月4日、逮捕されました。
5月13日、名古屋市守山区で乗用車が街路灯に衝突し、無免許で運転していた19歳の男性が死亡、助手席にいた17歳の男子高校生もケガをしました。
警察によりますと、死亡した19歳の男性が無免許と知りながら乗用車を貸したとして6月4日、知人で19歳の男を道路交通法違反の疑いで逮捕したということです。
また、男は乗用車と交換する形で男性のバイクを借り、無免許で運転した疑いも持たれていて、「行為は認めるが、男性が免許を持っていると思った」などと容疑を一部否認しています。
2人はそれぞれ時速120キロほどで走行していたとみられ、男は事故後、逃走していました。
あわせて200キロの米を販売するとウソをつき、女性から現金8万円余りをだまし取ったとして、69歳の男が逮捕されました。約20人が同様の被害に遭ったとみられています。
【動画で見る】約20人が被害か…「米100kgを4万2千円で売る」などとウソ 女性から8万円余り騙し取った疑いで69歳男を逮捕
警察によりますと、逮捕されたのは住所、職業不詳の緒方稔容疑者(69)です。
今年2月、名古屋市緑区の60歳の女性に「熊本県産の米100キロを4万2000円で販売する」などとウソをつき、代金をだまし取った疑いが持たれています。
3月にも同じ女性から米100キロの代金として4万円をだまし取ったということですが、実際に女性のもとに届いたコメはあわせて20キロほどだけでした。
緒方容疑者は「何も言いません」と認否を留保していますが、去年から名古屋のスーパーなどで、買い物客に「コメ100キロを4万円から5万円で売る」などと声をかけていたということで、20人ほどが被害に遭ったとみられています。
きのう夕方、今治市で住宅1棟が全焼し、1人の遺体が見つかった火事で、警察は、亡くなったのはこの家に住む女性と判明したと発表しました。
きのう午後6時半ごろ、「向かいの家の1階が燃えている」と近所の住民から消防に通報がありました。
火事があったのは、今治市郷本町1丁目の石川美智さん(48)の木造平屋建ての住宅で、火はおよそ40分後に消し止められましたが住宅は全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
石川さんは一人暮らしで、警察は、火事のあと石川さんと連絡が取れないとして、遺体の身元を確認していました。
そしてきょう午後、警察は亡くなったのが石川さんと判明したと発表しました。
郡山市で起きた殺人未遂事件について逮捕された男は「被害者の態度が気に入らなかった」などと供述していることがわかりました。
▽ハンマーでPC破壊し隠ぺい工作か?「いわき信組」巨額不正融資問題
殺人未遂の疑いで逮捕・送検されたのは郡山市の無職・髙橋康雄容疑者(52)です。
警察によりますと髙橋容疑者は2日の夜、郡山市の自宅で同居する息子(30代)を金づちのようなもので殴り殺害しようとした疑いがもたれています。
警察の調べに対し、髙橋容疑者は、けがをさせたことは認めているものの「金づちで殴っていない」などと容疑を否認しています。
また、「息子がスマホでテレビを見ていたことに腹が立った」「態度が気に入らなかった」などと供述しているということです。
髙橋容疑者は当時酒を飲んでいたと見られています。
北海道北広島市でアパートの郵便受けから他人の水道の検針票を盗んだとして男が再逮捕されました。いま、郵便受けから個人情報が盗まれ別な犯罪に巻き込まれるケースが増えています。
4日に身柄を検察庁に送られた、札幌市白石区の自称、業務請負業・佐藤拓也容疑者(56)。
先月、北広島市にある集合住宅の郵便受けから他人の水道の検針票を盗んだ疑いが持たれています。警察の調べに対し「やったことに間違いない」と容疑を認めています。
佐藤容疑者は先月、別の事件でも逮捕されていました。
廣瀬美羽記者)
「事件の発端は、頼んでいない商品の請求書が届いて困っているという通報でした」。
去年12月、札幌市豊平区西岡にある集合住宅の住人になりすまし、ショッピングサイトから5250円相当のサプリメントを注文し、この住人の郵便受けに届いた商品を盗んだ疑いが持たれています。
警察は今回の北広島の事件について、佐藤容疑者が水道の検針票に書かれていた他人の個人情報を悪用し、前回と同じ手口の犯行に使おうとした可能性があるとみて捜査しています。
郵便受けが狙われる事件。札幌で似たような手口の被害にあった30代の女性はこのように語ります。
被害にあった女性)
「最初はポストに身の身に覚えのない請求書が届いててそれが製薬会社サプリメントみたいの請求書だけが入ってたんですよね」、「最初は確か1000円台のものだったんですけど、徐々に2000円とか5000円とかの定期コースで」。
女性が住むマンションの郵便受けに去年4月から身に覚えのないサプリメントの請求書が届き始めたといいます。
被害にあった女性)
「届いてるものが私の名前、私宛て。住所もうちなので。全部ポスト便なのでもうなんとなく察しがついて、多分ポストの住所を勝手に名前を使ってここで受け取りしてるんだろうなっていうのは、気づきましたね」。
事件の概要はこのとおり。何者かが郵便受けに入っていた検針票などから女性の個人情報を盗み、女性の住所宛てにサプリメントを注文。女性の郵便受けに届いた商品はすぐに何者かが回収し、女性が郵便受けを確認したときには身に覚えのない請求書だけが入っているというものです。
サプリメントの会社に事情を説明し支払いは免除されたという女性。郵便受けにはダイヤル式のカギがあるものの、簡単に開けやすい状態だったということです。
被害にあった女性)
「結構簡単なポストで回して番号を2回揃えれば開くみたいなやつなんで自分でも番号忘れちゃうのでちょっとずらせば開くようにしてしまってた」、「多分それで簡単に開けられちゃって中に入ってたハガキとかで名前とか住所を使われたのかな」。
住宅の防犯対策に詳しい専門家は、郵便受けは狙われやすく防犯対策が欠かせないと話します。
ALSOK北海道営業統括担当 青木伸行課長)
「まず、ポスト自体が例えば、居住者の許可がなくても例えば新聞を入れたりですとか不在の時に配達物を入れるものですのでそもそもが狙われやすいもの」、「中からカバーですとかフラップを設置して中が見えないようにしたり容易に手を入れられないようにするというような対策は可能です」、「ポストの中のものが溜まっていると高さが増していって配達物に手が届きやすくなる取られやすくなりますので、必ず回収すると」、「こまめに回収し、配達物を貯めておかない。これがいろんな意味で大事だと思います」。
北海道東部で牛60頭以上を襲ったヒグマ「OSO18」が、エゾシカなどを主に食べる極度の肉食だったことが分かりました。
道東を中心に牛60頭以上を襲って「怪物」「忍者」とも呼ばれ、2023年に駆除された「OSO18」。
福井県立大学などが「OSO18」を含む北海道内のクマ約600体の骨を分析した結果、クマは本来は雑食ですが、「OSO18」は3歳から駆除された9歳まで継続してエゾシカなどを食べていた極度の肉食だったことが分かりました。
「(シカの)死がいを見つけたら食べることが(通常の)やり方だが、年中食べているのが(OSO18の)特徴」(福井県立大学 松林順 准教授)
理由は分かっていませんが、「OSO18」の活動エリアだった標茶町周辺で駆除されたクマでも同様の傾向がみられたということです。
三重県の新名神高速で起きた逆走事故で、警察は逆走した車を運転して逮捕された男を現場に立ち会わせ実況見分を行いました。
警察によりますと、ペルー国籍のロッシ クルーズ ジョン エリアス容疑者(34)は、危険運転致傷などの疑いで逮捕されました。
5月18日、新名神高速下りの鈴鹿トンネル付近で、逆走によって車4台が絡む衝突事故をおこさせ4人にけがをさせたなどの疑いがもたれています。
警察は4日、新名神の菰野インターチェンジから甲賀土山インターチェンジの間の下りなどを午後1時半から約2時間通行止めにして実況見分を行いました。
エリアス容疑者(34)のほか、被害車両の運転手らも立ち会い、事故当時の状況などについて確認する作業を行いました。
2024年5月、県内で女性の首を絞め付けるなどの暴行を加えてけがを負わせ、性的暴行を加えたとして不同意性交致傷の罪で起訴された、在沖米海兵隊上等兵の男(22)の裁判員裁判第2回公判が3日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)で開かれた。被害に遭った女性の証人尋問が行われ、「人はこんな風に死ぬんだと思った」などと当時の緊迫した状況を証言した。
尋問は、別室と法廷を映像と音声でつなぐ「ビデオリンク方式」で、午前10時から休憩を挟んで午後4時30分まで行われた。
検察側の冒頭陳述などによると、被告は2024年5月26日早朝、本島の繁華街を一人で歩いていた女性に声を掛けた。タクシーに無断で同乗するなどしてつきまとい、女性の交際相手の自宅玄関で犯行に及んだとしている。被告は2日の初公判で「疑われるようなことは一切していない」と無罪を主張している。
女性は、「(被告が)背後から力強く首を絞めてきた」と証言。悲鳴を上げるなどの抵抗をしながら何度も意識を失ったとし、「怖いというより、この人は人を殺すことが目的だったのかなとか、人はこんな風に死ぬんだと思った」と声を震わせた。